ヅダD「……！」ｷﾞｭｵｫｯ!!


一方通行「ハッ、遅ェ遅ェ！ そンなので俺に……」

ヅダD「！」ガキンッ

一方通行「はい？」


< ガシャァッ！ バラバラバラァッ……！


ヅダD頭「……」ｸﾞﾎﾟｫ…ﾝｯ

御坂妹「そんな……空中分解するなんて……っ」

一方通行(俺は何もしてねぇよな…？)

ヅダD「……」ｶﾞｼｨﾝｯ

御坂妹「私とお姉様が磁力で分解を防げば、こうして復活する事が可能です」

御坂「ここまでよ一方通行！」


一方通行「お、おう」

一方通行「……つッても、オマエ何様のつもりだァ？ ちょっとスラスター噴かしただけでバラバラになりやがって」


ヅダD「！！」ｸﾞﾎﾟｫ…ﾝｯ!

< 『ゼロシステム起動』

ヅダD「……」キィィィンッ

< ギュオォォッ！！


一方通行「！？」ビクッ

一方通行(何だ、急に動きがさっきより速く……ッ)

ヅダD「……！」ギュンッ

一方通行「速くなっても馬鹿か、俺にタックルなンざ……」

　　　ゴッッ
一方通行「おボゴフぁぁあッッ！！？」ﾄﾞｻｧｧｯ!!

禁書「とーま！ 海だよ海！ 早く行こうよ！」

ヅダD「……」ｼｨ…ﾝ

禁書「？」

禁書「どうしたのとーま、もしかしてやっぱりその体になってから泳げなくなっちゃった？」

ヅダD「……」ｼｨ…ﾝ


< ｼｬﾊﾞﾄﾞｩﾋﾞﾀｯﾁﾍﾝｼｰﾝｯ!!

ヅダD「！！」カッ！


禁書「わぁあっ！？ とーまが光に包まれたんだよぉ！？」


マーメイドガンダム「……」ｶﾞｼｨﾝｯ

禁書「……」

禁書「と、とーまがフィッシュになったんだよ……」

神裂「……少し見ないうちに、何が起きたのですか」

マーメイドG「……」ﾋﾞｯﾀｰﾝｯﾋﾞｯﾀｰﾝｯ

土御門「かみやんは色々あってにゃー……ってか、ねーちん知らないっけか」

神裂「初耳、いえそれ以前に何がどうして彼の姿がこんな事に」

土御門「まぁそこは俺もつっこみたいけどな、世の中分からない事もあるんだぜぃ？」

神裂「いえしかし……」


< カッ！！

ヅダD「……」ｸﾞﾎﾟｫ…ﾝｯ


神裂「あぁ良かった、戻れるのですね」

土御門「み、みたいだな……」

ミーシャ「……」

ヅダD「……」

ミーシャ「……」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

ヅダD「…？」

ミーシャ「……」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

ヅダD「……」

ミーシャ「……」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ


ミーシャ「私見一、とても興味深い物質で出来ている」

ミーシャ「……」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ


ヅダD「……」

　　　ドゴオオオオオオ！！！



神裂「ここは私に！ 貴方は土御門の所へ！」

ヅダD「……！」

神裂「『彼女』は私に任せて下さい……私も斬りたくはありません」

ヅダD「……」

ヅダD「……」ｺｸﾝ


ヅダD「……！」ｷﾞｭｫｵ!!


神裂「……ふ、行きましたか」

神裂「それにしても、何故『彼女』が氷をあの形態にさせている…？ 何か、上条当麻から影響されて…？」




ミーシャ(マーメイドガンダム形態)「 ──────── gp02愚劣sine 」

土御門「……やっぱり早かったな、かみやん」

ヅダD「……」ｶﾞｼｨﾝｯ


刀夜「と、当麻……！」

ヅダD「……！」


土御門「全く、嫌になる仕事だぜぃ……なぁかみやん？」

土御門「夏休み前のお前ならともかく、今のお前とやりあうなんてな……！」ダッ

ヅダD「！」ギュンッ

　　　　　　　ドゴォッ
土御門「オフﾝぷぁあんっぐッッ！！？」ﾄﾞｻﾞｧｧｯ!!

土御門「ぜぇ……ぜぇ……つまり、かみやんの実家を吹き飛ばさなきゃこの『御使堕し』は元に戻らないんだ……！」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ヅダD「……！」

土御門「だから、ここは俺が……」ﾌﾗﾌﾗ

ヅダD「……」ｸﾞﾎﾟｫ…ﾝ

< スッ……

土御門「止めるなかみやん、このままじゃあの大天使が……」


ヅダD「！」< 『ゼロシステム起動』

ヅダD「！！」キィィンッ


< ガシャガシャガシャッッ

土御門(こ、これは……何かがかみやんの右腕から形作られて……！？)


ヅダD「……！」< 『ツイン・バスターライフル発射』ｶﾞｼｬｺﾝｯ…ｷｭｲｲﾝ……!!


土御門( え )



　　　　ドワォオオオオオオオオオ！！！