李衣菜「ピザオブデス?」(26)
モバPとアスタリスクがロックをただ聴いてくだけです。
何日かかけてのんびり書きたいと思います。
そして初SS、初投稿なので、わからないことが数多くありますが、
温かく見守ってくれると幸いです。
みく「Pチャン急に何言い出すにゃ。今ピザの話なんかしてないにゃ」
モバP「わかっとるわ。李衣菜がロックの知識増やしたいって話でしょ」
李衣菜「あ、それってバンドの名前ですか?」
モバP「惜しいな。ピザオブデスレコーズって言う日本のレーベルの名前なんだよ」
みく「聞いたことないにゃ」
モバP「まあそうだろうな。うちみたいに大企業じゃないし」
李衣菜「で、そのピザオブデスとロックって何か関係があるんですか?」
モバP「このレーベルはな、ロックバンドしか在籍してないんだよ」
李衣菜「ウッヒョー!」
みく「それは興味あるにゃ」
モバP「まあ俺に言わせれば日本で一番熱いレーベルだな」
みく「レーベルに熱いとかあるのかにゃ?」
モバP「まあ単純に在籍してるのが俺の好きなバンドばっかだし」
モバP「今日はそのピザオブデス(以下、ピザ)のバンドを教えてやるよ」
李衣菜「ウッヒョー!」
みく「李衣菜チャンにウッヒョーって言わせておけばいい風潮、一理ないにゃ」
モバP「まずはこの人はピザオブデスを語る上で絶対に外せないだろ」
https://youtu.be/RdejhJmtqdQ
ken yokoyama

李衣菜「疾走感あるいい歌ですね!テンション上がります!」
みく「途中なんでレッドカードでてくるのにゃ」
モバP「この人は主に1990年代に伝説的な人気を誇ったHi-STANDARDってバンドのギタリスト、
横山健さんだ。ken yokoyama名義での活動はソロプロジェクトだな」
みく「・・・?Pチャン、このPVにででくる横山さん以外の人は誰にゃ」
李衣菜「あ、確かに!ソロなのに」
モバP「女の人はただの女優さんだが、あとから出てきた二人はギタリストの南さんと
ベーシストのJun Grayさんだな」
モバP「ken yokoyama名義での活動だが、実は編曲したりライブするときはこの南さんとJunさん、ドラマーの松浦さんと一緒に行うんだ」
モバP「この集まりを’Ken Band’って言う」
モバP「というか’ken yokoyama’って言うバンド、って言う感じだな。実際横山さん自身がそう言ってるし」
モバP「そしてこの人、ピザの社長だ」
李衣菜「ええっ!」
みく「会社経営しながらミュージシャンって・・・すごいにゃ」
モバP「多くのバンドを世に送り出している名社長でもある訳だ」
モバP「事務の仕事しながらお手製ドリンクで儲けるどっかの人みたいな感じに近い」
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ちひろ「へっくしゅん!」
ちひろ「・・・うう、噂でもされてるんですかね?」
モバP「この人のみならず、このレーベルの人達の曲には強いメッセージが込められているのだが」
モバP「まあいきなり最初から難しいこと言ってもつまらないしな。最初はただ聴いて楽しんでみるといい。特に李衣菜は」
李衣菜「むっ!それってどーいうことですか!私がバカってことですか!!」
モバP「ははっ、どうだろうな」
李衣菜「もー!」
みく(Pチャン、顔からものすごく父性が溢れ出てるにゃ)
メロコア/青春パンク好きの排他性は異常
売れ線をやたら叩いて悦に浸る行為の見苦しさよ
モバP「次のバンドは今ノリに乗ってるぞ。特に若い世代からの人気が高いから、
ふたりとも好きなんじゃないか?」
https://youtu.be/auofz0gr7C8
WANIMA
みく「・・・なんか激しい音楽だけど泣けるにゃ」
モバP「この曲はボーカルの松本さんが亡くなった祖父に向けて書いた曲だからな。」
みく「これまで持ってたみくの中のロックバンドのイメージとは少し違うにゃ」
モバP「俺はロックバンドの方が、言いたいこと伝えたいことを言いたいまままっすぐに伝えてると思う。
ポップスよりな。特に、普段語られることのないセンチメンタルなこととかパーソナルなことを
自由に発信できるところはロックの素晴らしいところだ。」
李衣菜「んー・・・」
モバP「まあそのうちわかるお李衣菜にも。悲しいことも、激しい音と一緒に歌えば、新たな感情が生まれたりすることとかな。」
みく「Pチャンさすが人生の先輩にゃ」
モバP「確かに俺ももう17だもんな」
みく・李衣菜「!?」
モバP「というのは武内君のことで」
李衣菜「そーですよね!びっくりしたあ!」
みく「普通考えれば違うってわかるけど、真顔で冗談言うときあるからびびるにゃあ」
モバP「ははっ、よく言われるわ」
モバP「じゃあ次行こうか。今度は音・歌詞ともにヘヴィだぞ」
https://youtu.be/y9AwlMGGOhs
SLANG
>>8 俺もそう思う。自分はジャズとかも聞くから、閉鎖的じゃないと思っとるんやけど
みく「んー・・・」
李衣菜「考えさせられますね・・・」
モバP「お前らアイドルが歌っている歌は、基本みんなに希望・夢を与えるものだろ?
けどこういった世界に存在する絶望や悲しみを歌っている人達もいるんだよ。」
李衣菜「・・・世界には、美しさと醜さが同居しているってことですね」
みく「・・・李衣菜ちゃんにしてはいいこというにゃ」
李衣菜「!」
李衣菜「~♪」フフ~ン
モバP「(知ってるぞ。李衣菜のドヤ顔がくそ可愛いってことと、その言葉はレッチリのボーカルの
発言だってこと)」
モバP「続いてはこちら。これで勃たねえ奴はロックじゃねえ!」
みく「にゃっ!?///」
李衣菜「プロデューサー、私たち女ですよ?」
みく「そこ!?!?」
https://youtu.be/41G9DRSv4Yg
MEANING
李衣菜「これかっこいい!!!」
モバP「おお、そうかそうか。李衣菜にはmeaningがはまったか」
みく「ボーカルすごい声にゃ」
モバP「シャウトっていうのかな?それともスクリーム?
正式名称は知らんがまあロックならいいよな」
みく「李衣菜ちゃんのがうつっちゃったにゃあ」
モバP「でも音楽に大事なのは理屈じゃなくて自身の感覚だからな。
みくだっていい音楽聞いたら身体が反応するだろ?
踊りたくなったり。そーいう感覚がいっちゃん大切なんや」
みく「なんで急に関西弁・・・?」
モバP「今度のバンドは・・・ライブ映像で紹介しよう」
李衣菜「なんでですか?」
モバP「この人達はライブがハンパねえからな。
みくが『こういうライブやりたいにゃ!』っていうのがもう見えてる」
みく「へー、楽しみにゃ」
モバP「名はバーベキューチキンズだ。」
https://youtu.be/Y6af_LC7X4g
みく「」
みく「こんなめちゃくちゃなライブやりたくないにゃ!!」
モバP「そうか?」
李衣菜「うわぁ・・・」
みく「さすがに李衣菜ちゃんも引いてるにゃ」
李衣菜「超ロック!!」
みく「だめだこいつ早くなんとかしないと」
モバP「李衣菜すごいな。いや俺もね、最初見たときははちゃめちゃすぎて引いたよ。
けどもう一回見たくなって、気が付いたらヘビロテ。混ざりたいよ」
みく「なんでPちゃんはみくがこんなライブやりたいと思うって思ったにゃ・・・」
モバP「補足としては、ギター担当はさっき紹介した横山健さんだ。
というかこの人が作詞作曲してる。」
モバP「俺のオススメとしては4thアルバム『Crossover and over』だな」
モバP「ドラマーが変わってから初めてのアルバムで、少しメタル色が強く出てる。
新ドラマーの影響による所がデカイ」
モバP「あとこのバンドのライブに行きたいなら、相当ライブ慣れしてないと危ない。
骨折とか普通にするからな」
モバP「次で最後にしとくか。まだまだいるけど」
李衣菜「えー!全部教えてくださいよー!」
モバP「まあまあ。いっぺんにたくさん教えてもな。
俺が紹介したことがきっかけに、興味を持ってくれた人がいたら嬉しい。」
みく「Pチャンには他に誰が見えてるにゃ・・・」
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/hW0p9mrqY9s" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
DRADNATS
李衣菜「これまた疾走感があっていいですねー」
モバP「ど真ん中メロコアって感じだな」
みく「また社長が出てきてるにゃ」
モバP「この曲が入ってるアルバムのプロデューサーが社長だからね」
みく「Pチャンより有能にゃ」
モバP「みく、明日のロケ弁鯖の味噌煮缶でいいな?」
みく「お魚嫌にゃ!っていうか缶詰っていうのもいじめだにゃ!」
モバP「もういい時間だ、帰るか」
李衣菜「そうですね。あ、CD貸してくださいよプロデューサー!」
モバP「おう、いいぞ。明日持ってくるよ」
李衣菜「やった!」
モバP「(かわいい)」
みく「(かわいいにゃ)」
翌日
モバP「おーい李衣菜、CD持ってきたぞ。特に李衣菜が好きそうなMEANINGを多めに」
李衣菜「MEANING?なんですかそれ?」
モバP・みく(だからこいつにわかなのか!(にゃ!))
完
李衣菜はロックを聴いてるけど曲名バンド名を覚えてないからにわかに思われてる説を推してます。
見ていただきありがとうございました!
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