ミカサ「エレンとアルミンがモテ過ぎて辛い」 (156)

-朝食-

ガヤガヤ


ミカサ「…」





エレン「おい!あんまり引っ付くなって!」

アニ「何?それがか弱い乙女に対する口の利き方?」

サシャ「エレン!私が食べさせてあげます!あ~ん!」

エレン「あーもう!自分で食べられるから離れろよ!!」

アニ「ねぇサシャ、邪魔なんだけど…」

サシャ「それはこっちの台詞なんですけどねー」

アニ「は?」

エレン「どっちも邪魔なんだよ!さっさと離れろって!!!!」

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クリスタ「ねぇアルミ~ン、今日の馬術の訓練。私が手取り足取り教えてあげるからね」

ユミル「クリスタが教えるなら私も一緒だからな~」

アルミン「いや…もう本当に勘弁してください…」ガタガタ

クリスタ「照れてるの?可愛いねアルミンは」クスクス

ユミル「どうして震えてんだ?私が抱きしめてやろうか?」

アルミン「あの…早く朝ごはん食べたいので…」ガタガタ

ユミル「怯えるアルミンマジ可愛い」

クリスタ「結婚したい」

アルミン「えっ…!?」ビクッ





ミカサ「…」ポツーン

モブ女A「いいなー、アニとサシャ」

モブ女B「アルミンにあ~んってしてあげたいな~」

ワイワイ

エレンガー アルミンガー



ジャン「朝っぱらから見せつけてくれるな」

マルコ「本当にモテるよね…あの二人」

ベルトルト「あくまつ!!ねだやし!!」ドンドン!!

ライナー「うるさいぞベルトルト…」ブルブル

ジャン「(あのメス共の中にミカサが居なくて本当によかったぜ)」




ミカサ「(あぁ…またこれか)」キリキリ

エレン「あ、ミカサ!助けてくれ!」タッタッタ

ミカサ「うっ…」

サシャ「エレン、どうして逃げるんですか?私の事が嫌いなんですか?」

アニ「全く傷つくよ…」

エレン「ち、違う!朝食ぐらい静かに食べたいだけなんだよ!」

アニ「やっぱり邪魔なんだね、嫌いなんだね、分かったよ」

エレン「だから違うって…その……ミカサ!ミカサからも何か言ってやってくれ!」

ミカサ「う…2人と

アルミン「僕もう嫌だってのに…助けてミカサ!」タッタッタ

ミカサ「アルミン…」

クリスタ「アルミ~ン?私とご飯食べよ?」ニコニコ

ユミル「天使丼見せてくれよ~」

アルミン「ひっ…」ガタガタ

エレン「ほらミカサ!なんとかしてくれよ!」

ミカサ「あの…4人とも、エレンとアルミンが怯えてるから付け回すのはやめてほしい…」

サシャ「はい?」

ユミル「付け回す?」

アニ「人聞きが悪いね、私達はストーカー扱い?」

クリスタ「私はただアルミンとけっk…仲良くしたいだけだよ?」

ミカサ「そういった行為が2人にとって迷惑だというの…」

サシャ「エレン、迷惑ですか?」

エレン「いや、迷惑とかじゃ…」

ミカサ「(そこは素直に認めればいいのに…!)」

ユミル「ほらアルミン、こっち来いよ」

アルミン「えっ…いや…」


カンカンカンカン


キース「はい朝食終わりッ!訓練服に着替えてグラウンドに集合せよ!!」ガチャ

エレン「俺、着替えて来る!」ダッ

アルミン「待って…僕も…」ダッ

サシャ「あ、ちょっと!」

ユミル「チッ…」

ミカサ「4人とも、早く着替えないと訓練に遅刻する…」

ユミル「分かってんだよ、行くぞクリスタ」

クリスタ「うん!また後で会えるもんね!」

タッタッタ…………


ミカサ「ハァ…」

-馬術-

クリスタ「ダメだよアルミン、アルミンが怯てたら馬まで怯えちゃうんだよ」

アルミン「いや…馬に怯えてるわけじゃ…」

ユミル「馬は感受性が強いんだよ、抱きしめてやるから落ち着け」

アルミン「やめてください…」

クリスタ「大丈夫?」ギュッ

アルミン「ちょ……ちょっと」ガタガタ

ユミル「よーしよしよしよーしよし落ち着け」ナデナデ

アルミン「わっ…!!?」



ミカサ「(アルミン…)」ジーッ


アルミン「あっ…ミカサ!」タタタタ

ミカサ「(やっぱりダメか…)」

-対人格闘-

サシャ「エレーーン!良かったら私と組みませんかーー??」

エレン「悪いな、俺はアルミンと組む約束をしてるんだ」ザッザッ

サシャ「そんな事言わないでくださいよー」ギュッ
エレン「…」イラッ

アニ「アルミンはダメ、あんたは私と組むんだ」ガシッ

エレン「離せよ!約束が破れちゃうだろうが!」

エレン「(クッソ!何なんだ女ってヤツは…!)」

エレン「(もう怒った、偶にはガツンと言ってやらないと…)」

エレン「いいかお前ら、俺はしつこい女は嫌いなんだ。ベタベタ引っ付いて来やがって本当に気持ち悪いよ。こっちの身にもなって

サシャ「ウワアアアァァァァァン!!」ドバッ

エレン「え?」

サシャ「酷いです…グスッ……私はただ…エレンと組みたいだけなのに…グスッ…」ボロボロ

アニ「そっか…」ポロッ

エレン「!!?!?」

コニー「どうしたんだ?」ザッ

エレン「いや、これは…!」

ベルトルト「おいデビル末裔!お前が泣かしたのか!!?」

ライナー「静かにしろベルトルト…何か事情があるのかもしれん」

エレン「あ…その、ごめんな2人とも!だから泣かないでくれ!俺が悪かったよ!本当にごめん!」

アー、エレンガナカセタゾー

エレンサンテバツミナオトコ…




ミカサ「(エレン…)」

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-夕食-

ミカサ「…」モグモグ

エレン「クソ…やっちまった…」ブツブツ

ミカサ「気にしなくていい、あの2人はあれぐらい言ってやらないと分からない」

ミカサ「(これで少しは…)」

アニ「エレン、ここ座るよ」スッ

サシャ「私も失礼しますー」スッ

エレン「…」

ミカサ「…」

エレン「……ミカサ、相談があるから後でいいか?」ボソッ

ミカサ「分かった…」

-兵舎裏-

エレン「悪いな、こんな時間に呼び出して」

ミカサ「私は大丈夫…」

エレン「あぁ…聞いてくれよミカサ、今日の対人格闘訓練での一件」

ミカサ「アニとサシャを泣かせてしまったこと?」

エレン「そう、その後なんだけど…」

ミカサ「うん…」

エレン「あいつらがあんまり泣くもんだからさ、俺も必死に謝ったんだよ。流石に言い過ぎたかなーって思ってさ…何回も頭を下げて…」

ミカサ「…」

エレン「2人も泣き止んだし、許してくれたかな?って思ったら………あいつらなんて言ったと思う?」

アニサシャ『明日は一日中、私達と一緒にいないと許さない』

エレン「なんて言い出すんだよ……あの時は断れる雰囲気じゃなかったから仕方なく「分かった」って約束してしまってさ…」

ミカサ「…」

エレン「今になって後悔してる。女かジャンのどっちかを選べ、って言われたら迷わずジャンを選ぶぐらい俺は女が嫌いだ」

ミカサ「………つまり約束を無かったことにしたいの?」

エレン「そ…そういうわけじゃないんだよ…!」

ミカサ「?………エレンは私に愚痴を言うために呼んだの?相談をする為に呼んだのではないの?」

エレン「あ、あぁ!すまねぇ…つい愚痴が…」

ミカサ「(相談したい内容は大体分かってるけど)」

エレン「それでさ、女を遠ざけるにはどうしたらいいと思う?」

ミカサ「(この相談を受けるのは何回目だろう…)」

ミカサ「エレンは女の子が嫌いなんでしょ?」

エレン「あぁ」

ミカサ「だったら、直接嫌いだって言ってやればいい」

エレン「そしたら泣くし…」

ミカサ「放っておけばいい。謝ったりするからまた付け上がるの」

エレン「…対人格闘の時は周りの目があったから仕方なく謝ったんだよ…」

エレン「でもよく考えたら…やっぱり……泣かせるのは可哀想だろ…?」

ミカサ「嫌いなんでしょ!?なんで可哀想だなんて言葉が出てくるの!?」

ミカサ「(!?しまった…つい…)」

エレン「あ、あぁ…」

ミカサ「と…とにかく、エレンに寄って集って来る女の子にはハッキリ嫌いだから近付かないでくれって言ってやればいいから…」

エレン「分かったよ…」

ミカサ「(うぅ…胃が痛い…)」キリキリ

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-翌日 朝食-

ミカサ「…」モグモグ

エレン「…」モグモグ

アルミン「…」モグモグ

ミカサ「エレン、分かってる?」

エレン「分かってるよ、俺に話しかけてくる女は1人残らず駆逐してやる…!」

ミカサ「えらく気合いが入ってる」

エレン「あぁ…ウジウジすんのも男らしくないからな」

エレン「もうメス豚共に束縛される生活は御免だ!」

エレン「俺には出来る、俺達は生まれた時から特別で自由だからだ!」

ミカサ「うん、頑張って」

アルミン「?」モグモグ

アニ「エレン、ちょっといい?」

ミカサ「(来た)」

エレン「(駆逐してやる…)」ガタッ

アニ「今日の約束

エレン「アニ、伝えたい事があるから外に来てくれ」

アニ「…」

アニ「……え?」ドキッ

エレン「いいだろ?」

アニ「(え?…これってもしかして…)」ドキドキ

アニ「………分かった」

スタスタ…

ライナー「おい、エレンとアニが」

ベルトルト「え??ナニアレ?」

ライナー「エレンから誘ったように見えたが…」

ライナー「まさか告白とか…?」

ベルトルト「いやいやちょっと待って下さいよ」

ベルトルト「あの四六時中、巨人の事を考えてる駆逐系男子のエレンが告白なんかするわけ無いじゃないか!それに、エレンは『訓練兵の癖に色恋沙汰に浮かれてんじゃねぇ!!』って言って訓練兵同士の恋愛に対してやたら反発的だったしね。エレンはモテモテだけど、群がって来る女の子には迷惑そうにしてたからエレンは女の子が嫌いなんだよ。と、いうわけだからエレンはアニに告白しない」

ライナー「そうだな」



アニ「それで…話ってなに?」ドキドキ

エレン「(言ってやる…!言ってやるぞ畜生!)」

エレン「あぁ、スゲー言い難いんだけどさ」

アニ「(言い難い?照れてるんだね)」クスッ

アニ「(悪いねサシャ、エレンは私が貰ったよ」

アニ「(あ、ヤバい。嬉しすぎて涙が…)」

エレン「あのさ…」




アニ「嬉しい…」ポロッ

エレン「は?」

アニ「私、夢でも見てるんじゃないかって思って」グスッ

アニ「だってさ、エレンって私に対して何時も冷たい態度取ってたからさ…」

アニ「あの冷たい態度は……照れ隠しだったんだね」

エレン「(何を言い出すんだこいつは…)」

アニ「私も…エレンが好きだよ、世界で一番」

アニ「エレン無しじゃ生きていけないぐらいにね」

エレン「いやあの」

アニ「抱きしめていい…?」

エレン「(勘弁してくれ…勘違いでこんな重い告白されたら断りにくくなるじゃねーか!)」

アニ「あったかい」ギュッ

エレン「(いや!!まだ間に合う!こいつが勝手に勘違いしてきただけだからな!)」

エレン「待ってくれアニ!俺にはア

コニー「見てたぜエレン、女を泣かすなんて罪な男だな!」ポンッ

エレン「え?」

ジャン「色んな女を誑かせた結果、最後にはアニを選びやがったか」

ジャン「ハハハ、これじゃあ他の女子が報われねーな!」

マルコ「僕はお似合いだと思うよ!」

アルミン「何?どうしたの?」

コニー「エレンがアニに告白したんだよ!」

アルミン「え!?あの女嫌いのエレンが!?」

エレン「待ってくれ…」

コニー「あぁ!それだけアニが魅力的だったんだろうな!」

ライナー「マジで告白だったのか…」

ベルトルト「」

ミカサ「(計画がズレてるってレベルじゃない…エレン、どういう事なの?)」

エレン「あ…」

クリスタ「アニ!良かったね!」

ユミル「サシャ、元気出せよ…」

サシャ「エレンがアニを選んだんですね…ならばエレンの意思を尊重しま………

サシャ「ウワアアァァァァァァン!!」ダダダダ

アニオメデトー シアワセニナー


アニ「ふふ、本当に夢みたいだね…」


エレン「あぁ、マジで夢みたいだわ」

ミカサ「(どうしてこんな事になったのか分からないけど)」

ミカサ「(訓練兵団の二大色男の1人が落ちた今)」

ミカサ「(残るはアルミンのみとなってしまった…)」

ミカサ「(エレンが好きで失恋してしまった女の子は多いだろう)」

ミカサ「(しかし、アルミンも馬鹿みたいにモテるから…失恋した女の子の次の矛先がアルミンに向く可能性が高い…!)」

ミカサ「(それだけ阻止しなければならない)」

ミカサ「(何故なら、アルミンは女性恐怖症だから…)」

ミカサ「まずはエレンに話を聞こう…」

-夜 兵舎裏-

エレン「うっ……うぅっ……」グスッ

ミカサ「エレン、これで涙を拭いて」スッ

エレン「ありがとうミカサ…」ズズー

ミカサ「落ち着いたらでいいから、ゆっくり話して」

エレン「あぁ…もう大丈夫だ…」

エレン「ミカサ………俺は告白なんかしてないんだよ…」

ミカサ「皆が騒いでる中でエレンだけ顔が死んでたから」

ミカサ「何かの間違いだとは思った」

エレン「ありがとな…ミカサ」

エレン「分かってくれるのはお前とアルミンぐらいだ…」

ミカサ「それで、何故、アニと付き合う事になったの?」

エレン「……………実はな」

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ーーーー

エレン「って訳なんだよ…」

ミカサ「アニが勘違いしてるだけでは…?」

エレン「だよなぁ」

ミカサ「でも、その場でしっかり弁明しなかったエレンもどうかと思う」

エレン「無理だろ…あの空気の中で」

ミカサ「そう言われると言い返せない…」

エレン「あぁ…」

ミカサ「それで、今後はどうするつもり?」

ミカサ「女子は全員駆逐してやるって意気込んでたけど…」

エレン「…」

ミカサ「……もし、アニとこのまま付き合うのならば」

ミカサ「104期公認カップルとなり、他の女の子がエレンに群がってくる事も無くなるかもしれない」

エレン「…!」

エレン「そ…それなら……!」

ミカサ「しかし」

ミカサ「エレンに失恋した女の子達がアルミンに流れて行く可能性がある」

エレン「…」

ミカサ「アルミンはモテる。凄くモテる」

エレン「そうだな…」

ミカサ「でも、勘違いだったって事でアニを振ってしまえば」

ミカサ「アルミンにこれ以上の被害が及ぶ事なく、またエレンに枠が空き、女の子達によるエレン争奪戦が再戦される」

ミカサ「ただ、アニが深い傷を負ってしまう」

ミカサ「どうするの?」

エレン「振るよ」

ミカサ「早い」

エレン「当然だ、アルミンに迷惑掛けるわけにはいかねぇよ」

ミカサ「うん」

エレン「それに事の発端は俺なんだから」

エレン「アルミンに重荷を背負わせたらダメだろ」

ミカサ「うん」

エレン「俺は女が嫌いだ!1日で振るクズでいい!よし、俺は振る!明日はアニを振る!絶対に振る!!」

ミカサ「頑張って」

-翌朝 男子寮-

コニー「起きろお前ら!朝だぞー!」バッ

ジャン「ぐがー…zzz」

コニー「ジャン!!訓練に遅刻するぞ!!」

ジャン「あと5分…」


ライナー「なぁ、ベルトルトを見なかったか?」

マルコ「また廊下で寝てるんじゃない…?」

ライナー「…ったく、本当に寝相が悪い奴だな…夢遊病だろアイツ…」


アルミン「ほら、エレンも起きて」

エレン「うぅ…」

エレン「(どうやって振るか頭の中でシミュレーションしてたら一睡も出来なかった…)」

アルミン「大丈夫?もう皆、行っちゃったけど」

エレン「だ、大丈夫だ…顔洗って来る」フラフラ

アルミン「フラついてるよ!?体調が悪いのなら無理しない方が…」

エレン「大丈夫だって…心配しすぎだ」

アルミン「心配するよ、僕達は親友だろ?」

アルミン「何か辛い事があったら何でも言って」

エレン「………」

エレン「……分かった。じゃあ、俺の分の朝食も取っておいてくれ」

エレン「俺は顔を洗って来るから」

アルミン「……うん!分かった」ニコッ

タッタッタッ…ガチャ

バタン




エレン「…」

-食堂-

ミカサ「遅い」

エレン「悪いな、全く眠れなくて」

アルミン「エレンの分の朝食も取っておいたよ」

エレン「あ、ありがとな」

ミカサ「それでエレン、覚悟は出来てる?」ヒソヒソ

エレン「それが…振る時になんて言えばいいか…」ヒソヒソ

ミカサ「早く振らないとアルミンに被害が及んでしまう…」ヒソヒソ

エレン「分かってるけど…そんな慌てなくても…」ヒソヒソ

「「ア〜ルミンっ!!」」

サシャ「一緒にご飯食べませんかー?」スッ

エレン「!!?」

ミカサ「!!?」

アルミン「えぇっ!?サシャ!?」ビクッ

サシャ「どうしたんですかー?」ナデナデ

アルミン「わっ!?…ちょっと…!」

サシャ「ふふ…//」

エレン「(サシャ…!?何だこの尻軽女!?)」

ミカサ「(1日で男を乗り換えるとは恐れ入った)」

ミカサ「(アルミンがモテ過ぎるせいでもあるけど)」

エレン派女子A「もうエレンに彼女出来ちゃったんだよね…」

エレン派女子B「アルミンってよく見ると可愛いよね」

エレン派女子C「アルミンかぁ…」

ミカサ「(って…これは何!?訓練兵の女子、乗り換え早すぎでは…!?)」

ミカサ「エレン!他の女の子がアルミンに標的を変える前にアニを振らないと!」

エレン「分かった!アニを振ってくる!」ダッ

エレン「(トイレ行って来る!みたいなノリで女を振るって最低だな俺…)」

エレン「アニ!ちょっといいか!?」

アニ「えっ?何、いきなり…//」

エレン「(考えろ…何と言って振るか…)」

アニ「エレンの為なら何処でも…」

エレン「(…………そうだ!!!)」

エレン「なぁアニ!!付き合ってくれるんだよな!?俺とな!?」

アニ「い、今更何を言って…///

エレン「対人格闘訓練をさ!!!!!」

アニ「………え?」

他女子「」ピクッ

エレン「ほ、ほら!昨日の朝食の時間に約束しただろ!外に呼び出してさ!」

エレン「そしたらアニが泣いて喜んでくれただろ?」

アニ「…」

エレン「俺も嬉しかったよ、アニが対人格闘訓練を付き合ってくれるって言ってくれたからさ」

アニ「…」

エレン「俺もアニと対人格闘訓練するの大好きだ!!」

アニ「…」

エレン「(む、無理あるかこれ…)」

エレン「(最低だ俺…)」

アニ「そうか、そうだったんだね」

エレン「ど、どうした?」

アニ「付き合うって対人格闘訓練の事だったんだね」

エレン「(本当は嫌いだから近付かないでくれって言う予定だったけど)」

エレン「(言える空気じゃねぇよな…)」

アニ「私が勘違いしてたんだね….」

エレン「(そうなんだよ…)」

エレン「か、勘違いって?」

アニ「なんでもない……」ジワッ

アニ「グスッ……ちょっと席外すね」ダッ



エレン「(あぁ、罪悪感が…)」


エレン「(いや!これはアルミンの為だ!仕方ない!)」

ベルトルト「ほら!やっぱり違う!あの恋愛に無関心なエレンが告白するなんてオカシイと思ったんだよ!」

ライナー「うおっ!?何処から湧いてきた!?」

ベルトルト「朝起きたらグラウンドに居てね…それよりライナー、これはチャンスだと思わない?」

ベルトルト「ここで傷付いたアニを慰めれば、ホテル街直行間違いなしだ!」

ライナー「お前ちょっと落ち着けよ…」

ジャン「あの鈍感野郎…告白じゃなくて格闘訓練に誘っただけだったのかよ」

コニー「まぁ、俺は最初から気付いてたぜ?だってエレンは女が嫌いなんだろ?」

エレン派女子A「え?エレンがアニに付き合ってって言ったのは…」

エレン派女子B「訓練に付き合えって意味だったの!?」

エレン派女子C「そうだったんだ!なら私にもまだチャンスが!」

エレン「(そうだ、アルミンに揺らいだメス豚共は俺の元へ戻って来い)」

エレン「(これ以上、アルミンに迷惑をかけないでくれ!)」

ユミル「おいサシャ、エレンのとこ行けよ」

クリスタ「そ、そうだよ!サシャはエレンが好きなんでしょう??」

サシャ「…」ギュウウゥ

アルミン「いや…サシャ……離れてよ…」ガタガタ

サシャ「いいえ…私は……!」

サシャ「アルミンが好きです!!!」

エレン「!!?」

ミカサ「なっ!?」

エレン「(クソッ!間に合わなかった…)」

アルミン「どうして…?君はエレンが好きなんじゃ…」ガタガタ

サシャ「違います!私にはアルミンだけです!」ギュウウゥ

ユミル「ふざけんな!アルミンから手ぇ離せポテトォォ!!」

クリスタ「アルミンが可哀想だよ!」

ドタバタ




エレン「…」

ミカサ「…」

-夜 兵舎裏-


エレン「…」

ミカサ「…」

エレン「なんつーか、凄いな…アルミンは」

ミカサ「うん…」

エレン「あのさ…」

エレン「俺に寄って集って来る女子にはハッキリ嫌いだと言ってやろう作戦」

ミカサ「嫌いと言われた女子は標的がアルミンに行く可能性が…」

エレン「あぁ…」

ミカサ「…」

エレン「この作戦、よく考えたらダメだな…」

エレン「あーもう!どうすればアルミンに被害が及ばず、女子を遠ざける事が出来るんだよ!!」

エレン「どうしようかミカサ…」

ミカサ「…」

エレン「はぁ……………」

ミカサ「(もう実力行使しか思いつかない)」

ミカサ「(今後、エレンとアルミンに近付いたら削ぐ……)」

ミカサ「(絶対やらないけど)」

ミカサ「(というか…考えるのが面倒臭くなってきた…)」キリキリ

-翌日 朝食-

エレン「…」モグモグ

ミカサ「(結局、何も思い付かなかった)」モグモグ

ミカサ「(そして、なんか増えてる)」モグモグ

ユミル「なぁアルミン、私の事どう思う?」

アルミン「美人だと……思う…」

クリスタ「むっ……アルミン、私は?」

アルミン「可愛い……です…」

サシャ「アルミン、私は?」

アルミン「可愛いよ…みんな可愛い」ガタガタ

ユミクリサシャ「///」

ミカサ「(なんなの…)」

エレン「(どっか行けよ)」

ミーナ「エレン…ちょっといいかな?//」

エレン「…」ガタッ

ミカサ「えっ!?」

ミーナ「あ、後でもいいよ//」

エレン「いや、今行くよ」

エレン「すぐ戻るから」スタスタ

ミカサ「(こんな状況で1人にしないでほしい…)」

ユミル「アルミン、肩こってないか?」

アルミン「いや別に…」

クリスタ「手繋いでいい?」

アルミン「な…なんで?」

サシャ「…」ハァハァ

アルミン「!?」ビクッ

ミカサ「(早く食べてしまおう!!)」ガツガツ

アルミン「ぼ…僕、トイレ行って来る!」ダッ

クリスタ「あっ……」

ユミル「マジ可愛い…」

サシャ「結婚です」

ミカサ「……」ガツガツ

ユミル「…」

クリスタ「ねぇミカサ」

サシャ「相談があるんですけど…」

ミカサ「……え?」

-夜 兵舎裏-

ユミル「…」

クリスタ「…」

サシャ「…」

ミカサ「(一難去ってまた一難)」

ミカサ「(折角、エレアニ騒動が終わったのに…)」

ユミル「それでよぉ、どうすりゃアルミンは振り向いてくれるんだよ」

ミカサ「無理だと思う」

ユミル「そう言わずに」

ミカサ「それよりユミル、貴方にはクリスタが居るでしょ?」

クリスタ「私?」

ユミル「おい、私はレズじゃねぇぞ。クリスタを嫌らしい目で見た事なんてねぇよ」

ユミル「クリスタは可愛い妹みたいなもんだ」

ユミル「で、アルミンは私の旦那って感じで」

サシャ「ユミル!欲張りはいけませんよ!」

ユミル「うるせーよ!お前はエレンとこ戻れよ!」

サシャ「もう、気が変わりました」

ユミル「チッ…この尻軽芋女がぁ…」

クリスタ「2人とも喧嘩しないで!」

クリスタ「(私もアルミンを独り占めしたいけど…)」

ミカサ「はぁ…」

ミカサ「3人とも、もう一度言うけどアルミンを振り向かせるのは無理」

クリスタ「ど、どうして!?」

ミカサ「アルミンは極度の女性恐怖症」

ミカサ「小さい頃、年上のお姉さんから襲われたかけた経験がある」

ミカサ「それも5回程。その度に私が助けたけど」


ユミル「マジかよ…許せねぇ」

ミカサ「それが原因で私以外の女性を信用出来なくなってしまった」

クリスタ「…」

サシャ「…」

ユミル「そうか…」

ミカサ「貴方達も気付いてるはず」

ミカサ「貴方達に囲まれている時のアルミン、とても怯えている」

ユミル「…」


ミカサ「私も怯えているアルミンを見るのは辛い」

ミカサ「それにアルミンだって可哀想」

サシャ「アルミンに近付くなって言いたいんですか?」

ミカサ「………………出来れば…」

クリスタ「ダメだよそんなの!!!!」

クリスタ「女性が怖いんでしょ?じゃあ克服しないと!」

ミカサ「クリスタ…」

クリスタ「今、克服しないと…これから先、ずーっと女性にビクビクしながら生きて行く事になるんだよ」

クリスタ「ミカサだってそんなアルミンは見たくないんでしょ?」

ミカサ「でも克服出来るかどうか…」

クリスタ「出来る!!絶対に克服させる!!」

サシャ「(なるほど、克服してくれれば此方としても都合がいいですね)」

サシャ「名案ですねクリスタ!私も協力しますよ!」

ユミル「(より密着しやすくなるし…よく言ったぞクリスタ)」

ユミル「そうだな、アルミンの為だもんな!」

クリスタ「(ちゃんと女の子と会話が出来るようになってからが本番だから…なんとしてでも克服してもらうよ!)」

ミカサ「(結局はアルミンとお近付きになる事が目的なのだろうけど……それでアルミンの女性恐怖症が治るのならば…)」

ミカサ「分かった。アルミンの為に全力を尽くそう」

-翌朝 朝食-

エレン「そしたらミーナに告白されてさ…」

アルミン「相変わらずだねエレン…」

ミカサ「…」

ミカサ「アルミン」

アルミン「ん?」

ミカサ「ちょっと話があるから来てほしい」

アルミン「え?」

ミカサ「来て」ガシッ

アルミン「えっ…!?わっ!?ちょっと!」ズルズル

エレン「お、おい!どこ行くんだよ!」

ユミル「」ガタッ

クリスタ「」ガタッ

サシャ「」ガタッ

アルミン「突破廊下に呼び出して…どうしたの?」

ミカサ「食事中にごめんなさい、聞きたい事があるの」

アルミン「な、何かな?」

ミカサ「アルミンは気になる女の子とかいる?」

アルミン「えっ…何?突然」

ミカサ「いるの?」

アルミン「い、いないよ!」

アルミン「ミカサ、僕が女の子が苦手な事は知ってるでしょ?」

ミカサ「ユミルとかどう思う?」

アルミン「無視しないでよ!」

ミカサ「いいから答えて」

アルミン「えぇ……ユミルは…」

ミカサ「とても面倒見がいい、結婚したらいいお嫁さんになると思う」

アルミン「え…?何を言い出すの…」

ミカサ「どう?ユミルと付き合いたいと思わない?」

アルミン「いや、本当に何を考えてるのか教えてくれない?」

ミカサ「克服するの」

アルミン「え?」

アルミン「こ、克服!?」

ミカサ「そう、アルミンの女性恐怖症を克服するの」

ミカサ「私は今まで甘やかし過ぎていた」

ミカサ「アルミンも女の子に怯えながら生活するのは辛いでしょ?」

アルミン「いやいや無理だよ!僕は女性に触られただけで熱や蕁麻疹が発症しちゃうから!」

ミカサ「そんな事は一度も無かった。アルミンも兵士になるのなら女の子ぐらい克服しなさい」

ミカサ「女の子に怯えるような臆病者が巨人と戦えるの?」

アルミン「…」

ミカサ「(ちょっと言い方がキツかったけどお願いアルミン)」

アルミン「うぅ………」

ミカサ「逃げてばかりはダメ、戦わなければ勝てない」

アルミン「僕に出来るかな…」

ミカサ「!……アルミンには根性がある!絶対に克服出来る!私も協力するから!」

アルミン「分かった…頑張ってみるよ」

ミカサ「ありがとうアルミン…!」

サシャ「(いよおおおおぉぉぉぉぉっし!!)」

ユミル「(やった!よくやったぞ!)」

クリスタ「(克服したらアルミンと……ふふっ)」

ミカサ「アルミン、先ずは私以外の女の子と慣れてみよう」

ミカサ「それでユミルとかどう?」

ユミル「」ドキドキ

アルミン「ユミルは…昔、僕を襲ったお姉さんと顔がそっくりだから苦手かな…」

ユミル「(お姉さんぶち殺したい)」

ミカサ「あ、そういえば似てるかも……って、見た目で判断しちゃダメ」

アルミン「わ、分かってるよ!でも…ユミルを見ると襲われた時の事を思い出して………………うわぁぁ…」 ガタガタ

ミカサ「!?落ち着いてアルミン!」

アルミン「それにユミルは僕の身体をベタベタ触ってくるんだよ…!」ガタガタ

ミカサ「…」

ユミル「(印象最悪ジャン…)」ガクッ

クリスタ「ユミル、元気出して…」

ミカサ「じゃあクリスタは?」

クリスタ「(来たッ!)」

アルミン「クリスタは…最近、変というか…下品なんだ…」

ミカサ「………え?」

アルミン「僕とクリスタが偶々2人になった時だけだけど…」

アルミン「例えば…馬術の訓練の時に、『馬のアソコって凄く大きいんだよ』って言いながら僕の股間をジロジロ見つめてきたり…」

アルミン「立体機動訓練の時に『アルミンは夜の立体機動は得意?』って何度も質問されたり…」

アルミン「他にも色々と…」

ミカサ「(セクハラ親父みたいな真似を)」

アルミン「誰にも言わないでね?クリスタの尊厳が無くなるから」

ミカサ「分かった…」

アルミン「もっと清純な女の子だと思ってたのに…」

ユミル「何してんのお前…」

クリスタ「ち、違うの!!男の子とは下ネタを交えながら会話をすれば仲良くなれるって本に書いてあったの!!」

サシャ「まさか他の男にも同じように…」

クリスタ「アルミンだけだよ!」

ユミル「それ合コン限定だからな?もう二度やるなよ?」

クリスタ「うん…分かった」

ミカサ「それならサシャは?」

アルミン「サシャはエレンが好きだった筈なのにね…」

ミカサ「乙女心は複雑」

アルミン「うーん…サシャは直ぐ抱き付いてくるからビックリする…」

サシャ「アルミンって抱き締めたくなりません?」ヒソヒソ

ユミル「…」コクッ

クリスタ「…」コクッ

ミカサ「では……この3人の中だと、誰と1番上手く馴染めそう?」

アルミン「……えぇ、答えづらいなぁ」

ユミル「…」ジー

クリスタ「…」ジー

サシャ「…」ジー

アルミン「うーん」









アルミン「クリスタかなぁ…」

クリスタ「(ほ…本当!!!??)」パアァ

サシャ「羨ましい…でも神様なら仕方ないですね」

ユミル「だな…」




アルミン「まぁ、クリスタは同い年だから」

アルミン「それと下品な事を言わなければ普通に話せるかも…」

クリスタ「(言わない!もう二度言わないよ! !)」

ミカサ「クリスタ……分かった」

ミカサ「じゃあ今からクリスタを連れて来る…ので、今日は2人きりで過ごしもらう」

アルミン「えっ!?!?」

ミカサ「ちょっと待ってて」ダッ

アルミン「あわわ…まだ心の準備が…」ガタガタ




ミカサ「話は聞いてたでしょ?」

クリスタ「う、うん!」

クリスタ「私が1番かぁ……嬉しいな…」

サシャ「よかったですね!」

ユミル「(天使2人の絡みが見られるし…まぁいっか)」

ミカサ「それと、分かってる?」

ミカサ「下ネタ禁止。ベタベタ触らない。物柔らかに接する」

クリスタ「厳守します」

ミカサ「では、先ずはアルミンがクリスタと上手く会話が出来るようになる事が第一段階」

ミカサ「徐々に女の子慣れしてもらいたい」

ミカサ「その後も作戦は考えてあるから、第一段階が終了したらまた話す」

ユミル「おう…何かすまねぇな」

ミカサ「気にしなくていい、貴方達が協力してくれるお陰でアルミンが恐怖症を克服出来そう」

ミカサ「さぁ行こう、クリスタ」

クリスタ「うん!」

アルミン「大丈夫だ…クリスタにはいつも絡まれてるし巨人と比べれば全然…!」ガクガク

ミカサ「連れて来た」

クリスタ「おはようアルミン!」ニコッ

アルミン「おおおおおはよう…」ガクガク

ミカサ「安心してアルミン、クリスタには注意しておいた」

クリスタ「今までごめんねアルミン…怖い思いをさせちゃって」

クリスタ「積極的に責めないとアルミンは振り向いてくれないと思って焦ってた…」

アルミン「謝らなくていいよ!もう気にしてないから!」ガクガク

ミカサ「脚が…」

アルミン「だっ、大丈夫だ!こんなのすぐに治まる!」ガクガク

クリスタ「アルミン…」

アルミン「うっ…」ドキッ

アルミン「(大丈夫だ…!クリスタは小柄で顔も可愛い…怖くない怖くない……)」ガクガク

アルミン「(今までのクリスタは全て僕を振り向かせる為の演技!)」ガクガク

アルミン「(僕が思ってた通り…良い子なんだ!清純な子なんだ!)」ガクガク

アルミン「(なのに震えが止まらない…)」ガクガク

ミカサ「(やっぱり…無理かもしれない)」

クリスタ「アルミン…やっぱり怖いの…?」

アルミン「あ………」ガクガク

ミカサ「…」



ユミル「…」

サシャ「…」



ミカサ「…アルミン、正直に言っていい」

クリスタ「…」

アルミン「うぅっ…ごめんね2人とも…」

アルミン「僕だって女の子が嫌いなワケじゃないんだ」

アルミン「仲良くなりたいって気持ちは持ってる……けど」

アルミン「実際に向かい合ってみると…怖くて震えが止まらないんだ」

クリスタ「…」

ミカサ「分かった。アルミンにはまだ早かった」

アルミン「…」

ミカサ「落ち込まないでいい。克服を強制させた私が悪かった…」

ミカサ「クリスタも付き合わせてしまって申し訳ない」

クリスタ「…」

ミカサ「(クリスタ…)」

ユミル「何だよコレ……クリスタも放心状態じゃねぇか…」

サシャ「……失敗……でしょうか?」



ミカサ「…2人とも食堂へ戻ろう。朝食の時間が終わってしまう」

アルミン「ごめんね…ごめんね…」

アルミン「僕が情けないから…」

クリスタ「…」

エレン「お前ら何してたんだよ」

アルミン「…」

ミカサ「……なんでもない」

エレン「…?」

ミカサ「(私のせいで…無理に克服させようとしたせいで…アルミンを落ち込ませてしまった……)」

ミカサ「(アルミンは優しいから、きっと断れなかったのだろう)」

ミカサ「アルミン、本当にごめんなさい…」

アルミン「ミカサ…」

ミカサ「どうか自分を責めないで欲しい。何も思い煩う必要は…」

アルミン「もう謝らないでよ」

アルミン「ミカサ達の好意に応えられない僕が悪いんだ」

アルミン「情けない幼馴染でごめんね…」

エレン「おい、お前ら絶対何かあっただろ」

エレン「理由は知らねぇけど…朝っぱらから傷の舐め合いを見せられるこっちの立場にもなってみろよ」

エレン「こっちまで悲しくなるだろ」

アルミン「ごめん…」

ミカサ「ごめんなさい…」

エレン「よし、じゃあこの話は終わり!」

エレン「最初は座学の時間だったな?朝食が済んだらさっさと講義室に行くぞ」

ミカサ「分かった…」

アルミン「…」

エレン「頼むぞアルミン!分からない事があればお前に教えてもらうからな!」

アルミン「エレン…」

エレン「お前が居ないと講義の内容が理解出来ないんだよ」

アルミン「う……うん!」

クリスタ「…」

ユミル「げ、元気出せよクリスタ!」

クリスタ「もう駄目…立ち直れない…」

クリスタ「アルミンに正面からハッキリと拒絶された…」

サシャ「違いますよ!アルミンも言ってたじゃないですか!嫌いなワケじゃないって!」

ユミル「その通りだ、アルミンも仲良くしたい気持ちは持ってるんだろ?」

サシャ「ほら!早くご飯食べないと私が食べちゃいますよ!」

クリスタ「2人ともありがとう…でも今は1人にさせて…」タッ

ユミル「あっ…」

サシャ「(え?………食べていいって事でしょうか)」

-講義室-

ガチャ

エレン「危ねぇ…遅れる所だったぜ」

ジャン「何やってんだお前ら、もう講義始まるぞ」

アルミン「あはは…食事が喉を通らなくて遅くなっちゃった…」

ミカサ「同じく」

ジャン「早く席に着けよ、教官が来るぞ」

エレン「言われなくても……ん?」

ベルトルト「じゃあ1人で行きなよ」

ライナー「いや…だって恥ずかしいから」

ベルトルト「君はそんなキャラじゃないだろ…」

ライナー「ライナー恥ずかしい…///」

ベルトルト「うわ…」

エレン「何やってんだ?デカいの2人が突っ立ってると邪魔になるぞ。早く座れよ」

ベルトルト「あ、ごめんね…ちょっとライナーが」

アルミン「どうかしたの?」

ライナー「ほら、あそこ見ろよ」

クリスタ「…」ポツーン




アルミン「…」

ミカサ「…」

ベルトルト「分かった?」

ライナー「何故、クリスタが1人なのか分からんがいいだろアルミン?」

ライナー「偶にはライナーにもクリスタの香りを…」

ミカサ「(クリスタ…さっきの件ですっかり落ち込んでしまっている)」

アルミン「…」

ミカサ「(アルミン…)」

エレン「なんでお前らも突っ立ってんだよ」



ユミル「サシャ、アルミンがクリスタの方を見てるぞ」ヒソヒソ

サシャ「アルミンがクリスタの隣に座ってくれれば助かるんですがね」ヒソヒソ



ライナー「いや本当ね、好きな子の隣に座るって勇気いりますよ。でもね、ベル君がちょ〜っと手伝ってくれるだけでね、簡単に座れるようになるわけ」

ベルトルト「(あっちの席に行くとアニと離れるから嫌なんだよね)」

エレン「なぁ…あっちに3人分空いてるから座らないか?」

アルミン「えっ!?……あっ…」

ミカサ「(どうするのアルミン!!)」

エレン「どうした?」

アルミン「僕…」モジモジ

ユミル「(早くしろよ、ライナーに取られるだろ!)」

サシャ「はぁ〜〜〜〜〜………………」

ミカサ「アルミン、早く決めなさい!」

カンカンカンカン


座学教官「うーっす」ガチャ

ミカサ「あぁ…」

アルミン「あ…」


座学教官「ん?君達、鐘が鳴ったのにどうして立っているのかね?」

座学教官「早く席に着きなさい」


エレン「ほ、ほら!早く座るぞ!」グイッ

ミカサ「はぁ……」



アルミン「待ってエレン、待って!」バッ

エレン「え?」

アルミン「ぼ…僕!あっちに座るから!ごめん!」タタタタ

エレン「え?」

ライナー「は!?ちょっと待て俺も…」

ミカサ「ライナー、私達と一緒に座ろう」ガシッ

ライナー「あ、はい」

ベルトルト「うん…ドンマイ」

クリスタ「…」ボケー

アルミン「クリスタ、隣座るよ!」ガタッ

クリスタ「うん…」

クリスタ「………………っえ!?アルミン!?」

アルミン「あ、ビックリさせちゃったかな?…」

クリスタ「ビックリするよ…どうして私の隣に座ったの?」

クリスタ「女の子が怖いんじゃなかったの?」

アルミン「い、いや…その」

アルミン「君が折角、協力してくれるのに」

アルミン「その気持ちを無下にするわけにはいかないと思って…」

クリスタ「さっき無下にしたでしょ?」

クリスタ「傷付いたなぁ…」

アルミン「うん…さっきは本当にごめん」

アルミン「でも、落ち込んでいる君を見たら…居ても立っても居られなくて」

クリスタ「……私が可哀想だから仕方なく励ましてあげようと思ったの?」

座学教官「そこ2人、私語は慎みなさい」

ユミル「チッ…この席だとあの2人が何を言ってんのか分からん」

サシャ「…」ジー

ユミル「芋女、まさか聞こえてんのか?」

サシャ「聞こえてますよ、ちょっと面倒な事になってますけど」



ライナー「(よく見るとアルミンも可愛いよな)」ジー

ミカサ「(2人共揉めてるように見える…)」ジー

エレン「…」ジー

アルミン「違うよ!落ち込んでいるって事は、その…それだけ僕の事を考えてくれているんだよね?」

アルミン「だったら、その人の想いに応えてあげたいんだ」

アルミン「ダメかな…?」

クリスタ「…」

クリスタ「(え…それって……)」ドキッ

アルミン「僕からもお願いします。今日は1日、僕と一緒に過ごしてください!」

クリスタ「(あっ、そっちかぁ…)」

座学教官「うるさいと言ってるんだ!!もう講義の邪魔になるから出て行きなさい!!!」

クリスタ「え?」

アルミン「あ…」

座学教官「オラァ!!早く出て行けぇ!!!」ドンドン!!

アルミン「わわっ…失礼しました!」スタタタッ

クリスタ「ご、ごめんなさい!」スタタタッ




ユミル「何やってんだあいつら…」

サシャ「うぅッ…アルミンも勇気を出したんでしょうね…」

ユミル「まぁでも、丁度2人になるし…上手くいけばいいんだが」

ユミル「(仲良くなれば天使丼が見られるし)」




エレン「…」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーー


アルミン「追い出されちゃったね…」

クリスタ「そうだね…」

アルミン「…」

クリスタ「…」

アルミン「それで…あの……」

クリスタ「アルミン」

アルミン「…なっ、なに?」

クリスタ「ごめんね、私も意地っ張りだったね」

アルミン「いや、そんな…」

クリスタ「ねぇ、アルミン。もう私の事怖くない?」

アルミン「えっ…怖く…………」

アルミン「……あっ!!」

クリスタ「ふふっ…いつの間にか普通に会話出来てるね!」

アルミン「本当だ…震えも止まってる」

クリスタ「もう克服出来たって事でいいのかな?」

アルミン「そうみたい…僕がクリスタを心から信用してるからかな…?」

クリスタ「じゃあ、今日一日、私と一緒に過ごす必要は無いんじゃないかなー?」

アルミン「えぇっ!?折角、仲良くなれたのに」

アルミン「もっと色んなお話がしたかったな…」

クリスタ「(かわいい…)」

クリスタ「冗談だよ!私もアルミンと色んなお話したいな」

アルミン「ほ、本当!?」

クリスタ「出来れば、今日だけじゃなくて毎日一緒に居たいなー」ジー

アルミン「僕は全然構わないよ!」

クリスタ「恋人としてだよ?」

アルミン「えっ!?…ここここ恋人…///」

クリスタ「(あれ?初めて赤くなった?)」

アルミン「こ、恋人はまだ……ちょっと//」

クリスタ「(これってもしかして脈あり!?)」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー

カンカンカンカン


座学教官「ーーーーってわけで憲兵団はクズしかいません!はい講義終わりッ!!」

サシャ「あの2人の様子は…」ガタッ

ユミル「天使丼…」ガタッ

ミカサ「私も様子を」

エレン「待て、待ってくれミカサ」ガシッ

ミカサ「エレン?どうかしたの?」

エレン「今からいつもの場所に来てくれ」

エレン「相談があるんだ」

ミカサ「?……分かった」

-兵舎裏-

ミカサ「それでエレン、相談とは?」

エレン「あぁ…………」

ミカサ「…」

エレン「その……」

ミカサ「…」

ミカサ「そんなに重い相談なの?」

エレン「…」

エレン「ミカサ、今からお前に相談するけど…」

エレン「この相談を聞いたら、お前は…取り乱すかもしれないし…俺の事を軽蔑するかもしれない」

ミカサ「何を言ってるの?」

ミカサ「何があろうと私はエレンの味方」

ミカサ「どんな相談でも受けよう。覚悟は出来ている」

エレン「そうか…分かった」

エレン「じゃあ…話すぞ…」

ミカサ「う、うん」

エレン「実は俺…」

ミカサ「」ゴクリ








エレン「アルミンの事が好きなんだ」











ミカサ「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

エレン「なんだよ…デカい声出すなよ」

ミカサ「絶対ダメ!男が男を好きになるなんて、あってはならない感情だから!!」

エレン「でも……アルミンを見てると胸が苦しくなってさ…」

エレン「アルミンが他の女と仲良くしてる光景を見ると苛々するんだよ」

ミカサ「(あぁ……エレンが私以外の女の子を好きになるなんて天地がひっくり返っても有り得ない事だから放っておいたのに……)」キリキリ

ミカサ「(まさかアルミンが敵に回るとは思わなかった…油断してた)」

ミカサ「(…って、私は何を考えてるの?アルミンは敵じゃない、親友)」

エレン「俺って情けないよな…訓練兵が色恋沙汰に浮かれるなって偉そうな事言っといて」

エレン「でももう我慢出来ないんだよ。この胸の苦しみを早く晴らしたい」

ミカサ「…」

エレン「やっぱりダメか…?」

ミカサ「…」

エレン「…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

エレン『アルミン、俺…昔からお前の事が好きだったんだ!付き合ってくれ!』

アルミン『エレン…実は僕もエレンの事が…///』

エレン『えっ……///』

アルミン『僕からもお願いします! 僕と付き合ってください!』

エレン『ア…アルミン…///』

アルミン『エレン…/////』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ミカサ「…」

ミカサ「(やっぱりアリかも)」

ミカサ「(あわよくば私も混ぜてもらいたい)」

エレン「やっぱり…ダメか?」

ミカサ「分かった。協力しよう」

エレン「えっ!?本当か!?」

ミカサ「ただし条件がある」

エレン「条件?」

ミカサ「もし、エレンとアルミンが付き合う事になっても、私を一人にしないでほしい」

エレン「何言ってんだよ、お前は家族だろ?一人にするかよ」

ミカサ「ふふっ、ありがとうエレン」

エレン「卑怯な気もするけど、アルミンは女性恐怖症だからな」

エレン「それにさ、俺とアルミンが付き合えば他の女も諦めてくれると思うんだよ」

ミカサ「エレン、アルミンは今、女性恐怖症の克服の為にクリスタ達に協力してもらっている」

エレン「はぁ!?いつの間に!?」

ミカサ「昨日の夜にクリスタ達から克服の話を持ち掛けられた」

エレン「マジかよ…じゃあもう無理じゃねぇか…」

ミカサ「?…どうして?」

エレン「だって克服したら…結局、女と付き合う事になるだろ。それが普通だし」

エレン「アルミンも頑張って克服してるなら…
それを邪魔しちゃいけねぇよ…」

エレン「それと今日の座学の時間にさ、クリスタの隣の席に駆け寄って行ってたから」

エレン「そうだ、アルミンはクリスタが好きなんだよ…クリスタだってアルミンが好きだし…もしかしたらあの2人は付き合ってるのかも…俺は男だし入り込む余地なんてないよな……アルミンの恋を応援してやらないと」ブツブツ

ミカサ「(…………こんなに悲観的になっているエレンは初めて見たかもしれない)」

ミカサ「別に克服したからといってアルミンが女の子と付き合うとは限らないでしょ?エレンにだってチャンスはある」

エレン「でもあの2人、仲良さそうだったし…略奪愛ってのはしたくねぇよ…」ブツブツ

ミカサ「それは付き合ってる場合の話。付き合ってないのなら略奪愛とは呼ばない」

エレン「アルミンに男同士で気持ち悪いなんて思われたら…」ブツブツ

ミカサ「そんな事はない…愛の形は人それぞれ。それを笑う人の方がよっぽど愚か。アルミンも頭がいいからそれぐらい分かってくれる」

エレン「男が男を好きになるなんてあってはならない感情って言ってなかったか…」ブツブツ

ミカサ「忘れて」

エレン「俺は間違った事はしてないのか?アルミンに迷惑をかけてないのか?」

ミカサ「全然。むしろ私は嬉しい」

ミカサ「大丈夫、私に任せておけばいい」

エレン「本当か!?ありがとなミカサ!大好きだ!」ギュッ

ミカサ「おっふ」

ミカサ「(よし、絶対に成功させる。クリスタ達には悪いけどエレンの為だから)」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

クリスタ「アルミン!早く次の対人格闘訓練に行かないと!」

アルミン「あはは…座学の教官に怒られて遅れちゃったね」

アルミン「僕が騒いじゃったから…本当にごめんね」

クリスタ「もう謝るのは無しにしようよ。私だって悪いんだから」

クリスタ「でも、私はアルミンと2人きりになれて嬉しかったよ」

アルミン「あ、そうなんだ…//」

クリスタ「ふふっ」

ワーワー

クリスタ「訓練始まってるね」

アルミン「だったら急いで混ざらないと」

クリスタ「そうだね、じゃあ手を繋いで行こっか!」ギュッ

アルミン「えぇッ!?どうして!?」

クリスタ「いいからいいから!」グイッ

アルミン「わっ!?」

ミカサ「…」

ライナー「あががが…!!ギブ!!ギブだミ"カ"サ"!!」ギリギリ

ミカサ「(遅い…アルミンとクリスタはいつまで叱られてるの?)」

ミカサ「(もしかしたらクリスタがアルミンを人の居ない倉庫に連れ込んで…)」

エレン「おいミカサ!ストップ!ライナーが死ぬぞ!!」

ミカサ「えっ?」パッ

ライナー「おぼふっ…」ドサッ

エレン「大丈夫か?しっかりしろライナー!」

ミカサ「あ…ご、ごめんなさい」

ライナー「ゲホッ……効いたぜ…お前のヘッドロック……」

エレン「何やってんだよお前…俺が来なかったらライナー死んでたぞ」

ミカサ「悪かった。アルミンとクリスタが訓練に来ないから心配で」

ミカサ「もしかしたら…アルミンがクリスタに襲われてるのではないかと…」

ライナー「!!??」ガバッ

エレン「かかかか考えすぎだろ」

ユミル「いいなそれ」

ミカサ「ユミル、いつの間に」




オーーーーイ!!

エレン「ん?」

ミカサ「あれは…?」

ユミル「クリスタとアルミンじゃねぇか!!なんだあれ!?手ぇ繋いでるぞ!?ヤバい!!!」

ライナー「…」

ライナー「(アルミン or クリスタ or 天使丼)」

ライナー「(アルミン = クリスタ < 天使丼)」

ライナー「うおおおおお!!!天使丼!!!!」

ミカサ「(あれが天使丼?私には理解出来ない)」

エレン「遅かったなお前ら」

クリスタ「教官のお説教が長くて遅れちゃった!」ギュッ

アルミン「クリスタ…皆がいるから手を…」

クリスタ「嫌なの?」

エレン「…」イラッ

エレン「なぁ、お前ら付き合ってんのか?」

アルミン「えぇっ!?付き合ってないよ!」ブンブン

エレン「(よっっし!!付き合ってなかった!!)」

クソッ!アルミンウラヤマシイ!
クリスタウラヤマシイナァ

ジロジロ

アルミン「(うわぁ、他の人から凄い見られてる…)」

アルミン「クリスタ…手を……」

クリスタ「…」ギュッ!!

アルミン「えっ…!痛ッ!…痛い痛い!」

クリスタ「(そんなに必死になって否定しなくてもいいジャン!)」ギュウウゥゥゥ!!

アルミン「どうしたの!?痛いってば!」

エレン「おい、クリスタ。アルミンが嫌がってるだろ?手ぇ離せよ」

クリスタ「どうして?」ギュウウウウ

エレン「アルミンが痛いって言ってるだろ?」

ライナー「お……おい…」

クリスタ「エレンには関係ないでしょ?」

エレン「アルミンは親友だ!関係大アリなんだよ!」

ライナー「これはいけない」

アルミン「うわあああああ!喧嘩しないでよ!」

アニ「何してんのエレン、早く訓練の続きをするよ」ザッザッ

クリスタ「エレンはアニと訓練してたんでしょ?早く戻りなよ。私はアルミンと組むから」ギュウウウウ

エレン「離してやれって!」ガシッ

アルミン「エレン!?」

クリスタ「触らないでよ!」バシッ!!

アニ「ちょっとアンタ、エレンに乱暴しないでよ」ギロッ

クリスタ「先に手を出してきたのはエレンだよ?」

アルミン「そうだよ…エレン、手を出しちゃダメだよ」

エレン「」ガーン

ライナー「おい本当に落ち着け!教官が来るぞ!」

ミカサ「アルミンとクリスタとの仲に嫉妬するエレン可愛い。やはりエレンは天使。つまりエレンとアルミンが結ばれる事で天使丼が成立する」

ユミル「何言ってんだ。男子からの人気No.1のクリスタと女子人気No.1のアルミンが付き合うのがベスト。これを天使丼と呼ぶのに相応しいんだよ」

ミカサ「アルミンとエレンの1位タイ。忘れないでほしい」



アルミン「クリスタ!とにかく周りの人が見てるから手を…」

クリスタ「(それが狙いだけど、そろそろいいかな?)」

クリスタ「うん、ごめんね!」パッ

エレン「……」

アニ「ほら、行くよエレン」 ガシッ

クリスタ「じゃあアルミン、私達も訓練始めよっか!」 ニコッ

アルミン「あ…そうだね」

エレン「(やっちまった……)」

>>139 ミス

ミカサ「(はっ…!?つい、議論に夢中になってしまった)」

エレン「」ズーン

アニ「何してんの、ほら続き」グイグイ

ライナー「取り敢えず落ち着いたな…教官が来なくて良かったぜ」

ミカサ「(エレンが落ち込んでいる…)」

ユミル「見ろよほら。アルミンとクリスタが一緒に訓練してるぞ。天使と天使の戯れだぞ?最高だと思わねぇか?」

ミカサ「エレン、しっかりして」

ユミル「もっと近くで見に行かねぇと」タタタ

エレン「アルミンの言う通りだよな。俺は女の子に暴力を振るうクズです。俺はいらなかったんだ。怒られて当然だよな」

ライナー「おい…どうしたんだよお前」

アニ「クズじゃないから安心しなよ」

ミカサ「(議論に夢中で見てなかった…けどアルミンはそんな酷い事言わない)」

ミカサ「エレンは、一度怒られただけで砕ける程、ちっぽけな友情だと思ってたの?」

エレン「…」

ミカサ「そうでしょ?アルミンがエレンを嫌いになるわけがない」

ミカサ「だから元気出して」

エレン「……………あぁ」

ミカサ「(この落ち込み様と被害妄想……アルミンへの想いは相当なものだろう)」

ミカサ「(なんとしてでもくっ付けてあげたい)」

アニ「(ちょっと邪魔しないでよ)」

ミカサ「あ、言い忘れていたけどアルミンには色んな女子に慣れてもらう為に他の女子に日替わりで付き添ってもらっている。今日の出番が偶々、クリスタだっただけ」

エレン「日替わりの女子とアルミンが恋仲にならなきゃいいけど」

アニ「(何の話?)」

ライナー「(凄い事を聞いた)」

ライナー「(それなら、クリスタは別にアルミンが好きじゃないけど、女子に慣れてもらう為に仕方なく付き添ってあげてるって事か?今までずーっと)」

ライナー「(クリスタは優しいからな)」

ライナー「(確証はないが事実なら俺にもチャンスあるんじゃ…)」

ライナー「(天使丼もいいが…やっぱり俺もクリスタと付き合いたいし)」

ライナー「(クリスタが失恋して落ち込んでいる所を優しく慰めて…美味しくいただく)」

ライナー「(そのためにはエレンとアルミンをくっ付ける必要がある)」

アニ「(……は?エレンってアルミンが好き?)」

アニ「(アルミンって中性的な顔立ちしてるし好きになってもおかしくないかも)」

アニ「(そうだとしたら、邪魔するしかないね)」

アニ「(エレンが失恋して落ち込んでいる所を優しく慰めて…美味しくいただく)」

アニ「(アルミンとクリスタをくっ付けないと)」

ミカサ「……………とにかく訓練を続けよう」

エレン「そうだな…」

-夕食-

アルミン「今日のスープ…味が凄く薄い」ズズッ

クリスタ「私はアルミンと一緒だと何でも美味しく感じるよ」

アルミン「クリスタは本当に良い子だね…」




エレン「羨ましい……」ジー

ミカサ「(私もこれ以上、いい雰囲気になられると困る)」ジー

ミカサ「(こうなったら直接、邪魔をしに行くしか…)」




ライナー「…」ガタッ

ユミル「この光景を生で見られる私は世界一の幸せ者だ…なめらかな金髪に綺麗な碧眼。とても麗しい。生きてて良かった」

サシャ「(アルミンはもう駄目そうですね。エレンに乗り換えましょうか)」モグモグ



ライナー「ようアルミン!」ドスン

エレン「!?」

ミカサ「!?」

ユミル「!?」

クリスタ「!?」

アルミン「ん?どうしたのライナー」

ライナー「偶には一緒に飯でもどうかと思ってな」

ライナー「(ヤバい、すぐそこにクリスタがいると緊張するな…)」

アルミン「僕は別に構わないよ!」

クリスタ「う、うん!そうだね!」ニコッ

クリスタ「(本当はアルミンと2人きりがいいけど…)」

ライナー「そうか、それなら良かった」チラッ



エレン「なんだアイツ、こっち見てるぞ」

ミカサ「?」

ライナー「(格闘訓練の時のエレンとミカサの会話とエレンとクリスタの言い争いを見る限り、エレンはアルミンに異常なまでに執着している)」

ライナー「(もしかしたらエレンはアルミンが好き?なのかもしれない)」

ライナー「(俺はなんとも思ってないぞ?アルミンは可愛いからな、うん)」

ライナー「(ここはあの2人と協力してエレンとアルミンをくっ付けてやるか)」


ライナー「……!」グッ



エレン「あのグッドサインは?」

ミカサ「まさか……」

ユミル「(何なんだあいつは!?!?天使の戯れにゴリラが混ざったら台無しじゃねぇか!?)」

ユミル「(ふざけやがって!クリスタとお近付きになりたいって魂胆が見え見えなんだよ!)」

ユミル「(あ、ライナーがアルミンにばっか話しかけてるからクリスタが輪に入れてねぇ…)」

ユミル「あの野郎…!」ガタッ



エレン「ミカサ、ユミルが立ったぞ」

ミカサ「彼女が天使丼 ゴリラの光景を黙って見てるワケがないからそう来るとは思った」ガタッ

ユミル「おい!ライ…

ミカサ「待ってユミル」ザッ

ユミル「あ?なんだよ、邪魔すんな」

ミカサ「今、怒鳴ったりしてもいいの?」

ミカサ「そんな事したら隣に居るアルミンはどうなると思う?」

ミカサ「ただ会話してるだけなのに天使丼()が見られないという理不尽でライナーを怒鳴ったりしたら」

ミカサ「アルミンから、レ○パーお姉さんと瓜二つな自己中ヒステリーそばかす女と思われる事間違い無し」

ミカサ「実は明日はアルミンとユミルが一緒にいる日なのにもっともっと気まずくなるだろう」

ユミル「…」

ミカサ「そうなりたくないなら」

ミカサ「あっちで指を咥えたりしてればいい」

ミカサ「咥えて見てろ」

ユミル「…」

ユミル「はい…」スタスタ

エレン「ミカサすげぇ…」

ライナー「(なんかユミルがこっち来てたからビビった)」

ミカサ「(邪魔者は消えた。ライナー、雰囲気ぶち壊し作戦を続けて)」グッ

ライナー「(お、おう)」グッ

エレン「でも、怒鳴ったら怒鳴ったで雰囲気壊れると思うぞ」

ミカサ「エレンは何も分かってない。ユミルとライナーが言い争っている内にクリスタがアルミンを人の居ない倉庫に連れて…」

エレン「今、夕食の時間だぞ」

ミカサ「可能性が1%でもある限り、私は全力で阻止する」

ミカサ「大丈夫、私の言う事に従っておけば心配ないから」

エレン「本当かよ…」



ライナー「ペラペラペラペラ」

アルミン「(ライナーってお喋りだなぁ)」

クリスタ「(はぁ…)」



このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年08月27日 (日) 11:14:01   ID: GuPP73f_

好きな人に全力(と思ってる)で振り向かせようとする女子って吐き気するよな
男の意思も尊重しろよ
(似たような光景を現実で見た人談)
これって本当は好きじゃなかったとか多いしさ
恋に恋する乙女(笑)全員爆ぜろ

とても面白い
やっぱ放棄?

2 :  SS好きの774さん   2023年04月17日 (月) 18:44:26   ID: S:D8T20C

このスレのミカサめちゃ好き

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