千早「未定よね?」 ライラ「はいです」 (51)

・アイマス×モバマス
・街角リポート風が迷子中
・ヤマ、オチ特になし
・のんびり更新予定

よろしければお付き合いください

なお前回↓
ライラ「予定は?」 千早「相変わらず未定だそうよ」
ライラ「予定は?」 千早「相変わらず未定だそうよ」 - SSまとめ速報
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千早「如月千早と」

ライラ「ライラさんのー」

「「予定は未定」」

千早「皆さん今晩は。如月千早です」

ライラ「ライラさんでございますー」

千早「未定未定と言いながら、三回目です」


ライラ「今日もペタンコンビでお送りしますよー」

千早「ぶふっ」

ライラ「千早さんどうしたですか?」

千早「…………い、いえ。何でもないわ」

千早「(前回誤魔化したツケだとでも言うの!?)」

ライラ「何やら浮かない顔をしておいでですが」

ライラ「(ライラさんと似た者同士というのがお気に召さなかったのでしょうか)」


千早「大丈夫。だからそんな顔しないで」

ライラ「ですが……」

千早「私は、お日様みたいに笑ってるライラさんが好きなの。ね?」

ライラ「えへへー」

千早「(機嫌、直してくれたかしら)」

ライラ「それでは、気を取り直していきましょー」

千早「そうね」


ライラ「この番組はこのまま続くのでございますか?」

千早「えー、スタッフさんより『自分たちも知らされていません』ですって」

ライラ「何とも不思議な番組でございますねー」

千早「……全く同感だわ」

ライラ「今回は千早さんの思い出の場所に連れて行ってくださるのですよね」

千早「ええ、私にとって大事な場所ね」

ライラ「楽しみでございます」


千早「そういえばライラさん、あの商店街にも何度か行ってるんですってね」

ライラ「はいですよ。本当に皆様親切で、ライラさんもすっかり虜です」

千早「……CDショップのおじさんとも話を?」

ライラ「はい、いろいろ教えていただきましたー」

千早「ど、どんな話だった?」

ライラ「音楽について大変興味深いお話を伺いましたねー」

千早「(あ、そういう方面の話だったのね)」

ライラ「それから、千早さんのお話も聞きましたですよ?」

千早「(おじさんのことだからあまり変な話はしてないと思うけれど)」

千早「……あとでこっそり教えてくれる?」

ライラ「内緒話……なんだかドキドキする響きでございます」

千早「(ここでその笑顔は卑怯だと思う)」

オープニングしかできておりませんです
筋は出来てるんです、筋は

こんな調子ですが、お付き合いいただければ幸いです


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ライラ「こちらでよろしいのですか?」

千早「ええ。何の変哲もない河原で申し訳ないのだけれど」

ライラ「お日様でキラキラ光っていて、とてもキレイでございますねー」

千早「ふふ」

ライラ「どうかしましたですか?」

千早「ライラさん、何でもないところから何か見つけるのが上手いなって」

ライラ「どういうことでしょうか」

千早「私、川面の反射なんて気にも留めてなかったもの」

ライラ「ほー」


千早「そういうことに気付けるのも才能だと思うわ」

ライラ「フラフラフワフワしているとはよく言われるのでございますが」

千早「たしかに、そういうところもあるわね」

ライラ「むー。そこで笑わずに否定して欲しかったです」

千早「ふふ、ごめんなさい」

ライラ「ライラさんは外国から来ましたので、色々なものが目新しく映るのですよ」

千早「私は息を抜いたりするのが下手だから、そういうものに気付けないのよね」

ライラ「そうなのですか?」


千早「この前も事務所の仲間に屋上に呼び出されたの。なんでだと思う?」

ライラ「何やら大切なお話がありそうな雰囲気です」

千早「ただ夜空が綺麗だったから、ってだけの理由」

ライラ「(千早さんが何やら嬉しそうでございますねー)」

千早「何だそんなことって理由なんだけど、周りを気にする余裕がなくなってたんだなって気付かされたわ」

ライラ「その方はなかなかのやり手でございますね」

千早「本人にその自覚はないと思うけれどね」

ライラ「とても仲がよろしいのですねー」

千早「ええ、大切な仲間ですもの」


ライラ「ちょっとだけ羨ましいのでございます」

千早「ライラさんにも素敵な仲間がいるんじゃない?」

ライラ「そうでございますねー。事務所の皆さんとても優しいでございますよ」

ライラ「(でも、千早さんのような笑顔を向ける相手はまだいない気がするですよ)」

千早「どうかした?」

ライラ「ライラさんも、もっと事務所の皆さんと仲良くしたいなーと思ったでございます」

千早「ライラさんなら大丈夫よ」

ライラ「そうでございますか?」


千早「自分で言うのもなんだけれど、私、誰とでもすぐに仲良くなれるタイプじゃないのよ」

ライラ「ほぇ?」

千早「それなのに、ライラさんとはすぐに打ち解けられたわ」

ライラ「そうだったのでございますかー」

千早「きっと、ライラさんのフラフラフワフワがよかったのね」

ライラ「むー。千早さんが意地悪でございます」

千早「ふふ、ごめんなさい」

ライラ「えへへー」

千早「(この笑顔のお陰ね)」

本日ここまで
短くてごめんなさい

待ってたと言って頂けるのはこの上なく励みになる一方、プレッシャーもすごいですね
お楽しみ頂ける話にできるよう精進します


――――――
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――

ライラ「そういえば、千早さんはここにどのような思い出が?」

千早「……きっかけをもらった場所、かしら」

ライラ「きっかけでございますか?」

千早「ええ。ライラさんはもう聞いたかもしれないけれど、私って初めはアイドルに興味なかったのよ」

ライラ「あー、その話はお聞きしましたですよ」

千早「本当は歌手になりたかったのだけれど、今の事務所の社長に声をかけられて」

ライラ「それでアイドルになったのですか?」

千早「それなのに、私は歌が歌いたい、歌の仕事以外するつもりはありませんってね」

千早「今思い返すと、一体何様なのって呆れてしまうわ」

ライラ「今の千早さんからは想像がつかないですねー」

千早「そんな態度だったから、あっという間に頭打ちになっちゃったの」

千早「でも、当時の私は何が悪いのかちっともわかってなかった」


――千早が歌に込めて伝えたい想いはなんだ

千早「そんな問いかけにも、ちゃんとした答えが出せないでいたの」

ライラ「歌に込める想い、でございますかー」

千早「そしたら、連れてこられたのがここ」

千早「ちょうどあそこのあたりで歌っている女の子がいたわ」

千早「お世辞にも上手とは言えない歌だったけれど、女の子はとても楽しそうに歌っていたの」


――お前に足りないもの、あれがその内の一つだ

千早「その言葉には素直に納得できたのだけど、じゃあどうすれば、っていうのがわからなくて」

――千早は頭いいのに時々バカだな。足りないなら付け足せばいいんだよ

ライラ「? 頭がいい方はバカではないのですよ」

千早「頭が固いって言いたかったんだと思うわ」

――如月千早という人間が成長すれば、千早の歌も成長する

――目に映るものすべてを歌のための肥やしにしろ

――そうやって千早だけの歌を歌えるようになれ

ライラ「なかなか厳しいお言葉ですねー」

千早「あのころは余裕もなかったし、下手な慰めよりもよっぽどありがたかったわ」

ライラ「(千早さんのそういう所もきっと理解されていたのでしょうねー)」


千早「それからかしら。アイドルというものに前向きになれたのは」

千早「ここぞとばかりに色んな仕事を回されたけれど、ね」

ライラ「…………」

千早「ちょっと退屈な話だったかしら」

ライラ「そういうわけではなくてですね、わたくしはどうなのかな、と考えたのですよ」


ライラ「最初はお金もお仕事もなくて、プロデューサー殿に恩返しするためにアイドルになりました」

千早「この前の公園で聞かせてもらったわね」

ライラ「少しずつお仕事を頂けるようになりまして、お家賃も払えるようになりました」

ライラ「楽しくお仕事をしてお金まで頂ける、なんと素晴らしいのでしょう、と」

ライラ「それで満足して、あまりアイドルというものを真剣に考えてこなかった気がするのでございます」

千早「ライラさん……」


ライラ「そんなわたくしが、千早さんのようなアイドルになりたいというのは失礼ではないかと思ったのです」

千早「……ライラさんが感じる『楽しい』は貴女だけのもの? それともみんなで感じるもの?」

ライラ「……以前ステージで歌わせていただいた時は、皆さん応援してくださいました」

ライラ「わたくしも、皆さんも笑顔になって、それが嬉しくて楽しかったです」

千早「それなら、問題ないんじゃないかしら」

ライラ「そうなのですか?」

千早「真剣に取り組んでいない人には、誰かを笑顔にすることなんてできないもの」

ライラ「千早さん……」


千早「少し生臭い話だけれど、私はお金のためにアイドルをしたっていいと思いわ」

千早「アイドルというものに対して真摯な姿勢で取り組んでいるのなら」

ライラ「……でも、お金のためというのはなんだか寂しい気がするのですよ」

千早「そう思えるのは、それだけじゃないからでしょう」

ライラ「どういうことです?」

千早「ライラさんは、応援してくれる人やこれから出会う人、そんな人たちのことを大切に思えて、頑張ることができる?」

ライラ「はいです」

千早「ね、お金のためだけじゃないでしょう?」

ライラ「!」


千早「アイドルとしてのライラさんがどうありたいのか、それはライラさんにしか決められないわ」

千早「でも、それを応援してくれる人がいるのだもの。きっと大丈夫よ」

ライラ「えへへー。やっぱり千早さんはお姉さんでございますねー」

千早「ふふ、褒めても大したものは出てこないわよ?」

今回の投下は以上です
……ようやく第三回のゴールが見えてきました

お付き合いいただきましてありがとうございます
願わくば最後までお付き合いいただけますことを

次スレ出来たら誘導してって言ったのに!!


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千早「そういえばライラさん、この前の約束は覚えている?」

ライラ「約束でございますか……ええと、うーん…………はっ! もしかするとお弁当でございますか!?」

千早「正解。何か食べられないものとかはあるの……って、先に聞いておくべきことだったわね」

ライラ「ライラさんは何でも美味しくいただきますですよー」

千早「それはよかったわ」

ライラ「ライラさん感激でございます」

千早「食べる前から大げさね」

ライラ「千早さんが作ってくださったというだけでもうライラさんは幸せなのですよ!!」

千早「そ、そうなの?」

千早「(味見もしたし大丈夫、失望されることはない……はずだわ)」


ライラ「おお、サンドイッチでございますか」

千早「卵とツナと鳥の照り焼きの三種類を作ってみたのだけど、私にはこれが精いっぱいだったわ」

ライラ「ライラさんはあまり料理ができませんので、尊敬でございます」

千早「(このままだと、どんどんハードルが上がってしまう)」

千早「どうぞ食べてみて?」


ライラ「それでは大好きなお肉からいただきますです」

千早「(なんだろう、どんなオーディションより緊張してる)」

ライラ「おお、お肉が甘辛くておいしいでございますよ」

千早「そう? ありがとう」

千早「(……この一週間練習した甲斐があったわ)」

ライラ「千早さんは食べないのですか?」

千早「ええ、それじゃあいただきます」

ライラ「一緒に食べて幸せ二倍でございますねー」

千早「ふふ、本当ね」

千早「(春香がお菓子を作ってくる理由、少しわかったかも)」


――――――
――――
――

ライラ「ごちそうさまでございました」

千早「お粗末様でした」

ライラ「どれもとても美味しかったのです。千早さんありがとうございました」

千早「こちらこそ、あんなに美味しそうに食べてもらえて嬉しかったわ」

ライラ「ライラさん、何かお返しをしたいです」

千早「さっきの笑顔が何よりのお返しなんだけれど」

ライラ「それではライラさんの気が済まないのですよ」

千早「(こういうところは律儀なのね)」


ライラ「でも今は何も持っていませんので……」

千早「本当に気にしなくていいのよ?」

ライラ「そうだ、アイドルらしく歌でお返しをしますですよ」

千早「歌?」

ライラ「はいです。故郷で爺に教えてもらった歌ですよ」

千早「それは楽しみだわ」




ライラ「~♪」


――



ライラ「いかがでしたでしょうか? 自然の恵みへの感謝の歌なのです」

千早「ライラさんの歌で足を止めた人がたくさんいるわ。それが答えじゃないかしら」

ライラ「おー、本当でございます。ありがとうございますですよー」

千早「言葉は通じなくても、ライラさんの心は通じたのね」

ライラ「ライラさんの心ですか?」

千早「ええ。どこか切なくなるようなメロディーなのに、あたたかで優しく響いてきたわ」

ライラ「なんだか照れますですね」

千早「これは私も負けていられないわね」

ライラ「(千早さんなんだか嬉しそうでございますねー)」


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千早「あれ、もう時間?」

ライラ「そのようでございますねー」

千早「なんだか身の上話をしていただけだった気がするのだけれど」

ライラ「ええと、スタッフ様によると『ライラさんの歌が聞けたので問題なし』だそうです」

千早「その点は私も同意見ね」

ライラ「ううー、なんだか恥ずかしいでございます」

千早「これまでとは立場が逆になったわね」

ライラ「……ちょっとだけ悔しいです」

千早「(ほっぺた膨らませたライラさん可愛い)」


ライラ「どうかしましたですか?」

千早「い、いいえ別に」

ライラ「えー、そろそろ終わりのようでございますね」

千早「冒頭でも触れましたが、相変わらず次回放送は未定です」

ライラ「揺るぎないコンセプト、というものですよ」

千早「……なんでこう力の入れどころがおかしいのかしら」

ライラ「次回放送は視聴者の皆さんにかかっているのでございます」

千早「感想、ご意見などなど番組ホームページまでお願いします」

ライラ「今回もライラさんと」

千早「如月千早がお送りしました」

ライラ「またお会いいたしましょー」



千早「……大丈夫よね、次もきっとあるわよね」

おまけの手直しが残ってますのでここまで
きっと夜には投下できるはず……はず

>>27
ごめんなさい、そしてありがとうございます
前スレ依頼出してたので書き込むのを躊躇っていました


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【収録後】

ライラ「プロデューサー殿、ちょっとよろしいでしょうか」

モバP「どうかしましたか」

ライラ「ひょっとしてライラさん、千早さんに不快な思いをさせてしまっているのでしょうか」

モバP「どうしてまたそんなことを?」

ライラ「千早さんと似た者同士と言った時、暗い表情をしておいででしたのです」

モバP「……ああ、そのことですか」

ライラ「心当たりがあるのですか?」

モバP「ライラさんが思っているようなことはないので、安心してください」

ライラ「どういうことなのでしょうか」


モバP「はっきり言ってしまうとですね、ペタンコンビというのは似た者同士という意味ではありません」

ライラ「へ?」

モバP「胸が小さいコンビという意味ですよ」

ライラ「そうなのですかー」

モバP「ライラさんがショックを受けないように気を遣って誤魔化したのかもしれませんね」

ライラ「ライラさんは別に気にしないのですよ」

モバP「もしかすると、如月さん自身がコンプレックスを持っているのかもしれません」

ライラ「千早さんはスラッとしていて格好いいのです」


モバP「本当の理由は分かりませんが、身体的な特徴はナイーブな問題です。あまり触れないほうがいいでしょう」

ライラ「わかりましたです」

モバP「(うーん、ちょっと納得できていない表情ですね)」

ライラ「でもライラさんは、嫌な思いをさせてしまったのならお詫びがしたいのです」


モバP「……ライラさんはありがとうとごめんなさい、どちらが嬉しい言葉ですか?」

ライラ「それはもちろん、ありがとうでございますよ」

モバP「では、ごめんなさいの代わりにありがとうを如月さんに伝えてはどうでしょうか」

ライラ「ごめんなさいの代わり、でございますか」

モバP「如月さんに伝えたい気持ちは、お詫びよりも感謝の方が大きいのでしょう?」

ライラ「はいです!」

ライラ「……ではプロデューサー殿、ライラさんに料理を教えてください」

モバP「料理ですか?」

ライラ「今日のお弁当のお礼に、ライラさんの故郷の料理を食べてもらいたいのですよ」

モバP「それはいい考えですが、私は厳しいですよ?」

ライラ「大丈夫ですよー。ライラさんは頑張るのです」


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【放送後】

千早「どうしたの春香、屋上なんかに呼び出して」

春香「ちょっとね、星が綺麗に見えたから」

千早「それって……」

春香「うん。この前の放送見せてもらったんだ」

千早「そう、ありがとう」

春香「最近忙しかったから、私も息抜きしたいなーなんて」

千早「私で良ければいつでも付き合うわよ?」


春香「ありがと、千早ちゃん……でもなぁ」

千早「どうしたの?」

春香「千早ちゃんの隣には先約があるみたいだし、いつでもって訳にはいかないんじゃない?」

千早「……話が見えてこないのだけれど」

春香「『屋上に呼び出した仲間』って、プロデューサーさんでしょ」

千早「へ?」


春香「Aランク昇格の夜、嬉しそうに屋上から降りてくる千早ちゃん」

千早「ちょっと?」

春香「時間をおいて降りてきたのはプロデューサーさん」

千早「あのね……」

春香「翌日から千早ちゃんの胸元を飾るようになったネックレス」

千早「…………」

春香「ここで『月が綺麗ですね』みたいなやり取りしたんでしょ?」

千早「えっ!? 見てたの……って、その、い、今のはそういうことではなくて」

春香「ふふっ、ゴメンね千早ちゃん」

千早「春香?」


春香「私は千早ちゃんのことを親友だと思ってるよ?」

千早「それは私もよ、春香」

春香「うん、ありがと。そんな千早ちゃんが、プロデューサーさんと二人三脚で頑張ってきたこと、よく知ってる」

春香「千早ちゃんの声が出なくなっちゃった時もそう」

春香「私たちみんな、どうしていいかわからなくなっちゃったけど、プロデューサーさんは揺らがなかった」

春香「それどころか、迷ってる私たちに道を示してくれたの」

――大事なのは、お前たちがどうしたいのかだ

――お前たちの声が千早に届かないわけないだろ

春香「そうやって背中を押してくれた」

千早「(そんなことが……)」


春香「もしあの時なにも出来なかったら、一生後悔してたと思う」

千早「春香……」

春香「でもプロデューサーさんは、千早ちゃんは必ず戻るからって待ってたんだよ」

春香「ああ、千早ちゃんのことを心の底から信じてるんだなって」

春香「あんなの見せられたら、誰だって納得しちゃうよ」

千早「春香、やっぱりあなたも……」

春香「でも、そんなに簡単に割り切れるものでもないから、ちょっと意地悪しちゃった」

千早「……もう」


春香「それにしても、あれだけ二人の空気を作ってバレてないと思ってるのが千早ちゃんらしいというか」

千早「へ? ……それって………え…?」

春香「気づいてない人のほうが少ないんだから、千早ちゃんも覚悟しといたほうがいいかもね」

千早「ちょっと春香?」

春香「じゃーねー千早ちゃん、また明日」



<続けられるのか?>

一通り書きたいことは書けたかなと思います
また気が向いたらこの二人に何かさせてみたいと思います

お付き合いいただきましてありがとうございました

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