MAGIC HOUR -特別編- (18)

川島「マジックアワーのお茶会へようこそー」


川島「みなさんこんばんわ。真夜中のお茶会へウェルカーム」


川島「このラジオは、346プロダクションから毎週ゲストをお呼びして、たのしいお喋りを楽しむ番組よ?」


川島「みなさんをおもてなしするパーソナリティーは私、川島瑞樹がお相手するわ」


川島「今回は特別編ということで、急きょ私がパーソナリティーを担当することになったの」


川島「特別編ということでいつもより短いけど、みなさんと楽しい時間が過ごせたらうれしいわ。よろしくね?」




川島「さぁ。久しぶりに始まったマジックアワー。今回は特別編ということで、346プロ所属のユニットを取り上げるスペシャルプログラムとして放送したいと思いまーすぅ♪」


川島「何時もはマジックアワーメール、略してマジメのコーナーがあるんだけど、今回は急きょ決まったということで、マジメのコーナーは残念ながらお休みなの」


川島「その分、他のコーナーの時間を伸ばしての放送となっているから、心配しないでね?」



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川島「それでは早速、お茶会にゲストを呼んでみましょうか。二人とも―どうぞー」


星花「マジアワ、ですわ♪ 涼宮星花です」


川島「はーい星花ちゃんようこそー。今回はフォーピースのベースとして参加よね? そして」


ライラ「マジアワでございます。ライラさんです」


川島「ライラちゃんもようこそー。フォーピースのドラマーとして参加よ。二人とも、マジアワは初めてだけど、緊張していたりする?」


ライラ「ラジオのお仕事が初めてでございますけど、お話できるから楽しいです」


星花「わたくしもラジオのお仕事は初めてですわ。精一杯頑張ります」


川島「今回取り上げるユニットは、346プロダクションのアイドルから結成されるバンド、フォーピース! そのフォーピースからライラちゃんと涼宮星花ちゃんをゲストに迎えて進行するわ」


川島「で、お茶会恒例飲み物のコーナーなんだけど…今回は星花ちゃんからのリクエストで紅茶を用意してあるわ」


川島「それでは、かんぱーい」


ライラ「乾杯です」


星花「乾杯、ですわ♪」

川島「今回は特別編ということで、リスナーのみんなにフォーピースのことを深く知ってもらうために、このコーナーをします!」


川島「題して! フォーピースの裏側にせまる!」


ライラ「パチパチパチ」


星花「どういったコーナーですの?」


川島「二人にはフォーピースの裏側を話してもらって、フォーピースの魅力を伝えていくコーナーよ」


ライラ「フォーピースの裏側、でございますか?」


川島「そうそう! まずは、星花ちゃんから!」


星花「わたくしですわね。ええと…そうですわね。わたくしは、バイオリンが趣味でして、ロックとはほど遠いものだったんです」


川島「ほうほう。それで?」


星花「そんなわたくしがなぜバンドのベースに誘われたのかというと…」

李衣菜『星花ちゃん!』


星花『あら、李衣菜さん。どうしたんですの?』


李衣菜『クラシックってロックだよね!?』


星花『え?』


李衣菜『だーかーらー! クラシックってロックだよね!』


星花『え、ええと…クラシックはロックではなくてですね?』


李衣菜『えーでもバイオリン弾いてる姿かっこいいよ! ねぇ、バンドのベースやってみない?』


星花『ベース、ですか?』

星花「それで、フォーピースのベースとして誘われたんですの」


川島「え、えっと…。えらく抽象的な理由ね」


星花「ええ。でも、その時はうれしかったのです」


ライラ「どうしてでございます?」


星花「バイオリンを演奏していて、何かが足りない気がしていたんです。アイドルをしているから、このようなことを感じているのかとも思ったのですが、その時李衣菜さんから言われたんです」






星花「バイオリンを弾いている星花さんは輝いてる!って」


星花「そんなこと初めて言われたんですよ?」


川島「……李衣菜ちゃんらしいわね」


星花「とても、うれしかったんですの。それで、フォーピースのベースとして参加することにしました」


川島「なるほどー。まさしくフォーピースの裏側ねー」


星花「ですわ♪」

川島「はーい。では続いて、ライラちゃんにフォーピースの裏側を話してもらいまーす」


ライラ「フォーピースの裏側でございますですね?」


川島「そうよ? 流石に星花ちゃんみたいな話、ないかもしれないけど…」


ライラ「それならあるですよ」


ライラ「あれは、プロデューサー殿とリイナさんが話していたときでございます」

モバP『李衣菜。流石にフォーピースでの曲作りはつらいだろ』


李衣菜『え? そうですか? 結構楽しいですよ?』


モバP『まぁ、楽しいならいいが。順調に進んでるか?』


李衣菜『大丈夫! ロックな曲になってますから!』


モバP『ホントか? ロックロックっていつもいってるからなんともなー。作詞とか大丈夫か?』


李衣菜『へへーん! そこは大丈夫! 作詞経験ありますから!』


モバP『そういえば、シンデレラプロジェクトの時に作詞してたらしいな』


李衣菜『そうですよー? それはもうロックだったんですから!』

モバP『…でも、初めてのバンドだろ? 憧れていたものへの挑戦としてはハードルが高すぎないか?』


李衣菜『…確かに。今の私はそんなにロックじゃないかもしれないです』


モバP『なら』


李衣菜『でも、プロデューサーさんが教えてくれたんです』





李衣菜『ロックに憧れるだけじゃなく、次のチャレンジに挑戦してみないかって』





モバP『!』


李衣菜『だから、私が選んだメンバーで、私が作った曲で。ロックに挑戦したかったんです』

ライラ「こんな話をしていたでございますです」


川島「え、えっと、それって言ってよかったの?」


ライラ「大丈夫だと思います?」


星花「多分大丈夫ですわ♪」


川島「り、李衣菜ちゃんの話ばかりだったけど、清美ちゃんの話とかある?」


ライラ「それもございますですよー。あれは、つい先日のことでございました」


ライラ「フォーピースで一緒だったとき、一緒にTシャツを買いに行きましたですよー」


ライラ「その時、またいつか買い物しましょうと約束したのでございますです」

ライラ『暑いですねー』


清美『ですね! しかし、こうも暑いと服装に乱れが…服装が乱れると風紀の乱れに…』


ライラ『風紀の乱れには、アイスを食べることが含まれますです?』


清美『いや、アイスを買って食べるくらいなら…』


ライラ『じーっ』


清美『…ライラさん、まさかアイスを買って食べるのが風紀の乱れかどうか質問したのは…』


ライラ『じーっでございます』


清美『……わかりました。風紀の乱れ…かもしれないですが、今回は目をつぶります! ですので、暑いからアイスでも買いましょうか!』


ライラ『おおー』

ライラ「ってことがありまして、アイスを買ってもらいましたです」


川島「あら、いいじゃない」


ライラ「美味しかったでございますですよー」


川島「いいわねー。私もアイスを食べたくなってきたわ! っということで、フォーピースの裏話が聞けたところで、このコーナーに行ってみましょう!」


-CM-


李衣菜「多田李衣菜です! 今回、待望のバンド曲ができました!」


ライラ「ドコドコドコドコ」


星花「素敵な思いを奏でられるような楽曲ですわ」


清美「この曲を聞くと超☆ROCKになりますっ!」


「「「「ぜひ聞いてください!」」」」


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川島「はーい。マジックミニッツのコーナーでーす」


川島「ゲストの二人には、今から一分間トークをしてもらいます」


川島「お題がでるから、一分間以内に、魔法をかけるようにお話してね?」


川島「トークが成功したら、そのあとのお時間はゲストの二人が自由に使ってOKよ?」


ライラ「トークでございますですか」


川島「そうよ。この箱からお題の紙を引くの」


星花「ライラさん、ボックスを引いてみますか?」


ライラ「ならわたくしが引きますよー」


川島「ジャカジャカジャカジャカ…じゃん!」

ライラ「おいしい話…でございますか」


川島「おいしい話で一分間トークしてもらうけど、ライラちゃん、大丈夫?」


ライラ「ライラさんはおいしい話は大歓迎でございますよー」


星花「では、ライラさんにお譲りしますわ。まだまだお話足りないかもしれないですから、ね?」


川島「はーい。では、マジックミニッツ、スタート」


ライラ「おいしい話でございますか…おいしい話…難しいでございますね」


星花「急に言われるとでてこないかもしれないので、最近あったエピソードを振り返ってみてはどうです?」


ライラ「それなら…このあと、ライラさんは美味しいものを食べることができますです」


星花「あら。そうなんですの?」


ライラ「そうなんでございます」


川島「そうよー。だってこれから…ケーキがでてくるの」


星花「ケーキ…ですか?」


ライラ「というわけでプロデューサー殿、入ってきてどうぞ―」

星花「え? だ、台本にそんな流れございましたか?」


ライラ「実は、ドッキリでございましてー」


川島「今日、8月28日は涼宮星花ちゃんの誕生日! ということで…ケーキを用意したのよ?」


星花「まぁ。そうでしたわ。誕生日ですの」


川島「ささ、プロデューサー君? ケーキの用意は…OKね!」


ライラ「ハッピバースデートゥーユーでございますですー」


川島「ライラちゃん、ちょっとはやいわ。…さてさて。気を取り直して」


川島「星花ちゃん! お誕生日、おめでとう!」


ライラ「お誕生日おめでとうでございます」


<ピンポンピンポーン


星花「…皆様、ありがとうございますですわ。ちょっと感動で…うまく言葉に…」


川島「と、うまくドッキリも成功したところで、判定は…?」


<ピンポーン


ライラ「お話してないですが成功でございますですね」


川島「うっ…ま、まぁ。そうよね。でも、ミズキ、気にしなーい! 以上! マジックミニッツのコーナーでした!」

川島「さて、お茶会も盛り上がっているところだけど、魔法の時間は過ぎるのが早いもので、もうお別れのの時間よ?」


ライラ「はやいですねー」


星花「モグモグ…そうでございますね」


川島「モキュモキュ…あら、美味しいわね。これ」


ライラ「いちごケーキは好きですねー。アイスもいいですがケーキもいいですねー」


星花「あ、ライラさん。口元にクリームが…」


川島「ということで、真夜中のお茶会、MAGICHOUR。今夜のお茶会を彩ってくれたのは?」


ライラ「マジアワでございましたです。ライラさんと」


星花「マジアワですわ。本日誕生日の涼宮星花と」


川島「そして、パーソナリティーの川島瑞樹でした。特別編の司会、楽しかったわ」


川島「それでは。みなさんが魔法のひと時に包まれますように」


「「「ばいばーい」でございます」ですわ」



終わり

今日は星花さんの誕生日です。誕生日おめでとうございます。
フォーピースまた見たいです。
拙い文章ですが、読んでいただきありがとうございました。

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