男「とりあえず、軽く朝ごはん食べない？」

女「ﾌｧｲｯ」

男「ご飯とパン、どっちにする？」

女「ｼﾞｬﾊﾟｧﾝ」

男「パンがいいんだね。じゃあ、あそこのカフェに入ろう。サンドイッチあるし」

男「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

女「……」ﾃﾞｭｸｼｯﾃﾞｭｸｼｯ

男「おいしいね！」

女「ﾊﾟｰﾌｪｸﾄ」

男「お腹も膨れたし、まずは映画でも見に行こうか」

女「ﾌｧｲｯ」

男「邦画と洋画、どっちがいい？」

女「ﾖｶﾞ」

男「洋画だね。じゃああのアクション映画にしようか！」

男「映画、面白かったね」

女「ﾊﾟｰﾌｪｸﾄ」

男「特にあの主演の俳優がよかったよ。あの人、どこの国の人なんだろ？」

女「ｲﾝﾃﾞｨｱ」

男「あの人、インド人だったのか。よく知ってるね」

男「じゃあ次は動物園に行こうか」

女「ﾌｧｲｯ」

男「あっちにある動物園は、結構色んな種類の動物がいるんだよ」

男「動物園に着いたけど……なんの動物を見ようか？」

女「ﾀｲｶﾞｰ」

男「虎？　俺としては、もっと可愛い動物を見たいんだけど……」

女「ﾀｲｶﾞｰｱﾊﾟｶ!」

男「分かった、分かったよ。虎を見に行こう」

虎「ガルル……」


男「虎ってかっこいいね～」

女「ﾌｧｲｯ」

男「じゃあ次は何を見に行く？」

女「ﾋｮｰ!」

男「豹だね。君は肉食動物が好きなんだなあ」

男「よーし、カラオケで点数勝負だ！」

女「ﾌｧｲｯ」

男「じゃあまず君からだ」

女「ﾖｰﾛﾚｲﾋｰ」

男「おお、ヨーデルかい」


『85点』


男「やるぅ！」

女「ﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊ…」

男「次は俺だ」

男「せーかいにひーとつだけーのはーなー」


『90点』


男「やった！　90点だ！」

女「ﾕｰｳｨﾝ」

男「あの源平合戦の資料展示会ってのに、ちょっと寄ってかない？」

女「ﾌｧｲｯ」

男「ちなみに君は源氏と平氏、どっちが好き？」

女「ﾀｲﾗﾝ」

男「平氏か～、俺もだよ！」

男「まだ夜まで少し時間あるし、軽く時間潰そうか」

男「いい場所はないかな……」

女「ﾗｳﾝﾄﾞﾜｧﾝ」

男「ラウンドワンか、いいねえ！　クレーンゲームでもやっていこうか」

女「ﾌｧｲｯ」

男「夜になったし、晩ご飯食べようか」

男「肉と魚、どっちがいい？」

女「ｳｰｵｳｰｵｳｰｵｳｰｵ…」

男「魚か」

男「じゃあ、あそこの店に入ろう。おいしい石狩鍋を食べられるよ」

女「ﾌｧｲｯ」

男「このコンロ、なかなか火がつかないな……」ｶﾁｯｶﾁｯ

女「ﾖｶﾞﾌｧｲｱ」ｶﾁｯ

男「つかないね」

女「ﾖｶﾞﾌﾚｲﾑ!」ｶﾁｯ

ﾎﾞﾜｯ

男「おおっ、ついた！　さすが！」

男「あー、おいしかった」

女「ﾊﾟｰﾌｪｸﾄ」

男（さて、あとはもう帰るだけだけど……）ﾁﾗｯ

男「……」

女「……」

男「……」

女「……」

男「あ、あのさ……」

女「ﾌｧｲｯ」

男「今晩……俺んち、寄ってかない？」

女「ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊ、ﾔｯﾀｰ!」

……

……