花陽「疲れましたぁ…」ﾍﾟﾀﾝｺ

穂乃果「そうだねぇ」ﾍﾟﾀﾝｺ

ことり「2人とも頑張ったね！」

穂乃果「ことりちゃんだって同じくらいやってたでしょ。元気だね」

ことり「えへへ。楽しくなっちゃって」

花陽「アドレナリンっていうのかな？」

ことり「ことりの場合糖分かも♪」ｺﾞｿｺﾞｿ

穂乃果「お、何々？何かくれるの！？」

ことり「うっふっふー。頑張った子たちにご褒美を用意しているのです」ｼﾞｬﾝ

花陽「わー。クッキーだ。しかも色んな形してるね」

穂乃果「これペンギン？こっちは…フクロウ？」

ことり「鳥さんクッキーだよー。さっきまで冷やしておいたからもっとおいしく食べられると思うな」

花陽「うん！サクサクでおいし♡」

穂乃果「ホントにことりちゃんは料理上手だねえ。一家に一台欲しいね！」

ことり「えへへ…。みんなが喜んでくれるからつい頑張っちゃって///」

花陽「おやつカンパニーだね！」

ことり「それはもう実在してるからダメだよー（笑）」

穂乃果「でも会社を名乗れるくらいにはレパートリー豊富だよ！ことりのおやつカンパニー！」

花陽「ことり社長！」

ことり「な、何でそんなに今日は褒めてくれるのかな///　ありがとう///」

花陽「花陽、一生懸命働きます！」

穂乃果「穂乃果は一生懸命食べます！」

ことり「もー穂乃果ちゃんったらー（笑）」

ことり「今度みんなでお菓子作りしましょうか！」

穂乃果「南工場ですか！」

ことり「高坂支店でも小泉支店でもいいよ（笑）」

穂乃果「花陽ちゃんちって行ったことない！行ってみたいな！」

花陽「小泉支店でいいの？私は大丈夫！いつにしよっか？」

ことり「早速土曜日なんかどうかな？」

穂乃果「いいねいいねっ！」

花陽「分かった。準備しておくね♪」

ことり「うふふ。楽しみー」

◎土曜日

花陽「いーっぱい作ったねえ…」ｱﾊﾊ…

穂乃果「いーっぱい食べたね！」ﾈﾑｲ

ことり「作りすぎちゃったかな」ｶｴﾙﾏﾃﾞｶﾞﾏﾝﾀﾞﾖ

穂乃果「これで明日のお菓子にも困らないよ！」

花陽「明日全部食べちゃうのお！？」

ことり「それはさすがに…」

穂乃果「でもでも、ほらっ」ｱｰﾝ

花陽「あむっ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

花陽「あっ、このスイートポテトおいし♡」

穂乃果「一度食べ出したらなかなかやめられないよっ！危険！」

花陽「つい手が伸びてしまいます！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ことり「あはは…。食べてくれるのはうれしいけど、2人ともほどほどに、ね？」

2人「はーいことり社長！」

◎翌練習日

海未「…何が言いたいか、お分かりでしょうか？穂乃果、花陽」

穂乃果「…はい」

花陽「…ﾀｽｹﾃｰ」

海未「土日だけでずいっぶんと体を重くしてきたようで？」

穂乃果「花陽ちゃん…」ﾀﾞｷｯ

花陽「穂乃果ちゃん…」ﾀﾞｷｯ

海未「改めて説明してもらえますか？」ﾋﾔﾔｶ

穂乃果「あの…。おやつカンパニーが…」

海未「はい？おやつカンパニー？」

花陽「ことり社長のお菓子がおいしくてついですね…」

海未「ことり！」

ことり「ふぇええん。私はちゃんと注意したもぉん…」

穂乃果「社長助けて！」

花陽「社長！」

ことり「……社員の自己管理も社長の責任です！私が責任を取ります！」ﾊﾞｰﾝ

海未「何のことかさっぱりですが、ことりのお菓子で太ろうがそうでなかろうが痩せてもらわねば困ります。ので」ﾋﾞｯ

海未「いいと言うまで外周！」

2人「うう…」

ことり「力及ばずごめんなさい…」