仮面ライダー鎧武とがっこうぐらし!のクロスオーバーです。
※鎧武はドライブ&鎧武のムービー大戦終了後です。
がっこうぐらし!はアニメ(最新話まで)しか見てないのでキャラがおかしかったりしてたらすいません。
週1ぐらいに更新します。
駄文注意。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442597271
~沢芽市・呉島邸~
光実「兄さんまた出掛けてくるの?」
貴虎「あぁちょっと野暮用でな」
光実「それって最近、出没するクラックの事だよね?」
貴虎「あぁそうだ。そのクラックの調査に行く所だったんだ」
光実「そう…あまり無理しないでね兄さん」
貴虎「わかってるさ光実。もしもの事があったら…光実お前が頼む」
光実「うん…気をつけて兄さん」
~裏路地~
研究員「主任こちらです!」
貴虎「ここか…何だこのクラックから出てくるゾンビ?みたいな奴らは?」
研究員「わかりません!どうやらここ最近インベスのようにクラックを通して出てくる怪物のようです」
研究員「生憎、インベス程の強さではない為、今は我々の部隊でもどうにかなっていますが…原因を立たないとこの先またオーバーロードやメガヘクスのような驚異になるかもしれません」
貴虎「なるほど…異世界からこっちに来ているのか…なら」
メロンエナジー!
貴虎「変身」
ロックオン!ソーダァ!メロンエナジーアームズ!♪~
斬月真「私が今からクラックの奥に行ってくる!お前の部隊はクラックから出てくるゾンビ共の始末を任せた!」
研究員「主任!?向こうはヘルヘイムとは全く異なる異世界ですよ!?まだ何も調査を行っていないのに…危険すぎます!」
斬月真「問題ない。今までその危険を乗り越えて我々は戦ってきたはずだ」
斬月真「…人類の驚異となる敵は…今度こそ一人残らず私が排除する」
ソニックアローでゾンビを一人一人撃ち抜きながらどこか儚げに話す貴虎。
研究員「ええ、わかりました。ここは私達にお任せを!主任!」
斬月真「あぁすまない、任せた」
貴虎(もう誰も死なせやしない。)
貴虎(葛葉が守ったこの世界を…今度こそ俺が守り通して見せる!)
………
……
…
~ 巡ヶ丘市~
斬月真「ここか…ゾンビがクラックを通してこちらに来る異世界か…見た感じは沢芽市と同じ町並みに見えるが」
斬月真「人の気配が全くないな…ここには本当に人が住んでいたのか…?」
ゾンビ「ァアアアァ…」
斬月真「今はそんな事を考えてる場合ではないか!ハァっ!!」
ソニックアローでゾンビの群れを切り裂いていく。
が
斬月真「数が多すぎる…だったらここからは一気に決めさせて貰おう!」
ゲネシスドライバーのコアからロックシードを外し
ソニックアローに装着する。
ロックオン!
そのまま弓を引いてソニックアローを空に向けて矢を放つ。
貴虎「ハァァァッ!」
メロンエナジー!
空に放って撃ったソニックボレーはメロン型に変わり
破裂して無数の矢となりゾンビの大群に大量に降りかかる。
斬月真「どうやら道が空いたようだな」
周りを囲んでたゾンビの群れが全滅した事を確認して
ドライバーに付いたロックシードを閉じて変身を解除した。
貴虎「しかしこいつらは何故クラックを通してこちらに世界に来るんだ?」
貴虎「まあいい慎重に調べていこう。まずはあの学校から探索していくか」
………
……
…
~巡ヶ丘学院学校~
ゾンビの群れ「ゥアアアア…」
貴虎「ここの学校もゾンビ達で占領されているな…ハァッ!」
拾った鉄パイプで器用に立ち回る貴虎。
一匹一匹、急所を狙って倒していくが…
貴虎「数が相変わらず多いな…変身…」
メロンエナジー!
ロックオン!ソーダァ!メロンエナジーアームズ!
斬月真「さて…さっさと片づけるか」
前から押し寄せるゾンビの群れを片っ端から切り裂いていく。
斬月真「数が少なくなってきたな」
斬月真「終わりだ」
ソーダァ!メロンエナジースカッシュ!
斬月真「ハァッ!!」
ソニックアローにエネルギーが溜まり
前にゾンビの群に向かって一斬りすると
メロンの断面みたいな斬撃がゾンビの群を跡形もなく切り裂いた。
斬月真「よしここのゾンビは全滅したか」
再びロックシードを閉じて変身解除して
入り口に向かって走り、校舎内に向かっていく。
~巡ヶ丘学院学校・校舎内~
貴虎「なんとかガラスを潜って入ってはこれたが…」
貴虎「やけにバリケードが多いな…この先に生存者が隠れているとでも言うのか」
貴虎「大凡あのゾンビから身を守る為にバリケードを作ったという事か」
机で作られたバリケードを越えて階段をのぼり真っ直ぐ進んでいく。
貴虎「あれは…あの教室から光が見える」
光が見える方向に向かい教室の前まで来てみる。
そして意を決してドアを開けてみると…
りー先輩「あらあら、まぁこんな所にお客さんとは珍しいわね」
くるみ「おっ!?アンタよくここまで来れたな!鉄パイプだけであいつらと戦ってきたとかすげえな!」
みーくん「え…今度は男の人ですか?(よく見たらすごいイケメンだなぁ…)」
ゆき「うわ~!もしかして新しい先生!?先生名前なんて言うの?」
四人の女の子がそこにいた。
一人はおっとり系の子でもう一人はツインテールの子で
後は元気なピンク色の髪の女の子とショートカットの大人びた女の子だった。
貴虎「いや…私はここの顧問に来た訳ではない」
貴虎「私の名は呉島貴虎だ。この現象について追ってきた。」
くるみ「アタシは恵飛須沢胡桃!よろしくな貴虎!」
悠里「若狭悠里って言います。この学園生活の部長やってます」
美紀「直樹美紀です。よろしくお願いします…(貴虎さんって言うんだ…かっこいいなぁ…)」
ゆき「へっへ~ん私は丈槍由紀って言うんだよ!よろしくねタカタカ!」
貴虎「…タカタカ?」
ゆき「そうそう!貴虎だからタカタカ!」
貴虎「」
美紀「ゆき先輩!初対面の人に向かって失礼ですよ!」
悠里「すいません貴虎さん…」
貴虎「あぁべつに構わない(あだ名とか思えば初めて付けられたな…)」
ゆき「ほ、ほらめぐねえ!めぐねえ!あの人、タカタカって言うんだって!え何また無視されたの?めぐねえ…いやいや大丈夫だって!」
くるみ「めぐねえは影薄いからなー貴虎も気付かなかったんだろ」
ゆき「そうそうめぐねえはちょっと影が薄いだけだから…ってめぐねえ泣かないで!」
美紀「二人とも影薄い薄いって…ちゃんとめぐねえに謝らないと駄目ですよ。くるみ先輩とゆき先輩」
ゆき「は~い(;_;)めぐねえごみん…」
くるみ「はいはい…ごみーん」グデー
貴虎「…あの子は一体何をしている…?」
貴虎「さっきから誰もいない方向に向かって誰に話し掛けているんだ?」
悠里「めぐねえって言うのは私達の教師の事です…貴虎さんよかったらちょっと廊下までよろしいでしょうか?」
貴虎「?…あぁわかった」
~廊下~
悠里「めぐねえは…もうこの世にはいないんです」
貴虎「この世にはいない?どういう事だ?」
悠里「はい…実は…(以下略」
貴虎「そういう事か…それであの子は…」
悠里「ええ…なのでゆきちゃんには黙っていてくれませんか?」
貴虎「あぁそれは構わない。君たちは本当に辛い想いをしてきたんだな…」
悠里「えぇ…だけどあの時めぐねえがいなかったら私達はきっと今頃あいつらに殺されていました」
悠里「めぐねえが守ってくれたから…私達は一生懸命生きようと思ったんです」
貴虎「救ってみせる」
悠里「え?」
貴虎「君のことも…いやこの世界の事も絶対に救ってみせる」
貴虎(昔の私だったらこんな事は絶対に言わなかった…全く誰に感化されたんだがな)
貴虎(理由のない悪意などいくらでも転がっている…昔の私ならこう言っていただろうな)
貴虎(私も変わったものだな)
貴虎(今は私の手でこの世界の理不屈な仕打ちを正したいとさえ思えてきた)
悠里「いくらここまで来れた貴虎さんでもそれは無理ですよ…」貴虎「無理などではない」
悠里「え?」
貴虎「下の校庭のゾンビ共何で全滅してるかわかるか?」
貴虎「あれは全て私が排除した」
悠里「全滅してるなんてそんな嘘つかないでください…最近また増えてきたんですから…ってえぇっ!?」
悠里が窓を覗いて下みてみると思わず驚愕した。
悠里「嘘…嘘…鉄パイプしか持ってない貴虎さんがこんな事どうやって…!?」
貴虎「それはこいつの力だ」
メロンエナジーロックシードとゲネシスドライバーを悠里に見せる
悠里「それは一体?」
貴虎「メロンエナジーロックシード…それとこれはゲネシスドライバー」
貴虎「わがユグドラシルが人類を救済する為…に作られたアーマードライダーシステムだ」
悠里「ユグドラシル…?アーマードライダーシステム…?そんなの聞いた事ないわ!」
貴虎「なら直接、見せた方が早いな…変身」
貴虎(丁度やり損ねた一匹が下にいるようだしな…)
メロンエナジー!
開錠をすると音声が鳴り、貴虎の頭上にクラックが開いて閉じた状態のメロン型のアーマーが浮かんでいる。
悠里「へっ…メロン?えちょっとまって!メロン!?メロンが貴虎さんの上に浮いてるわ!!」
ロックオン!ソーダァ!…
開錠したロックシードをドライバーに装着しレバー捻ると
貴虎の頭上にあったアームズが頭から装着される。
悠里「えっ…メロンっ!?メロッメロン!?」
貴虎「斬月だ!!」
メロンエナジーアームズ!♪~
貴虎が言い返すと被ってたメロン型のアーマーが周囲に展開し
鎧になって右手にソニックアローが召還される…
こうして仮面ライダー斬月・真へと生まれ変わるのだ!
斬月真「…丁度取り損ねた一匹が下にいる…ちゃんと見ていろ」
ソニックアローを下の校庭にいるゾンビに向かって照準を合わせるとピコピコと待機音声が鳴る。
そして矢を構える。
斬月真「ふんっ!」
矢を放つと下にいたゾンビにヒットし
ゾンビが一瞬にして肉の欠片になる。
悠里「すごい…この距離から正確に当てるなんて」
斬月真「これで信用してもらえたか?」
ロックシードを閉じて変身解除する。
悠里「えぇ…貴虎さんの事はだいたい理解できたわ」
貴虎「あぁ物わかりが早くて助かる…それとなんだが」
悠里「?」
貴虎「信じてもらえないかもしれないが、私はこの世界の人間ではない」
悠里「いいえ、私は信じるわ貴虎さん」
悠里「だってこんな漫画みたいなベルトと錠前この世界じゃ作れる訳ないじゃない」
悠里「まぁ…このパンデミックも映画みたいな物だけども」
貴虎「呑み込みが早くて助かる。それと恐らくこのパンデミックも私の方の世界の者が仕掛けた可能性がある」
悠里「どういう事ですか?」
貴虎「クラックと呼ばれるジッパー状の扉からゾンビ共がここから私達の世界にやってきた。」
貴虎「私も同様にこのクラックを辿ってこの世界にやってきた」
貴虎「クラックは本来、こちらの世界で発生していた扉なんだが…」
貴虎「そのクラックがこちら側の世界から発生している」
貴虎(ヘルヘイムの件は葛葉が解決した)
貴虎(なら何者かがクラックの力を悪用し、このようなパンデミックを作り上げたとしたら…)
貴虎(クラックを自在に操る…まさか…いやそんなはずはないか)
貴虎(あれは私の手で…私の手で…)
悠里「クラックというのは世界を繋ぐ扉という事ですよね?」
貴虎「そういう事だ。」ゆき「もぉー!りーさんいつまでタカタカと浮気してんのぉ~?むぅ~」
悠里「ちょっと由紀ちゃん!?浮気なんてそんな///」
ゆき「りーさんばかりタカタカと絡んでずるいよぉ!私なんてまだ挨拶しかしてないのにぃ~」
くるみ「そういえばそうだったな…ふっふーん…悠里さてはずっと貴虎のこと狙ってたな?」
くるみ「貴虎って顔はイケメンだし鉄パイプ一本でここまで来るほどの強さだし…」
くるみ「この高スペックなら間違いないな!」
悠里「~///んもうっ!二人とも人をからかうんじゃありませんっ!///」
美紀「二人とも…やりすぎるとりー先輩怒っちゃいますよ」
貴虎「ふふっ…」
美紀「どうしたんですか?貴虎さん」
貴虎「いや君たちはやはり女子高生なんだなっと思ってな」
美紀「そうですね…先輩方はまだまだ子供なので…きゃっ!」
後ろから美紀を羽交い締めする。
胡桃「誰が子供だって…?なぁ美紀?」
美紀「だって子供じゃないですか…」
ゆき「うー!そういうこと言っちゃうみーくんはこーしてやるっ!!こちょこちょこちょこちょ…」
美紀「ちょちょっと由紀先輩っ!?アッハハハwww脇はやめてくださいwwww」
悠里「あら~そういえばもう食料が切れかけてるわね…」
貴虎「その食料というのはどこからか調達できるのか?」
悠里「えぇ、今までは下の購買かショッピングモールで調達してたんですけど」
貴虎「なら私一人で行ってこよう。ショッピングモール辺りなら大量に手に入りそうだな」
胡桃「いや貴虎…アンタ強いんだろうけど…外にはとんでもない数の奴らがいるんだぞ?」
貴虎「?あれなら来るときに全て私が片づけておいたぞ?」
胡桃「アンタ由紀みたいに幻覚見てるのか?…そんな事あるわけ…」悠里「いえ本当よ胡桃ちゃん」
胡桃「はっはーん…もしかして二人して私をはめようとしてるんだな!」
胡桃「生憎そんな手には乗らない…ってえええええええええ!!」
美紀「え…嘘…」
由紀「わー…何か皆いっぱい倒れてるね」
貴虎「という訳だ。私は行ってくる」
胡桃「」プルプル
悠里「こんな事まで…すいません貴虎さん」
貴虎「いや私が勝手にやっている事だ。気にしないでくれ」
胡桃「ちょぉっと待った!!」ガシ
貴虎「何だ?恵飛須沢胡桃?」
胡桃「私も貴虎と一緒に行く!」
貴虎「そうか…ならば付いてくるといい」
胡桃「なぁ悠里…」
悠里「何かしら胡桃?」
胡桃「貴虎ってほんとに人間?」
悠里「ふふっ…ついて行けばきっとわかるわ」
貴虎「何をしている?行かないなら先に行っているぞ?」
胡桃「わかった!今行く!!行くから!」
とりあえず投下終了です
このSSまとめへのコメント
続きを作って下さい。