拓也「僕がリーダーの軍団を作るごん!」 (16)
拓也「僕がリーダーの軍団・・・・・・拓也軍団を作るごん!」
拓也「世界では戦争が勃発してるって先生が言ってたごん・・・僕がリーダーの軍団、拓也軍団で世界平和を実現するごん!」
拓也「早速、団員を集めるごん!」
拓也は家の金庫から20万円を取って家を飛び出した。
拓也「まずは僕が住んでいる愛知県で団員候補を探すごん」
拓也「まずは戦闘員が欲しいごん」
拓也「誰か適任は・・・」キョロキョロ
ムキムキ男「・・・・・・・」ムキッ
拓也「アイツが良いごん!!」
拓也「あの~」
ムキムキ男「何だ?」
拓也「実は僕、拓也軍団っていう世界平和の為に活動する軍団を作ってるんですけど・・・・・・団員になってくれませんか?」
ムキムキ男「俺はガキの遊びに付き合ってる暇はない。今日中に組長に奉納金を納めないといけないんだ」
拓也「く、組長・・・・・・」
ムキムキ男「ん?・・・お前、その手に持ってる物を見せろ」
拓也の手には20万円が握られていた。
拓也「こ、これは・・・」
ムキムキ男「今すぐ俺に渡せ」
拓也「い、嫌だ!これは世界平和の為の資金なんだ!!」
ムキムキ男「ほう・・・どうやら痛い目に遭いたいようだな」ポキポキ
拓也VSムキムキ男
拓也「(相手は筋肉質な男・・・こっちは11の小学生・・・・・・どう考えても僕に勝ち目は無い)」
ムキムキ男「降参するなら今の内だぜ。今からその金とパンチ1発で許してやるぜ」
拓也「(どうする?資金を渡すべきか・・・)」
ムキムキ男「どうする?」
拓也「うぉぉぉぉぉ!!!」
拓也はムキムキ男に殴りかかった。
ムキムキ男「ほう・・・それがお前の答えか」
ムキムキ男は拓也のパンチを軽くかわし、拓也の腹に蹴りをきめる。
拓也「がはっ・・・・・・」
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