・艦隊これくしょんのSSです
・暁を中心としたほのぼの系の予定
・恋愛要素あり
はじめてのSS投稿になりますが、何卒よろしくお願い致します。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443101417
暁「司令官!わたしMVPになりたいわ!」キラキラ
提督(うわーなんかめんどくさい事言い出した)
暁「今どきの"れでぃ"はMVPの一つや二つ持ってて当然なのよ?」フフン
提督「へぇーそうなんだー」イソイソテキパキ
暁「ちょっと!ちゃんと聞いてるの!?」
提督「あー聞いてる聞いてる。あ、飴玉食べるか?ほれ」
暁「もーっ!子供扱いしないでよ!そんなものではぐらかされたりしないんだから!」プンスカ!
提督「そっか、要らないのか」
暁「い…いらないなんて一言も言ってないでしょ!べつにもらってあげてもいいのよ?」チラッチラッ
提督(なんだこの可愛い生き物)
暁「んくっ…ありがと。お礼はちゃんと言えるし」コロコロ
提督「ふぅ…MVPならいつも遠征前に取ってるじゃないか」
暁「あんなの駆逐艦1隻や2隻相手じゃない!」
暁「暁はもっとこう…そう!『かんたいけっせん』で活躍したいの!」
提督「とは言ってもなぁ、暁は駆逐艦だし、夕立みたいに爆発的な夜戦火力もあるわけじゃないしなぁ」
暁「そっそれはそうだけど…」
提督「それに暁はこの間の限定海域でも(ルート固定のため)旗艦として頑張ってくれたじゃないか」
暁「あの時は暁が攻撃する前に大体片付いてたじゃない!」
暁「それに必要以上に暁のこと守ってくれてたし!」
提督(皆も必死だったんだろうなぁ)トオイメ
提督「暁よ……人に向き不向きがあるように、艦娘にも出来ることと出来ないことがあるんだよ」フッ
暁「そんな優しく諦めの目で話しかけないで!もっと真剣に考えて!」
暁「ぅう、やだやだやだー!暁もMVPになりたいーっ!一人前のレディーとしてステップアップしたいのーっ!」ジタバタ
提督(今の暁はどう見てもレディーのそれじゃないな)
提督「ふぅ、仕方ないな」ゴソゴソ
暁「ふぇ?」ゴロゴロ
提督「実はな、少し前に上層部からお前の2段階目の改装計画について報告があったんだ。」
暁「わたしに…改装計画……?」パチクリ
暁「そっ、そそそそれって本当なの!?」ガバッ
提督「本当さ。それがその手紙だ」ピラッ
暁「2段階目の改装…それって響みたいになれるってこと!?」
提督「そうだとも!しかも想定されるスペックでは火力面では響より上で索敵能力は駆逐艦の中ではトップになるらしいぞ!」
提督「ついにお前の時代が来たんだよ、暁!」
暁「これで…これで暁も活躍できるのね!」
提督「本当はもう少し後でと思っていたんだが…大切な暁の望みだ、俺も腹を括ろう」
暁「司令官…!」
提督「そうと決まれば早速練度向上に取り掛かるぞ!演習も暁が旗艦だ!忙しくなるからな、覚悟しろ!」
暁「と、当然よ!」フンス
―――そして、暁の高速レベリングが始まったのだった。
提督(仕方ない、山城の改二は中断して後回しにするか)
山城「……はっ!」
扶桑「山城…どうしたの?」
山城「いえ…何だか急に不幸な気配がして…」
扶桑「あら…本当に?どうしてかしら、空はあんなに青いのに……」
山城「よくわからないけど、不幸だわ……」
扶桑「でも山城、提督の計らいもあってもうすぐあなたも第二改装ね。楽しみだわ」←既に改二
山城「そっそうですよね、姉さま!私、改装したら姉さまと同じ艦隊で戦いたいです!」←LV78
扶桑「うふふ…そうなるといいわね」
コンコン
大淀「失礼します。山城さんに、編成の変更についてご連絡が…」
扶桑&山城「あ……」
そして数日後…
暁(改二)「これが新しいわたし…!」ピカピカ
雷「おめでとう、暁!」
電「暁ちゃん、とってもかっこいいのです!」パチパチ
響(Вер)「Хорошо(ハラショー)」
提督「まぁ正直見た目はあんまり変わってないけどな」
暁「もう!司令官ったらリテラシーが足りないわね!」
提督(デリカシーな)
暁「それに見てよ!新しい装備も持ってきたわ!」<探照灯カチッ
提督「うおっまぶしっ!こら、こんなところで点けるんじゃない」
暁「ちゃんと活用してよね!」
提督「任せておけ、それにしてもよく頑張ったな!俺も嬉しいぞー!」ワシワシギュー
暁「わぷっ、頭をなでなでしないでよ!もー!///」
提督「そんなこと言うなって、ここ数日の頑張りは俺にとってはもうMVPモノだぞ!」スリスリ
暁「ていうか恥ずかしいから!みんな見てるから!///」
雷「むぅー、暁ったらずるいわ!」
電「はわわ…」(うらやましいのです)
響「じー」
提督「さて、新しくなった暁に俺の匂いをマーキングしたところで」
響「今さらっとすごいことを言い流したね」
提督「お前たち4人に早速任務だ!」
暁「つ、ついに暁が活躍する時が来たのね!」
提督「あぁ…、まずは少数編成、つまり第六駆逐隊で鎮守府海域に出撃し、敵潜水艦を制圧するんだ!」ビシッ
暁「おぉお!……って、その任務前にもやった気が…」
提督「気のせいだ」
暁「え」
提督「気のせいだ」
暁「そ、そう…」
提督「潜水艦っていうのは体力と装甲が薄っぺらくひ弱に見えるかもしれん」
提督「しかし知っての通りその雷撃は戦艦や正規空母をも仕留めるほど強力だ」
雷「確かに潜水艦の皆は毎日のように出撃して戦艦や空母を軽々と倒してくるわね」
電「出撃する後ろ姿はまさに歴戦の勇者って感じなのです!」
響「どこの鎮守府でもあんな感じなのかな?」
提督「そして何より、駆逐艦や軽巡洋艦以外の殆どの艦は潜水艦にまともなダメージを与えられない」
提督「つまり、お前たち駆逐艦がこの周囲の潜水艦を倒さなければ皆安心して出撃できないってわけだ」
暁「暁達にしか…できない…」
提督「あぁそうだ!勲章ものだ!みんなに褒められるぞ!」
暁「勲章…ほめられる…MVP…!」
暁「司令官!わたしやるわ!」
提督「今回の旗艦はお前だ、暁!」
暁「任せなさい!改装された暁の力、見せてあげるんだから!」
提督「よし!第六駆逐隊、対潜水艦装備に換装し鎮守府海域に出撃せよ!」
暁&響&雷&電「了解(なのです)!」
提督「それとな暁、お前がドヤ顔で持っている探照灯、それ只の懐中電灯だぞ」
暁「えっ!?」
提督「工廠で間違えて持ってきたんじゃないか?」
暁「うそっ!?あ!ホントじゃない!///」カァァ
提督「出撃待っててやるから、今すぐ交換してもらいに工廠へ戻るんだ」
暁「う、うわーん!」ダッ
パタパタ…ドテッ<ふぎゃっ
提督「あ」
雷「しょーがないわねー」
電「改装しても暁ちゃんは暁ちゃんなのです♪」ニコ
響「なんだか安心するな」
―――数時間後……
扉<ガチャ
提督「おかえり。ずいぶん早いな」
暁「なによあの最初の潜水艦!電が大破させられちゃったわ!」
提督「あー…」
暁「次は負けないんだから!」
提督「修復剤勿体無いから、出撃は明日だな」
暁「そんなぁ…」ションボリ
―――次の日
暁「最初の潜水艦、今度は雷を狙ってきたわ!もう!」
提督「あー…ドンマイ」
暁「……しれいかぁん…」
提督「修復剤は使わないぞ?」
暁「うぅ…次こそ、次こそは…!」
―――さらに半日後
扉<バン!
雷「艦隊が帰投したわ!」
提督「おぉおかえり!電報で聞いてるぞ、無事勝利したらしいじゃないか!」
暁「………」
提督「どうした暁?元気が無いな」
暁「……響に…」グスッ
暁「響にMVPとられたー!」←初戦で中破
響「勝利か、いい響だな。嫌いじゃない」キラキラ
提督(暁…不憫な子!)ブワッ
―――入渠後、廊下―――
暁「うぅ…改装しても結局いいとこ無しじゃない…」ションボリ
熊野「あら、暁さん」バッタリ
暁「く、熊野さん…!」
熊野「ご機嫌よう」ペコリ
暁「ご、ごきげんよう、なのです」ペコ
熊野「そういえば改装なさったんですってね。素敵ですわ」
暁「う、うん…」
暁(でもせっかく司令官が改装してくれたのに……)
暁(司令官……)グスッ
熊野「きっと提督も鼻が高いでしょうね」
暁「…え?」
熊野「だってこんな可愛らしいレディーがお強くなったんですもの。喜ばないはずがありませんわ」ニコ
―――それにしてもよく頑張ったな!俺も嬉しいぞー!―――
―――ここ数日の頑張りは俺にとってはもうMVPモノだぞ!―――
暁「あ……!」
扉<ガチャ
提督「お、暁か。入渠ご苦労さん」
暁「ただいまなのです」
提督「ちょうど今日の分の書類は終わったから、もうあとは自由にして大丈夫だぞ」
提督「それとな、MVPの件なんだけど今度…」
暁「それはもういいわ」
提督「え?」
トテトテ…
カチャカチャ
提督「…ん?」
暁「あ、暁は秘書艦なんだから、疲れてる司令官にお茶を淹れてあげるわ!」オチャノハパッパ
提督「お、おう。サンキュー」(珍しいな、急にどうしたんだ?)
暁「………ふふっ♪」ニコニコ
提督(……機嫌は直ったみたいだな)
暁「暁の淹れたお茶はどう?司令官」←自慢気
提督「苦い」
暁「えぇ!?」ガーン
<小ネタ的なやつ―アゲ・サゲ―>
提督「今日のMVPは五十鈴、お前だ!」
五十鈴「あら、普通にあたりまえだけど。良いんじゃない?」フフン
五十鈴「何せ私は山本提督や山口提督を輩出した艦なのよ!?」
五十鈴「私が居る限り、きっとあなたも立派な提督にしてみせるわ!」
提督「ははは、頼もしいな。これからもよろしく頼むぞ」
暁「しってるわ!こーゆーレディーのことを『あげまん』って言うのよね!」
提督「暁、そんな単語一体誰から聞いたのかな?」
山城(中破)「せっかく改装したのに…不幸だわ…」←改二になった
扶桑(中破)「はぁ…防御力と速力さえあれば…」
翔鶴(中破)「もう、なんで私ばっかり…」
瑞鶴(無傷)「翔鶴姉、大丈夫?」←キラキラ剥がれず
暁「こーゆーレディーのことは『さげまん』って言うのよ!わたし知ってる!」ドヤァ
提督「暁、よしなさい」
また少し書き溜めたら投下いたします。
ありがとうございました。
暁の余計な知識は酒飲み艦娘(主に軽空母や潜水艦)に絡まれた時に吹き込まれたんだと予想
このタイトルのくだりはきっと誰もが想像しただろうなぁと思ってました
春イベでようやく熊野ドロップしたので、最近レベリング始めたらはっとしました
これから投下していきます。
暁「司令官、そういえば改装してあれ以来あまり艦隊に参加していない気がするんだけど」
提督「あー…」
暁「もっと活躍してあげてもいいのよ?」
提督「実はな暁、少し前のブランクを埋めるために、他の艦の改装もしなくちゃいけないんだ」イソガシイソガシ
提督「その代わり暁は主力として申し分のない練度になったから、次の限定海域でも出撃してもらうからな」
提督「だから他の艦の練度が上がるまで、もう少しだけ留守を預かってくれるかな?」
暁「うーん…わかったわよ、暁はわがまま言うようなお子様じゃないし」
提督「やけに素直だな」
暁「心にゆとりを持って待つことも一人前のレディーの務めなんだから!」フフン
提督「ほう、いい心掛けだ。敬意を表して間宮さんのチケットをあげよう」
暁「えっホント!?やっt……ってもう!だから子供扱いしないでって言ってるでしょ!」
提督「あはは、いつもの暁だ」
暁「むぅ~っ、……そ、それで、間宮さんのチケットは…///」
提督「第六駆逐隊の皆で行ってきな」(かわいいなぁ)
暁「でもね、改装したのはいいけれど、一つだけ不満があるわ」
提督「どうかしたのか?」
暁「響には"べーるぬい"って名前があるでしょ?」
提督「あぁ…そうだな、そういう歴史があるし」
暁「暁にもそういうのがあってもいいと思うんだけど!」
提督「何かと思えばそんなことか」
暁「そんなことじゃないわよ!大人のレディーにとって呼ばれ方は大切なんだから!」
提督「大人、ねぇ…。それで、暁だったらどんなのがいいんだ?」
暁「やっぱり大人っぽくてかっこいいのがいいと思うわ!」
暁「…そうだわ!暁って書いて"レディー"って読むのはどうかしら!」
提督「却下」
暁「えぇー」
某日、夕刻―――。
暁「司令官、報告書の記入が完了したのです」カサッ
提督「おう、見せてくれ。……ふむ…ふむ、よし、大丈夫だ」
提督「それじゃあ今日の業務は終了だな、ご苦労さん」
暁「ふぅ、本日もお疲れ様、なのです」
提督「それにしても本当に暁は字が上手になったなぁ」
暁「大人のレディーは綺麗な字が書けて当然なんだから!今じゃ雷にもまけないわ!」
提督「雷は毛筆がプロレベルだからな…」
提督「いやはや、ボールペン字講座の本買って正解だったな。漢字もこんなに書けるようになって…」しみじみ
暁「新聞だって読めるんだから!」(ま、まぁ書いてある意味はよくわからないけど)
暁「暁のおかげで司令官の業務も倍の速さよ!」エッヘン!
提督(今までは字が汚すぎて全部俺が書き直してたからやっと普通のスピードに戻ったなんて言えないな)
提督「もうすぐ夕食だな。電たちのところに行かなくていいのか?」
暁「今日は執務室のところに迎えに来るって。だからここで待ってるわ」ストン←ソファーに座る
提督「そうか。じゃあ俺も少しここに居るかな」ストン
暁「司令官?その手に持ってる紙はなーに?」
提督「これか?いやいや、ちょっと昔の思い出に浸ろうと思ってな」ニヤニヤ
暁「?……あ!それ昔暁が書いた書類じゃない!なんでそんなもの持ってるのよ!」
提督「3人が来るまで暁の成長を一緒に振り返ろうと思ってな」
暁「ちょっ、や、やめてよ!///」カァァ
――執務室・扉前――
電「暁ちゃんをお迎えに来たのですが、まだ執務中なのでしょうか?」ソローリ
響「話はよく聞こえないけれど、私達を待ってる間の談笑中ってところかな」ノゾキミ
雷「暁ったら、なんだか顔が赤いわね。せっかくだから少し見てましょう?」
提督「ほら、ここに書いてあることなんかなんて読めばいいのか…」ケラケラ
暁「う、うわぁ!///捨てるからこっちに渡して!///」
提督「まーまー落ち着けよ」ピラピラ
暁「わーたーしーなーさーいーっ!///」
提督「おっと」ゴロン
暁「ふみゅっ」ムギュ
電「はわわ…///暁ちゃんがソファーの上で司令官さんを押し倒したのです///」
雷「あっ、暁ったらずるーい!」
響「ただじゃれあってるようにしか見えないけれど」
提督「お、でもこの頃からだいぶ綺麗に書けるようになってるなー」
暁「うぅ…///暁の字なんだから私が見ても何も言えないわよ…///」
提督「頑張ったなー、えらいえらい」ナデナデ
暁「ふぁっ、だからぁ、頭をなでなでしないでってば!」プンプン
雷「…なんだかかなり密着して座ってるわね。肩なんてくっついちゃってるじゃない」
響「さすがにこれは…さっきよりも恥ずかしいな///」
電「お、お顔がとっても近いのです///ほっぺたがくっついちゃいそうなのです///」
電「このまま…き、ききキスとかしちゃったら目も当てられないのですぅ…///」
響(電は4人で一番おませさんだね)
電「もしかして2人は…その…おつきあいしてるのでしょうか?///」
響「それは…どうだろう」
響「暁は長女だけど私達の中では一番子供っぽいからね」
響「愛とか恋とかって自覚がまだないんじゃないかな」(それはまぁ、私もだけど)
電「そうなのですか?でも司令官さんは大人ですよ?」
響「司令官はただからかって遊びたいだけじゃないかな」
電「暁ちゃん…かわいそうなのです」ズーン
電「雷ちゃんはどう思いますか?」チラッ
雷「いいなーわたしも司令官に膝枕したーい」ムー
電「………」
響「さて、そろそろ行こうか」
扉<コンコン
響『響だよ。司令官、入ってもいいかな』
提督「おう、響か。入っていいぞ」
暁「あ!ちょ、その書類早くしまって!///」
扉<ガチャ
響「Здравствуйте(ズドラーストヴィチェ)」
電「し、失礼するのです」
暁「もうっ!3人ともちょっと遅かったんじゃない!?」
提督「やぁ響、電、雷。これからみんなで夕食か?」
電「は、はい…///」モジモジ
提督「?どうしたんだ?」
電「えっと…その…司令官さんと暁ちゃんが…///」
提督&暁「?」
雷「もうっ暁ばっかりずるいわ!司令官とベタベタして!」プンプン
雷「わたしも司令官に甘えさせてあげたいのに!」
提督「え?そんなことは」
暁「してないと思うけれ……ど…」
肩ミッチリ
暁「……うわぁっ///違うの!べつにこれはそんなんじゃ…///」ガバッ
暁「もうっ!司令官のバカバカ!レディーの体に気安く触るなんて!///」ポカポカ
提督「いや、俺も話に夢中で気付いてなかったし…」ポスポス
雷「ほら司令官!疲れてるでしょ?私が膝枕してあげてもいいわよ?」オヒザポンポン
響「司令官、これから食堂に行くんだ。司令官も一緒に食べないかい?」
電「あの……その……///」モジモジ
ワイワイキャーキャー
提督「なんだこの空間は……」
次はまた小ネタを少し投下します。
<あったかもしれない展開>
>>27より
暁「…そうだわ!暁って書いて"レディー"って読むのはどうかしら!」
提督「却下」
暁「えぇー」
提督「そんな名前より俺がいいのを考えてやろう」
暁「えっ!何かあるの!?」キラキラ
提督「俺は暁のことは『お前』って呼びたい」
暁「え…!?し、司令官…?」
提督「そして暁からは『あなた』って呼ばれたいな」フッ
暁「えっえぇっ…!?そ、それってつまり……///」
暁「でもでも、暁は大人でレディだけどまだ子供だし…///」
暁「っていうか、それって司令官にしか呼ばれないじゃない…ってそうじゃなくて…///」アタフタ
提督「…冗談だぞ?」
暁「はぇ!?」
提督「ていうか正直今更呼び方変えるとかめんどくさい」
暁「な…何よそれ、もーっ!」プンスカ!
提督「面白いなー暁は」ケラケラ
暁「笑わないでよ!もうもうもうもうもう!!」ブンブン
<NG集的なやつ>
>>27より
暁「…そうだわ!暁って書いて"レディー"って読むのはどうかしら!」
扉<バァン!
提督&暁「!?」
木曾「アリだな!」
照月「アリ!ですね!」
提督「いや無いだろ」
照月「一周回って…」
木曾「アリだ―――」
提督「だから無ぇって言ってんだろーが!カエレ!」
照月の高射装置触るフリしておしり揉みしだきたい
また書きます。
乙です
楽しみにしてます
>>37
ありがとうございます!
安価スレではありませんが、今後は少し安価で登場する艦娘を募りたいと思っています。
そこで疑問なのですが、例えば途中までの展開や、
安価で募集してもストーリーに支障のきたさない場面のみ軽く募集して、
元々自分が考えている展開の場所は安価を行わないっていうのは勝手が過ぎますかね?
それでも大丈夫であれば、やりたいと思っているのですが、どうでしょうか。
回答ありがとうございます。
中途半端なリクエストはやっぱり荒れるものなんですね。
この後、艦娘が大勢出てくるシチュエーションがあるので、
どの艦娘を出そうか悩んでしまいまして、それだったら募ったほうがいいのかなぁと思っていました。
しかし荒れるのはやはり私としても見てくださる方としてもよろしくないので、
今までと同じような感じで非安価で続けようと思います。
しかしながら、最初はこのスレがどれくらい見られているかわかりませんでしたが、
感想や回答していただいた方が多くて感激しました。
また投下いたしますので、よろしくお願いします。
暁「艦隊が帰ってきたんだって。ふぅ。」
提督「報告は電報で聞いているから、被弾してる艦は先に入渠するようにしてくれ」
提督「修復に長時間かかる艦は高速修復剤使って、軽い被弾は明石に任せよう」
暁「ここ最近出撃が多いわね」
提督「最近設計図が必要な改修が増えてきたしな、今月は西方海域の拡張作戦にも手を出してるんだよ」
提督「それに溜まってた特定艦での出撃任務もこなさなきゃいけないし」
提督「あとずっと放置してた中部海域の攻略も進めないと…」イソイソ
暁「まったく、激しい戦闘ばかりに駆り出されて、困っちゃうわ♪」
提督(なんで満更でもなさそうなんだろう…)
提督(でもそろそろ入渠ドックも満員だな。修復剤も1日の制限分も超えそうだし…)
提督「暁、今日の作戦はここまでにしようか。大淀に伝えてくれ」
暁「わかったわ」
提督「はー……」ズル
暁(司令官…だいぶ疲れているようね)
暁(こ、ここは秘書官の暁が労いの言葉をかけてあげるべきよね!)
暁「し、司令官!」
提督「ん?」
暁「さっ最近が、頑張っているようだから、その…」
暁「撫でて…じゃなくて、褒め…頭……っ///」
暁(ど、どうして緊張してるのよ、私!?)
暁(暁がいつも司令官にやられてることをするだけじゃない!)
暁(なのになんでこんなに恥ずかしいのよ~~っ!///)
暁「あの…えっと……!///」アタフタ
提督「………はっ!」ピコーン
ワシワシナデナデ
暁「…………」
提督「なんだ、そういうことかよ」ナデナデ
提督「撫でて欲しかったんだろ?俺には分かる、司令官だからな」ドヤァ
提督「まったく、暁も甘えん坊だなー」ナデナデ
暁「ちがーーーーーーーーーーーーーーう!!!」ウガー!
提督「あれ!?」
グゥ~…
提督「あ」
暁「あぅ///」
提督「そういえば腹減ったなぁ」
暁「もう夕方の4時じゃない。忙しかったからランチを逃してしまったわ!」
暁「お昼抜きなんてレディとしてどうかと思うわ!」
提督「まだ食堂も準備にかかった頃だもんなぁ」
提督「うーん……、あ!そうだ」
提督「久しぶりに焼き肉でも行くか」
暁「や、やきにく!?」パァァ
提督「がっつり肉を食べるのもたまにはいいだろ」
暁「えっと、暁はど、どうすればいいの!?」アタフタ
提督「暁、落ち着け。肉は逃げん」
提督(しかし、流石に全員連れていくわけにはいかないよな……)
提督(こう見えて俺は学生時代『守銭奴』『かなり財布の紐が固い男』などとと呼ばれていたからな…)
提督(この性格もあって出撃詰めでも資源の備蓄に関しては余念がないのだ)
提督(よし!)
提督「暁よ、これは秘密事項だ。焼き肉の件は響と雷と電にだけ伝えて連れて来てく―――」
扉<ガチャ
赤城「作戦会議でしょうか?」ジュルリ
加賀「ここは譲れません」ダバー
大和「あれ、どうして私執務室に来てしまったんでしょう?」
武蔵「フッ…何故か足がここに向いてしまってな。不思議なこともあるものだ」
提督「」
赤城&加賀←地獄耳
大和&武蔵←本能で吸い寄せられた
――焼肉屋前――
ワイワイガヤガヤ
漣「焼き肉キタコレ!」
提督「どうしてこうなった…」
漣「女の子の頼みには勝てなかったよ…ってか?」
提督「よくもまぁあの一瞬で艦娘全員に行き届いたもんだ」
朧「青葉さんが一部屋ずつ言いふらして回ってました」
漣「漣はイムヤちゃんのツイートで知りました!」
提督「くっ…人のプライベートも無い情報化社会…こんな世の中間違ってるッ!」
曙「自分だけ美味しい思いをするなんて100年早いのよ、クソ提督!」
提督「久々の曙ちゃんの罵声は身に沁みるなぁ」(だが悪くない)
提督「ところで鳳翔さん、急に出てきてしまいましたけど、食堂は大丈夫でしたか?」
鳳翔「はい、ちょうど準備しようという時でしたから、問題ありませんよ」ニコ
提督「それなら良かったです。今日はゆっくりしていってください」
鳳翔「ふふっ。ありがとうございます」
鳳翔「それにしても大丈夫なんですか?こんないきなり全員で押しかけて」
提督「ここの焼肉屋は馴染みで昔から世話になってるんですよ。電話したらすぐに貸し切ってもらえました」
鳳翔「席の数もそうなんですが…その、よく食べられる方もたくさん居ますので」
赤城「加賀さん、久々の焼肉ですね。私、思わず発艦してしまいそうです」ジュルジュル
加賀「ここは質も量も一級品ですからね。流石に気分が高揚します」ダバー
提督(あぁ…、こいつらか)
提督「実は、前に別々でですが赤城たちや武蔵たちと来たことがあるんですよ」
提督「一人で何家族分も食べてましたけど、翌日も普通に営業していたので問題ないと思います」
提督「あいつらもみんなで行くって伝えたら、笑って承諾してくれましたから、大丈夫でしょう」
鳳翔「まぁ、それは素晴らしいですね。今後食堂のお肉もここで取引させてもらおうかしら」
赤城「聞きましたか加賀さん!今日は遠慮しなくて大丈夫みたいですよ!」ジョバァ
加賀「やりました」ドバァ
提督「お前らは"遠慮"という精神持ち合わせていないだろうが。あといい加減よだれ拭け」
――焼肉屋・店内――
提督「おーし、じゃあ基本4~6人で一つのテーブルを囲むように!」
提督「姉妹艦が多い駆逐艦がバラバラにならないように配慮して座ってやってくれー」
艦娘一同『ハーイ!』
暁「司令官!司令官はどこに座るの?」
提督「俺か?そうだな、駆逐艦の奴らがちゃんと肉焼けるか心配だから、基本的に立ち歩くつもりだけど…」
提督「元々暁たちと来るつもりだったからな、俺はお前たちと同じ席でいいか?」
暁「と、当然よ!べ、別に司令官と同じ席で嬉しいとかじゃないんだから!」
金剛「えー!テートクぅ、ワタシ達と一緒じゃないんですカー!?」
提督「わかったわかった、後でお前たちのところにも行くから安心しろ」
金剛「ぶぅー、分かりましター。絶対来てくださいネー!」
提督「よし、みんな席についたな」
隼鷹「提督ぅ~、早く音頭とってよぉ~」
提督「既に出来上がってんじゃねぇか。ていうかやけに律儀だな…」
提督「……あー、今日はなし崩し的ではあるが、一度に皆集まることが出来た」
提督「この間の限定海域の打ち上げもできてなかったからな。ちょうどいい機会だ、ここらで一度労をねぎらってくれ」
???「こっそり来るつもりだったくせに…」ボソッ
提督「うっさい!」
\アハハハハ/
提督「みんな飲み物は持ったか?……よし、それじゃあ―――」
提督「乾杯!」
艦娘一同『かんぱーい!!』キン!
一旦休憩してまた投下します。
次から色々艦娘を出していきます。
暁?恋愛要素?まだまだ先は長そうです。
――第六駆逐隊&提督組のテーブル――
暁「さー、食べるわよー!」
電「おいしそうなのです!」
響「まずはタン塩からがいいな」
雷「焼くのは任せて!」
雷「暁、野菜も焼いてあげるからちゃんと食べなきゃ駄目よ?」
暁「わっ、わかってるわよ!私のほうがお姉さんなんだから、お姉さんみたいなこと言わないで!」
雷「竣工したのは私が先よ?」
暁「そ、そんなの関係ないでしょ!」
提督「まーまー、何初っ端から言い争ってるんだお前たちは」
提督「雷、俺が焼くからお前も食べなさい」
雷「何言ってるの!そんなんじゃ駄目よ!」
提督「え」
雷「今日はここ最近ずっと働き詰めの提督と暁がゆっくりする為に来たんだから!」
雷「2人は何もしなくていいの!」
暁「雷……」ジーン
提督「は、はぁ」
雷「もーっと私に頼っていいのよ?」
雷「はい、響。焼けたわよ」ヒョイ
響「Вкусно(フクースナ)」モグモグ
雷「電、それ今ひっくり返したばっかりだから。こっちのを食べなさい」ヒョイ
電「はわっ!あ、ありがとうなのです」
雷「牛タンはそろそろ終わりそうね。暁、次は何が食べたい?」テキパキ
暁「ぎ、牛カルビ…」モグモグ
雷「はい、司令官。あーんして♪」
提督「あ、あー///」(恥ずかしい…)
暁「ちょっ!あーんは暁の役目な気がするんだけど!」
提督「」ムグムグ
雷「おいしい?」
提督「おいしい」
雷「そう、よかった♪」
提督(あ、あ……あぁ~、ダメになるぅー)
提督(…ハッ!いかんいかん!マジでダメになりそうだった!)
提督(ていうかなんだこの雷の手際の良さは…)
提督(一般家庭に置ける焼肉奉行鍋奉行の父親レベルを遥かに超えているじゃないか)
提督「…まぁ、ここは雷が居るから大丈夫そうだな。俺は少し他の席も様子見してくるよ」スクッ
雷「えっ、もう行っちゃうの!?」
提督「他の駆逐艦も気になるし、金剛にも行くと約束したしな」
提督「大丈夫だよ、少ししたらまた戻ってくるから。今日の俺の席はここだからな」
雷「そう…わかったわ!3人のことは私に任せて!」
暁「だっ、だから暁を子供扱いしないでってば!」
提督「じゃ、ちょっと行ってくる。仲良く食べろよ?」
雷&電&響「はーい」
提督「…さて、どこから回ろうかな。まず心配なのは睦月型だよなぁ」
――睦月型の座敷――
提督「こっちの座敷は睦月型か。数が多いからちょうどいいな」
睦月「およ?提督!来てくれたのかにゃ?」ピョコ
文月「あぁ~、司令官だぁ~」ポワポワ
皐月「司令官!来てくれたんだ!」ウキウキ
三日月「お疲れ様です、司令官!」ピシッ
ワイノワイノ
提督(なんだこの小動物たちは…)キュン
如月「司令官ったら、如月に会いに来てくれたの?嬉しいわ♪」
提督「焼き方とか分かるか?気になって最初に来てみたんだ」
如月「まぁ、真っ先に来てくれたのね。司令官も好きなんだから♪」
提督「いや、まぁ何というか…」(未だに上手い返し方がわからん…これだから童貞脳は困る…)
望月「大丈夫だよー、如月が焼いてくれてるから」
提督「え、そうなのか?」
如月「基本焼くだけだし、別に難しくはないわよ♪どう、惚れちゃった?」
提督「そうだな、如月はいいお嫁さんになると思うよ」
如月「もうっ司令官ったら、如月の気持ちを知ってて言ってるの?いじわるなんだからぁ」
如月「それに長月ちゃんや菊月ちゃんも居るから問題無いわよ♪」
長月「こいつはなかなかの焼き加減だ」←自慢気
菊月「他愛もない…」
睦月「自慢の妹達なのです!えっへん!」
提督「……それで、睦月は?」
睦月「…食べてるだけにゃ」ションボリ
???「ひょいっ」
提督「!?ぅおわっ!?背中っ、冷たっ!?」
卯月「ぷっぷくぷー!大成功っぴょん!」
提督「卯月!お前背中に氷入れやがったな!」
卯月「しれいかぁん、なかなか良い反応だったっぴょん!」
提督「こんのぉ…!」
卯月「まぁまぁ、お詫びにウーロン茶でも飲むぴょん!司令官が来ると思って汲んできてあげたんだぴょん!」
提督「あ、そうなのか、悪いな…」ゴク…
提督「―――ッブフゥッ!何だこの味!?」ゲホッゲホッ
卯月「またまた大成功っぴょん!ドリンクバー名物、ミックスグラスだぴょん!」
卯月「隙を生じない二重トラップだぴょん!」
提督「お前なぁ……」
卯月「ウーロン茶の色に近付けるのに苦労したっぴょん!」
卯月「本当は長月に飲ませようかと思ってたけど結果オーライだぴょん!」
長月「!?」
卯月「それにしても、ドリンクバーのジュースを渡されて疑いもしないなんて、司令官もまだまだだぴょん!」
提督「ぐ……反論できないのがまた悔しい…」
弥生「卯月…司令官にイタズラばかりしちゃ駄目…」
提督「弥生。二人共飲み物を汲んできてたのか」
弥生「はい…」
提督「弥生も遠慮せずにちゃんと食べろよ?」
弥生「大丈夫…です。みんな平等に分けてくれますから……」
提督「そうか…」
弥生「…………」ソワソワ
提督(あ、何となくだけど、これは楽しそうな時の顔だ)
提督「…楽しそうで何よりだ」
弥生「!……はい…!」ニコ
提督「じゃあ俺は行くから、みんなちゃんと食うんだぞ」
睦月型『はーい!』
提督「睦月型は子供っぽいからあいつらだけで心配だったけど、普通に大丈夫そうだな」
提督「次はどこの様子を見るかな…」
――白露型のテーブル――
提督「こっちは白露型か」
白露「一番先に、牛カルビ投入!」ジュー
提督「ここはまぁ普通に大丈夫そうだな」
時雨「やぁ、提督」
海風「お疲れ様です、提督」
涼風「ちわっす!提督ぅ!」
提督「白露型も結構な大所帯になってきたなー」
江風「やっぱ姉妹が多いと賑やかでいいねぇ」
提督「海風と江風はうちに来て日が浅いけどどうだ、不便はないか?」
江風「江風は最初から大勢の姉貴達が出迎えてくれたからね、何も不便はないさ」
海風「海風も神通さんや駆逐艦のみんなとも仲良くやっています。鎮守府もとてもいい雰囲気で過ごしやすいです」
提督「それは良かった」(神通とは苦労話が絶えなさそうだな…)
提督「何か不都合があったら教えてくれ。出来るだけ力になるからな」
海風「ありがとうございます。……ふふっ、提督はやさしいですね♪」
村雨「提督、てーいーとーくっ」クイックイッ
提督「ん、どうした村雨?」
村雨「村雨の、ちょっといい肉、食べてみる?」
提督「村雨がせっかく焼いたんだ。自分で食べなよ」
村雨「えー、提督に食べてほしいのよー」
夕立「てーとくさん食べないの?じゃあ夕立がいただくっぽい!」パクッ
村雨「あ!ちょっとこら!」
村雨「自分の焼いた肉があるんだから、それを食べなさいよ!」
夕立「ここにあるお肉は全て夕立の標的っぽい?」
村雨「そのジャイアニズムやめなさい!」
春雨「ね、姉さんたち、落ち着いて…、あうぅ…」アワアワ
江風「いいねいいねー!盛り上がってきたよ!」ウキウキ
白露「一番先に、特ロース投入!」ジュー
五月雨「あれっ!?焼いておいたお肉が消えてる!な、なんでー!?」ガーン
提督「……意外に白露型が一番無法地帯だな」
提督「時雨、海風、お前たちが頼りだ。こいつらを頼んだぞ」
時雨「……善処するよ」ハァー
海風「ね、姉さん達……」
――長門型・大和型組のテーブル――
提督「ここは…長門型と大和型か」
長門「おや、提督ではないか」
陸奥「はぁい提督。来てくれて嬉しいわ♪」
提督「やはりというか、初っ端から肉の量が尋常じゃないな…」
提督「まぁせっかくの焼き肉だ。しっかり食ってくれ」
長門「そうだな、食える時に食っておかねばな」ガツガツ
大和「ここのお肉、やっぱり美味しいですね♪」マクマク
提督「しかし、ウチの大戦艦4隻が同じテーブルを囲むとは珍しい光景だな」
陸奥「いつも別々の艦隊や遠征だものね」
長門「大和たちとは仲間とはいえ競い合うべきライバルだからな、食でも負けるつもりはないさ」
大和「ふふっ、いいですね。受けて立ちます!」
長門「いい度胸だ。さぁ、お次は豚トロのファイヤー祭りと行こうではないか!」ゴォォ
陸奥「まぁ長門ったら。そんなに火遊びすると爆発しちゃうわよ?」
提督「今艤装ついてない状態だよね!?」
提督「以外なのが、陸奥はともかく武蔵は結構スローペースなんだな」
武蔵「私はじっくり味わう派だからな。大和と同じくらいは食うがな」
提督「そうか。時間はまだまだあるけど、食べ足りないことがないようにな」
武蔵「ふっ、わかっているさ」
提督「まぁそれはいいんだが……なんでお前がここに居るんだ?」
清霜「むぁ、ひふぇいふぁん!おふぃんあいあふ!(あ、司令官!ゴチになります!)」モギュモギュ
提督(リスみたいだ…)
提督「食ってから喋りなさい。いやまぁ、何処で食っててもいいんだけどさ、ちょっと飛ばし過ぎじゃないか?」
清霜「んぐっ、ぷはぁっ!だって戦艦の人たちと同じくらい食べなきゃ戦艦になれないんだもん!」
提督「だからっていきなり大和たちと同じ量は無理があるだろ」
清霜「どうせなら最上級を目指すんだー!」フフン
提督(無謀すぎる……)
提督「……武蔵、済まないが清霜の面倒を見といてくれないか?無理しそうだったら止めて欲しい」
武蔵「あぁ、この武蔵がついている。心配するな」
提督「悪いな、頼むよ」
提督「清霜、残したらお仕置きだからな?」ジー
清霜「むぐっ!?ふぁ、ふぁい……」シュン
提督「……まぁ、今日は堅いこと言いっこ無しだったな。清霜には期待してるから、いっぱい食べな」ヨシヨシ
清霜「……!うんっ!///」ニパァ
提督「じゃあまたな」
清霜「司令官ー!またねー!」ブンブン
――球磨型のテーブル――
球磨「う゛ぉーっ!焼け焼け!どんどん焼くクマぁ!!」ジュージュー
多摩「お肉は好きだけど火は苦手だにゃ」
大井「北上さん♪焼けましたよ、はい、あーん♪」
北上「自分で食べられるから大丈夫だよ大井っちー」モグモグ
提督「……ここはいつも通りだな」
木曾「提督か、さっきからずっと回っているのか。殊勝なことだが、お前もちゃんと食えよ?」
提督「……木曾よ」
木曾「?どうした?」
提督「艦隊ではキャラが立ってるお前が、ここでは霞んで見えるよ…」
木曾「こっこいつらのキャラが異様に立ちすぎなんだよ!」
球磨「クゥ~マ~、クマ、クマ♪」モグモグ
提督「球磨は季節が過ぎる度に動物に近づいていくな」
球磨「あ、木曾その肉もう食べれるクマ。あと姉ちゃんをこいつ呼ばわりはよくないクマ」
木曾「いきなり素に戻るのやめろォ!」
提督「……ブレないなぁ」
清霜が可愛すぎて色々とやばい
また書きます。
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