女勇者「?なにこの技?」
僧侶「勇者さま、どうかなさいましたか?」
戦士「いいなー、おまえまたレベル上がってたろ。また新しい技覚えたんじゃねーの?」
女勇者「それなんだけど……なにこれ?」
僧侶「……あらあら」
戦士「ぶっ!」
女勇者「な、なに吹き出してんのよ。なんなのパンチラって?」
戦士「んー、それはな、昔街一つ救った英雄が使ったとされる技を略した言葉d」
僧侶「パンツがチラッと見える事ですね」
女勇者「え、ええ!?」
戦士「あーあ、バラすなよ僧侶さん」
僧侶「戦士さん、嘘を教えてはいけませんよ」
女勇者「ぱ、パンツ!?一応訊くけど下着の事だよね!?」
僧侶「そうです」
女勇者「見えるの!?パ……それが!?」
僧侶「ただ見えるのではなくチラッとですよ、チラッと」
女勇者「問題はそこじゃないよ!」
戦士「いや、重要な問題だろ。男にとっては特に重y」
女勇者「うるさい!」ゴッ!
戦士「ぐあっ!」
女勇者「ええー?ええー?なにそれ?どんな技なの……」
僧侶「どんな効果があるのか、確認してみたらいかがですか?lボタンかrボタンで確認できますよ」
女勇者「?なにボタンって?」
僧侶「あ、いえこっちの話です」
パンチラ
勇者の攻撃時、スカートが少しめくれて下着がチラッと見える。それに魔物達の視線が集中するので、魔物達に一瞬隙ができる。ただし、メデューサやラミアーなどの女を模した魔物の動きを止める事はできない。また、仲間に男性がいた場合、その動きも止めてしまうので注意が必要
女勇者「な、なにこれ……」
僧侶「しかも常時効果発生タイプですね……」
僧侶「魔物に隙ができるというのは、かなりいい効果ですが……」
女勇者「で、でも!それでわたし下着見られなきゃいけないんでしょ!?絶対やだ!」
女勇者「ていうかなんで魔物なのに人間をいやらしい目で見るの!?それに男の子って命の危険もある戦闘中なのに女の子の下着に目を奪われるの!?」
戦士「まあ漢ならな」
ゴッ!
戦士「ぐああ!」
女勇者「と、とにかく!わたしは絶対嫌だからね!」
僧侶「そうは言っても、戦わないわけにはいきませんし……」
女勇者「うっ、そ、それは……」
魔物「ぐおおおお!」
村人「だ、誰か!た、助けてくれえ!」
女勇者「あー!もう、こんな時に!」
僧侶「勇者さま、相手は一体だけですが、油断なさらず」
女勇者「ほら!戦士!なにねてんの!」
戦士「お、おまえのせいじゃねーか……」
女勇者「たった一体!すぐ終わらせてやる!」
魔物「ぐおおおお!」
村人「助けてくれえ!」
女勇者「やああ!」ズバッ!
魔物「ぐぎゃあああ!」
チラッ
魔物「ああ……あ」ジー
村人「あ……」ジー
戦士「白か……」ジー
女勇者「っ///!?」バッ!
僧侶「やっ!」
ドオン!
魔物「ぐぎゃあああ!」
ドサ
僧侶「やりましたよ勇者さ……ま?」
女勇者「うー……///!うー……///!」
戦士「ま、まてまて!見てない!本当に見てないって!」
村人「わ、わたしもまったく!見ておりません!」
女勇者「本当……///!?見てないの……///!?」
戦士「本当!白いパンツなんか全然見てないって!」
村人「わたしもワンポイントのピンクのリボンなど見ておりません!」
女勇者「見てるじゃんかばかぁあぁあ!!!」ゴッ!ゴッ!
戦士「ぐあっ!」
村人「ぎゃあ!」
村人「先ほどは命の恩人である勇者さまに対して、とんだご無礼を……」ヒリヒリ
女勇者「あ、謝りも敬いもしなくていいから早くわすれてよっ///!」
村人「わかりました。人類の希望である勇者さまがお望みならば」
村人(ぜってー忘れるもんかこんな若い女の子のパンチラなんて滅多に見れるもんじゃないからなぁあ!)
村人「この先にわたしたちの村があります。そこで今晩は体をお休めください」
僧侶「ありがとうございます」
女勇者「うー……///!」
戦士「いってー……」ヒリヒリ
村
女勇者「もーいや!もおぉおいや!」ズンズン
戦士「おい、待てって」
僧侶「どこへ行かれるのですか?」
女勇者「服屋に行ってズボン買うの!多少動きづらくなっても下着みられるよりいいもん!」ズンズン
女勇者「え……う、うそ……」
戦士「……『ズボン』っていう字が灰色になってるな」
僧侶「装備できない、という事ですね……」
女勇者「うう……ううー……///!」
女勇者「こ、こんなはずない!わたしこれ買うもん!」
店主「お嬢ちゃんじゃ装備できないけどいいのかい?」
女勇者「装備できないはずないでしょ!ただのズボンなんだから!なんだったらスカートの中にはいても……ぬぎぎぎ!」
僧侶「ああ、装備できないのに装備しようとしないでください。ブブー、ブブー、って鳴ってます」
女勇者「ううー……」シクシク
僧侶「ダメですね、膝下までの丈のスカートすら、装備できなくなってます」
女勇者「なんなのよ……なんなのよ……」シクシク
戦士「パンツをはかなければい」
ゴッ!
戦士「がはっ!」
女勇者「うええん……うええん……」
僧侶「困りましたね……」
翌日
戦士「すごい暗い森だな」
僧侶「魔物の数も多そうです。連戦を覚悟しなければなりません」
女勇者「ううー……」
女勇者「やっ!」ズバッ!
魔物「ぐおおおお!」
魔物2「おおお」ジー
魔物3「うおお」ジー
戦士「ピンクか……」ジー
女勇者「見んなばかあっ///!」ズバッ!
魔物2「ぐぎゃあああ!」
僧侶「やっ!」ドオン!
魔物3「ぎゃあ!」
戦士「ふう……」
僧侶「これでもう8回目の戦闘ですね……」
戦士(そして32回のパンチラを見た)
女勇者「うええん、僧侶さーん!わたしもう耐えられないよおぉ!」
僧侶「よしよし、恥ずかしかったですね」ナデナデ
テレレレーン
女勇者「え?」
戦士「今の音って……」
僧侶「技を使いこなして、それが進化した音ですね」
女勇者「ま、まさか!」
ゆうしゃは パンモロ を おぼえた!
女勇者「も、モロ?チラじゃなくて、モロ?それって……」
僧侶「パンツがモロに見える事ですね」
女勇者「いやぁあぁあ!」
戦士(よし!よし!)ガッツ!ガッツ!
パンモロ
勇者の攻撃時、スカートが大きくめくれあがり、下着が大胆に見える。パンチラよりも長い時間、魔物や男性の動きを止める
女勇者「嫌だよお……嫌だよお……」シクシク
僧侶「勇者さま、泣かないでください」
戦士(あー早く戦いてー!)
魔物4「うおおおー!」
僧侶「!勇者さま!」
女勇者「っ!やああ!」ズバッ
魔物4「ぐぎゃあああ!」
ブワッ!
僧侶「……あらあら」
戦士「おお……」
女勇者「っっっきゃああああ///!!」
女勇者「ぐすっ、ひっく」シクシク
僧侶「腰までめくれ上がってましたね……」
戦士「こっちからはヘソまで見えたぞおい」
女勇者「わ、忘れろぉ……うええん……」
僧侶「まあまあ勇者さま、ここを抜けたら最後の街です。その後魔王を倒せば、戦いは終わりですから」
女勇者「僧侶さん……」グスン
僧侶「人々の脅威となる魔王を倒し、戦いから身を引きましょう。そうしたらもう下着を見られる事もありません」
女勇者「ぐすっ、わ、わかりました……あとちょっとだし、がんばります……」
戦士(あー、もっと早く覚えてくれりゃよかったのに)
最後の街
街の王「よく来てくださった、勇者どの」
女勇者「こ、こんにちは」
街の王「ここは魔王の城にもっとも近い街……装備を整えるならここが最後のチャンスですぞ」
女勇者「は、はい」
街の王「そして勇者さま、一つご報告があります」
女勇者「?なんですか?」
街の王「魔王も勇者さまが来るのを見越しているのか、魔物の軍勢を城に集めていると情報が入りました」
女勇者「ええ!?」
街の王「うちの密偵の情報です。間違いないな?」
密偵「はい」
街の王「しかしご安心ください。その軍勢は我が国の騎士団100名が請け負います。勇者さま一行は魔王討伐だけを考えてください」
女勇者「ありがとうございます。心強いです」
僧侶「…………」
その夜
女勇者「はー、よかったぁ。いくら魔王でなくて魔物でも、軍なんてほどの数じゃ多勢に無勢だからね。王様に感謝しなきゃ」
僧侶「あの、その事なのですが……」
女勇者「ん?なに?」
僧侶「いくら魔物の軍勢は騎士団の方々が引き受けると言っても、全てではありませんよね?」
女勇者「うん、最初の時はわたしたちも戦って、隙を見て魔王のところに、って感じになるね」
僧侶「それではその……最初に戦っている時に、騎士団の方々に……」
女勇者「え?」
僧侶「その、下着を……」
女勇者「あ!」
戦士 ニヤニヤ
女勇者「そ、そそそ、そうだったー!」
僧侶「100名、と言ってましたよね……」
女勇者「や、やだぁ!」
僧侶「おそらく大半……いえ、全員が男性でしょうね、こういう場合」
女勇者「やだやだやだ!なにこういう場合って!?そんな大勢に下着見られたら恥ずかしくて死んじゃうよ!」
僧侶「しかしわたしたちだけでは魔物の軍勢はどうにもなりませんよ?圧倒的な数はどうしようもありません」
女勇者「や、やだぁ……やだよぉ……」グスン
戦士 ニヤニヤ
一週間後
女勇者「よ、よし!武器の手入れもしたし、アイテムも持った!いよいよ最後の戦いだよ!」
戦士「おう!」ワクワク
女勇者 バキッ!
戦士「いてっ!な、なんだよ!?」
女勇者「変な目でスカートのほう見てるから!」
僧侶「やはり、対策は見つかりませんでしたか?」コソ
女勇者「うう、お気に入りのきれいな下着はくくらいしかなかったよ……」
僧侶「……こらえてください。これが最後の戦いですから」
女勇者「100人にパンツ見られるんだ……ぐす」
戦士「おーい、なにやってんだ早くいくぞー!」
女勇者「一人は張り切ってるし……なんなのよもう……」
ウオオオ! グオオオオ!
僧侶「これは……」
女勇者「す、すごい数……」
戦士「…………」ゴク
騎士団長「ご安心ください。あれらは私達が引き受けます。あなたがたは魔王のもとへ」
女勇者「っ、わかりました。みなさん無理をしないでくださいね」
騎士団長「わかりました。では、やはり最初の斬り込みは勇者さま、お願いします」
女勇者「え!?」
騎士団長「あの先頭にいるゴブリンを切ってください。それを合図に我が騎士団とやつらの戦いが始まります。勇者さまたちは混乱に乗じて魔王の城へ」
女勇者「あ、あの、わたしである必要はないんじゃないかなー、なんて……」
騎士団長「いえ、やはり人類の希望である勇者さまに続くことで、士気もあがりますから」
戦士(別の意味であがりそうだな)
女勇者「う、ううー……!」
女勇者「わかったわよぉ……やればいいんでしょぉ……」ジャキ
僧侶「勇者さま、頑張って」
戦士(今日は何色かなあ)ワクワク
女勇者「ううう……や、やああ!」
ズバッ!
ゴブリン「ぎゃあああ!」
ブワッ
騎士団長「お、おお……」
騎士×99 オオオッ! ザワザワ
戦士(ピンクと白の縞か……)
女勇者「や、やああっ///!」ペタン
騎士団長「あ、い、行けぇえ!」
騎士×99 ウオオオ!
魔物軍 グオオオオ!
女勇者「うう、見られたぁ……あんなに大勢に見られたぁ……」ヒック、ヒック
僧侶「ほら、勇者さま、城に行きますよ。へたりこんでないで、さあ」
女勇者「わたしが何をしたっていうの……うう……」グスン
戦士「おい、食い込みちゃんと直しとけよ」
女勇者「ばかぁあぁあ!!」
魔王の城
僧侶「城内に魔物がいませんね」ダダダ
戦士「さっきの軍勢の中に魔王の側近がいたぜ。前に襲ってきたやつだ」
僧侶「側近が軍勢の指揮をとっているなら、この城には今魔王一人なのでしょうか」
女勇者「うう、ひっく」グスン
魔王「ふ、来たか」
女勇者「魔王!」
僧侶「あれが、魔王……」
戦士「すごい威圧感だ……」
魔王「ふん、おまえのような小娘に何度も辛酸をなめされられるとはな」
女勇者「わたしだって!アンタのおかげで何度お嫁にいけないような目にあったと思ってるのよ!」
魔王「……なんの事だ?」
僧侶「いえ、こちらの話です」
戦士「というか、アンタ自身は原因じゃない」
ウオオオ! ガキン!ガキン!
魔王「外でも人間どもがあがいているようだが、無駄なことだ」
魔王「おまえたちを殺して私が出ていけば、やつらには抵抗すらできまい」
女勇者「……そんな事はさせないわ」
女勇者「アンタを倒して!あの人たちも死なせない!」ジャキ
ウオオオ! シマシマー!シリニクー!
魔王「なんだあれは?あれが人間たちの雄叫びなのか?」
女勇者「…………っ///!」プルプル
女勇者「とにかく!覚悟!」バッ!
魔王「ふん」スッ
女勇者「なっ!?」
女勇者(カウンター!?っ!?)
女勇者(声がでない!体が動かない!)
魔王「ふ、時間を止める魔法だ」
女勇者(こ、こんな時に攻撃をされたら……!)
魔王「さらばだ勇者……ん?」
モローン
魔王「…………!?」
女勇者(あ、カウンターで受けたから!?)
女勇者(いやっ!やだぁ!)
魔王「…………」スタスタ
女勇者(ひっ!な、なにするつもり!?)
魔王「はあ、はあ」ジー
女勇者(っ!?な、なにしてんのよ!そんなじっくり見ないで!)
魔王「はあ、はあ」ジー
女勇者(いやあ!息がお尻に……!やめてえ!)
魔王「はあ、はあ」スッ
ツンツン
女勇者(ひっ!?)
魔王「へへへ……」ツンツンツンツン
女勇者(やだぁ!つつかないでえ!くすぐったい!いやあ!)
魔王「はあ、はあ」ツンツンツンツンツンツンツン
戦士「はあ、はあ、いいぞもっとやれ」
女勇者(ばか戦士!助けなさいよ!あ、あんっ……)
魔王「ひひひ」ペロリ
女勇者(ひゃうううっ!?)
魔王「はあ、はあ」スッ
女勇者(っ!?う、うそ!?まさか!)
スルスル…
女勇者(いやあっ!脱がさないで!やめてえ!)
スルスル…
女勇者(いやあっ!やだぁ!それだけはやめてえ!)
スルスル…プリン
魔王「へへ、かわいいお尻だ」ハアハア
戦士「はあ、いいぞもっとやれ」ハアハア
女勇者(やめてえ!やめてよぉ!)
魔王「もうちょっと。もうちょっとだ」スルスル
女勇者(あ……あ……)グス
スルスル…パサ
戦士「お、おお!」ハアハア
魔王「は、はえてな」
ドオオオン!
戦士「ぐあっ!」
魔王「がはあ!?」
僧侶「いい加減にしなさい、この女の敵たち」
戦士「ぐ……あ」
魔王「ば、ばかな……この私が……」ドサッ!
女勇者「あっ!う、動く!」
僧侶「魔王が消滅したからですね」
女勇者「うええええん!僧侶さあああん!」ダキッ!
僧侶「がんばりましたね、勇者さま」
女勇者「見られた、見られたぁ……下着だけじゃなくてお尻も、それに……うわぁあぁん!」
僧侶「すみません、あまりにも隙だらけだったのですが、一撃で仕留めるには魔力をためなくてはならなくて」
女勇者「うわぁあぁん……!」
魔王「ぐ、よ、よくも……はあ!」
女勇者「え!?」
プチプチプチ!バサッ!ズルッ!
戦士(おお!勇者の服のボタンが全部外れて服が開いてブラジャーがずり上がって小降りなおっぱいが丸見えに……!)
女勇者「いっ!いやぁあぁああ!!」
魔王「ふ、これで……悔いは、ない……」ガク
魔王の城の近くの森
僧侶「騎士団の方々も、勝利をおさめたようですね」
女勇者「うええええん……うええええん……」
僧侶「戦士さん、あそこにおきっぱなしにしちゃいましたけど、大丈夫でしょうか?」
女勇者「ぐすっ……知らないもん!あんなスケベ!」
女勇者「うええええん!僧侶さあああん!」ダキッ!
女勇者「わたし、恥ずかしいところ全部みられたよおぉ……今度こそお嫁にいけないよぉ……うええええん」
僧侶「そ、そんな事はありませんよ勇者さま。あなたは世界を救った英雄なのですから」
僧侶(いえ、魔王にとどめを刺したのはわたしですが……)
僧侶「これからあなたの名前は長く歴史に残りますよ、絵画や銅像も作られて、もしかしたら信仰の対象になるかもしれません」
女勇者「そ、そんな事ないよ……わたし、ここ最近で醜態さらしすぎだもん……」
僧侶(さらしすぎなのは醜態でなくてパンツだと言ったら自殺しそうですね……)
女勇者「ど、どうせわたしの絵画や銅像だって、パンツ丸見えな状態のが描かれたり作られたりするんだよ……」グスン
女勇者「そうやって死んだ後も何百年も辱しめられるんだぁ!うええええん!」
僧侶「さ、さすがにそこまでは……」
僧侶(ない……とは言い切れないかも)
女勇者「あ……」
女勇者「そ、そうだ……!」
僧侶「どうしました?」
女勇者「そんな事されないように、他の人を見張ってればいいんだ!」
僧侶「は、はい?」
女勇者「でも、大陸全部は見張れないから、魔術で自分の言うことをきく生き物を作って、それから……」
3年後
少女勇者「やあ!」ズバッ!
魔物「ぎゃあああ!」
魔法使い「やった!また勝ったよ勇者!」
少女勇者「ありがと。でもまだまだ、魔王には敵わないからがんばらないと」
魔法使い「魔王かぁ……」
少女勇者「うん」
魔法使い「もともとは前の魔王を倒した勇者さまだって聞いてるけど……なんで魔王なんかになったんだろ」
少女勇者「……わからない」
魔法使い「もともと勇者だったなら、情報ももっと残ってるはずなのにね」
少女勇者「しかたないよ。勇者だった頃の魔王の話をしようとした人たちは、全員魔方陣から現れた魔物に連れ去られちゃうんだから」
魔法使い「敵に自分の情報を渡したくないのかなぁ」
少女勇者「そうかもしれないね」
テレレレーン♪
少女勇者「あっ」
魔法使い「さっき倒した魔物でレベルアップしたんだね!すごいよ勇者!」
少女勇者「うん!この調子で魔王を倒せるくらい強くならなきゃ!」
魔法使い「そろそろ新しいスキルを覚えるんじゃない?」
テレレレーン♪
魔法使い「あ、ほら!」
少女勇者「ほんとだ!強いのならいいなぁ。ん?」
ゆうしゃは パンチラ をおぼえた!
おわり
読んでくれた人ありがとう
おまけ
側近「新魔王さま。剣の稽古をお願いしたい」
新魔王「や、やだ!またそうやって下着見る気でしょ!」
側近「いえいえそんな事は」ニヤニヤ
新魔王「と、とにかくわたしやらないからね!」
側近「……失礼」
新魔王「っ!」
ギイン!
新魔王「ふん、あまいわよ」
側近「腕はにぶっておりませんね、しかし」
バサアッ!
新魔王「きゃっ、きゃあああっ///!」
側近「ふむ、紫のレースつきですか。いつの間にやらそんな大人っぽい下着を」
ゴン!
側近「ぐああっ!」
今度こそおわり
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