友「は？」


男「んだよーノリ悪いな」

友「いきなりなんなんだよ……」

男「速く裏山行こうぜ」

友「なんで裏山なんだよ!?」

男「なんかロマンあるやん」

友「おまえなぁ……」


男「ﾌｯ」

友「はぁ。バカには付き合いきれねえ」

男「」ﾁﾗｯ

友「んぁ？」

男「姉ちゃんの下着写真」

友「そ、それがどーしたよ？」

男「うおっ！ピンクかー」

友「」ｺﾞｯｸﾝ

男「どうしようっかなー、どうしようっかなー。裏山とかいってくれたなー」ﾁﾗｯ

友「わかったよ」ﾎﾞｿｯ

男「あ？」

友「いくよ！裏山!!」

男「というわけで裏山に来ました」


友「なんもねえー」

男「とりあえず奥にいかなしゃあないやん」

友「やめろ、下手な関西弁」

男「ええやん」

友「はー、疲れたー、もうやだー、しんどいわー」


男「たるんどる！」ﾊﾞｼｯ

友「たッ！」

男「これくらいで疲れてたら戦いなんて出来ないぜ？」

友「俺はお前と違って求めてねえんだよ」

男「なっ、なっ、なに……？」


友「はぁ」


男「お、お前！……女か？」


友「めんどくせー、あーめんどくせー」

友「あー、……ってあれ？」


男「どうした？」

友「あれ、なんだ？」

男「……」

男「キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！」

男「あの祠っぽいなにか！！これはきっと戦いを求める俺のぉ！！」

友「」


男「ははは！！なぁ、そう思うだろ!?あんたも！！！」


友「どう思うんだよ」

友「しっかし……」

男「なんだ？」

友「寂れてんな。直ぐ壊れそうだ」


男「……なあ？」


友「なんだ」


男「祠ってなんか神様まつってます感じだよな」


友「なんとなくな」

男「」ﾌﾋｯ

友「はっ？なんだかわからんが止めろよ!?」


男「俺は神に反逆する！」ｸﾞｼｬ

友「壊しやがった……」


男「やってやったぜ……これで世界は荒れる。なんせ神を殺したからな」ﾌｯ


友「た、祟られてもしらねえぞ」


男「なにをビビる必要がある、俺は戦いを求めた。故に祟りとも戦ってやるよ！！」ｷﾘｯ


友(帰りたい)

男「なにも起きないな」


友「なにも起きないほうが良い！帰るぞ」


男「えー」

友「駄々をこねるな！ここ圏外だし暗くなったら危ないだろ」


男「ははは！！俺は野獣とも戦う！」

友「うるせぇ！はや━━