かっぱ巻き「みんな、争いは止めて!」(169)

いつからだろう。

寿司ネタは「魚介類」が王道で、人気があって。

きゅうりやら卵やらは、「邪道」で。

注目もされなければ、美味しいって感動することもない。

誰が決めたんだろう。

王道と、邪道・・・

寿司職人「あのう、お客様・・・」

男「あぁん?」

寿司職人「いや、あのう、さっきから寿司見てるだけで、食べないから心配で。」

男「いやいや別にこの寿司に問題があるわけじゃねえよ。」

寿司職人「それならいいんですけどね。」

男「なあ、寿司職人さんや・・・」

寿司職人「へい?」

男「このかっぱ巻きなんだが。・・・地味、だよなあ」ひょい

寿司職人「ああ。地味だし、邪道ですよね。」

男「ああ。巻物の中でも群を抜いてな。」

男「おまけにあんまし美味しくもない。」

寿司職人「はは・・・まあ、確かに。」

男「邪道、と王道・・・」

男「なにが基準なんだろうなあ・・・」

寿司職人「おーい、わさびすってくれー」

寿司職人「ん?今、何ておっしゃいました?」

男「いいや。なんでもねえよ。」

男「うしっ。じゃあ、食おうかな。」

寿司職人「へい!何を握りましょう。」

男「王道と邪道、で。」にかっ

寿司職人「へ・・・?王道と邪道ぉ?」

男「ああ。あんたが思う王道と邪道。何でも良いから握ってくれ。」

寿司職人「へ、へい・・・。」

男「期待してるぜ。」

***

おーい。

おーーーーいっ。

おおおおおおおおおおいいっ!

「んんっ・・・?」

おきろおおおおおおおお

「あっ、えっ、」

は・や・く・おきろおおお

「はっ・・・・はいいいい?!」

がばっ

かっぱ巻き「ひ、はいっ。えと、巻物族、かっぱ巻き、只今起床しましたあぁ!」

たまご「おせえッ!この小娘っ」

たまご「ったく、てめえは耳元で怒鳴っても全然反応すらしねえ!」

かっぱ巻き「た、たまご君か・・・」

かっぱ巻き「朝からぎゃーぎゃーうるさいなあ。もう・・・」

たまご「てめえ殴るぞ!昨日、あれ程早起きしろって言ったのによお!」

かっぱ巻き「うわわ、怖いこわい」

たまご「全くてめえは、いつもいっも・・・」くどくど

かっぱ巻き「・・・・・・・」ぼー

たまご「くどくどくどくどk・・・」

かっぱ巻き「ぬう・・・・・」ぼーー

たまご「がみがみがみがみg・・・」

かっぱ巻き「ぬううう・・・・」

かっぱ巻き「ぬ」カックリ

たまご「・・・・・・・・」ムカ

たまご「説教中に・ね・る・ん・じゃ・ねえええええ!」

かっぱ巻き「うわわわわ、すいませんごめんなさい!」

たまご「ごるぁ!」ぼかっ

かっぱ巻き「あああ痛いよ!女の子に暴力はダメだよ!」じたばた

たまご「ふんっ」

***
寿司職人「はい、お待ち」ことっ

男「ほう。たまごに、かっぱ巻きか・・・」

寿司職人「へい。邪道ネタじゃありませんか?」

男「んん・・・」ぱく

男「んん。たまご良いね。甘くてうまい。」にかっ

寿司職人「はは・・・ありがとうございます。」

男「かっぱ巻きは・・・ま、きゅうりってかんじか。」もぐもぐ

寿司職人「そうですか・・・」

男「まあ、そうしょげるな。不味くはないからよ。」

寿司職人「へい。」

男「うん。二つともうまかったぜ。」

男「これが、あんたが言う邪道、だな?」

寿司職人「はあ。違いますかね・・・?」

男「いいや。別に違うとは思ってねえよ。」

男「ふふ。おもしれえな。」

寿司職人「??お客さん、何か不思議な方ですねえ・・・」

男「ああ。よく言われる。じゃ、次は王道をくれ。」

寿司職人「へい!」

***
たまご「だらしねえし、色気ねえし、ねぼすけだし、てめえは・・・」

かっぱ巻き「なんと!?そういうたまご君だって、暴力的だし・・・」

ぎゃいぎゃい

「・・・・ちょ」

まぐろ「うるさい。」

たまご・かっぱ「はい。すいません。」

まぐろ「こら、たまご。またかっぱ巻きいじってたろ。」

たまご「んな!?ちげえし、俺はこいつに注意を」

かっぱ巻き「そうなんだよねー。たまご君どうにかしてよ、まぐろ君。」

たまご「黙れ小娘がっ」ぺしっ

かっぱ巻き「うわああまたぶったーー」じたばた

まぐろ「・・・・朝から元気なことで・・・」

***
男「良い色のまぐろだねえ。」

寿司職人「はい。新鮮さが、うちの売りですから。」

男「うん。じゃ・・・」ぱくり

男「・・・・・・・」もぐもぐ

男「おお。うめえ・・・文句なしだな。」にかっ

寿司職人「ありがとうございます。」

男「うまくて、高級感があって、人気・・・」

寿司職人「王道、ですよね?」

男「そうだな。じゃ、次も王道よろしく。」

寿司職人「へい!」

***
いか「よーーーーっすww」

たこ「みんなおはよう。」

かっぱ巻き「ああっ。二人ともおはよー」

まぐろ「おはよう。」

たまご「おー。おはようー」

いか「いやーwwかっぱ巻きちゃん今日もおねぼうかよww」

かっぱ巻き「へへ・・。」

たこ「いいじゃないか。マイペースな寿司というのも珍しい。僕は素敵だと思うな。」

かっぱ巻き「うー。ありがとお。そういってくれるの、たこちゃんだけ・・・」

たまご「甘やかすな、たこ!」

たこ「そうムキになるなって・・・」

まぐろ「だよなあ。」

寝るから一旦中断するぜ。

ちなみに俺はえんがわがとてつもなく好きだ。

たっぷりわさびとか、マジ天国・・・・・・

人間族、社会のごみむし、只今起床しましたあぁ!
じゃあ、これからぼちぼち投稿していきます。

***
男「たこにいか、か。」

男「いいねえ。王道だねえ。」

寿司職人「いか、甘くてうまいですよ。たこも程よい弾力があり・・・」

男「うまいうまい」もぐもぐ

男「はあ、ごちそうさん」ぺろり

寿司職人「次は何をにぎりましょう?」

男「そうだな・・・」

男「ちょっと黙って食いたいから、なんでも好きなの、じゃんじゃん握ってくれ。」

寿司職人「はい。只今。」

***
たこ「じゃあ、朝の身だしなみしてこよっか」

かっぱ巻き「うんっ。いってくるねー」

男子一同「いってらっしゃーい」
***

かっぱ巻き「ああ~洗顔きもちい~」バシャバシャ

たこ「相変わらず、綺麗な肌してるねえ」つん

かっぱ巻き「えぇ?そう言うたこちゃんだって・・・」

かっぱ巻き「いか君が来てから、女っぽくなっちゃってー」

たこ「!!?」

たこ「ぼ、僕は断じてそんな・・・」あせあせ

かっぱ巻き「いやー真っ赤だよ、たこちゃん♪」きゃいきゃい

がちゃ

えび「おっはよーう」

かっぱ巻き「あ、えびさん!」

えび「うふ。朝から濃厚な恋バナのかほりがしたから、出てきちゃった~」

えび「洗面所拝借するわよぉ」

たこ「・・・おい、ここは女子の洗面所だぞ・・・」

えび「ふふん。堅い事いわないの~私、心は女なんだから~」

えび「ふんふふ~ん」ぬりぬり

かっぱ巻き「うはあ。お化粧・・・」

えび「あんたたちは良いわね~若くてぴちぴち。あたしなんかボイルよ!?」

たこ「ボイルて。」

かっぱ巻き「大人ってこと?」

えび「ちがうわよお。おばん、ってことよお。」はぁ~

えび「最近化粧の乗りもいまいちだし~」

かっぱ巻き「そうなんだあ・・・」

たこ(どうでもいい、かも・・・)

がちゃ
サーモン「お早うございます、皆さん」

かっぱ巻き「あ、サーモンちゃん!」

いくら「ばーぶー」

たこ「おはよう、いくら君、サーモンママ。」

えび「おっは~」ぱたぱた

サーモン「?えびさん・・・なんで女子洗面所に?」

えび「いちいち言わないでソレ・・・心が痛いのよ」しくしく

たこ「メイクおちてるよー」

かっぱ巻き「oh・・・monster・・・」

えび「」がーん

サーモン「ところで皆さん今日は・・・」
ぴんぽんぱんぽーん

かっぱ巻き「ありゃ、放送?」

えび「なにかしらねえ、朝っぱらから・・・」

『えー、寿司の皆さんのお伝えします。』

いくら「あぶー♪」

サーモン「こら、いくらっ。静かに!」

『至急、起床してください。繰り返します。至急、起床してください。』

えび「うっさいわねえ・・・もうおきてるわよ、かにじじい!」

『えー、至急、広場に集合。繰り返します。緊急招集です。広場に集合。』

かっぱ巻き「何でだろ・・・朝会かなあ・・・・」

えび「まああぁ、冗談じゃないわよ、あたしパス~」

たこ「朝会かあ・・・確かに面倒だな。」

『以上。忘れないように。』

ぶつっ

サーモン「急に召集なんて・・・なにかあったのかしら・・・」

かっぱ巻き「ええぇ?サーモンちゃん、不安になるような事言わないでよ・・・」

えび「しゃーない、行くか?なんか重大そおだしぃ」

***
男(えび、サーモン、いくら・・・)もぐもぐ

男(一般的に王道のネタだな・・・)

男(うまい。確かにうまい。だがなあ・・・)

寿司職人「次は何を握りましょう?」

男「新人と、古参を頼む。」

寿司職人「はあ。」

男「新しい、まだ浸透してない寿司と、親しまれた寿司を、な。」

寿司職人「はい。分かりました。」

***
ー広場ー

まぐろ「おう、女子と中間。」

えび「女子よ!!!中間じゃないわよ!!」

たまご「朝からぱわふるぅー」

かっぱ巻き「ねえ、まぐろ君。なにかあったのかなあ・・・」

まぐろ「ああ。朝会ではないらしいよ。」

いか「なーんかww新人が挨拶するってww」

たこ「なあんだ。てっきりなんかあったのかと・・・」

えび「ねえねえ~新人って、あのイケメンだったけえ?」

たまご「な~にが。あんなちゃらちゃらした軟派野郎・・・」

かっぱ巻き「ちょっと・・・新人さんは温かく迎えてあげようよ、たまご君。」

まぐろ「かっぱ巻きの言うとおりだ。たまご、ちょっと自重しろ。」

たまご「ちぇ・・・でもアイツ、なんかいけすかねえんだよなあ・・・」

おし、一旦中断っ
皆、好きな寿司ネタあったら教えろください。

寿司食いにいってこようかな

腹いたたたた
それでも>>1は書く・・・たとえここで力尽き(ry

たまご「だいたいさあ、最近の女と中間は、顔ばっか見やがって・・・
    大事なのは中身だろーがっ」

いか「完全同意wwwいけめんは爆死するがよろしww」

たこ「いか・・・ひがむなよ・・・」

かっぱ巻き「あーたまご君は意地悪だなあ。そんなんじゃ、中身も外見も」

たまご「しゃらっぷ!!」どごっ

かっぱ巻き「ああああ」

サーモン「・・・・・(苦笑)」

まぐろ「子供は元気だな・・・」

えび「ほおんと、うらやましい程のスタミナだわぁ~」

「朝からうるさいぞっ!!」

一同「」びくっ

かに「ったく・・・ちっとは静かにできんかっ!だから最近のは嫌なんじゃ・・・」

えび「げっ、かにじじい・・・」

かっぱ巻き「ちょ、ちょっと、えびさんっ声が大きいよ・・・」

かに「・・・・・・・」じろ

かっぱ巻き「あ・・・あの、お爺さま・・・お早うございます・・・」ぺこり

かに「うむ。」

えび「おはようございますぅ・・・」

かに「これ、他のものも、挨拶せんかッ!」

一同「おっ、おはようございますっ!!」びしっ

かに「ったく・・・目上に対する礼儀がなっとらん・・・・」

たまご「なーにが目上だ。年食ってるだけのくせして・・・」ぼそ

まぐろ「静かにしろこのガキ」

かに「そこっ、何をぼそぼそやっておるっ!?」

たまご「・・・っち・・・」ぷい

まぐろ「すみません、以後、気をつけます」

かに「おうおう、まぐろは謝らなくてもよい。謝るのはそっちの三流じゃ。」

たまご(始まったよ・・・)

かに「これ、そこの黄色。はやく謝らんか」

たまご「・・・・・・・・・」

かっぱ巻き(たまご君・・・)

たこ「お言葉ですが、お爺さま・・・」

かに「主は口出ししなくてもよいぞ、たこよ。三流にはちゃんと躾をせねばならんからな」

たこ「・・・・・・(何が三流だ・・・クソ爺めっ・・・)」

たまご「・・・・」ぐっ

かっぱ巻き「たまご君、我慢だよ。謝って・・・」

えび「辛抱なさいな・・・」

たまご「・・・・すいませんでした」

かに「んんぅ?声が小さくてよお聞こえんのお?」

たまご「・・・・・・っ」ぎりっ

かっぱ巻き「たまご君っ」

たまご「申し訳ございませんでした、かに様」

かっぱ巻き「・・・」ほっ

かに「ふん。仕方ない、誠意がいまひとつ足りんが許してやろう」

かに「全く、これだから下品な邪道ネタは・・・」ぶつぶつ

たまご「・・・・・・・」

かっぱ巻き(たまご君、よく頑張ったね・・・偉いよ)

サーモン「そういえば、お爺さま。今日新人の子が挨拶するようですが・・・」

かに「ん?ああ、あの邪道二人組みか。」

かに「皆、名前はまだ知らんだろう。ハンバーグとエビフライじゃ。」

いか「えwwエビフライって・・・」

えび「そ。あたしの妹ぉ。美人よぉ」

かっぱ巻き「えっ・・・初耳・・・」

かに「ふん。美人か。確かに顔はいいがな、あの反抗的な目は好かん」

えび「・・・・・」いらっ

サーモン「えびさん、辛抱・・・」

かに「大体エビフライはえびの妹なのに、下品な邪道ネタじゃ。さぞ、扱いが難しかったろう、えび?」

えび「あははっ、そぉんなことございませんよかに様~大変しとやかな良い娘です~」

かに「うむ。あんな妹の援護をしてやるとは、流石王道。良い兄じゃ。」

えび(あんな?ふざけんなっパワハラじじいがっ)いらいら

かに「だいたいハンバーグも反抗的じゃし、本当に最近のは手がかかる邪道で困る・・・」べらべら

一同「・・・・・・・・・」いらっ

まぐろ「・・・はぁ・・・」

まぐろ「お話中失礼しますが、かに様」

かに「ん、なんじゃ。まぐろよ。」

まぐろ「そろそろ新人の挨拶への準備をしたほうがよろしいかと」

かに「ああ、そうじゃったな。流石、よく気が付く子じゃ」

かに「では、皆の衆。また会おう」

すたすた・・・

たまご「・・・・・・・らあああぁぁぁぁ!」

えび「・・・・・・・おおおおぉぉぉぉ!」

かっぱ巻き「うわあ、爆発・・・」

たこ「無理もないさ。皆、いらいらしてたろ」

まぐろ「かに様は考え方が古いんだよ・・・」

かっぱ巻き「何が邪道なの?皆、お父様が握ってくれた同じ寿司なのにね・・・」

たまご「あああぁむかつくっ。かっぱ巻きの言うとおりだよ。」

いか「俺ら美味しく食べてもらえばそれでいいしwww」

サーモン「古い考え方に捕らわれるほど愚かな事はありませんよね」

たこ「その通りだよ・・・」

えび「でもぉ、実際あのじじいが寿司界の長なんだから、しゃくよねぇ」

『寿司の皆さんにお知らせします』

『間もなく新人歓迎会を行います。定位置についてください』

かっぱ巻き「あ、始まるよ。いそげっ」

ー広場・大舞台前ー

たい「お早うございます、皆さん」

一同「お早うございます、たい様!」

たい「えー、本日は我々の素晴らしい仲間のお披露目をいたします」

たい「皆さん、まずは新しい命を作ってくれたお父様に感謝を。」

たまご「たい様は立派だよなぁ。邪道差別なんかしねぇし」

かっぱ巻き「うんうん。私も、あんなお婆ちゃんになりたいなぁ」

たい「それでは、お披露目しましょう」

たい「ハンバーグさんと、エビフライさんです」

たこ「どきどきだな、かっぱ巻きちゃん」

かっぱ巻き「ほんとだね、たこちゃん・・・」

「お早うございます、皆さん」

「お早うございます」

いか「えぇww何、あれ本当にえびの妹?ww」

えび「ふふん。言ったじゃないのぉ、美人だって」

サーモン「本当にご兄妹なの?」

えび「失敬な」

ハンバーグ「俺はハンバーグといいます。未熟ですが、よろしくお願いします」

キャー ステキー カッコイイー

たこ「まさに美男美女ペアだね」

たまご「けっ、うるさい女子共だな」

いか「完全すいーつwww」

かっぱ巻き「ひがまないでってば・・・・」

エビフライ「エビフライと申します。皆さん、どうぞよろしくお願いします」

サーモン「美しい声ですね・・・」

えび「びゅーてぃほー、ソプラノよっ」

まぐろ「礼儀正しいし、良い妹さんだな」

えび「あったりまえじゃない!あたしの妹よ?」

オオオー ビジンダー カワイイー コッチムイテー ・・・フゥ

かっぱ巻き「男子・・・・」

えび「おどりゃあああぁ!今ふぅっていった奴でてこんかぁ!あたしの妹で抜(ry」

まぐろ「こら、えびっ」

かっぱ巻き「こわ・・・」

かに「・・・・・・・・・」

ワーワー イラッシャイー カンゲイスルヨー

かに「・・・単細胞の馬鹿どもめが・・・邪道と馴れ合いするなど言語道断」

たい「かにさん、もう時代は邪道など関係ないのですよ」

かに「しかしなぁ、たいさんや・・・」

つぶ貝「たいさんの言う通りですよ。あの子達は、誰でも受け入れる優しい心の持ち主じゃないですか」

かに「つ、つぶ貝さんまで・・・ええい、皆甘すぎるのです!」

かに「わしは邪道が大きな顔をして蔓延るのは、認めない!」

ハンバーグ「・・・・・・・・」

かに「だいたい邪道など、我々のような高貴な王道とはちがい・・・」

ハンバーグ「・・・聴こえてんだよっ、くそじじい・・・」

エビフライ「ハンバーグ・・・本当にやるの?」

ハンバーグ「ああ。当たり前だ・・・この偉そうな王道様とやらに・・・」



       「地獄を見せてやるんだよ」

かっぱ巻き「・・・・・・っ」ぞくっ

たまご「あー?どうした、かっぱ巻き?」

かっぱ巻き「え・・・わかんない。けど、けど」

かっぱ巻き「何かゾクゾクするの。嫌な気分になるの・・・」

たまご「はぁ?何でよ?」

かっぱ巻き「ん・・・だから分かんないんだってば」

たまご「体調悪いんじゃねぇの?珍しく早起きしたから」

かっぱ巻き「ん・・・・そう、かな・・・」

ハンバーグ「では、かに様」

かに「・・・・・・・うむ」

かに「えー、諸君。おはよう」

一同「お早うございます、かに様」

かに「えー、本日はお日柄もよく・・・」

えび「げ、かにみそじじい・・・」

たこ「つまんないねぇ、相変わらずトークは三流だ」

かに「新人を迎えるにあたり・・・」

かっぱ巻き「・・・・・・・・」

かっぱ巻き「ぁ・・・・」ぞくっ

まぐろ「おい、かっぱ巻き。顔色悪いぞ?気分でもわるいのか?」

たまご「うお、本当だ真っ青じゃねぇか。大丈夫か?」

かっぱ巻き「・・・・・・・・・だめ」

まぐろ・たまご「え?」

かっぱ巻き「前にでないで、かに様、かに様・・・」がたがた

たまご「お、おいっ。どうしたんだよかっぱ巻きっ」ゆさゆさ

かっぱ巻き「分かんない。分かんないよ・・・けど、けど」

かっぱ巻き「なにか、あぶないの・・」

かに「・・・新人も気を引き締め、日々お客さんを喜ばせて・・・」

ハンバーグ「・・・・・」ごそ

エビフライ「・・・・・気をつけて」

ハンバーグ「・・・・・・・あぁ」

えび「・・・最近は皆の気も緩み・・・」




       「うごくな、くそじじい」

ざわっ・・・

まぐろ「どういう、ことだ・・・」

たこ「新人!?気でもくるったかっ?」

ざわざわ

ハンバーグ「黙れ」

ハンバーグ「・・・・・・殺すぞ」

かっぱ巻き「・・・・ぁ・・・」

しん・・・・

ハンバーグ「はは、それで良い。」

かに「」ぱくぱく

ハンバーグ「ご機嫌様、カニサマ。頭に銃をつきつけられたのは初めてかな?」

かに「あ・・・・ああ・・・」

ハンバーグ「黙れっつたろうが。撃つぞ」

かに「ひっ、ひいぃ・・・」

ハンバーグ「くくっ・・・さあ、エビフライ、こっちへ。」

エビフライ「・・・・・・・・」とことこ

ハンバーグ「よーし。おい、貴様ら全員動くな喋るなーこっち見ろよー」

まぐろ(くそっ、どういうことだっ・・・)

ハンバーグ「はは、何だよ皆。馬鹿みてえな面しやがって」

ハンバーグ「言葉もでねえか?え?はは・・・」

たい「・・・・・なんのつもりです!?」

ハンバーグ「・・・・・・・・」

ぱんっ

かっぱ巻き「・・・・・・・・!」

ハンバーグ「はは、命中」

たい「ぅ・・・ぁぁ・・・」

どさっ

ざわざわ・・・

ハンバーグ「だからぁ・・・しゃべんなって言ったじゃんか・・・」はぁ

ハンバーグ「お前等全員、死ななきゃわかんない?」

しん・・・

ハンバーグ「はは、大丈夫だよ。タイサマは死んでねえよ。急所は外した」

かに「・・・・・・・・」がたがた

ハンバーグ「怖い?はは、カニサマ、怖い?」ごりっ

かに「・・・・・・・・!」こくこく

ハンバーグ「っははっ!こりゃ傑作・・・」けらけら

ハンバーグ「あー、面白い。って、笑ってる場合じゃねーな。皆、何で俺がこんな事するか聞きたいだろ?」

ハンバーグ「じゃ、馬鹿どもに説明してやろっかなー」

ハンバーグ「1。俺らは今とってもキレてる。
      なぜか?・・・・・・・」 


     「邪道邪道うるっせぇからだよっ!」

一同「・・・・・・・・!」びくっ

いくら「う・・・ふえ・・・」

サーモン「!!いくら、泣いちゃだめ・・」

ハンバーグ「うるさいガキがどこかにいるよ?・・・おかあさん、殺されたくなかったら、黙らせてね」

かっぱ巻き「し、し~だよっ。いくらちゃんっ」ちょん

いくら「うぅ、ぅ~・・・」

サーモン「よしよし・・・」

いくら「・・・・・・・」

ハンバーグ「あっ、良かった良かった。ガキが死なずにすんでよかったね」

サーモン「・・・・・・」がたがた

ハンバーグ「えーと、どこまで話したっけ」

ハンバーグ「まぁいいや。とにかく俺らは王道サマが、気に入らないんだよ」

ハンバーグ「俺とエビフライをいびり倒してくれたこのじじいは、特に」

かに「わ、わしは・・・」

ハンバーグ「黙れ。言葉通じてんのか?じじい」

ハンバーグ「とにかく、俺は偉そうにして邪道を見下すてめえらが気に食わない」

かっぱ巻き(そんな、誤解だよ)

ハンバーグ「っていうか邪道っていう言葉自体、嫌なんだよな」

ハンバーグ「あー、自分たちは差別なんかしてないよとか思ってる奴もいるだろうけど」

ハンバーグ「それもムカつくんだよなぁ、俺らは哀れんでもらいてーんじゃない」

ハンバーグ「上位に立ちたいんだよ。お前たちに崇めてもらいたいわけ」

ハンバーグ「このカニサマ、みたいにさぁ」

たまご(ふざけんな、言ってる事がめちゃくちゃじゃねえかっ・・・)

ハンバーグ「だからさぁ」

ハンバーグ「・・・ふぅ、この辺でいいかなぁもうちょっと言いたい事もあるけど」

ハンバーグ「お前等に話す必要もないかな。」

ハンバーグ「だってさ」


     「もう、お前等は死ぬんだから」


ハンバーグ「・・・・・・・・・・・な?」

たこ(どうゆうことだ・・・?)

ハンバーグ「はっきり言う。俺らは、爺婆を人質にとって、お前等を攻撃する」

ハンバーグ「心配すんな。メンバーこっちも結構そろってるから、すぐ地獄がみれるさ」

ハンバーグ「はは、理不尽かな?でも、邪道はもっと理不尽な扱いを受けてきたんだぜ」

ハンバーグ「投降もしていい。けど、それは邪道ネタだけだ。」

かっぱ巻き(・・・・・・・・!?)

ハンバーグ「ま、言うなれば戦争だね。新旧いれかわる」

ハンバーグ「じゃ、今から俺らのテリトリーはこの広場にするから」

ハンバーグ「雑魚は・・・・・・・・」

ハンバーグ「死にたい奴は残れ。そうじゃない奴らは、とっとと出てけ」

ハンバーグ「はい、かいさーん」

しん・・・

ハンバーグ「ありゃ。帰れよ。うぜえな」

こはだ「・・・・・・っざけんじゃねえぞ、新入りがっ!」

ハンバーグ「はは、どうしたの、センパイ」

こはだ「何が戦争だ!?邪道は邪道らしく」

ぱんっ

まぐろ「・・・・・・・!」

たまご「や、やり、やがった・・・」

こはだ「・・・・・・・が・・・」

どさっ

ハンバーグ「ああ、ダメだ死んじゃったかも」

キャアアアアアアアァァァァ タスケテェェェェ

オイ、コハダ! コハダ! ダメダ、シンデル・・・

かっぱ巻き「おかしいよ、こんな、こんな」

たこ「・・・・・・・・吐く・・・」

ハンバーグ「ああ~。うるさくなってきた」ちゃき

ハンバーグ「おい!これ以上死体増やしたいわけ?はやく行けよ」

ハンバーグ「はやく、ね?」

オイッ、ニゲロ。 アイツ、ホントニヤルゾ!

ドケッ コロサレル! キャアァァァ イヤダァァァ

まぐろ「おい、みんなっ。早く行くぞ」

たまご「畜生っ・・・あの野郎っ・・・」

いか「たこ、立て!逃げるぞ!」

たこ「・・・・・うう・・・・」

かっぱ巻き「待って、かに様とたい様がっ・・・」

まぐろ「いいから、早く!」

かっぱ巻き「・・・・・・・・っ」だっ

***
ハンバーグ「はー、静かになった」

エビフライ「本当・・・」

かに「おっ・・・・お前等ぁ!」

ハンバーグ「なーに。捕らわれのおじいさま」

かに「何が戦争だっ!お前等二人のくせして・・・」

ハンバーグ「・・・・・・ねぇ、人質。くちを慎めよ」

かに「っ・・・ぁぁ」びくっ

ハンバーグ「言ったよな?俺らの味方は十分にいるの」

ハンバーグ「十分過ぎるほど、ね?」

***
かっぱ巻き「・・・・ハァ、ハァ・・・」

かっぱ巻き「・・・・っ」よろ

まぐろ「大丈夫か、かっぱ巻き」

かっぱ巻き「まぐろ君こそ・・・真っ青じゃない」

たまご「・・・・・意味わかんねえよ」

サーモン「・・・・・・どう、して」

たこ「・・・・・・・」

ざわざわ ドウイウコト・・・コワイヨ・・・シヌノ?コロサレチャウノ?

まぐろ「っ・・・皆、とりあえず、静かに・・・落ち着いてくれ」

えび「・・・・・・・・落ち着けるわけ、ないじゃない!」

えび「殺したのよ!?あいつ、何もないような顔してっ」

えび「エビフライはどうしちゃったのよぉ!なんで平気な顔して見てられるのよ!?」

まぐろ「えび、落ち着け!皆混乱してるんだ!」

かっぱ巻き「えびさん、えびさんお願い。皆・・・」

えび「・・・触んないでっっ!!」

だっ

かっぱ巻き「えび、さん・・・」

まぐろ「皆・・・とりあえず、もう外には絶対出るな。部屋で待機するんだ」

たこ「・・・・・」ふらふら

かっぱ巻き「たこちゃん・・・」

まぐろ「狂ってる。それしか言えん・・・」

たまご「ああ・・・・」

かっぱ巻き「どうなっちゃうのかな・・・」

いか「死ぬんじゃねえ?みーんなさ」

まぐろ「いか、口を慎め」

いか「・・・・帰る」すたすた

サーモン「・・・・・私も。さ、いくら」

いくら「どったの?まだ遊ぶー」

サーモン「だめよ!言う事ききなさい!」

いくら「っふ・・・ああああああーー!」

かっぱ巻き「・・・・あたしも、かえる」

まぐろ「・・・気をつけて」

たまご「・・・・・・・・・」

***
○月○日
大変なことがおこりました

新人さん、どうしっちゃったんだろう

いっぱい死ぬんだろうか

あたしも死ぬんだろうか

友達も死ぬんだろうか

分かんない。怖い。怖いよ。    記録者 かっぱ巻き

かっぱ巻き「・・・・・・・・うっ・・・」

かっぱ巻き「うっ・・・ああぁぁ・・・」ぼろぼろ

かっぱ巻き「怖いよ。怖いよぅ・・・」

かっぱ巻き「ああああぁぁぁぁ・・・」ぼろぼろ

***

ハンバーグ「良い夢を。明日が本番!」

ハンバーグ「・・・・・だろ?」

???「はいっ頑張りマース♪」

???「楽しみだなぁ?」

???「あ、ついに始まったんですね・・・?」

キャハハハハ アハハハハ タノシクナルヨ

ハンバーグ「はは、ちび達も元気いっぱいだな」

***
たまご「おはよう、かっぱ巻き」

かっぱ巻き「おは、よ・・・」

たまご「今日は早く・・・いや、なんでもない。えっと、まぐろがホールに集まれってさ」

かっぱ巻き「ん・・・・」

たまご「・・・・・・」

ぺしっ

かっぱ巻き「?! いったあぁ?」

たまご「はは、やっと元気な声が出たな」

たまご「不謹慎なのは分かってる・・・けど、お前が暗いとみんなもどんどんネガティブになっちまう」

かっぱ巻き「・・・・うん、そだよね・・・」

たまご「なーに。まぐろが計画たててサッサろやってくれるさ」

補足いきます。

寿司たちは皆、ひとつの寮みたいなとこに住んでる設定。

ちなみに大体一人一部屋ね。

ーホールー

まぐろ「えっと、皆集まったかな」

まぐろ「まずは、亡くなったこはだにお祈りを。」

まぐろ「・・・・・・・・」

まぐろ「次に、捕まったかに様、たい様、つぶ貝様の無事を祈ってほしい」

たこ「・・・・・ご無事で・・・」

まぐろ「・・・ありがとう。皆」

まぐろ「本題に移る。今日こんな手紙が広場から送られてきた」

まぐろ「・・・・読むぞ」

「お早うございます。邪道軍書記、かんぴょう巻きです。

 昨日は良い夢が見れたでしょうか?私どもは、新しい世界の創設にむけての
 
 期待と興奮で目がさえ、眠れなかったのですが・・・。

 とりあえず、皆様にはこの戦争のルールをまとめてお送りいたします。
 
 1 この戦争の目的は王道軍の壊滅である
 
 2 邪道とよばれるネタのみ、投降可
  
 3 そちらから攻撃してもよいが、人質を忘れずに。彼らはいつでも殺せる
 
  以上です。
 では、ご健闘を祈ります。」

たまご「おい・・・かんぴょう巻きって、寝返ったのか?!」

まぐろ「彼は人一倍、かに様に反抗心を抱いていた。不思議じゃない。」

いか「ふ、ふざけんなよ・・・」

かっぱ巻き「ひどいよ・・・仲間だったのに」

まぐろ「彼は・・・・彼は、もう敵だ」

たこ「・・・・・・・・・戦うのかい?」

まぐろ「・・・・・・・皆は、どう思う」

しん・・・

まぐろ「・・・だよな。いきなりこんな・・・」

かっぱ巻き「わ、私はっ。説得するべきだと、思う・・・」

えび「あいつらに効くかしら?」

かっぱ巻き「でも、殺し合いなんておかしいもん・・・」

かっぱ巻き「大変かもしれないけど、ゆっくり和解してけば・・・」

うなぎ「待てよ嬢ちゃん。じゃあ、殺されたこはだはどうなるんだよ!?」

かっぱ巻き「そうじゃないでしょっ。傷つけあっても意味ないよ。
      もしこはださんの復讐って言ってハンバーグ君を殺しても・・・」

まぐろ「また、復讐を呼ぶ、と?」

かっぱ巻き「うん。それに、人質たちはどうなるの・・・ちゃんと考えようよ。カッとなっちゃダメだよ」

うなぎ「・・・・ああ。その通りかもしれんな・・・」

まぐろ「俺はかっぱ巻きに賛成だ。血なんか見たくない」

まぐろ「だから、和解で良い。もしあっちが攻めてきたら、守れば良い。殺しあわなくてもいい」

まぐろ「・・・異論は、ないか?」

たこ「・・・・・・・」すっ

まぐろ「・・・どうぞ」

たこ「もし、奴らがどんどんこっちを攻撃してきても、君は同じことを言えるかい?」

まぐろ「ああ。俺は皆生き延びる道を選ぶ」

ねぎとろ「・・・・はい、っス・・・」

まぐろ「ねぎとろ」

ねぎとろ「あの、でも、少しは戦わないと行けないんスよね・・?」

まぐろ「ああ。けど、女性や子供には戦わせない」

ねぎとろ「はい・・・よくわかったっス」

まぐろ「後は?」

しん・・・

まぐろ「分かった。とにかく、外にでないように。奴らのテリトリーには近づくな」

まぐろ「男子は、この後残ってくれ。武器の説明をする」

まぐろ「・・・・・・以上。解散だ。」

まぐろ「皆を、死なせはしないからな。絶対にだ」

かっぱ巻き「まぐろ君・・・・」

ねぎとろ(やっぱ先輩、かっこいいっス!・・・不謹慎だけど・・・)

***
???「ぷっ・・・だってよ。ハンバーグ?」

ハンバーグ「はは。早くも偉ぶってリーダーになる奴が出てきたか・・・」

???「皆を死なせはしない!(きりっ・・・かーっ、格好よろしいねぇ?」

かんぴょう巻き「あいつ、もとから嫌いだったんですよ。早くつぶしません?」

ハンバーグ「いーや・・・まだだ。早速アイツがスパイしてくれてるし・・・」

ハンバーグ「外から、じわじわ崩していくのさ。そのあつーい絆を。」

???「あはは、本当、お前、質悪いわー」

ハンバーグ「それはお前もだろ・・・カルビ?」

カルビ「ははは、それもそうかな」
***

はい、ここで一旦中断。

キャラごちゃって分からないかもって人は質問ドゾー

明日答える。多分。

ではおやすみノシ

遅くなってすいません。ぼちぼち投降しますお

たまご「おぉ・・・武器庫ってここか」

いか「武器庫って程じゃないけどなwある程度の護身用具の倉庫っつーか」

まぐろ「何でお前こんな所知ってるんだよ」

いか「ん?あ、んーとそのなんてーか・・・」

えび「女、ね」

いか「こぽぉwwww鋭すぎワロリンぬwww」

たまご「なんだとぉぉぉ?!おま、ちょぉぉ」

ぎゃいぎゃい

まぐろ(皆、元気を取り戻してる・・・)

まぐろ(今なら戻れる・・・傷は残っても、頑張ればなんとかなる)

まぐろ(これ以上、皆を絶望させないように・・・俺が踏ん張らないと)

たまご「おーーい、まぐろっ。こいつ女との密会にここ使ってるんだってよぉ!」

いか「痛い痛いwww」

えび「誰なのよぉ、白状なさいよっ」

いか「んもぅ、分かってるくせにっ」

たまご「kimeeeeeeee」

いか「ぶははwww」

まぐろ「・・・・・・・ふふ」

たまご「おお、笑った。まぁ、お前も気ィ抜けよな」

まぐろ「ああ・・・ありがとう、皆」

まぐろ「さて、と。えび、鍵を」

えび「あいあいさー」

いか「うはwwwwわくてかwwww」

たまご「・・・」ごくり

ぎいいいいぃぃ・・・・

まぐろ「ぬお・・・これは・・・」

たまご「すっげぇぇ・・・」

えび「なによコレ!護身用のくせにいっぱい用意してあるじゃない!」

まぐろ「確かかに様が集めてた・・・」

いか「へぇー・・・。何だあのじじい、身の危険は予知してたんかw」

まぐろ「つくづく変わった人だよなぁ」

たまご「なーにが。ただの自意識過剰かまってじじいじゃんか」

まぐろ「それでも守らないと・・・な、協力しようぜ皆」

えび「まぁ、しゃーないわねっ」

えび「早く終わらせて・・・人質を助けられるといいわね・・・エビフライも」

まぐろ「・・・・妹さんなら、大丈夫さ。ハンバーグに脅されてるだけかも」

えび「あは・・・そう、よね。ありがと」ぽんっ

えび「よし、気を取り直して行こうぜっ」

たまご「いえっさー」

いか「おっしゃー」

***
かっぱ巻き「はぁ・・・」

たこ「溜息ばっかりつくなよ、かっぱ巻き」

かっぱ巻き「あ、ごめん・・・」

たこ「憂鬱なのは皆一緒さ。でも、前向きに考えないとどうかなっちゃいそうだよ」

かっぱ巻き(たまご君にも言われたのに・・・私、馬鹿か)

かっぱ巻き「うおーし。元気出そうぜぃ!なんかさ、女子も手助けできるような事ないかなぁ」

たこ「あぁ・・・武器を取ることもなく、ぼーっとしてるのも何か嫌だしな」

???「おーい、おっふたーりさーん」

かっぱ巻き「?」

たこ「君は?」

???「あーもう、やだなあー」

???「私、軍艦族のコーンマヨですっ♪お二人の話聞いてましたぁ」

かっぱ巻き「あ、コーンマヨちゃんか・・・確か、一ヶ月前に入ったよね?」

コーンマヨ「あー、そうですぅ。覚えてくれて光栄光栄♪」

たこ「なんとゆう清清しいテンション・・・」

コーンマヨ「えっと、てゆうか、さっきのお話・・・」

たこ「ああ。女の仕事の話か」

コーンマヨ「ですぅ。私、思ったんですけどぉ見張りとかどうですかぁ?」

かっぱ巻き「あーーっ、いいかも・・・」

たこ「見張りか。たしかに、良いかもな」

コーンマヨ「でしょでしょ?あはは、賛成してくれたー。良かったっ」

かっぱ巻き「グッドアイデアだね、コーンマヨちゃん」

コーンマヨ「えへへ・・・で、あの。そのアイデアを、まぐろ先輩に・・・」

たこ「分かった。言ってみるよ」

コーンマヨ「はいっ。あの、でぇ・・・それに、私付いて行っても良いですか?」

かっぱ巻き「?どゆこと?」

コーンマヨ「あのぉ、ですからぁ、一人でまぐろ先輩の所行くのは、心細いってゆーか・・・」もじもじ

たこ「あー・・・・ふふ、そういうことかい」

かっぱ巻き「え、え何ー。何のこと?」

たこ「子供は知らなくていーの。」

かっぱ巻き「ええぇ?な、どうして・・・」

コーンマヨ「あはは、先輩、かわいい~。ウブですねぇ」

かっぱ巻き「???」

たこ「ほら、とにかく行くぞ」

かっぱ巻き「えー・・・?」

***
たまご「おーーーずっしりー」

いか「うはwww銃wwwワロえないww」

まぐろ「おい、ふざけないでちゃんと扱えよー」

ワイワイ チョ、オマ、コッチニムケンナヨ ウルセー ハハハ

まぐろ「全く・・・」

がちゃ ぎいいいぃぃ・・・

たまご「?誰だ?」

かっぱ巻き「こんにちはー、えと、調子どうかな」

まぐろ「かっぱ巻き・・・」

たこ「かっぱ巻きだけじゃないよ。全く・・・」

コーンマヨ「あ、あの、はじめまして・・・」

いか「うほっwwwかわいいねその娘ww誰?w」

たこ「ばか止めろ。怖がってるだろ、このゲソ野郎」

いか「」

まぐろ「女子には武器は触らせないって言ったろ・・・」

かっぱ巻き「そうじゃないの。まぐろ君。この子がね」

コーンマヨ「あ、コーンマヨですっ。あの、まぐろ先輩っ。女子にも仕事が欲しいんです。
      だから、見張りとか、全員でやりたいんですけどっ」

まぐろ「・・・・うーん・・・」

まぐろ「できるだけ、君らには戦わせたくないんだ」

コーンマヨ「っ・・・でもっ、別に戦うわけじゃないし、女だって、爪弾きにされるのは嫌なんです」

まぐろ「・・・・ふふ」

コーンマヨ「う、な、何で笑うんんですかぁ」

まぐろ「はは。そういう一生懸命なところ、良いなって思って」にこ

コーンマヨ「!!・・・うぅ・・」

まぐろ「いや、良い意味でだから。何かあいつみたい」

かっぱ巻き「へ、私?」

まぐろ「そうそう。お前、意外と熱血なかんじあるからな」

かっぱ巻き「ええぇ。何だよぅそれ・・・」

コーンマヨ「・・・・・・・」

まぐろ「はは。で、良いよ。コーンマヨさんのその案」

コーンマヨ「あ、う、ほんとですかぁ?!」

まぐろ「うん。その熱意に負けた、かな。頑張ってね。交代時間とか順番は決めとくよ」

まぐろ「ありがと、コーンマヨさん」にこ

コーンマヨ「あああぁ、ありがとうだなんてそんなわたしはあのその」

たこ「・・・・・ぷ。しどろもどろ・・・」

かっぱ巻き「んふふ、照れすぎ」

コーンマヨ「え、えへへへ・・・♪」

今日はここで一旦切り。

明日はちゃんと書く予定ですので。

そんじゃおやすみなさい・・・ノシ

おはようございます^ω^ おっおっ

では今日もまったり投降行きます

***
かっぱ巻き「いやー、採用してもらえてよかったね、コーンマヨちゃんっ」

コーンマヨ「はいぃ・・・なんかもぉ、夢みたい・・」

たこ「はは、そんなに嬉しかったのかい?」

コーンマヨ「はいっ。だってぇ、憧れのまぐろ先輩とお話できたんですからぁ!」

コーンマヨ「本当に、嬉しいんですっ」

たこ(健気だなぁ・・・でも、まぐろはきっとあの子のことばかり見ている)

たこ(ま、本人に自覚はないんだろうけど・・・)ちら

かっぱ巻き「?どうしたの、たこちゃん?」

たこ「ふふ。何でもないさ」

コーンマヨ「あ~~~もう、嬉しすぎるぅ~」だっ

かっぱ巻き「わっ、コーンマヨちゃん?!廊下は走っちゃダメだって」

コーンマヨ「堅い事言わないでくださぁーい♪」きゃいきゃい

たこ「・・・・・・あはは、あー・・・疲れる」




???「そんな・・・先、越されちゃった・・・」

***
ハンバーグ「おー。浮かれてる、浮かれてる」

カルビ「事の重大さを分かってねーなぁ」

ハンバーグ「ま、そっちの方が都合良い。エビフライ」

エビフライ「・・・はい」

ハンバーグ「第一襲撃の準備だ。チビたちの用意をしろ」

エビフライ「分かった・・・」

ハンバーグ「がんばれよー。最初が肝心なんだからな」

エビフライ「・・・分かってるったら」

***
???「きゃああああああああぁぁぁっ」

まぐろ「!?」

たまご「なんだ!?」

えび「外からよっ。早くっ」

ー玄関ホール前ー

ねぎとろ「はっ、離せっ。触るなっ!!」

???「きゃははははっ」

まぐろ「!?女子かっ・・・!」

いか「きめえwwなんぞあれww」

えび「ちょっとはまじめにやりなさいよっ、馬鹿っ」

まぐろ「っこんの・・・っ」ぱんっ

???「きゃははは・・・」ひょい

たまご「うわ、避けてやがる!」

えび「きゃあああ、何なのアンタ、ちょ、こっち来ないでぇぇぇ」

???「きゃはははは、きゃははぁぁ」

いか「天誅wwww」ぶんっ

???「きゃっ!?」

えび「おどりゃああああ氏ねぇぇぇぇ」ぼかっ

???「・・・・・きゅうう・・・」ばたっ

まぐろ「待て、殺すなっ」

えび「あ、当たり前じゃないっ!気絶させただけよっ!」

たまご「すげぇ・・・中間パワー・・・」

まぐろ「大丈夫か、怪我は?」

ねぎとろ「あ・・・・ううううぅ・・・」がたがた

えび「腰抜かしてるわね・・・」

まぐろ「立てるか?」

ねぎとろ「あう・・・」ふるふる

まぐろ「分かった。よっ、と」ひょい

ねぎとろ「あぁぁぁうぁぁぁ!?」じたばた

えび「わーお。お姫様だっこ♪」

ねぎとろ「あうう・・・・」

まぐろ「すまんな。これが一番楽な抱え方だから・・・嫌じゃないか?」

ねぎとろ「っ・・・あうあうあうあ!?」ぶんぶん

いか「ちょww日本語でおkwwww」

たまご「とりあえず、ホールに連れて行こうぜ」

まぐろ「ああ」

ねぎとろ「ううう・・・・」ぐったり

まぐろ「よし。大丈夫か?」

ねぎとろ「あ・・・はい、大丈夫っス・・・立てます・・・」

まぐろ「一応、危険だから外には出ないでくれよ?」

ねぎとろ「あっ・・・ごめん、なさい・・・」しゅん

まぐろ「いや、気をつけてくれれば良いんだよ。怪我でもしたら、大変だし・・・」

ねぎとろ「はい・・・(先輩、優しいっス・・・)」

たまご「ところで、何でお前、外にいたんだ?」

ねぎとろ「っ・・・・あ、いや、それはっ・・・」



???「きゃははははっははっ」

まぐろ「っ?! 何だっ?!」

???「きゃははははっ」わらわら

いか「な・・・増えてるっ!?」

えび「いやああぁぁ気持ちわるいいいぃ」ぶんぶん

まぐろ「っ・・・とにかく、建物の中には入れるなっ!」

たまご「意味わかんねえよ、畜生っ!!」だっ

???「きゃはははは、オイデーオイデー」

たまご「うるせえ!!」ぶんっ

???「きゅふふふ、きゃははは」ひょい

えび「何であたんないのよぉぉ」

???「きゃはははは」がしっ

いか「ウおっ?!」

???「きゃははははははははははは」ぶんっ

がんっ

いか「イテええwwなんじゃこれ、鈍器wwwまじいてえww」

まぐろ「くっそ・・・」がしっ

???「きゃあああっきゃああああっ」ぶんぶん

まぐろ「暴れんな、このっ・・・」ぱんっ

???「!!ぎゃあああああああああぁぁぁっ」

まぐろ「っ・・・」びくっ

えび「すごい声・・・」

たまご「くそ、ひるむな・・・」

???「きゃはははぁ!」ぶんっ

たまご「ぐっ・・・・」ふらっ

まぐろ「くそ、こんなチビにっ・・・」

???「ぎゃはははああぎゃはははぁぁ♪」

いか「うぜぇぇぇっ」ぶんぶん

???「あははははっ」

いか「はぁ、はぁ・・・くそー、完璧押されてる・・・」

ねぎとろ「あぁ・・・・死んじゃう・・・皆、死んじゃう・・・」

ねぎとろ「っ・・・助けを、呼んでこないと・・・」

かっぱ巻き「なんなの、この音っ!?・・・あっ、ねぎとろちゃん!?」

ねぎとろ「せ、先輩っ・・・助けを・・・」

かっぱ巻き「・・・・大変・・・分かった!」だっ

かっぱ巻き「皆、皆ーーーっ!!」

あじ「お、どうした、嬢ちゃん?」

〆さば「騒々しいなあ」

かっぱ巻き「敵が・・・敵が外に来てるの!早く行って!」

あじ「なんだって!?そりゃ大変だ・・・」だっ

〆さば「ありがと嬢ちゃん!」だっ

かっぱ巻き「はぁ、はぁ・・・皆っ!!」

オオ、ドウシタンダ カッパマキチャン ナニガアッタ?

かっぱ巻き「皆、外にっ・・・!」

*****

かっぱ巻き「・・・・・・・・」

まぐろ「お疲れ。援軍呼んできてくれてありがとう」

たまご「まじ、助かったわー」

かっぱ巻き「皆、ひどい怪我・・・」

えび「これくらい、どーってことないわよ!」

かっぱ巻き「・・・皆・・・」

たまご「あーーーそんな辛気臭い顔すんなっての」

いか「そーそーww生傷は男の勲章って言うじゃんwww」

たこ「こら、ゲソっ。治療中だろ、逃げるなっ」

いか「wwwwwテラ鬼スwwwww」

かっぱ巻き「・・・・・・・ありがと」

まぐろ「ん?なんか言った?」

かっぱ巻き「・・・ううんっ、何も。とりあえず、皆治療しないとねっ」

たまご「お前がやるのかよ・・・心配・・・」

かっぱ巻き「なんだってぇ?!」

***
○月×日

今日はいきなりの敵襲で驚いた。

皆傷だらけで、苦しそうだった。こういうときに、私も男だったらなぁって思う。

敵の兵は、ウインナーだった。二週間前に生まれた、まだちびっ子。

なんで、子供を駒につかえるのかな・・・。腹が立ってしょうがない。

今ウインナー達は地下室にいて、説得されてるけど・・・

大丈夫かな。今日の見張り当番は、しっかり頑張って欲しい。
                          
                       記録者 かっぱ巻き

***
???「報告しまぁす」

???「敵は大怪我3名、軽症多数。死者はいませぇん」

???「ウインナーちゃんですけど、何か地下室でお説教うけてまーす」

カルビ「説教?ぬるっ。殺してねえのかよ」

???「そうそう。馬鹿だよねー。一応、隙を見て全部逃がしてきたけどぉ」

ハンバーグ「はは、代わりはいくらでもいるから、ほっとけばいいのさ」

???「そうですかぁ?」

ハンバーグ「よし、びびらせんのはこれくらいにして・・・」

ハンバーグ「内崩しといこうか。がんばってまた、スパイしろよ」

???「はぁーい」

***
かっぱ巻き「っあーーー治療完了ーー」のびー

たこ「ふう。結構来るなあ・・・」

かっぱ巻き「休憩休憩ーお菓子食べに行こうよ」

たこ「さーんせい」

かっぱ巻き「ん・・・?あれ、玄関に誰かいるよ・・・」

たこ「?怪しいな・・・かっぱ巻き、下がって」

かっぱ巻き「う、うん。あの人何か読んでるよ・・・?」

たこ「・・・・・・・・あ」

たこ「・・・・・ぷぷっ・・・」

えび「・・・・・・・・・・・」

たこ「なんだあ、えびじゃん」

かっぱ巻き「ふあ・・・びびったー・・・」

えび「あっ、あんた達。な、何か用なの?」

たこ「いーや別にい。行こ、かっぱ巻き」

かっぱ巻き「はーい。あー、びっくりした」

たたたた・・・・

えび「・・・・・・・・・」

ー夜ー
かっぱ巻き「あー。見張りって結構きついかも・・・」

ねぎとろ「先輩、お茶でもどうっスか?」

かっぱ巻き「うわ、ありがとうねぎとろちゃん」

ねぎとろ「へへ・・・いやあ・・・」

かっぱ巻き「うー、良いお茶・・・」

ねぎとろ「あのう、先輩・・・ちょっと外見ながらでも良いから、聞いてください・・・」

かっぱ巻き「んー?なに?」

ねぎとろ「えっとっぉ・・・先輩って、あの、まぐろ先輩の彼女、っスか・・・?」

かっぱ巻き「」ぶふぉっ

かっぱ巻き「ないないないない。それはないよ、ねぎとろちゃん」

ねぎとろ「っ、すいません・・・でも気になって・・・」

かっぱ巻き「もーう、お茶吹いたじゃん・・・」

ねぎとろ「えへへ、すいませーん・・・。でも、結構二人、仲良いですよね」

かっぱ巻き「それは、ね。私が鉄火巻きちゃんと仲が良かったからなんだぁ」

かっぱ巻き「知ってるよね、二人が兄妹ってこと」

ねぎとろ「はい・・・そりゃまあ」

かっぱ巻き「結局、鉄火巻きちゃんは自信をなくしちゃって、ここから出ちゃったけど・・・」

かっぱ巻き「三人で結構仲良しだったから・・・その名残かな」

ねぎとろ「そうなんスか・・・」

ねぎとろ「じゃ、まぐろ先輩は他に彼女とか」

かっぱ巻き「ないないないない。それもないよ」

ねぎとろ「あ・・・そうなんですかっ」ぱああぁぁぁ

かっぱ巻き「????え、どうしたの?」

ねぎとろ「あ・・・・いや、何でもないっス・・・♪」

かっぱ巻き「うーん???」

ねぎとろ「そ、それよりも、見張り見張りっ」

かっぱ巻き「・・・・・・・・??」

今更だがチョコット投降します。

お望みならば12時くらいまでね。

では、いくよ

***
ー庭ー

えび「・・・・はぁ、はぁ・・・」がさがさ

えび「あの娘達の見張り・・・けっこうあなどれないわね・・・」

えび「こんなとこ見られるわけにはいかないわ・・・!」

えび「・・・・十二時まであと三分・・・」

えび「まだかしら・・・」

がさがさ

えび「ッ!?」

かっぱ巻き「うん?」ちらっ

えび「」ビクッ

えび「お願い、静かにして・・・」

???「ごめんなさい、兄さん・・・」

えび「はぁ・・・さ、早く顔をみせてちょうだい、エビフライ!」

エビフライ「兄さん・・・」

えび「ああ・・・やっと会えた。あたしがどれだけ不安だったか分かる?」

エビフライ「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」ぽろぽろ

えび「あらあら・・・泣かないでよぉ。こっちもなんか・・・」ぐすっ

エビフライ「兄さん、私っ・・・」がしっ

えび「分かってる。何も言わなくて良いわ。あなた、ハンバーグに脅されてこんな事してるんでしょ?」

エビフライ「・・・・・」こくこく

えび「やっぱりっ・・・」

エビフライ「わ、私・・・もとから、かに様が苦手で・・・。酷い事言われてたりしたからっ・・・」

えび「ええ、分かるわ・・・」

エビフライ「落ち込んでたとき、ハンバーグが戦争の話を持ちかけてきて・・・」

えび「ええ・・・ええ・・・」

エビフライ「私、気の迷いだったの。本当は逃げたい・・・怖いの・・・」

えび「エビフライ・・・」ぎゅっ

エビフライ「こはださんに申し訳ない・・・私、馬鹿だ・・・許されないよ」

えび「いいえ、そんなことないわ」

エビフライ「兄さんは良くても・・・他の皆が」

えび「そんなの、私にまかせよきなさいっ!顔は広いんだから」

えび「大体、こはだを撃ったのはハンバーグだし、あなたは関係ないわ」

エビフライ「でも・・・」

えび「皆にちゃんと話して、謝ればきっと許してくれるわ」

エビフライ「本当?・・・嘘じゃない?」

えび「ええ!」

えび「奴らにはもう指一本触れさせない」ぎゅっ

えび「兄さんが必ず、必ず、守るからね・・・」

エビフライ「・・・・・・・・・・」

***

かっぱ巻き「・・・・・あ、れ」

ねぎとろ「どうしたんスか、先輩?」

かっぱ巻き「また、この感じ・・・何、何なの・・・」がたがた

ねぎとろ「ちょ、顔真っ青ッスよ!?先輩ッ!?」

かっぱ巻き「怖い・・・怖い・・・早く逃げて・・・」

ねぎとろ「ど、どうしちゃったんスか?!先輩・・・」ゆさゆさ

かっぱ巻き「逃げて、逃げてよ・・・」

ねぎとろ「先輩っ・・・・」

***

えび「ふふっ・・・」

エビフライ「?どうしたの、兄さん?」

えび「いや、おかしいなぁって思って」

エビフライ「・・・・何が・・・?」

えび「あなた・・・・・・・」




   ぱんっ

眠い。寝て良いか?

>>144 はい・・・ではふんばって12時まで書きます。

かっぱ巻き「・・・・・・・・・ぁぁ」ふらっ

ねぎとろ「!?」

ねぎとろ「嫌だっ、先輩!?先輩!?」ぺちぺち

かっぱ巻き「・・・・・・」

ねぎとろ「嫌ああぁぁ誰かぁぁぁ!!」

***

???「ふう、お仕事おわり♪」

???「それにしても、楽だったわぁ」

???「ふふ、妹の顔くらい、ちゃんと覚えてなさいよ・・・・ねぇ、えびさん?」

***
かっぱ巻き「ん・・・・・・」

かっぱ巻き「ッ!!」ばっ

たまご「・・・・・ああ、おきたか・・・」

かっぱ巻き「たまご君っ、き、昨日の夜変な事とかなかったッ!?」

たまご「んー?あったよ」

かっぱ巻き「どっ、どんなっ!?」

たまご「お前がぶっ倒れて、ねぎとろに引きずられてきた」

かっぱ巻き「そ、そうじゃなくって・・・」

かっぱ巻き「誰か、けがとかしてない?」

よしきっかり。

また明日ね。おやすみ・・・

おこんばんはー皆さん。

とりあえずちゃっちゃと投降していきますよ

たまご「怪我ぁ?いいや、誰も」

かっぱ巻き「ほ、本当に?嘘ついてない?」

たまご「何で嘘つかねぇといけないんだよ!?」

かっぱ巻き「そ、そうだよね・・・良かった」

たまご「・・・・変な奴・・・」

がらがら

まぐろ「おーい、たまご・・・って、うわっ!?」

かっぱ巻き「えへへ、お邪魔してます・・・」

まぐろ「ちょ、二人とも、何してるんだよ?」

たまご「変な想像すんじゃねぇ!こいつ、ぶっ倒れてここに運ばれてきたんだよ」

まぐろ「倒れた?何で?」

かっぱ巻き「んー。わっかんない。でもきっと、眠かったのかも・・・」

たまご「いや、でも真っ青で今にも死にそうだったぞ」

かっぱ巻き「あ、でも今は全然大丈夫だから・・・」

まぐろ「そっか。無理すんなよ。ところでさぁ・・・」

たまご「ん?」

まぐろ「えび、見てない?」

かっぱ巻き「・・・・・!!!」

かっぱ巻き「えびさん・・・って、いないの・・・?」

まぐろ「ん。朝から姿が見えないんだよ」

たまご「また、トイレに入り浸って化粧でもしてんじゃねぇ?」

まぐろ「いや・・・いそうな所は探したんだがなぁ・・・」

かっぱ巻き「・・・・・・・」ごくり

かっぱ巻き「ねぇ・・・もっと良く探してみようよ」

まぐろ「え?」

かっぱ巻き「早く」

たまご「おい、お前また顔色悪いぞ・・・?」

かっぱ巻き「早くっっ!!

まぐろ「ど、どうしたんだよ?」

かっぱ巻き「分かんない。分かんないんだってば!!」ぶんぶん

たまご「とりあえず落ち着け」とんとん

かっぱ巻き「・・・・・きもちわるい・・・」

まぐろ「ちょっと休めば?」

かっぱ巻き「だめ・・・。えびさん、探しにいかなくちゃ」

まぐろ「どうしてそこまで・・・」

がらがら

たこ「おいっ、たまご、まぐろっ!」

たまご「ぬわぁ。もうなんだよカンベンしてくれよ・・・」

たこ「えびがっ・・・えびがっ・・・」

かっぱ巻き「・・・・・・・え・・・・・?」

まぐろ「えびが、どうしたんだ?」

たこ「はぁ、はぁ・・・」へなへな

たまご「おいおい、大丈夫かよ?」

たこ「えびが・・・・・死んでる・・・・」

まぐろ「え・・・・?」

たこ「庭で・・・庭のほうで・・・」

たまご「・・・・!」だっ

まぐろ「くそっ!」だっ

かっぱ巻き「・・・・・・しん、でる?」ふらっ

たこ「ああ・・・しんでる。頭を・・・撃たれて・・・」

かっぱ巻き「あたし・・・知ってたのに」

たこ「え?」

かっぱ巻き「あたししってたのに」

たこ「かっぱ巻き?」

かっぱ巻き「しってたのに 助けられなかった」ふらふら

たこ「・・・待てっ!」がしっ

かっぱ巻き「なんで、だこちゃん?あたし、謝らないと。えびさんに」

たこ「行っちゃだめだ・・・君が見て耐えられるようなものじゃ・・・」

かっぱ巻き「あやまらないと」

たこ「どうしちゃったんだよっ・・・?」

たこ「君のせいじゃない」

かっぱ巻き「嘘だよ・・・あたし、知ってたんだよ」

かっぱ巻き「昨日の夜、気持ち悪くなったのはえびさんのことを分かってたからだ・・・」

たこ「・・・・かっぱ巻き、落ち着いて」ゆさゆさ

かっぱ巻き「たこちゃん・・・・・あたし、えびさんを殺しちゃったんだね」

かっぱ巻き「あたしが庭に降りてればよかったのに」

かっぱ巻き「あたしが、あたしが・・・・」ふらふら

たこ「違うっ、違うんだよ!」

かっぱ巻き「・・・・・・・ごめんなさい、ごめんなさい・・・」

たこ「ふざけんな・・・・」ぎゅっ

***

まぐろ「・・・・最悪だ」

たまご「ああ・・・・訳分かんないよ」

サーモン「彼がなにをしたっていうの・・・」

がちゃ

えんがわ「ああ・・・まぐろ君」

まぐろ「あ、彼は・・・?」

えんがわ「危ない状態だ。生きてるのは、ほぼ奇跡だ」

いか「そ、そんな・・・」

えんがわ「・・・・覚悟しておいた方が良い」

サーモン「・・・・・・うぅ・・・」ぽろぽろ

***
かっぱ巻き「・・・・生き、てる?」

コーンマヨ「はい・・・すっごく危ないみたいですけど」

たこ「きっと大丈夫さ。彼の中間パワーをなめないほうが良い」

かっぱ巻き「たこちゃん・・・でも私」

たこ「いいかげんにしろよっ!」

かっぱ巻き「!」びくっ

たこ「君のせいじゃない、何度も言ってるだろ!悪いのは撃った奴だ!なんで分からないんだよ?」

コーンマヨ「せ、先輩。落ち着いてくださいぃ・・・」

たこ「・・・・・っ」

かっぱ巻き「・・・・・・嘘じゃない?」

たこ「・・・・・・当たり前だろ」

かっぱ巻き「・・・・・・・・・」ぽろぽろ

たこ「はー・・・もう、どうせ動揺してたんだろ」なでなで

かっぱ巻き「うぅぅ・・・」こくこく

コーンマヨ「先輩ー。泣かないでくださぁい・・・」なでなで

かっぱ巻き「うぅ・・・でも・・・お見舞いには行かないと」

コーンマヨ「あ、それは無理ですよぉ。面会謝絶ですし・・・」

たこ「残念だけど、回復を待つしかない」

かっぱ巻き「・・・・・・・そんなのって・・・」

よし、投降終了しましょうかね。

えびはまだ死ぬか生きるかは未定。

えびを撃ったのは誰?各自で想像するように。以上!

>>163

彼女も動揺してたんです(´・ω・)

とりあえず いらないと思うけどメインキャラまとめておく。

かっぱ巻き マイペース。人の死や怪我を予知できる?

まぐろ 王道軍のリーダー的存在。かっぱ巻きが好きかもね 

たまご 乱暴。かっぱ巻きが好き(ry

たこ 僕っ娘。 かっぱ巻きの友達

いか 草はやしてばっかり。

サーモン いくらの母。上品。

えび 中間ボーイ。今瀕死。

コーンマヨ・ねぎとろ 後輩。二人ともまぐろにお熱。

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