幼馴染み「本当、私がいないと男はさー」男(うっぜ…) (261)


ー中学3年、春ーー

幼馴染み(以下、幼)「男ー、もう進路決めた?」

男「決めたぞ」

男「さっき、進路調査書だしてきたぜ」

幼「えっ!?」

クラスメイト♀「男君、どこに行くのー?」

男「ss高校ってとこ行くんだ」

クラ♀「あ、そこ知ってるー。確か、女が行くって言ってたとこじゃん」

女「……なによそれ!男!」

男「声でけーよ、なに?」

幼「あんた、私に相談しないで勝手に決めないでよ!」

男「は?なんでお前に言わなきゃ「うるさいバカ!」

男「なんで怒ってんだよ」

幼「怒ってないんだけど…」イライラ







SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440858016


女「男がss高校いくなんて初耳なんだけど」

男「あーそういやいってなかったっけ」

男「あそこ?野球強いじゃん?あと学力的にもさ…」

幼「あんた、いいの?もう少し上のランクの…」

男「いい、いい。固いことはなしだ。」

幼「将来のこととか、」

男「学校の偏差値だけで、どの学校が上とか下とかねーから」


幼「あるよ。男だったら要領いいし、いまからだったら私が行きたい学校だって受かるかも…」

男「何故、お前と同じ高校に…??」

幼「っっ///」(しまった、墓穴掘った)


クラスメイト♀(以下クラ♀)「…ふーん」ニヤニヤ

幼「な、なにかいいたそうじゃん…(顔真っ赤)

クラ♀「べつにー。ねー女?」ニヤニヤ

女「あ、あはは……」(やっぱり幼ちゃんも男のことが、、)

女(でも、これはチャンスだよ。男と一緒になる//)フフフ


男「でも、女も受けるのかー。これは一枠減ったようなもんだな」(^^;

クラ♀「男君。安心しな女はss高校は第二志望だよ」

男「なんだ早とちりしてた」

女(なんかリアクション薄いな。私の自意識過剰だけどさ、同じ学校行けなくて残念がったりして欲しいなぁ)

女(やっぱり好きな人には少しでも気にされたいよ…)

女「男君にとっては私なんて…」ボソボソ
(言いかけたてやめた。もしそうでも諦めたくない、、。少し探りをいれよっと)

女「安心した?」

男「ん、なにが?」

女「私と一緒じゃなくて…」

>>7 なにこの漫画かなしい

続き書きます


男「水くさいこというなよ」

女「男君には幼ちゃんがいるもんね」

男「??何故、幼がでてくる」

クラ♀「はぁ、男君それマジで言ってるー?」

幼「……」ジトー

クラスメイト♀s「幼かわいそー」

「ほんとそれだよ」 「ねー」 「わかってないなー」

男君「なんだ急に」



クラ♀「あれはないよー」 「ねー」

「なんで気付かないかな…」

ヒソヒソ キャッキャッ

男(なんか気まずい)

男(部室でも行こうかな)

男「じゃな」スタスタ

クラ♀「あ、ちょっと待ちなよー」


「うらああああ!男おーー氏ねえーー!」

男友「うらあ(*`Д´)ノ!!!」タックル

男「っぶねぇな。なにすんだてめ」

男友「俺のタックルをかわすとは…やるな」









男友「だがしかし、女の子たちとイチャコラした罪は大きいぞ」

男「おまえなぁ…いちゃいちゃなんか、」

男友「問答無用!」ドッセーイ

男「いい加減にしろ」カウンター

男友「うわっ。ごめんごめんギブギブ」

男「んー聞こえないなー」

男友「関節決まってるから!男、アイスおごってやるからーー!」

クラスメイツ「ハハハハハww」

男「いいだろう」








クラ♀「もー、友くんいま真面目な話してるんだよー」

男友「あーごめん」(ざけんな男)

男「いいって、友それよか部室行こぜ」

男友「真面目な話ってなにさ?」

男「いいよ。行くぞ」グイ

男友「おい男、離せ。俺はいまレディとトークしてんだよ」

男「ッチ」



幼「男ねss高校に行くんだって」

幼「私には何にも言ってないのにさ」

女(私にはって彼女気取りかよ)

クラスメイト♀s「幼ちゃん、かわいそー」 「ねー」

女(あ、そっか。クラス全体の公認カップルなんだ幼ちゃんと男君は…)

女「でも、男君は幼ちゃんと付き合ってないんじゃ「は?」

女ビク

クラスメイト♀s「いま、そういうことじゃないじゃん」 「空気読んでよね」 「女、いまそれ違うじゃん…」

女(ずるいなぁ…幼ちゃんかわいいし、女子みんなから応援されてさ、こんなの…

女(ほんと、やだ…勝ち目ないじゃん)ウツムキ

一同「………」シーン


男「おう。付き合ってないぞ」

男「昔っから勘違いされんだよなー。それ」

幼「」

女子s「……幼」

男友(うえー。なにこの空気)

男(はぁ。なんで俺、女子からにらまれてんの?)

男友「あー、俺喉乾いたなー、自販行こっと」スタコラ

男「あ、待て俺も」

男友「お前は来んな!そこにいろ!」

女子s「男君!」

男(ええええ!なんでやねん)


男「あの…じょ冗談です。は…ははは」ヒキツッタエガオ

一同「………」シーン


男「男友め裏切りおって…わしら桃園の誓いを結んだ中ではないか」

男「…みたいな」(く、苦しいか)

クラ♀「そうやって、ごまかさないでよ」

男「…、ごめん」

男「幼は三国志好きだったろ。おもしろかった?」


幼「………」フルフル

男「そ、そっか。なんかお前きょう元気ないな…」

男「あ、…えっと、みんなどうしたマジで?」

男「せめて、反応してくれよ」

女「………」

女「…男君、いまのすごいおもしろかったよ」

女子s「ちょっと女、なんでよ」

男「女、気ぃ使うなよ。余計スベったみたいじゃん」

男「と、とにかく幼。元気だせよ」

男「じゃな!」


幼「待って」ガシ

男「あの、野球部のミーティングあるんだ。だから行かなきゃ」(嘘だけどな)

女子s「ほんと?」ジー

男「…あ、あーうん。本当。だから、なっ」(^_^;)

幼「じゃあしょうがないかな…」パッ

幼「じゃあ、また放課後にさ話「バイバイ、男君」

女「私も好きだよ」ニコッ

男「えっ」ドキッ

女「三国志」ニコッ

男「あ、ああ。うん。女ってイイやつだな」ニコッ(おかげで放課後めんどくさいことにならんで済む)

女「///」ノシ



男(ふー、なんなんだあの団結力は?)

男(有無を言わせないあの空気感。調子狂うって)



ーー野球部、部室ーー

男「ういーす」ガチャ

男友「お、来やがったぞ反逆者が」

後輩「男さんもやることやってるんですね」

男「なんだそれ」

男友「大人の階段登ってんじゃねーぞ、ボケが」

男「おまえらなぁ」


後輩「まさか、男さんもう卒業してるんですか
…」

後輩「だとしたら、幼さんの純潔は…もう」ブワッ

男友「ああ、残念だが…」

男「おい、お前らとんでもない勘違いしてんぞ。男友は悪ノリすんな。本当にやめろ」

男「俺はいいけど、幼に失礼だろ」


男友「意外だな。お前でもそういうことに気が回るのか」

男「いや、なんかさあいつ最近歯切れが悪いし、なんか噛み合わねんだよ」

男友「ふーん。それで?」

男「周りの奴に俺といると冷やかされるからあいつには悪いかなってさ」

男「だから、俺も少し距離置いてんだよ」

後輩「先輩、それでチューは?チューしたんですか?」ワクワク

男「お前はちょっと黙ってろ」



男「今日なんか女子たち怒ってたからさ…」

男「それも俺が原因だし、たぶん女子たちも幼と俺がなんていうかカップルみたいに扱ってくるだろ」

男友「俺は絶対認めんが実際そう思われてるだろうな」

後輩「ヒューヒュー」(´ 3`)

ゴチン

後輩「」

男友「続けてくれ」

男「お、おう」


明日、書きます
見てくれてサンクス


男「とにかくさ、俺と幼の誤解を解きたいんだ」

男友「……」

男友「…誤解で済む話じゃないと思うぞ」

男「え?いや、お前もあいつらに乗っかんないでいいから」

男「そうやって、からかうのおもしろくねぇんだよ」キッ


男友「お前それ本気で言ってる?」



男「当たり前だろ!」

男友「………はぁ。」ヤレヤレ

男「んだよ。そのため息は。こっちは真剣にな、、」

男友「わかった。わかった」

男友「どうやら本気だな。しょうがねぇその話聞いてやるよ」

男「本当に!ありがとなーー」


男「やっぱお前に言って正解だったぜ」

男友「ほんっっとうに幼ちゃんが不憫で仕方ねぇよ」ボソ

男「なんかいったか?」

男友「いや、お前に言っても無駄だな」ヘラヘラ

男「バカにすんな。」

男友「まぁまぁ。そいで協力ってなに?」

男「おう。あのさ………」



男「まず、幼とさ誰かを付き合わせて…」

男友「」

男友「いやいやいやいや、待てよ」

男友「もうおかしいだろ」

男「隣のクラスのイケメン君なんてどうかな?」

男友「おい。とまんねぇな。なんだよそれ」

男「それでイケメン君に幼を口説いてもらって」

男友「はぁ?お前なぁ…」


男友「なにその、胸糞な作戦!」

男「失礼な。完璧な作戦だろ」

男友「ばかなの!?死ぬの?」

後輩「生きる!」ムクリ

男友「なんか変なの起きてきたよ」


男友「あーマジで長いことこいつと遊んできたけど」

男友「たまにお前が恐ろしいわ」

後輩「おそロシア」ビシ

男「アメリカ」

後輩「カナダ。先輩国縛りですね、了解」

男「だ、ダ、ダバルヘイジャ。」

後輩「ジャマイカ」

後輩「………」

男「カンボジア」

後輩「いやいや、ダバルヘイジャってどこすか?」

男「あー南アフリカの隣らへん」

後輩「へーー」

男友(そんなわけあるか)

男友「てか、お前ふざけてんなら相談すんなよバカ」

男「いや、ごめんごめん。マジなんだ」

男「お前くらいにしかこんな話頼まねえよ」


男友「当たり前だろ。幼ちゃんや女子が聞いたらどうなることか」

男友「下手すりゃ女子全員から白い目で見られるぞ。いやそれで済めばまだマシか…」

男「じゃあ、男友手伝ってくれないのか?」

男友「わりいけど、無理だ。こればっかりは」

男友「というよりお前は何にもわかってない」

男「ッ……またそれか。


男「って言ってたらいつもと同じだよな。ごめん本当に…」ウツムキ

後輩「せ、先輩…」

男友「…少しは自覚あるんだろ?」

男「なんとなくだけど俺がなんかみんなと噛み合わないのはわかるし、俺が原因でちょっと空気が重くなるっつーのかな、、」


男友「………」

男「正直、最近さ昔みたいにみんなでわーっと騒いで、はっちゃけてっていうのがなくなって来たんだよな…」

男「小学校の頃とか、幼ともよく遊んでたし気ぃ使わずイタズラして笑ってたりさ、、、」





男「みんなが大人になっていってるのかな?」

男友「そうかもな…」

男「なんか、それが悲しいかも…まだ子供でなんにもわかんねぇから女子たちにもからかわれてるんだと思う」

男友「なんか、思いあたるのか?」


男「わかんねぇよ最近。女子ってみんな伏し目がちだし目も合わせてくれないし…嫌われてるのかバカにしてんのか知らねーけど」

男「そのくせ、ラインとか番号とかよく聞いてくるんだぜ?」

男友「からかわれてる?お前が?」

男「ああ。俺が嫌いなくせに携帯に幼と最近どう?とかさ聞いてくんだよ、たぶん俺ターゲットにされてるんだと思う…」

男「こんな俺に幼も優しくするから一緒にからかわれるんだ。それが嫌で…俺はいいけど幼まで巻き込みたくないんだ」


男「だから、幼の誤解を解きたいんだ。俺とはなんでもないって!」クッ




男友(なんていうか、男も思いつめてたんだな)

男友(正直、ここまで悩んでるんとは…でも大きな勘違いがあるけどな)

男「は、ごめん。なんか一人で語っちゃったな」

男「悪い、さむいことした。」

男友「いや、男。勘違いしてるとはいえお前の言いたいことは伝わったぞ」

男「あーいいよ。たぶん俺が悪いし」

男「愚痴っぽくなってごめん。ただ俺が空気読めないしみんな困らせることあったら言って欲しい」

男「できるだけ直すから…」

男友「男は野球以外のことにもっと目を向けろって言うつもりだったんだけど、なんか違うな」

男友「お前も、周りを気にしてたし、成長してるよ」

男友「お前からみたら他の奴が大人だっていうけどお前みたいに子供でいれるってすごいよ。いまじゃ俺らも中3とはいえ打算で物事捉えてるってかさ…」

男友「あーーもう難しいこと言いすぎた。訳わかんねぇ」

男「ははは。バカのくせにな」

男友「ほんとそれだよな。かっこつけすぎたw」

ラノベ主人公の鈍感とか難聴って「病気じゃね?」ってなるレベルの奴居るよね


男「ふー。なんか頭回らねー」

男「俺らに哲学は早すぎたw」

男友「はは。それだよな」

男友「そだな、、キャッチボールでもするか?」

男「いいね。やろうぜ」

後輩「あ、俺も混ぜてくださいよー」

男友「あ、お前まだいたの?」

後輩「途中から、くさすぎる話だから寝てました」

男「おまえ、躊躇なく言うのな」

後輩「冗談っすよ」(あんな真剣な先輩たちの話、今回ばかりは邪魔できないですよ。)


>>52 鈍感ゆーより女性不信になってるかんじの主人公

そもそも付き合おうとしてないかんじ


見てくれてサンクス

またあした

サボってた

一気に投稿します


その頃、クラスでは

モブ女A「ってかさ、女さん空気読んでよね」

モブ女B「なんで邪魔するかな…」

女「いや…なんというか、、」

幼「でも、男も悪いよ」

幼「あいつって誰にでもやさしいから…」

女子s「ねー」 「それわかるー」



モブ女a「うちさー初めは怖い人かと思ってた

モブ女「クールでさー、なんかしゃべんない感じかなって思ってた」

モブ女b「でも、意外と冗談とかよくいうよね。あとちょっとかわいいとこもあるし」

モブ女c「いいなー幼は、私もあんな彼氏ほしー」

ギャル男「なに?男の話してんの?」






ギャル男「よー幼!まだあいつとは上手くいってんの?」

幼「………」

ギャル男「無視ー?もしかしてツンデレww」

幼「うっさい。デレてないんだけど」

ギャル男「まぁ、そんな怒んなって。それよりみんな映画見にいかねー?」

モブ女「いいねー。他は誰かくんの?」

ギャル男「あークラスの男子とか呼ぶつもり…」

モブ女「それなら安心だわ」

ギャル男「はぁ?別になんもしねぇよ」

ギャル男「じゃ次の土曜日な。適当に呼んどくわ」

モブ女「了かーい」

ギャル男「あ、女さんも来る?」

モブ女「せっかくだし、女も来てよ女子私一人じゃん」

女「あ、私その日部活かも…」(なんとなく行きたくないかな…)

モブ女「えー、幼は?」

幼「あーどうしよ、メンツによるかな」

ギャル男「そーだ男も来るよ。ってかあいつが映画見たいって言ってきたしな」

幼「そ、そーなの?」







幼「あいつ、私は誘ってくれなかったのに…」

幼「ねーギャル男。あいつ他に女の子誘ったりしてた?」

ギャル男「誘ってないと思うけど…」

幼「そっか。良かった」

ギャル男「あれ?二人って本当に付き合ってる感じ?」

女「……え?そ、それは…モブ女「あーーうんそんな感じ!」

ギャル男「っまじかー。おめでとう!幼ちゃんと男、昔っから一緒だったもんな」

ギャル男「えっやっぱりあの鈍感男がついに幼ちゃんに告った感じ?」

幼「………」モブ女「あっと、、…うん。そうそう」

モブ女「…まぁそんなとこかな」アハハ

女(違うっていいたかったけど違うとは言える空気じゃなかった。さっきはやっぱり認められなくてつい本当のこと口走ったけど。私には勇気がなかった。幼ちゃんの気持ちを踏みにじってはいけない気がした)


ギャル男「まじかー。あいつに先越されるとはな…いいなーあいつ幼ちゃんと付き合えてちくしょー羨ましい」

モブ女「もう、いいじゃんその話は」

ギャル男「え、おう。じゃ…映画どっすかな…」

ギャル男「…てかあれだ。幼ちゃん男と二人で行くべきなんじゃね」

女「……」

モブ女「あーそうだよ!そうすべき」

ギャル男「そーだな。悪いな付き合ってんのに誘って。俺さあいつの分と男友の分の前売り券買ってあんだよね…」

ギャル男つチケット2枚「じゃあ、はいこれ」

幼「…ありがとーー」パアア

ギャル男「金は今度でいいから楽しんできなよ」

モブ女「幼嬉しそーー」

モブ女b「良かったねー幼!」ウンウン


幼(やったーこれってデート?だよね//)

幼(楽しみだなぁ)ワクワク


キーンコーンカーンコーン

男「っと。予鈴だ。もう昼休み終わんぞお前ら」

男友「やっべ。もうそんな時間か」

男友「じゃ後輩部室のカギ返しといてなー」

男「頼むわ後輩」

後輩「うぇ!?あと5分もないじゃないですかー」

男「大丈夫だって。顧問いまの時間いないから。」

男友「つっても、生徒会のやつうっせーけどな」

男「お前いつも怒られてるしな」

男友「じゃ俺たちもう行くから」ノシ

後輩「それでも先輩かよ、、」





男「ふぃー授業まにあって良かったなー」ドアガラガラ

男友「」

男「ってあれ?どうした男友」

シーーン

男「あれ、教室に誰もいない」


男友「男、次理科だよな…」

男「そだな。……っっ!やっべ!」

男&男友「次、移動教室じゃん!」


ーー理科室ーー

先生「おい。男と男友は?」

ダダダダダ
男「すみません!」ドアバタン

男友「同じく」


先生「う、うん。次から気をつけてな」

先生「じゃ班ごとに座って実験しましょう」


先生「男は2班。男友は5班な」

男「俺の席ここ?」

モブ女「そだよ。もーなにやってんのw」

女「男君、駄目だよ遅刻しちゃ」クスクス

男「ごめんごめん」

モブ女「そーだ、男ちょっと話があるんだ」

男「なんだよ」


モブ女「男。先に謝っとくごめん」

男「は?」

モブ女「あんたと幼が付き合ってるってギャル男に言っちゃったんだ!」ペコリ

男「おい、どういうことだ」

モブ女「そのー、なんといいますかー」



男「冗談だろ?」

モブ女「いや、本当に言っちゃった」

男「なんでだよ。何のために、そんなウソ…」

女(男君、怒ってるのかな…)


モブ女「そりゃ幼のためだよ!」

男「はぁ!?あいつまで巻き込むなよ!!」

周り「え?」 「どしたモブ女」 「なになに?」 「男君?」 ザワザワ

先生「おい。どうした。男」

男「ッッあ、いえ。…なんでもないです」

女子s「どしたの男君?」

女(知ってるくせに…)

男「…いや、少し驚いただけごめんね大きい声だして」

女(男君、かわいそう…)



モブ♂「男なんか怒ってないかな…」

ギャル男「は!もしかして俺が幼ちゃん誘ったことに怒ってんのか?」

モブ♂「なにそれ?」

ギャル男「あのな………」カクカクシカジカ

ギャル男「ってことがあったんだよ」

モブ♂s「へーー、ってかやっぱ付き合ってたのかあの2人」ヒソヒソ

男友「!」

男友「俺にもその話聞かせてくれ」ズイ

ギャル男「ああ。さっきなー




男友「なるほどな…」

男友(正直、モブ女たちにはイライラする。だけど、もうここまできて本当の事を言って2人の関係をうやむやにしたらそれはそれでかえって大変なことになりそうだ)

男友(それに……)チラ

幼「///」(男、どう思ってるんだろ。ここまできたらもう付き合うしかないよね)ソワソワ

男友(幼ちゃんの気持ちに気付く良いチャンスだこれは)




どうせいつも通り幼馴染が報われないendだろ。知ってる知ってる。


男「…………幼の事思って言ったって何?」

モブ女「それは幼があんたのこと…」

男「俺のことが何?」

モブ女「やっぱり、私からは言えない幼から聞いて」

男「またそれか、やだよ。あいつ俺のこと子供扱いするんだぜ。どうせまたはぐらかされるのがオチだ」

モブ女(たしかに幼は男といると素直じゃないから本当のこと言えないのよね。そのせいで何度、相談受けたことか…)

女(幼ちゃん私たちといると素直だけど、、男君の前だとやっぱりキャラ違うのかな…)


男「いま、ここで言ってくれ。」ズイ

モブ女「えっと、、」(幼、大丈夫これ言っても…)チラ

幼「…えへへぇ///」ポワポワー

モブ女(あいつもう妄想にふけってるし…)

男「なぁ!頼む」肩ガシ

モブ女「ひぇ///ち、近いよ男」

男「俺さ、バカなんだ。空気も読めないし。だからハッキリ言ってくれないとわかんないよ。お前らが何考えてるかとか」

男「だから、本当のこと教えてくれ」


男友(男、成長したな。お前はまっすぐでバカで、でもやっぱりかっこいいよそういうところ)

女「男君…」




つづく!
今度はすぐ書きますんで

>>77

男が成長する話を書きたい。
結末はまだ考えてない


女アワアワ 男ナア、オシエテクレ!
ヒソヒソ ヤッパリオトコナンカアッタヨネ ナニナニナンノサワギ

ギャル男「!」

モブ女「……わかったよ、、…幼がねあんたのこt「待って!男、俺が悪かったよ」

男「え?」クル

モブ女「っいきなりなに?ギャル男」

ギャル男「ごめんなぁ男。まさかお前ら2人付き合ってると思わなくって…」







\えー!ギャル男もしかして幼と男付き合ってたのー!?/

ギャル男「おー。さっき俺も知ってなぁ。しかし、男「まてまて。お前もかよ」

ギャル男「へ?」

男「だから、言ってるだろ!俺は「まぁまぁまぁ」

モブ女「…お願い男、話合わせて」ボソボソ

男「…いや、でもクラス皆に、、」

男友「しっかし、男もスミにおけねーな」男の頭ワシャワシャ

男「おい男友!なんで「いいから」

男友「…いまは黙ってろ。話を合わせてくれ」ボソボソ

男友「頼む」

男「………」(男友。そこまでいうなら…)

女(男友君とモブ女ちゃんが何を耳うちしたか私には聞こえちゃったなー)

女(もういーや。どうでも、、)


女(どうでもいいはずなのにな…)

女(…悔しいや。なんでだろ)

女(男君と今は隣の席で、内緒話だって聞こえてるのに蚊帳の外なんだもん。こんな近いのに私だけすっごく遠い、ずるい。ずるいよほんと、、)


女子たち「えーなにそれすごーい!」キラキラ

女子たち「ねぇねぇ。どっちから告ったの!?」

ギャル男「男から告ったんだって。ビックリだよな」

女子たち「キャーー///」 「えー!?男君って意外と積極的//」 「ヤバいヤバい//」 「嘘ッ!?」\キャーキャーヤバーイ/

男「」


男(最悪だ。ギャル男なんて特に口軽そうなのに何故だよ)

男(もうクラス全体に広まったし、明日、明後日には野球部の奴等にからかわれ続けるだろう)

男(あいつらなんて特にミーハーだし、自意識過剰ではあるけど学年全体にも知られるな。学校の噂なんて恋愛に関してはしょうもないことばっかだけどまさか俺が…)


男友(男。なんというかこうしなければ幼が大泣きしてもっと大変なことになりそうだったんだ)


男友(しかしまあ…本当、)




男&男友(どうっしよっかなぁ…これ、!)遠い目

訂正、>>89の最後の行の!・ビックリマークなしで

携帯からやってて割と遅い。 見づらくてスマン


女子たち\ワーキャーキャッキャウフフ/

女子1「ねー。男どうなのー」グイグイ

女子2「男君、やるじゃーん」アハハ

男「……」ガタッ(とりあえず、幼に謝んなきゃ)

男スタスタ

チョットーマチナヨー アーニゲター テレテルンダヨ カワイイー

男(うっぜぇ)シカト

男「幼!」(やっぱ絡まれてるよ。本当に悪いことしたな…)

女子3「幼ー。良かったねー」頭ポンポン

幼「えーそんなことないよー」

男「……」




女子3「えー。男君のこと昔から好きだったじゃん。実は嬉しいんでしょ」ニヤニヤ

幼「は、はぁ!?あいつなんかす、好き//なんかじゃないし!」

女子3「ふふ。じゃあ何で付き合ってるのー?」ニヤニヤ

幼「そ、それはその//あいつがどうしてもっていうから…えっと…し、仕方なくだよ」

女子3「もーバレバレだよw素直じゃないなぁ幼は」

幼「/////」

男「………(やっぱり幼の気持ち聞くまでもなかったな)

男(幼まで話合わせてくれてんじゃん。しかもなんか俺があいつのこと好きでしつこく言い寄ったてきな解釈されてんのかな女子たちに)

男(うわ、もう最悪だ。幼にも迷惑かけて皆にはイジられて…部活でさえこの話で何回ネタにされるだろうか…まぁ、後輩が言ってきたら殴るけど…)

後輩「ぶぇっくしょい!」

後輩の友達「どうした、風邪か?」

後輩「いや、なんか寒気が」




男(はぁ、こっちはご近所付き合いとかあんだぞ、近所のおばさんにあらやだとか言われてみろよ。怒りと虚しさと恥ずかしさが同時に襲いかってくんぞ)

男(去年、幼と二人で帰ってたら「あらやだ、青春ねぇ」って言われたの思いだしちまった。あれから俺が幼としばらく帰らないようにしてたのに幼ついてくるし。あいつには羞恥心はねーのか」

男(ただでさえ、家隣りなのに、どうすんだ幼の母さんとかに会うことだってよくあるのに…)


先生「あのーみんな実験やるよー」

先生「アルコールランプ出してー」

先生「って、誰も聞いてないか…」

男「先生、俺は聞いてますよ」

男「さっ皆、実験やろーぜ。女レポート用紙とってきて」

女「…え、うん」

男友(男の奴、考えることを放棄しやがった)

モブ女(なんか、罪悪感がすごい…)



女子1「男君、後で話教えてよ」

女子2「私も聞きたい」ヒソヒソ

男「理科は楽しいなぁーー」死んだ目

男友(もはや現実から逃げてやがる)

女「……男君、はいこれ」つレポート用紙

男「ありがと」

女「……男君は女さんのどんなとこが好き?」

男「………」

男「見ろよ、炎が青色になったぜ」


女「…幼ちゃんは男君のこと好きだと思うよ」

男「……」

男「…確か、一定の温度超えると火って赤色から青に変わるんだっけ…」

女「…男君、無視しないで」

男「…無視?炎の話だろ。女はどう思う?」

女「炎の話じゃないよ。聞こえてるでしょ?」

男「そういや、アオイホノオって漫画あんじゃんあれ俺好きでさー」

女「男君!」

男「……」

女「ちゃんと聞いて…」

男「…ごめん」


男「俺から話していい?」

女「…うん。お願い」

男「まず、俺と幼の付き合う話知ってた?それともウソだと思う?」

女「ウソだと思う」

女「私、知ってるんだモブ女ちゃんがギャル男騙してたこと」

男「…やっぱりな。女は皆と少しからかい方が違うなって思ったから」

男「だから、聞いてみたんだ」

女「そんな、からかってなんかない」




男「良いよ。俺バカだし。女子の気持ちなんてとことんわかんねーし」


男「からかわれても仕方ないから」

女「違う」

女「からかってなんかない。男君が可哀想なんだもん」

男「可哀想?俺が?」

女「うん。だっていまも周りにながさてる」

男(女の子に可哀想って言われるなんてな、俺もついにバカにされるどころか哀れみの視線で見られるとは、自分が情けねぇ、、)


女「私、男君が心配……」

男「んだよ。急に」

女「男君はさ、いい人すぎるよ」

男「やめろ。背中が痒くなる」

女「だから、いろんな人が勘違いしちゃうんだよ」ボソ(私だって)

男「……」

男「んーと…」

男「…なんていうか、ありがと。嬉しいよ。女の顔見てたら本当に心配してくれてるって気がした」

女「あ、あはは///私、暑苦しかった…かな?」

男「俺の方こそ自意識過剰だわ。俺に対して女子が当たり強いなんてまさに過剰だよな。いきがっちゃったw」

男「いまのも厨2病!許して」ヘヘヘ

女「それちょっと使い方違うよ」アハハハハ

女(やっぱりやさしい。こんなに気を使ってくれて、ありがとね…男君)







つづくよ。また見てクレヨン


ーーそんなこんなで放課後ーー


男「えぇ!?」

男「幼と2人っきりで映画!?」
男(これってデートじゃねぇか。ふざけんなよ)

ギャル男「ほんと、ごめんって」

ギャル男「2人がそんな仲だと知らなくてさ」

男「そうじゃなくてさ…」


ギャル男「俺だって人の女に手はださないって」


男「人の女ってやめろ。まじで」ブルブル (ついにあいつとこんな関係に…想像したら寒気が……)




男「俺、お前と男友とかと行く流れだったじゃんよ」

ギャル男「野郎だけで行っても楽しくねぇだろ」

男「んだよそれ。変な気ぃ使ってんじゃねぇよ」


ギャル男「男の女子の嫌い具合半端ないな」


ギャル男「………もしかして、、、」


ギャル男「ホモ??」


男「」


男「てめえやめろや。何を深刻な顔でいってんだよ」


ギャル男「だってさ、そう思っちゃうよね」

男「本気で言われると傷付くよ」

ギャル男「どっち?」


男「まだ言うソレ。違うから。ホモじゃないから」

ギャル男「えー。…それなら、気になってる奴くらいいるだろ?」


男「……そりゃそうだろ」

ギャル男「なに?だれだれ?」

男「……………」(こんとき、俺は違和感に気付いた)

男(ギャル男は俺と幼が付き合うってさっきモブ女に騙されたよな。それをまだ信じこんでる。まぁもう撤回できそうにないけど…)


男(ならこいつは俺は幼のことが好きだって信じこんでるはずだろ。全力で否定したいけど。それなのになんで…俺が気になってる人誰なんて聞くんだ。流れからして幼だろ?ってか仮にも付き合ってる人にそういうの聞かないだろ……ましてわこいつは部活もせず彼女がどうとか女の子と遊びてーとかいってるんだ。そういうの聞いたら普通に駄目だってわかるはずだ……)


男(こいつ知ってんじゃね、幼と俺が付き合ってねぇこと。うん、たぶんそうだ確信に近い)

男(あ、もう付き合ってんのか。畜生。あーやり直してーな)

男(まぁいい。それよりこいつただ女好きで口軽いしバカで、だけど少しはいいやつだって思ってたのに、、、)




男(少し探りを入れるか。)





男「…あーまあいるよ」

ギャル男「うっそ!?だれだれ?」

男「そりゃ幼でしょ」(よかったここに誰もいなくて、絶対聞かれたくねぇよ)

ギャル男「……お、ぉう」

男(幼って聞いて明らかに残念がってるな。こりゃあいつのこと好きだろ。たぶん、いや待てならなんで付き合わせたんだ)

男(俺の予想では少しは驚くと思ったんだけど、嘘で言ったことだったのに本当に好きだったのかよとか思わね?普通は。)


男(んーと、、どうだろ。こいつ何が目的だったんだろ?わかんねーや)


男(ただ、なにかしらの理由があってあんな皆の前で嘘ついたってことはわかった。はぁこいつそんなことすんのか嫌だね。外面しか見てなかったんだな俺って。なんか、寂しいわ。素直に言ってくれりゃいいのに……)


男(やっぱり、みんな俺に隠し事とかしてるよな。クラスの奴等から俺ってどう見られてんだ?…俺何かしたかな皆の気に障るようなこと、、あークソッ。何もわかんね、何が悪いのかすらわからん。)頭クシャクシャ


男(くっそぉ。考えはじめたらキリがねぇ。ネガティブ禁止!)

男(理屈じゃない。俺がどう思ってるかこいつに言うべきだ。したらモヤモヤが少しはスッキリする。もう疲れたってのもあるけど…)

男(素直に言うべき。そしたらこいつも心開いてくれるはずだ)



男「ギャル男、聞いてくれ」


ギャル男「おう。なに?」




男「おまえさ俺に嘘ついてるだろ!」


ギャル男「!は、はぁ?どしたよ急に…」


男「聞き方が悪かったか?俺と幼の事で嘘ついてるだろ」


男「こういうのもうやめにしない?」


ギャル男「…………」


男「理由があるんだろ、話してくれよ」


ギャル男「男、怒らないで聞いて欲しい」

男「うん」

ギャル男「俺、幼ちゃんのことが好きだ」

男「………」(まじかよ)


ギャル男「だから、あんなこと…」


男「え?ちょっと待て。じゃあ、何で付き合せたの?」


男友「まさか寝とられて興奮する派?」

男友「ntr派?ねぇねぇそうなの?」

ギャル男「」

男「おまえ、どっから湧いてきやがった…」


男友「湧いてきたって虫じゃないんだから」

男「どっから聞いてやがった?」


男友「そりゃ幼でしょの辺りから」


男「忘れろ!グイ

男友「暴力反対」

男「忘れろ」ギロ

男友「……了解」


男友「冗談。おまえが幼ちゃん好きじゃないことなんて百も承知」

ギャル男「え??」

男友「だから、その握った拳を下ろしてください」


男「気をつけろよ。ったく。たたでさえ奴等は敏感なんだからな」


ギャル男「え?さっき男は幼ちゃん好きじゃないって……」

男&男友「あーー。そっか」

男「言ってなかったな。てかさっきの幼でしょってのウソだから、まぁ後で話すわ」


男「悪いな。もうどれが本当で嘘でって混乱するかもしれないし、

男「一旦、なんで皆の前であんなこといったのか教えてくれよ」

ギャル男「ごめん。信じてもらえないかもだけど、これから言うことは本当だから…信じて欲しい。信じてください。」

男友(こいつ意外とまじめ)

ギャル男「…幼ちゃんなんだけどさ」


男「好きか?ってかさっきそう言ってたな。」


ギャル男「うん。好きなんだ。…あんなことして本当ゴメン」ペコリ


男「あーもういいからいいから。良くねーけど。とりあえず話してくれ。謝んのはあと。なっ!」

ギャル男「男ぉ。ありがとう…」

男友(男、偉いな。…俺もお前に言いたいことだらけだ)


ギャル男「男はさ幼ちゃんのことをなんか邪険っていうか煙たく思ってるのかなと思ってて、」


男「おう。あいつうるせーもん」

男友(ど真ん中直球!)

ギャル男「やっぱりそうなんだ。っあごめん。俺が言っていい立場じゃないよね」

男友「うむ。わきまえたまえ」


男「男友お前がゆうな。あと俺が男友とモブ女のせいでどれだけ迷惑したと思ってやがる」ギリギリ

男友「この度は誠にすみませんでした。よろしければ釈明の余地をください」土下座

男「……怒ってもしょうがねぇ。お前の考えがあってのことだし。とりあえず一つ一つずつ整理していこうぜ」フー

男「で、ギャル男が話の続きだったな」


男「俺が幼のこと、うざいなと思ってた。それで?」

ギャル男「そこまでは言ってないけど」

男「でも、あいつうぜえからいいよ。んでそっから理由があるだろ」

ギャル男「幼さんはそんな人じゃないよ」

男「あーお前あいつに惚れてるもんな。悪いな。とりあえず続けて」

ギャル男「あ、うん。それで男君が幼ちゃんのこと好きじゃないって思ったからはっきり付き合わないって言って欲しかったんだ」


ギャル男「要は、皆の前で付き合ってることをキッパリ否定して欲しかったんだ」


ギャル男「豪快に男が幼ちゃんのことをフッてもらいたかったんだ」


男友「そしたら、幼が諦めついてくれると思ったのか。なるほど」


男「?」

男「それじゃ幼がまるで俺の事、好きみたいじゃん」



ギャル男「」

男友「はい残念振り出しに戻るよ」


ギャル男「なんていうか、男って……」

男友「こいつ、変に気が回るのにこういうとこ駄目なの昔から」

ギャル男「残念なイケメン……」

男友「もはや幼のツンデレ具合も悪い」

ギャル男「あ、やっぱり。それある。男だけあからさまに態度違うよね」

男友「んで、こいつもそれ真に受けちゃうからなー。最悪の組み合わせだよ」


男友「まぁ昔っからあんなに付きまとわれたらうざいってのもわかるかなー少しは」

ギャル男「えー幼ちゃんにそんなんされたらもうたまらないでしょ!」

男友「人には好みがあるから。早い話水と油だよあいつら2人は」

男友「好きじゃない相手からされたら苦痛でしかない時だってそりゃあるよ」


ギャル男「でも幼ちゃんに限って苦痛なんてそんなの「あるんだよ!」

男友「相手が誰であっても本人の気持ちの問題だよこればっかは」

ギャル男「そんな2人と男友は長い付き合いなんだな…そりゃ苦労するわ」


男友「どうにかこうにかくっついて欲しいってのはやっぱあったんだ。でも、今日の出来事で男の身が持ちそうにないってはっきりわかった」


ギャル男「誰とくだったね」

男友「幼が得した。犠牲が大きかったが…」

ギャル男「2人が付き合っても、なんにも結局噛み合わなかった。やり方は汚いけど俺だってやっぱり悔しいしやり直しは……」


男友「きかない」

男友&ギャル男「……………」チラ

男「お前ら俺抜きで話すんなよ」


男友&ギャル男「ハァーーー」タメイキ






男友「ごめん。男のために色々考えたけど結局、余計こじれちゃった」

男友「もう、俺見守るよ。余計な口出ししなあい」

男友「お前じゃなきゃもうどうにもできないと思う」


男「男友…」

男友「今回の罪滅ぼしになるかわかんないけどお前が言うことに協力できればするから」

ギャル男「男。俺も手伝わしてくれ。今回の件は俺のせいだ」

男「ありがとなお前ら。やっぱり別れるようん。女子から何言われようと俺と仲良くしてくれると嬉しい」

男友「当たり前だろ」

ギャル男「もちろん」


男「なんか、やっすいドラマみたいだなww」

男「でも嬉しい。サンキューな」ニコッ





その後は他愛もない話が続き、、、


男「じゃまた明日な」

男友「おう」ノシ

ギャル男「バイバイ」


そして、明日。例によって彼らの教室が修羅場と変わる





また次回


その日の帰り道、男の家

携帯ピコーン

男(ライン…幼から)

『男、きょうなんで一緒に帰ってくれなかったの?』

男「……(そりゃあいつも言いたいことあるよな)


男(なんて返そうかな…はぁ)ポチポチ


『ごめん。用事があってさ』

携帯ピコーン

男(返事はや)

『ふーん・・』

『じゃあ明日は一緒に学校行こうよ』







男(は?なんでそうなる)
『やだよ。もう子供じゃないんだから』

幼『なんで。昔は良く一緒に学校行ってたじゃん』

幼『なんで最近、一緒に帰ってくれないの?』

男『そんなことしたらからかわれるだろ』


幼『いいじゃん。別に』

幼『私達付き合ってるんだよ!』


男「」



幼『男ってなんでそんな私のこと避けるの?』

男『避けてなんかない』

幼『うそじゃん。私がこの前野球の試合見に行った日もさ、すぐ帰ったくせに』


男(おかげで野球部の連中に誤解されたんだけど)イラァ

男『とにかく、ごめん』

男『やばい、充電切れるからライン返せねーや』


男『また、明日話す』

幼『なにそのいいわけ。下手すぎだよ』

男『もう1%しかない』

幼『まだ言うそれ』

幼『今日、男ん家行くから』

男『え?うそだろ』

幼『ていうか、もう居るけどね』

幼『おばさんが今日仕事だから頼まれてご飯作ってるんだけど』

男(やっべー。そうだった)


男(どうしよ)


ーーさかのぼること30分前ーーー

男友「できれば、2人っきりの時に言って欲しいんだけど」

男「おう」

男友「無理かもしんねーけどなるべく幼ちゃんが傷つかないようにしてくれ。出来るだけフォローはするから」

男「大丈夫だって。あいつはこんなことで傷ついたりねーよ。」

男「だいたいあいつも俺と同じで早く別れたいって思ってるはずだしな」

男友「思ってねぇよ!あーもーめんどくせぇいいか?良く聞け」

男友「幼ちゃんはお前のことが好きだ。いい加減気付けよ!」

ギャル男(ついに言った!)

男「………」

男「…は?ねーよw」








男友「あんだけ、毎日お前のこと気にしてんだ。気付いてるだろ」

男「…俺のこと気にしてる?それは違うぞ」

男友「はぁ?いい加減にしろよお前」

男「あいつはただ俺のこと可哀想に思ってるだけだ。…俺がまだ小さい頃、両親が離婚しただろ?母親1人で俺の面倒見てくれたけどさ、、、」

男友「……」

男「やっぱりお金が必要でさ、小学校に上がってからは母さんはほとんど夜勤ばっかりで家に帰っても1人だったんだ」

男「聞けば親父の借金が離婚の原因だったらしくて親父1人で返せなくて保証人になったみたいで、大変だった。そんな俺のこと気付かってあいつん家に泊めてもらったりしたんだ」





男「そんときの俺ってさたぶんひねくれてたんだろうな。毎日、両親がいて一緒に暖かいご飯
食べてる幼が羨ましくてさ。そんでわざわざ俺みたいなよその子を泊めてやってるなんていい身分だなって正直思ってた」


男「幸せそうな幼の家庭見てたらさ、どんどん自分が惨めになって、悔しかったんだ。俺には居場所がないって思えて」

男友「……」(こいつと知り合ったの中学からだ。まだ2年かそこらしかたってないけど借金のこととか知らなかった。こんな辛い過去も)


男「幼が世話焼いてくるのも俺が惨めに思われてんじゃないかってさ、バカだよな本当」

男「幼は俺のことが好きじゃない。どっかでバカにされてるって思い込んでた。本当はあいつの気持ちなんて気付いてたはずなのに小さい頃からの嫉妬で返事もしないままあいつのことほったらかしにしてた」










男「本当ガキだ。俺って」

男友(男…)

男友「…ごめん。そんなこと知らないのに勝手に聞いて」


男「あ、いやいや全然。いまは昔のこと気にしてなんかないよ」

男「のはずだったんだけど、、幼にはまだ勝手に嫉妬してたみたいだ」


男友「まぁ、頑張ってくれとしか言えん」

男友「俺も男と比べたら贅沢だ。幼だけじゃない皆それが普通になってるから。ってそれは失礼か。つまり……あー、、なんというか気の利いた言葉でなくてスマン」

男「ありがとな。こういう話すると大変だったねって同情されるのが一番嫌だけど、男友なら変に気ぃ使わないしな話できて少しスッキリしたよ」ヘヘヘ


男「んでさっきのことだけど安心してな」



男「皆にはバレないよう話はつけてくるから」


男友「おう。頼む」

ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー


男(ってことがあったからな)

男(いざ、あいつと二人きりになるとどう切りだしていいか)

男(いや、別れるって言い方も変だし)

男(男友に幼が俺のこと好きだっていうから、もう言い訳できないというか、ごまかせないな。…っていうかいままで気付いてないフリしてたけど、幼に悪いことしたな)


男(考えてたら家ついちゃった)

男(はー、なんか足が重い。いつからこんなうじうじ考えるようになったんだ俺って)

男「ただいま」ガチャ


幼「男、お帰り。ご飯できたよ」

男「ただいま。てかさ、」

幼「ん?」

男「なんか、結婚したみてーだ」

幼「//////」ボン(け、結婚)

男「あ、ちがうちがう。そうじゃなくて、俺ん家に普通にいるからさ。ご飯作ってくれてるし」(やっべ。墓穴掘った)


男(あまりにも違和感なさすぎて、つい素で言っちまった)

男(本人に聞かれちゃったよ。だるいってコレ)


幼(これってやっぱり、男は将来のこと考えて…)


幼(つまり、そういうコト?//だよね///)


幼「もし、男がよかったらさ」

幼「そのときは、、私け、結婚//」

男(あ、電話だ)プルルルルル


幼「男と結婚してもいいけど////」チラ

男「もしもし」フイ


幼「」



また次回かきます


再開


幼「………」(このタイミングで!?は、恥ずかしいよ///)

幼(さっきの聞こえてないよね?……こいつに限ってないか。それはそれで腹立つけど)


幼「…ほんと信じらんない。しかも何で電話でるのよ」ジトー


男『女か。どうした急に』

幼『!』

女『ごめんね急にさ』

男『おう。そんでなに?』

女『あのきょうさ、色々あったじゃん。それでね、、』


男『本当だよ。色々ありすぎて「ねー男!」

女『!』(幼ちゃん!?男君と一緒にいたんだ…どうしよ)

男「なんだよ。」(急に声でけーよ)

幼「誰と話してんの?」ズイ

男「女だけど…」

幼「女ちゃん?じゃあさ、私に代わって」

男「え、いいけど」

男『あの幼が女と話したいってさ…』

女『………』(どうしよ、なんて言えば…)

男『もしもし。女、聞こえてる?』

女『え、あ、うん』






幼『やっほー。女。どしたの?』

幼『男に電話なんかしてさ…』

女『い、いや。何となくかな…』

幼『ふーん。私てっきり男のこと好きなのかなーとか思ってたよー』

女『え!?そ、そんなこと//』

男「おい、あんまり女に変なこというなよ」ボソボソ

幼「えー?いいじゃん。別に。男はああいう子タイプでしょわりと」

男「いや。そうじゃなくて、そういうのやめろってこと」



幼『そっか。私と付き合ってるもんね。誤解されたら困るもんね』

幼『ごめんね』

女『…………』

女『…そうだよね。こっちこそゴメン』

女『明日の映画楽しんで来てね。2人応援してるよ。じゃまた明日ね』

幼『うん!ありがとおー。またねー』


男「なんで女に聞こえるように言うんだよ。あと、付き合ってねーだろ別に」

男「携帯返せ。なぁ女。別に付き合ってなんか…つ携帯『ツーツーツー』

男「もう切れてるし…」



女(…ほんとバカだなぁ私って)

女「…わかってたのに。」(っおとこくん、、ポロポロ


幼「…いま、なんて言った?」

男「だから付き合ってないだろって」

幼「もう付き合ってるじゃん。なにソレ。意味わかんない」

男「…きょう、そのことで話があんだよ」

幼「やだ」

男「聞いてほしい。お願い」

幼「やだ」


男「いやまじめな話なんだ」

幼「聞きたくない」

男「なんでだよ…」(なんか、怒ってね?なんかしたかな)

幼「聞きたくないの!」フイ

男「………えっと、、」

男「…幼、機嫌直してよ。」


幼「………」

男(気まずい。こういう時なんて言えば…


男「…怒ると肌に悪いらしいぞ」(なんか女子はそういうの気にするんだよな?わかんねーけど)

幼「別に怒ってない」


男(怒ってますやん。どうしよ)


男「あの、ご飯作ってくれてありがとう」

男「せっかくだし一緒に食べようぜ」

男「…って俺、作ってないけどさ。」ヘヘヘ

幼「要らない。勝手に食べれば」

男「……」(助けて男友)


幼「…ねぇ男?」

男「なに」

幼「私が彼女なのそんなに嫌?」

男「………」

男「嫌じゃないけど「じゃあなんで?なんで駄目なの?」

幼「ねぇ?なんで?」グイ

男「近いって。離せよ」

幼「!」

バチンッ

男(いって、ビンタされちった。ははは)


男(…また、こいつ傷つけちまった。なんでだろ。わかんね)

男(俺のせいでこいつは……)

幼「信じらんない。なんでそんな私のこと避けるの?」

男「……そんなことない」


幼「嫌いだったら、嫌いってハッキリ言ってよ!」


幼「変にさ気ぃ使わないでよ。…っ」

幼「………ほんとやだ。そういうとこ。だから勘違いすんの。バカ!」ポカ









男「……ごめん」

幼「うっさいバカ。ばか…」ポカポカ

男(気付いてたハズなのにいつから俺は気付かないフリしてた…そのせいでこんなことになってんだ)

男(言うしかない。もうこれで最後にしたい)


男「なあ、幼」ガシッ

幼「言っちゃ駄目…言ったら駄目だから!」


男「聞け」グイ

幼「聞こえない」(いやだ。いやだよ)ジワ

男「俺とお前は付き合ってない。俺とお前はただの幼なじみだこれから先も。だからいつも通りに接してほしい」

幼「」

幼「…あ、ぅぁぁ。やだ。ぃやだ。やだ。やだぁぁ」フルフル

男「…俺なんかより良い奴なんていっぱいいるだろ」

幼「いない。だめ。ヒック、男じゃなきゃだめぇ」ガシッ








男「俺って最低だからさ女子の気持ちなんかわかんない。だから傷つけることだってよくあるから」

男「だから、駄目なんだよ。お前はもっと良い男と付き合えよ」

幼「最低なんかじゃない。男じゃなきゃ駄目」

男「いつも、ほんと最低とか言ってるじゃんお前。幼も俺なんかと付き合いたくないってことなんだよ。だから無理。幼には俺はもったいないってことで」(これで良い。これで良いんだ……)

幼「ぅぅちがう。ちがうよぉ。ほんとはだいすきなの。やめてよぉ」ポロポロ

男「ちがくない。気のせい。小さいころから俺が貧乏で惨めだったから幼が俺のこと同情しただけ。少し情がわいただけ。恋愛のそれとは違う」


幼「おとこぉ。ごめん。ごめんなさい。もうわがままいわないから。行かないで」ギュー

男「おい、謝るなよ。悪いのは俺なんだ。幼は悪くない」

幼「…うっヒックやっぱりやさしいじゃん」ギュー

幼「で、も付き合ってくれない。グス、なんでよやさしいのに、、なんで駄目なの?」ジー




男「………もう俺に構うな」

幼「!」ピタ


幼「」

幼「…うそ、男?そんなこと言わないで。お願い」

幼「嫌いにならないでよ」

男「………」

幼「ねぇ、男?そんなのやだ!行かないで!ねえお願い」

男「……ッ」



男「…ごめん、ちょっと学校に忘れ物した」


男「とりに行ってくる」

幼「私も行く」グシグシ

男「いいって、寒いだろ。風邪ひくぞ」

幼「絶対一緒に行くから」

男「…無理すんなよ」

幼「心配してるの?ありがと…」

幼「でも、嘘はいけないよ」ガシッ

男「! なんで腕組むんだよ」


幼「こうしないと男逃げるもん」

男「………」

男「…離せ。心配なんかするな。俺は良い奴でもなんでもないんだ。皆とは少し違うんだよ。ただの救えねぇクズなんだよ」

幼「ちがう男は誰よりもやさしいしかっこいい。そんな風にいっても嫌いになんかならないよ」カアア(言ってて自分で恥ずかしいや)

幼「…私、諦めない。大好きだから」ギュ

男「………」

男「…うっぜぇ」

幼「え?」

男「…そういうとこがうぜぇんだよ。俺とお前はなんでもないつってんだろ!」パシィ


幼「…まって!ねぇ!」

バタン
ダダダダダ


幼「………」ヘタン

幼「…そっか。そんな風に思ってたんだ」

幼(私って、あいつにうざがられてたんだ。)


幼(ごはん、冷めちゃったな)ウツムキ


幼(1人じゃ食べきれないや………


また今度


男「…ハァ、ハァ」ダダダ

男「ハァ、ハァ。…ふー」スタスタ

男チラ(追ってきて…ないか。あんだけ言ったもんな)

男(さっきのは流石にやりすぎたな…申し訳ねぇ)


男(…でもこれで良かったんだ。あいつに嫌れるくらいじゃなきゃ駄目だ)






男(良かったんだ。もう世話焼かれないで済む。あいつに迷惑かけねーでいいから)

男「…やった。これで自由だ…じゆうに……」

男「…………」ウツムキ

男「……なにがしたいんだよ俺は」ボソ


男(…結局、なんにも解決になっちゃいねぇんだ。幼を泣かして、けどあいつと付き合う自信もない)


男(恋人とかなんかじゃないんだ。あいつとはそういう関係になりたくねーのに。いまのままが良いんだよ。それなのになんでだよ、畜生)

男(なのに、、)


男(なのになんだこの罪悪感は…)


男「…ごめん。ごめん幼。」


男(俺のこと許さないでいいから。もう俺なんかに構うなよ。男女の関係なんて考えらんねんだマジで)

男(…そいやこっちに転校して初めてできた友達があいつだったな)

男(初めて会ったときからすごい話かけてきてさ、でもいい奴だよな本当に)


男(…よく公園とかいったな。お化け公園だっけ…)

男(夜になると外灯なんかほとんどなくて真っ暗だからお化けがでるぞなんて理由でお化け公園だもんな、懐かしいね)ヘヘ

ー気がつくとその公園まで俺の足は向かっていたーー

ーー公園ーー

男(このベンチ懐かしいなー)

男(ここで遊戯王とかしたっけ。テープルもないのにやってたなー風に飛ばされたりしたんだよな)

男「…………」ベンチニスワル

男(つーか、あんなこと言った手前、家には帰れないし…男友の家泊めさせてもらおうとかって気分じゃないんだよな…)

男(いまあったこと説明しなきゃなんねーし、あんまり話たくないし…)

男(かといってもう11時だしな。満喫に泊まろうにも年齢確認あるし、街歩いてたら警察に補導されるよな…)




男「………」

男「寒ッ!」


男(あーあ。上着きてくれば良かった…)


男(言ってもしゃーないな。きょうはもうここで寝よ。帰ってもどうせ1人だしかわんねーし)

男(…あいつ俺ん家で今もずっと待ってるなんてこと、ねーよな?)

男「………」

男(いや、ないか。ないない。それにあんなこと言った手前帰れねー)


男(…明日の学校どうすっかなー。てかもうめんどくさくなってきた)


男(まーいいや。もう考えたくねぇ。悪い予感しかしないし、、)


男「…行きたくねぇな」ボソ

男(やっべ無意識に休もうとしてた。くそっネガティブ禁止!)ブンブン

男(ノリと勢いでごまかしてやる。俺のスルースキルを舐めるなよ)


男(ねて起きていつもと変わらないいつも通りの学校だ)

男(大丈夫。大丈夫、みんな気にしてない。なんにも不安なことなんかない………)ウトウト


男「……………Zzzz」





つづく








更新遅くて悪いな

見てくれてサンクス

>>1です

結末とかは指定されても変わりません。安価じゃないんで…コメント自体は嬉しいです。

だけど、別ルートというか、終わりのパターンは何個か書きたいかなとか思います。続編だすかもわかりません。安価もラスト手前で巻き戻して何パターンかあってもいいかなとか思ってます。

また次回かきます

ここまで来たら幼馴染1択でいいだろゴミどうし仲良くしてろや。>>1自体自分に酔っててキモい

どうした急にwwwwww

>>220
なんか結末こうしてほしいとか書き込む人がわりと多くて話変えることになるし、その人の期待したラストにならなかったりすっからあまりそういうのしてほしくなくて一応、注意書きという感じで書いた


>>219
スマン。
自分に酔ってる・ひでぇwwwまぁまぁショックだw

でも思ったこと手軽に書いてくれてありがたい。わりと感想とか聞きたいから

※このssにはイタイ部分がありますがご了承ください。少しでもアカンなぁと思ったらそっ閉じしてください。

ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー


幼「君、引っ越してきたんだよね?どっからきたの?1人で買い物?おうちの人は?」

男「………いいだろ、別に」

幼「転校生だよね。お母さんが言ってたんだー。同じ○○小通うんでしょー私と同じだね。何年生?」

男「…4年だけど」

幼「私、幼よろしくね」

男「…俺、男。よろしく」



ーーーーー

幼「野球上手いじゃん。やってたんだ」

男「…まぁね」

幼「今度、私にも教えてー」

男「…気が向いたらな」


ーーーーー

幼「男って好きな子いるのー?」

男「あーいるよ」

幼「え!?ねーねー、だれだれ!!?」

男「幼に決まってんじゃん」

幼「///////」カアア

「お前やさしいし色んなこと教えてくれるもん」

幼「わ、私も大好きだよ///」

男「マジで!?うれしーこれからもよろしくな」ヘヘヘ

幼「うん!!よろしくね」ニコッ













幼「えへへ//なんていうかこれって両想いだね」ニコニコ

男「あー。そういやそうかな」

幼「あー男、あんまり嬉しそうじゃない」ムス

男「そ、そんなことないって。嬉しいよ、うん」

幼「あはは。ごめんね」ニコッ

幼「……ねー男?」










幼「私達、付き合おうよ」

男「いや、まだ小学学生だぞ」

幼「でももう5年だよ」

男「お前ませてるな。それでも早いよ。それに付き合うつってもなにしていいかわかんねーし」

幼「じゃあさ、中学入ったら付き合おうよ」

幼「それならいいでしょ?」


男「…えーー、どうかな…」

幼「なに?嫌なの?」ギロ

男「…こえーよ。あんな、だって中学入ったら可愛い子いっぱいいるんだぜ。かっこいい奴だっているしさ…幼、他の奴好きになるぞ、たぶん」

幼「そんなのないよ。男がいいもん」

幼「あとさ可愛い子いっぱいいるって何?浮気?」

男「いや浮気っておかしいから。言ってもまぁそんなもんだぜ。大体好きな人なんてコロコロ変わるんだって…」




幼「男ってさ、ほんっっと夢がないよね」

男「あるよ。プロ野球選手」

幼「そういう意味じゃない。ばか」

幼「とにかく私が付き合ってあげるって言ってるんだから、付き合いなさいよ」


男「あ、少年野球あっからもう行くわ」

男「じゃね」タッタッタッタ

幼「ちょっと。待ってよ!ねぇ!」

幼「約束だからね!!」

男「わかったわかった」ノシ







ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー

男「……………。」バチクリ

男「……んーーぅふぁーあ。…朝か」ノビーー

男(本当に公園で寝ちまったよ)

男(しかし、懐かしい夢みたなー)

男(小学生んときの夢。俺が初めてあいつと会ったのこの公園だもんな…)






男(つーか、そういやあんな約束してたな)

男(思いだしちまった。すっかり忘れてた…)

男(あいつも覚えてたりすんのかな?だからこんなことに…)

男(うわーガキの頃の約束って怖いのな)

男(つか、いま何時?)携帯チラ

着信38件

男(マジかよ。ほとんど幼だし相当怒ってるぞコレ)

男(昨日、電話出たくねーから電源切ったもんな)




男(そうだ学校だ。やっべー。鞄家じゃん。幼と顔合わせづれーよ。こっそり行きゃバレない…いや、やっぱやめよ。それでも会いたくねぇ)

男(幸い昨日からテスト週間で部活も授業もねぇ。手ぶらで行って、筆記用具借りれば平気だし。)

男(昨日から学ラン着たまんまだしね)


男「…………」携帯ポチポチ

男(いま気づいたけど母さんから電話きてる、あとこの番号、もしかして学校??)

男(やっべーー。どうしよ指導くらうのか?まじ?)汗ダラダラ



男(うあーーもう面倒なこと重なりすぎて、、、)

男(なんて日だ!!今日は一体なんて日なんだ!)

男(小峠もびっくりだよ。言ってる場合じゃねぇな。とりあえず母さんに電話しねーと)

ーーー10分後ーーー


男「やべぇ。わりと本気で怒られた」

男(幼のことも言ってたな。あいつ泣いてたって………)

男「幼が説得してくれて警察には連絡してなかったみたいで良かった。マジで生活指導になったところだった)

男(……また、あいつに貸し作っちまった。はぁ、なにしてんだよ俺は)


男(なんか全部面倒くさくなって携帯切って寝てたらコレだよ)

男「なんてひ(ry







男(それでも、学校は行くけどな。いままで皆勤賞です。はい)

男(学生の鏡だな。うん)


男(………幼に会ったらなんて言おう)

男(…いまさら、謝るなんてできねー。……そうだ。謝るんじゃない。お礼だ。うん、お礼。だからセーフね。これはノーカンってことで)




男「…これで正真正銘ラスト。もうあいつと話すことすらないかもな。いっそ愛想尽かされた方がこっちとしてはありがてぇよ」

男(あいつが本気で俺と同じ学校に入るってこと知ってるんだ。絶対そんなことさせない。そんな理由で幼の将来を左右していいわけがねぇ。)

男(いまから、勉強めちゃめちゃやれば俺だって幼の志望校に入れる可能性はある。だけどそうじゃ駄目なんだ。俺は野球やってたい。本気で甲子園に目指したい。進学校の高校入って良い大学に進学なんて考えてないんだよ)


男(もう子供じゃないんだ。あいつの言うことばっか聞いてらんねぇよ。俺の人生は俺が決める。荒っぽいけどこういう方法しか思いつかねーからもういっそのことやり通してやる。その気がないってことあいつもいい加減気づいてんだろ………)


男(もう、諦めろよ幼。)

男(昔のまま、子供なのは俺だけじゃないあいつもだろ)

男(でも、俺はもうハッキリした。自分のやりたいこと見つけたんだ。これからは自分で決めていくあいつは関係ない)

男(付き合うとか云々はもう考えてない。もう、世話なんか焼かせねぇ。いつかプロ野球で活躍して有名になって、それが俺なりの恩返しだ)




つづく

>>1です
安心してください失踪してません

サボってました笑


足取りは重かったが、俺は学校へと歩いていた

いつも通りの通学路、そう昨日あったゴタゴタが嘘のようにいつもと変わらない景色、、俺達の教室だって何も変わらない、そう思いたい。そう思ってなきゃ気が滅入りそうだったから………

そんなこと考えてたら校門まで着いちまった、、、


すると、目の前で一人の女が止まる。俺らのクラスの委員長だ。クラス委員長であり学校の風紀委員長でもある

何か、言いたそうにこちらを睨み付けている

委員長「………」ジー

男(はぁわざわざ皆と会わないようだいぶ早くきたのに……)

男(ついてねぇな…)


委員長が近づいてくる、、

男「…なんだよ。何か用か?」

委員長「…生活指導の小林先生が読んでたわよ」

男(うわ、まじかよ……)サアア

小林は体育の先生で生活指導担当のかなり恐い奴だ。面倒なことのなっちまった、、

委員長「何か思い当たることがあるって顔してるね」

委員長「とりあえずついてきて」

男(はぁ、反省文で済めばいいが…)


委員長「…昨日なにしてたの?」

男「いや、ちょっとな…」

委員長「気になるんだけど…」

男「いいだろなんでも」

委員長「……

委員長「…私昨日、塾の帰りにあなたのこと見たよ」

男「………人違いだろ」

委員長「公園で一人でなにしてたの?」

男(こいつまだ食い下がってきやがる)


男(…待てよ、こいつ、、)

男「…お前か?学校にチクったの?」

委員長「……い、いやちがう…けど…」

男(だって昨日、母さんは出張で一日いなかったし俺が帰ってないのに気付けるはずねぇ…)

男(幼は母さんに連絡してなかったみたいだし、、生徒指導の小林経由で連絡がいったんだろたぶん……)

男「…本当に?」ズイ

委員長「…う、うん」

男(そんな目をそらしながら言ってもバレバレなんだよなぁ)


男(生徒指導担当って宿直あるから、朝の早い時間とかでも電話繋がったりすんだろ。恐らく)

男(にしても、こいつがなんで嘘つくかわかんねぇけどな。……いや、風紀委員だし当然っちゃ当然か、、めんどくせぇな)

委員長「…こ、k、この廊下右ね…」オドオド

男「はぁ、真面目だな。さすが風紀委員様だなー」シラー

委員長「男君、ご、ごめんね…本当にごめん」ウツムキ

男「いや、謝ることねーよ。別に怒ってるわけじゃねーんだって」

委員長「…………」フルフル

男「…あ、あの委員長?」

委員長「嘘ついてごめん。…ごめんなさい!!」

男「…いや、本当にいいから。まじで気にしてないよ!うん」

委員長「…ちがうの…私が…私がいけないの、、」ウルウル


男(なんだよこの状況!どんだけ正義感強いのこの人。俺はどーすれば……)




委員長「ひうう……ごめんなさいい」グスグス

男「…え、えっと、、、(え、えーーなんで!?)

男(なんか、俺がいじめてるみたいになってねーか!?)

「おい男!なにしてんだ!!」

男ビクゥ


小林「……おい委員長。どうした?」スタスタ

男(やっべええええ)

小林「男、…お前なにしやがった?」ジー

男「…え、えーっと」

男(どーすりゃいんだよ……)





小林「…まぁ奥で話そう、そこが指導室だ」

小林「ついてこい」

委員長「…グス、ヒック、、」

男「委員長、大丈夫か?」ボソボソ

男「…あの、なんか、、ごめん」ボソボソ(よくわかんねぇけど謝ったほうがいいだろ)


小林「なんだ、口封じでもしたのか??」ジロ

小林「委員長思ってることは先生が全部聞いてやるから安心しろよ。こいつを気にしなくていいからな」


男(聞こえてたんかい…地獄耳が)


男(はぁ…もうなにがなんだか、、最近ついてねぇよまじで)

明日かくわ
サボらないよ・フラグじゃないよ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年09月08日 (火) 07:39:20   ID: 8Kv3CKFP

この場合男も幼馴染みを好きな気持ちはあるんかもしれんが、好きな気持ちがない場合って周りにほんとイライラするだけなんだよなこれ

2 :  SS好きの774さん   2015年09月12日 (土) 19:10:13   ID: TbQ-u503

面白い
頑張れ

3 :  SS好きの774さん   2015年09月23日 (水) 00:08:29   ID: zgBVWKz4

楽しみにしてる

4 :  SS好きの774さん   2015年10月08日 (木) 22:39:56   ID: kYLRCCHC

単純におもしれー

5 :  SS好きの774さん   2015年10月31日 (土) 11:17:33   ID: IYbBDSob

オサナナジミざまあ
頑張れ

6 :  SS好きの774さん   2015年10月31日 (土) 22:36:42   ID: U6E6xo45

幼馴染エンドはまじで勘弁してw

7 :  SS好きの774さん   2015年11月01日 (日) 04:09:20   ID: kURUdSZ9

なんだろう…作者の中では話がしっかり繋がってるんだろうけど、いまいち足りない部分があって会話とか行動とかがめっさぶつ切りに感じる…
話自体は好きだから色々頑張って欲しいな

8 :  SS好きの774さん   2015年12月22日 (火) 23:51:06   ID: Zw_F3hv4

はやくぅはやくぅ

9 :  SS好きの774さん   2016年03月21日 (月) 15:10:32   ID: BmebKLci

登場人物がみんな優柔不断なために、ただただイライラする。

さらに、会話の途中で話がそれたり、横やりが入ったりして読みにくい。

リアルな会話の雰囲気を出そうとしているのかもしれないが、物語に没入しにくくなっている。

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