先輩「男くぅ~ん!」男「僕はここですよ」(111)
男「どうしたんですか、先輩」
先輩「男くんがねぇ、なかなかこないからねぇ、えぐっ、先に帰っちゃったのかなってね、えぐっ、思ってね」シクシク
男「そんなことしませんよ。貴女に会うために学校に来てるようなものですから」
先輩「ホント? 私もだよ! わぁい!!」パァァ
男「よしよし。(可愛いなぁ)」ナデナデ
男「ここは我々の通っている学校の文学部である」
男「こちらにいらっしゃる麗しき女性こそ、文学部部長であり、さらに」
先輩「ん? 何話てんの? 男くんは私のこと以外考えちゃダメ~だよ?」プンプン
先輩「だってぇ、私は男くんの彼女さんなんだもんね~///」
男「分かってますよ」
男(僕の最も大切な人だ)
先輩「あむっ。もくもくもくもく」
男「・・・・・・」
先輩「もくもく・・・、ふぅ。あ~むっ、しゃくしゃく」
男「・・・・・・・・・」
先輩「ごくごくごく・・・。んっ、はぁ、はぁ」
男「・・・・・・・・・・・・
」
先輩「あくっ、んあっ、あふぅ・・・。もぐもぐ」
男「いつまで弁当食べてるんですか。もう五時ですよ」
先輩「だってっ、今日は、いつもより、たくさん、作っちゃったんだもん。残したらもったいないでしょ?」
男「だったら残ったのは僕にください。どっちみち先輩だけじゃあ食べきれないでしょう?」
先輩「もぐもぐ・・・。ふぇ? 男くん、食べたいの? いいよ。」
そう言うと、先輩は僕の首に腕を回し、先輩の顔に僕の顔を近づける。そして、
ふたつの唇が重なる。
先輩の口の中から、何か生暖かい物が送られてくる。先ほどまで先輩が味わっていた米だろう。よく噛まれていて、米特有の甘みが出ていた。そこに、先輩の唾液のほのかな甘みが絶妙に絡み合い、僕の口内には甘美な刺激が広がる。
先輩「全部食べれる?」
男「こくこく///」
先輩「はい、あーん・・・」
男「じゃなくて、さっきの奴、もっとください///」
先輩「さっきの? もうっ、男くんは甘えん坊さんだなっ!」
先輩が、弁当の具材を自らの口に運ぶ。そして、丁寧に噛んでいる。時折、口の中をもごもごと動かしている。恐らく、食べ物に舌を絡ませ、唾液をより多く纏わせようとしているのだろう。
再び、口づけをする。今度はこちらから舌を入れる。
先輩の口の中、暖かい。気持ちがいい。なんだか不思議な気分になる。
先輩の口の中の奥の方にまで舌を送る。歯茎にまで舌を這わせる。今度はハンバーグのようだ。恐らくただの冷凍食品だろうが、先輩の口中に入ることで、こんなにもとろけそうになる。巧みに舌を操り、余すところなく堪能する。
先輩「えへへ・・・。美味しい?」
男「・・・はい」
翌朝
昨日は結局あんなことをしていたら部活時間が終わってしまった。
先輩「おとこくぅん! おっはよ~」
部屋のカーテンを開け、外を見ると、もうすでに先輩が迎えに来ていた。
男「お早う御座います、先輩。いつも早起きですね」
先輩「えっへへ~。だって少しでも早く男くんに会いたいからね」
すっかり先輩の呼ぶ声で目覚めるのが習慣になってしまった。
男「たまにはこっちから迎えに行きたいんだけど、朝はどうもなぁ」
朝食を食べて。歯を磨いて。
服を着替えて。鞄をもって。
男「お待たせしました」
先輩「もぉ~、遅いぞっ!」
昼
友「おい、男! たまには俺と弁当食おうぜ」
男「遠慮しとくよ」
タッタッタッタッ
先輩「男く~ん! 一緒にお弁当たべよ~」
男「いいですよ。」
友「なんだよ男のヤツ、彼女が出来てからいつもいつもベッタリくっついて、俺には愛想悪くなっちまって・・・」
委員長「・・・・・・」
放課後
委員長「ねぇ、男くん」
男「・・・・・・」
委員長「ちょっと! 無視しないでよ!」
男「・・・何か用ですか?」
委員長「あなたねぇ! いつまでそうしているつもり? せっかくみんなが声をかけてあげてるのに何その態度! みんなとなかよくなりたくないの?」
男「そうですよ」
委員長「そんなワケないでしょ!」
男「勝手に決めつけないで下さいよ。僕はみんなとワイワイやるのは嫌いなんです。」
男「それに、僕に関わろうとすると痛い目に遭いますよ」
委員長「ハァ!? なにそれ! 中二病? かっこよくないわよキモイだけよそんなの!」
男「いや、そうじゃなくて。鼻が利くから」
刹那、委員長がふっとんだ。先輩が駆けつけ、委員長を殴りとばしたのだ。僕は予想していたため、別段驚くことはない。
先輩「なによあんた! 男くんに手をだすな! 男くんは私のものなの他のヤツは男くんになにもしちゃだめなの必須事項なの世界の摂理なのこの世の真理なのそれなのにそれなのに下民の分際でぇええぇええ! おとこくんにいぃぃうぃ! 手ぇを出すなああぁあぁぁぁあ!!」
委員長「いきなりなによ! 私は男君に手を出してなんか」
先輩「うるさいうるさいうるさいうるさいいぃぃ! その汚い声を男くんに聞かせるなぁ! 何が手を出してないよ私の男くんに話しかけてたじゃないかぁあ! 私の男くんに私以外が話しかけるのはそもそもこの国では禁止なのよ重罪なのよあなたは死刑囚となりましたおめでとう私が殺してあげるわよ!」
転がった委員長の顔を先輩が蹴り飛ばす。これはさすがにまずい。
男「先輩、ストップストップ。それはさすがにちょっとまずい」
先輩「何よ男くんまでこいつの味方するのわたしを裏切るの見捨てるのどうしてどうしてどうして?」
男「そうじゃなくて、もしそいつに大怪我負わせたら僕たちが会うのも容易じゃなくなるかも。僕は言われた通り貴女の事しか考えてませんよ。世界一愛してます。世界より大切です。だからとりあえずそいつに攻撃するのをやめてください」
先輩「はいっ、やめます!」
ザワザワ
男「なんだか騒がしくなってきたなぁ」
教師「おい! なにしてんだ!」
先輩「この雌が私の男くんを汚すから男くんを守っただけです」
教師「あぁ!? 委員長! お前なんかしたのか?」
委員長「え!? わ、私なにもしてません!」
教師「とりあえずお前等こっちに来い!」
先輩「なによー。私たちなにも悪くないのに~。ね? 男くん」
男「まったくですね」
委員長「ハァ、何でこんな目に・・・。生徒指導室に呼び出されたのなんて初めてだよぅ・・・」
教師「おまえら、なにがあった?」
先輩「だから、この屑がわるいとさっきも・・・」
委員長「わたし! な、なにも悪いことしてませんよ!?」
男「僕は委員長が悪いに一票。社会主義的に真犯人は委員長です」
教師(こいつら全然話通じねぇ)
教師「とりあえず先輩はもっと綺麗な言葉遣いしなさい」
教師(どうみても委員長は被害者だしなぁ)
教師「おまえらここで待ってろ」
男「はい」
委員長「あ、はい・・・・・・」
先輩「・・・・・・」
五分後
先輩「あいつおそいね~」
男「そうですね」
委員長(この女のせいで)
15分後
先輩「あはははは~! 男くん二の腕むにむに~! もっと運動しなきゃ~」イチャイチャ
男「あっ、ちょ、やめてください///」イチャイチャ
委員長(男くん・・・・・・)
男「先輩って髪長くてきれいですね」イチャイチャ
先輩「えへへ~。欲しかったらあげるよ?」イチャイチャ
男「いえ、こうして撫でているのが一番です」イチャイチャ
委員長(男くぅうん・・・)(泣
教師「男、委員長! 今日のところは帰れ!」
男「はい」
委員長「え? もういいの?」
先輩「やっと帰れるねっ。男くぅん!」
教師「いや、お前はここに残れ。話がある」
先輩「・・・」ムッ
男「部室で待ってますよ」
委員長「あのさ、男君。あんなの何処がいいの? あんなのより私の方が問題とかも起こさないし・・・」
男「まだ性懲りもなく僕に話しかけるんですか?」
委員長「!? ・・・・・・それだっておかしいよ! 私だったらそんな風に束縛しないし」
男「世の中には束縛されて愛されてると感じる人間もいるってこと、覚えておいてください」
男「ではこれで。部室で先輩を待たないといけないんで」
男「それと、先輩をあんなのよばわりしないでください」スタスタ
委員長「あ! ちょっと! ・・・男君・・・・・・」
45分後
先輩「男く~ん。おまたせ~」
男「あ、お疲れさまです。遅かったですね」
先輩「ホントだよ~。あいつどうでもいい話をいつまでもするから」
先輩「男くんが愛しくなっちゃった(はぁと」
先輩が僕に上から重なってくる。指を絡ませながら、軽く口づけを交わす。
放課後。部室には恋人と二人きり。窓の外は既に日が落ち始め、夕日がカーテンから差し込む。
先輩「ね? 男くん・・・・・・ しよっ?」
先輩の顔は、夕日のせいか、それとも自前のものか、ほのかに赤みを帯びていた。
男「え? えっと・・・・・・ ここ学校ですよ?」
先輩「ムードでるでしょ? 放課後の学校って」
男「先輩ってそんなこと言い出すキャラでしたっけ?」
先輩「もうっ! 私だって女の子だよ! ムードくらい気にするって」
先輩「まぁホントは、さっきまで他の男の話を聞くことを強要されてたから、今すぐ男くんを感じたいだけなんだけどね」
先輩「えへっ」
男「そんなこと言われたら断れないじゃないですか」
先輩「初めから断る気なんて無いくせにぃ~。照れちゃってぇ、かわいぃなぁ男くんは」
男「可愛いのは先輩のほうですよ」ぼそっ
先輩「ん? なんか言った?」
男「! いいえ何も」
>>30間違えた
夕日がカーテンからじゃなくてカーテンの隙間から
先輩は今も僕に覆いかぶさるようにしている。
この姿勢のまま先輩と見つめ合う。自然とキスをしてしまう。今度は、先ほどよりも濃厚な、キス。
先輩の舌が入ってくる。どうして先輩の舌はこんなにも柔らかくて甘いんだろう。
先輩「ん、ふ、男くんて、ホントに、キスが、好きだね・・・」
男「僕が好きなのは、先輩、です!」がばっ
先輩「うわっ、あわわ」
先輩「うっひゃ~・・・ 男くんったら、男らしい・・・・・・」
男「やっぱり、こういうのは男がリードしなきゃ駄目でしょう?」
キスをする。何度でも、いつまでも、キスをしていたい。それほどに、甘い。
深くキスをしながら、先輩の胸に手を伸ばす。
片手で包み込めるような小振りな胸だが、とても柔らかい。
先輩「んっ、ふぅ」
先輩が可愛らしい吐息を漏らす。愛しい、どこまでも。
時々乳頭に指をかすめるようにしながら、優しく、優しく、撫で回す。先輩の形を、より詳しく知るために。
男「脱がしますよ」
先輩「・・・・・・うん」
制服を、まずは上だけ脱がす。可愛らしいフリルが付いたブラジャー、小さなへそ、スベスベと触り心地のいい肌、それらが全て露わになる。
そして、次は下の方を・・・・・・
先輩「ん? どうしたの?」
男「先輩、今日は下着だけ先に脱がしていいですか?」
先輩「え? いいけど。男くんって着エロの趣味あった?」
男「いえ、特には。ほんの思いつきですよ」
そう言いながら、スカートをめくる。
先輩「ここを見られるときって、なんだかいつもゾクゾクする」
男「ゾクゾク、ですか? 僕はドキドキですけど」
先輩「まぁドキドキもするんだけどね・・・・・・」
下着を見ると、こちらもフリルの付いたピンク。
男「上とお揃いですね」
先輩「えへへ、可愛いでしょ?」
そう言いながらはにかむ。
パンツは既に少し湿っていた。
男「もう濡れてますよ、先輩」
先輩「や、ん、見ないで・・・ 恥ずかしい」
こうしていると、先ほど委員長を蹴っとばしたりして暴れていた人間には見えない。まぁ、あの時の行動も、僕を愛するがためだと思うと、嬉しい。つい顔がにやけてしまう。突然にやけだしたら気味悪がられると思って、スカートの中に潜り込んだ。こうしていれば顔は見られないだろう。
先輩「わわっ! いきなりそんなところに潜り込まないでよ。恥ずかしいから・・・」
突然、太股に顔を挟まれた。柔らかい。このスカートの中はとてもいい香りがする。
男「もう僕ここにすみたいです」
先輩「えっ、ちょっ、ちょっと!? なに言ってんの!?」
しまった、声に出してしまった。
先輩は、太股に入れる力を強めた。しかも、スカートの上から僕の頭を押さえ込んでくる。おかげで、先輩の一番恥ずかしいところに顔が近づく。
男「先輩。さっきから恥ずかしがっているところ恐縮ですが、どんどん恥ずかしい状況になってます」
スカートの中から会話というのもなんだか滑稽だ。
先輩「ん、だ、だって、恥ずかしいけど、見て欲しいんだもん・・・・・・」
男「なんだ、露出狂でしたか」
先輩「ち、違うもん!! 見て欲しいのは男くんだけなんだからね、ばかぁ!」
いきなり先輩が僕の体を引っ張る。そのせいで、バランスを崩した。
男「おわっぷ!」
先輩「!?」
顔が先輩の秘部に不時着した。いや、目的地に到着したのだから不時着とは言わないか?
とにかく、こうなったらパンツをずらしてなめるしかない。ぺろ。
先輩「うひゃ!?」
突然なめられてびっくりしたらしい。振動が伝わってきた。かまわずなめつづける。
先輩「あっ、んぁ、ん、はぁ、あふぅ」
息が荒い。気持ちいいのだろうか。
男「気持ちいいですか?」
先輩「はぁ、はぁ、・・・・・・うん」
ここは、口の中とは違う味。口の中は暖かくて甘い。だけど、ここは、苦かったり、しょっぱかったりする。なのに、興奮は止まらない。舌は、構わずなめ続ける。
先輩って、不思議な味。場所によって、いろんな味がする。どんな食べ物にも例えることは不可能な、世界に一つだけの、この世で僕のためだけの、とっても美味しい果実。
エロの書き方が分からない
先輩「あぁ、っは、ん」
先輩「んん~~!!」
ビクビクッと体を震わせる先輩。見ると、表情がトロンとしていた。
男「早いですよ。もうイっちゃったんですか?」
先輩「はぁはぁ、だってぇ・・・・・・」
先輩「気持ち良かったんだもん」
男「先輩は早漏ですね」
先輩「はぁ、お、女でも、早漏っていうの?」
男「さぁ? 早く漏れてるんだから早漏なんじゃないですか?」
先輩「そうなの・・・?」
先輩「男くんもそろそろ欲しいんじゃない?」サスッ
男「!」ビクッ
ズボン越しに、僕の肉棒をさする。
男「ん・・・あっ」
先端を摘むようにして軽く触れる。それだけでも、刺激が伝わってくる。
男「・・・! ・・・・・!!」
先輩が手を動かすたび、反応してしまう。
先輩「ふふっ。男くんだって敏感じゃない」
男「早漏じゃ、ん、無いですよ・・・」
先輩「あ~。言ったな~!」
ズボンと下着をまとめておろされた。
先輩「あいかわらず、可愛い顔してるのにこっちは凄いのね・・・」
先輩が優しく握ってくる。先輩の手、とても柔らかい。
先輩「わぁお、もうガチガチ」
先輩「それに、熱い」パクッ
男「!」ビクッ
男「ちょっと・・・いきなりくわえないでつださい」
先輩「んん? ひやらっは?(嫌だった?)」
男「嫌じゃ・・・ないですけど・・・・・・」
舌を巧みに操ってなめ回す。周りを囲むようにしたり、先端を執拗に攻められる。頭を前後させて、強烈な刺激を与えられる。
男「うっ、あぁ・・・」ドピュッ
先輩「んを! なにもうイってんのよ」
先輩「結局君も早漏じゃない」
男「ち、違いますよ! たまってただけです」
先輩「ふ~ん」ゴクッ
先輩「じゃあ、もう一回イけるね?」
男「望むところです」
スカートをめくりあげる。そういえば、スカートははかせたままだったな。全裸の上にスカートだけまとっている先輩は、なんだかいつもと違っているようにみえた。
布一枚で印象が変わるって不思議
男「いれますよ」
先輩「ばっちこい」
先輩「んっ」
もうかなりヌルヌルになっていて、いれるのに特に抵抗は無かった。
そういえば、何度も性行為を同じ相手と繰り返すと、形があってくると聞いたことがある。
・・・僕だけの、先輩だ。
男「せんぱい、大好きです」
先輩「ん? 私もだよ? えへ、両想いだね!」
にこっ。満面の笑みを浮かべる。その笑顔を見るために生まれたのだと、心から思う。
本当、愛してる!
腰緩やかに動かす。
先輩「あっ、あっ、あっ、あっ」
男「先輩、せんぱいぃ」
今、僕と先輩は一つになっている。その事実が、僕をより熱くする。動きが、自然、速くなる。
先輩「っひゃ! んぁぁ、あっ」
先輩「あんっ、あっあっあっ」
先輩「はぅぅ」
男「せ、んぱ、ぃ、僕、もう」
先輩「あぅ、んあっ、な、中に出して・・・、あっ」
男「も、もぅ限界、です!」ドビュッ
先輩「んん~~~~~」ドピュドピュッ
先輩「あはは、ついに中にやっちゃったね」
男「妊娠とか大丈夫でしょうか?」
先輩「さあね~。ま、大丈夫じゃない?」
男「楽観的ですね」
先輩「だめ?」
男「いえ、ポジティブで素敵だと思います」
先輩「そういえばね~、明日から朝起こしに行けない」
男「? どうしてです?」
先輩「さっきね、言われちゃった。自宅謹慎だって」
男「」
先輩「そういえば、明日から起こしに行けない」
男「? どうしてです?」
先輩「なんかね~、自宅謹慎しろー、だってさ」
男「」
>>55は無視してください
男「えっ、謹慎?」
先輩「うん。元はといえば委員長が悪いのにねー」
男「まぁ、派手に暴れたのは先輩ですからね・・・」
翌日 学校
男(先輩がいないとつまんないなぁ)
男「ハァ」
更に翌日 先輩宅前
男「ぽちっとな」ピンポーン
先輩「おとこくーーん!! 寂しかったよーー!」ガチャ
先輩「学校はどうしたの?」
男「先輩に会いたくてサボっちゃいました」
男「僕も寂しかったです」ギュッ
先輩「えへへ~」
先輩「もう毎日サボっちゃう?」
男「それもいいですね」
男「むしろそうしないと死にそうです」
先輩「だよね~。私、一時間に一回は君の顔を見ないと生きてけない自信があるよ」
男「昨日は会わなかったじゃないですか」
先輩「そうなの、だからもう栄養失調でふらふら~」
先輩「ささっ、とにかく上がって」
先輩「あ、そうだ! 朝ご飯はたべた?」
男「一応パンはかじってきましたけど、もうすぐお昼なんでお腹空いてきました」
先輩「じゃあじゃあ! 私がご飯作ってあげるね!」
男「いいんですか?」
男「それじゃあお願いします」
先輩「むっふっふ~」
先輩「期待して待っていなさい」
先輩「えっへん!」
男「エプロン姿可愛いです」
先輩「え? そお? わーい!」
男「ピンク好きなんですね。昨日のパンツしかり」
先輩「ば、ぱんつは関係ないやい!」
先輩「うぅ~」
先輩「男くんが変なこと言うから、エプロン見られてるのになんかパンツ見られてるみたいになってきたじゃないかぁ」
男「あ、そういうのは恥ずかしいんだ」
先輩「わたしだって女の子だぞ! 花も恥じらう乙女だぞ!」
男「まあまあ」
男「それで、何を作ってくれるんですか?」
先輩「ひ・み・つ」
先輩「さぷら~いず! だよ男くん」
男「オムライスですか」
先輩「!! なぜ分かった」
先輩「男くんエスパー?」
男「用意してる具材でわかりますよ」
先輩「探偵のほうだったか・・・・」
男「犯人は、いつも一人」
男「謎はとべてすけた」
先輩「男くん探偵もの少年マンガしか読んだこと無いでしょ」
先輩「文学部なんだからもっといろいろ読まないと」
男「僕が本読んでると『本なんか読んでないで私に構って~』って抱きついてくるのに」
先輩「えへへ」
男「それと、文学部という設定を覚えている人はいるのでしょうか」
先輩「? なんの話?」
男「なんでしょう・・・? なんだかメタい電波が」
先輩「ふんふんふ~ん」トントン
男「包丁の扱い巧いですね」
先輩「ん~、そう?」
男「ええ」
男「さて、先輩が料理をしている間に、先輩について説明しておこう」
男「先輩は今一人暮らしだ」
男「父親が飲んだくれでろくに仕事をせず、突然暴れ出すような奴で、それに耐えかねた母親が父親を殺してしまったらしい」
男「その後母親は自殺。いまは叔母から資金援助を受けている」
男「ちなみに僕も、小さいときに両親を交通事故で亡くしている」
男「似た境遇だったから惹かれ合ったのかもしれない」
先輩「おっまたせ~」
男「わぉ。『男love』って大量にケチャップで書いてある」
男「嬉しい」
先輩「喜んでもらえたかな?」
男「はい、とても」
男「いただきます」
先輩「はいどうぞ」
男「おいしいです」
男「卵なんてもうふわっふわですね」
先輩「えへへ~」
先輩「男くんのために練習したんだ~」
男「これならプロにも勝てるんじゃないですか?」
先輩「わたしは男くんのためにしか作らないよ」
先輩「それに、調味料も男くん専用だしね」
男「その心は」
先輩「私の愛と涎」
男「わお」
男「御馳走様でした」
先輩「お粗末様でした」
先輩「この後なにする?」
男「とりあえず・・・・・・」ギュッ
男「昨日の分まで、先輩を堪能したいです」
先輩「私も私も~」ムギュ~
先輩「男くん・・・」
先輩「今日泊まっていかない?」
男「え? いいんですか?」
男「よろこんで」
男「あっ、でも下着が無い」
先輩「私のを貸してあげるよ」
先輩「もちろん下着も」
男「」ドキドキドキドキ
~数時間に渡るイチャつきタイム~
男「もう夜か」
先輩「えっ? あ、ホントだいつの間に」
先輩「そろそろお風呂に入らなきゃ」
男「どっちから入ります?(出来れば先輩の残り湯に入りたいな~)」
先輩「一緒に入ろっ?」
男「!!!」
先輩「何おどろいてんの?」
先輩「いつももっとエッチなことしてるじゃない」
男「そうですけど、それとこれとは話が別というか・・・・・・」
男「本当に一緒に入ってしまった」
先輩「男くん、背中洗ってあげるね」
男「あ、はい・・・」
先輩「よいしょ、よいしょ」ゴシゴシ
先輩「男くんは背中もかっこいいな~」ゴシゴシ
先輩「次は前だね。えいっ!」
男(! 柔らかいものが背中に!)
男(胸が背中に当たることってないからなぁ。そんなプレイしないし)
男(なんか新鮮で緊張する)
展開がベタ過ぎる気がするんだけど、需要ある?
先輩「男くんあったか~い」ギュッ
男「」ドキドキドキドキ
先輩「流すよ~」ジャー
男「」スッキリ!
先輩「男くん綺麗になったね」
先輩(背中おっきいなぁ)
先輩「がぶっ」カミツキッ!
男「いだっ!」
先輩「あむあむ」ガジガジ
男「あだだだだだ」
先輩「ふぅ、いいお湯でしたー」
男「い、一体何が起きたんだ?」
先輩「>>1がエロ展開にしようとしたけど、途中でありがち過ぎると思ったから私のガジガシで乗り切ったんだって」
先輩「あれ」
先輩「何これ」
男「また電波を受信しましたね」
先輩「みてみて~!」
男「あら可愛い」
先輩「えへへ~。このパジャマついこの間買ったんだ」
先輩「似合う?」
男「ええ、それはとても」
男「それにしてもまたピンクとは」
男「本当にピンクが好きなんですね」
先輩「パ、パンツは関係ないやい!」
男「まだなにも言ってませんよ」
男「さて、寝ますか」
先輩「わが家には、シングルベッドがお一つあるだけぞよ」
男「ということは・・・」
男・先輩「密着して寝るしかありませんね」
男「いえー」
先輩「息ぴったりー」
男「おれたちー」
先輩「ばかっぷるー」
男「なんだこのテンション」
on the bed
先輩「がじがじがじがじがじがじ」ガジガジガジガジ
男「あだだだだだだだだ鎖骨重点的にあだだだだだだ」
男「でも、不思議と嫌じゃない」
先輩「男くぅ~ん! 好き好き大好き~」ムギュ~あんどガジガジ
男「あだだだ僕も愛してますけどあだだだだ先輩それはまったんですかあだだだ」
先輩「だって~男くんすっごく美味しいんだもの~」ガジガシ
男「あだだだだだだだ」
男「いや~、とても充実した自宅謹慎だった」
先輩「あっ、そうだ謹慎・・・」
先輩「私がいないあいだに男くんが委員長に毒される・・・」ウルッ
男「えっ、ちょ」
先輩「ねぇ男くん・・・」
先輩「学校行っちゃうの・・・?」
男「え? いや、まぁ、行きたくないですけど、全く行かないわけには・・・」
先輩「お、男くんが、私の側から離れちゃう・・・」ボロボロ
男「え、え?」
男「だっ、大丈夫です」
男「僕はずっと貴女のすぐ側にいます」
先輩「すぐそば・・・?」ひっく
男「はいっ! それはもう本当にすぐ側に」
先輩「男く~ん!!」だきつきっ
男「すぅすぅ」
先輩「ねちゃってる」
先輩「ふふっ。可愛い」
先輩(すぐそばかぁ)
先輩(でも、やっぱりずっと学校を休むのは無理だよね)
先輩(男くん格好いいから、きっともてるんだろうなぁ)
先輩(私がいない間に、委員長が、他の女も、男にだって)
先輩(なにされるんだろう)
先輩(もっと男くんの側にいたい・・・)
先輩(永遠に離れたくない・・・・・・)
翌朝
男「ふあぁ、よく寝た」
男「って、あれ?」
先輩「あ、男くん。おっはよ~」
男「なんで僕縛られてるんですか?」
先輩「永遠の愛の形よ」
男「とりあえず、寝起きに体が動かないのは結構辛いです」
男「あとなんで亀甲縛り?」
先輩「そのほうが可愛いかなーと思って」
先輩「そのままじゃ動けちゃうから更に上から縛って二度手間だったけど」
先輩「私たち、ずっと側にいるんでしょ?」
男「まぁ言いましたけど」
男「なにも縛らなくても」
先輩「えへへっ。縛るのはヤンデレの基本でしょ?」
男「それ自分で言っちゃいます?」
先輩「もう一つあるよ~」
先輩「ヤンデレ必須アイテム、ほうちょ~」
男「ちょっと、刃物はヤバいです」
先輩「男くんちょっと後ろ向いて」
男「動けません」
先輩「も~、しょうがないな~」
先輩「壁とかに固定してる訳じゃないから後ろ向くくらいできるでしょうに」
先輩「私が後ろ向きにしてあげよう」クルッ
先輩「手をバーにして」
男「? なにするんですか?」ばー
先輩「えいっ」ドスッ
男「! がっ!?」
男「なに、を・・・」
先輩「男くんの手のひら貫いちゃった~」
先輩「血がいっぱい出たよ」
先輩「わーい」
先輩「ペロ、ん、おいしー!」
先輩「男くんの味だ~」
男「どぅも・・・・・・」
男(これはやばいかも・・・)
先輩「あっ、血がこぼれちゃう」
先輩「もったいないからコップに溜めよう」
先輩「溜まった血でシャワー」だばっ
先輩「うひゃ~、全身から男くんの香りがぁぁ」ゾクゾクッ
先輩「はい、おかえし」グサッ
男「なっ! 自分で手を・・・」
先輩「はいどーぞっ」
先輩「くらえっ、私色のしゃわー!」ボタボタ
男「んっ」
先輩「えへへ。これで私たちの距離が縮まったねっ!」
男(先輩、嬉しそう)
男(可愛い)
男(でも凄く手が痛い)
先輩「とりゃ」ザクッ!
男「いだああああ! ああぁぁぁ!!」
先輩「手首切断成功~」
男(怖い・・・先輩が怖い・・・・・・)
先輩「このままいけるかな?」ガブッ
男(いや、ダメだ。先輩を恐れたら)
先輩「かった~ これじゃ食べにくいや」
男(先輩は、僕のことが好きだからこうしているんだ)
先輩「もっと食べやすくしないと」
男(大好きな先輩のことを恐れたくない)
先輩「とりゃ」ザシュ
男「ッ~~!」
先輩「まあ、おなかから血がいっぱい」
先輩「とっても素敵」
男「せ、せんぱ・・・」
先輩「ん?」
男「だいすき・・・で・・・・・・す・・・・」
先輩「私も私も~!」
先輩「全身男くんだらけになっちゃった~」
先輩「でもでも、もっと側にいようね」
先輩「あなたをぜーんぶたべつくしてあげる」
先輩「私たち、一つになるんだよっ! 男くん!」
男「」
先輩「あれ? 死んじゃった?」
先輩「でも問題ないよね」
先輩「男くんはずっとずっと私の中にいるんだから」
先輩「きゃっ」
先輩「おとこくぅ~ん!」
先輩「おとこくんは私の中ですよ」
先輩「わ~い!」
先輩「ずっとずっとず~っといつまでも一緒だよ!」
~happy end~
>>1です。初ssでした。
読んでくださった方、ありがとうございます。愛してます。食べ尽くしちゃいます。
ss書いた感想としては、エロシーンが一番手が止まった。ムズイ。
取り合えず監禁して殺せばヤンデレって風潮なんなの?
>>109
捻りが無くてごめんなさい
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません