ー事務所ー
美希「…なんなの急に……」
春香「あれ?テンション低いね」
美希「眠いの……」
春香「まあまあクッキーどうぞ」ズズッ
美希「やけにいっぱい作ったんだね」
春香「市販のを色々と混ぜたの」
美希「それで当てろってコト?」
春香「ズバリ正解です!」
美希「……なんか…フフッ…超メンドクサイの…」
春香「ンフッw……そ、そんなこと言わないで!!」
所々に草生やすので、嫌な人はブラバ推奨
ただダベるだけのスレです
美希「じゃあこのちっちゃいやつから…」ヒョイ…パクッ
春香「…どう?」
美希「……」モグモグ
美希「あ、これ多分市販なの」
春香「正解!ブルボンプチシリーズだよ」
美希「美味しいよねコレ。安いし」
春香「ハイ次!次!はいはい!!」
美希「…なんなの…w」
ガチャッ
春香「あ、誰か来たね」
やよい「…あっ!春香さん!美希さん!こんにちはっ!」ガルーン
春香「仕事終わり?おつかれさまー」
美希「やよいー、こっちこっち」
やよい「はい?」トテトテ
美希「やよいもやる?マズいクッキー当てゲーム」
春香「なんで私のマズい前提なの!?」
美希「んっ…w」
やよい「じゃあ、この平べったいのをもらいますねー」ヒョイッ…パクッ
やよい「……」もぐもぐ…
春香「お口に合いますでしょうか…」
やよい「うっうー!美味しいですー!」
美希「じゃあ市販なの」
春香「泣いていい?」
美希「結局答えは?」
春香「……市販でございます」
やよい「これ、100円でいっぱい入ってるやつですよね?」
春香「確かそう…だったかな?」
やよい「お得なので、よく買うんですー!」
美希「…あふぅ……あと何種類あるの?」
春香「3」
美希「自分でも食べてみれば?」
春香「自分で!?」
やよい「目をつぶればできそうですよ?」
春香「じゃ、じゃあいきまーす!」ヒョイッ
春香「……」パクッ…
春香「……」モグモグ…
春香「………市販…?」
やよい「…わ、わたしに聞かれてもー……?」
美希「…ふふっ…なんで自信ないの…w?」
春香「…だ、だって……w」
美希「じゃ、残った2つ食べてみよっか」
やよい「はいっ」
モグモグ……
春香「……分かる?」
美希「…パサパサしてビミョーなの……これでしょ?」
春香「ちっ、違うよ!!多分!!」
やよい「こっちは美味しいですよ?」
美希「じゃあ、やっぱりこれだね」
春香「あ、なんだろ。涙でてきた」
美希「……ねえ」
春香「え?」
美希「結局どれなの?」
春香「……えーっと…」
春香「……私にも分かんなくなった…」
美希「…なんなのなの……w」
やよい「……」パクパク…
やよい「…あ!わかりましたっ!」
春香「え?どれ?」
やよい「コレだと思いますー」ヒョイッ
美希「……あれ?それって…」
やよい「春香さんが食べてたクッキーです!」
春香「ブフッ」
美希「アハハハっwww!!自分で間違えてちゃ意味ないの…ww」
春香「んっふ…ww、いや!だって…w…目瞑ってたし!……クフッw」
やよい「でも、ちょっと半開きにしてましたよね?」
春香「」
美希「~~~~~っwwwwww」バンバン!!
春香「…そろそろ帰ろっかなー」
美希「あれ?もうお仕事全部終わってたの?」
春香「うん、今日は珍しく午前で全部終わり」
やよい「わたしも午前中に全部終わりでしたー」
美希「ミキもなの。この売れてる時期に珍しいってカンジ?」
春香「…折角だしさ?」
美希「遠慮しとくの」
春香「まだ何も言ってないよw!」
春香「他のみんなはまだ仕事中だし…」
春香「三人でお出掛けしない?」
やよい「楽しそうですー!」
美希「あ、じゃあ春香の家に行きたいの」
春香「私の家…?」
やよい「貴音さんの家の次にミステリアスですからねー」
春香「別に普通の家なんだけど…」
ー天海宅・春香の部屋ー
春香「散らかってるけど、どーぞ」
やよい「居心地よさそうな部屋ですね」
美希「なんか、春香の部屋ってカンジ」
春香「え?どーゆー意味?」
春香「…で、勢いで来たはいいけど……」
春香「…特に何もないよ?」
美希「そこら辺探せば何かでてきそうなの」ガサガサ
春香「ちょっと!仮にも乙女の部屋!!」
やよい「…あ!そこにパズルがあります!」
美希「…あ、これ?」ヒョイッ
春香「……あ、懐かしい……昔諦めた500ピースパズルだ…」
美希「じゃー、これで遊ぶの!」
やよい「これトトロですよねー?」カチャカチャ
春香「あー、多分そうかな?」カチャカチャ
春香「ジブリの中でトトロが一番好きなんだよねー」カチャカチャ
美希「トトロは王道ってカンジ」カチャカチャ
春香「……ふふ…悪意のある発言じゃないよね?」
美希(のヮの)「何のことかわからないの」
春香「……」プルプル…
やよい「わたしも好きですー、トトロ」カチッ
春香「ね、いいよね!あのほのぼのとした空気感がさー」カチャカチャ
やよい「『まっくろくろすけ』がカワイイんですよねー」カチッ
美希「あ、それ別の作品にも出てるの見たことあるの」カチッ
春香「千と千尋だったよね」
やよい「アレはちょっとコワイです…」
美希「親が豚になってるって、なかなか絶望的な状況だと思うな」カチッ
春香「……確かに…」
美希「貴音ならあんなヘマしないよね」カチッ
春香「何が?」カチャカチャ
美希「一瞬で平らげちゃうから、豚にする隙がないの」カチッ
春香「……完全に否定しきれない…」
やよい「それに、貴音さんは魔法も使えそうですー」
美希「貴音に変なことしたら、月に変わってオシオキされちゃうの」カチャカチャ
春香「…もしかして、もともとあっちの住人…?」
美希「あ、貴音に言いつけとくの」カチッ
春香「豚にされちゃう…」
美希「…ねー、春香ー」
春香「…はい?」カチャカチャ
美希「…まだ1つもピースはめてないね」カチッ
春香「……」
美希「……」
春香「…だって……分からないんだもん…」
美希「結構カンタンだと思うな」カチャカチャ
春香「美希はなんか…あれじゃん。才能でなんやかんやできるもん…」
美希「…そんな、人をチートみたいに言わないでほしいの……」カチッ
春香「やよいも結構慣れてるね?」
やよい「うっうー、よく家族と遊ぶんですー」カチャカチャ
春香「なるほどー」
やよい「もう少しで完成ですねー」カチッ
美希「あと50コくらい?」カチャカチャ
春香「買ってから4年たって、ようやく完成しようとしてる……」
美希「4年間もあんなとこに放っておいたの?」カチッ
春香「あはは……今まで存在そのものを忘れてた…」
美希「これが最後の1ピースなの」
春香「ついに…」
やよい「完成します!」
美希「じゃあ、春香にあげるの」
春香「じゃあお言葉に甘えて……えいっ!」カチッ
やよい「うっうー!完成でーす!」チャチャーン!
美希「…結構頭使ったね」アフゥ…
春香「おー…完成体はこーなってたんだー…」
やよい「バス停のシーンですね」
春香「こーゆー葉っぱの傘差してみたいなぁ」
美希「あ、この前響がジャングルでやったって」
春香「……ジャングルかぁ…」
美希「…露骨に嫌な顔してるの……w」
春香「ふふっ…w」
春香「パズル飾ってみたよ」
やよい「おー」パチパチ
美希「写真撮っていい?」パシャッ
春香「言いながら撮ってるっていう……w」
美希「ンフッ…w」
春香「…そろそろお腹空いてきたね」
やよい「そういえばお昼まだ食べてませんでしたー…」
美希「春香の手作り料理食べたいな」
春香「…手作りとかそれ以前に…冷蔵庫に何も無かった気がするんだよねー……」
美希「じゃ、出前でいいの」
春香「私の手料理あっさり捨てたね」
美希「くふっ…www」
やよい「…あ!これホットプレートですよね?」
春香「そうだよー。それでよくお菓子作り練習してるの」
やよい「これで何か料理を作って、皆で食べませんか?」
美希「グッドアイデアなの!」
やよい「それじゃあ、買い物に……」
三人「しゅっぱーつっ!」イェー!
ーデパートー
美希「何つくろっか?」
春香「お好み焼き…は、ちょっと重いかー」
やよい「…あ!餃子とかはどうですかー?」
春香「あ、それよさそう!」
美希「中身も自分で決められるね」
やよい「餃子の皮を…50枚くらいですかねー?」
春香「一人16コくらい…うん、そーだね」
やよい「あとはひき肉と…もやしと…」ヒョイヒョイ…
春香「あと、飲み物とかお菓子とかも買おっか」
やよい「はいっ」
ー ドリンクコーナー ー
春香「…あ、これ伊織がいつも飲んでるやつだ」
やよい「これ何回か飲ませてもらったんですけど、すっごく美味しかったです!」
春香「……でも、ちょっと高いんだね」
やよい「はい…もやしが24袋買えちゃいます…」
春香「いくら稼いでも、金銭感覚は庶民なんだよねえ……」
やよい「わかりますー」
春香「とりあえず……あ、バヤリースでいいかな?1,5Lのやつ」
やよい「ばやりーす好きです!」
春香「よいしょ……重っ…」ズンッ
やよい「あ、カゴ持ちますよー」ヒョイッ
春香「ありがとー…流石、買い物に慣れてらっしゃる」
やよい「買い物のお陰で、だいぶ鍛えられてるんですよー」
春香「そのうち、妹弟を腕にぶらさげて回したりできるようになるかもねー」
やよい「……それは無理かなーって」
春香「あ、ごめんなさい」
ー お菓子コーナー ー
春香「…そういえば、もうハロウィンかー」
やよい「お仕事が少ないときは、よく事務所の皆でパーティーしましたよね」
春香「あの頃が懐かしいなあ…」シミジミ
やよい「またやりたいですねー」
春香「スケジュール的に無理だろーなー……いや、夜に集まれば…」
やよい「プロデューサーさんに頼めばなんとかなると思います!」
春香「あ、確かに。プロデューサーさん……超人だもんね」
春香「…あれ?そういえば美希は…」
やよい「さっきどこかに行っちゃいました」
春香「相変わらず自由だなぁ…」
やよい「多分、おにぎりコーナーだと思います」
春香「だね、行ってみよっか」
ー おにぎりコーナー ー
美希「……うーん、あんまり買っても餃子も食べるし…」
春香「あ、やっぱりいた」
美希「あ、もう買い物終わった?」
やよい「だいたい終わりましたー」
美希「ミキも今決めたとこ。じゃ、レジ行こ?」
春香「……」
ー外ー
美希「重いの!なんでミキがバヤリース持つの!?」
春香「買い物手伝わなかったし」
美希「だからってキャベツまで持たせるのは酷いの!断固抗議なの!!」
やよい「わ、わたしが持ちましょうかー?」
美希「やよいに持たせるのは悪いの。ミキはリボンに持ってほしいの」
春香「あ、いいよ?そのバヤリース貸して?それで思いきりひっぱたくよ?」
美希「先輩が怖いの…w」
春香「フフッ…w」
ー春香の部屋ー
春香「とうちゃーっく」ガチャッ
美希「…腕が痛いの……」ドサッ
やよい「大丈夫ですかー?」
美希「やよいは優しいね。どこかのダブルリボンとは違うの」
春香「んふっ…w……ちょっと美希、そこに跪いて?」ブンッ…
美希「バヤリース振り上げないでほしいな…w」
春香「じゃ、まず餃子の種作りだね」
美希「ミキは何すればいいの?」
春香「じゃあ、ホットプレートの準備お願いしていい?」
美希「そのくらい余裕なの!」
やよい「じゃあ、キャベツ切っちゃいますねー」
春香「で、私は下準備っと」
美希「ピッタリの役職だね」
春香「美希さ?私のこと嫌いでしょ?」
美希(のヮの)「……そ、そんなこと…ンフッw…な、ないの……アハッ…w」
春香「めっちゃ目そらしてるじゃんwwwwww!!」
美希「あははっwwwww!!」
やよい「仲良しですねー」
春香「…っと……」ヒョイッ
美希「……あれ?何でリボン取ったの?」
春香「…いや、よく考えたら家の中でもリボンつけてる意味ないなーって…」
やよい「あ、いつも家では外してたんですかー?」
春香「うん。両親の前でおめかししてても意味ないしね」
美希「本体外しちゃって大丈夫?」
春香「そこに跪け」
美希「ふふっw」
やよい「~♪」トントントンッ
春香「野菜を洗って…っと」ジャー…
美希「プレート、何度に設定するの?」
春香「あ、『低温』って所にしといてー」ジャー
美希「わかったの」カチッ
やよい「あ、春香さん!このキャベツも水洗いしてもらっていいですかー?」
春香「はいはーい」ジャー
春香「あ、やよいー、そこのボウルとってもらっていい?」
やよい「これですかー?」ヒョイッ
春香「うん、それそれ。具材混ぜようと思って」
やよい「じゃあ、ひき肉も出しておきますねー」ガサガサ
春香「…よし!このくらいかな」グニグニ…
美希「中身できた?」
春香「うん」
美希「ドジして釘とか、クフッ…w…入れてない?大丈夫…w?」
春香「入ってないよwww!!」
やよい(……入ってない…よね?)チラッ…
美希「じゃあ、ようやく餃子づくり開始!なの」
春香「これって、地味に難しいんだよね」グイグイ
やよい「入れすぎると、しめるときに溢れちゃいますからねー」
美希「えっ?そうなの!?」
春香「…あ、それ出るよ。確実に」
美希「……」
美希「…ミキには、はみでた餃子を食べるしか道は残されてないっていうの……?」
春香「……」
やよい「……」
美希「そんなの……ヤ!!」
春香「ワガママ言わずに食べなよ」
やよい「ボウルに少し戻せばいいとおもいますよー?」
美希「…みんな冷たいの……」
美希「……」ギュッギュッ…
春香「……」グイグイ…
やよい「……」ぐっぐっ…
美希「……」ギュッギュッ…
春香「……」グイグイ…
やよい「……」ぐっぐっ…
美希「……あふぅ…」ギュッギュッ…
春香「……」グイグイ…
やよい「……」ぐっぐっ…
美希「……」ギュッギュッ…
春香「……」グイグイ…
やよい「……」ぐっぐっ…
春香「しずかっ!!!」バンッ!!
美希「んっふ……w」プルプル…
やよい「…くふっ……」ピクッ…
春香「聞こえてくる音は餃子を作るネチョネチョって音と、美希のあくびだけっ…w!!!」
美希「クフッ…溜めに溜めたね……w」
春香「ふふっw……いつ言うか迷ってた…w」
やよい「芸人魂ですねー?」
美希「……芸人…プフッw」
春香「あれですから、春香さんは芸人じゃなくてムードメーカーですから」
春香「ムードメーカーですよ!ムードメーカー!」
美希「ンフッ…何でわざわざ言い直したの…w」
春香「…よし、そろそろ焼けるかなー」
やよい「ちょうど作り終わりましたー」
春香「私もー。美希は?」
美希「おっけーなの」コトッ
やよい「おにぎりはみでてますよ」
美希「ブフッ」
春香「くくっ…w……つ、冷たいツッコミ…ww」
春香「…とゆーか、なんでおにぎり入れたの…w?」
美希「おにぎりは美味しいよね」
春香「うん?…うん」
美希「餃子も美味しいよね」
春香「うん」
美希「そーゆーこと」
春香「んふっ…」
更新 バン はよ
バン (∩`・ω・)バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
ドゴォォォォン!!
; ' ; \,,(' ⌒`;;) !!
,' (;; (´・:;⌒)/
∧_∧(;(´⌒`,;))
Σ( ; ・д・)((:(;;')` .
⊂ヽ ⊂ )/ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄\/___/ ̄
美希「とにかくさっさと焼くの。やよい、一緒に焼こ」
やよい「はーい」
春香「じゃー私はドリンク注いでるねー」
春香「私とやよいの」
美希「ンフッ…w」
美希「…陰湿……陰湿なの…w」
美希「とりあえず適当に10コくらい並べたけど、これでいいかな?」ジュー…
やよい「少しだけ水を入れて、フタして蒸しましょー」トポポ…ジュワー
美希「透明なフタだね」
やよい「これなら中がよく見えて、どれくらい焼けてるか一目瞭然なんです!」
美希「便利な世の中になったの」
春香「いつの時代から来たの?」コポコポ…
美希「フフッ…w」
春香「はい、やよい。ジュース」コトッ…
やよい「うっうー!ありがとうございますー!」
春香「どう?そのホットプレートうまく焼けそう?」
やよい「大丈夫だと思いますよー」
美希「はるかー、ミキの分のジュースは?」
春香「はい」コトッ
『いろはすトマト味』
美希「……なにこれ…?」
やよい「とまと味……?」
春香「……」
美希「……」
春香「……」ズズッ…
美希「………フフッ……少しずつこっち近づけないで…w?」
春香「んふっ……w」
春香「一目見てティンときたから買ったんだけど……」
美希「センス無さすぎだと思うな」
春香「ヒドイ言われよう…」
やよい「美味しいんですかね?」
春香「トマトジュースみたいなものじゃない?」
美希「とりあえず飲んでみるの」グググ…カキュッ
美希「……」ゴクッ…
春香「……」
やよい「……」
美希「……」
春香「……」
やよい「……」
美希「……うん…?」
春香「…すっごい疑問の顔してる……w」
やよい「おいしくなかったんですか…?」
美希「……うーん…ワカンナイの。飲めばわかると思うな。はい」
やよい「ありがとーございます」ヒョイッ
春香「……あ、餃子そろそろお皿に…」ヒョイヒョイッ…
やよい「……」コクコク…
美希「あのね、時間差でくるの」
やよい「……」
やよい「……あ、とまとが…」
美希「ね?くるでしょ?」
やよい「これは……」
やよい「……なんなんでしょー?」
美希「分かんないの。飲んだ人にしかわからないの」
春香「餃子焼けたよー。餃子ですよ、餃子」
美希「餃子なんていいから春香も飲むの」
春香「餃子なんていいからって……」
春香「結局どんな味だったー?」
美希「わかんないの」
やよい「とまとの味でした!」
春香「とりあえずマズくは無さそうだね」
美希「リアクションとれなくて残念だね、あはっ」
春香「あ、ミキの餃子にタバスコかけとくね」
美希「ゴメンナサイなの」
春香「……」ゴクゴク…
春香「…あれ?普通に美味しくない?」
美希「……えー…?」ジトッ…
春香「いやいや!!何そのケダモノを見るような目!!」
美希「まあ確かに飲めなくはないけど…」
やよい「好みは人それぞれですから」
春香「…………」
美希「それより餃子、焼けたんでしょ?たべよたべよー」
やよい「はいー」
春香「…………」
やよい「うっうー、美味しいですねー!」モグモグ
美希「この、もやしと春雨がイイカンジなの」モキュモキュ
春香「…この焼きおにぎり餃子はどうするの?」
美希「春香にあげる」
春香「え?」
美希「だってマズそうなの……w」
春香「作った本人だよねwww!?」
美希「だってそれ、ただ海苔の外側に餃子の皮が張り付いてるだけなの」
美希「合わせれば美味しいかなって思ったけど、失敗ってカンジ」
春香「多分、ただ餃子の皮が邪魔なおにぎりだよね」
やよい「うっうー!ミキさんは『せんす』が無いってプロデューサーさんも言ってましたー!」
美希「」ポトッ
やよい「はわっ?」
春香「……っ…」プルプル…
やよい「…?春香さん、あの草、なんですか?」
春香「んー?…あ、あの窓際のアレ?」モグモグ
春香「えっとねー、食虫植物の……ハエトリソウ…ハエトリグサだっけ?」
やよい「あ!パクってやるやつですよね!」
美希「なんでよりによって食虫植物なんて置いてるの?」モグモグ
春香「枯れにくそうだなーって」
やよい「でも、枯れかけてませんか?」
春香「ブフッw」
美希「ゲホッゲホッ…www!…えほっ…へ、変なとこ入ったの…w」
やよい「これ指入れたらパクってなるんですか?」
春香「なるよー」
美希「やったことあるんだ」
春香「え?…いや……フフッ…ボロがでた……w」
やよい「はわー…」ソー…ツンツン
美希「触っても動かないんじゃないかな?」
春香「か、枯れかけてるだけで、枯れてはないよ!多分!」
やよい「……!」ツンツン…カプッ
やよい「…えへへー♪面白いですー!」
美希「生きてたね。ミキもやりたいの」ツンツン…カプッ
美希「……なんかムズムズするね」
春香「私も久しぶりに……」ツンツン…
春香「……」ツンツン…
春香「……」ツンツン…
春香「……」ツンツン…
やよい「……くふ…」ピクッ…
美希「……フフフッ…w」
美希「結局、春香だけ反応しなかったね」
春香「育ててる本人なのに……」
やよい「きっと、調子が悪かっただけですよー」
春香「…うん、そうだよね!」
美希「枯れさせかけた恨みじゃないの?」
春香「…………」
やよい「…………」
やよい「…あ!餃子無くなってきたので、焼いておきますねー!」ヒョイッ…ジュー
美希「ありがとなのー」
春香「ありがとやよい」
春香「…とゆーか、まだあったんだ焼きオニギリ……」
美希「春香食べないのー?」
春香「おにぎりはちょっとお腹に重いし……それに、これはちょっと…」
美希「好き嫌いはよくないの。…仕方ないから食べてあげるの」ヒョイッ
春香「あー、無理して食べなくてもいいよ?食虫植物の肥料にするから」
美希「捨てるって言ってるのと同じだと思うな…w」
美希「……」モグモグ
春香「どう?」
美希「普通におにぎりなの」モグモグ
春香「餃子の皮を貼り付けた感想は?」
美希「いらなかったの…w」モグモグ…
春香「やっぱりwww」
やよい「新しいのが焼けましたよー」ジュワー
春香「まってましたー!」
美希「焼きおにぎり第2段なの!」
春香「……ふぅ…ごちそうさまー」
美希「お腹膨れたの……」
やよい「意外と量がありましたねー」
美希「腹ごなしに、運ど……メンドクサイね」
春香「割と早く諦めたね…w」
美希「餃子食べ終わっちゃったよ?」
春香「さて、なにしよっか…」
やよい「『まじかるばなな』に似たゲームやりませんか?」
春香「どんなの?」
やよい「よくきょうだいで遊んでるんですけど、」
やよい「人の名前を言って、その人に関係のあるものを言うんですー」
美希「春香といったら?」
美希「リボン」
美希「……みたいなカンジ?」
やよい「はい!」
春香「リボン以外の言われなかったら悲しいかも……」
春香「人の名前は毎回変えていいんだよね?」
やよい「はいー」
美希「じゃーミキからいくねー」
春香「答えるのが私だね」
美希「『あずさ』といったら」
春香「おっp…、お姉さん」
春香「こ、小鳥さんと言ったら」
美希「ちょっと待つの……w」
春香「ブフッwww…ち、ちがうよ!ちがう!」
美希「何が違うの…w、まだ何も言ってないの」
春香「くふっ……そ、そう!私は何も言ってない!言ってないよ!」
やよい「でも、今『おっぱい』って……」
春香「~~~ッwwwwww、ゲホゲホッ!!」
更新遅くてごめんね
春香「……ふぅ、仕切り直そっか…」
美希「じゃ、春香からなの」
春香「いくよー、やよい!」
やよい「はいっ!」
春香「小鳥さんといったら!」
やよい「事務員さんっ」
やよい「伊織ちゃんといったら?」
美希「おでこ」
春香「んっふ……w」
美希「律子といったら」
春香「めがね」
春香「真美といったら」
やよい「おねえちゃん」
やよい「亜美といったら?」
美希「いもうと」
美希「亜美といったら」
春香「えっ、また亜美……いっ、いもっ……あ…」
やよい「春香さん!あうとですーっ!」
美希「うろたえすぎだと思うな……w」
春香「はめられた……」
美希「別にはめてないの……」
美希「やよい、負けた人のバツゲームは?」
春香「え、そんなのあるの」
やよい「特に決めてないですー」
春香「よかった……」
美希「じゃあ、たった今ミキが決めるの」
美希「事務所の全員にハーゲンダッツ」
春香「……地味にキツいね」
やよい(もやし何個分かな?)
美希「春香の分は買っちゃダメなの。皆が食べてる姿を眺めるといいの」
春香「新手のイジメ?」
美希「フフッ…ww」
春香「…あ、ちょっとお花摘みに……」スクッ
やよい「お花摘み…ですか?」
美希「何で美化して言ったの?」
春香「…フフッ…いや、なんとなく……」スタスタ…
美希「…バヤリースは飽きたの。カルピスあるかな?」ガサガサ
やよい「たしか、買ったとおもいますー」
美希「あ、あったの。やよいも飲む?ついでに注ぐよ?」ヒョイッ
やよい「じゃあ、お願いしますっ」
美希「わかったの」コポポポ…
美希「いっちょおまちなのっ」コトッ
やよい「ありがとーございます!」
美希「自分の分も入れて……」コポポポ…
美希「春香のは10倍に薄めとくの」コポポポッ
やよい「味しますか?」
美希「多分、ただの白い水だと思うな」
春香「ただいまー」テクテク
美希「どれくらい摘んだー?」
春香「摘んだのはティッシュくらいだよ」
美希「アハッ…w」
春香「…あ、飾っといたパズルの一部が落ちてる……」
やよい「飾るには、のりとかでとめないとダメなんですかね?」
美希「それ用の接着液とかあるんじゃないの?」
春香「わざわざ買うのはなー…接着剤でいっか」
美希「一回全部外すのって、メンドクサイね」
春香「……あー…」
やよい「根気が要りますねー」
パズルは完成したあとひっくり返して裏面に接着剤塗る
>>82
あ、そうやってやればいいのか。
春香「…ま、いいや。縦に飾らなければいいだけだから」
美希「ずっと倒れさせとくの?」
春香「いつかやるよ、いつか」
やよい「わたしのお父さんも、前まではよく『いつかはたらく、いつか』って言ってました」
春香「う"っ……」
美希「ミキ、こういうとき笑っていいのか分かんないの」
やよい「でも、今は働いてますし、もうわたしのお給料があるので、お父さんが働かなくなっても大丈夫です!」
春香「あれ?お父さんディスられてる?」
美希「やよいの話通りのお父さんなんだとしたら、いくらやよいでもディスりたくなる気持ちはわかるの」
春香「そういえば英検受けたんだけどね」
美希「……フッ…w…いきなり話変わったね」
春香「いや、頭に浮かんだらなんか…話したくなるじゃん?」
やよい「わたしも、そういうことよくありますー」
春香「ね!なるよね!」
美希「で、結果は」
春香「落ちた」
やよい「……えっと…」
美希「なんなのなの……w」
春香「いやー、まさか2次に面接まであるとは……」
やよい「英語でしゃべるんですか!?」
春香「うん。何言ってるのか聞き取れなくて、パーデュン?って5回くらい言っちゃった」
美希「もうその時点でアウトっぽいね」
春香「それでも何言ってるのかわかんなくて、『I don't know』って言っちゃったけどね……w」
美希「5回聞き返されたあげく、わかりませんって……w」
やよい「難しそうですー…」
春香「伊織とかは持ってそうだよね」
美希「何を?」
春香「英検。2級とかさ」
やよい「準1級もってるっていってましたー」
春香「準1級!?」
美希「さすがデコちゃんなの」
春香「レベルが違いすぎたね」
やよい「卒業までに1級をとりたいみたいです!」
美希「英語とか、そんなやる気でないの」
春香「見た目外人なのにねー」
美希「髪の色だけなの」
やよい「わたしも一回、金髪にしてみたいかなーって」
春香「ね、金髪憧れるよね」
美希「ミキ的には、黒髪とかにしてみたいな」
春香「黒髪のミキかー」
やよい「真さんと、響さんも黒髪ですね」
美希「『単純運動バカ』になる髪色なんだね」
春香「ブフッ」
春香「青髪が似合う人って凄いよね」
美希「オトナな雰囲気なの」
やよい「わたし、亜美真美の青色のパーティー用のカツラ被ってみたことがあるんですけど…」
春香「そんなのあるんだ?」
やよい「はいー。でも、かき氷のブルーハワイかかった人みたいになっちゃいました」
美希「確かに、一歩間違えればそれなの」
春香「現実にいたらこわいね。頭にブルーハワイかかっちゃってる人」
美希「……」ジトッ…
春香「……クフッ…w、さすがのわたしでも頭からブルーハワイ浴びることはないよww!?」
美希「でもやよいも見てたよ」
やよい「は、はわっ」ギクッ
春香「やよいー…」
美希「ねえリボンさん」
やよい「……」
春香「……えっ、私?」
美希「アハッ」
美希「これ貯金箱だよね?」
春香「そうだよ。かなり前から使ってるやつ」
美希「何円くらい貯まってるの?」
春香「気が向いたときにしか入れてないからなー…」
やよい「あ、ぶたの貯金箱ですねー!わたしも持ってます!」
春香「何気にカワイイんだよね」
やよい「でも出すとき割りますよね」
春香「まあ……うん」
美希「割ってみない?」
春香「え、いま?」
美希「765プロの大物アイドル、天海春香さんの貯金額が……今!明かされるの!」
やよい「えっと……わたしも、ちょっとだけ気になるかなーって!」
春香「やめて、ハードルあげないで、やめて」
やよい「とんかちありましたー」
美希「でかしたの!」
春香「……えっ、ほ、本当に割るの?割るんですか?」
美希「なんで敬語なの?」
春香「……フフッ…w…」
ぶたさん『』
美希「さあ、ショータイムなの」
やよい「ぶたさんごめんねー」ナデナデ
春香「無機物にまで愛情を……」
美希「やよいは、春香とは違うの。精神が腐ってないの」
春香「んふっ…w…私も腐ってないよwww!!」
美希「じゃあ、さっさと砕くの」
ぶたさん『』
春香「ブフゥッwww!!」
やよい「はわっ!?」
美希「急に吹き出して…w、コワイの……w」
春香「あははっww!い、いや……w、だってミキが…ハァ…ハァ……ブフッww」
美希「ンフッ……、だいじょぶ…w?」
春香「ハーッ……ハーッ……、ミキがさ、『砕く』って言った瞬間に、ちょうどぶたさんと目が合っちゃって……」
春香「…ムダにキラキラした目で……くふっ…w、目で訴えかけてきてっww」プルプル…
ぶたさん『』
美希「プフッ…www」
やよい「…んっ……くふっ……w」プルプル…
美希「もう気にしたら負けなの。一気にいくよ」
春香「あぁ…ぶたさん……」
やよい「タオルで覆って……これで大丈夫です!」
美希「えいっ。なの」バキッ
春香「死んだ……」
やよい「タオルどかしますねー」ヒョイッ
春香「いくら貯まってたかな…」
美希「破片じゃまなの」ガチャガチャ
『1498円』
春香「……微妙…」
美希「貯金箱に入ってる平均的な貯金額ってカンジ」
やよい「1円が128枚も入ってました!」
春香「よく1円でサイフがパンパンになっちゃうから……」
美希「…あふぅ、なんか思ったほど面白くなかったの」
春香「ただ貯金箱割っただけだからね」
やよい「…あ!もう外真っ暗ですー」
美希「もうそんな時間?」
春香「冬は日が沈むの早いしねー」
美希「じゃあやよい、一緒に寝るの!狭いから春香は出てって…w」
春香「そろそろ手を出してもいい?」
美希「ヤバイのwww…アハッ、目が本気なの!やよい助けて!」
やよい「ほ、骨は拾いますー!」
春香「ブフッ…w、そーゆー問題www!?」
ガチャッ
美希「…うー…さ、寒いの……」ブルブル
春香「…うわ、本当だ……昼はそんな寒くなかったのに…」ブルブル
やよい「冬はつらいですー…」ブルブル
美希「泊めてくれない春香を恨むの。死んでも恨むの」
春香「用意なんにもしてないじゃん。春香さんは悪くありませんよ!」
美希「用意したら泊めてたの?」
春香「のヮの」
美希「ンフッ…なんなのなのwww!」
<駅>
春香「電車、すぐ来るみたいだねー」
美希「交通が不便すぎなの。引っ越さないの?」
春香「そんな簡単に……」
やよい「また遊びに来ていいですか?」
春香「もちろん!大歓迎だよ!」
美希「でも泊めてくれないの」
春香「ンフッ…根にもってる…」
やよい「次はお泊まりの準備してきます!」
春香「そーだね。やよいだけ泊まりにきなよ」
美希「こんな心の狭い先輩にはなりたくないってカンジ」
春香「靴に画鋲入れとこうかな?」
美希「陰湿なの…ww」
美希「じゃ、またね、春香!」
やよい「うっうー!春香さん、また明日ー!」ノシ
春香「うん!また明日ー!」ノシ
<電車内>
美希「…あ、餃子片付けてなかったの…」
やよい「器具は片付けましたよ?」
美希「…ううん、餃子本体の方……」
やよい「?」
<家>
春香「…………」
『リボン入り餃子』
春香「…………」
春香「ヴァい!!?」
おわれ
三人の個性を生かせなかったし、
後半グダったなー……
こんなSSに時間を割いて最後まで読んでくれた方々、ありがとね
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