【安価】上条「学園都市崩壊」【コンマ】 (77)

【※注意】
クロスものです
オリジナル設定が出てきたりします
コンマは使うかもしれませんし使わないかもしれません

それでははじめます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440576449

いつもの日常
いつもの風景
学生たちが青春を送り、楽しそうに笑っていた暖かい空気が充満する冬

しかしもはやそれは失われつつある

崩壊した世界
崩壊した人間
化け物たちが歩き回り、楽しそうに笑っている冷たく雨が降り注ぐ夏

時は遡り、冬の第七学区
その時上条は買い物をするためスーパーへ向かっていた

上条「今日はやけに人がすくねぇなぁ」

上条「まぁ気にするもんでもないか」

上条は歩く。歩いて歩いて歩く
しかしいつまで経ってもたどり着かない

上条「どうなってるんだこりゃぁ?」

既知感
何度も何度も同じところを歩いているような感覚が上条を包む

上条「この人の少なさ」

上条は独語する

上条「恐らく魔術による物だろう」

上条「やはり…」

たどり着いた答えは人祓い
この手の魔術を得意とするのは恐らくステイル=マグヌスだろう。
しかし何かが引っかかる。
ステイルであればなぜこんな手段を取るのだろう。そこが気になって仕方なかった

その疑問を解消するために地面を触ると…
ガシャン。ツボが割れるような音がした。

上条「新手の魔術師か!」

そんな言葉を吐くが予想は外れていた

???「オレサマ オマエ マルカジリ」

上条「は?」

上条は呆然としている。しかしそれも無理はない。なぜならそこには化物がいたのだから。上条は魔術師の操る奇跡を見たことがあっても化物は見たことがないのだ

…いや訂正しよう正確にはイギリスでの戦いで見たことはあるがそれは人為的なものでありここまでおぞましくもない
一瞬気を抜いた隙に化け物が近寄ってくる

上条「クッ!」

上条は何故か落ちていた鉄パイプを投げるが…

効いていない。肌に触れただけなのに鉄パイプがぐしゃぐしゃになっている

上条はその結果をみて一目散に逃げ出す。幸い化物は鉄パイプに興味を示してくれたようである。上条にしては珍しい、幸運で逃げきれた

上条「なんだよこれは!」

見慣れた街がぐちゃぐちゃになっている。そしてすぐに落ち着きを取り戻すと今度は、インデックスは無事か?オティヌスは無事か?

そんな考えばかりが頭を巡る
そして学生寮につくと…

土御門がインデックスとオティヌスを後ろに戦っている

インデックス「そいつは物理弱点!赤いのは氷結弱点なんだよ!」

土御門「ッ!」

なんとか土御門は戦えているがそれも既に限界である。使うことのできない魔術を無理して使っているのだから

そこで上条は
1ファイル添付メールがケータイに送られていたことを思い出した
2改造ゲーム機を思い出した
3自分の心の中からなにかを感じた
4その他
↓1~5多数決

上条は必死に考える
なにか代案はないか?一発逆転の策はないか?考えてみても思い当たらない


土御門達に化物が迫る。もはやダメかと思われたその時

上条「俺の、俺の!」

上条「俺達の大事な日常に手を出してんじゃねぇよ!」

上条は昂り、体のリミッターを無意識に開放する。そして魂の昂りに任せて上条は殴る、殴って殴って殴る
しかし化物はびくともしない。痛くも痒くもないようだ
化物は上条に向かって口を開ける
グジャリグジャリ、グジャリグジャリグジャリグジャリグジャリグジャリくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃ

咀嚼音

土御門もインデックスもオティヌスも信じられないような目で見ていた

────化物の体内

上条「────ここは?」


諦観

上条「そうか…俺rhxも出来なかったんだな。こんths強いなら仕方ない、仕方ない、本当に仕方ない」

豹変

上条「なわけtxvだろ!俺は今まで身の丈に合わない連hdhだって倒してきたんだ!こいつらwqs倒してハッピfgvド、そのはずhjiないのか!?」

悲哀

上条「あjyu、俺はこのgsj静かにnncでqey」

激昂

上tgi「yhfどgjdあの世ghdっthjやる」

おかしい、なにかがおかしい
ふと左手を見てみると存在感がなくなってきている
全身を見る
右手以外すべての存在感が消えかかっていた

化物「どうだい?自分が『死ぬ』というのは」

上条「fhgwt」

化物「そうかそうか、もう俺とそんなに同化してきているのか」

化物「んー。その右手は欲しいけど同化には邪魔だな」

ヒョイっと空を切る
ただそれだけの筈なのに腕がすっぱりと切れてしまった

上条「fcbhsdby!?」

右手を失った瞬間生気が失われていく
同化もどんどん進んでいるようだ
ここまでは化物の想定通りに進んでいるようだ
そう、こ こ ま で は

上条「fsggju!!」

上条の腕から龍が生える
そしてそれは双頭となり、蛇となる

化物はその存在感に打ち消されていき生気が失せていく

化物「こんな…はずじゃ…」

化物はせめてもの抵抗で上条に炎の魔術を放つがそれも打ち消される

化物「ぐ…は…」

龍王 ノズチ が取り込まれました

今日はここで終わります

ところで質問ですが、属性要素、好感度要素はあった方がいいですか?

あとトリップってつけた方がいいですかね

好感度の方はこのssに物語性もたせるなら無い方が良い

安価でゲームっぽくしたいならあった方がいいかもしれんな
そういう意味なら属性もやけど
連投スマン

>>35
ありがとうございます
とりあえず、保留とします

訂正
とりあえず好感度は保留とします
属性値は主要キャラだけにします

上条の意識が戻り、双頭の蛇が消え去る
また、それと同時に世界が反転する。…元の世界への帰還である

学生寮

上条「くっ…はぁ…はぁ」

インデックス「え…?」

インデックスは目に涙を浮かせたまま駆けつける

インデックス「とーま!大丈夫!?」

上条はそれに心配ないと答える

上条(思えばインデックスには随分な思いをさせたな)

だからこの事件が終わったらケチらずに美味しい飯屋にでも連れてってやろう…そう考ている時に土御門がやってきた

土御門「とりあえず無事なようでよかった。おかげで助かったぜよ」

周りに化物はいないようだ
おそらく上条が取り込んだ化け物に苦戦させられていただけで、他の化物はたいして強くはなかったのだろう

土御門「…ところでカミやん」

土御門はいままでと口調を変えて詰問する

土御門「お前はいったいどうやって生き返った」

海で受けたような雰囲気
いままでに受けたことのないような雰囲気に飲まれながら上条はいい始める

上条「あ、ああ。済まないが良く覚えてない、だけど『あれ』は普通じゃなかった」

土御門「『あれ』ってのはなんだ?」

上条「そこを説明してなかったな」

上条は説明を始めた
そうすると土御門はおかしいほどに表情を変えてゆく。
なにかおかしな点があったのだろうか
それを聞くため上条は土御門へ質問する

上条「…土御門」

上条「俺の身に何があった?」

土御門「ああ、これは推測だが…」

土御門はそう前置きすると訳のわからないことを話し始めた

土御門「お前の魂、これから化物…もとい悪魔たちに狙われるぞ」

上条「は?」

まるで訳が分からない
上条は思わず聞き返した

上条「どう言う意味だ」

土御門「これは最悪の場合であるからできれば外れて欲しい。しかし可能性は最も高いだろう」

会話がずれて行く
まるで意味をなさないかのように

上条「だから理由を聞いてるんだよ!」

上条は激を発する。この訳のわからない会話に困惑しているのか、不安に駆られているのか、落ち着いていられないようだ


土御門「まぁ言ってもいいが、聞いたら正義感の強いお前ならどうするか想像すらしたくない。」

土御門「俺たちはお前を失いたくはない。できれば聞いて欲しくないんだがな」

土御門「それでも聞くとなれば…」

上条は理由をそれでも聞きますか?↓1
Y/N

ぬ?
今日は終わり?

>>43
すみません。終了宣言出しておくの忘れてました

次の投下は今日か明後日です。時間は未定です。すみません

時間が空きましたので即興ですが今から投下します

土御門「仕方ない、話すとしよう」

土御門「お前が悪魔を倒してときに使ったという能力は【レギオン】という悪魔の物だろう」

土御門「いや、正確には違う。【レギオン】は人に取り憑くものであり、吸収するものではない」

土御門「そこで【ブラフマー】という神が登場する」

土御門「この【ブラフマー】はもともと万物を作りだすことが出来る神様だったんだ。その【ブラフマー】は顔がいっぱいあったんだが、インド神話最強と目される【シヴァ】という神様に顔を1つおとされちまったんだにゃー」

土御門はいつもまにか軽い口調になっていた。

土御門「ここまではいいかにゃー?」

上条「ああ、続けてくれ」

上条は驚くべきことに動揺を見せていなかった。さっきまではものすごく動揺してたのにもかかわらずだ

土御門「じゃあ説明を続ける。ここからは俺の推測なんだが、カミやん、お前は異世界という存在を信じるか?」

上条「今更だ、異世界ならオティヌスに散々見せられてきたしな」

土御門「なら話が早い。【ブラフマー】はおそらくとある異世界にてまた【シヴァ】と戦うことになったのだろう」

土御門「しかし、その時すでに【シヴァ】の強さを知っていた【ブラフマー】は一目散に逃げだした。そしてこの世界に戻れたのだけれども、その時に力を使い果たしてお前の魂と融合を果たしたのだろう」

土御門「そのとき【ブラフマー】は力を取り戻すため、既に上条の魂に取り込まれていた【レギオン】に力を求めた。」

土御門「また【レギオン】もすでに落ちぶれており、豚を取り込む位のことしか出来なかった」

土御門「上条の魂に取り込まれていたのはレギオンに取り込まれていた豚を上条が食べてしまったからだろう。

土御門「しかし【ブラフマー】の所持していた最高の武器ブラフマーストラをレギオンに貸与え、悪魔の魂を喰らうことでだんだんと元の力を取り戻せると思っていたのだろう」

土御門「しかし、【レギオン】が悪魔を喰らうまで時間がかかりすぎた。故に【ブラフマー】は弱体化したブラフマーストラを残し、輪廻の道をたどったのだろう」

土御門「そして、【レギオン】は力を取り戻してしまった。これからはお前の姿のまま、人々を取り込み、発狂させるだろう」

土御門「しかもお前の魂は【レギオン】にじき乗っ取られるだろう」

土御門「それでもお前は正気でいられるか?」

↓1 回答を

土御門「まずは悪魔を喰らい、取り込め」

土御門「取り込んで取り込んで取り込んでレギオンと他の悪魔の境をなくすんだ」

土御門「そのときレギオンは耐えきれずただ一人でお前の前に出てくるだろう」

土御門「そのときにお前がレギオンを打ち倒せばいい。」

土御門「これが解決法だ」

上条「取り敢えず、悪魔たちを取り込めばいいということか?」

土御門「ああ」

土御門「1つ教えて欲しい。お前は悪魔や神についてどう思う?」

上条はどう答えますか
1悪魔なんて汚らわしい、この槍で貫いてやる

2神ごときが欲望の強さで俺にかなうと思うな、いつかこの手で打ち倒すのみ

3人間様の強さを思い知らせてやる

4この世のありとあらゆるモノ全て俺を抑える力など持つと思うな。全て屈服させてやる

5その他

↓1

今日はこれで終わります

土御門「欲望…か」

土御門「お前は今まで他の人のために戦ってきたわけだが、やっと自分のために戦う決心がついたようだな」

上条「いいや、俺はいままでもずっと自分のために戦ってきたさ、それがたまたま他人を助ける結果になっただけだ」

上条「おまけにそれをいうならお前だって舞夏のために戦って来たじゃないか」

土御門はそれを聞き流しているかのように話を続ける

土御門「これから3教会と学園都市、また悪魔の抗争が激しくなるだろう。だが欲望を忘れるな。諦めを踏破しろ。その先に光明は見えてくる」

上条「まぁ、肝に命じておくとするよ」

どいつもこいつも自分のことしか考えないクズのような世界
そんな世界で彼はどんな未知を歩むのだろう

法の道
混沌の道
中立の道
数多き者となる未知
はたまた神となる未知か
それとも新たな未知か
彼はどんな未知を選ぶのやら

Prologue完

上条「学園都市崩壊」

学園都市崩壊

第一章「魔都 学園都市」

カッ カッ カッ
第一章「魔都 学園都市 生誕」

第一章 「魔都 学園都市 生誕」 7時より開始

上条「さて、どうしようか」

学生寮は悪魔により破壊され、住める状況ではない、かと言って路上で寝るというのもかなり危険だ
電気は無事なものの学園都市の外と連絡を取る手段はない

上条「ならば…」

1第7学区にとどまる
(土御門・インデックス・オティヌス)
2第8学区へ行く
(???)
3第10学区へ行く
(???)
4第23学区へ行く
(???)
↓1

第23学区へ着くと二人の見知らぬ男が口論をしていた。否、そのうちの1人の名は知っている。赤い毛にバーコード。そうステイル=マグヌスである

おっさん「学園都市へ通らせるわけには行かねぇんだよ。これ以上入ってきたら…」

ステイル「そうかい。でも僕も仕事柄そんな忠告を聞くわけにも行かなくてね」

おっさん「チッ!サモン!」

中年の太った男は悪魔を呼び出す。呼び出した悪魔はとても強そうに見えるが…

ステイル「炎よ巨人に苦痛の贈り物を」

炎がステイルの周りに現れ悪魔を包み、焼いていく

悪魔「クッ。ジオ!ジオ!」

魔法を連発するがステイルには届かない

悪魔「旦那ぁ!こいつ強すぎますぜ!俺の手には負えねえさっさと奴を呼んでくれ!」

モブおっさん「だ…だが…あいつは気まぐれだ。どうせ呼んでも役にはたたんぞ?」

悪魔「それでも呼ぶんだ!早く!」

モブおっさん「ひ、ひぃぃぃぃ。殺されでもしたらお前のせいだからな!」

モブおっさん「ひぃぃぃぃ!サモン」

地面に巨大な魔法陣が現れる
そしてそこから得体のしれぬ悪魔が現れる

???「契約により参上す」

???「我が炎と競おうぞ、異教の信徒」

ステイル(契約に炎…こいつは危ないな。しかし生憎にも僕はこの炎と引き換えに筋力を失った。だから逃げることはできない、か…)

上条(この悪魔は危ない。戦うとすればかなりの損害を被るだろう)

上条(だからといって見捨てたらステイルは死ぬだろう)

上条はどうしますか?
1助ける
2見捨てる
3その他
↓1まで

明日の7時頃続き書きます

時間が空いたので投下します

上条(済まないステイル。生き延びてくれ)

あいつなら生き残れるはずだ、だから俺のせいじゃない
あいつは一流の魔術師だ、だから大丈夫
────だからきっと生き延びるさ

心の中で自分自身にそう弁解しながら道を戻る
上条の顔はかつてないほど蒼白だった

第7学区

土御門「何か発見はあったかにゃー?」

上条「なにもありやしないさ」

上条「本当に、何もなかったよ」

上条「ところでそっちは?」


土御門「こっちは第10学区に寝れそうな場所を見つけたぜよ」

上条「それはよかった。さしあたり大きな問題は解決したな」

未だ、震えながら上条は喋る

上条「それで…インデックスはどうしてる」

土御門「疲れて寝ているぜよ。オティヌスがついているからまぁ大丈夫だにゃー」


上条「そうか、良かった」

上条(インデックスにステイルのことを伝えるわけにもいかない…か、さてバレたときはどうしようか)

土御門「…さて本題だ。いったい何があったんだ」

上条「それは何があろうと言うわけにはいかない」

土御門「まぁいい。だが俺たちは味方だ。いつか信じて打ち明けてくれよ」

上条「…ああ、わかったよ」

うつむいたまま上条は呟く
…これから更なる試練が待ち受けてるとも知らずに

上条「さぁ次の行動はどうしようか」

1留まる
(土御門・オティヌス)
2第8学区へ行く
(???)
3第10学区へ行く
(???)
4第12学区へ行く
(???)
5その他
↓1

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