※キャラ崩壊注意
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「えっと、そちらの長門さん、身分証かも!」
長門「タウイタウイ鎮守府秘書艦兼司令官だ」
「・・・ファーストクラスのAかも、お荷物は?」
長門「いや、これだけだ」
大和「・・・・・・・・・・・・」
長門「A-2-4-11だ。座るぞ」
大和「はい」
長門「・・・・・・・ふん」
大和(・・・・・・・・・・)
大和『・・・・・・・・・・・・』
長門『・・・・・・・・・・・・』モグモグ
大和(私になんて見向きもしない・・・)
長門『・・・・・・・・・・・・』フヒヒ
大和『あの・・・』
長門『何だ!』
長門『今でちうさを見てるのがわからないのか』モグモグ
大和『・・・・・・・・・すみません』
大和『・・・・・・・・・・・・・・』
大和『長門さん!このカードは何ですか!イメージクラブRJって!!』
長門『む、陸奥に誘われて行っただけだ』
大和『もしかして、この前のお小遣いの前借りは・・・』
長門『うるさい!元は誰の稼ぎだ!』
大和『そういうことじゃないです!』
大和『家計は私に任せてくれるって・・・』
大和『それに、私達夫婦じゃないんですか!?』
長門『ええい、不倫は文化だ!』
長門『ふふふ、奉娼さん(源氏名)といってたな。今度は暁プレイだ・・・ふひひ』
大和『・・・・・・・・・・・・・・・・』
ピンポーン
長門『・・・・・・・・・・・・』ヌワヌワ
大和(私が出るのが当たり前なのね・・・)
大和『はい、大和です』
武蔵『久しいな大和よ、少し痩せたか?』
大和『武蔵!』
長門『なっ!武蔵、何故わざわざここに』
長門『用があるなら鎮守府でいえば良いだろう』
武蔵『いや、今たまたまだな・・・』
武蔵『ついさっき、雪風を商店街に連れていったらくじを引いてな』
武蔵『トラック泊地へのバカンスペアチケットが当たったのだ』
長門『ここはタウイタウイだぞ・・・』
武蔵『私はバカンスなどしないからな。ほら』
大和『い、いや、私達は・・・』
武蔵『遠慮するな!姉と上官に孝行させてくれ』
長門『う、うむ・・・・』
大和『・・・・・・・・・・・・・・』
大和(商店街でくじをやってたのは先月のことよ武蔵・・・)
「この便はブルネイ経由トラック泊地行きかも!」
「快適な空の旅を楽しんで欲しいかも!」
長門「ちいっ、煙草が吸えんとは・・・」イライラ
長門「やはり家でぴゃあロットでも見てればよかったな」チラッ
大和「・・・・・・・・・・・・・・・」
大和「折角新鮮なチ級をもらったのに・・・悪くなってしまいます」
大和「やっぱり、家でご飯を作るべきだったかも」チラッ
大和「それにしてもここは臭いますね・・・」
大和「汗と煙草とお酒の臭いが、染み付いてるみたいです」
長門「いやしかしここは本当にファーストクラスか?」
長門「狭苦しくて仕方が無い・・・少し身体が大きいだけでこうか」
大和(アニメ最終話修整前の目線)
長門「アテンダント!飲酒は許可されてたな!越路吹雪持ってこい!」
「さ、流石に日本酒はないかも・・・」
長門「ならウイスキー響だ!」
大和「・・・・・・・・・・・トイレに行ってきます」
「トイレはG-3-2の隣かも!」
バタン
大和「・・・・・・・・・・・」
大和(恥ずかしい・・・)
大和(どうしてあんな人と結婚してしまったのかしら)
大和(恥知らずの甲斐性無し)
大和(結局、私なんて道具なのよ)
大和(自分が快適に暮らせるための、道具・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・)
大和(やっぱり、そろそろ・・・)
「もうオリョクルは嫌でち!!!11」
ガチャ
大和「な、何?」
「お、お客様!魚雷は閉まって欲しいかも!」
「この飛行機はジャックしたでち!!!!11」
「オリョクルがなくならないなら、ゴーヤもろとも吹き飛ぶでち!!1111」
「き、機長!」
「や、やばいぴょん!落ち着くぴょん!」
「大本営に連絡を繋ぐでち!11!!1」
「い、急ぐぴょん!副機長、回線開くぴょん!」
「え!?ちょ、今、操縦中で・・・」
「あれ!?機体が浮いちゃうよ!」グラッ
「でち!!??」グラッ
「今度は沈んじゃう!!」グラッ
「ま、待つでち、魚雷が」
カチ
チュドーン
大和「・・・・・・・・・・・・・」
大和(・・・・・・あれ)
大和(あ、そうだ、飛行機がジャックされて・・・)
大和(犯人の魚雷が、爆発して・・・)
大和(大和、落ちてるんだ・・・)
大和(バカンスだったのに・・・・・・)
大和(長門さんと・・・二人で・・・・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・・)
大和(まだ結婚してなかった頃は・・・素敵だったなあ)
大和(こんな私でも・・・熊みたいに大きな私でも、愛してくれた・・・)
大和(あんな人でも・・・)
大和(大和はっ・・・愛してました・・・!!)
大和(せめて、あっちでは・・・一緒に・・・)
長門「うおおおおおおおおおおお!!」ガシ
大和「!!」
長門「ぐはぁ!!」
大和「な、長門さん!!」
大和「空中で私を抱いて、代わりに地面に・・・!!」
長門「ぶ、無事か・・・良かった」
大和「なんて無茶するんですか!!」
長門「誰がどうあろうと、守護らねばならん」
長門「それが私の、艦娘としての誇りだ」
大和「!!」
大和(・・・・・・・か、かっこいい・・・!)
大和「・・・・・・・・・・・・」ドキドキ
長門「ここはジャングルか・・・どうやら残骸はもっと別の場所に落ちたようだ」
長門「向こうを見ろ、燃えている。途中で投げ出された我々は幸運だったな」
大和「・・・・・・・・・・・・」ドキドキ
長門「ああ、すまない。つい、力を入れて抱いてしまったな」パッ
大和「い、いえ・・・」
長門「ここは危険だ、歩くぞ」
大和「は、はい・・・・・・」ドキドキ
長門「かなり深いジャングルだ、まともな道もない・・・」
大和「きゃっ」グラ
長門「大丈夫か!」ダキッ
大和「はい、や、大和は大丈夫です・・・」カアア
長門「お前の靴では、歩くことも出来ないだろう・・・さあ」
大和「お、おんぶ、ですか!?」
長門「遠慮するな」ガシッ
大和「や、大和みたいな、大きい女・・・」
長門「年頃の女がそんなことを言うものではないぞ」
大和「・・・・・・・・・・!!」ドキドキ
大和「ど、どうして・・・」
長門「何だ?」
大和「どうして、こんなに・・・大和を・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・」
長門「こんなことを言うものではないが・・・」
長門「確かにこの長門、大和にはそう親しいわけでもない」
長門「だがこんな時だからこそ、しがらみは無しに助け合うべきだろう!」
大和「な、長門さん・・・・・・」
大和(い、いつぶりかしら・・・こんなに胸がときめくなんて)
大和(隣に居るだけで・・・お話するだけで、顔が火照ってきちゃう)
大和(・・・・・・・・・・・・・・)キュンキュン
大和(大和は、はしたない女です・・・)
大和(身体が、熱くて、うずいて・・・)キュンキュン
長門「・・・・・・・・ん?」
大和「?」
大和「どうかしましたか?」
長門「何か聞こえる・・・草を掻き分けてるような」
大和「もしかしたら、この辺りに住んでいる人かもしれません!」
長門「おい!聞こえるか!私は長門、所属は」
「ひゃあ!ひゃあ!」
大和「!?」
長門「な、なんだ、あの槍を持った連中は!!」
大和「こちらに気付いたようです・・・」
長門「聞こえるか!私は長門!」
「ひゃあ!」
長門「駄目か、こちらの言語が通じてない!」
「ありえませんわ!ありえませんわ!」
「とおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおう!!」
大和「こ、こちらに槍を構えて、来ます!」
長門「まさか、こんな未開の部族がいたのか・・・!!」
長門「ええい、来るなら来い!」バッ
大和「長門さん!」
長門「この私から相手だ!」
大和(私をかばって・・・真っ先に!)
「とおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおう!!」
長門「や、槍が相手だろうが・・・!!」
「待て!!」
「ひゃあ!」
「こいつらは客人だ・・・手厚くもてなせ」
「承りましてよ」
長門「お、お前は・・・」
長門「日向!」
日向「違うな」
日向「風魔神ヒューガと呼んでもらおうか」
大和「何ですかあれは・・・神輿に乗って・・・」
日向「お前達。二人を神輿に乗せろ」
「よろしくてよ」
長門「これは一体・・・」
日向「三ヶ月前のことだ。私は伊勢と一緒に、瑞雲採集にこの島を訪れた」
日向「そして見たのだ、覇権を巡り、争い続ける未開部族を」
長門「それがこいつら・・・」
日向「見えてきたぞ、こいつらの・・・いや、私の集落だ」
「クマリンコ!クマリンコ!」
「チーッス!」
「ひゃあ!」
日向「この島では食糧不足のために争い続けていた・・・」
日向「私がもたらしたのだ・・・海中を征し、水中を射抜く力」
日向「瑞雲を!」
日向「そして私は瑞雲をもたらした、風の神として祀られるようになった」
長門「神殿まで・・・」
伊勢「あ、お帰りなさい日向!」
日向「御神体もあるぞ」
扶桑「」
山城「」
日向「なるほど、お前達は旅客機から落ちてきたのか」
長門「なんとか帰る方法は無いか?」
日向「瑞雲を作らせよう、それで帰るがいい」
長門「本当か!」
日向「完成まで一晩、ここで過ごすといい。晩餐会も開こう」
大和「た、助かったんですね・・・夢みたいです・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
大和「あら・・・おいしい、何かしら?」
伊勢「御神体からとれた特別な瑞雲よ」
長門「これほどうまいものがあったとは!」ガツガツ
日向「いずれ本土にも輸出して外貨を稼ぐつもりだ」
長門「大和!いくつか持って帰るか?」
大和「えっ!い、いや・・・そんな・・・」
日向「少しくらい良いだろう」
大和「すみません・・・ありがとうございます」
大和(・・・・・・・しばらくしたら、どうせまた長門さんも元通りに・・・)
「やだっ、マジ恥ずかしっ・・・」ギシギシ
「とおおおおおおぉぉぉおおおおおお!!」パンパン
日向「またお前の勝ちか」
長門「これでも運は強い方だからな」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
日向「もう一戦やっていくか」
長門「・・・・・いや、もうこの辺りで休もう」
長門「なあ、大和。もう疲れてるみたいだな」
大和「い、いえ、大和は大丈夫です・・・」
長門「そういわず、ほら」グッ
大和「あっ・・・・」
大和(お、お姫様だっこ・・・)
大和「・・・・・・・・・・・・」
長門「・・・・やれやれ」
長門「まさかベットが一つとはな・・・」ゴロン
大和「長門さん、何を」
長門「私は床で寝よう。こんな私とでは暑苦しいだろう」
長門「さあ、ベットを使うが良い」
長門「大和にはそれが似合っている」
大和「・・・・・・・・・・・!」
大和「・・・・・・・・・・・・」パチ
長門「?」
大和「・・・・・・・・・・・・」スルスル
長門「お前、服を・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」ハラリ
大和「・・・・・・・抱いてください」
長門「大和・・・・・・・」
長門「綺麗な身体だ・・・」
大和「あまり、見ないでください・・・」
長門「月明かりで見えてしまうのだ、本当に綺麗だ」
長門「柔らかで、くすみの一つも無い、乳白色の肌」
長門「それなのに・・・」ツー
大和「あっ・・・・」ビクッ
長門「このまま飲み込まれてしまいそうに柔らかいのに・・・」
長門「確かな、芯の通った弾力が、心地良い」
長門「こちらも綺麗だな・・・」クパァ
大和「い、息が、当たって・・・」ビクッ
長門「まだ触っていも居ないのに、これほど濡れているとは」
長門「だが、それだというのに、気品すら感じるぞ」
長門「しっかりと『処理』がされているからな」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
大和「毎日、お手入れしてましたから・・・」
大和「ご無沙汰の時も、毎日・・・」
長門「そういうつつましい女らしさが・・・また素晴らしい」クチュ
大和「んんっ・・・・」ビクッ
長門「そうだ、感じ方さえ、どこか上品だ・・・」
大和「んっ、あっ、」
長門「だが、この私には見せてくれないか・・・?」
長門「お前の夜の顔・・・本当の雌の顔を」
大和「えっ・・・・」
長門「全て私に委ねて・・・この手の中で乱れてくれ」
大和「・・・いいっ!そこですっ!」ビクンッ
大和「はーっ、はーっ、ああっ!」ビクン
長門「私の大和・・・」
大和(こ、こんなの、こんなプレイ、初めて・・・!)
大和(長門さんが耳元で囁くたびに、頭が沸騰しそうで)
大和(快感で、居てもられない!)
長門「もっと見せてくれ・・・」
大和「ああああっ!んはっ!いいですっ!!ああああああああああああっ!!」ビクンビクン
大和「な、長門、さん・・・」ハアハア
長門「今度は、私も一緒だ・・・」
大和「はい、一緒に・・・」
長門「んっ・・・」
大和「あっ・・・」
長門「行くぞ、大和」
大和「はい・・・」
長門「ふ、はっ、はっ、」
大和「はっ、ああ、あああっ!いいっ!」
長門「ここか!」
大和「あ~~~~!煮えたぎってます、身体がっ!ああっ!」
大和「長門さん、長門さんっ!!」
長門「そのまま果ててしまえ、大和!」
大和「長門さあああああああああああああああん!!」
長門「ふう・・・」
大和「愛してます・・・長門さん・・・」
長門「ああ、私もだ」
長門「だが私はまだ満足してないぞ?」
大和「は、はい・・・・!」カアア
長門「まだまだ楽しませてもらおうか!」
大和「ああんっ・・・・!」
長門「まったく・・・」
長門「旅客機が墜落してジャングルに落ち」
長門「帰りは瑞雲とは・・・奇妙な旅だ」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
大和「でも・・・夢のような時間でした」
大和「長門さんと過ごせて・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・・・・ああ、私もだ」
大和「見えてきました、タウイタウイが」
大和「ようやく帰ってましたね・・・」
長門「タウイタウイ・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「大和!」
大和「は、はい!」
長門「大切な話がある・・・」
長門「私はお前が好きだ。お前を愛している」
大和「そ、そんなこと・・・」カアアア
長門「お前を忘れることなんて絶対にないだろう。これからもずっと」
大和「はい、大和も、勿論・・・」
長門「たった一晩だけだったが、それほど情熱的な夜だった」
長門「だから・・・お前を私のものにしたい!」
長門「一緒に横須賀へ来てくれないか!!」
大和「!!??」
大和「・・・・・・・・・・え?」
大和「横須賀といえば、エリート、精鋭揃いの・・・」
長門「私は横須賀で秘書艦をやっている。トラックの視察に来ていたのだ」
長門「もしお前が頷いてくれるなら・・・今すぐタウイからお前を引き抜きたい」
長門「私の側にいてほしい・・・」
大和「・・・・・・・・・・・すみません、一ついいですか?」
長門「何だ?」
大和「旅客機の中で、席は何番でしたか?」
長門「席?一体何故・・・」
長門「確か・・・G-3-2-1だが」
大和「あ・・・・・・・・・」
大和(私の席はA・・・そして隣も・・・・)
大和(つまりこの人、長門さんは長門さんでも・・・)
大和(別人!!)
大和(そ、そんな、私は取り返しのつかないことを・・・!!)
大和(・・・・・・・・いや)
大和(いや、でも・・・・・)
大和(この長門さんは、あの長門さんなんかより、ずっと・・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・・・・)
長門「・・・大和?」
大和「・・・・・・・・・・・・・・・」
大和「・・・・・分かりました」
大和「荷物、取ってきますね」
長門「!!」
長門「・・・ああ、待ってるぞ!」
大和(片方は、横須賀出身、しかも秘書艦で)
大和(優しくて、頼りになって・・・ロリコンでもない長門さん)
大和(もう一方は、辺境のタウイタウイに配属されて)
大和(乱暴で、甲斐性無しで・・・自分のことしか考えられない長門さん)
大和(・・・・・・・・・・・・・・)
大和(あっちの長門さんが無事なのかはわからない)
大和(でもどちらにせよこの時間なら、鎮守府に出勤してるはず)
大和(・・・家に荷物を取りに行こう)
大和「・・・・・・・・・・・・・・」
大和(このタウイタウイで、色んなことがあったわね・・・)
大和(でもそれも、今日で終わり)
大和(大和は、ようやく、本当の家庭を・・・)
大和(この家とも、お別れ・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・・・)
大和(あれ?)
大和「鍵が開いてる・・・」
ガチャ
大和「明かりはついてない・・・」
大和(な、何かしら、この玄関まで広がってる、たくさんのゴミ)
大和(も、もう関係ないんだから!さっさと荷物を持って・・・)
「・・・・・・・・・・・・武蔵か?」
大和「!!」
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
大和(あ、あれが、長門さん?)
大和(あんなにやつれて・・・)
長門「もういい。もうやめてくれ」
長門「偽者を持ってくるな。司令はお前がやればいい・・・」
長門「どれだけ大和を建造しても、あの大和はもう戻ってこない・・・」
長門「惚れた女も守れず・・・鎮守府なんて、守れるものか・・・」クルッ
大和「あ・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・!」
長門「あ・・・ああ・・・・・・」
大和「あ、あの・・・・・・」
長門「大和・・・大和・・・・?」
長門「大和なのか・・・?何故ここに・・・?」
長門「自力で生き返ったのか・・・!」ヨロヨロ
大和「わ、私は・・・・・・」
長門「や、大和・・・」
長門「大和おおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ダキッ
長門「間違えるものか!忘れるものか!この身体、この温もり!」
長門「他のどこの誰の大和でもない!私だけの大和だああああああああああ!!」
大和「!!」
長門「もう離さない!もう絶対に離さないぞ!もう不倫も無駄遣いも絶対にしない!!」
長門「生きててくれるだけでいいんだ、私の側にいてさえくれればいいのだ!!」
大和「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「生きててくれてありがとう・・・ありがとう、大和おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「ありがとう・・・・・大和・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・・・」
大和(泣きつかれて、眠ってしまいましたか・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・・・・)
大和(私は・・・・・・)
長門「おお、きてくれたか、大和・・・荷物はどうした?」
長門「何?少し見て欲しいものがある?」
長門「ああ、別に瑞雲は待ってくれるからいいが・・・」
長門「・・・この沖で秋刀魚が捕れる?」
長門「秋刀魚なんてどこにも・・・一体どこにがぼぁ!?」
長門「な、なんだ苦しうわ何するやめ」
長門「・・・・・・・・・・・・・・」ジタバタジタバタ
長門「・・・・・・・・・・・・・・」ブクブクブクブク
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「」
大和「・・・・・・・・・・・・・・」
大和「・・・長門さん、起きてください」
長門「・・・・・・・・・・・・・はっ!」
長門「や、大和!」ダキッ
長門「良かった、良かった・・・夢ではなかったのだな・・・」
長門「本当によかった・・・ありがとう・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」
大和「もう、お風呂に、入ってください」
大和「今日は、戦艦水鬼のハンバーグですよ・・・」
長門「・・・・・・大和?」
大和「・・・・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・大和。泣いてるのか」
大和「ごめんなさい・・・本当にごめんなさい・・・」
大和「馬鹿は私でした。弱いのは私でした」
大和「今度こそ絶対に一緒です。あなたを愛し続けます」
大和「死が二人を分かっても、きっと愛し続けます」
大和「もうどんなことがあっても、どこまでもあなたに尽くします」
大和「だから・・・」
大和「だから、せめて側に置かせてください・・・」
長門「・・・話は良く分からん。だが聞かん」
長門「離れるものか。私達は夫婦なのだから」
長門「こうして今、私達は抱き合ってるではないか」
大和「長門さん・・・・・・」
大和「ごめんなさい・・・本当にごめんなさい・・・」
大和「ごめんなさい・・・長門さん」
大和「ごめんなさい・・・」
大和「・・・・・・・・・・・ごめんなさい・・・・」
一ヵ月後
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
長門「・・・・・・・・・・・・」フヒヒ
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門(やはりリリカルアオバは最高だな)
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」ハハハ
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
二ヵ月後
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
長門「・・・・・・・・・・・・」フフフ
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門(・・・・・・・・・おかしい)
長門(何故食事中にテレビを見てても、何もいってこない・・・)
長門「・・・・・・・・・・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
三ヵ月後
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
長門「・・・・・・・・・・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「な・・・なあ」
大和「はい」ニコニコ
長門「い、いいのか!?木曾黄門見てて良いのか!?」
大和「はい、お好きなようにどうぞ」ニコニコ
長門「も、もういい!」
大和「あ、そうだ、忘れてました」ニコニコ
大和「はい、今週分のお小遣いです」ニコニコ
長門「こ、今週!?」
大和「風俗のお金と、パチンコのお金と、煙草とお酒の分まで入れておきましたから」ニコニコ
長門「え!?ええ!?」
大和「長門さんが、汗水垂らして、頑張って稼いでくれたお金です」ニコニコ
大和「長門さんが自分の楽しみに使ってください」ニコニコ
長門「い、いや・・・」
大和「それに、妻として夫を立てるのは当然のことです」ニコニコ
長門「せ、正論だが・・・」
大和「・・・足りませんか?」ニコニコ
長門「ひっ!」
大和「それじゃあ、今から武蔵に借りてきますね」ニコニコ
大和「大丈夫です、内職を増やしますから」ニコニコ
長門「もういいやめろ!内職も全てやめろ!いややめてくれえええええ!!」
大和「長門さんのためなのに・・・」ニコニコ
長門「さ、皿洗いも自分でする!お前はそこで布団を敷いててくれ!」
大和「な、長門さんっ・・・・」
大和「・・・・やっぱり、大和は幸せです・・・!」
長門「神様那珂様五月雨様・・・ヒエエ」ガタガタ
終わり
これまでに書いたもの
長門「陸奥・・・陸奥・・・うーん・・・」ブツブツ
長門「陸奥・・・陸奥・・・うーん・・・」ブツブツ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428154026/)
長門「お前に来てもらったのは・・・」
【艦これ】長門「お前に来てもらったのは・・・」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430572848/)
長門「つまりそういうことか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434028447
長門「ならば私は・・・!」
【艦これ】長門「ならば私は・・・!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437056120/)
大和「そろそろ長門さんに離婚を切り出そうと思う」
大和「そろそろ長門さんに離婚を切り出そうと思う」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442918015/)
【艦これ】夢の艦娘タッグトーナメント【安価】
【艦これ】夢の艦娘タッグトーナメント【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442745097/)
最後まで読んでいただきありがとうございました
またどこかでお会いできれば幸いです
このSSまとめへのコメント
瑞雲とはいったいうごごご
立派な長門さんのほうはどうなったんですかね?
つまらないからもういいよ君