まどか「鹿目探偵事務所におまかせあれ!」 (10)

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ほむら「で、まどか、相談があると言っていたけれどどんな内容だったのかしら?」

まどか「……あのね、ほむらちゃん私ね」

まどか「探偵事務所を開きたいと思うの!」

ほむら「探偵事務所?」

まどか「みんな魔法少女として頑張ってるのに私だけいつも助けられてちゃいけないと思うんだ!」

まどか「だからお願いほむらちゃん、私専用の探偵事務所を作って欲しいなって!だめ、かな……?」ウワメヅカイ

ほむら「まどか、そんな顔でおねだりしても駄目よ。何度も言ったじゃない、私達が魔法少女でもあなたが特別になる理由はないわ」

ほむら「それにあなたに探偵なんて向いていないわ。まどかは今のままの鹿目まどかでいいのよ」ニコッ

まどか「ほむらちゃん……ありがと、だけどこれは私がやってみたいことなんだ!…それに私結構推理するの得意だよ!」

ほむら「そう、ではためしに依頼してみようかしら」

まどか「いいよ!任せてほむらちゃん!!」

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ほむら「では……探し物なのだけど、何日か前に大事な物を失くしてしまったの……」

まどか「それで?」

ほむら「どこにいったのかわからないのよ、探し出してくれないかしら」ほむほむ

まどか「……ほむらちゃん、一応確認するけどさ、それって……下着だったりする?」

ほむら「!?な、何故わかったのかしら!?」

まどか「………ほむらちゃん、その探し物何処にあるかわかったよ」

ほむら「ど、どど何処にあるのかしらっ!?」

まどか「ほむらちゃんの頭だよ……」

ほむら「?……サワッ…!」

ほむら「あった…!あったわ!!まさか被っていたままだなんて!!」

ほむら「ありがとうまどか!助かったわ!」

まどか「……ほむらちゃん、それ私のパンツだよね、返してよ……昨日下着が一枚無くなったと思ったら犯人はほむらちゃんだったんだね……」

ほむら「いいえまどか、これは美樹さやかに1000円で購入したものよ。まどかの下着では決してないわ」

まどか「さやかちゃんがそんな事するわけないよ!!それな明らかに私の名前書いてあるよねっ!!『鹿目まどか』って!!」

ほむら「あらまどか、中学生にもなって下着に名前を書いているなんてかわいいわね///」

まどか「はぐらかさないでよ!明らかに私の下着じゃん!!それ窃盗だよほむらちゃん!早く返してよ!キモイよ!変態さんだよ!?」

ほむら「んっ……まどかに罵倒されるのも悪くないわねっ…!んあっ…いい匂いね///」ほむほむ

まどか「うう〜〜っ!!……はぁー、わかったよほむらちゃん、もうそれあげるから私の探偵事務所建設に協力してよ」

ほむら「何を言っているのまどか、これは本当に美樹さやかに買い取ったのよ」

まどか「…もういいよその話は、それよりも探偵を出来るスペースでもいいからどうにかならないかな」

ほむら「……あなたの家では駄目なのかしら?そこそこ大きいじゃない」

まどか「パパとママがいるからダメだよ〜」

ほむら「では、巴マミの家では駄目なの?」

まどか「マミさんとこには行ってみたけどマミさん最近お金に困ってるらしくてとてもじゃないけどいつもは悪いよー」

ほむら「では美樹さやかの家は?あそこなら佐倉杏子も居るじゃない」

まどか「さやかちゃんとこは駄目だよ、最近さやかちゃん杏子ちゃんと一緒に何処かに出掛けてるんだもん」

すいません寝落ちしてました。


まどか「それにこの話を持ちかけたらさやかちゃん物凄い形相で絶対に家には入るなって言われたの……何でだろう」グスッ

ほむら「美樹さやか、まどかを泣かせるなんて許せないわ、もちろん泣いているまどかもかわいいけれど…許せないわ!!」キッ

まどか「私はほむらちゃんが頭に堂々と私のパンツを被ってたのが許せないけどね」

QB「話しは聞かせてもらったよ!」スッ

まどか「きゅうべぇ!?どうしてここに…?」

ほむら「離れてまどか!こいつは汚らわしい淫獣よッ!!」

QB「その格好でどっちが淫獣なんだろうね」

まどか「ほむらちゃんいい加減それ頭から外してよ、ってか返してよ……」

ほむら「いやよ!これは私が買ったのだから!!離さないィィィィィィィィッッッ!!」

QB「そんな二人にとってもいい案があるよ」

ほむら「黙りなさい、あなたに教えて貰うまでもないわ」ファサッ

QB「そうかい?とても君に魅力的な考えだと思うんだけどね」」

まどか「一体何なのQB?」

QB「簡単な話さ暁美ほむら、君の家をまどかの探偵事務所にしたらいいじゃないか」きゅっぷい

ほむら「!!わ、私の家にまどかがっ!?///」

まどか「えー怖いよ私」

QB「いいじゃないかまどか、君は探偵をやる所が欲しかったんだろ?

まどか「そうだけど……こんな人の家なんて怖いよ私…」

QB「それにまどかに探偵事務所のスペースを提供すればその下着は暁美ほむら、永遠に君のものだ」

ほむら「確かに!ふんっ…インキュベーターにしてはなかなかいい考えじゃない」

まどか「いや私にとっては何一ついい考えじゃないよ」

ほむら「大丈夫よまどか!!なんなら私がまどかの助手をやっても構わないわ!!」

まどか「えっ!?本当に!?いいのほむらちゃん?」

ほむら「ええ構わないわ、まどかの助手なら雑用でもまどかの耳そうじでも何でもしてあげるわ!!」

QB「じゃあ決まりだね!じゃあ僕と契約して魔法s」パァーン!!

ほむら「あまり調子に乗らない事ねインキュベーター」スッ

QB「……」

まどか「QB……」

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