メイド「ご主人様~朝ッスよ…」主人「zzz」(382)

メイド「もう7時ッスよ…」

主人(7時?なんだまだそんな時間か…10時くらいまでは寝てたい…zzz)

メイド「早く起きないと仕事………」

メイド「じゃないッスね…そうッスね…」

メイド「はぁ…」クルッ

スタスタ

主人(諦めたか)

ギシギシ

主人(?)チラッ

メイド「死のう…」ギシッ

主人「おいッいきなり首吊るかよフツー!!!」

メイド「あ、おはようッスご主人……か、くっ、息が…」ジタバタ

主人「この鬱メイドが…!」

メイド「ふぅ…もうすぐで死ぬところだったッス、助けるならもっと早く…」

主人「てめーで死のうとしたんだろうが!このアホ欝メイド!」

メイド「むっ…『アホ』とはなんッスかご主人様、さすがに酷いッス」

主人「どー考えてもアホだろーが」

メイド「そんなことないッスよね」

主人「少なくとも普通じゃねぇよ?」

メイド「普通の反対はアホじゃないッス、異常ッス」

主人「うん…?違うな、それだと『通常』の反対になっちまうぞ…普通の反対は『希少』だ」

メイド「つまりレアなメイドってことッスか?」

主人「いやそういう話じゃねぇよ」

主人「それで?レアでアホなお前はこんな早く早く俺を起こしてどうするつもりだよ?」

メイド「違うッスよ…ホントはこの時間に起こすつもりじゃなかったッス」

メイド「でもついうっかりしてて…忘れてたんッス」

主人「なにを?」

メイド「ご主人様が…仕事を辞めてたこと…」

主人「辞めた理由は?」

メイド「…えーとぉ…それはッスね……」

主人「てめーが職場で俺の邪魔しまくったからだろ!!??」

メイド「はいぃそうッス!!!ごめんなさいッス!!!」

メイド「そう…あれは五ヶ月前のことッス」

メイド「当時お世話になっていた館を追い出された可哀想なウチは、宛もなく街をさまよっていたッス…」

メイド「そのうち所持金もつきかけて、もうダメだと思ったけど、しかし神様はウチを見捨てていなかったッス」

主人『ほら、これ食うか?』

メイド「そう言ってパンの欠片を差し出してくれたッス!!ウチはそのとき『ああ一生この人に従おう』と心に誓ったッスよ!」

主人「だからさー…俺はあのとき野良猫にパンをあげようとしてたんだよ、それをいきなりてめーが割り込んできて横取りしたんだろうが」

メイド「ご主人様…あの野良猫は胃が弱っていたッス。きっとパンなんて食べたら消化できなくてとても可哀想なことになっていたッス。だからウチが代わりに食べてあげたんッスよ」

主人「横取りを正当化しようとするんじゃねぇ」

メイド「そうしてウチはご主人様のお家に、メイドとしてお世話になることになったッス」

メイド「まぁ言っても、広いお屋敷でも何でもないから 本当にただの家事手伝いさんって感じッスけどね」

主人「別にいらねぇんだぞメイドなんて」

メイド「…なんてことを言うッスか…!そんなの、こっちだってやめてやるッスよ!?」

主人「それが許されない理由がある」

メイド「…そうッスね。そうなんッスよ」

メイド「ご主人様はそこそこいい企業に勤めていたので、ウチを雇う上でもそこそこのお金を払ってくれることを約束したッス」

メイド「ウチはとても恵まれてると感じたッス…!」

主人「あーそうだな、で?」

メイド「4ヶ月前…つまりここのメイドになって1ヶ月後、ご主人様が会社にお弁当を忘れていったので届けに行ったッス」

主人「そこでお前はなにしたんだっけ?」

メイド「…ご主人様のPCにお茶をこぼしてしまったッス」

主人「…で?」

メイド「慌ててぞうきんで拭こうとしたら、どこかのキーを押してしまったッス」

主人「そ・れ・で!?」

メイド「……」

メイド「……」フイッ

主人「目を逸らすんじゃねぇ!!大事な契約が吹っ飛んだんだよ!!!」

メイド「わっわざとじゃないッスよ!!!」

主人「あーそうだな!確かにお前があのキーを押してしまったのは故意じゃなかっただろう!!」

主人「だけど弁当持ってくるためだけに無許可で会社に入り込んで!!」

主人「オフィスの他の社員にお手製のおはぎ配ってそのおはぎが原因でみんな腹壊して!!」

主人「あげく大事な契約を台無しにしちまったんだからそりゃーフォローのしようがねぇよ!!」

メイド「いっ言ったッスよ!受付のお姉さんに『ご主人様のメイドです』って!」

主人「彼女は俺がメイドを雇ってるって知らなかったからな!電話で『そういう趣味を会社に持ち込むのは…』って怒られちまったよ!」

主人「しかもお前、せっかく受付嬢が門前払いせずに俺に電話で確認取ってくれてたのに、その間にこっそり忍び込んだらしいじゃねぇか!!」

メイド「だって目の前でエレベーターが閉まりそうになってたら飛び込むのが普通じゃないッスか?」

主人「理由になってねぇよ!」

主人「毒入りおはぎ事件はどう言い訳するつもりだ?あぁ?」

メイド「毒なんて入れてないッス!!」

主人「じゃーなんでみんな腹壊しちまったんだよ」

メイド「そんなこと言われても…普通に作ったはずッスよ?」

主人「ホントかよ…」

メイド「あっ」

主人「ん?」

メイド「そういえばアレはウチがおやつに食べようと思って、持ってく3日前に作ったもので…ラップだけして部屋に置いといたんッス」

主人「まさか常温放置か!?」

メイド「だってお部屋に冷蔵庫なんてないじゃないッスか~」アハハ

主人「笑い事じゃねぇよ!」

主人「最後に得意先との契約を台無しにした件だ…」

メイド「意義アリ!それだけは100%ウチのせいとは言いきれないと思うッス」

主人「まぁ確かにお茶を零したのはわざとじゃないんだろうが」

メイド「いやそこじゃなくって」

メイド「ボタンひとつでダメになっちゃう契約なんて、そんなものに頼るご主人様が悪いんじゃないッスか~?」

主人「ぐっこいつ反省するどころか俺を責める気かッ…!」

メイド「とにかくご主人様はクビになってしまったッス」

主人「そうだ!大事なのはそこだ!社長もすごく困った顔してたが、お前がその場からさっさと逃げたせいで理由を説明できないのがまずかった!!」

メイド「逃げてないッス!ぞうきんを絞りに行ったんッス」

主人「だぁまれぇ!!」

主人「とにかく俺はクビになった。お前は俺の生活を台無しにした!!この責任は取ってもらわなきゃならん」

メイド「……でー…」

メイド「これッスね…」ピラッ

主人「そうだ…その紙はもう何度も読んでるだろうが」

主人『1、お前は俺の言うことを必ず聞かなければならない』

主人『2、お前は俺のメイドとしてタダ働きをしなければならない』

主人『3、お前は俺の再就職を全力でサポートしなければならない』

主人「と、とても大事な三つの約束が記されている!!破いたり燃やしたりしても無駄だぞ!コピー何枚も用意してあるからな!」

メイド「くぅ…つらいッス」

メイド「なんか、改めてこの紙見てたら気持ち悪くなってきたッス…」

メイド「もうこんな状況で生きていられないッス…手首切ろ」チキチキ

主人「おい待てカッターしまえーッ!」

メイド「どうせウチはアホでレアな欝メイドッスよ~…」

主人「あーっもうめんどくせーコイツ!!!」

主人「ぜぇ、ぜぇ…」

メイド「ま、まさかカッターの刃をポキンポキン折って阻止するとは思わなかったッス」

主人「お前を死なせるわけにはいかねーだろ!」

メイド「えっ…」キュン

主人「キュンじゃねーよボケ!!さっきの紙もっぺん読み直せや!!」

メイド「あ、そーッスね…ウチはご主人様を全力でサポートしていかなきゃいけないんッスよね…」

メイド「一切の賃金もなく…奴隷のように…」ドヨン

主人「目が死んで…」

メイド「あー練炭どこにしまったッスかね~…」ゴソゴソ

主人「やめろ!やめろ!!」

主人「まぁ死ぬまでこき使うつもりはねーよ…とりあえず俺の生活が安定するまで、だ」

主人「貯金はあるが、一生暮らせるほどってわけじゃねぇしな。お前の分も減ってくなら尚更だ」

メイド「…じゃあどうしてッスか」

主人「?」

メイド「どーしてこの4ヶ月ほとんど職探しをしてないんッスか!?」

主人「ケケケ、 しばらくはノージョブライフを楽しむんだよ! 一生は暮らしていけなくともしばらくは暮らしていける貯金があんだから」

メイド「ウチをこき使ってッスか!?」

主人「あたりめーだろ!俺はてめーのこと恨んでるんだぜ!」

メイド「う、うら…恨んでるなんて…ひどいッス~」

主人「だけどお前だってなぁ…賃金なしとはいえど俺の金で買った飯食って俺の貸した部屋で寝て生活してんだぞ、文句言うな」

メイド「文句じゃないッス…職探しはなるべく急いだほうがいいッス!絶対ッスよ!」

主人「分かってる…明日か明後日くらいから頑張るよ」

メイド「なんでそんな危機感ないんッスか!?」

主人「…怖いんだよ」

メイド「…何が怖いんッスか?」

主人「就職した直後にまたお前がぶち壊しそうでだよ!」

メイド「何スかそれ!ただの逆ギレッスよ!」

主人「十分な理由になるほどの事をやってのけたわお前は!」

メイド「ぐ……ぐぅ…」

主人「ったく…行ってくる」

メイド「ど、どこにッスか…」

主人「パチンコ」

メイド「あ…うぅ…」

バダン!!

メイド「ご主人…さま…」

シーン・・・

メイド「ごめんなさい…」クスン

メイド「…」

シーン・・・

メイド「ウチ、ダメダメッスね…弱気になっちゃダメダメッス!」

メイド「ご主人様がいつ帰っても良いように、今から何か作っておくッス!」

パカッ

メイド「…卵と小麦粉と牛乳しか無いッス」

メイド「うーん…パンを作るにしてもバターが足りない…そうだ、牛乳から作れば良いッス!」

つ米印カロリー控えめな低脂肪乳

メイド「そういえばウチが低脂肪ってゴネたの忘れてたッス…」

メイド「カロリー控えめには勝てないッス!しょうがないッス!」

ガサガサ

メイド「流しの下とかに何か食材置いてなかったッスかね…あ、トマトジュース!」

主人「ったく…まだ8時前だぞ…パチンコ屋なんて開いてるかっての…」

店員「ッシャーセー」

主人(まああのバカメイドが、パチンコ屋の営業時間を知る訳ないから出る口実に出来てるんだが)

店員「556円ッスー」

主人「…」ピクッ


メイド『ご主人様!今日はカキが安かったからカキ弁当ッスよ!』

メイド『ご主人様!ベットの下にあった雑誌の束、捨てておいたッスよ!』

主人「ああっ…本当にロクな事をしねえ…」ガリガリ

店員「ファッ」ビクッ

主人「あぁ…何でもない。これで」つ1111円

店員「1111円オアッシャー・・・555円ノッシッ・・・アザシター」

主人「…戻るか」

カチャッ

主人「開いてる…」

<ゲホッゲホッ…

主人「!!?」

ドタドタ

主人「どうしたんだ!」

メイド「ゲホッ…ウエッ…」

主人「なっ…血!?何したんだよ!」


メイド『…死のう…』


主人「まさかっ…」ゾクッ

メイド「ご主人様…ウエッ…ごめんなさいッス…」

主人「何をしたんだ!まさか本当に死のうと…!」

メイド「違うッス…そこにあったトマトジュース…ゲホッ…腐ってたッス…」

主人「…バッカ野郎!!」

本日の投稿ココマデ


こんなノリで進める。

もしかして別の人?でも期待

主人「ふぅ…ごっそさん」

メイド「お粗末様ッス」

主人「突然打ち粉とめんつゆを買ってきたと思えば自家製うどんとはな…」

メイド「薄力粉だからコシはいまいちッスけど、本気で作ったッス!」

主人「ドジさえしなきゃ確かにメイドなんだよな…それもちゃんとした」

メイド「う…最初の一文が痛いッス…」

主人「確かだろう?で、今何時だ?」

メイド「夕方の5時ッス…」

主人「俺を何時間待たせたと思ってるんだ!」

メイド「仕方ないッス!一からうどんを作るのは大変なんスよ!」

主人「確かに粉まみれのタブレット端末が物語ってるよ!」

メイド「わかってるなら大丈夫じゃないッスか!」

主人「俺は今、朝食を採った訳で、もう夕食の家もある時間なんだよ!」

メイド「律儀にちゃんと待ってくれたご主人様に感謝ッス…」

主人「そこじゃねぇだろ!あーもぅ、お前の抜け方は尋常じゃないっての」

メイド「あ、やっぱり髪の毛抜けてたッスか…今日ちゃんと手入れしてなくて…」

主人「髪の毛は打ち粉だらけだ!それと抜けてるのはお前の脳細胞だ!」

メイド「脳細胞は抜けないッスよ、ツルツルになるッス!脳は抜けないけどハゲるだけッス!」

主人「誰がハゲだ!俺はまだフッサフサだ!」

メイド「ご主人様をハゲとは言ってないッスよ!」

主人「ぐっ…」

メイド「ご主人様もご主人様ッスよ、本当に。そんな自堕落生活じゃ彼女も出来ないッスからね」

主人「なっ…!」

メイド「ウチだってちゃんと家計簿つけてるッス、この数字わかるッスか!?」パラパラ

主人「…んー?」

メイド「見えないフリしても駄目ッス!前の仕事を考えればわかるハズッス!」

主人「お前が潰したがな」

メイド「言わないで欲しいッス…今はそうじゃなくて、この数字ッス!」

主人「25万の後は0がいっぱいだな」

メイド「これで半月以下って…本当に高給だったってショック受けたッス…」

主人「前の職場は?」

メイド「手取りで10万くらいッス…」

主人「おーブラック」

メイド「それでも衣食住がついてたからほとんど困らなかったッス」

主人「それならまあまあかもな。改めてマジのメイドだったんだなと思ったよ」

メイド「ちゃんとしたお仕事でやってたッスから。体面上は家政婦って味気ないッスけど」

主人「まあ間違ってないな」

メイド「そんなウチの事より支出を見るッス!」ズビシッ

主人「ん?別に問題ないと思うが」

メイド「毎月15万くらいの赤字ッス。しかも少しずつだけど赤字が拡大してるッス!」

主人「そうだな」

メイド「なんで収入のあった月の支出だけ大きいんスか!」

主人「てめーが来たからに決まってんだろ!!」

メイド「ウチと支出は無関係ッス!」

主人「大ありだトンチキ!日用品やら食器やらを揃えて、下着まで買ったんだぞ!?」

メイド「そ、そんな事もあったッスね…」

主人「それに一番はコレだ!」パラパラパラ…ビシッ!


領収証  上様
¥193,752-
但し 作業着代として上記正に~


主人「こ れ は な ん だ ?」

メイド「ウチの…メイド服代ッス…」

主人「それも3着だ!」

メイド「メイドって言ったらメイド服ッスから…」

主人「なんで6万もするんだよ!」

メイド「女の子の服代はバカにならないッスよ!」

主人「知らねえよ!」

メイド「ちょっとかわいい服を見つけたら10万するのが普通ッス!」

主人「てめーの手が届く範囲で考えろ!」

メイド「だから6万くらいで手を」

主人「3着買ったらお前の給料2ヶ月分だ!」

メイド「そうッスね、なんか結婚指輪みたいッス…」ポッ

主人「なにが給料3ヶ月分だ!だいたい3着も必要ないだろ!」

メイド「なんでも必要ッス!自分用、保存用、布教用ッス!」

主人「メイド服に布教もクソもねぇよ!」

メイド「冗談ッス!っていうか最初にちゃんと説明したッス!」

主人「メイド服はきちんときれいでなくてはいけないから3着をローテーションして着る…だったか?」

メイド「そうッス!連続して着ると汚れちゃうッス!だからエプロンは特に毎日変えなきゃいけないッス!」

主人「ならエプロンだけで良かっただろ!」

メイド「良くないッス!汗とかかくから夏場はエプロン以外も毎日変えるッス!」

主人「そうやって光熱費が増えたから少しずつ支出が増えたんだ!」

メイド「うぅ…」

主人「それに、毎回何かしらぶっ壊してくれるしな!この時も…」パラパラパラ

ハラリ…

主人「ん…?」

領収書 メイド様
¥9,504-
但し 御品代として~
リアニメイト 秋葉原店

主人「なんだこれ」

メイド「あっ…」

主人「日付はちょっと前だな…」

メイド「それは、秋桜シリーズの新作が出たから…」

主人「…」

ドタドタ

メイド「あー待つッスー!」

主人「…」

パカッ

メイド「…女子たるもの乙女ゲームのひとつやふたつ…」

主人「これは誰の金で買ったんだ?」

メイド「じ…自分の貯金から…」

主人「…正直に申せ」ギロッ

メイド「…ご主人様のお金ッス」

主人「うむ。ボッシュートだ」

メイド「それは勘弁して欲しいッス~!正直に答えたから許して欲しいッス!」

主人「なってない部下をしつけるのも上の役目だ!」

メイド「ごめんなさいッスー!今度からちゃんと言うッスから!」

主人「そういう問題じゃねぇ!」

本日の投稿ココマデ


>>19
全く違います。
ですが>>1の書き方やキャラクターを尊重して書いています。

ノリと勢いだけなのでのんびり更新の予定ッス

主人「問題が起きた」

メイド「突然何スか」

主人「近所の噂になってる」

メイド「どんな噂ッスか?」

主人「どうやら俺はお前に無理矢理その服を着させ、日常的にそうさせているらしい」

メイド「心外ッスな、日常的に許されるなら24時間365日こうしてるッスよ」

主人「許してなくてもやってるだろ!」

メイド「当然ッス!メイド服を着てメイドの仕事に従事する今は天職ッス!」

主人「だとしても買い物の時くらい着替えろ!」

メイド「嫌ッス!ウチはご主人様が血の涙を流しながら買ってくれた今の服が大好きッス!」

主人「お、おう…」

メイド「給料こそ無いッスけど、ご主人様を一番に考えてるッス!それは間違いないッス!」

主人「メイド…」

メイド「今はニートでも、ご主人様ならきっと成り上がるッス!魔王にだってなれるッス!」

主人「変な声のペンギンに言われるほど落ちぶれてねぇよ」

メイド「何スか!この1/1ペンギンくんに文句あるッスか!」

主人「そうじゃねぇ!それもいくらしたか聞きたい所だが、お前に用があるんだよ!」

メイド「ウチに用事って…まさか身体…!」

主人「気でも触れたか」

メイド「…自分でもスベったと思うッス。で、メイド服が何スか?」

主人「せめて外では着るな」

メイド「嫌ッス」

主人「なにゆえ」

メイド「もう身体の一部ッス」キリッ

主人「うわぁ…」

メイド「引かれたッス!結構勇気いるセリフだったのに!」

主人「ただのコスプレ趣味…」

メイド「ちゃんとした仕事着ッスー!」

本日の投稿ココマデ


メイドの持つペンギン人形はフンボルトペンギンです。

プリニーじゃねえのかよ!!

メイド「ペン太ああ!」

主人「どうした!?」

メイド「ウチのペン太くんがぁ…」

主人「…その機械はどうした」

メイド「ウチのペンギン愛に神様からのプレゼントされたッス!」

主人「して、真実は」

メイド「通販ッス」

主人「またそうやって人の金を!」

メイド「でも繋ぐのめちゃくちゃ大変だったッスよ、よくわかんないコードしか無かったッスから」

主人「ああ、昔は三色コードだったな…」

メイド「ヌッフッフ、ウチのペンギン愛に不可能は無いッス、大人の事情なんて飛び出せッス!」

主人「だいたいなんで大人の事情を考えるんだよ…」

メイド「絶対引くからに決まってるッスから…」

主人「いや、大人の事情ってそういう意味じゃないからな?」

メイド「じゃあ何スか、このペンギンが結婚して子供まで作ってリア充の極みを尽くしたとか言っても大丈夫ッスか!?」

主人「大丈夫だ、問題ない…と思う」

メイド「突然の来客、誰だろうと思って出てみるとそこには黒いスーツに身を包んだグラサンのオジサマが立ってて、世界から消えていたとか」

主人「無い!」

メイド「ずっとビクビクしてたッスよ…」

主人「そんなものに恐れるような事してないだろ」

メイド「これで安心してパロっていけるッス!」

主人「あのー…」

メイド「何スか?」

主人「仕事しろ!!」

メイド「ニートに言われたッスー!」

主人「よし、主人の権限で全てを売却する」

メイド「わかったッス、ちゃんとやるッスから続き頼むッス!」

主人「お、おう。シューティングなんてあまりやってなかったが…なんだこのカクカク!!」

メイド「今日は南極風冷製パスタッスね♪♪」

本日の投稿ココマデ


ヒエヒエペン太というアイスの掬い落としゲームがあったりする
中の人は自重しないとどんどん突っ走る癖があります


>>35-36
メイド「何言ってるッスか、フンボルトペンギンッスよ」

主人「お前が一番それっぽいが」

メイド「まだアサギくらいの立ち位置が良かったッス…」

突然の独白、申し訳ないッス。
ウチは今、禁断の扉をご主人様の部屋で見つけてしまったッス。

まさか、ご主人様の部屋にあのトラペなんとかで作られた魔導書「ウス=異」本があるなんて思ってもみなかったッス…
表紙だけでSAN値がガリガリ削られるほどの禍々しさを放ってるッス。

でも、ご主人様には迷惑ばかりかけてるウチが魔法を使えるようになればきっと喜んでくれるッス!
今こそ開かれん、めくるめくファンタジー世界!!



パラパラ


パラパラ


メイド「全然わかんないッス…」

主人「2級簿記の参考書にそんなに難しい内容は書いてないぞ」

メイド「ありえないッス!もはや魔導書レベルッス!外宇宙からもたらされたウス=異本ッス!」

主人「なんだそれ…」

メイド「やっぱりご主人様は魔法使いだったんスね…30過ぎると魔法使いになるってのは本当なんスね…」

主人「おーい?」

メイド「クフフ、そのうちご主人様はウチの肉体を触媒にし始めるッス…最初は髪の毛とかから始まって、終いには腕や脚や内臓を使われ欠損少女になっていくッス…」

主人「こえーよ!俺をなんだと思ってるんだ!」

メイド「大丈夫ッスよ、ウチはご主人様を愛してるッス…例えこの身が亡びようと、魂までウチはご主人様のものッス…」

主人「…」

ゴスッ

メイド「痛いッスー!」

主人「いい加減にしろ!お前が少しでも役に立ちたいとか言うから協力してやってるんだぞ!」

メイド「家計簿レベルの人間にいきなり2級簿記を薦める鬼畜に言われたくないッス!」

本日の投稿ココマデ


物書きしてると欠損少女が高い確率で出てくる不具合

メイド「ぬっくっ…」

主人「またゲームか…」

メイド「あ、ご主人様おはようございます!このボス、強いッス!」

主人「何をやってるんだ?」

メイド「己の身ひとつで巨大なドラゴンと戦うゲームッス!」

主人「って言ってる側からやられそうじゃねぇか」

メイド「ウチは弓で翼を狙っているッスけど、なかなか破壊出来ないッス」

主人「確かに全然食らってないな」

メイド「あーやられたッス!」

主人「じゃあメシ頼むわ」

メイド「まだ2回はイケるッス!そこにカップラーメンがあるッスから自分でよろしくッス!」

主人「おい!最悪なメイドだな!」

メイド「ああ、味方がやられたッス、救助~!」

主人「またやられた」

メイド「うー…これ強過ぎッスよ…」

主人「諦めてちゃんとしたメシを頼むよ」

メイド「わかったッス、ご主人様も起きたから今日は諦めるッス」

主人「お、今日は素直だな」

メイド「まあこのドラゴンは裏ボスッスからね。レベル上げして再挑戦ッス!」

主人「裏ボス?」

メイド「ストーリーのラスボスより強い上級者向けのボスッス!」

主人「やり込んでんじゃねぇか…」

メイド「まあこのゲームのラスボス、よくわかんなかったッスけどね…」

主人「そうなのか…」

メイド「うん、とりあえずクリアしたから大丈夫なんッスけど、敵が出たら戦いたくなるッスから」

主人「俺はボタン押すだけで進むゲームだけで十分だよ」

メイド「課金はダメッスよ?」

主人「お前が言うな!」

メイド「何言ってるッスか、○ンジェリー○が50円で買える時代ッスよ!?課金するより安くて素晴らしいゲームが山ほどあるッスから!」

主人「わかんねぇよ!」

本日の投稿ココマデ


ゲームネタが多くて申し訳ない
英雄の証じゃなくて青い弾丸の方です

メイド「ご主人様、そろそろ考え直して欲しいッス」

主人「何をだ?」

メイド「ウチをドジっ子メイドって思う事ッス!」

主人「紛う事なき事実ではないか」

メイド「ドジって言っても週1くらいッス、それならまだちょっと失敗の多いくらいッス!」

主人「大のつく失敗がな!ほぼ毎日やらかしてるだろ!」

メイド「今日は何もやってないッスよ!」

主人「そりゃあ朝一番だもんな!既に何かやってる方が怖いわ!」

メイド「ご主人様だって毎回ゴミの分別守らないッス!あれ中まで確認しないと怒られるのウチッスからね!」

主人「あのな、そういう事しか言う事が無いのか?」

メイド「重要なのは労りの心ッス!とにかくもっと優しい言葉が欲しいッス!」

主人「ほう…優しい言葉ね…」

メイド「そうッス!今まで怒られてばかりでつらかったッス!」

主人「…わかった、今からやってみよう」

メイド「えっ…」

主人「今からメイドには優しく接してみよう」

メイド「ご主人様…」キュン・・・


……んで



メイド「ご主人様、今日の夕飯は何が良いッスか?」

主人「あ、何もしなくて良いよ。こっちで出来るから」

メイド「えっ…」



メイド「ご主人様、これは…」

主人「もう終わってるよ」

メイド「あうぅ…」



メイド「ご主人様…」

主人「なんだい?」

メイド「参りました、いつも通りで良いッス…」

主人「そうか」

メイド「でもなんで全部出来るッスか?」

主人「そりゃあお前が来るまでは一人暮らしだったからな」

メイド「一人暮らしってこうゴミが徐々に増えて行くイメージッスけど」

主人「人それぞれだな。俺はしっかりやってきたから…」

メイド「メイド要らないじゃないッスか…」

主人「元々押しかけて来たのはお前だ!」

本日の投稿ココマデ


まだ先の予定ですが、新しい準レギュキャラとか出すかもしれません。

メイド「クリスマスは今年もやってくる~♪」

主人「…」

メイド「楽しかった、出来事を、消し去るように~♪」

主人「ん…?今おかしくなかったか?」

メイド「おかしくないッスよ、クリスマスなんてキリスト教徒でも無い限り関係無いッスからね…」

主人「まあ本来はそうだが、日本は一種の定番イベントだな」

メイド「そうッス!日本のクリスマスは男と女が裸になってギシアンする日ッス!」

主人「はぁ…そういう事か…」

メイド「何がッスか!独り身のウチは指をくわえ、友達は彼氏のナニをくわえてるッスよ!」

主人「おいやめろ」

メイド「ウチはクリスマスもニートなご主人様の世話ッス!でも良いッス、仕事してる方がクリスマスなんてすぐに過ぎ去るッスからね!」

主人「あのな、忘れてるようだから言っておくが、俺は男だぞ?」

メイド「…そうだったッスね。…まさかご主人様、ウチの事そういう目で…」

主人「どの口が言うか。散々な目に遭ってる奴に欲情しねぇよ」

メイド「それはそれで傷つくッス…」

主人「はぁ…襲われたいならもっとまともにだな…」

メイド「いやいやいや、玉の輿でもないのに腰の玉を狙うとか無いッスわー」グッ

主人「…上手い事言ったつもりか?」

メイド「…駄目ッスか」

主人「まあまあ面白かった」

メイド「イエス!」ガッツポーズ

主人「はぁ…こんなの嫁に貰おうって奴居るのかよ…」

本日の投稿ココマデ


フラグは折るもの。
好感度も現状マイナス。
メイドさん、もう少し頑張りましょう。

主人「寒い!」

メイド「節電ッスよ、ご主人様。時代はエコッス」

主人「だからって暖房も無しは寒いわ!」

メイド「だからこうして東洋科学を結集させた秘密兵器を用意したッス!」

主人「どう見てもコタツだな」

メイド「この中に入ってしばらくしたら、びっくりするくらいあったまるッス!」

主人「今すぐにあったまりたいんだが…」

メイド「ウチは何か暖まるものでも作るッス」

主人「あぁ…」

メイド「ふんふふん♪」

主人「ずいぶん上機嫌だな」

メイド「趣味で釣りをやってる友達からフグが送られたから、フグ鍋でも作るッスよ♪」

ドタドタドタン!!

主人「そのフグ、捌いてあるか?」

メイド「え?締めただけですけど…」

主人「やめろ!殺す気か!」

メイド「大丈夫ですよ、ご主人様。ウチ、免許持ってますから」

主人「…は?」

メイド「フグを調理出来る免許ッスよ。テトロドトキシンは本当に危険ッスからね、ちゃんと処理するッスよ」

主人「お前、そんな免許持ってるのか」

メイド「メイドの嗜みッス!」

主人「意外としっかりやってるんだな」

メイド「意外とって何スか!ウチだって毎年のようにフグ送られるから、仕方なく取ったッスよ?」

主人「それ絶対嫌がらせだぞ…」

本日の投稿ココマデ


フグは処分方法にもルールが有るからマネしちゃダメだよ!

メイド「思ったッスけど、ご主人様って普段なにしてるッスか?」

主人「ん…?色々だ」

メイド「普段から何もしないでパソコンと向き合ってるッスから、きっとアカンコレなゲームやってると思ったら…」

主人「思ったら?」

メイド「弄り甲斐の無いニュース記事ばっかり見てるッス!」

主人「やる事無いからな」

メイド「そう!ご主人様の無趣味っぷりは残念ッス!」

主人「悪かったな、無趣味で…」

メイド「たまにスマホでゲームしてても超のつくライト層、存在しないと思ってたッス!」

主人「確かにCMでやってるのを少しな程度だな」

メイド「ニートの癖して話題作りとか意識高いフリしても無駄ッスよ!」

主人「ニートはお前のせいだろ!」

メイド「無趣味で仕事人間のご主人様は貯金が趣味だったッス!」

主人「それは趣味じゃねぇ!」

メイド「性なる夜に精を出さずに正に生きるなんてジャパニーズじゃないッス!」

主人「意味が分からねえよ!」

メイド「せっかくのイベントは楽しめって事ッスよ!」

ピンポーン

メイド「今行くッス!」

パタパタ

主人「なんなんだよあいつは…」

ゴトッ

メイド「やっと届いた、間に合わないと思ったッス…」

主人「その荷物は何だ?」

メイド「七面鳥ッス。せっかくだから今夜は現地式で祝うッスよ!」

主人「わざわざ七面鳥を?」

メイド「今から調理すれば間に合うッスからね、あっ友達呼ぶなら今ッスよ」

主人「生肉から始めるのか!?ていうか今日の朝飯は!?」

メイド「時間無いッスからそこのカップライスでも食べてて欲しいッス」

主人「あれカップラーメンじゃねぇのかよ!」

メイド「今夜は独女の僻みパーティーッスからね!」

主人「人ん家で何をする気だ!!」

メイド「だからクリスマスパーティーッスよ、ついでに品定めだと思うッス」

主人「勝手に開いてんじゃねぇ!」

メイド「でも腐っても女の子ッスからね?」

主人「腐ってって言うな!」

本日の投稿ココマデ

腐っても(意味深)
…って事でパーティーは完全に女子会と貸したらしい
ちなみにメイドはパシらr…終始メイドのお仕事に従事してた

メイド友達おったんか...

メイド「ただいまッスー、ちゃんと買い物したッスよ」

主人「当たり前だ」

メイド「最近は年末年始も休まず営業のお店が増えてきたッスね」

主人「コンビニで良いだろうって思うがな」

メイド「ダメッスよ、ご主人様の食生活だとエンゲル係数が今より上がりそうッスから」

主人「いや、流石にそれは無いだろ」

メイド「家計簿つけると色々分かって怖いッスよ?」

主人「やめてくれ」

メイド「ご主人様の為ッスから。あ、でも今回は奮発して年末っぽい食材にしたッス」

主人「年末っぽい?」

メイド「ご主人様、年越し蕎麦は年が明ける前に食べるッス」

主人「そうだな」

メイド「そんな訳で蕎麦粉を買ったッス」

主人「今から作るのかよ!」

メイド「十割じゃなければ簡単ッスよ」

主人「また夜になったりしないだろうな…」

メイド「そんな事してたらボロボロの蕎麦になるッス」

主人「えっ」

メイド「うどんは寝かせるけど、蕎麦は早さが鍵ッスからね」

主人「そうなのか」

メイド「だからパンより早く出来るッスよ。ウチはベーグル派ッスけど」

主人「いや別に食えりゃ何でも良いから」

メイド「って事で初めての蕎麦打ちだけど頑張るッス!」

主人「のっけから不安を煽るのは止めてくれ…」

メイド「あっ!」

ガシャン!

主人「あーっ!」

メイド「小麦粉がーっ!」

主人「何してやがんだこの駄メイド!!」

メイド「ごめんなさいッスー!!」



それから色々あって約30分後・・・



メイド「腕が疲れたッス…」

主人「意外とまともに出来たな」

メイド「あとは茹でるだけッス。キッチンタイマー様の出番ッス」

主人「なぜ様付け」

メイド「美味しい料理は時間との勝負ッスからね、これだけは譲らないッス」

主人「理由になっておりません」

メイド「そんな訳で今からオリジナル蕎麦を熱湯にテイクオフするッス!」

主人「見た目は割と普通の出来だが…」

メイド「ちゃんと繋がってる事を祈るッス…」

主人「頼むからお前が不安を煽らないでくれ…」

本日の投稿ココマデ

>>71
友達は居ます。
住む所が無くて食べるのにも困る状態でも助けてくれない程度のなら。

メイド「あけおめッス」

主人「あけましておめでとうございます」

メイド「新年ッスけど、やる事は変わらないッスね」

主人「いや、今年は仕事探すかなー…」

メイド「ご、ご主人様の脱ニート宣言…!」パアァ

主人「まあ色々お前を利用する事も考えられるからな…」

メイド「利用…ッスか?」

主人「まあ男女がひとつ屋根の下ってのは都合が良かったりする訳だ」

メイド「男女だと…?」

主人「扶養家族の関係だ。まあ大きく変わったりはしないが、理由も通せるだろうし問題は無いだろう」

メイド「扶養家族って身内だけッスよ、主従関係のウチとご主人様には関係無いッス」

主人「だから法律的に扶養家族で暮らせば良かろう」

メイド「…そ…それって…」

主人「まあ妻でも問題ないだろう?」

メイド「ご、ご主人様…」

主人「楽して給料アップ、楽して税金控除、使わない手はあるまい」

メイド「うぅ…」

主人「なに、ちょっと名前書いて判子押すだけだからな」

メイド「違うッス…」

主人「どうした?」

メイド「こんなの結婚じゃないッスー!!!!」

主人「おい、どこに行くんだ!!」

メイド「ご主人様のバカ!こんなの嫌ッスー!


主人「おわっ!物を投げるn


ゴンッ!


主人「…痛い」

メイド「ご主人様…?すごい音しましたけど…あ…」

主人「…見るな…」

メイド「ベッドから落ちたッスね、新年早々どんな夢を見たッスか?」

主人「…うるせー!寝る!」

メイド「何スか急に…まあいいッス、今日はゆっくり休むッスよ?」

主人「あぁ…痛いしそうする…」

メイド「…お休みなさい、ご主人様」

主人「おやすみ」

本日の投稿ココマデ


某ゴルフゲームでアルバトロスが取れなくてトロコン出来ない訴訟

ガタタン!!

主人「いたた…」

メイド「どうしたッスか、ご主人様!?」

主人「いや…寝ぼけてドアにぶつかって…」

メイド「珍しいッスね、この間もベッドから落ちてたッスし…」

主人「ちょっと動く気が起きなくて…寝続けていたせいだろうから…」

メイド「そうッスか。ご主人様、ちょっと待ってて欲しいッス」

主人「ん?わかった」

メイド「待ってる間に脇か口か選んでおいて欲しいッス」

パタン

主人「は?」

シーン

主人「…どういう意味だ?脇か口?」チラッ

『苗床にされた女冒険者3』

主人「あれはメイドの買ってきた同人誌…まさか…」


メイド「ご主人様、ウチの友達を紹介するッス」

触手「御紹介に与りました、私、触手と申す者です」ニュルニュル

メイド「ご主人様、触手さんに脇か口、どっちを捧げるッスか?」

触手「殿方を辱める趣味は無いのですが、他ならぬメイド様の頼みとあれば協力致します」


主人「…ま、まさかそんな事…」

メイド「なにおかしくなってるッスか?」

主人「め、メイド!」ガタッ!

メイド「ほら、脇か口か選んだッスか?」

主人「やめろ、俺にそんな趣味は無い!」

メイド「くだらない事言ってないでコレくわえるッス」

カポッ

主人「んぐっ…体温計?」

メイド「ご主人様も人間ッスから風邪くらいひくッスけど、今まで風邪って自覚した事あるッスか?」

主人「いや、風邪ひいた事なんて一度も…」

メイド「はぁ…そんな事だろうと思ってたッス」

主人「そんな事?風邪をひかないのが?」

メイド「ご主人様みたいな人は風邪をひいたってのを認めないタイプッス!」

主人「み、認めない…」

メイド「こんなの風邪のうちに入らないとか考えてちょっと体調悪いだけとか言っても、それが風邪なんスから!」

主人「むぐ…」

ピピピッピピピッ

メイド「計れたッスね」

主人「んぐっ…」

メイド「…37.2度。はい、寝て下さい!」

主人「な…そんなの風邪のうちに…」

メイド「ニートなんだからそういう時は甘えるッスよ」

主人「人をニートって…いつもはニート脱出しろって言う癖に…」

メイド「はいはい、そんな事言ってるとお尻にネギ刺すッスよ?」

主人「いつもと立場が逆…」

メイド「そりゃあそうッスよ、体調管理でごり押し出来るのはメイドの特権ッスから」

主人「そうだったのか…」

メイド「いつも通りウチが家事全般済ませるッスから、ご主人様は安心して寝てて大丈夫ッスよ」

主人「いや、だから安心出来ないっていうか…」

メイド「なんでッスか?」

主人「いや、いい。寝てるよ」

メイド「なんか気になるッスけど、ちゃんと休むッスよ?」

主人「わかったわかった…」

メイド「…たまに見にくるッスからね」

パタン

主人「…風邪か。バカは風邪をひかないっていうが、意外と俺もバカだったのかもな」

ガシャーン!

主人「あのバカ…やっぱり安心して眠れる気がしない」

本日の投稿ココマデ


少しずつ時間を進められたら良いな…

主人「今日は出かけるぞ」

メイド「了解ッス。どこに行くッスか?」

主人「吾妻橋だから…浅草と言った方が良いかな」

メイド「浅草ッスか。ウチも行きたいッス」

主人「寺には行かないぞ。人がいっぱいでまともに見れないしな」

メイド「人形焼きが欲しかっただけッス…」

主人「あぁ…それなら先に人形町へ向かうか」

メイド「人形町?」

主人「美味い店を知ってる」

メイド「本当ッスか!?人形町って人形売ってると思ってたッス!」

主人「俺の知る限りじゃ、食い物の店ばっかりだ」

メイド「そうとわかったら早く行くッスよ!」

主人「おい、まだ俺の支度が終わってねぇ!」

本日の投稿ココマデ

続く…?
地域ネタは分からない人が置いてけぼりになるから自重すべきかな


――以下ちょっとした愚痴――
ぶっちゃけ地元民より観光客の方が地域の事に詳しいと思うんだ
わかるのは土地鑑と美味い飯や酒を出す所くらいですからね

メイド「ここが人形町ッスか…」

主人「うむ、妙にメシ屋が多いのが特徴だ」

メイド「本当ッスね。この並びは何スか?」

主人「親子丼で有名な店だな。毎日こうだって話だが、あまり詳しくは知らないな」

メイド「親子丼も良いッスね…でも並ぶのはつらいッス」

主人「使ってる素材から考えると良心的だからな。ただ、昼間にパッと出せる金額では無いな」

メイド「いくらくらいするッスか?」

主人「同じ量の一般的なランチメニューから考えると倍はするかな」

メイド「ニートのご主人様には縁が無い値段ッスね」

主人「夜にまた連れて行ってやりたい」

メイド「お仕事始めたらッスね」

主人「流石に仕事しててもなかなか行ける金額じゃあ…」

メイド「聞かなくて良かったかもしれないッス…」

主人「ここから表通りを少し歩くとだな…あったあった」

メイド「…人形焼きッス!」

主人「個人的には浅草よりこっちの方が美味い」

メイド「うーん…でも浅草は雰囲気と合わせての楽しみがあるッスから、やっぱり違うッスよ」

主人「同じように楽しむなら、俺は人が少ない方が良い」

メイド「あ、15個入り下さい!」

主人「…用事が済んだら連絡する」

メイド「吾妻橋はすぐ近くって聞いたッス。ウチも寄るッス!」

主人「まあ近いのは確かだが、見た目のインパクトがすごいビル以外何も無いぞ」

メイド「…それ見たいッス」

本日の投稿ココマデ


つづく。
最近現金つかみどりなるイベントをやってました。
伝染る○ですの連載してた頃くらいで難しくなったと思ったのに、ある所にはあるんですね。

位置がうろ覚えだけどあの辺に軍鶏の専門店があったなぁ
現金つかみどりは関西に残ってるイメージ

メイド「な、なんなんッスかアレは…」

主人「まあすごく見た目にインパクトのあるビルでな」

メイド「あの造形は女子に言わせちゃいけない単語ッス!」

主人「ああ、金の大便そのものにしか見えないよな」

メイド「あー!ウチも言うの必死で我慢してたッスのに!」

主人「今や吾妻橋よりも有名だ。しかも地下鉄を降りてすぐ見える」

メイド「しかもしかもすぐ近くに電車も走ってるッス」

主人「もちろんバッチリ見える」

メイド「バッチイモノがバッチリ見えるのは嫌ッス!」

主人「ビルのモニュメントだから、当然あれを拭いて掃除する人が居る訳だ」

メイド「当たり前の事でも言わないで欲しいッス!」

主人「ちなみにビルの中はレストランだ」

メイド「もう無理ッス!このイベントでSAN値直葬ッス!発狂エンドでゲームオーバーッス!」

主人「でもあれ、炎だってんだからわからんよなぁ…」

メイド「悪意しか感じらんないセンスッスよ…あんなのを喜々として撮る人が多いのも信じらんないッス…」

主人「下ネタは万国共通って事さ」

メイド「日本の恥部ッス」

主人「恥部からのモノだからな」

メイド「もう止めるッス!」

主人「はっはっは!あースッキリした」

メイド「もう…誰が建てたッスか本当にアレ…」

主人「○○○(誰もが知る有名なビール会社)だ」

メイド「えーっ!」

主人「じゃ、もう行くからな。戻る道はわかってるよな?」

メイド「うーんこのビル…」

主人「風吹いてないぞ、寒い。じゃあ行くぞ」

メイド「うー…行ってらっしゃいッス…」

主人「お土産は買わないぞ」

メイド「土産話を先に貰ったッス…」

主人「ははっ…」ノシ





主人「…ふぅ、撒いたか」

○○主催 合同企業説明会

主人「…そろそろ本格的に考えないといかんだろうからな、知られたら何言われるかわかったもんじゃねぇ」

本日の投稿ココマデ


件のビルは浅草観光の目玉スポットです、見る角度によってはスカイツリーとの組み合わせもバッチコイな感じで撮れます。

>>102
ていうかそこです。親子丼の発祥地だとか。
ちなみに夜メニューは別世界です。

メイド「こ、このゲームはっ!」

主人「いきなりなんだ」

メイド「すごいゲームを見つけてしまったッス」

主人「またゲームの話か…」

メイド「でもすごいッスよ、シミュレータって書いてあるのひ全然シミュレーションしないッス!」

主人「…は?」

メイド「一言で言うと良くわからないゲームってのも久しぶりッスね」

主人「いやいや、それなら何故買った」

メイド「見て欲しいッス」

主人「…何コレ」

メイド「まさに今ヤギをシミュレーションしてる所ッス」

主人「ちょっと待て、このどこにヤギの要素があるんだ!!」

メイド「だってヤギをシミュレーションするゲームッスからコレはヤギッス」

主人「どっからどう見てもペンギンにしか見えないんだが」

メイド「ヤギッス」

主人「ペンギンに怯える人間…なんだこの禍々しいゲームは…」

メイド「わかったッス、ちゃんとシミュレーションするッスよ」

主人「お、今度はちゃんとヤギ…こんなゴツい感じだったか?」

メイド「リックリック」

主人「ひえぇ、拉致されたぁ!」

メイド「うりゃ」

主人「頭突きでお星様になったよ」

メイド「ボールを相手のゴールにシュート!」

主人「どう見ても人間だしゴールじゃなくてガソリンスタンドだ!」

<ドガーン!

メイド「大爆発ッス!」

主人「なんなんだよこのゲームは…」

メイド「だからヤギをシミュレーションするゲームッス」

主人「全てが間違ってるぞ!何なんだよこの得点計算は!」

メイド「芸術点じゃないッスか?」

主人「こんな意味の分からないゲーム初めてだ…」

メイド「ダカラヤギヲシミュレーションスルゲームデスッテ」

主人「助けてくれぇ!」

<BAA BAA BAA

メイド「ほぉら、タンクトラックをナメナメしたら…」

主人「どう見てもガソリン入ってる奴だろそれ!」

メイド「あー!ヤギさんが弾かれたッス!」

主人「なんなんだよこのゲームは…」

本日の投稿ココマデ


はまってしまいました。

主人「うーん、やっぱり連覇かー!」

メイド「何を見てるッスか?」

主人「テニスだ」

メイド「テニスッスか」

主人「テニスッスッス」

メイド「…テニスですか、ご主人様?」(猫なで声)

主人「ああ、いつか生で観戦したいと思ってる」

メイド「へー、普通スポーツ観戦なら野球とかサッカーッスよね」

主人「まあ一般的にはな。でもルールがわかるとすごい面白いんだなコレが」

メイド「ウチは名字を平仮名にすると松井の顔になる人が活躍してるーくらいしか知らないッス」

   にしこり

主人「一瞬誰か分からなかったぞ」

メイド「あ、あと熱い人!」

主人「あー…ってあの人をテニスの選手って知ってる人のが少ない気が…」

メイド「カレンダーになってたッス!」

主人「しかも2年連続でな。まあすごい人だよ、色んな意味で」

メイド「そういえば試合ってどこでやってるッスか?」

主人「公式やニュースサイトで全部確認出来るけど、世界規模で行う国内の大会は少ないんだよね」

メイド「世界規模ッスかー…」

主人「見るなら世界だね。国内で一番の大規模な大会でもBIG4は稀に出場ってレベルだからな。全仏のナダル戦を見てハマった俺としては、行くならフランスだな」

メイド「アッハイ」

主人「でもなぁ、いざ行くってなってもフランス語わかんないんだよ…」

メイド「ウチもフランス語は勉強してないッス」

主人「まあテレビでも生放送するから問題は無いんだけど…」

メイド「そッスか。じゃあゲームでルール教えて欲しいッス!」

主人「ルールはわかるがゲームは苦手だ」

メイド「大丈夫ッス、マリオ○ニスならすごい簡単ッスから!」

主人「なるほど、あと隠すべき場所はそこじゃない」

メイド「64版は操作がシンプルで分かりやすいッスから」

主人「お手柔らかに頼むよ」

メイド「ボッコボコにしてやんよ!」

本日の投稿ココマデ


助けて社畜マン

メイド「あー!また負けたッス!」

主人「6-4だからルール知ってるかどうかの差だな」

メイド「キャラクター変えるッス!」

主人「俺も変えるか。今度はこれで行くか」

メイド「クレーコートはキツいッス!」

主人「じゃあハードコートで行くか」

メイド「色々あるみたいッスけど、どう違うッスか?」

主人「ハードコートは一番普通のコートだな。テレビでテニスの試合をしててキュッキュ滑る音がしてたら大抵コレだ」

メイド「へー」

主人「クレーコートは土だから跳ねないコートだ。跳ねないとは言ってもバウンドするまでは変わらないよ」

メイド「でもウチのドロップショットが悉く返されたッス」

主人「俺がスピードタイプを使ってるからな、読み負けない限りは拾うぞ」

メイド「ひどいッスー!」

主人「お前が使うキャラがいつもパワータイプだからスマッシュが怖いです」

メイド「サーブ以外でほとんどスマッシュ打たせてもらえないッス…」

主人「ゲーマーのお前に食い下がるだけでも評価して欲しい」

メイド「むー…それなら本気で行くッス!」

主人「本気じゃなかったのか…」

メイド「なんとなくわかってきたッスからね、あとは戦術ッス!」

主人「二人だけの全米オープン決勝と行くか」

メイド「勝ったら夕飯はご主人様が作るッスよ!」

主人「なら外食だな」

メイド「うぐぐっ…」

主人「盤外戦術はまだまだだな!」

本日の投稿ココマデ

癒やしが欲しい。

メイド「か、勝った!」

主人「どういう事だ…どんどん勝てなくなって行く…」ガクッ

メイド「ゲーマーのウチに勝とうなんて10年早いッス!」

主人「クレーコートなら負けないのに…」

メイド「それならクレーコートでも勝負ッス!」


15分後


主人「か、勝てない…」

メイド「ゲーマーの意地ッス!」ドヤァ

主人「お前、どこでそんな腕を磨いたんだ?」

メイド「それにはお仕事も関わる深ーい事情が有るッスよ…」

主人「有るわけ無いだろ」

メイド「学生時代からゲームは好きだったッスけど、あまり上手くはなかったッス」

主人「そうなのか」

メイド「ゲームって言っても定番のRPGくらいをやる程度の一般人クラスッス」

主人「こんな用途不明な本体まで持っててもか」MS○

メイド「それはウチが好きなだけッス」

主人「えっ…?」

メイド「とにかく、9999ダメージでテンションが上がっていたある時、とんでもないゲームがウチの人生を変えたッス」

主人「お、おぅ…」

メイド「億単位のダメージを出す規格外なゲームが出たッス…」

主人「…それが?」

メイド「まさにダメージのジンバブエ状態!!」

主人「ハイパーインフレだな」

メイド「それッス!そんなゲームが有ったッス!」

主人「どんなゲームだ?」

メイド「タツ○コVSカ○コンッス!」ドヤァ

主人「…??」

メイド「あ、ご主人様はゲーム知らないからそうなるッスよね…でも頭の中で妖精さんがやれって…」

主人「はぁ…もう少し真面目に話してくれ」

メイド「本当はエスプガル○ダってゲームッス」

主人「それもRPGなのか?」

メイド「ゲーセンに置いてあったシューティングゲームッス」

主人「ゲーセンに行くのか」

メイド「友達とプリクラッスよ。でもゲームは好きだったからふと覗いて驚いたッス」

主人「何に驚いたんだ?」

メイド「敵が画面いっぱいに弾丸を撒き散らしてるのを全部避けて進む人が居たッス」

主人「…画面いっぱいに?」

メイド「茫然としたッス。しかも速くなったり遅くなったりしてたッス」

主人「まったくもって分からないが」

メイド「ウチだって最初は意味不明だったッス。後からわかった事も多かったッスけど、それからスゴいゲームがいっぱいあるって知ったッス」

主人「なるほどなぁ…で、そのゲームにハマって…」

メイド「あ、それは今のお仕事を始めてからッス」

主人「…は?」

メイド「家庭用、すっごい高かったッスから」コイーン

主人「…はぁ」

メイド「でもシューティングゲームは今も好きッスね」

主人「確かに、たまにやってるな」

メイド「全然上手くないからネットでスゴいプレイが上がっているのを見ると恥ずかしくなるッス」

主人「いや、十分上手いと思うぞ?」

メイド「でも、ゲームが有ったから今のお仕事をやってるッスよ」

主人「…え?」

メイド「クリスマスパーティーを開いた時に来た貴○人の方々に連れられて、ある日コミケに付き添ったッス」

主人「あいつらとそんな昔から付き合い有るのかよ」

メイド「腐れ縁ッス。何が腐ってるとかは無しッスよ」

主人「お前から言うな!」

メイド「ウチはヘテロな乙女ッスよ。その時に同人ゲームも守備範囲に加わったッスけど、メイドって仕事に凄く興味が湧いたッス」

主人「コミケで?」

メイド「学生時代はウチ以外引っ込み系で、買いたいもの聞いてウチが買うってやってたらメイドみたいって言われたッス」

主人「はー…あの時との印象からは考えられない…」

メイド「今も毎年夏冬行ってる猛者ッスけど、最近は結婚ってしきりに呟いてるッスからどうかと思ったらコミケの話題で終わったッスね」

主人「打ち合わせを始めるとは思わなかったよ」

メイド「…少し将来が心配ッスね」

主人「お前も同い年だろ?」

メイド「ウチは前向きに頑張ってるッスよ?」

主人「家事こなしてゲームしてるだけに見えるが」

メイド「ニートに言われたくないッス」

主人「ほう、ならば裸一貫で放り出すか」

メイド「ご主人様申し訳ありませんでした」

主人「…はぁ…なんでメイドの心配を俺が…」

メイド「どうしたッスか?」

主人「なんか頭痛くなってきた…少し休む」

メイド「そうッスか、後で何か温かい飲み物を作っておくッスね」

主人「ああ、ありがとう」


パタン


メイド「…ホント、朴念仁ッスね」

本日の投稿ココマデ


メイドは○ィスガイアも好きですが○FTのが好みとか。
主人はゲーム自体が初心者なので好みは無いとの事。

今回、ネタ仕込み過ぎた。

メイド「いつもいつもご主人様に駄メイドって言われてるウチも、これで駄メイドから凡骨メイドに昇格ッス!」

主人「急になんだ駄メイド」

メイド「魔法の呪文を覚えたッス、これでご主人様も怖くないッス!」

主人「ほう、やってみろ」

メイド「プトレノヴァインフィニティ、プトレノヴァインフィニティ、プトレノヴァインフィニティ!」

<ショックルゥーラァーッ!!

主人「いいからさっさと片付けろ」

メイド「きかないッスよ!」

主人「いい加減にしろ!」

ガンッ!

メイド「い、痛いッス!戦闘破壊なんておかしいッス!なんで効かないッスか!?」

主人「お前の話に付き合うのも疲れるんだが!!?」

メイド「ちゃんと説明書の通りに……去年で期限切れ!?」

主人「いいから俺のテーブルに零したコーヒーの粉を片付けろ!」

メイド「うぐぅ…」

本日の投稿ココマデ


お酒が飲みたい
酔い潰れて寝てしまいたい

サクリファイスが好きです

メイド「あー、あったかくなったり寒くなったりツラいッス…」

主人「春一番が吹いたってニュースでも言ってるな」

メイド「今日は寒いッス…冬ッスよ…」

主人「まあ空気の関係だからしょうがないな」

メイド「本当に感じる空気が全然違うッスよ、毎年ッスけどこの寒暖差は堪えるッス…」

主人「東京は季節の変わり目に雨が降るって知ってるか?」

メイド「知らないッス、こたつ戻すから邪魔しないで欲しいッス…」

主人「また寝転んでゲームするつもりか?」

メイド「しないッス、今日は家事に勤しむッス…」

主人「そうか、じゃ、よろしく」

メイド「…よし、後はコーヒーッスね」

主人「家事しねぇのかい!」

メイド「ご主人様の分ッスよ、出来たらちょっとお話があるッス…」

主人「な、なんだ?」

メイド「大した事ないッス、でも結構大事な話もあるッス…」

主人「わ、わかった」

本日の投稿ココマデ

果たしてメイドの大事な話とは!?

メイド「あとは、洗濯機が終わるのを待つだけッスね…」

主人「お疲れさん」

メイド「うむぅ…」

主人「どうした、突っ伏して…」

メイド「そうッス…大事な話があるッス…」

主人「そんな事言ってたな」

メイド「あのですね、ウチ…実は」

主人「…」

メイド「風邪、ひいたみたいッス…」

主人「…はっ!?」

メイド「本当は昨日からッスけど、熱っぽいが完全に熱が出てる感じッス…」

主人「だ、大丈夫なのか?」

メイド「本音を言うと、キツいッス…」

主人「なら休めよ!」

メイド「まだダメッスよ、干す所まではやるッス…」

主人「それくらいはやるわ!」

メイド「いくらウチが居るって知ってても、ご主人様が女物の下着を干すのは絵的に…」

主人「んな事気にする余裕あるのかよ!」

メイド「余裕じゃないッスよ、ご主人様を心配してッスね」

主人「んな心配するくらいなら寝ろ!」

メイド「…でも、教えるの面倒ッスし、もうすぐ終わるからやるッス…取り込むのだけ頼むッス…」

主人「…わかった」

メイド「とりあえず1日分の食事も、手抜きッスけど作っておいたッス」

主人「お、おう…いつ作ってたんだ…」

メイド「メイドの嗜みッス…」

主人「いや、嗜みで作れないだろ…」

メイド「ご主人様には分からない境地ッスよ。突然英語でまだまだだねって感じッス」

主人「また何かのネタ仕込んだだろ、本当に熱出てるのか?」

ピトッ……

メイド「あっ…」

主人「熱いくらいじゃねぇか…」

メイド「えへへ…」

主人「笑って誤魔化せてないからな…」

メイド「終わったら、ご主人様のベッド、貸して下さい…」

主人「お、おう…なんで俺のベッド…」

メイド「ごめんなさい、布団敷く元気ないッス…」

主人「そりゃそうか…大丈夫だぞ、使ってくれ」

メイド「ご主人様…」

主人「なんだ?」

メイド「明日も体調悪かったら…」

主人「寝てろ。今まで一人暮らしだったんだからな」

メイド「…お願いするッス…」

本日の投稿ココマデ


39度台の熱で動くのはしんどいです。
でも「やる」ってなったら意外とやれて、終わった瞬間にぶっ倒れる。

主人「…腹減ったな」

カパッ

主人「これか、作り置きしてたってやつ…何目チャーハンだ?これ…」

主人「ん、メイドの奴、冷蔵庫にケーキなんか入れて…この間なんか独り占めして食ってたな…」

主人「あいつ寝込んでるし、食うか」

パクッ

主人「…味が薄い…ほとんど無いぞ…」

主人「もしかして、失敗した料理、食ってたのか…」

主人「意外と少ない…というかケーキ以外無いが、少し大きいな」


主人「この間、一人で食ってたケーキも…」

主人「…なに意地張ってんだか…いつも文句言ってる俺が馬鹿みてぇじゃねぇか…」

主人「あいつもあいつで馬鹿だよな、隠してるつもりなら寝込む時にしっかり隠せよ…」

主人「ま、この方がメイドらしいか…」




メイド「すぅ……ぅーん……」

本日の投稿ココマデ


もう3月ですね。さくらの季節です。春風脚です。
遅筆なせいで、まだこの進み具合。
まだ150台って事は、1000まで行くのは再来年かも(笑)


まあ今回遅れたのは主に○ケモンのせいですが。
というか、しばらくペース落とs……落ちます。

待ってるから、妄想膨らませながら待ってるから
早く来ないと妄想でメイドがえらい事になるけど待ってるから

主人「洗濯物は…と。こんなにあるのか」

主人「もう見慣れたけど、メイドが来てから1年になるんだな」

主人「何故だろう、無性にムカムカしてきた…」

主人「…やめよう、病人に鞭打つほど俺は鬼じゃない」

主人「…あれ?このメイド服だけエプロンの生地が違ってる?」

主人「やっぱり、この生地だけ少し硬い…」

主人「…直してたのか。いや、でもあのメイドが裁縫出来るはずが無い。絶対指に針を刺すタイプだ…」

主人「…あ」

近所の奥様「す、すみませんなんかぶつぶつ聞こえててつい……」

主人「い、いや、こちらこそ大声ですみません…」

近所の奥様「あの、つかぬ事をお聞きしますけど、その服は…」

主人「あ、こ、これ?家に居る居候の趣味ですよ!?」

近所の奥様「そ、そうなんですの、失礼致しましたオホホ……」

主人「…絶対誤解されたな…」

本日の投稿ココマデ


>>155
いつも応援ありがとうございます。
気持ちを色々書きたいんですが、長文になりそうなので一言ですみません。

主人「もう大丈夫なのか?」

メイド「正直に言うと全快では無いッスけど、やらなきゃいけない事が溜まってるッスからね」

主人「やらなきゃいけない事?」

メイド「そうッスよ、ご主人様も実績コンプ頑張るッス!」

主人「実績…ゲームじゃねぇか!!」

メイド「うーん、久しぶりの怒声も身体に染みるッス!じゃ、仕事着という名のメイド服に着替えてくるッス!」

主人「ったく…人を怒らせて楽しむとか良い根性してるよ」

ピンポーン

メイド「げっ、最悪のタイミングッス…ご主人様ごめんなさい、出て欲しいッス…」

主人「わかったよ…ったく、アレは俺が主人なのわかってんのか?」


主人「どなたですか?」

??「あ、あれ、メイドちゃんじゃない!?」

主人「ああ、メイドの友達か。あいつは今着替え中だ。向こうに用か?」

メイ友「向こうっていうか両方っていうか。まあそんな感じかな」

主人「は、はぁ…」

メイ友「立ち話もなんだし、っていうかメイドちゃんが着替え中なら今すぐいれさせて下さい」

主人「…わかったよ」

メイ友「サンキュ!」

主人「メイドの友達って変な奴ばっかりだよな…」



メイド「へくしっ!うーまだ治ってないっぽいなぁ…汗で身体冷やしちゃったかも…」

本日の投稿ココマデ


メイ友と言っても五所川原さんやエイプリルではありませんよ。

コンコン

メイド「ご主人様、誰でしたか?」

バンッ

メイド「うひゃあぅっ!?」

主人「んいっ!?」

盟友「私だ」

メイド「え、と、友ちゃん!?」

盟友「おお嘆かわしい、昔のようにおぜうさまと呼んではくれないのね…」

メイド「どじょうみたいな言い方した事ないッスよ…」

主人「と、とりあえず服を着てくれ…」

盟友「そうですよ、メイドが下着も着けずに何をやってるんですか?」

メイド「何って、今まさに着替え中ッスよ!」

主人「だー!こっちを向くな!」

盟友「あーっはっはっは!やっぱりメイドからかうのは楽しいね!」

主人「向こうに行ってる!」

メイド「コノママデハオワランゾー!」

盟友「はいはい、でもなんで風呂場の脱衣所で衝立なんか置いて着替えてるのさ」

メイド「ウチの部屋無いッスから、着替えはここでやってるッス。病み上がりでアイロンがけもやってないッスし」

盟友「って事は家主のアレはメイドの裸が見放題!!」

<見ねぇよっ!!

メイド「あはは…」

盟友「じゃ、向こうで待ってるからさっさと着替えてねー♪」

スタコラサッサ

メイド「友ちゃんが着替えの邪魔してるせいッスからね…」

本日の投稿ココマデ


素で1日間違えた。今日が祝日なのが悪い。そういう事にしよう。

メイ友だと自分が混乱したので盟友にしました。
あと、盟友と主人は年末に一度会ってます。一応。

盟友だと主人の公的友人っぽい
もしかしてこいつはフグ友?

主人「で、用事ってなんだ?」

メイ友「えっと、戦利品(使用済)の布教と圧倒的キャラ不足に対する回答かな」

主人「…は?」

メイ友「戦利品は…」

同人誌(BL)
同人誌(BL)
同人誌(BL)
同人誌(BL)
同人誌(BL)
同人誌(BL)
同人誌(BL)
同人誌(BL)
同人誌(BL)
同人誌(BL)

主人「…目が痛い」

メイド「またBLッスか…」

メイ友「お、来たか。いくらでもゴリ推しするよ!」

メイド「ご主人様よりイカ臭い気がするッス」

主人「俺はイカ臭くねぇ!」

メイ友「でもこれは自信作だから!」

みんなでユーゴ!

メイド「BL以外を書いて欲しいッス…」

主人「ちょっと待って、これ、こいつが書いたのか!?」

メイ友「マイナーサークルだけどね」

メイド「たまに売り子として駆り出されるッス」

メイ友「キャラ立ちし過ぎて常連以外は引いてるけどね」

メイド「…もう買い出ししないッス」

メイ友「ああ待って、夏コミだけは…」

メイド「ウチはヘテロッスからね!」

メイ友「わかってるよ…」

主人「話は済んだか?」

メイ友「あ、まだまだ。あのね、この部屋って二人しか住んでないでしょ?」

主人「元々は一人だ」

メイド「今は二人ッス…」

メイ友「だがしかし、圧倒的に足りない要素が有ると気づいたの!」

主人「足りない要素?」

メイド「なん……だと……?」

メイ友「それは……」

主人・メイド「…」

メイ友「ロリ枠よ!」

主人・メイド「」ウワァ…

メイ友「今どき野郎とハタチ過ぎた女一人で場が持たないと思って、この枠が必要だと思ったの!」

メイド「要らないッス」

主人「余計なお世話だ」

メイド「ご主人様と意見が合ったッス」

主人「合わなかったら追い出す」

メイ友「大丈夫、血統書つきで安心、あたしの弟の娘だから!」

メイド「良かったッス、こんな腐り切った姉でも弟は真人間だったッスね…」

メイ友「あたしからしたら間の抜けた人間だけどね!」キラッ☆

メイド「自分の年を考えて欲しいッス…」

主人「ああ、メイドの妙な言い回しは、こいつのせいだったのか…」

メイ友「そんな訳で産まれてまだ1年経ってないロリっ子を持ってきたのだが」ゴソゴソ

主人「おい!このカバンに入れてきたのか!!」

名状しがたき赤い物体「」

メイ友「あっ……」

主人「うわああ!」

メイ友「…人形だ」

メイド「…もう嫌ッス…」

主人「…本気で血の気が引いたじゃねぇか!!」

メイ友「流石のあたしでも弟の子供を拉致したりはしないさ」

メイド「強迫して許可を取らせる気がするッス…」

メイ友「茶目っ気のわからん奴らだなぁ…」

主人「度が過ぎるわ!」

メイド「もっと言って欲しいッス」

本日の投稿ココマデ

もう少しだけメイ友劇場にお付き合い下さい。

>>171
そういう解釈はマズいかな…
って事で「メイ友」に戻しました。

フグ友は違う人です。いつか出ます。

メイ友「ところでロリ枠を本気で考えるつもりは無いかね」

主人「無い!」

メイド「乳児はペドフィリアを超えてるッス…」

主人「そもそも俺はペドフィリアですらねぇよ!」

メイ友「でもこんな生活が待ってるよ?」



ロリ「ごしゅじんさま、いつもいつもニート生活でだらしないですぅ」

メイド「そうッス!早く定職に就いて欲しいッス!」

主人(超絶イケメン)「使用人で俺様に命令するとは、それなりの覚悟があるんだろうな?」グイッ

ロリ「きゃっ!」

主人(超絶イケメン)「さあ、お仕置きの時間だ…」ボロン


エメラル○スプラッシュ!


ロリ「ヤダッパアァーッ!」

再起不能

メイド¶¶「ロリィィィィィィッ!」



メイ友「どうよ、ゆくゆくはハートフルでロマァンティックな日常が送れるんだよ?」ドヤァ

主人「おかしな所ありすぎだろ!!!」

メイ友「は!?エロは止めとけっていう神の御告げに従ったまでよ!」

主人「何の話だ!」

メイド「やっぱりペットショップの一人勝ちって話ッス」

主人「お前まで意味のわからん事を言うな!」

メイ友「ふっ…負けたわ…まさかあなた達がそこまでツーカーだったとはね…お姉さんが見誤っていたようね…」スズシイメー

メイド「甘く見ないで欲しいッス、伊達にご主人様のメイドしてないッス」

主人「年末に見た時は、こんなのじゃなかったと思ったけど……」

メイ友「あの時は作成会議で大変だったからね、行動ルートを作っておかないと悲惨な事になるから必死よ!」

メイド「破綻させる側が言わないで欲しいッス…」

メイ友「それは他の二人が優秀だからだよ」

メイド「友ちゃんが振り回してるだけッス…」

メイ友「なんと、メイドの分際で私に楯突くと…?」

主人「はぁ…」

メイド「何かお腹に入れておけば大人しくなるッス」

盟友「お、なんかくれるのか!?」

主人「パンチで良いか?」

盟友「パン…パンチ!?いやいや確かに食らうものだけどそういうのは食らいたくないっていうか親父にも殴られた事ないから!」

主人「先に言っておく」

盟友「はいぃ…」

主人「家主は俺だ」

盟友「アッー!」

メイド「テーレッテー」

本日の投稿ココマデ


メイドの友達は全員キャラが濃い。っていうか設定手帳すんごい事になった。


今月からニートと思ってたら先週に突然のニートキャンセル。
社畜マン、ぼくやったよ、要求通ったよ……

主人「つ、疲れた…」

メイド「普段はあそこまで…うーん…やってるような気がするッス…」

主人「あれがいつもなのか…」

メイド「友ちゃんなりの、元気づけだと思うッス」

主人「はぁ…あんなに騒がしくしてか?」

メイド「そうッスね、いつも大袈裟ッスから…」

主人「だとしたら、少し勘弁してもらいたいな…」

メイド「人には結婚とか煩く言う癖に、自分はああいう態度ッスからねぇ…」ボソッ

主人「ん、何か言ったか?」

メイド「い、いえ、何も言ってないッス!」

主人「そうか。って、もう夕方か…」

メイド「そうッスね…」

主人「今日は、外で食うか」

メイド「あれ、一応献立考えてあるッスけど…」

主人「たまには飲むぞ。病み上がりには気付けの酒だ」

メイド「え、ウチ飲む前提ッスか!?」

主人「少しは飲めるだろ?」

メイド「飲めるッスけど…」

主人「あと、ちゃっかり置いて行った同人誌の処分も兼ねてる」

メイド「そ、そうッスね。うわっ、人形も全部置いてあるッス!片付けするのウチなんッスけど!」

主人「ご愁傷様です」

メイド「ご主人様~!助けて欲しいッス~!」

主人「ぁあぁっ!血袋まで仕込んでやがる!」

メイド「一張羅に赤い塗料がー!」

主人「三張羅と突っ込みたいが今はそれ落として来い!」

メイド「何張羅でも良いッス!あー早く脱がないとー!」

バタバタ

主人「バカ!今ここで脱ぐな!」




メイ友「あー楽しかった♪」

本日の投稿ココマデ


言うまでもなく、メイドはどこか抜けてます。なのであからさまな罠でも簡単に引っかかります。

メイド「8月いっぱいさま~♪」

主人「なんだその歌」

メイド「世間では4月1日はバカの日らしいですよ」

主人「ああ、エイプリルフールか」

メイド「毎回色々なおふざけ記事が流れる素敵な日です」

主人「素敵かどうかはともかく、メシは…」

メイド「もうこちらに準備出来てますよ」

主人「そうか。助かる」

メイド「では、失礼します」

主人「お、おう…」




……

………

主人「ちょっとまった!」

メイド「ひゃあっ!ご主人様、何ですか!?」

主人「お前、どうしたんだ!」

メイド「へ?ウチはウチですよ?」

主人「な、何かがおかしい…そう、いつも当たり前のように見てきた何かがふと消えたような…」

メイド「何を言ってるんですか?何も変わらないいつもの日常ですよ?」

主人「その日常に潜む謎の違和感…どういう事だ…」

メイド「くすっ…ご主人様、Yシャツのボタンが掛け違えてますよ、違和感の正体じゃないですか?」

主人「な、くっ…そうじゃなくてだな…うーん…」

メイド「朝食、ここに置いておきますね。ではご主人様、違和感の正体がわかったら教えて下さいね。ウチは残ってる家事を済ませますので」

主人「わ、わかった…」



……

………

主人「たまには手際良くやる日もあるんだな…まあいいか」

本日の投稿ココマデ


色々時期を逃した。
それもこれも地球の真ん中でマグマが燃えてるせいです。

メイド「ご主人様、どうしたッスか?昨日からずっと悩んでるみたいッスけど…」

主人「ん?いや、どうにも違和感をずっと感じてて…」

メイド「違和感ッスか…」

主人「うーん…今は感じないんだが、昨日はお前から違和感がな…」

メイド「ウチッスか?うーん…昨日は家事しかしてないッスよ?」

主人「わかってる、俺も1日中家に居たからな」

メイド「そうッスよね。ウチに違和感…あ、アレッスかね」

主人「何か有るのか?」

メイド「ちょっと待って欲しいッス」

主人「お、おう…」

タッタッタ…

タッタッタ…

メイド「これが正体ッスかね?」

主人「…?カチューシャ?」

メイド「ホワイトブリムって言うッス」

主人「うむ、それが違和感の正体?」

メイド「実は、こんなのを作ってみたッス」

主人「…ずいぶんと変な形をしてるな」

メイド「モブキャップって言うッス。実用性重視ッス」

主人「なんか、弁当屋で見た事あるような…」

メイド「用途は同じッスけど、ウチの場合は紫外線除けも少しあるッス」

主人「紫外線除け?」

メイド「夏、頭が暑くなるとふらふらするッスから…」

主人「…確かにあのカチューシャは帽子では無いからな」

メイド「そういう事ッス。あくまでメイドらしくッス!」

主人「なるほどな…」

メイド「昨日初めてかぶったッスけど、多分そのせいだと思うッス」

主人「そうだったのか…」



……

………

主人「いや、何か違った気がするんだが…」

本日の投稿ココマデ


土曜日に投稿しようと思ってたら、気づいたら月曜日だった。

誰ですかドアノブカバーみたいな帽子って言ったのは。

メイド「今日辺りに届くって言ってたッスね」

主人「何がだ?」

メイド「お魚ッス。前にフグ送ってきた友達ッス。今回は何が来るッスかね。」

主人「知らされてないのか…」

メイド「食えそうなものを適当に詰めたって言ってたッス」

主人「また毒のある魚じゃないだろうな…」

メイド「カサゴになると困るッスけど、無いと思いたいッス…」

ピンポーン

主人「とか何とか言ってたら来たな」

メイド「なんとかの都合ッスかね」

主人「メタいぞ」



……

………

メイド「ふぎゃあああ!」

ドタンバタン!

主人「どうした!?」

メイド「ミ、ミミズみたいなのがぁ!」

主人「は?ってうわっ!なんだこりゃ!」

メイド「今回はグロ画像ッス!検索してはいけない類のモノッス!」

主人「確かにこれは何だ…」

メイド「電話するッス!」

とぅるるるる…

メイド「もしもし、今回は流石に冗談じゃないッスよ!…えっ!?…全然違うッスよ!完全にモザイク級の生物がいっぱいッス!」



……

………

メイド「も、もう駄目ッス…」エグエグ…

主人「どうしたんだ?」

メイド「クーラーボックスを間違えて餌のイソメを入れたボックスを送ったらしいッス…」

主人「あれ、イソメって言うのか…」

メイド「送り返されても面倒だから東京湾に沈めろって言われたッス…」

主人「なんでわざわざ東京湾なんだ…」

メイド「コンクリートを用意するッス。じゃなくて、ナマモノだから多分送り返す間まで持たないと思うって…」グスン

主人「いやまあ、確かに蠢いてる訳で…」

メイド「魚だと思ったらこんなのが出てきたらトラウマッスよー…」

主人「うん、これは同情する…」

メイド「わかって開く分には平気ッスよ、タイノエとかも平気ッス…でも魚って書いてコレは許せないッス!」グイグイ

主人「わかったわかった、だからそのクーラーボックスを置いてくれ」

メイド「ご主人様ぁ、一緒に東京湾まで沈めに行って欲しいッス…」

主人「まだ引っ張るかそれ…まあ今回は全面的に手伝ってやるか…」

メイド「ありがとうッス…トラウマになりそうだったッス…」

主人「でも一応、これ釣り餌だろ?生き物だし、逃がして大丈夫なのか?」

メイド「知らないッス…」

本日の投稿ココマデ

お覇王。飲んだら寝た。

イソメは耐性無いとグロ画像一直線。苦手な人は釣り餌(生物)って辺りでお察し下さい。
生きた釣り餌でも海に沈めちゃダメですからね。

主人「洗ったはずなのに手が磯臭い気がする…」

メイド「ご主人様、せっかくこっちに来たから行きたい所があるッス」

主人「いきなりだな。どこに行きたいんだ?」

メイド「台場ッス」

主人「珍しいな、お前がそんなメジャーな場所に行きたいなんて…」

メイド「まあメジャーッスけど、別に日の出な巨大ロボを見たい訳じゃないッスよ」

主人「あれ、違うのか」

メイド「行きたいと思ってた場所が偶然ッスけどこの近くってだけッス」

主人「怪しい…」

メイド「その為にあんな思いしてまで行きたくないッス」

主人「それもあるな。行きたいとか欲しいとか、お前はハッキリ言うタイプだもんな」

メイド「棘がある言い方ッスね」

主人「日頃の行いだ。で、台場のどこだ?」

メイド「科学未来館ッス」

主人「お前、あんな第三セクター臭のする場所が好きなのか…」

メイド「第三セクターとかはわからないッスけど、今ゲームイベントをやってるから見に行きたいだけッス!」

主人「お前、本当にゲーム好きなんだな」

メイド「ポンが有るなら行くしか無いッス!」

主人「ポン?」

メイド「そう、あの有名なポンッス!」

主人「悪い、全く知らない」

メイド「ご主人様、世界で最初のアーケードテレビゲームって言われてるッスよ」
※更に古いものがあります

主人「そんな古い話は知らん」

メイド「しょうがないッスね、ウチが漫画とヌコヌコ動画で得た知識を基に解説するッス」

主人「要りません」

メイド「大丈夫ッス、社会科の勉強と思うッス」

主人「尚更要りません」

メイド「そうッスか、そんなに楽しみッスか。それなら移動中にざっくばらんに解説するッスよ」

主人「絶対説明するまで粘るつもりだったな」

本日の投稿ココマデ

就職したから初めてGWを満喫したと思う。

「してから」だよぅ…

予測変換のバカー!

メイド「今日はメイドの日らしいッスよ。たくさん労ってほしいッス」

主人「……なんて?」

メイド「メイドの日ッス。でもメイ(5月)の10日だからメイド…ってだいぶ無理があるッスねぇ」

主人「そこはどーでもいいんだよ、それよりお前いま労えっつったか?」

メイド「そうッス、普段頑張ってるウチに恩返しをする絶好のチャンスッスよご主人様…」

主人「……!」

メイド「普段は恥ずかしくて口にできないような感謝の言葉も、今日だけは好きなだけ言えるッスよ」

メイド「さぁっ!」

主人「さぁじゃねーよサーフィスかお前は」

メイド「ええっ!?なんでそんな冷たいッスか!?そこは大粒の涙ボロボロ零して『いづもあ゛り゛がとぉおお』ってなるところじゃないッスか?」

主人「俺そんなキャラじゃねーだろ」

メイド「ご主人様はウチに感謝とかしてないッスか?」

主人「いや、感謝はしてる。してるけどな」

主人「急にメイドの日だの、真正面から労えだの言われると感謝の気持ちも萎えるっつーか」

メイド「なるほど、そういうことッスか」

メイド「じゃあ今日は、ウチの仕事っぷりを見てほしいッス」

メイド「きっとご主人様『ああ、ウチのメイドはなんて働き者なんだ』って感動してウルウル来ちゃうッスよ」

主人「そうかい。で、まずは何をやってくれるんだ」

メイド「まず…まずは…?」

主人「洗い物は?」

メイド「終わってるッス」

主人「掃除」

メイド「終わってるッス」

主人「洗濯」

メイド「終わってるッス」

主人「夕食の仕込み……にはまだ早いか」

メイド「ええっと…つまり…」

メイド「……なにしたらいいッスか???」

主人「お前は有能なのかアホなのかどっちなんだよ…」

メイド「こ、こーなったら意地でもやること見つけるッス!」

メイド「ご主人様、服にシワがついてるッスよ!アイロンかけなきゃまずいッスね!」グイグイ

主人「今着てる服はやらんでいいだろうが!!」

メイド「耳掃除してあげるッス!!」シャキーン

主人「やったよ昨日!」

メイド「なんだか草刈りがやりたくなってきたッスよ!」

主人「お前今まで一度もそんなことしてなかったじゃねーか!そもそも草伸びてねぇし」

メイド「どーすればいいッスか!?」

主人「知らねぇわ」

メイド「はっ!そうッス!!し、ししし下の世話はまだしたことなかったッスよね!!!さぁパンツを脱ぐッスよ!!」

主人「やめろバカ!」ベチーン

メイド「うう…ぶったッス…きっとウチの胸が小さいからご主人様を誘惑できなかったッス…」シクシク

主人「そうじゃねぇよ柄にもねぇことすんなってことだよ」

メイド「ご主人様はやっぱり…こんなアホなメイドはお嫌いッスね」

主人「いや、だからそういうわけじゃ…」

メイド「いいッス、もういいッス……中途半端な慰めは余計に傷つくだけッス。ウチはガラス細工のように繊細な女の子……今ので682のダメージを受けたッス」ヨヨヨ…

主人「なんのゲームだよ」

主人「…ん?そうか……」

主人「労えばいいんだな?…なんかしてほしいこととかあるのか?買って欲しいものとかあるのか?」

メイド「……えっ?」

主人「あるから言い出したんじゃないのか?ゲームくらいは好きなの買ってやるよ」

メイド「いやぁウチはご主人様と一緒にいられるだけで幸せッスから、他には何も望まないッスよ」テレテレ

主人「さっきと言ってること違うじゃねぇか」

メイド「だっだからぁ!!感謝の気持ちを示してほしいだけッスよ!そりゃウチがご主人様のために働くのは当たり前のことッスけど、たまには言葉や態度で……」

主人「いつもありがとう」

メイド「!」

主人「これでいいか?」

メイド「いや、あの……」

メイド「……」

メイド「そういえばトイレ掃除をまだやってなかったッス、行ってくるッス」フラフラ

主人「あ、ああ……」

主人(とってつけたような感謝…に聞こえたかね)

主人(だってしょうがねぇだろ…)

メイド「……」バタン


主人「……アイツがここに来て一年、プレゼント用意したはいいが」

主人「なんだか渡すタイミング逃し続けて一ヶ月、今のやり取りのせいで余計渡しづらくなっちまったじゃねーか…」


メイド「……」

メイド(やばいやばいやばいやばいやばいッス)

メイド(めっちゃ嬉しいッスー!!!!!)ドキドキ

メイド(はー、また明日から、頑張るッスよー!!)

メイド「あ、そういえばさっきチラッと『新品のメイド服』が見えたッスけど……」ガチャッ

主人「!!!」ビクーッ

メイド「あれはいったいどうするッスか?」

主人「あ、いや、それはだな……」ダラダラ

主人(この野郎……俺の気遣いをとことんまでぶち壊す気か!?)

メイド「あっ!……そうか、そういうことッスね、それは失礼しましたッス」

メイド「いえ、大丈夫ッス!ウチはご主人様の趣味をむやみに否定したりはしないッスよ、ちょっとウチの真似してみたくなっただけッスよね」

主人「はっ?」

メイド「でもできれば、それ着て外に出るのはやめてほしいッス」

主人「!?いや違」

メイド「ではではッス!」バタン!

主人(……アホメイドでよかった…のかな)


メイド(ほんとは前から気づいてたッスけど……せっかくチャンスあげたのに)

メイド(まぁ、気長に待つッスよ。不器用なご主人様)

主人「うーん…うーん…」

メイド「ふふっ…ご主人様、気づいてないみたいッスね…」

主人「うーん…」

メイド「ウチがご主人様の居ない間に、枕の中に薄い本(触手陵辱モノ)を仕込んだッス…」

主人「…」もぞもぞ

メイド「きっとご主人様は紳士な触手に(あ~ん)な事をされてるに違いないッス…」



……

………

夢の中

主人「いやあお互い苦労するよね」

触手「全くですよ、せっかくの休暇も日本人のせいで働き詰めでさぁ…」

主人「やっぱり社畜ってどこの業種でも居るんですねぇ…」

触手「いやまあ歩合制だから仕事が多いだけ自分は助かる部分は有りますが、それでもちょっと多いかなぁと…」

主人「俺は仕事辞めて結構経ったからなぁ…」

触手「あら、あんなかわいい恋人が居て大丈夫なんですか?」

主人「仕事が趣味って言うんですかね、これまでずっと仕事一筋で何もしてこなかったせいで貯蓄だけは有るんだ」

触手「ほうほう…」

主人「あのバカも、もう少しまともだったら楽なんだがなぁ…」

触手「またまたぁ、そんな事言ってあの子が好きなんでしょう?」

主人「ばっ…俺は仕方なくだな…」

触手「そういう事にしておきますよ。あーお酒が美味しい」

主人「ぐっ…」

………

……



主人「はあぁ…うーん…」

メイド「なんか、すごくバカにされてる気がするッス…」

本日の投稿ココマデ


週刊連載ってすごいよね。

>>218-223
メイド「っていう夢を見たッス!」

主人「ほう、それは日頃のお前からは想像がつかんな」

メイド「ウチは完璧なメイドッスよ、もう少しで時間も止められる気がするッス!」

主人「時間どころか失敗も止められないだろ!」

メイド「またまたぁ…」テレッ

主人「褒めてねぇよ駄メイド!」

メイド「駄メイドなんかじゃないッス!駄な部分が一切無い無駄メイド…あれ?」

主人「やっぱり駄目メイドだな!」

メイド「いや、無駄メイド…当然正位置ッスからやっぱり駄メイドで無いッス!」

主人「なら早くメシを頼む…」

メイド「それはもうちょっと待って欲しいッス!このオーブンに慣れてなくて手間取ったッス…」

主人「オーブン…?家にあったか?」

メイド「この電子レンジ、オーブン機能ついてたッス。だから今日はラザニアを作ってみたッス!」

主人「美味そうじゃないか。あとどれくらいだ?」

メイド「あと5分くらいッス。あっ」

主人「なんか嫌な予感がするんだが」

メイド「うぅ…ご主人様、お願いが有るッス…」

主人「聞きたくないが、なんだ?」

メイド「ミトン、買ってきて欲しいッス…」

主人「バ、バカ野郎!」

メイド「ふえぇ、ごめんッスー!」

主人「間に合わなかったらタオルでなんとかしろよ!」

メイド「わかってるッスよぉ…」

主人「やっぱり駄メイドだ!」

メイド「駄メイドは勘弁して欲しいッス~!」

主人「とにかく買ってくるからなんとかしろよ!」

バンッ!


主人「(一年経ってたの、忘れてた…ど、どうしよう…)」

本日の投稿ココマデ


ってな訳で>>218-223は違う人なんですが、>>1が帰ってきたのかな?
続けて良いのかしら。

メイド「ふぅ…やっと終わったッス」

主人「お疲れさん、今日はゲームしないのか?」

メイド「うーん、たまにはゲーセンに行きたいッス!ご主人様とプリクラッス!」

主人「行ってらっしゃ…はぁっ!?」

メイド「かわいく撮れるッスよ、ご主人様!」

主人「や、やめろ!俺をかわいく撮ってもしょうがないだろ!」

メイド「しょうがあるッス!さ、今日は早く家事が済んだッスからね!善は急げッス!」

主人「ウワー!ヤメテクレー!」

メイド「ここは東京ッスよーっ♪」


ざわ……

   ざわ……

メイド「じゃ、入るッスよ♪」

主人「帰りたい…」

メイド「コインを入れたらすぐッスからね!」

主人「周りの目が痛い…」

メイド「そりゃあ女の子ばっかりッスから、ウチみたいな美少女を連れていれば間違いなく注目の的ッス!」

主人「お前の格好のせいだ!」

メイド「ほら、撮るッスよ!」

サン、ニィ、イチ!

主人「えっ」

パシャッ!

メイド「ほら、ご主人様の面白フェイスを激写ッス!」

主人「ちょ、マジで早すぎだろ」

パシャッ!

メイド「全身も撮るッスよ、最後はご主人様らしくお願いするッス!」

主人「お、おう…」

サン、ニィ、イチ!

パシャッ!

メイド「次はこっちッス!」

主人「おい、撮り終わったら終わりじゃないのか!?」

メイド「何言ってるッスか、これからが本番ッスよ!このペンで色々書き足すッスよ!」

主人「最近のプリクラは凄いな」

メイド「結構前から出来るッスよ」

主人「えっ…」

メイド「早くしないとウチが全部書いちゃうッスよ」

主人「あ、それは許さん!」

メイド「ここで写真を切り替えられるッスよ」

主人「おお、こんな書き足しも出来るぞ」

メイド「ご主人様も、楽しみ方がわかってきたッスね」

主人「おい!これイタズラしすぎだろ!」

メイド「ほら、ギャルゲーのヒーローみたいになったッスよ!」

主人「やめろ恥ずかしい!」

メイド「あー時間が無いッス!これで決定ッス!」

<印刷が終わるまで、ちょっと待ってね!

主人「くっ…もう少し時間が有れば…」

メイド「いつでもリベンジ待ってるッスよ」

主人「いや、もう十分だ」

メイド「写真、要るッスか?」

主人「いや、持っててもなぁ…」

メイド「どうせ目立つ所に貼るッスけどね!」

主人「見つけたら絶対剥がす!」

本日の投稿ココマデ


遅くなってもうた。
それもこれも我が家にイカでTPSするゲーム機が来たのが悪い。

メイド「やっと、プリ帳にご主人様が貼れたッス」

メイ友「全く…急に呼び出したと思ったらプリ帳ねぇ…」

メイド「ご主人様の所には置いておけないッスからね…恥ずかしいッス」

ゴス友「高校時代からか。手放したり無くなったりしたら発狂しそうだな」

メイド「そんなエッグみたいなものじゃないッスから…」

メイ友「いちいちゲームで例えないように」

ゴス友「リーダー、もう諦めたらどうだ」

メイ友「ダガ・コ・トワル」

メイド「ところでゴスロリのクリーニングは大丈夫ッスか?」

メイ友「なんというスルースキル…」

ゴス友「ああ、今回はこれで頼む」

メイ友「ブルータス、お前もか…」

メイド「5着もッスか…」

ゴス友「メイド、頼む…お前のクリーニング力と修繕力は下手な店より上手いんだ」

メイド「もう…衣装の為に全てを捨てる女は強いッスね」

ゴス友「して、今回の料金は?」

メイド「百番勝負!」

ゴス友「把握した」

メイ友「そこの万年ゴスロリ、お前は頼むから仕事をしてくれ」



……

………

主人「あいつ遅いな…夕飯までには帰るって言ってたんだが…」グゥー

本日の投稿ココマデ

やっと3人の友達を出せた。
え、フグの人が居ないって?
彼女は釣りで入れ食いフィーバーしてるので遅刻してます。

主人「たまには外に出ようと思う」

メイド「えっ!?」

主人「行きたい所があってな」

メイド「ご主人様…ウチは感動です…」

主人「いや、そんな感動するほどの事じゃ…」

メイド「いつも引きこもってニートと満喫して、外に出ようと誘えば外に出るのは負けた気がするって言うご主人様が、夢みたいッス…」

主人「何ひとつ合ってないぞ」

メイド「どこに行くッスか!?ゲーセン?○フマップ?…まさか、ハローワーク!?」

主人「お前が行け。だいたい買い物なら俺もよくついて行ってるぞ」

メイド「ウチがご主人様のPCに入れたゲームはつまらなかったッスか…」

主人「そもそも起動すらしてない」

メイド「なっ!ウチが必死に入れた数々のネットゲームは全部スルーッスか!?」

主人「そのせいで容量がピンチなんだが!?」

メイド「そりゃあ何ギガってゲームも入ってるッスから当然ッス!」

主人「削除しとこう」

メイド「あーダメッス!ただでさえロースペなノートPCでやって我慢してるッスよー!ウチのなんちゃらオンラインー!」

主人「はぁ…とにかく行くからな、しばらくかかるから夜もどこかで食っていくつもりだ」

メイド「うー…わかったッス…」

主人「ちゃんと鍵かけておけよ」

メイド「大丈夫ッス、ちゃんとご主人様の家は守るッス!」

本日の投稿ココマデ

ネットゲームは課金の闇が深過ぎるから苦手です。
ぷ○はハマったけど、2は例のHDD事件を機に引退。

メイド『はぁ~…』

メイ友『どうしたメイドよ、らしくないため息なんか吐いて』

メイド『んー…ご主人様と上手く行こうって頑張ってるッスけど…』

メイ友『おう、ごちそうさまです』

メイド『からかわないで欲しいッス、頑張ろうとすると失敗して…』

メイ友『だからあたしがニヤニヤ出来るんじゃない』

メイド『ウチだって、負い目感じてるッス…だからこそ、今の生活が良いなんて思わないし…』

メイ友『あー、会社クビになったって話ね』

メイド『そりゃあウチも悪い所が有ったッスよ、でもクビになったはゴメンナサイで済まないし…』

メイ友『おお、泣くな我が友。あたしの役目では無いが、今は存分に我が巨乳で泣くが良いぞ』

メイド『…殴りたいッス』

メイ友『せめて揉むくらいで』

メイド『じゃあつねる』

メイ友『ゴメンナサイゴメンナサイ…』

メイド『もう…』

メイ友『…本当にメイドらしくなってきたわね…』

メイド『何年やってると思ってるッスか?』

メイ友『そうね、でも最近はメイドらしさに磨きがかかってる感じかな』

メイド『そ、そう見えるッスか?』

メイ友『時間さえ気にしてくれれば』

メイド『…へ?』

メイ友『まだお昼の2時なんだよね、あたし絶賛仕事中』

メイド『ご、ごめん!』

メイ友『まあ暇だからこうやってチャットアプリ開けるんだけどね』

メイド『…』

メイ友『でも、ちょっと気になる所は有るのよね』

メイド『気になる所?』

メイ友『あたしのゴシップアンテナが何かを捉えた感じ。ちょっと仕事してくるかな』

メイド『行ってらっしゃいませ♪』

本日の投稿ココマデ

メイメイ凄い事になった。
次回、主人怒涛のシリアス始まっちゃうー?

主人「しかし、いくら誕生日って言ってもなぁ…ゲーム好きってくらいしか知らねえし…」

元上司「なんだ、まだあの子と居るのか?」

主人「うわっ!じ、上司さん…」

元上司「久しぶりに見かけたと思ったら、時計売り場を見ながら誕生日の話をしてるんだからな…」

主人「全部聞いてたんですね…」

元上司「バッチリと」

主人「はぁ…で、何の用ですか?」

元上司「例の件、考え直してはくれないか?」

主人「…もう1年以上経ちますが?」

元上司「それだけ必要としてるんだよ、"あの子"をね」

主人「何を言われようとも、金の為にメイドを売るような真似はしませんよ…」

元上司「そうか…残念だ…」

主人「話が済んだなら視界から消えてくれませんか?」

元上司「いや、そうもいかないんだ。こっちにも事情が有ってね…立ち話もなんだし、そこでお茶でもしながら…」

主人「ケチなアンタが、わざわざホテルの喫茶店ねぇ…」

元上司「判断は任せるよ。先に行って待ってる」

主人「…」

本日の投稿ココマデ

暑い日が続いてるなぁ…
つらい…

メイ友「お、やっと来たか万年ゴスロリ」

ゴス友「外出となったら色々と準備が必要なんだけど…」

メイ友「久しぶりにお仕事するわよ、今回はメイド絡みだから気合い入れちゃうからね!」

ゴス友「私はパス」

メイ友「言うと思ってた。メイド絡みって言っても、前の仕事場なんだけど」

ゴス友「……あの大財閥?」

メイ友「そう、最近あの屋敷は人の出入りが多くなったって話なの」

ゴス友「あの財閥なら有り得ない話でも無いでしょう」

メイ友「メイドが一度音信不通になる前の事、覚えてる?」

ゴス友「いや、何かと言われても…」

メイ友「ちょっと調べたら、あの子が辞める直前から人の出入りが頻繁になったみたいで…」

ゴス友「うん?」

メイ友「同時に例の御曹司が、重役になってるのよ」

ゴス友「…は?あれまだ中坊だったと思ったけど?」

メイ友「当時14だったはずね。頭おかしいとしか思えない」

ゴス友「そんな話、なんで今更…」

メイ友「個人的に追っかけてるネタがあってね、それが偶然主人くんの元職場にぶつかったの」

ゴス友「うん」

メイ友「あの会社、この財閥とは親密な関係で情報を掴もうと躍起みたいなんだよね」

ゴス友「…そこにたまたま、メイドがやってきて」

メイ友「何かあったんじゃないかってね。でも、主人くんはメイドを売らなかった」

ゴス友「売らなかったって…メイドとは名ばかりにゲームばかりしてたのに?」

メイ友「実態はそうなんだけど、御曹司絡みは間違いないはず」

ゴス友「何も無いんだから、別に行っても問題ないと思うけど…」

メイ友「それは無いわね。主人くんの解雇、おかしいとは思わない?」

ゴス友「仕事で契約書類に失敗って…?」

メイ友「だって誤送信だとしたら、メールなら簡単にフォロー出来るでしょ?」

ゴス友「うん…まあ多分ね」

メイ友「しばらくして、彼は本当に仕事を辞めた」

ゴス友「居辛くなったんじゃないかな…」

メイ友「かもしれない。でもそれなら新しい仕事を見つけてから辞めるはず」

ゴス友「なるほど…」

メイ友「まだ確証は無いけど、この謎を解明出来れば二人を幸せに出来ると思ってる」

ゴス友「…記事の手伝いは嫌よ?」

メイ友「それは大丈夫。ちょっとゲーセンに行くだけだから」

ゴス友「…えっ?」

本日の投稿ココマデ

体調が…

ピンポーン

メイド『どなたッスか?』

??「僕だよ。リーダーに行けって言われたんだけど…」

メイド『ハマちゃん!今開けるッス!』

フグ友「慌てなくて良いよ」

ガシャン!
ドタン!

フグ友「あぁ…」

メイド「お、お待たせッス…」

フグ友「あのさ、少しは僕の言葉も聞いてくれないかな?」

メイド「ふふふ、やっと来たッスね…」

フグ友「な、なに?」

メイド「イソメの恨み!今日はとことん付き合って貰うッスよ!」

フグ友「わ、わかったから引っ張るな!」

本日の投稿ココマデ

元から無い書きためを作ろうと頑張った結果、「微妙だな」で全てリセットしちゃいました。
凝り性の悪い癖出ちゃってます。

主人「…」

元上司「…」

主人「(こういう所のコーヒーは美味いって言うが、メイドの煎れたコーヒーの方が美味いじゃねぇか…)」

元上司「コーヒー、好きなのか?随分ペースが早いが」

主人「…いや、そうでもない」

元上司「そうなのか。紅茶の方が良かったかな?」

主人「いや、コーヒーも紅茶も別に好きじゃない」

主人「(少し前までは…だがな)」

元上司「そうか。それならしょうがない…」

主人「(メイド…本当に何から何まで俺の人生を引っ掻き回しやがって…)」

主人「…ところで、その会わせたい人ってのはいつまで待たせるんだ?」

??「やあ、待たせたみたいだね…君が、あのメイドを匿ってる男かい?」

主人「…出会って早々、無礼な奴だな」

??「君を敬う気持ちが一切無いからね」

主人「こいつ…」

??「もう一度聞く。あの女はどこだ」

主人「さあな…」

??「隠した所で無駄だよ。息子に下らんものを教え込んだ上に、我が家の秘密を盗んだ女を渡して貰おうか」

主人「……は?」

本日の投稿ココマデ


あのメイドに秘密が!?

ワアアァ!

実況『決まったぁ~!エックス選手、空白の2年を感じさせないプレーで堂々優勝!』

観客A「まさかの30コンボイ行くとはねぇ」

観客B「本物が復活しやがった!」

実況『優勝したエックス選手には賞金とトロフィーが贈られるぞ!』

<○ジェロは無いんですかー!?

実況『車を出せるほど予算無いんですよー!』

ワハハハハ!

実況『それでは、優勝したエックス選手に優勝インタビューと行こう!』

ワアアァ!

実況『久しぶりの公式戦出場ですが、それまでは何を?』

エックス『まあ年が年だったから、そういう事です』

実況『あー僕もそれぐらいの事言えたら良かった!』

<実況も大学生だろうが!
<台車通りまーす

実況『じゃ、エックス選手は事務的な手続きが有るから一旦退場だぞ!終わり次第エキシビジョンを行くぞ!』

エックス「…!!(メモ…いつの間に…)」

………これ以上黙っているつもりなら、あの子が許しても私達が許さないから♪

エックス「(メイドの友人…!?近くに居るのか!)」キョロキョロ

本日の投稿ココマデ

ポケットなモンスターが捕まえられるゲームが流行ってますね
ワタシガラプーなんですよね…

友人のTwitterが楽しそうにしてるんですよね…

メイド「ご主人様イーブイ捕まえたッスよ!これは絶対レアッスよね!!」ドヤァ

メイド「えっイーブイそこら中にいるんッスか?」

メイド「くっクソゲー!クソゲーッス!!」

フグ友「よし、これで良いかな?」

メイド「…うん、良いッスね!」

フグ友「あれだけの剣幕だったから一体何事かと思ったけど、まさか料理の手伝いだったとはね」

メイド「そりゃあ毎日の食事がつまらないと、活力は得られないッスからね」

フグ友「いつの間にそんな技術を身につけたんだ?」

メイド「そうッスね、元々ッスよ」

フグ友「元々…?」

メイド「ウチがゲーセン通いの出来た秘密ッスね!」

フグ友「……?」

メイド「食費を安く済ませ、出来る限り自由に使えるお金を捻出する…学校行ってた時からずっとやりくりしてたッス」

フグ友「そ、そうだったのか」

メイド「でもそれを軽く吹き飛ばす事件を起こした人が居たッスから…」

フグ友「あ、あはは…」

メイド「…そういえば、リーダーってウチにお節介を焼くッスかね」

フグ友「うーん…まあ色々思う所が有るんだろう」

メイド「そうッスか…」



……

………

衝撃!夜な夜な盛り場に向かう女生徒!

ざわ……

   ざわ……

<違うッス!ただのゲーセンッス!

「!!もしかして本人登場!?これは取材せねば!」

………

……



フグ友「(リーダー、あなたの居ない所でずっと泣いてる日もあるんだよ…?)」

メイド「あっ!パンが焦げそうッスよ!」

フグ友「えっ…ちょ、わわっ!」ガラッ!

メイド「あちっ…うん、大丈夫そうッスね!」

フグ友「(…どうして僕達を頼ってくれなかったんだい?)」

メイド「今日はご主人様も遅くなるって言ってたッスから、焼きたてを一緒に食べるッス!」

本日の投稿ココマデ

先の七月場所で、解説が相当おかしかったので心配してたんですが、突然の訃報にびっくりしました。
とは言っても親方でしか知らないのですが、こっそりこそこそと、今までありがとうございましたと伝えたいと思います。

約2年前

…………

………

……



御曹司「よし、今回も勝ちだな」

メイド「うー…また負けたッス」

御曹司「君が教えてくれたんだけどねー」

メイド「悔しいッス!もう一度ッス!」

御曹司「受けてたとう!」

大旦那「そこまでにしてもらおうか」

御曹司「げっ!」

メイド「だ、旦那様…」ササッ

大旦那「これから息子も忙しくなる。お前のような訳のわからんもんを息子に教え込むメイドも、この屋敷に居ては困るのだよ」

御曹司「嫌ですよ、まだ13なのに仕事なんて…」

大旦那「ゆくはこの家を継がなくてはならないんだ、昔から出来の良い息子では無いと思っていたが、それでも一人息子なのだ。なんとしても、継いでもらう為の教養を身につけねばならん」

御曹司「…」

大旦那「わかったら下らんゲームなぞ止めて自主的に勉強のひとつでもしろ」

御曹司「…ふんっ」

スタスタ

大旦那「あのバカ息子、お前をつけて元気が出たと思ったらゲームなぞに現を抜かしていたとはな…」ギッ

メイド「あぅ…でも、人生に楽しみがなかったら寂しいッス…」

大旦那「ならば仕事が楽しくなれば良かろう!」

メイド「そ、そんな…旦那様は…」

大旦那「…」ギロッ

メイド「っ…失礼しました…ッス…」

………

……



御曹司「(あの糞親父、俺にあんな仕事の片棒を担げってか?絶対お断りだね!)」

ガシャン!

御曹司「(証拠は掴んでるんだ…でもどうやったら奴の揉み消しをかいくぐれるか…)」

メイド「あの…ご主人様…」

御曹司「ん…?」

メイド「ウチ…今夜限りで…」

御曹司「…えっ?」

メイド「ごめんなさい…」

御曹司「(…これは…俺にやれって言っているのか…?)」

メイド「うぅ…」

御曹司「そうか…それなら、最後にひとつだけ…」

本日の投稿ココマデ

このSSは働くお父さんを応援しております(ドヤ顔)。

主人「俺は何も知らない。メイドは何も持ってなかった」

大旦那「本当に、間違いないんだな?」

主人「まあ、良くも悪くも出会いはしっかり覚えてるからな…」

元上司「嘘を吐くのは止めた方が良いぞ」

主人「嘘ならもっと上手く誤魔化しますよ」

大旦那「確かにな。まあいくらでもこちらの都合良く解釈も出来るがな」

主人「…ちっ」

大旦那「そういう事だ。だからこそ、こういう手に出る」

ピッ

主人「何をするつもりだ!」

大旦那「今、そのメイドは一人なんだろう?察しの良い君なら、この後どうなるか…」

主人「…あのバカと長い事暮らして、どうしようも無さも感じたとしても、あいつの良さってのもわかった気がする」

大旦那「…」

主人「ウチのメイドに手を出そうってんなら、許さないからな…」

主人(一辺こういう台詞を言ってみたかったんだよね…)

大旦那「…そうですか、交渉は決裂ですね」

主人「心当たりの無い事で言われてもねぇ…帰らせてもらいます」スッ

大旦那「…ならばひとつ、よろしいですか?」

主人「…」

大旦那「あの子がどうなっても知りませんよ?」

主人「…お前に会わせた方のがどうなるかわからないね」

大旦那「…」

本日の投稿ココマデ

いつものコレを投稿したつもりで寝ちゃった。

モバイルwi-fiルータを買おうと思ってたらスマホを持っていた。しかも新しい電話番号まで。

ゴス友「それ本当なの?」

エックス(御曹司)「メイドから聞いてないのか?」

メイ友「全く聞いてない。それより一発殴らせて」

X「…それで気が晴れるなら」

メイ友「全く晴れないわね」

X「それは困ったなぁ…」

ゴス友「睨み合ってても始まらないでしょう?」

メイ友「…わかった、早速本題に入る」

X「うん」

メイ友「この調査資料、事実なの?」

X「実際見ている。元も僕が持ってる」

メイ友「…えっ?」

X「あの時、メイドにはギリギリまで身を隠してくれと言った。これはお互いに同じだな?」

ゴス友「そう言ってたし、間違いないよ」

X「僕は数冊の白紙ファイルを渡した。それで終わり」

メイ友「…それって結局、あの子を使ったって事じゃない」

X「わかってる、結果を出さなきゃいけないのもね。だからこそ、失敗したら駄目なんだ」

ゴス友「…それで、こっちの話を聞くつもりになった理由は?」

X「…僕に協力して欲しい」

パシャッ

X「…」ビッショリ

メイ友「はぁ…大人をあまり舐めないでくれる?」

ゴス友「トモ、抑えてよ…」

メイ友「もう水ぶっかけたし」

X「…これくらいならいくらでも受けるさ」

メイ友「そうね、こっちも協力というよりは強制だもんね」

ゴス友「…私達には、あなたよりメイドの方が大事ってのはわかってる?」

X「…その為にも、この事実を公表させたいんだ」

メイ友「はぁ…いくらジャーナリストって言っても抱えられるネタの限界超えてるわ…」

X「あの裏帳簿と、裏取引先のリストが有れば…」

ゴス友「…ねぇ」

メイ友「どうしたの?」

ゴス友「やっぱり、私は協力出来ない」

メイ友&X「えっ!?」

本日の投稿ココマデ

遅筆な癖に無駄な長文は得意。
まるでどっかのどうしようもない譜面を作るのが得意な人みたいだ。

フグ友「ごちそうさま」

メイド「ごちそうさま、そしてお粗末様ッス」

フグ友「日に日に上手くなってるよね」

メイド「ほぼ毎日作ってるッスからね」

フグ友「…そうだね、僕達は主人くんに感謝しないとだね」

メイド「うぅ…改めて言われると…」

フグ友「家事は全部終わった?」

メイド「うーん、まだいくつか残ってるッス」

フグ友「そうか、それが済んだら近場で釣りにでも行くかい?」

メイド「釣りって…そんな簡単に行けるものじゃないッスよね…」

フグ友「ふふ、実は車に道具が一式揃ってるんだ」

メイド「そ、そッスか…うー…わかったッス、家事を済ませたら一緒に行くッス」

フグ友「よし、決まりだね!そうと決まれば僕も張り切って手伝うよ!」

メイド「うう…そんなに張り切らなくて良いッス…」

本日の投稿ココマデ

釣り堀に行くのに道具まできっちり用意する釣りバカの鑑

□余談□
暇があれば釣り糸を垂らして食材をゲットし焼いているらしい
食べられるかわからない時はメイドに尋ねるけどメイドもわからない事が多い

メイド「食べられる魚でも寄生虫や食べた物次第で毒になる種類も居るッスからね!」

フグ友「でも当たった事なんか一度も無いけど」

メイド「それはハマちゃんのリアルラックが高いからッス…」

主人「うーん…柄にもなく時計を買ってしまったが、喜んでくれるだろうか…」

ピンポーン

主人「…」

シーン

主人「…あいつ、家に居るはずだよな?」

ガチャガチャ

主人「一応鍵はかかってるか…」

カチャン

主人「ただいま」

シーン

主人「居ない…のか…?」

カシャ

主人「…なんだ、この大量の割れたコップは…テーブルにも食べかけ…」

主人「スマホまで置いて行って…まさか!」




……

………

大旦那「メイドがどうなっても知りませんよ…」

元上司「クックック…」

………

……



主人「あいつら、もう…クソ!従うしか無いのか…?」

その時、主人くんに電流走る!

主人「あいつの友達なら何か対策が打てるかもしれん!」

本日の投稿ココマデ

一度書きかけて大幅に軌道修整はしたけど、きちんと進んでます。大丈夫です。
むしろ修整前がドロドロし過ぎだったのです…うん…

みんなの今なう

・メイド&フグ友
釣り堀に行って釣りに行ってる
イメージは市○谷のアレ


・メイ友
水ぶっかけた
メイドが居なくなって焦ってる

・ゴス友
静かにお怒り
メイドの事は何も心配していない

・主人
い つ も の

・それ以外
別に覚えてなくて良いと思う

メイド「つ、釣れたッスー!」

フグ友「おー、こっちも釣れたぞー」

メイド「うーん…250円ッスね!」

フグ友「値踏みするなよ」

メイド「だってこう食べられる魚を見るとつい…」

フグ友「料理が出来るとこうなるのか…?」

メイド「ちょっとお金の大切さを痛感してるだけッス…」

フグ友「意外と苦労してるんだな。ん?メールか」

主人くんが面白い事になってるから、メイドに連絡しろって伝えてあげて。
by ゴス友

フグ友「……メイド」

メイド「何スか?」

フグ友「主人くんにちゃんと連絡した?」

メイド「…忘れてたッス…」

フグ友「でもなんでわざわざ僕の所に連絡が来るんだ?」

メイド「…忘れたッス…」

フグ友「…え?」

メイド「携帯忘れたッス~!」

フグ友「え~っ!?」

本日の投稿ココマデ

みなさん、睡眠はシッカリとりましょうね。

ゴス友「考えてもみてよ、自分達はメイドの安全が一番で、協力する事が一番じゃない。それで、今すぐ解決出来る手段が目の前にある」

X「そう、だから」

ゴス友「だけど、協力したとして解決するまでは?」

X「今まで何も起きてなかったんだから」

メイ友「なるほどね、まさに今起きるとも限らないと…」

ゴス友「そう簡単に起きて欲しくないんだけどね…」

♪~

メイ友「ん、ちょっとごめんね。もしもし、どしたの?」

主人『なあ、そっちにメイド行ってないか?』

メイ友「…えっ!?っていうか、なんでメイの携帯使ってるのさ」

主人『メイドが家に起きっぱなしのまま消えた。番号知らなかったからこれでかけたんだ』

メイ友「…消えた…?」

ゴス友「あらら、まさか本当にそんな事が起きちゃったのか…」

ゴス友「(はぁ…メイ、またなにかやらかしたのね…ハマちゃんけしかけたの私だし、フォローしておかないとかな…)」

本日の投稿ココマデ


久しぶりに鹿肉、っていうかエゾシカのソーセージを食べました。

主人「まさか、もう捕まってて…酷い目にあっているんじゃ…」



……

………

メイド「いや…いやッス…」

元上司「そんな事言っても無駄だぜウヘヘ…」

大旦那「さあ、全てをさらけ出して貰おうか…」

メイド「いやあーっ!ご主人様助けて~!」

元上司「そんな事言っても、ここは屋敷の地下深く…声が届く訳があるまい!」

ビリビリッ!

メイド「ウチの一張羅~!」

………

……



主人「そうなったら…もう既にメイドは…」

ぴろりんぽん♪

主人「電話?…番号は…知らない番号だ…」

ぴろりんぽん♪

主人「で、出るしかないか…もしもし…」

メイド『も、もしもし…』

主人「…メイドか!大丈夫なのか!?」

メイド『ご、ごめんなさいッス…』

主人「!!…まさか本当につかm」

メイド『今、近くの釣り堀に居るッス』

主人「わかった!すぐに…釣り堀?」

メイド『ウチ、携帯忘れてハマちゃんのを借りてるッス』

主人「知ってる。今まさに目の前にあるからな」

メイド『うっ…それで、今指摘されて、ご主人様に言うの忘れて…』

主人「…ん?捕まったんじゃないのか?」

メイド『捕まった…?何言ってるッスか?』

主人「だから、前の職場の偉い奴が…」

メイド『前の…?』

主人「…無事なんだな?」

メイド『…ハマちゃんと一緒に釣りしてるッス』

主人「…」

メイド『…』

主人「…」

メイド『…ご主人様?』

主人「…馬鹿野郎!!!!」

メイド『ふひゃあぅ!?』

主人「心配…したじゃねぇか…」ウルッ

本日の投稿ココマデ

気付けば10月。
お酒が美味しいですね。

メイド「ご主人様…」

フグ友「…じゃ、片付けておくね」

メイド「うん…」

主人『…帰って、これるか?』

メイド「すぐ帰るッス!」

主人『わかった、待ってる』

メイド「…はい…ッス…」

主人『じゃ、また家で』

メイド「…うん…」

プッ
ツー…ツー

メイド「…」

フグ友「…メイ…」

メイド「タオル…貸して欲しいッス…」

フグ友「…はい」

メイド「ありがとッス…」

フグ友「…大丈夫かい?」

メイド「…このタオル、すごい生臭いッス」

フグ友「…ごめん」

本日の投稿ココマデ

2日連続で寝落ち

主人「…」

メイド「…」

主人「…おかえり」

メイド「…た、ただいまッス」

主人「全く、今日は酷い1日だったよ…」

メイド「ご主人様が出かけなきゃ大丈夫だったッス!」

主人「どの口が言ってるんだ?連絡手段無くなって、本気で心配したんだからな?」ムニムニ

メイド「うー…でもなんでハマちゃんと連絡が取れたッスか?」

主人「ああ、携帯からお前の友達に連絡をしたんだ」

メイド「誰ッスか?」

主人「ほら、大量の同人誌を置いて行った…」

メイド「あっ…トモちゃんッスね」

フグ友「あぁ…」

主人「向こうもそれを聞いて慌てていたから、本当に何かあったと思って心配したんだが…」

メイド「うーん…トモちゃんはイタズラ好きだけど、そういうイタズラはしないから、何かあったのかな…」

フグ友「多分、伝言の行き違いかな。言葉足らずなのは毎度の事だから。僕も言えないけどさ」

主人「…なんか今までやっていけてたのが不思議に感じるよ」

メイド「あうぅ…」

主人「今日は疲れた…何かメシでも作って欲しいんだが」

メイド「えっ、今からッスか!?」

主人「えっ、今以外にあるのか!?」

メイド「だって、今日は遅くなるって…」

主人「…お前、メイドだろう…」

メイド「そうッスよ、ほら!」フリフリ

主人「ほらってメイド服を広げてもなぁ…まあいいや…今日はどこか美味い店でも探して貰おうかな…」

メイド「…了解ッス!」

本日の投稿ココマデ


生きてます。
きっと生きてます。

メイ友「それで、結局どういう事なの…?」

ゴス友「報告忘れました」

メイド「携帯忘れました」

主人「早とちりしました」

メイ友「あぁ…大丈夫だと思ってた主人くんまで…」

ゴス友「あなたも突っ走ったでしょ」

メイ友「その点は解決させたじゃない」

ゴス友「はぁ…メイの前の職場問題に首突っ込んで、主人くんから来た電話を利用して証拠を強奪したのに?」

メイ友「も、元々渡す気があったじゃない!」

ゴス友「さあどうだかね」

主人「俺の所にも来たな。まさかこんな繋がりがあるとはな…」

ゴス友「財閥系なんてどこも同じよ」

メイド「それより何か注文するッス!」

主人「あぁ、忘れてた」

メイ友「そうね、今日は主人くんのおごりだし、たくさん食べちゃおう!」

メイド「ウチもたくさん食べるッス!」

主人「おい、少しは遠慮しろよ!」

フグ友「あっははは!」

本日の投稿ココマデ


色々消化不良な部分を残したけど、長かったシリアスっぽいものは終わり。
いつも通りの二人に戻ります。

やっぱりストーリーものは難しい…

メイド「夏と言えばスイカッス」

主人「今年は大丈夫か心配だったが、一応出荷は有るみたいだな」

メイド「災害復興は地域の食材を買う事で貢献するッス。スイカは熊本県産が有名ッス!」

主人「まあ募金ってなんか信用ならないからそっちの方が現実的かもな」

メイド「信用ならない?」

主人「ほら、駅とかで募金を募る活動あるだろ?」

メイド「大きい駅には必ず居るッス」

主人「募金で集まったお金が、果たして本当に使われたか調べる術がないんだよ」

メイド「確かにそうッスけど…」

主人「だいたい災害復興の為の募金代わりにふるさと納税をすれば良いしな」

メイド「ふるさと納税…?」

主人「これだよ」ポチポチ

メイド「ほぇー、熊本県に直接送る仕組みッスね」

主人「まあ政府も信用ならないってなったら俺もどうしたら良いかわからんが、少なくとも公共事業の足しにはなるだろうしな」

メイド「でも納税ってなんかイメージ悪いッスね」

主人「まあ消費税も固定資産税も税は税だからな。募金する余裕が有るならって話だ」

メイド「ウチは余裕無いッスよ!」

主人「でもな、このスイカ、山形県産なんだが」

メイド「…えっ!?」

主人「ほら、このシールに…」

メイド「うっそ…」ダラダラ

主人「お前、本当に一番大事な所だぞ」

メイド「あーん!この失敗はしちゃいけない種類ッスー!」

主人「やっぱりいつものメイドか…」ハァー

本日の投稿ココマデ

募金は信頼出来るルートを使いましょう。

逆に被災地や被災者を相手にした詐欺事件なんかも相当あったみたいですね。

メイド「ご主人様、最近はダイエットも進化してるッスね」

主人「どうしたんだ、急に」

メイド「こんなエクササイズを見つけたッス」

主人「ん?」

つらい腹筋運動とはサヨナラ!
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主人「…は?」

メイド「ほら、こういう体位でどこが痩せるとか書いてあるッス」

主人「ちょっと待ってくれ、どうしてそんな本を持ってきた?」

メイド「ダイエット本コーナーに置いてあったッス、しかもこれ女子向けッス」

主人「もはやどこから突っ込んで良いやら」

メイド「…ウチは、どこから突っ込んでも大丈夫ッスよ?」ボソッ

主人「…ん?」

メイド「何でもないッス」

主人「そうか。で、これが目的の本なのか?」

メイド「違うッス」

主人「…とりあえず目的を優先してくれ」

メイド「はいッス…」

メイド「…(ご主人様って枯れてるッスかね?)」

………

……



店員「アジャジャシター」

メイド「♪」

主人「文庫本か…お前、そういうのも読むんだな」

メイド「割と読むッスよ。学校行ってた時は沢山読んだッス」

主人「ゲームばかりじゃなかったのか」

メイド「当然ッスよ。学校にゲームを持ち込んだら怒られるッス!漫画も怒られるッス!でも文庫本は怒られないッス!」

主人「な、なるほど…」

メイド「有〇堂の紙カバーかけて小説を読んでても何も言われなかったッスからね!」

主人「はぁ…」

メイド「持ち込んで怒られてる男子を見ながら、黙々とファンタジー小説を読むッス。楽しかったッスね」

主人「いや、勉強しろよ」

メイド「あ、そういうご主人様には今日の本がどういう本か帰ってからみっちり教えてあげるッスからね!」

主人「いや、なんで罰ゲームみたいな言い方を…」

メイド「ラブクラフト全集はホラー小説ッスからね、短編が多いッスから帰ったらテトリアシトリテケリリ教えてあげるッス!」

主人「や、やめろ~!」

本日の投稿ココマデ


祝・なんとかモンスター発売♪
きけんよち〇ーブイが出るまで頑張るぞー

学校で堂々と読む小説は楽しかったなぁ…

メイド「最近は学習装置が序盤で手に入るッスからね、楽チンッスよ」

主人「そうは言ったって効果は今一つって言われてだな…」

メイド「あー、鋼タイプは半減いっぱいあるッスからね、この子に入れ替えッス」

主人「…お、抜群の技が有るじゃないか!」

メイド「格闘タイプで攻めるッスよ。正義の拳で悪を絶つッス!」

主人「熱いな」

メイド「簡単な覚え方ッスよ。ひとつひとつ覚えるより楽ッスから」

主人「なるほど、覚え方があるのか」

メイド「相性表のマルバツ見てると、めまいがする上によくわからないッス」

主人「めまいって…」

メイド「これッス」

主人「あー…これは流石に…」

メイド「まあほとんど覚えたッスけど」

主人「…えっ!?」

メイド「シューティングゲームの弾幕よりは覚えやすいッスから」

主人「あ、うん…」

本日の投稿ココマデ

うん、遅いのはそういう事です。
やっぱり〇ケモンは楽しいなぁ(^q^)

メイド「ご主人様ー!」

主人「なんだなんだ、今日はいつになくテンションが高いな」

メイド「今日は何の日か知ってるッスか!?」

主人「国民の祝日から1日経ったところだな」

メイド「…無い無い!そんなボケ要らないッスよ!」

主人「ああ、クリスマスか」

メイド「そうッス!って事でこんなの作ってみたッス!」

主人「…めちゃくちゃ甘そうな見た目してるんだが」

メイド「これはシュトーレンっていうドイツのケーキッス。この時期に食べるらしいッスよ」

主人「ケーキ?確かに見た目はケーキっぽいな、ガトーショコラみたいな感じか?」

メイド「どちらかと言うとパンに近いッス。特にナッツ類を多く入れるとお菓子というより食事に近いッスよ」

主人「で、そのシュトーレンを作ったのか」

メイド「七面鳥とかより、こういう方が良いかなって思ったッス」

主人「確かに、クリスマスってイベントは知ってても、食べ物なんかは特別に何かを食べるイメージが無いなぁ…」

メイド「日本だと七面鳥も用意しづらいッスからね。ケーキやクッキーが作れるとイベントが盛り上がるッス!」

主人「うん、だがその度に作ってると時々買うより高くついてる事に何か言いたい事は有るかね?」

メイド「あ、あははは…粉砂糖、高いッスもんねー…」

主人「あとな、あまり甘いものばかり食ってると太るからな?」

メイド「うっ…美味しいものは美味しく食べなきゃダメだから、ウチは大丈夫ッス!」

主人「ダメ人間の思考じゃねぇか…」

本日の投稿ココマデ

新年が明けてしまったぜ。

メイド「あけましておめでとうございまッス」

主人「ん、おめでとう」

メイド「なんか新しい年って良いッスね!」

主人「いや、地球がだいたい一周しただけだからな…別にどうのこうのは…」

メイド「夢が無いッスね、四の五のいわず新しい年を祝えば良いッスよ?」

主人「いつになく強引だな…」

メイド「おいしいものを食べて笑顔になる!ご主人様は笑顔が足りないッス!」

主人「…」ブスー

メイド「なんスかその顔!ボク反抗期の子供デスーみたいな!」

主人「えー…」

メイド「…うん、流石に無いッスね…」

主人「お前は何を目指してるんだ…」

メイド「そりゃあ立派なメイドを目指して…?」

主人「そこは疑問を持たないで欲しかったよ…」

メイド「そうッスね…あれ?…ウチ…メイド…だったッスか…?」

主人「ああ、メイ友さん、病院を紹介して欲しいんだけど…」

メイド「あーんご主人様ひどいッス!」


メイ友『あははは!そろそろ爆発するんじゃないかな?』

本日の投稿ココマデ


残してくれてありがとう…

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