魔法使い「魔法を使っていろいろしてみたいもの」(18)

魔法使い「私は魔法使い。世界を救った勇者一行の内の一人なの。」

魔法使い「魔王がいなくなったおかげで世界は平和になったわ。」

魔法使い「でも、折角旅の道中で覚えた回復・補助・攻撃魔法はほとんど日常には必要ないもの。」

魔法使い「私はそれを勿体ないって思うわけ。」

魔法使い「火をつけるのに最小出力のメラ、なんて使い方もね。」

魔法使い「どういう時にどんな魔法が役に立つのかわかればいいのよ。」

魔法使い「だから、そこの>>3>>5というお方。」

魔法使い「どんな魔法で(>>3)何をやるといいか(>>5)教えてくださらないかしら?」

メラガイアー

魔法使い「ふぅん、【メラガイアー】ね。メラ系最上級の呪文、ということはご存知のはずよ。」

魔法使い「これを魔物に放つ以外にどう使えばいいのかしら?>>5というお方。」

オナニー

おやおや。魔法使い様は応用の方はからっきしですな。
メラガイアーをですな、メタルスライムに使うのです。

メラなど普通は効かないメタル系ですが、ガイアーだと流石にあいつも人肌にあたたまる..。
あとは分かりますな?
普通のスライムと違って、耐久度抜群ですぞ。 ぐふふふふ

魔法使い「メラガイアーを使ってオナニー、ねぇ・・・」

魔法使い「術者のレベルがいろんな意味で高くないとできない技よね。」

魔法使い「そして、>>8というお方がヒントをくれたじゃない。」

魔法使い「有用である気がしてきたわ、やってみなくっちゃ!」

魔法使い「でも、メタルスライムが居ないのよねぇ・・・」

魔法使い「・・・飼い馴らせるのかしら。」

魔法使い「確かあそこにいっぱいいたはずよ。」


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~ふういんのほこら~

魔法使い「ちらほら見かけるわね・・・」

魔法使い「あの子にしようかしら・・・そこのあなた!」

メタスラ「・・・!」パタタタッ

魔法使い「待ちなさいよ!」ガッシ

メタスラ「・・・!・・・!」ジタバタ

魔法使い「ピオラ重ね掛けして正解だったわ。ピオラってこんな使い方もできたのね。」

魔法使い「でも、こんなんじゃ逃げられちゃいそうね・・・なら」

魔法使い「スカウトアタックよ!」

魔法使いは こしをふかくおとし まっすぐあいてをついた!

メタルスライムに 154の ダメージ!

メタルスライムを だまらせた!

魔法使い「スカウト成功…これで逃げも隠れもできないわ。」

魔法使い「後は家に持ち帰ってメラガイアーで温めるのよね…」

魔法使い「んっ、この子思ってたより重い…」

魔法使い「家にメタルスライムを持ち帰ってきてみたわけだけども」

魔法使い「よく考えたら、屋内でメラガイアーなんて使ったら私焼死しちゃうんじゃないかしら。」

魔法使い「ということは、必然的に野外でやることになるのかしらね…」

魔法使い「湯煎でもすればこの子温まりそうだけど、メラガイアー使うならやっぱり野外よね。」

魔法使い「野外でも場所を選ばないと… 森の中で不用意にメラガイアー飛ばしたら危険だわ。」

魔法使い「メラガイアー飛ばしても危険じゃなくて、人気の少ないところ…」

魔法使い「あそこなら大丈夫じゃないかしら。」

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~グビアナ砂漠~

魔法使い「自分で行っといてなんだけど、ここで大丈夫なのかしら…」

魔法使い「聖水をばら撒いたからモンスターは寄ってこないはず…」

魔法使い「ならさっさと始めようかしら。」

魔法使い「メタルスライムはこの辺に置いて…っと」トサッ

魔法使い「久しぶりに使うから緊張するわね…集中して…」テレレレッ

魔法使いは メラガイアーを となえた!

メタルスライムには きかなかった!

魔法使い「………」ツンツン

魔法使い「まだ少し冷たいわね…」

魔法使い「人肌くらいに温めるならあと何回か当てる必要があるわ。」

魔法使い「もっかい集中…」テレレレッ

魔法使いは メラガイアーを となえた!―――

魔法使い「………」サワサワ

魔法使い「このくらいが丁度いいわね…」

魔法使い「案外頭の先は尖ってなかったわね。」

魔法使い「…じゃあそろそろ」

魔法使い「ローブ着てるし、傍目から見れば砂漠で座ってる人…に見えるのかしら?」

魔法使い「メタルスライムの上に座って…んっ」ギュッ

魔法使い「割と…いけるわ…」ギュッギュッ

メタスラ「…?」プルプルッ

魔法使い「んっ…もう少し下…」ギュギュッ

メタスラ「……?!」ジタバタ

魔法使い「やっ!ちょっと?!起きちゃった?!」

メタスラ「…!…!」バッタバタ

魔法使い「お、押さえないと逃げちゃ…あっちょっと!」グニグニ

魔法使い「動いたら変なとこにっんうぅんっ!」グニグニ

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魔法使い「…ハァ…ハァ、結局最後までやっちゃったわ…」

メタスラ「……」ピクピク!

魔法使い「………」ジーッ

メタスラ「……」クタッ

魔法使い「…ここに放置するのもあれだから家に置いておきましょうか。」

魔法使い「ふう…結構疲れたわ。慣れないことをするといけないわね…」

魔法使い「でも趣味は増えたのかも…しれないわ…」

魔法使い「なにはともあれ、メラガイアーはまだ使えるわね。人には見せられないけど。」

魔法使い「さて…もう少し何かやってみようかしら?」

魔法使い「>>17>>19ってお方が何か知ってそうよね…」

魔法使い「どんな魔法で(>>17)何をやるといいか(>>19)教えてくださらないかしら?」」

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