穏乃「安価で地獄のオニ特訓だ!」 (487)

穏乃「これより始まる地獄の特訓の…」

晴絵「どのへんが地獄なの?」

穏乃「氷の雀卓とか?」

晴絵「私の特訓がそんなに甘いと思う?」

穏乃「え?」

晴絵「まずは全員で>>2してもらうよ!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401877155

寒中水泳

晴絵「寒中水泳だ!」

穏乃「よっしゃー!泳ぐぞー!!」

憧「寒中水泳って… 今夏だよ?」

晴絵「既に氷水のプールは用意したぞ」

宥「寒い…」

玄「先生、そんなことしたらお姉ちゃんが死んじゃいます!」

晴絵「一度死にかけると一巡先が見えるらしいぞ」

灼「頭おかし…」

晴絵「それじゃあ行ってこい!」

穏乃「よしっ!行くぞー!」

憧「ああっ!しず、飛び込んじゃ駄目!」

穏乃「痛っ!そっか、氷が入ってるんだ!」

穏乃「まあなんとかなるかな、それ!」

憧「私達はちゃんと水温に体をならしていかないと…」

灼「冷た…」

宥「」ブルブル ブルブル

玄「おねーちゃん、無理しないでね」

宥「玄ちゃん…」

晴絵「早く入れ」ドン

宥「きゃっ! うう…寒い」

宥「寒い寒い寒い寒い寒い寒い… うわああああああ」

晴絵(これで宥は大丈夫だな)

晴絵「よし!50m泳いだ人から>>6だ!」

温泉

晴絵「終わった人から温泉に入れてやる!」

宥「お…ん…せん?」

玄「お、おねーちゃん?」

宥「温泉、あったかーーーーーーい!!!!」バシャバシャバシャ

憧「何あれ!?宥姉がしずより早く泳いでる!」

穏乃「さすが宥さん!私も負けませんよ!」

灼「恐ろし…」

晴絵「ちなみに最下位はペナルティがあるからな」

灼憧玄「!?」


最下位>>9

憧「ふーっ、危なかった」

玄「うう… おもちが水の抵抗を受けるせいなのです…」

灼「嫌みったらし…」

宥「温泉あったか~い」

穏乃「宥さん、あひる使います?」

憧「うちらも早く行こう、灼さん」

灼「うん」

玄「私も…」

晴絵「玄!」

玄「はい…」

晴絵「玄は>>15してから温泉に入るように!」

腕立て伏せ40回

晴絵「腕たて伏せ40回だ!」

玄「う… きついよお…」

穏乃「40回くらいの腕たて伏せならすぐこっちにこれそうですね」

憧「玄にそんなアホ体力ないから…」

宥「温泉あったか~い」

玄「ふう… やっと終わりましたのだ」

晴絵「よし!次の特訓に行くよ!」

玄「そんな~」

晴絵「次の特訓は>>17だ!」

盲牌

宥「盲牌ですか?」

晴絵「ああ、出来たほうがカッコいいからな」

灼「そんな理由で…」

晴絵「間違う度に尻をひっぱたくから気をつけろよ」

憧「でもそれくらいならさっきまでより楽ね。えっとこれは六筒かな」

晴絵「残念、レゴブロックだ」バシーン

憧「痛っ!そんなのあり!?」

晴絵「本番でレゴブロックをツモった時どうするんだ!」

穏乃「え~っと、これはタワシかな?」

晴絵「毛むくじゃらの二萬だ」バシーン

晴絵「みんなだいたいあたるようになってきたな」

灼「これきつい…」

憧「最後の方生き物とか出てきてたね」

玄「私はおもちに触りたかったよ…」

晴絵「そういえばここで生活するにあたっての係決めがまだだったな」

晴絵「しずが>>20 憧が>>21玄が>>22宥が>>23灼が>>24だ!」

食料調達

咲さん盗撮係

炊事

料理

外敵と戦う

晴絵「しずが食料調達、玄と宥が料理、灼は外敵と戦ってもらう」

灼「外敵?」

晴絵「麻雀部が特訓中に襲われることはよくあるからな。責任重大だぞ」

灼「努力する…」

憧「あれ、私は?」

晴絵「ああ、憧は清澄の宮永咲を盗撮するんだ」

憧「は!?」

晴絵「あの子… 何かを隠してる気がするんだよね」

憧「…スパイってことね」

晴絵「ああ、 特に入浴と排便を徹底的に撮影するんだ」

憧「…」

憧「じゃあとりあえずカメラ仕掛けてくるわ」

晴絵「頼んだぞー」

穏乃「食料調達、行ってきます!」

玄「いってらっしゃーい」

宥「あったかい料理作りたいなー」

灼「少し外歩いてくる…」



灼「そこに隠れてる人出てきて…」

>>34「!!」

咲「私の気配に気づくなんて、思ってたよりできるみたいだね」

灼「私達に何する気?」

咲「>>38

灼「させない…」

咲「あなたに私を止められるの?足震えてるよ」

灼「くっ…」

咲「少しは楽しませてよね」

灼「私は… 負けない!」

阿知賀麻雀部に代々伝わるカレーのレシピをすりかえる

咲「阿知賀女子に伝わるカレーのレシピをすりかえに来たの」

灼「くっ… そんなことされたらハルちゃんと同じ味のカレーが食べれないことでみんなのモチベーションが下がって廃人同然になっちゃう…」

咲「カン!」

灼「うわああああああ」



穏乃「>>41>>42>>43取って来たよー」

玄「じゃあその食材で>>45を作るね!」

溺死したイノシシ

咲ちゃんの愛液

たかみー譲りの茶

穏乃「溺死したイノシシと咲ちゃんの愛液と尭深さん譲りのお茶とってきたよ!」

晴絵「咲ちゃんの愛液だって!?」

灼「私が仕留めた…」

穏乃「まあ愛液採ったところで逃げられちゃったんですけどね。渋谷さんはたまたま山菜を収穫に来てたみたいです」

玄「じゃあこの食材を料理するよ!」

宥「玄ちゃん、私もうお腹減っちゃった…」

玄「じゃあ手っ取り早くイノシシ鍋ににしますのだ」

宥「食材全部入れちゃうね」

玄「あ!お茶は別にした方が… まあ大丈夫だよね!」

晴絵「よし!食べるぞー!」

穏乃「!? この味は>>47!」

咲のおっぱいの味だ…

穏乃「咲ちゃんのおっぱいの味だ…」

灼「確かに似てる…」

晴絵「お前ら、咲ちゃんのおっぱいをなめたのか!?」

穏乃「愛液を採るために、少し感じさせたんです」

晴絵「くそう!どうして私も吸いたかった!ちくしょう!」

灼「うらやまし…」

玄「うむ!なかなか美味なのです!」

宥「あったか~い」

ワイワイガヤガヤ



憧「宮永咲… どこにいるの?」

憧「とりあえず家と学校に監視カメラは仕掛けたけど、肝心の本人が見つからない…」

憧「長野まで来て手ぶらで帰るわけにはいかないし…」

憧「そうだ!>>53を持って帰ろう!」

咲の愛読書

憧「宮永咲の愛読書を持って帰ればハルエも納得してくれるよね」

憧「よし!これを持って早く帰ろう!」



憧「ついた~」

穏乃「憧、遅いよー。もうイノシシ鍋なくなっちゃったよ」

玄「咲ちゃんの愛液も入れたのです」

憧「そ、そう」(食べなくてよかったかも)

晴絵「で、収穫は?」

憧「宮永咲の家にカメラを仕掛けて、さらに愛読書と思われる>>57を持ってきました」

拷問全書

晴絵「ご、拷問全書…」

憧「他にも拷問やSMに関する書物を多数所持していました」

晴絵「そ、そうか…」(最近の子は進んでるな…)

晴絵「よし、とりあえず今日はこれで終わりだ!明日からも頑張ろうな!」

5人「はい!」

翌日

晴絵「今日はそれぞれに特別メニューを用意してきた。まずしず!>>61だ!」

二郎を食べ切れ!

穏乃「ラーメンを食べる?そんなことでいいんですか?」

晴絵「ああ、適度な運動と美味しい食事こそ強くなる秘訣だからな」

穏乃「それじゃ、行ってきまーす!」

憧「あれ?確か二郎って…」

晴絵「人の心配してる場合じゃないぞ。憧は>>66するんだからな

憧「マジで…」

息を止める訓練

憧「息を止める訓練?」

晴絵「お前はなんか麻雀中に変な声出しそうなイメージがあるから、それを抑える訓練をした方がいいと思うんだ」

憧「それ偏見だよね?」

晴絵「あと幼なじみと服を取り換えそうなイメージとか、あるランキングで3連覇しそうなイメージとかな」

憧「絶対に偏見だよね」

晴絵「でもほら、それだけ愛されてるってことだから。多くの人がお前に魅力を感じてるってことだから」

憧「フォローしないで!なんか本当に不名誉なことがあったみたいでしょ!」

晴絵「じゃあ玄は>>73してくれ」

憧「話を逸らさないで!」

実力者を勧誘

玄「実力者を勧誘?」

晴絵「今うちには補欠登録してる選手がいないから、誰かが調子崩したらその時点で大きく不利になる。もう一人実力者がいないと全国で勝ち抜くのは難しいだろう」

玄「なるほどなるほど」

玄「では松実玄!行ってきますのだ!」

晴絵(これで玄の代わりも見つかるな)

宥「あの… 私達は?」

晴絵「ああ、宥は>>79、灼は>>80しようか」

マフラーで首を絞められても平気になる訓練

咲さんに隙みてキッス

晴絵「宥はマフラーで首を絞められても平気になる訓練をしよう。ダーティな戦いに慣れなければこの先戦い抜けないからな」

宥「わかりました」

晴絵「灼は咲ちゃんの隙を見つけてキスをしてくるんだ」

灼「え?あの人って普段長野にいるんじゃ…」

晴絵「そんなの自分の投げたボウリング球に乗って行けばいいんじゃないか」

灼「ハルちゃん…私、初めてはハルちゃんが…」

晴絵「灼が咲とキスしてくれると、私は嬉しいんだけどな…」

灼「行ってくる…」

晴絵「ああ、咲ちゃんかわいいなあ」

穏乃「うわ~、いろんなトッピングががあるんだな~」

穏乃「どうせならいろんなもの乗せた方が良い特訓になるんじゃないか」

穏乃「大盛全部盛りください!」

ドン!

穏乃「これ… 本当にラーメンなの?」

穏乃「でも、これを食べなきゃ和になんて勝てるわけない」

穏乃「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

穏乃「ふう… なんとか食べきった…」

衣「駄目だ… 衣にはこの拉麺は喰らいきれぬ」

智美「ワハハ… 私にも食べきれないな…」

衣「うう… 心なしか睨まれている気がするぞ…」

智美「というか、ガタイのいい男に囲まれてる気がするなあ…」

穏乃(これは…>>92するしかない!)

安価ミスったので>>87でお願いします…

モンキーフリップで投げる

穏乃「店員を倒して二人を助けるしかない!」

衣「おお!穏乃が相手に向かって飛び上がり、相手の頭に自分の両手を添えつつ、自分の両足を相手の腹に押し付け、その両足を折り曲げながら自ら後方に倒れこみ、自分の背中がマットに付いた瞬間、自分の両足を伸ばして相手の体を後方に跳ね上げ、前方一回転させて相手の背中・腰からマットに叩きつけた!」

智美「ワハハ」

店員「くっ!私に一撃加えるとはさすが阿知賀の大将だな」ベリベリ

穏乃「え!?この人変装してたの?」

>>90「勝負はこれからだ」

智葉

智葉「お前は今年のインターハイに何か波乱を起こす気がするんでな。一度手合わせしたかったんだ」

穏乃「そんなの… 麻雀ですればいいじゃないですか!」

智葉「問答無用!」ズバッ

穏乃「くっ… 凶器!それでも女子高生なんですか!?」

智葉「女子高生も時と場合によっては凶器を使うことがあるわい」

穏乃「くそ… 」

智美「ワハハ、今のうちに逃げるぞ」

衣「衣も逃げるぞー」

穏乃「くそっ… >>93してやる!」

無視

智葉「ふふふ… ここで貴様の息の根を止め、今年のインターハイは臨海がとる」

穏乃「…」

智葉「どうした、かかってこいよ」

穏乃「…」

智葉「なんだ、聞こえていないのか?」

穏乃「…」

智葉「聞こえてて無視してるのか?」

穏乃「…」

智葉「そうかそうか、君はつまりそんなやつなんだな」

穏乃「…」

智葉「…」

智葉「…帰るぞ」

穏乃「…」

智葉「いいのか?本当に帰るぞ?」

穏乃「…」

智葉「…」スタスタ

穏乃「…」

智葉「じゃーん、嘘でしたー」

穏乃「…」

智葉「なんだよ、その態度?本当にかえっちゃうぞ?」

穏乃「…」

智葉「本当の本当にかえっちゃうぞ?」

穏乃「…」

智葉「もう知らない!」スタスタスタ

穏乃「ふう…あの手の人は相手にされないのが一番へこむんだよね」

穏乃「私も早く帰って練習再開だ!」


憧「プハッ!これ本当に麻雀に関係あんの?」

宥「うぐぐ… 赤土さんのことだから何か考えがあるはずだよ…」


晴絵「よし、昨日の盗撮映像チェックするぞー」

晴絵「む… これは?」

昨晩 宮永家

咲「なるほど、監視カメラか…」

咲「原村さん、そんなに私のおしっこがみたいのかな」

咲「とりあえず勉強でもしようかな?」



晴絵「おかしい… 全然トイレに行かないぞ。」



咲「ふふふ、私が全部トイレに行かないから焦るだろうな…」

咲「私は堂々と今おしっこをしてるのに」

咲「そう、ポテトチップスの袋の中にね!」

咲「スカートの中にポテチの袋を仕込み、その中におしっこをし、そこからポテチを取り出して、食べる!」

咲「このトリックなら原村さんにバレるわけないよ…」

咲「おしっこって楽しいよね!」

晴絵「ポテチ食べる咲ちゃんかわいいなあ」

灼「長野についたはいいけど…」

咲「スで終わって3文字…カボス?」

優希「もうわざとやってるとしか思えないじぇ」


灼「この人なかなか一人にならない…」

灼「>>100して隙をつくるしかないか…」

ボーリングのチケットを配る

灼(ノリのいい人を演じてボウリングのチケットを餌に隙を作る!)

灼「そこのガールたち、イカシテるね」

咲「えっと、私達のことですか?」

優希「なんかこのひと怪しいぜ」

灼「ボウリングのチケットが3枚あるんだけど、いっしょにどうだい?」

咲「え?あの…その…」

灼「今だ!」チュ

咲「きゃっ!」

優希「この人、急にキスしてきたじぇ!?」

咲「ぷはっ…」

灼「それじゃ、失礼する」タッタッタッ

優希「うわっ!アイツ逃げたじぇっ!追うか?」

咲「ううん… 大丈夫」

優希「ならいいじぇ。この季節はああいうやつが多いから気をつけた方がいいな!」

咲(何だろう…この気持ち…)ドキドキ

晴絵「お、灼が帰ってきた!ちゃんと特訓はできたか?」

灼「うん… ちゃんとキスしてきた」

晴絵「じゃあ私からごほうびだ」チユッ

灼「ハルちゃん… 嬉しい…」

晴絵「おう、よくやった」(これで私は咲ちゃんと間接キスしたわけだ。やったー)

穏乃「ラーメン食べてきました!」

憧「うちらも特訓終わったよ!」

玄「私も人連れてきましたのだ」

晴絵「おう、どんな人だ?」

玄「>>104ですのだ(人物、複数も可)」

咲「よろしくお願いします」ペッコリン

穏乃「宮永咲… 私の倒すべき相手だ!」

憧「いやいや、今日からチームメイトなんだよ」

玄「咲ちゃんは灼ちゃんと仲良くなりたくて入ることにしたらしいですのだ」

咲「うわわ、言わないでくださいよー」

灼「私と…?」 (この人何考えてるんだろう…)

晴絵(ああ…咲ちゃんが私のものだ…)



久「須賀くんに女装させるか、美穂子に頼むか…」

和「SOA! SOA!」ホラホラヨンデイルワ



合宿終了

穏乃「はーっ、疲れたー!」

憧「もう二度とやりたくないわね」

玄「でもすごく強くなった気がするよ!」

宥「うん、私もそう思う」

灼「…」

咲「頑張ろ!灼ちゃん!」

灼「う、うん」

灼(この人、やたら私に近づいてきてる気がする… キスしたことで怒ってるのかな?)

晴絵「じゃあインハイのオーダー発表するよ!」

下にキャラの名前書いてってください
出てきた順に先鋒~大将にします

晴絵「先鋒、玄!ドラ爆で他校のドギモを抜いてやれ!」

玄「おまかせあれ!」

晴絵「次鋒、憧!技巧派が多い次鋒ならお前の技が活きるはずだ!」

憧「了解!」

晴絵「中堅は灼!しっかり者に見えるから!」

灼「善処する…」

晴絵「副将はイロモノが多い気がするから宥に出てもらう」

宥「わかりました」

晴絵「そして大将は… 咲ちゃんだー!!」

咲「え?え~っと、頑張ります」

晴絵「このオーダーでインハイを勝ち抜くぞ!」

全員「おう!」

憧「しず… ごめんね」

穏乃「ううん、私の力が足りなかっただけだよ。それに補欠だって立派なメンバーだから、みんなで和の前に立つことはてきるしね」

憧「しず…」

穏乃「私、少し外に出てくる」

憧「うん、わかった」


穏乃「うう… ひぐっ…ううっ…」

憧(そうだよね… 平気なはずがないんだ。誰よりも和の前に立ちたかったはずなのに…)

憧(もししずがいなかったら、私は今ここにいないのに…本当にこれでいいの?)

憧(でもこれは私としずだけの問題じゃない… 玄に宥姉に灼さんに晴絵、そして今はもう一人…)



灼「で、話って何?宮永さん」

咲「私… あなたのことが好きなんです」

灼「!?」

咲「覚えてますか?長野でキスした時のこと」

灼「あれはハルちゃんが…」

咲「知ってます。あなたは私が好きでキスしたわけじゃないんですよね」

灼「それなら…」

咲「でも私は、あなたのキスに愛を感じたんです」

咲「好きなんですよね、赤土さんのこと」

咲「好きな人に頼まれたことだから、まっすぐな気持ちでキスをした」

咲「私は、灼さんのそんなまっすぐな気持ちに惹かれたんです」

灼「私はそんな立派じゃな…」

咲「今すぐ答えを出してなんて言いません。でももしインターハイが終わったら…」

灼「約束する…」

咲「約束ですよ…」タッタッタッ

灼(ハルちゃん、私どうすれば…)

まこ「インハイはどこまでキンクリするんじゃ」

1 決勝だけ
2 準決勝からスタート
3 2回戦からスタート
4 1回戦から全部やる

希望の番号書いてください。同じのに2つ入った時点で確定します

晴絵「さあ、2回戦にいくぞ!」

穏乃「一回戦は玄さんのドラ爆で圧勝でしたね」

晴絵「だからって油断するなよ。玄の手の内は一回戦でバレてるし、2回戦からはシード校の千里山が出てくるからな」

玄「おまかせあれ!」


2回戦

怜「ロン、1300」

玄「は、はい」

憧「玄…」

晴絵「正直玄には勧誘とかさせてたから、あまり麻雀は上手くなってないんなよな…」

宥「玄ちゃん…」

怜「ツモや 4000オール」

「先鋒戦終了!」

次鋒戦

泉「ロン、8000」

憧(この人… 強い!)

船Q「泉もなんだかんだ自称高1最強ですからね。相手にトリッキーな打ち手さえいなければ結構稼ぐはずです」

セーラ「でも、あの一年もセンスいいわ。鳴きの声もちゃんと出てるし」

竜華「肺活量のトレーニングでもしたんかな」

怜「麻雀にそんな特訓あったらうち死んでまうわ」

「次鋒戦終了ー!!」

憧(思ったより稼げなかった…)

中堅戦

咲「灼さん、頑張ってください!」

灼「ああ、うん」

灼(宮永さん… 本気なのかな…)

セーラ「ロンや、18000」

灼「あ、はい」

灼(どうしよ…咲のことが頭から離れない… だめ。今は試合に集中しないと…)

晴絵「灼…どうしたんだ?」

咲「灼さん…」

灼「くっ…」

梢「それ、ロンです」

「阿知賀またも不用意な振り込み!これはどういうことでしょうか?」

「恋の悩みとかじゃない?知らんけど」

「中堅戦終了!」

灼「みんな、ごめん」

宥「灼ちゃん…」

晴絵「灼、いくらなんでも今のはひどいぞ」

灼「ハルちゃん…」

咲(私のせいだ… 私が灼さんにあんなこというから…)

憧「…」

宥「私、頑張って取り返すから…」

玄「おねーちゃん!頑張って!」

副将戦

船Q(データによると彼女は萬子と中が集まりやすいはず…)

宥(この点差… いつもの感じじゃダメ… あの時の感じで…)

穏乃「宥さんがマフラーをとった!?」

憧「それだけじゃない。上着を脱いで冷えピタまでつけてる」

玄「おねーちゃん、死ぬ気なの!?」

宥「寒い… あったかい牌… あったかい牌…」

船Q(萬子は早いうちに切っとこか)

宥「ロン 8000です」

船Q(3巡目で面混!?)

船Q(これが一度のツキならいいんやけど…)

宥「ツモ、4000オールです」

船Q(また面混!?)


晴絵「寒中水泳の効果か出てるようだね」

穏乃「え!?あれ宥さんのための特訓だったんですか?」

晴絵「あの時寒さに震えた宥は温泉の一言でしずより速い泳ぎを見せた」

晴絵「同じ原理で自分を寒い状態に置くことであったかい牌を引く力を急激に上げてるんだ」

船Q「こんなん止めれへんわ… もうマフラーで首を絞めるしかないな!」

宥「マフラーあったか~い」

船Q「きいてない!?」

宥「あ、またツモです」

副将戦終了ー!!

大将戦

竜華(急に阿知賀が勢いづいたのは驚いたけど、まあうちらの1位通過は確定やろうな)スッ

咲「ロン 18000」

竜華(うっ… 大きいの振り込んでもうた)

莉子(いらないよね…)

咲「それ、ロンです 」

莉子「え… 」


憧「さすがに咲は強いねー」

穏乃「でも、なんか打ち方おかしくたい?」

玄「咲ちゃんの打ち方がおかしいのはいつものことなのです」

穏乃「そっか!」

晴絵(咲ちゃんかわいいなあ)

灼「これ…」

大将戦インターバル

咲「どうしたの?灼ちゃん」

灼「前半戦の点数…わざと?」

咲「え?私は灼ちゃんが取られた点棒を取り返してるだけだよ」

灼「やっぱり… 馬鹿にしてるの?」

咲「違うよ。私は灼さんが好きだから!」

灼「私をじゃな…」

咲「え?」

灼「対戦相手を、この大会を、そして麻雀を…」

灼「うまく言えないけど… 宮永さんのやってることは間違ってると思…」

咲「灼さん…」

灼「それじゃ… 後半は頑張って…」

咲「…」

咲(私が灼さんのためにできることは…)

竜華(船Qの分析によるとあの子は中堅戦で失った点棒をそっくり取り返そうとしてるらしいな…)

竜華(そんならうちの一位は揺るがんわ。まあそんなことされるんも屈辱やけど、トップを手放してまで阻止することではないわ)

竜華(この辺でも切っとくか)

咲「カン。もいっこカン!ツモ。24000の責任払いです」

竜華「え!?」

咲(全部ゴッ倒す!)

「阿知賀女子、2回戦を一位通過です!」

穏乃「私… この人と戦うかもしれなかったの?」

玄「強すぎるよ…」ブルブル

咲「一番強い人残しちゃったけど次もなんとかなると思います」

晴絵「ああ… 咲ちゃんかわいいよお…」

灼「宮永さん…」

咲「灼さん!」

灼「その…さっきはごめん」

咲「ううん、私が間違ってた。灼さんは私の間違いを正してくれたんだよ」

ワイワイガヤガヤ

憧「…」

その日の夜

憧「灼さん、話があるんだけど…」

灼「何?」

憧「準決勝の試合、しずに代わってもらえない?」

灼「私に休めって言うの?」

憧「悪いけど本気よ。私はしずにあの舞台に立って欲しいの」

灼「私が、たくさん失点したから?」

憧「点数の問題じゃない。灼さん、2回戦の麻雀本気で打ってた?」

灼「それは…」

憧「しずが泣くほど座りたかった席で、あなたが気持ちが入ってない麻雀を打ってたのが、私は許せないの」

灼「…」

灼(私は… この大事な試合で…誰が好きだなんてこと考えて…)

灼(あの時私は宮永さんに偉そうなこと言ったけど… 本当にインターハイを馬鹿にしてたのは…)

灼「わかっ「私はしずのことが好きなの!!」

灼「え…」

憧「好きで好きで仕方ないけど、それを抱えたまま麻雀やってんの!」

憧「それが自分のしたいことで、しずの喜ぶことだって信じてるから!」

灼「憧…」

憧「灼さんはさ、誰も傷つけたくないのかもしれない」

憧「でも麻雀も恋愛も、どうしたって傷つく人は出るんだよ」

憧「その代わり、人は傷つくことで成長できる」

憧「だからさ、もう少し自分のしたいようにって言うか…」

憧「もう!私も何が言いたいかわからないけど、とにかく今の灼さんはカッコ悪い!」

灼「ひど…」

憧「咲とハルエの間で揺れてるんでしょ?」

灼「え!?何で…」

憧「あれだけ変な空気出してたら普通の女子ならわかるって!まあうちはそっち方面に鈍感な人達ばっかりだけど…」

灼「恥ずかし…」

憧「多分二人とも失恋ぐらいでダメになっちゃうような人じゃないから、灼さん自身がどうなのかはわかんないけど!!」

灼「憧…」

憧「まあとにかくそういうことだから、準決勝頑張るよ!」

灼「うん…」

憧「それじゃ!」ドアバタン

灼「…」

準決勝

玄「私は合宿期間中あまり練習できなかったということで、昨日赤土先生と秘密特訓をしましたのだ」

玄「それで身につけた>>135の能力、ぶちかましてやりますのだ!」

おもち神の力が宿り任意の相手のおもちが試合中敏感にできてしまう恐ろしいオカルト

玄(おもちの神の力を借りて任意の相手のおもちを敏感にする能力ですのだ!)

玄(でも今回の対戦相手は…)

怜「…」

すばら「…」

照「…」

玄(あんまりをおもちをおもちじゃないよ~)

玄(とりおえず>>137に使ってみよう!)

玄「まあチャンピオンに使っておくのが無難だよね…」

照(あれ?何か体の調子がおかしいような…)

照「んんっ!」

怜すばら「?」

照(今のは何? 胸が服に擦れただけで変な感覚が… 緊張してるのかな?)

照「ああっ!」

照(これ…性感だ。なんでこんな時に… 普通にツモるだけでこれじゃ連続和了なんてしたら… キギギなんて絶対に使えない…)

怜「ツモ、2000、4000!」

照(あ… 東一局終わった… 鏡見ないと…)

照(うう… 頭がしびれてうまく見えない…)

照(あ、消えちゃった。今日はもうこのままやろうかな…)

照(白糸台の優勝のためには、やるしかない!)

「出た!!チャンピオンの連続和了だーっ!!」

照「あっ… やっ… んっ… んんんんっ!!」

照(やっぱり腕の回転はすごい刺激… 私、カメラの前でイっちゃうのかな?)

照(全国放送でそんなことになっちゃったら… 私美少女だし…ネットとかで動画が出回っちゃって…一生無様な姿晒して生きるのかな…)

照(それでも… ここで退くわけにはいかない!)

照「んんんんあああああああああああああああああちゅもりょくしぇんおうるううううううううううううう!!!」

照(イッ… ちゃった)

玄(貧乳が悶え苦しんでますのだ)

玄「次は>>142を狙いますのだ」

クロチャー鬼畜やで

安価は怜と対局前に気を張ってる咲と灼

玄(ここらで少しおもちのある園城寺さんを狙って幸せな気持ちになりたいよ~)

照「はあっ… はあっ…」

玄(宮永さん、全身の力が抜けてトロ~ンとしてなんか色っぽい。貧乳のくせに)

玄(そういえば最近灼ちゃんと咲ちゃん、なんかおかしい気がするよ~)

玄(きっとプレッシャーでガチガチになってるんだよね。そうだ!二人をトロ~ンとさせればリラックスして試合に望めるんじゃないかな?)

玄(そうと決まれば、3人一気にいくよ!)

玄(ゴメンみんな… もうちょっとだけ無理するね… トリプル!!)

怜(さすがインターハイチャンピオン… 一巡先を見るだけじゃアカンのか)

怜(ダブル!ふたつさ「ひゃうん!」

怜(何や今のは… 急に胸が敏感に… 誰かの能力か?)

怜(こんな体で2巡先なんて見たら… どうにかなってまうな…)

怜(それでも、やるしかない…!)

怜「んんっっっ!! 」

玄(う~!たまらないよ~!)

咲「あの… この部屋暑くないですか?」

宥「すごく寒いと思う」

憧「宥姉の感覚は当てにならないにけど、私も特に暑いとは思わないわ」

穏乃「私も思わないです」

灼「私は暑いと思…」

晴絵「まあ宥姉もいることだし、これ以上室温をさげるのは無理だろう」

咲「そうですか」

咲(どういうことだろう… 私の体が火照ってるのかな… なんか胸が敏感に…)

咲「すいません!おトイレいってきます!」

晴絵「ここでしてもいいぞ?」

咲「いえ、身だしなみも整えたいので」スタスタ

トイレ内

咲「あっ!いやっ!ああっ!」

咲「うう… 私公共のトイレでいけないことしちゃってるよ…」

咲「でも胸がこんな感じちゃうんだもん、こんな体じゃまともに麻雀打てないもん…んんっ!」

咲「ダメだ… イったのに元に戻らない… なんで胸ばっかりこんな敏感に…」



灼「んんんんんんっっ!!!」

咲「その声は灼さん!? 」

灼「宮永さん…」

咲「どうしてここにいるんですか?」

灼「ハルちゃんに、宮永さんが迷わないよう着いて行けって言われて、トイレの前で待ってたんだけど… 我慢できなくて…」

咲「それじゃあさっきの私のも…」

灼「聞こえてた…」

咲「」カアッ///

灼「…続き、してもいいよ」

咲「え?」

灼「私と同じで…その…お…おっぱいががおかしくなっちゃってるんでしょ?」

咲「灼さんも!?」

灼「このままじゃ、まともに動けないから… 直したほうがい…」

咲「でも…」



玄(今ごろ二人はリラックスしてるのかな~)

灼「私も… 一緒にやるから…」

咲「失礼します」ガチヤ

灼「え?なんでこっちに…」

咲「ちゃんとカギ掛けた方がいいですよ。灼さんみたいなカワイイ人はナニされるかわからないですから」ガチヤ

灼「今あなたに何かされそ…」

咲「違いますよ、私はお互いの胸をいじりあいに来たんです。いやらしい意味じゃなくて、体を早く治すために」

灼「怖…」

咲「これは愛の営みとかじゃなくて、ただの作業です。」

灼「それなら…」

咲「じゃあ、いきますよ」



咲「あっ!やっ!ああっ!」

灼「んっ… んんんっ!」

咲「灼さんの乳首…おいしいっ!」

灼「ちょっ… 舐めるのは…」

咲「もう… わたし… 」

灼「!? そこは今関係な…」

咲「あっ… ああっ! 」

灼「やめて… 擦り合わせないで… ああっ!」


怜「うう… いつもの3倍の絶頂や…」

照「はあっ… はあっ…」

玄「げへへへへへ、幸せでげすのだ」

すばら「なんかみなさんすばらくないですね」


玄「もうすぐ先鋒戦終わっちゃうし、最後は>>152しよう!」

ksk

照「敏感な胸でする麻雀って楽しい」

すばら「すばら!?」

怜(チャンピオンのやつ、急に何言いだしてんねん… ああ、そういうことか)

怜「せやな。性感と麻雀の緊張感が合わさって最高にキモチイイわ」

すばら「園城寺さんまで!?」

照「私達の胸を敏感にしてくれた人にお礼をいいたい」

怜「というかその人、うちらの貧しい胸なんかやなくて自分たち姉妹の胸敏感にしたらええのに」

照「同感」

玄(あれ?私の能力、そんなに気持ちいいの?)

玄(そんなに気持ちいい能力を自分に使わないなんて、何やってたんだろ?)

玄(よし!他の人たちのを解除して私とおねーちゃんに能力発動!)

照怜(かかった!)

玄「いあああああああああああ!!!!!!!」

玄(何これ… 気持ちよすぎるよぉ… 能力解かないと…)

玄(だめだ… きもちよすぎて… コントロールできない…) コトッ

照「ロン、ラス親続行します」

怜(今は白糸台より削りたい、憎たらしい相手がいるんや…)

照「ロン、ロン、ロン」

玄「あっ! ああっ!あああっっ!!」

照(トばすと菫に怒られるからこの辺にしておこう)

照「お疲れ様でした」

怜「お疲れ様でした」

すばら「お疲れ様でした」

玄「おつかれさまでした… 」ハアハア

宥「おもち、きもちいい、きもちよすぎるよおおおおおお」

憧「宥姉… 」

穏乃「いったい何があったんだ…」


宥「玄ちゃん… 助けて…」



咲「治まりましたね」

灼「 早く戻ろ…」

晴絵「おーい、咲ー!灼ー!」

咲灼「!?」





晴絵「おかしいな?このトイレにいるはずなんだけど 」

灼「どうしよう… ハルちゃんにこんなことがバレちゃったら…」

咲「赤土先生に嫌われる?」

灼「!?」

咲「やっぱり私より赤土先生の方が好きなの?」

灼「そういう問題じゃ…」


憧「次鋒戦行ってくる!」

穏乃「がんばれー! 憧ー!」

玄「姑息な白糸台と千里山に負けないでね!」

宥「玄ちゃん…」

憧「特訓で身につけた>>158の能力で、点を取り返す!」

無我の境地

菫「お願いします」

泉「お願いします」

美子「お願いします」

憧「You still have lots more to work on」

三人「!?」

泉(なんやあれ? なんか湯気みたいの出てるで)

菫(そのちんけなオーラで何を見せてくれるのかな?)

憧(無我の境地… この状態なら今まで見た技を反射的に繰り出せる…)

憧(この配牌なら>>160の技だ!)

シベリアンエクスプレス

憧「ツモ!シベリアンエクスプレス!!」

菫「な!? 九蓮宝燈だと…」

憧「 Nobody beats me in tennis. 」

泉「いきなり役満… 」

憧「Let's go!」



咲「私より… 赤土さんのことが…」シクシク

灼(ハルちゃんにバレずにこの場を切り抜けるには>>164だ!)

咲「どうせ私なんて… んっ!?」

灼「んんっ… ぷはっ」

咲「灼さん…」

灼「私…宮永さんのことが好き」

咲「え?」

灼「だから今は、静かにして」

咲「うう… うう…」

灼「なんで泣く…」

咲「うう… 嬉し泣きだよお…」

晴絵「おかしいな~、別のトイレ探してみるか」

灼(ハルちゃん…)

憧「I am a girl.This is a pen.」

菫「今度は嶺上開花か!」

憧「I speak English very well.」

泉「今度はドラの支配!?」

憧「Hello.How are you?」

美子「連続和了…」

憧「Thank you very much」

「次鋒戦終了ー!!」
「終始阿知賀のペースでしたね」

憧「ふー、なんとか取り返した」

灼「お疲れ…」

咲「お疲れさま」

憧「あれ?二人ともハルエに会わなかったの?」

灼「う… うん」

憧「そう… 今日は部長のかっこいいとこ見せちゃってね!」

灼「善処する…」

灼(二人のために… 勝つ!!)

咲「灼さん…」

灼「中堅戦… 今までやったことを思い出すんだ…」

灼「宮永さんと戦って… 宮永さんとキスして… 宮永さんと隠れて…」

灼「あれ?私ろくに特訓してない…?」

灼「今の私にできることは…>>168

宮永の為にただ全力で打つ

灼「宮永さんのためにただ全力で打つ!」

セーラ「おおっ!なんかこの前とは別人やな」

尭深「よろしくお願いします」

仁美「お願いします」

灼「ツモ!2000,4000!」

セーラ(筒子待ち… 船Qの推測は当たってるみたいやな)


船Q「ボウリングか! 」

竜華「ボウリング?」

船Q「鷺森灼の待ちは、ボウリングのピンの残り方に似てるんです」

竜華「ボウリングのピンの残り方に名前があるん?」

怜「うちも初耳や。たぶんセーラも知らんとちゃうか?」

船Q「2回戦で不調だったせいで、気付くのが遅れましたね。休憩時間に覚えさせるのは不可能です」

灼「ロン、5200!」

セーラ「通らへんかー」

尭深「8000,16000です」

「中堅戦終了ー!!」

灼(区間2位…)

灼(2回戦よりはいいけど、稼ぎ負けた…)

穏乃「お疲れ様です!灼さん!」

玄「お疲れー」

宥「お疲れ様」

憧「お疲れさまでーす」

晴絵「よくやった」

灼「みんな…」

咲「灼さん… カッコよかったです」

灼「宮永さん…」

灼(よかったんだ… これで…)

副将戦

哩「リザベーション!」

船Q「すじひっかけ!」

宥「あったかーい」

誠子「うわあああああ」

大将戦

咲「カン、もいっこカン!麻雀って楽しいよね!」

「トップ通過はダークホース! 阿知賀女子!!」

2位通過>>172

千里山

セーラ「よっしゃー!決勝進出やー!!」

泉「しかも白糸台に勝ってですよ!」

雅枝「まあ2位通過やから、あんま浮かれんで欲しいけどな」

怜「なんや、竜華は喜ばへんのか?」

竜華「いや、嬉しいは嬉しいんやけど…」

怜「宮永咲か…」

竜華「うちにあの子を抑えきれるんやろうか…」

怜「よし、今日は明日のためにたっぷり注ぎ込んだるでー!」

竜華「怜…」

怜「竜華は、きっと大丈夫や」

竜華「怜…」

淡「うわあああああああああん!!」

誠子「ううっ、ひぐっ」

尭深「うう…」


菫「お前は泣かないのか?」

照「今、不思議な気分なの。変な夢の中にいるみたい」

菫「そうか…」

照「あとできっと悲しくなるから、その時はよろしく」

菫「ああ」

照(咲… 強くなったね)

限界来たので休みます
なんかすごくぐちゃぐちゃしちゃいました
続きは明日やりたいと思います
Bブロックの清澄以外の勝ち上がり校と清澄の大将希望あれば書いてください

1時になったら続き書きます
Bブロックの2位追加は姫松(改造?)
穏乃がラスボスになるかどうかは展開次第ということで行きます

準決の日の夜

灼「ハルちゃん… 大事な話があるの」

晴絵「何だ?咲ちゃんの私物でも手に入れたのか?」

灼「私… 宮永さんと付き合うことになった」

晴絵「そっか… 薄々感づいてはいたけど、そうハッキリ言われるとやっぱりヘこむわ」

灼「ごめ…」

晴絵「謝らないでよ。私の立場がないでしょ」

晴絵「なんていうか… 恋人を二人一度に失ったような気分だよ」

灼「ハルちゃん… これ返す」

晴絵「あの時のネクタイか… 随分長いこと預けちゃったな」

灼「今までありがと…」

晴絵「不甲斐ないレジェンドで申し訳ないよ。灼は私なんかに憧れるべきじゃなかったんだ」

灼「そんなことない!!」

晴絵「私が頼りないせいで、お前は麻雀から離れることになった」

晴絵「今も私の古い麻雀がお前を縛りつけて…」

灼「違う! !私はハルちゃんがいたからここまでこれた…」

灼「それを決勝で証明する…」

晴絵(灼… お前はもう私より…)

穏乃「決勝は明後日か…」

穏乃「みんな、楽しそうだったな」

穏乃「なんか私、今会うべき人がいる気がする!」

穏乃「行こう!>>198のところへ!」


1 憧 2和 3智葉 4その他 でお願いします

1

穏乃「憧!」

憧「しず!どうしたの?」

穏乃「憧に、どうしても聞きたいことがあって…」

憧「何?」

穏乃「明後日の決勝… 私に打たせようなんて思ってないよな?」

憧「!? あ、あたしがそんなことするわけ…」

穏乃「私、憧と灼さんの話、聞いてたんだ」

憧「え?」

穏乃「いつもの憧なら、仲間にあんなこと言うはずない。それで思ったんだ。自分が退こうって考えてるんじゃないかって」

憧「しずって…妙なところで鋭いよね」

穏乃「やっぱり…」

憧「仕方ないでしょ!それしかしずと和が遊べる方法が…」

穏乃「よっ!」ヌギー

憧「しずっ!?なんで急に素っ裸になってんの!?」

穏乃「決勝、これ着て打ってよ。私の一番お気に入りのジャージ」

憧「学生の大会だから制服の方がいいんじゃない?」

穏乃「それはそうかも… でも千里山の江口セーラさんとか、龍門渕の国広さんとか!」

憧「試合は制服で打ってる」

穏乃「そっか… じゃあ永水の薄墨さんは!?」

憧「あれはちゃんとした服を着崩してるの」

穏乃「うう…」

穏乃「でもほら!刀とかペンギンが許されるんだから薄着くらい…」

憧「わかった! このジャージ、決勝まで連れていく!!」

穏乃「憧!!約束だぞ!!」

憧「うん!」

穏乃「下に何か履いたりするのは無しだからな!」

憧「ええっ!?そんなのズルい!!」

穏乃「やっぱりジャージは一張羅であってこそだからね」

憧「ごめん、言ってる意味が全然わからない…」

穏乃「憧、二人打ちしないか?」

憧「わかった」



穏乃「最近さ…」

憧「ん?」

穏乃「麻雀をしてると、牌や人が山のように感じることがあるんだ」

憧「山?」

穏乃「なんか深いところまではっきりわかるって言うか…」

憧「そういうものの比喩に山を使うのは、多分この世にしずしかいないよ」

穏乃「そうかなぁ~」

穏乃「それじゃ、明後日は私のジャージの分まで頑張れよ!」

憧「しずの分まで頑張るから、いい加減何か服を着なさい!」

穏乃「じゃあ… これ借りる!」

憧「あっ!それ私の制服!」

穏乃「ふふーん!これでジャージを着るしかなくなったな!」

憧「もう…」

「試合終了ー!! 一位通過は清澄高校!二位抜けは姫松高校となりました」

久(咲の穴に>>206を入れたのは正解だったわね)

優希「決勝進出だじぇ!!」

まこ「ここまで長かったのう」

和「咲さん、ようやく会えますね…」

京太郎(和ってこんな怖かったっけ…)

キャップ

美穂子「久!」

久(やっぱり持つべきものは都合のいい女ね)

久「さあ、決勝も頑張りましょう!」

部員「おー!!」



郁乃(うーん、やっぱり誰かを改造しないことには優勝はきついな~)


郁乃「>>210、ちょっと別室に来てくれる?」(姫松部員、複数可)

洋榎

洋榎「なんや、こんなけったいなところに呼び出して?」

洋榎「うう… なんやこれ?催眠ガス!?」

洋榎「ドアも開かへんようになってる… おーい!誰かー!開けてくれー!」

洋榎「zzz」

郁乃「さあ、毎度おなじみ改造タイムの始まりや」

郁乃「ふふーんふーんふっふふーん」

郁乃「これで今年の優勝は姫松がいただきやな」

決勝戦

恒子「さあっ、高校生達の長い夏もきよいよ大詰め!ついにインターハイ決勝です!!」

玄「いってくるよ!」

穏乃「玄さん、頑張ってください!」


漫「胸を敏感にする能力ですか?」

恭子「ああ、漫ちゃんは胸が大きいから確実に狙われるわ」

漫「そんな…」

恭子「そこで対策として>>215するとええ」

咲さんの胸揉む

漫「宮永咲の胸をもむ?」

恭子「宮永咲の胸には心を落ち着かせる効果がある。これで平常心で麻雀が打てるわけや」

漫「でも宮永咲の胸なんて、一般家庭で用意できるものじゃないですよ!」

郁乃「末原ちゃん、頼まれたもの作って置いたで」

漫「これは… 怪しげな科学技術で作った宮永咲のクローン!」

恭子「これを持ち込めば安心して麻雀が打てるわけや」

漫「流石末原先輩や!」

優希「誰にも賽は降らせないじぇ!」

玄(むふふ… 今回は大きい大きいおもちがありますのだ)

漫「」ドン!

玄(爆弾のようなおもち… まさにセクシーダイナマイトだよ~)

玄(きもちよくなっちゃえ!)

漫「ああっ!」

漫(これが松実玄の能力… 実際くらうとかなりキツいな…)

漫(でも、こっちにはクローン咲おっぱいがついてるんや)モミモミ

玄(平常心を取り戻した!)


郁乃「それだけやないで、あのクローン咲さんは…」

咲「あっ… うっ… んんっ…」

郁乃「本物と感覚をリンクさせとるんや」

咲「んあああああっ!!」

灼「宮永さん!」

咲「大丈夫… あの時に比べたら大したことないよ」

灼「でも…」

漫(咲さんのおっぱい…咲さんのおっぱい…)

玄(うーん、いまいちこっちの攻撃が聞いてない気がするよ~)

優希「ツモ、4000オールだじぇ!」

怜(清澄の勢いがすごいな…)

玄(ここは>>219するよ!)

明鏡止水からのおもち天胸拳

玄「行くよ!流派松実館の名のもとに!」

玄「私のこの手がまっ赤に燃える!
おもちを掴めととどろき叫ぶ!」

玄「ばぁぁぁくねぇつ!ゴッドフィンガー!おもちってんきょうけええええん!!」

漫怜優希「いやあああああああああああ!!!!!」

漫(きもちよすぎますやん!末原先輩!)

優希(ノッポに鍛えてもらわなかったら危なかったじぇ)

怜(昨日竜華と特訓したかいがあったわ)

玄「うう… 今の一撃で力を使い果たしちゃった…」

優希「ロン! 12000!」

竜華「浩子、このヌード写真の顔の部分怜に加工してくれへん?」

フナQ「それ今じゃないと駄目なんですか?」

竜華「仕方ないやん、怜のあんな姿見てうちが理性保てるわけないやろ」

竜華「というかあの姿を見て何も感じひん方がうちは異常やと思うけどな」

泉「すごい開き直りっすね」

セーラ「俺が無理してでも部長やるべきやったかな…」

フナQ「それはそれで不安ですけどね」

「先鋒戦終了ー!!」

穏乃「うちが最下位… 」

晴絵「まさか玄の能力が通じないなんて…」

憧「大丈夫!私がきっちり取り返してくるから!」

穏乃「憧…」


恒子「今日は制服を着てないぞ!新子憧!!」

憧「うう…、もう少しましな紹介してよ」

憧(とりあえず無我の境地で押していけば、この人達には勝てるはず!)

まこ「ポン!」

まこ「ツモ、300,500!」

憧(あれ?)

まこ「ロン、3900」

憧(どういうこと…?)

晴絵「無我の境地の弱点をつかれてる
な」

5人「!?」

久「無我の境地… あれは確か頭で考えず脳に焼き付いたイメージや経験で打つ技」

久「そういう打ち方はまこが最も得意としてるとこなのよね」

まこ(しかも無我っちゅうことは、感覚をコントロールする自我を捨てとるんじゃろう)

まこ(それで爆発的な強さを産み出してるんじゃろうが…)

憧「ポン!」スッ

まこ「ロンじゃ!」

まこ(その分罠にもかかりやすいわ)

泉(清澄が阿知賀を抑えてる内に>>227しとくか…)

二人を煽っとく

泉(煽って冷静さを失わせとこか)

泉「そこのワカメみたいな人、さっきからチマチマした手ばっかりですね」

まこ「あ?」

泉「決勝の舞台でこんなしょーもない手和了って恥ずかしくないんですか?」

まこ(く… 無視じゃ無視! こんなのに構ってペース崩すわけにはいかん!)

泉「あとそっちの人はどんなファッションセンスしてんねんw ジャージ一枚ってww」

憧「ちょっと!しずの大事なジャージを馬鹿にしないでよ!」

由子(険悪な感じなのよー。私は>>229するのよー)

泉を冷静にたしなめる

由子「そういうこというのはよくないと思うのよー」

泉(くっ… この人冷静や!)

由子「大舞台で緊張してもうただけやから、二人もそんな怒らないでほしいのよー」

まこ「そういうことなら…」

憧「まあ、仕方ないわね」

由子「ほら、ちゃんと二人にごめんなさいするのよー」

泉(うう… このままじゃ二人に冷静さを取り戻させてまう…ここはうちの高1最強の悪口に賭けるで!)

泉「>>231

う、うるさいわ!このフワフワ女っ!

泉「 う、うるさいわ!このフワフワ女っ!」

由子「え?」

泉(よし!これは効いたわ!千里山の1年レギュラーを勝ち取ったうちの悪口が効かん奴なんかおるわけない!これでうちの勝ちや!)

由子「ちょー嬉しいのよー」

泉「え?」

由子「私、ふわふわって言われるのが一番嬉しいのよー」

由子「この髪の毛、さわってみるのよー」

泉「え?あ、はい。ふわふわしてます」

由子「そうなのよー 」

泉(この人… 強すぎるわ…)

セーラ「まさか泉の悪口で怒らん奴がいるとはな」

竜華「うちらにも初見であれに対応できた人いないのにな」

フナQ「あの園城寺先輩が怒りのあまり壁殴って骨折してましたからね」

怜「昔の話や」

セーラ「怜はなんて言われたんやっけ?」

怜「『病弱なくせして人の膝や胸ばっか触って、体力全部性欲にいってんちゃうか?』とかやったかな?」

竜華「それはある程度自業自得やと思うで」

泉(結局穏やかに進行してもうた…)

憧「はあ… はあ…」


穏乃「先生、なんか憧妙に疲れてませんか?」

晴絵「無我の境地の副作用だな。あの技は強力な分体への負担も大きい」

穏乃「そんな…」

「中堅戦終了ー!!」

憧(うう…もう限界…)

穏乃「私、行ってくる!」

咲「高鴨さん…」

穏乃(憧の回復のために、>>226するんだ!!)

憧「はあ… 点数的にも体力的にももう駄目かな…」

穏乃「あこーーーー!!!!」

憧「しず!?何で裸なの!?」

穏乃「えい!」ムギュ

憧「ちょっ!? しず、苦しい…」

穏乃「う~ん、憧の体あったかいな~」

憧「急に裸で抱きついて何言ってんの!」

穏乃「この方が憧に私の運が行くと思ってさ」

憧「しず…」

穏乃「せっかくだから憧も裸になっとく?」

憧「しずが着ろって言ったジャージでしょ!」

穏乃「憧!頑張ってくれよ!」

憧「任せといて!」


憧(そうだ… 今の私にはしずがついてるんだ… )

憧(だから… こんな負け方で終わるわけにはいかない!!)ダン

まこ(ほう… 無我の境地を止めたんか)

泉(清澄に抑えられるのを警戒したんやろうけど、純粋な技術ならうちの方が上や!)

泉「リーチ!」

泉「テンパイ…」

三人「ノーテンです」

泉(多面張なのに和了ることができんかった… 使い切られてるようでもなかったけどな)

まこ(何か嫌な感じがしたんじゃが…偶然か?)

由子(違和感あるのよー)

憧「…」

泉(またや… また引けそうな牌が引けへん…)

まこ(何らかの支配がきいてるんじゃろうが、こんな顔の卓は見たことないのう)

由子(正体不明なのよー)

憧「ツモ、300,500」

3人「!?」

憧(牌や人が山のように… こういうことが言いたかったんだ)

憧(この力… しずからもらったものだってはっきりとわかる。練習で時々咲が嶺上失敗してたのとか、あれもしずの仕業だったのかな?)

憧(この力は一気に役満和了れるようなものじゃないけど…)

憧(それでも今は、誰にも負ける気がしない!!)

憧「ツモ、1300,2600」

「次鋒戦終了!!阿知賀女子は後半怒濤の追い上げでプラスに戻しました」

憧「ふう…」

穏乃「憧ー!!」

憧「しず…」

穏乃「すごかった!!後半からの追い上げ見てて、なんか涙でちゃったよ!」

憧「…あれはしずのおかげだよ」

穏乃「え?」

憧「…何でもない」

穏乃「何だよ、言えよー」

憧「何でもない!」

穏乃「もー」

灼「憧… お疲れ」

憧「灼さん、あの時はすいませんでした!」

灼「ううん、あの時は私が悪かった」

憧「でも…」

灼「私… 宮永さんと付き合うことにした」ボソッ

憧「ええっ!?」

灼「好きな人のために戦うってヤツ、私もやってくる…」

憧「灼さん…」

咲「灼さん! 頑張ってきてください!」

灼「うん… 行ってくる!!」

セーラ「おう、また会ったな」

灼「そういう仕組み…」

久「ずいぶん仲良さそうに話してるじゃない?」

灼「そんなことな…」

セーラ「まあ、2回戦からいっしょやからなー」

久「そういえばこっちも2回戦からずっと姫松といっしょだわ」

セーラ「ああ、洋榎と打ってたんやろ。あいつうっさいよなー」

灼「人のこと言えな…」

セーラ「お、噂をすれば何とやら… ってお前誰や! うちの知ってる洋榎とちゃうぞ!!」

今日はここまでにします
改造洋榎の特徴何かあれば書いていってください

セーラ「なんや?髪ほどいて目元いじって胸膨らませて、パッとみただの赤い絹恵やん」

洋榎「言うてくれるやんけ。改造されたうちの実力を見てから言うんやな」

洋榎「早きこと風の如く…」

洋榎「ツモ、500オールや」

灼(この巡目で…)

セーラ「なんや、ほざいとったわりには安手やなあ」

洋榎「今のところはな」

久(何かあるわね…)

洋榎「ロン、3100」

久「!?」

洋榎「静かなること林の如くってな。流石にこのテンパイは読めめんやろ」

洋榎「侵略すること火の如く!ダブルリーチや!」

灼(隙がない…)

洋榎「ツモ、3200オールやな」

久(これ…どんどん打点が…)

洋榎「次は8巡目に4900オールや。点棒用意しとき」

3人「は!?」

セーラ「いくらなんでも人をバカにしすぎてるやろ!」

洋榎「これはそういう能力なんやからしゃーないやん」

洋榎「ほらツモった、言うた通りやろ?」

セーラ(く… もう俺じゃどうすることもできないんか?)


憧「才気換発の極み。私の無我の境地のさやに先にあるものだわ」

穏乃「そんな…」

憧「大丈夫。才気はまだ第二段階だから止めようがある。天衣無縫にさえ入らなければ…」

洋榎「しかし麻雀って楽しいですね」

灼(急に標準語に…)

洋榎「ところで、点棒まだですか?」

久「な、いつの間にも和了ったの!? 全く見えなかった…」

セーラ「こんなん… こんなん洋榎やない!!」


洋榎「いいえ、私は正真正銘愛宕洋榎ですよ」

セーラ「関西弁しゃべらんお前なんかうちは認めへん!!」

洋榎「天衣無縫に入った私に逆らうとは、あまり賢くないですね」

セーラ「清澄、阿知賀、手え貸してくれ!洋榎を麻雀で元に戻すんや!」

久「確かにここはそれしかなさそうね」

灼「協力す…」

洋榎「3対1ですか。まあそれでも私の方が上と思われますね」

セーラ「ぬかせ!」

久「ここは>>259するしかないわね」


ゆみ「ん?久が安価をとるのか?」

桃子「どうかしたんすか?先輩?」

ゆみ「久の悪待ち… ひょっとしたら安価にも有効なのかもしれないの思ってな?」

桃子「鬼畜な安価ほど状況がよくなるってことですか?」

ゆみ「いや、ひょっとしたらの話だけどな」


久(今何か不穏な会話がされた気がするわ…)

服を脱ぐ

久「私は服を脱ぐわ!」

ゆみ「おおっ!久が全裸になったぞ!」

桃子「これで何か状況が変わるわけですね」

久「あれ?寒いだけで何も起こらない…」

セーラ「こいつ… 何やってんねん…」

灼「恥ずかし…」

久(違う… 何かきっと起こるはず!)

久「多分>>261が起こるはず!!」

すいません。安価>>264でお願いします…

世界が大規模な温暖化

久「あれ?何か寒くなくなった気がする…」

セーラ「って言うかこの部屋何か暑いなあ」


宥「ちょうどい~い」

玄「おねえちゃんがちょうどいいと思う気温になった!?」

晴絵「これは… 地球が温暖化しているのか!?」


洋榎「ワタシノ、コンピュータ、ネツニヨワイ…」

郁乃「これはまずいな~」

灼「ここで私は>>265する…!!」

同じミス連続しちゃってた…
安価下で

灼「洋榎さん、あなたが不正な手を使って手に入れた私の点棒、キッチリ回収した暁には、あなたに土下座していただきます」

灼「やられたらやり返す… 倍返しだ!!」


シーン

宥「さ、さむい…」


久(何てフォローしていいのかわからないわ…)

セーラ(く… こんな時にいつもの洋榎がいてくれたら…)


「何してんねーん!」

セーラ「そ、その声は!!」

洋榎「何ブーム大分過ぎたネタ全力でやってんねん!!」

セーラ「洋榎!!」

洋榎「時代遅れの自覚なさ過ぎるやろ!!現代にタイムスリップしてきた忍者も真っ青や!!」

セーラ「洋榎や… 洋榎がかえってきたんや…」

洋榎「うーん、もっと短いセンテンスでいい言葉あったはずやな」

灼(ツッコミの反省してる…)

洋榎「あれ?ってかうちここで何してんねん?確か監督に変な部屋に呼び出されて…」

久「関西人って記憶ないのにあんな感じなの… 」

灼「全員ああいうわけじゃな…」

洋榎「まあとにかく行くで、出鼻くじきリーチや!」

セーラ「くっ…」(わかってたことやけど、やっぱ素でも充分強いな)

灼(このままじゃ負け… )

灼(ごめんハルちゃん… 私ハルちゃんの麻雀を止めるよ)

晴絵「そう、それでいいんだ」

晴絵(もともと灼は幼稚園児にして大人と打てるような天才… 本来の灼の打ち方で打つんだ!!)

灼(私の打ち方は>>272!!)

ドラを集めて高い点で和了る

洋榎(ん?なんか阿知賀、けったいな切り方してんな)

灼「ツモ、タンヤオドラ6 」

玄「え?なんか私みたいなあがりなのです!」

宥「そういえば昔の灼ちゃん、あんな和了方だったような…」

晴絵「玄と私に気を使って今まで抑えてたんだろうな…」

灼「ツモ」

咲「灼さん…!!」

中堅戦終了ー!!

咲「灼さん!!お疲れさまでした!」

灼「咲… でも結局区間2位だった…」

咲「ううん、灼さんが一番カッコよかった!」

灼「ありがと…」



洋榎「監督!!うちにいったい何したんや!!」

郁乃「洋榎ちゃん?一体何のことを言うてんの?」

洋榎「とぼけたって無駄や!こんなことできるのあんたしかおらへんやろ!」

郁乃「ごめ~んね~」

絹恵「でも、改造を打ち破ったおねえちゃんもかっこよかったで!」

恭子「ほんま、エクスタシーって感じだったわ」

4人「え?」

恭子「なんや、うち変なことでも言うたんか?」

洋榎「まさか恭子も改造をしたなんてことあらへんよな?」

恭子「まあ~、疑わしきは罰せず言うことで~」

洋榎(不安やわ…)





今日はこの辺にしておきます。
テニプリネタの多さに以前テニプリ×咲のSSを落としてしまったことを思いだしました
次の次くらいで完結できればと思います

宥「じゃあ、行ってくるね」

玄「おねーちゃん!頑張って!!」

晴絵「宥、何か変わったこととかないか?」

宥「変わったこと…ですか?」

晴絵「どこか具合が悪いとか、そういうの」

宥「いえ、むしろいつもより元気なくらいです」

晴絵「そう、ならいいんだけど…」

玄「なんで急にそんなこと聞いたんけですか?」

晴絵「いや、何か嫌な予感がしてな」

憧「いくら決勝だからって、心配しすぎ」

穏乃「今の宥さんなら誰にも負けませんよ!」

晴絵「…そうだよな。変なこと聞いてすまなかった。頼むぞ、宥!」

宥「はい!」


副将戦

フナQ(今までのデータから考えて、やはり注意すべきは阿知賀やな)

絹恵(染め手を警戒していかんと…)

宥(あったか~い)

和「ツモ、2000,4000」


穏乃「うおー!!やっぱり和は強いな~」

憧「宥姉相手にバンバン萬子切ってる…」

玄「やっと和ちゃんと戦ってる感じだね。あとおもちすごい」


フナQ(とは言え、速度でうちらに勝る分阿知賀に染め手に振り込みやすくなるはずやから、無理に原村を止める必要はないやんな。ただ…)

宥「あったか~い」

フナQ(阿知賀に和了る気配がない… しかも捨て牌を見る限り今までより萬子の集まりが悪い… 不調か?)

和「ツモです」

久「やはり悪い待ちには効果があるものね」

まこ「というと、阿知賀の萬子の集まりが悪いのはあんたの仕業っちゅうわけじゃな」

美穂子「久の… 仕業?」

優希「それにしても今日は暑いじぇ」

美穂子「まさか…気温?」


晴絵「宥のあったかい牌を集める能力は自分の寒がりな体質あってこそだ。しかし先の試合で清澄は全裸になって温暖化を引き起こした」

憧「そのせいで牌の集まりが悪くなってるってこと?」

晴絵「おそらくな…」

晴絵「休憩に入ったら宥に>>282するよう伝えよう」

咲ちゃんで暖を取るために全裸で抱き合う

「前半戦終了!!」

宥「うう… 全然和了れなかった」

晴絵「よし、とりあえず宥と咲は裸になってくれ」

宥咲「え?」

玄「先生!さすがにそれはおねえちゃんが死んじゃうよ!!」

灼「いくらハルちゃんでも、 私の咲にそんなこと…」

晴絵「そういうのいいから」ベリベリ

宥咲「きゃああああああ!!!!」

宥「うう… 寒い…」

晴絵「宥、死にたくなかったら咲を抱きしめて暖をとるんだ」

咲「え? そんな…」

宥「あったかいの… あったかいの…」

咲「宥さん…?」

宥「咲ちゃんあったかーい!!!」ムギュ

咲「うう…、苦しい…」

宥「咲ちゃん… 咲ちゃん… 咲ちゃん…」

晴絵(これで少なくとも特訓前のレベルには戻せただろう。灼咲カップルへの嫌がらせにもなったし)

和「咲さんの声が聞こえる…」

優希「きっと恋人とよろしくやってるじぇ」

和「そうですね…」

和(好きな人が出来たと言って転校してしまった咲さんに、穏乃のために晩成を蹴って阿知賀に入っただろう憧)

和(私の友人はこんな人ばかりですね… いや、父に逆らい清澄に入った私も人のことは言えないかもしれません)

和(それでもここを捨てて咲さんを追うことは出来なかった。それを臆病な選択だと言う人もいるかもしれません)

和(でも私はここに、清澄の麻雀部に残ったことを後悔してはいません。そのおかげで今の仲間とここまで来ることができたんです)

和(私の選択はつまらなく見えるかもしれない、でもその選択に懸ける思いでは負けてない!)

和「あくまでいつも通りに>>286しましょうか」

タコスと部長に感謝

和「優希、部長、いつもありがとうございます」

優希「おう、どういたしましてだじぇ」

久「どういたしまして」

まこ「和はいつも優希と部長に感謝しとるのう」

久「あら、まこも感謝たいの?

まこ「わりゃああんさんにだけ感謝されれば充分しゃ」

美穂子「私も、久にだけ感謝されればいいわ」

ゆみ「私もだ」

春「私も…」

洋榎「うちもやで!」

久「みんな!!」

和「それでは、行ってきますね」

優希まこ久美穂子ゆみ春洋榎「頑張れー!!」

和「はい!」


フナQ「結局前半は萬子の絞り損でしたか」

セーラ「後半からは普通に打つんか?」

フナQ「いえ、休憩の間に何か手を打ってくる可能性もありますので、少し様子を見ようかと」

セーラ「さすが参謀や」



絹恵「前半、あまり稼げんですいません」

洋榎「充分や、お前は胸張ってええで」

絹恵「お姉ちゃん…」

恭子「しかし予想と状況がだいぶ変わっとる。このままじゃまずいで」

恭子「後半は>>291してもらおか」

奥の手、仁王のイリュージョン

恭子「そろそろイリュージョン使ってこか。ここまで来て温存する意味もないやろ」

絹恵「はい!」

由子「なんでそんな技使えるのよー」

郁野「う、うちは関係あらへんで~」

漫「なんか姫松がそういう女子の集まりだと誤解されそうですね」

郁野「あれはあくまで少年マンガや、たまたま女性ファンが多くついただけや、そもそも先に無我入ったのは阿知賀やしな~」

洋榎「まあ、それでも最強は姫松や」

恭子「主将、それ違うヤツです」

絹恵(最初は>>294に化けるか…)

すこやん

副将戦後半

絹恵(イリュージョン、好きな人物のプレイスタイルを完全に再現してしまう技、今回は小鍛治プロになっていこか)

宥(ちゃんとあったかい牌が戻って来てる… さすが赤土先生)

和(いつも通りのことをいつも通りに…)

フナQ(まずは阿知賀を警戒やな)

絹恵「あ、ツモです」

東東東西西西北北北南南南中中

宥フナQ「!?」

絹恵(さすがに世界2位、あっさりと役満和了ってもうた。ただ、小鍛治健夜の麻雀と言えば心を折ってこそやな)

絹恵(>>295の心を折りに行くわ!)


絹恵「やっぱり>>297の心を折りに行くわ!」

和「」スッ

絹恵「ロン」

和「はい」(随分と不思議な待ちですね)

絹恵「ロン」

和「はい」(また!?)

絹恵「ロン、ロン、ロン」

和(これは…)

恒子「姫松の愛宕絹恵選手、奇妙な打ち筋で原村選手から連続で直撃を奪っいます」

健夜「これは…」

恒子「どうかしましたか?」

健夜「いえ…」(これは私のデジタル殺し?だとしたら…)

健夜(まず牌効率に逆らった待ちで直撃を取り続け揺さぶりミスを誘う)

和(くっ…、何とかしなければ…)スッ

和(しまった!何でこんな単純なミスを…あれ?)

和「リーチ!…ツモ!裏ドラは… 3枚乗ります」

和(これは…)

恒子「ドラ3炸裂ー!!清澄が一気に点棒を取り返したー!!」

健夜(そして相手が理に逆らった時に餌を与える)

和(さっきのはあくまで偶然、あの人が私のデジタルを崩そうとしてるだけ。でもデジタルで打ったらあの人に振り込んでしまう…)


和(それでもこの形はこっちを切るべき…裏目!この形ではこっちを…また裏目!?)

健夜(そして悪魔の選択を繰り返す)

穏乃「憧!これって!?」

憧「うん、私もそう思う」

穏乃「それじゃあ和が!和の心が!!」

晴絵「くっ…」

灼「ハルちゃん…」





和(これは… 普通に考えれば安牌はこれ。でも…)

健夜(そう、これが最後の仕上げ。弱りきった相手に…)

絹恵(自分の意志でデジタルを捨てさせる!)

和(もう… ダメ…)スッ

絹恵(よっしゃ!!ついに原村の心を折ったで、あとはダメ押しでうちが和了ってうちの不合理な手順を見せつけるんや!)

絹恵「リーチ」

恒子「小鍛治プロ… これは?」

健夜「はい、確かにあれは私の打ち筋です。狙われた相手は自分の考えを信じることができなくなってしまう」

健夜「これで… 終わりですね」

「ロン」




宥「12000です」

絹恵「は?なんでうちが、こんなんにふりこんで…」


晴絵「く… ククク… あーはっはっはっは!!まさかこの手順がインハイでまた見れるとはね!」

咲「え?どういうこと?」

灼「えっと、ハルちゃんが阿知賀のレジェンドって呼ばれてるのは話したでしょ?」

咲「うん。阿知賀女子を準決勝まで導いて、若い頃の小鍛治プロに跳満を直撃させたんだよね」

灼「そう… あの時小鍛治プロは、今みたいに他の人の心を折ろうとしてたの」

灼「そしてその止めを刺そうとした瞬間に… 」

晴絵「レジェンドロンでイチコロってわけさ」

灼「その時ハルちゃんがレジェンドロン!って叫んだからハルちゃんは阿知賀のレジェンドって呼ばれてるの」

咲「へー」

灼「今あの人はその心を折る技を原村さんに仕掛けて、小鍛治プロと同じように足元をすくわれた」

咲「え?でも10年前の人達と原村さんじゃ打ち方が違うんじゃ…」

晴絵「まず点棒を削り、次に信念を揺らし自滅させる。基本的な手順はデジタル相手でもオカルト相手でも変わらない」

晴絵「例えば咲の心を折るなら、カンするべきかどうかでずっと悩ませるるじゃないか?」

咲「それは怖いですね」

晴絵「だから止めの時の手順があの時の再現になってしまっても不思議はないだろう」

咲「なるほど…」

穏乃「あの時の赤土さんの打ち筋は、私たちみんな覚えてますからね」

憧「あの時は夢中になって見てたし、麻雀教室で何度も見せられたからね」

玄「時々再放送されたりもしますのだ」

咲(あれ?その試合って結局ボロ負けしたんじゃ…)

晴絵「その技を阿知賀の前でやるなんて、油断もいいとこだよ」

灼「ハルちゃん…」

和「ふう… やはり変則的な打ち方にはリスクがつきまとうものですね」

絹恵(心が… 回復しよった!)


宥(赤土さんのおかげで、玄ちゃんの仲間の心を守れたってことかな…)


恒子「小鍛治プロの技が二度もインハイの舞台で破られたわけですね!」

健夜「そんないい方やめてよ!それに今はフィニッシュを改良したからその方法は通用しないよ!」

恒子「小鍛治プロ…」(すこやん怖い!)

絹恵「クックックッ、小鍛治健夜ってのも案外使えへんな」

宥「あなたの技が不完全だったせいだと思うけど…」

絹恵「なら>>307になったてあんたを倒したる!」

絹恵(宮永咲になればあんたらには負けへん!)

絹恵「カン!」

フナQ「ロン… 槍槓や」

絹恵「は?」

フナQ(部長のために宮永咲のデータはアホみたいに調べたんや)

和「咲さんのような打ち筋… 燃えますね」シュン

絹恵(清澄もなんか勢いづいとる…)

宥「咲ちゃん… あったか~い!!」

絹恵(阿知賀が全裸になって抱きついてきた!?)

絹恵「く… どうすればええんや?」

絹恵(一か八か、宮永咲の本性に自分の身を委ねる!!)

「副将戦終了ー!!」

絹恵「お疲れ様でした」(結局後半は+5000か…)

フナQ「お疲れ様でした」(何やったんや最後のは…)

宥「お疲れ様でした」(咲ちゃん…)

和「お疲れ様でした」(咲さん…)


玄「おねーちゃんお疲れ!」

穏乃「宥さん、むちゃくちゃカッコよかったです!!」

宥「そんなことないよ…」

晴絵「お前は今日から阿知賀のレジェンド2世だな!」

宥「それはなんか恥ずかしい…」

フナQ「だいぶ削られてしまって申し訳ありません 」

セーラ「まあ、そういうこともあるわ」

泉「ただ、実際だいぶ苦しくなってしまったのは事実ですね」

竜華「うう…」

怜「竜華なら大丈夫や。頑張りや」

竜華「怜…」



郁乃「あれだけやって後半+5000ってのはどうなの~」

絹恵「違う! うちやない!宮永咲が悪いんや!」

洋榎「あんまいいわけせん方がええで」

絹恵「お姉ちゃん…」

漫「結局末原先輩は改造されたんですか?」

恭子「大丈夫や、安心せい。うちはいつもの末原恭子や」

漫「先輩!」

恭子「さあ、大将戦や!サイコロ回してリズムにのるぜ!」

漫「先輩…」

和「すいません。大きく削られてしまいました」

久「和はそういう時謝らないと思ってたわ」

和「自分の失点ぐらい謝りますよ…」

優希「麻雀はそういうこともある競技ですから」キリッ

和「ゆーき!」

まこ「で、お前さん、咲に会わなくてよかったのか?」

和「…ええ」

和「咲さんが私に会いに行くまで、私も会いにいきません」

優希「のどちゃんは頑固ものだじぇ」

和「…フラれた女の意地ですよ」

優希「え?何か言ったか?」

和「何でもないです」

美穂子「それじゃあ行ってきますね」

久「頑張ってね」

まこ「頑張りんしゃい!」

ゆみ「頑張れよ」

春「頑張れ…」

洋榎「頑張りや~」

美穂子「はい!」


優希「ハーレムってすごいじぇ…」

久「あなた達も入る?」

和「お断りします」

恒子「ここで現在の順位を確認しましょう!」

1位 阿知賀
2位姫松
3位清澄
4位千里山

健夜「この状況だと阿知賀がかなり有利ですね

恒子「と、いいますと?」

健夜「点棒を守ることに関して、阿知賀の大将は独特の感性を持ってるように感じます。守ると言うより調整していると言うべきでしょうか?」

恒子「調整?」

健夜「数字を細かく刻んでいくような感じです」

恒子「すこやんが2歳サバを読むみたいな?」

健夜「したことないよ!」

大将戦前半

竜華(この状況… 今まで宮永咲とやる時はいつもこちらがリードしてた)

竜華(それでもまくられて来たっちゅうのに、今回はうちがラス… 怜ちゃんとゾーンがうまくはまったとしても半荘1回は地力で打たなあかん)

竜華(清澄の大将もなんか曲者っぽいし、姫松は多分改造されてる… どう打とか)

恭子「ポン!」

咲「!?」

竜華(姫松が仕掛けた!?)

美穂子(今までの彼女は情報を集めながら試合をするタイプだったから、最初のうちは好きにさせていたけれど、今日はどうかしらね)

恭子(今のうちの力、それは>>315-318や!)

ドラが集まる

恭子「役牌ドラ1や」

咲「うう…」

恭子「ポン!チー!」

恭子「ツモ、タンヤオドラ2や」

竜華(ここまではいつもの超早和了りやな)

美穂子(上手くやれば満貫もある手に見えたけど…)

咲(この人… 強い!)

恭子(フフ… ここまでは助走や。本番はこっから!!)


恭子「ツモ、タンヤオドラ3」

恭子「ツモ、連風牌ドラ4」

咲(これ… お姉ちゃんみたいに打点が和了ってる!)

竜華(宮永照の連続和了とドラゴンロードの能力を合わせた感じか?だとすれば大分手が狭くなるはず… ダマテンで仕留めるか)

恭子(そろそろ打点上げるの苦しいな… ん?千里山の体温が上がりよった。多分テンパイやな)

恭子(日頃相手を観察してるくせして自分の体温変化は隠せへんねんな。今回はオリさせてもらうで)

竜華「テンパイ」

3人「ノーテン」

竜華(かわされてしもた…)

美穂子(この人も洞察系の力があるのかしら?)





恭子(無事にオリられたんはええけど、そうすると打点も下がってドラがこなくなるのが弱点やな)

恭子(ここらで一つ、三味線でも仕掛けるか?)

恭子「いや~、全然テンパイできないわ~」

咲「」スッ

恭子「ロンや」

咲「え!?今張ってないって…」

恭子「なんか文句あるんか?」

咲「いえ…」

竜華(大阪の恥や…)

咲(この人やりにくいな… もうあれやるしかないか…)

美穂子(宮永さんの雰囲気が変わった?)

竜華「」スッ

咲「カン!嶺上ツモ、責任払いです」

竜華(しまった!)

恭子(連続和了を止められてもうたか…)

美穂子「」スッ

咲「カン!、嶺上ツモです」

美穂子「はい」

竜華(取れるとこから取っておこうってか?ナメられたもんやな)

恭子「ポン!チー!」

咲「」スッ

美穂子「 ロン、12000です」

咲「はい…」

竜華(今度は見え見えの手に振り込んだ…)

竜華(連続和了を警戒するにしても12000に振り込むか?)

竜華(この違和感… どっかで感じたことがあるような…)

竜華(あの時や!2回戦の前半!あの時宮永は中堅の点数をそっくり取り返そうとしてたんや)

竜華(すると今回も何らかの点数調整を狙ってるのかも… その目標さえわかれば、先手を打てるかもしれへんな)

恭子「こんな待ち出~へんよな~ あ、それロンや!」

咲「それ5面張じゃないですか?」

恭子「ああ、言われてみればそうやな」

美穂子「…」

竜華(こんな時フナQみたいなタイプがいれば… でもうちの膝からは怜ちゃんしか出てこうへんからな)

怜ちゃん「そんなことないで!」

竜華「え?怜ちゃん?」

怜ちゃん「いつも怜ちゃんを利用してくれてる竜華にサービスや!今日はうち以外の子もゲストに呼べるで!」

竜華「それ、いろいろと大丈夫なん?」

怜ちゃん「まあ呼ばれた子は多分意識失うけどな」

竜華「アカンやん」

怜ちゃん「まあとりあえず誰か呼んでみい」

竜華「じゃあ>>327を頼むわ」

はっちゃん

竜華「永水の薄墨初美を頼むわ」

はっちゃん「お呼びですかー」

竜華「いやー、幼女ってのもかわいいな」

怜ちゃん「聞こえてるで」

竜華「え!?声出てたか?」

はっちゃん「声も何もここはあなたの精神世界ですよー」

怜ちゃん「思ったことは自然にうちらに伝わってまうわ」

竜華「それ、怜本人には伝わるん?」

怜ちゃん「どうやろなー」

3人「ははははははは」



霞「はっちゃん!!ねえ!起きて!返事してよ!!はっちゃん!!」

初美「うう… みなも… さかな…」

竜華「今、うちは宮永咲が何点を狙ってるのか考えてんねん」

はっちゃん「そんなの小四喜あがってしまえば関係ないですよー」

竜華「いやどんな考え方やねん」

怜ちゃん「この子がそういうこと考えるタイプじゃないことは、竜華でもわかるやろ」

竜華「うーん、かわいさに負けてもうたか。ちなみに初美ちゃん普段どんな服着てるん?」

初美「いろいろ着ますよー。あ、でも下着は履かないですよー」

竜華「下着を着ない… ブラパンツゼロ…」

竜華「プラマイゼロや!!」

はっちゃん「プラマイゼロ?それを宮永咲が狙ってると言うんですかー?」

竜華「フナQの試合で姫松がプラス5000点で終わったやろ?」

怜「なるほど、25000点の半荘と考えてのプラマイゼロってわけか」

竜華「せや、あの時イリュージョンで宮永咲になってたはずやからな。つまりあれはもともと宮永咲の力ってわけや」

はっちゃん「じゃあそれを私の力で阻止するですよー」

竜華「はっちゃんはいったい何ができるん?」

はっちゃん「>>331ですよー」

咲さんを欲情させる

竜華「咲ちゃんを欲情させる?」

はっちゃん「何か不満があるのですかー?」

竜華「名門の部長がそんな能力つかってええんか?」

怜ちゃん「竜華、勝てば官軍や」

竜華「しゃあないか…」


咲(この局は千里山の人に差し込んで…あれ?なんか頭がボーッとして…)

竜華(よし、体温が上がっとる。欲情してる証拠やな。怜に力で数え役満テンパイしたし、あとは安手と勘違いして振り込むのを待つだけや!)

咲「うう… せんりやま…」

恭子「咲ちゃん咲ちゃん」

咲「ん?」

恭子「私が千里山だよ」

竜華「!?」

恭子(清澄は私の連続和了を防ぐために千里山に差し込もうとしてるはず!)

咲「うう… こっち…」

竜華「違う!騙されたらあかん!うちが千里山や!」

恭子「騙されたらあかんで、千里山はこっちや、こっちに振り込むんや」

竜華「何馬鹿なこと言うてんねん!」

美穂子「そうですよ!いい加減止めましょうよ!」

竜華(おお!清澄の大将はまともみたいやな)

美穂子「卓上での下らない口喧嘩は、この千里山が許しません!」

竜華「うわぁ…」

美穂子(ここはきっとこういうべき空気、私久に空気を読めない女だと思われたくないの!)

竜華(く… 咲ちゃんを欲情させたのを逆手に取られた。まあ欲情を解除したらこの数え役満を見破られるかもしれへんからどうにもならんな)

咲「私… どうしたらいいの?」クチユクチユ

竜華(く… うちはこの手を和了れんとどうしようもないのに…)

恭子「うちやーうちに振り込むんやー」

美穂子「いや、私に振り込むんです!


竜華「く… 何か方法があるはずや!欲情してる相手にもうちが千里山の清水谷竜華だと証明する方法が…」

竜華「>>336するで!」

咲に胸をもませる

竜華「咲ちゃん、千里山の人がどんな見た目やったかどんな見た目やったか覚えてるか?

咲「顔と制服は覚えてないけど、胸が大きかった気がする…」

竜華「充分や」

怜「あかん、竜華!やめぇ!」

竜華「うちの胸、触ってみ?」

咲「…おっきくて柔らかい。この人が千里山だ!」

美穂子恭子「!?」

竜華「せや、うちが千里山の清水谷竜華や」

美穂子(くっ… 私の胸ならあの子騙せないこともないけど、久以外に胸を揉まれたくない!)

恭子(くっ… うちの胸じゃ明らかに足りない…せや!!)

恭子「清澄、揉め!これがうちの胸や!!」

恭子「どや!大きくて柔らかいやろ!好きなだけもんでええねんで!」

咲「あの… 」

咲「それは胸じゃなくてお尻だよ?」

恭子「!?」(バレとった!?)

竜華(ほんま大阪の恥や…)

咲「じゃあこの人が千里山だね」スッ

竜華「ロン、32000」

咲「!?」(この人、私の点数調整の隙を狙ったの!?)

竜華(よっしゃ!ついに清澄に一矢報いたで!しかもトップや!)スッ

美穂子「ロン、18000です」

竜華「え!?」

美穂子(相手を観察しながら打っていたのはあなただけじゃないということですよ)

「先鋒戦終了ー!!」

咲(私が… プラマイゼロに失敗した?)

咲「そんな… こんなことになるなんて…」

灼「咲…」

咲「灼さん!?」

灼「みんな来るって言ってたけど… 私一人でいくことにさせてもらった…」

咲「え?どうして?」

灼「恋人だから…」

咲「灼さん…」

灼「…」

咲「…」

灼(ダメだ… 何話していいかわからない… ここで咲を支えられなきゃダメなのに…)

咲「灼さん?」

灼(何かいい言葉… 何かいい言葉…)

灼「>>341

私を抱きしめて、その不安全部吸い取ってあげるから

灼「咲… 私を抱きしめて」

咲「え?」

灼「その不安、全部吸い取ってあげるから」

咲「クスッ」

灼「何?」

咲「灼さん、そういうこともいう人なんですね」

灼「うるさ…」

咲「」ムギュ

灼「咲…」

咲「私… この大事な決勝の椅子に… 何となく勝てるだろうって気持ちで座っちゃってたのかな…」

灼「咲、泣かないで…」

咲「ううっ、うわーん!!」

灼「咲…」

咲「はあ、泣いたらなんかすっきりしました」

灼「それは よかった…」

咲「私たちが初めて会ったのは、合宿所だったね」

灼「あの時は… 愛液とってごめん」

咲「ううん、先に襲いかかったのは私の方だったよ」

灼「次が長野…」

咲「あの時のキスで、私は灼さんを好きになったんだ」

灼「でもあの時の私は…」

咲「今は違うんですよね?自分から気まずくなるようなこと蒸し返えさないでくださいよ」

灼「ごめ…」


灼「そして咲は、私たちの仲間になった。確か玄に連れて来られたんだよね」

咲「玄さんの歓遊、ひどかったんですよ?」

灼「どんな風…」

咲「そこの君!おっぱいおっきなおねーちゃんと遊びませんか?」

灼「…よくそれで入ろうと思ったね」

咲「灼さんと、いっしょのところにいたかったから…」

灼「ありがとう」

咲「お礼なんて言われることじゃないです。ただの私のワガママだから」

灼「それで告白されて、大会に出て」

咲「トイレの中でエッチしましたね」

灼「あれは… 卑怯!」

咲「あんなの弄りあうだけで終わるわけないじゃないですか?」

灼「信じてたのに…」

咲「しかしあのムラムラはいったいなんだったんでしょうね」

灼「未だに不思議…」

灼「ここまで本当にいろんなことがあったけど…」

灼「私はここまで咲とこれて、幸せだった」

咲「私も、灼さんとここまでこれて本当によかった!!」

灼「だから、最後まで楽しんできて…」

咲「うん!!」

灼「それじゃ…」

咲(灼さんのためにも、頑張らなきゃ!)

咲(あ…)

咲(靴下脱ぐの忘れてたよ)テヘヘ

咲(これで後半は全力でやれる!!)

郁乃「す~え~は~ら~ちゃ~ん!」

恭子「何ですか?監督?」

郁乃「やっぱりもっと本格的に改造さんと、決勝はきついと思ってな~」

恭子「え?改造?監督、いったい何を言って…」

郁乃「ちょっと大人しくしててな~」

恭子「いやああああああああああ」




優希「咲ちゃん、幸せそうだったじぇ」

和「そうですね。正直悔しいです」

優希「別に和ちゃんに何か問題があるわけじゃないじぇ」

和「それでも、私には咲さんじゃなきゃ意味がないんです」

優希「おおう…」

和(咲さん、帰ってこなくても私は待ってますからね)

泉「清水谷先輩、お疲れ様です!」

セーラ「役満直撃、見事やったで」

竜華「でも…」

フナQ「あの和了が試合の流れを変えたんですから、もっと威張っていいと思いますよ」

竜華「あれは、怜の力あってやから…」

怜「うちの力使った和了じゃ竜華は嬉しないんか」

竜華「そんなことないわ!」

怜「それにあの和了は怜ちゃんだけでできるもんやなかったし、そもそも怜ちゃんが見えるのも竜華の日々の努力あってこそなんやで」

竜華「怜…」

怜「これからもええ太ももを維持するるやで」

竜華「そっちの方!?」

久「おかえり、美穂子」

美穂子「ただいま、久!」

久「調子はどう?」

美穂子「相手の大体の癖は把握したわ!」

京太郎「おお!さすが福路先輩!」

久「頼りになるわね」

美穂子「いえ… そんな」

優希「頼りになるじぇ」

和「頼りになります」

美穂子「みんな…」

久「優勝したら、今夜は二人きりでしましょう?」

まこ「それはずるいのう」

ゆみ「それはずるいな」

一「それはずるいよ」

春「それはずるい…」

洋榎「それはずるいで~」

久「じゃあやっぱりみんなでする?」

ハーレム「はーい」

美穂子「それじゃあ、いって来ますね」

久「うん、言ってらっしゃい」

久(美穂子… 本当にあなたには感謝しているのよ)

今回の分終わります
大将戦後半と咲灼、穏憧のその後?みたいなの書いて完結にしようと思っています
改造末原さんの能力とか終盤の展開で何かありましたら書いていってください

恒子「長かったインハイもついに大将後半戦!!あと半荘一回でこの夏の王者が決まります!!」

恒子「前半は小鍛治プロの予想に反して阿知賀の宮永選手が大きく失点しましたね」

健夜「はい、確かに前半は千里山から大きな一撃をくらいましたが、私には彼女がこのまま終わるとは思えません」


咲「よろしくお願いします」

竜華「よろしくお願いします」

美穂子「よろしくお願いします」

恭子「よろしくお願いします」カタカタカタカタカタカタカタカタ

恒子「後半戦、スタートです!」

絹恵「監督、あんた末原先輩に何したんですか?」

郁乃「ええ~何のこと~?」

絹恵「とぼけんとってください!どう見てもいつもと全然様子違いますやん!」

由子「すごくカタカタ震えてたのよー」

郁乃「あれはカタカタ震えてんやのうて、勝たなきゃ勝たなきゃ思ってんねん。うちがやったのは軽い能力の追加と、プレッシャーをかけたことだけやで」

由子「プレッシャーかかりすぎなのよ~」

漫「末原先輩…」



美穂子(さっそくいかせてもらおうかしら)ゴゴゴ

竜華(な!?東一局から開眼やと!?)

美穂子(清澄での特訓で半荘一回程度ならずっと開眼していられるようになった…)

美穂子(そしてさらに>>363できるようになったわ!)

アタリ牌の見破りが

美穂子(開眼状態なら他者のアタリ牌を完全に見破れる。今の私は誰にも振り込まないわ)

咲「テンパイ」

3人「ノーテン」

咲(うう… 和了れなかったよ…)

恭子(このメンツ、4人とも守備が堅いからまともに打つだけじゃアカンな…)

恭子(うちの新能力を>>365に使わへんと…)



咲ちゃんへの愛情で咲ちゃんを徹底的に真似る

恭子「ポン!」

恭子(うちは咲ちゃんを愛してるから、咲ちゃんを真似ることが出来るはずや…)

恭子「好きや!咲ちゃん!カン!」

咲「あ、槍槓です」

恭子「え?」

咲「あと私別に好きな人がいるんで、あなたとは付き合えません。それにもともと好みじゃないです」

恭子「は!?」

咲「それにあなたの下半身スパッツだけって格好すごく気持ち悪いですし、関西ノリの感じとか戦犯顔とか全部含めて大嫌いです」

恭子(言いたい放題やないか…!!)

恭子(くそ!腹いせに>>369の視界をジヤックしたるわ!)

安価は↑

それにしても末原バッサリいかれててワロス

恭子(清澄の大将の視界をジヤックしたるわ!!)

美穂子(ん? 何か目に違和感が…)

恭子(ふふ、見えるでえ!清澄の手牌だけやない、他のヤツの和了り牌まではっきり見える!!)

恭子(恐ろしい目やなぁ… こんな能力独り占めされたらたまったもんじゃないわ)

恭子(これなら、うちは負けへん!!)

恭子「いや~全然手が進まへんな~」

竜華「」スッ

恭子「あ、それロンや」

竜華「また三味線か…」

恭子(フフフ、この勝負はもらったな)

恭子(フフフ…)

美穂子(なるほど… この人は私の視界を覗きこんでいるようね)

美穂子(少し危険ではあるけど、罠を仕掛けてみましょうか) スッ

咲「ポン!」

恭子(ん? 清澄のヤツなんであんなところ切るんや?今ので咲ちゃんテンパイしてもうたで)

恭子(咲ちゃん使ってうちか千里山を削る気か?まあ和了り牌の見えるうちには関係あらへんけどな)スッ

咲「カン!」

恭子「大明槓 !?」

美穂子(私の目で確実に見えるのは和了り牌だけなの)

咲「ツモ、嶺上開花、責任払いです」

咲(やっぱり靴下脱ぐと気分よく和了れるよ!!)

恭子(うう… 今の和了のショックで福路の視界を追い出されてもうた…)

美穂子(あの子を追い出すことには成功したけど、私の目にカン材が見えないという情報を与えてしまったわ)

美穂子(きっちり推理すればある程度は絞り込めるものだけれど、警戒を怠るわけにはいかないわね)

咲「カン、嶺上開花!!」

竜華(なんや? 点数調整の時とも違う、今までにないオーラを感じる…)

竜華(ここは怜を呼んで>>374するで!)

1未来視、どんな未来が見えたか
2ゲスト、誰の霊を呼ぶか
3新能力
4その他

2咲

怜ちゃん「来たでー」

竜華「怜ちゃん、さっそくやねんけどゲスト機能使ってええか?」

怜ちゃん「竜華は浮気ものやなー、で誰を呼ぶんや?」

竜華「…宮永咲や」

怜ちゃん「!?… 竜華も悪やなあ~」


咲(よし、この牌をカンしてまたリンシャンで和了れば… あれ?)

咲(なんか、意識が遠のいて… 心が体から抜けてくような…)

咲ちゃん「ここ、どこ?」

怜ちゃん「ようこそ咲ちゃん、竜華の太ももワールドへ」

竜華「この空間そんな名前なん!?」

咲ちゃん「千里山の人… あなたたちの仕業ですか?」

怜ちゃん「あんたの魂はこの空間に閉じ込めた。試合が終わるまで気失っててもらうで」

咲ちゃん「そんな…」


恒子「阿知賀の宮永選手、気を失ったように倒れてしまったー!!」

竜華(このまま試合が終わるまで倒れててもらうで!)

美穂子(この人が動かないことには試合は終わらないと思うんだけど…)

灼「咲…」

咲ちゃん「私、元の世界に戻らないと…」

咲ちゃん「この空間から出るために、>>377する!」

全部ゴッ倒す

咲ちゃん「この世界をために、全部ゴッ倒す!!」

咲「食らえ!灼さん仕込みのボウリング打法(物理)!」

怜ちゃん「そんな攻撃がうちに当たるかいな」

咲ちゃん「かわされた?あの人体弱そうなのに…」

怜ちゃん「ここは竜華の精神世界やからな。物理的な強弱なんて意味無いわ」

竜華「うちの精神恐ろしすぎるやろ…」

怜ちゃん「今度はこっちから行くで!>>380や!」


レズレイプ

怜ちゃん「レズレイプや!」


咲ちゃん「そんな… いやっ!」

怜ちゃん「ほう、なかなかええ反応やな」クチュクチュ

咲ちゃん「やだ… 私には…灼さんが…」

怜ちゃん「口ではそういうこと言うてても、下の口は正直や。もうぐちょぐちょやないか」

咲ちゃん「うう…」

怜ちゃん「さて、そろそろうちも気持ちよくさせてもらおか」

咲「やだ… そんなの… いやああああああああ!!!!」

怜ちゃん「おお… これはなかなかの名器やな。竜華よりええくらいや」


竜華「怜、今なんて言うた?」

怜ちゃん「え、いや、別に何も言うてへんで」

竜華「いや、確かに言うたはずや。竜華よりええってな」

怜ちゃん「ちゃうわ!竜華やなくて友香や!竜華には劣るけど劔谷の森垣友香ちゃんよりはええかな~って!」

竜華「あんた、劔谷の子としたことあるん?」

怜ちゃん(墓穴…!!)

竜華「怜ちゃ~ん、本体には後でするとして、とりあえずこっちの体の方におしおきしとこか」

怜ちゃん「待てや!今のうちには宮永咲をレズレイプするって言う大事な仕事が…」

竜華「問答無用や!そもそもこの清水谷竜華は品行方正やから、浮気とか人の女を寝とるとか、そういう曲がった行いが大嫌いなんや!」

怜ちゃん「自分かてはっちゃんのことかわいい言うとったやん…」

竜華「あれは子供に対するかわいいや!怜に対するかわいいとちゃう!」

怜ちゃん「ほう、自分と同い年の高3を子供と言い張る気か?」

竜華「そんなん今関係あらへんやん!別にうちは怜みたいに関係持ったわけやないしな」

怜ちゃん「関係持たなかったら言いって問題やないやろ。浮気っちゅうのは気!!心の問題や!!」

竜華「いや関係持った方が悪いに決まってるやろ!」

怜ちゃん「そんなんいつ誰が決めたん?何時何分?地球が何回回った日?」

竜華「うう…」




咲ちゃん「今のうちに逃げよう…」

咲「ツモ、嶺上開花です」

竜華「!?」(いつの間に元の体に戻ったんや?)

美穂子(宮永咲… やはり恐ろしい相手ね)

恭子(このままじゃラチが開かへん…) スッ

咲「それロンです」

恭子(もう一回…)

咲「ロンです」

恒子「姫松の末原選手!阿知賀に2連続で振り込みだー!!」

健夜(この振り込み… 何か狙いがある気がする)

恭子(これで阿知賀が圧倒的トップ、あとは局が終わって山が出てくる瞬間を狙って…)

恭子「秘技、卓回し!」グルグルグルグル

美穂子(雀卓が回った!?)

竜華(これじゃ、点棒の持ち主が入れかわってまう!)

恭子(く… 少し力んでもうたが、これで阿知賀の点棒はうちにくるはずや!)

グルグルグルグルグルグル… ピタッ!

健夜「阿知賀の点棒は>>386に渡ったようですね」



美穂子

咲(うう… 点減っちゃったよう…)

竜華(阿知賀の点が清澄に、清澄の点が阿知賀に、そしてうちはラスの姫松の点棒か…)

恭子(ふふふ… 自分がトップになれへんかったのは誤算やったけど、これで宮永咲の勢いは止めたで!!)

美穂子「すいません、卓に何か異常があったようなのです」

3人「!?」

竜華(なんや?何でトップがわざわざリスクを犯すんや!?)

咲(そっか、麻雀卓が回ってたんだ。急に点か減ったからおかしいと思ったよ)


優希「もったいないじぇ…」

久「美穂子のことだから、そんな勝ち方じゃ久が満足しないなんて考えてたんじゃないかしら」

和「そんなの… 非科学的です!!」

久「そうねえ、でも世の中には勝ち負けより大事なものがあるんじゃないかしら」

久(頼んだわよ、美穂子!!)



恭子(何でや… 何でウチの策は全部失敗するんや…)

恭子(姫松は昨年良い結果を残さずシード落ち、善野監督もうちらのもとを離れてしもた)

恭子(姫松の栄光のためにも、仲間のためにも、どうしてもここで優勝せなアカンのに…

恭子(勝つためなら何でもやるつもりで怪しい改造だとようわからん能力だの使いまくって、なんでそれで勝てへんねん!!)

恭子(こうなったら最後の手段や!>>390の五感を奪ったる!!※複数可)

サキ

咲(このまま嶺上で和了って逃げ切って、優勝するんだ!)

咲(あれ? 何か目の前が真っ暗に…)

恭子「どうやら視覚を失っているようやな」

咲「!?」

美穂子(五感を奪う麻雀、 話には聞いたことあるけど、まさか高校生で使える人がいるなんて…)

竜華(でも仮に姫松の言ってることが本当やとしたら、なんであの子は目が見えないのに麻雀打ち続けやれるんや?)


晴絵「私たちは合宿で盲牌の訓練をしたからな」

憧「そのおかげで確かに今は持ちこたえてる。でも…」

咲(この牌は… あれ? 触ってる感覚がない。まさか触覚も奪われたの!?)

恭子(さあ、どうするんや宮永?)

咲(大丈夫、麻雀の動きは体に染み付いてる… 音さえ聞こえれば、なんとか…)

恭子「あんたの負けや」

咲「え…」バタン

灼「咲!!」

恭子「もうあんたには聞こえてへんやろうけどな」

健夜「麻雀で五感を失う現象… 私も昔体感したことがあります」

恒子「え!?大丈夫だったんですか?」

健夜「正直すごく危険でした。相手が急に牌はどこだー!って暴れだして。いったい何が原因だったんでしょうね」

恒子「宮永選手は意識を取り戻す気配がありません。これで勝負は終わってしまうのかー!!」

咲(うう… 牌の場所も種類も何もわからない…)

竜華「姫松、こんな勝ち方で嬉しいんか?」

美穂子「私も同じ高校生同士、もっと健全に戦うべきだと思います!」

恭子「ふふ… 嬉しい?健全?何を言うとるんや?そんなもん勝利に比べたら全部どうでもええもんや!!」

竜華「ぐっ…」

怜ちゃん(あかんで竜華、ここで殴るようなことしたらあいつの思うツボや)

竜華(でも…)

恭子「あんま調子に乗ったことせん方がええで。宮永咲の次はお前らや。どうせならなるべく楽に倒れたいやろ?」

美穂子「貴方… 麻雀を何だと思ってるの?」

恭子「麻雀は戦争や!勝利こそが全てなんや!!」

美穂子(かわいそうな人…)

咲(苦しい… 麻雀ってこんなに辛かったっけ…)

穏乃「咲… 頼むから目を覚ましてよ!!」

憧「あんたがいたから、私たちここまでこれたんだよ!」

玄「咲ちゃんにはおもちはないけど、誰よりも強い心がありますのだ!」

宥「咲ちゃん、あったかい咲ちゃんに戻って…」

和「咲さん… あなたはこんなところで倒れる人じゃなかったはずです」

照「咲…」

灼「咲… 頑張れ!!」

咲「!!」

咲(今… みんなの声が聞こえたような…)

咲「うう…」

灼「咲が… 動いた!!」

恭子「バカな!!もう五感は全て奪ったはずなのに!!」

咲(そうだ… 私は麻雀を通していろんな人に出会って、たくさん笑って、そしてここまで来れたんだ…)

咲(麻雀は苦しいものなんかじゃない… 麻雀って… )

咲「麻雀って楽しいよね!」

灼「復活した…」

「「「うおおおおおおおおお!!!!!宮永咲の復活だー!!!」」」

恭子「そんな… うそやろ?」

竜華「ようやくお目覚めやな」

美穂子「もう再開してよろしいですか?」

咲「はい!いっしょに楽しみましょう!!」

恭子(くそっ!!何が麻雀を楽しくや!!うちが姫松の優勝のためにどれだけ苦しんできたか… あんたにわかるんか!)ダン

咲「サムライドライブ…」

恭子「!?二筒をぶったぎって一筒にしよった!!」

咲「ロンです… 末原さんは麻雀を打っていて楽しくないんですか?」

恭子(何言うとるんや… うちは今日勝つために死ぬほど練習したんや!)

恭子(主将から直撃とるために工夫したり、漫ちゃんの爆発止める方法考えたり、絹ちゃんやゆーことたくさん打ったり…)

恭子「楽しかったなあ…」

恭子「せや!麻雀っておもろいやんな?麻雀だけに雀雀楽しもうや?」

咲「末原さん!」

恭子「ツモ、4000,8000!」

恒子「うおーっ!!ここに来て姫松倍満ツモ!これで勝負はわからなくなってきたー!!」

郁乃「末原ちゃんって、あんなに強かったんや…」

洋榎「あれが恭子の本来の実力や。公式戦じゃプレッシャーで発揮できんことも多かったけどな」

洋榎「まあトーナメントなら、勝ち進んでくうちにプレッシャーになれてくもんやけど、今回は自分の力を信じれなくなる要因があったわけや」

郁乃「改造か…」

洋榎「本当に勝たなきゃ勝たなきゃ震えてたのは、監督の方やったんちゃうか?」

郁乃「私、末原ちゃんになんて謝ったらええかな…」

洋榎「別に謝ることはないわ。姫松を強くしようとしてやってくれたことやしな。それに監督にかかってるいろんな事情だの重圧だの、恭子はうちよりちゃんとわかってる。アイツはそういうヤツや」

洋榎「だからいつも通りのゆらゆらした感じで、恭子を見届けてくれや」

郁乃「せやな、それが監督の一番大事な仕事かもしれへんわ」

恭子「ロン、12000!」

恒子「最終局オーラス直前、ここで姫松がトップに踊り出たー!!」

健夜「今の直撃を受けた阿知賀は、大きな和了りが必要になりましたね」

恭子(やっぱり麻雀ってのは楽しいもんやな。出来ることならずっとこうしてたい気分なんやけど…)

恭子「速効で和了って逃げ切ったる!トップとるのが一番楽しいからな!」

竜華「そうはいかさへんで!」

美穂子「私も… 負けません!」

咲(決勝戦、灼さんのためにも…)

咲「全部倒す!」

灼「咲…」

恭子「ポン!」

恒子「仕掛けていったー!!」

恭子(トップがこの手で仕掛けるんはリスクも大きいけど… この面子に常識は通じんわ)

竜華(やっぱり姫松は強いな、もしあの子が宮永と2回とか3回やってたら、うちよりはるかに上手く宮永を抑えれたような気がするわ)

竜華(まあ、そういう偶然とか全部ひっくるめて、強い人が勝つんが麻雀なのかもしれんけど)

怜ちゃん(何を試合中に悟ったようなこと言ってんねん)

竜華(だってうち、このオーラスで和了れへんのやろ?)

怜ちゃん(まあな)

竜華(せやったら、もうベストの打ち方して決着を見届けるしかないやん)

怜ちゃん(まあ、そうかもしれへんわ)

竜華「リーチ!」

竜華(さあ、このリーチをかいくぐって優勝してみいや!)

美穂子(この牌を切ると阿知賀にカンされる可能性があるけど、この手を進めるにはこれを切るしかないわね)スッ

咲「カン!」

美穂子(やはり…)

竜華(嶺上開花か?)

咲「」スッ

恭子(ツモ切り?この形で清澄からカンすることになんのメリットがあるんや?)スッ

咲「カン!」

恭子(しまった!)

咲「」スッ

恭子(今度は手だし…)

竜華(生牌やけど、リーチかけてもうてるから切るしかないな)スッ

咲「カン!」

恭子(なるほどな、これで3つか…)

咲「最後のいっこ、カン!」

咲「ツモ、四槓子です」

恒子「大将戦決着ーっ!!!!!今年のインターハイ、優勝は…」

恒子「阿知賀女子学院だーっ!!!」

美穂子「ありがとうございました」

竜華「ありがとうございました」

恭子「ありがとうございました」

咲「ありがとうございました!」

灼「咲…」

穏乃「優勝だあああああ!!!!」

憧「ホントに… 私たちが?」

玄「ううっ… うれしいよお…」

宥「優勝、あったか~い」

晴絵「みんな、よくやったな!」

竜華「ごめん、力及ばなかったわ」

セーラ「なんや、思ったよりあっさりしてんな」

竜華「最後の最後であんな和了られたら、泣く気もどっかいってまうわ」

怜「うち、泣く方に1000円賭けてたんやけどな」

セーラ「それは優勝したらの話やろ」

泉「清水谷先輩、すごくカッコよかったです!」

竜華「いや、部長は部を優勝させてこそカッコいいんや。泉、再来年は頼んだで」

泉「いや、まだ私が部長になるなんて決まってないですよ」

フナQ「何なら来年からやらせてみますか?」

泉「荷が重いです…」


竜華(本当に終わったんやなぁ…)

洋榎「お!恭子帰ってきたで!」

恭子「」スタスタ

郁乃「末原ちゃん、今回は本当…」

恭子「すいませんでした!」

郁乃「え?」

恭子「せっかく改造してもらったのに、全然力使いこなせなくて、最後の方なんか結局普通に打ってもうて、すいませんでした!」

郁乃「いや、今回の件は私が…」

洋榎「監督!」

郁乃「せ、せやな~。せっかくたくさんお金かけて改造したのに、うまく使ってくれへんかったからな~。今後は末原ちゃんはそのまま打たせるわ~」

恭子「…はい!」



由子「ねえ、どうして監督が謝ろうとするの止めたのよー」

洋榎「あこで監督が謝ってもうたら最後のインハイの思い出に、監督のせいで負けた印象がついてまうやろ?」

由子「考えすぎなのよー」

洋榎「まあ、そういうのも含めて主将の役目ってオカンに言われててな」

由子「いい親子なのよー」


美穂子「うう… 久…」

久「美穂子、あなたはよくやったわ。いろいろと押し付けてゴメンなさいね」

和「咲さん…」

優希「ん?誰か来るじぇ」

穏乃「の~どか~!!」

和「穏乃、憧、玄さん!赤土さん!」

和「それに… 咲さん」


久「そういえば阿知賀のメンバーって和の知り合いって言ってたわね」

晴絵「すいません、どうしてもうちのメンバーが和に会いたいと言って聞かなくて」

穏乃「和!今日は本当に楽しかった!私、和と話したいことたくさんあるんだ!」

和「積もる話があるのは私も同じですが…、その前に少しいいですか?」

穏乃「?」


咲「和ちゃん、久しぶり」

和「お久しぶりです、咲さん。阿知賀に行って、例の人とは仲良くなれたんですか?」

咲「うん。今日はその人のこと、和ちゃんに紹介しようと思って」

灼「鷺森灼です」

和「鷺森さん、大事な話があります。ついてきてください」

灼「話って何?」

和「単刀直入に言います。私は咲さんを愛しています」

灼「!?」

和「私の60兆個の細胞は、みんな咲さんとひとつになりたいと願っています」

和「世界地図のどこかの国が滅ぼうと、私は咲さんさえいれば幸せです」

和「もし地球絶対破壊ミサイルが飛んで来たとしましょう」

和「咲さんを守るためなら、私はそれを受け止めてみせます」

灼「何がいいたいの?」

和「鷺森さん、そんな私からあなたは咲さんを守れますか?」

和「永遠になんて馬鹿なことはいいません。咲さんがあなたのことを向いてる間だけで結構です」

和「本当なら今にでも咲さんを抱きしめたいですが、それは咲さんの思いを踏みにじることになります。」

和「それはわかっているのですが、この気持ちを抑える自信がない。正直限界はかなり近いです」

和「そうなった時あなたは、私から咲さんを守ってくれますか?」

灼「>>410

やなこった

灼「やなこった」

和「は!?」

灼「表現の力強さに押しきられそうになったけど、ようは咲にセクハラする許可を私にとってるわけだよね」

灼「で、私がそれを止めれなかったら守るって言ったじゃないですかみたいな感じで責任逃れするみたいな」

和「私はそんなつもりじゃ…」

灼「もちろんあなたは本気でさっきの言葉を言ったんだろうけど、要約するとやっぱりそういう意味になっちゃう」

和「じゃああなたは私が咲さんにあんなセクハラやこんなセクハラをしてもいいんですか!?」

灼「大丈夫、あなたはそんなことができる人じゃない」

和「…なんでそう思うんですか?」

灼「咲を好きになる人に、悪い人がいると思いたくないから」

和「そう言われてしまっては、何もできませんね」

灼「感謝する…」

和「最後にひとつ確認させてください」

和「あなたも咲さんを愛していますか?」

灼「…うん」

和「わかりました。それでは失礼します」スタスタスタ

灼「あ…」(どうせ同じ場所に戻るんだから別れなくていいのに…)


和(穏乃たちを待たせているし、早く戻らないと…)

和「きゃっ!」ドン

晴絵「いてて、おっ!和か!探してたんだぞ~」

和「すいません、少し鷺森さんとお話を」

晴絵「ん! あれは咲ちゃんの写真じゃないか!」

和「え?」

晴絵「奇遇だなあ、実は私も咲ちゃんを盗撮してるんだよ。今度から協力して作業しないか?」

和「え?でも私もう、咲さんにセクハラはしないと誓ったばかりで…」

晴絵「セクハラ?何を言っているんだ?盗撮はスキンシップだろ?」

和「…はい!」

久「ねえ、みんな。ちょっと話があるんだけど」

久「やっぱり今夜は、美穂子と二人で過ごさせてくれない?」

まこ「仕方ないのう」

ゆみ「仕方ないな」

一「仕方ないね」

春「仕方ない…」

洋榎「仕方ないな~」

山「仕方ない」

久「ありがとう」

美穂子「久…」

久「今日はあなたと、二人でちゃんと話たいの」

美穂子「はい!」

穏乃「それでね、そこで憧がこう言ったんだよ。そのおもちをついたてから出してくださいって!」

憧「ちょっとしず!」

和「ふふふ」

玄「しかし本当にいいおもちに育ちますのだ」

晴絵「よーし、そろそろ帰るぞー!!」

阿知賀勢「はーい!」

穏乃「和、また遊ぼうな!」

和「はい、来年は同じ卓で打ちましょう」

穏乃「おう!」

晴絵「よーし、ホテルに戻って祝勝会するぞー!!」

穏乃「祝勝会?どんなことするんですか?」

宥「あったかいことだといいな」

玄「おもちパーティーがいいですのだ」

憧「何それ…」

晴絵「祝勝会では>>420-424するつもりだ」

全額晴絵の奢りで

晴絵「私の驕りでいろいろ遊ばせてやる!」

穏乃「よっしゃあああああ!!!!」

晴絵「まずはプールに行こう」

玄「ん?おもちだらけの水泳大会ですのだ?ポロリはあるですのだ?」

宥「玄ちゃん…」



晴絵「よし!このプールを泳ぎきったものから温泉だー!!」

憧「このプール、まさか?」

晴絵「もちろん氷水だぞ」

宥「寒い…」

晴絵「最下位にはもちろん罰ゲームな」

憧玄灼咲「!?」

最下位と罰ゲーム >>427



一日好きなもの断ちする

玄「うう… 貧乳どもは水の抵抗がなくてうらやましいですのだ」

灼「デジャブ…」

晴絵「罰ゲームは明日1日好きなもの断ちしてもらう

玄「うう…」

咲「あれ、でも玄さんの好きなものって…」

灼「おっぱ…」

玄「うう、1日おもちに触れないなんて、生き地獄ですのだ…」

咲(普通触れない日の方が多いよね)

晴絵「次はエアホッケートーナメントだ!2人組を作ってくれ」

憧「あれ?私としず、咲と灼、松実姉妹で組むとして、キリ悪くない?」

穏乃「確かに4組いた方がトーナメントは作りやすいけど、なんでその組み合わせで確定なんだ?」

憧「いいから!」

>>431「ワハハ、こんなところにエアホッケーがあるぞ」

>>432「本当だ、衣もやりたい!」

穏乃「そうだ、あの人たちに入ってもらおうよ!」

智美

名前出てるじゃねえか!ころたん

穏乃「天江衣さんに蒲原智美さん!!こんなところで会うとは夢にも思わなかった!!」

衣「おお!あの時は世話になったな」

智美「ワハハ」

穏乃「これから私たちエアホッケー大会をするんですけど、ご一緒にどうですか?」

衣「おお!衣と遊んでくれるのか!」

智美「ワハハ、混ぜてもらうぞー!」

晴絵「ゲストもいることだし、罰ゲームでなくご褒美にしよう。優勝したペアは>>434だ!」

私直伝の技を教えよう

晴絵「わたしのレジェンドツモを伝授してやろう」

穏乃(いらないよ…)

憧(むしろ罰ゲーム…)

玄(おもちじゃないならどうでもいいよ)

宥(あったかくない…)

灼(正直欲しい…)

咲「灼さん!」

灼(うう…)

衣「伝説のツモだと!それはさぞかしすごいのだろうな!」

智美「ワハハ、きっとすごくカッコいい技だぞ」



穏乃 憧 対 咲 灼

穏乃「それ!」

憧「えい!」

灼「くっ…」

玄「穏乃ちゃんの運動神経がすごいのはともかくとして、憧ちゃんも子供のころは穏乃ちゃんについていってたからね」

咲「反射!もう一個反射!」

灼「咲はむやみに壁に打ってるだけだ…」

勝 穏乃 憧

玄 宥対 智美 衣

玄「それ!」

衣「えい!」

智美「ワハハ、なかなか、いい勝負だぞ」

宥「あ、ごめん玄ちゃん」

玄(う~ん、何か前やった時よりミスというか、不幸な事故が増えた気がしますのだ…)


勝 智美 衣


穏乃「さあ、決勝戦だ!」

>>438

咲灼

衣「智美、なんかお腹が痛くなってきたぞ…」

智美「ワハハ、 昨日食べたものがあたってしまったのかな~」 ギュルギュル

穏乃「うわ、足ひねっちゃたよ!」

憧「これじゃ試合は続けられないわ」

宥「玄ちゃんは今痴漢冤罪に巻き込まれてるの」

晴絵「そっか、じゃあ咲と灼が優勝だな」

灼「エアホッケー関係な…」

咲「やりましたね!灼さん!」

晴絵「じゃあちょっとレジェンドツモ教えるからこっちに来てくれ」

灼「レジェンドツモ!」

晴絵「腕の振り上げがなってない!」

咲「れ、レジェンドツモ!」

晴絵「声が出てない!」

咲「うう、恥ずかしいよお… なんか見物客集まって来てるし…」

灼「レジェンドツモ!レジェンドツモ!」

咲「灼さんが妙にノリノリなのも痛々しい…」

晴絵「レジェンドツモ!レジェンドツモ!」

灼「レジェンドツモ!レジェンドツモ!」

晴絵「それじゃあ次は、焼き肉だ!」

穏乃「食べるぞー!私はまるで人間火力発電所だ!」ウォンウォン

憧「あんまり食べ過ぎるとあとで辛いよ」

宥「あったか~い」

玄「お姉ちゃん、その炎は肉を焼くやつだよ」

ワイワイガヤガヤ

菫「ずいぶんと騒がしい客がいるかと思えば、今日の優勝校じゃないか」

灼「白糸台…!」

照「咲、優勝おめでとう」

咲「お姉ちゃん… あの時はごめん」

照「正直私はまだ咲を完全に許す気にはなれない」

照「でも、やっぱり咲は私の妹なんだって思った。これからは、もっとちゃんとお前と向き合えるよう努力する」

咲「お姉ちゃん…」

照「いい人も見つけたみたいだし、幸せになってね」

咲「…うん!」


照「松実玄さん」

玄「むむ!貴様はにっくき宮永照! あの時はよくも騙してくれましたね!」

照「嘘はいっていない。松実玄さんと麻雀を打って気持ちよかったのは本当」

玄「え?」

照「もし私の胸が大きくなったら、もう一度会ってくれる?」

玄「それは… こちらこそお願いしたいくらいです!」

照「ありがとう」

玄(気持ちはすごく嬉しいけど、この人のおもちが大きくなる日なんてくるのかな?)

宥「渋谷さん、あったか~いお茶、ありがとうございました」

堯深「喜んでもらえて何よりです…」

宥「これ、お礼と言ってはなんですが>>444です」

手編みのマフラー

堯深「マフラーですか?」

宥「自分で編んでみたんですけど、どうですか?」

堯深「嬉しい… 寒くなったら使わせてもらいます」

宥「じゃあ今巻きますね」

堯深「え?」

宥「え?」

宥「…どうですか?」

堯深「とてもあったかい」

宥「よかった~」


淡「うう、全然食べきれないよ…」

誠子「お前が100人前とか頼むからだろ」

淡「うう… 心なしかあの店員ににらまれてる気がするよ…」

店員「」ゴゴゴゴゴ

穏乃「このままじゃ大星さんがあぶない!>>448しなきゃ!」

咲ちゃんとレズセクロス

穏乃「咲ちゃんとレズセックスして店員をこっちに引き付ける!」

憧「ちょっ!しず、何やろうとしてんの!?」

穏乃「あの人たちを助けるには仕方ないことだ!ごめん、咲!」

咲? 「ククク、引っ掛かったな高鴨穏乃!」

穏乃「その声は… 辻垣内智葉!店員に変装してたんじゃなかったのか?」

智葉「こんなところで会うとは奇遇だな。さあ、あの時の決着をつけようか」

穏乃「ちなみにあの店員は誰なんですか?」

店員「ダヴァンデース!」

穏乃「じゃあ>>450で決着をつけましょう!!」

インディアンポーカー

智葉「インディアンポーカーか。駆け引きの特訓でよくやっているよ」

店員「ダヴァン嘘つかないデース」

穏乃「100枚のチップを取り合うことにしましょう」

智葉「ただ勝負するだけじゃ面白くない、私は>>453を賭けよう」

穏乃「じゃあ私は>>454を賭ける!」



灼「本物の咲は?」

晴絵「買い物にいったみたいだな」

咲の制服

ジャージ

智葉「咲の変装をするのに使ったこのコスプレ制服をやろう」

穏乃「そんなのいらないよ」

智葉「な… 私の宝物だそ!」

穏乃「こんなんと釣り合うもの… 私のジャージでいいか」

憧「しず… あんたにとってジャージって何なの?」

穏乃「勝負!」

智葉(多くの修羅場をくぐり抜けた私が心理戦でお前に負けるわけないだろう)

智葉「フフフ、お前随分と弱いカードだな?」

穏乃「…」

智葉「聞いているのか?随分弱いカードだなと言っているんだ」

穏乃「」

智葉「だから聞いているのか?随分と弱いカードだなと言っているんだ!」

穏乃「」

智葉「ああ、もう嘘だよ嘘!お前のカードはキングだよ!」

穏乃「あ、じゃあ勝負しますね」

智葉「ハメられた…!!」

智葉「くっ、覚えてろよ!」

憧「あ、逃げた」

晴絵「じゃあそろそろごちそうさまにしようか」

玄「照さん、是非会いに来てくださいね」

照「うん」

宥「渋谷さんとまたあったかいことしたいです」

堯深「マフラー、大切にしますね」

晴絵「よし、みんな行くよ!」

阿知賀「はーい!」

晴絵「最後のシメはボウリング大会だ!」

灼(よし!)ガッツポーズ

晴絵「もちろん最下位は罰ゲームな」

咲「うう… 私にはきついよ」

灼「落ち着いて、こういう時はこの矢印を狙えばいいの」

咲「えっと、こうかな」

コロコロコロコロ ドガーン

咲「やった!スペアだ!」

灼「私も嬉し…」

穏乃「くぅ~ やるな~!」

憧「私も負けない!」

玄「腕立てで鍛えた力で頑張るよ!」

宥「16オンスじゃ軽すぎるけど18オンスじゃ重すぎるよ~」

最下位 >>460

憧「うう… まさか咲と宥姉に負けるなんて…」

灼「ボウリングはメンタルなスポーツ。そういう慢心こそ敗けに直結する」

憧「くっ… 2回戦で集中できなかった灼さんに言われたくない!」

灼「それを言われると何も…」

憧「いや、そこは言い返してよ!変な空気になっちゃうでしょ!」

灼「努力す…」

晴絵「よし!今日のシメの罰ゲームだ!憧、>>463してくれ!」

サキをハメ撮り

憧「咲をハメ撮り!?」

灼「ハルちゃん… いくら何でもそれは…」

穏乃「後味が悪すぎるよ…」

宥「あったかくない…」

咲「…しかたないか」

憧「え?」

咲「この大会、私たちは無意識の声のようなものに従って戦った気がする…」

咲「その声が言ってるんだよ、私はいい加減罰を受けるべきだって」

憧「そんな…」

咲「だから、お願いします」

憧「わかった。でもその代わり1日だけ待って」

咲「え?」

憧「私、こう見えてこういうこと初めてだから、ちょっと練習したいなーって、ダメ?」

晴絵「まあ、それくらいならいいだろう」

憧「ありがとうございます」

晴絵「それじゃ、とりあえず今日は解散だ!」


憧と穏乃の寝室

穏乃「で、どうするの?明日」

憧「どうするのってやるしかないでしょ。咲とハメ撮り」

穏乃「憧は、私のことが好きなんだろ?」

憧「え!?なんで知ってるの?いや、えっと、その、あの…」

穏乃「言っただろ?灼さんの話聞いてたって」

憧「そっか… そう言えばそうだよね」

憧「でも、しずは私がしずを好きだって知って何も思わないの?」

穏乃「正直言うと、まだピンときてないって感じなのかな。ずっと友達だったのに急にそんなこと言われても、いまいちわかんないって言うか」

憧「そっか…」

穏乃「でもさ…」

憧「何?」

穏乃「今日の決勝で、憧が私のジャージ着て打ってくれた時、なんか胸がドキドキしたっていうか、体が熱くなったって言うか…」

穏乃「これが憧の言う好きってやつなのかわからないし、憧を幸せにできる自信もないけどさ」

穏乃「こんな私でよければ… 付き合ってくれないかな?」

憧「しず… しずー!!」

穏乃「ちょっ!いきなり襲いかかるとか、今そういう感じの空気じゃなかったよね!」

憧「仕方ないでしょ!こうしなきゃ私のはじめてはしずにあげたいんだから!」

穏乃「そんなこと言ったって… あっ!あっ!あっ!」


玄「この後無茶苦茶セックスしたらしいですのだ」



灼「多分憧は咲の初めてを私がもらうようにするということも考えて一日開けてくれたんだろうけど」

咲「実は私たち、もう済ませちゃってるんですよね。インハイ会場のトイレで」

灼「…どうする?」

咲「まあせっかくですし、おしゃべりでもしましょうよ。いろんなことがありすぎて、あんまり落ち着いておしゃべりしてませんから」

灼「そう言えば、焼き肉の途中で買い物に言ってたけど、何買いに言ってたの?」

咲「本です。近くに大きい本屋があったんで」

灼「どんな本買ったの?」

咲「私の、一番好きな本ですよ」

灼「え?好きな本なら、もう持ってるものなんじゃないの?」

咲「だから、灼さんにプレゼントするために買ったんです」

咲「改めて私と付き合ってくれてありがとうございます。一日でも灼さんと長く入れるように、私からの気持ちです。受けとってください!」

灼「ありがと… 」(綺麗にラッピングされてる…)

灼「開けてもいい?」

咲「あの… それはできれば私のいないところで開けてほしいって言うか…」

灼「どうして?」

咲「あの… 私もともと文学少女というか、本ばかり読んでたんです」

咲「この本は、もし自分に恋人ができたらこんなことやりたいな、あんなことしたいなって想像しながら読んでいた本なんです」

咲「だから、面と向かって見られるのは恥ずかしいっていうか…」

灼「わかった。咲のいないところで読むことにする…」

咲「ありがとう、灼さん。大好きです」

灼「私も… 大好き」

咲「おやすみ、灼さん」

灼「おやすみ、咲」

そしてハメ撮りを終えて…

咲「なんか、終わってみればあっさりでしたね」

憧「まあ性行為=愛なんて時代でもないか」

穏乃「いや、正直私は結構ダメージ受けたんだけど…」

灼「憧はともかくとして、咲がその辺割りきれるのは意外だった…」

咲「まあ純文学って意外とそういうシーン多いですから」

灼「そういうものなのかな…」

憧「それじゃ、私たちはこっちの方よってくから」

咲「わかりました」

憧「しず、本当にありがとうね」

穏乃「水くさいこというなよ、友達でだろ!」

憧「今は恋人でしょ!」

穏乃「そっか!」

憧「もう…」

憧(正直恋愛ってこんなのでいいの?って気持ちもある。でも…)

穏乃「憧、今度いっしょに山にいかない?」

憧「山ぐらいならいつでも付き合うけど…」

穏乃「そんな反応はないだろ!デートのつもりで誘ってるんだからさ!」

憧「しず…」

憧(私、しずを好きになってよかった!)

咲「灼さんは、本とか読んだりするんですか?」

灼「人並みには…」

咲「じゃあ今度何か貸してください!私、灼さんが読んだものを読んでみたいです!」

灼「わかった…」

咲「楽しみにしてます!」

灼「ハードル上げないで…」

灼(いろいろと変な道を通ってここまで気がするけど…)

灼(その先でたどり着いたこの愛は、まっすぐに育んでいけるといいな)

咲「それじゃあ行きましょう、灼さん!」

灼「…うん!」

灼「咲が読んでた本、いったいどんな本なんだろう…」ベリベリ


『拷問全書』

灼「恐ろし…」


カン!

これで完結です
読んでくださった方参加してくださった方ありがとうございました
もともとは軽いギャグSSのつもりだったのですが、咲が阿知賀に入るあたりで変に重い要素を入れてしまい、いろいろとぐちゃぐちゃしてしまったと思います
決勝前の穏乃の3択は和の所にいったらラスボス化、辻垣内の所にいったら憧の代わりに出場の予定でした
祝勝会のくだりは前半の小ネタを活かせないかと思っていれましたが、蛇足だったかもしれません
他にも何か質問していただけたら答えます
書いてて楽しかったです。ありがとうございました

前に言ってたテニヌと咲のクロスSSってのが気になる

>>478
越前リョーマ「女子高生と麻雀?」ってSSです
テニプリ勢がテニヌ技で咲勢と麻雀する感じです
生存報告忘れてキリの悪いところで落としてしまいました…


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