響「首輪が取れなくなっちゃったぞ…」 (29)
※百合です
響「ねぇねぇぴよ子ー」トテトテ
小鳥「あら、どうしたの響ちゃっ…!?」
小鳥(響ちゃんが真ん中にピンクのリボンが付いた可愛らしい水玉の首輪を付けてらっしゃる!!)
響「首輪が取れなくなっちゃって…って鼻血出てるぞ?大丈夫か?」
小鳥「あ、いいのよこれは気にしないで…ところでどうして響ちゃんは首輪を付けようと思ったの?」
響「何かプロデューサーにいきなり付けられた」
小鳥「そ、そうなの…プロデューサーさんは今どこに?」
響「外回り行ってくるって、逃げたよ」
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小鳥「どうして取れないの?…あっ」
響「そこらへん何かあるみたいなんだけど…何か付いてたか?」
小鳥「これ、アレね。5ケタの数字を合わせれば、開くヤツね」
響「えぇっ、5ケタもあるのか!?」
小鳥(プロデューサーさん、ガチですね…)
響「うーん、どうしよう…」
小鳥「そういえば響ちゃん、今日はオフのはずよね」
響「プロデューサーに重要な話があるから来いって言われて来たんだ」
小鳥「やっぱり…」
小鳥「これは完全に取れないわ…プロデューサーさんが帰ってくるまで待ちましょう」
響「無理かぁ…」
小鳥「と、ところで響ちゃん、その首輪姿の写真撮ってもいいかしら?」
響「写真?」
小鳥「ほら、ここに犬耳も猫耳もあるのよ!」
響「い、いや、遠慮しとこうかな…」
小鳥「えぇっ!?そ、そんな…可愛い女の子たちの写真を眺めるのが私の生き甲斐なのに…」エグエグ
響「泣き真似しても駄目だぞ」
小鳥「いや、ガチで撮りたいから。いいでしょ?ちょっとだけ!先っぽだけ!」ズイッ
響「ぴ、ぴよ子…何だか目が怖いぞ」
小鳥「撮らせてくれないと全身を縛り上げてアツアツのおでんを食べてもらう事になるわよ」
響「やだよそんなの春香がする事でしょ!」
小鳥「ね?ね?いいでしょ?」
響「う、うぅ…」
小鳥「どうなの?いいでしょ?ね?」
響「…む、無理!やっぱり無理だぞ!アレを付けるのは相当恥ずかしいぞ!」
小鳥「へー。ほー。そうなのね。そんなに縛り上げてほしいのね」ガシッ
響「誰も縛り上げてほしいなんて言ってないぞ!うわーん!離してよー!」ジタバタ
小鳥「大丈夫大丈夫。椅子に縛り付けるだけだから」グルグル キュッ
響「ど、どこが大丈夫なの…全然身動きが取れないぞ!?」ギチギチ
小鳥「ふぅ…いいわぁ、首輪を付けて縛られてる響ちゃん…」
響(へ、変態だ…本物の変態だぁ…!)
小鳥「犬耳…ピンクと茶色、どっちが良いかしら…」ゴソゴソ
小鳥「尻尾を付けてっと…完成!子犬響ちゃん!」
響「……」
小鳥「うわ!めちゃくちゃ可愛い!」
響「……はやく終わらせてよー」
小鳥「何言ってるのよまだ始めたばかりじゃない!」
響「うー…」
小鳥「もう、そんなふてくされた顔しないで、もっとこう、顔を赤らめて涙目でこっちを睨み付けるように…」
響「……」
小鳥(睨み付けてしかこない)
小鳥「猫耳も似合うわね…」
響「……」
小鳥「うふふふ…ひげも付けよっと」
響「……!」ガブッ
小鳥「きゃっ!」
響「…ぁ…ご、ごめん」
小鳥「いった~…噛む力強いわね…」
響「……」
小鳥「…響ちゃん」
響「な、なに、元はぴよ子が…」
小鳥「いや、別に怒ってはいないわよ。私もちょっとやり過ぎたしね」
響「じゃ、じゃあ、そろそろ、ほどいて…」
小鳥「いや、それとこれとは別だけど」
響「えっ!?」
小鳥「響ちゃんが悪い事をしたのは事実だしね…ちょっとお仕置きするぐらいで許してあげるわよ…ふふふふふ…」
響(あれ…?何かすごい怒ってる気がする…)
小鳥「お仕置きって言ってもぜーんぜん怖くないから大丈夫よ…」
響「いや、全然説得力が___んぐっ!?」
小鳥「…むしろ、気持ちいいかな?」
響「へっ…い、いま…き…///」
小鳥「…もしかして、初めてだった?」
響「そ、そりゃそうだよ!」
小鳥「ふふっ…響ちゃんの初めて、奪っちゃった」クスッ
響「っ!」ドキッ
小鳥「触られるのも、初めて?」ムニ…
響「あっ…」
小鳥「初めてみたいね…大丈夫、お姉さんが教えてあげるから…」
響「だめ、そんな…耳元で…」ゾクゾク
小鳥「響ちゃんの耳、可愛い…」ペロ
響「そ、そんなとこ…舐めちゃだめ…」ビクッ
小鳥「じゃあ、噛むのは?」カプ…
響「やっ…んあっ…」
小鳥「響ちゃん、耳弱いのね」カプカプ
すげぇタイミング悪いけど出掛けてきます
午後にまた来ます
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