アイドルはあまり出てきません
出てくるアイドルはモバマス寄りです
基本、ちひろさんと男2人が会話してるだけのお話です
今回も、終わるまでゆっくりだと思います
↓前作
765P『……ンフ』 モバP『……プス』 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445529905/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1446745338
モバP『菜々……菜々だったのか……』
菜々『えへへ、やっぱり、バレちゃいますよね……』
モバP『お前、ずっとアイドルを目指して――』
菜々『十年……言葉にすればわずか二文字ですけど、 生きてみれば随分長い年月でした」
モバP『菜々……』
菜々『ふふっ。モバ君、すごく立派になりましたねっ。 スーツなんて着ちゃって……』
モバP『……』
菜々『……』
モバP『……』
菜々『……菜々は』
モバP『……うん』
菜々『菜々は、まだ夢を見ていていいんでしょうか? まだ夢を叶えられるでしょうか?』
モバP『……大丈夫だよ』
菜々『……』
モバP『俺が、菜々をシンデレラにしてやる』
菜々『……っ』
モバP『綺麗なドレスも用意してやる。お城までの馬車だって任せておけ。なんてったって、俺は魔法使いだからな』
菜々『モバ君……』
モバP『だけど菜々。本当にシンデレラになるには、お前がお前の意思で踊らなくちゃならない』
菜々『……』
モバP『……出来るか?』
菜々『――っ!! 出来ますよぅっ!! ナナが! 私が! どれほどの覚悟で!! なんの為にあなたと別れてまで……っ!!』
モバP『そっか……なら、一緒に行こう』
菜々『うぅ……ひぐっ……モバ君……』
モバP『どうせ泣くなら、トップアイドルになってからにして欲しいんだけどな』
菜々『!! はいっ! ……えへへ、モバ君は相変わらずイジワルですねぇ』
モバP『はは、うん……やっぱり菜々は笑顔が一番かわいいよ』
菜々『あっ……モバ君……』
モバP『明日から、お前はアイドルだからな。だから……今日だけは』
菜々『モバ君……ふふっ、今日だけですよ?』
ちひろ(菜々)『っっっえんだあああああああああああああああっ!!』
モバP『嫌ぁぁあぁぁぁぁぁぁあ!!』
765P(モバP)『wwwwwwwwwwwwwww』
ちひろ『どうです? 私の確信的で核心的な【プロデューサーさんと菜々さん運命の再会編】』
モバP『完っ全に模造された妄想じゃないですか!! つーか何、俺クサイな!!』
765P『wwwwwwwwwwwwwww』
モバP『俺役をノリノリで演じといて、なんでそんな爆笑できるのお前ェ!!』
765P『いやwww千川の安部菜々モノマネがwwwツボにwww』
ちひろ『なかなか上手いものでしょう』
モバP『ドヤ顔やめてくださいよ』
ちひろ『キャハッ☆』
モバP『やめろってんだよォ!』
765P『でもアレじゃないかね。えんだあああで締めるのもテンプレすぎるというか、マンネリすぎるというか……』
ちひろ『なるほど、さすがは765さん、一理ありますね』
モバP『一理? ねぇよそんなもん』
ちひろ『ではこんな感じはいかがでしょう』
モバP『菜々……菜々だったのか……』
菜々『えへへ、やっぱり、バレちゃいますよね……』
モバP『お前、ずっとアイドルを目指して――』
菜々『十年……言葉にすればわずか二文字ですけど、 生きてみれば随分長い年月でした」
モバP『菜々……』
菜々『ふふっ。モバ君、すごく立派になりましたねっ。 スーツなんて着ちゃって……』
モバP『……』
菜々『……』
モバP『……』
菜々『……菜々は』
モバP『……うん』
菜々『菜々は、まだ夢を見ていていいんでしょうか? まだ夢を叶えられるでしょうか?』
モバP『……大丈夫だよ』
菜々『……』
モバP『俺が、菜々をシンデレラにしてやる』
菜々『……っ』
モバP『綺麗なドレスも用意してやる。お城までの馬車だって任せておけ。なんてったって、俺は魔法使いだからな』
菜々『モバ君……』
モバP『だけど菜々。本当にシンデレラになるには、お前がお前の意思で踊らなくちゃならない』
菜々『……』
モバP『……出来るか?』
菜々『――っ!! 出来ますよぅっ!! ナナが! 私が! どれほどの覚悟で!! なんの為にあなたと別れてまで……っ!!』
モバP『そっか……なら、一緒に行こう』
菜々『うぅ……ひぐっ……モバ君……』
モバP『どうせ泣くなら、トップアイドルになってからにして欲しいんだけどな』
菜々『!! はいっ! ……えへへ、モバ君は相変わらずイジワルですねぇ』
モバP『はは、うん……やっぱり菜々は笑顔が一番かわいいよ』
菜々『あっ……モバ君……』
モバP『明日から、お前はアイドルだからな。だから……今日だけは』
菜々『モバ君……ふふっ、今日だけですよ?』
『 このあと滅茶苦茶ミミミンした 』
765P『んフッ。あぁ、俺はこっちの方が好きだなぁ。これもテンプレだけどw』
モバP『茶番をもう一度繰り返す必要があったのかと』
ちひろ『いやー、菜々さんが余りにも口を割らないもんですから、妄想が捗って捗って』
モバP『あ、結局菜々には聞けなかったんですか』
ちひろ『上手くかわされちゃいましたねー。誰かさんが、近くでフォローしまくってましたからねー』
モバP『はは、残念ですね』
ちひろ『まぁおかげで、ネタをチラつかせながらドリンクを買わせるってことは出来ましたけど?』
モバP『上手く買わされちゃいましたねー……ホント』
モバP『それでさぁ』
765P『ん?』
ちひろ『どうしました? ビール追加ですか?』
モバP『なんで今日もちひろさんいるのぉ……』
765P『そこはもう、諦めた方が楽かなーって……』
モバP『っていうかさ、お前が「明後日も飲みに行こう」とか、ちひろさんの前で言うから』
765P『いや俺は……疲れ果てるだろうお前のことを思ってだな』
ちひろ『男二人で「お前」とか呼び合うのって、ちょっとホモホモしいですよね』
モバP『……最近の世の中、ホント嫌いだわ。なんでもかんでもホモにしやがる……』
765P『モバ君がすっかりいじけてしまったじゃないか』
ちひろ『まぁまぁまぁまぁ、いいじゃないですか。折角、学生時代の貴重な友人が集まれるんですから、もっと楽しくいきましょうよ』
モバP『ちひろさんがいなければ、心おきなく楽しめるんですけどねぇ?』
ちひろ『やっぱりホモじゃないか』
765P『なんと言われようと、男だけで飲みたい時ってあるからなー……』
モバP『はぁ……このメンツでいるところ、アイドルには絶対見せられないわ』
早苗『見てるのよねぇ』
―回想― 早苗
早苗「それで? ちひろちゃん」
ちひろ「はい?」
早苗「なんであたしに、アレを見せようと思ったわけ?」
ちひろ「アレ、とは?」
早苗「分かってるでしょーに。P君と765さんとちひろちゃんのアレよ」
ちひろ「あぁ、アレですか」
早苗「結局最後まで見ちゃったあたしが言うのもなんだけどほら、盗撮じゃない、あれって」
ちひろ「ライブ映像ですよ。ただの」
早苗「……で、なんでなの?」
ちひろ「……プロデューサーさん、最近がんばりすぎなんですよねー……」
早苗「え? あぁ、うん。バリバリ働いてるわよね」
ちひろ「ガス抜きも勿論必要なんですけど……プロデューサーさんの仕事以外の、普段とは違う面を知ってる人が増えるのも、いいかなって」
早苗「……それであたしに?」
ちひろ「早苗さん、よくプロデューサーさんと飲みに行ったりしてるじゃないですか」
早苗「まぁ、ね」
ちひろ「それに……こう言うとちょっと失礼なんですけど、やっぱり年長の人なら受け止めてくれるかな、なんて思いまして」
早苗「……でも盗撮してるなんてP君にバレたら――」
ちひろ「やきそばパンで許してくれましたよ?」
早苗「は?」
ちひろ「学生の頃も、ちょいちょい盗撮してたんですけど、やきそばパン3つで許されました」
早苗「ちょ」
ちひろ「カフェオレもつけたら、「次もよろしくな!!」とか言ってました」
早苗「えっ」
ちひろ「765さんはカツサンドでしたね……さすがにあの人はしっかりしてます」
早苗「カツサンドだとしっかりしてるの? あれ? そもそもあたしの価値観がおかしいの?」
ちひろ「と、まぁそんな感じで。例えバレたとしても大丈夫ですよぉ」
早苗「ば、バレなきゃいいってもんじゃ……」
ちひろ「早苗さん――私ね、アイドルのみんなのことが、、プロデューサーさんのことが、大好きなんです」
早苗「……」
ちひろ「ふふ、もうちょっとお付き合い……していただけませんか……?」
早苗「とか言って、楽しいからやってるだけでしょ」
ちひろ「あ、バレました?www」
早苗「なんで最後だけちょっと病んでるっぽくしたのよ」
ちひろ「いやー、ちょっとミステリアスな女性を演出してみたくてですね」
早苗「あーあー、いっそあたしもそっちに参加したいんだけどなー」
ちひろ「それはそのうちそうなりますよっ。もう少しお待ちくださいっ!」
早苗「あー……あと、あの時、こっちに美嘉ちゃんと愛梨ちゃんいたの知ってた?」
ちひろ「あ、分かります?」
早苗「なんで分かったの?」
ちひろ「……ふふ……早苗さん……あなたが深淵を覗いている時、深淵もまたこちらを――」
早苗「いやもうそのキャラいいから」
ちひろ「残念っ☆ あっ、何か【おもしろいテーマ】がありましたら、ちひろボックスに入れといてくださいね~」
早苗「あの箱、そんな名前になったんだ……」
早苗(と、まぁそんなわけで言いくるめられたんだか納得したんだかよく分かんないけど、あたしは現にここにいる)
早苗(そう、一昨日も使ったPCの前に)
早苗(う~ん……ちひろちゃんは確かにああ言ってたけど、なーんかもにょもにょするのよね……)
早苗(……お酒、飲んじゃおっかな?)
ガチャ
加蓮「こんばんはー」
奈緒「誰かいるかなー?」
凛「プロデューサー、いる?」
早苗「うっわぁ……えげつないわぁ……」
………
……
…
奈緒「と、盗撮ぅ!?」
加蓮「ちょっと何してんの早苗さん!! っていうかちひろさん!!」
早苗「いやー、ほんと何してんだって話なんだけどね……」
凛「……」
奈緒「凛! 黙ってないでお前もなんとか言えよ!」
凛「2人は……興味ないの?」
加蓮「!!」
奈緒「なにがだよ……」
凛「プロデューサーの、普段見れない姿。……私は興味あるかな」
奈緒「そんなっ……」
加蓮「私も……私も、ちょっと興味あるかな」
奈緒「!? 加蓮まで!!」
凛「奈緒は優しいからね。いいよ、ごめんね。先に帰っててくれてもいいから……」
奈緒「そんな……」
凛「私は、見るよ……ッ! この目に焼き付ける!!」
早苗(なにこれ、シリアス風な空気ツライわ)
奈緒「ならあたしだって……ッ! 一緒に見ていく!!」
加蓮「ふふっ、最初っからそう言えばいいのに」
奈緒「なっ! べ、別にあたしは本当に見たいわけじゃなくってだな!!」
凛「はいはい。じゃ、座ろうか」
早苗(春のちくわ大明神祭り)
早苗(ま、ちひろちゃんのことだし、こうなることも想定内なのかな?)
早苗(とりあえず――菜々ちゃんのことは伏せて、3人には軽く説明をした)
早苗(P君、ちひろちゃん、765さんが同級生だったこと。おもしろがって盗s―ライブ映像を流していること)
早苗(さてさて、今日はあんまり過激な話題はしないでよ……?)
ちひろ『……むぅー、そんなに私ジャマですか?』
モバP『今更、俺にそんな上目づかいは通用しませんよ。765Pにでもやってあげてください』
ちひろ『……むぅー、そんなに私ジャマですか?』
765P『うん!! 765Pおこだよ!!』(裏声)
モバP『wwwwwおこなのかwwwww』
ちひろ『裏声wwwwww』
765P『いや、俺としては、別に構わないといえば構わないんだけど』
モバP『出たよ。急にイケメン風吹かすのやめてもらえませんかねぇ』
765P『……モバP的には、話づらいこともあるかなーって』
ちひろ『そうなんですか?』
モバP『っていうかちひろさんがいたら、ほぼ確実にアベトークばっかりになるでしょうが』
765P『新しい企画かな? 新番組かな?』
ちひろ『今まで黙ってた分、余計気になるんですけどねー』
凛「……知らない大人が3人いるね」
加蓮「えー……765さん……えぇー?」
奈緒「なんかPさんも雰囲気違うな……あんな笑い方するんだ」
早苗(わわわっ、菜々ちゃん絡みの話題は早く流して……っ)
ちひろ『でもでも、私って貴重な存在だと思うんですよ』
765P『また何か言い出したよこの人』
ちひろ『お酒が飲めて、下ネタにもバッチリ対応出来る女友達って、もうそれだけで貴重だと思いません?』
モバP『稀有かもしれないけど、貴重な存在だとは思わない』
765P『対応もなにも、前回は自らすすんで下ネタに踏み込んでいってましたがな』
ちひろ『えへへ……男の人は……そういう方が喜ぶと思って……』
モバP『今日のちひろさん、いつにも増して絡みづらそうだなぁ!』
765P『ほんと千川って魔女だわ』
凛「下……ネタ?」
加蓮「プロデューサーもちひろさんも、普段言わないよね?」
奈緒「あたしはちひろさんの物言いに、さっきから違和感がパない」
早苗「……つらくなったらすぐに言うのよ? っていうか今からでも遅くないから帰っ」
凛奈緒加蓮「「「それはイヤ」」」
早苗「はい」
765P『そもそもですね、男女間の友情なんて成立しないんですよ』
ちひろ『なんですと?』
モバP『うむ。765さんのありがたい演説です。心して聞いてください』
765P『例えばですね、俺とモバPが宅飲みしていたとしましょう』
ちひろ『ふむふむ』
モバP『……っあ~、セ○ンのプレミアムスモークチーズ、マジうまいわ~、酒が捗るわ~』
765P『ジャッキーカルパスもあるよ』
モバP『あぁ~、自宅でこんな幸せを味わえるなんて~』
765P『そんなお前にはエ○スもくれてやろう』
モバP『ほぁ~、ちょっと贅沢なビールだわ~、俺マジ贅沢してるわ~』
ちひろ『やっすい贅沢ですね』
765P『と、まぁ俺とモバPだけならこんな感じです、楽園です』
ちひろ『えっ、これが……楽園? 男2人ぼっちで……楽園?』
凛「」
加蓮「凛、凛、大丈夫? 固まってるよ?」
奈緒「これはお酒、お酒の席だから、な?」
凛「大丈夫、ちょっと驚いただけだから」
早苗「あんなダラけた顔、特に凛ちゃん達は見たことないわよねぇ……」
765P『ところがここに、ちひろさんが乱入したとしましょう』
ちひろ『……どうもー。私もお邪魔しちゃいますねっ』
モバP『あ~、ちひろさんこんばんは~、ゆっくりしていってね~』
ちひろ『……何も問題ないじゃないですか』
765P『違います、問題はこの後です』
モバP『あ~、ちひろさ~ん、その辺テキトーに座ってください~』
ちひろ『あ、はい。では失礼しますね』
モバP『!!』ガタッ
765P『はい、ここです!』
ちひろ『え、なにがです?』
765P『モバ君は、半ば寝転がりながらお酒を飲んでいました』
ちひろ『はい』
765P『ちひろさんは、その近くにペタンと座りました』
ちひろ『はい』
765P『ちひろさんは、スカートでした』
ちひろ『はい?』
765P『見えてしまったんですよ、パンツが……ッ』 キリッ
凛「ンフっw」
加蓮「すごいマジメな顔で「パンツ」ってw」
奈緒「Pさんの演技もなんなんだよあれw」
早苗(あ、これもう慣れたな。若いっていいわー)
765P『もうそうなったら楽園のゆるふわ空間は終了です、崩壊待ったなしです』
ちひろ『え、えぇー? 下着が見えただけでそんな……』
モバP『ぉ、おい765P。ちひろさん、ぱんつ見えちゃってるんだけど……注意してやってくれよ』
765P『ゃ、やだよ。もし見たなんて言ったら後で何を要求されるか……お前が言えよ』
モバP『俺だってヤだよ。つーかお前はそんなに顔合わせないんだから、気まずくもないだろうが』
765P『いやいや、あんま顔合わせない俺のが気まずいっつーの。同僚としてお前が――』
モバP『いやいや、偉大なる先人としてお前が――』
765P『ンなこと言って、お前チラチラ見てんじゃん!』
モバP『そういうお前も完全に視線が固定されてんじゃんじゃん!!』
765P『……ね?』
ちひろ『思春期ですかアンタら』
凛「……今度、試してみようかな」
加蓮「いやいや、凛はまだお子様だもん、ここは私が」
奈緒「恥じらいはないのかお前ら」
早苗「あたしにP君をタイホさせないでよねー?」
765P『もう、たかが布一枚でこの有様ですよ』
ちひろ『動揺しすぎでしょう』
765P『どんなに古くからの知り合いでも、どんなに女性的魅力が欠如していたとしても、昔どんなに悪行の限りを尽くしていたとしても』
ちひろ『ちょっと765さん』
765P『ぱんつが見えたら【おっ!】ってなるんですよ。【あっ】じゃありません。【おっ!】です』
モバP『わかるわ』
ちひろ『わかるんですか』
765P『もうね、言えないよ。こんなんじゃ友達だなんて……言えない』
モバP『僕は友達が少ない!!』
765P『言いたいだけ系はやめよう』
モバP『はがない!』
ちひろ『ぱんつは?』
モバP『はかない!!』
765P『ンヒュwwwww』
奈緒「んっふ」
凛「あ、奈緒が反応した」
加蓮「【あっ】と【おっ!】の違いってなんだろう」
早苗「加蓮ちゃん、あなたがそれを知るのはまだ早いわ」
とりあえずここまでぇ
菜々さん、今回の出番おつかれさまでした
草生える…んふっ
過去作はよ
前回も面白かったし、今回も期待してる
ただ、>>14 ちひろって同級生じゃなくて後輩じゃなかったっけ?
早苗(ま、ちひろちゃんのことだし、こうなることも想定内なのかな?)
早苗(とりあえず――菜々ちゃんのことは伏せて、3人には軽く説明をした)
早苗(P君、765さんが同級生だったこと。ちひろちゃんが2人の後輩だということ。おもしろがって盗s―ライブ映像を流していること)
早苗(さてさて、今日はあんまり過激な話題はしないでよ……?)
>>38
指摘ありがとう
あんまり期待されると胸が苦しくなる
ちひろ『別に宅飲みなんですから、ジャージなりスウェットなり着ていればいいでしょう』
モバP『ジャージ……』
765P『女子力が知れますね……』
ちひろ『どうしろってんですか』
765P『そうですね……まぁあえて服装を挙げるならばスウェットは最も限りなく正解に近いですね』
モバP『出来れば薄手で、しましまのやつがいいですね、デザインは』
ちひろ『ほほう? 理由は?』
765P『かわいいじゃないですか』
ちひろ『……んん? うん?』
モバP『かわいいじゃないですか』
ちひろ『いや聞こえてましたけど』
凛「ふーん」
加蓮「プロデューサーのセンスが分からない」
奈緒「いや、確かに楽だけどなぁ、アレ系は……」
早苗「女子と男子では見えるものがきっと違うのよね……」
765P『それでも、です』
モバP『765さんのありがたい演説の続きだ。心して聞くように』
ちひろ『プロデューサーさんのそのノリはなんなんです?』
765P『それでも、やっぱり【おっ!】っていう瞬間はどうしても産まれてしまうんです』
モバP『予測可能回避不可能』
ちひろ『その【おっ!】ってなんなんですか』
モバP『【おっ! ラッキー☆】の意です』
ちひろ『嬉しいならいいじゃないですか』
765P『違うんです、今は楽園の話をしているんです』
ちひろ『え? あぁ、はいそうでしたね』
765P『そして楽園を追われたアダムとイヴは……』
ちひろ『この場合、アダムとイヴってプロデューサーさんと765さんですよね?』
765P『……』
モバP『……』
765P『そして楽園を追われた二人は……』
ちひろ『言い直すんですか』
凛「プロデューサーって、そんなに765さんと仲良かったんだ」
加蓮「話してるところは見たことあるけど、もっと他人行儀だったよね」
奈緒「あたし達、あの2人が知り合いだったってことすら知らなかったもんなー」
早苗「仕事とオフでメリハリつけてる感じかしらねー」
765P『と、いうわけで、男女の友情は成立しない説。いかがでしたでしょうか』
ちひろ『まぁ……分からなくもないですけど』
モバP『分かったからどうなんだ、って話ですし』
ちひろ『ありがたい話だって言ったのはどこのどなたですか』
モバP『ぶっちゃけ、演説モードの765Pの話って中身ないですから』
765P『ひどい!』
モバP『明日には、『成立する!』 とか言い出すまであるからねw』
765P『それは否定しない』
ちひろ『私完全に聞き損じゃないですか』
モバP『……え? そうですよ?』
ちひろ『……またキュッってしますよ?』
モバP『やめてwww』
凛「『キュッ』ってなに?」
加蓮「うーん……首、かなぁ?」
奈緒「また、ってことは既にやったことがあるのか……」
早苗(若い子に見せていいものでもない気がするんだけどなぁ……)
ちひろ『でも、うふふ』
モバP『何笑ってるんです?』
ちひろ『プロデューサーさん達はぁ……私のことを、ちゃあーんと女性として見てくれているんですねぇ?』
765P『真に遺憾ながら』
モバP『生物学的にそうなんだから仕方ないね』
ちひろ『おい』
765P『いや、まぁさっきはテキトーに言ったけど実際千川に【おっ!】ってることはないよなwww』
モバP『ないないwww』
ちひろ『ふぅん……じゃあ、実際に見てみます? 私の、下着……』
765P『!!』ガタッ
モバP『!!』ガタッ
凛「興味ないんと違うんか、おい」
加蓮「www」
奈緒「凛がwww」
早苗「wwww」
ちひろ『座ってください』
765P『……』 スッ
モバP『……』 スッ
ちひろ『今の反応はなんですか?』
765P『……ノリです』
モバP『……ちひろさんのプライドを傷つけないためにうんたらかんたら』
ちひろ『……』
765P『……』
ちひろ『……』
モバP『……』
765P『……』
モバP『…………ちなみに……色は?』
ちひろ『黒です』
765P『!!!』 ガタタッ!
モバP『!!!』 ガタタッ!
凛「さっきより挙動が激しいんだけど」
加蓮「プロデューサー、黒が好きなのかな?」
奈緒「うぐ……黒、かぁ」
早苗「ぶっちゃけ何色でもいいんじゃないかな、あの2人は」
ちひろ『反応しまくりじゃないですか』
765P『だって、黒なんて言うから……』
モバP『やっぱり黒って卑怯だわ』
ちひろ『色に卑怯も何もあるんですかね』
765P『だってホラ……黒だよ?』
ちひろ『え? はい』
モバP『ちひろさん!! ブラックですよ!! ブラック!!』
ちひろ『そんな勢い込んで言われても、私に何を解れとw』
765P『モバ君、俺今ちょっとイラっとした』
モバP『それ、もう言いがかりレベルだろw 別に天海さん意識したわけじゃないよw』
凛「楽しそうだね」
加蓮「大人っていいなー、私も早くお酒飲めるようになりたーい」
奈緒「夜は大体、大人組にPさん取られるからなぁ」チラッ
早苗「うぐっ……否定できない……っ」
765P『あー、なんか頼むか……俺ビールでいいわ、モバPは?』
モバP『俺もビール……と、誰か鍋食わない? 一人じゃツライ』
ちひろ『あれば私もつつきますよ。飲み物は……カシスオレンジで☆』
モバP『んふっ』
765P『今のは、千川さんがカシスオレンジを頼んだことに対する笑いです』
モバP『説明しなくていいよw』
ちひろ『私が頼むと何かオカシイんですかねぇ?』
モバP『だって千川さんがカシスオレンジですよ? ……んふふふ』
765P『こいつ、今日ダメな日かな』
ちひろ『プロデューサーさん……あなた疲れてるんですよ』
モバP『んふふ……ちひろさん、まるで女子のようだなァ!!』
ちひろ『女子だよ』
765P『今日は早めに帰れそうだなー』
加蓮「やっぱりお酒は飲めなくてもいいかな……」
早苗「え~、あたしみんなと飲めるようになるの楽しみにしてるのに~」
奈緒「いやー……でもアレ見てるとなぁ……」
凛「ああいう絡まれ方も悪くないね」
奈緒「マジか。お前マジか」
ちひろ『さて、じゃあプロデューサーさんが潰れる前にやっておきましょうか』
モバP『んふ?』
765P『……一体何が始まるんです?』
ちひろ『ふふん……じゃーんっ! ちひろボックスぅ!!』
モバP『またこれか』
765P『わざわざ紙を引かせる意味を問いたい』
ちひろ『まぁまぁとりあえずどうぞ』
モバP『この前話したのが【おっぱい】【職場恋愛】【処女論】だったっけ?』
765P『ロクなのなかったな……はい、千川さんどうぞ』
ちひろ『はい、どうもー』ガサゴソ
凛「ちひろボックス?」
早苗「あー、P君達の話すテーマが入ってる箱、みたいよ?」
加蓮「職場恋愛とかすごく気になるんだけど……これ再放送ないの?」
奈緒「しょ、しょじょろん?//////」
早苗「もはや【おっぱい】くらいじゃ動じないのね」
ちひろ『はいはい、出ましたよっと』
モバP『これ何枚入ってるんだろ』
765P『一昨日より紙が増えてた気がする』
モバP『うーわー……』
ちひろ『 【結婚】 です!!』
凛「」ガタッ
加蓮「」ガタッ
奈緒「」ガタッ
早苗「」ガタタッ
また少し書き溜めてきますん
765P『あー……比較的、まともだ』
モバP『前回がひどすぎた』
ちひろ『これまた楽しそうなの引きましたね! さぁ、思う存分語らってください!!』
765P『モバ君、なんかある?』
モバP『んー……アイドルが結婚するとしたらどうする? とか?』
765P『そこかー』
ちひろ『ふむふむ、じゃあもしアイドルが結婚するとしたら、お2人はどうします?』
765P『泣く』
モバP『泣く』
ちひろ『メンタルょゎぃwwww』
凛「ふふ、泣いちゃうんだ……プロデューサー」
加蓮「あー……[純白の花嫁]撮影の時もちょっと目が潤んでたかも」
奈緒「……[純真の花嫁]の時もそんな感じだったな」
早苗「あたしの[はりきり花嫁]の時はやたら優しい目でみられたんだけど?」
凛「あ、これ不公平な話題だよ。良くない。実に良くない」
765P『嬉しくて泣くんじゃないんですよ』
モバP『悲しくて泣くんでもないんですよ』
ちひろ『 ? じゃあなんで泣くんですか?』
モバ765『『俺のかわいいアイドルが取られちゃって悔しいいいいぃぃぃぃ!!』』
ちひろ『悔wwしwww泣wwwwきwwwww』
765P『まぁ実際なってみないと分からないけどな!!』
モバP『その時はいろんな想いがあるだろうけど、とりあえず泣くよなw』
凛「……泣かせるわけにはいかないから、私がプロデューサーと結婚するね」
加蓮「いやそのりくつはおかしい」
奈緒「Pさん、正直すぎるだろ……」
早苗「んふふ」
モバP『ウチは結構ウェディング系の仕事やってるんだけどさ』
765P『あぁ、見た見た。ちっちゃい子から大人組まで幅広くやってたよな』
モバP『ウェディングドレスってすごいわ』
765P『ん?』
モバP『いい歳こいて、冗談抜きで涙出そうになる。ただの仕事なのに』
765P『あ、いい感じの話始まる? 店員さああああああんん! ホッケひとつー!!』
モバP『話させろよwwwww察したなら喋らせろよwwww』
765P『急にホッケが食べたくなったので』
ちひろ『その仕事の後のプロデューサーさん、しんみりしてましたもんねぇ』
モバP『仕事であれですからねぇ……いざ本当の結婚式であいつらを見たらと思うと』
765P『同僚として招待されるのか……? なんとも言えない気分になるな』
加蓮「大丈夫、貴方の隣にいるのは私だよ」
奈緒「今日、ちょっと加蓮もおかしくないか」
早苗「あなた達、割といつもこんな感じよ?」
凛「あ、解った。ドレスは本番のお楽しみにとっておいてるんだね……ふふっ」
ちひろ『お2人は、例えばアイドルが明日「結婚したい」って言ったらどうしますか?』
モバP『俺個人としては、1年は時間をかけて……アイドル活動を終わらせたいと思います』
765P『さすがに、すぐアイドルやめるー結婚するーってのは無理だろうだしなぁ』
ちひろ『……』
モバP『どうしました?』
ちひろ『いえ、続けて、どうぞ』
765P『まぁ結婚自体は非常に喜ばしいことだし、俺としても祝福してやりたいかな』
モバP『ただ、あまり言いたくはないですけどやっぱりアイドルも仕事ですし。やるべき事はしっかりとやってから、ですかね』
765P『幸せに結婚してもらう為にも、俺たちがしっかりフォローしてやらないとだな』
ちひろ『……』
モバP『引退までのプラン考えるってのも、なかなかツライもんがありそうだなぁ……』
765P『いつかは、やるんだろうな……』
ちひろ『……優等生かっ!!』 バーンッ!!
モバP『あぁっ! 俺のニラつくねがっ!!』
ちひろ『バカ! アホ! 赤点大王!!』
モバP『なんでや!! 高校の成績は関係ないやろ!!』
早苗「マジメに考えてる時は、マジメなのよねぇ……」
奈緒「でもちひろさんが聞きたかったのって、そういうことじゃないんだろうなぁ」
加蓮「プロデューサー、赤点多かったんだ」
凛「あと1年か……長いね」
加蓮「結婚するのが? 結婚出来る歳になるのが?」
ちひろ『私が聞きたかったのはぁ!! アイドルに「あなたと結婚したい」って言われたらって話です!!』
モバP『ないないないwww』
765P『ないないないないwww』
ちひろ『うわ、めっちゃ腹立つ』
モバP『あれ? でも765P』
765P『ん?』
モバP『…………「15歳だから結婚出来るよ」』ボソッ
765P『ぶち転がすぞ』
凛「!! 15歳は結婚出来るようになってたんだ!?」
加蓮「なってないね」
奈緒「なってないな」
早苗「なってたらどうするつもりかしら」
ちひろ『プロデューサーさん達は、結婚とか考えないんですか?』
モバP『そりゃ考えますよ?』
765P『なんだかんだで、いい歳になったもんなぁ』
ちひろ『しないんですか?』
モバP『出来たらしてるよ』
765P『ただ俺らの場合、仕事の内容的にもなー』
ちひろ『あぁ……なるほど』
モバP『徹夜朝帰りは当たり前』
765P『そもそも家に帰れないことも多々あり』
モバP『お前、最高何日家に帰らなかった?』
765P『んー……5日?』
モバP『おっ、勝った!! 俺は9日ぁ~』
765P『あん? じゃあ横になって寝なかったの何日よ』
モバP『んー、それはさすがに2日くらいか』
765P『俺の勝ちィ!! 俺4日だしぃ!!』
モバ765『あははははははははwwwwwwwwww』
ちひろ『いや……なんか、すいません』
凛「なにそれこわい」
加蓮「プロデューサーこそ、自分の体大事にしてよねホント」
奈緒「アイドルのプロデューサーってここまでしないとだめなのか……」
早苗「たぶんウチと765さんだけだと思うの」
モバP『あとはアレですね。結婚したとしても、やっぱり仕事の都合上――』
765P『女の子とキャッキャウフフしてるわけじゃないですか』
ちひろ『しないでくださいよ』
モバP『キャッキャウフフとまでは言いませんけどw まぁ女性と多く関わる仕事ですし』
765P『相手からしたら面白くないんじゃないかなーって』
ちひろ『考えすぎじゃないですか?』
モバP『そりゃちひろさんは、旦那をATMとしてしか見ないからいいでしょうけど』
ちひろ『お?』
765P『仕事が原因でギクシャクしたら嫌だしなぁ』
モバP『俺もお前も、結婚するとしたら菩薩のような人じゃなきゃ無理な気がする』
ちひろ『はいはい! はい! ここ! ここに女神がっ!!』 ガタッ
モバP『あ、座ってもらっていいですか? 埃たつんで』
凛「んー、確かにおもしろくない、かな」
加蓮「せめて1日1回は家に帰ってきて欲しいな」
奈緒(あれ、これ事務員になればいいんじゃないか?)
早苗「確かに、旦那が若い子に囲まれてるってのは、うーん……」
ちひろ『でも、アイドルと関わってて【この子と結婚したら~】みたいなの考えたことあるでしょう?』
765P『【ない】と答えるのがプロデューサーですね』
モバ『【ある】と答えるのがよく訓練されたプロデューサーですね』
ちひろ『……で、お二方は?』
モバ765『『よく訓練されたプロデューサー!!』』
ちひろ『www』
モバP『いやもう酒の席ですし、別にいいでしょ?』
765P『俺、お前の方の話が気になるなぁ……大人組多いし』
ちひろ『いやいや、ここは折角ですから10代の子いきましょう』
モバP『まぁ……20↑だとあまりにもガチっぽくなりそうだし、それでいいけども』
凛「きたね」
加蓮「待ってました」
奈緒「うぅ……名前挙がったらヤだなぁ」
早苗「むしろそのガチっぽい話を聞きたいんだけど」
ちひろ『ではでは、最近プロデューサーさんが力を入れてるユニット【トライアドプリムス】で!!』
765P『あー、いいユニットだよな』
モバP『だろ? だろ? じゃあちょっとこのユニットに対する俺の熱い想いを』
765P『あ、そういうのはいいんで』
モバP『おい』
ちひろ『さぁさぁ、この3姉妹、プロデューサーさんはどう思ってるんですか?』
モバP『って言ってもな……』
765P『2人で飲んでる時にこの手の話は割としてるし』
ちひろ『やっぱりそういう話するんですねw』
765P『いやいや、大事なんですよ? こういう発想も。プロデュースするなら』
モバP『結論としては【嫁にするなら凛】で【妻にするなら加蓮】で【奥さんにするなら奈緒】ということに』
ちひろ『ちょっと違いが分からないかなーって』
765P『それぞれ言葉からイメージ出来るものが微妙に違うんだよ』
ちひろ『成程、分かりません』
凛「嫁……ふふ」
加蓮「妻、か。うん、いい響きかも」
奈緒「お、奥さんんんん?」
早苗「おねーさんビール飲んでいい?」
モバP『そんなことより765Pよ、ちょっと聞いてくれよ』
765P『どうした、牛丼屋に人がいっぱいで座れなかったか?』
モバP『結婚云々の話は前もしたけど、結局、19歳以下は問答無用でアウトってなったじゃん?』
765P『なったな』
モバP『…………その後考えたんだけど……17歳はセーフかも分からんね』
765P『千川、警察呼んで』
ちひろ『承知しました』
モバP『待って待って。聞いてw』
凛「くっ……ッ!!」
加蓮「奈緒……ッ!!」
奈緒「待って待って。あたしなんも悪くないよな? とばっちりだよなこれ?」
早苗「矯正する必要があるかしらね、P君」
モバP『とりあえず、20歳はセーフ。ここまではいいね?』
765P『まぁ……ここで止めても話続かなそうだし、どうぞ』
ちひろ『そもそもセーフって【何が】セーフなんですか』
モバP『続いて19歳。ここんところウチで推してるのは……美波、文香あたりかな?』
765P『確かに、色っぽさという点で見ても成人組に引けは取らないな』
ちひろ『同姓の私から見てもドキッとしますからね』
765P『19……ウチだと律子か……まぁ分からんでもないな。セーフとしておこう』
モバP『そして18歳。んー、知名度的には愛梨と周子かな?』
765P『塩見さんはともかく、十時さんはアウトじゃないか?』
ちひろ『純真無垢すぎますからねぇ……』
765P『こっちだと貴音か……いや、でも貴音は特殊な感じだけど……いや、うん、まぁセー……フ』
モバP『17歳』
765P『これはアウト。18なら高校生卒業してる可能性もあるからギリだとしても。17はアウト』
モバP『……何故、高校生はアウトなのかね?』
765P『なん……だと……?』
モバP『倫理や常識に縛られることは、愚かなことだと思わないのかね?』
ちひろ『またなんか言い出したぞコイツ』
凛「……確かに、美波や文香は大人組にも負けない色気があるね」
加蓮「プロデューサー!! 17歳がセーフなら16歳もセーフでしょ!?」
奈緒「17のあたしとしてはツッコミ入れにくい流れだなこれ」
早苗「条例云々言い出したら無粋かしら」
モバP『お前は今、18がセーフだと言っただろう? ならば17でもさして変わらないのではないかね?』
765P『馬鹿な……ッ!! 世間では18禁という区切りがあるように、そこはひとつのボーダーラインだろう!?』
モバP『己のボーダーをあげろ!』
765P『 !? ……オレハ、マダ、ツカエル!?』
ちひろ『いや17って、ボーダー下がってるんですがそれは』
モバP『B○DER BREAKスクランブルたけし!! 好評稼働中!!』
765P『春香……真……雪歩……ッ!! 俺は……俺は……ッ!!』
ちひろ『でも杏ちゃんも17歳ですよね』
765P『やっぱ17歳はアウトだわ』
モバP『だよなwww』
凛「ちょっとついていけない」
加蓮「スクランブル……なに?」
奈緒「あー、Pさんが結構好きなゲームだったっけな」
早苗「っていうか杏ちゃんは杏ちゃんで特別すぎる存在だと思うけど」
モバP『あ、ちょっと待って』
765P『どうしたモバP』
モバP『【17歳】とか、自分で地雷踏み抜いた気がするからこの話はここまでな』
ちひろ『先に言わないでくださいよwww 今突っ込もうと思ったのにwww』
765P『お似合い自爆コンビですねwww』
モバP『やかましいわ』
凛「?」
加蓮「?」
奈緒「?」
早苗(あっ)
ちひろボックスのネタ募集中(震え声)
よし、考えてくる!!
ちひろ『さてさて、次のお題は 【なかせてみたい(意味深)アイドル】!!』
モバP『平仮名に悪意を感じる』
765P『(意味深)に込められた意味やいかに』
ちひろ『プロデューサーさん達が思ったことそのままを話してくれればいいですよ?』
モバP『鳴かせる?』
765P『みくにゃん呼ぼうぜ』
モバP『泣かせる?』
765P『泣かせたい子なんかいるわけないだろ!!』
モバP『啼かせる?』
765P『啼かせたい子なんかいるわけ……ッ!!』
モバP『いるんかいwww』
凛「ん? 3つ目の啼かせるってどういう意味?」
加蓮「たぶん、喘ぐとか、そんな意味じゃないかな」
奈緒「なんでお前そんなアッサリ言えるんだよ」
早苗「やっぱり平成生まれってすごい」
765P『まぁ啼かせる、だとしても、だ』
モバP『うん?』
765P『俺のところは全員やってるから……』
モバP『!?』ガタッ
ちひろ『!?』ガタッ
765P『きゅんパイアな! きゅんパイア!!』
モバP『あぁ……ヴァンパイアガール……』スッ
ちひろ『あの【はああああああん】のことですか……』スッ
凛「あぁ……いい曲だよね、あれも」
加蓮「『はあああああん』って歌う人によって結構違うよね」
奈緒「あれがえっちく聞こえるのはあたしの心が汚れてるからじゃないよな?」
早苗「あの曲調、なんだか懐かしくて好きなのよねー」
モバP『あの【はああああん】のところって、どう歌えって指示だしたの?』
765P『んー、あずささんには、まんま【色っぽくお願いします】って』
ちひろ『春香ちゃんには?』
765P『【なんかエロっぽくがんばれ】って』
モバP『雑だしデリカシーの欠片もないwww 四条さんには?』
765P『【月から零れ落ちる涙を……一息に飲み干すような感じで……】って』
ちひろ『無駄に詩人っぽいけど中身がないwww やよいちゃんは?』
765P『【元気よく!!】』
モバP『はーん!』
765P『いいんだ、やよいはあれでいいんだ。あれがいいんだよ』
モバP『そうだな……どうかこのままでいて欲しい……』
ちひろ『プロデューサーさんは……』
モバP『ん?』
ちひろ『ウチの事務所の子だったら、誰に歌って欲しいですか?』
モバP『そうだなぁ……凛、かな』
凛「!! プロデューサー、信じてたよ!!」
加蓮「え~、なんで凛なの~」
奈緒「うーん、歌だとやっぱり凛に一歩先に行かれるか……」
早苗「え、でもこれってつまり」
ちひろ『つまり凛ちゃんに【はあああああん】してもらいたいと』
765P『ヤダ、モバ君ゲスい』
モバP『なんでそうなる』
ちひろ『だって話の流れからしてそうじゃないですかー』
モバP『凛はカッコイイ系の歌が多いから、きゅんパイアみたいな曲もやりたいなって意味ですー』
765P『またマジメぶりおってからに』
凛「『はあああん/// アンタが私のプロデューサー?』……こんなのどうかな」
加蓮「凛ってここまで身を削るタイプだったっけ」
奈緒「まぁ、Pさんが絡んでるし、ちょっとは、うん」
早苗「凛ちゃんはどうしてそうなっちゃったの」
モバP『あとは、うん、加蓮もいいな』
765P『北条さんか』
モバP『加蓮の【はああああん】で地球がヤバイ』
765P『マジか。地球レベルか』
モバP『少なくとも俺はヤバイ』
ちひろ『ちょっと、聞き逃せませんけど?』
モバP『なんだか、最近急に大人っぽくなりましたよね加蓮』
ちひろ『あー……』
モバP『勿論初めに会った頃から、人間的にもすごく成長したと思うんですけどね、それだけじゃなくてなんというか――』
ちひろ『そうですねー』
モバP『きっと今の加蓮なら大人の【はあああああん】がいけるっ!!』
ちひろ『そうですねー』
765P『女子高生に【大人のはあああああん】とか言っちゃうのはどうなの』
ちひろ『そうですねー』
モバP『ちひろさん、なんか雑じゃないですか?』
ちひろ『そうですねー』
加蓮「……っし!!」グッ
凛「む」
奈緒「よく見てるんだか見てないんだか、分からないよなPさんって」
早苗「見てるんだけど見てないのよねぇ」
765P『そこまで言ったら、神谷さんは?』
モバP『奈緒?』
ちひろ『トライアドプリムスの2人が出ましたもんね』
モバP『奈緒には明日歌ってもらうから大丈夫だよ』
765P『うん……うん?』
ちひろ『なんで奈緒ちゃんだけwww』
モバP『奈緒なら……奈緒ならきっと歌ってくれる……!!』
765P『あー、あの子ってなんだかんだで頼みを聞いてくれそうな感じはあるかも……』
モバP『奈緒って恥ずかしがりぃなところあるから、こういう曲歌うのもいい経験になるんじゃないかな』
765P『物は言いようだな』
モバP『というわけで765君、曲借りるよ?』
765P『どうぞどうぞ。っていうか、どうせなら大々的にやってくれてもいいんだけども』
モバP『そこはほら……手続きとか面倒くさいし……』
765P『あれもそれもこれも全部JA『765さんやめときなさい』って奴の仕業なんだ』
モバP『というか、お前の活躍に便乗するみたいな形になるのも腹立たしい』
ちひろ『ふふ、私達は私達でがんばっていきましょう』
モバP『まぁそのうちコラボとかやるようだったら、その時はその時でよろしくだ』
奈緒「なんでだよ! なんであたしは歌うことになってるんだよ!!」
凛「プロデューサー、奈緒には割と無茶振りするよね」
加蓮「私だって、言ってくれれば……むぅ」
早苗「P君にはP君の意地みたいなものがあるのかしらねぇ」
ちひろ『今日はガンガンいきましょう! 次のテーマは【貞操の危険を覚えるアイドル】!!』
モバP『貞操の危険……とはちょっと違いますけど』
765P『ん、何か心当たりが?』
モバP『いや、アイドルでもさ、まだ学校行ってる子も多いわけでさ』
765P『あー……』
モバP『もうね、絶対告白されまくりだと思うわけだよ』
ちひろ『あ、そっちにいきますか』
モバP『はい?』
ちひろ『いえ、お気になさらず』
凛『まぁ……あるよね』
加蓮『まぁ……それなりにね』
奈緒『まぁ……あるだろうな』
早苗『若いっていいわー』
モバP『本気で告白する男子もいるだろうけど……』
765P『ま、あわよくばワンチャン、みたいな軽いノリの奴もいるだろうなぁ10代なら』
モバP『記念受験みたいなノリで告白する男子、マジで許すまじ』
ちひろ『いや、それプロデューサーさんの勝手な妄想ですよね?』
モバP『そうですけど、確信がありますよ』
765P『同じ学校にリアルアイドルいたら、そうなるかもなぁ』
モバP『こっちで推奨してる学校に移った子もいるけど、一般の学校の子も多いからなー』
ちひろ『たまに思うんですけど、あんたらは父親かなんかですか』
モバP『いや、別に恋愛自体を強く否定はしませんよ? ただ10代男子のノリって馬鹿すぎるところがあるから……』
765P『お前も似たようなもんだろうに』
モバP『それお前が言う?』
ちひろ『結論、両方バカ!!』
モバ765『『ひどいwww』』
凛『無駄な心配だけどね』
加蓮『気になるなら直接聞いてくれてもいいのに』
奈緒『Pさんなりに気を使ってるのかもな』
早苗『そうね、そこらへんはP君も思うところがあるんじゃないかしら』
モバP『トライアドプリムス』
765P『ん?』
モバP『今でこそ、人当たりも良くなったあの3人だけど最初は大変でなぁ……』
765P『お? 回想かな? 千川、さん串焼き頼むけど塩とタレどっちがいい?』
ちひろ『んー、ではタレで』
モバP『1人は愛想なくて嫌われてるかと思ったし、1人は完全に馬鹿にされてると思ったし、1人はとことん素直じゃないし……』
765P『店員さーん――串焼き盛り合わせ、塩で。あとビール2つ』
ちひろ『何故聞いたし』
モバP『ねぇちょっと聞いて? モバ君のハートフルなプロデュース物語だよ?』
凛『』ジタバタ
加蓮『』ジタバタ
奈緒『』ジタバタ
早苗『若いって大変だわー』
765P『で、そのハートフル(笑)プロデュースがどうしたんだ?』
モバP『成長した姿を見てな、3人とも昔は可愛かったなぁ、と最近じみじみ思う』
ちひろ『なんと。今は可愛くないとおっしゃいますか』
モバP『そういうことを申しているのではない』
765P『言いたいことは分かるw』
ちひろ『分かるんですか?』
765P『なんですかね、【ただの女の子】だった可愛さというか初々しさというか』
モバP『そうそう、それに近い』
765P『あー……千早も伊織も雪歩も大変だったなぁ……』
モバP『ステージで歌ってるトライアドプリムスを見てると、そういうの思い出して胸がキュッってなることがある』
765P『あぁ、それ思い出ボムっていう症状だから』
モバP『マジか。俺病気か』
ちひろ『いい話かと思ったらそうでもなかった』
凛『愛想良くなかったのは認めるけどさ……』
加蓮『アタシと言ってた頃の私……ぅをぉぉぉ……』
奈緒『ぐぬぬ……』
早苗『おお、初々しさなら持っていたとも。だが、残念。どこかに置き忘れてしまったらしい』
モバP『今でも、あの3人との最初の会話は鮮明に思い出せる……可愛かったなぁ……』
765P『…………で?』
モバP『人当たりも良くなってさらに可愛さ増し増しになったあいつらが学校でモテないわけないだろいい加減にしろ!!
変な男どもに絡まれてないかお父さん心配で夜も眠れません!!』
765P『まだその話だったのかよwww』
ちひろ『どんだけ過保護なんですかwww』
765P『あのレベルのアイドルの父親面するとか、おこがましいにもほどがあるわwww』
凛『父親、か』
加蓮『娘、か』
奈緒『なんだろうな、モヤッとする』
早苗『P君より年上のあたしはどういう顔すればいいのかしらねぇ?』
まあアイドルになって性格も丸くなったとあっちゃ人気も上がろうってもんよ
ところで>>115から鉤括弧全部一緒になってない?
>>122
うぎゃー、その通りだぞ
なんつー初歩的なミスを……
>>127
詫び10連はよ
モバP『凛とか加蓮とか奈緒とか……同じ学校だったら楽しかっただろうなぁ……』
765P『同じ学校だとしても、仲良くなれるとは限らない』
ちひろ『私がいたじゃないですか! 楽しかったですよねー?』
モバP『ハハッ』
765P『ワロス』
ちひろ『草生やしてくれないと、逆にクるものがあるんですが……』
凛「そういえば、3人は同じ学校だったんだっけ」
加蓮「なんだか羨ましいな」
奈緒「高校時代のPさんか……ちょっと興味あるな」
早苗「あたしだったら、P君が後輩になるのよね……アリね」
モバP『そもそもさ』
765P『ん?』
モバP『なんでちひろさんは俺達に絡んできたんです?』
ちひろ『えっ?』
765P『あー……そういえば、話しかけてきたのは千川さんの方だった気がする』
ちひろ『そうでしたっけ?』
モバP『確か当時――俺達が3年で、1学期の中間テストが終わった頃……』
765P『お前よく覚えてるなw』
モバP『なんか1年にすンごいのが入ってきた、って話題が挙がってた頃だな』
ちひろ『そんな噂が流れてたんですかw』
凛「っていうと5月半ば~6月くらい?」
加蓮「3学期制の学校だとしたら、そうなるのかな?」
奈緒「っていうか入学して1、2ヶ月で話題になるような人だったのかちひろさん……」
早苗「ほんと何者かしら」
モバP『なんだっけ、【学食の改革】だっけ』
ちひろ『あぁ、私が最初にやったやつですか。懐かしいですねー』
765P『学生が介入する話じゃないよなぁ。しかも入学ホヤホヤの1年坊が』
ちひろ『だって、無駄が多すぎたんですよ!』
モバP『安くて美味い飯食えるようになったから、生徒一同は喜んだけどな』
765P『学食のおばちゃんも、待遇改善されたって喜んでたな』
ちひろ『ほらぁ! みんな幸せじゃないですか!!』
モバP『……こうして、手始めに生徒の胃袋と心を掴んだ千川ちひろは――』
765P『――購買、生徒会、教員を次々に陥落させ、学校を掌握していくのであった……』
ちひろ『誇張して悪役っぽく言うのやめてもらません?』
モバP『さして大げさに言ってるわけでもないんだよなぁ……』
凛「最初にやったやつ、って」
加蓮「その後にも色々やったのかな」
奈緒「そんな人がウチでアシスタントしてるんだよなぁ」
早苗「人生って分からないわね、ホント」
モバP『そんな頃ですよ、ちひろさんに声かけられたのは』
ちひろ『懐かしいですねー』
765P『1年と3年だし、接点なんか全くと言っていいほど無かったハズなんだけど』
ちひろ『元々は、菜々さんと先に知り合ったんですよ』
モバP『……』
765P『w』
ちひろ『それで、菜々さんの話の中でモバ先輩と765先輩の話が出まして』
凛「ん? 菜々さん?」
加蓮「え? どういうこと?」
奈緒「お? そういえば菜々さんの本当の年齢って……」
早苗「…………えーっとね? 実は菜々ちゃんも――」
ちひろ『で、会ってお話したいなーなんて思ってまして』
765P『……突然、凸されちゃったぞ! どーしよ!』
モバP『パン買って歩いてたら、後ろからイキナリ!』
765P『突然なシチュエーション、どーしよ!』
ちひろ『あれはみんなが憧れの先輩じゅわぁーん! と、興奮してしまいまして』
モバP『 !! 俺達、みんなの憧れの先輩だったのか!!』
ちひろ『いえ、そんな事実は一切無かったのですけれども』
765P『んふ。いや、2人ともありがとうw』
凛「ふーん、菜々さんもプロデューサーと同じ学校だったんだね」
加蓮「それに同級生かぁ。いいなー」
奈緒「一緒に授業受けてたりしたのかぁ……」
早苗「もはや年齢に関しては誰も驚かない」
モバP『で、当時の俺達はどうでした? 第一印象は』
ちひろ『【あ、この人達将来有望だな】って思いました』
765P『高1女子の感想じゃないwww』
モバP『初見でそんなこと思ってたんですかw』
ちひろ『女のカンってやつですかね……ふっふっふ』
モバP『で、その後もちょくちょく絡んできたのは……』
ちひろ『仲良くなって、私の野望の為に役立ってもらおうかと』
765P『野望てw 役立つてw 高1女子の発想じゃないんだってばw』
ちひろ『でも私のおかげで、勉強とかテストとか助かった面もあるでしょう?』
765P『その節は大変お世話になりました。まさか年下に助けられるとは――』
モバP『……なぁ、お前覚えてる? 俺達にその後ついたあだ名』
765P『……【鬼と悪魔とちひろ】、な。完全にとばっちりだったわ……』
モバP『あれってどっちが鬼で、どっちが悪魔だったんだろうなぁ……』
765P『どっちでもいいし……とばっちりな上に、千川のオマケみたいな扱いだったし……』
ちひろ『あれひどくないですか? なんで私だけ名前だったんですかね?』
凛「一体、プロデューサーの過去に何が……」
加蓮「将来有望、ってのは大当たりだったね」
奈緒「……まさかちひろさん、その頃からPさんを」
早苗「ありえなくないのが怖いわね」
ちひろ『結果として、私のカンは大当たりでしたね』
765P『こいつも、いまや業界では一目おかれるプロデューサーだもんなあ』
モバP『よせやい』
ちひろ『――私としては、765さんも囲っておきたかったのですけども』
765P『えっ』
モバP『いやちょっと待って、『も』って。俺囲われてたの? え?』
ちひろ『ちょーっと準備に手間取っちゃいましてねー。その隙に765さん取られちゃったんですよ、高木さんに』
765P『心から……ッ。心から感謝しますよ高木社長ォ!!』
モバP『ねぇ、モバ君の尊厳的な意味で大事なところなんだけど、ねぇねぇ』
ちひろ『プロデューサーさんと765さんの2人体制でのプロデュース……いいプランだと思ってたんですけどねー』
凛「野望って、学生時代のことじゃなくて、今のこと……?」
加蓮「まさか高1で、既に事務所の構想を練っていた……?」
奈緒「……恐ろしい女子高生ってレベルじゃねーぞ」
早苗「野望のところ、夢って言っておけばまだ可愛いのに」
ちひろ『でもプロデューサーさんは……私が思っていたよりも、もっとずっとすごい人だったから』
モバP『え?』
ちひろ『いつも、多くのアイドルをプロデュースしてくださって、ありがとうございます』
モバP『……はい』
ちひろ『それと、たくさん負担をかけてしまってごめんなさい』
モバP『……』
ちひろ『これからも、プロデューサーさんとアシスタントの私と、二人三脚でアイドル達を応援していきましょうね! えへっ♪』
モバP『ちひろさん……』……グスン
765P『いやお前、そんなにチョロイから……』
ちひろ『ん?』
765P『なんて感動的な話なんだ。これは映画化まである』
凛「なるほど、ねぎらいの言葉が大切なんだね」
加蓮「私としては、アメとムチが大事なんだと思う」
奈緒「お前らはPさんをどうしたいんだよ」
早苗「これからも二人三脚って……プロデューサーを増やす気はないのね……」
モバP『グスッ……俺、がんばります。もっともっとがんばりますから……』
765P『あーあー、千川がモバ君泣ーかせたー』
ちひろ『……ちょっと酔わせすぎましたかね?』
765P『普段どれだけコキ使ってるかが分かった気がする』
ちひろ『ひどい言われようですね』
765P『いやだって、ここまで感動するとか……ねぇ?』
ちひろ『うーん……これじゃあ、あの頃のらぶらぶ高校生活を聞き出すのは出来そうにないですね』
凛「え? 今なんて?」
加蓮「らぶらぶ高校生活?」
奈緒「ん? ん?」
早苗「……」
モバP『……モグモグ』
765P『おとなしくなってしまった』
ちひろ『じゃあ、765さんのあの頃の彼女の話でも――』
765P『いや、俺彼女いなかったし』
ちひろ『そうでしたよねー』
765P『いやぁ、あの頃はとあるアイドルに夢中だったもので』
ちひろ『この業界に入ってから、その人に会ったこととかないんですかー?』
765P『まぁ会ったことは、なくもないですけど』
ちひろ『【あの人は今!】みたいな番組には出ないんですかねー?』
765P『んー、その人はもう表舞台に立つつもりは無いみたいですよ?』
ちひろ『そうなんですかー、ふふっ』
765P『……千川、さんはどこまで分かってるんですかねぇ?』
ちひろ『うふふ……さぁ?』
凛「えーい! 765さんはいいっ! プロデューサーの話をっ! プロデューサーのらぶらぶなんとかをっ!」
加蓮「ちょっ。凛。モニター揺さぶらないで」
奈緒「まぁ……Pさんも人間だし、彼女の1人や2人はいたんだろうなぁ……」
早苗「……」
モバP『スヤァ……』
765P『寝たぞコイツ』
ちひろ『あちゃー』
765P『……もっと普段から優しくしてやればいいのに』
ちひろ『私だって、お酒でも入ってなければ恥ずかしいんですよぅ』
765P『なんだその申し訳程度の照れ? いやデレ要素か』
ちひろ『うるさいですね。私のキャラじゃないでしょう?』
モバP『うぅ……輝子ぉ……しいたけは宇宙人だから食べられないよぉ……』
765P『どんな夢見てんだコイツ』
ちひろ『セピア色の夢じゃないですかね』
凛「……こうしちゃいられないね」
加蓮「うん?」
奈緒「ん?」
早苗「え?」
凛「早苗さん、このお店どこか分かる?」
早苗「えっ? たぶん、ここからすぐ近くのあのお店だと思うけど……?」
凛「行くよ、加蓮、奈緒」
加蓮「えっ、いや居酒屋だし、さすがにどうなのかなーって」
凛「ほら、もたもたしてたら置いてくよ? ユニットの仲間なんだからしっかりしてよ」
奈緒「お前はトライアドプリムスをなんだと思ってるんだ」
凛「早苗さん、保護者として一緒にお願いします」
早苗「え? えー? ここはおねーさんだからこそ止めなきゃっていうか……」
加蓮「これはもう止められないんじゃないかなぁ……」
凛「さあ、残していこうか、私たちの足跡…!」
ちひろ『 ! そろそろ帰りましょう、お2人とも!!』
モバP『……スヤァ』
765P『ん? まぁ帰るのはいいけど、用事でも思い出しました?』
ちひろ『いいから早く! プロデューサーさんも起きて!』
モバP『ぴにゃぁ……?』
ちひろ『ぐさぁーっ!』
モバP『おっふ!!』
765P『千川さん、お箸をそういう風に使ってはいけませんwww』
ちひろ『すいません! はい、それでは撤収ーっ!!』
END
>>129-130
侘び13連レスで勘弁してください!!
ということで、ここまで。
ネタ出しのご協力ありがとうございました
そう、僕だ
・菜々さんとのアレな話
真のリアルJKの菜々さんって、ただの可愛いJKじゃないか!!
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