女遊び人「そんな事直接、僧侶ちゃんに頼めばいいじゃん」

勇者「……だって」

女遊び人「私がぱふぱふ伝授してあげるよ？多分、三日もあれば出来ると思うよ？」

勇者「……僧侶ちゃん、貧乳だから」ﾎﾞｿｯ

女遊び人「あっ、そっか？僧侶ちゃん、貧乳だからぱふぱふは難しいねぇ？」

勇者「……うん」

女遊び人「でも、それだけの理由で私を僧侶に転職させるの～？」

勇者「お願いします……」

女遊び人「もうすぐ、賢者になれるのに～？」

勇者「お願い……します……」


反応なくて虚しいから、書くわ

女遊び人「あっ、そうだっ！」

勇者「？」

女遊び人「私、僧侶ちゃんの服借りて、ぱふぱふしてあげる！」

勇者「えっ！？」

女遊び人「ねっ？それだったら、勇者ちゃんも満足するでしょ！？」

勇者「ほ、本当にいいの！？」

女遊び人「うんっ！一度、試してみたかったし……コスプレってのも、ちょっと面白そうだしさ！」

勇者「やった……やったっ……！」

女遊び人「僧侶ちゃん～？」

女僧侶「あら？遊び人様、勇者様、何かご用ですか？」

勇者「あの……あのっ……！」

女遊び人「あのね～、僧侶ちゃんの服貸してくれない？」

女僧侶「私の服……？構いませんが、何に使うのですか？」

勇者「えっと……それは……」ｱｾｱｾ

女遊び人「あのね～、勇者ちゃんが僧侶ちゃんの格好でぱふぱふしてほしいんだって～？」

女僧侶「え」

勇者「！」

女僧侶「勇者…様……？」

勇者「いや、あのっ……！」ｱｾｱｾ

女遊び人「ほら、私は僧侶ちゃんにしてもらえばいいって言ったんだけどね？」

勇者「いや……あのっ……！」

女僧侶「………」

女遊び人「勇者ちゃん、僧侶ちゃんは貧乳だから、無理だよ～って言うもんだからさ～？」

女僧侶「……貧乳ですか」

勇者「いやっ……違っ……！」

女遊び人「そんな僧侶ちゃんに変わって、私が文字通り一肌脱ご……ん？」


ｺﾞｽｯ


女遊び人「……お～、ぐーぱんち」

女遊び人「……服、貸してもらえなかったね？」

勇者「……顔痛い」ｳﾙｳﾙ

女遊び人「あっ、アザになってるよ？ほら、ここ」ﾁｮﾝﾁｮﾝ

勇者「痛っ……！触らないで！」

女遊び人「あっ、ごめんごめん。それで、どうする？もう、この格好でぱふぱふしちゃう？」

勇者「……僧侶ちゃんの格好がいい」

女遊び人「でも、僧侶ちゃん、もう怒って話聞いてくれないよ？」

勇者「……戦士さんに頼む」

女遊び人「戦士さんに説得してもらうの？」

勇者「……違う」

女遊び人「ん？」

勇者「……戦士さんを盗賊に転職させる」

女遊び人「えっ？」

勇者「戦士さんを盗賊に転職させて、僧侶さんの服を盗んでもらう」

女遊び人「え～？」

女遊び人「戦士ちゃ～ん、入るよ～？」

女戦士「おう、遊び人に勇者、どうした？明日のミーティングか？」

女遊び人「ん～、まぁ、遠からず近からず……」

女戦士「……？」

勇者「戦士さん、盗賊に転職して下さい」

女戦士「……はぁ？盗賊？」

女戦士「どうして、盗賊なんだ？あたしが盗賊なんかになったら、戦力大幅に下がるぞ！？」

女遊び人「いや～、それは……その……」

勇者「盗賊になって、僧侶さんの服を盗んでほしいのです」

女戦士「……はぁ？」

女遊び人「あはは……」ｱｾｱｾ

勇者「お願いします。盗賊に転職して僧侶さんの服を盗んで下さいっ！」

女戦士「……おい待て、話が見えねぇ」

女遊び人「実は……」

女戦士「……おう」

勇者「ｶｸｶｸｼﾞｶｼﾞｶで……」
女戦士「ほうほう……僧侶の格好で……」

勇者「ｶｸｶｸｼﾞｶｼﾞｶで……」

女戦士「ほう……僧侶に断られて……ん？」

勇者「ｶｸｶｸｼﾞｶｼﾞｶで……」

女遊び人「あは、あはは……」ｱｾｱｾ

女戦士「………」ﾜﾅﾜﾅ

勇者「ｶｸｶｸｼﾞｶｼﾞｶで……」

ｺﾞｽｯ


女遊び人「……あちゃ～」