モバP「お題でSS」 (198)


貰ったお題でSSを書きます。
長くても5レスくらいでさくさく書いていきます。

書き方は色々なのでご注意ください。

>>+1
>>+2
>>+3

から書いていきます。

お題を募集した際はアイドルの名前とシチュをお願いします!



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370417883


では、

【凛で飴と鞭を巧みに使いこなすPに翻弄されながら依存していく感じでおなしゃす】
【幸子「押すなよ!、絶対に押すなよ!」】
【凛の結婚式】

から書いていきます。少々お待ちください。

何回目だっけ

四?

今回も期待


【凛で飴と鞭を巧みに使いこなすPに翻弄されながら依存していく感じでおなしゃす】

渋谷凛とは、かれこれ数ヶ月ばかりの関係になるだろうか。

様々なアイドルをプロデュースしていくにあたり、俺は少しだけ技術を得た。
さて、そんな技術だが、飴と鞭を使いこなすというような単純なもの。
それでも、このプロデュース業には大いに役に立っていたのだ。

「凛。今回、ちょっと気が抜けていたんじゃないか」

『…そう、だと思う。ごめんなさい』

「俺はいいけどさ。凛は大丈夫なのかな、って」

俺の正直な気持ちだ…だが、その裏には当然鞭が含まれていた。
叱るときは当然叱らなければならない。今であっても。
無論、このような関係を築いた今のことだ。

「…少し、考えてみてくれ」

「これから凛はもっと人気になっていく。こういうミスは減らさないと」

『うん』

それに———。そう続けようとも思ったけれど、やめた。
彼女は彼女なりに思う所があった。それゆえの失敗なのだから。
ならば、ここからは精神的なケアをするのも俺の努めというものだろう。

「最近、忙しかったからさ。少し、疲れてるんだよ」

『………』

『プロデューサーは、私のプロデュース、降りたり、しない…でしょ』

「………」

「そうなることも、あるかもしれない…このままだと」

『そんな———』

「でも、だ」

「でも、少なくとも、俺は凛のプロデューサーを降りるつもりなんてない」

『だから…これから、ちょっとだけ頭の片隅にでも留めておいてくれ』

『ほら、行こう』

いつもはしないスキンシップのはずなのに、俺は自然と手を引いていた。
恥ずかしがって手を離すと思いきや、凛はそうではなかった。
俺はそれに安堵し、そのまま帰りの道を歩いた。

「………」

「…私、さ。頑張るから、プロデューサーも、ずっとそばにいて」

「そう」

「ずっと、ずっと———」




「———————————永遠に」

                    おわり


【凛で飴と鞭を巧みに使いこなすPに翻弄されながら依存していく感じでおなしゃす】を終え
【幸子「押すなよ!、絶対に押すなよ!」】を書きます。

少々お待ち下さいませ!

>>8 さん

今回で4回めだと記憶しています。


【幸子「押すなよ!、絶対に押すなよ!」】

輿水幸子はスカイダイバーではない。

しかし、世間ではその印象がつきつつある。
彼女の身を張ったアイドル活動の印象のたまものだ。
さて、今日はそんな彼女の撮影のワンシーンについての話だが。

「ボクには劣りますが、とてもきれいな景色です!」

夜景と自らの美貌を天秤にかけるのはやめなさい。
東京上空…ネオンの明かりが俺たちを安らかに包み込んでいた。
ヘリで一定の高さから、彼女はこの夜景についてのコメントを求められていた。

「あちらに見えるのが、先日オープンしたビルです!」

「ああ、こっちにあるビルには、ボクの行きつけのセレクトショップが」

「こっちには———」

彼女の自らへの信頼もそうだが、内面的にも彼女はアイドルとして一流だった。
やることなすことに自信があるのもそういう一端があるからであろう。
さて、本日のメイン・イベント、いわゆるドッキリ企画だ。

「………」

「…これ、何ですか?」

「まさか、また…い、嫌ですよ!」

無論嫌だろう。結構高い。だが視界は明瞭だ。
プロのインストラクターに了解もとってあるゆえに。
そして、俺はここで必勝とも言える耳打ちを彼女にしたのだ。

『いいか、ここはフリだけでいいんだ…いいアピールポイントだ』

「…し、知ってましたよ!フリ、でしょう!フリ…フリ。わかってますよ!」

「あ、ああ、嫌だな!このカワイイボクがスカイダイビングなんて、嫌だな!」

緊張のあまり若干棒読みではあるが、これは立派なフリなのだ。
スタッフもグッド、というようにサインを俺に送る。
俺もそれにならって彼らに敬礼を送った。

「ぜ、絶対に押したらダメですから!」

『もちろんだ。俺を信頼してくれないか』

「…はい、そうでした…絶対に押さないでください」

『信頼してないな幸子』

『………』

「そんなことはありませんよ!」

「ああ、嫌だな!スカイダイビングなんて———」

「あっ」

その瞬間…彼女は、世界に瞬く光の一部になった。
フリ。落ちたくないフリ、なのではない。ダチョウ倶楽部だ。
俺たちは、叫び声と共に落下していく幸子を、笑顔で見送っていた。

くるりんぱ。

                    おわり


【幸子「押すなよ!、絶対に押すなよ!」】を終え、
【凛の結婚式】を書きます。

少々お待ち下さいませ。

http://i.imgur.com/5ZUiBRB.jpg
http://i.imgur.com/Zg35XhQ.jpg
渋谷凛(15)

http://i.imgur.com/boFTEa3.jpg
ウェディングコラ

http://i.imgur.com/MMwh1JV.jpg
http://i.imgur.com/GhKgPQn.jpg
輿水幸子(14)


【凛の結婚式】

渋谷凛がトップアイドルになったあと、俺たちは永遠の愛を誓った。

世間ではアイドルが入れ替わり、何もかもがあの頃とは違っていた。
そんな中、プロダクションのみなを招いての結婚式が行われる。
彼女はいつにもまして…世界中の誰よりも、美しかった。

「ねえ、プロデューサー。こんな日がくるなんて、私、思ってなかった」

彼女との出会いは、非常に印象的だった、と感嘆していた。
ゆっくりと信頼と実績を重ねるに連れ、俺達は自然と惹かれ合った。
アイドル活動の最中でも、逢瀬を交わし、愛を確かめ、ささやかな幸せを得た。

『俺もだよ。けれど、俺は何1つ後悔なんてしてないよ』

「それは、私もだけど。そんなことしてたら、怒るから」

冗談交じりに、けれど、少しだけ本音が入り混じった乾いた声で笑った。
凛は心配だったのだろう、と思う。自らに自信がない、と語った。
数あるアイドルの中、なぜ自分を選んだのか———と。

『気付いたら、凛のことが好きだった。もう、目も合わせられないくらいに』

「…ふふっ、そっか。なら、いいよ」

彼女らしい薄いメイクの下には、彼女の端正な顔立ちがあった。
それでは、新郎新婦の入場を行いますので、とボーイに促され、手をとった。
一世一代の華やかさに包まれた場の中で、俺と彼女の呼吸だけが静寂を支配していただろう。

彼女は俺の腕に手を回し、俺も前だけを向いて、未来だけを見て、歩き出した。

「ねえ、プロデューサー。アイドルになってよかったと思ってるの」

『…俺も、プロデューサーになってよかった、って思ってる』

「プロデューサーに出会えて———」

『凛に出会えて、よかった。心から、そう思ってる』

「………」

「ありがとう」

彼女は、腕に込めた力を少しだけ強め、俺の顔をちらりとみた。
見つめ返した彼女の瞳は潤んで、俺を離さなかった。
ああ、俺まで泣いてしまいそうになった。

祝福の花びらが俺たちを包み、誰もが幸せを願ってやまなかった。

神父が並べていた言葉を耳にしながら彼女の瞳だけを見つめ続けた。
彼女の細く白い指先に指輪をはめ、指輪の交換を終えた。
誓いの言葉を述べ、薄いレースへと手を伸ばす。

「ずっと、一緒にいてください」

『こちらこそ、凛に永遠の愛を誓うから』

「…うん」

そこには、ただ時が止まったような空間だけが広がって。
2人だけの世界の中、いつまでも、愛を呟いた。
彼女も、そして俺も、涙を流して。

そして、ゆっくりと———俺は、彼女に、口づけた。

                    おわり


これで、

【凛で飴と鞭を巧みに使いこなすPに翻弄されながら依存していく感じでおなしゃす】
【幸子「押すなよ!、絶対に押すなよ!」】
【凛の結婚式】

の3本を終わります!お題提供ありがとうございました。
よろしければ、引き続きお付き合いください。

では、次のお題をお願いします! >>+1 >>+2 >>+3 で、お願いします!


では、

【ちひろさん薬事法違反で逮捕】
【まゆゆ 鈍感な振りをしてかわしてたら、イケメン芸能人に寝とられる悪夢を見た】
【菜々さんMステに出演、お茶の間と実家にウサミンブリザード】

の3本を書きます!しばらくお待ち下さいませ。


【ちひろさん薬事法違反で逮捕】

警察です。その場を動かないでください。

いきなり訪れた警官2人に俺は呆気に取られていた。
誰もがダンボールを持ち、俺たちの仕事の資料を詰め込む。
そして、全てを失い…さらに、千川ちひろの逮捕が決まっていた。

薬事法違反で逮捕。警察にはそう告げられた。

販売されているドリンクに有害な物質が含まれている…そういうことだ。
だが、俺もよく飲んでいるが、そんな作用は聞いたことがない。
現に俺は元気だし、幻覚だとか、何も見ていないのだ。

「ちひろくんが逮捕、か…我が社は、どうなってしまうのだろうか」

全員に帰宅を促した後、社長はか細い声で呟いた。
無理もない。所属している事務員が犯罪に手を染めていた。
その事実は、帰宅してから俺にすら重くのしかかっていたのだから。

だが、その事実はあっけなく覆されてしまった。

おはようございます。翌日には、千川ちひろが難なく出社したからだ。
誰もが目を疑った。千川ちひろは逮捕されたはずだからだ。
驚いて、何があったのか、と彼女に問うた。

『ええと、証拠不十分、ということで』

ああ、となると、ちひろさんの容疑は晴れたというのか。
よかった。思い返せば、彼女がそんなことをするわけがないではないか。
ほっと胸を撫で下ろした矢先、千川ちひろは笑顔で社長に思い出したように告げていた。

『そういえば、事務員さんを探していらっしゃいましたでしょう』

「あ、ああ。確かに、そうだが」

『希望する方が現れたので、ぜひ、一度面接をと』

「…そうか、わかった。これは、ちひろくんの紹介かな」

『はい。きっと、喜んで働いてくれますよ』

では、入ってください。社長がお待ちですよ。
その声と共に入ってきたのは、どこかでみたことがある顔だった。
どこかで…どこだっただろうか。さっき飲んだコーヒーで頭が痛い。ああ、思い出した。

あの警官の2人だ。

                      おわり

一度に10個ぐらいお題を要求されないととても安価取れないのでお題を増やして欲しい


【まゆゆ 鈍感な振りをしてかわしてたら、イケメン芸能人に寝とられる悪夢を見た】

佐久間まゆは悩んでいるように見えた。

いつもは嬉しそうに俺の後ろをついてくるのだが、今日はそうではない。
なんだか悩んだ顔で、事務所の革張りのソファの上にいた。
気になったが、こういう日もあるだろう。

彼女の愛はどこまでも誠実で、嘘偽りがなかった。

俺は彼女の才能に気付き、彼女をスカウトして…それが、愛に変わっていた。
確かに、佐久間まゆはどこまでも美少女で、文句のつけようがない。
誠実な愛。どこまでも深く、底が見えないまでの愛である。

だが、それは、アイドル活動をするにあたっては、大きな障害となる。

俺は自らの心の声に蓋をして、彼女の求愛を避け続けた。
やんわりと、諭すように。ときには、彼女を叱りつけるように。
その度に彼女は一瞬寂しそうな顔をして、すぐにっこりと笑ってみせる。

そのモデル時代に作り上げられた笑顔が、たまらなく痛々しかった。

そして、ある日を境に、ぱったりと佐久間まゆは俺に興味関心を示さなくなった。
それどころか、俺に距離を置き、嫌悪感すら示しているふしがあった。
プロデューサーを変えて欲しい、と言われてもいた。

俺はいきなりの環境の変化に戸惑い、驚き、そして悩んだ。

結果、俺は今まで行われてきたことを、俺がすることにした。
佐久間まゆへのストーキング行為をはじめた。数日経つと、原因がわかった。
どうにも、佐久間まゆには新しく気になる異性ができたらしい。そう、俺以外に、だった。

彼女の愛を避け続けて、その愛が降り注ぐ当てが変わってから、俺は気付いた。

だが、もう、既に遅かった。深夜を過ぎて、彼女は男と歩いていた。
有名な芸能人だった。誰もが隣を歩きたがるようないい男。
その男と、まゆが親しげに話し、笑い、喜んで。

ああ、まゆ。まゆは、そんな顔を、俺以外の男に見せるのか。

あの潤んだ瞳を。恥ずかしがっているとき、特有の癖を。
髪を撫で、視線を彷徨わせるその仕草を。笑顔を。
付けていった先は男女の営みの場であった。

けれど、もう彼女の何者でもない俺は、それを止めることが—————。



急な痛みに身体を起こすと、事務所の中だった。
ああ、どうして、こんなところに。それに、頭…ヘッドフォン?
それに、まゆもいる。ああ、まゆ。今までのことは、夢だったのか?よかった。

「ああ、起こしちゃいましたねぇ。すみません」

『まゆ。まゆ…ごめんな。久しぶりに、ご飯でも食べに行こう』

「…よくわかりませんが、いいんですよ」

俺たちは笑い合って、久しぶりに手をつないで、夕食へ向かった。
俺の隣にいた佐久間まゆはいつものように笑っていた。
そしてどこをみるでもなく、彼女は呟いた。

「…あのCD、効果、あったみたいですねぇ」

                        おわり


【まゆゆ 鈍感な振りをしてかわしてたら、イケメン芸能人に寝とられる悪夢を見た】を終え
【菜々さんMステに出演、お茶の間と実家にウサミンブリザード】を書きます。

オチがあったからよかったけど、NTRモノって難しいです…期待に添えなければスミマセン。
それでは、引き続き少々お待ち下さい!

>>31 さん

どうにか、スピード上げますのでご勘弁を…申し訳ありません。

http://i.imgur.com/WNW5Pz7.jpg
http://i.imgur.com/GhJvmVj.jpg
千川ちひろ(?)

http://i.imgur.com/HEC01dH.jpg
http://i.imgur.com/TinFexc.jpg
佐久間まゆ(16)


【菜々さんMステに出演、お茶の間と実家にウサミンブリザード】

ついに安部菜々がゴールデンタイムに進出することとなった。

もちろん、有名な音楽番組であるタモリのミュージックステーション。
誰もがこの番組に出られることを1つの目標にしているだろう。
本日はそんな中に、うちのアイドル、安部菜々が出る。

「よし、菜々。頑張ろうな!」

『はい!ナナ、頑張ります…すごく、嬉しいです!』

これだけ喜んでくれるなら、俺も彼女の為に頑張ったかいがあった。
必死に頭を下げて、頼み込んだ。努力が報われたのだ。
そして彼女も、これを期に…そう思った。

様々なアーティスト名が呼ばれる中、ソロで安部菜々が呼ばれ、俺は興奮した。

ああ、あの菜々が有名アーティストの中でとても映えているではないか。
嬉しい。我が子をみるような気持ちで、飛び上がりそうであった。
菜々も緊張していたが、まずまずの滑り出しのトークだ。

「では、安部菜々さんの…メルヘンデビュー、お聞きください!」

ナナでーす。初回の視聴者にはインパクトが強かったが、上手く受け入れられた。
アニメソングのようなこの曲は、最近の世の中では反発が少ない。
そして笑顔で活動している彼女に心を打たれた。

そう思っていいのだろう。そうに違いない、と俺は笑顔で確信していた。

さて、アーティストたちの曲を終え、ランキングを終え、フリートークだ。
何年にどの曲を出した、などのトークだが、菜々にはそれがない。
大丈夫だろうか。菜々のトーク力に期待する他ない。

「えー、安部菜々さんは、先月にシングルを発表」

『はい!メルヘンデビュー、聞いてください☆』

「同プロダクションの皆さんも曲を出しているそうです」

『どれもいい曲なので、みなさん聞いてみてください!』

ああ、素晴らしい。有名アーティストさながらではないか。
うむ。これなら心配はないじゃないか。
次に行こう、次。

「ええと、そして。次は、安部菜々さんについて」

「せんきゅうひゃくはちじゅう———」





『カメラ止めろ』

                     おわり


これで、

【ちひろさん薬事法違反で逮捕】
【まゆゆ 鈍感な振りをしてかわしてたら、イケメン芸能人に寝とられる悪夢を見た】
【菜々さんMステに出演、お茶の間と実家にウサミンブリザード】

の3本を終わります!

引き続きお題をいただければ幸いです!
>>+1 >>+2 >>+3 でお願いします!

本田△

http://i.imgur.com/ZtnUc7Q.jpg
http://i.imgur.com/DWnnGqZ.jpg
安部菜々(17?)

http://i.imgur.com/mjkVC05.jpg
本田△


では、

【響子、肇、藍子、引退後の自分について考えてみる】
【本田△】
【光とパワーレンジャー】

を書きます。少々お待ち下さいませ!


【響子、肇、藍子、引退後の自分について考えてみる】

「もし、引退したら、みんなは何をやってるんだろうな」

何気なく呟いた一言だった。
特に他意はないつもりだったのだ。
だが…みなには、重い話だったのかもしれない。

『…私は、お嫁さん…になってると思います!』

そう呟くのは五十嵐響子。
そしてなぜか俺の方を熱く見つめている。
熱い。暑すぎる。さながらパッションな感じですらある。

『わ、私も!自らを形作るためには、ええと、その…隣に、誰か』

そう言って慌てているのは藤原肇。
落ち着いている彼女らしからぬ慌て方。
そして君もどうして俺に熱い視線を送るの?

『…私は、休日はゆっくりカレと一緒に過ごしたいですっ』

カレなんて存在はいないはずでしょ。
どうして俺の方を見るのかな。高森藍子さん。
ゆるふわガールのゆるがゆるじゃなくなってるでしょ。

『あー、私の手料理を食べてくれる人、いないでしょうかー』

響子さんやめてください。眼前まで来て言うのやめてください。

『わ、私も!その!ええと、隣に誰かいてくれないと…』

肇さん。胸押し付けてきたらダメだよ。何もしないよ。じっちゃんの名にかけて。

『TSUTAYAでDVD借りて、夕食にはパスタ。いいでしょう』

現実と想像を混ぜていませんか藍子さん。そうでしょう?

『手料理!』

『隣に…!』

『パスタ!』

『どれを選ぶんですかっ!』

どうして俺に判断を委ねているのかは知っているが知らない。
ううん、とわざとらしくのびをした。
そして寝た。

…夢から覚めたときには、俺の手には朱肉のあとが残っていた。

                       おわり


【響子、肇、藍子、引退後の自分について考えてみる】を終え、
【本田△】を書きます。

少々お待ち下さいませ!



http://i.imgur.com/NiuVkar.jpg
http://i.imgur.com/FPCisnb.jpg
五十嵐響子(15)

http://i.imgur.com/FdxfcRL.jpg
http://i.imgur.com/UmwaOiI.jpg
藤原肇(16)

http://i.imgur.com/GCj77RL.jpg
http://i.imgur.com/A5kfS2n.jpg
高森藍子(16)



【本田△】

「最近、渋谷くんがすごいそうだと聞いているが」

社長は嬉々とした顔でそう言った。確かにすごいのだ。
俺は1つ2つ考え事をして、それから言った。

『ええ、とても今活躍していますよ。期待に添えると思います』

うん、うん。社長は喜んだ顔でそう言っていた。
ちなみに今、俺は社長への業務報告を終えたあとなのだ。
後ろには本田未央がわくわくとした顔でそこにいることは内緒だ。

「だいぶ目立ってきているようだな。足のさばきがいい」

『素晴らしいステップだと思います』

「テクニックも相当あがってきているようでして」

『ああ、それと、だ。川島くんも今とても注目を浴びているじゃないか』

「確かに。これからもっともっと活躍していくと思っています」

『………』

『本田くんについてはどう思っているのかな?』

「ええと、俺の意見としては、毎日地道に頑張っていると思います」

「ようやくデビューもしましたし、これからもずっとやっていくと思います」

よしっ、と未央が後ろでガッツポーズをしているのがわかる。
だって声聞こえてるもん。気付かれてないつもりか。
だが、これが彼女への本音だから、いい。

『………』

『デビュー?』

「………」

何だ?俺は会話の何を間違えたのだろうか。
社長は首を捻って悩んでいた。社長も何かミスをした?
足のさばき、テクニック…渋谷、川島…本田、そこで、思い出した。





「サッカーの話かよ!」


【本田△】を終え、
【光とパワーレンジャー】を書きます。

未央ちゃんのにおわり、ってついてないので脳内か何かでつけておいてください…
期待に添えてなければスミマセン。

パワーレンジャーがよくわからないのでググって発想のままに書きます、ごめんなさい。


【光とパワーレンジャー】

さて、今日はパワーレンジャーについてだ。

日本の特撮…つまり、戦隊シリーズの外国版という認識だそうだ。
ああ、無論俺も好きだ。よくみたものだ。懐かしいという記憶もある。
俺は知らなかったそれを、南条光は流暢に語っていた。これがその一部だ。

「パワーレンジャーを知らないのか!?」

『ああ、うん。あまりよくは知らないかな』

という俺の稚拙な質問にも似た一言に、光は嬉しそうに解説をはじめた。
権利関係の難しい話も好きこそ、というように語っていた。
ジュウレンジャーも名前変更があったそうだ。

『日本でも人気があるんだから、当然外国でも人気あるんだろうな』

「ああ、もちろんだ!正義は世界中で愛されてるからな!」

そこまで重きを置いて語るのならば、当然見る価値があるのだろう。
今度ネットで調べよう、と思ったところで、思いついた。
ああ、光にオススメを聞いておけばいい。

『なら、今度みてみようと思うんだ』

「そうしてみてくれ!きっと、面白いと思うぞ!」

『うん。だから、そうだな…全部は見られないだろうし、何か無いかな』

「なら…ええと。S.P.Dがいい、と思う」

『S.P.D?それなら、俺もみたことあるぞ』

「ほ、本当か!?」

『ああ』

本当に見たことがある。S.P.D。間違っていない。
信じているか定かではないので、俺はその話をすることにした。
そうしようとしたところで、光はそれより先に俺に話を振ってきたので、答えた。

「アタシは、レッドレンジャーが好きなんだ!」

『奇遇だな!俺もレッドが好きなんだ、情熱的だしな』

「ああ、他にもオメガレンジャーも好きだ」

『………』

『…光』

「うん?」

『レッドってさ、バンバンだよな?』

「バンバン?」

「………」





「それはSpecial Police Dekarangerだ!」

                      おわり


これで、

【響子、肇、藍子、引退後の自分について考えてみる】
【本田△】
【光とパワーレンジャー】

の3本を終わります!絶対パワーレンジャーは要望通りではないと思います…スミマセン。
よろしければ引き続きお題をいただければ幸いです。

>>+1 >>+2 >>+3 で、お願いします!


では、

【夕方の公園でブランコを立ち漕ぎするのあさん】
【乃々が相変わらず駄々をこねるのでお姫様だっこで営業先までダッシュ】
【美嘉おねーちゃんせいいっぱいのせくしーなゆうわく】

の3本を書きます!しばらくお待ち下さいませ。


【夕方の公園でブランコを立ち漕ぎするのあさん】

高峯のあと俺は仕事を終え、事務所への道を歩いていた。

夕焼けの差す中、子供のにぎわう声が聞こえる。
ああ、俺も昔は、あのようなところで声を上げて遊んだ。
懐かしい、と感嘆していると、高峯のあは俺の服の袖を引っ張った。

「…公園。寄って行きましょう」

珍しい誘いだな、と首を傾げていると、のあさんは子供中に入っていった。
わあ、お姉ちゃん、きれい。などと言われていた。
確かに異常なほど美人である。

さて、そんな中、彼女が興味を示したのはブランコだった。
座る所の砂を払いゆっくりと軋む音を立ててブランコは揺れている。
こいこい、と手招きをするので、柄にもないが俺もその横を専有していた。

「たまには、いいんじゃないかしら」

『ええ。ちょっとだけ、昔を思い出します』

「…立って」

言葉のままに従うと、彼女は足をばねに立ち漕ぎをはじめた。
その振れ幅は大きくなっていき、どんどん平行へと近づいていく。
なんだか彼女が微笑ましくなり、俺は鞄をわきにおき、それに従った。

『結構、高くて気持ちいいです』

「…そう」

そうやっているうちに陽は落ち、もう子どもたちも誰もいない。
たった2人だけの公的空間の中で、星が煌めいていた。
俺と彼女は顔を合わせ、微かに笑い合っていた。

「もう一度…もう一度、やりましょう」

『はい』

事務所には先程連絡をいれておいた。別に構わないだろう。
俺は靴も靴下も脱ぎ捨て、裸足でブランコに乗った。
ああ、彼女は何を想ってこうしているのか。

「星」

「見えるでしょう」

『はい』

「少しだけ、近づけたような気がするから」

「貴方と出会えた、あの日のように」

「小規模な、天体観測…と、言えるかもしれない」

ああ、確かに。彼女とは、星に手が届きそうな景色の中、出会った。
彼女は俺との思い出を巡らせてくれているのだろうか。
たまらず嬉しくなった俺は、彼女に言った。

『また、来ましょう。そして、また、天体観測しましょう』

『あの日と同じように』

「………」

「ええ」

「…帰りましょうか」

『はい』

服装を正し、何もかもを正し、電灯の光だけを頼りに歩いた。
何も思い入れのなかった公園が、また1つ、思い出になった。

帰り際に振り返ったブランコは、まだ、微かに風に揺れていた。

                     おわり


【夕方の公園でブランコを立ち漕ぎするのあさん】を終え、
【乃々が相変わらず駄々をこねるのでお姫様だっこで営業先までダッシュ】を書きます。

少々お待ち下さいませ!

http://i.imgur.com/bsWY5ie.jpg
http://i.imgur.com/lhtspw1.jpg
本田未央(15)

http://i.imgur.com/irrLeti.jpg
http://i.imgur.com/gSOkIj9.jpg
渋谷飛翔(18)

http://i.imgur.com/J7OfNRB.jpg
http://i.imgur.com/Re2FyLn.jpg
川島永嗣(30)

http://i.imgur.com/DQgU6Uw.jpg
http://i.imgur.com/3WPSZ6E.jpg
本田圭佑(26)

http://i.imgur.com/NsqJtXV.jpg
http://i.imgur.com/2jhyNlH.jpg
南条光(14)


http://i.imgur.com/NyjtC7w.jpg
http://i.imgur.com/8xD5Nc4.jpg
高峯のあ(24)

http://i.imgur.com/jbRzkhR.jpg
微笑ましいのあさん


【乃々が相変わらず駄々をこねるのでお姫様だっこで営業先までダッシュ】

「むーりぃー」

相変わらず森久保乃々は駄々をこねていた。
あまりにアイドル活動に消極的ではなかろうか。
これも俺の不徳のいたすところ、と胸に深く刻んだ。

『ああ、乃々。どうやったら、仕事をしてくれる?』

「………」

「そ、そんなの…わからないんですけど…」

とりあえず、今の状況を簡潔に説明しておこうではないか。
仕事は本日、30分後には局に入っている。
なのに、今こうしている。

非常にまずい状況ということをお分かりいただけただろうか。

ゆえに、俺は今、必死に森久保乃々を説得していると言うわけだ。
一度は縦に首を振ってくれたのだが、今、逆転した。
さて、ここからどうやっていけば。

『頼む、乃々。何でもするから』

「…そ、そんなこと言われても…困るんですけど…」

「し、仕事には行きたく…ない」

「でも…お姫様———」

ああ、まずい、まずい。ここから局までは15分はかかる。
それでも関係者にあいさつ回りを考えても限界だ。
もう強硬手段に出るしか無い。許せ。

『ごめん、乃々!』

そう叫んだ俺は道端で鞄を肩にかけて森久保乃々をお姫様抱っこした。
これなら前も見える。バランスを気にする必要もない。
気にするべきは乙女のプライドだろう。

『無理かもしれないけど、今だけは我慢してくれ!』

「………」

「…し、仕事…ちょ、ちょっとだけ…頑張る」

「帰りも…こうしてくれたら、頑張れると思うんですけど…」

『………』

腕の中にすっぽりとおさまった乃々は、恥ずかしそうに呟いた。
近くで俺を見つめる視線が、何だか熱っぽかった。
その視線に負けた俺は、ああ。

そう返事をして、局への道を駆け出した。

                   おわり


【乃々が相変わらず駄々をこねるのでお姫様だっこで営業先までダッシュ】を終え、
【美嘉おねーちゃんせいいっぱいのせくしーなゆうわく】を書きます。

少々お待ち下さいませ!

http://i.imgur.com/ischvdU.jpg
http://i.imgur.com/HunCOl4.jpg
森久保乃々(14)


【美嘉おねーちゃんせいいっぱいのせくしーなゆうわく】

「お姉ちゃん、アピールが足りないよ☆」

そんな声が事務所に響いていた。
それを横目に仕事をするのがこの俺である。
中学生と高校生をチラ見しても合法な職ですから。

『そ、そんなこと言ったって。プロデューサー、気付いてくれないし』

「そ・れ・は!お姉ちゃんのアピールが足りてないんだよー☆」

えええ、と赤面している城ヶ崎美嘉。
それをおもしろそうに煽っている城ヶ崎莉嘉。
積極的さで言えば、城ヶ崎莉嘉の方に分がありそうだ。

『わ、わかった…やってみるから、教えて』

「そうこなくちゃ☆」

さて、何度も言いますが女子高生をチラ見しても合法です。
女子中生であろうと、合法なのです。よろしく。
ちひろさんに通報されかけていた。

『ね、ねえ。プロデューサー。ちょっと、ちょっとこっちに来て』

「………」

「わかった」

さて、ガラステーブルを挟んで対面に座っている美嘉を見る。
そわそわしている。髪をいじったりしている。
何をする気なのだろうか?

『い、いくよ?よくみてて…えっと、こうして…こう?』

『………』

『…ど、どう?』

そんな、どうと言われても。豊満な胸をさらに強調しているだけじゃないか。
俺はそんなことで揺らいだりはしない。脂肪程度の認識だ。
そんなことで俺の頭はおっぱいおっぱい。

『…やっぱ、ダメか…』

落胆している美嘉に、どうしてそんなことをするのか、と尋ねた。
すると美嘉は顔を赤らめ、気を惹きたかったの、と話した。
ああ、そんなことをせずとも、その表情の方が。

「あ!Pくん超赤くなってるー!かわいい」

『え?本当?プロデューサー…その。ドキドキ、したの?』

真剣な眼差しで問われ、俺はこくんと頷く他なかった。
ああ、若いのにどうしてそんな色気が。
せざるを得ないと言える。

「ふふっ…美嘉おねーちゃんせいいっぱいのせくしーなゆうわく、大成功☆」

『こ、こら!莉嘉!』

ああ、この2人には、やられてしまうことばかりだと感嘆した。

                      おわり


これで、

【夕方の公園でブランコを立ち漕ぎするのあさん】
【乃々が相変わらず駄々をこねるのでお姫様だっこで営業先までダッシュ】
【美嘉おねーちゃんせいいっぱいのせくしーなゆうわく】

の3本を終わります!

引き続きお題をいただければ幸いです!
よろしければ次のお題をお願いします!

>>+1 >>+2 >>+3 で!


では、

【新田ちゃんのエロさに我慢の限界が来た】
【蘭子中二病完治】
【輝子がCM出演〜エリンギマイタケベニテング〜】

の3本をお送りします!


【新田ちゃんのエロさに我慢の限界が来た】

新田美波というアイドルをご存知だろうか。

歩く…失礼しました。
とっても妖艶なお姉さんである。
本人にその自覚はないようだがぶっちゃけエロい。

「…ふう。暑い、です」

胸元をぱたぱたさせている新田美波さん。
ああ、形のよい胸が見え隠れしているじゃないですか。
もう俺もなかなか我慢の限界が近いです。みなみを甲子園に連れてって。

『あ、ああ。なら、冷房をきつめにつけようか?』

話しかけられたことに数秒後に気付き、慌てて俺は返答した。
お願いしますというその火照った顔はなんですか。
一挙一動に艶めかしさすら感じます。

「ああ、涼しい。ありがとうございます」

再びうだるような暑さに反抗するかのようにぱたぱたさせはじめる。
ああ、ありがとう、エアコン。ちょっと高かったけど。
お胸を見られるのならば稼働させます。

さて、そこまで来て、俺はついに我慢の限界が訪れてしまった。

もう見事に下半身は立体機動しています。
小刻みに震えていると言っても過言ではないだろう。
我慢の限界が来たので、俺は1つ美波にお願いすることにした。

ああ、無論お分かりだろうが、以前のデレラジの収録を思い出して欲しい。

そう、ラクロスしよっ。である。
もちろんみんな聞いたと思っています。
収録スタッフは全員前屈みであったぐらいだ。

『美波。1つだけ、どうしても…お願いがあるんだ』

「…はい。なんで、しょうか」

『どうしても、なんだ。頼みを聞いてくれ』

「はい。プロデューサーさんの頼みなら、何でも」

今何でもって言ったよね?といいそうになったが、ここは我慢だ。
俺は我慢の限界を彼女にぶつけるのだ。
テーマはこれだ。

なにせ、俺はこのうだるような暑さに頭をやられたのだ。
これくらいのこと、許してくれてもいいだろう。
女神にお願いするだけなのだから。

『…ソックス、って言ってくれないか』

「わかりました」

「じゃあ、行きますよ」





「セックス」

                      おわり


【新田ちゃんのエロさに我慢の限界が来た】を終え、
【蘭子中二病完治】を書きます。

少々お待ち下さいませ!



【蘭子中二病完治】

「おはようございます、ちひろさん」

事務所にはそんな軽快な声が響いています。
声の主は神崎蘭子ちゃん。先日まで、中二病?でした。
私にはよくわからないですが、そういう需要は消えてしまった、と。

そんな蘭子ちゃんは、先日までとは打って変わってしまいました。

どこに行きたい?と聞けば、闇の宴よ!と答えていました。
なのに、今ではファミレスという庶民派アイドルに。
闇の宴はケーキバイキングという説でした。

さて、変わってしまったのは言動だけではありません。

私服も、天使な堕天使な服装から、普通の可愛らしいワンピースへ。
夏も近いし、肌を露出することへも躊躇いはなさそうです。
昔は神秘的でしたが、今は親近感が湧いています。

『ああ、ちひろくん。先日の件、片付けてくれたかな』

『蘭子くんも、おはよう』

「おはようございます、社長」

良い返事です。私としても、気持ちいい限りです。
彼女独自の言語に困っていたアイドルも、今ではすっかり仲良し。
もともと慣れ親しんだアイドルは、過去をいじって遊んでいるように見えます。

話を戻して、社長から承った案件について思案していました。

その思案というのは、いかんせん解決の目処が立たないのです。
どうしたらいいのか、ということについても、誰にも相談できないでいます。
ああ、そうではなくて。正しく言うならば、誰もが同じ悩みを抱えている、ということです。

申し訳ありません。社長にはそう告げました。

みなにスタミナドリンクとエナジードリンクを配り、思案していました。
どのように解決するべきか、それとも…ああ、分かりません。
そして、今日もプロデューサーさんが言います。

「闇に飲まれよ!」

                   おわり


【蘭子中二病完治】を終え
【輝子がCM出演〜エリンギマイタケベニテング〜】を書きます。

少々お待ち下さいませ!

http://i.imgur.com/KjQxIat.jpg
http://i.imgur.com/qb6N733.jpg
城ヶ崎美嘉(17)

http://i.imgur.com/eGJ26rr.jpg
http://i.imgur.com/m0wNAjo.jpg
城ヶ崎莉嘉(12)

http://i.imgur.com/GeZQCc4.jpg
http://i.imgur.com/Iwp9ayo.jpg
新田美波(19)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm21030624

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http://i.imgur.com/o4jHr6H.jpg
神崎蘭子(14)


【輝子が輝子がCM出演〜エリンギマイタケベニテング〜】

「キノコ、キノコ、ボッチノコ」

「エリンギ、マイタケ」

「ベニテング」

毒じゃねえか最後。食べられるものを指定していただきたい。
紅天狗と書くようになかなか不思議なキノコだ。
エリンギマイタケあたりは採用だ。

さて、今日は星輝子がCM出演となったことから話ははじまる。

彼女はキノコをこよなく愛し、たまに俺もおすそわけをもらう。
風味もよく、味もよく、季節に応じて様々なものをもらう。
俺はそれにヒントを得て、このCM契約を勝ち取った。

そう、彼女の特性…とも呼ぶべきものを見てから。

輝子、準備はできているかと問うと、うん、と頷いた。
なら準備はばっちりだろう。本番を待つだけだ。
今も目の前に多数のキノコがあるのだ。

「も、もうすぐ…本番。キノコ、ある?」

『ああ。用意してあるぞ。ええと…あった、これだ』

「あ、ありがとう。じゃあ、行ってくる」

カメラ入ります、準備OKです、撮影開始します!
その掛け声と共に、スタジオに緊張感が訪れる。

「世の中には、い、色々なキノコがあります」

おいしいきのこ、どくきのこ。どれも命です。
ナレーションと共に彼女は調理済みのキノコを口にする。
でも、食べてはいけないキノコもあります。また、彼女は口にする。

「ふ、ふふふ。ふ、ひ。ひひひ」

「ゴートゥーヘール!」

ブブーッ、という音と共に彼女の映像の上に×印がかかる。
そこで見事に息を止め瞬きをとめ、耐えている。
そして、テロップが流れ始める。

「———さて、こんなキノコもあります。気をつけましょう!」





「Stop!覚せい剤」

                    おわり

http://i.imgur.com/MGMLPax.jpg
http://i.imgur.com/s4sh2Vb.jpg
星輝子(15)


これで、

【新田ちゃんのエロさに我慢の限界が来た】
【蘭子中二病完治】
【輝子がCM出演〜エリンギマイタケベニテング〜】

の3本を終わります!
引き続きお題をいただければ。

>>+1 >>+2 >>+3 で、お願いします!

養護教員清良と保険委員愛海のアイドル内科検診

履歴更新待機してたらフライングしちまったぜ…

>>163
紛らわしくてごめんちゃいよ


では、

【とときん熱湯コマーシャルに出演、熱いので脱ぐ】
【Pに甘える岡崎先輩】
【養護教員清良と保険委員愛海のアイドル内科検診】

の3本をお送りします!少々お待ち下さいませ!
にしても安価早いです、すごい…。


【とときん熱湯コマーシャルに出演、熱いので脱ぐ】

十時愛梨というアイドルがいる。

困ったことに脱ぎグセがあるアイドルだ。
男性陣としては猛り狂うほどありがたいアイドル。
さて、そんな彼女は本日熱湯コマーシャルに出演するのだ。

こんなことが決まったのは制作陣の悪意と情熱のせいであろう。

かくいう俺も何か起きないか非常に心配かつ楽しみなのである。
申し訳ないが電波に裸は載せられないのだ。
俺の目に焼き付ける。

「熱湯コマーシャルって出たことあるか?」

『いえ、ないです…ドキドキします』

ドキドキしているのはあからさまに俺なのだがそれは言わない。
打ち合わせ中の男も愛梨のお胸に目が行ってますよ。
俺はおっぱいの事なんか考えていない。

「わかりました。ええ。では、これで行きましょうか」

『頑張りましょう!』

そう言って笑ってくれるのはありがたいが、どうにも困ってしまう。
熱いので脱ぐことになることは確定された事項なのだ。
神のお告げ?男性の情熱によって、だ。

『よろしくお願いします!』

そんな声と共に撮影が開始される。彼女は無論水着だ。
その1枚の布の下は何も着ていない。裸だ。
そこに彼女は入ることになる。

『あ、熱い…熱いので、脱いじゃってもいい、ですか』

そんなことを言う間に泡立つ湯船の中でするすると脱いでいく。
なかなか脱げない十時愛梨はじゃぶじゃぶと動いている。
ああ、泡で見えないが、今のうちに助けないと!

『ああ、脱げた』

『………』

見たところどこも脱げてはいないのだが。
水着も着用されたままだ。
どこが脱げた?

『………』

『全然熱くないんですけど』





猫の皮だった。

                    おわり

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十時愛梨(18)


【Pに甘える岡崎先輩】

「ぷ、プロデューサー」

早朝の事務所内に、岡崎泰葉と俺の2人しかいなかった。
うん?と返事を返すと、視線を彷徨わせる。
いったい、何かあったのか?

「こ、こっちに来てください」

促されるままにソファに座らされる。
何がなんだかわからないが、とにかく座った。
それを見て泰葉はさらに赤い顔で居心地悪そうだった。

『え…えっと。俺は何をすればいいんだ』

「そのまま座っていてください!」

若干萎縮してしまう。怒られちゃった。
けれど、彼女がそうしろというなら、そうしよう。
すると、泰葉はゆっくりと隣に5cmほど開けて座ってきた。

少し間をずらす。

泰葉はなぜかさらに俺の方へ接近してくる。
さらにずらす。すると同じように俺の方へ接近する。
よくわからないので泰葉に視線で答えを求めると、怒っていた。

「な、何で逃げるんですか!」

『そ、そんなこと言われても、近すぎるだろ』

「………」

「プロデューサーは、わ、私のこと…嫌いなの」

『そんなわけないだろ』

「なら…ちょっとだけ、ちょっとだけでいいから、こうしてて」

『………』

『わかった』

ゆっくりと俺の肩に頭を預け、目を閉じて呼吸している。
それはいつからか寝息に変わって、動けないでいた。
微笑ましい、と俺は頭に手を伸ばそうとした。

「………」

岡崎泰葉はきっちりと起きていた。
顔は赤く、瞳は潤み、しっかりと俺を見ていた。
ああ、俺は、その瞳に吸い寄せられるように、彼女に—————。

そのとき、ちひろさんの声が聞こえた。





「警察からお電話です」

                    おわり

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http://i.imgur.com/Y4e44jU.jpg
岡崎泰葉(16)


【養護教員清良と保険委員愛海のアイドル内科検診】

本日はアイドルの内科検診が行われる。

アイドルと言っても体調管理は自分で、というのは難しい。
よって、それをアイドル同士で行ったりもする。
今回の担当は柳清良と棟方愛海である。

ちなみに衣装がデビリッシュ・ゴシックなのは内緒である。

やることは内科検診と変わりないのだが、それは明文化されている。
これをルーティーンワークとしてやることにより、覚える。
それを体調管理に活かそうというまともな物だ。

「う、うひひ…今日は、内科検診だよ」

『愛海ちゃん。おいたはダメよ』

「すみませんでした」

こちらからは見えないが、清良さんはどのような顔をしていたのだろう。
あの棟方師匠を一言で黙らせる手腕というのは気になる。
だが気になったら尻の穴が広がる。

さて、俺の現在地は内科検診を行っている隣の部屋である。
扉の前にはウォール・ちひろが存在している。
突破することは不可能だ。

「え、ええと…この問診表にチェックを入れてください」

あくまでも明文化されているため敬語だが、愛海の声は震えている。
もう寸前にアイドルの胸が、ブラが。広がっているからだ。
俺も気持ちは分かる。そりゃ当然揉みたいのさ。

『ありがとうございます。それでは、ブラを上げてください』

聴診器を取り出しているのだろう。数秒でいいですよ、と聞こえる。
清良さんは本当にまじめに取り組んでいるようだった。
愛海にも少々見習って欲しいと思う。

『ちひろさん。ひと通り、終わりました。あと…ああ、まだいました』

俺はとある計画を実行に移そうとしていた。
それは…もちろん、わかるだろう。覗き行為である。
この部屋には小さな穴がある。そこを覗くと桃源郷なのだ。

清良さんは勘がいいから気づくと思っていたので、チャンスは一瞬。

胸をみせてください、との声が聞こえる。
共に衣擦れの音も聞こえる。今だ、胸はすぐそこだ。
俺は意を決して、部屋と部屋を繋ぐ穴に目を運んでしまった。

そして、目があった。

「………」

「………」

「…君ィ」



隣にいた清良さんは、社長と同じように薄く笑っていた。

                      おわり


これで、

【とときん熱湯コマーシャルに出演、熱いので脱ぐ】
【Pに甘える岡崎先輩】
【養護教員清良と保険委員愛海のアイドル内科検診】

の3本を終わると共に、今回のお題でSSを終了します!
みなさんの長いお題の提供、ありがとうございました!

安価が取りにくい件に関しては、申し訳ないです。
どうにかスピードをあげて対応させていただきます。

それでは、html化依頼を出させて頂きます。ありがとうございました。

http://i.imgur.com/EPiXSgB.jpg
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柳清良(23)

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棟方愛海(14)


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