出木杉「年賀状の筆跡と照らし合わせよう!」
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出木杉「こ・・・これはのび太君の筆跡だ・・・」
静香「の、のび太さんが・・・」
出木杉「のび太君と話しをしに行こう」
~のび太家~
出木杉「~~~という事だから、反省してもうしないって約束するなら僕たちは許すよ」
のび太「ごめん。もうしないよー」泣
出木杉「うん、分かったよ。君が分かってくれたなら。静香君も、許してくれるよね?」
静香「ええ」
~空き地~
ジャイアン「のび太が出木杉と静香ちゃんに嫌がらせしてたんだぜ!」
スネ夫「やばくない!?どうビッグニュースでしょ!?」
クラスメイト「うわ、まじかよー」
クラスメイト「あいつクズだな」
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のび太「おはよー」
教室「・・・」シーン
のび太(おかしいな・・・。いつもなら1人か2人は返事を返してくれるのに・・・)
のび太(座ろっと・・・。あれ・・・、隣の机のスペースが開いてた。詰めるか)ガラガラ
女子「・・・」ガラガラ
のび太(え・・・、なんで?机をずらして間隔を開けられた・・・)
のび太「静香ちゃん、おはよー。昨日のテレビ見た?」
静香「・・・」
のび太(うそ・・・。静香ちゃんが無視!?昨日の事だからまだ怒ってるのかな?しょうがない。ジャイアン達と話そう)
のび太「ジャイアン、スネ夫!昨日のごろごろコミック読んだ」
ジャイアン「お・・・おう。よ、読んだ」
スネ夫「の・・・のび太、悪い。ちょっと僕たちは、ええと・・・その・・・ぷ、プリントを提出しに職員室へ行くよ!」
ジャイアン「そ、そうだ!悪いなのび太!」
のび太(変だな・・・)
~授業中~
先生「で、あるからして、こうなります」
のび太(眠いなー)
誰か「・・・・・・・・・死ね」ぼそっ
のび太(!?聞き間違いかな?まあいいや)
コツン
のび太(ん?ケシカスを当てられた。さてはイタズラだな)
のび太(後ろに人たちはみんな問題をといてる)
のび太「・・・」コツン
のび太(あれ・・・?またケシカス)
コツン
のび太(まただ!一体なんなんだよ!?)
~放課後~
のび太(さて・・・。帰ろう。今日は皆がおかしかったな・・・)
~校門~
ジャイアン「おうのび太!スネ夫の家で遊ぼうぜ!」
スネ夫「特別にラジコン使わせてやるんだ!ありがたく思えよ!」
のび太「うん!行くよ!」
のび太(思い違いだったんだ!ジャイアンとスネ夫はいつも通りだ)
ジャイアン「のび太が行ったな。許してくれよ、のび太」
スネ夫「せめてこの位はしないと、のび太には悪い事してしまったからな」
ジャイアン「ああ。俺達は・・・」
クラスメイト「あれ~?ジャイアンとスネ夫じゃないか」
ジャイアン「お、おう、お前等」
クラスメイト「のび太なんか遊びに誘ってどうしたんだい?」
ジャイアン「い、いや、そんな事は言ってねえよ」
スネ夫「そ、そうなんだ!ただ、調子に乗るなって釘をさしておいたんだよ」
クラスメイト「そうか。今日は野球をやろう。別にのび太と遊ぶわけじゃないから。ジャイアンたちも野球するよね?」
ジャイアン「・・・ああ」
ジャイアン(すまないのび太。許してくれ・・・っ!)
のび太「すいませーん、スネ夫いませんか?」
スネママ「すねちゃまはどこかへどこかへでかけてざますわよ」
のび太「そうですか。ありがとうございます」
~家~
のび太(あの後ジャイアンとスネ夫を捜したけど見つからなかった。どこ行ったんだろう)
ドラえもん「のび太君元気ないね」
のび太「そう?別に普通だよ」
ドラえもん「・・・」
のびママ「こんなに残すの?もったいない」
のび太「お菓子を食べてて、もうお腹一杯なんだよ」
のびママ「もう。だからご飯の前にはおやつは食べちゃ駄目って言ってるじゃない!」
~翌日~
のび太(また無視か・・・。あれ?机に手紙が・・)
手紙[死ね。ゴミ。人間のくず。出木杉と静香に対し嫉妬。そして日記に落書き。ゴミのする事。
生きる価値がない。そのまま消えろ]
のび太(!!??)ガタッ
ダダダッ
クラスメイト「のび太がでていっちまいやがった」
クラスメイト「もともと根性も悪いからなのび太は。この程度で帰るなんて」
~崖~
のび太「僕はいじめられているのか・・・。このまま永遠にいじめられるならいっそ・・・」
のび太(さようなら、みんな)
先生「た・・・大変だ!!野比が崖で死体になって見つかったらしい!!」
先生「詳しい事は分からない!夕方、葬式がある。出席してくれ。それまでは家に帰っておくように」
クラスメイト「・・・まじ・・・なのか?」
クラスメイト「俺たちの・・・せい・・・?」
静香「そんな・・・」
スネ夫「のび太・・・」
ジャイアン「くそぅ!!すまねえ!のび太!」
人がいじめをしている。しかし、いじめをさせるのは人とは限らない。例えば、空気。
空気が人にいじめをさせる。
悪い奴を許せないという空気が生まれる。すると、悪い奴に対するいじめに加担しなければ自分がいじめの対象となる、と思い込むようになる。
後ろ指を差される事に恐れをなし、いじめをする。空気は人を支配し絶対的な存在となる。
いじめに中心核などいるのか?いる。しかし、中心核の人物も後ろ指を差される事を恐れている。
ここで、いじめをやめようと言う者が現れたならまた少し違った未来になるのだろう。
終わりです。
題名を忘れた小説をモデルにさせて貰いました。
ヒャッホー!
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