のび太の総武高校生活 (23)
初めてSSという物を書かせていただきます。
ゆっくり書いていきたいので暇な時に書き込む程度の更新になると思います。
俺ガイルはアニメを少し見た程度なので、キャラ崩壊する所が多数あると思います。(むしろします)
それでも良い方はどうぞ、お付き合いください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444308739
総武高校 職員室
平塚「真面目に聞け・・・」
八幡「ひっ・・・、いや俺はちゃんと高校生活を振り返って・・・・」
一人の男子生徒が平塚先生に絞られていた。
平塚「野比、お前もだっ!」
のび太「だって、静ちゃ「それだっ、それ」ん・・・、はい。」
一人じゃなく二人だった。
平塚「たくっお前は、いきなり職員室で大声で「静ちゃん先生~」はないだろう?」
のび太「いや、昔からの癖で・・・すいません。」
平塚「だいたい、まだ恋人にも呼ばれた事が無いのに・・・・」ボソッ
のび太(静ちゃん、また凹んでるなぁ・・・。)「ガツガツしてなきゃ可愛いんだからモテるだろうに・・・」ボソッ
ビュッ
平塚「何か言ったか?野比?///」
のび太「イエ、ナニモ・・・(怖い)」
平塚「ふぅ、・・・・まぁいい二人ともちょっとついてきてくれ。」
奉仕部部室前
のび太「・・・空き部屋・・・?」
八幡「・・・・」
平塚「いや、違うよ。」
奉仕部部室
ガララッ
雪乃「平塚先生、入る時はノックをお願いしたはずですが?」
のび太(綺麗な子だなぁ・・・。)
八幡「・・・・・」
平塚「ノックをしても君は返事をしたためしがないじゃないか?」
雪乃「返事をする間もなく、先生が入ってくるんですよ。」
雪乃「それで、そのぬぼ~っとした人とヘラヘラした人は・・」
のび太(ぬぼ~っと・・・?ヘラヘラ・・・?比企谷君はヘラヘラしてないし・・・。もしかしてぼくっ?)
平塚「彼らは入部希望者だ。」
八幡「2年F組、比企谷八幡です。(おい、入部ってなんだよ・・・。)」
のび太「同じく2年F組、野比のび太です。(ニュウブ・・・・入部・・・?)」
八幡「いや、ちょっと待てお前一緒のクラスだっけ?」
のび太「エー・・・、前の席ですけど?」
八幡「うっ・・・、そりゃすまなかった。(流石に前の席ぐらいは覚えてた方がいいか?)」
のび太(そんなに僕って存在感ないですか・・・・。シクシク)
平塚「自己紹介が終わったとこで、君らには私を舐めくさった罰としてここで部活動を命じる。異論反論講義質問等一切認めない。」
のび太(まるでジャイアンじゃないか、静ちゃん。)
平塚「・・、というわけで見ればわかると思うが比企谷はこの腐った目と同様、根性まで腐ってる。」
平塚「野比は・・・、まぁあれだ・・・・。」
のび太(アレ?もしかして僕ついで・・・・・?道連れ?)
平塚「うん、二人とも更生してやってほしい。それが私の依頼だ。」
雪乃「お断りします。その二人の下心丸出しの下卑た目を見ていると身の危険を感じます。」
八幡(断じて見ていない、その慎ましい胸など)
のび太(う~ん、綺麗は綺麗だけどなんかなぁ・・・?静ちゃんの方が魅力感じるなぁ」
のび太以外「・・・・・・・」
のび太「・・・・あれ?声で・・・(ヒュッ)グフッ」
平塚「・・・・///」
平塚「コホンッ、安心したまえ比企谷のリスクリターンの計算と自己保身に関してだけは中々のものだ。」
八幡「いや、常識的な判断ができるって言ってほしいんですが?」
雪乃「じゃあ、そっちの男は?」
平塚「あぁ、野比はなぁ・・・・。グズでドジでマヌケだが」
のび太(ヒドイ)
八幡(ヒドイな)
平塚「女子に対して乱暴な事は一切できないよ。それは保証しよう。というか、君でも勝てるぞ?」
のび太(どうせ、ヘタレですよ。)
雪乃「なるほど、それもそうですね。」
のび太(納得されちゃったし、まぁ実際勝てないだろうけど)
雪乃「まぁ、先生からの依頼でしたら無下にはできませんし。・・・・・承りました。」
のび太(あれから静ちゃんは出て行っちゃったけど、これからどうしよ・・?)
八幡「・・・ガルルルッ」
雪乃「・・・キッ」
八幡「・・・・・」
のび太(なんか二人とも怖いんですけど・・・?)
雪乃「はぁ・・・、突っ立ってないで座ったら?」
八幡「え・・・あ・・・はい・・・すいません。」
のび太「はい、比企谷君。」つ椅子
八幡「あ・・・、おう。」
のび太(何なのこの距離感?まぁ僕もあんまり近くは緊張するけど)
八幡「(キョロキョロ)」
のび太「(比企谷君・・、挙動不審過ぎるよ)」
雪乃「・・・・・、何か?」
八幡「(ビクッ)い・・いや、何かと把握できてなくて・・。そもそもここ、何部なんだ?」
のび太「(それは僕も気になってた・・・)」
雪乃「はぁ、当ててみたら?」
のび太 八幡 「・・・・・」
八幡「文芸部だろ?」
雪乃「へぇ・・、その心は?」
八幡「この部屋の中に、特殊な環境・特別な機器が存在していない。」
のび太「(一人で本を読んでいたのは図書室でもないのに特殊じゃないのかなぁ・・)」
雪乃「・・・・・・フッ、ハズレ」
のび太「(うわぁ、すごい顔・・・)」
八幡「じゃあ何部なんだよ?」(すっげぇムカつく)
雪乃「今、私がこうしている事が部活動よ。」
のび太「・・・、読書部?」
雪乃「そんな部あると思う?」
のび太「ですよねぇ・・・。」
雪乃「貴方達、女の子と話したのは何年振り?」
八幡「・・・・・」(トラウマ回想中)
のび太「・・・・、さっき静ちゃんと話したよ?」
雪乃「・・・、野比君ちょっと黙っててもらえるかしら?」
のび太「・・・・ハイ。」
雪乃「持つ者が持たざる者に慈悲をもってこれを与える。人はそれをボランティアと呼ぶの。困ってる人に救いの手を差し伸べる。それが、この部の活動よ。」
雪乃「ようこそ、[奉仕部]へ、歓迎するわ。頼まれた以上、責任は果たすわ。貴方達の問題を矯正してあげる、感謝なさい。」
のび太「(いや、奉仕部って・・・・それこそそんな部あると思いますか?)」
八幡「このアマ・・・。問題?俺はそこそこ優秀なんだぞ。実力テスト国語学年3位。顔だっていい方だ。トモダチトカノジョがいない事を除けば基本高スペックなんだ。」
のび太「(それ自分で言っちゃうんだ。まぁ見た目、高スペックだよね。目以外は。)」
雪乃「そんな事、自信満々に言えるなんてある意味すごいわね。変な人、もはや気持ち悪いわ。」
のび太「(それ言い過ぎ・・・。それを声に出せるのもある意味すごい)」
八幡「うるせぇ、お前に言われたくねぇよ変な女。」
のび太「(あぁ、こりゃ分が悪そうだなぁ・・。)」
雪乃「・・・クスッ、私が見たところによるとどうやら貴方が一人ぼっちなのってその腐った根性や捻くれた感性が原因みたいね。」
のび太「(ほぼチェックメイトだね・・。)」
のび太「(ふむぅ・・・、この子誰かに似てるんだよなぁ。)」
雪乃罵倒中
ガララッ
平塚「雪ノ下、邪魔するぞ。」
のび太「えっ?(今、雪ノ下って言った?)」
雪乃「ノックを・・・」
平塚「悪い悪い、どうやら比企谷の更生に手こずってるようだな。」
雪乃「本人が問題を自覚していないせいです。」
のび太「ちょっといいかな?」
雪乃「何?野比君、もう忘れたの?黙っててって。」
のび太「覚えているよ、それよりも僕達はまだ君から自己紹介を聞いていないよ。」
雪乃「・・・・、へぇ私の事を知らない人がいたなんて。少し驚きだわ。」
のび太「(結構、自意識過剰なんじゃないのこの子。・・・・それよりも・・)」
のび太「で、まだ僕は聞けてないんだけど?」
雪乃「・・、2年J組雪ノ下雪乃よ。」
のび太「(J組・・・。国際教養科かぁ。)」
雪乃「これでいいかしら、野比君?」
のび太「あぁ、質問いい?」
雪乃「答えられる範囲なら。」
のび太「それじゃ、雪ノ下さんってお姉さんいる?」
雪乃「(ピクッ)・・、ええいるわよ。それが何か?」
のび太「・・・、いやそれだけ。静ちゃん、もう帰っていい?」
平塚「ダメだ。まだ自己紹介が終わったばかりじゃないか?(ニヤニヤ)」
のび太「(これ、静ちゃん気づいててやったんだ。)はぁ・・・。」
このSSまとめへのコメント
続き、待ってます
「ジャイアンにいじめられてるから助けて」とかいう依頼がありそう
面白かったです
続き楽しみです
待ってました!
次も期待してます
続き早くお願いします❗