まどか「安価で1レスSS選手権!!」part7 (963)

ゆま「安価で1レスSS選手権part7!しょうじきここまで続くとは思ってなかったよ!」

ゆま「進行は私たちがやるから@も必要ないし推敲の時間もたっぷりあるから気楽に参加してね」

ゆま「それじゃあ、オリコお姉ちゃんとキリカお姉ちゃんにルール説明をお願いするね」

〜ルール説明〜
織莉子「このスレは安価でテーマを決めて、テーマに即したSSを1レスで書いてもらうスレです」
キリカ「締め切り後皆で自分の気に入ったネタに投票し、得票数で順位を決定するのさ。投票はSSを書いていない人も誰でも可能だよ」
織莉子「進行は私達が務めさせていただきます。なお、投稿締め切りは原則毎日23:00となっております」
織莉子「一部の単語が別の単語に自動で置き換わってしまうことがありますが、メール欄に『saga』を入れることで回避できます」
キリカ「『sage』じゃなくて『saga』だから注意してね」
織莉子「なお、次のお題を決める安価への参加は投稿か投票に参加した方のみにさせていただきます」
キリカ「安価に参加したい人で投稿をしてない人は忘れずに投票してね」

ゆま「次のお題は【クローン】、投稿時間は今日の23:00まで!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370443220

杏子「乙…っと。そっちはどうだ」

杏子2「こっちも乙したぞ」

杏子3「できた」

杏子「よしよし…でもこのやり方時間と魔翌力結構喰うからもうやめよ…」

杏子4「よく考えたらわかるよな」

杏子5「考えなかったんだろ。わかるぜ」

杏子6「そりゃ分身もといクローンだったらわかるだろ」

杏子「黙れおまえら」

まどか「こんばんは、さやかちゃんの使い魔さん」

ホルガー「…………」

クラリッサ「…………」

まどか「今日もみんなのために晩ご飯を持ってきたよぉ」

ホルガー「……!」

クラリッサ「……!」

まどか「いっぱい食べて、立派な魔女に成長してね」

まどか「さやかちゃんと同じ姿の、さやかちゃんとおんなじ魔女に」

まどか「そしたら……うぇひひ! さやかちゃんがいっぱい!」

まどか「うぇひひ……うぇひひひひひひ!」

カズミーズ「「「あれ、私は?」」」

かずみ「クローン……ではないかなぁ?」

ミチル「似たようなものじゃない?」



ニコ「……」ウズウズ

カンナ「……」ソワソワ

マミ「どうしたの?狩人を楽しませるなら狐になりなさい、キュゥべえ。使い魔以下の歯応えよ?」

キュゥべえ「きゅっ……ぷ……」

まどか「こ、こんなの絶対おかしいよ!」

さやか「どうしちゃったのマミさん!?」

ほむら(キュゥべえが死ぬのは好都合だけど……流石にこれはおかしい!)

キュゥべえ2「邪魔をしないでくれるかな?僕たちを二万回殺害することで、彼女は最強の魔法少女になるんだから」

カンナ「私は誰だ……此処は何処だ」

カンナ「誰が生めと頼んだ……誰が造ってくれと願った!」

カンナ「私は私を生んだ全てを恨む」

カンナ「だからこれは攻撃でもなく宣戦布告でもなく…!」
              お前達
カンナ「私を生み出した人類への……逆襲だ」

カンナ「さあ、私と共に行こう、かずみ」

かずみ「……」

カンナ「どうした、何か言ってみなよ」

かずみ「ミュウミュウミュー」

カンナ「技なんか使わずに正面からぶつかり合えば本物はコピーなんかに負けないだと…!?」

カオル「でももうニコは死んだんだぞ!」

海香「突っ込むところはそこ!?」

まどか「あ、あの……暁美さん?」

ほむら「……」

ほむら「鹿目まどか」

まどか「はっ、はい!」


ほむら「あなたは、"ほむら"という名前を聞いてどう思う?」

まどか「えっ……?えっと、変わった名前だよね」

まどか「あっ、その、えと……変な意味じゃなくって!可愛いなぁーっなんて……」

ほむら「…………そう、ありがとう。でも、あなたも失敗作のようね」

まどか「えっ?な、何……どういう事?」

ほむら「本物のまどかはね、"ほむら"をカッコいいと言ってくれた……言ってくれるはずなのよ」

ほむら「だから、もうあなたに用はないわ……付き合わせてしまってごめんなさい」

ほむら「……それから、完璧に再現して上げられなくて……ごめんなさい」

まどか「へっ……?あの……暁美、さん」

ほむら「……あなたはまどかではない。だから、死んで頂戴……鹿目まどか」

まどか『…………』


まどか「」

ほむら「まどか……ごめんなさい。次よ、次こそは完璧に……」

_______________________________________________________________
ほむら「…!?」

杏子「ん…さやかは?オイ、さやかはどうした?」

マミ「行ってしまったわ…円環の理に導かれて」

ほむら(……ここは、何処?たしか、宇宙の再編を見届けて……)

ほむら(……まどか!まどかは、本当に世界から消えてしまった?……こんなリボンだけを残して……?)

ほむら(もう、私はまどかに会えないの?)グスッ

まどか『……そんな事ないよ!またほむらちゃんとわたしは必ず会えるから!』

まどか『私も頑張るから!ほむらちゃんもまた会えることを信じて頑張ろうよ!』


ほむら(……ん?このリボン……よく見たら何か付いてる)

まどか『えっ?』

ほむら(ピンク色の細長い……これは、もしかしてまどかの髪の毛?)

ほむら(髪の毛、まどかの髪の毛……)

ほむら(たしか、どこかで落ちている髪の毛からでもクローンが作り出せるという話を見かけた気が……)


ほむら(……ふ、フフフ……この髪があれば。また、まどかと一緒に過ごせるかもしれない……!)

ほむら(たとえ、今のクローン技術がそこまで進歩していなくても、いずれは……)

ほむら(いえ、他人に頼ってはダメ!クローンについて私自身で研究して……何としても、まどかを!)

ほむら「フフフ、これが希望……まどかは私が…………完璧にまどかを……」ブツブツ

杏子「お、おい……あいつ大丈夫かよ」

マミ「暁美さん……よほど美樹さんが消えてしまった事を……」

まどか『……うぅん?ほむらちゃんが希望を持ってくれたことは嬉しいけど」

まどか『わたしが視てた未来……わたしの守ろうとしてた場所を守る。そんなほむらちゃんとズレちゃわないといいんだけど……』



ほむら「みんな今日は集まってくれてありがとう、今日はみんなに言わなければいけない事があるの」

マミ「一体何かしら?」

ほむら「実は私は願いによって未来から来たの!カクカクシカジカで色々あったのよ」

まどか「ほむらちゃん……私の為に」

ほむら「もう誰にも頼らない、私一人の力でまどかを救ってみせる!そう決めたけど現実は厳しくて、全く手が足りなかった」

杏子「馬鹿な奴だな、もっと早く言えば良かったのに」

ほむら「それでも何とかしようとして、私はある手段をとったわ、そしてみんなを助ける事が出来た」

さやか「ある手段?」

ほむら「私一人でも頑張る、でも手が足りないから……、クローンを作ってみました」

めがほむ「あっあの、初めましてめがほむです」

百合ほむ「まどか!まどか!ふふふ……百合ほむよ、よろしくねまどか、ふふふ」

ほむら「三人でやったら上手く行ったわ」ファサッ

ま・さ・マ・杏「「「「……」」」」

ほむら「あらどうかしたの?」

マミ「暁美さんが三人も!?」

杏子「おいおい、どれが本物なんだよ」

さやか「いやいや!丸分かりでしょ!?全部似ても似つかないよ!一人はいつも通りなのに、一人はメガネでおどおどしてるし、もう一人にいたっては、四つん這いでまどかの周りを回り続けてるよ?」

百合ほむ「ふふふまどか、まどかまどかまどか本物のまどか!」カサカサカサカサ

まどか「ひいっ」

ほむら「安心してまどか、百合ほむは手を出す事は無いから」

百合ほむ「秘技カニバサミ!」ガシッ

まどか「ほっほむらちゃん?」

さやか「あれは?」

ほむら「……足だから、手じゃ無いわ、……というかズルいわよ百合ほむ!私もまどかを挟みたいわ!」

まどか「何で!?」

さやか「とりあえずワルプルギスの夜について、話し合おうか?」

めがほむ「はっはい!えっとこれが資料で」バサッ

マミ「一体どうやって見分ければいいの?」

杏子「こういう時はアレだ!心の目って奴だ!」

まどか「誰か助けてー」

ほむら「まどかから離れなさい!そして私と代わりなさい!」グイグイ

百合ほむ「ふふふ、まどか!まどか!まどか!」ガッシリ

さやか「あーこの辺に出るんだ?」

めがほむ「えっとその、飲み物のおかわりどうぞ」

さやか「ありがと、……まともなめがほむがいて良かったよ」

めがほむ「?」

ほむら「時間遡行に失敗して色んな私がいる時間軸に来ちゃった……」

変態ほむ「やっぱりまどかのパンツが一番ね」

メガほむ「鹿目さんにメアド教えて貰っちゃった……えへへー」

ナルシほむ「信じられるのはもう自分だけ……ああ、どうして私ってこんなに美しくて強いのかしらぁ」

リボほむ「逢いたかったわ、まどか……」

ほむら「特にナルシストの私は何があった……」

ナルシほむ「私がもう一人……私同士でまぐわったらどんなに最高の一時を過ごせるのかしら」

ほむら「私は間に合ってるから違う私にしなさい!」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>9
円環の理で検索して出るssのキャラでまどオンやってますお友達になってください(作者のステマ)

織莉子「結果発表です」

>>9 1票

キリカ「なぜクローンであそこまで違うのか。>>9さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

UMA

(チュパカブラなど。ゆまちゃんやゼアルを除く)

>>14
すまんな、まどオンやってないのねん
SSの方は後で読んでみるから

ゆま「次のお題は【UMA】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

QB「呼んだかい?」

ほむら「チューチューラブリームニムニムラムラ」

さやか「なんかちがう」

ほむら「UMAってイエティとか?」

さやか「イエティってその分類だっけ?」

ほむら「さぁ。でもこの間ハルピュイアの背中に乗って飛んでるイエティを見たわ」

さやか「すごいじゃん!」

ほむら「後人魚も3人ぐらい見た気がする」

さやか「えぇ」

ほむら「河童とつちのこと一緒に毒キノコ採取してたわ」

さやか「どんな状況だよ……」

ほむら「乙姫様がリュウグウノツカイにプロレス技かけてるのも見たわね」

さやか「大盤振る舞いだな!」

ほむら「そうそう、リバイアサンがペンギン襲ってたわ」

さやか「リバイアサンはUMAじゃないでしょ」

ほむら「世界は広いってことね」

さやか「いやー、魔女も相当なもんだけど、UMAって居るもんなんだねぇ」

ほむら「ま、アニメだけど」

さやか「……」

ほむら「というか、目の前に半魚人いるじゃない」

さやか「あたしか!? それはあたしのことか!?」

ほむら「きゃーあたしってほんとUMA鹿が襲ってくるわー」

さやか「絶対どっかで言うと思ったよ!!」

ほむら「くっ!魔獣の攻撃が激しすぎる!」

QB「こんな時マミや杏子がいてくれれば…」

ほむら「・・・いまさら導かれた彼女たちの事を考えても無駄よ」

QB「まあ、それもそうなんだけども・・・っ!?ほむら危ない!」

ほむら「えっ?きゃあああ!!」

『大丈夫だよ・・・』

まどか「アルティメット・マドカ・アタック!!」

ほむら「・・・えっ?」

マミ「説明するわ、『アルティメット・マドカ・アタック』通称『U・M・A』は、鹿目さんの持つ因果やらなにやらをひとまとめにして相手にぶつける技よ」

QB「いきなり出てきて説明したわりにはずいぶんと雑な説明だね・・・」

ゆま「え、何?」

杏子「おまえじゃない」

ゆま「でもユマって」

杏子「そういうことじゃない」

ゆま「日本語って難しいね」

杏子「日本語じゃない」

ほむら「魔女とか使い魔って完全にUMAよね」

キュゥべえ「普通の人には視認出来ないから分類は不能だけどね」

ほむら「そういえばあなたもUMAだったわね」



仁美「皆さん見て下さい!ツチノコですよ!昨日捕まえたんです」バッ

まどか「わーすごーい」

さやか「本物みたの初めてだよ」

ほむら「実在していたのね」

仁美「あら?思っていたのと反応が、次はもっとすごいモノを捕まえてきますわ」

ま・さ・ほ「「「ははは……(魔女と比べたらインパクトが)」」」

 −−−−−

仁美「皆さん!今日は先日捕獲したチュパカブラさんを連れてきましたわ」バッ

まどか「危なくない?」

さやか「一応気をつけよう」

ほむら「これも実在したのね」

仁美「あら?これもダメですか?一体どうすれば驚いてくださるのでしょうか?」

ま・さ・ほ「「「あはは……(この位なら使い魔で見慣れてるし)」」」

 −−−−−

仁美「皆さん!今日こそは自信がありますわ!校庭にネッシーを運んできましたわ!」バッ

まどか「えっ嘘!本当だ!」

さやか「いやいやいや!どうやって運んできたの!?」

ほむら「これも実在していたなんて、この時間軸はUMAが実在する時間軸なのかしら?」ブツブツ

仁美「やりましたわ!やっと皆さんに驚いていただけましたわ」

まどか「そりゃあネッシーはさすがに」

さやか「驚くよね?」

ほむら「え?ええまあ」

ま・さ・仁「「「?」」」

ほむら(いくらネッシーでも、ワルプルギスの夜を見飽きた後だと、さすがにインパクトが足りないわね)

カンナ「『ニンゲン』っていうUMAがいるらしい」

カンナ「……」




カンナ「ちょっと行ってくる」

かずみ「待てや」

さやか「UMAってホントにいるのかな」

仁美「案外身近にいるのかもしれませんわね」

まどか「UMAって?」

仁美「未確認動物のことを英語で言った時のイニシャルをとってUMAっていうのですわ」

まどか「へー、女子野球チームでも組むのかな」

さやか「なんでそうなる」

まどか「だってミカちゃんが九人もいるんでしょ」\すげえ/

さやか「誰だよ」


仁美「宇宙人なんかも一応UMAに含まれるらしいですわ」

まどか「宇宙人といえば八本足だよね」

さやか「微妙に古いな…今の時代はグレイとかじゃない?」

仁美「リトルグレイとか一時流行りましたわね」

まどか「あとアールグレイとかね」

さやか「紅茶!」


さやか「生きてるうちに一回くらい会ってみたいよね」

仁美「ちょっと怖いですけどね」

まどか「例えばこのクラスにもいるんだけど人間に化けて地球の調査をしてるみたいな」\こええ/

さやか「どっかの映画にありそうな設定だね」

まどか「まあでも、実は私達は宇宙人に既に会ってるんだけどね」

さやか「え?」

まどか「地球人という……宇宙人にね!」

さや仁「……」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

織莉子「皆さん集まりましたね」

まどほむあんさやマミゆま「私(あたし・ゆま)達を集めて何する気なの(なんだ)」

キリカ「うるさい、織莉子が話せないじゃないか」

織莉子「大丈夫よ。今日集まってもらったのは私達とUMAで勝負してもらう為です」

おりキリ以外「へ?」

織莉子「説明するより見てもらうのが早そうね……これです」

UMA「ヒヒーン」

おりキリ以外「馬じゃない(じゃねーか)」

織莉子「いいえ、UMAです。とにかくUMAに乗って一番速く一周した方の勝ちです」

おりキリ以外「分かった(わ)」

織莉子「……みんな乗りましたね。おっとっと、では始めましょう」ガシャン

織莉子以外「うわ、速すぎる。って、うわあああああ」ドタ

織莉子「あら、みんなもう落ちてしまったのね……って、きゃっ」ドタ

結局全員落馬して勝負はお流れになりましたとさ。


あら早い

>>25

ゆま「結果発表だよ」

>>25 2票

織莉子「特にあの二体はSAN値が削れるレベルですから。>>25さん、優勝おめでとうございます」

次のお題 安価下

キリカ「次のお題は【陰徳陽報】、投稿時間は明日の23:00までだ」

さやか「陰徳陽報ッ!」

ほむら「漢字並べておけば技っぽいなんてさやか的思考ね」

さやか「陽流・丙! 陰流・癸!」

ほむら「読めない」

さやか「あたしもなんて発音してるかわかってない」

ほむら「文字の弊害ね」

さやか「弊害ってか、文字なんだしそういうもんじゃね?」

ほむら「もしかして陰徳陽報も読めてない?」

さやか「ばれたかー」

ほむら「全く、コレぐらい読めて当然でしょ?」

さやか「ほむらは読めるの?」

ほむら「読めるわ」

さやか「じゃあなんて読むのさ」

ほむら「陰徳陽報」

さやか「……」

マミ「陰徳陽報…えぇと…因果応報の良い版ってとこかしら」

まどか「なるほど」

マミ「陰ながらいいことしてたら必ず成果は来るって意味よ」

まどか「毎日家で頑張ってる杏子ちゃんが良い点取るって言う意味ですね!」

杏子「なっ!」

まどか「ゲームばっかりやってるさやかちゃんが悪い点取って杏子ちゃんに抜かされるのと逆の意味ですね!」

さやか「おぉう…」

マミ「…えぇ。そんな感じの意味よ」

QB(あ、漫画の帯が付いたままになってる)

QB(読むとき邪魔だろうからはずしといてあげよう)


マミ「あれ!?帯が無い!?付け替えて遊びたかったのに!」


QB(あ、腐敗した食物が置いてある)

QB(お腹を壊すといけないから捨てといてあげよう)


マミ「あれ!?納豆が無い!?楽しみにしてたのに!」


QB(あ、机に突っ伏して眠ってる)

QB(疲れてるんだろうから寝かせておいてあげよう)


マミ「あれ!?目覚ましが止まってる!?五分だけのつもりだったのに!」


QB(あ、今日はいい天気なのに布団干さないんだ)

QB(せっかくだから干しといてあげよう)


マミ「あれ!?布団が干されてる!?今日は午後から雨になるって言ってたのに!」



QB「ふぅ。これが人間達の言う善行というやつか。マミも魔女になってエネルギーを出してくれたし、見返りがあるのは悪くないね」

QB「これからも続けていこう」

ほむら「陰徳陽報…私たちには無縁の言葉ね」

さやか「あたしなんてあのザマだしね…」

ほむら「あなたはそもそも善行なんてしてないじゃない、願いに頼る時点で間違ってるわ」

さやか「」

マミ「ちょっと暁美さん、言い過ぎよ。好きな人を助けたいって思うことすら間違っているの?」

ほむら「それなら医学の進歩なり、名医が見つかるように願うなり、いくらでも方法はあるじゃないの。

     自分が感謝されたい、見返りがほしい邪な気持ちがあるならそれは善行とは言わないわ」

マミ「それなら私が報われないのは当然ね…結局私は自分が死ぬのも寂しいのも嫌だっただけだもの」

杏子「ふん…それじゃあたしにはなおさら関係ないね」

ほむら「…あなた達がそう思うなら、そうなのかもしれないわね。

     でもそれより、まどかのためにこんなに頑張った私が全然報われていないのよ。

     こんな言葉が嘘っぱちだっていう何よりの照明じゃない!」

さやマミ杏子「「「えっ」」」

さやマミ杏子「「「…ああ、そう(だな)(ね)」」」

ほむら「何よ、3人ともまるで私がおかしなことでも言ったような顔をして」

QB「そんな言葉にまったく信憑性がないという意見にはボクも賛同するよ。

   なにせボクの目的が理解されるどころか非難されるんだからね。まったく訳がわからないよ」

さやマミ杏子ほむ「「「黙れ」」」

ターン



ほむら「何度やってもダメ、もう私だけじゃどうしようも無い、ごめんなさいまどか、約束守れそうもないよ」グスッ

ほむら「ううんまどかだけじゃない、巴さんもさやかも杏子も、みんな私のせいで……本当にごめんなさい」

クリームヒルト「オオォォォォ」

ほむら「……そうだよね、こうなったのは私のせいだもの、せめてもの罪滅ぼしをしてから、その後でソウルジェムを砕きましょう」ギュィィィィン

 −−−−−

ほむら「もう自分を無理に変える必要はないよね?このままでいいや。
まずはエイミーを助けて、巴さんを助けて、さやかを魔女にしないで、杏子とできれば仲良くする、後はみんなが無事にワルプルギスの夜を越える、それが今回の目的かな?
ふふっむしろ難しくなっちゃった」クスッ

ほむら「……別に私がみんなの中に居なくてもいいよね?周りから上手くサポートしよう」

 −−−−−

ほむら「ワルプルギスの夜が出るまで後一時間位かな?長かったようで短かったな。
結局みんなとは全然お話し出来なかったけど、みんな無事だし、まどかもさやかも魔法少女にはならなかったし。
上手く町の住人達も地下や、遠くまで逃がせたし、まだ足りない気もするけど、罪滅ぼしは終わりかな」チラッ

ほむら「ソウルジェムも結構くすんでる、でも仕方ないよね、グリーフシードもほとんど無いし、魔女狩りの暇なんて無かったし」ハァ

ほむら「今回は銃器も無いし、使える武器はゴルフクラブと金属バットとパイプ爆弾だけ、さすがに勝てそうにないかな」

ほむら「……ううん仕方ないよね、今までよりもずっとマシなんだもの、たとえ勝てなくても」

マミ「あら私は勝つつもりよ?」

ほむら「えっ?巴さん?何でここに?」

杏子「私もいるぞ」

ほむら「杏子も!?」

マミ「鹿目さん達から聞いたわ、今まであなたが私達を手伝ってくれてたんでしょう?」

杏子「お前のおかげでマミと、仲直り出来たようなもんだからな、その借りはちゃんと返すぜ」

マミ「はいこれ、あなたの分のグリーフシードよ、一緒にワルプルギスの夜を倒しましょう」スッ

ほむら「……あ……はい!」グスッ

杏子「まったく泣いてんじゃないよ」

マミ「涙は勝った後よ、さあ行きましょう」

ほむら「はっはい!」グイッ



まどか「陰徳陽報だよほむらちゃん」ティヒヒ

マミ「魔法少女としてやれるだけの善行を積んでも誰にも感謝されない……」

マミ「友達と遊ぶ事も恋愛する事も出来ない」

マミ「せっかく仲間になった佐倉さんも愛想尽かされちゃったし……」

マミ「いつも独りぼっちで夜は枕を濡らす事くらい寂しい」

マミ「魔法少女なんて辞めたいと思った事もある」

マミ「だけど今は——」

まどか「マミさーん!」ダキッ

ほむら「巴さーん!」ダキッ

マミ「もう、二人とも苦しいわよ。でも嬉しいわ」

まどか「マミさん、今日もお願いします」

ほむら「わ、私もお願いします」

マミ「ええ、何としてもワルプルギスの夜までには一人前になってもらわなくちゃね」

まどほむ「「はい!」」

マミ「——こうして鹿目さんに暁美さんという可愛い後輩が出来た」

マミ「陰徳陽報というものかしらね」

マミ「だからこの幸せをずっと享受する為に絶対に三人でワルプルギスの夜に勝つわ!」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>45
おい…一周目じゃねえか…

ゆま「結果発表だよ」

>>45 3票
>>42 2票

織莉子「すがすがしいほどのフラグ。>>45さん、優勝おめでとうございます」

次のお題 安価下

再安価↓

サイダー

キリカ「次のお題は【サイダー】、投稿時間は明日の23:00までだ」

┣¨┣¨┣¨┣¨ド

さやか「なぁほむら」ダッシュ

ほむら「なによ」ダッシュ

さやか「なんでこうなってんの?」ダッシュ

ほむら「魔女に聞いて」ダッシュ

┣¨┣¨┣¨┣¨ド

バァーン!
マミ「呼ばれて飛び出てマミさんよ!助けにkうわああああああ!?」

さやか「マミさん!」

ほむら「こいつらどうにかして!」

┣¨┣¨┣¨┣¨ド

マミ「さ、サイだー!」

杏子「サイダーってあるじゃん?サイダー」ぐぐぐ

ほむら「あるわね」ラムネゴクー

杏子「ラムネとどう違うんかねって思って」ぐっ

ほむら「大した違いはないわ。ただラムネがビンのあの形に入ってるやつでサイダーはその他ってだけよ」プハー

杏子「へぇー」ボッ

ほむら「人殺しと魔法少女の違いと同じレベルの違いよ」

杏子「…中身は同じってことか」シュワワ

ほむら「外見は違うってだけね…」

ティーン
ほむら「魔女反応ね」

杏子「…そうだな」

ほむら「いっそ魔法少女じゃなくて、死神に転職してみる?」

杏子「はは、マミがいたら盛り上がりそうな職業だな」

ほむら「そうね…」ポイッ

杏子「…行くか」

ほむら「…えぇ」

杏子「あーあたしが魔女になったらそれになる気がするわー」

さやか「それはライダーだよね?てか縁起でもない事言わないでよ」

杏子「戦闘民族だったか?俺は怒ったぞー!!ってやつ」

さやか「サイヤ人を舐めちゃいけない」

杏子「あー悪い、ちょっと火貸してくれないか?」

さやか「ライターなんて持ってないわよ。てか何に使うのよ」

杏子「あ、足が勝手に!?」

さやか「てめぇは俺を怒らせたぁぁぁ!!アミバぁぁぁぁ!!」

杏子「そうか、あれだ!位置についてーよーいドン!」

さやか「残念だけどあたしはランナーじゃないから走らないよ」

杏子「おっ、使い魔!よしよし、ちゃんと人間食ってグリーフシード孕めよー」

さやか「相変わらずサイテーなことするね!?」

杏子「悪かったよ、冗談だ。もう使い魔放置なんてしねえっての」

さやか「それは当り前…ったくもう」

マミ「お待たせ。ごめんなさい、茶葉が切れていたのをすっかり忘れていたわ。だから今日の飲み物は…」

さやか・杏子「サイダー!?」

マミ「? いえ、市販の紅茶だけれど……」

杏子「なんでだよ!?」

マミ「え、え?」

さやか「そこは流れ的にサイダーが出て来る所じゃなかったの!?」

マミ「さ、サイダーの方がよかった?ええと、でも冷蔵庫の中には……」

杏子「あーシラけた。おいさやか、コンビニ行ってサイダー買って来い」

さやか「合点承知!!」

マミ(なんか理不尽な怒りを受けた気が……)

マミ「サイダーって、平たく言えば砂糖なんかで味付けされた炭酸飲料を言うのよね」
 
ほむら「ええ、ぶっちゃけ砂糖水に炭酸を含ませただけでもそれなりのものは作れるわ。暑い日はそれでもなかなかいけるわよ」
 
まどか「でも、無色透明でノンアルコールって基準があるからコーラやファンタは含まれないんだってさ。って、パパが言ってた」

マミ「そうそう。あと、ラムネとは似てるけどちょっと違うみたいね。けど、いろんな味付けができるから日本中にいろんな種類があるんだって」
 
ほむら「そういえば武器調達で日本各地の自衛隊基地を巡ってたとき、ついでに各地のご当地サイダーも買ってきたけど、飲むかい?」
 
杏子「あたしの十八番をとるなよ。もちもらうけど、なんか酸っぱい匂いだな」
 
さやか「カボス入りだってさ。産地は九州某県だけど、うん! ふつーに甘くておいしいじゃん!」
 
ほむら「その節は、米軍実弾演習の際に在庫が足りなかったはずですが、まどかのため、ひいては地球のためにありがとうございました。まだいっぱいあるわよ、飲む?」
 
「「「「飲むーっ」」」」
 
ごくごくごく、ぷはーっ げーっぷ
 
さやか「うはーっ、やっぱりサイダーはこのシュワシュワだなあ。でも誰だ? いまでっかいゲップした奴はぁ?」
 
まどか「わたしじゃないよ」
 
ほむら「あんたといっしょにしないでよ」
 
杏子「あたしでもないぞ」
 
マミ「わ、私も違うわよ!」
 
「「「「「それじゃあ誰が……?」」」」」
 
QB「っぷ」
 
「「「「「!?」」」」」

ほむら「さて……」カチカチ

ほむら「転校までに武器を買うお金を作らないと」カチカチ

ほむら「時間ね、A社の株を全売り……と」カチカチ

ほむら「そして底値のB社の株を買う」カチカチ

ほむら「上がるまでの間にドルを売りそのお金でユーロを買う」カチカチ

ほむら「その間に上がったB社の株を売りC社の株を買う」カチカチ

ほむら「ふう……今日は10億の儲けね」

ほむら「短期間でこんなに稼いでいるけどインサイダーにならないわよね……?」



ほむら「どうも皆さん、魔法少女大喜利の時間です、早速ですが最初のお題です、飲み物のサイダーがありますよね?皆さんはまずサイダーと言えば○○だと言って下さい、次に私がどういう意味?と尋ねますので更に一言お願いします」

ほむら「それでは巴さんから」

マミ「巴マミです、サイダーと言えば毛利元就です」

ほむら「どういう意味?」

マミ「サイダーと言えば、三ツ矢です」

ほむら「上手い!志筑君巴さんに座布団一枚!次は佐倉さん」

杏子「佐倉杏子です、サイダーと言えば、キ○ィです」

ほむら「どういう意味?」

杏子「どちらもご当地物が沢山あります」

ほむら「なる程、では次鹿目さん」

まどか「鹿目まどかです、サイダーと言えば、ほむらちゃんの態度です」

ほむら「どういう意味?」

まどか「私にはどっちも甘いです」

ほむら「上手い!志筑君!鹿目さんに座布団十枚!」

まどか「ほむらちゃん!?それが甘いんだよ!?私前回百枚に届いちゃったよ!?」

ほむら「はいいつも通りまどかの後ろに積んで、倒れないように気を付けてね、……では最後に美樹さん」

さやか「美樹さやかです、サイダーと言えば、届かない想いです」

ほむら「どういう意味?」

さやか「一息に飲み込めば、中ではじけてちょっと痛くなります」

ほむら「さやか……、志筑君任せます」

仁美「……さやかさん座布団三枚どうぞ」

さやか「ありがと仁美、恭介は宜しく」

仁美「はい!」

ほむら「といった所でお開きです、ではまた次回……サイダーと言えば美樹さやかかしら」

さやか「どういう意味?転校生」

ほむら「どちらも気が抜けたらつまらないわ」ファサッ

さやか「むぅ……、ありがとほむら、仁美ーほむらに座布団一枚!」

仁美「はーい!」

ほむら「では今度こそお開き、また次回」

まどか「……」

さやか「おはようまどか!」

まどか「おはようさやかちゃん」

さやか「どうしたの?気の抜けたサイダーみたいな顔してさ」

まどか「え?えっと、今日のテスト大丈夫かなって思ってて」

さやか「そうなんだよねぇ、あたしも昨日勉強するつもりだったんだけどつい映画見ちゃってさ」

仁美「おはようございます」

さやか「おはよう仁美!」

仁美「はぁ」

さやか「どうしたの!気の抜けたサイダーみたいな顔してさ!」

仁美「え?いえ、実はラブレターを貰ってしまって返事をどうしようかと」

さやか「マジで!?流石仁美だわ〜」

ほむら「おはよう」

まどか「おはようほむらちゃん」

さやか「はよーっす。なんだよぉ気の抜けたサイダーみたいな顔してさ」

ほむら「え?別にいつも通り——」

さやか「さては今日のテスト不安なんでしょ!それともまさかラブレター貰ったとか!?」

ほむら「は?特に何もないけど……」

さやか「またまた〜!そんな顔してるくせに」

〜放課後〜

マミ「あら、みんな今帰り?」

まどか「マミさん!」

さやか「あぁ、どうも……」

マミ「美樹さんどうかしたの?気の抜けたサイダーみたいな顔してるわよ」

さやか「う、うわあああぁぁぁぁぁぁん!!!」ダッ

マミ「ちょっと!何かあったの?」

仁美「恐らく、自分が言われることになるとは思わなかったからじゃないかと思いますわ」

ほむら「巴さんも昨日映画見てたのね」

マミ「なんでそれを!?」

さやか「ふぁーいぶ」デーン

マミ「フォー」デデーン

杏子「スリー」デーン

ほむら「トゥー」デェェェェン

まどか「ワン」ブボボ

QB「それはサンダー」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

織莉子「結果発表です」

>>63 1票
>>64 1票

キリカ「>>63さん、>>64さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

織莉子「次のお題は【不幸な上条】、投稿時間は明日の23:00までです」



恭介「最近妙に運が悪いんだよな、この間も」

 −−−−−

さやか「おーい恭介ー」

恭介「ああさやかちょうどよかった、ちょっと立ち上がるの手伝ってくれないかな?」

さやか「オッケー、じゃあ掴まって」ガシッ

恭介「よっととととうわっ」バタッ

さやか「ひゃぁっ」ムニュ

恭介「ん?ムニュ?ってこれ」ムニムニ

さやか「あわわわわわわ」プシュー

恭介「えっとさやか……これは不可抗力で」

さやか「恭介のエッチ!!」バシーン

恭介「はぶっ」バターン

 −−−−−

恭介「あれは痛かった、次の日にはこんな事が」

 −−−−−

さやか「ううぅ、恭介ーお見舞いだよー」モジモジ

まどか「こんにちは上条君」

ほむら「初めましてね、転校生の暁美ほむらよ、宜しくね上条君」

恭介「転校生?そう言えばさやかが言ってたっけ、確かちょっと無愛想で取っ付きにくいって」

さやか「ちょっ恭介!」

ほむら「なる程、美樹さやか……あなたが私をどう思っているか、よーく分かったわ」

さやか「えっとそのあはははは」アハハ

恭介「はははっ、仲が良さそうだね……ん?あっそうだ、今日は時間がズレてたんだった、せっかく来てくれたのに、今からリハビリなんだごめんね」

まどか「別に気にしないで、リハビリ頑張ってね」

さやか「ううぅ頑張ってね恭介」

ほむら「まぁ無理はしない事ね」

恭介「よいしょっと、とわわうあっ」ガクッガシッ

まどか「へ?」ストン

まどか「あっすっスカートがっ」カァサッ

恭介「ごっごめん!ワザとじゃないんだ!」

ほむら「まどかのスカートを、パンツを見た……殺す」ゴソゴソ

さやか「ちょっ待った!」ガシッ

ほむら「離しなさい美樹さやか!この男の記憶を消さなければ!それが無理なら殺さないと!」

まどか「おっ落ち着いてほむらちゃん、私は大丈夫だから」

ほむら「まどかぁー、可哀想なまどか、やっぱりこの男は生かしてはおけない」ギロッ

恭介「あわわわわわわ」

 −−−−−

恭介「あの時は本当に怖かった、本当についてないよ」

中沢「そうだな、とりあえず一発殴っていいか?」

恭介「なんで!?あー不幸だー」ガクッ

上条「事故って片腕不随になるのは不幸なんじゃないかな」

中沢「幼馴染みと御嬢様に惚れられてるなら爆発だろ」

上条「その幼馴染みも行方不明のまま、志築さんもショックで病んだけどね」

中沢「腕治ったじゃないか」

上条「さやかが見つからないってのにバイオリンどころじゃないだろ」

中沢「爆発すればよかったのにな」

上条「爆発できればよかったのにね」

オクタヴィア「ヴォッポー♪」

上条「…なんで僕がこんな摩訶不思議空間に」

ほむら「自分の運命と選択を恨みなさい」

上条「あれはなんだい?」

ほむら「美希さやかよ」

上条「うっそだー、さやかはあんなにうまく弾けないよ」

ほむら「嘘かほんとかは」がしっ
上条「えっ、なんで掴む
ほむら「自分で確かめなそぉいっ!」
上条「不幸だああああ!?」

オクタヴィア「ヴォ?」

パキィン!

さやか「」

上条「うわああ!?右手で触れたら裸のさやかがでてきた!?」

ほむら「…恐るべき幻想殺し」

病院スタッフA「頑張れ上条君!もう少しだ!」

上条「はい…!」

病院スタッフA「ようしいいぞ!少し休憩しようか」

上条「ふぅ……」

病院スタッフA「中々根性があるな上条君は。顔も良いからモテるだろう」

上条「いえ、別にそんなことは」

病院スタッフA「それにまだ若いんだ……溜まってるんじゃないのか」

上条「は?」

病院スタッフA「こことか」サワッ

上条「な、なにするんですか!」

病院スタッフA「いいじゃないか、ここには二人きりなんだから」サスサス

上条「ちょ、やめ……んっ」

病院スタッフA「ほらほら体は正直じゃないか……」

上条「あっ…あっ……アッ———!!!」


さやか「さやかちゃんがお見舞いに——」ガラッ

上条「うおおおおん見るなッ!見るなああああ!!」スパーンズパーン

さやか「続けて、どうぞ」

恭介「僕は不幸だ」

恭介「車が自動制御されてる時代に事故した事」

恭介「しかも左腕が動かなくなってしまった」

恭介「これではもうバイオリンは弾けないだろう」

恭介「さて、さやかが来る前に……」ヌギヌギ

恭介「さやか、さやかぁ」シコシコ

さやか「恭介ー!今日は学校が早く終わったから早く来れたよ」ガラガラ

恭介「さや……、え……?」ドピュッ

さやか「きゃっ!?」ベチャ

恭介「あ……、あ……」

さやか「苦い……、何てものをあたしの顔にかけてんのよ、この変態!」パシーン

恭介「不幸だー!」

すごい飛距離だ

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>72

>>74

さやか「……本当に、どんな願いでも叶うんだね?」

QB「大丈夫、君の祈りは間違いなく遂げられる」

QB「じゃあ、いいんだね?」

さやか「う——」

上条「待って!」

さやか「……恭介?」

上条「……確かに君が“契約”すれば、僕はまたバイオリンが弾けるようになるになって、
   こんな『不幸』なんてなかったみたいに、いままでどおり生活できるのかもしれない」

さやか「……!——恭介、なんで…!?」

上条「けど、そんなもんが『幸せ』なのか? 自分がのうのうと暮らしている影でさやかが苦しんで、血まみれになって、
   助けを求めて、そんなことにも気づかずに! ただふらふらと生きていることのどこが『幸せ』だっていうんだ!?」

だから、『幸運』なんて欲しくない。
そのためにさやかを失うぐらいなら
この程の『不幸』なんていくらでも受け入れてやる。
だからこそ、上条恭介は言う。

上条「『不幸』だなんて見下してんじゃねえ! 僕は今、世界で一番『幸せ』なんだ!」

織莉子「結果発表です」

>>72 1票
>>74 1票
>>75 1票
>>76 1票

キリカ「結構ばらけたね、みんな優勝おめでとう」

次のお題 安価下

サイレント

ゆま「次のお題は【サイレント】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

ほむら「いや、私は遠慮しておくわ」

マミ「それはソイレント」

まどか「確か牛乳を凝固させるときに使う……」

マミ「それはレンネット」

さやか「サイを借りる!」

マミ「………サイ、レント? と言うか、どういう情況?」

ほむら「………?」

杏子「………!!」

ほむら「……」

杏子「………!」

まどか「…なにしてるの?」

ほむら「おかえりなさいまどか」

まどか「おかえりもなにもお花摘みに行ってただけだしそもそもほむらちゃんの家から出てすらいないよ」

杏子「ほら、戦闘中にあーだこーだ言ってる暇はねぇだろ?だから言葉を使わずに一瞬でいしそつーできるように訓練してんだよ」

ほむら「目標はテレパシーよりも早くかつ正確に意思疎通できるようになることよ」

まどか「へー」

ほむら「ちなみにさっきのは、夕ご飯を何にするかと私が尋ねて」

杏子「シチューがいいとあたしが言い」

まどか「それを了承されて喜んだと」

杏子「そういうこった」

まどか「…………?」

ほむら「…………」

まどか「じゃあちょっと失礼してっと…もしもしパパ?」

杏子「なんて?」

ほむら「シチュー食べたいから泊まってもいいかって。あとはスリーサイズと好みのタイプも聞かれたわ。あとついでに生命と宇宙と万物についての究極の疑問の答えについて聞かれたわ」

杏子「すげーなオイ」



ほむら「……」クイックイッ

さやか「……?」

ほむら「……!」ブンブン

さやか「……?」

ほむら「……!……!」ゴソゴソ

さやか「!……!」フリッフリッ

ほむら「……!」コクコク

さやか「……!」ウンウン

ほむら「……!」ゴソゴソポイッ

魔女「!?」ドカーン

さやか「……!」バッズバァッ

魔女「!」

ほむら「……」ズドドドドド

さやか「……」ズバッズバァッ

魔女「!……!……!!」パァッ

ほむら「!」サッ

さやか「!?」バッ

魔女「!!!!!!」ドカーン

ほむら「…あっ」

さやか「…ないっ」

ほむら「何とか倒したみたいね」

さやか「結界に入った途端に、声が聞こえなくなったから、ビックリしたよ」

ほむら「おそらくだけど、沈黙の魔女って所ね、何とか作戦が伝わって良かったわ」

さやか「マミさんや杏子がいたらもっと楽だったのになぁ」

ほむら「それは私のセリフよ、今日は別行動だから仕方なくあなたと来たんだから」ファサッ

さやか「はいはいいつもの嫌みね、あっグリーフシードだ、回収回収」

ほむら「それじゃあ次に行きましょう」

さやか「あー待ってよほむらー」

まどか「大変! さやかちゃんが魔女にやられて声が出なくなっっちゃった!」

さやか「」サッサッ パクパク

杏子「ん?『頭が痛い』?」

さやか「」フルフル

まどか「たぶん、『テレパシーも通じないみたい』…って言ってるよ」

さやか「」コクコク

さやか「」サッサッサ パクパク

マミ「ええと、『明日も学校だから早く帰って休みたい』…かしら?」

さやか「」ンー

マミ「惜しいの?」

まどか「えっと、『明日も学校があるのにどうしよう、早く元に戻さないと』だと思いますよ」

さやか「」コクコク

さやか「」サッサッパッパッ パクパク

ほむら「! わかったわ、任せなさい」ジャキン

さやか「」ジタバタ パクパク

まどか「わぁっ! 何してるのほむらちゃん!」

ほむら「えっ? だって『思いっきり弾丸撃ちこんで吹っ飛ばしてくれたらそこから再生する』って」

まどか「もう、ぜんぜん違うよ! 『ほむらは何かこういうのを元に戻す方法とか知らない?』って聞いただけだよ!」

さやか「」コクコクコクッ ブルブル

マミ(それにしても鹿目さんはどうしてそんなに詳しくわかるのかしら…)

さやか「魔剣グロスポリナー!」
 
まどか「ブラスター!」
 
ほむら「グラビトン!」
 
杏子「とりあえず殴る」
 
マミ「魔法と科学の融合ね」
 
QB(中級ルシファーホーク)「わけがわからないよ(元ネタ知ってる人いるのかい?)」

やか「ぎゃあああ!?誰かあああ!これ入れてええええ!」つ"さ"

マミ「"さ"いれんと!?体張りすぎでしょ!?」

マミ「…………」

プゥ〜〜ン

マミ「…………」

マミ「…………」スッ

プゥ〜〜ン

パシッ

マミ「…………」

マミ「…………」スゥ

プゥ〜〜ン

マミ「…………」

マミ「…………」スッ

プゥ〜〜パァンッ

マミ「…………」

マミ「…………」スゥ

プゥ〜〜ン

マミ「…………」スッ

プゥ〜パンッ

マミ「…………」

プゥ〜〜ン

パシッ

マミ「…………」

プゥパシッ

マミ「…………」

マミ「…………」

マミ「…………」スゥ

プゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン

マミ「ティロ・フィナーレ!」スギャーーン

                           ドンッ>

マミ「っ!」ビクゥッ

マミ「…………」スッ

マミ「…………」

マミ「…………」スゥ

マミ「…………」

プゥ〜〜ン

〜学校 教室・昼〜

まどか「えっ、そうなの?」

さやか「うんうん!それで、この間ほむらと歩いてたんだけどさぁほむらってば——」ペラペラ

仁美「まぁ、そんなことが……?」

ほむら「あまり、私をダシにして話をしないでほしいわね」

さやか「だって、その時のほむらの顔がぁ——」ペラペラ


ワイワイ ガヤガヤ

まどか「あっ、ごめんね。ちょっとだけ席外すね」

ほむら「えぇ、分かったわ」

仁美「まどかさん、私もご一緒しますわ」

さやか「はいはい、いってらっしゃーい」

さやか「……」

ほむら「……」

さやか「………」サッ 携帯カチカチ

ほむら「………」スッ 小説ペラペラ

さやか「…………」

ほむら「…………」

さやか「………」カチカチ

ほむら「………」

さやか「……」カチカチ

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「……」

ほむら「……」パラパラ

さやか「……」

さやか「………」カチカチ

ほむら「………」

さやか「…………」

ほむら「…………」ペラペラ

さやか「……そろそろ、戻ってくるんじゃない?」カチカチ

ほむら「まだ戻ってこないわよ」

さやか「……そっ」カチカチ



ほむら「……戻ってくるわ」スッ 

さやか「……あのさ、なんで分かるの」サッ

ほむら「まどかの足音なら分かるわ」

まどか「ただいまぁ」

ほむら「おかえり、まどか、志筑さん……」

仁美「お二人は何のお話をしてましたの?」

さやか「あはは、ほむらが人の足音を聞き分ける事が出来るんだぁって自慢話をするからさぁ——」ペラペラ

さやか「先に喋ったほうが負けね」

ほむら「わかったわ」

さやか「じゃあスタート」

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「……」

さやか「……」

まどか「わっわっわわっすれものー」ガラッ

ほむら「!?」

さやか「!?」

まどか「さ、さやかちゃんとほむらちゃんがそんな関係だったなんて……」

ほむら「!」(まどかの誤解を……いやまって、これはさやかのトラップかもしれない!)

さやか「!」(誤解って言えない! 絶対これほむらの仕掛けた罠でしょ!)

まどか「あ、あのね、わたしとしては、二人が仲良いのは、嬉しいっていうかウェヒッ」

ほむら「!?」(まどかの演技凄い! 赤面かわいい!)

さやか「!?」(手で顔をおおってるけどちゃっかり隙間から覗いてるまどかの演技力!)

まどか「ご、ごゆっくり!!」バンッ

ほむら「……」(危ない所だったわ。 さて、次は耳でもあま噛みしてあげようかしら)

さやか「……」(ほむらめ、こしゃくな手を。 さて次は下を脱がすか)

まどか「……」

ほむら「……」

さやか「……」

マミ「……」

仁美「皆さん、目を見つめあって……」

仁美「それは禁断の恋ですのよ!」

仁美「そして乱交はいけませんのよー!」タタタ

さやか「ちょ、仁美……。行っちゃった……」

マミ「これは完全に誤解されてしまったわね」

まどか「仁美ちゃんだけ除け者にしてテレパシーでコミュニケーションしちゃったのはまずかったかな」

ほむら「でも魔法少女の話を大っぴらには出来ないわ」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

良作多くて迷うが>>96かな
なんかこういう空気になるの納得出来るww

織莉子「結果発表です」

>>96 2票
>>95 1票

キリカ「この二人なら本当にこうなりそうだよね。>>96さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

きり

ゆま「次のお題は【グリモア】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」


マミ「これを読んで、新しい必殺技を考えましょう!!」

杏子「勘弁してください!!」

ほむら「貴女はどこまで愚かなの、巴マミ!!」

さやか「マミさん、最高ですよ!! 是非、考えましょう!!」

ほむら杏子(約一人ノリノリだー!!)ガビーン

ほむら「グリモアを手に入れたわ」

さやか「まじで」

ほむら「多分開いたら都合よく触手系のモンスターが解放される」

さやか「都合よく!?」

ほむら「これをさり気なくまどかの部屋に放置する」

さやか「まどか逃げて!」

ほむら「そして16箇所に仕掛けた隠しカメラと、時間を捻じ曲げることによって自分の体を不可視にする魔法で」

さやか「何その無理矢理な魔法」

ほむら「ふふふ、まどかの可愛い姿が見れるわ!」

さやか「てか、ほむら」

ほむら「何?」

さやか「すでにグリモア持ってるほむらの左腕が侵食されてるように見えるんだけど」

ほむら「……なんてこと」

さやか「うわーなんかグロいよー。血管なのか触手なのかが浮き上がってるよー」

ほむら「つまり私は今精神の半分をグリモアに支配されている!」

さやか「普段と一切変わんないのが凄い!」

ほむら「第三者から見ても通常、私も自分では精神的に侵食されている気が特にしない」

さやか「あれ、じゃあ見た目だけ?」

ほむら「でもほら、触手の動きを見て。明らかに何か吸ってる動きよ」

さやか「……肉とか血とか吸ってんじゃないのこれ」

ほむら「……もうこの子ったら☆」

さやか「ほむらがあまりの展開に考えるのやめた」

ほむら「あはは、あはは、あはははは」

さやか「しょうがない。とりあえず切り落とすか……」

ほむら「わー、さやかちゃんこわーい」

さやか「あたしは魔女だ!!」

まどか「美樹違いだよさやかちゃん」

さやか「シレーヌがああなるとはね」

まどか「リメイク恐るべしだね」

魔女結界?

マミ「」

さやか「………ナニコレ」

ほむら「辺り一面 ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲 だらけね」

杏子「何だよキノコの魔女ってオチだろ」 ?「果たしてそうかな?」

杏子「誰だっ………「ようこそ 変態の国へ」へっ変態だーーーーーーーーー!!」

?「大人の言うことを聞かない悪い子は、近所のオジサンに変わってオシオキだよー」

マミ「」気絶 ?「君たちはいい子かな悪い子かな何しにここに来たのかな?」

さやか「わっ私達は通りすがりの一般市民で「何でコスプレしてるの」ぇ、普段着ですよ「ウソツキー!」ギャーーーーーーー!「オシオキだ!!オシオキだ!! オシオキだ!!」

QB「うん、アレのせいでこれしか浮かばなかったんだ 。僕は悪くない」


マミ「グリモアを手に入れたわ!」

杏子「ふーん……で?」

マミ「いえ、何かに使えないかと思って」

杏子「呪文を詠唱でもすればなんか出てくるんじゃねえか」

マミ「やってみるわね!えっと、エ……エ……」

杏子「早く言えよ」

マミ「わ、私はいいから佐倉さんに読ませてあげるわ」

杏子「いいよめんどくせえ。マミが読めばいいじゃねえか」

マミ「分かったわよ!読めばいいんでしょ!」

杏子「なぜ怒る」

マミ「エ、エ……ム……エッサイム……」

杏子「なんだ?最初の方が聞こえねえぞ」

マミ「エロイムエッサイム!我は求め訴えたり!!」

杏子「……」

マミ「……」

杏子「なーんもねえな。やっぱ使えねえな」

マミ「そ、そうね……」

杏子「マミがムッツリってことが分かったくらいか」

マミ「ちがっ、違うわよ!!!」



ワルプルギスの夜「キャハハハハハ」

ほむら「出たわねワルプルギスの夜!今回こそ勝たせてもらうわ!」バッ

マミ「暁美さん?その本は?」

ほむら「今日の為に用意した切り札よ!さあ私の望みを叶えて!魔王サタン!」ブワァ

杏子「魔王サタンだぁ?そんなの喚んだりしたら!」

ほむら「大丈夫よ!サタンは完全に私の制御化にある!さぁ行きなさい!」

サタン「よかろう!」バサア

ワルプルギスの夜「アー」チュドーン

さやか「うわっ一撃で」

ほむら「ありがとうサタン、もう帰っていいわよ」

サタン「そうはいかん、我が使命はまだ終わってはいない、この世界にてやることがある」

マミ「なっ!?まさかこの世界を」

杏子「ちいっだから言ったんだよ!」ジャキィ

まどか「みんなー」タッタッタッ

サタン「見つけたぞ!」バサア

さやか「まどか逃げて!」

まどか「きゃあ!」ピカァ

ほむら「まどか!」

サタン「ふふふ……、我が使命確かに果たしたぞ、さらばだ暁美ほむら」スゥゥ

まどか「あれ?何だか体が熱くなって、お願いほむらちゃん静めるの手伝ってほしいな」シュルシュル

ほむら「まどか!私に任せて!」ササッ

マミ「……これが暁美さんの望み?」

さやか「ワルプルギスの夜を倒したのは、おまけみたいな?」

杏子「アホらしい、帰って何か食おうぜ」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「まどか!」

ほむら「……」テクテク
仁 美 「……」テクテク

ほむら(何時ものループなら、転校当日にこんな事はなかったのだけど)

ほむら(朝、転校生として挨拶した後、まどかに話しかけず、ただ授業が始まるのを待っていた……)

ほむら(そうしたら、早乙女先生から"せっかくですから学校の中を見て回るように"と言われ……)

ほむら「……」テクテク
仁 美 「……」テクテク

ほむら「わざわざ、ごめんなさいね……学校の案内なんてさせてしまって」


仁 美 「いえ、これも学級委員としての仕事ですので」ニコ

仁 美 「それに、わたくしとしても暁美さんには早く学校には慣れてほしいと思っていますので」テクテク

ほむら「そう……ありがとう」

仁 美 「ふふっ。では此処が、見滝原中学校の図書館になりますわ」


ほむら(図書館……今までのループでは立ち寄った事がなかった場所……)

ほむら(ずっと通っている学校でも……来た事のない場所もあるものね)

ほむら「……図書室ではなく図書館と言うのが頷けるほど広いわね」

仁 美 「そうですわね……わたくしも初めて見た時は驚きましたわ」

仁 美 「一体どれほどの本があるのか……」


仁 美 「そうですわ。せっかくですから、何か本を借りてみてはどうでしょう?」

ほむら「えっ?」

仁 美 「本の借り方なども説明しておいた方が良いでしょうし」

仁 美 「図書館の中を見て回りながら、これだけの本があれば暁美さんの気になる本もあるかもしれませんわ」

ほむら「……そうね。何か良い物が見つかれば借りてみるわ」

仁 美 「ふふっ、きっと見つかりますわ」



ほむら「ここから先は持ち出し禁止の本みたいね」

仁 美 「そうですわね……わたくしもこの辺りはあまり見てみた事がないですわ」

ほむら「……そうなの?」

仁 美 「えぇ、なんだかここに近づくにつれ気分が悪くなるよう気がして……」

仁 美 「それが原因なのか、これだけ広い図書館の利用者まあまり居ない……という噂もありますわ」

ほむら「…………そう、だから今までのまどか達は私を此処に案内しなかったのかしら」ボソ

仁 美 「……暁美さん?」

ほむら「何でも無いわ……。それにしても外国語の本が結構あるみようね……」

仁 美 「えぇ……でも、わたくしには何が書いてあるのかまるで分かりませんし……暁美さんは分かります?」

ほむら「ある程度は……」

ほむら(巴マミに必殺技名を考える用に言われて……外国語をいくつか勉強していたのがこんな形で役立つとはね)ジー

【屍食教典儀】【西欧における魔女信仰】【セラエノ断章】
【ネクロノミコン】【魔女の槌】【ナコト写本】
【無名祭祀書】【魔術の真理】【ルルイエ異本】
【妖蛆の秘密】【サンの七秘聖典】【金枝篇】
【エイボンの書】【怪物とその眷族】【黄衣の王】

ほむら「……………………」

ほむら「……この館を燃やしましょう今すぐ」

キリカ「時間だよ、投票時間は23:30まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

ほむら「何かしら?この本」ペラペラ

ピカー!

ほむら「うおっ、眩し——」

————

ほむら「ううん……、ここは……?」

魔物「キシャー」バッ

ほむら「危ない! あれ、動けな……、痛っ!」

キュゥべえ「君の順番じゃないから動けないよ」

ほむら「いきなり出てきて何を訳の分からない事を」

キュゥべえ「それがこの世界のルールだからさ。さあ、君の番だよ」

ほむら「まずはあの使い魔らしきものを時間を止めて倒……、使えないわね」

キュゥべえ「SPが足りないみたいだから普通に攻撃したらどうだい?」

ほむら「そうね」パァン

魔物「グワァ!」75!

魔物「」シュウウ

ほむら「倒したみたいね」10exp

ほむら「さあ、説明してもらいましょうか」

キュゥべえ「ここは戦闘、エンゲージ中は敵味方順番に行動が回ってくるよ」

ほむら「よく分からないけど違う世界に来てしまったみたいなのは分ったわ」

続く?

マミ「それじゃあ魔法少女体験コース第一弾。張り切っていってみましょうか」

さやか「じゃーん!あたしは皆の小腹が空いたときのためにおやつを持ってきました!」

マミ「鹿目さんは何か持ってきたの?」

さやか「流された!?」

まどか「えっと……わたしはこれを」

マミ「……何かしら」

まどか「魔導書です」

マミ「そう、意気込みは十分なようね…………魔導書!?」

まどか「はい。とりあえず援護だけでもしようかと思って」

マミ「援護って、いったいどんな……」

まどか「例えば、さやかちゃんが使い魔に襲われている間に、私が魔導書に書かれている呪文の詠唱に専念したりとか」

さやか「あたしは囮かよ」

マミ「……」

まどか「この術式の発動にはそれなりの時間を要しますけど、その魔法が解き放たれた瞬間、虹色の閃光とともに対象に不可逆的な破壊をもたらし、ついには」

マミ「鹿目さん、私にもそれ教えてもらえないかしら」

>>113

>>114
シャフトならやりそう

>>111と悩んだわ

ゆま「結果発表だよ」

>>114 2票
>>113 1票

織莉子「なお燃やすのも非常に危険な模様。>>114さん、優勝おめでとうございます」

次のお題 安価下

キリカ「次のお題は【巨人】、投稿時間は明日の23:00までだ」

マミ「〜♪」

さやか「はっ、あれは歌詞がでないと噂の」

ほむら「マミ、まさか貴女……!」

マミ「Seine das Essen und wir sind die Jager!」

さやか「うわぁ、やめなさいそのビキニ映画じゃない」

ほむら「奴は生粋のサンホラーよ! でもまだ歌詞は確定してないわ! これが正解かは保証しないんだからねっ!」

マミ「( ゚д゚)ハッ!」

さやか「( ゚д゚)ハッ!」

ほむら「( ゚д゚)ハッ!」

マミ「(*。◇。)ハッー!」

さやか「なんか気づいたらコーラスしてた」

ほむら「進撃のマミね……」

マミ「今を変えるのは戦う覚悟だぉ!」

さやか「だお!」

ほむら「なんて再現度なの!」

マミ「屍踏み越えてー進む意志を嗤う豚よー」

さやか「あ、ここは歌詞でるんだ」

ほむら「親切設計ね」

マミ「家
   畜
   の安寧」

さやか「わー! 行が消費されるー!」

マミ「餓  死
   狼  せ
   の  る

     自
     由
     を
     !」

ほむら「マミのやりきった顔がうざかわいい!」

マミ「城壁のその彼方、獲物を屠る」

マミほむさや「イェーガー!!!!!!」ガタッ

マミ「迸る衝動にその身をやっきーながっらー!」

ほむさや「ついに台詞をまとめないと行がまずく」

マミ「黄昏に緋を穿っつーぐれーっんのゆみゃー!!」

ほむら「お、終わった、これだけで凄く疲れたわ……」

マミ「〜♪」

さやか「マミさんが連続で入れてただと!?」

マミ「Seine das Essen und wir sind die Jager!!」

ほむら「も、もう勘弁して!」

↑普通に間違ってたわ。スルーで!



さやか「巨人って本当にいたら、どの位の大きさだろうね」

まどか「そうだなぁ、巨人って言う位だから、やっぱり50m位かな?」

さやか「えー100mはないかな?」

まどか「でも50mってアニメのロボット位はあるよ?」

さやか「いや大きいのは100m越えるし、巨人もその位あってもよくない?」

まどか「うーん……ほむらちゃんはどう思う?」

ほむら「そうね……人間の約30倍の大きさで、ざっと50m程かしら?100mだと60倍近い計算になるわね」

さやか「100mでそんな感じか、じゃあ100倍だと……身長160cmだと160m位?」

ほむら「そうね……よく計算できたわね美樹さやか」

さやか「バカにするなー!流石にそれ位は解るってば!」

まどか「まあまあ落ち着いて、でもそれだと50倍で80m位がちょうどいいのかな?」

さやか「そうかな?私は100倍位でいいと思うけど」

ほむら「私は魔女の様に暴れたりしなければ、どんなサイズでもいいわ」

まどか「そうなの?」

ほむら(そもそもワルプルギスの夜も、巨人みたいなものだし、まどかの魔女なんてもう)ブルッ

ほむら「それを思えば、巨人のサイズなんて気にもならないわね」ボソッ

さやか「ん?ほむら何か言った?」

ほむら「何でもないわ」ファサッ

ほむら「巨人? ええ、見たことあるわよ」

ほむら「私、長嶋茂雄さんのファンなの」

ほむら「魔女はいない…?」

QB「今この世にいるのは魔獣だけだよ。魔女なんて聞いたこともない」

マミ「噂をすれば……来るわよ!」

魔獣「ウオオオオオン」

ほむら「あれが魔獣!?獣というよりは人っぽい……巨人っぽいわね」

杏子「なんにしてもぶっ飛ばすことに変わりはねえだろ!」

ほむら「……そうね。その通りだわ」

ほむら(これがまどかの望んだ世界なら、私に出来ることはもう——)

ほむら「一匹残らず駆逐してやるわ!」

ほむら「ついに来たわねワルプルギス…今度こそは!」

まどか「だめだよほむらちゃん!ほむらちゃんがいくら可愛くても一人じゃ勝てないよ!」

ほむら「大丈夫よ、問題ないわ…今の私には神にも悪魔にもなれる力がある!」

まどか「いやそれは無理だと思うよ」

ほむら「パイルダー・オン!!!マジーン・ゴー!!!」

まどか「狭いんだから大声ださないでよほむらちゃんうるさい」

ほむら「来い!ゴッドスクランダーッ!!!」

まどか「ってなんで私コクピットに連れ込まれてるのかな?しかもほむらちゃんの膝の上」

ほむら「ここが一番安全なの」

まどか「ガラス一枚隔てた先に魔女がいるのに?」

ほむら「………」

まどか「………」

ほむら「見なさい!この力!」

まどか「だからうるさいって」

ほむら「地を裂き!海を割り!すべてを生み出すこの拳!!」

まどか「しまいに怒るよ」

ほむら「ビッグバァァン!パァアアアアンチ!!!」

まどか「うるさあああああああい!!!」

————

まどか「…って夢を見たんだよ」

ほむら「大丈夫よ。今度はボロットを使うから」

まどか「えー…」

ほむら「はぁ、この周もやっぱり希望が見えない。せめてインキュベーターの動きさえなんとかできれば……さやかから気分転換に野球の券もらったから来てみたけど……」
 
『東京カイアンツ対板神タイガンス』
 
???「ウッヒッヒ、そこのお嬢ちゃん。悩みのある顔してるね、ちょっと寄っていかないかい?」
 
ほむら「なっ、なによ! (なにこの胡散臭さ満載の商人)」
 
クワタ「わたくし東京カイアンツ、名誉ワラ人形師のクワタと申しまーす。ウヒヒ、お嬢ちゃん、恨みがある相手がおるならええものあるで」モミテスリスリ
 
ほむら「えっえっ?」
 
後日
 
ほむら「キュゥべえ、耳毛一本ちょうだい」
 
QB「?? いいよ」
 
『QBの毛入りワラ人形in五寸くぎ』
 
ほむら「くーたーばーれーキューゥーべーえ」カツーンカツーン
 
全QB「ぎゃあぁぁっ! なんだ? きゅうに全部のボクの体が痛いぃぃ!」
 
ほむら「すばらしい呪いの力ね」
 
クワタ「でがんしょ♪」

 
 
キヨハラ「ほんとうの巨人軍の桑田選手はこんな悪魔男じゃないので誤解しないでくださいね」

 
マツイ「ウガー」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>129
今川だからしょうがない

>>130

織莉子「結果発表です」

>>129 1票

キリカ「どうあがいても自爆オチ。>>129さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

*保存*

ゆま「次のお題は【*保存*】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

QB「何を願う?」

さやかは狂喜して叫んだ。「q!!」しかし何も出てこなかった…*保存*


さやか「私の…私の願い…」orz

ほむら「…あなたはどうしてこう愚かなの…」

まみ:Lv99 ほむら:Lv99 さやか:Lv99 きょうこ:Lv99
 
マミ「うふふ、はぐメタ狩り続けて遂に全員カンストレベル! さあさっそく*保存*してっと」
 
『まことにおきのどくですが、ぼうけんのしょ1 ぼうけんのしょ2 ぼうけんのしょ3はきえてしまいました』デロンデロンデロンデロンデデロン
 
マミ「」
 
まど神「なっ、なにこのケタ外れの呪いの量は!? こんなのとても導ききれないよーっ!」



ほむら「まどかはもういない、概念となったあなたは、どこにでもいてどこにもいない」

魔獣「グルルルル」ゾロゾロ

ほむら「流石にこの数はどうしようもないわね、ごめんなさいまどか、あなたが護ろうとしたこの世界を、私もずっと護りたかったけど、私はここまでみたい」

魔獣「グアァァァ」バァッ

ほむら「せめて一匹でも多く!消滅させてあげるわ!」バサァ

 −−−−−

ほむら「……ん?ここは?」

さやか「おっ気がついた?みんなーほむらが起きたよー」

マミ「暁美さん気分はどう?」

杏子「何か食うか?」

ほむら「なっ?さやかにマミに杏子?どうしてあなた達が?」

さやか「そりゃあ勿論」

マミ「ここが私達の居場所だからよ」

杏子「後ろを見てみな」

ほむら「え?後ろ?」クルッ

まどか「えへへ……久しぶりだねほむらちゃん」

ほむら「まどか?本物のまどかなの!?」

まどか「そうだよほむらちゃん」

ほむら「……やっと、やっとまた会えた」ポロポロ

まどか「今までありがとう、よくがんばったね」ギュッ

ほむら「まどかぁー!」ギュゥゥ

まどか(本当にありがとう、今までのほむらちゃんの姿、全部私の心に保存してあるからね)

さやか「境界線上?」

ほむら「それはホライゾン」

さやか「似てる」

ほむら「似てるけど」

さやか「じゃあ一緒じゃん!」

ほむら「じゃあさかなとさやかも似てるから一緒ね」

さやか「やったね」

ほむら「やったわね」

さやか「ぴちぴち」

ほむら「とったどー」

さやか「とられたどー」

ほむら「あはははは」

さやか「あはははは」

ほむら「保存ッ!」

さやか「ほぞぉんっ!」

ほむら「あはははは」

さやか「あはははは」


まどか「だからあの二人には飲ませないでって言ったのに……」

杏子「ごめん……」

QB「何を願う?」

ほむらは狂喜して叫んだ。「まどかのパンティー!!」みずぼらしい霊布細工の窓が落ちてきた。



ほむら「窓ッッッ!!」

さやか「人のこといえないよあんたも」


ほむら「うふふふ。今回の周ではまどかの写真をたくさん撮れたわね」

ほむら「それじゃ、パソコンに全部*保存*と」



———数日後

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハ!!!」

ほむら「勝てねえ。戻ろう。帰ってまどかの写真を見よう」

カチッ。

ギュルルルルルルルル



ほむら「ワルプルギスの夜で傷ついた心を癒しましょう。パソコンを起動、と」

ほむら「……前の週に全部データ置き忘れてたわ!」

QB「残念だったね、暁美ほむら」

ほむら「ぬう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!」

『男の恋は名前を付けて保存、女の恋は上書き保存』なんて言葉がある

誰が考えたのか知らないけど

ふざけた言葉だ

あたしの恋は間違いなく名前を付けて保存なんだもの

永久保存版

世界がセピア色に染まろうともきっといつまでも覚えてる

例え誰に忘れられてもだ

この恋はあたしの心のファイルに保存されました

心のパスワードが解かれない限り

誰にも消させたりしない


HUまどか「というわけでさやかちゃんのポエムも永久保存するね」

さやか「やああああああああめええええええええええええてえええええええええええええええええええええええええ」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

織莉子「結果発表です」

>>143 8票
>>142 1票

キリカ「圧倒的ドS。>>143さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

ゆま「次のお題は【大人達のまどか☆マギカ】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

詢子「よし」

和子「出番ね」

杏子「呼んでない呼んでない」

詢子「もし、魔法で何でも願いが叶うとしたどうする?」

和子「えっ? どうしたの急に」

詢子「まどかに聞かれたんだよ、昨日な」

和子「ふうん……それで? 何て答えてあげたの?」

詢子「気に入らない役員を飛ばしたい」

和子「あはっ、詢子らしいわね」

詢子「和子だったらどうする?」

和子「そうね……普通の人でいいから、私と一緒にいてくれる夫が欲しいわ」

詢子「…………」

詢子「……何でも願いが叶う、って言われてるのに……妙に夢のない願いになるのは何でだろうな」

和子「魔法に夢を抱いていられないのよね……私たち大人って」

まどか「マミさーん!」
 
王大人「我、確認す。巴マミ、死亡」

 
 
オクタヴィア「ギャオォォォ」

 
杏子「いっしょに行ってやるよ。ひとりぼっちは寂しいもんな」
 
王大人「美樹さやか、佐倉杏子、死亡確認」

 
 
まどか「キュゥべえにだまされる前の、バカな私を助けてほしいなって」

 
ほむら「まどかぁぁーっ」
 
王大人「鹿目まどか、死亡確認」

 
 
ほむら「私の戦場はここじゃない」

 
まどか「待って! ほむらちゃん」
 
ほむら「えっ? ええ! まどか、なんで、死んだはずじゃ!?」
 
さやか「まどかだけじゃないよ」
 
杏子「あたしたちもいるんだ!」
 
ほむら「えっ、えぇぇぇ! さやかに杏子に、それに巴さんまで、なんで? どうして!」
 
マミ「私もあのときはダメと思ったわ。けど、王大人が死亡したと見せかけて、中国三千年の漢方医療を続けてくれたのよ」
 
王大人「礼には及ばぬ。敵をあざむくには、まず味方からと申すゆえ」

 
 
『中国漢方医療、それは三千年の歴史を持って洗練されてきた結晶である。古来より、医の知識の多寡は生死に直結するため、拳法家にとってもっとも重要視する技術だったのはいうまでもない』

 
『特に、西暦1256年、広東省青遼山で備真拳と孫金拳が激突した際は双方共に致命傷を受けながらも十日十晩に渡って戦い続け、遂に死亡者なしで引き分けたことはよく知られている』
 
『しかし、あまりにも人体の限界を超えた治癒技術は人口の爆発を招くとされ、時の皇帝によって禁止され、現在ではこの技術を継承するものはないとされる』
 
『ちなみに、この際倒されても倒されても蘇ってきた備真拳と孫金拳の拳士たちの血まみれでなお戦う姿に恐れを抱いた観客たちにより、死なない化け物のことを両派の名前を合わせて』
 
『孫備(ソンヒ)と呼ぶようになり、これが後のゾンビの語源になったことは懸命な読者諸君の察するとおりである』
 
【民明書房刊 中国三千年・これであなたも風邪知らず】より抜粋

 
 
まどか「さあ、ここからは私たちにまかせて!」

 
ほむら「……」

まどか「おはようパパ!ママ!」ダダダッ

知久「おはよう、まどか……今日はちょっと起きるのが遅かったみたいだね」

詢子「おぉ、おはようまどか」

まどか「うん……ちょっと疲れてたのかな……?」

まどか「あっ!もう時間が……私もう行くね!」

知久「まどか!朝ごはん食べていかないのかい?」

まどか「うん!それじゃあいってきまーす!」タッタッタ


知久「うーん……最近のまどか、少し様子がおかしいよね」

詢子「そうだねぇ……夜も遅くまでどっかほっつき歩いてるみたいだし」

詢子「何かあたしらに隠し事してるみたいだが……まぁ、まどかもそういう年頃ってことか?」

知久「危ない事に関わってなければいいんだけど……」


___________________
モブ女子「すんごい長い髪だよね。毎朝大変じゃない?」

ほむら「あの、わ、私、その…」


まどか「暁美さん」

まどか「保健室、行かなきゃいけないんでしょ?場所、わかる?」

ほむら「え?いいえ……」

まどか「じゃあ案内してあげる。私、保健係なんだ」


早乙女(暁美さんがクラスの子と馴染めるのか心配で少し様子を見てましたが)

早乙女(ふふっ、まどかちゃんが一緒にいてくれるなら安心かな)

早乙女(でも、まどかちゃんてもっと引っ込み思案で、あんな風に初対面の子に接っしたりする子だったかしら?)

早乙女(……ここのところ妙に明るくなったし……むむむっ?)


___________________
体育教員「今日は走り高跳びです、正面跳び、はさみ跳び、ベリーロール背面跳び、いろいろと試して跳んでね」


まどか「鹿目まどか、行きまーす」

タッタッタッタ ピョン

体育教員「鹿目さん、1メートル55センチクリア!」

モブ女子「すごい!」

体育教員「いきなり1メートル55センチって県大会に狙っちゃうよ」


体育教員(……いやいや、おかしいでしょう)

体育教員(この間まで、鹿目さんは平均よりも低いぐらいしか跳べなかったじゃない)

体育教員(……例え体調が良くても、まぐれで跳べる高さじゃないし……)

体育教員(鹿目さんに何があったの?)

___________________

まどか「いきなり秘密がバレちゃったね」

まどか「クラスのみんなには、内緒だよっ!」



大人達((((……あの子、何を隠しているの?))))



QB「さあまどか、君の願いを聞かせてくれ」

まどか「私の願いは……、今この瞬間から魔法少女と魔女が解放されて、普通の女の子になって、代わりに魔法熟女が魔女にならずに戦える世界にする事!」

QB「その願いは!?」

まどか「さあ叶えてよQB!」

QB「……契約成立だよ、まさかこんな願いをするなんて」

ほむら「ワルプルギスの夜が消えて、私達のソウルジェムも消えたわ!」

QB「今までの魔法少女は、魔女も含め全員解放されたよ」

まどか「よかった……あれ?私は?私はどうなるの?」

QB「勿論魔法少女じゃないよ、あくまで願いを叶えてから契約だからね」

まどか「やったぁ!みんなー!」

QB「……まったく訳が分からないよ、魔法熟女システムか……流石に大きなエネルギーは得られそうにないね」トコトコ

QB「第二次成長期の少女でなければ、あそこまで大きな感情の振れ幅はないだろうし、元々魔女化の時のエネルギー回収がメインだった以上、効率の大幅ダウンは避けられないね、……でもまぁ」クルッ


まどか「これでほむらちゃんの目的は達成したよね?」

ほむら「そう……よね?……でも、ううんなんでもないわ、ちょっとQBと話しがあるの」スタスタ


QB「やあほむら」

ほむら「単刀直入に訊くわ、まどかは契約しているのよね?」

QB「そうだよ、魔法少女ではなく魔法熟女としてだけどね、まどかが年をとれば魔法熟女として覚醒するはずさ」

ほむら「やっぱり……、それはいつなの?」

QB「それは分からないよ、なにせ今できたばかりだし、誰と契約できるかも今から調べる所だからね」

ほむら「魔法熟女……」

QB「じゃあまどかによろしくね、僕は色々と調べるから」

ほむら「待って……、私も契約するわ、今度こそ私がまどかを護る為に!」

QB「……分かったよ、契約成立だ……何年後か分からないけど、君が資格を得た時にまたやってくるよ、……大人になった君達の下にね」トコトコ

ほむら「ええ……さようならQB」スタスタ

キュゥべえ「最近、何故か30代女性の感情の起伏が思春期の少女並みになってきたようだ」

キュゥべえ「特に独身女性からはとても強力な素質を感じるよ」

キュゥべえ「だから魔法少女と並行して魔法熟女も増やす事にしたよ」

———

和子「あなたがワルプルギスの夜ね……」

和子「未婚の私が今、職場を失う訳にはいかないのよ!」ドカンドカン

ワルプルギス「アハハハハ……」シュウウ

和子「ふう、学校を消されずに済んだわ……」


マミ「私達」

さやか「完全に」

杏子「蚊帳の外……」

ほむら「まさかこんな簡単にワルプルギスの夜を越えるなんて……」

和子「それではこれより第一回S.C.D会議を始めるわよ!」←一話から登場

ホスト「あの、具体的には何するんスか」←八話登場

和子「私達が何をするべきか……それはこの面子を見れば分かるでしょうハイ中沢君!」

中沢「えぇ!?も、物語をどれだけ盛り上げられるか……」←一話登場

和子「違います!そんなのは本編の子に任せておけばいいんです。私達の目標は本編への出演回数を増やすこと!」

OL「分かりますその気持ち!私ももっとまどマギに出たかったです!」←二話登場

ショウ「俺もだぜ!あんだけの会話で終わる俺じゃねえ!」←八話登場

和子「それでは何かアイディアがある人は挙手をお願いします」

恭介父「まずはインパクトのある台詞を考えるべきではないだろうか。そうすれば本編に割り込む場面が決めやすくなる」←五話登場

工場長「逆に割り込めそうな場面から考えたらどうだ」←四話登場

ショウ「俺もそっちに賛成だぜ」

和子「ではまず皆さんでまどマギを視聴しましょうか」

〜まどか☆マギカ視聴終了〜

看護婦B「うっ、ぐすっ」←四話登場

病院スタッフA「イイハナシダナァー」←五話登場

和子「ふふ、やっぱりいい話でしたね。さて皆さん、何か割り込めそうな場面は見つかりましたか」

クラスメイトE「はい」←一話登場

和子「はいどうぞ!」

クラスメイトE「このままでいいと思います」

和子「……」

 S  . C  .  D
サブ・キャラ・同盟

   解 散

カランカラーン
立花シェフ「……いらっしゃい」
詢子「子供連れだけどいい?」
立花シェフ「……構いませんが」
タツヤ「いちおー?」
知久「……ほんとだ、微かに苺の匂い」
立花シェフ「……新メニューに加えようと……よかったら試食して貰えませんか?」
詢子「……いいの? ダンナの料理は美味いから舌肥えてるよ?」
知久「僕も興味あるなぁ、同じものを。それと、子供用に何かお願い出来ますか?」
立花シェフ「まだメニューに加えていないのでお代は結構です。宜しければ感想をお願いしたい」


立花シェフ「——どう、でしょう」
詢子「79点!」
知久「……厳しいなぁ、店で出すなら十分にいいレベルだと思うけど」
詢子「んーなんかさぁ、『人に食べさせる』レベルじゃないんだよ」
立花シェフ「」ズーン
知久「そんなに舌が肥えて……? 僕、そんなに料理が自慢できる訳じゃ……」
詢子「あぁいや、貶したんじゃなくて。味は最高だよ? ただ……」
立花シェフ「?」
詢子「なんかさ、『哀しい』味がしたんだよね」
詢子「……何か考えてただろ」
立花シェフ「————作り直してきます」
詢子「ああっ、待って! 流石に二皿もタダでは食べないからさ、ね?」
立花シェフ「小盛りにしますよ」


立花シェフ(哀しい、か———)
立花シェフ(変なこと考えてるから料理に感情が移るんだ)

(チャオ! 立花さん!)
(メニューに入れてくれたんだね!ありがとうありがとう)
(立花さん、本当に……本当にありがとう)
(すごいでしょ)
(わたし魔法が使えるんだ)

立花「————」

イチゴリゾット。
これを教えてくれたのは一体誰だったのだろう。
記憶に残る少女の声も————

立花シェフ「ミニオムライス、お待たせしました——どうでしょうか?」
詢子「ん、良くなったよ。これになら金出せるね。……で、何考えてた? 言っちゃいなよ」
タツヤ「ほむらいしゅー、うまうま」
知久「こ、こら! いきなり人の秘密を……」
立花シェフ「構いませんよ。ちょっと変だと思われるかもしれませんが……」
立花「……少女の声が、聞こえたんです」
詢子「……アタシも、似たような経験はあるからさ。馬鹿にはしないよ」
タツヤ「まろかー……ぅみ?」
詢子「そうそう、『まどか』」
タツヤ「かぅみ!」
知久「また増えた!?」



終わり。美佐子さん出せなかった

あんな長文書いてシステムに「改行しすぎ」と怒られ読みにくいように修正してまで投稿したはいいが、

お代は【大人達のまどマギ】でいいんですよね?ちゃんとお代に則してますよね?

大人が出てればいいと思う(適当)

織莉子「時間となりました、投票時間は23:30までです」

ゆま「次のお題の安価への参加できるのは投稿か投票をしてくれた人だけだよ」

キリカ「参加したい人は忘れずに投票してくれ」

勘違いだったら申し訳ないんだけれど>>164を前にも見たような気がする。

ゆま「結果発表だよ」

>>159 1票
>>161 1票
>>164 1票
>>165 1票

織莉子「以上の4名が優勝です、おめでとうございます」

次のお題 安価下

ゆま「次のお題は【となりの中沢くん】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

>>169
こんな感じで書いたのは初めてだぞ
S.C.Dはとある漫画のおまけから拝借したけど



ほむら「隣の席の中沢君、この頃少し変よ、どうしたのかしら?」

 −−−−−

中沢「あのー暁美さん、今度の日曜日は暇かな?」

ほむら「残念だけど忙しいわ、またにして貰えるかしら?」

中沢「あっうん……」

 −−−−−

中沢「あのー暁美さん、今日の放課後は暇かな?」

ほむら「ごめんなさい、やることがあるのよ」

中沢「あっうん……」

 −−−−−

中沢「あのー暁美さん、昼休みにちょっと話したい事があるんだけど」

ほむら「悪いけど、時間がとれそうにないわ」

中沢「あっうん……」

 −−−−−

中沢「あのー暁美さん、鹿目達が来るまででいいから、聞いて欲しいんだけど」

ほむら「むぅ……まあいいわ、それで何かしら?」ファサッ

中沢「実は見ちゃったんだ、暁美さんや美樹が何かコスプレみたいな服来て走ってるの」

ほむら「……マジデ?」

中沢「それでこの間から話しを聞きたくてさ」

ほむら「……学校が終わったら、そうね……公園ででも説明するわ」

中沢「あっうん……、やっぱり話し辛い事?」

ほむら「……できれば話したくはないわね」

中沢「そっか……、でも最近気になってよく眠れないんだ」

ほむら「大丈夫よ説明はちゃんとするわ」ハァ

中沢「うん、じゃあ僕は先に行くね」スタスタ

ほむら「……どうしよう?」

まどか「ほむらちゃん!今中沢君と何話してたの?」ワクワク

さやか「恋バナ?もしかして告白なのかー!?」ワクワク

ほむら「……本当にどうしよう?」

ほむら(お願い神様……こんな人生だったのよ)ガサガサ

ほむら(……せめて一度だけでいい……幸せな夢を見させて) ゴソゴソ

ヒョイ


ほむら「…………」ドヨーン

中 沢(あれっ、暁美さんがまた隣の席か……)

中 沢「えっ、えっと……またよろしくね暁美さん」

ほむら「……」チラッ

ほむら「…………ハァ」

まどか「しょうがないよほむらちゃん……席替えはくじ引きだもん」

ほむら「……そうね。仕方がないこと……よね」


〜席順〜            【教壇】
窓|【モ ブ】 【モ ブ】【モ ブ】 【モ ブ】 【モ ブ】 【モ ブ】| 廊
窓|                                  | 下
 |
窓|
窓|
 |【モ ブ】 【モ ブ】【モ ブ】 【仁 美】 【上 条】 【モ ブ】| 
窓|                                  | 廊
窓|【ほむら】 【中 沢】【まどか】 【さやか】 【モ ブ】 【モ ブ】| 下

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁
  

ほむら「……」

中 沢「……」

中 沢「あ、あの……暁美さん、良かったら席変わろうか?」

ほむら「えっ……」

中 沢「え、えっと……どっちでもいいんだけど……俺は窓際の一番後ろの席がいいかなぁと……」

ほむら「本当にいいの!?」ガタッ!

中 沢「は、はいっ……」ビクッ

ほむら「ありがとう、この恩は忘れないわ!」

中 沢「あはは……どういたしまして」

中 沢(まぁ、席が替わっても暁美さんの隣は変わらないからなぁ……)


〜席順〜             【教壇】
窓|【モ ブ】 【モ ブ】【まどか】 【モ ブ】 【モ ブ】 【モ ブ】| 廊
窓|                                  | 下
 |
窓|
窓|
 |【モ ブ】 【モ ブ】【モ ブ】 【仁 美】 【上 条】 【モ ブ】| 
窓|                                  | 廊
窓|【中 沢】 【ほむら】【モ ブA】 【さやか】 【モ ブ】 【モ ブ】| 下

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁


ほむら「というわけで、改めてよろしくね中沢君、まど……か」

モブ A「……鹿目さんなら、一番後ろだと前の人で見えないからって席変わっちゃったよ?」

ほむら「……、…………!そういえば私も視力が悪いから前の席に移っても……」イソイソ

さやか「いや、いい加減諦めなさいよあんたは……」

まどか「中沢くん中沢くん!さやかちゃんがいなくなっちゃったの。いまごろきっとひとりぼっちで泣いてるわ、お願い中沢くん」
 
中沢「わかったよ鹿目さん、こーいネコバス!」
 
ネコバス(エミリー)「ニャオーン」
 
『行く先 さやか』
 
まどか「ありがとう中沢くん!さあほむらちゃんも乗って」
 
ほむら「なんなのこの時間軸……」
 
マミあん「わさわさわさわさ」マックロクロスケデテオイデー

”私は、人間が嫌いだ。この世界にうじゃうじゃいる人間ども、どいつもこいつも気に入らない”
 
”生まれたときから、私の周りには私以上が溢れていた。私より容姿のいい奴、頭のいい奴、金のある奴、人望のある奴、クソがクソがクソが”
 
”私はいつも下だった。だから私は願ったのだ。この世界を、私の気持ちいいように変えるために”
 
「私の願いは、私より優れた者を従わせたいです」

”そして私は力を得た。生まれた力は『洗脳』、人間はもちろん、人間を食らう人外の怪物・魔女をも自由自在に操れる最高の力”
 
”この力を得てから私の人生はバラ色になった。私より優れた奴が私にかしづく、もっと気に入らない奴は魔女をけしかけてブッ殺してやった”
 
”ほかの魔法少女なんてのもメじゃない。いくら強かろうと、5、6体の魔女をけしかけたらみっともなく命乞いをはじめる。くふふふ”


”私の名前は優木沙々、人間も魔女も、クズどもの運命を手のひらで遊べる最強の魔法少女”


沙々「さぁーて、次は巴マミの縄張りでももらおうかな。けどその前に、ウザそうな新人ふたりを消しておこうか。特に美国織莉子、あいつは気に入らないから魔法をかけて遊んでやるよ」

”すごく気持ちいい。誰も私の正体を知らない。私に命を握られてることに気づきもしない。私より優れてる奴らが、今の私の前じゃカス同然。そんなバカたちを見下すのは最高の快感!”
 
”……だったのに”

中沢「あ、あの、俺ずっとあなたのことが好きでした。つ、付き合ってください!”
 
沙々「ハァ?」
 
”突然、校舎の裏に呼び出されて告白された。えーと、こいつ誰だっけ? ああそうだ、クラスで席が隣の中沢とか言ったっけ? そういえば、先生に目玉焼きがどうとか言われてたっけか”
 
沙々「えーと、よく聞こえなかったんだけど、もう一度言ってくれるかなぁ?」
 
中沢「お、俺、沙々さんのことがずっと好きでした。だから、つつ、付き合って」
 
沙々「ハァ? あんた自分の身の程わかってる? あんたみたいなのが、この私、と……?」
 
”そこまで言って気がついた。アレ? 今、私なんて言った? あんたみたいなのが、この私……と?”
 
”私、いつからそんな偉くなったっけ”

中沢「わ、わかってる。俺なんか、上条と比べると特技もないし頭も悪いし顔もよくないし、沙々さんみたいなかわいい人と釣りあうなんて」

”ああそうか、こいつは私より下なんだ。魔法なんか使わなくたって、ナチュラルに、元々……って、私をカワイイって!? カ、カワイイって”
 
中沢「け、けど本気なんです。だから、お、お願いします」
 
”くふふ、無様ですねえ。なっさけない顔……私がブッ殺してきた連中もこんなふうに私を見ていたのかな……”
 
沙々「くふふ、いいですよぉ。付き合ってあげても」
 
中沢「ほ、ほんとですか!」
 
沙々「ええ、あなたのブッサイクで必死な顔見てたらカワイソウになっちゃった。まずはそう、パシリとして使ってあげるから、せいぜい私に気に入られるようにするんですね」

中沢「が、がんばりますっ!」
 
”やれやれ、ほんとかっこ悪い男。きっと頭の中じゃ、私を天使みたいに思ってるんですね”
 
”けどそれは間違い。私は魔法少女、血と呪いにまみれた破壊天使”

”誰かを守るなんてしたこともないしする気もない。中沢くんだっけ、まあ、ペットをかわいがるくらいはしてもいいかな”
 
”……魔法を使わずに人に慕われるなんて今までなかった。カワイイなんて、はじめて言われた。それが上っ面の私でも……フン、私らしくもない”

”あなたもいずれ知るでしょうね。私が人を食らう魔女を操る悪魔だってこと……そのときあなたは私をなんて呼ぶのかしら?”
 
”さしずめバケモノ? くふふ、魔女さんたちのエサに直行ですね。けど……もしそれでも、私を……なら”


……もしも中沢の席の隣が優木沙々だったら

中沢(美人の転校生が俺の隣になった!)

中沢(待てよ、これは仲良くなるチャンスだな)

中沢「ねえ暁美さん、良かったら学校の案内を」

ほむら「いや別にもう知りつくしてるから」

中沢「うわああああああああああああああああああああああああああ」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

織莉子「結果発表です」

>>182 3票
>>181 1票

キリカ「しかし、こういう展開から落とすのがまどマギ。>>182さん、優勝おめでとう」

あり?お題いらないの?それとも過去お題復活企画?

ゆま「次のお題は【当たらなければどうということはない】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

>>194 コピペミスっただけよ

マミ「佐倉さん、最近は美樹さんに気を遣って盗みもやめたそうね。けど、お金だいじょうぶなの?」
 
杏子「あん? そりゃ、収入はめっきり減ったな。もう財布のなかにゃ100円しか入ってねえよ」
 
マミ「100円!? ちょっと佐倉さん、それでどうやって食べてくつもりなのよ!」
 
杏子「なーにスーパーやコンビニのバイトでなんとかならぁな。ま、それまでは売れ残った弁当もらって食いつなぐさ」
 
マミ「売れ残ったって、この暑い季節にそんなもの食べてもしものことがあったら!」
 
杏子「当たらなければどうってこたねーよ」

さやか「殺人的な速度を誇る今の私ならアンタの攻撃なんて回復する迄もなく避けてみせる!」

ほむら「なら、試してみる?」

—————————

ガガガガガガガガ

ほむら「ちょこまかと…」

さやか「フハハハハ、あたらなければどうということは…」

ピピッ ズドンッ

さやか「うがっ」

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「なにか言うことは?」

さやか「調子にのりすぎました」

ポケモン(プラチナ)→かげぶんしん
ポケモン(ブラック2)→ちいさくなる

まどか「……」

FF4→ブリンク
FF5→エルフのマント

まどか「……ねぇ」

世界樹4→盲目
東方→チキンボム+気合い避け
ゼル伝→ハメ戦法
遊戯王→パーミッション

まどか「ほむらちゃん、ゲームなんだから少しは当たってもいいんだよ?」
ほむら「虚弱魔法少女としての本能でつい『被弾したら積む』と考えてしまうのよ」

杏子父「ただいま」

杏子母「おかえりなさい……あらあなた、この宝くじどうしたの?」

杏子父「あぁ、隣の山田さんに貰ったんだ」

杏子母「も、貰ったぁっ!?」

杏子父「なにせ宝くじを人に売るのは犯罪だからね。貰うなら問題はないさ」

杏子「一等っていくらなの?」

杏子父「三億円だよ」

モモ「すごーい!エビフライ食べ放題だね!」

杏子母「……せめてあなたが買ったというのなら問題なかったのに……とんでもないことをしてくれたわね」

杏子父「ど、どういうことだ」

杏子母「もし当たったら山田さんはなんて思うかしら……『本当なら俺が当てるはずだった。それをあいつに奪われた』」

杏子母「『平和をなくしましょうとか言いながらこの俺から平和を奪っていきやがって憎い憎くて仕方がない…!』」

杏子母「なんていう風に思われるかもしれないのに」

杏子父「その発想が出てくる方が怖いんだが……」

杏子母「そうなったらご近所さんに良い様には思われないでしょうね。最悪引っ越さないといけなくなってあなたがせっかく建てたこの教会も去ることになるのよ」

杏子母「新しい土地で新しい教会を建てるのにもお金がかかるし杏子達を学校に通わせるのにもお金がかかるし、三億なんてあっという間になくなるでしょうね」

杏子母「いえ、三億ならまだマシな方よね。二等以下だと何をするにも中途半端な金額になって結局破滅してしまうのよ」

杏子母「あなたはそんなリスクを負ってこの宝くじを貰って来たのよね」

杏子父「うっ……」


数日後 当選番号発表

杏子父「外れて良かった……本当に良かった…!」

杏子母「ありがとう神様……当たらなければどうということはないのね!」

杏子「こうして佐倉家の嫌な空気の数日間は終わった……」

杏子「いや、一万円くらいなら当たってもよかったんじゃないかなぁ……」

ワルプルギス「アハハハハ」ビシュッ

ほむら「ビームね、でも今の私には魔法で防ぐ必要はないわ」

ほむら「何故なら当たらなければどうという事はな……」ピチュン

ほむら「何で……何でなのよ」

キュゥべえ「それは、君はNTじゃなくてNNTだからさ」

ほむら「無い内定?」

キュゥべえ「無い乳タイ……」グチャ

ほむら「ふんっ! どうせ私は絶壁よ!」

さやか「あたらなければどうつおいうこじょあれあ」

ほむら「凄いわさやか、魔女の攻撃が全部当たってるわ!」

さやか「おかしい、いくらなんでもおかしい」

ほむら「そう?」

さやか「あたしだって適当にやってるわけじゃないのに!」

ほむら「でも見てる限り魔女の攻撃ポイントに飛び込んでるけど」

さやか「あたしの目視ではちゃんと避けてるはずなんだよね」

ほむら「つまり?」

さやか「目の錯覚を利用して攻撃してくる魔女」

ほむら「なるほど」

さやか「というわけで、今度はあえて見えている攻撃ポイントへ飛び込んでみるわ」

ほむら「さやかにしては冴えてるわね」

さやか「よーし、いくぞー!」

ほむら(私が遠距離から畳み掛ければ問題ないんだけれど)

さやか「やっぱりこの方法が正解だぁー! 覚悟ー!」

ほむら(さやかの成長のためならあえて黙っているという優しさも必要よね)



QB「やあ魔法少女の皆、QBの部屋の時間だよ、今日のゲストはルーキーの美樹さやかと」

さやか「この間契約しました」

QB「イレギュラーな魔法少女、暁美ほむらだ」

ほむら「暁美ほむらよ」ファサッ

QB「じゃあ早速だけど、二人の特徴や得意な魔法を教えてもらえるかな?」

さやか「えっと私はスピードが自慢かな、魔法少女界最速を自負してます!あと得意な魔法は回復かな」

QB「君が最速という事もないんだけど、確かに回復魔法はかなり強力だね、じゃあ次は暁美ほむら」

ほむら「私は魔法少女としてはあまり強くないわ、回復も結界も苦手だし、でも得意な魔法もとい、固有魔法である時間停止はかなり強力よ」

QB「確かにあれは反則的な魔法だね、もっともそれでも万能じゃないみたいだけど、ワルプルギスの夜にも何d」パシュッ

ほむら「余計な話しはしないでちょうだい」ジャコッ

QB2「まったく一々体を無駄にしないでくれないかな?まあいいや次に戦いのスタイルを聞こうか」モグモグ

さやか「私はスピードに任せて突撃が多いかな?まあその分怪我も多いから、頻繁に回復魔法を使ってるけど」

QB2「なる程、暁美ほむらはどうだい?」キュップイッ

ほむら「私は防御も回復も苦手よ、だからちょっとした魔女の攻撃が致命傷になりかねないわ」

QB2「それは大変だね」

ほむら「そうでもないわ、時間停止で避けられるから、どんなに強力な攻撃も、当たらなければどうという事はないわ」ファサッ

QB2「なる程、では今日はこの辺で、次回のゲストは巴マミと佐倉杏子だよ、ではまた来週」

 −−−−−

QB「どうかなほむら、こんな感じで新人の魔法少女を教育したり、魔法少女同士の連携や友好を深めていこうと思うんだ」ピッ

ほむら「……随分とイレギュラーな時間軸に当たってしまったわね」

キリカ「時間だよ、投票時間は23:30まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

キリカ「結果発表だよ」

>>199 1票
>>200 1票
>>202 1票

ゆま「>>199さん、>>200さん、>>202さん、優勝おめでとう!」

次のお題 安価下

きり

織莉子「次のお題は【もしもゆまが○○だったら】、投稿時間は明日の23:00までです」

杏子「ゆま、お前……男の子だったのか!?」

ゆま「うう……えと、これは、ね……その……」

杏子「な、なんで男の子なのにそんな女の子の格好してたんだよ!」

ゆま「だって……ゆまが女の子のお洋服を着ないと、パパがぶつんだもん……!」

ゆま「だからゆまは、ずっと女の子のフリしていきてきたんだよ……」

杏子「お前のオヤジはもう死んでるじゃんか! それなのに……なんでアタシにずっと黙ってたんだよ!」

杏子「自分は男だって、なんで言わなかった!」

ゆま「だって!! ゆま、キョーコに嫌われたくなかったんだもん!!」

ゆま「ホントは男の子だ、なんてゆったら、キョーコに嫌われるって思ったんだもん!!」

杏子「ゆま……」


ゆま「ゆまってじつは男の娘だったんだー、えへへ」

杏子「はあ? なにバカなこと言って……」

ゆま「冗談で言ってるんじゃないよ? ホントのこと。その証拠に……ほらっ♪」

杏子「なっ……!! それ、ち、ちん……っ!!」

ゆま「あんっ、そんなにジロジロ見られたら恥ずかしいよぉ……」

杏子「ば、バカっ! 早くしまえそんなモン!!」

ゆま「うふふ、キョーコってばシャイなんだから……」

杏子「ゆま、テメー! 今までアタシを騙してやがったのか!? 何が狙いだ!!」

ゆま「狙いだなんて大袈裟だよー、ゆまはただ……」

ゆま「キョーコのエッチな姿を見たかっただけなんだもん♪」

杏子「なっ、なんだとっ!?」

ゆま「キョーコってば、ゆまを女の子だと思い込んで無防備なとこいっぱい見せてくれたよねー?」

ゆま「着替えに、お風呂に、それに……♪」

杏子「っ……!!」

ゆま「記念にビデオも撮ってあるんだよー、ほらっ」

杏子「ふざけんな!! 寄越せ、ぶっ壊してやる!!」

ゆま「あんっ、ダメだよキョーコぉ。こーいうときはお約束があるでしょ?」

杏子「お約束……?」

ゆま「このテープを返して欲しかったら……ゆまの命令に従ってよ♪」

もしもゆまが小悪魔男の娘だったら。



さやか「そういえばゆまちゃんは学校はいいの?まあ学費とかが無理なら仕方ないけど」

ゆま「へ?」

杏子「ん?学校かぁ……、まあそうだな……行かせてやった方がいいよな?私と違ってまだそんなに時間は経ってないし」

ほむら「そうね……、杏子はもう退学扱いでしょうけど、ゆまちゃんはまだ小学生だし、家族の事を考えれば学校に戻れると思うわ」

マミ「問題は学費と家とあとは保護者もかしら?佐倉さんも本当ならまだ中学生の年だし」

まどか「あっじゃあ、私のママに頼んでみたらいいんじゃないかな?きっと協力してくれるよ!」

ゆま「えっとでも、そうなるとキョーコと離れ離れになっちゃうし」

杏子「でもなぁ、私が言うのもなんだけど、学校は行った方がいいだろ」

まどか「いっそのこと杏子ちゃんも家に来ればいいよ」

ほむら「どうせなら杏子も復学してみたら?」

マミ「あらそれはいい考えね、どうかしらゆまちゃん、それなら構わないでしょう?」

ゆま「えっとでもゆまは、もう学校は辞めちゃったから」

さやか「辞めた?義務教育なのに?そういえばゆまちゃんの通ってた学校ってどこ?」

ゆま「……校」ボソッ

杏子「ん?何だって?」

ゆま「だからその……風見野高校……だよ」

杏子「へ?」

ほむら「附属か何か?それともエスカレーター?」

ゆま「いやだからその、普通に風見野高校に通ってたの」

まどか「……え?それって」

さやか「つまりゆまちゃんが」

マミ「高校生って事?」

ゆま「うん、今年で十六才になるの」

ほむら「……見た目で小学生と思っていたわ」

杏子「えっじゃあ、あのランドセルは?」

ゆま「あれはお父さんの趣味、ゆまが小さいからっていつも背負わせてくるの」

ま・さ・ほ・マ・杏「「「「「……高校生、年上?」」」」」

ゆま「隠しててごめんねみんな」アハハ

ほむら(まあ妙に大人びているとは思っていたけど)

キリカ「散ねっ!」スパッ

ゆま「きゃぁっ!」

杏子「ゆま!」

ゆま1「ふぇぇまた短くなっちゃったよ」

ゆま2「これで私達何分割されたんだっけ?」

ゆま3「8分割ぐらいじゃない?」

キリカ「くっ、やはりどこを斬っても死にやしないか……」

織莉子「しかし弱点は分かってるわ。ゆまちゃんを舐めるのよ!」

キリカ「分かってるよ!でも、あいつが邪魔で簡単にペロペロなんて出来ないよ!」

キリカ(それに織莉子以外の……人?を舐めるなんて……)

ゆま's「杏子がお腹空いたらいつでも私達を舐めてくれていいからね?」

ゆま4「多分舐め切られたら私は終わっちゃうけど」

杏子(なんて罪悪感のでかいペロペロなんだ……)

もしもゆまが千歳飴だったら


さやか「杏子はあたしの嫁になるのだ〜!」

杏子「ばっ、やめろよ!」

さやか「ん?杏子ちゃん恥ずかしいのかな〜?ますます可愛いですな〜」

杏子「だからっ!そういうんじゃねーって!」

ゆま「……」

———

ゆま「大したことないんだね」

さやか「ゆまちゃ……なん……で……」

ゆま「キョーコと一緒にいるのはゆま一人で十分なんだよ。さやかお姉ちゃんは邪魔なの。だから、ごめんね?」


ザシュッ





もしもゆまがヤンデレだったら




さやか「杏子はあたしの嫁になるのだ〜!」

杏子「ばっ、やめろよ!」

さやか「ん?杏子ちゃん恥ずかしいのかな〜?ますます可愛いですな〜」

杏子「だからっ!そういうんじゃねーって!」

ゆま「……」

———

ゆま「大したことないんだね」

さやか「ゆまちゃ……なん……で……」

ゆま「キョーコと一緒にいるのはゆま一人で十分なんだよ。さやかお姉ちゃんは邪魔なの。だから、ごめんね?」


ザシュッ





もしもゆまがヤンデレだったら



ファミレス

杏子「アタシはこれとこれ、ゆまは」

ゆま「ゆまはこれと……ワインで」

杏子「え?」

店員「すみませんが、未成年者にはお酒を提供出来な……」

ゆま「ゆま大人だもん!」っ免許証

店員「し、失礼しました!」

杏子「大人だったのかよ、ゆま……さん」

ゆま「今まで通り呼び捨てでいいよ、キョーコ」

杏子「お、おう」


もしもゆまが合法ロリだったら

キリカ「時間だよ、投票時間は23:30まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

キリカ「結果発表だよ」

>>216 2票
>>213 1票
>>215 1票

ゆま「発想の勝利?>>216さん、優勝おめでとう!」

次のお題 安価下

織莉子「次のお題は【私がモテないのはどう考えても】、投稿時間は明日の23:00までです」

ほむら「私がモテないのはどう考えても」

さやか「胸がないせい」

ほむら「……」

さやか「今時間止めてメロンパン詰め込んだでしょ」

ほむら「いいえ、元々これぐらいはあるわ」

さやか「明らかに一瞬で膨らんだんだけど」

ほむら「今まで何を見てきたのかしら」

さやか「めっちゃメロンパンの匂いするんだけど」

ほむら「まどかがかじってるからじゃない?」

さやか「うわ、焼きそばパン食べてたまどかがいつの間にかメロンパンになってて泣いてる」

ほむら「まどかの泣き顔もみれて一石二鳥」

さやか「一石二鳥ってことはやっぱり胸に詰めたんでしょ」

ほむら「一石一鳥」

さやか「スナイパーか」

ほむら「外すこと無い恋の魔弾」

さやか「なんて一方的な」

ほむら「ところでメロンパンのべたべた感が結構煩わしいのだけど」

さやか「さっさと取ればいいじゃん」

ほむら「それは貴女の仕事」

さやか「こいつ誘ってやがる……」

ほむら「というわけで保健室に行くわよ少年」

さやか「なんで唐突にあたしだけ別世界の人間にしたんだ」

ほむら「とにかくこの制服までも侵してしまったべたべた感をどうにかするべく着替えたい」

さやか「はいはい。適当に理由作って体操着もって保健室行くから、先行ってて」

ほむら「よろしく」

マミ「34歳、魔法使いです」

まど神「魔法使い…あっ(察し)」
まど神「…マミさんだったらモテそうだけど…?」

マミ「ないです」キッパリ

まど神「そう…(無関心)」

早乙女「はーい、みんな席についてくださいねー」

早乙女「今日は早速ですが抜き打ちテストをします」

さやか「ええぇぇぇ、そんなの聞いてないよ!!」

仁 美「聞かされていたら抜き打ちテストじゃありませんわ、さやかさん」

まどか「だっ、大丈夫かな……」

早乙女「ふふっ、心配しなくても昨日出した宿題をやってきていれば解ける問題になっていますよ」

早乙女「それと、赤点を取った生徒は居残りになります」

早乙女「……それでは、テストを配ります。渡された人から始めていって下さい」



ほむら「……」カキカキ
仁 美「……」カキカキ

まどか「えぇっと……」カキカキ ケシケシ
さやか「……うーん?」ムー?


ほむら「……」ピタ
仁 美「……」ピタ

ほむら(……確かに、半分は宿題をやっていれば解ける問題でしょうけど)

仁 美(これは……)


問10:早乙女和子が異性にモテないのはどう考えても謎なわけですが、何故モテないのか
   その理由を出来る限り具体的に書いて下さい(配点−30〜50)

   
   
早乙女「……」


ほむら(これ、何を書けば正解なのよ……)

仁 美(何も書かない……というのが正解の可能性も)

上 条(……女子はまだいいさ。男子生徒である僕らが下手な答えを出したらどうなるか……)

まどか(先生、またダメだったのかなぁ……?)

中 沢(付き合っては別れて繰り返してるから、むしろモテてはいるんじゃないのか?)

中 沢(……まぁ、別にどっちでもいいか)

さやか(……!この問題ならアタシでも書ける!)

さやか(具体的に、沢山、このテスト時間全て使って書けば赤点居残り避けれるかも!)カキカキ


早乙女「…………」テクテク ジー テクテク

ほむら「……」

仁 美「……」

早乙女「…………なるほど、たしかに」ボソ

仁 美「……」ホッ

ほむら「……」ハァ


早乙女「…………」テクテク ジー テクテク

さやか「……ふふん」ドヤ!

早乙女「…………!」

早乙女「……」グス……ウゥ……エグッ

さやか(えっ……あれ、泣き始めた?やっば、書きすぎたかな)

まどか(一体何を書いたんだろうさやかちゃん……)

知久「なぁ詢、なんで俺モテねぇんだろうな」

詢子「……お前モテたかったのか」

知久「おうよ」

詢子「だからやけにマッチョになって髪まで染めたっての?」

知久「かっこいいだろ?」

詢子「かっこわるくはないけどねぇ」

知久「ダメかな?」

詢子「なんか頼りねーんだよなぁ。本質は隠せないね」

知久「そうかぁ」

詢子「あれだな、お前は母性本能をくすぐる方向のがいいんじゃね」

知久「母性本能?」

詢子「守られたいより守ってあげたいって感じさぁ」

知久「なるほどなぁ。モテるってのも大変だなぁ」

詢子「まぁ頑張り」

知久「おう」



詢子「あんないい男放っておくなんて、うちの学校は見る目ない女子ばっかだなぁー」

和子「詢子ってもしかして結構バカ?」

詢子「何が?」

和子「はぁ……」

まどか「私がモテないのはどう考えても・・・」チラッ

ほむら「ディーフェンスッ!ディーフェンスッ!」

マミ「ディーフェンスッ!ディーフェンスッ!」

さやか「ディーフェンスッ!ディーフェンスッ!」

杏子「ディーフェンスッ!ディーフェンスッ!」

まどか「皆のせい」シクシク

さやか「当たり前じゃん!かわいい天使なまどかを、どこの馬の骨とも知れないモブなんかにくれてやるものかっ!!」

ほむら「大丈夫よ、親御さんには許可をもらっているわ」

マミ「志筑さんにも協力してもらっているから心配しないでね?」

杏子「汚れ仕事は任せろーっ」バリバリッ

まどか「やめてっ!!」



ほむら「ちょっといいかしら?自分で言うのもなんだけど、私がモテないのはどう考えてもおかしいと思うの」

まどか「そんな事ないよ!むしろモテモテだよ!とある女の子に!」

ほむら「いや女の子じゃなくて男の子によ、私はノーマルなのよ?」

ま・さ・マ・杏「「「「えっ?」」」」

ほむら「何?その反応は?私はレズじゃないんだから、男の子にモテたいって思って普通じゃない」

まどか「あれ?おかしいよ?なんでほむらちゃんが?ほむらちゃんは私の事が……」ブツブツ

マミ「鹿目さん?」

さやか「あれ?でもほむらモテるじゃん」

ほむら「ラブレターの一つももらってないけど、……まさか私って完全にレズだと思われてる?それで男子が近づいてこないの?」

さやか「いやいや違うって、確かラブレターなら前に入ってたよね?まどかがほむらに渡すって言って回収してたけど」

ほむら「本当なのまどか?私は受け取っていないけれど」

まどか「え?もっもーさやかちゃんたら、それじゃあ私がラブレターを捨てたみたいに聞こえるよ?」アハハ

さやか「あーゴメンゴメン、まだ渡してなかったんだね、今どこにあるの?」

まどか「え?今?えっと多分家のどこかに」

ほむら「じゃあ明日持ってきてもらえるかしら?遅れてしまったけれど、返事くらいはしないといけないし」

まどか「えっあっうん、探しておくね……」

マミ「ラブレターかぁ、私も魔法少女で忙しかったから、もらったり渡したり、そんな経験ってほとんどないのよね」ハァ

杏子「で?ほむらはどんな相手がいいんだ?」

ほむら「そうね……、高望みはしないけど、ちょっと格好良くて、一緒にいて楽しい人かしら?あとはそれなりに運動や勉強ができる人ね」

さやか「十分高望みな気もするけど、まあほむらならすぐに相手が見つかるんじゃないかな?レズっぽいみたいな噂が有ってもラブレター入ってるくらいだし」

ほむら「やっぱり……まあ今すぐ欲しいって訳じゃないけど、カップルを見たりすると、いいなって思うのよね」

マミ「分かるわそれ」

さやか「カップルかぁ……、恭介も私か仁美かはっきりすればいいのに、いつまでも引き伸ばして」

杏子「はいはいそれはもう聞いたよ」

まどか「分かったよほむらちゃん、私……男の子になる!」

ほむら「え?」

まどか「だから私と付き合おうよ!」

ほむら「待って!もっと自分を大切にしてまどか!」

マミ「私がモテないのはどう考えても……」

マミ「悪いことじゃないわ!」

マミ「そもそも私は魔法少女なんだから恋に現を抜かしてる暇だってないわけだし」

マミ「一緒にいる時間も少なくなるんだから結局フラれちゃうかもしれないし」

マミ「そう考えると全然問題ないわね!」

マミ「むしろ良いことなのよ!」

マミ「……」

マミ「い、良いことなのよ!」

杏子「アタシがモテないのはどう考えても……」

杏子「考えても……出てこねぇ」

さやか「あんたの場合は社会復帰を先にしなさい」

杏子「そうだった」

さやか「ちゃんと学校行けば自然とモテるって」

織莉子「時間となりました、投票時間は23:30までです」

ゆま「次のお題の安価への参加できるのは投稿か投票をしてくれた人だけだよ」

キリカ「参加したい人は忘れずに投票してくれ」

織莉子「結果発表です」

>>233 2票
>>234 1票
>>235 1票
>>237 1票

キリカ「うーん、キャラを変えてみるのはどうかな?>>233さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

ゆま「次のお題は【鍋】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

QB「この土鍋というものは素晴らしいね……」

QB「ほどよい狭さが最高の寝心地を生み出しているよ……むにゃ」

QB「きゅっー……」

マミ「ね、ネコ鍋……! キュゥべえったらなんて愛らしいの……!」

マミ「そうだわ! 写メ撮ってブログにアップしましょう!!」

この日、人気アイドル巴マミのブログには空の土鍋の写真が掲載される。

マミのアイドルとしての方向性が電波キャラに決まった瞬間であった。

ほむら「……」

さやか「……」

キュゥべえ「どうだい愛くるしいだろう!?」

ほむら「やだこのはんぺん喋ったわ」

さやか「地球外生命体かもしれないよ、始末しないと」

キュゥべえ「おかしいな、流行ってたはずなんだけど」

ほむら「はんぺん鍋?」

さやか「具材は弾丸?」

キュゥべえ「猫鍋」

ほむら「……」

さやか「……」

キュゥべえ「それにしても、この土鍋という器は実に寝心地が良い物だね」

ほむさや(くそっ、なんだかんだで微妙に可愛く見えるのが癪だ!)

ほむら「出汁を注ぎます(昆布がいいです)」

ほむら「そのまま煮込みます(灰汁は出ません)」



QB「うん、なかなかの味だね」
ほむら「訳がわからないわ」

さやか「あっ、まどか、帰りにCD屋に寄ってもいい?」

まどか「いいよ。また上条君の?」

さやか「えへへ。まあね」


〜ショッピングモール内〜

ほむら「…………」ジー

さやか「……あれ、あそこに居るのって転校生じゃない?」

まどか「えっ……あ、本当だ」

さやか「ふぅん、やっぱ転校してきたばっかりだし何か買い物中かな?」

まどか「そうなのかも……あっ、でも何か本を読んでるみたいだよ?」


さやか「ねぇ、まどか」

まどか「……?」

さやか「文武両道で才色兼備かと思いきや実はサイコな電波さんがさ」

さやか「学校帰りにどんな本を立ち読みしてるか、ちょーっと気にならない……?」

まどか「さやかちゃん……その言い方気に入ったの?」

さやか「いや、別に……そんな事よりまどかは気になるの気にならないの?」

まどか「…………気になる、かも」

さやか「それじゃあ……」ニヤリ

________________________________
〜ショッピングモール内〜

ほむら(……これから、しばらくしたらQBがまどかと接触を図る)

ほむら(私が妨害しまいと、魔女の使い魔に襲われたのを理由に助けを呼ぶようだし……)

ほむら(ここで下手に手出しして、また巴さんとの関係を拗らせるのも後々面倒になる)

ほむら(……遅かれ早かれ、QBはまどかと接触してくる……なら、今まどかには魔女の結界の恐怖心を持ってもらって)

ほむら(そこを私が助け出す事で、最低限まどか達と話し合える状態にして置く……今回はこういう方針でいきましょう)


ほむら(さて……今頃、まどかは美樹さん、志筑さんと一緒にファストフード店かしら)

ほむら(まだ時間はある……と言っても、何か行動するには時間はないし……)

ほむら(何か、私も時間を潰す必要があるわね)

ほむら「……」チラッ

【公式写真集 ねこ鍋】

ほむら「…………」ソワソワ ウズウズ

ほむら(少し、少しだけなら見ていてもいいわよね)

ほむら(これからの事を考えると今の内に気分転換をしておいた方がいい……いい筈!)ソッ パラパラ

ほむら「……」ジー

ほむら(…………かわいい)


さやか「……ぷっ、あはは!転校生、あんた学校であんな素っ気無い癖して、帰りに何てもん読んじゃってるのよ!」

ほむら「……っ!あっ、あなた何時の間に!?」

まどか「わっ!かわいい猫ちゃん……ほむらちゃんも猫が好きなの?」

ほむら「鹿目まどか……そ、そうね。嫌いじゃないけど……」

ほむら(どっ、どうしよう……こんな場面でまどかと合うのは想定してないわよ……!?)



ほむら「この時間軸はかなりのイレギュラーだ」

 −−−−−

早乙女「皆さん!鍋と言えば寄せ鍋ですか!?それともモツ鍋ですか!?はい上条君!」

恭介「えっとどちらも美味しいと思いますけど、やっぱりちゃんこ鍋が一番だと思います」

早乙女「その通り!どちらでもよろしい!」

 −−−−−

さやか「帰りにスーパーに寄って、鍋の材料見てもいい?」

まどか「うんいいよ、また上条君への差し入れ?」

さやか「何だか最近スランプ気味みたいでさ、上手く体重が増えないって」

まどか「お相撲さん志望だもんね、でも車にぶつかってもかすり傷で済んだんだから、体は十分出来てるんだよね?」

さやか「それでもやっぱり軽いんだって、もう少し肉を付けなきゃって言ってた」

まどか「そっかぁ、大変だね」

 −−−−−

恭介「さやかは僕をいじめてるのかい?全然肉にならない魚のちゃんこ鍋なんか、もう食べたくないんだよ!」ガシャーン

さやか「そんな!?私は恭介の為にって」

恭介「親方に言われたよ!今のままじゃ幕下止まりだって、大関なんか魔法か奇跡でもないとなれないって」

さやか「あるよ……魔法も奇跡もあるんだよ」

 −−−−−

恭介「何だ?最近急に体が大きく、稽古の成果か?……いや違う、これは稽古の成果じゃない!僕には分かる!……まさかさやか!?」

 −−−−−

さやか「私って本当に「さやか!」へ?恭介?」

恭介「探したよさやか!こんなになってしまって」

さやか「これはその……」

恭介「事情は暁美さんから聞いたよ、最近僕の体が一回り大きくなったのは、さやかが契約したから何だろ?」

さやか「……そうだよ、体がもっと大きくなれば、恭介が将来大関になれると思って」

恭介「……本当に馬鹿だな、願い事で体を強くしても意味なんか無いんだよ!日々の稽古と、しっかりした食事で培われた体こそが、相撲取りの証なんだよ!」ガシッ

さやか「!……ごめんね恭介、私やっぱり馬鹿だったね、私……私」

恭介「だからさ、またさやかのちゃんこ鍋食べさせてよ」

さやか「え?」

恭介「さやかの作ったちゃんこ鍋じゃないと駄目なんだ、どんなに体が出来ても、あれを食べないと調子が出ないんだよ」

さやか「恭介……うん!とびっきりのちゃんこ鍋作るからね!」

恭介「ああ頼んだよさやか、それとこの間はごめんね」

さやか「ううん気にしてないよ」

まどか「以下ちゃんこネタでマミさんいじり禁止」

マミ(パリーン)

まどか「ほむらちゃんこ鍋!」

ほむら「私は太ってなんかいないわ」

まどか「杏子ちゃんこ鍋!」

杏子「おぉ! なんかすげぇうまそうだ!」

さやか「……ごめん杏子。あたしの耳には聞こえたんだけど頭で処理できてないからもっかい言ってくれる?」

杏子「だから、『よなべ』ってどんな鍋なのかって聞いたんだよ」

さやか(この子はひょっとしてアレかな、『よなべ』という鍋料理があると勘違いしてるのかな?)

夜鍋とは——夜仕事をすること

さやか(仕方ない、ここはこのさやかちゃんが優しく諭してあげるとしますか)

さやか「あのね杏子、夜鍋っていうのは——」

—ここから—

さやか(だがちょっと待ってほしい。このまま勘違いさせてみんなの前でネタばらしして恥ずかしがる杏子を見るのは無しであろうか。別に馬鹿にしてやろうとかではなく普段そんな顔を見せない奴の新しい一面を見てみたいというのは一種の好奇心であってなんら不思議なことではないと思う。みんなでワイワイ騒ぎながらお鍋食べたいという思いがなんだか急にふつふつと沸いてきたからここはいっそうまく騙くらかしてこの場を凌ぎマミさん家に集まるよう仕向けようではないか)

—ここまで約一秒—

さやか「闇鍋の隠語なんだよ」

杏子「そうなのか?」

さやか「夜は暗い、つまり闇。闇鍋は夜にやることが多いからいつの間にか『よなべ』と言われるようになったってわけ」

杏子「へぇーそりゃ知らなかった」

さやか「せっかくだから今度みんなで闇鍋しない?っていうかやろう!」

杏子「いきなりだな」

さやか「早速マミさんに交渉の電話してくる!あんたはまどかとほむらに言っといて!」

杏子「行っちまった……えぇっとほむらに電話……」ピッ

杏子「よう……あぁ、うん。やっぱりあいつ『よなべ』の意味知ってそうになかったな……闇鍋の隠語とか言った時は笑うかと思ったわ」

さやか「仁美? 大切な話があるって何?」
 
仁美「さやかさん……実は私、上条さんのことが好きなんですの!」
 
さやか「へー」
 
仁美「ですけど、幼馴染のさやかさんに抜け駆けして告白するのはフェアではありませんわ」
 
さやか「そりゃどーも」
 
仁美「ですから、一日だけ……と、さやかさん? なにかいやに冷めてらっしゃいますね。さやかさんも上条さんのことが好きなんじゃありませんの?」
 
さやか「いや別に、告白するならがんばってね。やめといたほうがいいと思うけど」
 
仁美「どうもひっかかりますわね。さやかさん、なにか上条さんの秘密を握ってらっしゃるんですか?」
 
さやか「お鍋なんだよ、アイツ」
 
仁美「へ?」

まどか「おなべの蓋を腕につけてみたよ!」

ほむら「えっと…」

まどか「これでほむらちゃんとおそろいだよ!」

ほむら「…じゃあ私も髪を2つにまとめてみようかしら」

まどか「じゃあ予備のリボンあげるよ……うん、ツインテール似合ってるよ!かわいい!押し倒してもいいかな?答えは聞いてない!」

ほむら「きゃー…ってまどか、あなた胸に何か仕込んでるの?」

まどか「うん。おなべのそばにまな板があったから!ほむらちゃんとおそろいになりたかったんだよ!」

ほむら「…どうしましょう…すごく殴りたい…まどかなのに」

まどか「むしろウェルカムだよ」

さやか「死者の目覚めぇぇぇ!」

ほむら「土鍋じゃ音がでないわ」

さやか「大丈夫」

ほむら「え?」

さやか「死者を目覚めさせる。そう、死者(ソウルジェム)を目覚め(孵化)させる」

ほむら「なん……だと……」

さやか「さぁ目覚めろ、Ophelia! その槍でほむらのなよなよの肢体を穿け!」

ほむら「や、やめろぉ!」

杏子「なんであたしがあんたらの痴話喧嘩に巻き込まれてんだよ」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>250

>>259

>>262
さやほむ嫌いじゃないです。
自分で鍋を書いといて、危うく今回も大喜利ネタに行くところだった。

ゆま「結果発表だよ」

>>250 2票
>>254 2票
>>259 2票
>>253 1票
>>262 1票

織莉子「まさにごった煮の大混戦!>>250さん、>>254さん、>>259さん優勝おめでとうございます」

次のお題 安価下

ゆま「次のお題は【ヒラコー】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

そのヒラコーじゃないの?
新しく考えるのもアリか

QB「いいよ、いいよマミちゃん、セクシーだよー」●REC

マミ「あ……ありがとうこざいます……」

QB「よーし、それじゃあもっとセクシーなポーズをとってみようか」

QB「カメラの前で脚を開いてごらん、こう、ガバーッと」

マミ「そ、そんな、恥ずかしいです」

QB「いいからほら、ボクの言う通りにすれば大丈夫だよ」

QB「ほら開こう! 足ヒラコー!」

ダジャレである。

ほむら「そういやあんたって給料いくらなの」

QB「…」

ほむら「あなたほどたくさんの魔女を生み出してきた功労者ならけっこう貰ってるんじゃないかしら」

QB「…だよ」

ほむら「え?」

QB「万年ヒラの公務員だよ!!!わりーか!!!略してヒラコーだよ!!!これ無理があるだろ!!!あと左遷されてんだよ!!!畜生!!!!」

ほむら「畜生はあなたじゃない」

QB「それもそうだね」

マミ「アイスコーヒー」

杏子「冷やコーってか」

マミ「アメリカの前国務長官」

ほむら「ヒラリーね」

さやか「月給」

ほむら「サラリーよ」

杏子「深海魚にそんなのいたよな」

ほむら「それはアンコウよ」

まどか「長崎県にある」

ほむら「平戸……みんな、もっとまともな事言いなさいよ」

さやか「じゃあ、あんたはちゃんと分かるの?ヒラコー」

杏子「そうだそうだ!」

ほむら「私は別にいいじゃない」

マミ「よくないわよ」

まどか「分からなかったら正直に言った方がいいよ」

ほむら「……調子に乗ってすみませんでした」ゲザー

まどさやあんマミ「完璧な土下座だ(ね)」

かずみ「ねーねーカオルー
    ヒラコーってしってる?」

カオル「へ?い、いきなり何?てか、ひらこー?」

かずみ「うん、街中歩いてたら耳に入ってきたんだ〜
    なんかすごい漫画家さんらしいよ?」

カオル「漫画家さんねぇ…それだったらあたしより海香先生の方が知ってるんじゃない?」

かずみ「あ〜それもそっか…じゃあ、海香に聞いてくるね!」タッタッタ

カオル「あ、ちょっと!かずみ!…まずいなぁ、今海香は…」

—————————————————————

かずみ「海香ー!ヒラコーって知ってる?!」

海香「ヒラコー…確かヘルシング描いてる作者さんじゃ…イーメンイーメン」ブツブツ

かずみ「?へるしんぐ?へるしんぐって、ベッド?」

海香「じゃなくて…確か吸血鬼とどこかの神父様が戦うお話だったはず…イーメンイーメン」ブツブツ

かずみ「そうなんだ!じゃあ、私たちと同じ」

海香「イーメンイーメンイーメンイーメーン!!」ドッカーン

かずみ「?!」ビクッ

海香「かずみ!私が執筆中に半径100m以内で他の作者や作品の名前を出さない!」

かずみ「ひゃ、はい!」

海香「カオルも執筆中に私のところに厄介ごとを持ち込まない!」

カオル「あはは、ごめんなさい」

かずみ(あ、ドアの向こう側にいたんだ…)

海香「あ〜もう!完全に筆が止まったわ!こうなったら料理を…ってこの時間じゃ早いか」

かずみ「海香、ごめんね
    わたしのせいで…」

海香「何を言っているのかずみ
   これは、『今は執筆を休憩せよ!』という神様からのお告げに違いないわ!
   だから謝る必要なし!」

カオル「ただ休みたいだけなんじゃないの…?」ボソッ

海香「な・ん・か・い・っ・た?」

カオル「い〜え、何も申しておりませぬよ海香様!」

海香「そうと決まったら買い物に行きますわよ!お二人とも30秒で支度なさい!」ビシッ!!

かずみ「はい!」

カオル「はいはい」



ほむら「どうも皆さん、魔法少女大喜利の時間です、では早速問題です、志筑君例の物を皆さんに配って下さい」

仁美「はーい」スタスタ

ほむら「皆さん受け取りましたね?そこに『ヒラコー』と書いてありますが、まず皆さんはそのクリップを見せながら、簡単に説明をして下さい。
すると私がそれは何かしら?と聞きますので、その三文字を使ってあいうえお作文で答えて下さい、では最初は巴さんから」

マミ「巴マミです、これはちょっとしたコンサートです」

ほむら「それは何かしら?」

マミ「『ヒ』響き渡る『ラ』ラッパと『コー』コーラス」

ほむら「あー、では次は佐倉さん」

杏子「佐倉杏子です、ちょっと組み合わせが悪いです」

ほむら「それは何かしら?」

杏子「『ヒ』櫃まぶしと『ラ』ラーメンと『コー』コーヒーが晩飯です」

ほむら「何だかお腹を壊しそうね、では次は鹿目さん」

まどか「鹿目まどかです、これを集めた男の子はヒーローです」

ほむら「それは何かしら?」

まどか「『ヒ』ヒラタクワガタ『ラ』ライギョ『コー』コーカサスオオカブト」

ほむら「志筑君!鹿目さんに座布団十枚!」

仁美「はーい」

まどか「……うん、もういいや」

ほむら「コホン……、では最後は美樹さん」

さやか「美樹さやかです、これは点差のついた試合です」

ほむら「それは何かしら?」

さやか「『ヒ』ヒットエンド『ラ』ランで『コー』コールド勝ち」

ほむら「うーん、まあいいわ志筑君美樹さんに座布団一枚、といったところで、お開きの時間です、また次回お会いしましょう、さようなら」




何も思いつかなかったよ……。

さやか「ほむらーヒラコーしようぜー」

ほむら「ヒラコーしてしまうというの?」

さやか「ほむらとしかできないしヒラコー」

ほむら「まどかだってさやかの事ヒラコーらしいわよ?」

さやか「まじか。まどかがヒラコーだとは思わなかった」

ほむら「そりゃまどかならさやかにならヒラコーでしょう」

さやか「でもあたしはほむらでもヒラコー大丈夫よ?」

ほむら「わ、私はヒラコー大丈夫じゃないと思うんだけれど」

さやか「あれ? やっぱりヒラコーなの?」

ほむら「うーん、まぁでも少しならヒラコーかも」

さやか「じゃあまぁ、やってみようよヒラコー」

ほむら「うーん、そういうなら、ヒラコーしてみてもいいかしらね……」

さやか「では早速ヒラコーをヒラコーしましょうね」

ほむら「やっぱりなんだかヒラコーね」

ほむら「見敵必殺<サーチアンドデストロイ>!!」

ほむら「見 敵 必 殺<サーチアンドデストロイ>よ!!」

ほむら「私の邪魔をするあらゆる勢力は叩き潰す!!」

ほむら「全ての障害は ただ進み 押し潰し 粉砕する!!」


キャンデロロ「……」

オフィーリア「……」

オクタヴィア「……」


ほむら「……何があった どうして、なんてもう聞かない!今や あなたは私達の敵になった」

ほむら「魔法少女の敵になった!」

ほむら「まどかの敵になった!……なってしまった!」


ほむら「見敵必殺<サーチアンドデストロイ>!!」

ほむら「見 敵 必 殺<サーチアンドデストロイ>!!」


ほむら「倒さねばならない!滅ぼさなければならない!」

ほむら「それが たとえ誰であっても!それがたとえ何であっても!」

ほむら「……それがたとえ……誰であっても!!」

さやか「ポーウ!」

ほむら「それはマイコー」

あとがきゆかいまんが
  まど神様ご乱心

まど神「はいどうもーアルティメットまどかでございーイエーイ」

まど神「ま—まど神様としてはこれから魔法少女ガンガン導いていっちゃう系なんでマジシクヨロー」

ほむら「あ、あの、まどか…?どうしたの?」

まど神「何か用貧乳女?少しはパイオツ大きくする努力したらどうなの?何そのまな板舐めてんの?」

ほむら「ひ、ひどい…こんな屈辱眼鏡時代に馬鹿にされてた時以来……」メソメソ

まど神「あ、泣かないで!貧乳はステータス!!世の中にマニアはいるって!」

ほむら「本当!?」

まど神「本当だよ」

クルッ

マミ「……」
              ジャスティス
まど神「嘘です。巨乳こそ正義」

まど神「私が導く魔法少女は巨乳の魔法少女オンリーにするつもりだから。貧乳は死ね」

まど神「明日までに最低90のGカップにしてきてね」

ほむら「……」ブルブル

マミ「何言ってるの!暁美さんに謝って!!」

まど神「マミマミとか言われてるけどおっぱいモミモミと同じ意味で使われてるから超インランっぽい」

まど神「明日までに改名してきてね」
   チ
マミ「死ねーーー!!!」


円環の理  消滅

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>285

ゆま「結果発表だよ」

>>282 1票
>>284 1票
>>285 1票
>>287 1票

織莉子「以上の4名が優勝です、おめでとうございます」

次のお題 安価下

ゆま「次のお題は【魔法少女十七年後】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

マミ「……誰が一人だけ未婚の売れ残りですって?」

QB「ちょっ!誰もそんなこと言って、ぎゃあぁぁーっ!」


ほむら「まどか……あなたの守りたかった世界を、私が守るわ。あなたから受け継いだ、この赤いリボンに誓って……!」

————

織莉子「……これでお別れね。暁美さん。短い間だったけど、仲良くしてくれてありがとう。キリカをよろしくお願い……しま……す」

————

キリカ「織莉子の元にってのは嬉しいことだけど……やっぱり寂しいなぁ……。ね、ほむら。私のヘアピンと織莉子のヘアゴム、託されてくれないかい?これで私達は一緒だ……」

————

マミ「暁美さん……ごめんね。先に円環の理に逝かせてもらうわ……。あとこれ……私の髪飾り。私の両親がくれた宝物……。これを、私だと思って持ってて頂戴」

————

杏子「へへ……ドジったね。悪いがあたしはリタイアする……ほむら。あたしのリボンと、預かっていたさやかのヘアピンだ。持っててくれ。あたしとさやかの生きた証さ……」

————

ゆま「ほむらお姉ちゃん……ゆまのこと、大切にしてくれてありがとう……みんな、いなくなっちゃったのに、ずっとゆまのこと慰めてくれて、支えてくれて……」

ゆま「ほむらお姉ちゃんも、寂しい思いしてるはずなのに……本当にありがとう。そしてごめんね……」

ゆま「大したお礼はできないこと……これ。ゆまの大事な髪飾り……あげる。ゆま……みんなと……待ってる……から、ね」

ほむら「……さようなら。ゆまちゃん。……これでみんな、いなくなっちゃったのね……」

ほむら「……いいえ。一人じゃないわね。まどかも、さやかも……みんないる。見ていてくれているし、一緒にいてくれる」



———— 十七年後

ほむら「……まさかあなた、まだ生きていたとはね。てっきり既に円環の理へ導かれていたのかと」

沙々「くふふ……それはわたしも同じ意見です。あなたが生きてたことも、わたしが今まで生き延びれたこともね」

ほむら「あら、大分性格、控えめになったんじゃないかしら」

沙々「最後に会ったのは……もう十数年になるのかな?流石にあんだけ経ちゃあ人は変わりますよ」

ほむら「もうそんなになるのね」

沙々「いい加減、ずっと悩まされたわたしをボコしたあの生意気ヤロー共への恨みも、今じゃただの思い出です」

ほむら「やっぱ根に持ってるのね」

沙々「それにしても、ずいぶんダサくなりましたね。主に頭が」

ほむら「……まぁね」

沙々「ゴチャゴチャしすぎ。……わたしが死んでも何もあげませんからね」

ほむら「それはそれで少し助かるわ」


———— 円環の理

まどか『ああー!ほむらちゃんが馬鹿にされた!』

さやか『いや、そりゃ無理もないよ。あの髪型……』

まどか『ほむらちゃんは素直で優しいからみんなの髪飾り全部着けちゃって!みんなのせいだよ!』

織莉子『何で怒られないといけないの……』

キリカ『まさかみんな同じ事考えてたなんてね』

マミ『それ以前に暁美さんが貰ったものを全部着けるとは普通思わないわ』

まどか『ああ……わたしのリボンが目立ってないよぉ。目立たないどころか間違え探しの出題にされるレベルで地味だよぉ!』

杏子『律儀なヤツだな……』

ゆま『でも、ほむらお姉ちゃん幸せそう』

ほむら「ティロ・フィナーレ」ボソッ

マミ「いやあああああ!!!」

杏子「よう久しぶり」

マミ「最後に会ったのは大学生の時だから十年ぶりくらいかしら?」

ほむら「よく3人とも生き残っていたわね」

杏子「けど全員あんま変わんねーな」

マミ「そう? ちょっと老けてきたなあ…って毎日がっくりしてるわよ」

ほむら「マミは自意識過剰すぎよ」

杏子「それに魔翌力で体の状態なんていくらでも維持できるだろ?」

マミ「それ、やったことあるけど消費が割に合わなさすぎるのよ」

杏子「まあマミは維持するところたくさんありそうだもんな」

マミ「ちょっと、どういう意味!?」バイーン

ほむら(なんかさらに大きくなってないかしら?)

杏子「で、ほむらは維持してるクチか、全然変わってねーもんな」

ほむら「…ない」

杏子「ん?」

ほむら「維持なんてしてないわよ!私だって成長したいわよ!」ストーン

杏子「え、あ…なんかゴメン」

マミ「私までいたたまれないわ…」

マミ「ロッソ・ファンタズマ」ボソッ

杏子「やめろ、そもそもお前が名付けたんだろーが!!」

杏子「あたしってほんと馬鹿」ボソッ

さやか「いや〜〜〜!やめて〜〜〜!!」

さやか「とりあえず、衣装だけでも考えておこうかと思って…」ボソッ

まどか「ふえぇ、ひどいよ…さやかちゃん」

Uまどか「鹿目さん、私も魔法少女になったんだよ」ボソッ

ほむら「どどどっ…どこまで愚かなの、あなたは!?」

マミ「34歳、魔法使いです」

まどか「魔法使い…あっ(察し)」

>>305

使い回し…?

ほむら「17年経ったけれど身体は17年前とほぼ同じ……」

ほむら「こんな身体じゃ結婚なんて無理なのに最近、性欲が……」

ほむら「だからまどか、私としましょう!」

まどか「訳が分からないよ!?」

ほむら「右隣ではマミとさやか、左隣では杏子とゆまがもうしてるわ」

>アンアン アンアン<

まどか「ほんとだ」

ほむら「だから私達も始めましょう」

海香「う〜ん…」カキカキカキ

海香「これでもないわね…」ケシケシケシ

海香「ならこの流れ…?」カキカキカキ

海香「いや、これだとまた同じ展開に…」ケシケシケシ

海香「…」

海香(ダメだわ、クロス作品意外で魔法少女が幸せになる世界が考えられない)ズーン

QB「恐らくこれが最後のチャンスだよ、まどか」

QB「ボクと契約して魔法少女になってよ」

まどか「ふふ、やめてよキュゥべえ。わたし、もうとっくに『少女』なんて歳じゃないんだよ?」

まどか「いまさら魔法少女になんてなる気はないよ」

まどか「それに……わたしが契約なんてしたら、きっと天国のみんなも怒るだろうし、ね」

QB「そうか……残念だよ」

QB「もうずくキミにはボクの姿も見えなくなるだろう。お別れだね、まどか」

まどか「うん。バイバイ、キュゥべえ。あなたのことはあんまり好きにはなれなかったよ」

QB「…………」スゥ...

まどか「……消えちゃった……ううん、見えなくなったんだね」

まどか「あーあ、わたしももう30過ぎのオバサンかあ」

まどか「あれから17年も経っちゃったんだね……」

まどか「ほむらちゃん、さやかちゃん……」

まどか「マミさん、杏子ちゃん……」

まどか「みんな、そっちで仲良くしてる?」

まどか「わたしはまだ、みんなの所へは行けそうにないけれど」

まどか「あと60年くらい、一生懸命生きて……しわくちゃのおばあちゃんになったら」

まどか「そしたら、みんなに会いに行くからね……」



まどか「こんにちはマミさん、調子はどうですか?」

マミ「まずまずね、この間の新人さんも、そろそろ独り立ちそうだし」

まどか「さすが伝説の魔法少女ですね、もうこれで二十人目でしたっけ?」

マミ「ふふっ伝説なんて、ただ長生きしてるだけよ、……そう私だけね」

まどか「ワルプルギスの夜にさやかちゃんが、杏子ちゃんが自爆して、結局ほむらちゃんも……」

マミ「ワルプルギスの夜を道連れにして……、何で私だけ生き残ってしまったのかしらね」

まどか「そんな事ないです!マミさんだけでも生きててくれて!私……私……」

マミ「……ごめんなさい、最近ちょっとね、魔翌力が弱まるスピードが増しているのよ、多分もう限界が近いわ」

まどか「そんな……」

マミ「そんな顔しないで、三十を越えるまで魔法少女を続けられた、それだけで十分よ」

まどか「マミさん……」

マミ「今日呼んだのは、あなたに伝える事があったから、暁美さんの最期の言葉」

まどか「ほむらちゃんの?」

マミ「あの時−−

 −−−−−

ほむら「さっきの杏子の攻撃で、アイツはかなりダメージをうけたはず、今なら私の魔翌力を全部注ぎ込めば倒せるわ」

マミ「待って暁美さん!そんな事をしたらあなたは」

ほむら「いいの……、まどかを救えるなら、その未来を護れるなら、私の命なんて」

マミ「暁美さん!それなら私も」ヨロヨロ

ほむら「無理よその体じゃ、それにあなたには頼みたい事があるの」

マミ「私に?」

ほむら「まどかを……、まどかの未来を見守って欲しいの、私はもうここまでだから、あなたにしか頼めないから」

マミ「暁美さん……」

ほむら「辛い役目を押し付けてごめんなさい、……後はお願いします巴さん!」カチリ

カチリ ドゴアァァァ

マミ「暁美さーーん!」

 −−−−−

−−それが最期、暁美さんは最期まであなたの事を想っていたわ」

まどか「ほむらちゃん……」

マミ「ここから先は、あなた一人になってしまうけど、負けないでね」

まどか「……はい、私もっと長生きして、いっぱい幸せをもって、ほむらちゃんへの、みんなへのお土産にします」

マミ「ふふっ、ありがとう」

マミ(これでいいかしら?暁美さん、あなたの願いは十分叶ったわよ)

マミ「魔法少女になってはや17年、私たちも年を取ったわね…」

杏子「それにしてもそろいもそろって、全員恋人の一人もいないなんてな」

マミ「そうね・・・」ジー

杏子「?」←住所不定無職のままなので、まともに付き合えない

ほむら「?」←まどかさんという神様の事で頭がいっぱい

マミ「どうして一番まともな私に恋人ができないのよ!?」バンッバンッ

キリカ「時間だよ、投票時間は23:30まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

>>311

>>298
そういえば沙々はヘアアクセサリーはしてなかったな

織莉子「結果発表です」

>>311 1票
>>298 1票

キリカ「>>289さん、>>311さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

タンス

弁解

織莉子「次のお題は【タンス】、投稿時間は明日の23:00までです」

マミさんがタンスの角に足の小指ぶつけて魔女化した


まどか「そんな……酷すぎるよ!あんまりだよ!」

さやか「マミさん……アタシ達に魔法少女の現実を教える為に……」

杏子「あれ、マミの部屋ってタンスあったか?」

ほむら「違う、(突っ込み所は)そうじゃない」

キュゥべえ「これが……」ツン

さやか「ああ!」ピョンピョン

キュゥべえ「タンスの角に小指をぶつけた痛みだよ」

僕は精神疾患とされている感情に引かれ

感情を得るためにはどうすればよいのか考えた

感情がないのだからどんなこともできる

手始めにほむらの部屋にアンゲロ、アンゲロとつぶやきながら飛び込む

タンスをこじ開けブラジャーを腰に巻きパンティーを頭にかぶる

ほむらが呆然としながら見てくるが精神疾患なので気にしない

ほむらのベッドに潜りこみ「幸せだから!幸せだから!」と絶叫

ほむらは無言で部屋から立ち去る

だが何も感じるものはない。まだ不十分

次はまどかの部屋にムッシュムッシュと叫びながら飛び込む

まどかは着がえをしている最中だったがインキュベーターなので無視

臀部を向けて逆立ちをしながら

「僕に充電しろ!!僕に充電しろ!!」と絶叫

まどかは大泣きで退散

確実に後でほむらに殺される

開脚後転でトイレに飛び込み便座カバーを外し首に掛ける

ゾンビの真似をしながらマミの部屋に突撃

タンスを開けると一枚の写真発見

死んだ両親と肩を並べているマミの写真発見

僕は泣いた

ほむら「マミは変身するとき不思議な動き……」

ほむら「もとい不思議な踊りをしているわよね」

マミ「えぇ、まぁそうだけど……2度も不思議って言わなくても」

ほむら「杏子もゲームセンターで何故だかよくダンスゲームしてるわよね」

杏子「まぁ一人で体動かす事ができるからな」


ほむら「2人そろって踊りが好き」

ほむら「この共通点で私の導き出した答えなのだけど」

ほむら「……杏子って、もしかしてマミのように踊って変身するのに憧れていたの?」

マミ「……!」

杏子「…………、はぁ?そんんなわけないだろ……」

杏子「誰があんなヘンテコステップに憧れたりするかってぇの」

マミ「…………」

ほむら「あらそう、ごめんなさい」

ほむら「てっきりその為に日夜ゲームセンターで練習してたのかと思ってたわ」


ほむら「…………」

ほむら「爆弾作りのせいで寝てないせいか」

ほむら「どうも変な事を聞いてしまったわね」

ほむら「というわけでお休みなさい……」ポフン


マミ「ここ私の部屋なのに……何しに来たのよこの子は」ツンツン

杏子「マミ、そんなことより早くケーキと紅茶のおかわり」

マミ「あなたも何しにきたのよ……」ヨイショ

マミ(……ケーキ、まだあったかしら?)ソソクサ

まどか「マミさんの家ってタンスとかあまり見ませんよね。おしゃれとか、あまりしないんですか?」
 
さやか「やだなーまどかったら。マミさんの美貌からしたら、そのままが一番に決まってるからじゃないのさ」
 
マミ「あらありがとう美樹さん。でも、私だって人並みにかわいい服を買ったりするわよ」
 
まどか「えっ、じゃあじゃあ、お気に入りの服とか見せてもらえませんか?」
 
マミ「ええ、でも悪いけど、ここ最近買った数着しかないのよ。制服も去年のぶんは処分しちゃったし」
 
さやか「へ? けど、それじゃ衣替えとかに困るんじゃないですか」
 
マミ「そうなのよ。でも、時期が変わるごとにサイズが合わなくなっちゃって買い換えるしかないの。もう、すぐに胸が苦しくなっちゃって」
 
グワシャーン!
 
QB「で、君は何故マミたちの会話を盗聴しながら血の涙を流しているんだい?」
 
ほむら「うふふふふふふふふ、あはははははははは!!」
 
「」←握りつぶされた盗聴器

織莉子「結婚の喜び」

キリカ「は?」

織莉子「鹿目まどかに結婚の喜びを与えれば魔法少女にならずに済むんじゃないかしら」

キリカ「……なるほ……ど?」

織莉子「早速買いに出かけるわよキリカ」

キリカ「え?な、何を!?」


数日後

<お届け物でーす

知久「はい……え、なにこのタンス」

<鹿目まどかさんにでーす

知久「まどか、ちょっと」

まどか「どうしたの……え、なにこのタンス」

<引き出物でーす

まど知「!?」

<どうもでーす

知久「まどか……相手は誰なんだい…?」

まどか「私が聞きたいんだけど……」


織莉子「ふふっ、うまくいったわね」

キリカ「嫁入り道具の定番を送ってその気にさせるとは流石織莉子!」

今更気がついた……お題ダンスじゃなくてタンスやないか

知久「ママ、今ちょっといいかい?」

タツヤ「……パパァ?」

詢子「あぁ、かまわないよ。タツヤと一緒にテレビ見てただけだからね」

詢子「っで、どうしたのさ?」


知久「少しタンスの中を整理していたんだけどね」

知久「これは、ママのじゃないよね?」

詢子「んっ、なんだいそりゃ。黄色いリボン?」

知久「うん。まだ何本か似た様なリボンが仕舞って置いてあるみたいなんだけどね」

知久「でもママの物じゃなさそうだし……どういう経緯で仕舞っておいたのか分からなくてね」

詢子「リボン……黄色い、リボン……」



── リボン、どっちかな? ── 

んっ

── え〜。派手過ぎない? ── 

それぐらいでいいのさ。女は外見でナメられたら終わりだよ



詢子「…………」

知久「……ママ?」

タツヤ「ママァ、どうったの?」

詢子「……っ!いや私も、よく……覚えてないな」

詢子「でも、誰かが……そのリボンをしようとしていたような……」


タツヤ「まどか、まどかぁ!」

知久「また、"まどか"かい……?そういえば河川敷にいた綺麗な子もリボンを着けていたね」

知久「リボンがまどかっていうキャラの共通点なのかい?」

タツヤ「はい!」

詢子「……パパ、そのリボンさ……元のタンスに大事に仕舞っておいてくれないかい?」

知久「それは別に構わないけど、またどうして……?」


詢子「ほら……何時か、その"まどか"って奴がリボンほしさに取りに来るかもしれないだろ」

詢子「だから、そん時までは……大事に仕舞ってしておいてやろうかなってさ……」

知久「…………よく分からないけど、分かったよ」

知久「これはタンスに仕舞い直してくるよ」


知久「……僕だって、このリボンがきっと大切な物なんだって」

知久「そう感じたから、ママに聞きに来たんだからね……」

さやか「なりきり師?」

ほむら「は?」

さやか「いや、タンスでそういう職業の子を思い出して」

ほむら「どういう職業なのよ」

さやか「服装に合わせた能力を発揮できる、みたいな?」

ほむら「便利な能力ね」

さやか「でさぁ」

ほむら「うん?」

さやか「その衣装ダンスが歩くし喋るのよね」

ほむら「何その怪奇現象」

さやか「いやー、不思議な体験だったわー」

ほむら「そういえばさやか、日焼けした?」

さやか「うん?」

ほむら「髪も白いような?」

さやか「ほむら大丈夫? 熱中症?」

ほむら「あれ、いつものさやかね……」

さやか「ほんとに大丈夫? 気分悪いならちょっと休む?」

ほむら「そ、そうね、ちょっと休憩しようかしら」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

織莉子「結果発表です」

>>327 2票
>>322 1票

キリカ「タンスの中には希望が詰まってる……変な意味じゃないよ?>>327さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

大和

ゆま「次のお題は【大和】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

さやか「ハーイ」

ほむら「それヘーベル」

さやか「決めた! あたし、やまとなでしこになる!」

さやか「清楚で奥ゆかしくありながら、芯の通った強い心を持つ……そんな素敵な女の子になるの!」

さやか「……さやかはそのままでも充分素敵で魅力的な女の子だよ」

さやか「や、やだっ、恭介ったら恥ずかしいこと言わないでよ」

さやか「本当のことを言っただけさ。僕は大和撫子なんかじゃなくて、元気いっぱいの明るいさやかが好きだ」

さやか「き、恭介……えへへ」



さやか「大和撫子かぁ」

ほむら「あなたとは一番縁遠い存在ね」

さやか「なにおう?ほむらだって見た目以外は、まったく違うじゃん」

ほむら「あら、それは聞き捨てならないわね、私のどこが違うというのかしら?」

まどか「うんほむらちゃん、そのセリフは私のパンツを全部返してからにしようね」

ほむら「それは無理よ、パンツの事は諦めて」ファサッ

まどか「何で?簡単な事だよね?もともと私のだよね?」

ほむら「よく考えてまどか、例え返したとしても、また私が持って行くのよ?結局同じ事なのよ」

まどか「同じじゃないよね?まず返した後にまた持って行くのがおかしいよね?普通に私に返してよ!」

ほむら「まどか……、まずはあなたのパンツの価値というものについて、しっかり話し合う必要があるわね」

まどか「普通のパンツだよ!何の変哲もないただのパンツだよ!」

ほむら「まずあなたがパンツを穿く事によって」

まどか「そんなのいいから返してよー!」

さやか「……変態はどうやったって、大和撫子にはなれないよね、……まだ私の方が……」

仁美「ずいぶんと盛り上がっていますわね、一体何を話しているんですか?」

さやか「……仁美、あんたがNo.1だよ」

仁美「?」

ほむら「……"大和"と聞いて最初に思い浮かぶもの?」

さやか「そう、ほむらは何を連想するかなって」

ほむら「……軍艦、かしら」

さやか「まぁ、なんとなく分かっちゃいたけどさぁ……」

さやか「あんた仮にも女の子でしょ?軍艦ってどうなのよ……」


マ ミ「……大和?えっと……大和撫子?」

さやか「ある意味予想範囲内の答えで安心しました」

ほむら「大和撫子……"優しく、内気で、人見知り。心を開いた相手に尽し、影ながら支える"ねぇ……」

ほむら「……っふ、まるで私のようね」

さやか「いやいや、軍艦って答えたあんたにゃ相応しくないって」

マ ミ(話の中で聞いた、昔の暁美さんのイメージなら納得できそうだけど……)


まどか「お花にも"大和撫子"ってありましたよね?」

さやか「あぁそういやまどかって園芸部……花にも少しは詳しいんだっけ」

ほむら「花言葉は……"貞節"、"純愛"、"思慕"ね」

さやか「うわぁー、純愛で思慕ってあんた……」

マ ミ「暁美さん……」

ほむら「……何よ、どうして2人揃って私を見るの」

さやか「いやぁ、別に意味はないよきっと……」

まどか「……撫子だけだと"しのぶ恋ほどばれやすい"、"いなくなった人を慕う"って花言葉もあるよ?」

まどか(後は……"燃える愛"だっけ?えへへ、燃え上がれーって感じでやっぱりほむらちゃんに似合うかな?)

さやか「……」

マ ミ「……」

ほむら「やっ、止めましょう……。この話しは色々と危険な気がするわ」


杏 子「大和ねぇ……大和魂っていいよな」

さやか「……神風特攻隊の如く誰かの為散っていきたいと?」

マ ミ「穏やかに、上下関係で見ることのなく、お互いに支えあっていく精神?」

まどか「えっと、逆境でも挫けない心?」

ほむら「……欲しがりません、勝つまでは?」

杏 子「アタシが言いたかったのは、まどかぐらいシンプルな答えなんだけね……」

ほむら「勝たなければ何の意味もないのよ……!」

ほむら「勝ててもまどかが契約したら意味がないのよ……!」

ほむら「だから友情だの信頼なんて勝つまで欲する必要ないのよ!?」

杏 子「い、いきなり何なんだよ!」

ほむら「…………はっ!ごめんなさい。少し取り乱してしまったようね」

マ ミ(さっきの話題のせいか、まだ暁美さんの心中穏やかじゃないみたいね……)


まどか「あれ?さやかちゃんは"大和"って聞いて何が浮かんだの?」

さやか「えっ、あたし?アニメだけど……」

まどか「……あぁ、さやかちゃんらしいね」

マミ「もう駄目よ…おしまいよ!キェェェェェ!!!」

杏子「ワルプルギスがこんなに強いなんて…!」

ほむら「…仕方ないわね」

杏子「あん?」

ほむら「こんなこともあろうかと!」

キャンデロロ「」

ほむら「基地から借りてきた大和の主砲の準備を進めておいたのよ!」

杏子「ミサイルも効かなかったってのに今更大砲なんかでワルプルギスが倒せるかよ…」

ほむら「エネルギー充填率120%!!波動砲、発射!!!」

どかーん

杏子「あ、勝った」

キャンデロロ「カッター」

マミ「波動砲、発射!!」

ほむら「それは宇宙戦艦」

詢子「おぉ、来てくれたんだな」

早乙女「新築なんだもの、お祝いしないとね」

知久「やあ和子さん。お久しぶりです」

早乙女「へぇー、いい家じゃない」

詢子「パパの知り合いの人にデザイナーがいてね。あんまり広くはないけど」

早乙女「そんなことないわよ。大和ハウチュかしら?」

知詢「え?」

知久「……」

詢子「……和子、今大和ハウチュって言わなかったか?」

早乙女「言うわけないでしょ?」

知久「そ、そうだよママ。まさか和子さんが間違えるはずないって」

詢子「そ、それもそうだな!アハハ」

早乙女「私もいい人ができたら新しい家建てたいわよねえ。大和ハウチュで」

詢子(……なんで、大和ハウ"チュ"なんだ…?和子……)

ほむら艦長「本日より第三艦橋勤務を命ず!」
 
マミ「あははは、もう何も怖くない」

さやか「大和より川内だよこんちくしょう」

ほむら「30303030で建造したらその内できるでしょ?」

さやか「できないよ! 那珂と神通ばっかだよ!」

ほむら「できてるじゃない」

さやか「川内の川内が来ないと意味が無いじゃん……」

ほむら「まぁ、1−2あたりで出ると言う話だし」

さやか「第一水雷戦隊出撃します!」

ほむら「いってらっしゃい」

さやか「いなずまの本気を見るのです!」

ほむら「不安しかないわ」

さやか「大丈夫だよ、電ちゃん以外全員重巡だし」

ほむら「……それでまだ川内出てないのね」

さやか「運命って残酷なの……」

ほむら「対ワルプルギス用に大和を展開させたけど……」

マミ「大き過ぎて見滝原港に入港出来なかったようね」

杏子「結局生身でやんのかよ」

ほむら「ごめんなさい」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>337

織莉子「結果発表です」

>>337 3票
>>339 1票
>>341 1票

キリカ「これは幻術……いや幻術じゃない……幻術か?>>337さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

消火器

織莉子「結果発表です」

>>337 3票
>>339 1票
>>341 1票

キリカ「これは幻術……いや幻術じゃない……幻術か?>>337さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

織莉子「次のお題は【消火器】、投稿時間は明日の23:00までです」

さやか「まどか! そいつから離れて!」
 
プシュー……
 
さやか「あ、あれ? この消火器、壊れてるのかを? れ? なんか気が遠く、うーん……」
 
まどか「さやかちゃん? さやかちゃーん!」
 
つ【二酸化炭素消火器】

ほむら「美樹さやか、あなたはどこまで愚かなの」

QB「魔法少女のシステムを少しだけバージョンアップさせたんだ」

ほむら「ほう」

QB「人間、名前を覚えてもらうために名刺とかいう紙切れを渡すだろう?」

ほむら「そうね」

QB「魔法少女にもその概念を組み込もうと思ってね。こんなのをつけたんだ」
QB「名付けてオートバッジツクール!」

ほむら「それに何の価値があるってのよ…」

QB「子供じゃん。喜ぶだろ?」

ほむら「なる。[ピーーー]」

QB「今ならほら!杏子ちゃんのバッジ付き消火器もついて来るよ!?」

ほむら「だから何の価値があるのよ!」

マミ「買った」
QB「まいどっ!」

ほむら「えぇっ!?」

QB「まどかちゃんのバッジ付き消火器もあr
ほむら「買うわ」
QB「まいどっ!」


ほむら「そんな感じの夢を見たんだけど、どうしてくれるのかしらインキュベーター?」

QB「どうして君はそう僕に当たるんだい!?」

ほむら「どこにも価値がないからよ」

QB「ひどいや」
QB「あ、そうだ」

ほむら「…」

QB「魔法少女のシステムを少しだけアップデートさせたんだ」

ほむら(…これが、イザナミか)

上へループ



まどか「大変だよ!家庭科室で火事だよ!」

さやか「うわっこっちにまで炎が」

まどか「近くに消火器は無いし、どうしよう」

さやか「ねえほむら、何か火を消せるものない?」

ほむら「そうね……、酸素が無くなれば火は消えるわよね?ならこの爆弾で酸素を」スチャ

まどか「だめだよほむらちゃん!何か別のを出して」

ほむら「分かったわ……、燃えるものがあるから火が燃え広がるのよね?ならこの爆弾で周りの壁を吹き飛ばせば」スチャ

さやか「だから爆弾はだめだって!他にはないの?」

ほむら「そうね……、あとは一応消火器かしら?」

まどか「消火器があるの!?じゃあ早く出して!」

さやか「一応?」

ほむら「はいまどか、それからさやかの分も」ズイッ

さやか「あのー、何でこの消火器ボコボコなの?」

ほむら「銃が弾切れになった時にね、殴りやすいのよ」

まどか「ああ魔女を叩いたんだね、それよりも消火!」ブシュー

さやか「魔女?何だかコンクリートの欠片とか付いてるけど、まあいいや消火!」ブシュー

ほむら「……実際威力がなかなかなのよね、アイツを叩き潰すのに……ね」ブシュー

ま・さ「「え?」」

ほむら「何でもないわ」

ほむら「あぁ、ミニガンのことね」

さやか「小火器……ってやかましいわ!」

ほむら「しかも別に小さくないしね。アレ」

まどか「お洒落だよねえ」

さやか「お洒落だねえ」

マミ「もう、二人ともうちに来る度にそればっかり……」

まどか「だってホントにいい部屋ですもん」

さやか「うちもこれくらい広かったらなあ」

マミ「褒めても何も出ないわよ!」

まどか「ホントお洒落だよねえ……」

さやか「お洒落だねえ……」

  >0=
  /~》 
  |:: ||l
  |:: ||l

まどさや(あれさえなかったらなあ……)

まどか(必要なのは分かるけどねえ)

さやか(もう少し隠してほしいねえ)

ほむら『私が今度たどり着いた時間軸はイレギュラーなんてもんじゃなかった』

 
 
まどさや「「ペチャクチャペチャクチャ、ねー、だからキョースケーがー、ママがー」」

 
???「うははは、待てぇい小娘どもぉ!」
 
まどか「キャー!! か、怪人だぁ」
 
さやか「わーっ! し、消火器のお化けだーっ!」
 
怪人「ウハハハ、俺はジンドグマの怪人ショオカキングだ。ウヌッ!?」
 
???「トォーッ!!」ガキーン!
 
ショオカキング「ヌゥ! 現れたな仮面ライダー!!」
 
スーパー1「仮面ライダー・スーパー1!! ジンドグマの怪人め、お前たちの悪事もそこまでだ!!」
 
まどか「きゃー! 仮面ライダーだーっ!」
 
さやか「かっこいいーっ! やっちゃえー、スーパー1」

 
 
ほむら『世界征服を狙う悪の組織が次々と改造人間を送り込んでくる世界。そしてそれを、仮面ライダーと呼ばれるヒーローたちが打ち倒していくのがこの時間軸』

 
 
スーパー1「とどめだ、トォー! スーパーライダー・十字回転キーック!!」

 
ショオカキング「や、敗れたりぃ、無念んんん!」
 
ズガーン!!

 
 
ほむら『この世界では、過去幾たびも仮面ライダーたちに世界が救われてるらしい。けど、人間に感知できないインキュベーターはまだおり、ワルプルギスもまた存在する』

 
ほむら『仮面ライダーでもこればかりは……いや、まどかの問題は私自身の手で片付けなくては』
 
ほむら『私はスーパー1が倒した悪の組織ジンドグマのアジト跡に潜入した』

 
 
ほむら「あった、これがジンドグマが作ったスーパー1と同じ性能を持つロボットスーパー1ね。壊れてるけど、このファイブハンドのレプリカがあれば」

 
 
ワル夜「キャハハハハ!」

 
ほむら「来たわねワルプルギス、今日こそお前の最期よ」

ワル夜「キャハハハハハ」ムダムダ

ほむら「チェーンジ! エレキハンド・エレキ光線発射」

ワル夜「キャハハハ」ビクトモシナイヨ

ほむら「やはり効かないか。ならば、チェーンジ・冷熱ハンド、冷凍ガス、超高熱火炎、同時発射!!」
 
ワル夜「キャハハハハ」ソンナモノキクカ
 
ほむら「いまだ! チェーンジ・パワーハンド、くらえええええ!!」
 
ワル夜「ギャアアアア」ナゼダア!!
 
ほむら「ハァハァ、熱した物質を急に冷やすともろくなることを知らなかったようね。これで、終わった」
 
まどか「ほむらちゃん、勝ったんだね」
 
ほむら「ええまどか、これですべて終わったのよ」
 
まどか「ありがとうほむらちゃん、かっこよかったよ。まるで、仮面ライダーみたいだった」

ほむら「そんな、私はそんな正義の味方なんかじゃ」ポッ
 
まどか「ううん! ほむらちゃんは私のヒーロー、仮面ホムダーだよ!」
 
ほむら「ちょっと、そのネーミングはどうかと思うけど……ね」



マミ「えー、ちなみに魔法少女の問題その他ですが、その後に黒い仮面ライダーがわけわからないうちに全部なんとかしてくれました」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

ほむら「二人がいない間に結果発表よ」

>>362 3票
>>364 1票
>>366 1票


ほむら「そう、私が、私が優勝よ。ふふっ」

QB「次のお題は安価下だ」

鯖に入れなかった、代行ありがとう

織莉子「次のお題は【というわけで、全員魔女化してしまったわけだが】、投稿時間は今日の23:00までです」

QB「次のお題は【というわけで、全員魔女化してしまったわけだが】で、いいのかい?」

ほむら「ふっふふ…優勝…優勝…ほめられた…ふふふ」

QB「…投稿は明日23:00までだ。ふるって参加してくれ」

ほむら「やった…やったわよ…まどか…」うふふ

QB「わけわかめ」

キリカ「ぐぐっ、織莉子ごめん……君を、守りきることが、できなかった」
 
パリーン
 
織莉子「キリカ……くっ!」
 
沙々「くふふふ! これであなたひとりになりましたねぇ。というわけで、自分以外が全員魔女化してしまったわけですが、ご感想はいかがですかぁ?」
 
クリームヒルト(二周目レベル)キャンデロロ、ホムリリイ、オクタヴィア、キリカ・ゆま魔女、ゲルトルート、シャルロッテ、etc…
 
織莉子「優木沙々さん、私はどうやらあなたを見くびっていたようね…」
 
沙々「くふふふふふ! 魔女になるのなんて死んでもごめんですからねぇ。だったらどうするか? 自分以外の魔法少女をみんな魔女にして私のものにしちゃえばいいんですよ!」
 
織莉子「確かに、それだけいればグリーフシードに不足することなんてありえない。そして生み出させた使い魔に人を襲わせて、見事な無限エネルギー源の完成ね」
 
沙々「おほめに預かり光栄ですね。では、あなたもそろそろソウルジェムが限界でしょお? 愛するキリカさんのところに行きましょうねえ」
 
織莉子「キリカ、ごめんね。私もここまでみたい。けど、あなたをそんな惨めな操り人形のままにだけはさせておかない。せめて、いっしょに死にましょう!」
 
沙々「自爆するつもりですかぁ? 無駄無駄ぁ! これだけの魔女を潜り抜けられると思ってるんですかぁ?」
 
織莉子「そんなことは関係ない! 私は、キリカ、また、いっしょに……」
 





QB「終わったね。やれやれ、これでこの近隣の魔法少女と魔女のバランスはメチャクチャだ。ぼくのノルマもずいぶん遅れるか。まったく、欲深い人間というものは魔女より恐ろしいね」

魔女の 群れが 現れた!


ワルプルギスの 攻撃!

敵全体に 1000のダメージ

オクタヴィアの 攻撃!

ミス! ワルプルギスにダメージを与えられない!

オフィーリアの 攻撃!

ミス! ワルプルギスにダメージを与えられない!

キャンデロロの 攻撃!

ワルプルギスは ひらりと 身をかわした

ホムリリィの 攻撃!

ワルプルギスは 1の ダメージを受けた

ワルプルギスの 攻撃!

敵全体に 1000のダメージ


魔女の 群れを やっつけた!▽


おや 魔女達が 起きあがり 仲間になりたそうに こちらを見ている


仲間にしますか?

l>はい
 いいえ





ワル夜「こんな感じで魔女仲間を増やすつもりだったのに……」

クリームヒルト「やま」

ワル夜「強い」

ほむら「ワルプルギスに負けた、というわけで、全員魔女化してしまったわけだけど」

キュゥべえ「すぐに救済の魔女に全員吸収されたね」

ほむら「まさかこの人数で負けるとは思ってなかったから時間遡行の魔翌力すら残ってないわ」

ほむら「残念だけどここまで……ね」


————
ほむら「ん……ここは……」

まどか「わたしの世界だよほむらちゃん」

ほむら「私も救済されたという事ね。結局私は誰も救えなかったのね」

まどか「取り込んで分かったけど、今のほむらちゃんはこのわたしでも救済出来ないんだ」

ほむら「え?」

まどか「このわたしの存在自体がほむらちゃんの救済を邪魔しているの」

ほむら「それって……」

まどか「自己矛盾だよ。だからほむらちゃん、お別れだよ」

まどか「どうか次のわたしを助けて——」

ほむら「まどかぁ!」


————
ほむら「今回こそ必ずまどかを助けるわ!」

QB「……まさか、まどかの魔女が人を根絶やしにするとは思わなかった」

QB「なんとかそれを阻止しようと挑んだ魔法少女達でさえ魔翌力を吸い上げられてソウルジェムが濁り全滅」

QB「生き残ったのは僕とかつて魔法少女だった者のみ……」

QB「はぁ、ようやく宇宙エネルギーが蓄えられる星にめぐりあったのにまたやり直しだよ」

QB「次にめぐり合う星はどんな希望と絶望を見せてくれるのかな……?」

オクタヴィア「というわけで、全員魔女化してしまったわけだけど、どうする?」

オフィーリア「どうするも何もどうしようもないだろ」

キャンディロロ「とりあえずお茶を飲みましょう?」

ホムリリー「いいわね」

クリームヒルト「さんせーい!」

ホムリリー「・・・ふう、こうやってなんでもないように振舞っているけど、結界の外は阿鼻叫喚の地獄絵図になっているのね・・・」

クリームヒルト「ウェヒヒ、気にしたら負けだよ、明日あたりには地球上の生命は全部救済できるからもうちょっと待っててね」

ホムリリー「そう・・・」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

ゆま「結果発表だよ」

>>381 票

織莉子「どうみても負けイベントです、ありがとうございました。>>381さん優勝おめでとうございます」

次のお題 安価下

食うかい?

キリカ「次のお題は【食うかい?】、投稿時間は明日の23:00までだ」

ほむら「真言宗かなにか?」

杏子「空海じゃねーよ」

まどか「この前家族と潮干狩りに行ったけど」

杏子「食う貝でもねーよ」



【美樹さやかの場合】

杏子

ほむら

まどか

マミさん

【鹿目まどかの場合】

杏子ちゃん

さやかちゃん

ほむらちゃん

マミさん

【巴マミの場合】

暁美さん

鹿目さん

佐倉さん

美樹さん

【佐倉杏子の場合】

さやか

ほむら

まどか

マミ

【暁美ほむらの場合】

お馬鹿

空海

巴マミ

まどか


まどか「えっと……、携帯の登録名って個性が出るね」アハハ

さやか「個性とかいうレベルじゃないよ!ちょっとほむら!お馬鹿って何さ!」

杏子「いやつーか、空海ってまさか私か?完全に別人じゃねえか」

ほむら「仕方ないじゃない、他に思い付かなかったのよ」

さやか「なら普通に名前で入れてよ!」

マミ「あらまだいい方じゃないかしら?」

杏子「あ?何でだよマミ」

マミ「……一人だけただのフルネームの、私よりはマシじゃないかしら?」ニコォ

杏・さ・ほ「「「ゴメンナサイ」」」

杏子(あたしが「食うかい」ってよく言ってるせいで、なんか持ちネタみたいに思われてんだよなあ)

杏子(そんなつもりないってのに……こうなったら別の言い方考えた方がいいかもな)

杏子(「食べるかい」……あたしっぽくねーかな)

杏子(「食えよ」……んー、ちょっと命令っぽいな)

杏子(「食べろよ」……普通すぎるか)

杏子(一体どうしたらいいかな……食えよ……食べろよ……食べ……食え……)

ゆま「ねえキョーコ、お腹空いた」

杏子「たえよ!」

ゆま(耐えよ…!?)

ゆま(断食!?)

しれっと他人のネタ無断コピペしたのかと思って危うく変な念を送りかけた

杏子「食うかい?」ハムッ

杏子(アタシがロッキーの片方の端を咥えた状態で食うよう促す。さぁ、マミはどうする)

マミ「貰うわ」サクサクサクサク

杏子(マミの奴、勢いよく……このままだと)

チュッ

マミ「ん……はむ……ぷはぁ」

杏子「ま、マミぃ……」

杏子(躊躇いなくキスしてきて、しかも舌まで……)

マミ「ありがとう。美味しかったわ、二つの意味で」



ほむら「これはいいものを見たわ。早速私も実践あるのみ」



ほむら「まどか」

まどか「なーに?」

ほむら「く、食うかい?」ハムッ

まどか「杏子ちゃんのマネ? 貰っていいの?」

ほむら「ええ」

まどか「分かったよ」サクサク

まどか「ほむらちゃん、ありがとう」

ほむら「あら、もういいの?」

まどか「全部は悪いし、わたしは半分でいいからもう半分はほむらちゃん、どうぞ」

ほむら「分かったわ」サクサク

ほむら(まどかとキス出来なかったけど間接キス出来たからよしとしましょう)

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

俺がややこしい指摘をしたせいで小さな悲劇が。何かすまない
読者です

携帯ネタは思いつかなかった>>393に票を

キリカ「結果発表だよ」

>>393 4票
>>394 1票
>>393 1票

ゆま「きょーこに携帯。>>393さん優勝おめでとう!」

次のお題 安価下

舞台

織莉子「次のお題は【百人一首】、投稿時間は明日の23:00までです」



ほむら「はい!」パシッ

まどか「ほむらちゃんすごーい!」

さやか「ぐぬぬ……、全然取れない」

杏子「私とさやかは0か」

マミ「私が12枚で鹿目さんが7枚」

ほむら「そして私が32枚ね」

さやか「あー罰ゲーム何だろ?」

杏子「私が引くよ、んーと……げっケーキ抜きかよ」ガクッ

さやか「そんな!?マミさんのケーキが食べれないの!?」

ほむら「言っておくけど、罰ゲームを提案したのはあなた達だからね」

杏子「くそー!止めときゃよかったよ」

マミ「まあ仕方ないわね、美樹さんと佐倉さんには悪いけど、罰ゲームは絶対やらないといけないし」

さやか「調子に乗りすぎた……、もっと簡単なの書いておけば……」

ほむら「自業自得ね」

まどか「それにしてもほむらちゃんって、百人一首強いんだね」

ほむら「大した事じゃないわ」ファサッ

ほむら(実際問題時間停止で札の場所を確認してれば、まぁこんなものよね)

ほむら「本当に大した事じゃないわ」

仁美「秋來ぬと——」ダンッ

杏子「ちっ……」

さやか「取ったー!」

まどか「さやかちゃん凄いね!他のは全然ダメだったのにさっきはすごく速かったよ!」

さやか「地味に貶されてる気がする……まあね、この歌は得意札なのだよ」

仁美「目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ 驚かれぬる」

まどか「そっか、さやかちゃんの名前が入ってるんだね!」

さやか「さあ、こっから挽回!」

仁美「いにしへの——」ダンッ

杏子「よし」

仁美「もろともに——」ダンッ

杏子「ふぅ」

仁美「高砂の——」ダンッ

杏子「よっしゃー!」

さやか「結局負けたあああ!!」

まどか「杏子ちゃんも三つくらいすごく速かったね!」

杏子「名前入りならあたしも負けねえよ」

いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
もろともに あはれとも思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし
高砂の 尾上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ

さやか「桜はずるい!」

中沢「なあ、沙々さん。俺たち付き合ってしばらく経つんだしそろそろ手くらい……」

沙々「くふふ__『夜をこめて とりのそら音ははかるとも よに逢坂の関は許さじ』。意味分かります?分かりませんよねぇ。この程度のことも知らないおバカさんに握らせてあげる手はありませーん」

中沢「……逢坂は 人越え易き 関なれば 鳥鳴かぬにも 開けて待つとか」

沙々「な……!知ってたんですか!?しかも史実通りよりにもよってそれを返しますか!?殺す!」

中沢「ごめん冗談だって待ってギャーッ!!」

沙々の和歌……清少納言作

(超訳:あなたの嘘で開ける恋の関ではありませんよ。生憎私は守りが堅いの)

中沢の和歌……藤原行成作

(超訳:守りが堅い?あなたは誰にも体を開くからチョロいって皆言ってますよ)


まどかの命を巡り、平和的に解決すべく百人一首で勝負することとなったほむらと織莉子——

ほむら「…………」

ほむら(時間を止めれば……この程度のゲーム、何でもない)

ほむら(しかし、流石に最低でも五一回は止めるとなると魔力的にも厳しいものがある)

ほむら(さらに、向こうとてまどかに関しては必死。呉キリカを使い、スキをつき私に攻撃してくる可能性がある……)

ほむら(それに、一番の問題は……)

織莉子「…………」

織莉子(……予知能力で次にどの歌が来るかわかるわ!)

織莉子(この勝負……私にとって圧倒的有利)

織莉子(しかし、彼女は時間停止能力。それよりも先に動かなければならない)

織莉子(さらに、ある意味でお互いに無防備。攻撃される可能性も否定できない)

織莉子(それに、一番の問題は……)


ゆま「これ何て読むの?」

まどか「ももしき」

ゆま「百敷や古き……これは?」

まどか「えっと……ごめん、わかんない。何だっけ?」

ゆま「ホニャララしのぶにも!」

杏子「何でよりによってゆまが読み手なんだよ」

さやか「佐倉百人一首」

杏子「は?」

さやか「思いついた」

杏子「流石に百人も増えねぇよ」

さやか「そうきたか」


織莉子「…………」

ほむら「…………」

キリカ「お、お互いに動かない……高度な心理戦が行われている!?これは……先に動いた方が負けだ!」

マミ「百人一首としてそれはどうなの?」

織莉子(くっ!し、下の句がわからない!どれを取ればいいの!?)

ほむら(くっ!し、下の句がわからない!どれを取ればいいの!?)

織莉子(向こうは私の行動を警戒している……今が取るチャンス!でもわからない!)

ほむら(向こうは私の行動を警戒している……今が取るチャンス!でもわからない!)



沙々「仲良いですねアンタラ」

QB「ということで、百人一首大会を始めるよ!
  ルールは簡単!札を多く取った人の勝ち!
  また、魔法を使っての獲得も許可するよ!
  それではスタート!」

さやか『…使い魔とか魔女とか、倒しながら進むとかじゃないよね?』

QB『それはこの結界の主であるお菓子の魔女に協力してもらっているから大丈夫だ』

さやか(嫌な予感しかしない…)
—————
1枚目
さやか(む、杏子と鉢合わせ…)

杏子「その札はわたさねぇ!」ダッ

さやか「…アレグロ!スピード勝負なら負けない!」ギュン!

ほむら「…」スッ…

QB『1枚目!ほむら獲得!』

杏さや「え…?」

ほむら「…二人とも、無様ね」タッタッタッタ…

杏子「ほむらが一番強敵になりそうだな…」

—————
4枚目
さやか(今度はマミさんと鉢合わせかぁ)

マミ「美樹さん、容赦しないわよ!ティロボレー!」バンバンバンバン

さやか「スクワルタトーレ!この程度、全部はじき落として見せます!」キンキンキン

QB『15枚目!マミ獲得!』

さやか「え、獲得?…あー!札にリボンがついてる!」

マミ「まだまだ甘いわね、3つの弾は陽動よ♪」フッ

さやか「御見それしました」
—————
6枚目
さやか「あれ〜…札が見当たらない」

マミ『みんな、札見つかった?って…見つかったらQBが報告入れてくれるはずよね?』

まどか『かれこれ結構な時間探してますけど…見当たりませんね』

QB『みんな、一旦スタートの部屋に戻ってきてくれ!話がある』

さやか「?なんだろ?」
—————
QB「みんな、おつかれさま、実は重大な話があるんだ
  実は札を50枚くらいお菓子の魔女の手下が運んできてしまったんだ!」

さやか(悪い予感的中)

QB「だから、今回は中止にしてまた後日…」

杏子「ちぇっ、くたびれもうけかよ…」

まどか「まあ、楽しかったからよしとしようよ」

マミ「そうね、みんなの強さがわかって良かったわ」

さやか「じゃあ、このあとはマミさんの所でお茶会に」

マミ「ええ、暁美さんも来るでしょう?」

ほむら「そうさせてもらうわ」
—————
数日後

QB「今回は影の魔女の結界を借りたよ!」

みんな(真っ黒で何が書いてあるのかわからない)

さやか「事故にあったって聞いたけど大丈夫!?」バターン!!

恭介「うわびっくりした!ていうかそんな勢いで開けないでドア壊れる!」

さやか「あ、ごめん……でも、ちょっと危なかったっておばさんに聞いて心配で……」シュン

恭介「そんな顔しないでよ。さやかは僕の命の恩人なんだからさ」

さやか「えっ?」

恭介「車にはねられた時、真っ先にさやかの顔が浮かんで……もう一目さやかに会うまでは、絶対死にたくないって思ったんだ」

さやか「……じゃあ、会えた今はどうなの?もう、未練はないの?」

恭介「……いや。今は、ずっと生きて、ずっと君と一緒にいたいって、そう思ってる」ギシッ

さやか「きょう、すけ」

恭介「……僕は、自分が思ってた以上に欲張りみたいだ」

さやか(____ああ、もう、これ以上はないくらい幸せ。だから__)











さやか(いっそ、今日[ピーーー]たらなぁ)


君がため をしからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな(藤原義孝)

忘れじの 行く末までは かたければ けふを限りの 命ともがな(儀同三司母)

杏子オリジナル「んー、なんだかなぁ…」

杏子1「どうしたんでー監督」

杏子オリジナル「良い舞台を思いついたんだが…」

杏子63「へー、そうすか」

杏子100「いいっすねー」

杏子オリジナル「男が女になってーって話なんだがな?」

杏子83「TSってやつか」

杏子オリジナル「99人までしか無理なんだよ」

杏子's「は?」

杏子オリジナル「と、言うことで一人首な」

「ざけんなオリジナルー!」「横暴じゃねーの!」「照明とかふやせー!」「調子乗ってんじゃねーぞー!」
*ざわざわ*




杏子「っていう夢をみてだな…」

ほむら「百人のなかで一首って?バカ」

杏子「監督もざらじゃねーなって思った」

ほむら「どうしてその思いにたどり着いたのよ」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>413
残り49枚どうした

ゆま「結果発表だよ」

>>916 5票
>>413 1票
>>417 1票

織莉子「未来予知vs時間停止ならどうなるんでしょう?>>416さん優勝おめでとうございます」

次のお題 安価下

サツマイモ
>>425百人一首って確か51枚でやらないっけ?確か半分と奇数にするために+1、を選んで詠むんだった気がするんだが。

キリカ「次のお題は【TS】、投稿時間は明日の23:00までだ」

キリカ「織莉子ペロペロ」

織莉子「あんっ、もう、くすぐったいわキリカ」

キリカ「織莉子が好きすぎる。愛してる。超愛してる」

キリカ「織莉子の子どもを孕みたいくらいだよ」

織莉子「私が男性だったらキリカと結婚できるのにね」

キリカ「織莉子の馬鹿!」

織莉子「え!?」

キリカ「織莉子が男じゃ意味がない!織莉子は何もわかってない!織莉子が美少女でなければ意味がない!」

織莉子「じゃあ、あなたが殿方に——」

キリカ「私を侮辱したと見なした!でもチューしてくれたら許す!っていうか側にいてくれるだけで許す!」

織莉子「どうしろというのよ。お題は性転換ネタなのよ」

キリカ「魔法で生やそう」

織莉子「え、何?まどマギの下ネタ担当なの?私達」

ほむら「男性化ネタでよろこぶのは延髄が男性器でできたような腐れ女だけよ」

さやか「やさぐれすぎでしょ、いきなりなに何よ」


>>433
散らし取り100枚、競技かるた50枚やで?



ほむら「マミの首は今回も食べられたけど体とジェムが何故か残っていたから復活させたけど……」

ほむら「間違えて首だけでなくカリ首まで生やしてしまったわ」

マミ「何て事してくれたのよ! 貴女は嫌いだけど欲情しちゃって大変よ」

ほむら「嫌いなら無理矢理押し倒してもいいわ。貴女をこんなにした責任は取るわ」

マミ「そんな事言われたら出来ないわよ」

ほむら「じゃあ私がヌいてあげようかしら」

マミ「結構よ!」

ほむら「そう、じゃあ一人でヤッてなさい」

マミ「そのつもりよ」





マミ「一人でする方法が分からなかったから夢精してしまったわ……」

ほむら「魔法少女の体なんてしょせん抜け殻なんだから、首ちょっぱって適当な死体にくっつければ男にもなれるんじゃないの?」
 
QB「スペースコブラのメドゥサ人じゃないんだし、いくらなんでもそりゃ無理だよ」
 
ほむら「ちっ、生身じゃ魔女と戦わせられないなんてめんどくさい体にしといて不便ね」
 
QB「君の発想のほうが異常だよ。だいたい女性の体に男性器を移植しても、脳にその部位を認識する機能がないんだから無意味だよ。第一、君はそんなことしなくても絶壁だか」

 
 
キュゥべえ×999 → キュゥべえ×998

ほむら「神様って両性具有だったりするらしいわね」

杏子「だからなんだよ」

ほむら「つまりまどかと×××したり×××したりできるってことよね」

杏子「そうかもな…そもそもそこらへんは魔法でどうとでもなるだろ」

ほむら「そうね、だから杏子…生やして襲うならうしr」

杏子「襲わねーよ!!」

ほむら「え?せっかく目の前にあられもない姿の私がいるのに?」

杏子「…襲ってほしいのか?」

ほむら「私の危機ともなればまど神様も出てきてくれるんじゃないかと」

杏子「…そーかい」

ほむら「で、今日は襲ってくれないのかしら」

杏子「だから襲わねーって…明日早いんだろ?早く寝ろ」

ほむら「そうね。おやすみなさい」

杏子「おう、おやすみ」

めがほむ「巴さん、どうしたら巴さんみたいな魔法少女になれますか?」

マミ「そうね、じゃあ、必殺技とか考えてみない?」

ほむら「必殺技…?でも私には近代兵器と時間停止とこの何でも入る盾しかないですし、新しい魔法を編み出すにも魔翌力が少ないですし…」

マミ「元々の固有魔法に格好いい名前をつけて叫ぶだけでもそれっぽくなるわ、要は気持ちの問題よ!さ、早速始めましょ?」

——————————

魔女戦

マミ「暁美さん、今よ!」

めがほむ「これ以上、させませんっ!時を統べる神の御技、今ここに! タイムストップ!」カチッ

タタタッ ポイッ カチッ ズドン

めがほむ「やった、やりましたよ、巴さん!」

マミ「おめでとう、これであなたにも必殺技が出来たわね」

まどか「すごい、すごいよほむらちゃん!」

——————————

しばらく後

ほむら「あの頃は…いや、何も言うまい」

>>440サンクス、今思い出したが、50枚のうち49枚を取って終わりなんだったな。


ほむら「またイレギュラーな時間軸に来てしまった」

 −−−−−

まどか♂「おはようさやか、ほむら君」

さやか♂「おうおはよう、なあまどか悪いけど宿題見せてくれ」

まどか♂「またかい?仕方ないなあ」スッ

さやか♂「ありがとう!ほむらは見せてくれなくてな」

ほむら「悪かった……な、宿題は自分でやるもの……だよ」ファサッ

さやか♂「はいはい分かってますって、おっと急がないと」

ほむら?「しかしまどか、今朝は何で遅かったんだい?」

まどか♂「お父さんが二日酔いでちょっとな、お母さんも大変そうだったよ」

ほむら?「そう……か」

 −−−−−

ほむら?「……」スタスタ

QB?「そこの君!魔法少女にならないかい?」

ほむら?「ん?」

QB?「どうかしたのかい?」

ほむら?「……なぜわた……僕に?」

QB?「だって君は女の子だろ?まあ男子の服装をしているけど」

ほむら「……そう、悪いけど間に合っているわ」スッ

QB?「それはソウルジェム!?何故君が?」

ほむら「……ついてきなさい、話してあげるわ」

 −−−−−

QB?「そんな事が……」

ほむら「まどかもさやかも巴マミも、確認してみたら佐倉杏子も男の子で弟と両親と、教会で暮らしていたわ」

QB?「うーんおしいなぁ、そんなに才能がある少女がいたなんて、他の時間軸がうらやましいよ」

ほむら「ただ私だけはそのままだったけど、服とか戸籍は全部男、仕方ないから男の振りをしているわ」

QB?「それは大変だね、でも良かったじゃないか、鹿目まどかが男である以上、僕は勧誘はしないしね、君の目的は達成されたじゃないか」

ほむら「釈然としないけどね、所であなたは本当にインキュベーターなの?私の知っているのとは随分姿が違うけど」

QB(熊)「この時間軸ではこの姿が受けがいいんだよ」

ほむら「そうなの」

QB「所で君は?その年頃の少女にしては胸が」

ほむら「それ以上言ったら撃つわよ」ジャコッ

QB「おっと失言だったみたいだね」

 −−−−−


いろんな意味で鉄板だよな、ほむらの貧にゅ

ほむら「……」

ほむら「…………はぁ」

まどか(……ほむらちゃん、何かを考え込んでる?悩み事、かな?)

まどか「あの、ほむらちゃん……何かあったの?」

ほむら「……まどか。いえ、別になにもないわよ」

まどか「でも、さっきから何か思いつめた様な顔してたから……何か悩み事なら相談にのるからね」

ほむら「そう……ありがとう、まどか。心配してくれてたのね」


ほむら(……まどかに言ったところで何も解決はしないのでしょうけど)

ほむら「なら少しだけ話を聞いてくれるかしら?」

まどか「うん!」

ほむら「……今朝、気がついてしまったのよ…………」

まどか「……何に?」

ほむら「下半身に、アレがついていることに……」

まどか「……アレ?」

ほむら「男の子についてるアレよ……」

まどか「……っへ?えっ?ちょっと何言ってるのほむらちゃん?」

ほむら「直接言わないと分かって貰えないかしら?男性器……ちんちんやペニ——


まどか「わーーー!?わぁーーーー!!!」


まどか「なっ、何言ってるのほむらちゃん!」

まどか「それに、だっ、ダメだよ!女の子が人前でそういう事言っちゃ!」

ほむら「……だから、私も"アレ"で伝えようと……まぁ、それが付いているという事に気がついたのよ」


まどか「……えっ?……本当に、本当なの?」

ほむら「……触って確認してみる?」

まどか「いっ、いらないよ!!」

ほむら「なら、見てみる……?」

まどか「い、いやだよ!?ほんとに何言ってるのほむらちゃん!」


ほむら「そこまで否定しなくても……」

まどか「あっ……ご、ごめんね」

ほむら「まぁ、見た目はあまり変わっていないから……だからこそ、気がつくのが遅れてしまったのね」

まどか「……そこは気づこうよ。何時からその……ほむらちゃんにアレが……」ゴニョゴニョ

ほむら「……?気がついたのは今朝だけど、多分生まれたときから付いているんじゃないかしら?」

まどか「えっ……なら、今までは、その……トイレとかどうしてたの?」

ほむら「どうって……別に普段通りだったわね」

まどか「…………それなのに気がつかなかったの?」

ほむら「えぇ、まったくね……」

ほむら「エイミー……いつもの時間軸なら雌だったのに、この時間軸は雄だったなんて……朝から驚いてしまったわ」

まどか「えっ……?エイミー?……ほむらちゃんにその"アレ"がって話じゃ?」

ほむら「いいえ、エイミーの話よ」

知子「おかえりなさい」

詢「たっだいまー」

知子「もう、またお酒飲んできたの?」

詢「へへへ、部長がなんだってんだコンチクショー!」

知子「仕方ないわね。まどかに手伝ってもらわなきゃ」



まどか「こんな感じでうちは普通の家庭になると思うな」

ほむら「確かに……」

てぃーえす


みらい「雷のサキ!」
サキ「それだとSaki of ThunderだからSTになるんじゃ……」

ニコ「生やせるよ?」
かずみ「やめてやめて」
カンナ(……ど、どうなんだろう)ドキドキ

織莉子「男の子だったらビラ配り以外にもお手伝いできたかもしれないわね」
ほむら「幼女じゃなきゃビラ配りすら満足にできなかったとは考えないのね」
織莉子「そこまでロリコンが多い街だったかしら?」

恭介「……」
杏子「……」
さやか「……」
仁美「……」
恭杏「「何か言うことは?」」
さや仁「「申し訳ありませんでした」」

ほむら「生やしてまどかとヤリまくってたら髭が生えてきた」

まどか「夕方のほむらちゃんは顎がジョリジョリしてキスしたくないよぉ……」

——10年後——
ほむら「最近抜け毛がひどいわ……」

まどか「アナタ、頭皮が見えてるよ」

——更に10年後——
ほむら「遂にハゲ散らかしてしまった」

まどか「パパ、カツラズレてるよ」

娘「うぇひひひ、おかしいよぉ」

——更に5年後——
ほむら「魔法で生やしてるのに全く勃たなくなった……」

まどか「アンタ、もう女だった面影ないね」

娘「洗濯物、パパのと一緒に洗わないで。それとなるべく近付かないでね」

ほむら「」

キリカ「時間だよ、投票時間は23:30まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

キリカ「結果発表だよ」

>>444 1票
>>445 1票
>>448 1票

ゆま「>>444さん、>>445さん、>>448さん、優勝おめでとう!」

次のお題 安価下

ガンヘッド

織莉子「次のお題は【迷言 (他作品おk)】、投稿時間は明日の23:00までです」

杏子「バレなきゃ犯罪じゃないんだよ」

さやか「あんたが言うとシャレにならんからやめれ」

織莉子「くぅ……」

ほむら「勝負あったわね」

杏子「何か言う事あるだろ?」

織莉子「は……」

マミ「は?」

織莉子「反省してまーす」

ほむら「ふざけないで」ポカポカ

杏子「許さん」ボコボコ

マミ「最低ね」ドカドカ

織莉子「今のは……あだ、冗だ……へぶ」

中沢「沙々さーん! 俺は、君が好きだ! 君が、欲しいーっ!」
 
沙々「な、中沢ぁぁぁぁっ//////」



Do you like madomagi?

 −−−−−

 あいつが魔法少女に

さやか「心境の変化って奴?まあなってみたら思いの外思いの外だったよ」

 −−−−−

 あの女が本気になる

杏子「しょうがないなぁ、この封印していた右腕のギャラクティカマグナムを使うか。
最後に使ったのは確か、ロシアの魔女ツェルゲーネフだったかな?」

 −−−−−

 あの少女の秘密が明らかに

マミ「言ってなかったかしら?私の本名はチンギス・マミ・ハーンっていうのよ」

 −−−−−

 パイ生地の運命は

まどか「どうもーマミさん知ってるでしょう?鹿目ですよー、おいパイ喰わねえか?
さやかちゃん達もおいでー、パイ焼くぞー」

 −−−−−

 そして

 遂に決戦!

ワルプルギス「キャハハハハ」

さやか「ねぇあの魔法、ほむらのじゃね?」

ワルプルギス「エッ?」

杏子「あの使い魔もほむらのだな、マミも見てみろよ!」

ワルプルギス「エッエッ?」

マミ「本当ね、この間給食費と一緒に盗まれた奴だわ」

まどか「返してよー」グイグイ

ワルプルギス「QB!QB!」

QB「……返してやれよ!」

ワルプルギス「ソンナー」

 −−−−−

 次回!

 まどマギどうでしょう

 感動の最終回!

ほむら「一生まどマギやります」

 こうご期待!

まどか「マミさんってカッコイイなあ、私も必殺技作ってみようかなあ♪」
 
ほむら「ならひとつだけ忠告しておくわ……死ぬほど痛いわよ」

さやか「さあ、お前の罪を数えろ!」

杏子「数えてる間に攻撃しようってんだろ?」

『まどか☆マギカドラマCD、サニーデイライ』キュルルルルルルルルルルルルルル、カチッ
『そこに価値があるのよ』カチッ キュルル
『そこに価値があるのよ』カチッ キュルル
『そこに価値があるのよ』カチッ


まどか「何か言うことは?」
ほむら「申し訳ありませんでした」

キリカ「逃げて織莉子!」

織莉子「キリカ……ッ! 私は一体…?」

沙々「あらら、バレちゃいましたか」

織莉子「沙々さん、どういうこと……私達、確か友人で……?」

沙々「友人? 私が? 誰に? そこの女に?」

沙々「冗談はスパッツだけにして下さいよ」

織莉子「そ、そんな……」

キリカ「……」

沙々「さあ私の可愛い魔女さん達、やっちゃって!」

キリカ「気を付けて織莉子、あいつは魔女を操ってるんだ」

魔女1「……」

魔女2「……」

沙々「……何やってるんです、早くやっちゃいなさい!」

織莉子「……何? 魔女は彼女に忠誠を誓っているのではないの?」

魔女1「忠誠? 私達が? 誰に? そこの女に?」

魔女2「冗談はスパッツだけにして下さいよ」

沙々「そ、そんな……」

キリカ「……」

こうしてさっちゃん帝国は夢と消えた……

ほむら「ところでまどか、貴方オープニングでパンツ丸出しよね、恥ずかしくないのかしら?」

まどか「え、えーっと、それは・・・・・・・・もん・・・」

ほむら「何かしら?全然聞こえないわ。」ファサァ

まどか「ぱ、パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」

ほむら「・・・・・ごちそうさまでした」

まどか「えっ」

ほむら「ワルプルギス、あなたのせいでどれほどの一般人が死んだと思ってるの!?」

ワルプルギス「聞きたいかね。昨日までの次点では、99822人だ」

ほむら(超自然災害級なのに意外と少ないわね…)

杏子「ヨォ、久しぶりだな裏切りもの」

マミ「そんな……生きて」 ほむら「(何この時間軸 面倒臭い)何者ですかあれ?」

マミ「昔 チームを組んでいてね、彼女がそのリーダーだった ……

杏子『後はあすなろだ、これでチーム サティスマジシャンの聖域(テリトリー)完成だ』

織荊子『正気ですか?あちらは私達よりも熟練者がいる上数ですら負けているのに』

キリカ『織荊子の言う通りだし私もゆまの世話がある……降りさせて貰うよ』

マミ『……私も無茶としか』杏子『……』

良く考えるとただの無茶 決行するはずないと思い込んでいた……けど
奴 は 弾 け た

キリカ『杏子は見つかった!?』 織荊子『目立たない様に喋って』マミ『あっ』

杏子『ヨォ、後4人だぜ?遅いんじゃねーか

キリカ『二人共どうする?ってマミ!?』

マミ『私がリーダーです、どうか部下は見逃して』

さやか「魔法少女システムのせいであたしの体はボドボドだ!!」

QB「君の体がそうなったのは僕の責任だ。だが僕は謝らない」

QB「その絶望に飲み込まれて、必ず宇宙のために死んでくれると信じているからね」

さやか「ウソダドンドコドーン!!!」

途中送信しちまった 続けて
?『良いでしょう 実行犯だけで手を打ちましょう』

杏子『おいクソ HA☆NA☆SE』

?『貴方のおかげで奴に隙が出来ました感謝しますよ』つ肩ポンポン

杏子『マミィーーーーーー!!裏切ったのか!!クソ野郎ーーー!!』マミ『ちっ違 私は……』

マミ「そこからチームは解散し「あっ昔話と回想終わりました?」………

ほむら「長いから聞き流してました(どーでもいい)」

QB「優木沙々、これで君も魔法少女の仲間入りだね」

沙々「フハハハハ!我が世の春が来たあ!」

QB「君の固有魔法は洗脳のようだね」

沙々「なるほど、魔法少女とはこういうものか」

QB「美樹さやかを洗脳したようだけど、あまり役に立ってないようだね」

沙々「まったく、マニュアル通りにやっていますとはアホの言うことだ」

QB「今度はマミを洗脳したのか、この近辺の魔女がぐっと減ったと思ったらそういうことかい」

沙々「この巴マミすごいよぉ!さすが魔法少女の大先輩!!」

キリカ「刻んでやるよ」

沙々「真っ黒なゴキブリさん、あなたの生体反応のデータをとりつつ、神の世界への引導を渡してやるよ」

織莉子「キリカによくも!」

沙々「戦場でねえ、恋人や女房の名前を呼ぶときというのはねえ、瀕死の兵隊が甘ったれて言う台詞なんだよぉ」

織莉子&キリカ「優木沙々、覚悟!」

沙々「オ・ノーレェェ!」





中沢「あ、沙々さん……そんな、そんな……嘘だと言ってよ沙々さあん!!」

沙々「はっ、うるさいですね。今頃来たんですか、おっそいんですよ。グズが」

中沢「さ、沙々さん!い、生きていたんですね」

沙々「くふふ、私があんなもので死ぬと思ったんですか?ま、手酷くやられはしましたがね」

中沢「よかった。俺、俺……」

沙々「あーあ、男のくせにみっともない。心配しなくても、なにせ私は、不可能を可能にする女ですからね。帰ってきますよ、死んでも生きてね」

キリカ「時間だよ、投票時間は23:30まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

>>468
いや、割と多いんじゃ・・・

>>473
スーパー子安タイム
しかし迷言ときてガンダム率のこの多さ

キリカ「結果発表だよ」

>>473 2票
>>466 1票
>>468 1票

ゆま「>>473さん、優勝おめでとう!」

次のお題 安価下

超高校(中学?)級の○○

織莉子「次のお題は【超高校(中学?)級の○○】、投稿時間は明日の23:00までです」

いろいろあったから昨日の元ネタをわかるだけまとめてみた

>>458 這いよれ!ニャル子さん
>>460 機動武闘伝Gガンダム
>>461 ブリーチ
>>463 新機動戦記ガンダムW
>>464 仮面ライダーW
>>467 ストライクウィッチーズ
>>468 ガンダムW
>>469 遊戯王5D's
>>473 ∀ガンダム+ガンダムSEEDDESTINY

ほんとどんだけガンダムの台詞は個性的なんだよ

>>483
ちなみに>>466は昔あったハルヒのSS
>>459はスノボーの国母か
>>470はオンドゥル?

>>462が気になる
水曜どうでしょうでいいのか?

>>484
>>462ですがその通りです、他に思い付かなかったもので。
……今日もいいのが思い付かない

◇マミさんがダンガンロンパに出演したら

マミさん「私は巴マミ、超高校級の……ま、魔法少女よ!」

霧切さん「その歳で魔法少女って……引くわね」

マミさん「 」パリーン

モノクマ「おおっと!! 早速殺人事件の発生だぁ! うぷぷ!」



苗木くん「巴さん、顔色悪いけれど……大丈夫?」

マミさん「ぐ、グリーフシードが足りな……あっ」パリーン

キャンデロロ『ウフフフフフ!!』

モノクマ「わあーお! 大量虐殺の始まりだー!」



マミさん「ティロ・フィナーレ!!」ドカーン

舞園さん「やったあ! ドアが吹き飛びましたよ!」

苗木くん「これでみんな脱出できるね!」

モノクマ「なにそれズルい!!」

マミ「うふふ」ババーン

まどか「すごい、あれが超高校級のおっぱい……!」

さやか「なんの!だったらこっちは超高校級のいっぱいで勝負だ!やっちゃえ杏子!」バーン

杏子「ロッソ・ファンタズマ」ズララララー

ほむら「じゃあ私は超高校級のしっぱいで勝負するわ……」ズーン

まどか「ほ、ほら、次のループは成功するかもしれないよ?」

ほむら「はいはいどうせ失敗が一杯でおっぱいもないわよ……」ズーン

マミ「ところでこれ何の勝負なの?」

さやか「……さあ?」



まどか「うーん……あれ?ここは」

さやか「あっまどか起きた?」

まどか「さやかちゃん!マミさんに杏子ちゃん?ほむらちゃんも」

マミ「久しぶりね鹿目さん、中学の卒業式以来かしら?」

杏子「気がついたらここにいたんだけど、一体誰の仕業だ?」

ほむら「どうやらアイツの仕業みたいね」

QB「やあみんな久しぶりだね」

まどか「QB?これはどういうこと?」

QB「実はちょっとした実験をしたくてね、それで君たちを集めたのさ」

さやか「実験?それって何さ」

QB「何大した事じゃないよ、超高校級の魔法少女を集めて、その様子を観察するだけさ」

マミ「あら鹿目さんは魔法少女じゃないわよ?」

QB「超高校級の素質を持った一般人だよ」

杏子「私らは何なんだ?」

QB「マミが超高校級の巨乳魔法少女、杏子が超高校級のホームレス魔法少女、ほむらが超高校級の貧にゅ」ズボァッ

まどか「ひいっ!QBが串刺しに」

ほむら「私が何かしら?インキュベーター」

QB2「やれやれ、ほむらは超高校級のベテラン魔法少女さ」

さやか「じゃあ私は?」

QB2「さやかは超高校級の……魔法少女だよ」

さやか「え?何?」

QB2「だから超高校級の、空回り魔法少女d」スパーン

さやか 「ねぇほむら、QBっていくら斬ってもいいんだよね?」

ほむら「きりがないからほどほどにしなさい」ファサッ

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「……月間投票忘れてたから明日やるね、ってことで安価はおやすみだよ」

織莉子「結果発表です」

>>492 2票

キリカ「しかし中学生である(一人除く)。>>492さん、優勝おめでとう」

>>491>>492でマミパイがネタになってるけど、実はマミさんとさやかちゃんはバストサイズが同じ

キリカ「と、いうわけで一日遅れの月間投票だ」

織莉子「前スレの>>954以降およびこのスレのすべての作品の中から3作品を選んで投票してください」

ゆま「次のお題安価の参加条件にもなってるからみんなどしどし投票してね!時間は明日の23:00まで!」

前スレ
まどか「安価で1レスSS選手権!!」part6 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364052464/993-)


>>498
あれだよ、マミさんは高校に入って更にデカくなったって事で、そしてほむらは……。
しかし書き手側なのに、月間投票に参加してもいいんだろうか?

自分のに投票してもばれないからだいじょぶ

>>502
やっぱり自分はSSだけ書くわ、まだ半人前だけど、それは流石にプライドが許さない。

莉子「それでは月間投票結果の発表です」

キリカ「なお2作品しか投票してない人は除外させてもらったよ、理由は独断と偏見」

2票

>>96 >>416

1票
>>982(前スレ)
>>63 >>182 >>250 >>298
>>337 >>419 >>467

ゆま「月間優勝は>>96さんと>>416さんだよ、おめでとう!」


次のお題 安価下

織莉子「次のお題は【同棲】、投稿時間は明日の23:00までです」

織莉子「次のお題は【同棲】、投稿時間は明日の23:00までです」

知久「今日からよろしくお願いします。詢子さん」

詢子「あ、うん、よろしく///」

知久「なに恥ずかしがってるんですか、かわいいですね」クスクス

詢子「う、うるさい/// そういうことサラっと言うな、バカ///」

知久「ふふ…… さて、これから一緒に暮らすんだから、家事の役割分担とか決めないとですねぇ」

詢子「家事か…… 自信ないけど、頑張るよ」

知久「まず料理は、僕の趣味なのでやらせてください」

詢子「うん」

知久「掃除は、詢子さん苦手ですよねぇ。詢子さんの部屋も僕が掃除してましたし。僕が掃除担当で」

詢子「お恥ずかしい……///」

知久「洗濯は僕がやります。詢子さんの下着を手洗いする権利は誰にも渡しません」

詢子「わかっ……………はい?」

詢子「ちょっと待て、なんだその理由!? てゆーか私なにもしてねぇじゃねぇか!!」

知久「詢子さんには僕に四六時中なでなでされるという重大な使命があります。時々キスもさせてくださいね?」

詢子「だまれこの変態がーーー!!!」



ーーー
ーー

知久「ママと同棲し始めたときは、こんな感じだったなぁ。昔から可愛かったんだよ」

まどか「教えてくれてありがとうお父さん! でも、親のノロケを聞くのがこんなに辛いとは思わなかったよ!!」

ピンポーン
 
中沢「はーい、どなたですかー? って、ええっ! さ、沙々さん!? ど、どうしたんですか?」
 
沙々「よお中沢、突然だけど今日からお前の家に住まわせてもらうことにしたから、よろしくですね」
 
中沢「ええっ! そ、そんな、わけがわかりませんよ」
 
沙々「うるさいですね。はぁ……実はですねえ、こないだ仕留めそこねた二人がしつこく付け狙ってきて私の家はもうヤバいんですよ」

中沢「えっ、二人って、あの美国織莉子と呉キリカって二人ですか?」
 
沙々「そうですよ。っていっても、私はもうあんな化け物コンビを相手にするなんてまっぴらなのに、あのゴキブリ女が織莉子の敵はどうたらってウルサイのなんの」

沙々「ま、そういうことだから魔女もグリーフシードももう残ってないし、ほとぼりが冷めるまで身を隠させてもらうんですよ。理解できましたか、え?」
 
中沢「そ、そういうことでしたら……あ、けど俺の両親になんて説明したら」
 
沙々「はっ、そんなことなら私の魔法で適当にごまかしときますよ。あ、お母さま〜、どうもこんにちはです〜♪」
 
中沢母「あら沙々ちゃん、どうもいつもうちの子がお世話になって。お困りなんですってね、狭いところですけど、どうか自分の家と思ってくつろいでくださいね」
 
沙々「は〜い♪です」
 
中沢「ちょ、沙々さん!」
 
沙々「心配しなくても、私の存在を刷り込んだだけで余計な記憶はいじってませんよ」
 
中沢「でっ、でも、俺は男で、沙々さんはその、そのおお、女の子で、これって、どどどど、同棲じゃ」
 
沙々「くふふふ、バーカ、あんたなんて男として見るわけないじゃないですか。さ、今日からあんたの部屋は私の部屋、私の衣食住の世話はあんたがするんですよ!」
 
中沢「えっ、えええぇぇぇーっ!?」
 
沙々「ええーじゃない。とっとと丁稚のように働くのです。ゴキブリ女を返り討ちにできるだけのグリーフシードが貯まるまで、ここを私の縄張りにするのですよ」
 
中沢「ひえぇぇーっ、とほほほ」
 

そして夜も更けて、中沢のベッドをぶんどった沙々


沙々「フッ……汚い家ですが、まあ贅沢は言えないですね。ここなら、まあ呉キリカも気づかないでしょうし、見滝原は元々魔女の多い土地ですから戦力補充には打ってつけですしね。くふふふ」
 
沙々「……そう、ここは魔女が多いです。だからグリーフシードも手下にする魔女もすぐ集まるでしょーね。それと……」
 
中沢「ぐーっ、ぐーっ……ウーン、サササン、モウカンベンシテェ」←床に毛布敷いて雑魚寝
 
沙々「ここなら、万一お前のそばに魔女が現れても、すぐに駆けつけられるでしょーからね……くふふ……くふふ」



さやか「旅行?」

恭介「随分急ですね」

さや母「町内会の福引きでね、それと上条君の家も、お父さんのお仕事の関係で一人になるんでしょ?退院したばかりで心配らしいの。
そこで私達が帰ってくるまで、二人で一緒に居てくれないかしら?」

さやか「二人でって……、私と恭介が一緒に住むって事?(それってつまり同棲?……あわわわわ)」

さや母「上条君も明日から学校だし、さやかが一緒の方が安心でしょ?何かあってもすぐに対処できるし」

恭介「そうですね、まだ杖がないと歩けませんし、さやかが一緒だと心強いです、いいかなさやか」

さやか「えっあっうん、任せてお母さん!恭介の面倒は私がしっかりみとくから!」

さや母「上条君もさやかが何かやらかしそうになったら、止めてあげてね」

恭介「善処します」

さやか「ちょっと二人共!それってどういう意味!?」

 −−−−−

さやか「まあ昨日そんな事があって」

まどか「それで今日は一緒なんだね」

恭介「えっと初めまして、君がさやかが言ってた転校生の」

ほむら「暁美ほむらよ(こんな展開今までのループにはなかった)、美樹さやかをよろしくね」

恭介「?分かったよ」

仁美「同じ家で二人きり……つまり同棲、幼なじみで同棲……負けましたわ」ボソボソ

さやか「大丈夫恭介?何かあったらすぐに言ってね」

恭介「ありがとうさやか、でも大丈夫だよ君が居てくれるだけで、僕は頑張れそうだから」ニコッ

さやか「あうっなっ何を言ってるのよ!もう!」カァァ

ほむら「そろそろ行きましょう?のんびりしてたら遅刻するわよ(今回の美樹さやかは大丈夫そうね、巴マミも助けたし、そのおかげで美樹さやかとも友好的、佐倉杏子もなんとか協力はできそうだし、今回こそまどかを救う!)」

まどか「そうだねって仁美ちゃん?」

仁美「ふふふ……、私はお二人を祝福しますわ」ダッ

まどか「仁美ちゃん?どうしたの?何で急に走り出したの!?」

さ・恭「「?」」


ほむら(あるときはベッドの下)バキュン

QB「きゅぷっ!?」




ほむら(あるときは屋根の上)バキュン

QB「きゅぷっ!?」



ほむら(またあるときは部屋の中)バキュン

QB「きゅぷっ!?」

———————
————
——

まどか「遅くまでご苦労さまー、ほむらちゃん」

ほむら「気にしなくていいわ、まどか」

まどか「うぇひひ、何だかこれだけずっと一緒にいると同棲してるみたいだね」

ほむら「」



ほむら「」ズキュウウウウウウウウウウン

まどか「ほ、ほむらちゃん!?大丈夫!??」

さやか「ショートコント、"同棲"」

杏子「一緒に暮さないか」

さやか「まあステキ!」

杏子「部屋も既に決めてあるんだ」

さやか「どんなところなの?」

杏子「雨が降るとなくなる」

さやか「ダンボールハウスかーい!」


まどか「ショートコント、"同棲"」

ほむら「一緒に暮らししょう」

まどか「まあステキ!」

ほむら「部屋も既に決めてあるの」

まどか「どんなところなの?」

ほむら「だだっ広いけどイスと机しかないの」

まどか「寂しすぎるよ!」


マミ「ショートコント、"同棲"」

QB「一緒に暮らそう」

マミ「まあステキ!」

QB「部屋も既に決めてあるんだ」

マミ「どんなところなの?」

QB「ここだよ」

マミ「居座る気満々ね!」

マミ「独りは寂しいから誰かと一緒に暮らしたいわ」

キュゥべえ「僕がいるじゃないか」

マミ「私は人間の同棲相手がいいの、あなたじゃよくてペットよ」

キュゥべえ「僕は誰にも飼われてないよ」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>521
実際親のノロケはかなりウザい

ゆま「結果発表だよ」

>>522 4票
>>533 2票
>>521 1票
>>532 1票

織莉子「中沙々ブーム待ったなし。>>533さん優勝おめでとうございます」

次のお題 安価下

キリカ「次のお題は【33分】、投稿時間は明日の23:00までだ」



さやか「うわー魔女だー助けてー」

杏子「任せな!うらぁっ」ズバッ

まどか「やったぁ!杏子ちゃんが魔女をやっつけたよ!」

杏子「私にかかればこんなもんさ、グリーフシードは落とさなかったが、まあ仕方ないな」

さやか「早く終わったし、みんなでご飯でも食べに行こうよ」

マミ「待ちなさい!本当にいいのかしら?まだ放送時間は27分も残っているわよ」

まどか「あっマミさん!でももう魔女は倒したし、これ以上は引っ張れないですよ」

マミ「本当にあれで倒したのかしら?実は生きていないかしら?何よりもまだ終わる訳にはいかないのよ!この魔女は、私が退治してみせるわ!」

さやか「もう倒しちゃったんだけどなぁ」

ほむら『普通にやればたった5分で終わる魔女退治を、放送時間いっぱいの33分まで引き延ばす33分魔法少女、その名も巴マミ、彼女の繰り出す攻撃によって、ガンガン増える一方のグリーフシード、その果てに本当の魔女が見つかる事もあるとかないとか、現在10分経過したわ』

マミ「そもそも魔女はグリーフシードを落とさなかった訳じゃないわ、上手く逃げ出したからグリーフシードが出てこなかったのよ」

さやか「でも杏子は確かに魔女を貫いていましたよ?」

マミ「それは……変わり身よ!なんやかんやで変わり身を作ってすり替わったのよ!」

杏子「なんやかんやってなんだよ!」

マミ「なんやかんやは……なんやかんやよ!」

まどか「あーやっぱり」

マミ「とりあえず魔女を探すのよ!」

さやか「やった!捜査ですね!いっくぞー」ダダダダダ

マミ「現在19分、私は情報屋に行くわ!ティロ・フィナーレ」

魔女「ギャァッ」カツーン

マミ「そんな訳で情報を頂戴」

ほむら「私は只の魔法少女よ?よそを当たって」

マミ「グリーフシードよ」スッ

ほむら「あの魔女は体の一部を変形できるらしいわ」パシッ

マミ「どの位変形するのかしら?」スッ

ほむら「大きさが変わる程度よ、それに切り離せないわ」パシッ

マミ「そうありがとう……これでわかったわ!」

まどか「本当ですかマミさん!」

マミ「魔女は……佐倉さんがトドメをさしたのよ!」

まどか「はい知ってました」

さやか「終わってみればいつも通りでしたね」

マミ「それじゃあ私の家で、みんなでケーキを食べましょうか」

ま・さ・杏・ほ「「「「意義なーし」」」」

ひより「……」

ほむら「……えーと」

さやか「ハープの天才ちゃん……だったよね?ほむら何してんの?」

ほむら「一曲お願いしたらなんか動かないのよ」

さやか「おやおや」

ほむら「既に25分経過しているわ」

さやか「どうしてそんなに待ってるの?」

ほむら「最近調子悪くて……彼女の魔法で治して貰おうとした手前ちょっと」

さやか「……よし、恭介連れてこよう。音楽家同士何か判るかも」

ほむら「ああ、魔法少女バレしてる時間軸だったっけ」



さやか「連れてきたよ」

恭介「彼女が?」

ほむら「ええ、もう30分よ」

恭介「……」

ひより「……」

恭介「……成る程」

ほむら「解ったの?」

恭介「ピアノにはさ、『4分33秒』という曲があってね」

さやか「あっ…(察し)」

ほむら「?」

恭介「第一楽章を33秒、第二楽章を2分40秒、第三楽章が1分20秒の全てが休符の曲があるんだよ」

ほむら「それ曲じゃないわよね」

恭介「絶対的な無音では無い、その間に発生した自然現象、誰かの立てた音、観客が考えた全てが『音楽』だ、ってことらしいよ」

ひより「ご静聴、ありがとうございました」

ほむら「じゃあ何?『33分』の曲で何か感動できる要素あったの?」

ひより「いえ、なんか魔女の影響かな?ちょっと体に異変があったようなので、33分かけてじっくり治してました」

ほむら「」

ひより「魔翌力を送って同調させてたので、魔女の影響もあるし多分気付いてなかったよね?」

ほむら「」ブワッ

さやか「ひよりちゃんマジいいこ」

まどか「問題!33分でカップ麺はいくつ作れるでしょうか」

さやか「普通に考えたら11個じゃない?」

まどか「ぶっぶー!正解は一斉に作れば何個でも作れるでした!」

さやか「しまったー、その手があったか!」

まどか「……」

さやか「……」

さやか(どうしてあたしは勝手にカップ麺一個を作る時間が3分だと決めつけちゃうんだろう)

さやか(今の時代4分や5分、なんなら1分でできるものだってあるのに)

さやか(きっとそう考えてしまう日本人の心理には何か深い問題が根付いている気がしてならない)

さやか(常識の枠に囚われ新しい考えを持つことが出来ぬ日本人はこれから先どうやって————)


まどか(こんなネタ考えるのに33分もかかっちゃった……)

ほむら「今日の夕食はカップラーメンでいいわね」

ほむら「お湯を入れて…キッチンタイマーをセットして…」

ほむら「…暇ね。録画しておいたまどかを見ましょう」

ほむら「…………」

ほむら「リボン選びに悩むまどかわいい………」

キッチンタイマー「ホムラチャ!ジカンダヨ!ホムラチャ!ジカンダヨ!」

ほむら「…すっかり忘れてたわ…とりあえず食べましょう」

ほむら「…ラーメンのはずなのに麺がまるでうどん…まさか」

ほむら「三分のつもりが三十三分に…おのれQB、奴のせいで私の優雅な夕食タイムも破壊されてしまったわ」

ほむら「…杏子に怒られるのも嫌だし…とりあえず食べましょう」


マミ「ゾロ・フィナーレ!!」

さやか「うっ、うわああ!マミさんのゾロ・フィナーレだあっ!!」

まどか「なんなの、ゾロ・フィナーレって?ティロ・フィナーレじゃないの……?」

ほむら「説明しよう!ゾロ・フィナーレとは時間がちょうどゾロ目になるときに発動する巴マミの切り札」

さやか「その威力は何とティロ・フィナーレをも凌ぐ!……ただしっ!」

杏子「時間がゾロ目にならないとちゃんと発動してくれない。つまり、22時33分44秒……この先に続く数字がゾロ目じゃなかった場合は……」

まどか「場合は……?」

ほむら「巴マミの首が飛ぶわ。物理的に」

まどか「ひ、ひどすぎるよ!そんなのってないよ!!確率は、たったの1/10なのに!」

さやか「…まどか。大丈夫だよ」

杏子「マミの奴のこと、信じてやれよ。もしかして、時刻の欄を見たらさ、綺麗に55が揃ってるかもしれないだろ?そういうもんじゃん?最後に愛と勇気が勝つストーリー、ってのは」

まどか「杏子ちゃん……。分かった!私、マミさんを信じるよ!」

ほむら「巴マミ!」

さやか「マミさん!」

杏子「マミ!」



全員「「「いっけええええええええええ!!!!!」」」

ほむら「まさかこの私が寝坊するなんて……」

ほむら「33分で学校に行くなんて無理だったのよ……」

ほむら「寝癖はひどいしストッキングは色違い……」

ほむら「私のイメージが……」

まどか「ほむらちゃんでもあんなことあるんだ」

さやか「時間厳守な感じだったのに」

仁美「いつもの完璧超人とのギャップがたまりませんわぁ!」

キリカ「時間だよ、投票時間は23:30まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

>>555
なんでコンマがゾロで秒がそれなんだよマミったじゃねーか

投票は>>554
べぇさん冤罪やん、3分と33分なら気付こうよ。
549はぶっちゃけ安価に出始めた頃から考えてた、無駄にならずにすんだ。


キリカ「結果発表だよ」

>>549 5票
>>555 3票
>>554 1票

ゆま「それっておとなのじじょー?>>549さん優勝おめでとう!」

次のお題 安価下

織莉子「次のお題は【鰤一】、投稿時間は明日の23:00までです」

織莉子「ごふっ……」ドシャッ

まどか「……」

織莉子(__鹿目さん)

織莉子(もしも私たちの境遇が逆だったら、私たちの立っている場所も逆でしたか?あなたは、私のようになっていましたか?)

織莉子(ねえ、鹿目さん)

織莉子(もしも私たちが逆だったら、そうしたら__)

さやか「おーとなになれないぼくらのー」

さやか「つよがりをひとつきいてくれー」
ほむら「……どうしたの?」

さやか「いや、そういえば雷属性いないなって」

ほむら「それを言うなら炎も氷もいないわよ」

さやか「そっか」

ほむら「あすなろにはソレ全部いるけどね」

さやか「むしろこっちに属性持ちが少ないのだよ」

ほむら「しかも唯一の属性がみんな時空系」

さやか「世界21、スロウ、みらいよち。あれ、回復属性は?」

ほむら「属性攻撃じゃなかった?」

さやか「あーあすなろ行きたいなー」

ほむら(そうだ、今日は鰤大根にしましょう)

QB「そうか…これが…












         心






         か











                     」

織莉子「中沢、と言いましたか……彼は放置しておくと厄介なことになります。正体も知られているのでしょう?後で殺しておきなさい」

沙々「……それは残念。中々面白い奴だと思ったんですけどねぇ」

* * *

沙々「げほっげほっ、ごほっ!……くそ。美国織莉子の奴、しくじりやがって……!」

沙々(これは、死にましたかね……あーあ。つまんない人生だったなぁ)

ザッ

中沢「……」

沙々「中、沢__ああ、そうか。そうですよね。そうするべきです」

* * *

沙々「ん……」

ザッザッザッ

沙々「な、中沢?何で、私を背負って……」

中沢「良かった。生きてたんだ……色々考えたんだけどさ、やっぱり、俺の彼女は沙々さんだけだから」

沙々(ああ、そうか。そうだったのか。死ぬ間際に気づくなんて、私も馬鹿ですねぇ)

沙々「……ありがとう、中沢」

中沢「い、いきなり何言ってるのさ!ほら!沙々さん夜明けだよ夜明け!すごい綺麗__」

沙々(私は、一人じゃなかったんだ)

ほむら「いつから私に胸がないと錯覚していた…?」

まどか「なん…だと」

ほむら「本来私は巨乳よ」

まどか「なん…だと」

ほむら「とあるループでまどかが『ほむらちゃんと同じくらいの胸がほしい』って願ったの」

ほむら「それ以降、そのオチを避けるためにさらしを巻いているの」

まどか「…ねぇ」

ほむら「何かしら」

まど神「いつからこれがほむらちゃんの夢でないと錯覚していた?」

ほむら「なん…だと」

ごめん俺>>573だけど「鰤一」を「鰤ー」と見間違えて月島さん駄目って釘沙々れてガッシュ連想した



マミ「佐倉さん!今日こそ認めてもらうわよ!鰤は鰤大根が一番だって!」

まどか「そうだよ!マミさんの鰤大根は絶品なんだから!」

杏子「はっ何言ってやがる!鰤は照り焼きが一番なんだよ!」

ほむら「どっちも美味しいけれどね」

マミ「ふふふ何だかいい匂いがしない?」

杏子「なっくっ」バッ

マミ「今更息を止めても無駄よ!あなたはもう私の鰤大根に捕らわれているわ!」

杏子「何言ってやがる!鰤大根なんてどこにも無いだろ!」

マミ「ふふっ逆よ」

杏子「なっしまった!後ろか!」

さやか「食らえ!」

杏子「むぐぅむぐぅ」

マミ「ふふふさあ佐倉さん!鰤大根の方が美味しいでしょう?」

ほむら「……何を、何をやっているの!?」

さ・マ「「え?何って」」

まどか「むぐぅむぐぅ」ジタバタ

さやか「まどか!?」

杏子「おいおい酷いなぁ、味方に無理やり食わせるなんてなぁ」ニヤニヤ

マミ「幻術?そんなまさか!だってそんな素振りはなかったわ!」

杏子「いつから私が幻術を使ってないって、錯覚してたんだ?」

マミ「なっ!?」

さやか「まどか!まどか!」

まどか「口の中が熱いよー」グスグス

ほむら「佐倉杏子」ギリ

杏子「分かったか!鰤は照り焼きが一番なんだよ!」ハハハッ


QB「……訳が分からないよ」

>>579
鰤は鰤だし、鰤を一つという意味で捉えればあながち間違いじゃないよ。
所で名前欄がなんか変なんだが何故?

杏子「タラタラ躍ってんじゃねえようすのろ!!」

さやか「くっ……やっぱり始解じゃ戦えないか……」

杏子「はぁ?」

さやか「こうなったらあたしの奥の手を見せてあげるよ」

杏子「奥の手だ?」

さやか「卍解……!」

杏子「なっ…!」

さやか「臆侘琵琶・風・絶剣盗不」

杏子「でけえ!なんだこいつ、まるで人魚の魔女みてえな……これがお前の奥の手か?」

さやか「そう、これがあたしの"剣"だよ」

杏子「なん…だと…?」

さやか「ちなみに下半身は鰤」

杏子「どおりでなんか柔軟性ないと思った!」

さやか「さあ、演奏の邪魔者を排除しよう……」


〜おまけ〜

さやか「あたし自身が臆侘琵琶になることだ」

ほむら「洒落にならないからやめて」

鰤一「……」

男子A「お、おい、なんで鰤一先輩がここにいるんだよ」

男子B「わかんねーよ」

鰤一「……」ギロッ

男子A「ヒッ」

さやか「でさぁー恭介がさぁー」

まどか「うぇひひ」

仁美「あら、やけに教室が静かじゃないですか?」

鰤一「……」

さやか「うわ、何あの強面の人」

まどか「さ、さぁ、でもこっち凄い見てるね……」

鰤一「……おい」

まどか「ひゃぁ」

さやか「な、何よ」

鰤一「あんただろ? じゃがいもの癖に助六とか名乗ってる2年の女番長ってのは」

さやか「……」

鰤一「この鰤一様を差し置いて魚介料理を名乗るたぁ、覚悟できてんだろうひでぶ」

男子A「鰤一が吹っ飛んだ!?」

男子B「アイツ背は180超えてるし体重90はあるはずだろ!」

さやか「悪いね、あたしの事を助六と言った奴は例外無くぶち転がすことにしてるんだ」ペッ

まどか「ひゃーさやかちゃんかっこいい!」


まどか「ってかっこいいさやかちゃんが見たいんだけどダメかな?」

さやか「だめだよ」

  線路沿いの砂利道(真夜中)

  まどか、道の向こうから歩いてくるほむらと杏子の姿を見とめる。

  杏子は一匹の大きな鰤を両手に抱えている。

  その腕の中でびちびちと跳ねる鰤。

  まどか、三人の方に駆け寄る。

まどか「杏子ちゃん、そのおっきなお魚……どうしたの?」

  杏子、無言でまどかから目を逸らす。

  その腕の中で鰤が跳ねている。

まどか「そうだ。二人ともさやかちゃんのこと知らないかな。わたし今までずっと探してて」

ほむら「美樹さやかならここにいるわ」

まどか「ここって……どこなの?」

  まどか、辺りに視線を彷徨わせてから、?という顔でほむらを見やる。

ほむら「彼女のソウルジェムは、グリーフシードに変化した後で……」

  ほむら、鰤のほうに視線を送る。

ほむら「全長約1メートルの鰤になって、消滅したわ……」

まどか「……嘘、だよね」

ほむら「事実よ。それが私たち魔法少女の運命……」

  杏子、鰤の尾に頬をぶたれる。

ほむら「この宝石が澄んで真っ白に染まるとき、私たちはグリーフシードになり……鰤として……生まれ変わる」

まどか「……そんな、嘘よ」

  杏子、鰤の尾に頬をぶたれる。

まどか「嘘よね……ねえ?」

  杏子、無言でまどかから目を逸らす。

まどか「そんな……何でよりによって、鰤なの……」

  まどか、その場にくずおれる。

  杏子、鰤の尾に頬をぶたれる。

まどか「さやかちゃん、魔女から人を守りたいって、正義の味方になりたいって……そう思って魔法少女になったんだよ……」

  杏子、鰤を足もとに投げつける。

まどか「さ、さやかちゃんっ!」

杏子「あ、悪ぃ……手が滑った」

  地面を跳ね回る鰤、それを黙って見つめる四人の姿。

マミ「みんな、諦めるのはまだ早いわ。これから美樹さんを元に戻す手立てを考えましょう。最後まで希望を捨ててはダメよ」

まどか「マミさん……」

杏子「マミ、あんたいたのか」

ほむら「いたのね」

マミ「ええ、さっきから」

  四人の傍にある線路を電車が走り抜ける。

  暗転。

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>574

沙々「僕だよ、君の親友の優木沙々じゃないか」
まどか「沙々にゃん優しいから謝ったら許してくれるよ」
さやか「そうだよ早く謝った方がいいよ」
杏子「謝れ」
マミ「謝れ」

ほむら「う、うわあああああ」



織莉子「あら、どうしたの暁美さん?」
キリカ「織莉子、またお客だよ」

織莉子「良かったわね、優木さんが迎えに来てくれたわよ」

ほむら「うわあああああああああああ」

>>574

>>581
グルグル混じってるだろ

>>577

>>593
どの辺?まったく意識してなかったから、教えて欲しい。

キリカ「結果発表だよ」

>>574 2票
>>577 2票
>>678 1票
>>581 1票
>>586 1票

ゆま「>>574さん>>577、優勝おめでとう!」

次のお題 安価下

キリカ「次のお題は【耳をすませば】、投稿時間は明日の23:00までだ」

>>596
12巻のバトーハの塔のワンチンの回想シーン

>>602
その辺読んでない……今度読んでみます。



ほむら「どうも皆さん、魔法少女大喜利の時間です、早速ですが最初のお題です、ジ○リの映画で『耳をすませば』というのがありますが、皆さんもいろんな場所で耳をすまして下さい、すると私が何が聞こえますか?と尋ねますので何か答えて下さい、では最初は巴さんから」

マミ「巴マミです、キッチンで耳をすましています」

ほむら「何が聞こえますか?」

マミ「待ちきれずに騒ぐ後輩達の声です」

ほむら「見慣れた光景ね、では佐倉さん」

杏子「佐倉杏子です、家で耳をすましています」

ほむら「何が聞こえますか?」

杏子「横の川の音しかしません」

ほむら「ダンボールハウスはやめなさい!では次は鹿目さん」

まどか「鹿目まどかです、自分の部屋で耳をすましています」

ほむら「何が聞こえますか?」

まどか「誰かさんが私のパンツを持って行く音です」

ほむら「誰!?まどかのパンツを持って行ったのは誰!?私に返しなさい!」

まどか「ほむらちゃんの事だからね?それと返すのは私にだからね?」

ほむら「それはおかしいわまどか、私はちゃんと時間停止してから持って行くわよ、だから音なんてしないはずよ!」

まどか「そこはどうでもいいよね?そこは別に大事じゃないよね?」

ほむら「とりあえず千歳君、鹿目さんに座布団5枚」

ゆま「はーい」

まどか「うう……私のパンツ」

ほむら「では次美樹さん」

さやか「美樹さやかです、恭介の家の前で耳をすましています」

ほむら「何が聞こえますか?」

さやか「恭介と仁美がちちくりあってます」シュン

ほむら「そこはバイオリンじゃないの?というか自分で言って落ち込まないで頂戴、では次呉さん」

キリカ「呉キリカです、織莉子の部屋の前で耳をすましています」

ほむら「何が聞こえますか?」

キリカ「織莉子の私への愛のささやきです」

ほむら「多分幻聴よ、最後は美国さん」

織莉子「美国織莉子です、部屋で耳をすましています」

ほむら「何が聞こえますか?」

織莉子「キリカの私への愛の叫びです」

ほむら「そっちは本物ね、千歳君二人に座布団一枚ずつ、といった所でお開きです、また次回お会いしましょう、さようなら」


耳を澄ませば

きっと聞こえる

今日もまた

この世の中を

嘆く声

憂う声

悲しむ声

憎む声

そんな彼らを

愚かな彼らを

わたしは救う

残らず救う

けれど一番救いたい人は

きっとこの世界にはもういない




けれど

わたしは救済の魔女

それでも今日も誰かを救う

ほむら「耳をすませば…」

ほむら「海と山と大空に少女たちの雄叫びが」

ほむら「聞こえる…聞こえる…聞こえる」

ほむら「魔翌力も尽きた…弾薬も尽きた…最後に残ったのは手持ち爆弾だけ」

ほむら「あなたももう限界のようね…ワルプルギス」

ほむら「この距離ならバリアも張れない…喰らいなさい、ありったけの爆弾よ」

ほむら「さよなら、まどか」

ほむら「まどか……あなたは概念となって今でもこの世界を見守っているのよね……」

ほむら「でも不思議ね。耳を澄ませば今にもあなたの声が聞こえてきそう——」

ガチャッ

バタン

〜♪〜♪ 〜♪〜♪

ジャバー

ガチャッ

バタン

ほむら「違うわこれは幻聴よ……概念が、ましてやまどかがトイレに行くはずないじゃない」

普通に行くよ

ほむら「いやあああああ幻聴なのにどうしてまどかの声で聞こえるのよおおおお!!!!」

夏休み中の、とある暑い日…


沙々「ZZzz……」スヤスヤ
 
プーン プーン
 
沙々「Zzz……」クークー
 
ブーン ブーン
 
沙々「Zz…………」クー ウーウーン
 
ブーン プーン ブンブン プーンプーン

沙々「……って、うるせーっ! おい中沢、なんなんだお前の家は? 耳をすませば一晩中ハエやカがプンプンブンブン! やかましくて眠れやしないですよ!」
 
中沢「すいません沙々さん! すいませんっ! けど、沙々さんが蚊取り線香は臭いが気になるから嫌だっていうから」
 
沙々「なんですか、私のせいだって言うんですか? 私はですね、昨日は二体も魔女を狩って疲れてるって言ったでしょう。ええっ?」
 
中沢「そ、それはその……」
 
沙々「人が社会の害虫を命がけで退治してやってるってのに、あんたは自分ちの害虫もまともに始末できないんですかぁ? ったく、使えないですね。ん? なんですか?」
 
中沢「えっとその……アイス、買ってきたんです。沙々さん、チューペットが好きだって言ってましたので、セットでひととおり……」
 
沙々「へー、少しは気が利くじゃないですか。チューペットはこう、凍らせたやつを真ん中で割って……んん? なんですか、その物欲しそうな目は? 欲しいんですか? 欲しいんですかぁ?」
 
中沢「い、いや俺は、この十円の駄菓子アイスでじゅうぶんで」
 
沙々「バーカ! こんな量、ひとりで食べてたら飽きるに決まってるでしょう。ほら、なんのためにチューペットは割れると思ってるんです。あ、長いほうは渡しませんよぉ。くふふ」
 
中沢「はい、いただきます!」ウ、ウワア、サ、サササントハンブンコ

 
 
シャリシャリ シャリシャリ

 
 
沙々「なかなかうまいですね。メーカーの企業努力に、ちったあ感謝しますか」

 
中沢「次は、ハーゲンダッツでも買ってきましょうか?」
 
沙々「ボケ、ハーゲンダッツが割れますか。また買ってこいですよ。けど、長いほうはずっと私のですよ////」
 
中沢「はい////」

 
 
チュパチュパ チューチュー

 

仁美「実はわたくし、上条さんの事お慕いしてましたの」

さやか「そっか」

仁美「あら?動揺しませんのね」

さやか「実はさ恭介ね、夢をバイオリン職人に転向したんだ」

仁美「へ?」

さやか「だから中学卒業したらイタリアに留学すんのよ」

仁美「」

さやか「だからあたしの……仁美の恋は当分お預けなんだ」

仁美「上条さんはいつお戻りに?」

さやか「10年くらいかな?それまで待てるなら勝負は10年くらい先にね」

仁美「分かりましたわ」

織莉子「時間となりました、投票時間は23:30までです」

ゆま「次のお題の安価への参加できるのは投稿か投票をしてくれた人だけだよ」

キリカ「参加したい人は忘れずに投票してくれ」

>>606
毎回おもしろいネタありがとう

>>609

キリカ「すまない遅れた、結果発表だよ」

>>609 3票
>>611 2票
>>606 1票
>>607 1票
>>610 1票

ゆま「>>609さん優勝おめでとう!」

次のお題 安価下(自由参加)

織莉子「次のお題は【寝落ちした結果】、投稿時間は明日の23:00までです」



さやか「はあ……」

まどか「どうしたのさやかちゃん?」

ほむら「あなたがため息なんて珍しいわね、明日は雪どころか使い魔がふってきそうね」

さやか「それヤバすぎだよ、実は昨日の夜に編み物してたんだけどさ、うっかり寝落ちしちゃって、進んでないんだ」

まどか「編み物?もしかして上条君に何かあげるの?」ヒソヒソ

さやか「あっうん、本格的に寒くなる前にマフラーと手袋を」モジモジ

ほむら「まあ頑張りなさい、うまく捕まえたんだから」

さやか「うん、でもうまく眠気を飛ばす方法ってないかな?編み物してるとすぐに眠くなっちゃって」

まどか「分かる気がする、同じ作業を続けてると眠くなるよね」

ほむら「私も寝落ちして困った経験があるわ」

さやか「ほむらが?ちょっと意外どんなの?」

まどか「私も聞きたいな」

ほむら「別に大した事じゃないわ、ただ前の時間軸で爆弾作りの最中に寝落ちしてしまって、うっかり爆発させて、家が吹き飛んでしまっただけよ」

さやか「十分大事だよ!」

まどか「大丈夫だったの?」

ほむら「結構ヤバかったわ、あれ以来爆弾を作る時は、栄養ドリンクとブラックコーヒーを常備しているわ」

まどか「そういうものかな?」

さやか「……ブラックコーヒーは苦手だし、栄養ドリンクかな?」

ほむら「まあ最近は体が慣れてしまって、それでも眠くなるけど」

さやか「……寝落ちは気にせずに、少しずつやってくよ」

まどか「その方がいいかもね、ほむらちゃんも気をつけてね」

ほむら「そうね、気をつけるわ」


ほむら「前回のループで失敗したことを今回のループに活かしましょう」

ほむら「まずは明日ね。巴マミがマミられるイベント」

ほむら「とりあえず前回の経緯を書き出すことから始めようかしら……。今日は徹夜ね」




マミ「せっかくのとこ悪いけど、一気に決めさせて……もらうわよ!」

さやか「やったあ!」

マミ「ティロ・フィナーレ!!」


マミ「あ」

ほむら(寝てたわ)




ほむら「気を取り直して明日は美樹さやかが魔女化する日ね」

ほむら「あの子を殺そうとしても佐倉杏子が邪魔してくるのよね。どうしたものかしら」



さやか「あたしって、ほんとバカ」

杏子「さやかああああああっ!!」

ほむら(寝てたわ)




ほむら「巴マミも美樹さやかも佐倉杏子も死んでしまったけれど、明日はワルプルギスの夜。逃げるわけにはいかないわ」

ピンポーン

まどか「……入っていいかな?」


まどか「これが……ワルプルギスの夜。杏子ちゃんが言ってた」

ほむら「今までの魔女と違って、こいつは結界に隠れて身を守る必要なんてない」

まどか「なら、絶対に倒さないと。作戦、考えてるんでしょ?私も協力するよ」

ほむら「まどか……。ええ、一緒に、ワルプルギスの夜を倒しましょう!!」






ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハ!!!!」

ほむら(寝てたわ)

まどか(寝てたね)

ほむら「あ……ありのまま今日起こった事を話すわ。 私は寝落ちしていたと思ったらいつのまにかワルプルギスが通り過ぎていた」
 
ほむら「な……何を言っているのか分からないと思うけど、私も何がおこったのか分からなかった……。 頭がどうにかなりそうだったわ……」
 
ほむら「今までの努力は何だったのかとか、手を出さなければ超安全だったとかそんなチャチなもんじゃ断じて無かった……」
 
ほむら「もっと虚しいものの片鱗を味わったわ……」
 
まどか「そ、そうなんだ?」
 
ほむら「ええ……」ファサ
 
さやか「ま、まあ良かったんじゃないの? 取りあえずみんな無事にすんだんでしょ?」
 
マミ「そうね。 逆に言えば暁美さんによれば皆が生き残ってるループなんだし良かったんじゃないかしらね」
 
杏子「ループしてたってーのが今一信じらんねーけどな」
 
まどか「で、でもそれはほむらちゃんの今までの行動に納得いくからわたしは信じるよ!」
 
さやか「確かにほむらは不思議な行動ばっかりしてたもんね。 あたしも何となく信じられるよ」
 
マミ「私もそうね。 今、考えれば魔女に食べられそうになった時にタイミング良く助けてくれたのは分かってたから……かしら?」
 
ほむら「ええ、そうね。 あなたはいつも浮かれて絶頂になってるところをあの魔女に頭を食べられて殺されていたわ」
 
マミ「そ、そんなはっきり言わなくても言いじゃない……」イジイジ…
 
杏子「ふーん……。 まあ良いさ。 あたしはどっちでも大して変わらないしね」
 
まどか「ね? 皆もこう言ってるしきっとこれで良かったんだよほむらちゃん」
 
ほむら「……そうかしら? でも、何度も繰り返したのに、この結末は何だか納得出来なくて……」
 
さやか「ばっかだなぁほむらは。 みんな無事。 それが一番大事な事じゃん。 なんだっけ……終わり良ければ全て良しってね!」
 
まどか「あはは、さやかちゃんは何時でも変わらないなぁ。 でもね、ほむらちゃん。 きっと本当にこれで良かったんだよ」
 
まどか「だってマミさんも生きてて、さやかちゃんも魔女になってなくて、杏子ちゃんだってさやかちゃんに巻き込まれて無いんでしょ?」
 
さやか「あぅっ……」グサッ
 
まどか「あ! ご、ごめんね! さやかちゃんが悪いとかじゃ無いんだよ?!」
 
さやか「はぁ、良いって。 何となくあたしならやりそうだって分かっちゃうしね。 だからほむらにはそれも感謝してるよ」
 
まどか「だからね。 ……だからほむらちゃんがしてきた事は無駄なんかじゃないよ? ほむらちゃんがいっぱい頑張ってくれたから今が有るんだよ?」
 
ほむら「……まどか」
 
まどか「だからね。 本当にありがとう、ほむらちゃん。 それから、お疲れ様、ほむらちゃん」ギュッ…
 
ほむら「う……うぅっ……ま、まどかぁ……!」ギュッ…
 
マミ「あらあら。 暁美さんは意外と泣き虫だったのね、ふふ」
 
さやか「あはは! なんかほむらが可愛く見えるね!」
 
杏子「よし、じゃあ記念にマミのケーキでも食うか!」
 
マミ「私が作るの前提なの?」
 
杏子「まあまあ。 久しぶりに食いたくなったんだよ。 良いじゃんか」
 
マミ「もう、仕方ないわね……。 じゃあちょっと張り切ろうかしらね!」
 
さやか「やった! マミさんのケーキだ!」
 
まどか「あはは! さやかちゃんたら食いしん坊だね!」
 
さやか「いやいや、流石に杏子には負けますよ??」
 
杏子「あ? 何だって?」ギロッ
 
さやか「うひゃ、逃げろ?!」ダダッ
 
杏子「待ちやがれ!」ダダッ
 
まどか「……じゃあ、行こうかほむらちゃん!」ギュッ
 
ほむら「……うん!」ギュッ

沙々にゃんとの映画デートで寝落ちした結果!

沙々「ふーん、なかなか良い映画だったじゃないですか。そう思いませ……って」

中沢「ZZZ...」

沙々「ちょっと、なに寝落ちしてるんですかあ!」

沙々「もぉ! 起きてくださいよお、ていうか起きろっ!」

ショウさん「ねえキミ、どうしたの? ああ、カレが起きないんだ?」

ショウさん「良ければオレが車で送っていってやるよ?」

沙々「え、いいんですか? じゃあお願いしますねぇ」

ショウさん「任せろって……くくっ」ニヤリ



…………。

中沢「ZZZ...っは!? こ、ここは……沙々さんの家? なんでオレこんなとこで?」

「っ……やっ、あっ……」

中沢「沙々さん? 隣の部屋から声が……」



沙々「や、やめてくださいっ、き、キスはダメですよぉっ……!」

ショウさん「くくっ、何言ってやがんだ。そんなとろけた顔しやがって」

ショウさん「大体、俺みたいなオトコを家にあげたってことは初めから期待してたんだろ?」

沙々「ちがっ、そんなわけないじゃないですかぁっ!」

ショウさん「あんまりデカい声出すなよ……カレシが起きちまうぞ?」

ショウさん「こんな裸みたいな格好で抱き合ってる所見られたくないだろ?」

沙々「んっ……んぅぅぅっ……!」



中沢「な……なんだよ、コレっ……!」

ほむら「ワルプルギスの夜が過ぎて…まどかは契約しなかった」

ほむら「さやかも契約することなく、上条恭介とは晴れて恋人同士になった」

ほむら「マミも杏子も生きている」

ほむら「街の被害が皆無とは行かなかったけれど、私が守りたかったものはすべてここにある」

ほむら「これは奇跡かしら…」

まどか「どうしたの、ほむらちゃん」

さやか「せっかくあのワル何とかいうのと戦ってみんな生き残ったんでしょ? もっと喜びなさいよ」

マミ「暁美さんが話してくれた、暁美さんが見たかった未来…これだったんでしょう?」

杏子「ほむら、あんたがあたし達を引っ張ってきたからそれが成し遂げられたんだ! 胸を張れよ!」

ほむら「まどか…それにみんな…うん、うんっ…!」






ほむら「…はっ」

ほむら「またこの夢…もう明日はワルプルギスの夜が来るというのに」

ほむら「眠ってなんていられない…薬を増やさないと駄目かしらね」ザラザラ

まどか(マミさんも、さやかちゃんも……杏子ちゃんも死んじゃった……)

まどか(……ほむらちゃん)

まどか(……ちゃんと、ほむらちゃんともお話しないと……)


まどか(ううん、ちょっと違うかな……ほむらちゃんとお話したい)

まどか(どうして、ほむらちゃんがわたし達の為にあんなに沢山忠告してくれてたのか)

まどか(何時も冷たい態度なのに、それでもどうして助けてくれていたのか……知りたい)

まどか(ほむらちゃんの口から……ほむらちゃんが本当は何を考えてたのか話してほしい……)


まどか(ここが、ほむらちゃんのお家……)

まどか(いきなり来ちゃったけど、怒られたりしないかな……)

ピンポーン

まどか(…………?)

ピンポーン ピーンポーン

まどか(あれ……ほむらちゃん、いない?……出かけてるのかな?)

ピンポーン

まどか(…………)

ピンポーン

まどか(やっぱり、いないのかな……)


まどか(あっ……!そっか、そうだよね……)

まどか(……わたしが魔法少女の事を知った時には)

まどか(マミさん、さやかちゃん、杏子ちゃん……それと、ほむらちゃん)

まどか(二人はこの街に魔法少女が居てくれて、魔女からわたしや街の人達を守ってくれてたんだよね)

まどか(それが今は一人だけだから……きっと、ほむらちゃん一人でこの街中をパトロールしてて)

まどか(…………ほむらちゃんは今も何処かで……誰にも知られず、一人で魔女と戦ってるのかも……)


まどか(そうだとしたら……やっぱり、ほむらちゃんとお話したい……)

まどか(……そうだ、携帯!こういうときの為の携帯電話だよ!)

まどか(あ、あれ。そうだ、わたしほむらちゃんの携帯の番号……結局聞けてないままだ……)

まどか(…………はぁ……結局、わたしは何も出来なくて、このまま家の前で待ってるしかないのかな……)

まどか「ほむらちゃん……」

______________________________
ほむら「———はっ!」

ほむら「いつの間にか眠ってしまっていたのね私……」

ほむら(今まで使った事のない対艦ミサイル、迫撃砲のような道具の扱い方に、その弾道予測……)

ほむら(その他諸々を含めた作戦の最終確認とワルプルギスの夜に対する情報の再確認……)

ほむら(出来うる限りの事はした筈、よね……)

ほむら(ここまで準備をした……今回こそアイツを倒す。そして、まどかだけでも必ず救ってみせる)

ほむら(もう直きワルプルギスの夜が来る……外は、もう嵐ね……)ジー

ほむら(このまま窓から外に出るとしましょうか……)



ほむら(……何かしら……何か大切なイベントをやり過ごしてしまった気がすわね)

ほむら(今日はいい天気ね……ジメジメとした湿気と暑さもないし、風も気持ちいい)テクテク

ほむら「まるで春の様にぽかぽかしていて……だんだん眠たくなってくるわね……」テクテク

ほむら(……あら、あの公園のベンチの上にいるのは……エイミー?)

エイミー「……Zzz」

ほむら(……寝ちゃってるわね)

エイミー「……Zzz」

ほむら「(可愛い……)……となり座るね、エイミー」

ほむら(…………本当に、ポカポカして……それに、最近は忙しくて、あまり眠れてないせいか)

ほむら(だんだん……眠く)

ほむら「」


エイミー「……」スク

ほむら「……すぅ……すぅ」

エイミー「…………」ピョン ゴソゴソ
エイミー「……Zzz」

ほむら「……すぅ……すぅ……」
エイミー「……Zzz」


QB『あのね、君……』

ほむら「……すぅ……すぅ」

QB『買い物へ行くついでに僕の餌も買ってきてくれるんじゃなかったのかい?』
QB『それがどうして、公園のベンチで猫を膝に乗せてお昼寝をしているんだい?』

ほむら「……すぅ……すぅ」

QB『やれやれ…………最近は魔獣の出現数が多かった。それに対する君の活躍は目を見張るものがあったのは事実だ』
QB『……お疲れ様、ほむら』


杏子(ハッ……昼間っから公園でお昼寝なんて呑気なもんだね)テクテク
杏子(まぁ、こういう平和ボケしてる奴がいると、あたしとしちゃ生活してやすくいいんだけど)テクテク
杏子(さて、財布からちょいと頂きますか……)

杏子「んんっ?……こいつ、ほむらか?」

杏子「お前……何で昼間っから猫とQB乗せて寝てんだ?」

ほむら「……すぅ……すぅ」
エイミー・QB『「……Zzz」』

杏子「……あんた見た目だけなら良いんだからさ……昼つってもこんなとこ一人寝てたら危ないっしょ」

杏子「……ハァ。…………起きるまで見といてやっか」


マミ「……暁美さん?それに佐倉さんとQBも」

ほむら「……すぅ、……すぅ」
杏子「……ぐぅ……ぐぅ」
エイミー・QB『「……Zzz」』

マミ「ふふっ、随分と微笑ましい光景ね……でもこの子達、こんなに仲良かったかしら?」

マミ「…………ワ、ワタシも混ざっても……いい……わよね……きっと」ソワソワ


ほむら「ん……足、重い……それに、肩になにかもたれかかって……痛い」

マミ「……んっ、……すぅ、すぅ」杏子「……ぐぅ、……ぐぅ」
QB『……Zzz』まど神『てぃひひ……くぅ、……くぅ』エイミー「……Zzz」


ほむら「……??えっ……えっ、なにこれ?どういう状況なの……??」

寝落ちした結果wwwwwwwwwwwwww

1 :魔法少女にかわりまして名無しの魔女がお送りします :2013/04/13(土) 09:40:10.19 ID:waRuyoRu0
  遅刻決定ンゴ……

2 :魔法少女にかわりまして名無しの魔女がお送りします :2013/04/13(土) 09:40:20.68 ID:ELlykirs0
  ざまぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

3 :魔法少女にかわりまして名無しの魔女がお送りします :2013/04/13(土) 09:41:59.22 ID:CHARLOTEO
  はいはい社畜アピール乙

4 :魔法少女にかわりまして名無しの魔女がお送りします :2013/04/13(土) 09:42:36.01 ID:waRuyoRu0
  今から行っても駄目だよね?

5 :魔法少女にかわりまして名無しの魔女がお送りします :2013/04/13(土) 09:44:00.03 ID:akeMiHOmO
  その必要はないわ

6 :魔法少女にかわりまして名無しの魔女がお送りします :2013/04/13(土) 09:44:49.23 ID:PyotrSan0
  体が睡眠を欲してたんだろ
  今日は休め
  ついでに明日も休んでそのまま辞めちまえ

7 :魔法少女にかわりまして名無しの魔女がお送りします :2013/04/13(土) 09:45:36.09 ID:waRuyoRu0
  >>6
  せっかくの大役なのに……
  どうすりゃいいの

8 :魔法少女にかわりまして名無しの魔女がお送りします :2013/04/13(土) 09:46:10.87 ID:waRuyoRu0
  ああああああああああなんか変な笑い出て来たwwwwwwwwww







  いやワロエナイ……

9 :魔法少女にかわりまして名無しの魔女がお送りします :2013/04/13(土) 09:48:55.90 ID:klarissa0
  マジレスするとさっさと行って謝れ
  うちの上司みたいに普通に仕事してたのに後ろから引っ叩いてくるような奴でもあるまい

10 :魔法少女にかわりまして名無しの魔女がお送りします :2013/04/13(土) 09:50:10.19 ID:OkTaViAAO
  >>9
  そいつやば杉wwwwwwwwwwww

11 :魔法少女にかわりまして名無しの魔女がお送りします :2013/04/13(土) 09:50:39.32 ID:LzaMaria0
  以下>>9を慰めるスレ

ほむら「あー…寝過ごしたわ…今から行っても遅刻よね…」

まど神「いや行こうよ学校」

ほむら「あーあーなにも聞こえないわ、概念になってからずっと私の背後霊やってる可愛いまどかの声なんて聞こえないわ」

まど神「聞こえてるよね」

ほむら「聞こえてないわ。だからもう一眠りしましょう」

まど神「あーしまったーほむらちゃんにつかまったー逃げられないー」

ほむら「まどかは未来永劫私の抱きまくらになるのよー」

まど神「きゃー」

————

ほむら「…いい夢だったわね」

ほむら「ああ、もうこんな時間じゃないの…早く行かないと」

ほむら「今日は七夕、何故かまどかと話せる日なんだけど……」

ほむら「もう8日じゃない……そして眠く……Zz」

まど神『ごめんほむらちゃん、いっぱい導いてきたからこんな時間に』

ほむら「すやすや」

まど神『やっぱり寝てる……布団も被ってないし……最近暑いけど風邪ひいちゃ困るよ……』

まど神『でもわたしは布団とかにも干渉出来ないし……』

まど神『ほむらちゃんの為だから……』ヌギヌギ

まど神『どうせすぐに服は出現させられるしね』パサッ

まど神『おやすみ、ほむらちゃん』

ほむら「まどかぁ……Zz」

——朝——

ほむら「寝てしまった……」

ほむら「あら、これは?」

ほむら「まどかは来ていたのね」

ほむら「寝落ちした結果、話せなかったけどいいものをもらったわ」

キリカ「時間だよ、投票時間は23:45まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

>>632
中沢「……っていう夢を見たんです」ギュー

沙々「失礼な夢を見るなそして公共の場で抱きつくなぁ!」

アラアラウフフ

ショウさん「若いっていいもんだなぁ……俺にもあんな時代が」

沙々「微笑ましいものを見る目で見るのはやめてえええええええ///!!!」

キリカ「結果発表だよ」

>>636 3票
>>632 2票
>>629 1票
>>634 1票

ゆま「おねぼうはよくないよね。>>636さん、優勝おめでとう!」

次のお題 安価下

梅雨明け

織莉子「次のお題は【梅雨明け】、投稿時間は明日の23:00までです」

杏子「あつい」

まどか「とける」

ほむら「夏本番だから…」

マミ「胸のこことか蒸れるわ」

さやか「わかります…かゆいかゆい」

ほむら「シネ」
まどか「隠れ巨乳とか爆散すればいい」
さやか「!?」


まどか「梅雨、明けたね」

ほむら「そうね」

まどか「ほむらちゃんは梅雨って、好き?」

ほむら「ずっとループを繰り返していたせいで梅雨も久しぶりだったから……」

まどか「あっ、ゴメン」

ほむら「いいの、気にしないで」


さやか「梅雨、明けたね」

仁美「そうですわね」

さやか「恭介も喜んでるだろうなー」

仁美「あら、恭介君は雨が嫌いなんですか?」

さやか「雨って言うよりも、湿度だね。梅雨時みたいに温度も湿度も高いとバイオリンがうまく鳴らないんだって」

仁美「へえ、そうなんですか。流石ですわね、さやかさん」

さやか「ふふふっ、仁美に恭介は渡さないのだー!」

仁美「こちらこそ、譲るつもりはありませんわ」


恭介「くしゅんっ」

中沢「風邪か?梅雨明けたばっかりで天気も不安定だもんな」

恭介「いいや。誰かに噂されてるのかな」

中沢「……不思議なことに、なんだか今すごくお前を罵倒したい気分だ」

恭介「えっ!?ど、どうして?」

中沢「お前のこと噂する人って言ったら美樹と志筑さんしかいないだろうが!このリア充め!だいたいなんだ、あんな美少女二人から告白されておきながら両方保留だと!?ふざけんじゃねえぞ俺だったら」

恭介「落ち着け」

中沢「はい」


杏子「梅雨、明けたんだってさ。これからは魔女も少し減るかもな」

ゆま「どうして?」

杏子「梅雨の時期はなんとなく落ち込んじまうような人が多いんだと。全く、そんな理由で魔女が増えたらこっちとしてはたまったもんじゃないっての」

ゆま「キョーコ、嬉しいんだね。魔女にやられる人が少なくなるから」

杏子「ばっ……!そんなんじゃねえよ!」

ゆま「えへへ♪」


織莉子「私たちでトリみたいね」

キリカ「何か言ったかい?織莉子」

織莉子「いいえ。梅雨が明けるみたいよ、キリカ」

キリカ「それは残念だなあ」

織莉子「あら、どうして?」

キリカ「雨も、無限に有限だからさ。まるで私のきみに対する愛のようにね!」

織莉子「ふふっ」

キリカ「あっ、笑ったね!もう織莉子のことなんて知らないんだからね!」


マミ・QB(出番無かった……)

さやか「きょう梅雨が明けたの!?もう雨降らないの!?」

さやか「やったーーー!!」


さやか「梅雨開けてないじゃないの!!」

さやか「やだーーー!!」



ほむら「今日で梅雨明けらしいわよ杏子」

杏子「本当か?そいつはよかった、泊めてくれてサンキューなほむら」

ほむら「別に構わないわ、それにしても、梅雨の間だけ泊めてくれなんて、どういう事だったの?」

杏子「まあ大した理由じゃないよ、梅雨時はちょっと厄介でね」

ほむら「厄介?何がかしら?」

杏子「川が増水してな、住む場所が無くなるんだよ」

ほむら「ダンボールハウスはやめなさい」

ほむら「梅雨が…明けた」

杏子「何を落ち込んでるんだよ?梅雨なんていいことないぞ?さっきも言ったけど川は増水するし」

ほむら「それは別の世界線よ」

杏子「そうか。それでなんで落ち込んでんだ?」

ほむら「梅雨が明けたら雨は少なくなるわよね…そうしたらまどかと相合傘ができなくなるじゃない!絶望した!ほむりりぃ!」

杏子「あー…でも梅雨が明けたらプールとか海に遊びにいけるよな?それで満足しとけ」

ほむら「ありがとう。絶望が希望に変わったわ!じゃあまずは水着を買いに行きましょう。ほら支度しなさい」

杏子「なんであたしまで…」

ほむら「来ないのならあなたは私のスクール水着を着ることになるわよ?」

杏子「行く前提かよ…まあいいけど」

中沢「梅雨明け! といえばやっぱりプールだよね沙々さん!」

沙々「そーですねぇ、ちょっと疲れますけどこーして泳いで身体を使うのも悪くないです」

中沢「……沙々さんは浮き輪使用だけどね」

沙々「なっ、なにか文句あるんですかぁ!」

沙々「わたしは別に泳げないわけじゃないですよ、ただ道具で楽したいだけなんですからっ!」

中沢「はいはい、ふふ……沙々さんは可愛いなあ」

沙々「っ……ば、馬鹿なこと言わないでくださいっ!」

中沢「あははっ」



…………。

沙々「……とかなんとか私をからかっておいて肉離れするなんて。格好悪いですねぇ」

中沢「あいたた……面目ない」

知久「ねえキミ、どうしたの? ああ、カレが怪我しちゃったんだ?」

知久「良ければボクが車で送っていってあげるよ?」

沙々「え、いいんですか? じゃあお願いしますねぇ」

中沢「ありがとうございます!」

知久「まあ任せてよ……ふふ」ニヤリ



…………。

中沢「ZZZ...っは!? こ、ここは……沙々さんの家? なんでオレこんなとこで?」

「っ……やっ、あっ……」

中沢「沙々さん? 隣の部屋から声が……」



沙々「や、やめてくださいっ、き、キスはダメですよぉっ……!」

タツヤ「くくっ、何言ってやがんだ。そんなとろけた顔しやがって(以下略)

とある晴れた日曜日、風見野市郊外のバス亭

ブロロロロロ……

さやか「やれやれ、やーっと着いたか。えーっと、まどか、こっちの道でよかったのかな?」
 
まどか「いいはずだよ。けど、杏子ちゃんから私たちがお呼ばれするなんてはじめてだね。楽しみだな」ティヒヒヒ
 
ほむら「それはいいけど、なんで郊外の山麓なんて指定してきたのかしら? あのあたりには竹やぶくらいしかなかったわよ」スタスタ
 
マミ「いいじゃない。きっとバーベキューでもするつもりなんでしょ。うふふ、はりきっていろいろ持ってきちゃった」ワクワク
 
さやか「マミさん、いくら魔法少女だからって、女子中学生が持つには不自然すぎますよ。その大荷物……ま、あたしは久々に恭介と出かけられてラッキーかな。あ、迷惑だったかな?」
 
恭介「いや、歩くのも立派なリハビリになるし、さやかといっしょに出かけるなんて小学校以来かな。さそってくれてありがとう」
 
キリカ「まさか私たちまで誘われるなんて思わなかったけどねえ。まあ、私は織莉子といっしょならどこでもいいけど」
 
ゆま「キョーコ、わたしもないしょってなんなのかなあ? あれ、なにかいい匂いがしてきたよーっ」

 
 
杏子「おーいっ! やっと来たなお前たち、待ちくたびれちまったぜ!」

 
 
さやか「わあおっ! なんと、すごいごちそうの山。おいホームレス中学生、こんなのどうやって用意したんだよ?」

 
マミ「待って、このお料理……タケノコご飯にタケノコのお吸い物、タケノコのお煮付けにタケノコのサラダ。タケノコ料理ばっかり、もしかして佐倉さん」
 
杏子「あったりぃ、今梅雨明けだろ。この時期タケノコがいっせいに伸びてくるんだよ。けど、ほっといたら竹林が荒れ果てちまうってんでタケノコ掘りすんだけど、その手伝いでな」
 
ほむら「なるほど、最近見滝原に顔を出さないと思ってたらタケノコ掘りしてたのね」
 
杏子「まーな、山の持ち主からはバイト代も出るし、掘ったタケノコはそのままあたしのものになる。こんな割のいいバイトはそうそうねーからな」
 
杏子「ただ、掘るには掘ったけど、いくらなんでも食いきれねえからな。けど食い物を粗末にするのはもっとやだし、で、お前らに来てもらったわけだ」
 
織莉子「私たちは胃袋要員ですか。でも、正直、タケノコがこんないい匂いするなんて知りませんでした」ゴクッ
 
キリカ「うっ、織莉子がそんな顔すると、私もきゅうにおなかが減ってきたよ」
 
さやか「杏子、ごたくはもういいから!」
 
杏子「ああ、今日はあたしのおごりだ。みんな、こころゆくまで食ってけ!」

 
 
一同「おおぉーっ!」

 
 
まどか「うわあ、おいしい。杏子ちゃん料理うまいんだ。お父さんのタケノコ料理にちっとも負けてないよ」

 
ほむら「自衛隊の追手から逃れるときに生のタケノコを丸かじりしたことはあるけど、調理するとここまで味が引き立つのね」
 
キリカ「コリコリしてあまーい。私、タケノコなんて笹薮の雑草くらいにしか思ってなかったよ」
 
織莉子「日本の味という感じがしますわね。和食も悪くないものですわ」
 
ゆま「うん、おいしー。でも、タケノコばっかりだとちょっと飽きるかなー」
 
マミ「そうだ、もしかしてと思って持ってきた私の料理もどうぞ。いっぱいあるからね」
 
恭介「では遠慮なく。大勢で来てよかったね。ぼくも歩いてきたからいくらでも入るよ」
 
仁美「上条さん、あーんですわ」
 
さやか「仁美ぃ! 抜け駆け禁止」
 
中沢「タッパーにつめて持って帰るか」
 
杏子「おお、遠慮なく食え食え、あっはははは」
 
QB「ハァ、困るね。こういう絶望に相転移しない希望はねえ」


「みんないっしょにタケノコパーティ。すっごく楽しい一日でした」 まどかの日記より

さやか「あー暑いぃ……」

まどか「梅雨明けからすぐに8月並みの暑さだもんね」

ほむら「うぷ……」

まどか「ほむらちゃん!?」

さやか「早速夏バテのようね」

ほむら「元々体弱くて夏は決まって夏バテになるのよ」

まどか「大変だね……」

ほむら「水分が余計になくなって熱中症になるからポカリスエットは私の生命線よ」

さやか「他のはすぐにそのまま出ちゃうしね……」

まどか「ほとんど食べられないのも辛いよね」

ほむら「栄養が補給出来ないからたまに点滴しに行くわね」

まどか「ほむらちゃん、お大事に」

さやか「まだ雨に振られて透けてるほむらの細い肢体見てないんだけど」

ほむら「それは夕立後のシチュエーションじゃないの?」

さやか「それもそうか」

ほむら「ま、そういう話を聞いたからには透けない配色と折りたたみ傘の常備を怠らない所存だけど」

さやか「貴様」

ほむら「むしろどんどん薄着になってる貴女の貞操が少し心配だわ」

さやか「だって暑いし」

ほむら「夏が楽しみね」

さやか「ふふふ、さやかちゃんは健康可愛いだから薄着のがかっこいいのさ!」

ほむら「自分で言う所がダメね」

さやか「話変わるけどさ」

ほむら「何?」

さやか「服買いに行こうよ」

ほむら「……」

さやか「何も企んでないよ! 純粋に女子中学生として、ね!?」

ほむら「まぁいいけど」

さやか「じゃあ今週末に。あ、折りたたみ傘は忘れてきてね」

ほむら「企んでるじゃない……。ま、行くのは行くわ」

さやか「ほむほむのそういう所好きだよー!」

ほむら「ほむほむ言うな」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>664
さやほむ……、俺もまたさやほむ書くかな?

ゆま「結果発表だよ」

>>655 1票
>>656 1票
>>657 1票
>>663 1票
>>664 1票

織莉子「以上の5名が優勝です。おめでとうございます」

次のお題 安価下

キリカ「次のお題は【バーロー】、投稿時間は明日の23:00までだ」

ほむら「バッファロー」

さやか「なんか違う」

ほむら「バルバロイ」

さやか「更に遠くなったような」

ほむら「バンバルロイロイ」

さやか「何語!?」

ほむら「バンダイロムコ」

さやか「違う! 片方違う! 仮にもあたしらのゲーム出してる所なんだからしっかりしてよ!」

ほむら「さやかのつっこみの熱量も違うわね」

さやか「まぁね。一応ね。もしかしたらまどかポータブル2とか出るかもしれないし」

ほむら「出るのなら今度はツインブレイヴみたいなのがいいわね」

さやか「まどか無双ってやつだね」

ほむら「蒼い三日月のっぼっるー」

さやか「それ違う」

ほむら「バーロー!」

さやか「突然!?」

ほむら「あれって戦国BAROUじゃなかったかしら」

さやか「BAまでは合ってるよ……」

ほむら「何にしても」

さやか「ん?」

ほむら「お題から逸れているのは間違いないわね」

さやか「そうだね。間違いないけど間違ってるよね」

沙々「で、これが>>662でもらってきたタケノコ飯ってわけですか。人がクソ暑い中で、魔女退治に走り回ってたときに、あんたは友達といっしょに、ふーん、へーえ」
 
中沢「い、いや、そんなお祭りになるなんて思ってなかったんです。それにほら、沙々さんがおなかすかせてるだろうと、巴先輩のお料理もいっしょにもらってきましたから」
 
沙々「ちっ、ほんとにうまいから腹立ちますね。ったく、魔法少女のくせに、どいつもこいつも楽しそうで、ほんとムカつきますよ」ガツガツ
 
中沢「あ、あの、今度はよかったら沙々さんもいっしょに参加しませんか? 次は見滝原の河川敷でバーベキューするって言ってましたから」
 
沙々「あんたバカですかぁ? そんなことしたら、美国織莉子と呉キリカに殺されに行くようなもんでしょう。今度あのふたりに出くわしたら、もう逃げ切る自信はないですよ」

沙々「それに忘れましたか? 美国織莉子と巴マミたち見滝原の魔法少女が仲良しこよしってこたぁ、私のこれまでの所業はもう知れ渡ってるはず、この近辺の魔法少女はみんな敵なんですよ」
 
中沢「す、すみません」
 
沙々「仲良しこよしなんて、わたしの柄じゃないですよ。会えば殺し合い、グリーフシードの奪い合いが魔法少女。この街の連中が異常なんですよ。はっ、まったくバカバカしい」
 
中沢「沙々さん、でも、暁美さんと美国さんたちも最初は対立してたそうですよ。俺も、みんなに沙々さんが本当は」
 
沙々「はい、ストップ。そんなことをしても、どうせわたしが魔法であんたを操ってるだけと思われるのが関の山ですよ。無駄な努力はやめとくんですね」
 
中沢「……それでも、いつかわかってもらえるときが来ますよ。だって! 少なくともひとりは沙々さんに操られずに付き合ってる人間がいるんですからね」
 
沙々「ケッ、調子に乗るな。お前なんて、洗脳する価値もないだけですよ」
 
中沢「いいえ、洗脳されてますよ。沙々さんの本当の魅力にね!」
 
沙々「……バーロー///」

ほむら「見た目は子供、頭脳は大人……その名は暁美ほむら!」

QB「君は一ヶ月をループするけどあっちは季節がループしてるね」

ほむら「ちょっとやめなさいよ」

QB「多くの人々がコナンの行く先々で死んだわけだけどその点君は格が違う」

ほむら「やめて」

QB「たった一ヶ月、その間に君の繰り返しの先々で、見滝原が壊滅したり数々の世界が滅んだ」

QB「規模は段違いだけど両者歩く死神だね。髪の毛の色も似てる」

ほむら「やめてください」

QB「だけどバーーーローーには少年探偵団やらの友達、頼れる仲間が多いけど君は一人ぼっち」

QB「真実はいつも一つ。その真実をねじ曲げるのが君の目的だ。でもね、いいかい、ほむら?真実はいつも一つなんだよ?」

QB「でももし仮にAPTX4869があったら、あるいはまどかを若返らしてその素質を……ほむら?」

ほむら「」

QB「大変だ!ほむらが息をしてない!いったい誰の仕業なんだ!」

QB「ソウルジェムさえ無事なら完全無敵な魔法少女をどんなトリックで……」

嫌だ……私は……

沙々「負けたくないィィィ!!!」

織莉キリ「「ファッ!?」」

沙々「私は飢えている!渇いている!勝利に!お前らの懐にある勝利を奪い取ってでも!私は……」

織莉子「なんかやばそうね、王宮の鉄壁を発動しましょう」
キリカ「なんかヤバげだね、禁じられた聖杯を伏せるよ」

沙々「」D.D.アサイラントデナカザワクンニダイレクトアタック! ウワー

沙々「い、いや、まだだ……大嵐を引ければオーバーロードフュージョンが発動できる……」

織莉子「マインドクラッシュ引いたわ、早速伏せましょう」
キリカ「お、いいカードだ。フュージョニストキラーを召喚するよ」

沙々「」ナカザワノマシュマロンニコウゲキシテジョガイ! 1400イテェ!

中沢「沙々さん、大嵐引きました」
沙々「おせーんですよ!!」マイクラバーローデ アッー

まどか「見て見て!ちょっと矢の形変えてみたの!」

ほむら「えっと……何で先っぽが曲がってるの?」

まどか「だってバールだから」

ほむら「え?」

まどか「どこかの魔法少女も杖の代わりにバールを使ってるって聞いたから私も試してみようかなって」

ほむら「いろんな過程をすっ飛ばしてるような……」

まどか「英語で言うとbar」

ほむら「バー」

まどか「bar arrow」

ほむら「バーアロー」

まどほむ「……ハッ!」

まどほむ「バーロー!」

ピシ ガシ グッグッ

なお攻撃には不向きだった模様

織荊子「」(犠牲トナッタノダ)

マミ「犯人は密室内でお決まりのパターンで事に及んだと」

ほむら「…んん?…ペロッ…!ッ……これは、青酸カリ!!」

杏子「どれどれ?……ペロッゴクン……これは、青酸カリ!!」 さやか「嫌々もう判明してるから」

まどか「………ねぇ、飲まなかった?青酸カリ?」 一同「」

杏子「ヤっちまった…口に入れたからついつい……ゴフッ」 さやか「ワニか何かかあんたは」

QB「因みに殺人に不向きだけど即効性は高いらしいよ、ついでにその時のバーローが舐めたのは 麻薬だよ」 杏子「」(犠牲トナッタノダ)

まどか「きっ杏子ちゃん!!こんなのって、こんなのって……」 ほむら「もう二人も……犯人、貴方は必ず捕まえる!!祖母の名に賭けて」


黒い人(沙々) (あれ? 捕まる気ないけど 余罪追加されてね?)




ほむら「転校生の暁美ほむらです(この辺はいつも通りね)」チラッ

さやか「転校生かぁどう思うまどか?」

まどか「え?どうってその」

コ○ン「何だ?どっかで見たことでもあるのか?」

まどか「えっその」

さやか「おっ図星か?流石コ○ンだね」

ほむら(……誰!?)

 −−−−−

ほむら「そろそろまどか達にQBが接触しようとするはず、何とか阻止しないと」ジャキッ

コ○ン「随分と物騒だな」

ほむら「なっ!?あなたいつの間に!?」

コ○ン「鹿目に向ける視線、態度、忠告、そのどれもが普通じゃない、それで気になって尾行していたんだけどね」

ほむら「尾行?なら何故声をかけたの?自分からばらしてどうするつもり?」

コ○ン「鹿目に言った言葉、そして今の言葉、どちらも真実だとしたら、君は鹿目を何かから守りたいんじゃないのか?」

ほむら「……あなた何者なの?」

コ○ン「江戸川コ○ン……探偵さ」ニッ



この時はまだ変な奴、位にしか思ってなかった、まさか彼のおかげでまどかを救えるなんて、思ってもいなかった。



ネクストコ○ンズヒント!

コ○ン「魔法のリボン」


コ○ン「次回はついにあの人が登場!」

バーロー「転校生のバーローです。よろしく」

中村「大変だ!!!上條が死んだ!!!」

バーロー「犯人はあなただ!!フラれた腹いせに殺ったんだ!」

さやか「うあああああああ!!!」

QB「大変だ!!!マミが死んだ!!!」

バーロー「犯人はお前だ!!!このボイスレコーダーにお前が彼女を追い詰めている最中が録音されてあった!!」

QB「ばれたあああああああああ!!!」

杏子「ほむら助けてくれ!あたしの家がなくなった!!!」

バーロー「昨日の大雨のせいだ!!!」

杏子「嘘だそんなことー!!!!」

まどか「私の体操服が無い!あとリコーダー!それに使用済みの××××も!!!」

ほむら「犯人は私よ!」

まどか「ならばよし!」

バーロー「合意のうえならよし!!!」

ワルプル「アハハハハハハハハハハハハハハ」

バーロー「このキック力増強シューズで…!シュゥゥゥーッ!!!」

ワルプル「ヤラレター」

ほむら「さしものワルプルギスも死神には勝てなかったってわけね…」

まどか「とりあえずみんなをもとに戻すために契約したよ」

ほむら「うわああああああああ!!!!!」

ほむら「某名探偵が使用しているサッカーボール付きの脚力を強化する靴を手に入れたわ」

まどか「ほむらちゃん、魔女が」

ほむら「早速使ってみましょう」

ほむら「せやああああああ!」ドカッ

魔女「ギャース」

ほむら「ふぅ」ファサ

さやか「勝ち誇ってるとこ悪いけどあんた結構可愛い下着穿いてるのね」

ほむら「……!」

まどか「スカートなのに全力で蹴ったらそうなるよね」

ほむら「///」

キリカ「すまない遅れた、投票時間は23:45まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

>>678

織莉子「結果発表です」

>>683 2票
>>681 1票
>>678 1票

キリカ「バーwwwローwww、>>683さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

日本語

織莉子「次のお題は【ワルプーの世界ぶらり旅】、投稿時間は今日の23:00までです」



QB「皆さんこんにちは、今週も始まりました、ワルプーの世界ぶらり旅、今週はどこに行ったんでしょうか?早速みてみましょう」

 −−−−−

ワルプルギスの夜「キャハハハハ」ドカーン

QB『おや?これは現在ではないね、どうやら過去にいるみたいだ』

魔法少女1「この町は!アトランティスは私達が守る!」

魔法少女「あんたなんかやっつけちゃうんだから!」

ワルプルギスの夜「キャハハハハ」ドカーン

QB『なる程、ここは一般的に伝説の古代文明と言われる、アトランティスだね、この様子だとワルプルギスの夜が優勢みたいだ』

魔法少女1「くうっここまでなの?」

魔法少女2「もうグリーフシードが」

ワルプルギスの夜「キャハハハハ」ドカーングラグラグラ

魔法少女1「何?ワルプルギスの夜がひっくり返って」

ワルプルギスの夜「キャハハハハ」カッ

魔法少女2「きゃあああああ!」パリーン

魔法少女1「きゃあっ」ドサッ

ワルプルギスの夜「キャハハハハ」ドカーン

魔法少女1「待てワルプルギス……、私はあなたを」ガクッ


モブ1「うわっ何だ?」

モブ2「そんな嘘だろ?町が……島が沈んでいく」

ワルプルギスの夜「キャハハハハ」ドカーンドカーン

 −−−−−

QB「なる程ね、アトランティスの沈んだ原因はワルプルギスの夜だったんだね、さて今週はここまでです、来週はいったいどこに行くんでしょうか?今から楽しみです、では皆さんまた来週」




ワルプルギスの夜「キャハハハハ」

QB「お疲れ様ワルプルギスの夜、来週のロケ地は見滝原だよ」

ワルプルギス《はい、そんなわけで今回の『ワルプーの世界ぶらり旅』の舞台は日本の見滝原だよ!》

使い魔《わーい、日本だー。ゲイシャ、フジヤマ、テンプラー》

ワルプルギス《みんな迷子にならないでねー》

使い魔《はーい》

ほむら「今度こそ決着をつけてやる……!!」

使い魔《ワルプーさまぁー、なんかコワい顔の女の子がこっちをにらんでますー!》

ワルプルギス《えっ? どれどれ……って、やだっ……あの子ものすごく私の好み///》

ワルプルギス《天使……ううん、女神だわ!》

使い魔《一目惚れですかー?》

使い魔《ひゅーひゅー! 告白しちゃいなよー》

ワルプルギス(結婚しよ)

使い魔《テレパシーじゃダメですよー、ちゃんと人間にも分かる言葉じゃないとー》

ワルプルギス《そ、そうだよね! 大丈夫、こんなこともあろうかと日本語の勉強はしてあったの!》

ワルプルギス《よーし、まずは……笑顔でフレンドリーに……》

ワルプルギス「キャハハハハ!!」(訳:はじめまして!)

ほむら「!?」

ワルプルギス「キャンハハハ! キャハハ、キャハキャハンハハハハ!!」(訳:こんにちは! 今日は良いお天気ですね!)

ほむら「くっ、余裕の笑いってこと……!? 舐めないで!!」

使い魔《ワルプーさまぁー、女の子がものすごく怒ってますー!》

ワルプルギス《そんなぁ……日本語ってむつかしいなぁ》

<というわけで今回も始まりました『ワルプルギスの世界ぶらり旅』>

<早速ワルプルギスさんを……>

<ワルプルギスさーん?>

ワル夜「……」

<何でまだ家にいるんですか?>

ワル夜「だって最近暑くって何をやるにもだるいんだもん」

<そんなこと言わずに旅に出て下さいよ>

<今日はオーストラリアですよ>

ワル夜「何でわざわざそんな暑いところに行かなきゃならないの?クーラーの効いた涼しい部屋でのんびりしたい気分なんだけど」

<あなたが出掛ければ世間的には割と涼しくなるんですけどね>

ワル夜「もうほんとだるい……このまま引きこもってたい……」

<……>

<えー、ということで今回をもって『ワルプルギスの世界ぶらり旅』は打ち切りとなりました>

ワル夜「じゃあもう外いかなくていいの?やったー!」

<代わりに引きこもりニートになったので、次回から『ワルプーの世界ぶらり旅』を始めます>

ワルプー「別にプーじゃないし!それに結局旅しなきゃならないんじゃん!」

<それでは皆さままた次回お会いしましょう>

ワルプー「グーグルアースでいい?」

<駄目です>

>>700
本当だ今気づいた。

《さて、今週も始まりました。ワルプーの世界ぶッ——》

さやか「ぶっ? ぶっ、何だ……ちょっと、ほむら」

ほむら「悪いわね。タイトルが不吉だから変えさせてもらったわ」

さやか「それは別にいいんだけど。ここあんたの家なわけだし」

《……ひたっ……ひたっ……離れの方から、微かに、足音が……》

さやか「けどさ、この番組の方がよっぽど不吉なんじゃ……」

《……するとそこで……契約してよ……契約してよ……声が、耳元でして……》

さやか「う、うおっ……」

ほむら「……」

さやか「……うぅ、おおうっ……おう……」

ほむら「ねえ……あまりくっつかないでもらえる。トドかアシカにでも抱きつかれているみたいで暑苦しいのよね」

さやか「し、失礼ね。あたしそんな丸くないわよ。だいたい何でこんな番組かけてるのさ。あれか、あたしへの遠回しな嫌がらせかなにかか?」

ほむら「いいえ、それもあるけれど違うわ」

さやか「あるのかよ」

ほむら「いつか仁美が言っていたことを思い出したの。怖い話を聞いているときの貴女の反応が面白いって」

さやか「仁美のやつめ。よりによってこいつに人の弱点をリークするなんて。よし、明日会ったら」

《……助けて……僕を助けて……助け……》

さやか「……う、あ、あぁ……」

ほむら「……」

《おわかりいただけただろうか……。では、もう一度……右上にいる人物の……》

さやか「……か、か、髪が……」

ほむら(確かに面白いけれど、密着しすぎて暑いわね……)

ゆま「時間になったよ、投票は23:40まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

キリカ「結果発表だよ」

>>699 2票

ゆま「>>699さん優勝おめでとう!」

次のお題 安価下

まどか×かずみ

織莉子「次のお題は【まどか×かずみ】、投稿時間は明日の23:00までです」

弱ったなかずマギ見たことない

まどか「あっ! パパ見て! ノラかずみちゃんが倒れてる!」

かずみ「おなか空いたよー……ぐすん」

パパ「本当だ、可哀想に……」

20XX年。日本では『ノラかずみ』が社会問題となっていた。

かずみクローンを大量生産したプレイアデス聖団が、
かずみの面倒を見きれなくなってそこら辺に不法投棄したのが原因だった。

野生に返ったノラかずみは繁殖を続けて個体数をどんどん増加させており、
野山の生態系への影響も懸念されている。

まどか「ねえパパ! この子ウチで飼っちゃダメかなっ?」

パパ「ちゃんと責任を持てるかい? 命を預かるっていうのは大変なことなんだよ?」

まどか「大丈夫! ぜったい大切にするよ!」

パパ「よし、それなら良いよ」

まどか「わあい!」

まどか「かずみちゃん! 今日から貴女はウチの子だよ!」

かずみ「ホント!? やったあ!」

かずみ「トッコ・デルマーレ!」グチャー!

かずみ「リーミティ・エステールニ!」ちゅドーン!

マミ「素晴らしいわ昴さん! とってもカッコいい技名よ!」

かずみ「そ、そう? えへへ……なんか照れちゃうな」

まどか「……むー」

まどか「ね、ねえマミさん! 私も技名を考えたんですけど!」

まどか「ハイパーまどかビームってどうですか!?」

マミ「え……」

マミ「ああと、その、なんていうか幼稚……あ、いや、こ、個性的だと思うわ……」

まどか「ううう……」

まどか「か、かずみちゃん! 次は負けないんだからね!」

かずみ「ふえっ?」

まど神「……ごめんね、かずみちゃん。私の願いが、貴女の存在をなかったことにしてしまった」

まど神「本当に、本当にごめんなさい……」

かずみ「ううん、いいんだよ」

かずみ「魔法少女の悲しい仕組みを否定することは、わたし達プレイアデスの願いでもあったんだもん」

かずみ「だから、その願いが叶うなら、わたし一人が消えちゃうくらいどうってことないよ!」

かずみ「むしろ、感謝してるんだよ? わたし達に出来なかったことを叶えてくれて!」

まど神「かずみちゃん……」

かずみ「……でも、一つだけ……一つだけ、ワガママを言ってもいいかな」

かずみ「プレイアデスのみんなが導かれる時が来たら……そのときは、わたしも一緒に────」





海香「っ……いよいよ、私もここまでね……」

海香「プレイアデス聖団も私で最後……皆、いま私もそっちに行くわ……」

『────おつかれさま、サキ!』

海香「え……?」

海香「あ……嗚呼……貴女は……!」

『チャオ、迎えに来ちゃった!』

『って……えと、わたしが誰だか、わかる?』

海香「もちろんよ、わかるに決まってるじゃない」

『えへへ……ありがとう、海香!』

海香「ふふ……まさか、最期に貴女に会えるなんてね……」

海香「神さまも……なかなか、粋なことするわね……」

『ふふっ。さあ、行こう? みんなも向こうで待ってるよ!』

海香「ええ、行きましょうか……」

「かずみ────」

まどか「かずみちゃんと同盟を組みました!」

かずみ「新チームの結成だよ!」

マミ「まあ、それは素晴らしいわね! じゃあこれからは協力して魔女退治を……」

まどか「ちなみにマミさんは同盟に入る資格はありません!」

マミ「ええっ!?」

かずみ「里美もダメだからね!」

里美「えっ……そ、そうなの? どうして?」

織莉子「成る程、主人公同士の同盟ということですね?」

織莉子「なら私も同盟に入れ……」

まどか「ブブーッ、織莉子さんも同盟には入れません!」

織莉子「そ、そうですか……」ションボリ

かずみ「ちなみに同盟の他のメンバーはコチラ!」

ほむら「……私も同盟の一員よ」ファサ

みらい「ボクも同盟員だよ!」

マミ「あっ……」

里美「そういう集まりなのね……」

みらい「哀れんだ目で胸を見るなぁっ!」


玄関に置かれた大きなトランクを開けると、女の子が入っていました。

わたしはトランクを閉じました。それはついさっき仕事から帰ってきたママが置いていった物なんです。

前後不覚に酔っていたママをパパが家の中に連れて行ったので、わたしはママにそのトランクの事を聞けませんでした。

それでわたしはトランクを開けてみると、中には裸の女の子が体を丸めて入っていたんです。

きっと今のは何かの見間違えなんだ。そうに決まっていると思って、もう一度トランクを開けてみました。

わたしと背格好が同じくらいの長い髪をした裸の女の子が入っていました。

慌ててトランクを閉じましたが、きっと保健委員の仕事で疲れていて見えもしないものを見てしまったんだ。

そう思い直したわたしは、改めてトランクを開けてみました。

するとそこには裸の女の子が入っているんです。

わたしは咄嗟にトランクを閉じましたが、きっと目の錯覚か何かに違いない。

最近あまりに非日常的な出来事が身の回りで立て続けに起きたせいで疲れが溜まっているんだ。

そう思い直して再びトランクを開けました。

するとそこには裸の女の子が静かな寝息を立てて眠っていたんです。

驚いたわたしは気がつけばトランクを閉じていましたが、気のせいだと思い直して再びトランクを開けると。

やっぱりそこには裸の女の子が微笑みながら眠っているんです。

思わずトランクを閉じてしまいましたが、きっと錯覚に違いない。

最近夜遅くまで魔法少女になったときのための自分設定ノートを書いたりなんかしてて、あまりよく寝れていなかった気がするから。

わたしはそう思い直して、再びトランクを開けてみました。

やっぱり裸の女の子が眠っているんです。

思わずトランクを閉じたわたしでしたが、これは何かの間違いに違いないんです。

疲れているから見えもしない裸の女の子が見えたのだと思い直してトランクを開けるとそこにはなんと裸の女の子が……。

再びトランクを閉じてみると、驚いたことに女の子はいなくなりました。

……。

もしかしたら、マミさんの家で出された紅茶、もしくはケーキには幻覚を伴う覚醒作用があったのかもしれない。

わたしは小刻みに震えだした手を伸ばして、再びトランクを開けてみました。

そこには、わたしの知らない女の子がいました。

その子は天使のような微笑みを覗かせて、とても幸せそうに眠っていたんです。

ほむら「この時間軸のまどかはサッカー選手だったわ」
 
まどか「アルティメットまどかオーバーヘッドシュート!」
 
さやか「すごーいまどか! カズみたい」

かずみ「まどか!このイヤリングを!!」ヒュッ

まどか「え!?つ、着ければいいの?」

カオル「おい、あれかずみのソウルジェムなんじゃないのか!?」

かずみ「ポタラだよ」

まどか「え」

カッ

???「「やったー!合体できたよ!」」

ほむら「な、そんなことが……」

海香「黒髪でツインテール、上半身はふわふわなのにスカートが短くてちょっとちぐはぐ……」

マミ「鹿目さん…?いえ、誰…?」

???「「んー、そうだなぁ……まどかとかずみが合体して」」

???「「合体して……」」

???「「まどみ?かずか?」」

???「「んー、なんかしっくりこないなー」」

ワル夜「キャハハハハハアーハハハハハ」

さやか「名前なんかいいから早くあいつなんとかしてー!」

かずみ「ねえサキ、ほむら! 聴いて聴いて!」

まどか「わたし達すごいこと思いついたんだよ!」

サキ「うん? 何だ?」

ほむら「すごいコトって?」

かずみ「うん、あのね! まどかとかずみ、わたし達2人を合わせて……」

まどか「『マドカズミクス』っていうのはどうかなっ!」

かずみ「なんだかとってもカッコいいでしょ!」

サキ「…………」

ほむら「……え? それで?」

かずみ「?」

サキ「その、マドカズミクスって言葉にどんな意味が……あるんだ?」

かずみ「別に意味はないよ!」

まどか「響きが良いよね、マドカズミクス!」

ほむら(おろかわいい)

サキ(おろかわいいな)

かずみ「ほ、本当に……? 本当にわたし達もまどオンに出演できるの……!?」

まどか「うえひひ、もちろんだよ」

まどか「ただし、その代わりに……分かるよね?」

かずみ「う、うん……」

まどか「物分かりの良い子は好きだよ、うぇひっ!」

まどか「さあ、早く服を脱いで。こっちにいらっしゃい」

かずみ「はい……」

しゅるり……



こうしてかずみはまどオンへの出演権利を手にした。

その代償として……彼女はもう、無垢な少女には戻れなくなったのだった……。

ゆま「あれかきこんだつもりだったのに?投票は23:50までー」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

書いてて迷走した

かずみ「十字架を投影して」

まどか「矢に変換して放つ、というのを考えたんだけど」

ほむら「the world(私だけの時間だぜ)ホムホムホムホムボムボムボムボムーーーーーー!!」ポイポイポイ

杏子「幻覚(ホワイト スネイク)」

織荊子「予知(エピタフ)……やはりな」

二人「主人公は地味なのがトレンドなのか」

>>723
おっぱい

ところで>>724ってなんか元ネタがあったような気がするんだけどなんだっけ

かずみ「じゃあ>>1さんの代理で勝手に集計結果!」

>>729 2票

>>723 3票

>>725 1票

>>724 2票

かずみ「優勝は>>723さん!おめでとう!」

かずみ「お題は安価下だよ」

かずみ「お題は枕にけってーい!」

かずみ「投稿時間は明日の23:00までだよ、よろしくね!」

2票も貰えて有り難い

>>741
元は生首が冷蔵庫に入っていたっていう七年前のコピペです
何故今になって思い出したのか自分で自分がよく分からない



さやか「うーん眠い」ウツラウツラ

ほむら「まだ始めたばかりよ?もう少し頑張ったらどうなのかしら?」

さやか「分かってるけどさ、勉強してるとどうにも眠くて」フアァ

ほむら「まったく……自分から言い出したくせに、仕方ないから少しだけ仮眠をとってきなさい、布団の場所は分かるでしょ?」

さやか「分かった」モゾモゾ

ほむら「……何でこっちにくるのかしら?」

さやか「枕忘れてきちゃって、それでほむらにその……膝枕なんてしてもらえたらなって」

ほむら「……はぁ、ほら早くしなさい」ポンポン

さやか「ありがとうほむら、……あーこれはいいや、すぐに眠れ……すぅ」スヤスヤ

ほむら「相変わらず寝付きが良いわね、さて私も勉強しないと、……どうかしたのまどか?」

まどか「ううん……何でもないよ」

ほむら「そう?それにしてもさやかったら、自分から泊まり込みでテスト勉強がしたいって言ってたのに、何で一番にダウンしてるのかしらね」ツンツン

さやか「すぅ……すぅ……うーん」スヤスヤ

ほむら「まったくいつも通り無防備な寝顔してるわね、……まどか?やっぱり何かあるのかしら?」

まどか「別に……何でもないよ」

ほむら「そう?でもまあいつもよりは進んでるかしらね」ペラッペラッ

さやか「うーん……ほむらぁ……すぅ」スヤスヤ

ほむら「いつもよりは期待できるかしら?早く全教科平均点以上とって頂戴ね、……気分が悪いなら休んでていいのよまどか?」

まどか「大丈夫だよ……何でもないから」

ほむら「本当に大丈夫なの?強がってるようにしか見えないけど」

まどか「うん大丈夫だから、気にしないでね」

ほむら「……分かったわ、それにしてもさやかったら、膝枕して欲しいなんて、……枕忘れたのわざとじゃないでしょうね」グニグニ

さやか「うーん……ほむら……うーん」

ほむら「……まったく、どんな夢見てるんだか」

まどか(これいつまで続くのかな?)

よく見たら八年前だった、古いな

>>747
あー、生首のやつか。サンクス。

ところでよく見たら昨日の投下、10作品中6作品が同一IDでワロタ

まどか「私の枕はアニメ1話で「夢オチ〜」って言いながら抱いてるやつだよ。お父さんが洗濯してくれるからあったかくてフカフカなんだ〜♪」
 
ほむら「いうまでもなくまどかの抱き枕よ。写真一枚につきひとつ、そろそろ自分でも何個作ったのかわからなくなってきたわ」
 
マミ「おとうさんとおかあさんの写真入りの枕。夢の中だけでも会えると幸せなの」
 
さやか「私も恭介の写真が入って……いた。今はなにも入ってないただの枕よ」
 
杏子「米とレトルトカレーと乾燥野菜が入ってる。カンヅメとビーフジャーキーと着火材が入ってるのもあるぞ」

ほむら「私が枕営業すればまどかを魔法少女に勧誘しないのね?」

QB「そうだよ、まあ、せいぜい頑張るんだね」

沙々「ウーン … ウー グググ …あーっ!眠れねぇなあ畜生!」

中沢「わわっ、どど、どうしたんですか沙々さん突然?」

沙々「あーですねえ、ったく、お前のお袋さんが私の枕を勝手に洗濯しちゃったでしょう。私、枕変わると眠れないんですよ」

中沢「そ、そう言われても。でも、寝ないとストレスでソウルジェムが濁りますよ」

沙々「わかってますよ、いらない心配です。ああめんどくさい!おい中沢、足貸せ」

中沢「へっ?うわっ!さ、沙々さん!?」

沙々「あんましいい感触じゃないけど安物の枕よりはマシですね。じゃ、朝までお前の足借りるから、動いたらぶっ殺します、よ…グー…」

中沢「ど、どうしよう////」


翌日

和子「はい中沢くん、卵焼きは…アレ?」

中沢「ZZZzz…………(* ̄∀ ̄*)」

ほむら「胸枕」

さやか「は?」

ほむら「さやかの胸枕を所望する」

さやか「なんにでも枕つければいいもんじゃないよ」

ほむら「ほむほむはさやさやのおぱーいに頭を埋めたいのよ愚弟」

さやか「大丈夫? やっぱり頭打った?」

ほむら「打ってないわ」

さやか「じゃあクスリ?」

ほむら「ダメ絶対。大丈夫よ、一階分転げ落ちた程度うふ、うふふふ」

さやか「どう考えても打ってはいけない場所打ってるよね」

ほむら「見てさやか。私、紅赤朱だったみたい」

さやか「凄い出血で髪が染まってるだけだよね」

ほむら「ほら、保健室のベッドの枕もこんなに赤く」

さやか「せんせーい! 救急車要りまーす!」

ほむら「全てが赫い——これが——"世界"か——」

さやか「型月みたいなのやってないで気合いれて血を止めなさいよ」

ほむら「血って結構ぬとぬとしてて気持ちいい」

さやか「駄目だ……」

杏子(ああ、しくじった……ソウルジェムに、掠っちまった……)

杏子(体が、ぴくりとも動かせない……これ、確実に死んだよな……)

杏子(……)

杏子(でも……こんなあっさりした最期も……悪くない、か……)

杏子(……)

杏子(……空が、青いな……)

まど神「……」

杏子(……)

まど神「……」

杏子(……誰だ、この子……)

まど神「……」

杏子(綺麗な白いドレス……それに、翼が生えてる……)

まど神「……」

杏子(もしかして、天使なのかな……迎えにきたのか、あたしを……)

まど神「……」

杏子(……)

まど神「……」

杏子(周りをぐるぐる廻って……すごくこっち見てる……)

まど神「……」

杏子(……)

まど神「……」

杏子(おい、何か言えよ……あたしもう一言も喋れないんだって……)

まど神「……」

杏子(ん、どうしたんだ……頭の傍に屈み込んできて……)

まど神「……」

杏子(……なぜか膝枕された……何の意味があるんだ、これ……)

まど神「……」

杏子(そんな満面の笑顔で見つめられても、困るんだけど……)

まど神「……」

杏子(……)

まど神「……」

杏子(何か、眠くなってきたな……これで、ほんとのほんとに終わり、か……)

まど神「……」

杏子(……そういえば……マミのやつが、前に言ってたっけ……魔法少女は……)

まど神「……」

杏子(……えん……えんか……何だっけ……宴会に、導かれ……)ガク…

まど神「……」

まど神「また間違えられてた……」グスン

キリカ「すまん遅れた、投票時間は23:45まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

かずみ「>>1さんがお疲れの様子なので勝手に代理進行しちゃうよ!」

カオル「結果は以下の通り!」

>>753 2票
>>748 1票
>>754 1票
>>755 3票

海香「優勝は>>755さん、おめでとう!」

カオル「あたしも宴会に導かれたいよ」

かずみ「次のお題は安価下!」

海香「日付け変わってIDも変わってるのでどなたでもどうぞ」

かずみ「次のお題は【熱中症】だよ!」

カオル「今年の夏も暑くなりそうだなぁ」

海香「投稿時間は明日の23:00まで。振るってご参加ください」

かずみ「今気付いたけど、日付け変わってるから今日の23:00が正しいんじゃ?」

海香「……細かい事は気にしない」

カオル「いや、細かくないと思うけど」

かずみ「ということで、正確には今日の23:00までだよ!お間違えのないように!」

まどか「熱中症には気をつけないといけないよ!」

ほむら「…えっ?ごめんなさい、もう一度言ってくれないかしら」

まどか「うん、熱中症には気をつけようねって。大丈夫?もしかして熱中症?」

ほむら「ねっ…ちゅうしょう?」

まどか「ねっちゅうしょう。ほむらちゃん……ほんとにだいじょ」

ほむら「…!」

まどか「えっ、あれ?なんでほむらちゃん…って近い!顔近いよほむらちゃん!ほむらちゃんは距離オンチじゃないよね!?あっ、こんな明るいうちかr」

二人は幸せなキスをして終了

キャスター「ニュースをお伝えします」
 
キャスター「本日午前11:00ごろ、見滝原市立見滝原中学校にて、生徒二十五名がいっせいに体調の不良を訴え、病院に搬送されました」
 
キャスター「症状は熱中症によるものと見られ、現在十二名が意識不明の重態。また、七十五名に軽い脱水症状が見られ、病院で治療を受けています」
 
キャスター「警察の発表によりますと、同校におきまして空調システムのエラーが見られ、一時的な冷房の停止があったもようです」
 
キャスター「この学校は、全面をガラス張りにしました前衛的な設計で話題を呼びましたが、空調の故障により学校全体が巨大なビニールハウス状態になったものと見られています」
 
キャスター「これを受けまして、市の教育委員会は同校の閉鎖を決定、空調の全面点検をおこなうことに決定しましたが、生徒の安全性に関しまして、問い合わせが殺到しているとのことです」
 
キャスター「では、次のニュースです」

さやか「熱中症対策にはスポーツドリンク!」

さやか「早速いただきまーす!」ゴクゴク

さやか「ぷはーっ!」

さやか「まずい!もう一杯!!」

さやか「って青汁じゃんこれ!!!」



先生「皆さん、倒れたらマズいのは、日射病と熱中症どちらですか?はい!中沢君!」

中沢「えっとどちらの場合もマズいと思います」

先生「その通り!どちらでもよろしい!女子の皆さんは倒れた理由を一々気にして、応急処置を忘れるような男には捕まらないように!
男子の皆さんもそんな役に立たない男には、ならないようにしましょう!」


さやか「またダメだったみたいだね」ヒソヒソ

まどか「何でだろうね?」ヒソヒソ

ほむら(話の内容からして、先生が倒れたのかしらね)


先生「ちなみに今回は熱中症でしたが、皆さんもならないように気をつけましょう」

さやか「そっちが後回しかよ!……いやまあ構わないけど」

さやか「ねっ、ちゅぅ、しよ?」

ほむら「……する」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

ほむら「まどかの抱き枕になる事に成功したわ」

ガチャ

ほむら(まどかが来たわ)

まどか「あれ?大きい抱き枕だ、パパが買ってくれたのかな?」

まどか「早速抱いてみよっと」ギュッ

ほむら(ああ、まどかの感触が)

まどか「本物の人を抱いてるみたいで気持ちいいかも……Zzz」

ほむら(まどかの寝息可愛いわ!)

まどか「ほむら……ちゃ……Zzz」

ほむら(さて、暑くなってきたからそろそろ脱出……)

ほむら(やば、チャックが背中側で開けられないわ)

ほむら(暴れたらまどかを起こしちゃうし……)

ほむら(ああ……何か意識が遠く———)

——朝——
まどか「ふあぁ、よく寝たぁ。抱き枕でいつも以上に熟睡出来たよぉ」

まどか「って、カバーがビショビショ。洗濯しなきゃ」ジー

まどか「ほむらちゃん!?」

ほむら「」

ピーポーピーポー

(´・ω・`)
>>773

沙々「織莉子さん、お昼いっしょしましょ!」
 
織莉子「ええ、沙々さん」

 
 
沙々『くふふふ、美国織莉子に魔法をかけて友人だと思わせることに成功したですぅ。呉キリカはぶっ潰しましたし、このまま隙を見てこいつも潰して、この縄張りはいただきですよ』

 
 
沙々「まったく!みんなイジワルですよね。前は織莉子さんに取り入ろうとしてたくせに、急に手のひら返すなんてひどいですよぉ」

 
織莉子「仕方ないわ、父はそれだけのことをしたんだもの。それにしても、今日は暑いわね」
 
沙々「そうですねぇ、なんでもダブル高気圧なんだそうで。アレ?なんか、頭が痛い……レ?吐き気が、おぇぇぇ」
 
織莉子「沙々さん?大変!すぐに涼しいところに」
 

沙々「うぅ、苦しいですぅ……」
 
織莉子「熱中症ね。急に暑くなったから体がついていかなかったのね。しばらく横になっていたら治るわ」
 
沙々「すみませんですぅ……膝枕までさせて、織莉子さんにご迷惑おかけしてしまいました」
 
織莉子「気にしないで、それよりゆっくり休んで」

沙々「織莉子さんの膝枕、気持ちいい、で、すぅ……」クークー

織莉子「あら?眠ってしまいましたか。あれ?沙々さんって、誰でしたっけ」


キリカ「織莉子!そいつから離れて」
 
織莉子「キリカ、大丈夫よ。彼女がかけた魔法はもう切れてるわ」
 
キリカ「えっ?だったら、どうしてそいつをそのままにしてるんだい?そいつは、私たちを始末してこの街を奪おうとしてるんだよ」
 
織莉子「でしょうね。この子、つい最近魔法少女になったばかりで自分の力に自惚れているようだったもの。私たちと彼女が戦う未来をさっき見たわ」
 
キリカ「だったら……」
 
織莉子「落ち着いて、真っ向戦えば私たちの敵じゃないわ。でも、戦えばこの子は死ぬ……この子は、まだ魔法少女の真実を知らないから、どのみち耐えられないの」
 
キリカ「じゃあ、どうするんだい?とりあえず織莉子の膝枕を独占ってだけで許せないんだけど」
 
織莉子「話し合ってみるわ。私の予知がなにかの役に立てるなら、少しでもその可能性を試してみたい。それに、彼女も私たちと同じインキュベーターの犠牲者よ」
 
キリカ「わかった。織莉子が言うなら、私は従う。けど、こいつが織莉子に手を出そうとしたら、潰すよ」

織莉子「ありがとうキリカ。一応、ソウルジェムは取り上げてあるから大丈夫よ。あら?目を覚ましそうね」

沙々「うぅん……織莉子、さん……と、ええぇ!?」

>>778
この潔さがいい、さやほむ。

ゆま「結果発表だよ」

>>778 3票
>>773 1票
>>775 1票

織莉子「まさにアイディアの勝利!>>778さん優勝おめでとうございます」

次のお題 安価下

>>775

メタルヒーロー

悩んでたら時間来てたとか

ゆま「次のお題は【メタルヒーロー】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

さやか「ねぇ」

ほむら「何?」

さやか「あたしの体で肉焼かないでよ」

ほむら「焼いてほしそうな体してるから」

さやか「好きでこうなったわけじゃないよ!」

ほむら「いいじゃない、アイアンサヤカみたいで。アベェンジャーズに出れるわよ」

さやか「良くないし出たくないよ! 全くあの魔女……なんつー状態異常を……」

ほむら「ま、昼間はどうせ隠れてて見つからないんだし」

さやか「あたしがマホカンタ使えれば」

ほむら「向こうは最初から金属の塊じゃない」

さやか「ぐぬぬ」

ほむら「さやかのここ熱くて硬くなってる」

さやか「そういう言い方をするんじゃない」

ほむら「凄く焼けるわ」

さやか「あたしにも食わせろ」

ほむら「はい、あーん」

さやか「……口が開かねぇ!」

ほむら「残念でした」

さやか「くそぅ……」



ほむら「ループを抜け出す為の何かが欲しい、何か新しい事が」ブツブツ

ほむら「ダメね……、何も思い付かないわ、気分転換にテレビでも見ましょう」ピッ

ほむら「ちょうど何か始まったわね、……一昔前の特撮かしら?」

 −−−−−

ほむら「……これよ、これだわ!そうと決まれば早速開発を!」

 −−−−−

ワルプルギスの夜「キャハハハハハ」

ほむら「この時を待っていたわ、いくわよワルプルギスの夜!とうっ」バッガシンガシンジャキーン

まどか「ほむらちゃんの姿が変わった!」

さやか「何?あの変なメタリックスーツ」

杏子「前に言ってた切り札って奴か、面白いじゃん」

マミ「……」

ホムリリー「今の私はもう、ただの魔法少女じゃない!
メタルヒーローの魔法鋼女ホムリリーよ!
覚悟しなさい!ワルプルギスの夜!」ドガーンズガーン

まどか「すごいよほむらちゃん!」

さやか「ワルプルギスの夜を押してる!」

杏子「こりゃあいい勝負になりそうだな」

マミ「……」

まどか「マミさん?どうかしたんですか?」

マミ「……い」ボソ

まどか「え?」

マミ「暁美さん格好いい、私もあんなスーツが欲しいわね」キラキラ

ま・さ・杏「「「……」」」

マミ「私だったら……、魔法鋼女キャンデロロって所かしら?
美樹さんは……魔法鋼女オクタヴィア、佐倉さんは魔法鋼女オフィーリアなんていいわね
そうだわ!せっかくだし4人合わせて魔法鋼女カルテット!とかもいいわね」キラキラ

まどか「頑張ってほむらちゃん!」

さやか「勝てる!勝てるよ!」

杏子「なあマミ、悪いけど私は着ないからな」

マミ「え?そうなの?それは残念ね」

ホムリリー「というか……早く援護してちょうだい!」

君の青春は輝いているか
http://www.youtube.com/watch?v=B8pw8ZxEG5w

さやか「ちっぽけな幸せに、妥協してました。負けたと思って負けてました。甘えてました! すいません」

マミ「お友達を裏切って、ほんとうの自分を隠してました。ごめんなさいごめんなさい」
 
まどか「私の運命は、私が切り開くしかないんだね」

杏子「魂をぶつけあい、真実を語るんだぁーっ!」
 
さやか「あんたはメタルダーそのものだね」
 
杏子「お前が思い当たるところ多すぎなんだよ」

ほむら「愛がほしいから、誤解を恐れずに、まどか!ありのままのの私を太陽のもとにさらすわ!」
 
まどか「さらしすぎだから自重して!」

QB「ぼくは反省しないよ。たったひとりの人間の心より宇宙全体のほうが大切に決まってるじゃないか」
 
皆「」ブチッ
 
QB「」

ほむら「癒…着!!」

ほむら「勝負よ、魔獣!」


まど神「暁美ほむらが魔法少女に変装するタイムはわずか0.05秒にすぎない。では、変装プロセスをもう一度見てみよう!」

まど神「彼女が変身しようとすると、まず最初に私の力で彼女の服が弾け飛ぶ!そこを私がまんべんなくぺろぺろ!」

まど神「彼女の体が私のよだれでべとべとになった後、私の魔翌力が込められた聖なるよだれが服になる!」

ほむら「えっ」

まど神「私の魔翌力が込められた魔法装甲はほむらちゃんの魔翌力を味噌っかすから私のレベルまで引き上げ、防御力をスコープドッグからエヴァのF型装備以上のレベルに引き上げる!」

ほむら「味噌っかすて」

まど神「この間わずか0.01秒である!」

ほむら「えっ」

まど神「残りの時間であらゆる角度からほむらちゃんの写真を撮る!」

ほむら「その時間いらないわよね」

まど神「さあ行くんだほむらちゃん!今のほむらちゃんなら魔獣なんかリボルケ…もといレーザーブレードでひと砕きだよ!しかもどんな攻撃でもノーダメ!」

ほむら「…もう少しまともな変身方法はないのかしら」

まど神「あるけど楽しくないからいやだよ!それにこうすればほむらちゃんと一緒に戦えるからね!」

ほむら「じゃあ仕方ないわね」

まど神「仕方ないんだよ」

ゲルトルート「ぐへへへ、お前を薔薇人形にしてやろうか!」

まどか「きゃあ!助けてヒーロー!」

???「待てーい!」シュタッ

???「この世に悪が栄える限り!その存在を許しはしない!メタルヒーローホムラー推参!!」

ホムラー「私が来たからにはもう大丈夫!」

まどか「待って、ほむらちゃんだよね?顔出ししてるし」

ホムラー「大丈夫、メタルな要素あるから」

まどか「あっても駄目だよ!」

ホムラー「ほら、こんなにメタルな重火器の数々——」

まどか「アウト!!」

〜Take2〜

シャルロッテ「チョコになっちゃえー!」

まどか「きゃあ!助けてヒーロー!」

???「待てーい!」シュタッ

???「こ、この世に悪が栄える限り……その存在を許しはしない!めたっ、メタルヒーローマミト推参!!」

マミト「私が来たからにはもう大丈——」バタッ

まどか「なんでいきなり倒れるの!?」

マミト「実はこのメタルスーツ胸のところがキツキツで……」ガクッ

まどか「マミさーーーん!!」

〜Take3〜

ギーゼラ「ぐへへへ、夜の校舎窓ガラス壊してまわろうぜ!」

まどか「きゃあ!助けてヒーロー!」

???「待てーい!」シュタッ

???「待てーい「待てーい「待てー「待てー「待て「待て「待「待「待てーい!」シュタタタタタタタタタタッ

???「この世に悪が栄える限り!その存在を許しはしない!メタルヒーローサクラー推参!!」×10

サクラー「あたしが来たからにはもう大丈夫!」×10

まどか「多すぎるよ!」

サクラー「ヒーローは多勢に無勢が基本なんじゃないのか?」

まどか「それは戦隊物!!」

〜Take4〜

エリー「ぐへへへ、一生お前の脛を齧らせろー!」

まどか「きゃあ!助けてヒーロー!」

???「待てーい!」シュタッ

???「この世に悪が栄える限り!その存在を許しはしない!メタルヒーローサーヤカ推参!!」

サーヤカ「あたしが来たからにはもう大丈夫!やあ!とう!はあっ!!」ドカッバキッ

まどか「……」ソワソワ

サーヤカ「これでとどめだー!!」ズバーン

まどか「……」

サーヤカ「怪我はない?」

まどか「ボケは?」

メタルヒーローも集団戦は基本だぞ
ビーファイターの最終回ではヒーロー9人で戦ったし

ほむら「ふふふ、このメタルブロックがあればワルプルギスも」バキッ

メタルほむら「さあ、やりましょう」カシャンカシャン

ワルプルギス「キャハハハハ」ビシュッ

メタほむ「ふふん、お前の熱線も怖くない」カシャンカシャン

メタほむ「一気に近付いて勝負を決めるわ」カシャンカシャン

メタほむ「ジャンプっ!」

メタほむ「後少しで歯車」シュン

ほむら「に……あ、元に戻」

ワルプルギス「キャハハハハ」ビシュッ

ほむら「きゃああああああ!」

テレビ「Janperson, For Justice!」


沙々「……中沢、私が「地球の肥料になってくれ」って頼んだら、お前死んでくれるか?」

中沢「俺にとって、沙々さんといっしょにいれなくなる選択肢なんてないです」

沙々「バカ///」

ドギュドギュドキューン!
 
魔女「グォォォォッ!!」

ほむら「片付いたわね」

マミ「すごいわね最近の暁美さん、今日も魔女を瞬殺じゃない。なにか秘密があるの?」

ほむら「武器を変えたのよ」

さやか「ほー? そういえば変わった拳銃だなあ。あ、そういえば杏子、あんた最近はATM強盗もやめたそうじゃない。えらいえらい」
 
杏子「ああ、けど最近はやってる宝石盗難事件はほむらのしわざだぜ」
 
さやか「ブーッ! て、転校生あんた何やってんの?」
 
マミ「そうよ、暁美さんといえば米軍相手の武器泥棒じゃなかったの?」
 
ほむら「ディクテイターの弾丸の弾頭に使うルビーがいるのよ」


まどか「説明するよ。ディクテイターとは、ほむらちゃんが自作したほむらちゃん専用銃なの」
 
まどか「弾丸の先端部にルビーを仕込んだスーパーブリットが装填されていて、発射の時にほむらちゃんの魔翌力が加わって、魔女の体も一発で貫くハイパーブリットになるんだってさ」


さやか「しかしどこでそんなすごい武器を?」

ほむら「ちょっと別時空でエイリアンと戦ってたっていう人たちの武器を参考にね」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>800

>>793
これも一つのさやほむか?

何か俺毎日のようにさやほむに投票してるわ、……明日は自分でさやほむ書こう。

キリカ「結果発表だよ」

>>793 3票
>>800 3票
>>798 1票

ゆま「>>793さん、>>800さん、優勝おめでとう!」

次のお題 安価下

織莉子「次のお題は【ミツル 】、投稿時間は明日の23:00までです」

鹿目まどかへの100の質問より
Q74 告白されたことはありますか?
幼稚園のとき、ひよこ組のミツル君に……
て、照れます!

>>816
それ知らん、でも何とか宣言通りさやほむ書いてくるわ。



ほむら「ねえさやか、ちょっと聞きたいんだけど」

さやか「ん?何を聞きたいの?」

ほむら「さやかって告白された事はあるのかしら?」

さやか「残念ながらありません!仁美はラブレター一杯貰ってるし、まどかも幼稚園の時にされたらしいけど」

ほむら「まどかが?幼稚園の時なんて、随分とマセた男の子がいたのね」

さやか「確かミツル君だったかな?それよりもほむらは?」

ほむら「私?もちろんあるわよ、つい最近もね」

さやか「何ー!?一体どこの誰!?」ガタッ

ほむら「そうね……その人はちょっとおバカで」チラッ

さやか「ふむふむ」

ほむら「ちょっと空回りしやすくて」チラッ

さやか「ふむふむ」

ほむら「でも真っ直ぐに前を見る事が出来る人よ」ジー

さやか「ふむふむ……?」

ほむら「そして……私にとって、とても身近な人よ」ジー

さやか「ふむむ……はっ、まさか中沢!?」

ほむら「……訂正するわ、すごくおバカで空気も読めない人よ」ファサッ

さやか「ああっごめんって、そんな呆れないでよー」

ほむら「はぁ……それで分かったのかしら?」

さやか「えっと……誰?」

ほむら「はぁ……」

さやか「ああーほむらー、機嫌直してよー」

ほむら(あなたに決まってるじゃない)

さやか「ほらまどかも何とか言ってよー」

まどか「うん……それよりも、何でさやかちゃんは本人の前で言っちゃうんだろうね」

ほむら「そうね……、今私がして欲しい事が分かったら、許してあげるわ」

さやか「ほむらが?……むむっ……!ほむらこっち向いて」

ほむら「何かしんっ」ムチュ

さやか「んっぷはっ、これでどう?」

ほむら「……何でキスなの?」ジー

さやか「あっやっぱりハズレ?いやーその、私がしたかったから」ハハハ

ほむら「……今日は特別に許してあげるわ」

さやか「やたっ!ほむら大好き!」ギュー

ほむら「もう……暑苦しいじゃない、3分までよ?」

さやか「はーい」

まどか「何からつっこめばいいのかな?」

すまん>>819のトリは忘れてくれ、悩んでたら間違えて付けてもうた。

QB「名前がほしい……それが君の願いかい?」


「……」コク


QB「そうかい……」

QB「契約は成立だ。さあ、受け取るといい。それが君の運命だ」


中沢ミツル「ついに 念願の 名前を 手に入れたぞ !」


中沢ミツル「これで……これできっと上条ぐらいは出番を貰えるはずだよな!」

ほむら「……」

中沢ミツル「……あ、あれ?暁美さん、どうかしたの?」

ほむら「   」

中沢ミツル「えっ……僕が、昔、鹿目さんに告白した……?いっ、一体何の事を言っているんだい?」

ほむら「        」


2 してでも うばいとる


中沢ミツル「な なにをするー!」

マミ「ソウルジェムが魔女を生むなら、魔法少女はみんな死ぬしかないじゃない! あなたも、私も!」
 
めがほむ「ひっ!」

 
 
バキューーーーーン  カッ!  ガキィィン!!

 
 
杏子「なっ!」

 
まどか「ええっ!」
 
マミ「私の弾丸を、はじいた!? 今のは、み、美樹さん!?」

 
 
さやか「飛天御剣流・龍巻閃・木枯」

 
 
杏子「さ、さやか……?」

 
めがほむ「ひ、ヒテン、ミツル、ギリュウ?」
 
マミ「その名は、まさか……美樹さん、あなたは」
 
さやか「そう、私の母方の祖父の苗字は緋村。そして私が、飛天御剣流の現継承者、美樹さやかよ!」
 
杏子「う、噂に聞いたことがあるぞ。あすなろ市の魔法少女の乱をたったひとりで鎮圧し、こないだの黒い魔法少女の魔法少女狩りも止めたって、とんでもない剣使いの魔法少女のことを」
 
まどか「確か、その魔法少女の使ったって流派の名が、飛天……さやかちゃん」
 
さやか「ごめんね、まどか、杏子。言えば必ず心配すると思って……ここはまかせて。マミさんは、私が止めるから」
 
マミ「へえ、あの伝説の人斬り抜刀斎の子孫がこの街にいたなんてね。でも、魔法少女になってしまった以上、みんなそろって死んでもらうわよ!」

さやか「マミさん、今のあなたは錯乱してるだけです。落ち着いてください。魔法少女になったからって、まだ終わったわけじゃありません」

マミ「いいえ! もうなにもかも終わりよ。さようなら美樹さん。いくら伝説の剣客といっても、剣が銃に勝てるわけないじゃない!」

さやか「いいえ、時代時代の苦難から人々を救うこの飛天御剣流に底なんてない!マミさん、生きようとする意志はなにより強い!そのことをあなたに教えてあげます!」

 
 
マミ「ティロ・フィナーレ!!」

 
さやか「飛天御剣流奥義・天翔龍閃!!」

まどか「——でね、ラブレターでなく、直に告白できるようでなきゃ駄目だって」

さやか「相変わらずまどかのママはカッコイイな。美人だし、バリキャリだし」

仁美「そんな風にきっぱり割り切れたら良いんだけど。はぁ」

さやか「まどかは告白されたことあるの?」

まどか「えぇ!?・・・幼稚園の時に一度だけ」

さやか「へぇー、今どうしてんの?名前は覚えてる?」

まどか「ひよこ組のミツル君、引っ越しちゃったから分かんない」

仁美「でもいつか会えるかもしれませんね」

さやか「そうだよ、奇跡の再会をするかもしれないよ」

中沢「みんな何の話してんの?」

さやか「ああ中沢か、まどかが幼稚園の時に告白されたって話」

まどか「ちょっとさやかちゃん!?」

さやか「いいじゃん減るもんじゃないし、教えたって」

さやか「ミツル君ていう子に告白されたんだって」

中沢「へぇー、そういえば俺の名前もミツルだけど」

まどか「えっ!?」

まどか(そういえば2年のクラス替えで同じクラスになって初めて中沢君を見た時どこかで会った様な気がしたんだよね、もしかして。)ジー

中沢「どうしたの鹿目さん、俺の方をジッと見て、俺の顔に何か付いてるの?」

まどか「・・・やっぱり」

さやか「どうしたのまどか、中沢がどうかした?」

仁美「もしかして・・・」

まどか「ううん、なんでもないよ」

まどか「ただ・・・」




まどか「奇跡って本当にあるんだねって、思っただけだから・・・・・・!」


中沢(・・・思い出した、幼稚園の時に鹿目さん・・・いや、まどかに告白したんだ、そして彼女は頷いてくれた
   けどそれからすぐに引っ越しちゃって二年前にまたここに引っ越してきたんだ、今まで忘れていたなんて・・・)


まどか「もしも……もしもだよ?魔法でどんな願い事でもかなえてあげる、って言われたら、どうする?」

ツライトキツライトイエタライイノニナーアーアー

現世とは異なるもう一つの世界、幻界<ヴィジョン>と———

ほむら「魔法少女になるって、そういうことよ」

ボクタチハツヨガッテワラウヨワムシダーアーアー

条理を覆す存在、魔法少女が交錯するとき———

まどか「だって、魔法少女はさ、夢と希望を叶えるんだから!!」



———今までに見たことのない奇跡が起こる

キュゥべえ「ボクと契約して、魔法少女になってよ!」

ほむら「ミツルーーーーー!!!」



劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 「勇気の物語」

COMING SOON !

まどか「ねえほむらちゃん、ほむらちゃんは本当に私のことが好きなのかな?」

ほむら「そんなの、好きに決まってるじゃない」

まどか「それは本当に私なのかな?私は魔法少女としてほむらちゃんを助けたり、ほむらちゃんといっしょに戦った私じゃないんだよ?」

ほむら「でも、あなたがまどかであることに変わりはないわ」

まどか「もしかしたらほむらちゃんにとってはそうなのかもしれないね。でもね、私にとってはほむらちゃんが好きになった私は私じゃないんだよ」

ほむら「違う、違うの。お願い、わかってまどか」

まどか「確かにほむらちゃんは私を魔法少女にしないでワルプルギスを倒すために頑張ってくれた。でもそれは私のためじゃない。別の私との約束があったからだよね」

まどか「ほむらちゃんが見てるのは私じゃないんだよ。私はこんなにほむらちゃんのことが好きなのに、ほむらちゃんの想いは実は私には向いてないんだよ」

ほむら「ごめんなさい、私が何かしたのなら言って、お願いだから…まどか」

まどか「ウェヒヒヒヒヒ…ううん、いいんだよ。これはただの私の勝手な妄想なんだから。でもね、やっぱりほむらちゃんが好きになったのは魔法少女だった私なんだよ」

ほむら「違う、違う、違うの、違うの、違うのよ、私は本当に…!」

まどか「ねえ見て、私のソウルジェム…もう真っ黒だよ…ほむらちゃんに好きになってもらいたくて契約したんだけど…やっぱり駄目だったね」

ほむら「嘘…嘘よ…そんなこと…嘘よそんなこと!!!」

まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん。私が魔女になったらほむらちゃんは最初の時間に戻るから。そういうふうにお願いしたから」

ほむら「うぅ…うっ…違うの…違うの…違うのに…どうして」

まどか「…大丈夫、ほむらちゃんが苦しまないように、ほむらちゃんの記憶は私が持って行くから」

ほむら「え…そんな…勝手に魔法が…嫌!やめて!私は、あなたのことが!!」

まどか「もう限界みたい。じゃあね、ほむらちゃん。Love me truly…戻った先では私を本当に愛してね。」

ほむら「まどかあああああああ!!!」






まど神「Love me truly…らぶみーとるぅーりぃ…らぶ、『ミツル』、りぃ…無理があるよね。こじつけもいいとこだよ」

ほむら「思いついてしまったからにはやるしかないじゃない。それが空耳でも」

ミツル「久しぶりまどか」

まどか「え、だ、誰!?」

ミツル「覚えてないかな?幼稚園の時一緒だったんだけど」

まどか「ミツルくん!?久しぶりだね!」

ほむら「なんちゃって、実は私でした」

まどか「——ッ!う、嘘……」

ほむら「杏子に協力してもらって変装を——」

まどか「ミツルくんの正体がほむらちゃんだったなんて!」

ほむら「ミツルくんの正体はミツルくんだから安心して」

まどか「ほむらちゃんって誰かに告白されたことある?」

ほむら「いいえ、まどかは?」

まどか「わたしは幼稚園の頃にミツル君に、えへへ」

ほむら「絶対ドラマとかの真似よそれ」

まどか「ぶぅー、ほむらちゃんは告白されたことないから僻んでるだけでしょ」

ほむら「だって幼稚園の頃の話じゃない。というか私は学校とかまともに行ってないし……」

ほむら「ちょっと行けたとしても誰も私に接してこないし」

ほむら「だからまどかが接して来た時はとても嬉しかったわ」

まどか「ほむらちゃん……」ホロリ

キリカ「時間だよ、投票時間は23:30まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

ゆま「結果発表だよ」

>>824 1票
>>826 1票
>>827 1票
>>828 1票

織莉子「以上の4名が優勝です、おめでとうございます」

次のお題 安価下

キリカ「次のお題は【ゆずってくれ!たのむ!】、投稿時間は明日の23:00までだ」

ほむら(114514周目)「ねんがんの 『まどかが魔法少女にならず好感度Maxで誰一人欠けることなくワル夜を倒す時間軸』を 手に入れたぞ!」

ほむら(810周目)「そう、関係ないね」ギリギリギリギリ

ほむら(114514周目)「ふふふん、すごいでしょ」

ほむら(1919周目)「譲ってくれ!たのむ!」

ほむら(114514周目)「だめね!!いくらつまれても ゆずれないわ」


ほむら(810100081周目)「ころしてでも うばいとる」

ほむら(114514周目)「な、なにをするきさまー

ほむら「——ゆずってくれ、たのむ!」

さやか「はいはい」

ほむら「え? いいの?」

さやか「え? ごめ、聞いてなかった」

ほむら「でもいいって返事したわよね、うふふ」

さやか「ちょ、ちょっとまって、何、何をゆずるの? 順番?」

ほむら「何をって、私とゆずってくれるんでしょ?」

さやか「ゆず……る……?」

ほむら「夏色と、栄光の架橋どっちがいい?」

さやか「はい?」

ほむら「あぁもう、夏色でいいわ」

さやか「んん!?」

ほむら「ほらもう曲入れたわよ」

さやか「ちょっとまって心てか声の準備が、あーうぇーい」

ほむら「駐車場のエイミーはあくびしながらー」

さやか「さらっと歌詞変えてんじゃ、な、何も変わらない穏やかな街並みー」

さやか「仁美、恭介をゆずってくれ!たのむ!」
 
仁美「イヤですわ。さやかさん、いいかげん見苦しいですわよ」
 
恭介「さやか、君と僕とは終わってというか始まってもいないんだ。もう消えてくれ、さよなら」
 
さやか「だったら、殺してでも奪い取る!」
 
ほむら「そこまでよ、美樹さやか」
 
さやか「あっ、私のソウルジェムがっ」
 
まどか「さやかちゃん、さやかちゃんって正義の味方ぶって結局そんな人だったんだね」
 
さやか「ま、まどか」
 
杏子「さやか、お前の本性はやっぱりそこか。あばよ」
 
さやか「き、杏子」
 
マミ「美樹さん、やはりあなたは彼の手を治した恩人になりたかっただけなのね」
 
さやか「マ、マミさん」
 
ほむら「美樹さやか、愚か者の辿る末路なんてこんなものよ。さ、もうこの世に未練もないでしょう。おやすみなさい」

 
 
バキューーーーーン

 
 
さやか「うわぁぁぁぁぁぁっ!!!!! はっ、ハァ、ハァ、ハァ……な、なんだ、夢か。けど、なんかとんでもなくリアルで、うっ、おぇぇぇぇっ!」

 
ほむら「少し効きすぎたかしらね。寝てるさやかの耳元に、前の時間軸のさやかの最期の録音を聞かせる作戦。これで、馬鹿なことはあきらめてくれるといいんだけど。明日もやるわよ」

ほむら「念願の巨乳を手に入れたわ」

杏子「ゆずってくれ!頼む!」

ほむら「嫌に決まってるじゃないの。そもそもなんで欲しいのよ」

杏子「牛乳が自給自足できりゃ助かるじゃねーか」

ほむら「その牛乳はまどかのためのものよ。あなたには絶対渡さない」

まどか「…」

ほむら「まどか!私巨乳になったのよ!」

まどか「巨乳のほむらちゃんなんて嫌い!ほむらちゃんは貧乳がいい!」

ほむら「…杏子、やっぱりあげるわ」

杏子「ありがてえ」

さやか「まどパン拾った」

ほむら「そ……そう、関係ないわね」ファサ

さやか「ほむらじゃん、まどパンあげよっか?」

ほむら「譲ってくれ、頼むわ」

さやか「んー? 何だって? 聞こえないなぁー」

ほむら「譲って下さい、お願いします」ゲザー

さやか「どうしよっかなー、というかそこまでして欲しいの? この変態が」

ほむら「……」プルプル

さやか「どうしたの? 図星つかれて怒ってるの?」

ほむら「決めたわ、貴女を殺してでもまどパンは奪い取るわ」チャキ

さやか「調子乗ってマジすんませんでした」ゲザー



杏子「そういえばこの間バイト先で、遊園地のペアチケット貰ったんだよな」

ほむら「杏子!頼む!譲ってくれ!」ガバッ

杏子「いやまあいいけど」

ほむら「ありがとう!お礼に今度ご飯をおごるわ!」

 −−−−−

まどか「この間ママが仕事先で、遊園地のペアチケット貰ってきたんだ、暇がないからって私が貰ったんだけど」

さやか「まどか!頼む!譲ってくれ!」

まどか「え?いいよはいさやかちゃん」

さやか「ありがとうまどか!今度クレープおごるから!」

 −−−−−

マミ「福引きで遊園地のペアチケットが当たったんだけど」

QB「良かったじゃないかマミ、それで誰と行くんだい?」

マミ「……QBのバカー!」ダッ

QB「マミ?一体どうしたんだ?」

 −−−−−

ほむら「あのさやか、そのゆ……遊」

さやか「ほむら!一緒に遊園地行かない?まどかからペアチケット貰ったんだ!」

ほむら「……そうね一緒に行きましょう」ガクッ

さやか「ちょっほむら?何でそんな微妙な顔に?」

ほむら「何でもないわよ」ハァ

キリカ「遅れてすまない、投票時間は23:45まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

ゆま「結果発表だよ」

>>837 3票
>>841 1票

織莉子「一周あたり1ヶ月として……。>>837さん、優勝おめでとうございます」

次のお題 安価下

マミる

マミ「つい油断してマミられたわ」

さやか「首から上が無くなってますね。そういうあたしも、さやったよ」

杏子「本当だ。人魚になってら。そういうあたしもあんこったんだけどな」

ほむら「そうみたいね。今にもたい焼きのあんこがこぼれそうね。早く食べなさい。そういう私もほむってるんだけど」

まどか「私のパンツを平然とほむほむするのはやめてくれないかな。せめて恥じらいを持ってよ。そういう私もまどってるんだけどね」

ほむら「あら本当。いつのまにかクリームヒルトの結界の中だわ」

さやか「気がつかなかった。ところでプールないかな」

杏子「そんなことは今はどうでもいい。たい焼きがうまいぞ。食うかい?」

マミ「平和ね。ところで私の首はどこかしら」

まどか「さっきそこに転がってましたよ」

マミ「あらあら。日が暮れるまでに帰ってくるといいんだけど」

ほむら「ねえまどか。何か忘れているような気がするの。鏡写しの時計のイメージが頭にこびりついて離れないの」

まどか「気のせいだよ」

ほむら「それもそうね」

ほむら「巴マミがマミらなかった時間軸の話? それを聞いて、彼女を助ける参考にしようというの? いいわ、教えてあげる」


ほむら「その時間軸の巴マミは宇宙飛行士だったわ。けど、宇宙船が故障して、彼女は水も空気もない星に漂着してしまったの」


マミ「み、水……し、死にたくない」

QB「それが君の願いだね」


ほむら「そうして巴マミは生き延びたわ。そして自分の乗ってきたロケットを改造して地球に帰ってきたの」

ほむら「けど、水も空気もない星の環境で生き延びるために、巴マミの体はすっかり……」

まどか「ちょちょちょ、ちょっと待って! それ確かに絶対マミらないだろうけど、むしろマミったほうがまだマシなことになってない!?」

さやか「犠牲者はいつもこうだ。文句だけは美しいけど」



ほむら「また巴マミに拘束されてしまったわ、どうにかして抜け出さないと」モゾモゾ

ほむら「くっダメね、どうすれば……ん?」シュルリ

ほむら「拘束が解けた?どうやらこの時間軸も巴マミは……」タッ

 −−−−−

ほむら「大丈夫まどかってあれ?」

マミ?「……」ズドーンバゴーン

シャルロッテ「キャァァ」ドカーン

マミ?「……」キョロキョロ

ほむら「えっと……巴マミ?」

マミ?「……!」

マミ?『その魔翌力は……、もしかして暁美さん?』

ほむら「そうよ……えっとその」

マミ?『暁美さん?悪いけどテレパシーでお願いできるかしら?頭が無いから見えないし、会話もテレパシーしか無理なの』

ほむら『そっそう』チラッ

ま・さ((魔女怖い……魔法少女怖い))ガタブル

マミ(首無し)『魔女に頭を食べられてしまって、でも何でか死んでなくて、体も動くからそのまま戦ってたのよ』

ほむら『そっそうなの、ごめんなさいね助けに来れなくて』

マミ(首無し)『いいえ悪いのは私よ、暁美さんの忠告も聞かずに拘束したりして、ごめんなさいね』

ほむら『いやっそんなの全然、むしろあなたの方がよほど』

マミ(首無し)『鹿目さんも美樹さんもごめんなさい、怖い思いさせちゃって、魔法少女体験ツアーは今日で終わりにしましょう』

ま・さ『『はっはい!わかりました!』』((魔女怖い魔法少女怖いマミさん怖い!))ガタガタ

マミ(首無し)『それで暁美さん?今更だけどもし良かったら、一緒に魔女退治してくれないかしら?』

ほむら『えっええ構わないわ』

マミ(首無し)『ありがとう!それじゃあ仲直りのしるしに、一緒にお茶会にしましょう』スタスタ

ほむら(お茶会ってどうやって飲むつもり?)

ほむら『じゃなくて待って!そのまま歩かないで!せめてこのフルフェイスヘルメットを乗せて!』

マミ(ヘルメット)『あらありがとう、確かに頭が無いままじゃちょっと怖いわよね、魔法で頭を戻すまで借りておくわ』チョコン

ほ・ま・さ(((ちょっとどころじゃないわよ(と思います)(ですよ))))

マミ(ヘルメット)『さあ行きましょうってあっ』クルッポロッ

ほむら『このひもで固定して!結界が消える前に!』

マミ「……」カチカチ

検索:巴マミ
ヤホー  約2,140,000件
ググール 約2,140,000件

マミ「……」カチカチ

検索:マミる
ヤホー  約4,800,000件
ググール 約4,810,000件

マミ「……」ズーン

QB「どうしたんだい、マミ?」

マミ「なんでもないわ。……魔女退治に行きましょう」トボトボ

まどか「見て見て!やっとマリル捕まえたよ!」

マミ(マミる!?)ビクッ

さやか「すごいじゃんまどか!滝のとこでもなかなか出ないんだよね」

マミ(空耳こ……)

まどか「進化したらマリルリになるらしいよ」

マミ(マミるリ!?)ビクッ

杏子「こいつ兎だったんだ」

マミ(気のせいね……)

ほむら「私もさっき見つけたのにうっかり倒しちゃって参ったわ」

マミ(マミったわ!?)ビクッ

杏子「しっかし、こんな真昼からクーラーつけた部屋でゲームなんて不健康だよなあ」

マミ(マミるから!?)ビクッ

四人(マミさんおもしろいなあ)

QB「某動画投稿サイトがあるじゃないか」

ほむら「あるわね」

QB「それにならって作ってみたんだ」

ほむら「…マミマミ動画、ねぇ」

QB「全ての時間軸のマミの魔女戦を見ることができる。もちろん流し見も可能だ」
QB「それに何と言ったって革新的な機能はこれ」

ほむら「…マミる」

QB「色んな動画を見て「他の人に勧めたい!」とか「イイネ!」とかそんな感じのことをこ↑こ↓をクリックすることで可能となっている」

ほむら「…」

QB「どうだい。すごいだろう」

ほむら「カックカクで動かないわ。前のに戻しなさい」

QB「やれやれ。低スペはいつもこれd(ターン)

ほむら「…まどつべでもみよう」

ほむら?『巴マミ、ここの魔女は私が倒すわ』
 
マミ「言ったはずよね。二度と会いたくないって」シュルシュルシュル
 
ほむら?『巴マミ、今はこんなことをしてるときじゃ』
 
マミ「おとなしくしてたら帰りには解いてあげ」
 
ほむら?『ハッ!』ブチチィッ!!
 
マミ「ええっ!? 私の拘束を、ひ、引きちぎった!?」

 
ほむら「うっふっふっふふ、巴マミ、いく先々の時間軸で苦労させてもらったけど、もうその手は通用しないわよ。数々の時間軸を渡り歩き、ついに完成させた、私を完璧に模した戦闘ロボ、その名も!」
 
ほむら「メカホムラ!」

 
 
メカホムラ『ここの魔女は私が倒すわ』

 
マミ「はっ、はいいぃぃ!」


さやか「マミさん、待ってました。アレ? 転校生もいっしょ」
 
マミ「き、今日は暁美さんに出番を譲ることにしたの」
 
まどか「ほむらちゃんがんばれー」
 
ほむら「ドッキーン! ま、まどかが応援してくれた。さあ、その威力をみせるのよ、メカホムラ発進!」

 
 
メカホムラ『フィンガーミサイル!』パンパンパンパン!!

 
まどか「ああっ、ほむらちゃんの指からミサイルが!」
 

メカホムラ『スペースビーム』
 
さやか「なんとぉ! 転校生は目からビームを放てるのかあ」

 
 
メカホムラ『クロスアタックビーム』

 
マミ「あっ、暁美さんの胸からレーザー砲が! あのなんの突起もない胸は装甲版だったのね」


ほむら「ムカムカ 巴マミめ……おっと、そろそろ出てくるわね」
 
シャルロッテ「」ガパア グワッ
 
まどか「あっ、魔女の中からウナギみたいなのが出てきて」
 
ガプ
 
さやか「く、首を食べられたぁぁぁ」
 
マミ「ほむったぁぁぁぁ!」
 
ほむら「ちっ、巴マミめ、いらん言葉作ってるんじゃないわよ。だが、メカホムラをなめてもらっちゃ困るわね」
 
まどか「あ、あれ? ほむらちゃんの首に、赤いドームみたいなのが」
 
メカホムラ『……レーザー発射』
 
シャルロッテ「キョェェェェェェッ」

まどさやマミ「ええええっっっ!!」
 
ほむら「あはははは、メカホムラの首にはレーザー発射機が装備されてるのよ。メカホムラはマミらない。さあ、とどめよメカホムラ」
 
メカホムラ『ファイア・オールウェポン』
 
シャルロッテ「」ケシズミ
 
ほむら「この力でワルプルギスも倒す。見てなさい、今度こそまどかを救ってみせる。メカホムラの逆襲よぉぉぉっ!!」
 
メカホムラ『まどか、無事だった?』
 
まどさやマミ「」ブクブクブク…

ほむら「私の胸もマミのようにマミらないかしらね……」ジー

マミ「あの、暁美さん……人の胸をあまりまじまじと見ないでもらえるかしら?」

ほむら「……あの魔女もマミの頭じゃなくてこの胸をマミれば良かったのに……」

マミ「よく分からないけど不穏な事を言うのも止めてもらえないかしら?」


まどか「わたしは髪型をマミさんみたいにマミらせたらもっと格好良くなれるかな?」

マミ「鹿目さんは今の髪型で充分可愛いいのだから無理に変わろうとしないでいいと思うわ」

マミ「自分に自信を持ちましょう?」

まどか「あっ、ありがとうございますマミさん……でも、可愛いじゃなくて格好良くなりたいんだけどなぁ……」


さやか「あたしもマミさんの様にこの街をずっとマミっていきたいです!」

マミ「美樹さん?」

さやか「やっぱマミさんは正義の味方で、あたしの憧れですから!」

マミ「そ、そう?……改めてそう言ってもらえると何だか嬉しいわね」

さやか「はい!その為にもっと魔法少女としても、もっと勉強しなきゃなって思います!」

マミ「美樹さん……!」

マミ「そ、それじゃあ……美樹さんさえ良ければこれから私の家で魔法少女としての戦い方や心構えの勉強会をしない?」

さやか「えっ、本当ですか?」

マミ「えぇ、その勉強会が終わったらケーキや紅茶も出すけど、どう?」

さやか「ケーキは……、最近、その体重が……私はマミりたくはないっていうか」ボソボソ

マミ「………………勉強会、なしにしましょうか」


QB「マミ、君はいつになったらマミってくれるんだい?」

マミ「…………」

QB「そろそろ君にもマミって貰わないと何時までたってもエネルギー回収ができない」

QB「このまま魔女と戦い続けてマミられるより僕達の、強いては君たち人類の為にもマミってくれた方がお互いの為だろ?」

マミ「…………もう、あなたと話す事はなさそうね」


マミ「…………Zzz」

同級生A「見て見て、あの子またマミったフリしてるよ」クスクス

同級生B「うわっ、ほんとだ……」

マミ「…………Zzz」

同級生A「チャイムが鳴るとさ、まるでその音で起きましたぁって感じの動きするんだよね」クスクス

同級生B「演技だって丸分かりだよね」クスクス

マミ「…………、……Zzz」



マミ「んっ……!はぁ、寝てしまっていたのね」

マミ(……なんだか変な夢を見ていた気がする)

マミ(何だったのよみんなしてマミる、マミった、マミりたい、マミらせるって……意味が分からないわよ)

同級生A「…………」クスクス
同級生B「…………」クスクス

マミ「はぁ……でも、これは現実なのよね…………」

マミ「まだ授業まで時間、あるわね…………はぁ……Zzz」

ほむら「さやかの回復力を調べたい」

さやか「うおー離せー」

ほむら「具体的にはさやかをマミらせて回復するかどうかを調べたい」

さやか「そんな無茶な」

ほむら「私は、案外軽くしちゃうと思うのよ」

さやか「あたしは絶対死ぬと思うね」

ほむら「ここに矛盾が生まれた」

さやか「どっかの番組みたいなナレーションいれんじゃねぇ!」

ほむら「どんな怪我も絶対に回復する、と、思う私と」

さやか「怪我の具合では即死もありえる、と、断言するあたし」

ほむら「その二人の対戦形式はこうだ」

さやか「美樹さやかを鋼鉄のワイヤーで柱に縛り付け」

ほむら「シャルロッテを放ち、マミらせる」

さやか「その後美樹さやかの頭が回復すれば美樹さやかの勝ち」

ほむら「回復しなければ、私はこのバックラーを回す」

さやか「おま」

ほむら「逆に考えるのよ」

さやか「何を」

ほむら「もしこれで頭が再生すれば、マミるに対して、さやるっていう新しい動詞が生まれるのよ」

さやか「さ、さやる!?」

ほむら「もげた肢体が回復することをさやるって言うようになったらさやかも嬉しいんじゃない?」

さやか「……」

ほむら「ね?」

さやか「や、全然嬉しくない」

ほむら「というわけで、流行語大賞のためにも行くのよシャルロッテ!」

さやか「嬉しくないっていってんでしょーがー!! うわぁー!!」

杏子『これからはあたしのやり方で戦うよ』

ほむら『彼女達をこれ以上巻き込むのはやめなさい』

さやか『あたし……マミさんのこと幻滅するかも』

マミ「みんな私から離れてしまった。私はただ一緒にいたいだけなのに」

マミ「誰かにいつも独りぼっちの私をマミってると陰口も言われた」

マミ「しかも信じでいたキュゥべえには」

キュゥべえ『魔法少女は魔女になる。マミも魔女になってエネルギーを放出してよ』

マミ「みんな私の存在を否定してくるわ。でも」

まどか「わたしはいつでもマミさんの味方ですよ」

マミ「鹿目さん……」ホロリ

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

織莉子「結果発表です」

>>861 1票
>>863 1票

キリカ「>>861さんと>>863さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

ゆま「次のお題は【波打際のさやかさん】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

ざぱーん

ざぱーん

さやか「防波堤に一人…たたずむ私…」

ざぱーん

さやか「…」

ざぱーん

さやか「なんでみんな付いてきてくれないんだよおおおおお!!」

ざぱーん

さやか「まどかはほむらと!マミさんは杏子と!恭介は中沢と!仁美はワカメと!なんなんだよおおおおおおお!!」

ざぱーん

さやか「デートできるやつとか全員死んじまえええええええええ!!!」

ざぱーん

ざぱーん



QB「それがキミの願いだね?よしきたまかせろ!」

>>873
まどかを死なせる願いとかQBは絶対かなえないと思うがな

さやか「ひゃっほーっ! 海だ、砂浜だ、海水浴だぁー! 一番乗りはこのさやかちゃんがもらったぁー!」
 
まどか「ああ! さやかちゃんダメだよ準備運動しなくちゃ」
 
さやか「ギャアアア、足つったあ!」


マミ「ライフセーバーのお兄さんに散々怒られちゃったわね。さ、そろそろ海の家でお昼にしましょう」
 
店員「エビチャーハン、おまちどおさまでゲソ」
 
さやか「おお、こりゃうーまーいぞー! おかわり!」
 
杏子「おい、そんなに食って大丈夫か?」
 
さやか「ううう、食べ過ぎて苦しいぃ」

 
 
ほむら「ようやく腹痛も治ったようね。もうあなたはおとなしく浮き輪で漂ってなさい」

 
さやか「あーい。ん、なんかビニールみたいなのが浮いて、ぎゃぁぁぁぁっ!」
 
ほむら「おバカ、電気クラゲも知らないの?」

 
さやか「うう、あたし海に嫌われてるのかな」
 
杏子「先祖が悪魔の実でも食べたんじゃねーのか。ま、はしゃぎすぎだって、気にすんな」

 
さやか「ありがと杏子、せっかく誘ってもらったのに、ごめんね……あれ?」 
 
アナウンス「ウーウー、お客様方にお知らせします。ただいま近海にてサメの目撃情報が寄せられました。遊泳中の方はただちに海岸に上がってください。繰り返します」

 
杏子「なんかヤバいことになってきたな」

マミ「みんないるわね。仕方ないけど、今日はこのまま帰り……」

 
 
キャアァー子供が沖に流されてる! あっ、サメだ! まずい。すぐにライフセーバーに



まどか「た、大変だぁ!」
 
杏子「サメがもうそこまで! ライフセーバーはもう間に合わないぞ」
 
まどか「そうだ、ほむらちゃんが時間を止めてマミさんがサメを撃てば」
 
マミ「だめ、水中の相手には銃撃は効果がないの。ティロ・フィナーレじゃ威力がありすぎて子供も吹き飛ばしちゃう」
 
ほむら「私も水中銃なんかは持ってないし、あっ! さやか何するの!」
 
さやか「ほむら、できる限り時間を止めてて! ほむらを抱えたまま身体強化でダッシュしてダイビング! あとは人魚さやかちゃんのスーパースイミングで!」
 
ほむら「うぅ……さやか、もう限界よ」
 
子供「わあぁぁっ、助けてぇ!」
 
さやか「サンキューほむら。水中なら魔法少女姿でもバレないよ。いくよ人食いサメ、三枚下ろしの、スパークエッジだぁ!」


杏子「……さやか、おいさやか!」
 
さやか「……あ、杏子、みんな」
 
マミ「気がついたのね。よかったわ」
 
ほむら「まったく無茶するわね。あの後あなたを回収したら、もうソウルジェムが真っ黒じゃない。私がグリーフシードを持っていなかったらどうなってたか」
 
さやか「えへへ、借りができちゃったね。それで、あの子は?」
 
まどか「大丈夫、無事だよ。さやかちゃん、すっごくかっこよかった!」
 
さやか「えへへ、そりゃもちろん。私は見滝原の平和を守る、正義の魔法少女さやかちゃんだもんね」
 
マミ「こら、それがみんなに心配かけた人の言うこと? でも、私もあなたを誇りに思うわ」
 
ほむら「まあ、私も少しは見直したわ。ライフセーバーや海の家の人も、なんだかよくわかんなかったようだけど、すごく喜んでたわよ」

杏子「さて、そろそろ帰ろうぜ。うーん、あたしも初めての海だったけど、さやかのおかげで最高の海水浴だったぜ!」

ザザー ザザー ザバーン

さやか「……ない……ない……ない」

ほむら「こっちにもないわね……」

ほむら「……間違いなくこの近く、100m付近にはある筈なのだけど」


ザザー ザザー

さやか「何であたし、海に入っちゃったんだろ……」

さやか「どうして、波打ち際でまどかと一緒に砂山作って、トンネル掘って喜んでたんだろうね……」

ザザー ザザー

ほむら「そうね。指輪状のSGを着けたままするべき行為じゃないわよ」

ほむら「はぁ……もう波に浚われて海の底にでも沈んでいるんじゃないのあなたのSG……」

さやか「…………」

ほむら「…………」


ザザー ザザー ザバーン

さやか「…………海の馬鹿やろーーーーー!!!」

ほむら「馬鹿はあなたよ……」



ほむら「美樹さやかが魔女になってしまった、しかしまどかと秘密を知った上条恭介の呼び掛けで、さやかは人間の意識を取り戻した……のだけど」

 −−−−−

ザザーンザザーン

恭介「おーいさやかー」

さやか「あっ恭介!今日も来てくれたんだね」ザバッ

恭介「勿論だよ」

さやか「よいしょっと」チャプチャプ

恭介「でもさやかが無事で……もないけどよかったよ」

さやか「まさか下半身が魚のままとはねぇ、流石のさやかちゃんもびっくりしましたよ」

恭介「そうだね」

さやか「ところでさぁ、ちょっと頼みがあるんだ」カァァ

恭介「どうしたの?」

さやか「私もいつまでこのままでいられるか分からないし、それに恭介と気持ちが通じ合ったっていう証しが欲しいんだ」モジモジ

恭介「えっそれってまさか」カァァ

さやか「その……恭介さえよければ、恭介の赤ちゃんが欲しいなって」モジモジ

恭介「えっあっその」カァァ

さやか「それでね、明日には産めるから」モジモジ

恭介「あっうん……明日?」

さやか「うん明日、このお腹の卵が明日には産卵できるから、恭介のをかけて受精させて欲しいんだ」モジモジ

恭介「……卵にかける……ここで」

さやか「お願い恭介」

恭介「……分かったよ明日だね」

さやか「うん!明日待ってるから!」

 【翌日】

 7:00

さやか「うん!これでよし!」

卵[こんもりつやつや]

 10:00

さやか「そろそろ来るかな?」

卵[こんもりきらきら]

 13:00

さやか「……暑いなぁ、卵大丈夫かな?」

卵[こんもりふやふや]

 17:00

さやか「……ぐすっ」

卵[しなしなしおしお]

 −−−−−

ほむら「その日上条恭介は現れなかった、彼は美樹さやかの涙と卵という尊い犠牲を払い、自らの人間の尊厳を守ったのだ」

\デッデッデレッデ/

さやか「……」 

\デッデッデレッデ/

ほむら「……」

\デッデッデレッデ/

さやか「……」

\デッデッデレッデ デケデケデケデケ/

ほむら「……」

\デッデッデレッデ/

さやか「……」

\デッデッデレッデ/

ほむら「……」

\デッデッデレッデ/

さやか「……」

\デッデッデレッデ/

ほむら「……」

\チャッチャッチャッチャ/

さやか「……」

\デレテテー テレテテテテー/

ほむら「……」

\デレテテー テレテテテテー/

さやか「波」

ほむら「長いわ!!!」バンッ


ザザーン ザザーン

さやか(フラれた……完膚なきまでに)

ザザーン ザザーン

ショウ「?ガキがこんなとこで何してんだ?」

さやか「何でもいいでしょ」

ショウ「さては惚れた男にフラれたか。女がそんなポーズ取ったところで似合わねえっつーの」

ザザーン ザザーン

さやか「……うっさい」

ザザーン ザザーン

ショウ「はっ、図星か。青臭えガキだこと」

さやか「うっさいっ!!!」

ショウ「どうせお前の年齢で付き合うようなことがあったとしてもずっと一緒にいることなんてできねーんだ、とっとと忘れちまえ」

さやか「そんな言い方……」

ショウ「……チクショウ、わりーな。俺もイライラしちまってるみたいでよ。好きな女ひとり養えないで、それを認めないで当り散らして……ったく、情けねえ」

ザザーン ザザーン

さやか「やっぱり、そのポーズは男の人の方が似合うかも、しれない」

ショウ「へっ、たりめえだ」

さやか「あたし、さやか。あんたは?」

ショウ「ショウだ。……よろしくな、青いの」

さやか「うぅ……」

ほむら「さやか、そんな波打際の岩陰に隠れてどうしたのよ?」

さやか「ひっ!? ってほむらか、いやぁービキニのブラが流されちゃって」

ほむら「それで戻れないと」

さやか「だからほむら、私と抱き合って胸を隠して」

ほむら「はぁ……仕方ないわね」

さやか「恩に切る」

ほむら「それにしても……」

さやか「なに?」

ほむら「こうして抱き合ってみたら貴女の胸って結構あるのね」

さやか「あたしもほむらの慎ましいながらもしっかりある胸の感触が伝わってきたよ」

ほむら「慎ましいは余計よ」

和子「夕日がきれいね。美樹さん、海を眺めてると、人間なんてちっぽけなものだと思えてこない?」

さやか「あの、なぜ私が先生と一緒に波打際でたそがれなきゃいけないんですか?」

和子「実はね、最近中沢くんに恋人ができちゃったの!もう私がホームルームで何を言ってもとりあってくれないの!」

さやか「ああ、あのいつもふて腐れてるボブカットの子ですね。それで、なんで私が先生につき合わなくちゃいけないんですか?」

和子「美樹さんなら私の気持ちがわかるでしょう!今日はとことん海に向かって叫びましょう!」

さやか(杏子たすけて〜」

キリカ「時間だよ、投票時間は23:30まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

投票は>>882
さやほむ?

>>873
何故にワカメ?

>>883
ふてくされたボブカットって沙々にゃんかwwwww

>>877


>>885
いつもの人じゃないっす

>>888
不思議と誰かがさやほむ書くといつもの人が来ない。

キリカ「結果発表だよ」

>>882 3票
>>883 2票
>>887 1票
>>888 1票

ゆま「キンダンノアイデスノー?>>882さん優勝おめでとう!」

次のお題 安価下

上杉鷹山

ゲリラ豪雨

初の二日連続優勝だぜ

>>891
自重して別なの書いてる可能性もある

織莉子「次のお題は【上杉鷹山】、投稿時間は明日の23:00までです」

ほむら「生せは生る 成さねは生らぬ 何事も 生らぬは人の 生さぬ生けり」

ほむら「ええそうよ、私はやるの。やらなきゃならないの。全力を尽くしてやり遂げるの」

ほむら「たとえそのためにこの命が尽きようとも…これが私の存在理由だから」

ほむら「だからこそ言うわ、私は最後まで諦めない」

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「心配しないでも大丈夫よ。私だって死ぬのは怖いもの。生きることを諦めたりはしないわ」

まどか「うん。これが廃墟でワルプルギスあたりと対峙してのセリフなら惚れてたと思うんだけどね。もう惚れてるし」

まどか「でも窓から侵入した私の部屋で私の下着漁りながら言うことじゃないよね」

ほむら「だって…こんなに早くお風呂から戻ってくるなんて思わなかったもの」

まどか「おかしいよね。なんでお風呂に来てくれないの?」

ほむら「だ、だって…恥ずかしいじゃない」

まどか「ほむらちゃんの馬鹿!意気地なし!ヘタレ!変態!好き!」



ほむら「はい次はこの人ね」

[上杉鷹山]

さやか「えっと上杉……けんしん?」

ほむら「何故そこで軍神が出てくるのかしら?」

さやか「えっと上杉……たかやま?」

ほむら「そんな名前だと思う?」

さやか「えっと鷹って他に何て読むんだっけ?えっとワシ?」

ほむら「そもそも別の生き物じゃない」

さやか「えっとおうじゃない……そうだ!上杉ようざんだ!」

ほむら「はい正解、じゃあ次に何をしたか答えてみて」

さやか「えっと……、何かヒントは」

ほむら「ノーヒントよ」

さやか「むう……、ダメだ出てこない」

ほむら「それじゃあもう一度、覚え直しね」

さやか「またー?ねえほむら、何かご褒美とかない?そしたら私ももっと頑張れるんだけどなぁ」

ほむら「……そうね……じゃあ」スッチュッ

さやか「ひゃっ?えっ?今ほっぺに」

ほむら「もしテストで100点取ったら、続きをしてあげるわ」

さやか「……頑張る、……上杉鷹山は江戸中期の米沢藩の藩主。
倹約・殖産興業政策などで藩政改革に努めた……」カリカリ

ほむら(予想以上に効いたみたいね)

 後日

さやか「やったー100点だ!」

中沢「嘘だろ?あの美樹が100点なんて」

恭介「さやかに一体何が」

ほむら(……しばらくはこの手がつかえそうね、……ダメだった時はお仕置きなんてのも)



まどか(……この後の勉強会で、一部始終を見せられた私は、胸とお腹がいっぱいでした)

為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨つる 人のはかなき

                           ————武田信玄

生せは生る 成さねは生らぬ 何事も 生らぬは人の 生さぬ生けり

                           ————上杉鷹山

生やせば為る 為さねば成らぬ この子供 生えねば魔法で 生やせばよきかな

                           ————????

杏子「何を生やすって?」

さやか「ナニを生やすんだよ……」

マミ「まあ、できそうにないけどその気になれば魔法でなんとかなるって意味かしらね」

さやか「いや成っちゃ駄目でしょ」

杏子「はぁ……さやかの奴全然上達しねぇ」

ほむら「諦めちゃだめよ」

杏子「『してみせて 言って聞かせて させてみる』を実践してんだけどな」

マミ「上杉鷹山ね、尤も為せば成るや伝国の辞の方が有名よね」

ほむら「ならば『やってみせて 言って聞かせて やらせて見て ほめてやらねば 人は動かず』にすればいいわ」

マミ「そっちは山本五十六ね」

ほむら「さやかの場合は安易に褒めるとすぐ調子乗るから注意して」

杏子「アタシに育成なんか向いてねーよ、ほむらがやれよ」

ほむら「私じゃさやかは扱いきれないわ、性格的に貴女が適任なの」

杏子「おう、何とかやってみるよ」

ワルプルギス「グエァァァ……」

さやか「や、やった。遂に、ワルプルギスを」

ほむら「倒した、倒したのね……私は、私は、やっと」

マミ「でも、私たちだけの力じゃ到底無理だったわね……あなたたち二人がいなかったら、今頃私たちは」

キリカ「フン」

織莉子「ありがとう。でも、私たちも本来ならここにはいれなかった。あのとき……」

——————

ほむら「ここまでよ、美国織莉子、呉キリカ、まどかはやらせない。とどめよ」

織莉子「くっ、暁美ほむらっ!」

まどか「ま、待ってほむらちゃん!殺しちゃダメだよ」

ほむら「まどか!放して、こいつらはあなたを」

織莉子「今なら!鹿目まどか、未来のためにあなたを」

まどか「美国さんも待って!少しだけ、私の話を聞いて」


——————

キリカ「私たちと共闘なんて、こいつバカかと思ったよ。けど、死にかけの私たちに頭を下げて、頼む、頼むの連呼だもんな」

織莉子「ええ、いつでも私たちを殺せるのに、顔や手足が泥だらけになるまではいつくばって説得を続けられて……」

杏子「こいつらが根負けするまで何時間かかったかな。何度怒鳴り付けられてもあきらめずに。なあ、なんでそんなにがんばれたんだ?」

まどか「みんな、上杉鷹山公を知ってる?」

ほむら(そういえば、この時間軸のまどかは時代劇ファンだったわね)

まどか「希代の名君と言われた鷹山公も、藩政改革は反対と抵抗の嵐だったの。特に、藩の重役の息子たちは様々な嫌がらせをしてきたの」

まどか「けど、鷹山公はあきらめずに改革を続けたの。そうするうちに、服部正相、柏木三七みたいな強い反対をしてきた人も鷹山公に味方してくれるようになったの」

ゆま「おねえちゃんは、そのよーざんこうの真似をしたんだね」

まどか「うん、でもその重役の息子たちと仲良くなるには6年もかかったんだ。それに比べたら、私の苦労なんて苦労に入らないよ」

キリカ「聞いたかい織莉子、私たちは6年もいらないチョロいやつらだって言われてるよ」

織莉子「もうすんだことだし、いいじゃない。そういえば、私たち現代人は昔の人に比べて、じっくり時間を据えてがんばることが苦手になってるのかもね」

ほむら「繰り返し続けてきた私の旅も、そうして見れば短いものね。はーーあ」

まどか「大丈夫だよ。これからは、みんなで歩いていけるからね」

ほむら「ええ、ありがとう、まどか、みんな」

恭介&仁美「イチャイチャ・ラブラブ♪」
 
さやか「うぅ、恭介ぇぇぇぇ」
 
QB「どうやら失恋したようだね。絶望の波動がビンビン出てるよ。せっかくの契約だったけど、早々に無駄になって大変だね」

さやか「うるさい地球外生物、愛がどんなものか理解もできないくせに偉そうに言わないで!」
 
QB「理解はできないけど観察はしてるよ。そうだね、君たちの国で江戸時代に会った女性の話をしてあげようか」


QB「上杉鷹山は有名だから君も知ってるね。彼が若い頃、当時は治憲といったけど、彼には幸という妻がいたんだ。ところが、彼女は現代で言う発達障害だったんだ」

さやか「発達障害?」

QB「そうさ、体がまともに動かないどころか、脳の発育も遅れていて会話もまともにすることもできない。想像できるかい?」

さやか「……」

QB「けれども、どういうわけか彼女には魔法少女の素質があった。ぼくはコンタクトをとったよ、もちろん意思疎通には大変な苦労がいったけどね」
 

昔のQB「君のだんなさんは、今、藩のためにいろいろ苦労してるね。ぼくと契約して魔法少女になれば、彼をずっと楽にしてあげられるよ」

QB「と、彼女はどう答えたと思う?」

さやか「……わかんない」

幸姫「あ、う、サチ、サチ」
 
昔のQB「なんだい?」
 
幸姫「ま、ん、サチ、サチ」

QB「言葉はわからなかったよ。ただ、彼女は治憲のプレゼントした人形や折鶴を指差して、楽しそうに笑ってるだけだった……」

QB「たぶん、幸せだったんだろうね。ぼくはあきらめたよ。彼女には、ぼくの入っていける欲や心のすきまなんかはなかった」

QB「治憲もそんな彼女を”天女”と呼んで生涯大切にし続けた。よくわからないけど、愛ってのはそういうものなんじゃないのかな」

さやか「私って、ほんとバカ」

キリカ「時間だよ、投票時間は23:30まで」

織莉子「なお次のお題の安価への参加は投稿か投票に参加した人に限らせていただきます」

ゆま「参加したい人は忘れずに投票してね♪」

織莉子「結果発表です」

>>899 2票
>>905 2票
>>901 1票

キリカ「>>899さん、>>905さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

えっ

選挙

織莉子「次のお題は【銀魂】、投稿時間は明日の23:00までです」

あれ?お題は【えっ】じゃないの

投稿参加者でもええんやで
つまりどっちも意識したものを書けと…?



ほむら「またこの病室からね、どうして上手くいかないのかしら?」ムクリ

コンコン アケミサーンハイリマスヨー

ほむら「はいどうぞ(誰かしら?)」

ドア「ガチャ」

新八「失礼します」

神楽「おいほむら!生きてるアルかー?」

銀時「うるせーぞ神楽、病院で騒ぐなよ」

ほむら「えっ?」

新八「あっお見舞いの果物ここに置きますね」

神楽「それにしても地球の病院はケツの穴が小さいアル、何でいつも定春が入れないネ」

新八「神楽ちゃん、女の子がそんな事言っちゃダメだよ」

銀時「で?調子はどうだ?それと俺達に頼みたい事ってのは何だ?」

ほむら「えっとその」

新八「暁美さんどうかしたの?いつもと様子が違うけど」

ほむら「いつものオドオドした雰囲気が無いネ、イメチェンアルか?」

銀時「……言ってみろよ、何かあったんなら力になるぜ、俺達がな」

ほむら「……実は」

 −−−−−

ほむら「という訳なの」

銀時「なる程な……Bパターンね、それなら大丈夫だなCパターンだったらヤバかったけど」

新八「AもBもCも無いでしょうが!でもそれは放っておけないですね」

神楽「友達が困ってたら、助けるのが当たり前ネ」

ほむら「友達……でも私はあなた達の知ってる暁美ほむらじゃ「関係ねえよ」えっ?」

銀時「変わらねえよ、人間なんざそう簡単に変わらねえ、この世界のほむらも別の世界のほむらも、例え石ころになったって真ん中の魂はおんなじだ」

ほむら「魂……私の」ギュッ

銀時「……やってやるよお前の依頼、お前の友達(ダチ)を俺達が護ってやる」

神楽「泥船に乗ったつもりで安心するネ」

新八「それを言うなら大船でしょ、僕達に任せて下さい」

ほむら「……ありがとう」グスッ

銀時「そんじゃあ行くぞ!万屋出動だ!」

新・神「「おおー!」」

ほむら(不思議ね……、何も知らないはずなのに、この人達を信頼している自分がいる)スッ

ほむら(ソウルジェムが……私の魂がこんなに綺麗に……、待っててまどか!今回こそあなたを救ってみせる!)キリッ

ほむら「この仲間達と一緒に!」

ワルプルギス「ドギャアァァァァ!!」
 
杏子「やった! ついに、ついにワルプルギスを倒したぞ」
 
マミ「とうとうやったのね私たち。これで暁美さんの戦いも……あれ? 暁美さん、うれしくないの?」
 
ほむら「もう、ワルプルギスなんてどーでもいいのよ。私には、もっと強大な敵がいる!」


夜・まどホーム


???「ふっふっふ、軒下につりさがる白い聖なる輝き。まごうことなき女子○学生のパンテ○。さあ、今こそ我が手のなかに、フハハハハ……ぬ!? 殺気!」
 
ほむら「待ちなさい! まどかのパン○を狙う怪しい奴。正体を見せなさい」
 
???「フッハハハハ、名乗れと言われれば名乗らないわけにはいくまい。よかろう、耳の穴かっぽじってよく聞くがいい!」


「パンツのゴムに導かれ、今宵も駆けよう漢浪漫道。怪盗・ふんどし仮面、ここに見参!」


ほむら「出たわね。その顔を隠す赤フンとブリーフ一丁のいでたちはまさしく怪盗ふんどし仮面。今日こそ、あなたに引導をくれてやるわ」

ふんどし仮面「フッフッフ、残念だが君の願いをかなえてやるわけにはいかない。なぜなら、全国の変態・電波男・チェリーボーイ! スケベノビッチ・モウソウスキーたちが俺の帰りを待ってるからだ」

ほむら「そんなイカ臭い男たちなんてどうでもいいわ。まどパンに手を出す者は、万死に値する。さやパンやマミパンならいくらでもくれてやるから消えなさい!」
 
ふんどし仮面「そうはいかん。俺はすべての漢たち、メロンちゃんからレモンちゃんスキーまで、あらゆる希望を届けねばならんのだぁーっ!」
 
ほむら「交渉決裂ね……さらばふんどし仮面、まどパンをほむほむしていいのは、私だけなのよぉー!!」


カッ! ゴゴゴゴゴゴ……





まどか「今のうちに取り込んでおこっと」

ほむら(見滝原にもこんなに雪が積もるなんてね……昔はほとんど外で遊べなかったから結構楽しいわね)

ほむら(そういえばまどか達が何か雪で作ってるらしいけど、なにかしら)

ほむら(きっとかまくらとか雪だるまとか——)

まどか「あ、ほむらちゃんいらっしゃい」

ほむら「えっ」

まどか「どう?すごくおっきいでしょ!」

ほむら「えっ、えっと……これはなに?」

まどか「なにって、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲だよ」

ほむら「いや、どうみても男の……」ゴニョゴニョ

さやか「おーっす、今日も冷えるね」

まどか「おはようさやかちゃん!どう、これすごくない!?」

さやか「おお!ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃん、完成度高いね」

ほむら「えっ」

杏子「よお、呼ばれたから来てやったぞ」

まどか「いらっしゃい!」

杏子「お、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーか、完成度高けーなオイ」

ほむら「えっ、いや、あの」

マミ「もう、走って行かないでよ。おはよう鹿目さん」

まどか「いらっしゃいマミさん」

マミ「あら、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃないの、完成度高いわね」

ほむら「えっ、なに、そんなにメジャーなの?」

QB「おや、これはネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲だね、完成度高けーなオイ」

ほむら「ええぇぇええぇぇ!?」

ほむら「ついに完成したわ…対ワルプルギス用の最終兵器!」

ほむら「弾は二発…一発で倒せる確証はない。全弾命中させてやるわ!」

マミ「援護射撃は任せて!」

杏子「攪乱はまかせろー」

さやか「突破口はあたしが開く!」

まどか「…ねえ、ほむらちゃん?それなに?」

ほむら「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲よ!なかなかの完成度でしょ」

まどか「えっ」

杏子「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーか、それにしても完成度高けーなオイ」

まどか「えっ、いやコレどう見ても」

さやか「恭介のネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲よりも完成度高いよコレ」

まどか「ていうかネタかぶって」

マミ「さあ行くわよみんな!ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲は頼んだわ、暁美さん!」

まどか「えっ、いや、えっ?ええっ!?」

ほむら「行くわよ!エネルギーチャージ開始!」

まどか「チャージなどさせるものかァァァァァァァァッ!!!!!!」

ほむら「えっ」

杏子「えっ」

マミ「えっ」

さやか「ぐああああっ!負けてたまるか!あたしがやらなきゃ!ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲の射線を開けるんだ!」

ほむら「まどか!なんで止めるの!?」

まどか「駄目だよ!さすがにそれはマズイよ!真っ当な魔法少女アニメだと思って子供が三話まで見た時くらいにヤバイよ!ほら!モザイクかかってるよ!そのなんとか砲!」

ほむら「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲よ。このモザイクはステルス機能の不調が原因ね…解除したほうがいいかしら?ステルス機能はダメそうだし」

さやか「ぐぎゃあああっ!左腕がマミった!でもまだ右腕がある!治してるヒマなんてないんだああああ!!!」

まどか「駄目だよ!それ解除したら本格的にヤバイよ!?K点なんか軽く超えちゃうよ!?」

ほむら「私はあなたとならK点突破してもいいと」

まどか「今はその話はいいんだよ!もうちょっとデザインどうにかならなかったの!?せめて下部のボールの置き方変えてよ!」

さやか「これでどうだあああああああっ!!!!」

ほむら「無理ね。それを変えると暴発するわ」

まどか「暴発ってなに!?ああもう!QB!!契約するからこの砲を消滅させて!」

QB「あいよ」

さやか「今だ!!ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲をーーーーーっ!!!」

まどか「レッツモーフィン!からのシューティングスター!」

ほむら「まどかぁーっ!!」

新八「あのー聞いてますー?」

銀時「聞いてる聞いてる」

新八「じゃあなんで僕達が平然と会話してるんですか」

銀時「そりゃおめー、アレだよ、アレ」

神楽「アレね」

新八「なんすかアレって」

銀時「あれだよ、クーロン力とかなんとかグルコサミン?」

神楽「ちがうね銀ちゃん、グレートエレキファイヤーアル」

新八「クロスオーバー?」

銀時「そうそれ、ももいろクローバーZ」

新八「全然合ってないから!」

神楽「クロスオーバーだからわたしらが会話してても何の問題も無いネ」

新八「クロス先が居ないじゃないですか! クロスどころかオーバーも出来てませんよ!」

銀時「しゃーねーなぁ、おい、定春ーほら」

定春「わけがわからないよ」

銀時「っはいおっけーいいよー一発合格だよー役者の鏡だよー」

新八「ちょっとまてぇぇぇ! なんで!? なんでいま定春しゃべったの!?」

神楽「何言ってるネ、定春の鳴き声は昔から『わけがわからないよ』だったアルネ」

銀時「そうだぞー定春は昔からインキュベーターだっただろ、ほらあの頃から——」

新八「回想しても映像伝わんねーよ!! ってかインキュベーターて!」

銀時「まーまー、そんな細かいことを気にすると眼鏡が眼鏡になっちまうぜ」

新八「なんだよ眼鏡が眼鏡って、眼鏡は最初から眼鏡だろ!」

神楽「安心するね、お題が銀魂だった以上まともなSSは出ないネ」

新八「自分の登場する漫画をなんだと思ってんの!? まったくもう」

定春「わけがわからないよ」

新八「それ!!!! 言おうと思ったのに!!! 僕が言って〆るはずだったのに!!!」

「三年マギ組〜銀八先生〜!!」


銀八「あ〜、みんな席につけぇ。実は、鹿目の水着が盗まれた。犯人はほかのクラスにいるかもしれんが、面倒なんでクラス内で適当に見繕うことにした」

銀八「犯人は正直に名乗り出ろ、嘘でもいいぞ。今なら鹿目も、まど神ネットワークで恥ずかしい記憶を100コ暴露するだけで許してくれるって」

まどか「ティヒッ」ニコッ

杏子「あーあ、まどかを怒らせちゃったなあ。アレをやられたら生きていけねえよ。バカだな男子、お前じゃねえのか色男?」

恭介「バカを言うな! ぼくは金ヅ……志筑さん一筋なんだ。バイオリンにかけて盗みなんかしない!」

さやか「いや、今仁美のこと金ヅルって言ったよね。なんかかっこいいこと言ったけど金ヅルって言ったよね」

杏子「ふーん、坊やじゃないならジミーの中沢か?」

中沢「ジミーってなんだ!? それはもしかして地味からきてるのか? ふざけるな、俺だって沙々さん以外の女子に興味はない!」

中沢「水着なんていらねえよ! 水着どころか、沙々さんのブラもパンティーも俺が毎日手洗いしてるんだぞ!」

沙々「洗濯機を使わんかぁぁ!!」

中沢「ぐぎゃあぁぁーっ!!」

杏子「うーむ、男子の中に犯人がいないとなると、下手人は女子ということになるな」

さやか「てか男子は二人しかいないのかよこのクラス。しかし、女子に犯人がいるとなると」

ほむら「よしなさいよみんな! クラスメイト同士で疑い合うなんて最低よ」

ほむら「まどか、私の水着を使いなさい、大丈夫、今日は私、最初から下に水着着てきたから」ヌギッ

マミ「あ、暁美さんの水着のタグに【鹿目】って」

ほむら「……」

まどか「……ニコッ」

ほむら「あの、まどか? まさか、えと、マジで? 冗談だよね」


大音響『鹿目さん! 私も魔法少女になったんだよ!』スクリーン付き


ほむら「やーめーてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

杏子「濁点をとると
マミ「女の子のいう言葉じゃないわよ?」

杏子「濁点をとると」

ほむら「キンコン?……チンコン(鎮魂)の類似語かしら?」

まどか「……なんで別なアウト言葉を言っちゃうのほむらちゃん……」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>927

織莉子「結果発表です」

>>927 3票

キリカ「圧倒的再現率。>>927さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

昨日

ゆま「次のお題は【昨日】、投稿時間は明日の23:00までだよ!」

まどか「昨日の日付…7/21?」

ほむら「そう。それを語呂合わせして読んでみて?」

まどか「な、に、い?」

ほむら「そうそう。それに0をつけるのよ」

まどか「おな…何言わすのほむらちゃん!!」ドゴォォォ
ほむら「ひどぅぶ!」

さやか「>>938。 昨日の日付だとおもった? 残念! 1分足りませんでした?www」
 
まどか「さやかちゃん、凄い嬉しそうだね」
 
杏子「まあ、さやかだから仕方ない」

ほむら「昨日選挙だったのだけど……」

まどか「あったね」

ほむら「私のところにも私の名前の入場券が届いてて……」

さやか「マジ?」

ほむら「それを持って行ったら普通に投票出来たのよ」

まどか「うそー!?」

ほむら「何度もループしてたから実質大人なのかしら私」


ほむら「前が見えないわ」

杏子「そんなんだから>>939みたいな突っ込まれ方されるんだよ」
杏子「まどかだけじゃなくて周りも見たらどうだ?時間とか」

ほむら「さやかに昨日についての定義を突っ込まれたことがムカつくわ」

「三年マギ組ーっ! 銀八先生ーっ」


銀八「はーいみんな教科書閉じろぉ。実はな、暁美の胸が盗まれた。犯人は以下略でさっさと自首しろコノヤロー」
 
さやか「先生ー、銀魂がお題だったのは昨日のことだったと思いまーす。てかほむらには盗まれる胸なんかねーよ」
 
「ミキサヤカ、アナタハホントーニオロカネ」 ダダダダダ  「ヴギャァァァ」

銀八「はいそこ、バトルモードだったら尺をとって番組の予算があるときに始めること。つーかな、今日のお題が【昨日】ってことはな、昨日のお題使っても別にかまやしねーだろ」

マミ「先生、それは拡大解釈と言うんだと思います」
 
銀八「中学生が細かいこと気にしてると寿命が縮むぞ。大人になれば、やれ酒だタバコだマヨネーズだなんて体に悪い物のオンパレードなんだ。ガキの頃くらい健康に生きやがれってんだよ」

さやか「先生、マヨネーズは別に子供も食べると思います。しれっと個人的な怨恨を入れないでください。それと教室でタバコ吸うのはやめてください」

銀八「これはタバコじゃない。ポッチーだ」
 
杏子「ポッチーから煙はでねーよ」

銀八「それはチョコレートがなくなるくらいレロレロしてるから煙が出るんだ。んで、なんの話だっけ?」

織莉子「はい先生、胸がないならパッドを入れればいいんだということです」

銀八「おい美国、暁美だけじゃなくて鹿目も泣きそうになってるからそのへんにしとけ。まーともかく、お題の解釈は書き手に一任されてるから文句あるかってことだよ」
 
さやか「そんな横暴な」
 
仁美「あ、そういえば昨日は昨日(さくじつ)とも読めますわ。意味は、ごく近い過去のことですら、別に一日前のことでなくても構いませんわよ」

ほむら「つまり、二日前の【上杉鷹山】や三日前の【防波堤のドザエモン】も使っていいってことね」
 
さやか「【波打際のさやかさん】だろうがぁ! なんだ【防波堤のドザエモン】って、私への悪意がビンビンじゃないか!」

銀八「おい美樹、中学生がビンビンなんてはしたない言葉を使うんじゃねーよ」

キリカ「先生、そういう発想のギャグを言う中年は見苦しいです。たまってるんですか?」

銀八「胸だけ育ってケも生えてねーようなガキが知ったふーな口を利くな。男はな、ほっておけば溜まるしかねー悲しい作りで生きなきゃなんねーんだ」

銀八「そのため、自家発電というものを覚える。しかし、そのためには繊細な力加減ができる手が不可欠だ。それを取り上げられた男がいかにつらいか、お前ならわかるよな上条?」

上条「先生、ぼくは何度身を投げようかと絶望に打ちひしがれたかわかりませんよ」
 
さやか「え? 何? それじゃもしかして私って、恭介のナニのために契約したってことにならない?」

まどか「先生、さやかちゃんのソウルジェムが真っ黒でーす。それから、そろそろこの話も落とさないと容量ないですよ」
 
銀八「心配すんな、尺の都合で魔女化はない。んで、オチなんかない。考えてもいない。つーかめんどくさい、働かずに金だけほしい」


キーンコーンカーンコーン


銀八「ほら、ちょうどご都合的にチャイムが鳴ったぞ。本日はこれにて終了、みんな寄り道せずに帰れー」

「はーい」




ほむら「…………私の、胸」
 
沙々「パッドがダメなら、シリコンを入れればいいじゃないですかぁ」
 
ほむら「ああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーっ!!!!」



さやか「ほむらー機嫌なおしてよ」

ほむら「知らないわ」フイッ

まどか「おはよう二人共、朝から喧嘩?」

さやか「あっおはようまどか!まどかからも頼んでよ機嫌なおしてって」

ほむら「おはようまどか、さやかなら放っておいていいわよ」

まどか「一体何があったの?」

さやか「実は昨日の事なんだけど、私とほむらでデートしてたんだ」

まどか「うんうん」

ほむら「そしたらさやかが遅刻してきたのよ」

まどか「あっそれで怒ってるの?」

ほむら「そんな事じゃ怒らないわよ、その後映画を見に行ったの」

さやか「そこでうっかり寝ちゃってさ」

まどか「じゃあそれが原因だね」

ほむら「寝顔が見れたし、イタズラもしたから問題ないわ、その後一緒にお昼を食べるのだけど」

さやか「私がほむらのパスタを勝手にね、ちょこっと食べちゃって」

まどか「それが原因かな?」

ほむら「少し怒ったけど、私もさやかのドリアをいただいたからおあいこよ」

さやか「次にゲームセンターに行ったら杏子がいてさ」

まどか「杏子ちゃんと何かあったの?」

ほむら「いえ何も無かったわ、佐倉杏子は巴マミとデートしていたから」

さやか「邪魔したら悪いかなって思って、声は掛けなかったよ」

まどか「ああそう、……それで?その後は?」

ほむら「公園でクレープを食べることにしたの」

さやか「それでせっかくだからさ、お互いに食べさせようとして」

まどか「大体わかるけど一応聞くね、それが原因?」

ほむら「いえさやかの味がした気がして、とても良かったわ」

さやか「私も幸せだったよ」

まどか「うん私はちょっとひいちゃったけど」

ほむら「その後私の家にさやかが泊まったのだけど」

さやか「一緒に晩御飯作ったりしたんだ」

まどか「だから朝から一緒だったんだね」

ほむら「そうしたらさやかが!私の作った煮物が一番美味しかったって言ったのよ!?絶対にさやかの作った生姜焼きの方が美味しかったのに!」

さやか「そんな事ないってば、ほむらの料理の方が私への愛が詰まってて美味しいよ」

ほむら「いいえ!絶対にさやかの料理の方が私への愛が詰まってて美味しいわ!」

さやか「もう今朝からこんな調子で、夜はおとなしかったのに」

ほむら「ちょっと恥ずかしいじゃない!」

さやか「本当の事じゃん」

まどか「……やっぱりただのノロケかぁ、最後まで聞いて損したかも」ハァ

ほむら「それは昨日の出来事だった」

さやか「当事者が当事者に語ってどうすんのよ」

ほむら「まだその話をするかどうかはわからないでしょう!?」

さやか「そんな顔してるし」

ほむら「じゃ、じゃあ、しないわ。 それ以外で昨日の出来事で凄いのがあったのよ」

さやか「ふーん」

ほむら「それは昨日の出来事だった気がする」

さやか「気がする!?」

ほむら「幾度も繰り返した世界での何処かの出来事だったかもしれない」

さやか「それいうと突っ込みづらいからやめい」

ほむら「ま、昨日なんだけどね」

さやか「そ、そうか」

ほむら「昨日のお昼」

さやか「うん」

ほむら「私は」

さやか「おう」

ほむら「それは、昨日のお昼の出来事……」

さやか「アニメのドラゴンボールか!」

ほむら「良いツッコミよさやか!」

さやか「ツッコミはいいから、昨日なんだったのよ」

ほむら「お昼ご飯が凄く美味しかった」

さやか「へ、へぇー、そ、そうかぁーお昼ーおいしかったかぁー」

ほむら「という夢を昨日の夜見たのよ」

さやか「夢かい!」

ほむら「現実の昨日のお昼ご飯はひどかったわ。本当にひどかったわ、ふふ……」

さやか「ごめん」

ほむら「炊飯器ぐらいは使えるようになりましょうね」

さやか「はい」

カンナ「昨日の」沙々「ネタを」あすみ「使っていいと聞いて」

あすみ「ねぇおねえちゃん」 ほむら「何?」 あすみ「どうして昼間からこんなところにいるの?」

ほむら「それはね、一時のテンション(まどパン)に身をまかせて大失敗しちゃったからよ。」 あすみ「ふーん」

ほむら「あなたも若いっからって後先考えずに行動したらいk「オメーにいわれたくねーよ負け組が」………

あすみ「じゃーね、まるで成長してない
         ダメなんてレベルですまない 
         オンナ           略してマダオ」

ほむら「ったく、ガセキャラの分際で……あれ…おかしいな前がかすんでみえないわ………」  
         

さやか「昨日?鯖の味噌煮だったよ」

マミ「昨日?シチューを作って食べたわ。ひとりで」

杏子「昨日?カップ麺だったかな」

ほむら「昨日?そんな昔のことは忘れたわ。ええ、忘れたわ」

まどか「昨日?ほむらちゃんだよ」

杏子「昨日?昨日は朝起きて飯食ってゲーセン巡って飯食って公園で時間つぶして飯食って寝たかな」

杏子「一昨日?一昨日は朝起きて飯食ってゲーセン巡って飯食って公園で時間つぶして飯食って寝たかな」

杏子「その前?その前は朝起きて飯食ってゲーセン巡って飯食って——」

まどか「ごめん杏子ちゃん!!今日は私の家に来ていいから!!!」」

中沢(昨日まで、俺の家には同居人がいた。突然上がり込んできて、わがままで、図々しくて、自分勝手で、でも、いつも一人だけで戦ってる女の子)

中沢「沙々さん、なんで死んじまったんだよぉ。必ず帰ってくるって言ってたじゃないかよ」

沙々「やれやれ、みっともないですね。男がウジウジと」

中沢「さ、沙々さん!? なんで!! 魔女に、やられたはずじゃあ」

沙々「くふふ、ちょっとお前を試してみたんですよぉ。最近、私の言うことに反発しますから、私の魔法で記憶をちょいとね」

中沢「沙々さん、生きてたんですね。よ、よかったあぁ」

沙々「ちょっ、そこはおちょくられて怒るとこでしょう。ったく、調子狂いますね。しゃーないです、そんなに言うなら、またお前の家にやっかいになってやるです//」

中沢「はい!! じゃさっそく、いっしょに今日の宿題でも」

沙々「バカ!! 調子に乗るなです//」

ゆま「時間になったよ、投票は23:30まで!」

キリカ「なお次のお題の安価に参加できるのは投稿・投票の参加者だけだ」

織莉子「参加したい方は忘れず投票をお願いします」

>>938

>>938

ねこかぶり

キリカ「結果発表だよ」

>>938 2票
>>946 1票
>>947 1票

ゆま「ねぇお姉ちゃん、おnキリカ「それ以上はいけない。>>938さん、優勝おめでとう」

次のお題 安価下

地獄

織莉子「次のお題は【地獄】、投稿時間は明日の23:00までです」

さやか「まさかあたしが地獄に落ちるとは」

ほむら「ざまぁみなさい」

さやか「ってほむらもじゃん」

ほむら「そりゃさやかが落ちるなら私がオチないはず無いでしょう」

さやか「確かに」

ほむら「ま、地獄も案外楽しいかもしれないわよ」

さやか「ぇー。どう考えても楽しめないアトラクションばかりじゃん」

ほむら「だってほら、見てよあそこ」

さやか「うーん、あれはどう見ても針山地獄」

ほむら「そっちじゃなくて、ほら、もうちょっと右の」

さやか「なんだあれ」

ほむら「蜘蛛の糸ならぬまど神のリボンよ」

さやか「……それって」

ほむら「……言わずもがな」

さやか「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

ほむら「まどかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

まどか「うぅ〜ん〜〜♪」
 
ほむら「ああ〜♪」
 
さやか「気持ちいい〜♪」
 
マミ「砂風呂って♪」
 
杏子「こんないいものだったんだなぁ♪」
 
織莉子「まったく、美樹さんが「地獄めぐりのチケットが当たったよー♪」と言って来た時は何事かと思いましたけど」
 
キリカ「来てよかったなぁ♪」
 
ゆま「大分県別府市〜♪ 温泉の里だもんね」
 
沙々「心が洗われますねえ……ハァァァ」
 
仁美「最高の夏休みですわぁ」
 
恭介「坊主地獄に海地獄、蓮の花を見て楽しんで」
 
中沢「温泉に一拍、高崎山でサルを見て。下りたあとにはうみたまご」
 
QB「大分よいとこ、一度はおいで」

上条「右手が動かないから自らを慰めることも出来ねぇ!本当この世は地獄だぜフゥーハハァー!」

中沢「四六時中恋人に見守られているおかげでマジで出来ねぇ!本当この世は地獄だぜフゥーハハァー!」

上条「おうノロケかオウやんのかアァ!?」

中沢「おめーも二人ほどいんだろうが3Pでもやってろやオラァ!」

上条「上等だ物理的に出来ねぇ地獄を教えてやるよォ!」

中沢「したくても止められるもどかしい寸止め地獄を教えてやるよオラァ!」





沙々「おーいなかzうわっ」

さやか「お見舞いだよ恭sうわぁ」

中沢「」ちーん(笑)
上条「」ちーん(笑)

沙々・さやか「地獄絵図だ」

QB「久しぶりだね優木沙々、美国織莉子に仕掛ける前以来だけど、元気にしていたかい?」

沙々「キュゥべえ、よくも私の前に顔を出せたものですね。私を騙しやがりまして、この腐れ外道が」

QB「僕はちゃんと魔法少女になるときに説明したはずだよ。不要なことを少々省略はしたけどね」

沙々「ふざけるな、ソウルジェムが濁りきったら魔女になるなんて聞いてないです!」

QB「聞かれなかったからさ。それに君は戦いを甘く見てる。例えば、呉キリカの爪で体を貫かれた場合のダメージは」ソウルジェムタッチ

沙々「うっ?ぐわぁぁっ、あぁぁぉっ!」

QB「わかったかい?生身でのダメージはそんなものなんだ。わかりやすく形容すれば地獄の痛みというとこかな」

沙々「ハァ、ハァ、くふふ、たいしたことなかったですね」

QB「な、なんだって!君の精神力であの痛みに耐えられるはずは」

沙々「あのときに比べたらなんてことないです。そう、あれは私がこの家に転がり込んでしばらくした、ある夜のこと…」


沙々「スゥ、スゥ」Zzz

ゴソゴソ ゴソゴソ

沙々「う、うーん? えっ!な、中沢、お、お前なにしてるんですか私の布団の中に」

中沢「さ、沙々さんごめん。でも俺もう我慢できなくって。どうしても沙々さんを俺のものにしたいんだ!」

沙々「や、やめろやめてっ! ぎゃあぁぁぁーーーっ! 痛いっ、痛いぃぃーーっ!」


 …………………

中沢「あぁぁっ、俺はなんてことをしてしまったんだ。沙々さん、ごめんなさい、ごめんなさいっ」

沙々「中沢ぁ、てめぇどうやって責任とるつもりですか、あぁん?」

中沢「ひっ、ひぃぃ、それはもう私めの命でもなんでもぉ!」(殺される、確実に殺されるぅ!)

沙々「そうですね。私をキズものにしてくれた報い、肉体を四分五烈に切り刻んで犬に食わせてもまだ足りませんねぇ」

中沢「は、はぃ」

沙々「楽に地獄なんかに堕ちさせてあげますん。そこでです。お前は残りの人生全てを私の奴隷として生きるのです」

中沢「えっ」

沙々「だ、だからあ。お前はこれから私だけのために生きて奉仕して、こ、これ以上言わせるなです!」

中沢「はい!もちろん喜んで」

沙々「ち、調子に乗るなです。それで、最初の命令なんですが、その、さっきのをもう一回……」




沙々「キャー!キャーきゃー!!私ってば私ってばもう!」

QB「わけがわからないよ」

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