男「女さん、聞いて下さい。告白を」 女「ごめんねと、答えるけれど、いいかしら」 (14)

男「死んでやる、それを聞いたら、死んでやる」

女「めんどくさ、死にたきゃ死にな、勝手にな」

男「一目惚れ、とてもとてもね、愛してる」

女「そうなんだ、全く心、響かない」

男「ならば聞く、なぜに僕では、ダメなのか」

女「ブサイクで、頭悪いし、性格も」

女「金がある、わけでもなくて、何かある?」

男「ありがとう、そこまで言うと、気持ちいい」

男「一ついい? もしもの話、ですけれど」

男「それ全て、改善できた、暁に」

男「また僕は、告白しても、いいですか?」

女「許可とんな、したきゃしてきな、できるなら」

女「どうせすぐ、諦めくじけ、泣くんだろ」

男「またくるよ、僕が俺にさ、なったころ」


暴風に、乱れ落ちいく、桜かな

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その日から、男は生まれ、変ります

愛したら、愛させるのが、務めだろ!

ここにあり、男の本気、熱き愛

友「カラオケに、行こうぜ共に、パーッとよ」

男「我が友よ、申し訳ない、行けないぜ」

男「勉強に、運動エステ、山ごもり」

男「放課後は、すべき事が、山積さ」

友「なんなんだ、らしくなさすぎ、どうしたよ」

男「愛すべき、女ができた、それだけだ」

友を背に、走りだしてく、これ男

友「良かったな、お前にもやっと、知れたのか」

友「それは愛、愛が生み出す、道しるべ」

――――― ――――――― ―――――


月日たち、変わりに変わる、愛すらも

男「桜散る、されど落ち葉は、咲き戻る」

男「俺は今、一年前を、やり直す」

男「女さん、聞いて下さい、我が思い」

女「はい承知、あなたの想い、しかと聞こう」

女(見違えた、前の男と、別人だ)

女(ニキビ跡、そばかす鼻毛、ダサい服)

女(どうしたか、それらは消えて、なくなった)

女(風貌は、皆が認める、美男子に)

女(賢さも、噂に聞くは、確かだと)

女(賢過ぎ、好きな大学、行けるほど)

女(金もある、知力があれば、金なんぞ)

女(いくらでも、作り出せると、言うわけか)

女(今ならば、恋人なるも、いいでしょう)

男「いいですか、俺の気持ちを、聞く準備」

女「いいですよ、私からでも、いいくらい」

男「俺が言う、それに意味あり、価値がある」

女「わかったわ、あなたの気持ち、受け止める」

男「女さん、一年間も、すみません」

男「ありがとう、あなたのおかげ、変われたよ」

女「信じてた、あなたは変わる、その未来」

男「好きだった、とてもとてもだ、好きだった」

女(知ってるわ、私も好きよ、心から)

男「好きだった……、今は好きでも、なくなった」

沈黙が、鈍く女を、苦しめる

男「頑張った、愛してもらう、そのために」

男「だけれども、ある時気づいた、変化にね」

男「好きでない、好きでなくなる、この変化」

男「女さん、あなたに魅力、感じない」

男「一年で、勉強したよ、いろいろと」

男「しょうもない、女性だったと、あなたはね」

空白が、女の頭、埋め尽くす

10、9、8、7、

一文字も、言葉が浮かぶ、気配なし

6、5、4、

予想外、言語機能よ、機能して

3、2、1

時はきた、タイムリミット、誰か詠む

00000 0000000 00000

そこにいた、女は突如、爆破する

爆発は、一瞬の美だ、本当か?

律動に、反する者は、いりません

律動に、従わぬのも、いりません

律動に、乗れぬ者も、いらないの

世界は、リズムリズムで、回ってる

世界は、リズムリズムで、回ってる

男には、映らなかった、美しく

大丈夫、あなたの最後、綺麗だよ

終わりです。週末にまた、書くと思いますが、その時はよろしくお願いします

では

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