高峯のあ「新生にゃん・にゃん・にゃんを結成するわ」 (30)

のあ「アナスタシアはラブライカ、みくはアスタリスクの仕事が最近多すぎる……」

のあ「……頭に来たから浮気するわ」


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のあ「とはいえ、私に仲間を勧誘するほどのコミュニケーション能力はあるのか……甚だ疑問」

のあ「誘いやすいのは、やはり同じCo属性……加えて、普段からひとりでいることが多い人間……」

のあ「この条件に合致するアイドルを探しましょう」

30分後


のあ「ハッピーバースデー……新たなにゃん・にゃん・にゃんの誕生よ」

雪美「………」

乃々「………え、え、なんですかこれ」

のあ「心配は無用よ……貴方達の猫耳は、すでに用意済み」

乃々「いえ、そういうことじゃなくて……いきなり机の下から引っ張り出されて、チームを組めと言われても困るんですけど……」

雪美「私も……猫耳……必要ない」

乃々「や、やっぱり雪美ちゃんも困りますよね」

雪美「もう持ってる……マイネコミミ」ドヤ

乃々「と思ったらすごくやる気だったんですけど……」

のあ「流石はゆきにゃん……猫を飼っているだけあるわ」

のあ「さあ、あなたもののにゃん……あるいはねこくぼになるのよ」

乃々「むーりぃー……」

乃々「無理やり猫耳つけられたんですけど……」

雪美「……かわいいから……大丈夫」

のあ「よく似合っているわ……」

雪美「……にゃあ」

乃々「………?」

雪美「……にゃあ」

乃々「あの……ひょっとして、あたしにもやれってことですか」

雪美「にゃあ」コクン

のあ「にゃあ」

乃々「そ、そんなこと言われても困るんですけど……」

雪美「にゃん」

のあ「にゃん」

雪美「にゃん」

のあ「にゃん」

乃々「な、なんでもりくぼの周りをぐるぐる回っているんですか? 怖いんですけど……逃げ場ないんですけど」

乃々「あうぅ……わかりましたよ」

乃々「……にゃ、にゃん」

乃々「これでいいですか」


のあ「ポーズもとって」

乃々「むーりぃー……」

雪美「……かわいい……にゃん」←子猫のポーズ

のあ「これが終わったら……親睦を深めるために少し遊びましょう」

のあ「………」スッ

雪美「………」スッ

乃々「………」スッ

のあ「………」スッ

雪美「………」スッ

乃々「………」スッ


乃々「(と、トランプってこんなに無言でやるものでしたっけ……?)」

乃々「(キノコさんやまゆさんとやった時は、もう少しにぎやかだったような……)」

のあ「どうしたの、乃々……貴方の番よ」

乃々「は、はいっ」

乃々「(ふ、ふたりとも表情が変わらなさすぎて、まったく持ち札が読めないんですけど……)」

雪美「ペロ……おいで」

ペロ「ニャー」

のあ「お腹が空いているようね」

雪美「……ペロの言葉……わかるの?」

のあ「理解ではなく、感じるものよ……」

雪美「……なるほど……」

ペロ「ゴロゴロ」


乃々「……もりくぼは、猫の気持ちはわかりません」

のあ「………」

のあ「ペロ……乃々に突撃」

ペロ「ニャー」シュバッ

乃々「ひゃんっ!? ちょ、くすぐったい……」

ペロ「ニャーニャー」

のあ「まずはスキンシップから」

雪美「……ペロが私以外の言うことを聞いてる……のあにゃん、すごい」

雪美「優しく撫でてあげて……そうしたら、喜ぶ」

乃々「こ、こうですか……?」ナデナデ

ペロ「ニャー」

乃々「えっと……これは喜んでるんですか」

のあ「喜んでいるわ」

雪美「……うん」

乃々「そ、そうですか……喜んでいるんですか」

のあ「まんざらでもなさそうね」

乃々「まあ……猫は、かわいいと思いますけど」

ガチャ


みく「あれ、なんだか珍しい組み合わせだにゃ」

アーニャ「ミーラャ。ペロ、かわいいです」

のあ「みく、アナスタシア……今日はここに来る予定はなかったはず」

みく「最近のあチャンとあんまり話せてなかったから、一緒にご飯食べに行こうって流れになったにゃ。ね、アーニャチャン?」

アーニャ「ダー。みんなでおしゃべり、楽しいです」

のあ「………」

のあ「……わかった、行きましょうか」

乃々「(のあさん、ちょっと笑ってる?)」

みく「乃々チャンと雪美チャンもどうかにゃ?」

雪美「……行く」

乃々「あ、あたしは別に」

みく「遠慮しなくていいにゃ。ひとりだけ置いていくのもなんかアレだし」

乃々「……じゃ、じゃあ……お供しますけど」

みく「ところで、3人で何してたの?」

のあ「彼女達は、にゃん・にゃん・にゃんの新メンバー……」

みく「んにゃっ!? 勝手にメンバー増やしちゃったの!?」

アーニャ「にゃん・にゃん・にゃん・にゃん・にゃんですね」

みく「長すぎにゃ!」

雪美「……ダメ?」

みく「べ、べつにダメってわけじゃないけど……まあいいにゃ。猫チャン好きは多くても困らないにゃ」

乃々「(あたしもべつに無理してメンバーになりたいわけじゃないんですけど……)」

ペロ「ニャーニャー」

乃々「……よ、よしよし」

ペロ「ニャフー」

乃々「(でも……猫は、好きかも)」

のあ「遅くならないうちに出かけましょう」

アーニャ「ユキミ……どこか行きたいお店、ありますか」

雪美「……ん」

雪美「回るお寿司屋さん……」

みく「にゃっ!?」

のあ「小さな子の願いは叶えてあげるべきね……」

乃々「もりくぼ、お寿司はけっこう好きです……」

みく「に、逃げ道塞がれたにゃあ!」

みく「こ、こうなったら玉子とかから揚げとかで乗り切るしか……」

その後 回転寿司店にて


雪美「これ……あげる……」マグロ

みく「え、えっと……」

雪美「……いらないの?」ショボン

みく「う……うにゃあああ!!」

みく「取ってくれてありがとうにゃ! ありがたくいただくにゃ!」

乃々「(みくさん……ちょっとかっこいい、かも)」

アーニャ「もぐもぐ」

のあ「もぐもぐ」



おしまい

終わりです。お付き合いいただきありがとうございました

なんでもりくぼが選ばれたのか→たまたまのあさんの近くにいたから
森久保雪美のあさんだと三点リーダが多すぎますね

みくにゃん出した瞬間文章が書きやすくなったのでみくにゃんは神

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