提督「またお前はそんなもの作って.....なんかザ・フ◯イで見たのと似た形だな...」
明石「いや~暇だったんでつい.....」
提督「全く.....くれぐれも悪用するんじゃないぞ!」
明石「もちろんですよお~!(さ~て....試しに誰を入れ替えてみようかな~)」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440081347
吹雪「それでね大和さん!この前コンビニで買ったケーキがとっても美味しくて....」
大和「まあ!そうなんですか!じゃあ私も後で一緒について行っていいですか?」
吹雪「もちろんですよ!でも売り切れてないといいなあ.....」
明石「(まずは実験的にあの二人をぶち込んでみますか.....戦艦と駆逐艦っていう全然違うポジションを交換してどうなるのか.....)」
明石「ちょっとそこの二人〜!」
吹雪「.....?明石さん?」
明石「ちょっと御二人に見せたいものがあるんだけど...よかったら工廠に来ません?」
大和「?珍しいですね?明石さんがそんなこと言ってくるなんて」
吹雪「まあ今日は出撃も無くて暇だし見に行きましょうよ!」
大和「そ...そうですね!じゃあちょっと覗き見しますね(なんだろう...よくわからないけど凄く嫌な予感がします)」
明石「(計画通り!)」
ー工廠ー
吹雪「わあ!なんですかこれ?!凄く大きいですね!」
明石「ふふ…実はこの中には人が入れるようになっててマイナスイオンが云々(嘘)」
吹雪「へ〜!そんなのを作れるなんて明石さんってやっぱり凄いんですね!」
明石「良かったら入ってみます?中に椅子もありますしちょうど実験的に起動させてみたかったところなんで」
吹雪「いいんですか!ありがとうございます!大和さんも入りましょうよ!」ガチャ
大和「え…ええ…(この機械から何か不気味なオーラを感じる…けど吹雪ちゃんを一人にするわけにはいかないし…)」ガチャ
明石「(ふふ…実験しますよ…あなたたちでねえ!)」
明石「よし!じゃあいきますよー!スイッチON!」カチッ
ブイイイイイイン
吹雪「イワーーーーーク!」バリバリバリバリ
大和「きゃああああああ!」バリバリバリバリ
プシュー!
明石「はい二人共終わりましたよー!外に出て大丈夫でーす!」
大和「もう!何してるんですか明石さん!電撃マッサージなんて聞いてませんよ?!」
吹雪「さすがの私もビックリしました…明石さんあれなんだったんですか?」
明石「(うーん…この二人そういえば同じ様な喋り方だったから成功したかわかんないなあ…そうだ!)」
明石「大和ホテル」ボソッ
吹雪(中身大和)「?!ホテルじゃありませんッ!」
大和(中身吹雪)「明石さん…それは大和さんの前では禁句…ってあれ?!」
両方「なんで目の前に私が?!」
明石「(我ながら自分の才能に惚れ惚れしますわあ)」
大和(中身吹雪)「どういうことですか明石さん!さっきの機械で何かしましたね?!」
明石「ちょっ!大和さんのパワーで揺さぶるのはやめて!マジで!」グオングオン
吹雪(中身大和)「明石さん…ちゃんとした説明を頂きたいですね…」
明石「実はですねかくかくしかじか」
大和(中身吹雪)「そんな!じゃあ今すぐ戻して下さい!」
明石「あー…でもこれ一回使うと2時間は冷却しなきゃなんないから今すぐは無理なんですよね…」
吹雪 大和「」
明石「まあまあ…こっちもモニターがどうしても必要だったんですよ…その代わり協力してくれた報酬として間宮スイーツ沢山奢りますから…」
吹雪(中身大和)「間宮スイーツ?!さすがに気分が高揚します!」ジュル
大和(中身吹雪)「大和さん!?それ加賀さんのセリフ!」
明石「まあ逆に言えば2時間経てば確実に戻れますから…少しだけ入れ替わり生活を満喫しては?」
大和(中身吹雪)「そ.…そんな.….」
ー工廠前ドアー
大和(中身吹雪)「…大変な事になっちゃいましたね…大和さん…」
吹雪(中身大和)「…まあ…たった2時間だけですし…こういうのを楽しむのもまた一興では?それに離れずに行動すれば特に問題は無いと思いますし」
大和(中身吹雪)「それはそうかもですけど…」
吹雪(中身大和)「ふふっ…吹雪ちゃんと初めて会った時『ちっちゃくて可愛い子だなあ』って思ったんですけど…実は私が大きかったんですね」
大和(中身吹雪)「…?大和さん?」
吹雪(中身大和)「駆逐艦になれるなんて滅多にないことですから…私実はちょっぴりワクワクしてます」
吹雪(中身大和)「吹雪ちゃんも折角戦艦の体を手に入れたんですから…こういう時こそ楽しまないと損ですよ?」
大和(中身吹雪)「そ…そうですよね!私深刻に考え過ぎてました!しかも大和さんの最強火力だし…今から演習場で試してみようかな〜!」
吹雪(中身大和)「でもお互い別行動はやめときますか。面倒ごとに巻き込まれそうですし」
大和「(中身吹雪)」「さすがにそれはきついです!誰かに出会ってもお互いの振りを「大和!ここにいたのか!探したぞ!」
二人「?!」
長門「吹雪 済まないが大和を借りるぞ。演習に参加予定だった陸奥が体調を崩してしまってな、次の演習相手には長門型以上の火力を持つ者が必要なのだ」
長門「行くぞ大和!二人で暁の水平線に勝利を刻むのだ!」グイ
大和(中身吹雪)「ちょ!助けて!大和さーん!」ズルズル
吹雪(中身大和)「し…仕方ありませんね、私も演習場にry」
金剛「hey!ブッキー!スコーンを作り過ぎちゃったから私達と一緒に食べるネ!」
吹雪(中身大和)「こ…金剛さん…」
金剛「さあ!早くしないと紅茶が冷めちゃうヨ!ダッシュでGOネ!」グイ
吹雪(中身大和)「ふ…吹雪ちゃーん!」ズルズル
一旦落ちます
見て頂いた方ありがとうございました
だらだらとですが続き書いていきます
(中身吹雪)(中身大和)はこれから(吹雪)(大和)にします
side:吹雪
大和(吹雪)「うう....大和さんとはぐれちゃった.....どうしよう....大人しく長門秘書艦に言うべきかなあ.....でも」
長門「よしみんなよく集まってくれた!今回の演習の目的は次の海域に備え主力の我々が練度を上げることだ!」
長門「資源の心配はしなくていい!その代わり絶対に戦果を上げるぞ!」
麻耶 赤城 瑞鶴 雪風「おー!」
大和(吹雪)「(もう既に私が来た時には揃っていたし.....何よりこの雰囲気で『大和さんと入れ替わった吹雪でーす!』なんて言えないッ!)」
赤城「?どうしました大和さん?まだ演習も始まってないのに凄い汗ですよ?」
大和(吹雪)「(あ....赤城先輩.....)
赤城「緊張しては勝てる勝負も勝てませんよ?落ち着いて気持ちをリラックスさせましょう!」
長門「大丈夫だ、お前の実力があればS勝利も不可能じゃない。普段通りやればいいのだ」
大和(吹雪)「は....はい.....」
大和(吹雪)「(赤城先輩も長門秘書艦も....心配してくれるのは凄くありがたいんだけど.....)」
大和(吹雪)「(私吹雪なんですよおおおおお!!!!その普段通りが全然わかんないんですよおおおおおおおおお!!!)」
長門「よし!ではみんな!行くぞお!」
大和(吹雪)「(大和さん.....私.....逝って来ます!)」」
〜演習中〜
長門「よし!艦隊!この長門に続け!」ドンドン!
大和(吹雪)「うう.....遂に始まってしまった.....」
赤城「大和さん!相手の方にも練度の非常に高い戦艦がいます!撃ってサポートして下さい!」
摩耶「くそっ!あたしが落とせる艦載機にも限界があるぞッ!」
雪風「わああっ?!」中破
赤城「ああっ!雪風さんが中破を!大丈夫ですか?!」
長門「おいどうした大和!何を突っ立っつている!お前の力はそんなものではないだろう?!」
大和(吹雪)「(わ.....私のせいでみんながピンチに....そうだ....これは演習.....駄目元でもなんでもやらなきゃダメだ!)」
大和(吹雪)「撃てえ!」スッ
大和(吹雪)「あ、主砲は後ろだった.....気を取り直して......」
大和(吹雪)「撃てえ!」ドーン!
妙高「きゃあああああ?!」大破
長門「よし!良くやった大和!一人は戦闘不能になったぞ!」
大和(吹雪)「え.....一撃....?私が?!」
赤城「!大和さん!前!」
大和(吹雪)「!」
チュドーン!
赤城「や....大和さん?!大丈夫ですか?!」
大和(吹雪)「あ.....あれ....攻撃を食らった筈なのに.....小破もしてない......」
赤城「良かった....さすが大和型ですね!」
大和(吹雪)「(凄い.....この体......全てにおいて超弩級だ....これなら.....!)」
大和(吹雪)「ふふ.....ふふふふふ....」ニヤリ
〜演習後〜
長門「みんな!今回は良く頑張ってくれた!おかげで今回の演習は全て勝利Sを収められた!」
長門「特に大和!お前が戦艦や空母を集中的に狙ってくれたおかげで我々も戦いがかなり楽になった!感謝する!」
大和(吹雪)「....!ありがとうございます!長門秘書艦!」
赤城「本当に助かりました。ありがとうございます」
大和(吹雪)「(あ....赤城先輩が褒めてくれた.....!)」
大和(吹雪)「えへ....えへへへへ」ニヤニヤ
摩耶「な....なんだよ珍しくニヤニヤして....気持ち悪い....」
雪風「大和さんってあんな顔も出来るんですね!」
大和(吹雪)「さて....そろそろ大和さんと合流しないと.....工廠前にいるかな?」 グウウ
大和(吹雪)「あ....お腹が.....」
長門「大和!少しいいか?」
大和(吹雪)「?何でしょう?」
長門「演習が終わったから腹が減っているだろう?良かったら私と一緒に食事でもしないか?」
大和(吹雪)「え?!いえ....その」
長門「?どうした?何か用事でもあるのか?」
大和(吹雪)「いえ!なんでもありません!喜んで!」
大和(吹雪)「(大和さんごめんなさい.....やっぱりこの体もう少しだけ借ります.....)」
大和(吹雪)「(だって....まだまだやってみたいことが沢山あるんですもん....すぐ手放すなんて勿体無いです.....」
大和(吹雪)「ふふ.....ふふふふふふ.....」
一旦切ります
明日はside:大和も含めがっつり進めます
side:大和
吹雪(大和)「(結局吹雪ちゃんと離れ離れになってしまいました.....しかもすぐ側にいるのが......)」
金剛「hey!ブッキー!紅茶とスコーンダヨー!遠慮なくイートしてねー!」
吹雪(大和)「(よりによって金剛さんだなんてッ!)」
榛名「ごめんなさい吹雪ちゃん....金剛お姉さまが無理矢理連れてくるみたいなことしてしまって....」
金剛「え?!もしかしてブッキー、迷惑デシタ?!」
吹雪(大和)「いえ!全然!金剛さんにはいつもお世話になってますから!(汗)」ニッコリ
吹雪(大和)「(ぶっちゃけちゃうとこのタイミングで強制連行はこの上なく迷惑ですが......)」
吹雪(大和)「(ここで吹雪ちゃんの立場を悪くして迷惑をかける訳にはいきません.....何としてもこの場を凌がなければッ!)」
吹雪「(大和)「あ、スコーン美味しい」パクッ
比叡「そうだ!この前吹雪ちゃんにオススメされたレストラン凄く美味しかったです!」
霧島「ええ!アドバイスの通り、パスタが凄く絶品でした!」
榛名「榛名!また行ってみたいです!」
吹雪(大和)「あ、そ...そうですか!喜んで貰えて何よりです!」
吹雪(大和)「(吹雪ちゃんって意外と美味しい物を探したり食べ歩いたりしてるんですね.....知らなかったです)」
金剛「デネ!me達その時忙しかったから時間が無くてパスタしか食べてないんデスヨ、また行きたいからパスタ以外で美味しいオススメ教えて下サーイ!」
大和(吹雪)「ファッ!?」
霧島「急にどうしたんですか?!変な声上げて」
榛名「そ、それに汗ダクダクですよ?大丈夫ですか?」
吹雪(大和)「い、いえ!気にしないでください!」
吹雪(大和)「(私が分かるわけないでしょーが!店の名前すら知らないのに!)」
吹雪(大和)「(いや.....こんな時こそパニックになってはいけません....パスタということは洋食関係の店のはず....ということはえーっと....)」
吹雪(大和)「ど....ドリアがとっても美味しかったですよ!」
比叡「あれ?吹雪ちゃんが紹介してくれた店ってピザ&パスタの専門店でしたよね?」
吹雪(大和)「(違ったー!まずいです!ていうか吹雪ちゃんそんなとこにも行ってるんですね!どう返そうか....えーっとえーっと...)」
吹雪(大和)「あ....!い....今はないんですね!結構前まではあったんですけど!」
金剛「OH!なるへそ!ブッキーはそんなに前から目をつけてたんデスネ!流石デース!」
吹雪(大和)「ど....ドリアがないならマルゲリータとかいいんじゃないでしょうか?!」
霧島「なるほど...シンプルな料理ほどその店の腕や特色がよく出る傾向にありますからね!いいかもしれません!」
榛名「ありがとうございます!吹雪ちゃん!」
吹雪(大和)「い....いえ.....ドウイタシマシテ.....」
吹雪(大和)「(あ...危なかったー!でもこれで何とか凌げた.....んですかね...)」
金剛「それにしてもなんか今日のブッキーは変デース....喋り方もぎこちないし....雰囲気もなんだかいつもより大人っぽいデース」
吹雪(大和)「?!」
金剛「もしかして.....体はブッキーでも中身は別人とか......」
吹雪(大和)「(ひいいいいい!もしかして金剛さん気付いてるんですか?!)」
金剛「案外そうだとしたら大和が入ってるかもデース.....」
吹雪(大和)「(な....なんでそこまでピンポイントに......)」ゴクッ
金剛「ンなわけnothing!ファンタジーやメルヘンじゃあるまいし!英国式のジョークデース!」
比叡「もー!お姉さまったら〜!急に真剣な顔するから何事かと思いましたよ〜!」
霧島「金剛お姉さまって案外演技派なんですね!」
吹雪(大和)「ハア....ハア....」
榛名「大丈夫ですか吹雪ちゃん!さっきよりも汗が出てますよ?!」
吹雪(大和)「(な....なんて危なっかしい人達なんですか!この人達と一緒にいたら寿命が縮みそうです!)」
吹雪(大和)「(特に金剛さん!ピンポイントで当てましたね?!心を読むスタ○ドでも持ってるんじゃないですか?!)」
霧島「もしかして体調が悪いんですか?もしそうなら早く休んだ方が....」
吹雪「!じ...実はそうなんです...朝から体調が優れなくて....」
金剛「OH.....それは悪いことしちゃったネ.....許して下サイブッキー」
比叡「じゃあ私達が駆逐寮まで送りますよ!」
吹雪(大和)「い...いえ!流石に一人で帰ることくらい出来ます!帰りに工廠にも用事があるので....」
比叡「そ...そうですか.....('・ω・`)」
吹雪(大和)「じゃあ失礼します!スコーンとお茶ありがとうございました!」
ガチャン
吹雪(大和)「吹雪ちゃん....私....何とかやりました!」グッ!
ー工廠ー
明石「やま....じゃなくて吹雪さん?まだ帰ってませんよ?演習は終わったみたいですけど」
吹雪(大和)「え?!そ....そんな....」
明石「もしかしたら長門秘書艦に捕まってるのかもしれませんねーあの人頻繁に食事誘って来ますし」
吹雪(大和)「.....私はこれから駆逐寮へ行きます。もし吹雪ちゃんが来たら館内放送で知らせてくれません?」
明石「ここにいた方が良くないですか?道中誰が話しかけてくるか分かりませんし」
吹雪(大和)「しばらく一人になりたいんです(泣)」
明石「アッハイ」
スタスタ
赤城「吹雪さんこんにちは」
電「お疲れなのです! 」
北上「吹雪っちお疲れー!」
吹雪(大和)「道行く人達がみんな私に挨拶してくれます......」
吹雪(大和)「金剛さんも含めてそれだけ吹雪ちゃんの人柄が優れているという事なのでしょう....」
吹雪(大和)「大和にはない物を持ってる吹雪ちゃんが羨ましいです....」
吹雪(大和)「さて.....それはそうと吹雪ちゃんが工廠に戻るまで部屋でゆっくりしますか...」
〜吹雪の部屋〜
吹雪(大和)「たっだいまー!」
吹雪(大和)「ふふ....ちょっと吹雪ちゃんっぽく言ってみたけど似てるかな?」
吹雪(大和)「まあ吹雪ちゃんの振りをするのは大変ですが、駆逐艦の体も身軽で悪くありません....さてと!少し疲れたし少しゆっくりry」
睦月 夕立「たっだいまー!」
夕立「あ!吹雪ちゃん帰ってるっぽい!」
吹雪(大和)「?!」
睦月「吹雪ちゃんがこの前買ってくれたケーキとっても美味しかったにゃしい!今あるからみんなで食べない?」
夕立「吹雪ちゃん!ちょっとここの宿題教えて欲しいっぽい!」
吹雪(大和)「(そ...そうか!私はまだ妹の武蔵がいないから今は一部屋を一人で使ってるけど)」
吹雪(大和)「(駆逐艦の子達は共用で部屋を使ってるのを忘れてた!)」
夕立「吹雪ちゃ〜ん!人の話聞いてる〜?」
吹雪(大和)「ふふ.....ふふふふ.....」
吹雪(大和)「(早く...早く元の体に戻りたいよー!)」
一旦切ります
文章が変になってたらごめんなさい
大和&吹雪は明日か明後日で終わります
〜食堂〜
間宮「お待たせしました。カレー超特盛です」ドオン!
大和(吹雪)「うわあ.....凄い大きさのカレー.....山みたい....」
長門「そっちも来たようだな。では食べようか」
大和(吹雪)「は、はい!」
大和(吹雪)「(長門秘書艦が食事してる所ってあんまり見たことなかったけど......」
大和(吹雪)「(やっぱり長門型だけあって凄い大盛りだなあ......大和さん程じゃないけど.....)」
大和(吹雪)「」モグモグモグモグ
大和(吹雪)「」モグモグモグモグ
大和(吹雪)「(す...凄い....私が普段食べて満腹になる量を既に越してるのにまだお腹が鳴りそうなぐらいだ......)」
大和(吹雪)「(流石大和型....あれだけの火力と装甲を持ってるだけのことはある....)」
大和(吹雪)「(ふふふ....これが終わったらどんな事をしようかな....演習場で的を灰にしてみたりとか....)」
大和(吹雪)「(いっそ鎮守府近海に出撃して試し撃ちするか.....)」
大和(吹雪)「(ふふふ......今の私はこの鎮守府で一番強いんだから.....!)」
長門「......」
長門「......大和.....少し聞きたい事があるんだがいいか?」
大和(吹雪)「?はい?」
長門「今日の演習のことなんだが」
長門「演習の時のいつものお前は....もっとこう...自分のやるべき事として相手艦を狙ってたが.....」
長門「今日のお前は何というか.....途中から相手艦を倒す時に嬉々としていたな....まるで別人が乗り移っているような....」
大和(吹雪)「........ッ!」
長門「最近何かあったのか?もし悩みがあるのであればこのビッグ7が相談に乗るぞ!」
大和(吹雪)「い.....いえ.....なんでもありません.......」
長門「そ....そうか.....」
大和(吹雪)「.......」
長門「(し....しまった〜!余計な詮索して気を悪くしてしまったのか?!いや.....でも本当に気分の問題だけだったのかもしれんし.....)」
長門「へ.....変なことを聞いてしまったな.....!済まない、今のは忘れてくれ...」
大和(吹雪)「いえ.....お陰で目が覚めました....感謝します.....」
長門「.....?まあ....よく分からんが....それなら何よりだ」
大和(吹雪)「(そっか.....例えこの体で何をしたとしてもそれは.....大和さんの力を借りてるに過ぎないんだ....)」
大和(吹雪)「(私....自分が強くなったと勘違いしてた.....)」
〜吹雪の部屋〜
吹雪(大和)「これは確か51cm連装砲で.....ここの計算式はこれこれこうで.....多分こうだと思うよ」
夕立「ホントだ!流石吹雪ちゃん!全問正解っぽい!」
睦月「しかも凄く分かりやすかったよ!吹雪ちゃん一段と賢くなったにゃしい!」
吹雪(大和)「そ.....それはどうも.....」
吹雪(大和)「(ふう.....問題が私の分かる程度の難易度で良かった....出撃していない期間に多少なりとも勉強してたお陰で助かりました.....)」
吹雪(大和)「(それに睦月ちゃんと夕立ちゃんは金剛さん達程ズバズバ言って来ないので吹雪ちゃんの振りをさっきよりはし易いです....)」
睦月「はいどーぞ!勉強教えてくれたからお礼にもう一個ケーキあげるにゃしい!」
吹雪(大和)「あ!じゃあ有難く頂きますね!」
睦月「ん?『ます』?」
吹雪(大和)「い....いや!頂くね!」
吹雪(大和)「(ふー....それでもまだ油断出来ませんね.....)」
吹雪(大和)「(それにしても燃費は流石の駆逐艦です....スコーンとケーキ2個で少しお腹が膨れて来ました....精神的にはまだ食べ足りないのに......)」モグモグ
ガチャン
大和(吹雪)「失礼します。大和さ....じゃなくて....吹雪ちゃんはいます?」
吹雪(大和)「吹雪ちゃ....いえ....大和さん.....」
〜堤防〜
大和(吹雪)「..........」
吹雪(大和)「私の体で過ごしてどうでしたか?吹雪ちゃん。演習を行ったんでしょう?上手くいきましたか?」
大和(吹雪)「.....凄く強かったです....自分でも驚くくらい相手艦を戦闘不能に出来ました......」
吹雪(大和)「それは良かった....大和も嬉しいです」
大和(吹雪)「....でもそれで少しの間自分が強くなったように錯覚しました。全部大和さんの努力と力がもたらした結果なのに.......」
大和(吹雪)「.....深刻に考えすぎですよ吹雪ちゃん、もっと気楽に楽しんでくれて良かったのに.....」
大和(吹雪)「大和さんは私の体で過ごしてどうでしたか?」
吹雪(大和)「身軽になったのは良かったんですが......色々と面倒事に巻き込まれてしまいました.....」
大和(吹雪)「そ....そういえば金剛さんに連れて行かれるのをチラッと見ました.....よく切り抜けられましたね.....」
吹雪(大和)「ただそれだけ吹雪ちゃんが色々な人に好かれているということが身に染みて分かりました.....」
吹雪(大和)「大和には持っていない物を持っている吹雪ちゃんが羨ましかったです.....」
大和(吹雪)「そ.....そんな大袈裟な....」
大和(吹雪)「......やっぱり.....自分の体が一番ですね.....!」
吹雪(大和)「ええ.....戻りましょう....お互いあるべき姿に!」
ー工廠ー
吹雪「やったあ!元に戻れました!」
大和「ええ....本当に良かったです」
明石「ご協力ありがとうございました〜!まあでもこういうのもたまには悪くないでしょ?」
吹雪「そんな!結構苦労したんですよ私達!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
明石 「.....え?何この威圧感.....」
大和「まあ.....終わってみれば楽しかったのも否定はしません......間宮スイーツに免じて今回は見逃しますが.....」
大和「次吹雪ちゃんをこんなことに巻き込んだらタダじゃ済ませませんよ?」ニッコリ
明石「ひいい!ごめんなさい大和さん!」
大和「では行きましょうか吹雪ちゃん」
吹雪「はい!大和さん!」
バタン!
明石「まあでも......なんだかんだでいい友人同士じゃないですか.....二人共......」
大和&吹雪編 完
大和&吹雪はこれで終わりです。見て頂いた方ありがとうございました
最後の方の終わり方が無理矢理感あるかも知れませんが自分の表現力不足です許して下さい
新編少しずつですが書いていきます
今回は最初の方だけの短めです
因みに大和&吹雪編も含めて全3回を予定しています
明石「いや〜!大和さんには怒られたけど人格入れ替えって中々面白いですねえ〜!」
明石「今回の大和さんと吹雪ちゃんの場合はそれぞれがお互いの長所に振り回される形になりました」
明石「でも基本あの二人真面目な点は共通してるから露骨に怪しまれることは少なかったですよねえ」
明石「じゃあ次は性格が間逆の人間が入れ替わったらどうなるかを実験してみましょうかね〜もうちょっと実験台欲しいですし」PCカチカチ
明石「おっ!この二人なんかいいんじゃないですか〜!?」ウキウキ
〜工廠〜
加賀「開発した艦載機を取りに来たわ。4回分の資材を渡した筈だけど....どうなったの?」
明石「ええ!良いのが出来てますよ加賀さん!2回開発には失敗しちゃいましたけど流星と紫電改二が開発されました!」
加賀「へえ....今日は中々運が良いわね....4回分の資材でホロクラスが二回も出るなんて..........ん?」
明石「?どうしました加賀さん」
加賀「......あの大きなカプセルみたいな機械はなんなのかしら?」
明石「ああ!あれは私が最近開発した酸素カプセルで、疲労が回復しやすくなるんですよ!(嘘)」
加賀「へえ.....そんなものがこの鎮守府にあったのね......」
明石「良かったら使ってみます?ちょっと実験(台)として使って欲しかったとこなんですよ!」
加賀「!......いいの?」パアア
明石「もちろんですよお!相手がこの鎮守府のNo.1空母ならなおさらです!」
加賀「そ....そう?最近連日の出撃でリフレッシュしたい気分だったから助かるわ」ワクワク
明石「(ハッ!No.1空母も適当におだてとけばチョロいもんですねえオイ!)」
加賀「へえ....中に椅子があるのね....これならゆっくりできそうだわ......」
明石「(ふふふ....実は既にもう一人には既に中に入って貰ってるんですよねえ.....後はスイッチを押すだけで任務完了ですわ)」
明石「では行きますよー!」
明石「チェエエエエエエエエンジ!」 ポチッ
ギュイイイイイイイイインン
バリバリバリバリ!
加賀「?!」
???「ひゃあああああああ!」
プシュウウウウ
明石「はい!終わりました!お疲れ様でーす!」
???(加賀)「ちょっと明石さん?!あなた一体今何をやったの?!」
加賀(???)「明石さん〜!これってどういうこと〜?すっごくビリビリきたんだけどー!」ガチャ
???(加賀)「(?!私の他にもう一人カプセルに入ってた人が居たのね.....一体誰が....) 」ガチャ
明石「今回も成功.....何の問題もありません.....!」
???(加賀)「(?!......え?!どうして?!なんで........!)」
那珂(加賀)「な.....なんで目の前に自分の姿が......」
加賀(那珂)「あれ〜?!なんで目の前に那珂ちゃんがいるの〜?!」
明石「ふふふ.....今回の組み合わせは波乱が巻き起こりそうですねえ!」
今回はこれで切ります
見て頂いた方ありがとうございました
続き書いていきます
明日はもう少し進めます
那珂(加賀)「ちょっと明石さん!これはどういう事!?」
加賀(那珂)「お肌にいいって言われたから入ったのに....なんで那珂ちゃんが加賀ちゃんになってるの?!」
明石「実はですねかくかくしかじか」
加賀(那珂)「そ....そんなー!那珂ちゃんのこと騙したの?!ひどいよー!」
明石「(表情豊かな加賀さん見るの新鮮だなあ.....)」
那珂(加賀)「」カツカツ
明石「?どうしました那珂ちゃ....じゃなくて加賀さん」
那珂(加賀)「(無言の襟掴み)」ガシッ
明石「?!」
那珂(加賀)「まあ軽巡の体じゃちょっとパワー不足な感じが残るけど.....それでも貴女を懲らしめるだけなら十分よね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
明石「(ひいっ!那珂ちゃんの顔の筈なのに般若のようッ!)」
加賀(那珂)「(あ.....あんな顔自分でもしようと思っても出来ないよ?!)」
那珂(加賀)「さあ....しばらくドックで寝てもらおうかしら?」グググ
明石「ふふ.....それはどうでしょう?加賀さん.....一応聞きますがこの機械の使い方わかってるんですか?」
那珂(加賀)「?!どういうこと?!」
明石「確かに冷却2時間という時間は短くはありません.....しかしここで私を大破させてドックに直行させれば......」
明石「この機械を操作できる人間が居なくなり入れ替わった状態が益々長引くことになりますよ?」
那珂(加賀)「なっ....!」
明石「おっと!改めて言いますが私への攻撃は止めて頂きたい」
明石「いや...攻撃だけではありません。もし私が油で滑って転んで怪我をしたり、アイスの食べ過ぎで体調を崩したり、イベント海域攻略中に猫が増殖したショックで気絶したとしても」
明石「あなたたちはずっとそのままなんですから」ニヤリ
那珂(加賀)「.......ッ!」
明石「まあ、この実験のターゲットになった人には報酬として間宮アイスを渡すことにしてるんで」
明石「お互いにとって利益のある話だと思いますよ?」
那珂(加賀)「(ま....間宮アイスですって?!)」ジュル
明石「おや?心では拒否していても体は正直ですねえ?」ニヤニヤ
那珂(加賀)「なっ?!そ....そんなこと...!」ゴシゴシ
加賀(那珂)「(....表情ではでてないけどヨダレでバレバレだよ....)」
明石「それじゃあ素敵な時間をごゆっくり〜♪」
バタン!
那珂(加賀)「はあ.....なんでこんなことに.....」
加賀(那珂)「ホントだよね〜!これじゃアイドル活動に支障が出ちゃうよー!」
那珂(加賀)「(よりにもよって相手がこんなアイドルもどきとだなんてッ!)」
加賀(那珂)「ん?どうかしたの加賀ちゃん?....あ!今は那珂ちゃんが加賀ちゃんだった〜!テヘッ☆」
那珂(加賀)「(......ノーテンキもここまでくると頭に来ます.....あまり一緒に居ない方が良さそうね......)」イラッ
那珂(加賀)「.......今から私はあなたが普段住んでいる軽巡寮で過ごします....部屋にいる方が安全だと思うし....」
那珂(加賀)「普段一緒に居ない者同士で行動すれば色々と聞かれるかも知れません.....そうなると面倒です。あなたもそれで良いわね?」
加賀(那珂)「確かに!加賀ちゃん天才!」
那珂(加賀)「ただし.....お互い目立つ行動はしない事を忘れないで」
加賀(那珂)「うーんと.....じゃあこれは?」
加賀(那珂)「加賀ちゃーん......スマイルー!きゃは☆」
那珂(加賀)「 だ め で す !!!」クワッ
ー軽巡寮ー
那珂(加賀)「部屋は確か.....ここね....」ガチャ
川内「おっ!那珂ちゃんおかえりー!」
神通「おかえなさい那珂ちゃん」
那珂「(夜戦バカと神通さん.....普段はこの二人と暮らしてるのね.....)」
那珂(加賀)「た....ただいま」
那珂「(ああ.....なんでこんな事に巻き込まれたの......赤城さん達はどうしてるかしら....)」
那珂「(様子を見に行きたいけどこの体じゃあ不自然に思われかねない....やっぱりここで大人しくするしか.....)」
神通「......那珂ちゃん?今日はやけに大人しいですね?悪い物でも食べました?」
川内「いつもなら帰って早々私達にライブとかの話してくるのに......どうしたの?」
那珂(加賀)「?!」
那珂(加賀)「(し....しまった....!なるべく目立った行動をしないようにと心掛けてたけど)」
那珂「(この人は普段から目立った行動を好んで行う.....だから大人しくしてるのが逆に目立った行動になってしまったのね......!)」
那珂「(こ.....こういう時は天下の宝刀....!)」
那珂(加賀)「な....那珂ちゃんね....今ちょっと体調が悪いんだ.....夏バテしたのかな.....あははは.....」
那珂「(こ.....これでとりあえずは凌げる筈.....!)」
神通「大丈夫?まあ最近凄く暑かったから無理もありません。ゆっくり休んだ方が」
川内「いやでも那珂ちゃん、そんなんで今日大丈夫なの?確かもうすぐライブがー」
バアン!(大破)
阿賀野「な....那珂ちゃんはいる?!大変な事が起きてるの!」
神通「あ....阿賀野さん?」
川内「そんなに慌ててどうかしたの?」
阿賀野「じじじじ.....実は今向こうので空母の人が路上ライブ開いてるみたいなんだけど....」
阿賀野「これが大人気みたいで....駆逐艦の子達が凄く集まってるのよ!これは新しいライバル出現の予感ッ!」
川内「空母の人がライブ?珍しいねえ.....誰だろ?」
神通「でもそんな取り立てて騒ぐ程のことでは.....って那珂ちゃん?!服の上から分かるぐらい汗が出てますよ?!大丈夫?!」
那珂(加賀)「(空母.....路上.....ライブ.......まさか.......ッ!)」サー
加賀(那珂)「恋の2-4-11〜♪ハートがたーかーなるーのー♪」
「へー!加賀さんってこんな歌も歌えるんだー!」
「まあ加賀岬歌ってただから不自然ではないよね〜」
「キャーカガサーンコッチムイテー」
加賀(那珂)「みんなー!応援ありがとー!加賀ちゃんとーっても嬉しいよー!」
那珂(加賀)「(無言の顔面鷲掴み) 」パシッ
加賀(那珂)「?!」
那珂(加賀)「目立つ行動は慎めとさっき言ったの.....聞こえなかったかしら?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
加賀(那珂)「い.....いやー.....今日のライブに向けて路上でこっそり練習してたら.....いつも間にか駆逐艦の子達が集まってて....声援を断れなくてつい.....か....加賀岬の方がよかったかな?」
那珂(加賀)「(周りには......私と関わりの浅い人たちばかりね.....よかった)」チラッ
那珂(加賀)「(でもこんなところ赤城さんや後輩の空母達に見られたら示しがつかないわ.....何より....)」
〜加賀の妄想〜
瑞鶴「加賀さーんwwwまた恋の2-4-11歌ってくださいよwww今度は赤城さんの前でwww」
瑞鶴「あらら〜?wwwww加賀すわーんwwwwwwちょっとイケてないんじゃなーい?wwwwwほらスマイルスマイルぅwwwww」
那珂(加賀)「それだけは絶対に避けなくてはならないッ!」
加賀(那珂)「.....加賀ちゃん?」
那珂(加賀)「いい?!このままあなたを放っておいたら何をしでかすか分かりません....だから時間まで私と一緒に過ごしてもらいます!」
加賀(那珂)「えー?加賀ちゃんさっき普段一緒に居ない人同士が云々って」
那珂(加賀)「それが出来そうも無いから言ってるんでしょう!」クワッ
加賀(那珂)「ひっ!(さっきからそうだけどなんで那珂ちゃんの顔でここまで迫力が出せるの?!)」
那珂(加賀)「まあ一緒にいることがデメリットしかないわけではありません.....空母寮に行っても隣に私の体があれば理由なんていくらでも作れるし」
那珂(加賀)「というわけで今から空母寮行きますよ、艦載機取りに行ったっきり戻って無いんで様子を見たいです」ガシッ
加賀(那珂)「み....みんなー!応援ありがとー!これからも加賀ちゃんをよろしくねー!」ズルズル
神通「な.....那珂ちゃん本当にどうしちゃったんでしょうね.....姉さん.....」
川内「さ......さあ.......」
今日はここで切ります
見てくれた方ありがとうございました
〜空母寮〜
那珂(加賀)「着いたわ、ここが空母寮よ」
加賀(那珂)「へえー....あんまり行ったことなかったけど結構大きいんだねー」
那珂(加賀)「とりあえず赤城さんや後輩達の様子を見に行くけど、私は見学という名目であなたについて行くから」
加賀(那珂)「じゃあ那珂ちゃんは加賀ちゃんの振りをすればいいんだね!」
那珂(加賀)「ええ....でも一応ここで少し演技して貰えない?不自然なところがあったら指摘するから」
加賀(那珂)「おっけー!じゃあ行くよー!」
加賀(那珂)「航戦のアイドル!加賀ちゃんだよー!よろしく〜!」ミ☆
那珂(加賀)「......不自然なところしかないのだけれど」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
加賀(那珂)「ご.....ごめん!真面目にするから!」
加賀(那珂)「鎧袖一触よ、心配いらないわ」キリッ
那珂(加賀)「なんだ.....普通に出来るじゃない.....」
加賀(那珂)「アイドルに演技力は不可欠なんだよ〜!えっへん!」
那珂(加賀)「(むしろ出来過ぎて気持ち悪いです....鏡の中の自分が勝手に動いてるみたいで......)」
加賀(那珂)「じゃあ次は加賀ちゃんの番ね!」
那珂(加賀)「...........は?」
加賀(那珂)「加賀ちゃんだって那珂ちゃんの振りしなくちゃ駄目なんだよ?こっちにだけやらせるなんてずるいよ〜!」
那珂(加賀)「なっ.........!」
加賀(那珂)「ほらはやく〜!那珂ちゃんの決めゼリフでお願いね♪」
那珂(加賀)「.......」フルフル
那珂(加賀)「か.....かん.....艦隊の.....ア......イドル.....」フルフル
加賀(那珂)「ほら〜!もっとハキハキと!」
那珂(加賀)「な....那珂ちゃんだよ〜!よろ.....しくう!/////」カアアアア
加賀(那珂)「うん!いい感じ!加賀ちゃんも大丈夫そうだね!」
那珂(加賀)「(は.....恥ずかしすぎる....!はやく自分の体に戻りたい....!)」カアアアア
蒼龍「あ、加賀先輩お疲れ様です!那珂ちゃんと一緒なんて珍しいですね!」
那珂(加賀)「そ.....蒼龍.....」
加賀(那珂)「空母寮を一度見てみたいと言ってきたから連れてきたの。いいかしら?」
蒼龍「もちろんですよ!それに鎮守府のアイドルの那珂ちゃんなら尚更です!」
那珂(加賀)「(へえ.....アイドルもどきかと思ってたけど....意外と人気あるのね.....」
加賀(那珂)「それはよかったわ。ありがとね蒼龍ちゃん」
蒼龍「?加賀先輩今......ちゃんって...?」
那珂(加賀)「あ!な.....那珂ちゃんあっちの方見てみたいなー!いいかな?加賀さん!」
加賀(那珂)「え.....ええ!じゃあ行きましょう......じゃあまたね!蒼龍ちゃん!」ノシ
蒼龍「あ....はーい!」 ノシ
蒼龍「今日の加賀先輩ちょっと変だなー.....いつもは後輩にちゃん付けなんてしないのに......もしかしてイメチェンとか?」
那珂(加賀)「全く.....私は普段ちゃん付けはしないから....次からは気をつけなさい」
加賀(那珂)「えー!ちゃん付けくらいしないと仲良くなれないよ〜?!」
那珂(加賀)「....!私は......別にそんな性格では無いし......」
加賀(那珂)「もー!加賀ちゃんはもっと自分の気持ちを表に出した方がいいよ〜?」
那珂(加賀)「.......貴女は普段からさらけ出しすぎなのよ」
〜赤城・加賀の部屋の前〜
那珂(加賀)「私と赤城さんの部屋はここよ。赤城さんに艦載機を届けないと.....」
那珂(加賀)「.....くれぐれも不自然な態度は取らないでね」
加賀(那珂)「わ.....わかってるよう.....」
ガチャ
加賀(那珂)「ただいま。赤城さんいる?」
赤城「あら加賀さん、お帰りなさい。帰りが遅いから心配しましたよ?」
加賀(那珂)「ちょっと急用が出来てしまって....心配かけてごめんなさい」
那珂(加賀)「(よかった.....特に変わったことは無さそうね......)」
翔鶴「お疲れ様です加賀先輩、あれ?横にいるのは.....那珂ちゃんですか?」
那珂(加賀)「(?!五航戦?!なぜここに......)」
瑞鶴「へえ!あんたが那珂ちゃんといるなんて珍しいじゃない!」
翔鶴「瑞鶴 加賀さんに向かって失礼よ?」
那珂(加賀)「(しかも五航戦の面倒くさい方までッ!)」
加賀(那珂)「空母寮を見たい言ってたから連れてきたの。いいかしら?」
赤城「全然構いませんよ!そうだ!さっき二人がお饅頭を持って来てくれたの。加賀さんと那珂ちゃんも一緒に食べましょう!」
那珂(加賀)「なっ.....!」
赤城「?どうかしましたか?那珂ちゃん」
中途半端ですがここで切ります。見てくれた方ありがとうございました。
続きは今週の土曜以降に書きます
お久しぶりです
リアルイベント&ネタ切れ諸々で書くの遅れましたが続き書いて行きます
那珂(加賀)「い....いえ.....なんでもありません....」
加賀(那珂)「艦載機が出来たから赤城さんに渡しておくわ。はい」
赤城「流星と紫電改二ですか.....良いですね!」
那珂(加賀)「(まずい.....よりによってこの密室で五航戦と鉢合わせるなんて....ここはズラかるべきか.....)」
翔鶴「どうぞ、良かったら那珂ちゃんと加賀先輩もお食べになって下さい」
瑞鶴「翔鶴姉がそういうならいいけど....私たちの分まで食べないでよね?特にそこの2Pカラー!」
加賀(那珂)「ちょうど小腹が空いてたから嬉しいわ。ありがとうね瑞鶴ちゃん、翔鶴ちゃん」
翔鶴「?」
那珂(加賀)「?!」
那珂(加賀)「(ちょっと!ちゃん付けはやめてとさっき言ったでしょう!それに私に確認も取らずに食べるなんて言って!)」ヒソヒソ
加賀(那珂)「(ご....ごめん加賀ちゃん....流れ的に受けるべきかなと.....)」 ヒソヒソ
那珂(加賀)「(......仕方ありませんね.....どうにかこの場を凌ぎますよ.....さっきよりも凛と態度でお願い)」ヒソヒソ
加賀(那珂)「(う.....うん.....)」ヒソヒソ
翔鶴「珍しいですね加賀先輩....私達のことをちゃん付けなんて.....」
瑞鶴「変な物でも食べたんじゃないでしょうね?」
加賀(那珂)「い...いえ....たまにはこういう呼び方も悪くないかなと思っただけよ......」
翔鶴「そ....そうですか......」
瑞鶴「ねえ!那珂ちゃん今日ライブするんでしょ?翔鶴姉と一緒に見に行ってもいいかな?」
那珂(加賀)「ふえっ?!う.....うん!もちろんだよ......!」
瑞鶴「やったあ!楽しみにしてるわね!」
那珂(加賀)「(蒼龍に続いて五航戦まで....私が知らなかっただけで鎮守府の中では有名みたいね.....)」
赤城「そうだ!今日は演習も終わって暇なんです!私も付いて行って良い?こういうものを一度見てみたかったんです!」
那珂(加賀)「?!」
那珂(加賀)「(赤城さん.....あなたまで?!)」
翔鶴「もちろんですよ!是非一緒に行きましょう!」
赤城「ありがとうね翔鶴ちゃん!楽しみだわあ......加賀さんも一緒に行きます?」
加賀(那珂)「え.....そ.....そうですね....私は.....」チラッ
那珂(加賀)「」ジロッ
加賀(那珂)「え.....遠慮しておきます....用事があるので.....」 汗ダク
赤城「そうですか.....残念です.....('・ω・`)」
瑞鶴「まあ.....あんたのことだからそう言うでしょうね」
那珂(加賀)「あ....もうこんな時間!じ.....じゃあ那珂ちゃんこれからライブの準備があるから....御饅頭ありがとうね!」
加賀(那珂)「!わ.....私も工廠に用事があるから.....失礼するわ」
赤城「え?ちょ.....加賀さんも?」
加賀(那珂)「ご.....ごめんなさい!」
ガチャン!
赤城「......急に行ってしまいましたね.....」
翔鶴「.....それにしても今日の加賀先輩変でしたね.....こう言っては何だけど....本当に変な物でも食べたのかしら......」
瑞鶴「赤城さん何か心当たりある?」
赤城「さあ......私にもさっぱり.......」
那珂(加賀)「ふう.....少し強引だったけどなんとか脱出出来たわね.....」
加賀(那珂)「那珂ちゃんすっごくヒヤヒヤしたよー!」
那珂(加賀)「少々危なっかしい所は有りましたが.....あなたのおかげで私も目的を達成出来ました。礼を言うわ」
加賀(那珂)「ホント?!まあそれほどでもあるかな〜えへへ......」
那珂(加賀)「(今迄関わる機会が任務や出撃以外でなかったけど......)」
那珂(加賀)「(こうやって間近で接してみればやかましいだけじゃなくて、可愛いところもあるじゃない.....)」
那珂(加賀)「(まあ出来ればこんなことに巻き込まれずに知りたかったけど......)」
〜加賀の妄想〜
明石「は〜ひ〜ふ〜へ〜ほ〜wwwww」
那珂(加賀)「あの......機械オタの◯乱ピンク......元に戻ったらどう料理しようかしら」イラッ
那珂(加賀)「さて....目的も果たせましたし.....これ以上周りをうろちょろする必要もありませんね」
那珂(加賀)「でも元に戻るまでの時間はまだ大分あるから......工廠に閉じこもって安全に過ごしましょう......」
加賀(那珂)「あ.....えーっと....そのことなんだけどさ......加賀ちゃん.....」
那珂(加賀)「?もしかしてあなたも用事があるの?いいわよ?私に散々付き合わせちゃった分私もあなたに協力しなければならないと思うし....」
加賀(那珂)「実は用事というかなんというか.....さっきも他の人が話してたと思うけど.....ライブがあるって知ってるよね?」
那珂(加賀)「ええ.....でもそれは元に戻った後に行けば良いじゃない.......」
那珂(加賀)「.................」
那珂(加賀)「.............まさかっ!」サー
加賀(那珂)「うん.....元に戻る時間が来る前にライブが始まっちゃうんだよね......しかもお客さんが今回特に沢山来そうだから今更中止にしたら迷惑がかかっちゃうし......」
那珂(加賀)「わ.....私にステージの上で歌って踊れと言うの?!しかも赤城さんや後輩達も居るのに?!」
加賀(那珂)「そ....そうだよね!加賀ちゃんにそんなこと無理矢理させるわけにはいかないし......」
加賀(那珂)「お客さんには凄く申し訳あないけど......やっぱり中止にするよ!加賀ちゃんの体で出るわけにも行かないし........」
那珂(加賀)「...............」
那珂(加賀)「.......いえ.....このままあなたに貸しを作りっぱなしにするのは私のポリシーに反するわ......!」
加賀(那珂)「......加賀ちゃん?」
那珂(加賀)「私......やります!あなたの代わりにステージに立って歌って踊ってみせるわ......!」
加賀(那珂)「加賀ちゃん?!大丈夫なの?!無理なんてしなくていいんだよ?!」
那珂(加賀)「いいえ!ここで引き下がったら誇りある一航戦としてのプライドが廃れるわ!」
那珂(加賀)「幸いあなたの歌は食堂でBGMとしての毎日嫌という程流れてるから覚えてるし」
那珂(加賀)「振付も簡単なものなら今からでも十分覚えられるわ」
加賀(那珂)「で....でも加賀ちゃんそんな人前で目立つことが好きな性格じゃないでしょ?そんなに那珂ちゃんに気を遣わなくても.....」
那珂(加賀)「つべこべ言ってないでさっさと教えなさい!!!!ライブまでの時間はもう迫っているのよッ!!!!!!」クワッ!
加賀(那珂)「は......はいいいいいいいいいっ!!!」
加賀(那珂)「(だからどうして那珂ちゃんの顔でそこまで迫力が出せるの?!)」
那珂(加賀)「(赤城さん.....不本意ではあるけれど......私......やってやるわ!)」
一旦切ります
見てくれた方ありがとうございました
加賀&那珂編は明日で終わりにします
続き書いていきます
加賀&那珂編は今日で終わりです
〜ステージ裏〜
川内「珍しいね那珂ちゃん.....いつもは時間に余裕を持って来るのに今日は開始ギリギリに来るなんて」
神通「やっぱりまだ体調が戻ってないんですか?無理はしないでね?」
那珂(加賀)「い.....いえ.....心配を掛けてしまってごめんね......でも大丈夫だから.....」
那珂(加賀)「(振り付けを教わっていたら時間がかかってしまったわ.....でも一航戦の誇りに掛けて何としてもやり遂げなくては.....!)」
神通「はい!じゃあステージ衣装です!着替えて下さい!」スッ
那珂(加賀)「?!」
那珂(加賀)「(何このヒラヒラした服....これを着ろと言うの?!)」
川内「?なんで驚いてるの?いつも来てる服じゃん!さあもう時間ないよ!着替えた着替えた!」
那珂(加賀)「う.....うう....」
川内「うん!やっぱ那珂ちゃんはそれが一番似合ってるよ!」
那珂(加賀)「(は.....恥ずかし過ぎる.....!こんな服....自分でも着たこと無いのに..../////)」カアアアア
神通「もうファンの人たちが大勢来てます!私達も配置に付くから那珂ちゃんは先にステージに行って下さい!」
那珂(加賀)「う.....うん!」
那珂(加賀)「(今更だけど物凄く恥ずかしいし緊張する........!でもここまで来たらもう引き下がれない......必ず成功させて見せる.....!)」
那珂(加賀)「赤城さん.....私やるわ!」
〜ステージ〜
ザワザワ
翔鶴「ここが会場です。赤城先輩」
赤城「思ってたよりも大規模ですね.....お客さんもかなり居ます.....」
翔鶴「お客さんの大半は駆逐艦の子達ですが戦艦や空母の先輩方も結構いるんですよ」
赤城「あ....長門秘書官......あの人も見に来てるんですね....意外です.....」
瑞鶴「あ!見て翔鶴姉!那珂ちゃん出てきたよ!」
ワアアアアアアアアアア!
那珂(加賀)「(うっ.....凄い歓声....こんな大勢の人の前に出た事がないから緊張するわ.....)」ドキドキ
那珂(加賀)「(.....!赤城さんと五航戦.....やはり来ていたのね.....)」
神痛「那珂ちゃん!曲が始まる前に何か喋って!」
那珂(加賀)「!う.....うん」
那珂(加賀)「み.....みんな〜!艦隊のアイドル!那珂ちゃんだよ〜!こんなに集まってくれてとっても嬉しいよ〜!」
那珂(加賀)「今日はみんなに『恋の2-4-11』を歌います!楽しんでいってねー!」
ワアアアアアアアアアア!!!!!
那珂(加賀)「(私には.....これが限界よ.....!///////)」カアアアア
〜恋の2-4-11〜♪
那珂(加賀)「(!曲が流れ始めた.....!)」ドキドキ
那珂(加賀)「(大丈夫.....歌詞なら普段聞いてるし復習もした....何より私には加賀岬の歌唱経験もある....)」ドキドキドキ
那珂(加賀)「(冷静に対処すれば問題ないはず.....!)」ドキドキドキドキ
那珂(加賀)「き......気づい〜てるわ〜♪みんな〜がわたしーの〜♪」
那珂(加賀)「ハートの視線で〜♪見つ〜めーてる〜の〜♪」
ワアアアアアアアアアア!!!!
那珂(加賀)「アイドルだから〜♪慣れっこだけど〜..........」
那珂(加賀)「..........!?........!!」
観客「.......?!」
那珂(加賀)「(き.....緊張し過ぎて.....声が.....出ない......!)」
那珂(加賀)「(それに頭も真っ白になって歌詞が思い出せない....そ....そんなっ!?)」
ザワザワザワザワ
「......?なんで急に歌が止まったの?」
「どうしたの那珂ちゃんー!大丈夫ー?!」
那珂(加賀)「(だ.....駄目だ.....もう少したりとも歌詞を思い出せない....!スタジオで一人で歌うだけの加賀岬とはわけが違う.....!)」
那珂(加賀)「(こんな緊張感の中でいつもあの人は歌っていたのね......!」
ザワザワザワザワ
那珂(加賀)「(こ.....このままじゃブーイングは避けられない......)」
那珂(加賀)「(.......私には.....無理だったというの......?!)」
デデン!!
那珂(加賀)「?!......メロディーが変わった......これってもしかして.....!」
ザッ
加賀(那珂)「無理させちゃったみたいだね.....ごめんね加賀ちゃん.....」
那珂(加賀)「あ....あなた!突然入って来て大丈夫なの?!」
加賀(那珂)「川内ちゃんと神通ちゃんさっき説得したよ.....加賀ちゃんには迷惑掛けちゃうかも知れないけど......でも一緒に歌おうよ!」
那珂(加賀)「.....見かけによらずえげつないわねあなた......この状況で断るわけがないわ!」
赤城 翔鶴「か....加賀さん?!」先輩?!」
瑞鶴「な.....なんであいつがここにいるの?!」
加賀(那珂)「那珂ちゃんからサプライズゲストとして呼ばれました。加賀です。先ほどの事態は演出ですので皆様ご安心下さい」
加賀(那珂)「気を取り直してそれでは聞いて下さい。那珂&加賀で」
加賀(那珂)「 『加賀岬』 」
那珂(加賀)「海〜向かい〜♪願い〜一つ〜♪」
加賀(那珂)「100万石の〜誇りよ〜♪」
那珂 加賀「加賀岬〜♪」
ワアアアアアアアアアア!!!!!
〜ライブ後〜
川内「今回もなんとか成功したよ〜!サプライズってことでお客さんも大満足して帰ったし」
神通「でも道理で那珂ちゃんの様子がおかしかったわけです.....加賀さんと那珂ちゃんがそんなことに巻き込まれてたなんて......」
加賀(那珂)「ごめんね加賀ちゃん.....二人にバラしちゃって......」
那珂(加賀)「いえ.....やむおえない事態だったと理解しているわ」
赤城「加賀さーん!」タタタタ
那珂(加賀)「赤城さん......それに五航戦まで......」
赤城「今日のライブ凄かったですね!だから部屋で様子が変だったんですね!」
瑞鶴「あんたがあんなことするなんて意外じゃない!」
翔鶴「びっくりしたけどとても良かったですよ先輩!」
加賀(那珂)「い....いやあ....それほどでも....あははは....」
川内「あれ?三人とも知らないの?今那珂ちゃんと加賀さんは入れ替わってるからそっちが那珂ちゃんで....」
那珂(加賀)「」ピキ
神通「ね.....姉さん...!加賀さんの立場を考えたらそれは言うべきでは.....!」
川内「!あ...........」
瑞鶴「ふ〜ん.......川内さんその話.....もう少し聞かせて貰えない?」
赤城「そ.....そんなことが......災難でしたね加賀さん.....」
瑞鶴「ぷっ......あはははははは!いひひひひひwwwwww可笑しくってwwwwww腹痛いわあwwww」
翔鶴「こら!瑞鶴!先輩に対して.....ぷひっwww失礼よ!」
神通「翔鶴さん.....それ止め刺してますよ......」
瑞鶴「那珂ちゃんちょっとスマイルしてみてー!」
加賀(那珂)「いいよー!加賀ちゃんスマイルー!きゃは☆」
赤城「まあ!こんな加賀さん普段見ないから新鮮です!」
那珂(加賀)「」チーン
川内「ご.....ごめん加賀さん.....」
那珂(加賀)「いえ......もうこうなる運命だったのよ....受け入れるわ.....」
神通「でも私達の部屋に来てから大分経ってますし.....そろそろ戻れるんじゃないでしょうか?」
那珂(加賀)「.....!」
加賀(那珂)「あー確かにー!まあでも入れ替わり生活もなんだかんだ楽しかったなー!」
那珂(加賀)「私はもう二度とごめんだわ.....でも.....」
那珂(加賀)「あなたは私が思ってる以上に凄い人だって事が分かったわ....特にあんな緊張感の中で一人で歌うなんて....」
加賀(那珂)「加賀ちゃんちょっと大袈裟だよ〜!」
加賀(那珂)「那珂ちゃんも加賀ちゃんが後輩を支えるために自分がしっかりしなきゃっていう考えあるのが過ごしてて伝わってきたなー」
加賀(那珂)「那珂ちゃんよりずっと立派な人だよ加賀ちゃんは」
那珂(加賀)「....!」
加賀(那珂)「でもやっぱり......」
加賀(那珂)「自分のやりたいことは自分の体でしたいよ〜!」
那珂(加賀)「.....同感ね......」
ー工廠ー
加賀「ふう.....やっと戻れたわ.....」
那珂「おかえりー!那珂ちゃんの体!」
明石「ご協力ありがとうございました〜!はいこれ報酬の間宮アイスです!」
加賀「ええ.....ありがたく受け取っておくわ.....ただし......」
加賀「貴女にお仕置きをしてからね」スッ
明石「?!ちょ......冗談ですよね....?
」
加賀「当然でしょう?勝手に人の体を入れ替えたんだから......そうね....この流星改の錆になって貰おうかしら?」グググ
明石「ひいっ?!」
那珂「加賀ちゃんやっちゃえー!」
加賀「さあ、懺悔の用意は出来ているかしら?」
明石「お.....お客様お客様お客様!困りますお客様!お客様!困ります!アーーーーッツ!!!!!」
加賀&那珂編 完
2回目終わりです
見てくれた方ありがとうございました
最後のペアについてですが、個人的にこの組み合わせが見てみたいという希望があればそこから選びたいと思います。
安価をこなす自信は無いのでやりやすいもしくは面白そうと思ったペアを選びます。
わかりました 自分が軽率でした
最後のペアもこっちで決めます
そういう事情をよく分かっていませんでした
申し訳ありません
こんばんは
日が空きましたが続き書いていきます
今回の話で最後にします
明石「......ぐふっ......はあ.....はあ」
明石「流石は加賀さんです.....この私をここまで追い詰めるとは......一瞬走馬灯が見えましたよ......」
明石「でも私のチャレンジスピリッツはこんなことでは折れません!かっとビングよ!私!」
明石「さてと.....気を取り直して......次は誰をターゲットにしましょうかね〜」PCカチカチ
明石「加賀さんと那珂ちゃんを入れ替えて活発な性格と静かな性格の人がどんな風に変わるのかは見ましたから」
明石「今度は別のベクトルでの性格が反対の人がどうなるかが見たいですね〜」
明石「おっと!.....これなんかいいんじゃないですか〜?!」ニヤニヤ
ー工廠ー
榛名「こんにちは明石さん!この前は修理して頂いてありがとうございました!」
明石「いえいえ!小破以下の修理は私の管轄ですから!いつでも来て下さい!」
榛名「あ!じゃあちょっと相談があるんですけど......良いですか?」
明石「?何ですか?遠慮なく言ってみて下さい!」
榛名「最近陸奥さんと一緒に出撃したんですがその時第三砲塔の調子が......」
明石「知らん、そんなことは私の管轄外だ」
榛名「そ.....そうですか.....('・ω・`)」
明石「まあ出撃前の人達は私が毎回しっかりメンテしてるんで大丈夫ですよ!装備や艤装に不具合などあり得ません!」
榛名「!そうですよね!流石明石さんです!」
明石「いや〜それ程でもありますよお」テレテレ
榛名「........ところで工廠に来た時から気になってたんですけど.....あの某物質転送ポッドみたいな機械は何ですか?」
明石「ああ!あれは私が開発した新型の睡眠ポッドなんですよ!酸素をポッドの中に充満させて心地よい眠りを云々(嘘)」
榛名「へえ!そうなんですか!」
明石「良かったら使ってみます?ちょっと感想を聞かせてくれる人が欲しかったところなんですよ!」
榛名「!いいんですか!?」
明石「もちろんですよお!榛名さん今日はオフの日でしょう?ゆっくりしてみて下さい!」
榛名「ありがとうございます!榛名感激です!」
明石「(くっくっくっ........計画通りッ!)」ゲス顔
明石「(さてと......後はもう一人のターゲットですが......どう呼び込みましょうかねえ......)」
明石「.....!そうだ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
摩耶「ああん?なんか用かよ?ご丁寧に館内放送で名指ししやがって....」
明石「実は渡したい物がありましてね.....これどうぞ!開発したのはいいけどどうしようかと思ってたんです!」
摩耶「おっ!25mm三連装機銃じゃん!これ貯めてたんだー!ありがたいぜ!」
明石「はい!摩耶さんなら喜んでくれると思いました!」
摩耶「でも.....集中配備にするにはもっとあたしが強くならなきゃな.....もう少しかかりそうだぜ....」(lv66)
明石「.....実はそのことなんですがね.....あのポッドを見て下さい.....」
摩耶「なんだあれ?やけにバカでけえ機械だな」
明石「実はあれは入った人の練度の上昇を促進する効果を持ってるんですよ!(嘘)」
摩耶「何!本当か?!」
明石「ええ!すでに隣には榛名さんが入ってます!憧れの改二へ一歩近づけますよ?」
摩耶「よっしゃ!じゃあ遠慮なく入らせて貰うぜ!サンキューな!」
明石「(ふふ.....脆い脆い......得体の知れない機械でも改二という甘い一言で一気に疑念は吹き飛んでしまうものですねえ.....)」
明石「さ〜てと.....役者は揃ったようですねえ......」
明石「それでは二人共......未知の世界へご案内しましょうかねえ!」
ポチッ
明石「チェエエエエエエエエンジ!!!!!」
ギュイイイイイイイイインン
バリバリバリバリ!!!!
今日は一旦切ります
見てくれた方ありがとうございました
こんばんはお久しぶりです
体調を崩して更新ストップしてました
なんとか来週中には完結できるようにします
摩耶「うあああああああっ?!」
榛名「.......ッ?!」
プシュー!
明石「はい終わりましたー!お疲れ様でーす!」
榛名(摩耶)「びっくりするじゃねえか!なんだったんだよ今の!ってあれ.....この服榛名のじゃねえか.....」
摩耶(榛名)「明石さん?一体何をしたんですか?それに摩耶さんの服なんていつも間に.....って.....」
明石「ふふふ〜♪今回も成功ですね〜♪天才過ぎて困りますわ〜」
明石「いや.....天才過ぎて困ることなんてありませんね!テヘぺろ!」
榛名 摩耶「なんで目の前に自分が?!」
榛名(摩耶)「明石てめえ......あたし達に何かしやがったな?」ギロ
摩耶(榛名)「もしかして.....さっきの機会の所為ですか.....?」
明石「(怖っ!こんなガラ悪い榛名さん初めて見た!)」
明石「(対してオドオドした摩耶さん......ファンや青葉さんが喜びそうな表情だな〜.....)」
榛名(摩耶)「おいっ!聞いてんのかッ!」
明石「はいはい今から説明しますから御二方」
明石「実はですねかくかくしかじか」
摩耶(榛名)「......そんな事って.....」
榛名(摩耶)「あたし達を実験台にしたってのか?!ふっざけるな!」
明石「まあまあモニターになってくれた報酬に間宮アイスあげますから......」
榛名(摩耶)「何?!本当か?!......じゃない!どうしてくれんだ!」
明石「(うわこの人チョロい)」
摩耶(榛名)「(摩耶さん.....チョロ過ぎです......)」
明石「まあなにはともあれ!どうせあと2時間はそのままなんで楽しんで下さいな!」
摩耶(榛名)「そ.....そんな.....」
明石「それじゃあごゆっくり〜♪」
ガチャン!
榛名(摩耶)「明石の奴....こんな姿にしやがって....」
摩耶(榛名)「.....どうします?お姉様達や提督に事前に報告しますか?」
榛名(摩耶)「いや.....バラしたら絶対色々可愛がられるな.....悪い意味で....」
摩耶(榛名)「.....取り敢えず単独行動は避けましょうか。互いに迷惑が掛かるかも知れませんし」
榛名(摩耶)「......だな」
グウウウ
榛名(摩耶)「ん?この音.....」
摩耶(榛名)「////////」カアアアア
榛名(摩耶)「......すまん.....そういえば今日あたし朝は何も食べてなかったんだった.....」
摩耶(榛名)「い.....いえッ!榛名は.....じゃなくて......摩耶は大丈夫です!」
榛名(摩耶)「仕方ねえ.....腹が減ってはなんとやらって言うし.....食堂行くか!」
摩耶(榛名)「.....この状態で行って平気ですかね?」
榛名(摩耶)「食事くらい大丈夫だろ、それに誰か来ても適当に受け流しゃ平気だって」
榛名(摩耶)「そ.....そうですかね....」
一旦切ります
見てくれた方ありがとうございました
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こんばんは 続き書いていきます
それと摩耶様のホワイトデーボイスは把握してませんでした。その頃艦これやってなかったんで。
自分の調査不足です ごめんなさい
でも嫌いなもので疲労回復とかおかしいし.....きっと間宮アイスは甘い物が苦手でも食べれるんだよ(震え声)
〜食堂〜
榛名(摩耶)「いっただっきまーす!」
摩耶(榛名)「....頂きます....」
榛名(摩耶)「うん!やっぱここのカレーはうめーぜ!」パクパク
摩耶(榛名)「あ...あの!なるべく目立たないようにお願いします!」
摩耶(榛名)「普段と違う挙動だと不思議に思われるかも知れないから.....」
榛名(摩耶)「あ.....すまん....いつもの調子でつい....悪かったよ!」
摩耶(榛名)「いえ......」
榛名(摩耶)「........」
榛名(摩耶)「.....どうした?あんまり元気無いぞ?」
摩耶(榛名)「私達......ちゃんと戻れるのかなって......少し不安で......」
榛名(摩耶)「まああたしも不安が無いわけじゃないが現にあたし達が入れ替わってるんだからきっと大丈夫だろ」
榛名(摩耶)「万一戻らなかったら明石の奴をたっぷり可愛がって......いや....戻ってもあいつにはお仕置きが必要だな」
榛名(摩耶)「メシ食い終わったら人気のない場所で時間潰して.....何事もなかったように戻ればいいさ。な?」
摩耶(榛名)「.....そうですよね!ちょっと榛名深刻に考えすぎてました!」
榛名(摩耶)「それにたった2時間だし楽sy「珍しいな.....お前達が一緒に食事とは」
榛名 摩耶「?!」
榛名(摩耶)「な....長門秘書艦......」
赤城「ご一緒してもいいですか?今日は席が混んでて二人座れるところがここしかなさそうなんです」ガタッ
摩耶(榛名)「(赤城さんまで......!)」
榛名(摩耶)「い....いや〜!.....偶然バッタリ会ってな!折角だし一緒に行こうぜってことになったんだ......です!」
長門「うむ。演習や任務だけでなく日常の何気ない事によって交流を深めようとするのは大事だな」
榛名(摩耶)「(チッ.....よりによって面倒な人が来たぜ......)」
赤城「以前から高雄型と金剛型は仲が良かったですけど個人同士で会うことはあんまりなかったですよね?」
摩耶(榛名)「え....ええ!でも個人的に一緒に過ごすのもいいと思ったんで......だぜ!」ドキドキ
長門「そういえば摩耶、この前の演習で旗艦を務めた上にMVPを獲ったらしいな」
長門「場外から提督と見ていたが中々の戦いぶりだったぞ。改ニになれる日も近いかも知れんな!」
摩耶(榛名)「え.....ええ......そうで......だな......」 ドキドキ
赤城「この前金剛さんにおすそ分けしてもらったお茶菓子、加賀さんと食べたけどとっても美味しかったです!」
赤城「今度お返しにこちらも茶菓子を持ってくるので一緒に食べませんか?」
榛名(摩耶)「あ......ああ....そうだな.....大歓迎だz......です.....」ドキドキ
長門「......?どうした二人共?いつもより反応が悪いな.....」
赤城「何か良くないことでもあったんですか?」
榛名(摩耶)「い......いや!あたしは全然へっちゃらだぜ!.....です!ほらこと通り!」ガタッ
榛名(摩耶)「(ほら......お前も......!)」ヒソヒソ
摩耶(榛名)「は......はい!摩耶は大丈夫です!......だぜ!」
長門「そうか......それならいいんだが....」
赤城「何かあったらいつでも私達に相談して下さいね?」
摩耶(榛名)「え.....ええ......ありがとうございます」
榛名(摩耶)「(.......さっきは楽勝って言おうとしたけど.....)」
摩耶(榛名)「(相手の話に合わせながらお互いの振りするのって......)」
摩耶 榛名「(めっちゃ難しいッ!)」
榛名(摩耶)「(やべえ......このまま二人に話しかけられ続けたら榛名もあたしもボロが出るかも知れねえ......)」汗ダク
榛名(摩耶)「(入れ替わってることが知れ渡ったら多分おもちゃにされるッ!主に愛宕姉にッ!)」
摩耶(榛名)「」カタカタカタカタ
榛名(摩耶)「(榛名ー!しっかりしろー!緊張でスプーン持つ手が震えてるぞ!)」
摩耶(榛名)「(摩耶は......摩耶は......摩耶は大丈夫じゃないです!)」カタカタカタカタカタカタカタカタ
榛名(摩耶)「(くっそ!上手いことこの二人を切り抜ける方法は無えか?)」
長門「......そういえば.......榛名、一つお前に伝え忘れていたことがあった」
榛名(摩耶)「?!な......なんでしょう?」
長門「提督がお前に話があるそうだ....詳しいことは聞いていないが....」
長門「なんでもこの前の出撃のことについてらしい。伝えるのが遅れたな。済まない」
榛名(摩耶)「は....はい....ありがとうございます」
榛名(摩耶)「(......!待てよ.......)」
榛名(摩耶)「(.....これを上手く使えれば......!)」
榛名(摩耶)「!そういえばその用事.....次の呼び出しが出次第早く来いって提督に言われてました!それに摩耶も一緒に!」
長門「む?!そうなのか?!だとしたら本当に済まなかったな.....」
榛名(摩耶)「い.....いえ!長門秘書艦のせいじゃありません!」
榛名(摩耶)「......じゃあカレーも食べ終わったので......これにて失礼!」
榛名(摩耶)「ほら!摩耶も早く....!」 タタタ
摩耶(榛名)「!は......はい!ごちそうさまでした!」タタタ
赤城「.......行ってしまいましたね......」
長門「しかしあんなに慌てなくても.....もしかして私の態度に問題があったのか?二人の気分を害してしまったのでは......」オロオロ
赤城「大丈夫ですよ長門秘書艦、みんなを束ねる立場なんですから.....もっと自信持って下さい」ニッコリ
長門「そ....そうか.....ありがとう赤城.....('・ω・`)」シュン
ー廊下ー
榛名(摩耶)「....なんとか切り抜けたぜ......」
摩耶(榛名)「ありがとうございます.....助かりました.....」
榛名(摩耶)「しっかし提督もどうしたってんだ.....榛名を一人だけ呼び出しとは......」
榛名(摩耶)「榛名、お前なんか知ってるか?」
摩耶(榛名)「さあ.....でも何か私も忘れてるような......うーんと......」
榛名(摩耶)「まあでもそれは元に戻ってからでいいだろ。長門秘書艦を通したってことは急ぐ用でも無いみたいだし......」
ザッ
提督「おっ!榛名!奇遇だな!丁度探してたんだ!」
摩耶(榛名)「て.....提督」
提督「摩耶も一緒だったか。いま都合悪かったか?」
摩耶(榛名)「いや!そんなことないで.....ぜ!」
榛名(摩耶)「チッ.....次か次へと面倒くせえ.....」ボソッ
提督「?何か言ったか?」 キョトン
榛名(摩耶)「いえ!なんでもありません!」(榛名スマイル)
提督「まあいいか.....さて....長門から聞いていたかも知れんが.....丁度お前を呼び出してたとこなんだ」
提督「こんなところで会うとは思わなかったがな」
榛名(摩耶)「で?用事ってなんだ?」
提督「何言ってんだ?言い出しっぺはお前だぞ?」
榛名(摩耶)「はあ?」
提督「(無言の頭撫で)」
榛名(摩耶)「?!////////////////ッ!」ボンッ
摩耶(榛名)「!」
摩耶(榛名)「(入れ替わったときの驚きで忘れてたけど......今思い出したッ!)」
榛名(摩耶)「な.....何すんだいきなりッ!////////」
提督「おいおい忘れちまったのか?この前次の出撃で戦果を上げれたら」
提督「ご褒美に頭をナデナデしてほしいって言ってたじゃないか」
提督「別に俺はその程度のこといつでも出来るって言ったけど戦果を上げてからがいいって頑なに言ってたじゃないか」
榛名(摩耶)「(は.....榛名のやつそんなことを.....)」
提督「ほれ、ご褒美だ。もっと撫でてやる」ナデナデ
榛名(摩耶)「ば.....ッ! ちょっと待てって!」
提督「ん?もしかして今はそういう気分じゃなかった?嫌だったか?」
榛名(摩耶)「!......いや.....別にそこまででも.......」
提督「じゃあいいじゃん。もっと撫でさせろ」ナデナデ
榛名(摩耶)「......///////」
榛名(摩耶)「.........ったく......これじゃどっちがお願いしたのかわかんないな.....」
提督「ははは!確かに!(^O^)」ナデナデ
榛名(摩耶)「(......でも......)」
榛名(摩耶)「(たまには......こういうのも.......いいかもな........////////////)」ニコ
摩耶(榛名)「<●> <●>」
今日はこれで切ります
見てくれた方ありがとうございました
お久しぶりです。多忙で更新出来ませんでした。
今日中に終わりにします。
提督「じゃあ俺は執務室に戻るから!何かあったら来てくれ!」
榛名(摩耶)「は.....はい!」
榛名(摩耶)「........」チラッ
摩耶(榛名)「」ズーン
榛名(摩耶)「......なあ.....悪かったって榛名.....でもここで変に嫌がったらお前の立場が悪くなったかも知れないだろ?仕方なかったんだよ.....」
摩耶(榛名)「......その割には随分嬉しそうでしたよねえ?」ジロッ
榛名(摩耶)「うっ?!」
摩耶(榛名)「....だいたい摩耶さんは提督にはいつもキツめに当たってる癖にいざとなったら犬みたいに.....」
榛名(摩耶)「お....おい!ちょっと言い過ぎじゃねえか?!心外だぞ!」
摩耶(榛名)「じゃああれは演技でしかなかったんですね?!そう言い切れますね?!」
榛名(摩耶)「そ.....それは......」
〜摩耶の妄想〜
提督「ほ〜ら!よしよしよし〜」
摩耶「えへ......えへへへ.......///////」
ーーーーーーーーーーー
榛名(摩耶)「.......///////」ぽっ
摩耶(榛名)「やっぱりちょっと嬉しいんじゃないですか.......」ジッ
榛名(摩耶)「.........悪かった.....本当に....いや.....」
榛名(摩耶)「ホントすいませんでした」ペコリ
吹雪「ねえ睦月ちゃん?向こうで榛名さんが摩耶先輩にすごい勢いで謝ってるよ?」
睦月「摩耶先輩怒らせたら怖そうだからねぇ.....榛名さん何かしちゃったのかなあ.....?」
金剛「hey榛名!奇遇デスネ!こんなところで何してデース?」
愛宕「あら?榛名ちゃんと一緒なんて珍しいわねえ?」
摩耶(榛名)「(金剛お姉様.......)」
榛名(摩耶)「(ゲッ......愛宕姉まで....)」
榛名(摩耶)「ちょっとバッタリ会ったもので.....金剛......お姉様は?」
金剛「私は行きつけの雑貨屋に行こうとしてたんデース!でも愛宕にバッタリ会っちゃってネ!折角だし2人で行くことになったんですヨ!」
愛宕「私普段そういう店にはあんまり行かないから楽しみだわあ♪」
榛名(摩耶)「そ....そうか.....」
金剛「そうだ!折角デスし榛名と摩耶も一緒に行きましょうヨ!いいよネ?愛宕」
榛名 摩耶「?!」
愛宕「全然構わないわよぉ。それに人数が多い方が楽しいと思うし♪」
榛名(摩耶)「(くそっ!よりによってこんな時に!)」 汗ダク
摩耶「(榛名.....大丈夫じゃないかもです!)」 汗ダク
金剛「決まりデース!というわけで!2人共!付いてきて下さいネー!」 ガシッ
榛名(摩耶)「(くっそお!後で覚えてろよ?!金剛!)」ジタバタ
摩耶(榛名)「(これが運命ならば......受け入れます......)」ズーン
愛宕「あらあら、やっぱり四人だと賑やかねえ」
〜雑貨屋〜
金剛「oh!前から気になってたネックレスが値下がりしてマース!これは買うしかないネー!」
愛宕「折角だし私は事務用品を買い揃えようかしらぁ。最近秘書業を任せられること多いから丁度良かったわあ」
榛名(摩耶)「全く......2人共お気楽なもんだぜ......あたしらは今酷い目に遭ってるっていうのに......」
摩耶(榛名)「......まあこんな状態になってる私達の方がおかしいといえばおかしいんですけどね......」(苦笑)
榛名(摩耶)「..........(否定出来ない)」
摩耶(榛名)「それよりこんなところに来れたんですし.......折角だし色々見ていきませんか?」
榛名(摩耶)「.......まあ.....確かにそうだな.......それも悪くねえか....」
摩耶(榛名)「結構色んなものがあるんですね〜.....金剛お姉様が気に入るのも分かります」
榛名(摩耶)「あたしは逆に物が多くて目が回りそうだぜ......ところで榛名は何か買うのか?」
摩耶(榛名)「はい!前から考えてたんですが.....いつもお世話になってる提督に御礼の品を渡そうと思ってて......」
摩耶(榛名)「でもここに来るとは想定してなかったのでちょっと悩んでしまいます......」
榛名(摩耶)「別にそんなに神経質にならなくてもいいと思うぜ?よっぽど変なもんじゃない限りは大丈夫さ.....」
榛名(摩耶)「.....でも渡すなら実用的なもんが良いんじゃないか?あいつブランドとか興味なさそうだしな」
摩耶(榛名)「......随分詳しいんですね.....」ジッ
榛名(摩耶)「い......いや!たまたま雑談でそういうのが聞こえたんだよ!あははは.......」
摩耶(榛名)「決めました!このお財布にします!」
榛名(摩耶)「お〜!いいんじゃねえか?それならあいつもきっと喜ぶぜ!」
摩耶(榛名)「......摩耶さんは何か買わないんですか?」
榛名(摩耶)「今んところ欲しい物はないかな......もう少しウロウロしてるから、そっちも他の所見てきたらどうだ?」
榛名(摩耶)「あたしもうまいことお前の振りして誤魔化しとくから遠慮なく行ってきな」
摩耶(榛名)「本当ですか?!ありがとうございます!お言葉に甘えますね!」タッ
榛名(摩耶)「........」
榛名(摩耶)「.........提督への贈り物.....か.....」
ーーーーーーーー
提督「いや〜提督業も楽じゃないな〜。書類が多すぎてすぐペンがダメになっちまう」
摩耶「安物のばっか使ってるからだろ。たまにはマシなの買ったらどうだ?」
提督「忙しくてそんな気になれないんだよな〜.......摩耶が買ってくれるなら別だけど」
摩耶「誰が買うかっ!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
榛名(摩耶)「(........結局買おうかどうか悩み続けて.......ペンここまで持って来ちまった......)」スッ
榛名(摩耶)「......そういえばあいつにはいつもキツめの態度取っちまってたな.....」
榛名(摩耶)「でも.......」カチャ
榛名(摩耶)「(.......もしあたしがこれを渡したら.....あいつは喜んでくれるかな.....?)」
〜30分後〜
金剛「とっても楽しかったデース!榛名!摩耶!付き合ってくれてthank you!」
愛宕「私は先に重巡寮に戻ってるわねえ」
摩耶(榛名)「はい!じゃあまた後で!」 ノシ
摩耶(榛名)「内心少しドキドキしましたけど......結構楽しかったですね!」
榛名(摩耶)「あ......ああ.....そうだな.....」
榛名(摩耶)「(結局買っちまった......何やってんだあたし.......)」
榛名(摩耶)「(でも喜んでくれたらそれはそれで嬉しいかもな.......)」
摩耶(榛名)「......どうしました? 摩耶さん」
榛名(摩耶)「!」
榛名(摩耶)「わりい.....ボーッとしてた......なんでもねえさ......ははは.......」
榛名(摩耶)「......それにしても......やっとまだ入れ替わってから一時間半か.....時間が長く感じるぜ.....」
摩耶(榛名)「いつもなら二時間なんてあっという間ですけどね......」
榛名(摩耶)「これからどうする?また誰かに絡まれても面倒だし.....人気の少ない場所で時間潰すか?」
摩耶(榛名)「!」
摩耶(榛名)「え......ええ.....そうした方がいいと思います.......」モジモジ
榛名(摩耶)「(?榛名の様子がなんか変だ.....)」
榛名(摩耶)「.......どこか行きたい場所でもあるのか?」
摩耶(榛名)「い....いえ!摩耶は大丈夫です!」アセアセ
榛名(摩耶)「............」
榛名(摩耶)「もしかして.....提督とこに行きたいのか?」
摩耶(榛名)「!」
榛名(摩耶)「図星だな.......まっ.....そりゃそうか。折角のご褒美あたしに横取りされちまったもんな」
榛名(摩耶)「姿が戻った後で再度頼んだっておかしいし.......心残りなんだろ?」
摩耶(榛名)「でっ.......でも......そんなことしたら摩耶さんに迷惑がかかるかもしれないし......」
榛名(摩耶)「そのくらい、いいさ。それにそっちの願いを奪ったあたしにも責任あるしな。好きにしな!」
摩耶(榛名)「....!本当ですか?!ありがとうございます!摩耶さん!」パアア
榛名(摩耶)「ただ、あたしも付いていかせてくれ。あんまりにも不自然な挙動だと怪しまれるからな」
摩耶(榛名)「もちろんです!でもなるべく迷惑かけないように気をつけます!」
榛名(摩耶)「じゃ!決まりだな!早いとこ済ませよーぜ!」
摩耶(榛名)「はい!」
一旦切ります。
夜に終わらせます
こんばんは、今回で完結します。
そういえば赤城さんと長門が地味に皆勤賞だった。特別好きというわけではないけど
先週中に終わる予定だったのに無駄に長引かせてごめんなさい。
〜司令室〜
提督「.......今日の提督業終わりっ!さーてと......今日は出撃も演習もないし.....昼寝でもしようかなあ.......」
コンコン
失礼します
提督「おっ?誰だ?」
摩耶(榛名)「提督......急にごめんなさい......」ガチャ
提督「摩耶と......榛名か.....二人共どうかしたか?」
摩耶(榛名)「提督にお願いしたいことがあって.....」
提督「.......榛名は?何か用があるのか?」
榛名(摩耶)「い.....いや....私はただの付き添いだ......です......」
提督「そうか.......で?摩耶、俺にお願いってなんだ?」
摩耶(榛名)「あの......その.....こんなこと言うのも変かもしれないけど.......」
摩耶(榛名)「あ......頭を少し....撫でてくれませんか?////////」
提督「..............」
摩耶(榛名)「......て.....提督?」
提督「あ......ああ.....いいぞ、それぐらいお安い御用だ」
摩耶(榛名)「!ありがとうございます!」
榛名(摩耶)「(.......意外とすんなり行けるもんだな......あたしの体でも。今度あたしも頼んで........って何考えてんだ!////////)」カアア
摩耶(榛名)「(良かった.....特に怪しまれることもなく了承してくれました......)」
提督「..............」
提督「(無言の頭撫で)」
摩耶(榛名)「////////」
榛名(摩耶)「(嬉しそうだな榛名の奴......)」
摩耶(榛名)「(榛名......とっても幸せです......!)」
提督「..............」なでなで
提督「このぐらいでいいか?摩耶」
摩耶(榛名)「はい!十分です!ありがとうございました!」
提督「.......満足したか?」
摩耶(榛名)「ええ!お陰様で!」
提督「じゃあ今度からは問題が起こったら俺に報告するようにしろよ、『榛名』」
摩耶(榛名)「了解しました!......って.......」
摩耶 榛名 「?!」
提督「榛名、摩耶、お前ら入れ替わってんだろ?」
摩耶(榛名)「て......提督?!」
榛名(摩耶)「......どうしてそれを.....」
提督「実は俺知ってたんだよ。明石が人の体を入れ替える機械を作ってたの」
摩耶(榛名)「?!」
榛名(摩耶)「ま....まさか提督......明石とグルだったのかっ?!」
提督「おっと勘違いするなよ?俺は悪用するなと一応は警告したぞ?」
提督「でもお前たちの様子を見るに俺をからかうためにそうなったって訳じゃ無さそうだな」
提督「大方ホイホイ騙されて実験台にされたってとこか」
摩耶(榛名)「........その通りです」
榛名(摩耶)「返す言葉がねえ......」
提督「でもこういうのもたまには新鮮だけどな!気の強い榛名や礼儀正しい摩耶なんかあんまり見れないし」
榛名(摩耶)「なっ?!その言い方まるであたしがデリカシー無いみたいじゃねえか!」
摩耶(榛名)「榛名も気が弱くなんかありません!」
提督「まあそんな元気があるなら大丈夫そうだな」
摩耶(榛名)「......そういえば提督はどこで私達が入れ替わっていると気づいたんですか?」
提督「ちょっと前会った時から違和感はあったが演技が下手すぎたから今回会ってすぐ分かった」
提督「中々傑作だったぞお前たち(^O^)9m」
摩耶(榛名)「わ....私達の必死の演技が.......」
榛名(摩耶)「くっそー!結局あたしらが恥かいただけだったのかよー!」グデー
榛名(摩耶)「......明石の奴.....あたしらをこんな目に遭わせやがって......ぜってー戻ったら仕返ししてやる.....」
提督「......ああ.....それについては俺に任せてくれない?」
摩耶(榛名)「提督.....? 」
提督「さっき最高に面白い罰を思いついた。お前たちは明石に手を出すな」
提督「きっと二人にとっても笑える結末になると思うぜ」ニタア
摩耶(榛名)「......それは一体.....どんな?」
榛名(摩耶)「あたしらにも教えろよ!」
提督「OK、いいぜ」
提督「俺が考えたのは〜」ゴニョゴニョ
摩耶(榛名)「(うわあ......ゲスい.......)」
榛名(摩耶)「(明石......お前終わったな.....)」
摩耶(榛名)「そうだ!秘密もばれちゃいましたし今提督に渡しておきます!」
摩耶(榛名)「提督への日頃の感謝の気持ちです!受け取って下さい!」スッ
提督「おっ!これ財布だ!ちょうど新しいやつ欲しかったんだよ!」
摩耶(榛名)「喜んでもらえて嬉しいです!」ニッコリ
榛名(摩耶)「榛名.......」
榛名(摩耶)「(そうだ......あたしも......!折角買ったんだから....渡さなきゃ駄目だ.....!)」
榛名(摩耶)「あの.......提督.....!」
提督「ん?どうした?」
榛名(摩耶)「あの......その......こ.....これ!あたしからもプレゼント......!」スッ
摩耶(榛名)「(摩耶さん.....プレゼント買ってたんですね)」
提督「これは......ペンじゃないか.....しかもそこらにある物とは違う......」
提督「どうしてこれを?」
榛名(摩耶)「い.....言わせんなよ!あたしからも......日頃の感謝の気持ちだよ......」
提督「!なんだお前......いつもキツイと思ってたけど.....案外可愛いとこもあるじゃん.....」
提督「ありがとな!摩耶!」
榛名(摩耶)「!」
榛名(摩耶)「へへ.....どういたしまして.....」
摩耶(榛名)「摩耶さん、入れ替わってちょっと素直になりましたね」
榛名(榛名)「べ.....別に......そんなんじゃ......」
榛名(摩耶)「まあなんにせよ、プレゼントを渡したからにはお決まりのセリフを言いましょう!」
榛名(摩耶)「わ.....わかったよ.....」
提督「しっかり揃えてくれよ〜?」
榛名 摩耶「提督、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします!」
提督「こちらこそ、これからもよろしくな!」
摩耶&榛名編 完
>>249の一部にミスがありました。ごめんなさい
〜後日〜
明石「いや〜!今回も良いデータ取れました!中々面白かったですねえ!」
明石「.......しかし気掛かりですねえ.....?元に戻っても摩耶さんも榛名さんも私を怒ることなくすぐ出て行っちゃいました........」
明石「まっ!こまけえこたあいいんだよ!次のターゲットまた探しましょうかねえ」ワクワク
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨¨
明石「?!なっ何ですか?!」
明石「この凄まじい威圧感はっ.....!」
ガチャリ
明石「!」
提督「お茶でも一緒に........」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
提督「飲まないかな〜〜っ?明石?俺と久しぶりに.......」
明石「あっワタシ用事があry」
提督「いいじゃあないか!仲間なんだから」 バタン!
明石「ッ!なるほど......私に制裁を与えに来た.....ということですか....」
提督「ご名答、悪用するなと最初に忠告したにも関わらず好き勝手やってくれたからなあ〜それ相応の罰を与えに来たのさ」
明石「ふっ.....ふふふ.....」
提督「何がおかしい?」
明石「.....提督....私はこういう時の為に対侵入者用のセキュリティを工廠に設けてるんですよ。」
明石「それも深海棲艦を足止め出来るレベルのね。突破するのは大和型でも少し時間がかかります」
明石「いかに提督でも丸腰の状態でそれを凌ぎきれますかねえ?」ニヤリ
提督「ふ.....ご心配ありがとう.....だが....それはどうかな?」
明石「?!何を言って......」
提督「ヘルプ!カモン!」
ザッ
北方棲鬼「テイトク、ホッポヨンダ?」
明石「?!北方棲鬼?!なんで鎮守府に!」
提督「前線に出ないお前には知り得ないだろうがな、我が鎮守府は一部の深海棲艦と協定を築いているんだ。無益な争いをお互いに避ける為にな」
提督「今日は裏方で間宮さんを手伝って貰ってたとこだ」
明石「そんな無茶苦茶な.........」
北方棲鬼「テイトク!コウゲキシナイカラ、スキ!」
提督「というわけだ。あいつ捕まえてきて」
北方棲鬼「イエッサー!」
明石「(だ.....駄目だ....幾ら何でも鬼クラスなんて想定してないッ!)」 ガシッ
北方棲鬼「トッタドー!」
明石「やめて!私に乱暴する気でしょう?エロ同人みたいに!」
提督「よし、じゃあそいつをそこの某物質転送ポッドの中にぶち込んでくれ」
明石「?!まさか.....私への罰って.....」
提督「そうだ、お前も誰かと入れ替わってもらう」
北方棲鬼「イレタヨ!」ガチャン
明石「でっ.....でも誰と入れ替えるんですか?関係ない第三者を巻き込んじゃいますよ?!」
明石「それともほっぽちゃんを入れるつもりですか?!」
提督「いや....その必要はない.....第三者を巻き込まなければいいだけの話だからな」
明石「........まさかっ!」サー
提督「そう......俺自身が明石になることだ」
水を差すようで悪いがほっぽちゃんは姫では…?
明石「だ......駄目です!流石に男女で入れ替わるのはまずいですって!」
提督「安心しろ、ヤラシイことなんかしないから」
提督「これが説明書か....なんだ....スイッチ押すだけの簡単なお仕事じゃないか......ほっぽ!スタンバイOK?」
北方棲鬼「オーケー!」
明石「そういう問題じゃなくて!ごめんなさい提督!私が悪かったです!」
提督「今更遅いんだよお!こっちもスタンバイOKだ!やれ!ホッポ!」ガチャン
北方棲鬼「カシコマリ!」ポチッ
ギュイイイイイイイイインン
バリバリバリバリ!
提督「はーっはっはっ!」
明石「ぴぎゃああああああ!」
完
>>258
.......変換ミスに今気づきました.....ごめんなさい.....
自分のアホなミスのせいで締まらない感じになりましたがこれで終わりです。
一ヶ月半近く見ていただきありがとうございました
このSSまとめへのコメント
いいね
良SS。読んでてかなり面白かったぜ
遊戯王ネタがちょくちょく入ってるのが笑えるwww
面白い!
遊戯王ネタは笑うからやめいwww