真美「えー?フェアリータイプが最強っしょー?」 (973)

亜美「別にそんなことないっしょー?鋼と毒に弱いし」

真美「でもドラゴンタイプの技無効にすんだよ?格闘とかにも強いし」

亜美「最近ドラゴンタイプも格闘タイプも減ってるじゃん」

真美「だーかーらー。それはフェアリータイプが出てきたから減ってるんでしょー?」

P「なに揉めてんだ亜美真美?」

亜美「あ、兄ちゃん!」

真美「兄ちゃん聞いてよ!亜美が全然わかってないんだよ!」

P「んー?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438654150

P「ポケモンの最強のタイプ?」

亜美「うん。真美と白熱したウーロンを交わしていたところだよ」

真美「フェアリー最強って結論がついたっしょー?」

亜美「ついてないよ!真美はフェアリー推しすぎっしょ!?」

真美「だって弱点はマイナーなのにメジャーを狩れるんだよ!?どう考えても最強っしょ!」

亜美「そんな簡単な話じゃないっしょー!?フェアリーが登場したからこそマイナータイプが今名乗りをあげて……」

P「お前らしょっしょっしょっしょっうっさい」

真美「兄ちゃん兄ちゃん!兄ちゃんはどう思う!?やっぱフェアリー最強だよね!?」

亜美「真美はフェアリーにこだわりすぎだよ!こだわり真美巻きだよ!」

P「なにそれうまそう。ともかく落ち着け。いいか双子、ポケモンってのは相性を補い合ってこそ完成度の高いパーティーを構築できるわけで……」

真美「それはわかってるよ!その上でシェンロンしてんの!」

亜美「亜美達もガチでやるときはちゃんとしたパーティー使ってるよ!」

P「あ、さいですか」

P「うーん、まぁ一般的に強いとされてるタイプって言ったらドラゴンとかだよな」

真美「だからそのドラゴンをシャンプーできるフェアリーが結局最強ってことっしょ?」

P「でも元々鋼タイプも強タイプ扱いされてたんだぞ?その鋼タイプに弱いってのはどうなんだ?」

真美「むむっ」

P「まぁ鋼もゴーストと悪が等倍になったから前ほど強タイプってわけでもなくなったけどな」

亜美「じゃあ悪タイプも前より強くなってんの!?」

真美「ちょいまっちょ!悪タイプはフェアリーに弱いからむしろ弱体化っしょ!」

亜美「えー」

P「お、亜美は悪タイプ推しか」

亜美「だってかっちょいいじゃーん」

真美「フェアリーの前では悪タイプなんてちょちょいのちょちょちょい!」

亜美「真美もフェアリーが出るまで悪タイプ使ってたくせにー!悪タイプの裏切り者ー!」

P「真美はワルだな。つまり悪タイプじゃないか」

亜美「!?裏切り者じゃない!!」

美希「もー!さっきからうっさいの有象無象!」

P「おう美希。覚えたての言葉使いたかったのか?」

美希「正直意味は分かりかねるの」

美希「ポケモン~?」

真美「おうよ」

亜美「楽しいぜ旦那」

美希「ははんっ。ミキはもう大人だからそんなのやんないの」

P「マジかよ」

真美「人生損してるぜ」

亜美「違いのわからないお嬢さんだ」

美希「ええい黙るの!ミキは三時のおやつを食べて眠いの!ハニーにご本読んでもらわないといけないの!ソファでスタンバイ!」

P「すごい勢いで子供じゃないか」

真美「もはや赤ん坊じゃんね」

亜美「ミキミキ、おしゃぶりいる?」

美希「しゃぶるの!」

P「なんで持ってんだって突っ込もうと思ったけどやめゆ」

真美「ちなみにミキミキは何タイプが好き?」

美希「電気タイプが一番キラキラしてて最強なの」チュパー

P「結局お前もやってんのな」

美希「電気タイプは弱点が一個しかないんだよ?しかもそれをアイテムや特性でカバーできるの。満場一致で最強なの」チュパー

P「お前の言う満場とは一体」

亜美「でも代わりにその弱点タイプには何も出来ないじゃんね」

美希「奴だけはどうしようもないの。本当に憎きあんちくしょうなの」チュパー

ガチャ

雪歩「おはようございますぅ」

美希「あんちくなの!」ガタッ

雪歩「によっ!?」

真美「お、地面タイプのお出ましだぁ」

真「なんの騒ぎですか?」

真美「お、格闘タイプのお出ましだぁ」

真「表出ようか」

ガチャ

真「あらためておはようございまーす」

真美「うぅ…真美フェアリータイプなのに格闘に惨敗とはこれいかに」

亜美「あ、亜美は悪タイプだからまこちんには勝てぬのだ。許せ」

真「まだ言うか?」

真美「サー!まこちんは筋肉なんて一ミリも似合わない可憐な乙女座ですサー!」

亜美「腕四本ついてないですサー!」

真「……まぁ…格闘タイプにも可愛いポケモンいるし…親近感が沸かないわけじゃないんだけど……」

真美(あ、これ実は使ってるやん)

亜美「で、ミキミキの方は…」

P「美希ー!生きてるかー!今お前のためにおにぎり握ってるぞー!」

<ヤキタラコデオネガイナノー

雪歩「びっくりして瞬時に地下15メートル埋めちゃってごめんなさいー!」ザックザック

亜美「ゆきぴょんはもうポケモンでも通用するね」

P「ところで雪歩もポケモンやってるのか?」

雪歩「は、はい…弱いですけど…」

真「でもボクと互角くらいじゃないか」

真美「地面と格闘はまぁ互角でもおかしくないよね」

真「なんで格闘しか使わないことになってるんだよ!雪歩じゃあるまいし!」

亜美「えっ……ゆきぴょん素で地面統一なんだ……」

雪歩「じ、地面タイプはすごいんだよ。一番多くの弱点を突けるし」ザックザック

真「それを言うなら格闘タイプもそうだよね。5タイプの弱点を突けるからね」

真美(やっぱ好きじゃんね)

P「格闘は以前は最強格だったしな。地面もパーティーの相性補完に便利だし」

真「攻撃側でメジャーな岩タイプを半減出来ますしね」

真美「でも岩タイプのポケモンはむしろ不遇じゃん」

P「大体は地面や格闘のサブとして岩技は搭載されているが、たしかに岩タイプ自体はあまり見ないな」

亜美「水草格闘鋼地面と弱点が多すぎるのがいけんね」

真美「結局「岩タイプに強い」って強みはそこまで重要でもないのだよ」

伊織「そうよそうよ!」

伊織「岩タイプなんて滅べばいいのだわ!」

真「いきなり出てきてすごい主張するなあ」

亜美「いおりんは炎ユーザーと見た」

伊織「炎タイプの優雅でなおかつ圧倒的な爆発力の前ではあんた達なんてチリよ!」

真美「元祖不遇タイプ筆頭がよく吠えますなぁ」

伊織「あら?じゃあ炎タイプとタイマンしてみる?新参者のフェアリータイプ」

真美「ぬぐっ」

雪歩「フェアリーは炎に弱いんですか?」ザックザック

P「そこまでってわけでもないぞ。フェアリー技が炎に対して半減ってだけで。ただフェアリータイプは岩地面水技はあまり覚えないから厳しいことは厳しいかな」

伊織「フェアリーが最強?ならフェアリーに強い炎タイプはもっと最強ね!」

真美「なにさ!最終進化系がほとんど覚える地震で全滅のくせに!」

伊織「んな!現環境トップメタのほとんどは炎タイプなのよ!?」

P「それは言い過ぎだなぁ。たしかに多いけど」

やよい「おかげで草タイプの立つ瀬がありません…」イージイージ

伊織「や、やよい!」

やよい「私の愛する草タイプはいつの時代でもみなさんからいじめられてます……」イージイージ

真「草タイプも弱点多いわりに攻撃側でも不遇だからなぁ」

雪歩「私にとっては十分脅威なんだけど…」ザックザック

P「草タイプの強みは単純な攻撃、防御ではなくて多彩な搦め手だろう?」

やよい「カラメル?」ジュルリ

伊織「プリンの話じゃないわよ」

亜美「やよいっちには草タイプは扱いきれないっしょー」

やよい「そんなことないよ!私だって亜美から緑貰ってからずっとポケモンやってるし!」

真美「あれ?真美だってポケモンあげたよね?」

やよい「うん!緑クリアした後真美から貰った金やったよ」

亜美「亜美、もっとあげたよね?」

やよい「うん!金クリアしたあと亜美から貰ったサファイアやったよ」

真美「真美、もっともっとあげ」

P「もうええわ」

響「やよい!炎タイプなんて自分がやっつけてやるから安心するんだ!」

やよい「あ、響さん」

伊織「……ふっ。その自信満々なところを見るに…あんた水タイプ使いね?」

響「水着のおてんばガールこと我那覇響さー!」

P「すまないが金銀で株は大暴落した」

響「マジでか」

美希「奴は男をとっかえひっかえしてるの。純情一途な美希と対極の存在なの」

真「お疲れ雪歩」

雪歩「うん」

亜美「亜美達はアニメの印象強いけどなー」

真美「なー」

美希「実力だって大したことないの水タイプは」

伊織「結局水タイプの強みって氷技が標準装備ってだけでしょ?あんた達から冷B剥奪したらまともに役割果たせないじゃない」

響「な、なんだとー!?水タイプの耐久力を馬鹿にするなー!」

美希「それも一部のポケモンだけなの。タイプじゃなくて種族値の問題なの」

伊織「あんた達なんてパワフルソーラーでイチコロよ」

響「うわーん!やよいー!助けてー!」

真美「助けにきといて助けを求めるとはこれ如何に」

やよい「響さん」

響「やよい!」

やよい「冷凍ビーム、卒業しましょう?」

響「うぎゃー!それだけは勘弁してー!」

やよい「草タイプは水タイプに強いはずなのに!冷凍ビームさえなければ!冷凍ビームさえなければ!」シュッシュシュッシュ

P「やよい、悔しいのはわかるがシャドーボクシングはその辺にしとけ」

響「ふ、ふん!だったら格闘や地面のエッジや岩なだれも剥奪するべきさ!安定した耐久力に広範囲な冷凍ビームを使えるって時点で水タイプは最強だ!」

真「たしかに電気か草しか弱点ないのは強みだよな。サブの利点を挙げられたらボク達も何も言えないし」

雪歩「水タイプは他タイプ複合だと一気に厄介になるもんね。最強タイプの地面複合も多いし」

伊織「あんたはなにさり気に地面最強アピールしてんのよ!」

美希「やよいの草タイプは相変わらずどうにでもなるけど……水地面はミキにとって一番の恐怖の対象なの……」プルプル

やよい「うっうー!」シュッシュシュッシュ

P「どうどう」

あずさ「あらあら……弱点とか無効とか、みんな考えることが多くて大変ねぇ」

亜美「あずさお姉ちゃん」

あずさ「炎タイプとか地面タイプとか有名なタイプははっきりとした弱点があるものねぇ。でも弱点がすべてマイナー寄りなタイプなら安定した強さと言えるんじゃないかしら~?」

真美「な、なにぃ!?」

あずさ「虫、ゴースト、悪タイプの技なんてサブに優先して採用したりしないでしょう?」

真「も、もしや!まさかエスパー使いか!」

亜美「なんだ、亜美のカモじゃないかえ」

あずさ「気合い玉」

亜美「あずさお姉ちゃんが亜美をいじめる!!」

真美「虫ゴースト悪……たしかにサブには採用し辛いね…」

P「ゴースト悪は鋼には等倍になって半減タイプは減ったが…弱点を突けるタイプは増えてないからな」

美希「シャドーボール覚えさせるくらいならだいもんじとか草結びとか覚えさせるの」

やよい「電気タイプから炎技を剥奪するべきですー!」

雪歩「草結びも技マシンから消し去るべきだよ」

P「お前ら捌けろ」

あずさ「うふふ、初代最強は伊達じゃないのよ?第二世代から遅れてやってきた鋼タイプや悪タイプも気合い玉で粉砕するわ~」

伊織「エスパー技と格闘技は範囲広いのよね…」

美希「それで耐久力高いポケモンもいるから弱点突けないときはほんとめんどくさいの」

律子「でもあずささん?それは虫、ゴースト、悪タイプ以外のポケモンと対峙したときの話ですよね?」

あずさ「律子さん」

律子「過去の栄光にいつまでも囚われているエスパータイプなど、私たち虫タイプにとって絶好のカモなんですよ」

真美「なんかぞろぞろ出てくんねこの事務所」

亜美「さっきはるるんがドアの前で順番待ちしてるの見えたよ」

伊織「はいはい、どうせあんたは特性虫眼鏡繋がりでしょ?」

亜美「メガヤンマメガヤンマ」

律子「なによ!虫眼鏡強いじゃない!こだわり眼鏡の虫眼鏡でダブル眼鏡強いじゃないっ!」

あずさ「律子さん」

律子「はっ……ごほん。とにかく格タイプに強いポケモンはいるだろうけど、総合的に見て最強は虫タイプよ。たしかに虫単体では弱点も多くて逆に弱点を突けるタイプはすべてマイナーだけどね」

亜美「あれ?今悪タイプディスった?」

やよい「うっうー!」シュッシュシュッシュ

伊織「やよいの場合、メジャーからも弱点突かれまくってるから今更なんだけど」

律子「虫タイプのポケモンは尖った性能のポケモンが多いの。全体では不遇ポケモンが多いけど一部の精鋭は生半可な対策なんて無意味よ」

真「虫タイプはそれぞれがちゃんと役割を果たすようなイメージあるかな」

P「極端な種族値のポケモンもいるし、タイプも優秀なのが多いな。代表的なのはやはり虫鋼か」

律子「与えられた役割をこなすってのはポケモンで一番大事な要素じゃない?作戦通りに事が進めばそこにはもう勝利が約束されている。これほど快感なことはないわ」

響「律子も意外とマニアだな…」

真美「ハマれば一番ヤバそうだよねりっちゃん」

色眼鏡じゃなくて?

>>24
これは叩かれる
脳内補完お願いします

小鳥「まぁその虫タイプを地に落とすのが飛行タイプなんですけどね!」

律子「くっ……出ましたねポケモン廃人」

小鳥「だ、誰が青春をすべてポケモンに費やした三十路行き遅れ初老独身オタク女ですか!?」

P「音無さん、そこまで思い詰めていたとは……」

律子「すみませんでした……飛行タイプが最強です。ね、みんな?」

真美「うん。真美が間違ってたよ」

亜美「ごめんねピヨちゃん」

小鳥「ちょっとちょっとまってシリアスに慰めないで!冗談じゃない!ただの自虐ネタじゃない!笑って流してくれてもいいじゃない!」

美希「笑えないの……」

真「音無さん、ボク達はみんな音無さんの味方ですよ」

雪歩「悩みがあるのなら相談してください」

伊織「だって」

やよい「私たち」

あずさ「みんな」

響「仲間だもん!」

春香「げ!」

P「一致団結だ!!」

春香「はい、じゃあノーマルタイプが原点にして最強でありメインヒロインだと決定したところで」

美希「はい却下なの」

伊織「くるとは思っていたわ。ノーマル春香」

春香「ノーマル春香ってなに?」

響「あのね、ノーマルタイプが最強なわけないだろ?」

雪歩「弱点1つに無効が1つ……ポケモンが相性ゲーなのに対してゴースト以外すべて等倍以上」

律子「種族値以上に耐性が重要なこのゲームでこれ以上ないダメっぷりね」

やよい「まだ弱点は多いけど耐性そこそこな草タイプの方が使えます」

響「攻撃側においてもそう。弱点を突けずに岩鋼に半減」

真「おまけにゴーストに無効だね。これのおかげでゴースト耐性があるにも関わらずゴーストに対して有利にならない」

亜美「たしかに等倍を取れる範囲は広いけどねぇ…」

真美「マイナータイプ以上にサブに採用されることのない恩返し(笑)」

あずさ「ほぼすべてのポケモンが覚えられるのに技範囲が極端に狭いポケモンじゃないと候補にも上がらないわよね」

春香「なんですかこのフルボッコは」

美希「ノーマルゴーストの複合もいないし、格闘タイプの技に対して為すすべがないの」

伊織「サブでも採用率の高い格闘技が蔓延ってる時点でね」

春香「…………」

春香「……メガガルーラ」ボソ

P「残念ながら利点はタイプじゃなくて特性と技と種族値なんだよなぁ」

春香「ぷ、プロデューサーさんは今いいことを言いましたよ!そう、技!ノーマルタイプは多種多様な技を覚えるんですよ!そうそう!まるで技のデパート!個性たっぷり!!」

雪歩「ニド夫婦」

響「怪獣系はわりとみんなデパートなんだよなぁ」

亜美「結局は別のタイプの技に頼るっていうね」

真美「ノーマルタイプ(笑)の技使えばいいのに」

春香「うるさいうるさいー!いいじゃん強い技いっぱい覚えるんだからそれ使ったってさー!あと真美さっきから煽りすぎー!」

伊織「しかもノーマルタイプの対戦wikiでの表記、知ってる?」

美希「無(笑)」

春香「お前は私を怒らせた!」ガタッ

あずさ「あらあら~落ち着いて春香ちゃん~」ギュムモ

春香「離せ!おっぱい!ふかふか気持ちいい!」ジタバタ

P「まぁ統一パーティー同士のバトルならあながちノーマルタイプ(笑)とも言えなくなると思うんだがな」

春香「そうですよプロデューサーさん!これはどのタイプが一番強いかなんですから!当然対戦するときは統一パーティー同士のバトルになります!それならむしろノーマルタイプの弱点の少なさは強み!」

千早「さっきからうるさいわよ春香」

春香「はれ?いたの千早ちゃん」

千早「私はポケモンなんてわからないから、部屋の隅で体育座りしながら見てたわ」

真美「なぜに」

千早「まったく……ポケモンなんて子供の遊びを青春真っ只中の花のかほりが漂う乙女がムキになってギャーギャーと喚くもんじゃないわよ」

美希「千早さんはこの場の全員を敵に回したの」

千早「おし……じゃあきなさい、美希」

美希「この千早さん戦闘民族なの」ガタガタ

亜美「よしよし、おしゃぶりあそばせ」

美希「ちゅぱー」

律子「千早、あんた無趣味な歌バカなんだからこういう友達と遊べるような趣味つくりなさいよ」

千早「私はそんなゲームオタクで眼鏡な趣味なんて必要ないわ」

律子「無意味に眼鏡をディスったわね!」

春香「まぁまぁ律子さん。更年期障害には甘いものが効きますよ」

貴音「はふかのくぅきー、まことにびみでみた」ムシャムシャ

やよい「妖怪おやつ舐めとり!」

響「うちの貴音がいつもすいません。ほら貴音、首輪のリード勝手に外しちゃダメだろ」

貴音「響は去れ。ところでなにやら賑わっていたようですが」

P「貴音もポケモン知らないのか。人生の九分九厘損してるな」

貴音「なんと」

千早「四条さん、騙されてはいけないわ。ポケモンユーザーはありとあらゆる手段を使って私たち一般善良市民を仲間に引きずり込もうとしてる」

貴音「それはいけません!私達は絶対に屈しない!ぽけもんなどに屈せぬ!」

小鳥「せっかくポケモン大会で勝った人にプロデューサーさんあげようと思ったのに」

千早「さて、私たちはどのタイプにしようかしら」

貴音「ポケットモンスターというゲイムは真に神ゲーですね」

春香「大会ですよ大会!」

美希「ハニーはいただきなの!」

あずさ「あらあら、赤坂の式場抑えとかなきゃ」

やよい「出世街道まっしぐらなお兄ちゃんができます!」

伊織「常に生クリームの匂いがするような執事に調教してやるわ」

真「マッチョなプロデューサーの上腕二頭筋で腹筋する生活が始まるよ!」

雪歩「まずはチャカの解体から仕込みたいと思います」

亜美「リアルお医者さんごっこするしかないっしょ」

真美「兄ちゃん人体模型で今年の自由研究はカンペキっしょ」

響「自分の土踏まずを舐めまわしたくなるような媚薬を混ぜた餌を毎朝作ってあげるぞ」

律子「プロデューサー殿の乳首を眼球に見立てて胸板に眼鏡をかけて差し上げるわ」

小鳥「今年はプロデューサーさんのへそごま×プロデューサーさんのくるぶしで本を作るわ!」

P「相変わらず賞品に定評のある俺」

千早「ではルールなどは公平にプロデューサーが決めてください」

貴音「私達には準備があるため……できれば開催まである程度期間をつくっていただけると助かります」

P「そうだな……」

P「まずトーナメント形式の勝ち抜き戦で最後まで残った奴が優勝」

P「参加者は必ずタイプ統一パにすること」

P「タイプごとに種族値の高いポケモンや伝説、幻ポケモンが偏ることを考慮し伝説、幻、準伝説などの固定シンボルポケモンは使用不可」

P「また、ポケモン六体の合計種族値は3000まで」

P「つまり平均種族値が500になるようにすること」

P「同じようなパーティーになるのはつまらんからパーティー内にメガ石持ちは一体まで」

P「対戦環境はオメガルビー、アルファサファイアとする」

P「持ち物、ポケモンの重複はなし」

P「シングルの見せ合い63ルール」

P「対戦相手ごとにパーティーを変えるのはその都度パーティー審査をするのが面倒なため無し」

P「トーナメント表が公開される前に俺にパーティーを見せ、審査が通ったらそのパーティーで最後まで対戦してもらう」

P「つまり苦手な相手、有利な相手によってパーティー構築を変えてはならない。未然にベストだと思うパーティー構築をしてくれ」

P「そしてトーナメント形式ではあるが、対戦の観戦は敗退した者に限り有りとする」

P「トーナメントを勝ち進んだ者は対戦相手のパーティーがわからない状態でバトルしてもらうってことだ」

P「参加人数は全18タイプ分の18人だ。音無さん足してもここには14人しかいないから残り4人はまーどうにかします」

P「以上」

なぞのばしょ

??「オッサン!なにやら765プロの奴らがやってるぜ!」

??「なぁ~にぃ~!?まぁたいかがわしいことを企みおってぇ~んなぁ~むぅ~こぉ~ぷろんめぇ~」

??「ふむ。一体なにが行われるというんだ?翔太」

??「ポケモンのトーナメントだって。賞品はあの例のプロデューサーさんみたいだよ北斗君」

??「そりゃぁ~いかがわしい!実にいかがわしいじゃないか!けしからん!」

??「けしからないぜ!オッサン!」

??「ようし!冬馬達もいってこい!そんな破廉恥でセレブリティなパーティーは765プロに似合わん!」

??「わかったぜ!けしからない賞品をぶんどってきやがるぜ!」

??「その話、興味深いな。詳しく聞かてほしいね」

??「お、お前はまさかオーバーランク!!」

??「イエス、アイマム」

??「お前がいたら二人分くらいだぜ!頼りにしてるぜ!」

??「イエス、ウィーキャン」

後日

P「俺お前らのパーティー確認した。今からトーナメントの組み合わせ決める」


コンマが少ない順に組み合わさる
>>83
>>77
>>84
>>74
>>86
>>99
>>75
>>91
>>90
>>93
>>85
>>81
>>97
>>95
>>100
>>72
>>78
>>79

マリルリは環境トップのガブリアスを[ピーーー]だけの機械としてフェアリーを与えられた感があるよね。蓋を開けてみれば力持ち太鼓アクジェとかいう害悪になったけど。

ksk

ksk

連投あり?

さすがにアリにしなきゃ100までは厳しいと思う

つか破廉恥…ではあるか、だがセレブリティなんだろうか

ksk

まー1ヶ月とかかかってもいいんで気長に待ちますやで
雑談も可やで
はよ書けカスという方は適当に連投してもいいです

ksk

ksk

悪タイプのエッジください

うるせぇはげ!
早く続きがみたいんや!

まいなーだっていいじゃない ぽけもんだもの ぷくりん

ハゲてねーし!ねーし!?

統一パ対決って結局サブウェポン対決ってことだよな。どれだけ幅広く弱点を突けるかだよね。メインタイプが弱点を突けるに越したことはないんだけど。

統一パだとトーナメント表次第で優勝がまったく変わってきそうだなぁ

毒にはぜひ頑張って欲しいところ
毒パ使いからしたら今回のルールは縛りないも当然

(ノーマル複合にも居場所ください)

ksk

鋼37 草82 闘52 炎88 悪18 妖84 地33 無22 水53
虫36 電97 霊03 超12 飛65 毒64 岩44 氷96 竜 

霊 超 悪 無 地 虫 鋼 岩 闘 水 毒 飛 草 妖 炎 氷 電

P「厳正な抽選の結果、こうなったよー」

一回戦
Aブロック
ゴーストVSエスパー
悪VSノーマル
Bブロック
地面VS虫
鋼VSドラゴン
Cブロック
岩VS格闘
水VS毒
Dブロック
飛行VS草
フェアリーVS炎
Eブロック
氷VS電気

P「うーむ、はっきりと勝敗が丸わかりなカードは少ないかな」

高木「うむ。ゴーストとエスパー、地面と虫などは若干相性による差が着きそうではあるがそこまで圧倒的というわけでもないだろう」

P「そういう意味で気になるのはCブロックの岩対格闘やDブロックの飛行対草ですかね」

高木「むぅ…たしかにこのカードは……ピンポイントな対策でもしてない限り厳しいものがあるね」

P「岩タイプには物理防御が固いポケモンが多く、格闘タイプの高威力技はほとんど物理ですからもしかしたらなんとかなるかもしれません」

高木「草タイプも粉技などの搦め手がどう機能するかというところで勝敗が決まりそうだ」

あずさ「あらあら……まさかトップバッターだなんて」

あずさ(それに…律子さんに苦言されたとおり、弱点であるゴーストタイプが相手……)

あずさ(メインウェポンがゴーストタイプの技……でもタイプ一致威力120程度のシャドーボールなら…この子たちの耐久力ならなんとかなるはず…!)

あずさ(あとは……この子の働き次第ね……)


あずさ エスパー 合計2931
490超ランクルス
525超エーフィ
490超水ヤドラン
534超炎マフォクシー
410超闘チャーレム
482超悪カラマネロ

貴音『響、このふわふわした可愛らしいぽけもんはなんです!?』

響『ん?あーこのポケモンか。こいつが好きなの?』

貴音『はい!私の胸の奥深くにきゅんと突き刺さりました』

響『じゃあ貴音の統一パはゴーストってことになりそうだな』

貴音『……ごおすと?はて……?』

響『つまりお化けタイプってことさ』

貴音『ひっ!?お、お化けですか!?』

響『そんなに怯えないでよ。これはあくまでもゲームだぞ?』

貴音『げーむ……つまり架空のお化けなのですよね……な、なら安心です……』

貴音(ふむ……こんなに可愛らしいお化けもいるのですね。このげーむを通じてお化けを克服できるようになれるでしょうか)

響『ちなみにこれがこいつの説明文だぞ』

貴音『はて?』





イヤァァァァー




貴音 ゴースト 合計2994
480霊氷ユキメノコ
455霊ジュペッタ
525霊ヨノワール
520霊炎シャンデラ
520霊鋼ギルガルド
494霊草パンプジン

試合描写はミスると罵倒されそうなので慎重に書いてきます
ダメ計などミスが発覚したら優しく死ねカスをお願いします

パーティー編成、技構成、見せ合い選抜ポケモンなどは全部個人のセンスで書きますので玄人の方にはバッシングを受けるかもしれませんがその際にも優しく二度と書くなハゲをお願いします

ちなみにもう格パーティーは決めてますので展開や組み合わせによって変えたりはしませんとだけ言わせてやで

P「じゃそろそろ始めっか。準備はよがんすか」

貴音「はい」

あずさ「いつでも大丈夫です~」

P「よし、お互い3DS持ってピコピコしてー」

P「対戦画面は大画面でモニターしております。一戦目の実況解説ともに私が勤めさせていただきます」

高木「そして私が765プロ社長、高木である!」

P「毎回ゲストとして俺の横に誰かしら呼ぼうと思います。今回はまことに残念ながら社長にきていただきました」

高木「なにが残念なのかね?ん?」

P「準備が出来次第対戦に移ってくださいお二人とも」

あずさ「貴音ちゃん、負けないんだからっ」プンスコ

貴音「私も全力でいかせてもらいます」ヌゴー

P「おぉ!両者の間に火花が散ってやがるぜ!」

高木「おっぱいが大きいねぇ」

P「それじゃお互い見せ合ってくれ」

高木「おっぱいをかい?」

テーテーテーレーテレレーテーレーレーレーレー

あずさ
ヤドラン ランクルス
マフォクシー エーフィ
チャーレム カラマネロ

たかね
ジュペッタ ギルガルド
ヨノワール シャンデラ
ユキメノコ パンプジン

あずさ(……メガ枠はジュペッタね。たしか特性はおみとおし…先発に持ってくるかしら)

あずさ(嫌でも気になるのは大流行のギルガルドね。この子をどう突破するかが大事になりそう)

あずさ(あとは超火力シャンデラ…メンツ的にこの子がスカーフかしら?ユキメノコは襷だとして、パンプジンは……アタッカーなら珠や鉢巻きも考えられる……物理受けならゴツメや残飯あたり……)

あずさ(んーと、ヨノワールはサマヨールではない辺りアタッカーと考えていいのかしら?普段のルールとはまた違うから読みにくいわ)

あずさ(メノコとシャンデラ以外は遅いポケモンが多いわね……ただ先制技持ちが……わぁ…シャンデラ以外全員あり得るわね…)

あずさ(とにかくギルガルドが怖いし、先発はランクルスから入りましょうか。こちらが出来ることは少ないけど、どのみち他の子じゃ太刀打ちできないわ)

あずさ(一応エーフィは同速のメノコ以外抜いてるけど、かげうちが致命傷になりかねない。鬼火や宿り木受けに連れて行きたいとも思うのだけど…)

あずさ(イカちゃんは連れて行きましょう。この子がいないとどうしようもないわ)

あずさ(うーん、あと一体は……消去法ねぇ……)

P「お、どちらも選出できたようですね」

高木「この対戦、どう見るかね?」

P「貴音有利でしょうね。あずささんのパーティーはカラマネロ以外エスパーの弱点が丸出しですから」

高木「三浦君が丸出しかね」

P「ゴースト弱点が五体、悪弱点が四体ですか。あずささんもいきなりゴースト統一と当たるとは予想してなかったのでしょう。あずささんの甘い部分が出てしまいましたね」

高木「三浦君のどの甘い部分がポロリと出てしまってるのかね」

P「エスパータイプはたしかにサブには引っかかりにくいですが汎用性のあるとんぼ返りやはたき落とす、ふいうちなどに引っかかりやすいという弱点もあります。まぁあずささんのパーティーには耐久力の高いポケモンもいますからタイプ不一致でどうこうなるというわけでもないでしょうが」

P「攻撃面では多くの等倍を取れますがサブが割と弱いですかね。そのためにヤドラン、マフォクシーなどの攻撃範囲が広いポケモンを採用してるのだと思われます」

P「貴音の方はハマれば強いポケモンが多い印象です。器用に立ち回るというよりか自分のペースに持って行くことで真価を発揮出来そうです」

P「個人的にはヨノワール、ユキメノコをどう使うか見物ですね。出来ることが多いだけに器用貧乏になりがちですからね」

高木「なるほど。つまりどちらのおっぱいが優れているかの勝負になりそうだね」

P「おっと、対戦が始まるようです」


あずさ「いけ!メロンプリンちゃん!」

貴音「いくのです!めんよう!」

P「あずささんはランクルス!貴音はギルガルドを出してきました!」

あずさ(ギルガルド!やっぱり……)

貴音「らんくるす……」

P「あずささんは読んでいたか、選択に迷いがありません」

高木「四条君は少し迷っているね」

貴音(……補助技でしょうか。電磁波ならまだありがたいのですが……面妖なことをされるのも怖いですね)

貴音(なにより最鈍ギルガルドよりも素早さが遅いことが気がかりです。命の珠シャドーボールを撃たれるとなると……)

貴音(……かといって後ろに受けられる者がいないのも事実……)

P「貴音も技を選択しました」

ギルガルドのつるぎのまい!

あずさ(!……物理型……)

P「貴音は剣舞ですか」

高木「ふむ。シャドーボールは持ってないのかね?」

P「剣舞ということは残り三枠すべて物理技の可能性が高いでしょうね」

ランクルスのトリック!

貴音(とりっく…………これは……)

ギルガルドはかえんだまを受け取った!
ランクルスはじゃくてんほけんを受け取った!

あずさ(弱保ね……貴音ちゃんはわりとセオリー通りの型みたいね)

ギルガルドはやけどを負った!

ギルガルド
167/147

貴音(……ここは交代が安定でしたね…)

あずさ(……かげうちは確定、聖剣も確定でしょうね。残りは……ギルガルドって何を覚えたかしら?アイアンヘッドくらいしか思いつかないわね……)

あずさ(……剣舞持ちとはいえ弱保を持たせてたくらいだからシャドーボールやめざぱは警戒しておいたほうがいいかしら)

あずさ(このターンは、こちらの弱保発動を嫌ってもう一度舞ってきそうね……やけど状態の剣舞二積みかげうちをランクルスは耐えられるかしら……耐えるとは思うんだけど自信ないわ)

あずさ(…………こちらのランクルスを補助型と思われていたとしても、サイコキネシスくらいは持ってると思われて間違いない……でもここは……)

P「かえんだまトリックですか。ということはランクルスの特性はマジックガードでしょうね」

高木「ギルガルドにかえんだまを押し付けたのはなかなかよかったね」

P「タイプ統一パですとどうしても控えで受けるというのが難しいですからトリックが決まりやすい傾向にあるのでしょうね」

ギルガルドのつるぎのまい!

貴音(これでぐーんが二回……やけどによる攻撃力低下分はなくなりましたね)

ランクルスのサイコキネシス!

ギルガルド
167/123

貴音(シャドーボールはない…)

ギルガルド(やけど)
167/103

貴音(シャドーボールがないのなら…さいこきねしすはあと一度耐えられる……ぐーんが二回ですが、削ってないらんくるすを一撃で持っていくにはいささか不安が残ります。やけどだめーじは痛いですが、ここは最後までぐーんしますか)

あずさ(……ダメージ量を見て、こちらが特攻無振りなのはバレたわね。シャドーボールを持ってたらもう少しなんとかなったのでしょうけど……)

あずさ(最後まで積まれちゃうかしら……ちょっとマズい展開になりそうだわ……)

ギルガルドのつるぎのまい!

P「貴音はこれで剣舞三回目ですね」

高木「うーむ、この剣舞は必要だったのかね?」

P「ランクルスが体力全振りならば必要です。しかも最大まで積んだとしても乱数になります。もし防御にも全振りしていたのなら確定二発ですね」

高木「むむ……さすがの耐久力だねぇ…」

P「あずささんのパーティーにはヤドランがいますから、ランクルスはおそらく特殊受けでしょう。ならば次のかげうちで落とされる可能性は高いです。そうなれば貴音がかなり有利な展開になりますね」

ランクルスのサイコキネシス!

ギルガルド
167/78

ギルガルド(やけど)
167/58

貴音(……かげうちがたいぷ一致で60、抜群で120……アイアンヘッドと同じ威力……)

貴音(怯みも期待してここはアイアンヘッドに)

あずさ(……多分三回積まれちゃ耐えられないわ。メロンプリンちゃんお疲れ様……)

ギルガルドはブレードフォルムになった!
ギルガルドのアイアンヘッド!

ランクルス
217/3

貴音「!?」

あずさ「!!」

P「耐えた!」

高木「マジか」

貴音(ひ、怯みは……!?)

ランクルスのサイコキネシス!

ギルガルド
167/2

P「アイアンヘッドによる怯みはない!」

高木「しかしギルガルドもサイコキネシスを耐えたよ?」

P「しかしそれでも……」


ギルガルド(やけど)
167/0

P「やけどによって落ちるでしょう!」

ギルガルドは倒れた!

貴音(……まさか剣舞三積みアイアンヘッドを…やけどがあるとはいえ、耐えられるとは……)

あずさ(……め、メロンプリンちゃん、こんなに耐久があったの?)ドキドキ

P「やけど込み剣舞三積みギルガルドのアイアンヘッドは体力全振りランクルスを八割超の高乱数で持って行きます」

高木「三浦君は二割にも満たない確率に勝ったということかね」

P「そのようですね。今回のあずささんは運を味方につけているようです。これで控えのポケモンがギルガルドのかげうちを受けなくてよくなりましたから、先程よりも大幅に有利な展開になります」

あずさ(かといってメロンプリンちゃんの特性は再生力ではなくマジックガード……次のポケモンを見て退場ね…)

貴音(……次のポケモンに負担をかけることはできなくなってしまいましたが、結果的にはまだ五分です)

貴音「ゆけ!めんやわ!」

P「貴音の次のポケモンは……ジュペッタです!」

ジュペッタはランクルスのじゃくてんほけんを見通した!

あずさ(のろわれボディでないことがわかったのは収穫かしら)

あずさ(ジュペッタはさすがに抜けないわ。ここでメガシンカされちゃうわね。先発じゃなかったってことは守るは持ってないのかしら……?)

貴音(らんくるすに先制技はない…)

ジュペッタはメガジュペッタにメガシンカした!
メガジュペッタのはたきおとす!

ランクルス
217/0

ランクルスは倒れた!

あずさ(はたきおとす……)

P「まだランクルスが再生力の可能性もありましたから、交代先にも負担のかかるはたきおとすを選択したのでしょうね」

あずさ(まだ完全にとはいかないけど……メガジュペッタなら道連れは十中八九持っているはず……技スペもキツいはずだし、物理型と決めつけちゃっていいのかしら……)

あずさ(いやでも…どのみち道連れ持ちならこの子は出せないわ)

あずさ「頑張って!いちごプリンちゃん!」

P「あずささんの二体目はヤドランです!」

貴音(!……はたきおとすを見てやどらんを出すとは…めがしんか型でしょうか)

貴音(いえ、そう考えるのは早計ですね。めんやわを物理型と判断したならやどらんを出すのは当然と言えますから)

貴音(……ちゃーれむはめがしんか型が主流……ならばめがしんかはちゃーれむの方……?)

貴音(……めがしんか型じゃないにせよ、やどらんを一撃で落とすのは無理です。となればまずは厄介な補助技を警戒するべき……いざとなれば道連れがあります)

メガジュペッタの挑発!

あずさ「っ!」

ヤドランは挑発に乗った!

あずさ(……やられたわ)

ヤドランは挑発に乗ってでんじはが出せない!

貴音(……当たりです)

高木「ほう。メガジュペッタに挑発かね」

P「挑発は道連れと相性がいいですからね。メガジュペッタならばヤドランの攻撃を一発は耐えるだろうと踏んでの挑発だったようです」

あずさ(…………挑発を撃ってきたけど、さすがにヤドランに攻撃技が一つもないとは思ってないはず……HA振りかしら……)

貴音(電磁波ということは残りは怠けると……熱湯か波乗りでしょうか。物理受けと予想できます。めがしんかしてこなかったということは持ち物はごつごつめっと辺りでしょうか)

あずさ(交代……したところでどうにもならない。ここはいちごプリンちゃんでなんとかしましょう)

貴音(物理受けならば少々厳しいですね。ごつめだめーじ込みでもさいこきねしす一発は耐えてくれるとは思いますが……)

ヤドランはメガヤドランにメガシンカした!

貴音(……!)

P「おっと、ヤドランもメガシンカ!これはメガシンカ同士の対決になりますね!」

メガジュペッタのはたきおとす!

メガヤドラン
201/146

貴音(……ごつめではありませんでしたか。ならさっきのたーんにめがしんかしなかったのは、再生力による交代も視野に入れていたからですね…)

メガヤドランのねっとう!

メガジュペッタ
167/98

あずさ(……火傷はさすがに引かないわね…)

貴音(このだめーじ量を見るに、物理特化してますね。特攻は無振り……となれば怠けるは十中八九持っているはずです。次の熱湯は耐えられますから、その次のたーんに道連れを決められる……)

貴音(……!いえ、交代があります!挑発を解くためにあちらは交代が大安定!)

あずさ(さて……このまま突っ張れば道連れで共倒れ……最後の一匹同士によるタイマンになるけど、タイプ相性を考えるとそれは避けたいわね。メガジュペッタだけはここで倒しておきたい)

あずさ(となれば今のターンか次のターンに交代しなきゃいけないけど……メガジュペッタにははたきおとすがある。交代を読まれて交代先に当てられたら……アウトかも…)

貴音(……めがやどらんが居座り、攻撃してくるとしたら……先ほどのように熱湯でしょうね。こちらの控えは耐久無振り……めがやどらんが特攻無振りならなんとか耐えられるでしょうか……)

貴音(このたーんでのこちらの行動は、相手の交代先に向けてはたきおとすを選択するか……交代するか……)

貴音(……交代?いえ、めんやわを残したところで、らすと一体で道連れをしたらこちらの負けです)

貴音(…………仮に今交代してめがやどらんの熱湯を耐えたとして、控えのぽけもんでめがやどらん共々あちらのぽけもんを一掃できれば勝ちにはなりますが……)

貴音(……こちらの控えはすかーふです。そしてあちらのぽけもんにはからまねろ以外ゴースト技を耐えられる者はいない)

貴音(しかし……もしからまねろなら……おそらく一発は耐える。そうなったら…………こちらの負け……!)

貴音(……くっ!こちらのぽけもんに対してからまねろを選出している可能性は十分にあります!いえ、むしろ選出していないほうがおかしいくらいです!)

貴音(ということは……ここでの交代は悪手……!?)

あずさ(イカちゃんに交代して、はたきおとすでスカーフを落とされたら……メガジュペッタの攻撃力なら半分は持っていくでしょう。あちらのパーティーには先制技持ち、または素早さの高いポケモンが多い……貴音ちゃんの残りの控えがイカちゃんから先制を取れるポケモンだったなら……どうしようもない)

あずさ(……どうしましょう……当面では道連れされるまで1ターンの猶予がある……ここは熱湯を撃つべき?……でも熱湯はもう見せている……ここであちらの交代も十分ありえる話よね……)

あずさ(…………遅かれ早かれ、メガジュペッタとメガヤドランのタイマンだと良くても共倒れ……ここで一番怖いのは交代されてメガヤドランだけが落とされること……!?ならこちらも交代するべきなの……!?)

あずさ(どうしましょう……どちらが勝ち筋が大きいのかしら……!)

高木「……ずいぶん悩んでいるようだね?」

P「はい。おそらくお互い残りの一匹を考えてるのでしょう」

高木「それはつまり…残りの一匹次第で、このターンの選択で勝敗が決まってしまうということかね?」

P「ええ。おそらくですが、お互いに場に出ている相手への行動か、交代先に向けての行動かで決まるのでしょうね。読み合い勝負です」

高木「うーむ……この段階で勝ち筋も負け筋も見えているということかね。よく頭が回るねぇ」

P「ポケモンに慣れた人ならなんとなくわかるかと思います。統一パ同士での戦いだと安易に交代ができない。それゆえに終盤戦にも関わらず残り一体がわからないなんて状況になりやすいんですね」

高木「出てくるポケモンがわからないと対策のしようがないからねぇ……私にはもうさっぱりだ。おっぱいに癒されたい」

P「今主流のサイクル戦に慣れた人にはちょっとやりづらいものがあるのかもしれませんね」


P「っと、そうこうしている間に選択したようです!」

内容通じてますかね?
この段階でこの読み合いはねーよカスという意見があれば教えてくださいやで

メガジュペッタのはたきおとす!

P「お互いに交代はありません!」

メガヤドラン
201/91

あずさ(残りの一体、ユキメノコだとしたらイカちゃんを一撃で落とせる火力はない。シャンデラだとしたら……眼鏡だと無理そうね)

あずさ(…………ただ、あっちもスカーフだとしたら……!)

メガヤドランのねっとう!

メガジュペッタ
167/23

貴音(こちらの控えにはすかーふ持ちのシャンデラがいます…あちらの控えがからまねろ以外ならこちらの勝ちになるでしょう)

貴音(…………あちらがからまねろだとしたら……!)

メガジュペッタのみちづれ!
メガジュペッタはみちづれにしようとしている!

メガヤドランのねっとう!

メガジュペッタ
167/0

メガジュペッタはたおれた!

メガヤドランはみちづれにされた!

メガヤドラン
201/0

メガヤドランはたおれた!

あずさ貴音(こちらはスカーフ!最後の一匹勝負!)

貴音「頼みます!ましまし!」

あずさ「イカちゃん!お願い!」

P「お互いに最後のポケモン!貴音はシャンデラ!あずささんはカラマネロです!」

貴音(からまねろ!!)

あずさ(シャンデラ……!)

P「いろんな攻防が見られましたが、ラストはタイマン!ラス1勝負となりました!」

高木「シャンデラとカラマネロ……どちらもスカーフが主流のポケモンだね」

P「はい。カラマネロのあまのじゃく馬鹿力は有名ですからね。こいつの場合先手を取ることで攻撃と防御を兼ねます。最速スカーフが鉄板でしょう」

高木「うむ。だがシャンデラは控えめも一定数いたはずだが」

P「そうですね。控えめと臆病の二強でしょうが、若干控えめの方が多かった気がします。ただ、貴音のパーティーには先制技持ちが多いようなので確実に上から叩けるよう最速スカーフを選択した線も十分ありえます」

あずさ(……眼鏡ならこちらが上から叩けるけど……臆病スカーフなら先手を取られる……!)

あずさ(いえ、臆病だとしても最速130族抜き調整ならこちらの方が速い!)

あずさ(問題は……シャンデラを一撃で落とせるかどうか……)

貴音(……からまねろはシャドーボールが等倍……こちらには弱点を突ける技がない…)

貴音(対してあちらには悪技があるはずです……からまねろの火力ならば、辻斬り一発なら耐えられるでしょうか……いえ、わかりません……)

貴音(ならばやはり問題なのは……こちらが一撃で落とせるかどうかですね……!)

P「さぁ、最後の攻防です!」

シャンデラのオーバーヒート!

あずさ(!!抜かれた……!?)

P「シャンデラはスカーフ!最速スカーフです!」

貴音(これで……落ちてください!!)

あずさ(お願い……耐えて!!)

カラマネロ
161/2

貴音(!!!)

あずさ「……た……!」

P「耐えたぁぁぁぁあ!!!」

高木「マジか」

貴音「そんな……」

あずさ「い、イカちゃぁ~ん……!!」

貴音「まだです!!ましましが辻斬りを耐えられれば……!!」

カラマネロのはたきおとす!

貴音(はたきおとす……!?)

あずさ「ごめんね。カラマネロは…ORASではたきおとすを新たに習得したのよ、貴音ちゃん」

シャンデラ
135/0

P「確定一発!!!」

貴音「なんと……」

シャンデラはたおれた!

あずさはたかねにかった!


P「勝者、あずささん!!エスパータイプの勝利です!!」

高木「まさかエスパータイプがゴーストタイプに勝つとはね」

P「ジュペッタのはたきおとす、カラマネロのはたきおとすがキーとなった試合でした。ゴーストとエスパーの戦いで悪タイプの技が要になるとは何の因果でしょうか」

高木「最後のシャンデラのオーバーヒートでカラマネロを落とすことはできたのかね?」

P「シャンデラはおそらく臆病ですから、あれは乱数になります。カラマネロが耐久無振りなら七割近い確率で落とせたはずですよ」

高木「なに?では三浦君はまたしても三割の確率に勝ったということかね?」

P「です。今回のあずささんは神に愛されてますね仮にシャンデラが控えめだった場合なら確定一発ですけど、控えめだったらカラマネロに抜かれてましたね」

高木「ちなみに最後のはたきおとすが辻斬りだったとしたらどうなっていたのだね?」

P「辻斬りならシャンデラが耐久無振りでも確定二発ですから、そのときはシャンデラが勝っていたでしょう。まさに、はたきおとすを持っていたからこそ勝てたのです」

高木「むぅ……環境がORAS以前なら四条君が勝っていたのだな」

P「その場合はまずパーティー編成から変えなくてはいけませんから、なんとも言えませんが」

高木「やはり、おっぱいでは三浦君には勝てないという話だったね」

P「では続いてAブロック二戦目、悪タイプVSノーマルタイプを始めるでごんす。悪童と無個性はスタンバイな」

P「解説は引き続き俺が。ゲストは負けたばっかりの貴音にきてもらった」

貴音「どうも」

P「さっきの試合はなかなか惜しかったな。これでもかってくらい接戦で熱い展開だったぜ」

貴音「お褒めに預かり恐縮です。良い試合だったのは私自身でも自覚しております。先ほどは試合を終えた三浦あずさと熱い抱擁を交わしてきたところです」

高木「それは抱きしめる前におっぱいが当たってしまうだろうね」

貴音「この痴れ者!」ビシコスッ

高木「おぅふ!仮にも事務所の社長に対してその態度とは……最高じゃあないか!」ティン!ティン!

P「社長ははよ帰って芋焼酎一升まるごとケツから摂取して熱い風呂に入って爆睡してくださいね!」

高木「うむ!了解した!」

貴音「自殺教唆の現場に居合わせてしまったのですが、これって通報したほうがよろしいか?」

P「第二試合、亜美VS春香を始めるで!」

亜美「んっふっふ~。ノーマルタイプなんて複合タイプも少ないし、何より耐性がないからなんだかんだ言ったって楽勝っしょー」

亜美「こっちは弱点を突くか強力なタイプ一致技でごり押しするだけでいいんだもんね」

亜美「……ん?なんだか亜美、負けフラグを自ら立てまくってるような気がする」

亜美「せ、世間ではなんだか春閣下とかいうめっちゃわるるんなキャラが人気みたいだけどね!本物のワルには適わないってことを教えてあげんだかんねー!」


亜美 悪 2979
380悪霊ヤミラミ
510悪ゾロアーク
530悪氷マニューラ
530悪水ゲッコウガ
510悪飛バルジーナ
519悪地ワルビアル


春香「初戦は亜美か。ま、肩慣らしには丁度いいかな」

春香「相性の上では互角だけど…ノーマルタイプのサブの広さは伊達じゃない」

春香「ふふっ……楽しみだなぁ……このトーナメントが終わった後、ノーマルタイプを舐めてた連中が屈辱にまみれた表情で跪く様……!」

春香「ノーマルタイプは原点にして頂点!すべての上に君臨せし属性!亜美の犠牲はそのための礎となるのよ!」

春香「……決して無属性なんかじゃないんだもん!!」


春香 ノーマル2865
475無草メブキジカ
470無チラチーノ
490無バクオング
435無妖プクリン
480無ミミロップ
515無ポリゴン2

亜美「って弱っ!!」

春香「んにゃ!?」

亜美「なにこのパーティー!?弱すぎっしょ!こんなの見たことないポケモンばっかじゃん!」

春香「し、失礼ね!これでも全員ちゃんと強いのよ!」

亜美「メガガルーラとかの対策してきた亜美がバカみたいだよ!」

春香「あら!亜美はもともとおバカちゃんじゃなくて!?」

亜美「なんじゃとー!」

P『えーと、この試合、どう見る?』

貴音『春香のぱあていの合計種族値が極端に低いですね……のおまるたいぷの技が多彩とはいえ、これではごり押しされて終わりなのでは?』

P『亜美の言うとおり、ガルーラもいないしな。ガルーラは種族値的にもそこまでコストが高いわけでもないのに春香はなぜ入れてないのだろうか』

貴音『……めが枠をみみろっぷに与えたから……でしょうか?』

P『そうだな……それにしたってガルーラはメガ型が主流……というか基本といっていいポケモンだが、だからといってメガガルーラじゃなきゃ弱いって訳でもないからな。メガ枠を悟らせないためにミミロップと一緒にパーティーに組み込んでもいいくらいだが』

貴音『…どうせ対策されているならと割り切っているのでしょうか?』

P『それかメガガルーラを使わなくてもノーマルタイプは強いと主張したいのかもな。春香のノーマルタイプへの思い入れはなかなか強いようだし』

貴音『対して亜美の方は……ヤミラミで合計種族値を下げているようですが、その他はすべて種族値500越え……強力なぽけもんばかりです』

P『ヤミラミ自体も低種族値ながらメガシンカで十分戦えるポケモンだからな。なんというか、セコい奴だ』

貴音『ですがばらんすは中々良いように思えます。素早い攻撃手も受けもいますし、飛行、地面、ゴーストなど無効耐性持ちもしっかりと用意してます。統一ぱにも限らずさいくる戦が可能なぱあていですね』

P『亜美もゲームっ子だからな。その辺の知恵はよく回るのか、幅広いタイプに対する対策をしている。それが幅広い攻撃範囲を持つ春香相手にどう機能するか見物だな』

亜美(うあうあ~。メブキジカとかプクリンとかよくわかんないよ~。メブキジカは多分物理アタッカーだと思うけど、なにしてくんのかわかんないし。眠り粉とか使えんのかな~?)

亜美(プクリンはフェアリーが加わってドラゴン耐性がついたってだけっしょ?種族値の低さは前から変わってないし……ん、特攻がたしかちょい上がったんだっけ?)

亜美(じゃあプクリンは特殊アタッカーかな…補助技の印象も強いけど、ドラゴン統一と当たったときのためにいるってだけなのかな)

亜美(なんだんだでポリ2もいるし、メガミミロップの格闘技も怖いし、この二体をメタっとけばなんとかなるっしょ……?)

亜美(チラチーノ……前当たったときあるけど、スキリン王者の印がうるちゃかったなー。あれはウマトラもんだったよ~)

亜美(悪が通らないのはメガミミロップとプクリンだけど、プクリンはなんとかなりそう。なら残り一体はチラチーノでくるかな。こっちもやりたいことあるし、先発はこやつでいくしかないっしょ!)

コンマで判定できそうなとこはコンマ
急所とかの判定はダイヤモンド引っ張ってきてゲーム内のルーレットアプリで判定することにしたやで

P『亜美のパーティーはヤミラミ、バルジーナという受けもいるんだが、残りは低耐久アタッカーだな』

貴音『わるびあるは威嚇持ちのため物理に関しては低耐久とは言い難いですね』

P『春香のパーティーは耐久も火力も中途半端なポケモンが多いな。ま、低種族値だから仕方ないんだが』

貴音『お互いが格闘たいぷが弱点なので一致技よりも格闘技が行き交う対戦になりそうです』

P『さっきのゴースト対エスパーの悪技を彷彿とさせるな』

貴音『私個人としてはあずさには勝ち進んでほしいので春香にはぜひ頑張って欲しいところです』

P『格闘技を無効化するヤミラミ、メガシンカするのとで格闘タイプがつくミミロップ。メガシンカポケモンが重要になる試合になるだろう』

P『ここで選出ポケモンが決まったようです!』

亜美「はるるんなんかに負けないよ!いけー!ストーカー!」

春香「こっちだって負けないもん!はるりん、ゴー!」

P『亜美はヤミラミ!春香はプクリンが初手だ!』

亜美「プクリン!?うあちゃー!」

春香(ヤミラミ……補助技が通らないな……でも亜美の性格からしてゾロアークの可能性も……?)

春香(ナイトバーストは半減だし、珠けたぐり程度なら余裕だけど……電磁波は撃ちづらいなぁ)

春香(でも悪戯心鬼火はあんまり痛くないし、最低限の役割は果たせそうかな?)

P『初手にヤミラミ。これは誰を想定してでしょうか?』

貴音『みみろっぷやちらちーのでしょうか。悪戯心鬼火を入れられればかなり有利な展開になりそうですから』

P『プクリンやポリゴン2の補助技にも強いですしね。どちらもアタッカーの可能性がなきにしもあらずですが』

貴音『ヤミラミやばるじーなは通常では防御に振ることが多いと記憶してます。わるびあるの威嚇といい、物理あたっかーはかなり動きづらそうですね』

P『春香のポケモンではメガミミロップ、チラチーノに加えてメブキジカも物理アタッカーだろうな。あとバクオングやポリゴン2が両刀の可能性アリか』

貴音『この面子でメガヤミラミをどう突破するのでしょうか……私気になります』

ヤミラミはメガヤミラミにメガシンカした!
メガヤミラミのバークアウト!

春香(バークアウト……まぁよくある方かな?)

プクリン
215/198

こうかはいまひとつのようだ…
プクリンのとくこうがさがった!

亜美(これでフェアリー技を受けてもたいして効かなくなるはず…)

訂正
>>243の冒頭に
プクリンはヤミラミのヤミラミナイトを見通した!
の一文追加


プクリンのステルスロック!
あいてのまわりにとがったいわがただよいはじめた!

亜美(ステロ!……そ、そんなん使えたんだ…)ドキドキ

春香(…………ここからどうするかだな)

P『ステロですね。なるほど、プクリンの個性と言っていい技ですね』

貴音『亜美のぱあていには襷の可能性が高いぽけもんが多いですから、これは有効でしょう』

P『落とすのに苦労しそうなバルジーナにも刺さりますね。春香のパーティーの低めな火力をステロダメージで補うという作戦でしょうね』

亜美(もちかちて、完全に補助型?じゃあ交代すべきかも……ストーカーじゃプクリンを落とせないし……)

春香(……交代がありえる。電磁波を入れたいな…)

春香(メガヤミラミの構成が鬼火再生だとしたら……残る一枠は……イカサマ?はたきおとす?ナイトヘッド?)

春香(……どれもプクリンに対して有効打にはならない。ここでの交代は十分ありえる話……)

春香(ただなぁ~……マジックミラーがなぁ~……)

春香(交代を読んで電磁波決めたらカッコいいんだけどなぁ~……)

亜美(……たしか電磁波使えるよね?あとは……壁張り?)

亜美(むぅ~……電磁波があるなら金縛りとかも持ってんのかなぁ。亜美、使ったことないからどんな感じかわかんないんだけど……)

亜美(あとは滅びの歌とか……くろまなは覚えないよね?あとプクリンの補助技ってなんかある……?)

亜美(……とりあえず鬼火いれてみよう。こっちには自己再生あるし、負けることはないはず。電磁波とか持ってて控えに当てられたらそっちのが嫌だもんね)

プクリンのリフレクター!
プクリンはリフレクターで物理に強くなった!

亜美(やっぱ持ってた!)

メガヤミラミのおにび!
プクリンはやけどをおった!

春香(やっぱ持ってた!)

プクリン
215/172

貴音『お互いに手を出せないのでしょうか』

P『メガヤミラミは鬼火、バークアウトがあるから残りは自己再生でしょう。あと一枠も悪技、またはゴースト技ならばプクリンを落とすのは難しい』

P『プクリン側も、ステロとリフレクター持ちですからアタッカーではないですね。光の壁を持っている可能性があることから、攻撃技を持っていたとしても1つ……それがフェアリー技でなくノーマル技ならばメガヤミラミには手を出せません』

P『プクリンに願い事がなければ、このタイマンではメガヤミラミが勝てます。しかしお互いに有効打がないので交代という選択も考えられるでしょう』

亜美(なんでバークアウトを見せたのに先にリフレクターなんだろ?物理技もあると思われてる……?)

亜美(……もしくは、光の壁がないとか……)

春香(うーん…このままターンを消費してもリフレクターが勿体ないな。次のターンに鬼火はないだろうし……ここで交代しよっか?)

亜美(…………光の壁がないなら特殊アタッカーで攻めたいけど……電磁波怖い…)

亜美(次の火傷ダメで落とせるくらいになるかな?ならここでの交代がアリなんだけど……このプクリン、きっと耐久に全振りだよね?)

亜美(メガヤミラミも火力無振りだからさっきのバークアウトダメじゃどっちに特化してんのかわかんないよ~!うあうあー!)

デデーン
>>243から書き直します

プクリンはヤミラミのヤミラミナイトを見通した!

亜美「プクリン!?うあちゃー!」

亜美(おみとおし……まーそりゃそうだよね。てかプクリンの他の特性忘れた)

春香(ヤミラミ……補助技が通らないな……でも亜美の性格からしてゾロアークの可能性も……?)

春香(ナイトバーストは半減だし、珠けたぐり程度なら余裕だけど……電磁波は撃ちづらいなぁ)

春香(ヤミラミの悪戯心鬼火はあんまり痛くないけど……マジックミラーは痛いなぁ。こっちの役割全然果たせないじゃないっ!)プンスコ

P『初手にヤミラミ。これは誰を想定してでしょうか?』

貴音『みみろっぷやちらちーのでしょうか。悪戯心鬼火を入れられればかなり有利な展開になりそうですから』

P『プクリンやポリゴン2の補助技にも強いですしね。どちらもアタッカーの可能性がなきにしもあらずですが』

貴音『ヤミラミやばるじーなは通常では防御に振ることが多いと記憶してます。わるびあるの威嚇といい、物理あたっかーはかなり動きづらそうですね』

P『春香のポケモンではメガミミロップ、チラチーノに加えてメブキジカも物理アタッカーだろうな。あとバクオングやポリゴン2が両刀の可能性アリか』

貴音『この面子でメガヤミラミをどう突破するのでしょうか……私気になります』

ヤミラミはメガヤミラミにメガシンカした!
メガヤミラミのバークアウト!

春香(バークアウト……まぁよくある方かな?)

プクリン
215/198

こうかはいまひとつのようだ…
プクリンのとくこうがさがった!

亜美(これでフェアリー技を受けてもたいして効かなくなるはず…)

あがーん
さすがに書き直しですわ

プクリンはヤミラミのヤミラミナイトを見通した!

亜美「プクリン!?うあちゃー!」

亜美(おみとおし……まーそりゃそうだよね。てかプクリンの他の特性忘れた)

亜美(ん?これでゾロアークじゃないってことがわかっちゃうじゃん。お見通しってこういう使い方もあるんだね)

春香(とりあえずゾロアークではないと……でもヤミラミ……補助技が通らないな……)

春香(ヤミラミの悪戯心鬼火はあんまり痛くないけど……マジックミラーは痛いなぁ。こっちの役割全然果たせないじゃないっ!)プンスコ

P『初手にヤミラミ。これは誰を想定してでしょうか?』

貴音『みみろっぷやちらちーのでしょうか。悪戯心鬼火を入れられればかなり有利な展開になりそうですから』

P『プクリンやポリゴン2の補助技にも強いですしね。どちらもアタッカーの可能性がなきにしもあらずですが』

貴音『ヤミラミやばるじーなは通常では防御に振ることが多いと記憶してます。わるびあるの威嚇といい、物理あたっかーはかなり動きづらそうですね』

P『春香のポケモンではメガミミロップ、チラチーノに加えてメブキジカも物理アタッカーだろうな。あとバクオングやポリゴン2が両刀の可能性アリか』

貴音『この面子でメガヤミラミをどう突破するのでしょうか……私気になります』

ヤミラミはメガヤミラミにメガシンカした!
メガヤミラミのバークアウト!

春香(初手メガシンカ……そしてバークアウト……まぁよくある方かな?)

プクリン
215/198

こうかはいまひとつのようだ…
プクリンのとくこうがさがった!

亜美(これでフェアリー技を受けてもたいして効かなくなるはず…)

プクリンのリフレクター!
プクリンはリフレクターで物理に強くなった!

亜美(リフレクター……壁張り要員かな?じゃあ完全補助型?フェアリー技なし?)

春香(うーん、鬼火じゃなくてバークアウトか……プクリンのフェアリー技警戒したのかな?)

春香(じゃあメガシンカしたのも耐久を上げるためだったりするのかな)

P『バークアウトということはこのメガヤミラミは特殊受け、または両受けでしょうね』

貴音『春香のぷくりんは壁張りさぽーと型でしょうか?』

P『先発に起用していることから、お見通しを生かしたサポート型の可能性が高いでしょう。光の壁を持っている可能性があることから、攻撃技を持っていたとしても1つ……それがフェアリー技でなくノーマル技ならばメガヤミラミには手を出せませんね』

貴音『メガヤミラミも自己再生は持っているでしょうから攻撃技はバークアウト含めて2つ……あと一枠も悪技、またはゴースト技ならばプクリンを落とすのは難しいですね』

P『お互い有効打がなさそうなこの状況。次は交代というのも十分にあり得ます』

春香(ステロだめ。電磁波だめ。私知ってるもん。マジックミラーに対して撃っちゃだめって私ちゃんと知ってるもんっ。そんなん間違えたりしないもんっ)フンフン

春香(ならもうはるりんにこの場で出来ることはない……交代しかない)

春香(でもメガヤミラミなら鬼火はほぼ確定的に持ってるはず。自己再生持ちならプクリン相手に負けることはないんだから、ここは鬼火でじわじわ削るのがあっちの安定行動……)

春香(……リフレクターがある中、物理技は考えづらい。次鬼火が飛んでくる可能性は高い…)

亜美(ヤミラミ見て引かないってことはさすがに物理技はないよね?ここでの鬼火は意味あるのかな?)

亜美(でもバークアウト連発するよりかはダメージ稼げるよね……たとえフェアリー技持ってたとしても、特攻一段階下がってるし……)

亜美(……とりあえず居座って鬼火いれてみよう。こっちには自己再生あるし、負けることはないはず。電磁波とか持ってて控えに当てられたらそっちのが嫌だもんね)

春香「もどれー!はるりん!」

はるかはプクリンを引っ込めた!

亜美(交代っ!?)

春香「いっけー!こぐれさん!」

P『ここでプクリンを戻し、バクオングを繰り出した!』

亜美(バクオング……?ぶ、物理ですかい?)

メガヤミラミのおにび!
バクオングはやけどをおった!

バクオング(やけど)
179/157

P『バクオングですか。爆音波という高威力一致技を得、隠れ特性肝っ玉による一貫性が魅力のポケモンですね』

貴音『ここでばあくあうとではなく鬼火を撃ったのは先程のやり取りで亜美がぷくりんを補助型だと判断したためでしょうか』

P『メガヤミラミがどちらに特化してるかはわかりませんが、すでに特攻を下げてますからね。たとえフェアリー技を持ってたとしても一発二発は耐えるだろうと踏んでの鬼火でしょう。メガヤミラミでプクリンを倒そうとダメージ効率を重視したのでしょうね』

亜美(……バクオングも技のアパートだよね。地震もエッジも馬鹿力も大文字も雷も冷凍ビームも覚えそう)

亜美(そんでいっちゃん強いのがタイプ一致爆音波だっけ?でもノーマル技はメガヤミラミには効かないし……)

亜美(……あれ?バクオングって特性防音だよね……?他になんかあったっけ……?)

春香(……気合い玉撃つ?バルジーナ以外全員に抜群だけど…)

春香(外すのが怖いんだよね~……でもバルジーナに交代されたら……プクリンに戻せばいいかな?)

春香(バルジーナが特殊特化じゃなきゃ気合い玉でも等倍でそこそこ入るだろうし、ここはいっちゃいますか!)

バクオングのきあいだま!

亜美「えっ?」

こうかはばつぐんだ!

メガヤミラミ
157/36

亜美「えー!?なんでーっ!?」

春香「あっ。落とせないんだ」

メガヤミラミのバークアウト!
バクオングのとくこうがさがった!

バクオング
179/127

バクオング(やけど)
179/105

春香(あー、バークアウトできたか。自己再生の方が有り難かったかも)

亜美(なにこのダメージ!?なんで抜群なの!?てかそもそもなんで当たってんの!?)

亜美(……あっ!バクオングの夢特性って……ガルーラと同じやつ!?)

P『おお。メガヤミラミをここまで削るか』

貴音『珠持ちではなかったですね』

P『メガヤミラミがどっちに振ってんのかわからないからなんとも言えませんが、眼鏡の可能性があります。しかし無振りとはいえバークアウトがほとんど効いてませんし、チョッキもあり得ますね』

春香(亜美、なんで驚いてんだろ。思ったより入ったのかな。じゃあメガヤミラミは特殊特化かな?)

春香(ならバルジーナは物理受けでほぼ間違いないんだけど…)

亜美(……ガルーラ対策のメガヤミラミだったのに、バクオングには通じないじゃん!)

亜美(先制鬼火が使えたからヤミラミは特殊特化にしたのに……それでもこんなに削られるなんて……)

亜美(珠ダメはなかったよね?てことは眼鏡?眼鏡っしょ!このダメージ!)

亜美(………………うあうあー!格闘受けはヤミラミにお任せしてたから受けられるポケモンがいないよーっ!!)

亜美(メガヤミラミは悪戯心じゃないから先制自己再生はもう無理だし、特攻一段階下がったくらいじゃもう気合い玉受けきれないよ…)

亜美(……バクオングって素早さどのくらいかな?速くはないよね……70族くらいかな……)

亜美(……次の気合い玉……あのポケモンなら受けられる……そんで次のターン抜ける……!)

亜美(でもバクオングを落としきれるかがわかんない……!落とせなきゃここでの交代はありえない!


亜美(…………でもあの技は火傷によって攻撃力下がる効果は関係なかった……気がする!)

亜美(……あのバクオングが両刀で、攻撃にも振ってたら…ワンチャンあんのかな……)

亜美(…………でもだからって遅くて耐久が死んじゃったメガヤミラミを残しとく意味はあんの?)

亜美(……プクリンがあっちにいる限り意味がないとは言えないかも)

亜美(………………)

P『いつになく亜美が真剣な表情をしていますね』

貴音『普通ならばここはメガヤミラミを捨てるしかないでしょう。しかし春香の控えにはぷくりんがいますからね』

P『ここで悩むのも不思議ではないと』

貴音『ええ。メガヤミラミの真骨頂は耐久だけにあらず。真に脅威なのはその耐久と見事に噛み合った特性まじっくみらーですから』

P『そうですね。マジックミラーはかなり強力な特性。その効果を頭に入れずしてどうやってメガヤミラミを使えようか!マジックミラーはステロを跳ね返す!マジックミラーの効果を忘れるなど話にならない!もう死んだ方がいい!』

貴音『ここはメガヤミラミを捨てるか、控えを捨てるかの選択になるのでしょうか』

P『もしくは控えで受けが成立するかでしょうね。ただ特攻が下がってるとはいえ先程の火力を見るに抜群連中では厳しいかと思われますね』

貴音『ならば……ここで可能性があるとしたら』

亜美「戻れはるるんのストーカー!」

あみはメガヤミラミを引っ込めた!

春香「変なこと言うのやめてよー!なんか怖いじゃない!」

亜美「いでよー!ケンタッキー!」

あみはバルジーナを繰り出した!

春香「おいしそう」ジュルルン

貴音『やはりバルジーナでしたね』

P『はい。とりあえずこの場の気合い玉は耐えてくれるでしょう』

バクオングのきあいだま!
しかし技が外れた!

亜美「うにゃー!?ラッキー!」

亜美「ってだったら今自己再生しとけばよかったじゃんー!うあー!」

春香「よくあるよくある」

P『見せてない技を自らバラしちゃってますね』

貴音『かわいらしおす』

春香(まー自己再生持ちだってのは鬼火バークアウトの時点で予想してたしね)

バクオング(やけど)
179/83

春香(バルジーナに攻撃技があるかはわかんないけど、黄色ゲージまで減っちゃったし特攻ダウンもあるし、交代安定かな)

春香(この交代が読めたとしても、向こうは交代し辛いはず。万が一居座られて気合い玉撃たれたら受けようがないもの)

亜美(あと半分かー…バクオングって体力高いよね。ちょっち厳しいかも……)

亜美(でもさっきの気合い玉外れたし、火傷ダメ込みならこのターンと次のターンで確実に落とせる!)

春香「こぐれさん!ハウス!」

はるかはバクオングを引っ込めた!

亜美「え、またっ?」

春香「いけ!可愛いはるるん!あ、間違った。いけ!可愛いはるりん!」

はるかはプクリンを繰り出した!

亜美「むぐうっ……!」

バルジーナのイカサマ!

プクリン
215/185

こうかはいまひとつのようだ…

亜美「いくらなんでも効かなすぎっしょー!?」

リフレクターが切れた!

亜美「あっ。リフレクター忘れてた」

春香「あるある」

春香(まー自己再生持ちだってのは鬼火バークアウトの時点で予想してたしね)

バクオング(やけど)
179/83

春香(バルジーナに攻撃技があるかはわかんないけど、黄色ゲージまで減っちゃったし特攻ダウンもあるし、交代安定かな)

春香(この交代が読めたとしても、向こうは交代し辛いはず。万が一居座られて気合い玉撃たれたら受けようがないもの)

亜美(あと半分かー…バクオングって体力高いよね。ちょっち厳しいかも……)

亜美(でもさっきの気合い玉外れたし、火傷ダメ込みならこのターンと次のターンで確実に落とせる!)

春香「こぐれさん!ハウス!」

はるかはバクオングを引っ込めた!

亜美「え、またっ?」

春香「いけ!可愛いはるるん!あ、間違った。いけ!可愛いはるりん!」

はるかはプクリンを繰り出した!

プクリンはバルジーナのゴツゴツメットを見通した!

春香(ゴツメ!物理受け確定!)

亜美「むぐうっ……!」

バルジーナのイカサマ!

プクリン
215/185

こうかはいまひとつのようだ…

亜美「いくらなんでも効かなすぎっしょー!?」

リフレクターが切れた!

亜美「あっ。リフレクター忘れてた」

春香「あるある」

亜美(あれ?リフレクター張ってから7ターンも経ってないよね?てことはプクリンは粘土持ちじゃないんだ)

亜美(なんだろ……ラムとか?)

亜美(じゃあメガヤミラミの鬼火で削るのは手間がかかるな~……だからってバルジーナじゃプクリンは落とせないし…もう一匹に電磁波とか入れられても嫌だし)

亜美(じゃあどっちみちプクリンはメガヤミラミで相手するしかないじゃん)

はるかはプクリンを引っ込めた!

亜美「…………はぇ?」

はるかはバクオングを繰り出した!

あみはバルジーナを引っ込めた!

あみはメガヤミラミを繰り出した!

亜美「………………はぇはぇ?」

春香(うっし)

貴音『交代読み交代ですね』

P『はい。プクリンの補助技読みのメガヤミラミ交代読みのバクオング交代ですね』

亜美「えーっ!ずるいっ!はるるん、亜美の心の声を読んだな!」

春香「おほほ!亜美ってば考えてること全部顔に出てるもの!手に取るようにわかるわ!」

亜美「うあうあうあうあ~!?はるるんが怖いよー!?」

P『亜美が混乱してますね』

貴音『持って帰りたいですね』

亜美(あれ?リフレクター張ってから7ターンも経ってないよね?てことはプクリンは粘土持ちじゃないんだ)・

亜美(なんだろ……ラムとか?)・

亜美(じゃあメガヤミラミの鬼火で削るのは手間がかかるな~……だからってバルジーナじゃプクリンは落とせないし…もう一匹に電磁波とか入れられても嫌だし)・

亜美(じゃあどっちみちプクリンはメガヤミラミで相手するしかないじゃん)・

あみはバルジーナを引っ込めた!・

あみはメガヤミラミを繰り出した!

亜美(補助技でもなんでも跳ね返してやるっしょー!)

はるかはプクリンを引っ込めた!・

亜美「…………はぇ?」・

はるかはバクオングを繰り出した!・

亜美「………………はぇはぇ?」・

春香(うっし)・

貴音『交代読み交代ですね』・

P『はい。プクリンの補助技読みのメガヤミラミ交代読みのバクオング交代ですね』・

亜美「えーっ!ずるいっ!はるるん、亜美の心の声を読んだな!」・

春香「おほほ!亜美ってば考えてること全部顔に出てるもの!手に取るようにわかるわ!」・

亜美「うあうあうあうあ~!?はるるんが怖いよー!?」・

P『亜美が混乱してますね』・

貴音『持って帰りたいですね』

バクオング(やけど)
179/61

亜美(あれ?リフレクター張ってから7ターンも経ってないよね?てことはプクリンは粘土持ちじゃないんだ)

亜美(なんだろ……ラムとか?)

亜美(じゃあメガヤミラミの鬼火で削るのは手間がかかるな~……だからってバルジーナじゃプクリンは落とせないし…もう一匹に電磁波とか入れられても嫌だし)

亜美(じゃあどっちみちプクリンはメガヤミラミで相手するしかないじゃん)

あみはバルジーナを引っ込めた!

あみはメガヤミラミを繰り出した!

亜美(補助技でもなんでも跳ね返してやるっしょー!)

はるかはプクリンを引っ込めた!

亜美「…………はぇ?」

はるかはバクオングを繰り出した!

亜美「………………はぇはぇ?」

春香(うっし)

貴音『交代読み交代ですね』

P『はい。プクリンの補助技読みのメガヤミラミ交代読みのバクオング交代ですね』

亜美「えーっ!ずるいっ!はるるん、亜美の心の声を読んだな!」

春香「おほほ!亜美ってば考えてること全部顔に出てるもの!手に取るようにわかるわ!」

亜美「うあうあうあうあ~!?はるるんが怖いよー!?」

P『亜美が混乱してますね』

貴音『持って帰りたいですね』

バクオング(やけど)
179/61

もう駄目だ
寝るしかないやで

亜美(あ~……せっかくメガヤミラミ残したのにまたバクオングとタンメン……火傷でだいぶ削られてるけどメガヤミラミが素早さで勝てる訳ないし)

亜美(またバルジーナに代えたところで……さっきみたいにプクリンに逃げられる。実際にバルジーナはプクリンに対して有効打がないし)

亜美(……でももうバクオングの寿命は短い。バルジーナとタンタンメンしても交代しない可能性の方が高いかもしんない)

亜美(それにこのメガヤミラミの耐久じゃどんな攻撃でも落とされる。一貫性のある雷とかでこられても不思議じゃない)

亜美(……てか特殊特化してるメガヤミラミがあんだけ食らうのに物理特化バルジーナじゃ爆音波でも耐えられないかも!)

亜美(……じゃあ受けるとか無理じゃん。もうメガヤミラミかバルジーナを捨てるしかない……)

亜美(プクリンとバクオングか……じゃあ残り一体は……ミミロップ!悪パに出さないわけない!)

亜美(でもミミロップならメガヤミラミがいれば……)

亜美(……!メガミミロップも肝っ玉だっけ!?そうだ!亜美、なんかで見たことある!)

亜美(……メガミミロップって軽そうだなぁー……)

亜美「…………うん、もう決めた!」

P『長考してましたが選択できたようです!』

貴音『春香はのうたいむでしたね』

あみはメガヤミラミを引っ込めた!

あみはバルジーナを繰り出した!

春香(バルジーナを捨ててきたか……いや、もしかして……)

バクオングのばくおんぱ!

亜美「ひっ!きた!」

きゅうしょにあたった!

亜美「えっ!?」

バルジーナ
217/0

亜美「ええええええええ!?」

春香「…………御馳走様でした」

P『ここで急所を引いたー!今大会初の急所です!』

貴音『これは必要急所でしょうか?』

P『必要ですね。体力全振り特防無振りバルジーナなら特化バクオングの爆音波で五割から六割削れます。しかしそれでは急所でも落とせないはずですのでこのバクオングはこだわり眼鏡持ちが確定しましたね』

P『特化眼鏡爆音波ですと同条件バルジーナから七割強から九割近くまで削ることができる確定二発になりますから、急所を引いた場合ですと一撃ですね』

貴音『それですと…高確率で四分の三削りますから、次のたーんにはねやすめを選択したとしても二発で落とされてましたね。そう考えると試合を左右する急所とは言い難いでしょうか』

P『一撃で落とされることと1ターン猶予があることでは大分違いますよ。次ターン、バルジーナははねやすめ以外にも出来ることがあったはずですし、バクオングを落とせてたかもしれませんからね。地味に火傷ダメージも1ターン分稼げてましたし』

貴音『なるほど』

亜美「ぐぬぬぬ……急所がなければ耐えたかもしんないのにぃぃぃ……」

春香(……多分、耐えるよ。計算したことないけど)

春香(春香さん、持ってるなぁ)

バクオング(やけど)
179/39

>>301
バルジーナはたおれた!
の一文を各自差し込もう



P『これで亜美の残りは満身創痍のメガヤミラミと隠してた一体だけになりました』

貴音『一方春香は手負いのばくおんぐ、ほぼ無傷のぷくりんに加えこちらも隠してた一体がおりますね』

P『運が絡んだとはいえ圧倒的亜美不利な状況です。悪タイプの技を半減できるプクリンを上手く回した春香の力量によるものも勿論ありますが』

貴音『メガヤミラミではどうしようもありませんから、ここで最後の一体が出てくるでしょう』

亜美(……大丈夫!まだ亜美のモチスジはある!亜美のとっときのポケモンで上からみんな倒せばいいんだから!)

亜美「いっけー!亜美の切り札!NINZYA!!」

あみはゲッコウガを繰り出した!

春香(ゾロアークかゲッコウガのどっちかだと思ってたけど……こっちか。ゾロアークよりもちょっと面倒だな)

P『ゲッコウガですね。使用率が高く、特性によって広範囲と安定した火力を両立した強ポケです』

貴音『個人的に好きなぽけもんです。忍者!』

P『NINZYAじゃなくてNINJAなんですけどね』

春香(んー、珠が多いポケモンだけど、ゾロアークやマニューラも珠候補だからなぁ。案外襷とかもあり得るかも)

春香(襷だったらバクオングに出していけたはずだけど、襷失うのを嫌った可能性もあるしなぁ)

春香(ん~……上から殴れるからゲッコウガ側は殴るのが安定。爆音波持ちにみがわりもありえないし)

春香(……ここでバクオングを捨てるとなると、プクリンが完全に死ぬよね。かといってここでプクリンに代えてもみがわり持ってたら終わるわけか)

春香(……賭けにでなくても勝算はあるわけだし、ここは素直に捨てよう)

ゲッコウガのけたぐり!

バクオング
179/0

バクオングはたおれた!

春香(お疲れこぐれさん。ロックだったよ)グッ

ゲッコウガはいのちがすこしけずれた!

ゲッコウガ
147/133

春香(…珠!)

P『珠アタッカーですね。特攻が特別高いわけではありませんが、変幻自在によるタイプ一致と高威力な技を覚えることで弱点を突くことができればかなりの突破力を持つポケモンです』

貴音『けたぐり……無邪気かせっかちの両刀でしょうか』

春香(悪いけど確信しちゃった。これ私の勝ちです)

春香「こっちも切り札!頑張れバニーラちゃん!」

はるかはミミロップを繰り出した!

P『春香の最後の手持ちはミミロップです!バニーとバニラを掛けてるところがイラっときます!』

貴音『あぁ……お腹がすいてきました』

亜美「きーたーなー!」

亜美(負けない!ミミロップの耐久なら珠ドロポンでワンチャンある!)

春香(ふふ……悪いけど亜美、メガミミロップはゲッコウガの珠けたぐりも珠ドロポンも耐えるのよ)

春香(襷持ちかもしれないってことが気がかりだった。襷持ちならねこだましを切ってる私のメガミミロップじゃ勝てないもの)

春香(あとは投げつけるからのアクロバットもたしか乱数。だからバクオングに対してけたぐりを選択し、珠だと判明した時点で私の勝ちが決まったのよ!)

春香(ごめんね亜美…でも無駄な犠牲にはしないわ。ノーマルタイプの強さを知らしめるためには必要なことなの!)

亜美「……………………」

ミミロップはメガミミロップにメガシンカした!

春香(……急所じゃなきゃ大丈夫……!)

ゲッコウガはどくタイプになった!
ゲッコウガのダストシュート!

春香(……え?ダストシュート……?)

メガミミロップ
141/46

ゲッコウガのいのちがすこしけずれた!
147/119

P『ダストシュート!変幻自在によってゲッコウガのタイプが毒タイプへと変わった!』

貴音『と、いうことは……!』

春香「えっ?えっ!?ま、まさか!?」

亜美「そういうことだよはるるん……亜美のNINZYAは何者にも変身できる……!」

亜美「たとえ格闘タイプの技が半減になる……どくにもなーっ!!」

メガミミロップのとびびざげり!
こうかはいまひとつのようだ…

春香「!!」

亜美「種族値じゃなくてタイプで受ける……これがポケモンというゲームなのだよはるるん。ノーマルタイプの限界を思い知るがよい……!」

ゲッコウガ
147/30

春香「…………!」

P『この場面でねこだましを撃たなかったということはおそらく持ってないですね』

貴音『それにしても手負いのげっこうがならば恩返しでも落とせそうなものですが…』

P『確定で落とせます。持ってたら撃つ場面ですね』

P『しかしだからこそ躊躇したのかもしれません。ゲッコウガにはいわなだれもありますから、亜美側としてはタイプで受けるとしたらダストシュートよりもいわなだれを選択する所でしょう。そこを読んでのとびひざげりなのかもしれません』

貴音『春香側の安定が恩返しだからこそのとびひざげり……というわけですか』

P『亜美側がそこまで読むのは至難でしょうから、いわなだれを持っててあえてダストシュートを選択したわけではなさそうですけどね』

春香(……さ、さすがに度肝抜かれたよ…まぁ単純に恩返し切ってたからとびひざげり選んだんだけど……)ドキドキ

春香(でもこれでわからなくなってきた……!セオリーならかげうちだけど、もしゲッコウガが水手裏剣を持ってたら……!)

亜美「……ふっふ。どうかね?はるるん」

春香「!」

亜美「これこそが亜美の……本物のワルの戦い方だよ……」

春香(……この余裕……!)

亜美「騙し合いで試合を征する……これこそが悪タイプの真髄……!!」

春香(あ、亜美が間違わずに難しいこと言ってる!)

亜美「さぁ…屈するがよい!悪タイプの前に!今日からは亜美こそが閣下だーっ!!」

亜美「しかし勝てるとは言ってない」

メガミミロップのれいとうパンチ!

ゲッコウガ
147/0

ゲッコウガはたおれた!

あみはメガヤミラミを繰り出した!

メガミミロップのれいとうパンチ!

メガヤミラミ
157/0

メガヤミラミはたおれた!

はるかはあみにかった!

春香「…………」

P『勝者、春香ー!!ノーマルタイプの勝利ー!!』

亜美「……ふっ。完敗じゃ。この亜美を越えよるとはのう」

春香「もう!びっくりさせないでよ!無駄に焦ったじゃないーっ!」

P『……まぁメガミミロップがようきならこうなるわな』

貴音『げっこうがに先制技がない時点で春香の勝利が確定してたということですか?』

P『ああ。水手裏剣を持ってたらわからなかったかな』

貴音『……だとしたら亜美はあそこでだすとしゅうと以上の技を持っていたなら…』

P『控えめ珠ドロポンでも確定二発だ。カノンでも持ってない限り無理だ』

貴音『ではあのダストシュートは最善の選択ではあったのですね』

P『結果論だけどな。それでも勝てないんだから春香の戦略勝ちだろう。急所もあったけど気合い玉の外れもあったし、どのみちようきメガミミロップが控えてたんだから順当だろう』

P『……いや、バルジーナが物理特化してて飛行技を持ってたらわからなかったかもしれん。そういう意味ではあそこの急所はかなりおいしかったんだな』

亜美
メガヤミラミ NN ストーカー ♂
@メガ石・特性 悪戯心
おだやかHD252B4
157 94 146 105 183 40
鬼火・バーク・再生・イカサマ

ゲッコウガ NN NINZYA ♂
@珠 特性 変幻自在
無邪気CS252A4
147 116 87 155 181 191
ドロポン・冷凍B・ダスト・けたぐり

バルジーナ NN ケンタッキー ♀
@ゴツメ 特性 防塵
わんぱくHB252S4
217 85 172 67 115 101
はねやすめ・蜻蛉・イカサマ・どくどく

春香
バクオング NN・こぐれさん ♂
@眼鏡 特性 肝っ玉
控えめCD252B4
179 99 84 157 125 88
爆音・文字・気合い玉・冷凍

プクリン・NN・はるりん ♀
@オボン 特性 お見通し
穏やかBD252S4
215 81 97 105 112 66
電磁波・かなしばり・リフレクター・ステロ

メガミミロップ NN バニーラ ♀
@メガ石 特性 柔軟
陽気AS252H4
141 188 114 66 116 205
膝・・みがわり・冷凍P・アンコ

亜美「…………」ポチポチ

やよい「そんな携帯ばかり弄って楽しいの?」

亜美「別に…楽しいとかないけど…これで亜美達のこと、見れるから」ポチポチ

やよい「……人気のこととか?」

亜美「うん…」ポチポチ

やよい「へー…」

亜美「やよいっちも携帯慣れた?」

やよい「私は電話とメールするだけのしか持ってないし。さすがに電話とメールくらいわかるよ」

亜美「そなんだ。じゃ亜美にもメルアド教えてよ」

やよい「えっ……と、これはお仕事用にって事務所から貸してもらってる携帯だから…」

亜美「え、いいじゃん。亜美もお仕事仲間なんだし。亜美の方はお仕事用じゃないの教えるからさ」

やよい「教えてもらっても……電話とかしないよ?…話なら事務所でもできるでしょ…?」

亜美「なんで…?亜美、事務所じゃないとこでもお話ししたいよ」

やよい「じゃ、じゃあこうしてファミレスとかで会ってもいいし。私も……呼ばれたらくるし…」

亜美「ほんと?絶対だよ」

やよい「うん……時間、作れたら……」

誤爆

P「ほんではBブロックに移りたいと思うでな。一戦目は虫VS地面。律子対雪歩なんで眼鏡と穴は定位置につけ」

P「解説は俺安定。ゲストは貴音に加えて亜美がきた」

亜美「亜美だよー。はろはろーん」

P「ぼろ負けやったな」

亜美「うあうあー!おんぼろ負けってことないっしょー!?」

P「貴音とあずささんの試合の直後だったからさぁ」

貴音「はい。先ほど休憩中にもお互いの首筋をくんくんし合って友情を育んで参りました」

P「え、なんなのそれは」

亜美「兄ちゃん兄ちゃん!なんではるるんはあんなに低種族値なのに……間違えた。なんではるるんのパーティーはあんなに低種族値なのにつおいの!?」

P「必要な役割が明確ならそれに適したポケモンを使うだろ?それがたまたま低種族値のポケモンだったんだろ。春香のポケモンはしっかりと亜美のパーティーに対して役割を果たしてくれたわけだ」

亜美「むーん……じゃあ亜美はどう頑張ってもはるるんには勝てなかったの?」

P「プクリンにヤミラミをぶつけたのはよかったと思うぞ。実際プクリンも何も出来なかったようなもんだしな。あれは読んでたのか?」

亜美「プクリンとポリツーは補助技中心だし特殊型ばっかりだから特殊特化ヤミラミでなんとかできると思ったよ。あとミミロップとチラチーノと……あとなんだっけ?あの草のやつ。にも鬼火撃てると思ったし」

P「問題はそのヤミラミがプクリンに対して有効打がなかったことだな。悪技に対して受けが成立してた。悪技にイカサマばっか採用してたのも問題だが」

貴音「ずるはいけませんよ」

亜美「ずるっこじゃないよー!」

P(ゲッコウガをズルと言っては酷か)

亜美「でも亜美が負けたのって急所のせいもあるってゆーかー……むしろ急所のせいってゆーかー……」

P「バクオングは眼鏡でもCS振りが結構多いから、その場合急所じゃなくても上から爆音波2回撃たれてバルジーナは出落ちするわけだけど、亜美がそれを考えていないのもちょっと気になった
まぁ結果的に春香のバクオングは耐久振りだったわけだけど」

貴音「バクオングは眼鏡でもスカーフでもCSが使いやすいよな
耐久振りバクオングってのも面白いけど」

亜美「えっ!???????素早さ振りのバクオングなんているのっ!??????」

P「いるに決まってんだろ。世界の常識だぞ。その程度の知識でポケモンやってんのかよ。頭大丈夫でちゅか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

亜美「その程度の煽りに反応する情弱いんの?」

P「素早さじゃなくて耐久に振ってるってことはおそらくプクリンやポリツーの電磁波でバクオングを動きやすくするって戦法だろうな。それじゃあチラチーノの持ち物も多分王者の印だぜ?」

貴音「なんと……」

亜美「さすがの亜美も引くわ……はるるん……」

P「亜美の立ち回りも電磁波を恐れてるっぽかったしな。バルジーナはチラチーノ対策だったんだろ?」

亜美「うん。スイープビンタしてきやがったらゴツメでカエルウチにしてやがろうと思って」

貴音「かえる……」ジュルルン

P「プクリンの存在で亜美は慎重に動かざるを得なかった。それで後手後手になっちゃったのが主な敗因だろう。タイプではなく人としての相性が悪かったな」

亜美「はるるんは亜美以上のわるるんだったってことだね」

貴音「さて、律子嬢と雪歩の準備ができたよほですよ」モグモグ

律子「地面タイプね…こちらのメインが通らなくてあちらのサブがぶっ刺さる……ふっ。ハンデとしては調度いい感じね」

律子「苦手なタイプ相手なら苦手なタイプなりの戦術を構築すればいいだけの話だもの。あえて苦手なタイプを誘い出して返り討ちにするのもポケモンの醍醐味だわ」

律子「増してやタイプ統一パ同士。この私が読めないとでも思う?さぁ、掛かってきなさい雪歩。今日だけは泣いても許してあげないわよ?」


律子 虫 合計種族値2989
515 虫飛 メガヤンマ
500 虫 カイロス
424 虫地 ミノマダム
505 虫岩 ツボツボ
550 虫炎 ウルガモス
495 虫鋼 シュバルゴ

律子「地面タイプね…こちらは弱点を突きにくいけどメインで等倍を取りやすい。あちらはメインが通らないけどサブがぶっ刺さる……ふっ。ハンデとしては調度いい感じね」

律子「苦手なタイプ相手なら苦手なタイプなりの戦術を構築すればいいだけの話だもの。あえて苦手なタイプを誘い出して返り討ちにするのもポケモンの醍醐味だわ」

律子「増してやタイプ統一パ同士。この私が読めないとでも思う?さぁ、掛かってきなさい雪歩。今日だけは泣いても許してあげないわよ?」


律子 虫 合計種族値2989
515 虫飛 メガヤンマ
500 虫 カイロス
424 虫地 ミノマダム
505 虫岩 ツボツボ
550 虫炎 ウルガモス
495 虫鋼 シュバルゴ

雪歩「虫タイプ……うぅ、ストーリーでは倒しにくくて好きじゃないですぅ…」

雪歩「私には統一パを使い慣れてることくらいしか取り柄がありませんけど……でも地面タイプにはいいとこがいっぱいあります!私と違って!いっぱいです!」

雪歩「……なんだか穴掘って埋まりたくなってきました……でも律子さんに怒られるのでやっぱりやめときますぅ……」


雪歩 地面 合計種族値2926
508 地鋼 ドリュウズ
423 地無 ホルード
475 地水 トリトドン
530 地氷 マンムー
480 地炎 バクーダ
510 地飛 グライオン

※いくらワイが雪歩好きやからって律子対策に入れるわけやないやで
あくまでもパーティーバランス考えてやで
贔屓やないんや


雪歩「虫タイプ……うぅ、ストーリーでは倒しにくくて好きじゃないですぅ…」

雪歩「私には統一パを使い慣れてることくらいしか取り柄がありませんけど……でも地面タイプにはいいとこがいっぱいあります!私と違って!いっぱいです!」

雪歩「……なんだか穴掘って埋まりたくなってきました……でも律子さんに怒られるのでやっぱりやめときますぅ……」


雪歩 地面 合計種族値2983
508 地鋼 ドリュウズ
500 地超 ネンドール
475 地水 トリトドン
530 地氷 マンムー
460 地炎 バクーダ
510 地飛 グライオン

P『うーむ。色んな複合タイプが入り交じってるな』

亜美『ゆきぴょんなんて全部じゃん』

貴音『雪歩は普段も複合ぱあていを使用してると聞きました。あれが雪歩の結論ぱなのでしょうか』

P『必要な要素はとりあえずほぼすべて取り入れてそうではあるな』

亜美『あれ?でも種族値制限ルールで有利なおっちゃんがいないね』

P『男苦手な雪歩がオッサンは使わんだろ。な?』

貴音『すとーりー序盤でほるびー使ってはいそうですが』

亜美『進化したとたん大絶叫してそう』

P『個人的にはブニャットやドゴームよりも衝撃だったな』

貴音『対して律子嬢は…意外と速くないぽけもんばかりです』

P『律子は加速じゃなくて色眼鏡推しだったな。このメガヤンマもそうだとは限らんけど、カイロスと蝶舞積んだガモス辺りは素早さに振ってそうだが』

亜美『うぅ~…虫は無視だよー。ゲームでもリアルでも亜美泣かせな鬼軍曹だにゃ』プルプル

律子「あんだって?」

亜美『ひっ!?』

P『実況席の声はあっちには届いてないはずなんだがなー』

貴音『亜美絶対殺すうーまん』

雪歩「す、すみませんでしたぁ!今日も立派で美味しそうなエビフライだと思ってすみませんでしたーっ!」

律子「いや、雪歩に反応した訳じゃないのよ……ていうか普段そんなこと考えてたのね」

律子(…ドリュウズが高速物理アタッカー、マンムーが先制技持ちの物理アタッカー…メガ枠特殊アタッカーバクーダ、特殊受けトリトドンに物理受けグライオン、そして補助のネンドールといったところかしらね)

律子(ドリュウズがスカーフかしら。他にスカーフを持ちそうなポケモンはいないし)

律子(グライオン……みがわりはさざめきで透かせるけど…半減ね。メガヤンマとは同速……)

律子(ネンドールは壁張り要員かしらね。あと警戒すべきなのはトリルとステロ辺り。トリルからのメガバクーダ無双、ステロからのマンムー無双が極めて怖い……)

律子(襷持ちならトリル→ステロで最低限の仕事は果たされてしまう……ネンドールバクーダマンムーの三体選出も十分考えられる……)

律子(でも私のパーティーに対してネンドールは出しにくいはずよね……)

律子(……誰がきてもいいように先発はこの子にしましょうか。この試合は相手の作戦を妨害することよりもこちらの作戦を迅速に行うことが大事になりそうだもの)

P『律子は時間いっぱい使うな』

貴音『いろいろなぱたーんを考えてるのでしょうか』

P『対して雪歩はわりとあっさり選び終えたみたいだ』

亜美『ゆきぴょんノーキン説あるで』

P『たしかにぱっと見、脳筋プレーでなんとかなりそうにも見える』

貴音『虫たいぷは弱点がめじゃーですからね』

P『耐性もメジャーではあるんだが、攻撃側としては不遇なイメージがあるな。抜群取れるのがマイナーだし半減は多いし』

亜美『格闘とフェアリーと虫がいなくなればマイナーじゃなくなるもん』

P『そらそやよ』

書いてた内容全部ふきとばし食らったんで遅くなる
ごめんの

P『どっち勝つと思う?』

亜美『りっちゃん』

貴音『雪歩』

P『分かれたな。理由は?』

亜美『虫タイプつおいから』

貴音『虫たいぷが弱いので』

P『簡潔かつお前らスタイルな理由Thank・you』

亜美『でもゆきぴょんのパーティー大概岩技持ちっぽいからきびちーかもね』

P『地面タイプはとりあえず地面と岩技持ってりゃどうにかなるからな。岩地面の組み合わせが優秀過ぎてサブが少なめなデメリットが気にならないレベルや』

貴音『律子嬢のパーティーにも水、氷技持ちがいませんし、律子嬢不利に見えますね』

亜美『どっちが勝つにしても、あっさり決着がついちゃうような勝負にはしてほしくないもんだね!』

P『おまいう。おっとそろそろ始まるぞ』

雪歩「いけぇっ!とっぱもん!」

律子「いきなさい、ひざのさら!」

P『お互いの初手は、ドリュウズとツボツボです!』

ドリュウズはかたやぶりだ!

律子(ドリュウズ…怖いのはつのドリルかしら。でも…)

雪歩(うぅ。頑丈だ……ドリれない)

P『ドリュウズとツボツボ。これはどういう意図でしょう?』

亜美『ゆきぴょんは単純に全抜き狙ったんじゃない?すなかきでは無いみたいだし、型破り地震はメガヤンマメガカイロス以外に刺さるからね』

貴音『仮にその二匹がきても岩技が四倍ですね』

P『だとしたらやはりスカーフ濃厚でしょうかね』

亜美『ツボツボは起点作りっしょ。ステロとかネット撒きっぽいね』

貴音『まとわりつく型の可能性もありますが……一致地震が等倍で入るのでキツいでしょうか』

P『そうですね。頑丈により一撃技は無効化できますがドリュウズの火力なら長居は出来そうにありませんね』

ドリュウズのじしん!

律子(殴ってきたわね。さぁどれほど削られるか……)

ツボツボ
127/85

雪歩(か、かたぁい……っ)

律子(……確定三発ってところ?)

P『ドリュウズの地震でも三発は必要ですね。さすがの耐久です』

亜美『物理特化かな~』

しょっぱなミスっとるわ
確定三発じゃなくて乱数三発にしといてくり~

………………

ドリュウズはかたやぶりだ!

律子(ドリュウズ…怖いのはつのドリルかしら。でも…)

雪歩(うぅ。頑丈だ……でも型破りだからドリれるもん!型破りは特性を無効化できるんだよ!このくらいの世界の常識はいくら私だって知ってるよ!こんな場面で勘違いしてドリれないなんて言ったらみんなに指さされて笑われてCDは叩き割られて写真集はバリバリに破り散らかされお尻に鞭打たれて罵詈雑言を浴びせられちゃう!)

雪歩(でもツボツボ体力低いから地震で大丈夫だよね)

P『ドリュウズとツボツボ。これはどういう意図でしょう?』

亜美『ゆきぴょんは単純に全抜き狙ったんじゃない?すなかきでは無いみたいだし、型破り地震はメガヤンマメガカイロス以外に刺さるからね』

貴音『仮にその二匹がきても岩技が四倍ですね』

P『だとしたらやはりスカーフ濃厚でしょうかね』

亜美『ツボツボは起点作りっしょ。ステロとかネット撒きっぽいね』

貴音『まとわりつく型の可能性もありますが……一致地震が等倍で入るのでキツいでしょうか』

P『そうですね。頑丈により一撃技は無効化できますがドリュウズの火力なら長居は出来そうにありませんね』

ドリュウズのじしん!

律子(殴ってきたわね。さぁどれほど削られるか……)

ツボツボ
127/85

雪歩(か、かたぁい……っ)

律子(……確定三発ってところ?)

P『ドリュウズの地震でも三発は必要ですね。さすがの耐久です』

亜美『物理特化かな~』

ツボツボのねばねばネット!
味方の足元にねばねばネットが広がった!

雪歩(はぅっ……ね、ねばねば……!?)

律子(……うん。とりあえずこれで後続が生きてくるはず)

貴音『おや。雪歩が動揺してますね』

亜美『読んでなかったのかな?』

雪歩(ねばねばネット……そんなの使えたんだ……)

P『これはツボツボに仕事されそうですね』

亜美『どうせ三発必要ならドリっといたほうがよかったかもね。補助型ツボツボなら居座られても毒も無効だし、やることなさそうだし。一撃目二撃目で落とせる可能性があるならそれに賭けてもいいっしょ?』

P『そうですね。型破りならば頑丈を貫通してつのドリルを当てられますし……』

貴音『持ってないのか……それとも型破りの仕様を把握してなかったのか……』

亜美『そんなわけないっしょ!?ゆきぴょんを馬鹿にし過ぎだよ!!』

貴音『そうですね!雪歩が型破りの仕様すら把握できてないにわかなわけがないです!』

P『ああ、その通りだ!!そんな頭が逝かれてる奴はポケモンユーザーを名乗る資格がないってなもんだ!!死んだらいいのだよ!!』

雪歩(……私はもちろん型破りが頑丈を貫通することを知っていた……けどこの場面でそんなに簡単に撃ったりはしない……)

雪歩(なぜなら……私の相棒であるこの子を信じてるから。とっぱもんの攻撃力で突破してくれると信じてるから……!)

雪歩(……私は安易につのドリルに頼ったりしない。ドリラーの名にかけて……!)キリッ

律子(……スカーフならつのドリル持っててもおかしくないけど…撃たれなかったわね)

律子(ありがたいけど、三割を信用できないのは同意ね)

ちょっとまってこれやばい
何から何までやばい
全部書き直しますので忘れてください
ほんと下手こいた

ドリュウズはかたやぶりだ!

律子(ドリュウズ…怖いのはつのドリルかしら。でも…)

雪歩(耐久が高いポケモンだけど…弱点突けるし、ドリる必要はなさそうかな…)

P『ドリュウズとツボツボ。これはどういう意図でしょう?』

亜美『ゆきぴょんは単純に全抜き狙ったんじゃない?すなかきでは無いみたいだし、型破り地震はメガヤンマメガカイロス以外に刺さるからね』

貴音『仮にその二匹がきても岩技が四倍ですね』

P『だとしたらやはりスカーフ濃厚でしょうかね』

亜美『ツボツボは起点作りっしょ。ステロとかネット撒きっぽいね』

貴音『まとわりつく型の可能性もありますが……一致地震が等倍で入るのでキツいでしょうか』

P『そうですね。型破りつのドリルもありますし、ドリュウズの火力なら長居は出来そうにありませんね』

ドリュウズのアイアンヘッド!
こうかはばつぐんだ!

律子(殴ってきたわね。さぁどれほど削られるか……)

ツボツボ
127/58

雪歩(あと一発…っ)

ツボツボはオボンのみで体力を回復した!

雪歩(!)

ツボツボ
127/89

律子(……これで確定三発になったわね)

P『ドリュウズの抜群アイへでもオボン込みで確定三発。さすがの耐久です』

亜美『物理特化かな~』

ツボツボのねばねばネット!
味方の足元にねばねばネットが広がった!

雪歩(はぅっ……ね、ねばねば……!?)

律子(……うん。とりあえずこれで後続が生きてくるはず)

貴音『おや。雪歩が動揺してますね』

亜美『読んでなかったのかな?』

雪歩(ねばねばネット……そんなの使えたんだ……)ドキドキ

P『これはツボツボに仕事されそうですね』

亜美『どうせ三発必要ならドリっといたほうがよかったかもね。補助型ツボツボなら居座られてもドリュウズに毒無効だし、やることもなさそうだしね。一撃目二撃目で落とせる可能性があるならそれに賭けてもいいっしょ?』

P『それは結果論ですね。オボンがなければ確定二発だったでしょうし。一撃で突破できる可能性があるとしても所詮は三割ですから』

亜美『亜美ならばばーんってやっちゃってたかもー』

貴音『まぁ、持ってない可能性もありますけどね。スカーフなら持っててもおかしくはないのですが』

雪歩(……うーん。ツボツボの型ってどくどくで粘る型くらいしか知らなかったなぁ……持ち物も食べ残しかと思ってたし……)

雪歩(他の補助技ってなにがあるのかな…壁張りは出来なさそうなんだけど……)

律子(さて、これであと1ターンは動けるわね……この1ターンで何をするか…ドリュウズがスカーフならこっちだけど…)

律子(襷……ネンドールかマンムーってところね……でもネンドールを初手で出してこなかったってことは……?)

ドリュウズのアイアンヘッド!
こうかはばつぐんだ!

ツボツボ
127/27

雪歩(ひるみ…期待しちゃう…)

ツボツボのアンコール!

雪歩(っ?)

ドリュウズはアンコールを受けた!

律子(……スカーフだと完全に判断するにはまだ早いわね)

P『後手アンコール……』

亜美『え、な、なんのためのアンコ?これ』

貴音『……すかーふだとしたら無意味な行動になりますね』

P『はい…スカーフとはまだ確定したわけではありませんが…』

亜美『わざわざアンコしなくても今更つのドリルなんて撃つわけないじゃん。怯みもあるのにさ』

P『……このアンコールは後続のためでしょうね。完全にアイアンヘッドで固定しなければならない理由があるのでしょう』

雪歩(……このアンコール、なんなのかな……とっぱもんはスカーフだからどのみちアイアンヘッドしか撃てないんだけど……)

雪歩(……なんだか怖いなぁ……律子さん、なにを企んでるんだろう……)

雪歩(……ん~……なんか怖いけどここで引くのは……ねばねばネットもあるし、スカーフが無意味になっちゃうし……)

雪歩(……ここもアイアンヘッドでいいと思うんだけど…)

ドリュウズのアイアンヘッド!
こうかはばつぐんだ!

ツボツボ
127/0

ツボツボはたおれた!

律子(……交代はしないか。そりゃそうよね。あわよくばステロも撒きたかったんだけどね)

律子(あとは残りの面子でどうにかするしかない…)

P『これで律子は二体目か…』

亜美『……なんだかりっちゃん、勝ち目なくない?』

貴音『どうでしょうか……おそらくあいあんへっどを固定したことによって次のぽけもんでどりゅうずは突破できるのでしょうが…』

律子「……いけ!アントラ!」

りつこはカイロスを繰り出した!

カイロスはかたやぶりだ!

P『律子の二体目はカイロスです!』

雪歩(……メガシンカしてもスカーフドリュウズは抜けないよね?)

雪歩(……でもメガカイロスの地震でドリュウズは落ちそうかな。じゃあここで引く必要はないよね…)

律子(襷なら次のターン先制して落とせる。スカーフなら一撃。ネットがある中ドリュウズを引かせる理由も無し)

カイロスはメガカイロスにメガシンカした!

律子(いわなだれなら耐えない。けどアイアンヘッドで固定してあるから一発は耐える……懸念材料は怯みね……)

ドリュウズのアイアンヘッド!

律子(お願いだから怯まないでよっ!)

雪歩(…………!)

P『怯みは……ありません!』

メガカイロス
151/73

律子(うっ……案外効くわねぇ……!)

メガカイロスの地震!
こうかはばつぐんだ!

ドリュウズ
185/0

P『返しの地震!確定一発!』

ドリュウズはたおれた!

雪歩(……やっぱり攻撃力高いんだなぁ…)

律子(襷じゃない…後続が襷である可能性が消えてないってことね……)

亜美『やっぱドリュウズスカーフっぽいね。じゃあねばねばネットがある中でメガカイロスを抜けるポケモンはもういないってことになるよね』

貴音『そうですね。ぐらいおんにねばねばねっとは効きませんが、素早さ種族値で負けてますから』

P『グライオンが最速ならば準速メガカイロスは抜けますね』

亜美『あ、そなんだ』

P『しかし……脅威なのはグライオンだけではないでしょうが……』

律子(……ここで来られて困るのは物理受けのグライオン、そして礫持ちマンムー!)

律子(メガカイロスのこの残りHPじゃ……!)

雪歩(……どっちにしようかな)

雪歩(えっと、A205からのタイプ一致アイアンヘッド120で大体半分持ってけたから……)

雪歩(……いけそう、かなぁ……でももし乱数だったら…………あばれるで落とされる……?格闘技は持ってるのかな……)

雪歩(うぅ……自信ないなぁ……あ、地震は持ってるんだけど……)

雪歩「…ぷぷ……っ」

P『雪歩はなぜか勝手に楽しそうですね』

亜美『ねーねー兄ちゃん。兄ちゃんがゆきぴょんだったら次なに出す?』

P『選出してるかはわかりませんがやはりマンムーでしょうかね。強化アイテム持ちなら礫で落とせます』

亜美『え、アイテム持ってなきゃ落とせないの?』

P『マンムーがいじっぱりなら乱数のはずです。陽気なら落とせませんね』

亜美『へー。亜美、カイロスって紙のイメージあった』

P『物理は耐久がないってほどでもないですね。メガカイロスになると並にはあります。Hは相変わらず低いですが』

亜美『ところで兄ちゃん。敬語キモいよ』

P『やかましいでございますわ』

律子(……マンムーならもう賭けに出るしか道はない。そういう運の要素が絡んだバトルはしたくないんだけどね)

律子(グライオンが出るなら……これは読み合いのゲームになりそう。そっちの方が私の本分だわ)

律子(さぁ……どっち!?)

雪歩「……っ!えーい、いけぇ!てっぽうだま!」

ゆきほはマンムーを繰り出した!

P『雪歩の二体目はマンムーです!』

亜美『兄ちゃんカビゴン』

P『私ならマンムーには帯を持たせますが、襷だった場合でもメガカイロスは落とされてしまいます』

貴音『仮に持ち物がそれらでなくとも乱数次第で落とされる……』

亜美『陽気最速もいるからねー。襷持ちならがむしゃらも持たせたいし、その場合は最速なんじゃない?』

貴音『先制技を強みとするならば意地っ張り攻撃特化でも使いやすそうです』

マンムーはねばねばネットに引っかかった!
素早さが下がった!

雪歩(ね、ねばねばぁ……!)

律子(これでマンムーは抜いたけど、撃たれるのは礫でしょうね。205の120が78。200の120で残り73ならまだ確定ではないはず)

律子(確率としては五分五分ってところかしら……?電光石火を覚えていればまた結果も違ったでしょうけど……まさか私が運に頼らざるを得ないとはね……)

律子(でもここでマンムーを落とせたなら、メガカイロスを抜けるポケモンがいない時点で勝ちは目前!なんとかここを乗り越える!)

律子(メガカイロス!あんた何のためにメガシンカしてメカっぽくなってんのよ!?あんただけメカシンカじゃないの!ダイナマンじゃないの!メカなら乱数くらい調整してみなさいよー!)エビエビ

雪歩(はわわわ……海老が舞を踊ってらっしゃいますぅ……!)

貴音『お腹がすく試合内容です』ハラペコグー

P『難解な感性です!』

マンムーのこおりのつぶて!

P『おっと、選択したのはやはり礫!メガカイロスは耐えられるのか!?』

律子(耐えて!ここで根性見せるのよ!)

こうかはばつぐんだ!

メガカイロス
151/0

メガカイロスはたおれた!

律子(…………)

律子(……攻撃特化だったのね…!)

P『落としたァー!』

亜美『ありゃりゃ』

貴音『珠ではないようです。ならばやはり帯でしょうか…』

亜美『プレートって線もなくはないよね』

律子(…………ま、最初から分が悪い賭けではあったんだけどね……)

律子「……ヘラクロスにしておけばよかったかしら」ボソッ

雪歩(落とせたぁ……!これで少なくとも最後の一匹に負担をかけられる…!)

P『これで2対1!雪歩が大幅に有利な状況です!』

亜美『マンムーが礫で削って最後の一匹でトドメって感じかな~。いやーりっちゃん、オツトメゴクロウサンデシタ』

貴音『……しかし律子嬢がこれで終わるとも思えません』

P『はい。残り一体で一掃という線も考えられますからね』

亜美『えー?マンムーを一撃で突破できるようなポケモン、りっちゃんの手持ちにいたっけ?』

律子「……ふぅ。できればあまりやりたくはなかったわ」

雪歩「……っ!」ビクッ

律子「種族値が高いポケモンでただ暴れるだけ……そんなのは戦略でもなんでもない……」

律子「ただ…シンプルな強さだけに、覆すことは容易くはない……!」

律子「そう、ただ単なる圧倒的火力で上から殴るだけの仕事よ……いきなさい、Vulcan……」

りつこはウルガモスを繰り出した!

亜美『なんだあのテンション!』

P『律子のラス1は第五世代からの強ポケ、ウルガモスです!』

亜美『よりによって岩四倍じゃないの~』

貴音『まんむーが襷ならほぼ負けですね』

P『襷なら意地っ張り確定です。逆に陽気なら強化アイテム持ち確定』

貴音『ふむ……襷持ちなら素早さに振るでしょうが、しかし陽気最速は無いと……』

亜美『陽気最速だとしても耐久振りはありえないよー』

P『どちらにせよこのマンムーは耐久無振りでしょうね』

亜美『だからって暑いしボーン!のマンムーを確定一発取れるの?』

P『控えめぶっぱ大文字でも25%の乱数です』

亜美『おわた!』

貴音『いえ、ということはそれこそ強化アイテム持ちなら確定一発を取れるのでは?』

P『ですね。その場合は命の珠からギガドレインでも確1が取れるようになります』

亜美『ギガドレイン?ってことは……』

雪歩(……ウルガモスは草技持ち…弱点取られるんだ……しかもギガドレインなら礫ダメージも意味が無くなっちゃう……)

雪歩(……少しでもダメージを与えておきたいけど……あっちとしては外れもある文字よりもギガドレインで攻めたいはずだよね…)

雪歩(……あれ?文字が165、ギガドレインが150……もしかしてギガドレインじゃ落ちない……?)

雪歩(だ、だったらここは氷の礫ですこしでも負担をかけておくべきなのかな……でもいくら物理が紙でも…半減じゃたいして……)

律子(……最後まで襷かどうかはわからず終い……マンムーかラス1が襷持ちだった瞬間にこちらの負け…)

律子(……こういう相手に左右される展開は相変わらず苦手だわ。嫌な予感しかしない)

律子(……運にも頼りたくないけど、エッジやいわなだれは命中に不安がある…こちらの勝ち筋が少しでも残っている以上、諦めるだなんて選択肢があるわけがない!)

雪歩(……礫か、エッジ……)

亜美『ゆきぴょんとしては何を選択すべきところかな』

P『逆に律子側は珠じゃないならギガドレインは選びにくいはずです。大文字が安定しますね』

貴音『雪歩は大文字を読むならば礫で安定。ギガドレインを読むならば耐えることを望んでのすとんえっじというところでしょうか』

P『後続でなんとかなりそうなら無理にエッジを狙うより礫でダメージを与えておきたいでしょうね』

亜美『でもどのみちギガドレイン持ちだったらトリトドン控えでも無理だよね』

P『バクーダならば安定して相手ができます。それ以外ならややキツいでしょう』

雪歩(…………)

P『さぁ、選択したようです』

ウルガモスのギガドレイン!

P『礫ではない!』

亜美『しかもギガドレ!』

貴音『珠…!?』

雪歩「」ドキドキドキドキ

律子「……そんなに怯えないの」

雪歩「!」

律子「安心しなさい。結果は決まってる……」

マンムー
185/0

律子「…確定一発よ」

P『一撃!マンムーが一撃で落ちましたァー!』

マンムーはたおれた!

ウルガモス
179/162

雪歩(……命の珠!)

P『……本当に珠持ちでしたね』

亜美『ま、まさかりっちゃん、マンムーをカソーテキにしてたの……?』

貴音『おそらく偶然でしょうが……律子嬢ならばぽけもんの能力値から頭の中で計算していても不思議ではない……のでしょうか…?』

P『雪歩はここで礫を選択していたとしても全快されていましたから、どちらを選んでいてもこの結果になったでしょう』

亜美『やっぱエッジ選んでたのかな。だとしたら控えじゃウルガモスはどうしようもないってこと?』

雪歩「…………うぅ…」

律子「さぁ雪歩。最後の一体で悩むことなんてないでしょう?選びなさい」

雪歩「は、はいぃ……っ!」

律子(……なんて顔してんのよ。さっきの私も同じような心情だったから気持ちはわかるんだけどね)

P『勝負を分けたのはマンムーの持ち物が襷か否か……って所でしたね』

亜美『えっ?まだわかんなくない?』

貴音『ばくうだなら雪歩の勝ちだと思われますが……』

P『いえ、メガカイロスに対して雪歩は選出を迷っていたようですから、メガカイロスに対して何もできないバクーダはいないでしょう』

亜美『そうなの?』

貴音『じゃあ……めがかいろすに対抗できそうなぽけもんということは』

雪歩「おねがい……地面タイプの強さを証明して……!カチコミ!」

律子(……やはり出てきたわね)

P『雪歩の三体目は……グライオン!』

律子(グライオン……私のウルガモスはねばねばネットを前提として調整している。最速なら当然、準速でも抜かれてしまうわ)

律子(準速以上のグライオンがいわなだれ、またはエッジを持っていたら負け。この試合の勝ち負けは結局相手次第…)

律子(ま、逆に気楽なものね。私にはもう悩む必要もない。最大火力をぶち込むだけよ)

P『律子は早々に選択を終えました』

亜美『ウルガモスが最速じゃなければグライオンが抜いて岩技で終わり?』

P『ウルガモスが臆病だとしたら珠持ちギガドレインでマンムーが五割強の乱数ですから最速の可能性もないわけではありませんね』

貴音『ただ律子嬢の性格からしてその程度の確率に賭けるくらいなら素直に大文字を選択すると思います』

亜美『そうは言っても大文字も八五割だかんね。外しを嫌って炎の舞か火炎放射を選んだって線もアリアリっしょ』

P『そもそもの話、グライオンは素早さに振ってない可能性すらあります。雪歩のパーティーには物理受けになりそうなのがグライオン、微妙なところでネンドールくらいなものです。再生回復技持ちに限ってはグライオンだけ』

亜美『まー物理受けが必須って訳じゃないと思うけどね』

P『ネンドールの壁張りを前提としてるのなら受けがいなくてもおかしくはありませんね』

貴音『有名な無限ぐらいなら岩技が入る余地すらありません。素早さにしてもそうですが、技に関しても結局は雪歩の戦略次第ということですか』

亜美『そもそもさ、ウルガモスはグライオンを確1にできるの?』

P『まとめときましょう。体力全振りグライオンを前提として、ウルガモスが補正有り全振りなら珠持ち大文字で75%。補正無し全振り珠持ち大文字で25%』

P『グライオンが耐久無振りなら補正に限らず珠文字で確1。火炎放射なら補正有りで約七割の乱数、補正無しならば一割強程度の低乱数になります』

亜美『グライオンの特殊耐久ならそんなもんかー』

P『逆にグライオン側は無振りでもいわなだれで高乱数です』

貴音『では…この試合は……ぐらいおんを抜けるか否か、岩技持ちであるかないか、更に控えめ全振りだとしても25%で落とせないこと、そして大文字の外れもあり得ること……これらの要素が絡みあって結果が決まると……』

亜美『うあうあー!?頭がこんがりがりそうだよー!?』

雪歩(…………)

雪歩(………………)

P『雪歩、悩んでますね』

亜美『岩技持ちなら悩む必要ないような…』

雪歩「………………っ!」ポエ

P『言ってる間にも選択を終えた!』

ウルガモスのだいもんじ!

律子(!抜いた)

P『ウルガモスがグライオンを抜きました!』

貴音『外れは……無し!』

P『急所も……ない!』

グライオン
182/6

雪歩「!!」

律子(!!)

貴音『た……っ!』

P『耐えたァー!!そしてェー!!』

亜美『火傷もないーっ!!』

律子(……ふふ、やっぱり……私に運ゲーは向いてない……!)

律子(仕方ないわ。ポケモンは運の要素が強いゲーム。それをわかっててなおこのゲームを選んだのだから……)

律子(……ベストを尽くしたのだから、悔いはない)

ウルガモスはいのちがすこしけずれた!

ウルガモス
179/145

貴音『このうるがもすは控えめかと思ってましたが……!』

P『それなら雪歩は75%を乗り越えたことになります!』

亜美『そしてェー!!返しのォ~……!!』

律子(……南無三)

グライオンのハサミギロチン!

律子(!?)

亜美『ハサミギロチンばばーんっ!!』

相手のウルガモスには当たらなかった!

P『そして糞外しィー!!』

雪歩「っ!は、はうぅ……っ!」

貴音『岩技……無し……!』

律子(……!わかった、このグライオンは完全な物理受け!そして……!)

グライオンはどくどくだまで猛毒をあびた!

律子(おそらくはねやすめ持ちのポイズンヒール型!)

グライオンはポイズンヒールで回復した!

グライオン
182/28

律子(……ということは残りはみがわり、地震、投げつける辺り……!)

P『最速ではないことからこのグライオンは物理特化濃厚!』

貴音『物理にぶつけてぽいずんひーるとはねやすめで粘る型でしょうか』

亜美『守るあったらしてもいいとこかな?』

P『ここで守るをしてもPP削りにしかなりませんね。みがわりも張れないので無し』

貴音『そもそも最速でないのでみがわりは持ってない可能性の方が高いですね』

亜美『じゃあ残りはなんだろ……とりあえず岩石封じすら持ってなかったってことでいいんだよね?』

P『はい。持ってたら確実に撃つ場面です。岩技がなければハサミギロチンを撃ったのにも納得がいきます。攻撃特化地震でもウルガモスは確定二発ですから。ワンチャンに賭けたのでしょう』

貴音『しかしこの大文字が外れていれば地震二発で確実に勝てるちゃんすがあったことになりますが……』

P『文字外れが25%。ギロチンが30%。ここは後者の選択で問題はないかと……各々の趣向の問題かもしれませんが…』

律子(……ハサミギロチンを選んだのは最後まで勝負を諦めなかったから……と評価するのは、さすがに尚早かしら?)

律子(でも、そうだとしたら…怖いものや苦手なものから逃げがちだった雪歩は、成長したわね)

律子(これもポケモンというゲームのおかげかもね…………って、これはゲーム寄りの意見過ぎるわねぇ……)

雪歩「…………律子さん」

律子「!」

雪歩「私、とても楽しかったです。こんなにハラハラできるのって……やっぱりポケモンだけですから」

雪歩「律子さん、よかったら…その、また一緒に対戦してくださいっ」

律子「……ふふ。やっぱりあんたは強くなったわ。こんなすぐに敗北を乗り越えられるんだもの……私も見習いたいくらいね」

律子「ええ、またポケモンしましょ。雪歩」

雪歩「はいっ!」

ウルガモスのギガドレイン!

グライオン
182/0

グライオンはたおれた!

りつこはゆきほにかった!


亜美『……なにいい話風に終わったつもりでいるの?』

P『……ぐすっ。いい話だったぜ……地面VS虫、勝者……!……っ!虫タイプ率いる律子ー!!』

亜美『えっ、これいい話だったの?兄ちゃんのハードル低過ぎ!?』

貴音『……お腹がすく試合内容でした』ハラパコグー

亜美『えっ、どこからそんな連想してんのお姫ちん?ギガドレイン?ギガドレインなの?ちゅーって吸えるものが食べたいの?』

りつこ
ツボツボ NN ひざのさら ♀
@オボン 特性 あまのじゃく
ずぶといhb252d4
127 27 310 30 251 25
ねばねばネット ステロ どくどく アンコ

メガカイロス NN アントラ ♀
@メガ石 特性 型破り
意地っ張りh84a252bd4s166
151 227 141 76 111 146
あばれる 地震 インファ 剣舞

ウルガモス NN Vulcan ♂
@珠 特性 虫の知らせ
控えめh148c252s108
179 72 85 205 125 134
大文字 さざめき ギガドレイン 蝶舞

ゆきほ
ドリュウズ NN とっぱもん ♂
@スカーフ 特性 型破り
意地っ張りa252b20s236
185 205 83 63 85 138
地震 アイヘ いわなだれ つのドリル

マンムー NN てっぽうだま ♀
@チイラ 特性 厚い脂肪
意地っ張り as252d4
185 200 100 81 81 132
地震 礫 エッジ みがわり

グライオン NN カチコミ ♂
@どくどくだま 特性 ポイズンヒール
腕白hb252s4
182 115 194 58 95 116
アクロバ なげつける はねやすめ ギロチン

途中まで完全に雪歩が勝つと思って書いてたやで

つーかドリュウズの持ち技忘れるとか特性忘れるとかほんますまんドリュウズ
寸前までスカーフ持ちはおっさんでドリュウズさんはすなかき型だったんで混乱してたんや許してえな

P『Bブロック第二試合やでー。みんな席つきー。鋼VS竜やでー。傑作やでー』

P『やぁ。俺は実況P。クールなナイスガイさ。そしてゲストに雪歩をお招きしたぜ』

雪歩『ど、どうもですぅ』

P『ちなみに貴音はラーメン吸いにいったんであしからず』

亜美『ラーメンはドングリなんだね』

P『雪歩、律子との試合どうだった?』

雪歩『えーと……ウルガモスが強かったです…』

P『せやな』

亜美『なんだかんだでガモスワンマンチームじゃんね』

P『いや、でもツボツボで補助してやってからメガカイロスウルガモスで暴れるってシンプルかつ強力な戦法だと思うぞ。どちらも初手の素早さが足りないしな。飛行や浮遊を誘うし、相手の選出読めるなら対処できる奴を出せばいい。素早さで勝ってるんだから上からどうにでもできる』

雪歩『……ねばねばってわりと有名なんですか?』

亜美『ゆきぴょんはネット読んでグライオン持ってきたわけじゃないもんね』

P『あー……』

雪歩『はうっ』

P『ま、結果的に律子の選出縛りは成功したわけだが』

雪歩『メガヤンマウルガモス以外には安定するかなって思って……』

P『ネンドールは出さなかったな。ネンドールはトリル持ちだろ?うまくバクーダを暴れさせたら勝機はあったかもな』

雪歩『ネンドールは素早さに振ってなかったのでメガヤンマウルガモスに上から虫技を撃たれて落ちるかなって……一応特殊特化してますけど……』

亜美『地味にカイロスシュバルゴ辺りもキツいしね』

P『シュバルゴにトリル利用されたらなぁ』

雪歩『ドリルライナー持ちにシュバルゴもいるのでバクーダじゃあ返り討ちにされちゃうかなって……』

亜美『シュバルゴがドリルライナー持ちって覚えてるんじゃなくてドリルライナー持ちにシュバルゴもいるって覚えてんだね』

P『結果的には律子が勝ったが、実際にはかなり際どい試合だったんだぞ』

雪歩『き、きわどい……えへへ』

P『ドリュウズ、マンムーのどちらかが襷ならおそらく雪歩が勝ってただろうし、グライオンが岩技持ちなら最後も落とせてた』

亜美『命中率とか乱数とか絡んでくるけどね』

P『そんなたらればの話じゃないにしても、実質三割で勝っていたからな。個人的には霊VS超と同じくらいの接戦だったと思っている。次もそんな感じの試合になるといいが』

雪歩『次は鋼とドラゴンですよね。誰と誰の試合になるんでしょう?』

P『今回は765以外からのゲストもいるからいろいろと勉強するといい。ポケモンは他人の対戦を見ても上達するからな』

亜美『ふーん。じゃあ強いんだ?その人』

P『種族値で言うなら、トップだ』

亜美『え』

P『今までの合計種族値は貴音2994、律子2989、雪歩2983、亜美2979、あずささん2931、春香2865という順だが』

雪歩『こうして見ると春香ちゃんがおかしいですね…』

亜美『これで亜美に勝ったからね』

雪歩『ヴぇええっ?』

P『今回の対戦は片方が種族値ランキング一位。種族値がポケモンの強さを現すのだとしたら、間違いなく最強だ』

亜美『100勝ってて負ける亜美なんなん?』

雪歩『よしよし』ナデリコ

千早(ポケモン……種族値や技も重要だけど……一番重要なのはタイプ相性)

千早(どのタイプも一長一短……多少の優劣はあっても、一番大事なのはそのタイプへの愛……春香も美希も…強いという理由のみでそのタイプが好きという訳ではないように見えるわ)

千早(でも経験が足りない私にはその愛着が……)

春香『千早ちゃん。なに悩んでるの?』

千早『春香……私に合ってるタイプってどれかしら……?』

春香『ポケモンのこと?』

千早『えぇ……私には春香達みたいにポケモンのタイプについて、胸を張れるだけの想いがない……それがなくては真価を発揮することはできないと思うの』

春香『千早ちゃんは真面目だなー』

千早『春香、もし私に向いているタイプがあるのだとしたら教えてほしいの』

春香『鋼でしょ』

千早『え?』

春香『鋼一択』

千早『鋼……あの耐性がたくさんある鋼タイプよね?』

春香『うん』

千早『春香はどうして私に鋼タイプが向いてると思うの?』

春香『硬そうなところとか』

千早『どういうこと』

春香『いや、千早ちゃんって真面目だし、どちらかというとお堅い委員長タイプかなーって思って!私は千早ちゃんがそれだけじゃないってちゃんと知ってるけどね!』

千早『あぁ……なんだ、そういうことね』

春香『なんか鉄板っぽいところとか』

千早『春香?』

春香『いや、千早ちゃんの歌に対する志って鋼の意志っていうのかなーって!鉄板のように折れない心こそが千早ちゃんの魅力だって思うし!』

千早『……そう。やっぱり春香は私の親友ね。私ったらなにか勘違いしそうになってたわ』

春香『揉んでも揉めないっていうか』

千早『私は今人として最低限のコミュニケーションツールである言葉を捨てるわ』



ヒニャー!!


千早 鋼タイプ 合計種族値2910
380 鋼 クチート
530 鋼水 エンペルト
490 鋼悪 キリキザン
510 鋼地 ハガネール
500 鋼超 ドータクン
500 鋼虫ハッサム

千早『鋼……あの耐性がたくさんある鋼タイプよね?』

春香『うん』

千早『春香はどうして私に鋼タイプが向いてると思うの?』

春香『硬そうなところとか』

千早『どういうこと』

春香『いや、千早ちゃんって真面目だし、どちらかというとお堅い委員長タイプかなーって思って!私は千早ちゃんがそれだけじゃないってちゃんと知ってるけどね!』

千早『あぁ……なんだ、そういうことね』

春香『なんか鉄板っぽいところとか』

千早『春香?』

春香『いや、千早ちゃんの歌に対する志って鋼の意志っていうのかなーって!鉄板のように折れない心こそが千早ちゃんの魅力だって思うし!』

千早『……そう。やっぱり春香は私の親友ね。私ったらなにか勘違いしそうになってたわ』

春香『揉んでも揉めないっていうか』

千早『私は今人として最低限のコミュニケーションツールである言葉を捨てるわ』



ヒニャー!!






千早 鋼タイプ 合計種族値2910
380 鋼妖 クチート
530 鋼水 エンペルト
490 鋼悪 キリキザン
510 鋼地 ハガネール
500 鋼超 ドータクン
500 鋼虫 ハッサム

??「ふふ……嬉しいよ。まさかアタシがこのような場にお招きいただけるとはね」

??「だけど同時に虚しいな……今宵もまた…アタシに蹂躙され…絶望し……ポケモンを去っていく者が出てしまうのだから……」

??「アタシが楽しもうとすると、いつも相手は引退してしまうのさ……そしていつからかアタシは…自らを封印してしまっていた」

??「そんなアタシを、キミは楽しませてくれるのかな?アタシを奮い立たせてくれるのかな?」

??「アタシはポケモンを極めしオーバーランク。頂点に立ったその日からずっとそこにいる」

玲音「頂点の名は玲音。頼むから……失望させないでくれよ……?」

玲音「テレトレテレトレテレトレテレトレトレトレトレ」(赤緑ラストバトル)



種族値ランキング一位(オーバーランク)
玲音 ドラゴンタイプ 合計種族値3000
420 竜 ハクリュー
540 竜水 キングドラ
490 竜飛 チルタリス
494 竜毒 ドラミドロ
535 竜飛 オンバーン
521 竜岩 ガチゴラス

ふはは

P『千早のパーティー……』

亜美『どしたの?』

P『いや、見るからに……トリパだな』

雪歩『ですぅ……ドータクン始動ですね』

P『そして先制技持ちが四体……トリル無しでも戦えるようにもしてる』

亜美『ハッサムがバレパン、キザンクチートがふいうちっしょ?あとは?』

P『エンペのアクジェ』

亜美『あー』

雪歩『ハガネールは少し動きづらいですけど、他の子はそのままでも十分戦えます。キリキザンは襷持ちでしょうし』

亜美『よく見たらメガ持ちが三体もいるね』

P『まぁ十中八九クチートだろう。ハッサムもあり得るが、クチートは他二体に比べてメガ前提のケースが多い』

亜美『特性めちゃつよだもんね』

P『対ドラゴンならクチートは必須だろう。あとは炎技、地面技対策をどうしてるかだな』

雪歩『エンペルト辺りが風船持ちでしょうか』

P『ドータクンもある』

雪歩『耐熱ドータクンに風船ですか?』

P『いや、浮遊ドータクンに風船もあり』

亜美『え!?』

P『風船壊しに一撃、地面技で二撃凌げる。先発補助ならかなり有用だ』

雪歩『……………………あー、あー!はい!なるほどぉ!』

亜美『いまいちピンとこん』

P『オーバーランクのパーティーはフェアリーと氷の一貫性がすごいな』

雪歩『キングドラとドラミドロで受けるんでしょうか?』

P『いや、不一致氷技はともかくメガクチートのじゃれつくを受けられる奴はいないだろう』

亜美『……とゆーか、ドラミドロめっちゃ出しにくいよね。メインがどっちも半減以下だし』

P『一応気合い玉もあるが……あれに頼っての選出はないな』

雪歩『チルタリスも微妙ですよね……メガシンカが逆に不利になりますし』

P『トリル前提のパーティーならアイアンヘッドの所持率は高いと思うんだよな。タイプ一致弱点はいくらメガチルの防御力でも二回は耐えない』

亜美『お互い選出ポケがかなり絞られてそうだね』

P『そこをピンポイントで読めるかどうか……』

亜美『オンバーン、キングドラ……あとガチゴラスかな?』

雪歩『ハクリューは?』

亜美『うむ、わからん』

P『電磁波ドラテか……普通のアタッカーか…………しかし種族値制限ルールでドラゴンはだいたい面子が固定なんだよな。ドラゴンパメタは意外と簡単なのかもしれん。千早がしっかりとメタってるなら立ち回りは楽になりそうだ』

千早(…さすがにトップメタ600族はいないわね。このルールじゃ600族を入れるとなると他枠のコスト管理が大変になる)

千早(それでもぴったり3000……合計種族値の幅がないドラゴンでここまで合わせられるのね。当たり前だけど、知識では私は大きく負けている…)

千早(半端な知識で対策しようとしても裏目になる可能性の方がずっと高い。なら、私のパーティーのやりたいことを優先した方がいい)

千早(単純にドラゴンに通るポケモンを選出するだけよ)

千早(……問題なのは相手のポケモンの素早さをまだ把握しきれてないこと)

千早(たしかドラミドロが極端に遅かったはず……でもドラミドロの脅威であるタイプ一致適応力技は鋼の耐性でなんとかなる)

千早(あとは進化の軌跡ハクリュー、チルタリスが素早さではなく耐久力に努力値を振っている恐れがある)

千早(特にハクリューは……型が全然わからないわ。カイリューが覚える技は覚えるのでしょうけど……)

千早(……とぐろを巻くや蓄える、瞑想などの積み技があるのだとしたら厄介ね……壁張りもできそう……)

千早(地震を覚えそうなのはガチゴラス。大文字は全員……)

千早(格闘技はガチゴラスが馬鹿力あたり。ドラミドロやオンバーンが気合い玉を覚えるかしら。悪ゴースト技は……オンバーンがどっちも覚えそうね)

千早(先発オンバーンのイメージが強いわ。でもスカーフ持ちと考えるのならガチゴラスやキングドラもあり得る。暴風持ちがいることを考えると雨パの可能性も十分にある)

千早(…………全体的に特殊アタッカーが多いような気もする…先発は……このポケモンに…)

P『選び終えたか。よし、over rank VS not over cup start !!』

雪歩『千早ちゃんに殴り殺されますぅ……』プルプル

玲音「イエス、オーバーラン!」

千早「いくのよゴンタクン!」

P『先発はオンバーンとドータクン!』

亜美『オンバーンにオーバーランと名付けるセンスよ』

雪歩『単に一文字分枠が足りなかっただけだと思いますぅ…』

P『千早も大概やけどな』

千早(オンバーン……眼鏡もあり得るけど…メジャーなのは命の珠あたり……?)

千早(特性はお見通しだったような……)

P『お見通しじゃないところを見るに、このオンバーンはすり抜けだな』

亜美『身代わりとか壁とか貫通しちゃうやつっしょ?』

雪歩『じゃあこのドータクンの役割が壁張りなら…』

P『ああ。壁はオンバーンに対しては無力だな』

雪歩『壁しちゃったら1ターン勿体ないですぅ……』

亜美『千早お姉ちゃん、特性のこと知ってるのかなぁ……壁はダメだよ壁は!』

P『特殊アタッカーに壁したくなる気持ちはわかるが壁は意味ないぞ壁は!』

千早(お見通し……発動しないという事は…………どういうこと……?)

千早(隠れ特性があったかしら……うーん)

千早(……特殊アタッカーよね?)

P『お、選択したな』

玲音「……アタシはねぇ……ドータクンを見ると、ついつい地震を撃ちたくなっちゃうのさ!」

千早(!?ぶ、物理型……!?)

オンバーンのねっぷう!

ドータクン
131/174

千早(……!?……!?)

玲音「……持ってないんだけどね!」

P『地震どころかオンバーンは地面技一切覚えんでよ』

雪歩『道理でオンバーンのオの字も記憶にないわけですぅ』

亜美『それを理由に忘れ去られてるってんならオンバーンも可哀想だね』

オンバーン
144/159

千早(……体力が減った…これは命の珠持ち……)

千早(それでこのダメージだもの……バレたはず)

P『このドータクンは耐熱でしたね』

亜美『だねー』

雪歩『このドータクンはいい子ですぅ』

亜美『無効と半減……て言っても抜群が半減だからほんとは等倍なんだけど、だったら耐熱よりも浮遊のが便利だと思うんだけどな』

雪歩『浮遊ドータクンは悪い子ですぅ!』ポンスカ

P『普通はそう思う。だからこそ地震は撃ちにくい。無効にされて1ターン失うリスクがあるからな。ドータクンと対面したら地震持ちでもとりあえず大文字撃っとくってケースも多い』

亜美『ポンペイントな対策のような気がするけど、こうして目の当たりにしちゃうとたしかに耐熱も便利かもね』

ドータクンのステルスロック!
あいてのまわりにとがったいわがただよいはじめた!

P『まずはステロ撒きか』

亜美『シャドーボールは持ってるのかな』

P『持ってても落とせないから次の補助技は止められんな。耐熱だったおかげでかなり役割をこなせるぞ』

雪歩『次はトリックルームでしょうか……珠ダメ込みならかろうじてジャイロボールで落とせそうですけど……』

P『いや、あのダメ量を見るにこのドータクンはおそらく特殊特化してる。無振りジャイロじゃあオンバーンも落とせない』

亜美『爆発ならどう?』

P『爆発でもだな。ステロがあるから爆発後は引けなくなるけど』

千早(……シャドーボールや悪の波動ならもう一発耐えられる。大地の力は覚えないと思うし……)

れおんはオンバーンを引っ込めた!

千早(!)

玲音「キミのやりたいこと…アタシには手に取るようにわかるよ」

千早(…………)

玲音「いっておいで、メガランク!」

れおんはチルタリスを繰り出した!
チルタリスにとがったいわが食い込んだ!

チルタリス
132/175

P『オーバーランクの二体目はチルタリス!』

亜美『ドータクン相手になにする気だろ……?』

雪歩『チルタリスは地震を覚えますぅ』

亜美『マジ?』

雪歩『可愛いフリしてあの子わりとヤるもんだよ』

亜美『ゆきぴょんと一緒だね』

ドータクンのトリックルーム!
ドータクンは時空を歪めた!

千早(さすがに無振りだろうと最鈍ドータクンより遅いなんてことはあり得ないわよね)

千早(チルタリス……特性がたしかフェアリースキンだったかしら。ハイパーボイスとか覚えたわよね……)

千早(なら……大文字は耐えるし……光の壁を張るべきかしら……)

千早(…でもトリックルームのターンが勿体ないわ。下手なことはしないでおきましょう)

P『チルタリスはドラゴンだけに特殊技が豊富で新たにフェアリースキンハイパーボイスを習得したから特殊型のイメージが強いかな』

亜美『物理型も多いの?地震覚えるなら十分いけそうだけど』

P『範囲はそこまで広くない。だが竜舞も覚えるし一致技と地震で三枠だからな』

雪歩『じゃあ……地震、恩返し、逆鱗、竜舞という構成になりますね』

P『自然回復で状態異常技は撃たれにくいが、麻痺も火傷も痛いからな。特殊型の方が多いだろうが、物理型は積めれば止まらない。フェアリーがキツければ一応アイアンテールも覚えるし……使いにくいけど』

亜美『亜美、補助型のが多いと思ってた』

P『いや、補助型も少なくないぞ。コットンガードとはねやすめがあるし耐久型としても十分強い。ただアタッカーとしても受けとしても種族値が中途半端なんだよな』

雪歩『尖った性能ではない分安定感はあるかもしれませんが……生かすにはやや上級者向けかもしれませんね』

千早(……地震は覚えそうにないわね。あんな可愛い青い鳥がまさか)

千早(コットンガードを覚えるのは覚えてる。なら特殊技で攻めたいけど…)

千早(…四分の三も体力が残ってるのにここで退場するのは勿体ないわ。ここは引いてどちらかに交換したい)

千早(…………鋼相手にフェアリー技は撃たないだろうけど…きっと大丈夫)

ちはやはドータクンを引っ込めた!

千早「出番よ、ゴンペルト!」

ちはやはエンペルトを繰り出した!

春香はピクシーだな
転んでも怪我しないとか(マジックガード)
芸人気質とか(ピッピだっぴ)
それでいてゲーム内で人形になるくらいかわいいとか(進化前だけど)
スタイル結構いいとか(メロメロボディ)
種族値尖ってなくて無個性とか

玲音「エンペルトね」

チルタリスはメガチルタリスにメガシンカした!

千早(補助技だとありがたいのだけど)

メガチルタリスのはねやすめ!

メガチルタリス
175/175

千早(……よかった)

P『このはねやすめは爆発読みでしょうかね』

亜美『亜美も爆発すると思ってたー』

雪歩『たしかにドータクンを残す意味があるかというと……残したい気持ちもわかりますけど』

P『あわよくばオンバーン相手に出してもう一度トリルを張ろうという魂胆だろう』

亜美『でもさ……これって……』

P『ああ……悪手だったかもな』

千早(このエンペルトは冷静無振りの素早さ72。メガチルタリスなら抜けるはず)

エンペルトのれいとうビーム!
こうかはばつぐんだ!

メガチルタリス
76/175

千早(確定二発ね)

メガチルタリスのはねやすめ!

千早(!)

メガチルタリス
158/175

千早(またはねやすめ…………)

エンペルトのれいとうビーム!
こうかはばつぐんだ!

メガチルタリス
47/175

メガチルタリスのはねやすめ!

千早(っ!)

メガチルタリス
134/175

P『トリル切れを待ってますね』

亜美『このメガチルタリスは耐久型っぽいね』

雪歩『耐久型でも攻撃技……地震持ちでもおかしくありません』

P『見たところこのエンペルトの持ち物は火力アップアイテムじゃないな。風船でもなかったようだし、だとすると……』

亜美『チョッキ?』

P『妥当なところだな』

雪歩『メガチルタリスが特殊型ならエンペルトを落とすのは難しいですぅ。それでもまずはトリックルームの効果を消してから、ということでしょうか』

P『冷凍ビームで確二だからな。何にしても先手を取らないことには始まらない』

千早(……くっ。これではトリックルームの意味が……)

千早(いえ、少しずつでも削れてはいる……凍りか急所が出れば……)

千早(…………凍りや急所に頼ってしまったら、そこでおしまいね)

千早(…………)

ちはやはエンペルトを引っ込めた!

玲音「!……なるほど」

ちはやはドータクンを繰り出した!

千早(ドータクンは慎重特殊特化。特殊技なら残りの体力でも二発耐えられ……)

玲音「特殊型なら、二発耐えてまたトリックルームを使えたかもね」

千早(!)

メガチルタリスのじしん!

千早(……!?)

こうかはばつぐんだ!

ドータクン
52/174

歪んだ時空が元に戻った!

玲音「言っただろう?地震を撃ちたくなると」

P『ぅおーっとぉ!交代先に地震が刺さったァー!』

亜美『読んだ!?』

雪歩『いえ、読もうが読むまいがあの場面では地震が安定ですぅ』

P『後手地震→トリル切れ→先手地震でエンペルトは落とせるからな』

亜美『じゃあ冷凍ビーム→アクジェが正解だったのかな』

P『アクジェ持ちだと仮定しても、落とせるかどうかは微妙なところだ。ダメ量からメガチルタリスは攻撃無振り。ならあと振るところと言えば素早さか防御。防御特化してるのなら冷凍ビームからのアクジェじゃおそらく落ちないぞ』

亜美『……どっちにしてもエンペルトかドータクンは落とされてたわけだね』

P『ああ』

メガチルタリスのじしん!
こうかはばつぐんだ!

ドータクン
0/174

ドータクンはたおれた!

千早「…………くっ…」

ラスカノあればそっからのアクジェで落とせたんじゃ…

P『初手ステロの時点でこの展開になり得た。千早にそこまで落ち度があったとも言えないな』

亜美『え、初手でもう決まってたの?』

P『防御特化メガチルタリスはステロダメ込みでも爆発を余裕で耐える。一度はねやすめの猶予を与えてしまった時点でトリル切れまで粘られてしまうんだ』

雪歩『鋼統一にメガチルタリスを出してきたのが不思議でしたけど、トリックルーム対策だったんですね…』

P『それに千早のパーティーには特殊アタッカーがエンペルトしかいないからな。防御特化メガチルタリスなら不利な相性でも活躍を見込めると判断したんだろう』

亜美『じゃあエンペルトが勝てないのにどうやってメガチルタリスを突破すんの!?』

P『……エンペルトがどうしようもないなら三体目を出すしかないだろうな』

千早(……物理型メガチルタリス……予想すらしてなかった……)

千早(……はねやすめ持ちということは、コットンガードも持っている可能性がある。残り一枠はフェアリースキンを生かすためのノーマル技で確定だと思うけど)

千早(……ここまできたら、あとは信じるだけ。私のポケモンを…鋼タイプの強さを)

千早「頼んだわ……うたひめ!」

P『千早の三体目はクチートです!』

玲音「きたか…」

千早(意地っ張り4振りの素早さ71。この数値ではドラミドロ以外は抜けない。トリックルームのない今、素早さで劣る私が圧倒的不利)

千早(でも経験の差があったのは始めから。それをわかってて私は参戦したはず)

千早「この程度の逆境なんてなんでもない。諦めの悪さでまで負けるつもりはないわ」

クチートは威嚇した!
メガチルタリスのこうげきが下がった!

玲音「……いいね。血湧き肉踊るとはこのことだ」

亜美『めっちゃ少年漫画してんじゃん…』

雪歩『大好物ですぅ』フンフンポフンフンポ

千早(……威嚇込みで不一致地震は耐えるはず…多分相手のメガチルタリスは攻撃には振っていない)

千早(もしかしたら…二発耐えるかも……!)

玲音「…………」

玲音「!」

亜美『コットンガード持ちかな?』

P『持ってるなら使う場面だな。体力MAXの防御特化メガチルタリスでもメガクチートのじゃれつくで確定一発。だが防御ランクが三段階アップすれば今の体力でも耐えることが可能だ』

亜美『マジで!?』

雪歩『じゃあ……コットンガードをされたら詰みなんじゃ……!?』

P『……ああ。コットンガード→はねやすめで完全に受けが成立する。だがじゃれつくの命中は90。分の悪い急所待ちゲーになるな』

亜美『そんなぁ……!』

玲音「………………」

雪歩『……あれ?オーバーランクが長考してます……?』

P『この試合で初の長考だな』

玲音「…………なるほど」

P『…………?……お、選択が終わったようだ』

クチートはメガクチートにメガシンカした!

千早(……コットンガード……!?)

亜美『だめー!コットンガードだめー!!』

雪歩『…………!』

メガチルタリスのじしん!

千早「!」

こうかはばつぐんだ!

メガクチート
111/157

亜美『おおーっ!!』

雪歩『思ったより効きません!』

P『コットンガードはない!』

千早「……!いけっ……!」

メガクチートのじゃれつく!
急所に当たった!

千早「っ!」

亜美『おぉぉぉぉーっ!?』

こうかはばつぐんだ!

メガチルタリス
0/175
メガチルタリスはたおれた!

玲音「……おつかれメガランク。メガ級のランクだったよ」

亜美『兄ちゃん兄ちゃん!急所!急所にあたったよ!』ピョンピョン

P『ありゃ無駄急所や』

亜美『ゆきぴょんゆきぴょん!急所!急所!』ピョンピョン

雪歩『うんうん。急所やったね』ナデリコ

P『だから無駄やて』

P『……いや、しかしオーバーランクがコットンガードを使っていたなら……あの急所がなくては……』

P『………………っ!!』

亜美『ん、どったの兄ちゃん?』

P『なるほどな……いや、マジでか……そこまで考えてたのかオーバーランク……!?』

雪歩『ど、どうしたんですか?この結果、ダメだったんですか?』

P『いや、駄目じゃない。むしろ最高にいい形だった』

P『ただ……もしかしたらオーバーランクは、コットンガードを持っていたのかもしれない』

亜美『え……?どういうこと……?』

P『あの場面、コットンガードを持っていたらコットンガードを使っていい状況だった』

亜美『うん。メガクチートのじゃれつくを一発耐えられるようになるんでしょ?』

雪歩『そして次のターンの先制はねやすめで持ち直せる。メガクチートの不意打ちも通らなくなって詰み……』

P『ああ。メガチルタリスがコットンガード、メガクチートが攻撃技を使ってたら詰みだった』

P『だが……メガクチートに剣舞があったら?』

亜美『剣舞……?剣舞があってもコットンガードは防御三段階アップっしょ?剣舞じゃ追いつかないよ?』

P『いや、メガチルタリスの防御ランクが三段階上がっても、メガクチートの攻撃ランクが二段階上がっていたら今のメガチルタリスの体力ではじゃれつくを耐えることはできない』

亜美『…………?でもそれって、最初の状態と同じことでしょ?またコットンガード使ったら耐えられるようになるんだから』

雪歩『…………あぁ!!』

P『な?』

亜美『え?え?な、なに?2人で納得してないで亜美にも教えてよー!うあうあーっ!』

P『いいか亜美。メガチルタリスは威嚇によって攻撃が下がってる。だから当然地震一発じゃメガクチートを落とせない』

亜美『うん……それが……?』

P『あの状況はコットンガードが安定だった。だからこそ千早に剣舞を積まれたらマズかったんだ。例えば、コットンガード→剣舞→コットンガード→剣舞とお互い積み合いになったとするだろ?』

P『だがメガチルタリス側はメガクチートを落とすのに最低でも地震三発撃たなきゃならない。対してメガクチート側は……たとえコットンガードによって防御六段階アップしてたとしても攻撃四段階アップじゃれつくによるダメージ量は……』

P『134~162だ』

亜美『……てことは今のメガチルタリスの体力が………………』

亜美『えぇぇぇぇー!?ぴったし134!?』

P『そう。確定一発だ』

雪歩『つまり、積み合いになったらメガチルタリスは攻撃ランク四段階アップしたメガクチートを残して落とされることになる……ということですね』

P『そうなったらもう試合は決まる。メガクチートは攻撃ランク四段階アップの不意打ちを連打してれば勝てるんだからな』

亜美『……っ!!』

P『ま、これはメガクチートに剣舞や不意打ちがあると仮定しての話だし、オーバーランクの控えに状態異常技や身代わり持ちがいたらまた違ってくるんだろうけど……フルアタ構成なら千早の勝ちで決定していた』

P『そこまで想定しての地震だったなら、オーバーランクは恐ろしいな。単純にコットンガードを切っていた可能性ももちろんあるんだが』

雪歩『じゃあオーバーランクの残りの手持ちは、オンバーンも含めてフルアタの可能性が高いということでしょうか…?』

P『それはなんとも言えんが…後続でふいうちに対して有利に立ち回れるのならあそこでコットンガードを使ってみてもよかっただろうな。どのみちメガクチートが抜けるのはドラミドロくらいなもんだ』

雪歩『でしたら同じ理由で襷持ちが控えにいる可能性も低くなってきますよね』

P『後のエンペルトのアクジェを警戒するならばむやみに襷を消費したくないのもわかる』

亜美『……でもオーバーランクのパーティーに襷持ちっぽいのいる?』

P『強いて言うならガチゴラスか』

雪歩『ガチゴラスならスカーフの可能性が高いと思います。ドータクンが落ちたのでスカーフ地震による一貫が素晴らしいですから』

亜美『スカーフ……キングドラとどっちかな……』

P『最後の一体がこだわりならさっきの剣舞警戒もわかる』

亜美『でもそれってあくまでも兄ちゃんのソウゾーの話っしょ?』

P『まーな』

千早(オンバーン、チルタリス……あと何を連れてきたのかしら……チルタリスと同じような役割っぽいハクリューはなさそうだけど……)

千早(ドラミドロを連れてくる可能性は低い……ならキングドラかガチゴラス……)

千早(キングドラなら多分特殊アタッカーでしょうから、一致技ならエンペルトで受けられる……)

千早(でも……ガチゴラスなら……)

玲音「さて、これで手持ちは2対2。面白くなってきたね」

千早「……生憎だけど、私には勝負を楽しむ余裕なんてないわ」

玲音「つれないね。せっかくの大会なんだ……せめて試合中だけでも純粋に楽しんでもらいたいのだけど……」

千早「どういう意味?」

玲音「……」

れおんはガチゴラスを繰り出した!

千早「……!」

玲音「アタシの勝ちは……絶対だから」

P『オーバーランクの三体目はガチゴラス!』

亜美『三体目出すんだ』

雪歩『ステロがあるからオンバーンだと不意打ちで落ちちゃうからね』

亜美『なるほろ』

P『確定ではないが高乱数で落ちるな。オンバーンが耐久無振り、メガクチートが攻撃全振り前提の話だが』

ガチゴラスにとがったいわが食い込んだ!

ガチゴラス
138/157

千早(……地震ならアウト……だからといってふいうちを選択してもガチゴラスの防御力では落とせない…)

千早(ふいうちからのアクジェなら落とせるかしら……?)

P『ステロダメのおかげでメガクチートのふいうちで確二になったな』

雪歩『一発で落とせないなら意味ないですぅ……ガチゴラス側は返しの地震で落とせるでしょうから』

P『と思うじゃん?』

雪歩『へっ?』

P『ガチゴラスは竜舞型にしろスカーフ型にしろ大抵が陽気最速だろ。無補正全振りの不一致地震じゃあメガクチートは落とせない』

亜美『今の体力でも?』

P『ああ。今の体力でも変わらず確二だ。さっきのメガチルタリスの地震が思いのほか効かなかったのが幸いしてな』

亜美『陽気全振りガチゴラスの地震だと、メガクチートはどんくらいダメージ受けるの?』

P『90~108だ』

雪歩『ほ、本当にギリギリで確二なんですね…』

P『劣勢に見える千早だが、実は運が味方についている。読み合い次第だが、勝てる可能性はあるぞ』

亜美『ただし無補正に限る』

P『補正有りだと約四割で落とされるな』

雪歩『四割なら…まだ安心できますよね…』

P『珠はオンバーンだし、ないとは思うが……無補正プレート持ちで八割だ』

亜美『ガチゴラスって意外と火力ないんだね』

P『気持ちはわかるが、種族値120越えを火力無し扱いか……ポケモンもインフレがひどいな』

千早(……相手がスカーフの可能性が高いことを考慮するならば…比較的ふいうちは通りやすいと言える?)

千早(ガチゴラス……なにか補助技がある……?ステロとか……でも撒くなら先発に出してもいいはず……)

千早(……!積み技……竜の舞……?)

千早(だとしたら持ち物はラムあたりになるのかしら…………相手側になって考えて…ここで竜の舞を選択する?)

千早(……メガクチートのふいうちは読まれて当然。でもふいうち一発で落とされるとは思ってないはず。ならアイアンヘッドを読んで素直に地震でくる……?)

千早(地震をされるのなら、少しでも削るためにもふいうちを撃ちたいけど…竜の舞でふいうちをかわされたら……)

千早(…………でも竜の舞を積まれても積まれなくても、どのみち地震で落とされるでしょう。ならこちらはふいうちを連打するのが安定するのかしら……)

千早(でも例えふいうちが通ったとして…どのくらい削れるの……?竜の舞を積まれたらどうやってもエンペルトはガチゴラスを抜けない。ならアクアジェットを撃つしかないわけだけど……)

千早(ふいうちからのアクアジェットで落とせる?……攻撃無振りのアクアジェットなんて、大したダメージにならない)

千早(私が勝つには……ふいうちを二回当てるか、アイアンヘッドを当てるか…ね。でもガチゴラスの地震を耐える訳ないから……ここは竜の舞を読んでのアイアンヘッドしかない……)

千早(……そう……よね?)

玲音「……1ついいことを教えてあげよう」

千早(……!)

玲音「アタシのガチランクは……スカーフだ」

千早(!!)

なんかPに余計なこと喋らしちまったやもしれぬ

亜美『あれ!言っちゃったよ!?』

雪歩『本当でしょうか……』

P『……最速スカーフなら千早の勝ちだぞ?』

亜美『ガチゴラスの地震耐えるんだもんね?』

P『ああ。アイアンヘッドを撃ってもふいうち二回撃っても勝ち。この場でのオーバーランクの勝ち筋はふいうちをスカしての竜舞積みしかなかったんだが…』

亜美『じゃあスカーフ宣言しといて竜舞積む気じゃないのー!?』

雪歩『たしかに…千早ちゃん側はスカーフ相手ならふいうちが安定ですし…』

P『うーん。オーバーランク的に考えてそれはないと思いたいんだがなぁ』

雪歩『それか準速スカーフでは?』

P『それもどうかなぁ……両刃の確定数とか結構変わってきそうだからそれも有り得るっちゃあ有り得る』

亜美『それならふいうちで正解だね』

P『ああ。補正ありのスカーフ地震なら体力振りエンペルトも確定一発……オーバーランクの勝ちだ』

亜美『で、でもエンペルトにもアクアジェットあるし!』

P『激流発動鉢巻アクジェでもないかぎり無理』

亜美『あわわわ』

P『控えのポケモンはお互いに地震、ふいうちで確1。実質このターンですべてが決まる』

玲音「お礼を言わせてもらうよ。このバトル、楽しかった」

千早「……勝負はまだ終わってないわ」

玲音「いや、ここで終わりさ」

千早(…………たしかにここでうたひめが一撃耐えなかったら…控えのエンペルトでも、もう……)

玲音「君はおそらく、初心者だろう?それでここまでやれたのだから……才能あるよ」

千早「…………」

玲音「君とはまた戦いたいな。だからアタシに負けたからって……腐らないでくれよ」

ガチゴラスのじしん!

千早(…………くっ……!!)

こうかはばつぐんだ!

千早(お願い……耐えて……っ!!)

雪歩『……あっ……!!』

亜美『こ、こりはーっ!!』

P『…………ん?』

玲音「」

千早(…………?)

千早「」チラッ


メガクチート
13/157


千早「!!」

亜美『耐えたーっ!!!』

メガクチートのアイアンヘッド!
こうかはばつぐんだ!


ガチゴラス
0/157


千早「!!!」

ガチゴラスはたおれた!

亜美『千早お姉ちゃんの勝ちだーっ!!』

雪歩『よかったね亜美ちゃん』

亜美『そーれゆーきぴょん!わーっしょい!わーっしょい!』キュムー

雪歩『亜美ちゃんの力じゃ持ち上がんないよぉ』プルプル

P『…………あれ?』

れおんはオンバーンを繰り出した!
オンバーンにとがったいわが食い込んだ!

オンバーン
105/159

玲音「……ま、まださ。メガクチートがふいうち持ちでなければ……」

メガクチートのふいうち!

玲音「」

オンバーン
0/159

オンバーンはたおれた!

ちはやはれおんにかった!

千早「……勝ったわ…」

玲音「」

千早「……あの……?」

玲音「」

千早「…………魂がオーバーランクしてる……」

亜美『わーっしょい!わーっしょい!ほらゆきぴょんも一緒に!』

雪歩『わーっしょい!わーっしょい!』ポイポーイ

亜美『ぎにゃー!?こ、こわいよー!おろちてー!!』

P『…………』

雪歩『あれ?どうしました?プロデューサー』ポイポーイ

P『いや……』

P(…………あの地震のダメージ量……)

P(……もしかしてあのガチゴラスって……)

P(……ま、いいや。これを言っても盛り下がるだけだ)

P『ん?おお亜美よ。そんなに宙を舞ってどうしたというのだ』

亜美『ゆきぴょんが亜美をお手玉するよー!うあうあーっ!!』

れおん
490メガチルタリス・NN・メガランク ♀
@メガ石 特性 ノーてんき→フェアリースキン
175 131 178 117 129 104
わんぱくh196a4b252d28s28
コットン・はねやすめ・地震・恩返し

535オンバーン・NN・オーバーラン ♂
@珠・特性・すりぬけ
159(29) 81 101 149 100 192
臆病 b4c252s252
流星群・気合い玉・暴風・熱風

521ガチゴラス・NN・ガチランク ♀
@スカーフ・特性・頑丈顎
157 173 140 80 79 135
ようき a252b4s252
両刃・逆鱗・かみくだく・地震


ちはや
380メガクチート・NN・うたひめ ♀
@メガ石 特性 威嚇→力持ち
157 172 145 67 115 71
いじっぱり h252a252s4
じゃれつく・ふいうち・エッジ・アイヘ

500ドータクン・NN・ゴンタクン
@ねんど 特性 耐熱
174 109 137 89 184 53
慎重 h252b4d252
ステロ・トリル・爆発・光壁

530エンペルト・NN・ゴンペルト ♂
@チョッキ 特性 激流
191 106 108 179 122 72
冷静 h252c252d4
波乗り・冷凍ビーム・草結び・アクジェ

ここだけの話、この試合には小さな奇跡がいくつかあったやで
メガチルタリスの攻撃一段階ダウンの地震は46~56の乱数なので>>632で千早は最低乱数を引いたことになる
けど最後のガチゴラスの地震を受けても10体力が余ったのでそれが決め手にはならんかったんやな
ただガチゴラスの地震の最高乱数が108やったからメガチルの地震で最高乱数近いダメージを受けてたら危なかったの

最後の意味深Pについてはガチゴラスの性格参照

P『み~んな~。集まって~。Cブロック第一試合格闘VS岩、いっくよ~』

P『ゲストの雪歩ちゃーん』

雪歩『は~い』

P『そしてオーバーランクちゃ~ん』

玲音『いかにもアタシがポケモンを極めしオーバーランク』

P『千早に負けてどうだった?』

玲音『』

雪歩『時が止まったかのようですぅ…』

P『そういえば亜美はどうした?』

雪歩『亜美ちゃんはお空から私たちをいつまでも見守ってくれています』

P『いったい亜美になにがあったの』

玲音『実況解説共にポケモンのことならすべてを知り尽くしたこの玲音が勤めさせていただくよ』

P『先ほどの鋼対ドラゴンの敗因を解説してください』

玲音『』

雪歩『この人どこまでもこの手で逃げ切るつもりですね』

P『では俺がなんとなくざっくりと総評してみようっと』

雪歩『公開処刑ですね』

P『まず先発』

雪歩『ドータクンはトリル要員ですから妥当ですね。ステロもありましたから補助型。おそらく大爆発も持っていたかと』

P『そうですね。ドータクンに地震を撃ちづらいこともあってか相手側の先発は特殊型。特殊特化ドータクンが上手く機能しましたね。ここでのステロが後にかなり効いてます』

玲音『ドータクンを読んでなかったわけではないよ。ただ他のポケモンにも通りやすいからオンバーンにしたけどね』

P『結果論ですが、エンペルトもチョッキ持ちのようでしたのでオンバーンは機能し辛かったですね』

雪歩『といっても他のポケモンでも動きづらいのは変わりませんし、先発オンバーンは安定してはいたとも思いますぅ。お見通しならもっと活かせた気もしますが』

玲音『そんな保守的な特性などこのオーバーランクには似合わない』

P『はい。そしてトリルの後の交代』

雪歩『ここで大爆発をしたとしてもメガチルタリスは凌いだでしょうし、トリル切れは免れなかったのでは?』

P『はねやすめでターンを稼がれて同じ結果になったでしょうね。ただ大爆発分のダメージが残るのでトリル切れ後のメガチルタリスは満身創痍。そのままエンペルトで突っ張って倒せていたかもしれません』

雪歩『エンペルトでメガチルタリスを倒せてたならもっと楽な展開になりましたよね。ガチゴラスはタイマンで勝てますし、残るオンバーンもふいうちで落とせます』

P『ま、遅かれ早かれメガクチートが控えてた時点で勝ち目の高い試合になったでしょう。オーバーランクが負けたのはわりと順当ですね』

玲音『』

雪歩『あ、でもメガチルタリスの地震はプロデューサーが言っていた通り剣舞読みだったんですか?』

玲音『!そうだね。アイへじゃれつくふいうち剣舞構成がメジャーなメガクチートだ。当然あそこは読んでいたよ。あそこで剣舞を積まれてはいくらガチゴラスでも一撃だったからね』

P『まぁ千早のメガクチートには剣舞がなかったわけだから、独り相撲だったんですけどね』

玲音『』

雪歩『というかガチゴラスでメガクチート落とせないんだから結果は同じですぅ』

玲音『落とせると思ったんだもん!まさかあの残り体力で落ちないだなんて思わないもんっ!! 』

P『まあの』

真「初戦は岩タイプが相手かぁ」

真「……大丈夫だよね?」

真「ひと通りの岩ポケモン思い浮かべてみたけど……勝てない相手がいないもんね」

真「でも油断はしない。どんなに相性のいいタイプが相手だって、バトルはいつだって全力だ!」

真「うおぉぉお!!気合い入れていくぞぉー!!せーのっっ!!」

真「まっこまっ




真 格闘タイプ 合計種族値2994
455 闘 カポエラー
525 闘鋼 ルカリオ
490 闘毒 ドクロッグ
500 闘虫 ヘラクロス
534 闘炎 ゴウカザル
490 闘飛 ルチャブル

??「格闘タイプ?」

??「ふっ……相手にとって不足はないな」

??「むしろありがたいくらいだ。どうせ当たるんなら最初にケリつけときてーもんな」

??「なんせ……オレのパーペキなパーティーを相手にやり合えるのなんて格闘タイプくらいなもんだ」

??「男なら真っ正面からのガチンコ!!やっぱこれだぜ!!!」



冬馬「765プロにビッグバンを巻き起こし、賞品のプロデューサーはいただいていくぜ!!!!」




冬馬 岩タイプ 合計種族値2972
410 岩 ウソッキー
515 岩 ギガイアス
500 岩妖 メレシー
380 岩水 サニーゴ
567 岩飛 アーケオス
600 岩悪 バンギラス

玲音「あそこで剣舞を積まれてはいくらガチゴラスでも一撃だったからね」

残念ですが、積まなくても確定1発でした。

ルカリオの種族値間違えてた自分がいうのもなんですが、ルチャブルの種族値500ですよ。

>>694
(ふいうちやで)

>>696
これは真の不正負けですわ

真「初戦は岩タイプが相手かぁ」

真「……大丈夫だよね?」

真「ひと通りの岩ポケモン思い浮かべてみたけど……勝てない相手がいないもんね」

真「でも油断はしない。どんなに相性のいいタイプが相手だって、バトルはいつだって全力だ!」

真「うおぉぉお!!気合い入れていくぞぉー!!せーのっっ!!」

真「まっこまっ




真 格闘タイプ 合計種族値3000
455 闘 カポエラー
525 闘鋼 ルカリオ
490 闘毒 ドクロッグ
500 闘虫 ヘラクロス
530 闘炎 バシャーモ
500 闘飛 ルチャブル

合計種族値トップがオーバーランクのアイデンティティだったのにひどい……(泣)

P『なんと真も合計種族値3000のオーバーランク!!』

玲音『』

雪歩『オーバーランクさんの立つ瀬がありませんね』

P『対する岩タイプ使いのアイドルは961プロからおいでました尼崎さんです』

雪歩『これは全面的に真ちゃんを応援させていただきます』

玲音『悪いが……彼は強いよ』

P『といいますと?』

玲音『アタシに何度もボッコボコにされておきながらアホみたいに懲りずに挑んでくるからね。その精神力たるや』

P『それは単純にアホだからだと思います』

雪歩『オーバーランクさんにぼっこぼこなら大した実力じゃないですね』

玲音『』

P『真のパーティーを見るに、全員アタッカーのような気もしますね』

雪歩『格闘タイプは耐性が優秀なので技さえ揃えば耐久型も可能ですぅ。カポエラーは特性が威嚇ですしルチャブルもはねやすめを覚えます』

玲音『全員がなんらかの高威力格闘技を覚えるのが厄介だね。耐久型であっても……油断はできない』

P『たしかに積み技を使うタイミングがありませんね。格闘を等倍で受けられるのがメレシーとアーケオスだけ。しかしアーケオスは特性弱気の上に耐久も低く、受けとして成立しない』

玲音『だが格闘に弱点をつけるタイプ一致を使えるのがこのアーケオスだ。この大幅に不利な状況を覆せるカギがあるとしたら……おそらくこの子だね』

P『受け出しは不可。ならば先発、もしくは死に出ししかあり得ませんが、オーバーランクさんは先発をどう読みます?』

玲音『メレシーで起点作りかアーケオスで特攻……と見せかけてウソッキーでカウンターなんて手もある。普通なら先発バンギラスだろうけどいくらなんでもこの状況では出せないね。出すとしても先発はありえない。誰かでバンギラスが動きやすい状況を作らなくてはね』

P『そこを読んでのあえての先発という考えはどうでしょう?』

玲音『リスクが高すぎる上にリターンも少ない。メインがどちらも半減、特殊型だとしても有効なのはルカリオに大文字。ルチャブルに雷程度か。これを採用理由にする時点で勝ち目は皆無だ。ま、メガシンカだろうから物理型だろうけどね。あるとすれば竜舞からの地震で一掃を狙う形かな。当然ヘラやルチャブルを処理してからの話だけど』

P『岩側のメガシンカがバンギラス確定なのに対して格闘側はルカリオ、ヘラクロス、バシャーモとメガシンカ候補が多いですね。この型の読みづらさも勝敗に響いてきそうです』

玲音『ヘラクロス以外はメガシンカ型も普通の型もやることはあんまり変わらないけどね』

雪歩(……なんだから私だけおいてけぼり……)プクー

P『砂嵐による特防上昇が岩タイプの特性ですが、真のパーティーにはっきりと分かる特殊アタッカーはいませんね』

玲音『あるとしたらルカリオとバシャーモってところだね。格闘技は物理の方が火力あるし両刀の線もある。アタシは両刀は好まないけどね』

P『ルカリオは悪巧みを覚えますから特殊一本もあります。バシャーモは特殊のサブがやや貧弱ですから両刀の可能性が高いかと思われます。特殊はオバヒ一本で残り物理、という構成がメジャーですかね』

玲音『真空波持ちが多いけど、さすがに特殊が紙な岩タイプでも先制技程度じゃ落ちない。ゆえに砂起こし要員バンギラスの選出はありえないね』

P『選出はアーケオスに加えてメレシーも確定でしょうか?』

玲音『現時点ではメレシーの型によるとしか。ただどの型でも格闘に機能しやすいし出しやすいとは思うかな。物理特化ならもう確定だ』

P『残り一体はどうでしょうね。頑丈カウンターを狙うならウソッキーか』

玲音『ウソッキーのカウンターはわりと有名だから読まれるよ。かといって格闘もフルアタが多そうだから上手くひっかき回せるかもしれないけどね』

P『エスパー技を覚えるのがいませんし、フェアリーのメレシーは火力が足りなさすぎる。耐久無振りが多そうな格闘連中ですが、倒すのには苦労しそうですね』

玲音『サニーゴやギガイアスといったあまり見ないポケモンで意表を突くのかもしれない。その二匹で格闘タイプを落とせるとは思えないが』

P『先発アーケオスでいくならスカーフに注意したいところ。高火力紙耐久なポケモンばかりですからスカーフの可能性は全員にあります』

玲音『加速がメジャーなバシャーモは考えづらいかな。可能性が高いのはやはりヘラクロスだね。威嚇撒きカポエラーというのも面白そうだけど……あとは珠なんかもしっくりくるのが多そうだ』

P『襷持ちもですね。ドクロッグやバシャーモによく見かけます』

玲音『スカーフでの先制、珠での高威力、襷での猶予というアドバンテージを頑丈などでなんとか埋めたいものだ。岩側は慎重な立ち回りが要求されるだろうね』

雪歩『…………』キュッ

P『ん?』

雪歩『…………』ペチコペチコ

P『おふ。おふ。何故にぺちぺちする』

雪歩『』プクー

P『あ、はいすんません。はよ進めろってことすね。真と尼崎さんも準備は大丈夫でしょうか?でき次第試合を始めます』

真(……ん!格闘を等倍にできるのが二匹だけだ)

真(あと、こちらに対する有効打を持つポケモンはアーケオスくらい)

真(これ、よっぽどのことじゃない限り負けそうにないけど…初手次第じゃ危ない感じだな)

真(警戒すべきなのはアーケオス。初手はアーケオスかメレシーかウソッキーかギガイアスかな)

真(アーケオス警戒のスカーフで突っ込めばウソッキーが怖い。でも先制技でアーケオスを無力化できれば問題ないしカウンターにも強くなれる)

真(でもメレシーには高威力技をぶつけたいな。フェアリー技もそうだけど、ステロトリル壁と厄介な技が多い。あんまり行動させたくはない)

真(……うーん。今度はギガイアスが怖くなってきたぞ。頑丈イバン大爆発されたら……あ、でもこのポケモンなら……)

真(……うん。大丈夫だと思う。どっちに転んでも最悪の展開にはならないはず。先発は彼だ)

真(あとは控えだけど……全員そこそこいけそうなんだよな……うわー、これじゃ逆に悩むよ~…)

真(……もうこれでいいや!直感を信じよう!)

P『はい、真も決め終えたようです』

冬馬「やっと決めたか!おせーぜ菊地!」

真「選択くらいゆっくりさせてよ。えーと、こんぺいとう」

冬馬「せめてあまとうって言えよ!!」

真「あ、それでいいんだ」

玲音『ふっ…さすがだ。不利な岩タイプの方が慎重にならざるを得ないというのに……彼は数秒で決め終えていたようだよ』

P『単にアホなんでしょう』

雪歩『真ちゃーん!頑張ってー!そんなのに負けたら末代まで笑われ続けるよー!』

真「いくぞ!マーガレット!」

冬馬「受けて立つぜ!ウッドマン!」

P『真は先発バシャーモ!尼崎はウソッキー!』

玲音『……ふむ。アーケオスには初手守るによって素早さを抜き、ウソッキーには特殊技で攻める、といった感じかな』

P『バシャーモにウソッキーに対して有用な特殊技ってありますか?』

玲音『真空波くらいだろうが……それで確定二発は怪しいかもね』

P『特殊攻撃特化なら確定二発です。補正なし全振りでもほぼ確定の乱数二発ですね』

玲音『そうなの?』

雪歩『前から不思議なんですが…なんでそんな瞬時にダメ計できるんですか……?』

玲音『この人も大概変態だね』

P『パワフルソーラーもないことはないんですが、バシャーモにはあまり見ませんね』

真(ウソッキーか……うーん)

真(守る持ちのバシャーモにいきなりカウンターを狙うものかな?バシャーモには岩技が等倍。ならカウンターじゃなくて岩技で確二を取る選択でも全然不思議じゃないんだよな)

真(ならいっそ岩技読みで交代でもしてみる?)

真(ウソッキーには変化技はないと思うし……でも初手ならステロ持ってても……いや、覚えたっけな……?)

真(……いや、なにか嫌な予感がする。地震の可能性もあるし、ここは様子を見よう)

ウソッキーは集中力を高めている!

真(!)

バシャーモはまもるを使った!
バシャーモはまもりの体勢に入った!

冬馬「メガシンカではないみたいだな」

ウソッキーのきあいパンチ!

バシャーモは攻撃から身を守った!

バシャーモの加速
バシャーモは素早さが上がった!

真(きあいパンチ……交代してたら危なかった……)

P『きあいパンチですか』

雪歩『みがわり持ちでしょうか』

玲音『いや、みがわりがあるのならここで選択すべきだ』

P『そうですね。交代読みだとしてもきあいパンチよりもみがわりが安全策でしょう』

玲音『ここできあいパンチということは…頑丈カウンター型の線はまだ死んでない』

真(……きあいパンチを半減するポケモンもいるのに撃ってきたってことは……ルカリオ読み……?それとも地震無しか……?)

真(ふいうちは絶対に持ってる。先発メレシーじゃないってことはそういうことだ)

冬馬「守ってんじゃねーよ菊地!男らしくねーぜ!」

真「うるさいししとう!考えさせろ!」

冬馬「獅子唐はちょっとカッコいいな」

真(きあいパンチ、ふいうち、カウンター、岩技の構成が一番あり得るか)

真(カウンターがなきゃ先発にウソッキーを持ってくる意味がない。補助技もなかった)

真(カウンターはあると決めつけていい。岩技を撃たれたときは……読み合いになるけど、これが最善手)

バシャーモのめざめるパワー!

冬馬「めざパ持ちか」

P『このめざパは氷ですかね』

玲音『氷か草と考えるのが妥当かな』

ウソッキー
121/177

ウソッキーのストーンエッジ!

真(うわっ……)

バシャーモ
42/155

バシャーモの加速
バシャーモは素早さが上がった!

冬馬「ふいうちで落とせるかわっかんねーな」

P『無理ですね』

雪歩『最後までカウンターしませんでしたね……』

玲音『読まれて当たり前だからね。おそらくアーケオス警戒のスカーフ持ちには撃ったんだろうけど、相手がスカーフの可能性が低くく両刀の可能性があるバシャーモだ。無理に撃つ必要はないし、結果的にはこの選択でよかった』

P『あえて言うならばまもるを読んで交代していれば優位に立てたかもしれませんね』

真(次はふいうち。ウソッキーを残す意味はないだろう)

真(ふいうち読みで交代してみる?)

真(…………いや……初手きあいパンチなんてぶっ放してくるあまとうだ。下手なことできないな……)

ウソッキーは集中力を高めている!

バシャーモのインファイト!
こうかはばつぐんだ!

ウソッキー
0/177

ウソッキーはたおれた!

冬馬「ちぃ!」

真(こいつコワいな……!)

バシャーモの加速
バシャーモは素早さが上がった!

真はどんだけ不正働けば気が済むんだ

>>719
バシャーモのとびひざげり!
の一文と差し替えよう!


P『とことん交代を読んできますねー』

雪歩『読めてませんけどね…』

玲音『交代読みきあいパンチを当てるくらいじゃないと厳しいからね。とはいえ、彼はいつもああいう大胆な読みを好む』

P『ふいうちでは落とせなかったのであそこのきあいパンチはアリです。格闘パ相手なのですからふいうち読み交代は大いにあり得ますから』

冬馬「おし。勝ち筋が見えたぜ!」

真「!」

冬馬「勝負はこれからだ!いけ!ロックマン!!」

とうまはメレシーを繰り出した!

真(メレシー、いたのか)

P『尼崎さんの二匹目はメレシー。先発に持ってこなかったということは補助型ではないということでしょうか?』

玲音『どうだろう……どんな型であれ格闘パに対してはそこそこ有利を取れるから控えに連れてきていても全然不思議じゃない』

P『もう一匹がアーケオスということを考えるとトリルという線はなさそうに見えますね』

雪歩(アーケオス控えは確定なんですね)

玲音『意外とバリバリのアタッカーかもしれないよ』

真(アタッカー……あり得るのか?補助技が一個もないとは考えづらいけど……)

真(いや、特攻に振ってなくともこの体力じゃムーンフォースは受けきれない。とびひざげり撃って退場か、交代か……)

真(……交代してる間に補助技を撃たれるかな。ステロ、トリル、壁……あと何がある?)

真(……どれもあまり脅威じゃない気がする。ここは交代してもいいかな……でも二度手間な気もする。なんだかんだでとびひざげりは等倍だし……)

真(控えは……多分アーケオスだ。このバシャーモが確か加速1積みでガブ抜き調整のはずだから…アーケオスは抜けないよね)

真(じゃあ残しても…………うん。とびひざげり撃とう)

バシャーモのとびひざげり!

メレシー
96/157

真(確二取れない……!)

P『物理特化してますね』

玲音『アタッカーじゃないのか。ちぇ』

メレシーのステルスロック!
あいてのまわりにとがったいわがただよいはじめた!

真(!ここでステロ……)

バシャーモの加速
バシャーモは素早さが上がった!

P『尼崎さんは全抜きを狙ってますね』

玲音『アーケオス確定だね』

P『ただ真の控えにはスカーフがいるおそれもあります』

玲音『そうだね。もし居たら次に出されるはずだ。そして先制技の存在も怖い』

P『たしかにそれらがいなきゃ勝ちは濃厚ですが、勝ち筋と言うには穴だらけですね』

雪歩『あ、穴だらけ……///』

バシャーモのとびひざげり!

メレシー
49/157

冬馬「さぁいくぜ!」

真「!」

メレシーのだいばくはつ!

冬馬「ビッグバン!!!」

メレシー
0/157

メレシーはたおれた!

バシャーモ
0/155

バシャーモはたおれた!

冬馬「どうだ!ビッグバンを起こしてやったぜ!!」

真「……」

P『ムンフォなかったんですね』

玲音『みたいね』

冬馬「このビッグバンに乗って俺は勝つ!!お前らのプロデューサーは必ず頂いていくぜ!!!」

P『え、ちょ』

玲音『好かれてるね』

P『なんでや。まともな接点あらへんやん』

真「プロデューサーはボクたちのプロデューサーだ!あまなっとうなんかに奪われてたまるもんか!!」

P『真……』グスッ

雪歩『あまなっとうはウマいと思うよ真ちゃん』

玲音『そのウマいも中々上手いと思うよ』

冬馬「へっ……燃えるじゃねーか。お互い大事なものを懸けてのバトルってわけだ」

真「プロデューサーは……ボクが守ってみせる!!」

P『完全にヒロインの俺』

冬馬「最後の勝負だ!いけ、ジェットマン!!」

真「向かいうて!シルフ!!」

とうまはアーケオスを繰り出した!
まことはルカリオを繰り出した!

メレシー
0/157

メレシーはたおれた!

バシャーモ
0/155

バシャーモはたおれた!

冬馬「どうだ!ビッグバンを起こしてやったぜ!!」

真「……」

P『ムンフォなかったんですね』

玲音『みたいね』

冬馬「このビッグバンに乗って俺は勝つ!!お前らのプロデューサーは必ず頂いていくぜ!!!」

P『え、ちょ』

玲音『好かれてるね』

P『なんでや。まともな接点あらへんやん』

真「プロデューサーはボクたちのプロデューサーだ!あまなっとうなんかに奪われてたまるもんか!!」

P『真……』グスッ

雪歩『あまなっとうはウマいと思うよ真ちゃん』

玲音『そのウマいも中々上手いと思うよ』

冬馬「へっ……燃えるじゃねーか。お互い大事なものを懸けてのバトルってわけだ」

真「プロデューサーは……ボクが守ってみせる!!」

P『完全にヒロインの俺』

冬馬「最後の勝負だ!いけ、ジェットマン!!」

真「向かいうて!Cookei!!」

とうまはアーケオスを繰り出した!
まことはルチャブルを繰り出した!

めんご
どう考えても選出の順番間違えたんで訂正する

どうでもいいけどCookie だった

うわちゃー

P『尼崎さんはアーケオス!真はルチャブルです!』

ルチャブルにとがったいわが食い込んだ!

ルチャブル
162/185

雪歩『ルチャブルがスカーフ……?』

玲音『いや、ルチャブルは最速ならアーケオスを抜ける』

P『はい。とびひざなどで弱気を発動させて終わりです』

真(…………大丈夫なはずだ。両刃だとしても…ゴッドバードだとしても……)

真(控えはルカリオ。両刃なら反動で弱気発動だしゴッドバードならパワフルハーブ消費でボクの勝ち……!)

真(……いや……もしオボン持ちなら弱気が発動しない……?というかルカリオがそもそも地震で落ちる……!?)

P『……ん?真が焦ってますね』

雪歩『真ちゃん……?』

玲音『…………最初に言ってたよね。格闘パは速攻アタッカーが多いって』

P『……まさか』

アーケオスのゴッドバード!
アーケオスを激しい光が包む!
アーケオスはパワフルハーブで力がみなぎった!

冬馬「いくぜぇー!!」

真(ゴッドバードの方か……!!)

こうかはばつぐんだ!

ルチャブル
0/185

ルチャブルはたおれた!

冬馬「ぃよっしゃあ!!」

P『体力振り……!』

玲音『……このルチャブルは軽業を前提としていた型だったみたいだね』

雪歩『そんな……これで真ちゃんも残り一体……?』

真「……ぐっ……!」

P『尼崎さんはアーケオス!真はルチャブルです!』

ルチャブルにとがったいわが食い込んだ!

ルチャブル
162/185

雪歩『ルチャブルがスカーフ……?』

玲音『いや、ルチャブルは最速ならアーケオスを抜ける』

P『はい。とびひざなどで弱気を発動させて終わりです』

真(…………大丈夫なはずだ。両刃だとしても…ゴッドバードだとしても……)

真(控えはルカリオ。両刃なら反動で弱気発動だしゴッドバードならパワフルハーブ消費でボクの勝ち……!)

真(……いや……もしオボン持ちなら弱気が発動しない……?というかルカリオがそもそも地震で落ちる……!?)

P『……ん?真が焦ってますね』

雪歩『真ちゃん……?』

玲音『…………最初に言ってたよね。格闘パは速攻アタッカーが多いって』

P『……まさか』

アーケオスのゴッドバード!
アーケオスを激しい光が包む!
アーケオスはパワフルハーブで力がみなぎった!

冬馬「いくぜぇー!!」

真(ゴッドバードの方か……!!)



しかし攻撃が外れた!


真「!?」

ルチャブルのドレインパンチ!

アーケオス(弱気)
64/151

冬馬「なっ……なっ……なんだとぉー!!?」

冬馬「ちっくしょう!!アクロバットの威力を見やがれ!!」

アーケオスのアクロバット!
こうかはばつぐんだ!

ルチャブル
36/185

ルチャブルはオボンのみで体力を回復した!

ルチャブル
82/185

冬馬「はぁー!?」

真「…………」

ルチャブルのドレインパンチ!

アーケオス
0/151

アーケオスはたおれた!

まことはとうまとの勝負に勝った!

冬馬「ちょっ、ま、ふざけんな!!」

真「……対戦ありがとうございました。天ヶ瀬冬馬さん」ペコ

冬馬「なんで最後の最後でそんなに他人行儀なんだよ菊地ぃ!」

真「では、さようなら」ダッ

冬馬「待て!もう一回勝負しろ菊地ぃ!!」ダッ

P『…………』

雪歩『…………』

玲音『…………』

P『えー、格闘パ対岩パ。勝者、格闘パ使いの真!!』

雪歩『はい。解説などはお二人に任せて、私はあのストーカーを粛清してきますので、それでは』ダッ

P『……解説のオーバーランクさん』

玲音『……これは運命だ。彼の敗北はこの世の理だ』

P『解説ありがとうございました』

まこと
530バシャーモ・NN マーガレット ♂
@襷 特性 加速
うっかりや A140B4C252S112
155 158 91 178 81 114(30)
インファ・守る・オバヒ・めざ氷

500ルチャブル NN・Cookie ♀
@オボン 特性 軽業
いじっぱり H252A252B4
185 158 96 84 83 138
ビルド・ドレパン・アクロ・はねやすめ

525メガルカリオ NN・シルフ ♂
@メガ石 特性 正義の心
無邪気 A4C252S252
145 166 108 192 81 180
シャドボ・ラスカ・インファ・しんそく

とうま
567アーケオス・NN ジェットマン ♂
@パワハ 特性 弱気
ようきH4A252S252
151 192 85118 85 178
両刃・アクロ・挑発・ゴッドバ

410ウソッキー・NN ウッドマン ♂
@ラム 頑丈
いじっぱり H252A252B4
177 167 136 45 85 50
カウンター・ふいうち・エッジ・気合いP

500メレシー・NN ロックマン
@粘土 頑丈
ずぶといH252B252D4
157 63 222 70 171 70
トリル・ステロ・爆発・光壁


Pも玲音も真のラス1を見れなかったのでこれ以上の解説ができんのや

2人の面子を見てどうやったらあまとうが勝っていたのか考えてみるのもおもしろいかなーって


あとニックネームの元ネタはググってみればわかると思うよ
まぁ、本当に、どうでもいい部分ですけれど

バシャーモはインファじゃなくてとびひざね!!!

P『うっす。おまんら。Cブロック第二試合、毒VS水タイプの試合を始めるぜよ』

玲音『永らく待ったよ』

P『尼崎が埋まってたせいや』

冬馬『萩原……あいつぁバケモンだぜ……!』ガタガタ

P『実況解説は俺オーバーランク尼崎さんでいきます。ヤベッ。なんだこのアウェー感』

冬馬『あんたと共に実況できるなんて光栄だぜ!!』

P『なんなのこの子は。なんで懐かれてんの。まぢイミフ』

玲音『先ほどの試合でなにか言いたいことはあるかな?』

冬馬『ゴッドバードが当たってたら俺が勝ってた!!』

P『アーケオスは地震持ってたのか?』

冬馬『持ってないぜ!!』

玲音『じゃ負け』

P『メガルカリオはアクロバットを確定で耐える』

冬馬『急所に当たって俺の勝ちだ!!』

玲音『急所まで考慮にいれるのならあそこの外しは甘んじて受け入れてほしいものだね。あまとうだけに』

冬馬『くそ!!論破されたぜ!!』ガクッグシャア

P『リーダーはこの有り様でしたが、他のジュピターのメンバーには是非頑張ってほしいところですね』

冬馬『ん……?そういえば次はあいつか』

??「んー。トーナメント表を見る限り、冬馬くんはきっと負けちゃってるよね」

??「オーバーランクのお姉さんもどっちかっていうと猪突猛進冬馬くんタイプだし。意外と当たって砕けちゃってるんじゃないかな?」

??「ならやっぱり僕ががんばんなきゃ。黒ちゃんが可哀想になっちゃうしね」

??「冬馬くん達みたいに高威力な技で一撃を狙うのもカッコいいけど」

??「状態異常技でじわじわやるのもポケモンの醍醐味じゃない?」



翔太「せっかくだから765プロのみんなにも見せてあげちゃおうかな。毒タイプの真髄ってやつをさ」



翔太 毒タイプ 合計種族値2950
490 毒 マタドガス
535 毒飛 クロバット
515 毒水 ドククラゲ
515 毒草 ロズレイド
500 毒悪 ドラピオン
395 毒虫 スピアー

響「相手は毒タイプか。相性は互角ってところだな」

響「つまりプレイヤーのスキル次第で勝負は決まる!だったら自分の勝ちは揺るがないね!」

響「なんたって自分はポケモンも完璧だからな!」

響「バトルだけじゃないぞ!孵化厳選だって完璧だ!一匹一匹に愛情を持って接してるからな!たとえゲームだって自分のポケモンたちは家族なんだから!」

響「今日こそどれだけ強く育ってくれたか確かめるときさー!みんないくぞー!かかれー!おー!」



響 水タイプ 合計種族値2908
540 水 ミロカロス
530 水 オーダイル
420 水妖 マリルリ
535 水地 ラグラージ
410 水無 ビーダル
473 水飛 スワンナ

P『響と御手洗さんが見せ合い、ポケモン選択をしてる間にパーティーについて触れておきましょうか』

玲音『まず水タイプのパーティーの合計種族値が低いことが気になるな』

P『現時点ではノーマルタイプに次いで低いですね。鋼の2910とほとんど同じ感じですが』

冬馬『だがミロラグダイルは高種族値だな。なんたって御三家が2体もいやがる』

玲音『マリルリで縛りを緩くするのはわかるとして、ビーダルとスワンナというのは……』

P『たしかにせっかくマリルリで合計種族値を下げているのにビーダルスワンナという低種族値ポケモンをパーティーに入れてるのが謎ですね』

冬馬『ビーダルは神だぞ』

玲音『スワンナも水飛の組み合わせで一番特攻が高いという特徴がある。ハイドロポンプは覚えないけどタイプ一致暴風使いというだけで利用価値はあると思うよ。オンバーンの方が強いけど』

P『たしかに飛行の一貫性は魅力ですね。相手パーティーにも半減できるポケモンがいません』

冬馬『翔太のパーティーといえばよ、普通に強いメンツなんだよな。スピアーで誤魔化してるところが男らしくねーぜ』

玲音『バンギラス入れるためにサニーゴ入れる人がなに言ってんの?』

冬馬『何言ってんだ!あいつはやるときゃやるポケモンだぜ!!』

P『毒タイプは他タイプと比べて高種族値のポケモンが少ないんですよね。種族値縛りルールはあまり関係ないように思えます。毒タイプの中でも強力なポケモンを揃えられるということですね』

玲音『まぁ…あくまで毒タイプの中だけど』

響(うーん…ドククラゲとロズレイドか……水特殊技は通りにくそうだな……かといってマタドガスもいるのか。ドラピオン対策にあいつを連れていきたいけど……何気にクロバットも…)

翔太「……え……」

響「……?」

翔太「うわ、ちょっとお姉さん。どういうつもりさー」

響「なに…?なんのこと?」

翔太「だってお姉さんのパーティー、さすがにヒドいよ。ラグラージとかスワンナでやりたいことはなんとなくわかるけど、ビーダルやオーダイルってどういうこと?」

響「な、なにさ。自分のパーティーにいちゃもんつけてるのか?」

翔太「他に入れるべきポケモンがいるでしょー?オーダイルはラグラージと範囲被ってるし、ビーダルはそもそも採用理由がわかんないし…」

響「!?な、なにが言いたいんだっ!?」

翔太「せっかく僕、やる気出してきたのに種族値も低いポケモンばかりだし…舐めプレイはやめてほしいなーって…」

響「なっ!なんだとー!?」

P『ん、なにやら揉めてますね』

翔太「ねぇねぇ、ビーダルってなに?なんで入れてるの?」

響「う、う、うちのハムぞうをばかにするなぁー!!」

翔太「え、なに?なんで怒ってるの?」

響「ハムぞうは自分の家族なんだからなーっ!馬鹿にしたら怒るんだからーっ!!」

翔太「え、ハム?食べたいの?」

響「ハムぞうは食べちゃダメなんだからーっ!!」

P『見事なまでに噛み合っとらんぞ』

冬馬『なんか翔太が怒らせちまったみたいですまん。悪気はないんだ。ってことになってるんだ』

翔太「ポケモンが家族ってこと?これゲームだよお姉さん」

響「ゲームだけど家族なの!ハム蔵はほんとにいるからハムぞうだって家族なの!」

翔太「哲学かな?」

P『どうやらパーティーのポケモンは響のペットの名前がついてるらしいな。ハム蔵ってハムスター飼ってるんだよ』

玲音『じゃあビーダル以外のポケモンも実際のペットを元にしてパーティーを組んだってことかい?』

冬馬『マジかよ!あいつワニ飼ってんのか!すげーな!今度お手させてくれよ!』

玲音『君の度胸がすげーな』

響「ハムぞう、へびか、わにこ、うさえ、イヌみ、オウすけ!みーんな自分の家族さ!家族をばかにすると許さないんだからなっ!」

翔太「え、ラグラージは?それに犬って?」

響「ラグラージだって四足歩行だ」

P『あいつ水タイプに犬ポケモンいないからって妥協しやがった!』

玲音『しかも強ポケのラグラージにしてるあたりちゃっかりしてるね』

翔太「うーん。ま、いっか。相手のパーティーがどうだろうと僕が勝つのは同じだしね」

響「ぐぬぬ…自分を舐めたこと後悔させちゃる…」

P『水タイプ担当だってのにすぐ熱くなりやがる』

冬馬『でも実際翔太が言ってたことはどうなんだ?合ってるのか?』

玲音『たしかにオーダイル、マリルリ、ラグラージと物理アタッカーに偏っている』

P『技範囲も似ているな。水物理はどうしても範囲が被ってしまう。オーダイルラグラージは特殊でもいけるだろうが』

玲音『それぞれが竜舞やメガシンカで物理が強いからね。下手に特殊に手を伸ばすよりかは物理一本の方が使いやすい』

P『御三家だけに特殊もそれなりにあるから冷凍ビームやめざぱの警戒もしておきたいが』

冬馬『じゃあビーダルはバランスを考えて特殊アタッカーか?』

P『いや、わざわざビーダルでアタッカーってことはないだろう』

玲音『ああ。特性による積み技か電磁波などの変化技か…ビーダルでやりたいことといえばそんなところだね。多彩な型はノーマルタイプの強みだ』

P『ほとんどが誰かの下位互換になりやすいという点には目を瞑ろう』

冬馬『ふうん。我那覇もそんなちょこざいなことするんだな』

玲音『君が愚直過ぎるのさ』

P『ミロカロスは受けの可能性が高いだろうが、特殊アタッカーはスワンナがいる。物理ばかりと思っちゃ痛い目見るな』

冬馬『でも物理受けは必要だろ。マタドガスなんて地震無効だしマリルリにも強いぜ』

玲音『ロズレイドも連れて行きたい。スワンナを落とせばこの一体で殲滅できそうだ』

P『そのスワンナがなかなか厄介だな。マタドガス辺りが電気技を覚えていればいいんだが』

冬馬『まとめると…翔太はマタドガスロズレイド、我那覇はスワンナラグラージを選んできそうってことだな?』

玲音『相性に特別優劣がないからこそ残りの一匹は読み辛い。お互いに苦しいのはドククラゲとミロカロスかな?』

響(マタドガス以外はイヌみが勝てそう……あれ、ロズレイドってスカーフもあるんじゃ?)

響(えーと、ロズレイドって90くらいだったかな…実数値だと……150くらいかな?)

響(…………まずいかも)

翔太「んー。あまごいはどっちが覚えてるの?」

響「へっ!?」

翔太「ラグラージ?それとも襷持ちスワンナ?」

響「!?!?」

翔太「僕ならスワンナを始動要員にするなら襷が欲しいなぁって思ってさ。ビーダル以外は襷より他の持ち物もってそうだし」

翔太「ま、ビーダルなんて襷持たせたところでなにかできるの?って感じだけどねー」

響「ば、ばかにするなって言ってるだろぉー!」

翔太「?」

P『バトルの前に揺さぶりをかけてくるとは……さ、さすが961のアイドルといったところか……!』ゴクリ

冬馬『あれ素だぜ』

玲音『天然毒吐き系アイドルで推してるからね』

P『そんなアイドル嫌よ』

冬馬『我那覇も我那覇で過剰反応な気もするけどな』

P『天然涙目いじめられっこアイドルで推してるからね』

玲音『そんなプロデューサー嫌よ』

響(もーっ!なんなの961プロ!?自分の心を読んでるの!?わかってるんだからな!読んでることわかるんだからな!読んでることを読んでるぞ!)キッ

翔太「うーん。わかった。僕もうきーめた!」

響(なっ!?先に決められちゃったぞ!?自分の心を読んでイヌみの対策を……っ!?)ギョギョー

響(なら自分は対策の対策を……いや、心を読むのならそれすら読んでるはず……ならば対策の対策の対策を……!)グルグル

翔太(お姉さんわっかりやすいなぁ)

P『響じゃ心理戦では絶対勝てないんだから直球ど真ん中でいきゃいいんだよぉ』

玲音『直球ど真ん中というのはおいかぜかあまごい始動要員がスワンナならば先発スワンナからのすいすいメガラグラージで全抜きを狙う感じかな』

冬馬『ラグがエースなのは間違いないだろうぜ。じゃあ鬼門はやっぱロズドガスだな』

P『ロズは地震でも落ちるだろうが、襷やスカーフが多いのが心配だな』

冬馬『え、すいすいメガラグはスカーフロズレイドに抜かれんのか?』

P『ここら辺は大抵調整してるもんだが、メガラグラージが準速以上なら抜かれはしないな』

玲音『しかしメガラグラージは耐久にも努力値を割きたいからね。対してロズレイドは紙耐久だからこそ素早さにぶっぱできる』

冬馬『ちっ。じゃあ結局読みようがねーじゃねーか。全部相手次第なのに調整とかかったるいぜ。ポケモンってのはぶっぱでいいんだよぶっぱで』

玲音『君のは思考の放棄だろう』

P『響側は最速なら確実に抜けるわけだから強気にいけるんだがな』

響「よ、よしっ!こっちも決まったぞ!」

P『やっとお互い選出ポケモンが決まったところで、いよいよバトル開始です』

響「よおし。いくぞー!」

翔太「僕わかってるよ。先発スワンナでしょ?」

響「っ!?」

翔太「だって僕の先発がロズレイドだったらスワンナ以外なにもできないもんね……あれ?スワンナじゃなくても襷持ちなら大丈夫か」

翔太「えへへ、うっかりしてたよ。襷持ちはスワンナだって決めつけちゃってた」

響「っ!!」

翔太「でもスワンナの耐久だったら例え草技が等倍でもロズレイドに落とされちゃうかも。なら本当に先発がスワンナなら襷持ちなのは間違いないね」

響「っ!?」

冬馬『確定なのか?』

P『リームストームならそうだな。眼鏡持ちならエナボでも確定』

翔太「さ、始めよ?」

響「う、うわー!あのわけわかんない緑を倒すんだー!いけー!オウすけー!」

翔太「僕はドククラゲね」

P『先発、響はスワンナ、御手洗君はドククラゲです』

玲音『ふうん。ドククラゲは最速じゃないのか。特殊受けかな』

響「ロ、ロズレイドじゃないじゃないかー!!」

翔太「え?さっきのはもし僕の先発がロズレイドだったらって仮定の話だよ?お姉さんがスワンナ出すのわかってるのにロズレイドは出さないよー」

響「……っ!?」

P『とりあえずポゥカァフェイスだ我那覇』

響(とりあえず落ち着くんだ自分…そう自分は完璧。完璧な自分は落ち着くのも完璧。よし完璧)

響(ドククラゲといえば特殊が固いポケモンでミラーコートがある。オウすけのぼうふうも耐えちゃいそうだ)

響(先発ってことはどくびし撒いたりするのか?……殴ってくるとしたら毒技か…)

響(……こいつの思い通りにはさせないっ)

>ひびきはスワンナを引っ込めた!

響「いけ!イヌみー!」

>ひびきはラグラージを繰り出した!

P『おっといきなり交代!』

玲音『毒技読みかな』

>ドククラゲのどくどく!
>ラグラージは猛毒を浴びた!

響(どくどく…?……イヤだぞ…)

翔太「うん。悪くないね」

>ラグラージは毒のダメージを受けた!

ラグラージ(猛毒)
183/195□□□□□□□■

冬馬『さて、ここでメガシンカからのあまごいか』

玲音『あまごいで水技の威力を上げつつ滝登り連打でマタドガスを落とすという流れか』

冬馬『は?マタドガス?』

玲音『ここでマタドガスを出さないでいつ出す』

冬馬『…ああ!ドククラゲ交代のマタドガスか』

P『マタドガスが物理受けなら滝登り二発で落とすのは厳しいですね』

翔太(…いくらお姉さんでもここでのマタドガス交代は読んでくるかな)

翔太(僕はあまごい持ちはスワンナと踏んでるんだけど…)

翔太(マタドガスやクロバットがいるのに地震を撃ってくるものかな?)

翔太(…といってもロズレイド警戒するなら水技でなく地震を選びたいところかな)

翔太(お姉さんに聞いてみよっかな?)

翔太「ねぇねぇお姉さん」

響「う、うるさーいっ!敵に耳は貸さぬっ!」

翔太「そんなこと言わないでお姉さーん」

響「貸さぬーっ!貸さぬ貸さぬぞーっ!」ブンブン

翔太「あはは。おもしろーい」

P『よし!そうだ響!その調子だ!』

玲音『何故かポケモンとは別のところでの戦いが白熱しているのだが…』

翔太(もっと聞いてみたらそのうちわかっちゃいそうだけど…ま、いっか)

>しょうたはドククラゲを引っ込めた!
>しょうたはマタドガスを繰り出した!

P『御手洗さんも二匹目、マタドガスです』

冬馬『そりゃあそうだぜ!』

玲音『おい』

>ラグラージはメガラグラージにメガシンカした!
>メガラグラージのじしん!
>マタドガスのふゆう
>マタドガスには効果がないようだ…

翔太「ラッキー」

響「ぬーっ!」

P『響もまったく考慮してないわけではなかったと思うが…』

玲音『交代を読んでも雨無しの水技を当てたところで効果は薄いと考えたのかな』

冬馬『オーバーランク!あまごいじゃないぞ!』

玲音『セルフじゃないのならスワンナがあまごい持ちか。それとももしや無いのか』

P『どうせ雨パでメガラグラージ使うのなら雨始動要員は欲しいところですけどねー…』

>メガラグラージは毒のダメージを受けた!

メガラグラージ(猛毒)
159/195□□□□□□■■

P『さて、メガラグラージとマタドガスが対面してるこの状況』

玲音『毒があるから鬼火は怖くない。どくどくはむしろラッキーだったのかな』

P『毒技も炎技も半減。メガラグ側も倒すには苦労しそうですがマタドガス側もやることがなさそうです。猛毒のおかげで長居はできませんが』

冬馬『ここは交代しかねーだろ』

翔太(マタドガスの毒技でも確二が取れそうなスワンナに交代はなさそうだけど)

翔太(…お姉さんがこの状況まで想定してたのなら次出してくるのはミロカロス…?)

翔太(…相手としては猛毒がある…早めの交代をしたいはず…ここで交代を読んで地震なんて…ないはず)

>ひびきはメガラグラージを引っ込めた!

響「次はへびかだ!がんばれーっ!」

>ひびきはミロカロスを繰り出した!

翔太「…ほっ」

響「?」

>しょうたはマタドガスを引っ込めた!
>しょうたはドククラゲを繰り出した!

響「っ!」

P『響は三体目のミロカロスに交代、そして御手洗さんもドククラゲに交代です!』

冬馬『我那覇はわかるが翔太も交代かよ!』

玲音『メガラグラージにドククラゲを当てるわけないから交代読みの交代なんだろうけど…ミロカロスを読んだのか…?一見有利な対面になったけど…』

P『ここでミロカロスで一番相手をしたくないのがドククラゲですからね…抜群技はなく、相手はどくどくという耐久殺しの技がある』

響(こ、この緑!やっぱ自分の心を読んでるんじゃないのか!?こ、怖いぞっ!)

冬馬『我那覇がミロラグスワンナ……翔太がドククラゲにマタドガス……』

P『控えがロズレイドでしょうね』

冬馬『お前らの予想まるまる的中してんじゃねぇか…怖っ……』

P『俺たちは相手のラグラージとロズレイドをどう対処するかって視点から選出ポケモンを予想したんだが…それは2人も同じだったってことか』

玲音『その二体は対毒、対水でのエース。エースをうまく生かしたいなら相手側のエースを受けられるようなポケモンも選出するはずさ』

冬馬『やっぱ怖っ』

響(さっきから…自分の選択が裏目になってばかり……)

響(……切り替えるんだぞ、自分。この状況からどうやって勝つか…それだけを考えるんだ)

響(へびかじゃドククラゲには勝てない。持ってる攻撃技、すべて半減だ)

響(ドククラゲにはどくどくがある…ドククラゲ側にも攻撃技はあるかもしれないけど、特殊耐久の高いへびかにはどくどくを撃ちたいはずだ)

響(だったらこっちはイヌみに交代するのが正解だけど、また相手に読まれるかもしれない)

響(ミロカロスにドククラゲへの有効打がないことはあいつもわかってるはずだ。だからここで自分がイヌみに交代することもあいつは考えてるはず…)

響(…どくどくを撃ってくるのか…マタドガスに交代してくるのか…)

響(……頭がこんがらがりそうだぁ~……)

>>823
×P『どうせ雨パでメガラグラージ使うのなら雨始動要員は欲しいところですけどねー…』

○P『どうせ水統一パでメガラグラージ使うのなら雨始動要員は欲しいところですけどねー…』

翔太(お姉さん、迷ってるね)

翔太(僕もどうしよっかな。ミロカロスじゃドククラゲを倒せない。どくどく読みも兼ねてメガラグラージに交代が最善手)

翔太(だったら僕はメガラグラージに向けて熱湯を撃ちたいところだけど、もしミロカロスが居座るなら熱湯はあまりよくない)

翔太(ミロカロスを倒しにくいのはドククラゲも同じだし、猛毒状態にしておきたい。万が一火傷状態にでもなったりしたら面倒なことになるよね)

翔太(このミロカロスが特性ふしぎなうろこの耐久型なら自己再生も持ってる。持ち物は食べ残しだろうし、そうなったらマタドガスでもドククラゲでも倒せなくなる)

翔太(…メガラグラージはマタドガス、ミロカロスはドククラゲで後出しからの受けが成立する。ここでは交代読み交代のマタドガスはするべきじゃないね)

冬馬『へぇ。翔太も迷ってんな』

P『自分が有利な状況でも冷静に思考できるのはさすがです』

玲音『彼は表に出さないだけで結構計算するタイプだからねぇ』

冬馬『マジかよ』

翔太(…きーめた)

P『両者、選択完了』

>ドククラゲのねっとう!

翔太「!」

P『交代しません!』

>効果はいまひとつのようだ…

ミロカロス
178/201□□□□□□□■

>ミロカロスのねっとう!
>効果はいまひとつのようだ…

ドククラゲ
162/187□□□□□□□■

P『お互い熱湯ぶっかけあいですね』

冬馬『バラエティーかよ』

玲音『どちらも火傷は引かないようだ』

>ドククラゲはくろいヘドロで回復した!

ドククラゲ
173/187□□□□□□□■

>ミロカロスはたべのこしで回復した!

ミロカロス
190/201□□□□□□□■

翔太「…読まれちゃったかな?やるねお姉さん」

響「考えてみれば簡単なことだったぞ」

翔太「?」

響「お前にとって厄介なのはイヌみだ。早めにイヌみを倒したいに決まってる。ドククラゲがいる限りへびかはいつでも対処できるもんな」

響「だけど自分の家族はみんな強い。お前がそれをわからない限り、自分の勝ちは揺るがない。みんなをなめるなよ!」

P『さんざんディスられたビーダルは選出してないけどね』

翔太「それにしても、お互いに熱湯で回復アイテム持ちだなんて僕たち仲良しだよねー」

響「うぎゃー!?気色悪いこと言うなーっ!」

P『アカン、奴のペースに呑まれるなやで我那覇!』

玲音『さて、このダメージ量からこの二体の努力値振りはわかるかな、プロデューサーさん』

P『どちらも残飯持ちなので耐久型だと思われますね。体力振りは確定ですがミロが特性かちきのアタッカーも兼ねている可能性もあります』

玲音『ここまで微量のダメージだと特殊特化してるのかどうかもわからないな…多分ドククラゲは体力特防振りだと思うけど…』

冬馬『そんなのいちいち考察してどーすんだよ…マニアなのかこいつら』

翔太(相手が火傷を引かなかったのはよかったけど、ドククラゲが火傷になるのは少し痛いな)

翔太(もしお互い火傷状態になっちゃったら向こうが自己再生持ちである限り耐久合戦で負けちゃう)

翔太(ドククラゲが落とされちゃったら…マタドガスじゃどうしようもないから三匹目で落とすしかないけど)

翔太(…やっぱりドククラゲが落とされるわけにはいかない。ならここでミロカロスを落とすためにどくどくを撃つべき…なんだけど…)

翔太(……お姉さんのさっきの態度から…この場は居座ってくる!)

P『今度は響よりも御手洗さんのほうが迷っていたようですね』

>ひびきはミロカロスを引っ込めた!

翔太「…!」

>ひびきはメガラグラージを繰り出した!

>ドククラゲのどくどく!
>メガラグラージはすでに毒を浴びている!

P『おっと、今回は響が無償光臨成功!』

響「ふふーん!お返しだっ!」

翔太「……むう」

>メガラグラージは毒のダメージを受けた!

メガラグラージ(猛毒)
147/195□□□□□□■■

P『さぁ、またしてもメガラグラージとドククラゲの対面』

玲音『ドククラゲの厄介さからして地震を撃ちたい場面ではあるけど』

冬馬『マタドガス交代安定だな。それを読んで滝登り辺りをしてきてもさほどダメージにはならないだろ』

P『ドククラゲがヘドロ持ちなのでマタドガスは食べ残し、もしくはゴツメ辺りの持ち物になってきます。ゴツメ持ちならここで交代することでメガラグラージの処理速度が上がりますね』

冬馬『メガラグさえ落としちまえば翔太の勝ちだ。ミロカロスもスワンナもドククラゲに勝てねぇだろうし、ドククラゲは大事にしときたいはずだ。となればやっぱマタドガスに交代しかねーよな。だろ?』

玲音『…我那覇さんもマタドガス交代はわかってるはず…それを読んで滝登り……を更に読んでドククラゲが居座ったとしても…やることは熱湯を撃つくらいか』

P『ドククラゲを落とされると今度はスワンナが辛くなります。滝登り読み居座りは少しリスクが高いように思えます』

冬馬『だからマタドガス交代だろ!だろ!?』

翔太(…アクアテールか滝登り……)

翔太(どちらでもマタドガスから確二は取れない…マタドガス後出しでメガラグラージは受けきれるのは間違いない)

翔太(だからこそ水技を撃ってもしょうがない。お姉さんが不利なのは変わらないんだ。地震読みマタドガス交代読み水技読みドククラゲ居座り読み地震を撃ってくる可能性も低くはないと思う)

翔太(……ドククラゲが居座っても無振り熱湯じゃ落としきれない…ここでドククラゲが落とされるようなら戦況がひっくり返る…)

翔太(いろんな可能性を考えたけど、結局のところマタドガス交代が一番いい。この選択で僕の優位は覆らない)

P『……響側の選択肢はもう一つあるように思えるんですよね』

冬馬『?』

>しょうたはドククラゲを引っ込めた!
>しょうたはマタドガスを繰り出した!

翔太「さ、お姉さんはどうくる?」

>ひびきはメガラグラージを引っ込めた!

翔太「っ!」

>ひびきはスワンナを繰り出した!

響「ぃよーしっ!」

翔太(……地震読みマタドガス交代読み水技読みドククラゲ居座り読み地震読みマタドガス交代読みの無償光臨スワンナ交代?)

冬馬『もうわけわかんねぇ!こいつらどんだけ交代すんだよっ!?』

冬馬『さっきから交代ばっかじゃねーか!いい加減しろよ!全っ然進んでねーぞ!』

P『いや…響は攻めるみたいだぞ』

響(ドククラゲが特殊特化してるならスワンナのぼうふうでも半分いかないかもしれない。けど三発撃てる猶予はある)

翔太(マタドガスだとぼうふうで多分二発で落とされそう…あまごいだとしてもここはドククラゲで受けるのがいいと思うけど…)

翔太(マタドガスが削られたら今度はメガラグラージの水技を耐えられるか分からなくなる…)

P『マタドガスかドククラゲ…どちらかでぼうふうを受けるでしょうが、このどちらかのポケモンがある程度のダメージを受けてしまうと先ほどのように後出しからの受けが成立しなくなります』

玲音『すいすいメガラグラージで全抜きが可能になるということね』

冬馬『どうでもいいからもう交代合戦は終わりにしてほしいもんだぜ…』

>しょうたはマタドガスを引っ込めた!
>しょうたはドククラゲを繰り出した!

翔太(先にあまごい…?)

響「当たれーっ!」

>スワンナのぼうふう!
>しかし攻撃が外れた!

響「うぎゃーっ!?」

翔太「ふぅ…またラッキー」

P『あーっと…これはツラい』

玲音『さっきの読みがこれでチャラだ…』

響「オウすけー!お前は賢いはずだぞー!?」

冬馬『ま、また交代合戦になるんじゃねーだろうな?』

翔太(ドククラゲ対スワンナ…一番最初に戻っちゃったね)

響(あの時あいつはオウすけにどくどくを撃ってきた……耐久の低いオウすけにわざわざどくどくってことはもしかして毒技はないんじゃないか?)

響(つまり攻撃技は熱湯のみ……あいつはイヌみ読みで熱湯を撃ってきそうだ。このまま交代ばかりしてたら毒でイヌみがどんどん弱っていく…)

響(…諦めないぞ!もう一度だ!)

>スワンナのぼうふう!

ドククラゲ
123/187□□□□□■■■

響「効かないっ!?」

翔太「そりゃスワンナの火力じゃ特殊特化ドククラゲにはこの程度でしょ」

翔太(かといってこっちも…)

>ドククラゲのねっとう!
>こうかはいまひとつのようだ…

スワンナ
102/151 □□□□□■■■

>ドククラゲはくろいヘドロで回復した!

ドククラゲ
134/187□□□□□□■■

P『お互い混乱と火傷は引きません』

冬馬『おいおい。こんなんばっかか?泥仕合だろもうこれ』

翔太(…乱数三発ってところ?まぁヘドロの回復やぼうふうの命中率の低さから考えてスワンナにはドククラゲで勝てそうだね)

響(……まだまだ我慢だ)

>スワンナのぼうふう!

ドククラゲ
87/187□□□■■■■■

>ドククラゲは混乱した!

響「やった…!」

翔太「あちゃー…」

>ドククラゲは混乱している!
>ドククラゲは自分で自分を攻撃した!

ドククラゲ(混乱)
71/187□□□■■■■■

冬馬『おお』

玲音『これでさっきの外しがチャラ…ってところかな?』

響「やった!まだ勝てるぞ…!」

>ドククラゲはくろいヘドロで回復した!

ドククラゲ(混乱)
82/187□□□■■■■■

翔太(意地でもスワンナでドククラゲを突破するつもりだね…!)

>スワンナのぼうふう!
>急所に当たった!

ドククラゲ(混乱)
1/187□■■■■■■■

響「うわーっ!?オウすけー!!」

翔太(……っ!まさか本当に……)

P『混乱の次は急所かっ!』

玲音『流れがやってきたんじゃないか?』

冬馬『うおおおお!ここまでくりゃあ我那覇が勝っちまえ!』

響(こ、混乱でなんとか…!)

>ドククラゲは混乱が治った!

響「っ」

翔太「…さすがにこんなんじゃ終わってられないよっ」

>ドククラゲのミラーコート!

響「っ!!」

スワンナ
0/151■■■■■■■■

>スワンナは倒れた!

P『…そうか…っ!急所に当てたから…!』

冬馬『急所に当てたからミラコで落とされちまったってのか!?』

玲音『……なんて皮肉なことだろう』

P『特殊特化ドククラゲに対してスワンナのぼうふうは46~55のダメージ、急所だと69~82です』

玲音『そしてスワンナの残り体力が102だったから…』

P『急所に当てなくとも51~55のダメージ量ならば落とされてました』

玲音『……半々の確率か…』

P『ドククラゲの残り体力は82……最高乱数を引いていれば急所ぼうふうで落とせていましたね…』

冬馬『残り1で耐えるとはよ……!』

玲音『彼女に運が向いてきたかと思えば…実際は彼に運が向いていたということか…』

翔太(焦ったけど…これでスワンナは落とした。あまごい持ちがスワンナだった場合、メガラグラージはすいすいを使えずに僕のポケモンに抜かれて負ける)

響「………………」

翔太「…お姉さん、顔をあげてよ。まだ終わってないよ」

響「………………」

翔太「次のポケモンを出して……そして」

翔太「降参してよ」

響「……っ!」

翔太「落ち込んでるのはもう勝ち目がないからでしょ?メガラグラージがあまごい持ちなら次に出して雨を降らせるはずだもんね」

翔太「なんのこだわりかはわからないけど…わざわざスワンナなんかじゃなくて雨降らしニョロトノとか選んでおけばまた違った結果になったかもしれないのに…お姉さん強いんだしさ」

響「…………めない」

翔太「え?」

響「諦めない……諦めてたまるか…」

響「自分がみんなを信じないでどうするんだ。自分は最後まで戦う!」

翔太「…………」

>>838の最後に

>ドククラゲはくろいヘドロで回復した!

ドククラゲ
12/187□■■■■■■■

を追加

>ひびきはミロカロスを繰り出した!

響(負けない…自分、負けないもん…っ!まだ勝ち目がないわけじゃもん…っ!)

翔太(ミロカロス…?そっか、メガラグラージでもドククラゲは抜けないのか。やっぱり無振りでもそこそこ速いドククラゲは頼りになるな)

>ドククラゲのどくどく!
>ミロカロスは猛毒を浴びた!

>ミロカロスのねっとう!
>こうかはいまひとつのようだ…

ドククラゲ
0/187■■■■■■■■

>ドククラゲは倒れた!

>ミロカロスは毒のダメージを受けた!
>ミロカロスは食べ残しで回復した!

ミロカロス(猛毒)
190/201□□□□□□□■

翔太(……メガラグラージはもう死んでるし、今はミロカロスを削ることが大事か…特殊特化の可能性もあるしね)

>しょうたはマタドガスを繰り出した!

響「……うぅっ……!」

P『……御手洗さんは最後まで冷静でしたね』

玲音『そのようだね』

冬馬『おい、まだ終わってねぇだろ』

P『……雨がない今、メガラグラージはどうやってもロズレイドを抜けない。この時点でメガラグラージはもう捨てるしかない』

>ミロカロスのねっとう!

マタドガス
101/171□□□□■■■■

>マタドガスは火傷になった!

P『もしミロカロスが特殊耐久に特化させてたらロズレイドの草技で落とせないケースも出てくる。だからそのために先にマタドガスを出し、ダメージを与えておく』

>マタドガスのヘドロウェーブ!

ミロカロス(猛毒)
145/201□□□□□■■■

P『…このダメージ量を見るに特殊特化はしてないな…』

玲音『ずぶとい物理特化っぽい』

>ミロカロスは毒のダメージを受けた!
>ミロカロスは食べ残しで回復した!

ミロカロス(猛毒)
132/201□□□□□■■■

>マタドガスは火傷のダメージを受けた!

マタドガス(火傷)
79/171□□□■■■■■

翔太(……ダメージ的に確定三発だったのにな…ま、ミロカロスに半分近くまでダメージ与えられたからよかったけどさ)

響(……これに賭けるしかない)

>ミロカロスはじこさいせいした!

ミロカロス(猛毒)
201/201□□□□□□□□

翔太(…猛毒があるのに…往生際が悪いなぁ…!)

>マタドガスのヘドロウェーブ!

ミロカロス(猛毒)
161/201□□□□□□■■

>ミロカロスは毒のダメージを受けた!
>ミロカロスは食べ残しで回復した!

ミロカロス(猛毒)
136/201□□□□□■■■

>マタドガスは火傷のダメージを受けた!

マタドガス(火傷)
59/171□□■■■■■■

P『響…』

玲音『諦めない姿勢は見事だけど』

響(……3……)

>ひびきはミロカロスを引っ込めた!

翔太(…っ!?)

P『……んっ?』

>ひびきはメガラグラージを繰り出した!

>マタドガスのヘドロウェーブ!
>こうかはいまひとつのようだ…

>メガラグラージは毒のダメージを受けた!

メガラグラージ(猛毒)
114/195□□□□■■■■

冬馬『メガラグラージ?なんでここで?』

P『……!まさか……』

>マタドガスは火傷のダメージを受けた!

マタドガス(火傷)
38/171□■■■■■■■

響(……2……)

>>842

訂正

×
マタドガス(火傷)
79/171□□□■■■■■


マタドガス(火傷)
80/171□□□■■■■■

翔太(…………)

>ひびきはメガラグラージを引っ込めた!
>ひびきはミロカロスを繰り出した!

冬馬『!?なんだなんだ!また交代かよ!?我那覇のやつ、ヤケクソになってんぞ!』

玲音『猛毒のリセットか』

P『はい』

冬馬『え、なんだって?』

>マタドガスのヘドロウェーブ!

>ミロカロスは毒のダメージを受けた!
>ミロカロスは食べ残しで回復した!

ミロカロス(猛毒)
94/201□□□■■■■■

>マタドガスは火傷のダメージを受けた!

マタドガス(火傷)
17/171□■■■■■■■

響(……1……!)

翔太(……なるほどね……!)

>ミロカロスはじこさいせいした!

ミロカロス(猛毒)
194/201□□□□□□□■

冬馬『……!わかった、なるほどな!』

玲音『火傷でマタドガスは勝手に落ちる。それまでにミロカロスの体力をできるだけ多く残し』

P『ロズレイドの草技を耐えようとしてるんだ』

>マタドガスのヘドロウェーブ!

ミロカロス(猛毒)
139/201□□□□□■■■

>マタドガスは火傷のダメージを受けた!

マタドガス
0/171■■■■■■■■

>マタドガスは倒れた!

響(…0……!)

響(くるならこい…っ!ロズレイド…!)

P『響もあの状況からよく最後まで冷静に戦えた。頑張ったな』

冬馬『…ちょっとまてよ。たとえミロカロスがロズレイドの草技を耐えたからってなにができんだ?ミロカロスにロズレイドを一撃で落とせる技なんてねぇだろ?』

玲音『ああ。ミロカロスはロズレイドを倒さない』

冬馬『……あ?』

玲音『倒すのはメガラグラージだ』

冬馬『!?さっきメガラグラージはもうどうしようもねぇって言ったじゃねーか!ロズレイドをどうやっても抜けねーって!』

玲音『このままじゃね。だから抜けるようにするのさ』

冬馬『な、なにいってんだ?雨降らせるスワンナはもう落ちてんだぞ…?どうやって今更すいすいを発動するんだよ!?』

玲音『メガラグラージの素早さをあげるんじゃない。ロズレイドの素早さを下げるんだ』

P『…ミロカロスにはそんな技があるだろ?』

冬馬『……まさか、凍える風か……!?』

P『まぁ、ミロカロスとは言わずとも大抵の水ポケモンは氷技が使える』

玲音『ちなみに冷凍ビームじゃロズレイドは落とせない。ここから我那覇さんが彼に勝つには、ミロカロスが草技を耐え、凍える風を当て、メガラグラージがとどめを刺す以外にないんだ』

冬馬『……!だが我那覇のミロカロスか凍える風を持ってるとは限らねーし…』

P『そうだな。だけど響はまだ勝つつもりだぞ』

響(自分にやれるだけのことはやった!あとは…ただひたすら信じるんだ…!)

冬馬『……そもそもロズレイドはいなかったってオチだったらどうすんだ?』

P『それなら響の大勝利で終わるだけじゃないか。めでたしめでたし』

冬馬『あ、そーか!心配して損したぜ!』

玲音『いや君は立場上彼を応援しなきゃいけないんじゃないのかな……?』

>>845

×
>マタドガスのヘドロウェーブ!

ミロカロス(猛毒)
139/201□□□□□■■■



>マタドガスのヘドロウェーブ!


ミロカロス(猛毒)
139/201□□□□□■■■

>>845

×
>マタドガスのヘドロウェーブ!

ミロカロス(猛毒)
139/201□□□□□■■■



>マタドガスのヘドロウェーブ!

>ミロカロスは毒のダメージを受けた!
>ミロカロスは食べ残しで回復した!

ミロカロス(猛毒)
139/201□□□□□■■■

翔太(…すごいなお姉さんは。たしかに僕は見くびってたみたいだ)

翔太(あんなに低種族値でバランスが悪すぎるパーティーでここまだやれるんだもん。やっぱり強いよお姉さん)

>しょうたはロズレイドを繰り出した!

響「っ!!」

翔太(だから僕も、最後は全力で!)

P『御手洗さんの三体目は…ロズレイド!』

冬馬『やっぱそうか…!』

玲音『水パに出さないわけがないし』

冬馬『凍える風は持ってるんだろうな…!?』

玲音(……ミロカロスはミラコも覚えるけど、宿り木みがわりの戦法も取るロズレイドにはやっぱり凍える風で攻めるのがベスト…)

響「…悩む必要なんかない。ロズレイドがきたとき選択する技はもう決まってる」

翔太「…僕もだよ」

翔太(僕もたまには…冬馬君達みたいに…派手に!)

>ロズレイドのリーフストーム!

響「!!」

P『リ…』

冬馬『リーフストームだとー!?』

玲音『これは…どうやっても無理だね』

冬馬『またそれかよーっ!?』

響「……ぐす…っ!へびかーっ!!」



>しかし攻撃が外れた!

響「!!?」

翔太「!!?」

翔太「えっ……え、えっ?」

響「え、え、えええぇぇー!?」

>ミロカロスのこごえるかぜ!
>効果は抜群だ!

ロズレイド
89/139□□□□□■■■

>ロズレイドの素早さが下がった!

翔太「えっ…………えっ……」

P『……』

玲音『……奇跡だ』

冬馬『あれ?こんな場面見たことあるぜ?』

>ミロカロスは毒のダメージを受けた!
>ミロカロスは食べ残しで回復した!

ミロカロス(猛毒)
114/201□□□□■■■■

響「……っ!はぁはぁ…!」ポチポチポチポチ

翔太「」

響「は…!早く…!早く選択してっ…!」ポチポチポチポチ

翔太「」ポチ

>ミロカロスのこごえるかぜ!
>効果は抜群だ!

ロズレイド
41/139□□■■■■■■

>ロズレイドの素早さが下がった!

>ロズレイドのリーフストーム!
>効果は抜群だ!

ミロカロス
0/201■■■■■■■■

>ミロカロスは倒れた!

響「はぁ、はぁ…っ!へ、へびか…お疲れ様…っ!」

翔太「」

>ひびきはメガラグラージを繰り出した!

翔太「」

響「はぁ、はぁ…お、落ち着け自分……!」ポチポチポチポチ

翔太「」

響「は、はやくっ!はやくしてよっ!」ポチポチポチポチ

翔太「」

翔太「」

翔太「」ポチ

響「…………えっ?」

>しょうたは降参した!

>ひびきはしょうたとの勝負に勝った!

響「え?えっ?じ、自分、勝ったのか…!?」

翔太「」

響「え、うそっ……?やった…!勝った!勝ったぞ!」

響「うえーんっ!!」ダバー

P『…あいつは神のお気に入りか?』

玲音『あんなにここ一番ってときに外すものかね』

冬馬『あわわわ……なんかさっきの…俺のトラウマに触れたぜ…』ガタガタガタガタ

P『一割の確率を引き当てるとはな……最後まで諦めなかったのが勝因か…』

響「じ、自分っ、ダメかと、だべかどおぼったぞーっ!!うわぁぁぁんっ!!」ダバダバダー

P『涙目系アイドルで推してるとは言ったが、あそこまで本腰入れて泣かれても困る』

玲音『腰も砕けて床にぺたんと女の子座りしてる様を見ると、その方向性でアイドルとして十分成功しそうだと思うよ』

P『オーバーランクに誉められるとは光栄ですわ』

玲音『さて、アタシはあの毒どころか魂まで吐き出てる系アイドルにお説教してくるよ。どんな理由があれ女の子を泣かすなんて、要指導だ』

P『もう御手洗さんのライフはゼロよ』

ひびき

473 水飛 スワンナ♂ NN オウすけ @襷 特性うるおいボディ
臆病 H4 C252 S252
151/96/83/139/83/165
雨乞い 暴風 波乗り がむしゃら

540 水 ミロカロス♀ NN へびか @残飯 特性 ふしぎなうろこ
ずぶとい H244 B252 D12
201/72(30)/144/120(30)/147/101(30)
熱湯 めざ炎 再生 凍風

535 水地 メガラグラージ♀NN イヌみ @メガ 特性しめりけ→すいすい
意地っ張り H156 A252 S100
195/222/130/103/130/103
地震 滝登り エッジ 冷凍P


しょうた

490 毒 マタドガス♂ @ゴツメ 特性浮遊
ずぶとい H244 B252 S12
171/99/189/105/90/82
鬼火 たくわえる いたみわけ ウェーブ

515 毒水 ドククラゲ♂ @ヘドロ 特性ヘドロ液
おだやか H252 D252 S4
187/81/85/100/189/121
どくどく 熱湯 ミラコ バリアー

515 毒草 ロズレイド♂ @スカーフ テクニシャン
ひかえめ H28 B8 C252 S252
139/81(30)/86(30)/194/125/138
めざ氷 リーフストーム ヘドロ爆弾 眠り粉

断じて故意に響を勝たせたわけではない
断じてだ

急所とか命中とかほんとに狙い澄ましたかのように引くね
怖いわ

>>857
訂正
ロズのSは220振りです

翔太も改造厨になるとだったわ

すべてを引っくり返す程のミスが発覚したのだがお気づきだろうか?

あ、そうそう
このロズレイドは持ち物こだわりメガネだった
うっかりしてましたすみません
てへぺろ

P『野郎共、Dブロック第一試合を始めるぜやい』

翔太『おー!』

冬馬『うおぉぉぉお!!』

P『なんという野太い声。マジで野郎しかいねーじゃねーか。俺のオアシスを返せ』

翔太『しょうがないでしょー?負けちゃったんだから』

冬馬『安心してくれ!俺たち2人ともあんたをリスペクトだぜ!くっついていいか!?』

P『頼むから安心させてくれ』

翔太『でもやっぱり冬馬くんも負けてたんだねー。もしかして北斗くんも?』

冬馬『そういや北斗の出番はいつだ?今か?』

P『今から行うのは飛行対草、音無さんとやよいの試合だよ』

翔太『やよいちゃんはわかるけど、音無さんってだれだっけ?』

P『うちの事務員』

冬馬『なんでアイドルのトーナメントに事務員が参加してんだ』

P『さて、2人が準備してる間に先程の試合を振り返ろうか』

翔太『はーい』

小鳥「対戦相手は…草タイプのやよいちゃん…なんてこと」

小鳥「どどどどうしましょう……どっちに転んでも大ブーイングな未来しか見えない……」ガクブル

小鳥「ど、どうするの小鳥?どうするというの?あなたは天使相手にどう立ち向かうというの!?」

小鳥「……そんなこと言っておいてあっさり負けたらどうしよう」

小鳥「やよいちゃんを泣かせたくない…!けど誰よりも長いポケモン歴だけに負けるのも嫌…!私にはどちらも選べない…っ!」

小鳥「これが複数の男の人に言い寄られ合うヒロインの気持ちかしら」



小鳥・飛行タイプ 合計種族値2916
479・飛無・ピジョット
540・飛水・ギャラドス
499・飛炎・ファイアロー
465・飛鋼・エアームド
505・飛悪・ドンカラス
428・飛電・エモンガ

やよい「私の出番ですね!」

やよい「私にはこの大会で優勝して草タイプが実はすーっごい強いってことをみなさんに教えてあげたいんです!」

やよい「だからどんな相手でも怖くありません!絶対勝ってみせます!」

やよい「それで、えーと、私の相手は…………」

やよい「れぅー!?い、いじめっこの飛行タイプですー!?」

やよい「だ、大丈夫!こんなときのためにちゃーんと苦手なタイプに勝てるようなパーティーにしました!」

やよい「今こそ名乗りをあげるときー!草タイプの実力を思い知るのです!うっうー!」




やよい・草タイプ 合計種族値2984
525・草毒・フシギバナ
480 草水 ルンパッパ
535 草 モジャンボ
475・草悪・ノクタス
480・草妖・エルフーン
489・草鋼・ナットレイ

言い寄られ合ってどうする
言い寄られるのまつがい

あとなんか変な点がついてるとこあるけどなんでやろ
ただの空白なんでお気になさらず

P『なんだって!ロズレイドは臆病最速だったって!』

翔太『そうだよ!凍える風一発目でミロカロスに抜かれたんだもん!当たり前だよね!』

P『しかし!無振りミロカロスだと凍える風一発では!臆病最速ロズレイドは抜けないぞ!』

翔太『だったら!ミロカロスは無振りではなかったってことみたいだね!凍える風を搭載してるんだから!少なくとも90族は抜けるように!調整してたみたいだよ!』

冬馬『なんだお前ら。一段とわざとらしいぜ』

P『じゃあロズレイドの持ち物は眼鏡だろう?』

翔太『うん。だからミロカロスの後に控えてたメガラグラージを落とすためにリーフストームしか選べなかった。どうせ眼鏡なんだからエナジーボールを採用すればよかったよ』

冬馬『馬鹿だな、どうせ眼鏡っていうんだったら火力に特化した方がいいじゃねーか』

翔太『はぁ…冬馬くんのやり方なんて真似するんじゃなかった。もっと僕らしくいやらしくねちっこくやればよかった』

P『それでいいのかいジュピター』

冬馬『眼鏡ってことがわかっちまった今だと、我那覇がミロカロスの体力を残そうと粘ったのって意味なかったんだな』

P『いや、まぁ響側からしてみれば眼鏡持ちってのはわからないし…一応眼鏡無しエナボだったならあの残り体力で耐えるんだぞ?』

翔太『僕にしてみてもミロカロスはマタドガスで落としたかったんだよ。あの時点では再生持ちかはわからなかったしなければマタドガスで落とせる。残るメガラグラージはロズレイドが抜けるし』

P『ミロカロスが最後自己再生してくるのはわかってただろうに痛み分けをしなかったのは?』

翔太『単に時間短縮だよ。あのまま続けてたら自己再生で粘られて今の倍くらい時間かかったんじゃないかな。猛毒はメガラグ交代でリセットされちゃうしね。まぁメガラグ自体が猛毒状態になってたから僕も痛み分けで粘り続けていれば勝ってたんだけど』

冬馬『じゃあなんでそうしなかったんだよ』

翔太『えー?だって無駄に試合を長引かせても面倒だし、なにより見苦しいじゃない』

冬馬『お前なぁ』

翔太『……って思ってたけど、お姉さん見てたらちょっと考え直しちゃうよね。諦めずに最後まで戦ったからこそ僕に勝てたんだし』

冬馬『翔太…』

翔太『でもさすがにポケモンに名前付けて家族だなんだって言うのは真似したくないけど』

P『君も最後までブレないところ、さすがっすね』

>>857
ちゅーわけで訂正です
>>851のロズレイドの体力も最大値135で脳内補完してちょ

540 水 ミロカロス♀ NN へびか @残飯 特性 ふしぎなうろこ
ずぶとい H244 B156 D4 S104
201/72(30)/130/120(30)/146/114(30)
熱湯 めざ炎 再生 凍風


515 毒草 ロズレイド♂ @眼鏡 テクニシャン
臆病 D4 C252 S252
135/81(30)/85(30)/177/126/156
めざ氷 リーフストーム ヘドロ爆弾 眠り粉

P『さて…先程対戦を終えたばかりの御手洗さん。今から始まる飛行タイプVS草タイプ、どう見る?』

翔太『普通に考えれば飛行タイプが勝つと思うよね。メンツを見ても圧倒的不利だし』

冬馬『やっぱファイアローか?』

翔太『ファイアローもそうだし、他のポケモンみんなそうだよ。草パーティーの方には弱点を突ける技を使えるポケモンが少ない』

P『モジャンボ、ルンパッパがそれぞれ岩技と氷技を使えるが…エアームド、ギャラドスでそれぞれ受けられてしまうな』

翔太『エアームドは物理、ギャラドスは特殊防御の種族値が高いポケモンだよね。等倍でも、下手したら二発では落とせないんじゃないかな』

冬馬『さっきの翔太のポケモンみたいに、後出しからの受けが成立するってわけか…』

翔太『電気技が欲しいところだけど、生憎エモンガでしっかり対策されてる』

P『やよいのパーティーには電気技を使えるポケモンがいないからエモンガの出番はなさそうだけどな。エモンガを採用する主な理由なんて電気受け以外にないだろうし』

翔太『やよいちゃんには悪いけど、勝ち目なしだよ。初手降参でもいいくらい』

冬馬『おいおい、マジでどうやっても勝てねぇってのか?』

P『うーむ…幸いやよいもファイアロー対策をしてないというわけでもないみたいだし……うまく噛み合えば……なんとか……』

冬馬『ファイアロー対策?どのポケモンでだ?ブレバが等倍のナットレイか?』

翔太『無理無理。先発ナットレイ出したってブレバじゃなくてフレドラで終わりだし。受けで出したって鉢巻ブレバを二発耐える?耐えたとしてもナットレイがファイアローを落とせる?』

冬馬『ぐっ……じゃあお前わかんのかよ!』

翔太『だから無理だってば。確かにステロ撒けるのはナットレイだけどそんな余裕なんてないし』

P『…一応、鉢巻ファイアローを突破する手段はある。だが今問題なのは…ファイアローのせいで選出ポケモンが縛られてしまうってことだ…』

冬馬『…そうだ、ファイアローは実は鉢巻じゃなくて物理受け型なんじゃねーか?それならルンパッパのドロポンで…』

翔太『冬馬くん。物理受けならエアームドと役割被るでしょ?エアームドの存在忘れたの?』

冬馬『……あ』

翔太『ちょっとは考えてよもう。岩タイプ使いなのに鳥頭なんじゃないの?』

冬馬『お、お前…俺を泣かす気かよ……っ!』プルプル

翔太『あはは、僕それ見たーい』

P『(…あのポケモンでも強引に突破することはできる。だが読み違えた瞬間にアウトだ。それにファイアローにはあの技も…)』

冬馬『じゃあルンパッパ!襷で耐えてドロポンで返り討ちだっ!』

翔太『襷を持ち出すならなんでもありだよね…あとルンパッパにはとんぼ返り撃つでしょ』

冬馬『なっ……!』

P『…そうだ、とんぼ返り。これが最も厄介…ファイアローに素早さで負けてる以上、勝てるポケモンで対面しても逃げられてしまう。結果、ブレバ圏内まで削られて一掃……それができるのがファイアローなんだよな』

冬馬『あんたまで……っ!』プルプル

翔太『ほんとに泣いちゃわないでね?僕よりお兄さんのくせに泣かされちゃうなんて実際ドン引きだからさ』

P『改めてファイアローの脅威がわかるな……草統一でファイアローを完璧に対策することは不可能だろう…………ん、なに泣いてんだ尼崎?』

冬馬『……フッ、聞かないでくれ……あんたにはこの姿……見られたくはない……!』ツツー

P『なに1人でドラマチックになってんだこいつ』

翔太『あ、プロデューサーさん。そろそろ始まるみたいだよ』

P『よーし。見よう見よう』

やよい「小鳥さん、よろしくお願いします!」

小鳥「ええ、よろしくねやよいちゃん」

やよい「小鳥さんのパーティーは……!あ、ファイアロー……!」

小鳥(……やよいちゃんでもまずはそこに注目するわよね。やっぱり大人気なかったかしら……)

やよい「…………」




やよい『いーおりちゃんっ!』

伊織『わっ!な、なによいきなり!』

やよい『ふぁいやーろーのこと、教えてくーださい!』

伊織『え、ポケモンのこと?あとファイヤーローじゃなくてファイアローよ』

やよい『私、草統一を使うからにはやっぱりわいやーろんのこと勉強しなきゃいけないと思うの!』

伊織『どうして対戦相手になるかもしれない私に?プロデューサーとかに聞けばいいじゃない。あとワイヤーロンじゃなくてファイアローね』

やよい『炎タイプのことは炎タイプ使いに聞いた方がいいかなーって!』

伊織『あー、そういうことね。私はファイアローってあんまり使わないんだけどね』

やよい『そうなの?』

伊織『だってあいつ、炎タイプってより飛行タイプだもの。あいつの強さの九割がはやてのつばさだもの』

やよい『はやてのつばさ?』

伊織『飛行タイプの技が全部先制技になる特性よ』

やよい『先制技ってでんこうせっかとか?そんなに強いの?』

伊織『でんこうせっかでイメージされちゃ困るわ。あれはたかだか威力40でしょ?ファイアローはブレイブバードを覚えるのよ。これはしんそくの威力80の1.5倍。タイプ一致で2倍以上。どういうことかわかる?』

やよい『…えーと』

伊織『第四世代だったかしら。ルカリオの剣舞神速型が流行ったわ。あれは剣舞で火力を上げ、先制技で全抜きするのがコンセプトの型よ。あとは張り切りトゲキッスの鉢巻神速とかね』

伊織『その火力を保持するため、ルカリオは低耐久だけど剣舞を積まなきゃいけない。そしてトゲキッスは張り切りという命中率が低くなる特性を利用しなきゃいけないの。ま、トゲキッスはタイプ変更で神速型はもう潰れちゃったんだけどね』

伊織『だけど鉢巻ファイアローのブレイブバードはその二体よりも断然強い。剣舞の隙もなく、張り切りのデメリットもなくね。その脅威がわかる?』

やよい『あ、あうぅぅ~…』

伊織『……ま、いいわ。実戦で教えてあげる。あんたにはその方がわかりやすいでしょ?』

やよい『え、いいの?』

伊織『別に試合前に対戦しちゃいけないなんて言われてないでしょ?実際に戦って攻略法を考えてみたらいいわ』

やよい『伊織ちゃん…ありがとー!うっうー!』

伊織『べ、別にやよいのためじゃないのよっ?私にだってメリットはあるし……それに』

やよい『?』

伊織『ここからは地獄よ。私のファイアローは百八式まであるわ。それを全部叩き込んであげる』

やよい『……伊織ちゃん、やっぱりふぁいてぃんぐろーどのこの好きだよね』

伊織『ファイティングロードじゃなくてファイアローよ』

やよい「…決めました!」

小鳥(早い…?)

P『やよいはすでに決めたようです』

冬馬『おお、ファイアロー対策ができてるってことだな』

翔太『上から順に三体選んで速攻降参じゃないの?』

小鳥(…ファイアローを見て臆した様子はない…ということはきっと先発はあの子かあの子ね)

小鳥(…もしそうでも交代でOK。別のポケモンだとしたら……ファイアローでほぼ壊滅だわ…)

小鳥(……ファイアロー……使っても大丈夫かしら?やよいちゃん、泣いちゃわないかな……?)

小鳥(ど、どうするの小鳥?いい大人なのに無垢な少女を全力で叩き潰しちゃってもいいの!?)

やよい「小鳥さん!」

小鳥「ほえ!?」

やよい「今日は小鳥さんをぼこぼこにして泣かせちゃうかもしれません!でも私本気で勝ちます!」

小鳥「わ、私を泣かせちゃう!?」

やよい「先に謝っておきます!ごめんなさいー!」ガルーン

小鳥(……この子、マジだわ!!)

冬馬『よく言ったぜ!』

翔太『やよいちゃんは将来大物になるね』

P『てめーは次に「やよいちゃんになら泣かされちゃうのもいいかも……」という』

小鳥「や、やよいちゃんになら泣かされちゃうのもいいかも…………ハッ!?」

冬馬『なんだこの現象は!?』

P『人類の共通認識なんだから当然だろう』

翔太『前言撤回。やよいちゃんはすでに大物だね』

小鳥(こちらの先発がファイアローだとしたら、あのポケモンかあのポケモンじゃないと詰むわね。だからおそらくこの二匹のうちどちらかが向こうの先発)

小鳥(だから私はそのポケモンに有利なポケモンを先発に持ってけばいいのだけど…やよいちゃんのファイアローへの対抗策、ちょっと見てみたい…)

冬馬『なぁ。さっきあんたはファイアローを対策したポケモンが高槻のパーティーにいるって言ってたよな?』

P『ああ。タイマンなら勝てると思う』

翔太『でもそのポケモンを先発にしちゃったら今度はメガピジョットが怖いんだよね』

冬馬『メガピジョット?メガシンカはギャラドスじゃねーのか?』

翔太『ギャラドスはメガシンカしなくても十分強いでしょ。逆にメガシンカしないピジョットなんて使えないもいいところだし』

P『どちらの型にせよ、ギャラドスは飛行技が乏しく、草統一相手には機能し辛い。エモンガも役割がなさそうだ』

翔太『ドンカラスはどんな型だろう。ブレバも熱風もあるから出してもおかしくないんだけど、役割がファイアローピジョットと被るんだよね。ゴーストエスパー対策なのかな?』

P『それも兼ねて馬鹿力も採用理由の一つだろう。対岩悪氷鋼だな』

冬馬『じゃあ高槻のパーティーに対して役割はあまりねーな。あと一匹は消去法でエアームドか?』

P『モジャンボやナットレイに有効だな』

冬馬『エアームドの突破はどうするんだ…誰かめざぱ炎でも持ってんのか?』

翔太『どうするって言うならメガピジョットのノーガード暴風はどうするんだろうね。ある意味ファイアローより厄介だと思うんだけど』

P『ファイアロー対策の物理受けにはメガピジョットの特殊技で攻める…見事な二段構えだな。飛行タイプの優秀な攻撃範囲だからこそ成せる戦略か…』

小鳥「……私も選んだわやよいちゃん。正々堂々、勝負よ!」

やよい「はい!」

小鳥「いくわよ!ピヨ×いお!」

やよい「いけー!やきそばー!」

▼ことりはファイアローを繰り出した!
▼やよいはモジャンボを繰り出した!

冬馬『いきなり出やがったなファイアロー』

翔太『ピジョットじゃないんだ。全員暴風で一撃っぽいのに』

P『メガフシギバナなら特防に振れば耐え、ヘドロ爆弾で返り討ちにできますが…あとノクタスとか』

冬馬『ノクタスでどうやってメガピジョットを落とすんだよ?カウンターは意味ねーぞ』

P『た、襷ふいうち二発でなんとか…』

翔太『でも先発ノクタスじゃファイアローの蜻蛉で終わりじゃない?』

P『蜻蛉がキツいのはモジャンボも一緒です。ブレバ耐えて岩雪崩の流れができなくなるので』

冬馬『あんたが言ってたタイマンでファイアローを落とせるってのはモジャンボのことか!?だが蜻蛉されたら無理じゃねーか!』

P『だからタイマンならって言ってるだろ!控えがいちゃあどうしようもない!』

翔太『ラス1まで持ってかなきゃいけないってこと?モジャンボが無傷でそこまでいくのはさすがに不可能じゃないかなぁ…』

小鳥(モジャンボね。ノクタスやフシギバナの可能性も考えたのだけど…)

小鳥(岩雪崩を撃ちたいのでしょうけど……ごめんね、蜻蛉で帰らせてもらうわ)

▼ファイアローのとんぼがえり!
→効果は抜群だ!

モジャンボ
134/207□□□□□□■■

P『やはり蜻蛉』

冬馬『だが交代先に岩雪崩が刺さるぜ』

翔太『ここで鬼火じゃないってことは十中八九エアームドが控えてると思うけどー?』

▼ファイアローはゴツゴツメットでダメージを受けた!

ファイアロー
134/153□□□□□□□■

小鳥(ゴツメ持ち…物理受けね)

▼ファイアローはことりの元へ戻っていく!

小鳥(対ファイアローなら原始の力の可能性もあるわね……とりあえずステロ撒いとけば一掃できるかしら)

小鳥「ここはピヨ×ちはね!」

▼ことりはエアームドを繰り出した!

小鳥(物理受けなら素早さには振ってない。エアームドで抜けるはず)

▼モジャンボのねむりごな!
→エアームドは眠ってしまった!

小鳥「ゲッ」

やよい「よーしっ!」

P『眠り粉……なるほど。確かにブレバできたとしても眠らせるのはありだな。外れた瞬間に詰んでたが』

冬馬『そのまま来られても交代されてもOKってことか』

翔太『でももうモジャンボはブレバ耐えられそうにないよね。鉢巻っぽいし』

P『いや、モジャンボには再生力がある。蜻蛉のダメージ分ならほとんど回復できそうだ。おそらくかなり耐久に振ってるな』

小鳥(……まだモジャンボの技構成がわからない。光合成を持ってたらここで使ってきてもおかしくないし、再生力を生かしての交代もある。ファイアロー交代を読んでの岩技もある)

小鳥(居座ってステロ撒きが安牌かしらね)

▼やよいはモジャンボを引っ込めた!

やよい「うーん……よし、いけー!わたあめー!」

▼やよいはエルフーンを繰り出した!

小鳥(エルフーン?…………やばい、早く起きて)

▼エアームドはぐうぐう眠っている

P『エルフーンか…』

翔太『あれ?結構いい感じの展開じゃない?』

冬馬『エルフーンがめざ炎持ちなのか』

翔太『いやいや。ファイアローバックもあるんだからここは身代わり張るでしょ』

P『やどみがでしょうか…しかし悪戯心とはやてのつばさはどちらも優先度+1。ファイアローに素早さで勝っているのでしょうか』

P『エルフーンに1ターンの猶予を与えてしまいました。これは音無さん辛い』

冬馬『悪戯心やどみがか』

翔太『ファイアローが最速なら抜かれないけど、いじっぱりなら抜かれるよね。ここでファイアローに交代してもやどみがでファイアロー完封かー』

冬馬『ファイアロー完封!?どうやってだよ!?』

P『ここでファイアローに交代、エルフーンが身代わりを残して対面する形になると仮定します』

P『エルフーンがファイアローを抜いていたら先手で宿り木。ファイアローはブレバで身代わりを破壊。その後はエルフーンが身代わりを張り続けてるうちに宿り木とブレバの反動で先にファイアローが落ちます』

翔太『オーソドックスな悪戯心やどみが型なら持ち物は食べ残し。宿り木の回復もあるからエルフーンが先に身代わりを張れなくなるってことはないよね』

冬馬『悪戯心ってすげえな……高槻は複数のポケモンを使ってファイアローを攻略してきたってことか…!』

P『ですがこの戦術はエルフーンがファイアローを抜いていることを前提としたものです。やよいが意図してこの状況を作り出しているのならおそらく準速ファイアローを抜けるように調整はしてるんでしょうが…ファイアローが最速なら無意味。相手の型次第ってことになりますね』

翔太『運だよねー。たしかに鉢巻ファイアローはようきよりもいじっぱりの方が多いけどさ』

冬馬『こんだけやっても完全な攻略とはいえねーのかよ…』

小鳥(…身代わり、めざ炎、めざ岩、眼鏡ムーンフォース。警戒すべきなのはこの辺ね)

小鳥(エルフーンが最速ならピヨいおりちゃんは抜かれてしまうわ。身代わりを張られたのならやどみがで落とされる…)

小鳥(…アタッカーなら都合がいいわ。でもやどみが型ならアンコもあるはず。このままピヨちはやちゃんでいくと更に深みにハマることになりそうなのだけど…ここでピヨりちゃんを出しても抜かれちゃうのなら身代わりを壊すのが関の山…眠ってるピはやちゃんなんて腐るだけ)

小鳥(エルフーンが耐久振りだと見てピヨりちゃんに交代する?それともこのままピはやちゃんでステロ撒く?)

小鳥(……悩ましいけど、控えポケモンのためにもここでステロを撒いておきたいのよね)

小鳥(ここでの選択が命取りにならなきゃいいんだけど…)

▼エルフーンはみがわりを使った!
→エルフーンのみがわりが現れた!

▼エアームドはぐうぐう眠っている

▼エルフーンはたべのこしで回復した!

エルフーン(みがわり)
137/161□□□□□□□■

小鳥(くっ)

やよい「いい感じ!」

P『エルフーンに1ターンの猶予を与えてしまいました。これは音無さん辛い』

冬馬『悪戯心やどみがか』

翔太『ファイアローが最速なら抜かれないけど、いじっぱりなら抜かれるよね。ここでファイアローに交代してもやどみがでファイアロー完封かー』

冬馬『ファイアロー完封!?どうやってだよ!?』

P『ここでファイアローに交代、エルフーンが身代わりを残して対面する形になると仮定します』

P『エルフーンがファイアローを抜いていたら先手で宿り木。ファイアローはブレバで身代わりを破壊。その後はエルフーンが身代わりを張り続けてるうちに宿り木とブレバの反動で先にファイアローが落ちます』

翔太『オーソドックスな悪戯心やどみが型なら持ち物は食べ残し。宿り木の回復もあるからエルフーンが先に身代わりを張れなくなるってことはないよね』

冬馬『悪戯心ってすげえな……高槻は複数のポケモンを使ってファイアローを攻略してきたってことか…!』

P『ですがこの戦術はエルフーンがファイアローを抜いていることを前提としたものです。やよいが意図してこの状況を作り出しているのならおそらく準速ファイアローを抜けるように調整はしてるんでしょうが…ファイアローが最速なら無意味。相手の型次第ってことになりますね』

翔太『運だよねー。たしかに鉢巻ファイアローはようきよりもいじっぱりの方が多いけどさ』

冬馬『こんだけやっても完全な攻略とはいえねーのかよ…』

小鳥(…身代わり、めざ炎、めざ岩、眼鏡ムーンフォース。警戒すべきなのはこの辺ね)

小鳥(エルフーンが最速ならピヨいおりちゃんは抜かれてしまうわ。身代わりを張られたのならやどみがで落とされる…)

小鳥(…アタッカーなら都合がいいわ。でもやどみが型ならアンコもあるはず。このままピヨちはやちゃんでいくと更に深みにハマることになりそうなのだけど…ここでピヨりちゃんを出しても抜かれちゃうのなら身代わりを壊すのが関の山…眠ってるピはやちゃんなんて腐るだけ)

小鳥(エルフーンが耐久振りだと見てピヨりちゃんに交代する?それともこのままピはやちゃんでステロ撒く?)

小鳥(……悩ましいけど、控えポケモンのためにもここでステロを撒いておきたいのよね)

小鳥(ここでの選択が命取りにならなきゃいいんだけど…)

▼エルフーンはみがわりを使った!
→エルフーンのみがわりが現れた!

▼エアームドはぐうぐう眠っている

▼エルフーンはたべのこしで回復した!

エルフーン(みがわり)
131/161□□□□□□□■

小鳥(くっ)

やよい「いい感じ!」

小鳥(で、次は宿り木ね…もしかしてエアームド対策も宿り木だったりするのかしら?フシギバナがめざ炎持ちかとも思っていたのだけど)

▼エルフーンのやどりぎのタネ!
→エアームドは攻撃をかわした!

やよい「あれ…」

小鳥「よしよし」

▼エアームドはぐうぐう眠っている

小鳥「あれ…」

やよい「もういっかーい!」

▼エルフーンはたべのこしで少し回復

エルフーン(みがわり)
141/161□□□□□□□■

冬馬『エアームド寝過ぎだろ』

翔太『今3ターン目だから次は確実に目覚めるよ』

▼エルフーンのやどりぎのタネ!
→エアームドに種を植えつけた!

▼エアームドは目を覚ました!
→エアームドのステルスロック!
→相手の周りにとがった岩がただよい始めた!

▼エルフーンはたべのこしで少し回復

▼やどりぎがエアームドの体力を奪う!

エアームド(宿り木)
150/171□□□□□□□■

エルフーン(みがわり)
161/161□□□□□□□□

小鳥(みがわりを壊したいところだけど、次くるのはアンコール。眠りは解けたしモジャンボに役割が持てるピはやちゃんは取っておきたいわ。ピヨりちゃんに交代するなら今)

▼ことりはエアームドを引っ込めた!
→ことりはファイアローをくりだした!

▼エルフーンのコットンガード!
→エルフーンの防御がぐぐーんと上がった!

小鳥(!…コットンガード?アンコも守るも無し?)

やよい「あっ……やどりぎのタネの方がよかったかなぁ……」

P『無振りエアームドのドリルくちばしでも防御三段階アップエルフーンの身代わりを破壊できます』

翔太『あそこはアンコールだったよね。ファイアロー読むなら宿り木撃つべきだし』

冬馬『アンコール無いんじゃないのか?身代わり宿り木コットンガードで三枠だぜ』

P『残りは攻撃技か…守るか…追い風などの補助技か…』

小鳥(わざわざコットンガードを採用してるということは素早さではなく防御振りの可能性が高い…!?)

小鳥(エルフーンを抜けるなら二回のブレバで突破できるわ!)

▼エルフーンのやどりぎのタネ!
→ファイアローに種を植えつけた!

小鳥(って抜けないじゃないのよ!キーッ!…………ふへへ)

▼ファイアローのブレイブバード!
→エルフーンにかわって身代わりが攻撃を受けた!
→効果はばつぐんだ!
→エルフーンの身代わりは消えてしまった…

▼やどりぎがファイアローの体力を奪う!

ファイアロー(宿り木)
115/153□□□□□□■■

P『これでファイアローはほぼ準速が確定しました』

翔太『エルフーンが素早さに補正をかけてることもね』

冬馬『ファイアローが準速なのはまだわかんねえだろ?』

P『そうですが、アタッカーで素早さに振らないファイアローなんて普通はあり得ませんよ』

翔太『はやてのつばさは蜻蛉とフレドラには補正かからないんだよ?』

冬馬『そっか!!』

翔太『冬馬くん、さすがにヘッポコすぎやしない?』

P『彼のおかげでとても解説っぽいことができてますね』

やよい「あっ……やどりぎのタネの方がよかったかなぁ……」

P『無振りエアームドのドリルくちばしでも防御三段階アップエルフーンの身代わりを破壊できます』

翔太『あそこはアンコールだったよね。ファイアロー読むなら宿り木撃つべきだし』

冬馬『アンコール無いんじゃないのか?身代わり宿り木コットンガードで三枠だぜ』

P『残りは攻撃技か…守るか…追い風などの補助技か…』

小鳥(わざわざコットンガードを採用してるということは素早さではなく防御振りの可能性が高い…!?)

小鳥(エルフーンを抜けるなら二回のブレバで突破できるわ!)

▼エルフーンのやどりぎのタネ!
→ファイアローに種を植えつけた!

小鳥(って抜けないじゃないのよ!キーッ!…………ふへへ)

▼ファイアローのブレイブバード!
→エルフーンにかわって身代わりが攻撃を受けた!
→効果はばつぐんだ!
→エルフーンの身代わりは消えてしまった…
→ファイアローは反動によるダメージを受けた!

▼やどりぎがファイアローの体力を奪う!

ファイアロー(宿り木)
102/153□□□□□□■■

P『これでファイアローはほぼ準速が確定しました』

翔太『エルフーンが素早さに補正をかけてることもね』

冬馬『ファイアローが準速なのはまだわかんねえだろ?』

P『そうですが、アタッカーで素早さに振らないファイアローなんて普通はあり得ませんよ』

翔太『はやてのつばさは蜻蛉とフレドラには補正かからないんだよ?』

冬馬『そっか!!』

翔太『冬馬くん、さすがにヘッポコすぎやしない?』

P『彼のおかげでとても解説っぽいことができてますね』

冬馬『んじゃこのファイアローはいじっぱり攻撃特化鉢巻だな!俺好みの型だぜ!』

P『エルフーンがいなかったらと思うとヒヤヒヤしますね』

小鳥(…うーん、エルフーンに抜かれてる以上ピヨりちゃんはもう…)

▼エルフーンはみがわりを使った!
→エルフーンのみがわりが現れた!

▼ファイアローのブレイブバード!
→エルフーンにかわって身代わりが攻撃を受けた!
→効果はばつぐんだ!
→エルフーンの身代わりは消えてしまった…
→ファイアローは反動によるダメージを受けた!

▼エルフーンはたべのこしで少し回復

▼やどりぎがファイアローの体力を奪う!

ファイアロー(宿り木)
70/153□□□□■■■■

エルフーン
150/161□□□□□□□□

冬馬『こういうことか…そりゃ強いわけだな、エルフーン』

▼エルフーンはみがわりを使った!
→エルフーンのみがわりが現れた!

▼ファイアローのブレイブバード!
→エルフーンにかわって身代わりが攻撃を受けた!
→効果はばつぐんだ!
→エルフーンの身代わりは消えてしまった…
→ファイアローは反動によるダメージを受けた!

▼エルフーンはたべのこしで少し回復

▼やどりぎがファイアローの体力を奪う!

ファイアロー(宿り木)
38/153□□■■■■■■

エルフーン
139/161□□□□□□□■

やよい「…………あの…」

小鳥「え?」

やよい「なんだかずるっこくて…すみません…」

小鳥「……ぷぷっ!」

やよい「え!?な、なんで笑うんですかー…?」

小鳥「さっきはあんなに泣かしちゃうって意気込んでたのに……ぷぷぷ…!」

やよい「あう…!だ、だって~……」

翔太『やよいちゃんのファンになるかも』

冬馬『同上』

P『OK。お前ら友達だ』

▼エルフーンはみがわりを使った!
→エルフーンのみがわりが現れた!

▼ファイアローのブレイブバード!
→エルフーンにかわって身代わりが攻撃を受けた!
→急所に当たった!
→効果はばつぐんだ!
→エルフーンの身代わりは消えてしまった…
→ファイアローは反動によるダメージを受けた!

▼エルフーンはたべのこしで少し回復

▼やどりぎがファイアローの体力を奪う!

ファイアロー(宿り木)
6/153□■■■■■■■

エルフーン
128/161□□□□□□□■

▼エルフーンはみがわりを使った!
→エルフーンのみがわりが現れた!

▼ファイアローのブレイブバード!
→エルフーンにかわって身代わりが攻撃を受けた!
→効果はばつぐんだ!
→エルフーンの身代わりは消えてしまった…
→ファイアローは反動によるダメージを受けた!

ファイアロー
0/153■■■■■■■■

▼ファイアローは倒れた!

▼エルフーンはたべのこしで少し回復

エルフーン
98/161□□□□□■■■

やよい「や……!やった……っ!」

やよい「…はっ!」クル

小鳥「うふふ。喜んでいいのよ、やよいちゃん」

やよい「は、はいっ!うっうー!ファイアローに勝ったぁ!」ピョンピョーン

P『やよいの奴、今日のためにしこたまファイアロー対策を練ってきたんだな』

翔太『でも数だけで見れば3対2になったけど…』

小鳥(……またコットンガードを積まれたらエアームドじゃ落としきれないわね)

小鳥「じゃあ出しちゃおうかしら…私の切り札……」

やよい「き、きりふだ!?」

▼ことりはピジョットをくりだした!

小鳥「ピヨ×はるですよ、ピヨ×はる!!」

翔太『いやスルーしてたけどなんなのあのNN』

冬馬『はるって天海のことか?たしかに似てるな。姉妹か?』

P『リボンかインカムかで見分けるんやで』

翔太『おいプロデューサー』

やよい「ぴ、ピジョット……!?」

小鳥「ふふふ……赤緑からの相棒よ」

P『ピジョット、やはりいましたね』

翔太『暴風連打でエルフーンもモジャンボもまとめて終わるよね…』

冬馬『これ、勝てんのか…?』

P『やよいの三体目次第か…』

やよい(ピジョットが相手のときの作戦は……えーと、えーと……!)

小鳥(守る必要はないわよね)

▼ピジョットはメガピジョットにメガシンカした!

▼エルフーンはみがわりを使った!・
→エルフーンのみがわりが現れた!・

▼メガピジョットのぼうふう!
→エルフーンにかわって身代わりが攻撃を受けた!・
→効果はばつぐんだ!・
→エルフーンの身代わりは消えてしまった…・

▼エルフーンはたべのこしで少し回復・

エルフーン・
68/161□□□□■■■■・

やよい「う、うぅ…!」

小鳥(ここはもう役割のないモジャンボを犠牲にして三体目を無償光臨させるところじゃない?やよいちゃん)

▼エルフーンはみがわりを使った!・
→エルフーンのみがわりが現れた!・

▼メガピジョットのぼうふう!
→エルフーンにかわって身代わりが攻撃を受けた!・
→効果はばつぐんだ!・
→エルフーンの身代わりは消えてしまった…・

▼エルフーンはたべのこしで少し回復・

エルフーン・
38/161□□□□■■■■・

小鳥(……もしかしてメガピジョットの特性、ノーガードを知らないのかしら?それともPP削り?)

P『…モジャンボは対エアームドに取っておくつもりなのか…?』

翔太『光合成持ちならあり得るのかな。ゴツメも有効だし』

冬馬『エアームドもはねやすめありそうだけどな。さっきみたいな泥試合はもうごめんだぜ』

やよい(もう身代わりできない……)

▼エルフーンのやどりぎのタネ!
→ファイアローに種を植えつけた!

▼メガピジョットのぼうふう!
→効果はばつぐんだ!・

エルフーン
0/161■■■■■■■■

▼エルフーンは倒れた!

P『これで2対2…』

やよい「ぴ、ピジョット……!?」

小鳥「ふふふ……赤緑からの相棒よ」

P『ピジョット、やはりいましたね』

翔太『暴風連打でエルフーンもモジャンボもまとめて終わるよね…』

冬馬『これ、勝てんのか…?』

P『やよいの三体目次第か…』

やよい(ピジョットが相手のときの作戦は……えーと、えーと……!)

小鳥(守る必要はないわよね)

▼ピジョットはメガピジョットにメガシンカした!

▼エルフーンはみがわりを使った!
→エルフーンのみがわりが現れた!

▼メガピジョットのぼうふう!
→エルフーンにかわって身代わりが攻撃を受けた!
→効果はばつぐんだ!
→エルフーンの身代わりは消えてしまった…

▼エルフーンはたべのこしで少し回復

エルフーン
68/161□□□□■■■■

やよい「う、うぅ…!」

小鳥(ここはもう役割のないモジャンボを犠牲にして三体目を無償光臨させるところじゃない?やよいちゃん)

▼エルフーンはみがわりを使った!
→エルフーンのみがわりが現れた!

▼メガピジョットのぼうふう
→エルフーンにかわって身代わりが攻撃を受けた!
→効果はばつぐんだ!
→エルフーンの身代わりは消えてしまった…

▼エルフーンはたべのこしで少し回復

エルフーン
38/161□□□□■■■■

小鳥(……もしかしてメガピジョットの特性、ノーガードを知らないのかしら?それともPP削り?)

P『…モジャンボは対エアームドに取っておくつもりなのか…?』

翔太『光合成持ちならあり得るのかな。ゴツメも有効だし』

冬馬『エアームドもはねやすめありそうだけどな。さっきみたいな泥試合はもうごめんだぜ』

やよい(もう身代わりできない……)

▼エルフーンのやどりぎのタネ!
→メガピジョットに種を植えつけた!

▼メガピジョットのぼうふう!
→効果はばつぐんだ!

エルフーン
0/161■■■■■■■■

▼エルフーンは倒れた!

P『これで2対2…』

>>931
細かいけど訂正


×
エルフーン
38/161□□□□■■■■


エルフーン
38/161□□■■■■■■

この訂正の多さはP「春香と結婚したいな」春香「えへへ…///」美希「え?」千早「え?」やよい「え?」の>>1を彷彿とさせるな

やよい(……だ、大丈夫……エアームドは眠らせて……なんとかできる……!)

やよい(こういうこともあるかと思って…この子を連れてきたんだもん……!)

やよい「……いくよ、ステーキ!」

▼やよいはノクタスを繰り出した!

冬馬『サボテンステーキかよ』

やよい(こういう相手を突破するために、襷と道連れを……!)

▼ノクタスにとがった岩が食い込んだ!

やよい「あっ…………あぁーっ!?」

ノクタス
127/145□□□□□□□■

小鳥(……ステルスロックよ、やよいちゃん)

やよい「……っ……」

P『……ここで襷潰しのステロが効いてくるか…』

翔太『……でも不意打ち二回撃つとしても、エアームドに交代されるだけじゃないの?』

冬馬『……そうだよな…?』

P『……カウンターも駄目、不意打ちも駄目……最速スカーフでも抜けない以上、道連れなんて手も不可能…』

やよい「…………っ!」

▼ノクタスのふいうち!

メガピジョット
70/159□□□□■■■■

P『急所でも無理か……』

▼メガピジョットのぼうふう!
→効果はばつぐんだ!

ノクタス
0/145■■■■■■■■

▼ノクタスは倒れた!

P『……1対2……』

やよい「…………」

小鳥(……やよいちゃん)

▼やよいはモジャンボを繰り出した!

▼メガピジョットのぼうふう!
→急所に当たった!
→効果はばつぐんだ!

モジャンボ
0/207■■■■■■■■

▼モジャンボは倒れた!

▼ことりはやよいとの勝負に勝った!

やよい「…………」

小鳥「や、やよいちゃん……?」オロオロ

小鳥(ひにゃー!?一番おそれてた事態に!?大の大人がこんなに可愛くて可憐で健気で幼気で色気でお持ち帰って着せ替えしてあちこちを撫で回したい悪戯心をくすぐる少女をフルボッコにしちゃうだなんてー!?)

小鳥(あわわわわ……な、泣いちゃったらどうしよう!?どうすればいいの!?あ、よしよししてあげればいいのよね!?まずはなでなでしてぎゅって抱きしめてくんくんしていろんなところをまさぐ)

やよい「小鳥さん……?小鳥さんっ。小鳥さーん!」

小鳥「えへえへへえへ」

やよい「……」

やよい「小鳥さーーーんっ!!!!」

小鳥「ひゃっ!?す、すいませんでしたぁーっ!!…………あれ?やよいちゃん?」

やよい「はい!対戦お疲れさまでしたっ!」ガルーン

小鳥「あ、うん……ごめんね?タイプ相性でごり押ししちゃって…」

やよい「いえ!私、とっても満足です!宿敵ファイアローも倒せましたし!」

小鳥「やよいちゃん……ふふ、とっても強かったわ。私のファイアロー、手も足も出なかったもの」

やよい「えへへー…伊織ちゃんにも手伝ってもらっていーっぱい研究しましたので!」

やよい「今度はメガピジョットのことも勉強するので、また勝負してくださいね!」

小鳥「…うん、もろちん!」

P『…無事に終わってよかった』

翔太『うん!本当によかった!』

冬馬『俺の高槻が泣いちゃわないでよかったぜ!』

翔太『は?』

冬馬『え?』

P『お前タマ殺られる覚悟できとんのかいや?』

今更ながら訂正
>>915

P『メガフシギバナなら特防に振れば耐え、ヘドロ爆弾で返り討ちにできますが…あとノクタスとか』

という一文
ひかえめぶっぱメガフシギバナのヘドロ爆弾でもメガピジョットが確二です
他のポケモンと勘違いしてました
Pも勘違いしてたということにしてください

>>933
その節はすまんかった
もう訂正とはおさらばしたはずなんやがね

型紹介忘れてた
できるだけわかりやすく書いたつもり

やよい
535・草・モジャンボ・NNやきそば
@ゴツメ・特性・再生力
のんき・207・132・182・130・70・63
H252(再生力回復効率最大)
A92(ゴツメ込み岩雪崩でH252B4振りファイアロー確1調整)
B164(ぶっぱファイアローの蜻蛉&ブレバを再生力込みで耐え調整)
岩雪崩・眠り粉・リフスト・はたき

480・草妖・エルフーン・NNわたあめ
@残飯・特性・いたずらごころ
おくびょう 161 78 115 97 95 181
H204(16n+1)
B76(余り)
S228(最速メガルカリオ抜き)
ムンフォ・みがわり・コットン・宿り木

475・草悪・ノクタス NNステーキ
@襷・特性 すながくれ
いじっぱり 145 183 80 121 81 107
A252D4S252
みちづれ・ふいうち・カウンター・きあいパンチ

ことり
479・飛無・ピジョット NNピヨ×はる
@メガ・特性はとむね→ノーガード
おくびょう 159 90 100 187 100 190
CS252H4
まもる・どくどく・ぼうふう・ねっぷう

499・飛炎・ファイアロー NNピヨ×いお
@鉢巻・特性はやてのつばさ
いじっぱり 153 146 92 84 89 178
AS252B4
ブレバ・フレドラ・蜻蛉・はがねのつばさ

465・飛鋼・エアームド NNピヨ×ちは
@ゴツメ・特性がんじょう
わんぱく 171 100 210 54 90 93
HB244S20(S4振りメガバンギ抜き)
ふきとばし・ステロ・はねやすめ・くちばし

やよい『お邪魔しまーす』ガルーン

翔太『ようこそようこそ』

P『頑張ったなやよい。いい試合だったぞ』

やよい『でも勝ちたかったですー…』

翔太『こればかりは仕方ないよ』

P『くじ運だ。タイプ相性の壁はでかい』

やよい『でも飛行タイプに勝つために頑張ってきたのに…うぅ~…』

P『』チラ

翔太『』コク

P『なにいってんだ!あの要注意ポケモン筆頭のファイアローを完封したじゃないか!』

翔太『そうそう!草タイプであれだけできるなんてすごいよ!』

やよい『そうですか…?』

P『そうさ!やよいは見事に草タイプのポケモンを使いこなしていた!草タイプの強さを俺たちに見せてくれたんだよ!』

翔太『あー僕草タイプ好きになっちゃったなー!僕も次から草タイプ使いになろうかなー!』

やよい『…………』

やよい『うっうー!!』ニッコー

P『よし』

翔太『ふう』

やよい『もーう。お二人ともそんなに草ポケモンの強さがわかっちゃったんですかー?えへへー、しょうがないなーあ。私が教えてあげますよーう』ニッコニッコヤヨー

P『同志諸君。我々の使命は天使の笑顔を守ることなり』

翔太『あれ?同志が1人足りなくない?』

P『冬馬は死んだ、もういない!』

P『では次の試合を…………ん?テープチェンジ?』

翔太『?』

やよい『テープチェンジってなんのことですか?』

P『いや、これ撮影してるんだよ』

やよい『えー!?』

翔太『これ生中継なの?』

P『撮影はあくまでも事務所個人でだ。思い出作りの一環としてな』

やよい『そうだったんですか!じゃあみなさんの試合を見直したりできるんですよね?やったー!』

P『まぁ…一応この映像を局に売り込んで特番組んでもらえないか交渉する予定ではあるんだが』

翔太『商魂逞しいね』

P『ちなみに対戦者の方の撮影は社長にしてもらってる』

やよい『えーっ!?気づかなかったですー!?』

P『黒いから陰に隠れるとわからんのだよ』

翔太『765の社長はアクティブだなぁ…』

P『今から社内アナウンスするぞ。ごほん』

P『あー。あー。マイクテースマイクテース』

やよい『ぎたーそろかもーん』

P『次の対戦は休憩時間を挟んでから行います。思春期とおでこは冷蔵庫にあるゴージャセリティセレブリティプディングでも食べて英気を養って待っててくださーい』

やよい『ご、ごーじゃせれれぃしぇれれぃぷどうぃんぐ!?わ、私も!私にもぎヴみープリン!』

P『やよいにはかりんとうをやる』

やよい『もっちゃもっちゃ』

P『これ食いながらさっきの試合を振り返ろうぞ』

翔太『はーい』

やよい『もっちゃもはーいちゃもっちゃもっ』

P『まず先発……と、その前に』

やよい『もちゃ?』

P『やよいの選出ポケモンがモジャンボ、エルフーン、ノクタス……対ファイアローのポケモンだけで固めてきたんだな』

やよい『あ、あう~。ファイアローしか意識してなくて~…』

翔太『エルフーンはモジャンボありきだけど…モジャンボとノクタスはタイマンでファイアローを倒せるんだね』

やよい『はい。ファイアローがとんぼ返りだったらエルフーン、とんぼ返り以外だったらモジャンボで倒せます。でもいざってときのためにノクタスも連れて行きました』

P『他のポケモンは意識しなかったのか?』

やよい『うーん…物理のポケモンならモジャンボでなんとかできるのかなーって考えてました。炎技を受けられないのでナットレイも厳しいって思って』

やよい『よく考えたら特殊ポケモンに弱いかも…ルンパッパにはとつげきチョッキを持たせてたんですけど』

P『モジャンボの飛行への有効打が岩雪崩だけだったが、威嚇持ちのギャラドスやエアームドはキツいだろう。そいつらはエルフーンやノクタスで?』

やよい『よく考えてませんでした…あ、でもでも!ギャラドスはなんとなくこないんじゃないかなーって思ってたんですけど、ほんとにこなかったですよね!』

翔太『だね。僕らもギャラドスとエモンガはこないだろうって予想してたんだよ』

やよい『えへへ!私だってそのくらいわかりますよ!』

P『結果的にファイアローとモジャンボの対面。やよいが有利な形から始めることができた』

翔太『はい!』

P『はい翔太』

翔太『音無さんの先発がピジョットではなくファイアローだったのはなにか理由があるんですか?』

P『たしかにやよいのパーティーはメガピジョットの暴風、熱風で全滅できそうなパーティーではあった』

やよい『あーうー』

P『だけどメガピジョット読みのノクタス先発と読んだのならファイアローの方が安定するんじゃないか?』

翔太『そう?』

P『メガピジョットとノクタスの対面は読み次第ではあるんだがノクタス有利だ。ノクタスの不意打ち二発でメガピジョットは落ちるからな。やよいの面子を見て襷なのは分かるだろうし』

P『もちろんメガピジョット側は補助技や交代の手もある。だがそれはやよいに1ターンくれてやるもんだろう?』

翔太『んー、どうせ撃ってくるのは不意打ちでしょ?』

P『交代読み気合いパンチがあるじゃないか』

翔太『えー…どうせエアームドが控えにいるんだからエアームド交代でいいじゃん』

P『交代読みめざ炎が飛んでくるかもしれないじゃないか』

翔太『えぇー……』

P『苦しいスか?』

翔太『苦しいス』

P『すまん。これくらいしか先発ピジョットにしなかった理由がわからん』

P『だけどファイアローには蜻蛉があるんだから偵察要因としてピジョットより優秀だろ!蜻蛉で襷潰しながらエアームド交代できるんだから!』

翔太『そんなムキにならなくても……こだわりだから先発に持って行きたいのは僕もわかるんだけど』

P『よし。もう質問はいいかい?』

翔太『はあい』

P『して、やよい』

やよい『もちゃっ?』

翔太『隙あらばかりんとう』

P『ファイアロー対策の眠り粉。あれはよかったな』

やよい『あ、はいっ。ハチマキブレイブバードは耐えるし、とんぼ返りで帰られても交代先に効きます!小鳥さんのパーティーにはワタッコもトロピウスもいなかったので大丈夫だと思いました!』

やよい『もしおにびをされてもいわなだれ二回で倒せます。でもそのときは眠ったファイアローは多分交代すると思うから…またねむりごなを使ったかも』

翔太『そうなったらまたエルフーンが生きるのか』

やよい『エアームドって防御が高いポケモンって知ってましたからファイアローはあたっかー?なのかなーって思ってましたけどね』

P『音無さんはゴツメ持ちはナットレイだと思ってたんじゃないかな。普通に蜻蛉を選択し、岩雪崩読みのエアームド交代と』

やよい『ゴツゴツメットをナットレイに……?あーっ!てつのとげとゴツゴツメットで二回も効きますっ!?』

P『受けナットレイの常套持ち物なんだぞ。鬼火がキツいならモジャンボにはラムの実なんかもいいかもしれんな』

やよい『なるほど!メモします!』

翔太『ナットレイの持ち物はなんだったの?』

やよい『ハチマキです!』

翔太『アタッカーだったんだ?』

P『そしてエアームドが眠り、エルフーンの独壇場か。いやー眠り粉が当たってよかった。そしてファイアローが準速でよかったよかった』

翔太『エアームドが最大ターン眠ってくれたのもラッキーだったね。でもステロ撒かれちゃったのが痛かったけど』

やよい『うぅ……あれで私のステーキが……』

P『仕方ない。あの状況ではエアームドに行動される前に処理する手段がない。あのステロもファイアローやメガピジョットの殲滅力と噛み合っている。やよいのパーティーのどのポケモンを持ってしても打開できることはできなかっただろう』

翔太『せめてノーガードじゃなきゃまだ希望はあったんだけどねぇ…』

やよい『……やっぱり私のパーティーがいけなかったんですよね』シューン

P『いやぁ~やよいのパーティーはすごいなぁ!カッコいいなぁ!俺も使お!草タイプ最高!ワーオ!』

やよい『もーお。プロデューサーも草タイプのかっこよさに気づいちゃったんですねー?ねー!草タイプのポケモンのことなら私がちゃーんと教えてあげますからねー?ねーっ!』ニッコニッコヤヨー

翔太『心得てるなぁ』

P『じゃあ他のポケモンの型とかもやよいに説明……あ、もう時間ない?こっちもテープチェンジ?』

やよい『誰と会話してるんですか?』

P『カメラマンだよ』

翔太『カメラマン?対戦現場は765の社長さんでしょ?ここには僕ら3人しかいないんだけど』

P『なにいってんの。4人でしょ。ねぇ?』

P『ほら』

翔太『え、なにがほら?会話が成立してるとでもいうの?あなたには何が見えているの?』

P『黒ちゃん』

翔太『えっ、嘘っ!?ここにいるの!?そしてカメラマンなんかやってんの!?』

P『陰に隠れてるからな』

翔太『僕には見えないどころか声すら認識できないよ!』

やよい『私にも見えません…』

P『信じる者の心の目にはその姿が現れるのです。ココロヲヒラクノデス』

やよい『あ、見えました!こんにちはーっ!』ガルーン

翔太『えっ、嘘っ!?もうそれ妖精の類だよ!?うちの社長人外!?』

P『ではテープチェンジ後に試合を始めます。彼女たちの戦いはこれからだ』

やよい『もちゃもちゃー』


第一部完

以降次スレで
またスレタイに真美入れときます

書ける環境になってからスレ立てしたほうがいいと思うのでそれまでここを残しておくのはアリでしょうか?

>>956
P『仕方ない。あの状況ではエアームドに行動される前に処理する手段がない。あのステロもファイアローやメガピジョットの殲滅力と噛み合っている。やよいのパーティーのどのポケモンを持ってしても打開できることはできなかっただろう』

が単純に日本語としておかしいので修正


打開することはできなかっただろう


このスレに次スレは貼ろうと思ってます
それまでこのスレは……戦闘描写の矛盾などを指摘されるスレにしよう
なんかあれば今のうちに修正します

ピジョットはジャロかユレイでバコウミラコすれば......だめか?

>>962
小鳥さんのピジョットは特殊受け対策にどくどくを採用してるんや~
メガシンカのための守るとノーガードとのシナジーや~

▼まみはトゲキッスを繰り出した!

伊織「で、次はなに?」

真美「……あーあ、いおりんやっちゃったねー……」

伊織「なっ……一体どういうこと……!?」

真美「できればこの手は使いたくなかったんだ……ある意味反則みたいなものだからね……」

伊織「反則…ですって……?」

真美「あれ、気づかない?ここまですべて真美の手のひらの上だってこと……」

真美「たしかにトゲキッスはスカーフだよ……でもね。先制技持ちじゃないなんて言ってないんだよ?そう……さっきの交代は単なるこだわり解除……!!ここからはトゲキッスの神速急所祭で

▼ヒヒダルマのフレアドライブ!

トゲキッス
0/163■■■■■■■■

→トゲキッスは倒れた!

▼いおりはまみとの勝負に勝った!


伊織「はい、お疲れ~」

真美「」

P『……』

やよい『…………』

伊織「あ、3体目はカエンジシよ。私が警戒してたのはペロリームのはやあし腹太鼓だったけど、そんな必要もなかったみたいね。じゃ!」

やよい『……えーと?』

P『腹太鼓オボンからのはやあしを、カエンジシの特性緊張感で無効化できるんだよ』

やよい『あ~、なるほどです!』

翔太『勉強になったね!』

P『よし、今回のお勉強はここまでだ!あ、あと伊織の勝ち!また次回!』

ヒエッ誤爆

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