ニンフ「安価っておいしいの?」 (169)

主、初安価スレです。

物語の進行に多量の安価を使わせていただくことをご了承ください。

では、最初の安価。

誰が気になる?

1.α
2.β
3.δ

>>3

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370397830

HTML化

↑訂正

1.α
2.β
3.Δ

>>3で決まらなかったので>>5

>>3

アストレア「お腹空いた・・・喉乾いた・・・死ぬ」

初夏に差し掛かろうとしている今日このごろ。
自給自足の生活は大変厳しい。

アストレア「だめだ・・・このままでは干からびてしまう」

どうしよう?

>>9

川で魚を取ろう

アストレア「そうだ、川で魚を取ろう!」

こんな暑い時期だし涼めるし、それが一番!私って天才!

アストレア「というわけでとーぅ!」

バシャーン!

アストレア「気持ちいい〜♪お、お魚さんはっけーん!」

ザブーン!

───少し離れたテントにて───

守形「さて、食料調達でもいくか」

俺は愛用の釣竿を持って川に向かった。
いつものポジションを陣取り、いつもどおり釣りを開始する。

・・・
・・・・・
・・・・・・・クィクィ

守形「ヒット!」

ザバーン!

何が釣れた?
>>+3

守形「・・・・・・」

ハピ姉「・・・・・・」

守形「リリース」

ハピ姉「ちょ!?もがもごごごぉ・・・」

・・・とりあえず助けてやるか。

ハピ姉「はぁ・・・死ぬかと思った」

守形「今日はいつもと違うやつがかかって少し動揺してしまった、すまない」

ハピ姉「いや、あんたすごい冷静だったよ?」

守形「・・・・・・」

ハピ姉「・・・・・・」

守形「さて、俺は食料調達するからまたあとでな」

ハピ姉「逃げやがった・・・」

守形「む」

クマが現れた!
どうする?

1.闘う
2.防御
3.道具
4.逃げる

>>+2

守形「悪く思うな」ガシッ

ハピ姉「え、ちょっとぉ!?」

ぶんっ!

べしん!べちゃっ←叩き落とされた音

クマ「グォオオオオオオ!!!」

ハピ姉(あ、死んだ・・・)

ズドン!(背後から熱線)

クマ「ガハッ」ズシーン

ハピ妹「姉さんに手を出すな!」

ハピ姉「た、助かった・・・」

────────
ダダッ←守形逃走

ハピ姉・妹「おい、お前」チャキッ

ピタッ
守形「すいませんでした」

ハピ姉「今度という今度は許さないからな」

守形「ほんとすみません、お詫びに晩御飯ごちそうするので今回だけは勘弁してください」

ハピ姉「おっけぃ許そう!」

ハピ妹「軽っ!姉さんの命軽っ!」

───智樹宅───

智樹「あ〜、夏休みの宿題終わんね〜」

ニンフ「まったくだらしないわね〜」

智樹「うるさい!そういうニンフは終わったのかよ!?」

ニンフ「当然でしょ?私を誰だと思ってるの?」

智樹「ぐぬぬ、そうだった。頭"だけ"はよかったんだよな、お前」

ニンフ「なんか気に障る言い方ねぇ・・・」

智樹「そんなニンフに頼みがある!」

ニンフ「な、なに?」

智樹「俺に、どうすれば女の子と自然に混浴できるようになるか、教えてくれ!!」


ニンフがとった行動は?

>>+3

ニンフ「トモキのエッチ!」

ドゴォ!←ボディブロー

智樹「ごふっ・・・」

カンカンカン!←KOの音

ニンフ「私が・・・ってあげるわよ・・・」モジモジ

智樹「ぇ・・・」

ニンフ「だから・・・私が一緒に入ってあげるって言ってるの!」カァァァァ

ズドーン!!←智樹の何かが壊れた音

ニンフ「だから・・・ちょっと心の準備するから、先に入ってて」ムスッ

───そして風呂───

智樹「ドキドキドキドキ」

ガラッ

ニンフ「トモキ・・・」チラッ

恐る恐る振り返った俺は・・・失望した。

智樹「はぁ・・・わかってないなぁお前」

ニンフ「え・・・」

智樹「混浴っていうのはなぁああああ!裸の付き合いなんだよぉおおおお!!!」

水着なんて邪道なんだよぉおおおおおお!!

ニンフ「し、仕方ないじゃない!恥ずかしいものは恥ずかしいんだもん!」

智樹「・・・まぁでも、ありがとな。俺のためにそこまで身体を張ってくれて」

ニンフ「トモキ・・・」

智樹「さて、一緒に湯船に浸かろうか」←超爽やかな笑顔で

ニンフ「え・・・」



湯船→狭い 入る→密着状態
どうする?

1.入る
2.反逆のニンフ
3.進撃のSO・HA・RA

>>+5まで投票安価

ここまで来て弱気になっちゃダメ・・・

ニンフ「わかったわ、トモキ」チャプ

智樹「ニンフ・・・」チャプチャプ

ドキドキドキドキ
ドキドキドキドキ

智樹「・・・ニンフ、その・・・悪かったな」

ニンフ「え?」

智樹「今までガキんちょとかお子様体型とか言って散々馬鹿にしてたけど」

ニンフ「・・・・・・」カチン

智樹「こうやって密着してると・・・さ、見た目によらず結構いい身体してるよなぁって」

ニンフ「え、あ・・・うぅ〜」カァアアアアア

トモキの馬鹿、いじわる。

そんなこと言われたら私は・・・わたしは・・・ん?

トモ棒『呼んだ?』ピト

ニンフ「・・・・・・」

智樹「・・・・・・」

トモ棒『ゴゴゴゴゴゴ・・・』

ニンフ「・・・・・・」

智樹「・・・・・・」


どうする?

1.進撃のSO・HA・RA☆
2.反逆のニンフ
3.空の女王・帰還

>>+3

ニンフ「あ、あの」

ドッゴォオオオオン!!←天井が抜けた音

イカロス「ただいま戻りました、マスター」

ニンフ「けほっ、けほっ」

智樹「・・・ブチ」

ガミガミガミガミ←智樹お説教中

智樹「全く、今度は気をつけろよ」

イカロス「はい、申し訳ありません。マスター」

ニンフ(ま、惜しい気もするけど、いっか)

────────

そはら「トモちゃーん」

智樹「おう、来たか!そはら!」

そはら「うん、じゃあいこ!」

俺たちは一向に終わらない夏休みの課題をなんとかするべく、いつかぶりに守形先輩の元を尋ねることにした。

守形「何のようだ?」

智樹「また例のように夏休みの課題を手伝ってほしいんですよ」

そはら「お願いします!」

守形「ふむ、ならこれを」スッ

智樹「・・・あの」

守形「釣竿だ」

守形「タダで俺が動くと思うな、勉強を教える対価として食料を確保してもらう」

智樹&そはら「ですよね〜」

智樹「そういえばさっきから気になってたんですが」

守形「ん?」

智樹「なんであいつら(ハピ姉妹)が一緒にいるんですか?」

守形「それはかくがくしかじか」

智樹「なるほど」

智樹はすごい釣竿を使った。

クィ・・・クィ・・・クィクィ

野生のアストレアが飛び出した!

智樹の攻撃!

>>+2





眠い限界、目が冴えてるときにまた書き込みます。
安価だけお願いします

智樹「チョーーーーップ!」ビシッ

アストレア「痛っ、何するの!?」

智樹「うるさい!お前こそなんで釣れるんだよ!!」

アストレア「そこに食べ物があったから?」

智樹「食い意地きたねぇな」

アストレア「それほどでも・・・えへへ」

智樹「褒めてねぇよ!ばーか!」

アストレア「ばかっていうほうがバカだもん!ばーかばーか!

智樹「ばーかばーか!」

───繁華街───

イカロス「えっと、人参・・・玉ねぎ、ピーマン・・・」

ニンフ「あとポテチとチョコ菓子に煎餅」

イカロス「お肉・・・カレーの元」

ニンフ「あとラムネとジュースとお団子!」

イカロス「これで全部・・・」

ニンフ「あと肝心なものが抜けてるわよ、アルファー」

イカロス「なに?」


なに?
>>+3

ニンフ「愛情よ、愛情」

イカロス「愛情・・・それはどこに売ってるの?」

ニンフ「(いやいや何言ってるの?私・・・)冗談よ冗談!忘れて!」

イカロス「そう」

ニンフ「じゃあトモキ達も待ってるから飛んでいきましょ!」

イカロス「そうね」

ズドン!!←超加速音

───川───

ズババババッ!!!←衝撃波により吹き飛ばされるバカ2匹

智樹・アストレア「・・・・・・」チーン


───・・・も坊〜、とも坊〜

あ、爺ちゃん・・もうすぐそっちへ行くよ〜

私も行きます〜

あははは、うふふふふ・・・

────────帰れ。

智樹「はっ!」

イカロス「おはようございます。マスター」

智樹「なんだ夢か」

イカロス「申し訳ありません。またご迷惑をおかけしてしまって・・・」

智樹「・・・・・・」



どうする?

1.今回は許さん!マジギレ
2.俺はいつだって紳士だ、優しく諭す
3.イカロスは悪くない、悪いのはニンフ

>>+5まで投票安価

智樹「大丈夫だ」ニコッ

イカロス「ます・・・たー・・・」ポロポロ

智樹「だからさ、そんな辛そうな顔するなよ」ナデナデ

イカロス「はい・・・」

智樹「次からは気をつけてくれよ」

イカロス「はい・・・」

───・・・ジジジ

ニンフ(はぁ・・・思わず隠れちゃったけど、頭撫でてもらっちゃって羨ましい)

どうしようかな?



どうする?
1.自分も素直に謝る
2.怒られるの怖いから表に出る
3.様子を見る

>>+3

ニンフ「もう少し様子を見よう」

イカロス「あの、マスター」

智樹「なんだ?」

イカロス「愛情とは、なんでしょうか?」

智樹「・・・は?」

イカロス「買い出しのときに、ニンフが・・・愛情が抜けてるって」

智樹「むむむ・・・」

これまた難しい質問がきたなー(遠い目

智樹「それはだな・・・」

「言い出しっぺに聞くのが早くね?」

ニンフ(ぎくっ)

イカロス「ニンフ、そこにいるのはわかってる。出てきなさい」

ぶぅん!←ステルス解除

ニンフ「・・・出てきたわよ」ムスッ

智樹「お前・・・ずっとそこにいたのか?」

ニンフ「そうよ・・・悪い?」

智樹「いや、むしろよかったよ。お前がいてくれて・・・」←超真剣な眼差し

ニンフ「と、トモキ・・・?」ドキドキ

智樹「愛情ってなんなんだ?俺に教えてくれないか?」ガシッ

ニンフ「や、そんなこと言われても・・・」ウルウル


どうする?
>>+3

ニンフ「か、会長に聞いてみましょ」アセアセ

智樹「・・・・・・」

───五月田根家───

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・

智樹「・・・・・・」ダラダラ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

ニンフ「・・・・・・」ダラダラ

智樹「なぁ、ニンフ」

ニンフ「なに?トモキ」

智樹「なんか不穏なオーラが見えるんだけど・・・」ガクガク

ニンフ「奇遇ね、私もよ・・・」ブルブル

会長「あら〜、桜井くん久しぶりね〜」

ドキッ

智樹「か、会長・・・(あれ、ニンフは?)」

───・・・ジジジ

会長「今日はどんな御用事で来たのかしら〜?」

智樹「あ、あ・・・」

会長「あ・・・?」

智樹「愛情って、なんですか!」







会長「そんなことより桜井く〜ん?」チャキッ

智樹「は、はい!?」ビクッ

会長「会長、最近すご〜く不機嫌なの〜なぜだかわかるわよね〜?」パァン

智樹「な、なぜでしょう!?」ヒィィィ

会長「ん〜、除けものにされてるっていうか〜、わかるわよね〜?」チャキッ

智樹「・・・会長もよかったら勉強会来ます?」

こうして会長が仲間になった。

───川───

守形「さて、食料はこれだけあれば十分だろう」

イカロスはカレーを作ってるみたいだな

今ある食材は「あゆ、クマ、山菜」。

何を作ろうか。



何を作る?
>>+3


そろそろ寝るのでまた時間が空いたときに来ます。

守形「あゆは塩焼きにしてしまって、クマは煮込んでみるか・・・」

ふむ、山菜はどうしたもんか・・・クマと一緒に煮込んでみるか?

すき焼風もありだな・・・いや、ここはあえて闇鍋もありか?

会長「英く〜ん」

守形「美香子・・・どうしてここに?」

会長「桜井くんにお呼ばれしちゃって〜、勉強会に」

守形「そうか」クイッ

会長「どうしたの〜?英くん」

守形「いや、結局いつもどおり・・・賑やかになりそうだと思ってな」

会長「そうね〜、きっと楽しくなるわよ〜」

───調理場───

そはら「イカロスさん!」

イカロス「はい、なんでしょうか?」

そはら「私も料理、お手伝いしてもいいかしら?」

イカロス「あの、それは・・・」

そはら「任せて!」

イカロス「えっと、その・・・」オロオロ

智樹「どうした?何かあったのか?」

イカロス「あ、マスター・・・実はそはらさんが」

智樹「なに!?そはらが料理を手伝いたい・・・だと!?」

イカロス「はい」

智樹「いかん、なんとかしてあの殺人料理だけは阻止せねば・・・」

しかしどうする!?下手なこと言ったら物理的に殺されかねない!!

なんとかそはらを納得させるいい方法はないか・・・何か・・・何か!?




>>+3

智樹「そはらは川で魚でも釣っといてくれないか!?」

そはら「え、でもトモちゃん。もうみんなの分の魚は確保できてるよ?」

智樹「ぐぬぬ、これはダメか・・・」

いやしかし、ここで諦めたらみんなの命が・・・どうする!?

ニンフ「ね、ねぇソハラ?私、ちょっと買いたいものがあるの!一人じゃ選べないから手伝って!」

そはら「そっか、じゃあ手伝ってあげる!イカロスさん、ごめんね。お手伝いできなくて・・・」

イカロス「いえ、お気になさらず」

智樹(ナイスフォローだ、ニンフ!)

ニンフ(あとでご褒美よこしなさいよね)

アストレア「ともき!暇だから何かしてあそぼー!」

智樹「いいぜ!今日はトランプでもやるか!」

アストレア「とらんぷ?」

智樹「あぁ、ちょうどそこに暇そうなやつがふたり余ってるし」

ハピ姉「暇で悪かったな、脇役は所詮補欠ポジションだってことだろ」ムスッ

ハピ妹「姉さん・・・そういうこと言うのは辞めよう」アセアセ

ハピ姉「で、そのトランプっていうのはどうやって遊ぶんだ?」

アストレア「はいはいはーい!私も知りたいですー!」

智樹「まぁゲームの種類にもよるけど、今回はババ抜きをやろう。まず最初は・・・」



智樹説明中・・・

智樹「ってわけだ」

ハピ姉「ふむ、なるほど」

ハピ妹「私達はわかったけど」

アストレア「むむむ・・・」

智樹・ハピ姉妹(絶対、わかってないよな〜)

智樹「ったく、仕方ないなぁ。やりながら教えてやるよ」

アストレア「・・・ふん、ばーか」

一方その頃・・・

そはら「ところでニンフさん、買いたいものって何?」

ニンフ「えっと、新しい下着とか・・・服、とか?」

そはら「へぇ〜、そうなんだ〜。ニンフさん変わったね」ニコッ

ニンフ「そ、そう?」

そはら「うん、まるで恋する乙女みたい!」

ニンフ「えっ」

そはら「相手はトモちゃんとか?」

ニンフ「それは───」

そはら「───な〜んて冗談よ、冗談!」

ニンフ「な、なんだ・・・冗談ね、あはは」アセアセ

そはら「さて、じゃあやまむら屋に行きましょうか!とことん付き合ってあげるわよ!」

ニンフ「うん!」


今日はここまで。
安価を残したかったけど使えそうな場面がなかった。

安価楽しみにしてた人には申し訳ない。次はがんばる。

乙。
ニンフか麗ちゃんか、電子戦型は大好きだぜ。

───テント───

智樹(俺の手札は残り2枚、うち1枚がジョーカー)

アストレア(むむむ、あと1枚で揃うのに・・・どっちが正解なのかしら)

智樹(さぁ、ここはお決まりの手で行きますか)ピッ

アストレア(え、何?明らかにこれを取れって一枚だけ突き出してきた!)

智樹(くくく、ヴァカにはわかるまい。突き出してるほうはジョーカー!と見せかけて正解だという心理トリックだ)

「さぁ、勝負だ!」

ゴゴゴゴゴゴ・・・

ハピ姉妹「・・・ゴクリ」←あっけなく上がって暇な二人

どうしよう?
1.突き出されたほうを取る
2.引っ込めてるほうを取る
3.その他

>>+3

アストレア「これだ!」ズバッ

智樹「フッ、甘いな」ニヤリ

アストレア(外した!?)

智樹「もらったぁ〜〜!!」ズバッ

アストレア「くぅ・・・負けた」

智樹「フフフ、俺の実力思い知ったか!バーカバーカ!」

アストレア「うるさい!バカバカバーカ!もう一回勝負!!」

智樹「望むところだ!」

ハピ姉「まったく、賑やかだな」

ハピ妹「───さっ、姉さん。私達も楽しまなきゃ!」ニコッ

ハピ姉「あぁ、そうだな」



こうして勝負は続いた───

日和「あっ、こんにちは。ニンフさん、見月さん」チリーン・・・

ニンフ「あ、ヒヨリ」

そはら「こんにちは。日和ちゃん。今日はお買い物?」

日和「いえ、今日は下見に来たんです」

そはら「下見?」

日和「はい。今度の夏祭りにどんな浴衣を着ていこうかなって」

そはら「そっか。今ちょうどニンフさんの服も見てあげてたところだし、よかったら手伝うよ?」ニコッ

日和「いえ、そんなご迷惑をおかけするには・・・」アセアセ

そはら「いいからいいから!ほら、これなんかどう?」

日和「これは・・・ちょっと過激な」

そはら「いいから試着試着♪ニンフさんはコレとコレなんか似合うと思う!」←軽く暴走気味

ニンフ「ちょっとこれ脚が・・・」



少女試着中・・・

ニンフ「・・・どう?」

そはら「うん、すごく似合ってるよ!」

ニンフ「そうかな・・・」

そはら「トモちゃんもきっとすごく喜ぶと思う!」

ニンフ「(ビクッ)それじゃ、買っちゃおう・・・かな?」

日和「───あの、やっぱりこれは」カァァァァ

そはら「あ───うん、これはない。ごめんなさい」

日和「ほっ」



本日のお買い物:チャイナドレス、浴衣、ピンクの水玉シャツ、いちごパンツ

そはら「日和ちゃんはこのあと何か予定ある?」

日和「うーん、特にはないですよ?」

そはら「じゃあよかったら勉強会来ない?」

日和「勉強会・・・ですか?」

そはら「うん、トモちゃんもいるし!」

日和「んー・・・」チラッ

ニンフ「──────」シュン

日和(ニンフさんがさっきから難しい顔してる。)

どうしよう?



1.今日は遠慮しておく
2.直接ニンフに尋ねる
3.遠慮なく行く

>>+5まで投票安価

日和「いえ、今日は遠慮しておきます」ニコッ

そはら「そっか・・・」

日和「それじゃまた」チリーン

そはら「またね、日和ちゃん!」

ニンフ「・・・・・・」

そはら「ニンフさん、どうかしたの?」

ニンフ「え・・・あ、ううん。なんでもない!」

そはら「そう?なんかすごく難しい顔してたよ?」

ニンフ「ほんと、なんでもないから!気にしないで」アセアセ

そはら「そう、ならいいけど・・・」

ニンフ「───ごめん。ソハラ、先に戻ってて」

そはら「え、でも・・・」

ニンフ「しばらく一人になりたいの、お願い」


どうしよう、このまま戻るべき?


1.戻る
2.食い下がる
3.その他


>>+3

そはら「ニンフさん、本当にどうしたの?」

ニンフ「───いわね」

そはら「え?」

ニンフ「しつこいわね、ソハラ」ギロ

!?
ニンフさんって、こんなに怖かったっけ・・・

そはら「・・・ごめんなさい」

ニンフ「あ───こっちこそ、急に怒ってごめん・・・」

そはら「・・・・・・」

どうしよう、このまま追求するのは何かよくない気がする。



1.このまま追求する
2.戻る
3.その他


>>+2

そはら「わかった。じゃあ先に戻ってるね」

ニンフ「ありがとう、ソハラ」

そはら「・・・早く戻ってきてね」

ニンフ「──────」コクリ

───調理場───

イカロス「カレー、仕上がりました・・・」

守形「そうか、こっちもそろそろだ」

アストレア「わ〜、いい匂い」ジュルリ

智樹「意地汚いぞ、アストレア」

アストレア「最近何も食べてなかったんだもーん!」フンス

智樹「いやいや、そこ威張るところじゃねーから」

ハピ姉「私は味には厳しいぞ」

ハピ妹「私は食べられればいいや!」


タッタッタッ───


そはら「トモちゃーん」ハァ ハァ

智樹「お、そはら。ニンフはどうした?」

そはら「え、えっと・・・」

どうしよう?話したほうがいいのかな?

でも一人にしてほしいって言ってたし・・・


どうしよう?

1.話す
2.ごまかす

>>+2


今日はここまで。
選択肢安価多いけど大丈夫でしょうか?
意見等々あれば言ってください。


>>77
自分も電子線型が大好きです

そはら「ニンフさん、なんか様子がおかしくて。しばらく一人になりたいって」

智樹「ふーん、そっか」ズズーッ

そはら「そっか・・・ってそれだけ!?」

智樹「騒いでもなんにもなんねーだろ」コトッ


智樹「さて、ちょっくらトイレ行ってくるわ」

そはら「もう、トモちゃんったら!」

会長「さて、私達は準備しときましょう〜」

守形「早く帰ってこいよ、智樹」クイッ

イカロス「いってらっしゃい、マスター」

ニンフ「──────」

ニンフ「何やってるんだろう、私───」


ぐちゃぐちゃした黒い感情が私の中で渦巻いてる。

この感情は───なに?


ニンフ「戻ろう、トモキ達が待ってる」


タッタッタッ───

智樹「おーい、ニンフー!」

ニンフ「トモキ、どうしてここに?」

智樹「どうしてって、お前のことが心配で来たんだよ」

ニンフ「そうなの?」

智樹「当たり前だろ?また一人で何か抱え込んでるんじゃないかって思ってな」

ニンフ「──────」


やっぱりトモキは優しい。


智樹「言いたくないなら、それでもいい。ただ、これだけは約束しろ」


いつも私達エンジェロイドの幸せを考えてくれていて。


トモキ「勝手に俺の傍からいなくなるな、絶対だぞ」


そんなトモキが私は───


ニンフ「───そんなの、わかってるわよ」プイッ

智樹「そっか。じゃあ戻るぞ?もう飯、とっくにできてるんだからな?」

ニンフ「トモキ」

智樹「ん?」

ニンフ「ありがとね」ニコッ

こうして、俺たちの勉強会は終わりを迎えた。

智樹「全然宿題終わってねぇー!!」

そはら「なんだかんだでキャンプ楽しんだだけだもんねー」ズーン



───第1話「>>108(完)」───



第2話以降はリアル事情により少し間が空きます。タイトルは安価で。

感想・要望等もらえると幸いです。

誰もいないみたいだし安価上で

安価ありです

第2話は王様ゲームで盛り上がる内容にしたいと思います

明日の夕方あたりからスタートします

こんにちは、皆さん。桜井智樹です。

未確認生物ことエンジェロイド達が我が家にやってきて早幾年。

平穏な生活に憧れる日々を送っています・・・


ニンフ「ちょっとデルタ!それ私のポテチなんだけど!」プンプン

アストレア「別にいいじゃないですか〜。減るもんじゃないし!」

ニンフ「減るわよ!減るに決まってるじゃない!!全くどこまでバカなの!?」

会長「英くん、今日の部活はどうしましょう〜?」

守形「ふむ、そうだな。今日は───」

イカロス「あの、ご飯できました」

そはら「わぁ♪コロッケおいしそう」


平穏な・・・


アストレア「わーい、ごっはん♪ごっはん♪」

会長「イカロスちゃん、料理が上手になったわね〜」

イカロス「ありがとうございます」

そはら「このおかずもすごくおいしい!私にも作り方教えてほしいなぁ〜」

イカロス「いやあのそれは・・・」オロオロ


生活・・・


ニンフ「トモキ、食べないの?」

アストレア「もらったー!」←智樹のおかず一品消失


ブチッ

智樹「オマエらぁーーーーーー!!!!!」

智樹「ここは俺の家だぞ!なんで毎日毎日当たり前のように溶け込んでるんだぁ!?」


守形「いつから───お前の家だと錯覚していた?」

智樹「な・・ん・・だと?」

守形「家の所有者はすなわち王!智樹、お前にその資格はあるのか?」

ゴゴゴゴゴゴ・・・

智樹「───あぁ、あるさ!あるに決まってるじゃないですか!」

守形「ならばそれを証明してもらおう!この、『王様ゲーム』でな!」

会長「当然会長も参加するわよ〜。おもしろそうだから〜」

智樹「いやいやいや、俺は嫌ですよ?自分の家の所有権をかけるなんて」

会長「王様になれたら〜私たちを好きなようにできるのに〜残念ね〜」

智樹「その勝負受けて立ちましょう」カッ!

守形「それではルールを説明する!」


例:>>+2 王様+命令文 (命令内容には王様自身も対象内)
  >>+4 命令対象(1)
  >>+6 命令対象(2)(不要なときはなし)

>>+2で 智樹 3番が4番にハグ
>>+4で イカロス 3番
>>+6で ニンフ  4番

となった場合、智樹が王様となり、3番イカロスが4番ニンフにハグをする展開となります。

※尚、進行時は円滑に進めるため、筆者が不要と判断したキャラは待機状態となります。

※物語進行上必要に応じて選択肢安価も導入される可能性があります。

※王様+命令文を書いた人は命令対象を選べません。(選んだ場合は安価下)

※同じ命令は2回まで可(3回目以降は安価下)

そはら「って、この勝負私たちも参加するんですか!?」

会長「当然よ〜、人数が多いほうが楽しそうだから〜」

アストレア「なんかワクワクします!」フンス

イカロス「・・・・・・」

ニンフ「王様っておいしいの?」

会長「ついでにゲストも連れてきたわよ〜」パチン

日和「こ、こんにちわ。よろしくお願いします」チリーン

智樹「この勝負、絶対負けられん!」

守形「では諸君、合図と同時にこちらの棒を一斉に引くんだ」


「準備はいいか?いくぞ」


一同「王様だ〜れだ?」

>>116 王様+命令文 (命令内容には王様自身も対象内)
>>118 命令対象(1)
>>120 命令対象(2)(不要なときはなし)

アストレア
2番が3番の手を握って目を見つめる

智樹 2番

面白そうなので↑

智樹「(くそぅ・・・2番か)王様は誰だ!?」

アストレア「はいはいはーい!」

智樹「え?」

アストレア「先っぽ赤いのが王様なんでしょ?」

智樹「・・・・・・」

会長「確かに、アストレアちゃんの引いた棒は赤いわね〜」

守形「ふむ、赤いな」

アストレア「わーい!私が王様!お・う・さ・ま!」

智樹(うぜ〜)

会長「ねぇねぇアストレアちゃん」

アストレア「はい?」

会長「命令は何か考えてあるのかしら?」

アストレア「う〜ん・・・命令ってどうすればいいんですか?」

会長「簡単よ〜ちょっと耳貸して」ゴニョゴニョ

アストレア「ふんふん、2番が3番の手を握って目を見つめる?」

会長「というのがアストレアちゃんの命令よ〜」

智樹「会長!絶対俺の番号わかってて吹き込んだでしょう!?」

会長「それじゃ〜、3番はだ〜れ?」

ニンフ「はい」スッ

智樹「ニンフ・・・いいか?」ドキドキ

ニンフ「いいわよ、トモキ・・・」ドキドキ


ぎゅっ・・・


トモキが私の手をこんな風に握ってくるなんて・・・

智樹「・・・・・・」ジー

ニンフ「あ・・・」カァァァ

どうしよう・・・トモキが見てる。

恥ずかしくて目を合わせられない・・・

智樹(あれ、ニンフってこんなに可愛かったっけ・・・)ドキッ

ニンフ「・・・・・・」ドキドキ

智樹「・・・・・・」ドキドキ

ニンフ「あの・・・トモキ?」チラッ

智樹「どうした?」

ニンフ「もう、いいでしょ・・・?」カァァァ

智樹「あ、あぁ・・・すまん!」ササッ

会長「ドキドキだったわね〜、桜井くん?」

智樹「陰謀だ・・・これは何かの陰謀だー!!」

会長「会長、こういうのも好きよ〜修羅場ってやつ?」

智樹「え?」

そはら「トモちゃん・・・」ゴゴゴゴゴゴ

智樹「・・・・・・」ダラダラ



会長「さて、次を始めましょうか〜」

守形「そうだな。ではいくぞ」



一同「王様だ〜れだ?」

>>125 王様+命令文 (命令内容には王様自身も対象内)
>>128 命令対象(1)
>>130 命令対象(2)(不要なときはなし)

智樹 4番が2番の指を上目遣いしながら舐める

4番 アストレア

2番 イカロス

智樹「よし、キタァーーー!!」

天は我に味方せり!

さてさて、命令はどうしようかな〜?デュフ、デュフフ・・・

智樹「よし、4番が2番の指を上目遣いしながら舐めるんだ!」

そはら「ちょ、ちょっとトモちゃん!いくらなんでもそれは」

智樹「いいかそはら!王様の命令は絶対なんだ!逆らうことは許さん!!」

そはら「ぐぬぬ・・・」

会長「桜井くんも鬼畜ね〜」

智樹「勝ったものが正義なんですよ、フハハハハ!」


さぁ、4番と2番は誰だ!?

アストレア「4番・・・」

イカロス「2番、です。マスター」

智樹「さぁ、早速やってもらおうか」

イカロス「はい、マスター」スッ

アストレア「えっと・・・」

イカロス「舐めなさい、アストレア。マスターの命令、だから」

アストレア「そ、そんなことできるわけ」

イカロス「そう・・・」キュイ

ターゲットロック・・・アルテミス�スタンバイ。

アストレア「す、すみませんすみません!やります、やりますからぁ!!」


ぺろっ。


アストレア「ど、どうですか?」チラッ

智樹「駄目だ駄目だ!色気が足りない!!」

「いいか?舐めるときは両手で手を包み込んで、相手の目を見ながらおいしそうに舐めるんだ!!」

「イカロスはもっと恥じらいを持って!」

アストレア「わ、わかったわよぅ・・・」ウルウル


手を包み込んで・・・

こう───ぺろっ、はふっ・・・


アストレア「───これでどう?」

イカロス「恥ずかしいです、マスター」棒

智樹「ぐぬぬ、まぁいいだろう」ハァ

スパッ───←斬撃

智樹「え・・・」

そはら「ごめん、トモちゃん。死んで」

パカッ←智樹真っ二つ


守形「次、始めるぞ」



一同「王様だ〜れだ?」

>>136 王様+命令文 (命令内容には王様自身も対象内)
>>138 命令対象(1)
>>140 命令対象(2)(不要なときはなし)

詳しいルール>>112

そはら 3番が王様の肩を揉む

会長

そはら「あ、私だ」

ニンフ「ほっ、ソハラなら安心ね。命令、どうするの?」

そはら「そうね〜、じゃあ・・・」

「3番が王様の肩を揉む」

ニンフ「そんなのでいいの?」

そはら「うん、ちょうど肩が凝っちゃって」グリグリ

日和「3番は誰なのでしょう?」

会長「フフ・・・」ゴゴゴゴゴ

そはら(よかった・・・肩もみ程度にしてよかった・・・)アセアセ

ニンフ(命拾いしたわね・・・ソハラ)

もみもみ・・・

会長「どう?見月さん」

そはら「はい、とっても気持ちいいです〜」ボー

会長「そう、それはよかったわ〜」


智樹「先輩」

守形「なんだ、智樹」

智樹「俺には見えます。あの光景にある裏の光景が」

守形「そうか、見えてしまっているのか」

智樹「はい」


ゴゴゴゴゴゴ・・・

ミシッ・・・ミシッ・・・

会長「どう?桜井くん」

ボキッ!ゴリュ・・・グシャ。



もし俺たちが命令してたら、あぁなってたんですね・・・

あぁ、そうだな。

そはら「あぁ、気持よかった〜。会長、ありがとうございました!」

会長「いえいえ、喜んでもらえてよかったわ〜」

「さぁ、気を取り直して次に行くわよ〜」


一同「王様だ〜れだ?」

>>145 王様+命令文 (命令内容には王様自身も対象内)
>>147 命令対象(1)
>>149 命令対象(2)(不要なときはなし)

詳しいルール>>112

会長 2番は5番の歯を磨いてあげる 

5番 アストレア

2番 守形

会長「あら、次は会長が王様よ〜」

智樹「げっ」

会長「それじゃ〜早速命令するわ〜」

「2番は5番に歯磨きしなさ〜い」

アストレア「あ、5番だ・・・」

智樹「俺は3番か・・・くっ、2番は誰だ!?」

守形「俺だ」

智樹(うわぁ・・・)

会長「命令の取り消しはありかしら・・・」ゴゴゴゴゴ

※なしです


守形「では、始めるぞ」

アストレア「よ、よろしくお願いします」ペコッ

守形「ほら、口を開けろ」

アストレア「あー・・・」


ゴシゴシゴシゴシ・・・


アストレア「・・・ん!?」ビクン

く、くすぐったい。

守形「こら、口を閉じるな。ちゃんと磨けないだろう?」

アストレア「あ・・・ふぁ!?」モジモジ

なにこれ・・・気持ちいい。


ゴシゴシゴシゴシ・・・


アストレア「ん・・・ん〜〜〜!!」

守形「もう少しで終わるから我慢しろ」

アストレア「はぁ、はぁ・・・」ウルウル


ゴシゴシゴシゴシ・・・


守形「よし、終わりだ。よくがんばったな」

アストレア「ふぅー・・・ひぃー・・・」

守形「もうこんな時間か・・・」

会長「楽しいとあっという間に時間が経つものね〜」

守形「ふむ、では次で最後にしよう」


「準備はいいか?いくぞ」


一同「王様だ〜れだ?」

>>145 王様+命令文 (命令内容には王様自身も対象内)
>>147 命令対象(1)
>>149 命令対象(2)(不要なときはなし)

詳しいルール>>112

↑訂正

>>155 王様+命令文 (命令内容には王様自身も対象内)
>>157 命令対象(1)
>>159 命令対象(2)(不要なときはなし)

詳しいルール>>112

イカロス 2番と3番が王様を抱きしめる

2番 智樹

3番 ニンフ

智樹「(く・・・2番か)王様は誰だ!?」

イカロス「私のようです。マスター」

智樹「そ、そうか・・・」

ニンフ「どんな命令をするの?アルファー」

イカロス「命令・・・」

守形「そうか、お前は・・・常に命令を受ける側だったな」

イカロス「はい」コクリ

そはら「そっか。急に命令しろって言われても困りますよね」

イカロス「──────」コクコクッ

会長「じゃあ仕方ないわね〜。イカロスちゃん、耳を貸して」ゴニョゴニョ

イカロス「2番と3番が王様を抱きしめる」

智樹「会長!絶対俺の番号わかってて吹き込んだでしょう!?」

会長「それじゃ〜、3番はだ〜れ?」

ニンフ「はい」スッ

智樹(あれ、デジャブ)

ニンフ「それじゃアルファー、行くわよ」

イカロス「──────」コクリ


ぎゅっ。


智樹「こ、これは・・・」ドキドキ

ニンフ「トモキ・・・」

イカロス「マスター・・・」

ニンフ「トモキ、来て・・・」ウルウル

智樹(ど、どうすればいいんだぁー!?)

会長「ほらほら、桜井くん。ふたりを抱きしめないと終わらないわよ〜」

智樹「ぐっ、うわぁあああああああああ!!!」

ニンフ「トモキ!?」

会長「あらあら、逃げられちゃったわね〜」

そはら「トモちゃん・・・」



───こうして、よくわからないまま『王様ゲーム』は終わりを迎えた。


第二話「みんなで王様ゲーム」〜完〜


─後日談─

智樹「結局、王様ゲームって勝敗はどうやって決めるつもりだったんですか?

守形「あっ・・・」



今日はここまで。
王様ゲームについて評価をいただけたら幸いです。

第3話以降は話の構成を考えている段階のため、更新が遅くなると思います。
それでもついてきてくれる方は最後までお付き合いください。ではでは!

皆さんこんにちは。
今回は序章だけとなりますが、文章の書き方を変えてみます。

場面は智樹が王様ゲームから逃げ出した直後の場面となります。

「はぁ、はぁ・・・」

俺は必死に走り続けた。

行く当てもなくただひたすらに走り続けた。

いつの間にか様々な想い出の詰まったこの大桜の前にたどり着いていた。

───神社前の大桜───

「何やってるんだ、俺・・・相手は未確認生物だぞ。なんで意識してしまうんだぁああああ!!」

俺は頭を抱えて絶叫した。なぜか絶叫したい気分だったのだ。

「それっていけないことなの?」


ふと、背後から声が聞こえた。

振り返ると、何もない空間が歪み少女が姿を見せる。

その羽は光を乱反射し、美しい色彩を放っている。

その髪は空のように青く、瞳はどこまでも澄んでいて吸い込まれそうだ。

「ニンフ・・・」

俺は彼女を見ると、ついドキっとしてしまう。


最初はそうでもなかった。意識しはじめたのはつい最近のことだ。

「答えて。トモキ───」

彼女は真摯な面持ちで尋ねてきた。

風になびくツインテールが、寂しそうに揺れている。

「だってよ、普通じゃないだろ!?そんなの・・・」

普通じゃない。それは相手が未確認生物だからではない。

例えば、将来結婚したとしよう。子供はどうなる?

異種交配は禁忌だ。神への冒涜と言ってもいい。

また、お互い寿命が違いすぎるのだ。色々な問題がある。

それらを踏まえての普通じゃない、だ。

「───そうね。確かに普通じゃないわ」

「だったら、」

俺の言いたいことはわかるだろう?そう続けようとした俺の言葉を彼女の言葉が遮った。

「でも、だから何?好きって気持ちだけじゃダメなの?」

「それは───」

そういう考え方もあるかもしれない。

だが実際はどうだろう?

好きになって

一緒に暮らして

その先に幸せはあるのだろうか?

「悪い、ニンフ───この話はおしまいだ」

「トモキ・・・」

俺は考えても仕方がないことだと、話を打ち切ることにした。

「さ、帰るぞ」


家の方向に歩き始めた俺の後ろをニンフはとぼとぼと歩きはじめた。

後に俺は、このときにもっと真剣に考えてやればよかったと後悔することになる。

以上が序章です。

文章の書き方変えたら一気に空気変わってしまった・・・。
以前の漫画風のトークの掛け合いと使い分けたほうがいいのだろうか・・・このまま小説風を維持するのがいいのか。
意見や要望などあれば是非聞かせてください。

個人的には漫画風のほうがギャグ要素、小説のほうがシリアス要素を出しやすい気がしております。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom