晴絵「松実玄、阿知賀の>>3ロード」 (119)

晴絵「正に玄は、>>3に愛されし子と言っても過言ではない」

晴絵「その力で、インターハイも頼むよ」

玄「はい、おまかせあれ!」


灼「…………!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444319224

おもち

晴絵「?どうした灼」

灼「ん……たぶん変なこと言うんじゃないかと思って身構えてたら……思ったより普通だっただけ……」

晴絵「……?そうか」

玄「もうー、おもちと言えば私、私と言えばおもちだよー、灼さん、これくらい普通普通」

憧(落ち着いて灼さん、それもだいぶ異常なことに)



晴絵「いやーしかし玄は凄いよ、まさか麻雀の対局中におもちを使って>>7をするなんてな!」


灼「!?」

天和

晴絵「んー、どうした灼、また身構えてたのか?」

灼「……いや、流石に今回は異常でしょ……」

憧(今回も、だけど)


玄「?別におかしなところは何もないと思うけど……」

晴絵「そうだぞ……?むしろ、そんなこと言い出す灼の方が不自然だ」

玄「おもちの力は無限大だからね、頑張れば役満のひとつやふたつ」

灼「……えっ、えっ……」チラッ


憧(安心して灼さん、私はまともよ、大丈夫)アイコンタクト

灼(……味方がいて助かった……穏乃も、大丈夫だよね……?)チラッ


穏乃「>>12!!」

おもちを捧げよ!

穏乃「役満!?すげー!!玄さんにおもちを捧げないと……!!」

憧「」

灼「…………」

玄「気持ちは嬉しいけど穏乃ちゃん、穏乃ちゃんのおもちはいらないかな」

憧「…………」




灼「……玄、ちょっといいかな」

灼「私と一局、打って欲し……」

玄「?うん、勿論いいけど……」


──────────────────────

──────────────────

─────────────

憧「……まぁ、私も玄の発言、気になってるし、そもそも宥姉今いないから、このメンツになるか~……」

穏乃「憧も灼さんも、玄さんにおもちを捧げようよ!!」

灼(おもちと役満……それだけじゃ全く線が繋がる気がしな……)

灼(……推測だけど、何か切っ掛けとなるトリガーが必要なはず……)

灼(玄も、さっき『頑張れば役満のひたつやふたつ』と言った……頑張る必要があるってこと)


灼(一体何を…………)

玄「…………」


灼(!!)


憧(玄さんが>>18!!)

アヘ顔になるしかない

玄「う、うわああああああっっ!!」ドドドドド

灼(……何、一体……)

晴絵「不味い、おもちのパワーを抑えきれずに、暴走しかけている!!」


穏乃「ええっ!?そんなぁ!!」

晴絵「このままだと、玄のおもちが爆発して……最悪……!!」


灼「……突っ込むべきところ……なのかな……」

穏乃「うおおおお!!何とかならないんですか!?」

晴絵「……上手くパワーをどこかに放出できれば……でもどうやって」





憧「玄さんがアヘ顔になるしかないわね」


灼「・。・」

灼「憧……何言ってるの?」

憧「私もおもち役満の件で気になってたけど、これはどう考えても異常事態でしょ……」

灼「いや、そうじゃなくて、アヘ顔って……」

憧「ああ、あれ?簡単な話よ」

憧「アヘ顔しながらダブルピースすることで、手からパワーを放出させるのよ」

灼(……憧もだめだったのか…………宥さんは私みたいにおかしくなってないといいけど……)


穏乃「うおおおおお!!それは凄いです!!!早速玄さんをアヘ顔にさせましょう!!」

晴絵「でも、今の玄はおもちパワーが暴走している……下手に近付くのは危険だ」

穏乃「……でも!ここで手をこまねいて見てる訳には……」


憧「簡単な話よ。>>22すればいいのよ」

媚薬をぶっかける

憧「そしてそのための媚薬もちょうど保持しているわ、ほら」

灼(何で)

穏乃「すっげー!さすが憧!!」


憧『(こんなののために持ってたわけじゃないんだけど……まぁ、仕方ないか……)』

灼(って顔してる……)



憧「そーれっ」バシャ

玄「……っ、ッッ////」


穏乃「よっしゃあ!反応してる!」

晴絵「……でも、アヘ顔になる……と言うより、もっと危ないことになりそうな……自我を忘れて襲ってきたり」

憧「あはは、それはないでしょ……ほら玄、ピースピース」

玄「ふぇ……////?こうかな……////」アヘアヘ


穏乃「おー!!本当に指から力が出てる!!」

憧「初めからそう言ってるでしょ?私に任せておけばいいのよ」

晴絵「……待て!何かがおかしいぞ!!」

憧「!?」


晴絵「玄の奴、おもちパワーだけじゃなくて>>25も放出してる!!」


灼「…………」

ブラックホール

灼「……は?」

晴絵「このままだとおもちブラックホールに巻き込まれる!!」

穏乃「えっ、ええっ!?」

憧「ちょ、それどうするのよ!?」


晴絵「どうもならない!!くそっ、このままじゃみんなのおもちが…………」

晴絵「ん?」



晴絵「私、しず、憧、灼……」


晴絵「ごめん、吸われるおもちないね……」

灼「」

憧「ちょ、私にはあるわよ!!」

晴絵「いやいや、玄のお眼鏡に適うほどじゃないでしょ……」

憧「う、うぐぐ……」


晴絵「あのブラックホールに吸い込まれそうなのは宥くらいだけど、宥は今日向ぼっこで外してるからね。安全───────」


宥「ただいまー……」ガチャ

晴絵「あ」

玄「ア……おもち……」ゴゴゴゴ

穏乃「宥さん!危ない!!」

宥「?どうしたの……?」

宥「……あれ、なんだか身体が引っ張られる……?」

晴絵「まずい!!」

灼(……流石に馬鹿馬鹿しいけど、まあ剣呑な雰囲気ってことは解……)

灼(……でも、どうしろって言うのかな、これ……)


憧「……私の力を使うしかないかー……」

晴絵「!?」


憧「私の力……>>30で、宥姉を救う」

大嘘憑き

晴絵「お、大嘘憑き!?」

穏乃「……って、なんだ!?」

灼「…………」


憧「まあ簡単に言えば、あったものをなかったことにする……って言えばわかり易いかな。例えば……」


憧「宥姉のおもちをなかったことにする……とか」


宥「え、ええ!?」


玄「…………!!」ゴゴゴゴ


晴絵「……憧、それ私怨入ってない?」

憧「え?ぜーんぜんそんなことないわよ。羨ましいとか、そんなこと全然」


灼(……力を持つと、人は歪むのかなあ……)

灼(……ただ、あのおもち……羨ましがるのもわかるけど……)


灼(憧の言ってることが本当なら、わざわざおもちを犠牲にしなくても解決しそうなものだけど……)


灼(……仕方ない、ここは私が……)


灼「>>33

灼「憧、落ち着いて……これ」スッ

憧「何よこれ……ボーリング……?」

灼「それを胸に入れれば……羨ましくなんて」

憧「……灼さん……それは馬鹿にし過ぎでしょ」

灼「えっ」


憧「こんなもの胸に入れただけで満たされたら……世の中の女の子は誰も苦労しな────────」スッ

憧「えっ」ブワッ



晴絵「やばい!!憧の胸にボーリングの玉が入ったせいで、玄のブラックホールが反応した!」

灼「えっ」


宥「あ、あったかくない、あったかくな…………」ポンッ

憧「ちょ、助け……」ポンッ



晴絵「…………あ……」


穏乃「す、吸い込まれちゃった…………」

玄「……ふぅ、なんとか力を放出しきれましたのだ……あれ?」

玄「……みんな、どうしたの?」




穏乃「……まずいまずいまずいまずい……!!どうしよう!!」

晴絵「落ち着け穏乃!!」



灼(…………あれ)

灼(誰も犠牲にさせないどころか、最悪の犠牲が産まれた気が…………)


灼(……気じゃなくて、産まれてる……)



灼(……こうなったのは、憧にあんなことした私の責任……)

灼(……私がカタを付け……)



灼「……みんな、聞いて」




一同「?」


灼「>>38

こうなったらみんなでボーリング球おもちをして助けに行く

灼「こうなったらみんなでボーリング球おもちを作って、憧たちを助けに行こう」

晴絵「お、おい灼……本気で言っているのか」

灼「……」コクッ

晴絵「流石にリスクが大きすぎる……!私は反対だ」

灼「でも……!!それしか方法は……」

晴絵「落ち着くんだ灼、ろくに考えもせずそこに行き着くのは早計だ、考えればまだ方法はあるはずなんだよ」


穏乃「……私は……」

穏乃「……私は、灼さんに賛成です。私たちが行かなくちゃ」

晴絵「穏乃……」


穏乃「……急いだほうがいいです、もしかしたら……間に合わなくなるかも」

晴絵「……だが、何の用意もなく……」


穏乃「安心してください……私には>>43があります!」

灼「……私は、>>45が」


玄「……よくわからないけど、私は>>47を持ってるよ!」

般若面

鎖帷子

軍用スタンガン

灼「……穏乃、そのお面どうするの……?」

穏乃「不審な人がいたら、これつけて追っ払う!!」

灼「……追い払えるのかな……」

穏乃「灼さんこそ、その防具は……」

灼「うん……何かあったら、私がみんなを守……」


玄「その隙に私がこの軍用スタンガンで倒すよ!!」


晴絵「……皆、それどうやって手に入れたの……それより、誰かと戦うこと前提……?」


晴絵「まあいいや、とにかくもう一度卓を囲もう!玄の力を暴発させて、ブラックホールを作るんだ!」


灼「……待って、もう媚薬がないから、玄がアヘ顔Wピースになることは難しいと思……」


晴絵「あ」

玄「え、ええっ!?」


穏乃「どうするんですか!?」


灼「まかせて、私にいい考えが……」



灼「>>50

晴ちゃんと私で穏乃を犯す

灼「私とハルちゃんと穏乃の情事を見れば、玄も興奮するはず……」

晴絵「なるほどね……って、なんで私が!?それと、まあ……やり方はともかく、それなら玄にやった方が効果があると思うけど!?」

灼「……だって、ハルちゃん1人見てるだけって、嫌でしょ……?」

晴絵「いやいや……」

灼「あと……玄は勝手にそんなことしちゃ……失礼でしょ……////」


晴絵「穏乃にはいいの!?」


穏乃「>>53

私も灼さんなら///

晴絵「ちょっと……私の知らない間に皆何があったの……」


灼「……穏乃/////」

穏乃「灼さん……!!///」

灼「ほら、ハルちゃんも」

晴絵「いや、顧問が手を出したなんてバレたら麻雀部が……」

晴絵「……ええい、ままよ!」



玄「…………/////」ハァハァ


玄「う、ううう……/////」ゴゴゴゴ



晴絵「!!ブラックホールだ!!」


灼「ちょっと待って……!まだ……」

晴絵「まだも何もない!行くぞ!!」

灼「えっ……そんなぁ……」

晴絵「ボーリングの球を!!みんな!行くぞ!!」



─────────────────

─────────────

─────────


灼「ん……ここは」


灼「……そっか、玄のブラックホールに……」


灼「見た感じここは……」


灼「>>58かな」

砂浜海岸

灼(海岸……ってことは、ここは地球……?)

灼(……いやいや、もしかしたら別の次元、パラレルワールド、なんてことも……流石にそれはない……?)

灼(いやいや、ブラックホールなんて見たんだ……あらゆる可能性は捨てきれな……)



灼(……とにかく)



灼「ほら、みんな起きた……」

─────────────

─────────

─────


穏乃「……ここは?」

玄「海……だよね、長野じゃない……?」


晴絵「朗報なのは、4人全員揃ってたことだね。つまり憧と宥も同じところにいる可能性が高い」

灼「……まずは情報収集……ここにいても埒があかな……」

灼「30分くらい歩いたけど……」

穏乃「人の気配どころか、街の気配もありませんね……?」

晴絵「案外、本当に異世界かもな」ハハハ

玄「え、ええっ!?」


灼「もう、ハルちゃん……」



灼(……もし仮に異世界だとして、私達は帰れるのかな……)



穏乃「あ!あそこに人影が!!」

晴絵「!!!」


穏乃「おーい!!もしもーし!!」


>>63「?」

智葉

灼「!!臨海女子の……!!」

晴絵「辻垣内智葉……!!ってことは、ここは東京……!?」

玄「ここ東京なの!?よかったぁ~……」


灼(……もし本当にここが異世界なら、同じ人間でも私たちの知ってるような人じゃない、ってのも有り得るけど……)


灼(流石にそれは考えすぎだよね、私も知ってる人がいたことを素直に幸運に思……)



智葉「>>69

見ない顔だな…去れ!

穏乃「……えっ」

智葉「聞こえなかったか?去れ、そう言ったんだ」


穏乃「……私たちのこと知らないのかな?」

晴絵「そんなはずはない!臨海とはインターハイの決勝で当たった……仮に本当に知らなかったにせよ、玄は彼女と同じ卓で麻雀を打ったんだぞ……?」

玄「……えっ、智葉さん……?」

智葉「……何故私の名前を知ってる、怪しい……」


灼(……本当に異世界なのかも……ヤバ)



灼「……私達は怪しいものじゃない……ないです。少し、聴きたいことが……」

智葉「…………」


灼「一つ、ここは何処で、何という地名ですか……?」

智葉「……随分珍妙な質問をするんだな。まるで何処かから直接ここに来たような……まあいい」


智葉「ここは>>73だ」

リンカイ

穏乃「臨海……?やった、ここは臨海女子高校なんですね!!」

玄「よかった、智葉さんはちょっとおかしいけど、やっぱりここは──────」

智葉「?何を言っているか解らないが……ここは臨海女子ではなく、リンカイだ」

穏乃「?何が違うんですか…………」


智葉「ここは全世界の麻雀強者を集めて建国した、リンカイ国だと言ったんだ」

穏乃「」

灼「流石にそれは……」

灼(というか、本当に異世界なんだ……)



晴絵「よく分からないことだらけだけど……一つ、私達にとって利になる情報は得られたね」

灼「…………?」

晴絵「ここには麻雀がある。つまり、もう一度玄によるブラックホールが作れるってことだ」

玄「!」

晴絵「だいぶ博打になるが……もしかしたら、元の世界に帰れるかもしれない」

晴絵「勿論、憧と宥を見つけてから……だけどな」

灼「ハルちゃ……!!」

灼「……もう一つ、質問いいですか……」

智葉「……何なんだ一体……まさか、他国のスパイか!?」バッ

灼「あ、違……えっと、私たち以外に、私達と同じ服をした人……女の子を、見かけませんでしたか……?」

智葉「……ふむ」



智葉「>>79

その服を着た人なら私の家にいる

穏乃「!!」

智葉「……言動が怪しかったからな。特に1人は厚着をしていた。この季節に厚着は特殊すぎる、まず何か理由があると行っていい。例えば……武器を隠し持っている、とか」

玄「いや、お姉ちゃんは暑がりなだけで……」

智葉「当人もそう言っていたが……どうだか」

智葉「ひとまず私の家に軟禁しているが……」

穏乃「憧達は私たちの仲間なんです!!助けてあげてください!!」

玄「そうなんです!!それに、お姉ちゃんも……!!」


智葉「……ふん、成程な……やはりスパイだったか。凡そ、捕まった仲間を取り戻しすための小芝居だろう」

穏乃「そ、そんな……!!」


智葉「その証拠に……ッ!」ブン

灼「!?」バッ


晴絵「!?いきなり灼に木刀を……!?」

灼「な、何するの……!?」


智葉「やはりな。その鎖帷子……こういう事態の備えでなければ、着けまいよ」

灼(……争い自体には備えてたけど、この事態は予想外かな……)


玄「あ、灼ちゃん!!」ビリビリ

晴絵「玄!!馬鹿……ッ」

智葉「スタンガン……私の憶測は間違ってはなかった様だな?」

灼「違……落ち着いて話を聞いて欲し……!!」

智葉「何だ?この状況が誤解とでも言うのか」

灼「うん……!そう!」

智葉「笑わせるな。なら言ってみろ、私を納得させてみろ!」



晴絵「……灼……」

灼(考えなきゃ……このまま事を荒らげちゃったら、仮にこの場を切り抜けても、憧と宥さんを救うことは難しくなる……)

灼(……ここは)



灼「>>83!!」

すみません、2人を返してください!
何でもしますから

智葉「ん?……ほう、今」

灼「何でもする。身の潔白を証明する為なら……二人を助けるためなら、何だって」

晴絵「あ、灼……!!」

玄「灼ちゃん……!!」


智葉「……面白い、気に入った」

穏乃「わ、私も何でもします!!灼さんだけに背負わせる訳には……」

玄「わ、私も!!」

灼「……ううん、大丈夫……部長の私に任せて……」

智葉「……ああ。用があるのはお前一人だけだ、他の奴らは着いてきてもらう必要は無い……名前は」

灼「灼。……鷺森灼」

智葉「灼、か……わかった、着いてこい、灼」

智葉「おっと、残りはそこに残っているんだ……下手に邪魔をされては困るからな」


灼「……大丈夫。絶対に、二人を連れて戻ってくる。約束する」


晴絵「……灼……ごめんな、年長者の私が、何もしてやれず……」

灼「……大丈夫だよ、ハルちゃん」


穏乃「……帰ってきてくださいね、信じてますよ!!」

玄「灼ちゃん、ファイト!!」



灼「……行ってくる」


─────────────────

────────────

──────

【辻垣内家】

智葉「……ここが私の家だ」

灼「…………」


宥「!!灼ちゃん!!」

憧「灼さん!?なんでここに……」

灼「助けに来た。……それで、何をすればいいの?」


智葉「……麻雀だ」


智葉「お前達三人と、私で麻雀を打つ。私が負けたら、解放してやる。そういう事だ、単純だろう?」

灼「……それで、いいの?」

智葉「ああ。この世界では麻雀の強さが正義だ。もしお前達が本当にスパイだとしても、負ければ何も言えないさ」

憧「……私達が、負けたら?」

智葉「……まぁ、お前達が想像してるような未来と、そう変わらないと思うよ」

憧「…………!!」


憧「……私達は三人……数的には、圧倒的有利だけど……いいの?」

智葉「構わないよ。寧ろ私の力を見くびって欲しくない。これから嫌というほど味合わせてやるさ」


宥「……あったかくない……」


灼「……そっちこそ、私たちを舐めきってるね」

灼「……行こう、宥さん、憧」

宥「……うんっ!」

憧「……任せたわよ、宥姉、灼さん!」

──────────────

──────────

──────

灼(東場が終わったけど……辻垣内さん、何も仕掛けてこない……)

灼(……間違いない、何か隠してる……今までのは、見に徹していた……)

灼(私の和了り方、宥さんの赤い牌を呼ぶ体質、憧の早和了り……たぶんもう、対策を練られてる)


灼(……それに何より─────)

灼(……そろそろ仕掛けてくる……!?)




智葉「……いや、予想を遥かに上回っていたよ」

智葉「ここリンカイでも、お前達ほどの打ち手は何人もいないだろう……」

智葉「……私もそろそろ、本気を出すとするよ」ゴゴゴゴ


宥「…………!!あったかくないのが……来る……っ!!」

憧「なっ、何が…………」


智葉「私の能力……>>89

才気煥発の極み

智葉「…………」ドドドド

宥「……えっ?頭に……オーラ?」

憧「……あれ、漫画で見たことがある……才気煥発の極み……!!」

灼「……何それ、憧」

憧「……うーん、簡単に言うと、私達の雀力、戦略を脳内シュミレートして、どこで何の牌を切るか見極める能力……って感じかな」

宥「……何、それ……」


憧「……つまり、私達のやることは全て辻垣内智葉の手の上……ってこと」


智葉「……ほう、知っていたか。その通りだよ」

灼「……!!」

智葉「確かにお前達は強かった……が、この力には敵うまい」

灼「……そんなの、やってみなきゃ……」

智葉「……では、やってみようか?……その身で確かめた方が、わかり易いだろうから」





灼「……そ、そんな……」

智葉「まあ、そういう事だよ。この力がある限り、お前達は決して和了れないし、私からの直撃を逃れることも出来ない」


宥「……ど……どうしよう……」


憧「……私に考えがあるわ」

灼「!!」

憧「私の能力なら……『大」


智葉「『大嘘憑き』……か?」

憧「!?どうして」

智葉「お前達の考えることはもう予測できるよ……驚くことではない」

憧「……でも!これならわかってても防ぎようが─────」



智葉「……>>93

↑+お前の能力はまだ未完成だ

憧「えっ……!?」

智葉「……私相手には……ふんっ!!」バッ


智葉「……効かないよ」

憧「……ほ、本当に聞いてない……!?それより、未完成って……!!」

智葉「その能力の巨大さ故の慢心か……それとも、巨大すぎる故に無意識的に力を封じてたか……どちらでも構わないが、未完成の能力じゃあ私は倒せないよ」


宥「……そんな……!!」

憧「大嘘憑きが効かないなんて……もう、もう……勝ち目が……!!」



灼「…………」

智葉「……諦める、か……?」

智葉「あの時、私に何でもする、と言ったお前の目は、すぐに挫けるような目ではなかった筈だが……」


灼「……ううん」

灼「諦めないよ。私は」

灼「約束したから。玄と、穏乃と、……ハルちゃんと」

灼「憧、ごめんね。本来は憧はこんなことにはならなかったはずなのに、巻き込んじゃったのは、あんなことした私の責任……償わなきゃね」

憧「……灼、さん……?」

灼「宥さん、怖い思いさせてごめん。私が事態を重く見てれば、こんなことにはならかなかった……」

宥「……何か、するつもり……?」


灼「……智葉さんには付け焼刃の能力は効かない……そう言ったけれど」



灼「私は、これに懸けるしかない…………!!」


智葉「まだ隠し玉を持っていたか。だが、それも予測の範囲……ッ!?」


灼「……予測しきれなかったみたいだね……」

智葉「お前……ッ、一体何を……!?」



灼「>>97

Next Legend

智葉「!?」

宥「赤土先生……!?いや、灼ちゃん……!?」

憧「何、この、重圧……!!」


智葉「何だ……!?何か特別な技能……?違う!それは何だ……!?」


灼「……何でもないよ。何か特別なことをしてる訳じゃない」

灼「ただ……打ち方を、ハルちゃんみたいにしてるだけだよ」

憧「ハルエみたいに……?」


智葉(くっ……確かに、打ち方そのものには何の異常性も見られないが……)

智葉(予測できない……!まるで、格上を相手に打っているような────────)ハッ


宥「……阿知賀の、レジェンド……」



灼「……本物の伝説には、遠く及ばないけれど……」

灼「これで少しは追いつけたかな、ハルちゃん」

─────────────────

─────────────

───────

智葉「……完敗だよ。まさかあんな力を持っていたなんてね……」

灼「……ただの火事場の馬鹿力です」

智葉「ふふ、可笑しな謙遜だ……」


智葉「様々な非礼、すまなかった。今すぐ開放しよう。入り用なものがあれば言ってくれ。揃えよう」

灼「……それでは」



灼「麻雀卓と、媚薬を」

智葉「……?」

───────────────

───────────

──────

穏乃「……!!あれ、灼さんじゃ!?」

玄「本当だ!それに……!!」

晴絵「灼……やったんだな!!」


灼「ただいま、皆──────」


穏乃「お帰りなさい!!灼さん!!」ギュー

灼「穏乃……苦し……」

穏乃「良かった……無事でよかったです……!!」

灼「…………」


灼「心配かけてごめんね、穏乃」ポンポン


憧「ちょーっと、私達置いてイチャイチャはやめてよねー?」

穏乃「憧!」


玄「おねえちゃあああああん!!!」ビエーン

宥「ああもう……泣かないで玄ちゃん……立場が逆だよぉ……」


晴絵「……何にせよ、良かったよ」



灼「うん……これであとは、戻るだけだね」

晴絵「!そうだ……玄のブラックホールを開いても、元の世界に戻れるって確証は…………」

宥「それなら、たぶん大丈夫……」

灼「!?」


宥「私の能力で、あったかいパワーからホワイトホールを出せるから……」

穏乃「そ、そうだったんですか!?」


宥「うん……ホワイトホールはブラックホールと対をなしてる、って言うから、これなら元に戻れると思うよ……」


宥「でも、そのために>>106が必要だけど……」

体温

晴絵「体温か……」

玄「だから、私がこうやって抱きついて、体温を確保してるの……」ギュー

宥「ふふ、あったか~い」


晴絵「さあ、麻雀を打とう!宥に役満を打たせて、ホワイトホールを作るんだ!」



灼(あれ、じゃあ媚薬必要なかったかな……)

灼(……まあ、取っておくか……取っておく意味もないと思うけど、捨てるわけにもいかないし……後で憧にでもあげよう……)




宥「ローカルは……あり?」

晴絵「ああ、紅孔雀を和了すれば役満だ。宥の能力的に、役での役満は厳しそうだからね」

宥「……わかった……、ツモっ」ブワッ


晴絵「来た!ホワイトホールだ!皆、飛び込めっ!!」


────────────────

───────────

─────

灼「……ん、ここは……部室?」

穏乃「灼さん!!私達、戻ってきたんですよ!!」

灼「穏乃……そうみたいだね」


憧「……まぁ、終わってみれば、なかなか楽しい体験だったわよ。二度としたくないけど……」



宥「……うん、あんなあったかくないことは、懲り懲り……」

玄「つ、次は私がお姉ちゃんを守るからね!!」



晴絵「それにしても、なんで辻垣内智葉は私達を見るなり敵だと判断したんだろうな?」

穏乃「さあ……?私達がよっぽど悪い顔に見えたり……?」

憧「いや、それはないでしょ」

灼「案外、穏乃のそのお面にびっくりしたのかもね……」

穏乃「えー、あの辻垣内さんが?ないない、ないですよー」

灼「……まぁ、今となっては確かめようがないけどね」

穏乃「んー、いやあ、緊張しきってたせいか喉が乾いたな……あっ!」

穏乃「灼さん、その栄養ドリンク頂きますね!」バッ

穏乃「ごくごく……ぷはぁっ!!」


灼「穏乃……それ、ドリンクじゃなくて媚薬……」


穏乃「…………えっ?」//////


穏乃「か、体が……なんだか////」モジモジ

灼「……仕方ない、私が早く言わなかったのが悪いし……私が」


玄「は、はわわわわわ///////」



憧「ちょ、ストップ、またブラックホール出来ちゃうから!!」



おわり

またよく分からないのを生み出してしまったね
こう言うのは文章力とか構成力がもっとしっかりできてればもっと生えた内容になったんだろうけど


長編というか育成ものやりたさあるけど、絶対にエタらせるからこういう100レスくらいで終わるのを細細とやっていきたいと思います

見てくださった方、安価くださった方、ありがとうございました


明日も別のキャラで似たようなスレ建てますが、主人公にして欲しいキャラとか、初めのシチュエーション的なもの書いて下さると嬉しいです

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年07月08日 (金) 11:45:44   ID: elNn4nOm

安価がクソなのに、>>1がうまい感じに進めてくれて、ワロタ

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom