アニメ2期前、ニュージェネが駄弁るだけ
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in CPルーム
卯月「…へ?」
未央「だーかーらー、しぶりんの家にお泊まりしたい!」
凛「…いきなり何言ってるのさ、未央」
未央が「じゃあしまむーの家でもいい!」
卯月「えっ、ええっ!?む、無理ですよ未央ちゃん!そんないきなりっ」
未央「無理じゃないよしまむー、不可能を可能にしてこそ新時代を築ける、ってものさ。ニュージェネを名乗る以上、しまむーにもその段階まで行ってもらわないといけませんなぁ、うむうむ」
卯月「そ、そうなんでしょうか……?」
凛「いや、全然違うでしょ…未央、卯月で遊ばない」
未央「えー?だってしまむーの反応、可愛くて面白いしさ。…ごめんごめん、冗談だよ!」
卯月「はうう、良かったです…」
未央「あ、でも、冗談じゃないからね!」
卯月「?……あ、凛ちゃんの家に泊まりたいのが、ですか?」
未央「ご名答っ!」
凛「ちょっと」
未央「じーっ……」
凛「……そんな陽気に指を鳴らされても、そんな目で見られても、客人をもてなすスペースはあっても、友人を泊めるスペースはないと思う、そもそも泊めたことなんてないし。無理だよ、うちん家は」
未央「ええー?しぶりんのけちんぼぉ」
凛「けちとかそういうんじゃないって、ば!」ペコッ
未央「へうっ、しぶりんが雑誌で叩いた~!」
卯月「あ、あはは…」
未央「くすん…渋谷さんはつれないお方……」
卯月「でもでも、私も凛ちゃんのお家、行ってみたいです!」
凛「……だってそんなこと言われても、無理なのは無理だよ……てかなんで急に?未央」
未央「ん?あー、……ほらさ、ちょっと前に、みくにゃんと季衣菜ちゃんが一緒に暮らしてたじゃん」
卯月「ああ、Asterisk結成のときのヤツですね」
未央「いや、その…それがさ?…すっごい楽しそうだなって、常々思ってただけ、デス。うん」
凛「……特に理由もないんだね。うん、流石未央」
未央「いいじゃんいいじゃんー!羨ましいなって思ったんだもん!しまむーの家にはもう遊びに行っちゃったしさー!てかしぶりんそれ誉めてないよね!?」
凛「誉めてる誉めてる、スッゴい誉めてる」
未央「ウッソだぁ~」ジトー
卯月「あはは、でも、未央ちゃんは、みくちゃん達を見てお泊まりしたいって思ってくれたんですよね?じゃあ、しちゃいましょう!」
未央「しまむーっ!うん、しよしよ!しぶりんだってお泊まりには賛成だよね?」
凛「まあ、それは別に…というか…だったらさ、普通に未央の家に私と卯月が行けばいいんじゃない?それでもお泊まり、できるでしょ」
未央「えー?私んち?つまんないよー?マンションだからあんまし騒げないし」
卯月「どこでも騒ぎすぎは良くないですからね…?」
未央「いやいや、騒いでこそだよしまむー。修学旅行の夜にお喋りをしないで寝ることしかり、テスト返却で絶叫することしかり。それらをしないことは、もうあれだよね、終身刑だよ終身刑!」
卯月「そ、そんなに重要ですか!?」
未央「だからしぶりんはしょっぴかれそう」
凛「ちょっと、なんか偏見を感じるんだけど」
未央「だってしぶりんさ、部屋の空気読まず真っ先に寝るタイプでしょ?」
凛「ライブ前で寝れない未央に電話、付き合ってあげたじゃんか…逆に卯月の方が早く寝てたでしょ」
未央「ぎくーっ」
卯月「あはは、私、疲れてて……」
未央「も、勿論、私も疲れてた!でも寝れなかったから仕方ないんだよ」
凛「あの時は未央に卯月が乗り売ったんじゃないかとか思ったりしたけど…未央はさ、合宿とかもそうだけど、時間通りに寝ることを覚えるべきだと思うよ」
未央「たはは、善処しまーす…」
卯月「いつもなら私も、もう少し皆とお喋りしたいなって、なるんですけど…」
凛「ちゃんと寝た卯月が正常だよ…」
卯月「…あれ?というか、話、逸れてません?」
凛「あ…なんだっけ?未央が杏の飴食べて仕事したくなくなっちゃって、ニュージェネの人員が一人減った話だっけ」
未央「ちょ、私やめちゃってるじゃん!」
卯月「い、今までありがとう、未央ちゃん!」
未央「しまむーまでっ!えええ……。…んん゙っ、本田一等兵、これにて、ニュージェネを卒業するであります…今までありがとう、しまむー二等兵、しぶりん三等兵!」
卯月「御武運を、未央ちゃん隊員!」ニトーヘイッ!
凛「む…お土産はカフェオレで、本田隊員」サントウヘイ…
未央「了解であります……って、なんでやねーん!」
卯月「わぁ、ナイスツッコミです!」
凛「未央の移籍先はCIなの?」
未央「二人とも、特にしぶりん!もう、ひどいよー!」
凛「冗談だよ、冗談。もうあんなことないって、信じてるから」
卯月「はい、未央ちゃんなら大丈夫です!ずーっと、一緒ですよ!」
未央「う、うん…うう、改まられるとちょっと照れるな…というか杏ちゃんの飴ってそんな効果あるの!?」
卯月「でも杏ちゃん、飴なめると仕事しますよね…?」
凛「あ……本当だね。じゃあ、仕事したい子が食べたら印税生活したくなって、仕事したくない子が食べたら全力で働きたくなる、あんずのあめ……とか。そういうの、タイアップで売らないかな」
未央「でもCIのロゴ入りキャンディってあるんだよね?」
卯月「いっこ頂きましたけど、とっても美味しかったですよ!」
凛「へえ、そういう飴ってあんまり美味しくないイメージあったけど…」
卯月「かな子ちゃん監修だそうです」
凛「…美味しくはなれど不味くなることは無さそうだね、それは」
未央「ねえねえ二人とも、ニュージェネのお菓子も考えてみない?」
凛「ニュージェネの…」
卯月「お菓子…?」
未央「うん、例えば…しぶりん監修!ニュージェネロゴ入り板チョコ!…とか」
凛「か、監修は大変そうかも…」
卯月「でも、ユニットの宣伝になる、とってもいいアイディアです!ちょっと考えてみましょう!」
未央「うーむ」ムムム
凛「………」クビカシゲ
卯月「……えと…」ムーッ
未央「」ハッ
未央「ニュージェネクッキー!」
凛「チョ、チョコクランチ!」
卯月「ええっ、お、おまんじゅう!」
未央「……ん?温泉市街のお土産屋?」
卯月「なんか、公式グッズって感じはしませんね…」
凛「というか、キャンディアイランドの『キャンディ』なんだから、私たちじゃダメなんじゃ…」
未央「そういやそうだ!じゃあ、……どうなるの?」
卯月「ニュージェネレーションズ…新時代なグッズとか、ですかね?」
未央「むー、難題だなぁ。新時代…」
凛「……」ピコン
凛「…核シェルターとか」
未央「ぶっ」
卯月「凛ちゃん、時代先取りしすぎです!それじゃあ地球滅んじゃってるじゃないですか!何万年後の話ですかー!」
未央「しぶり、あはっ、あはは、っひい」
凛「……笑いすぎ……!」ペコッ
未央「あは、いたっ、あはは、だ、だって、しぶりんがそんなじょーだん、あはっひぃ!痛い痛い!」
凛「言うんじゃなかった……」ハァ
卯月「うーん、なら、なんかこう、デジタルな感じ……?」
未央「あ、ロボットしまむーとか?」
卯月「え、私ですか!?」ガーン
凛「…それ、売るの?というか、売れ……はするか、うん」
卯月「凛ちゃん!?」
未央「値段がアレなことにならないよう、手のひらサイズにしてさ、一家に一人、しまむーを売り文句にしよう!」
凛「話しかけると返事したり、ポーズを変えたり…学習能力もつけようか」
卯月「あわわ…どんどん具体的に…」
未央「私は三人買おうっと」
卯月「未央ちゃん、そんなに要らないですよー!」
凛「…む。じゃあ五人」
卯月「凛ちゃーん!?」ガーン
未央「はい!130人!」
凛「なら、140人」
未央「140、140人が出ました!これ以上はいませんか!います!はい!150!そこの黒髪のお嬢さんは!」
凛「160!」
卯月「何でオークションみたいになってるんですかぁ…恥ずかしい…」カオマッカ
未央「むむむ、これじゃらちが開かない…じゃあプロトしまむーにする!」
凛「…プロトしまむー?」
未央「そこで恥ずかしがってるしているニュージェネのお姉さんのことだーっ!」ダキッ
卯月「ひゃああ!私は普通のしまむーですー!」
未央「ほれほれほれほれ!」コチョコチョ
卯月「くすぐった……あははっ!もー、やめてっ、未央ちゃんってばー!」
凛「………」モジ
卯月「……ん?」キョト
未央「…だーかーら、しぶりんも抱き付きたいなら素直にそうすりゃいいのにー」ブーブー
凛「み、皆が未央みたいに出来ると思ったら大間違いなんだよ……!」ウガー
卯月(…成る程、やっぱり凛ちゃんは変なところで奥手です)ホノボノ
卯月「り、凛ちゃーん、ワタシコワクナイデスヨー」
凛「……何、そのわざとらしいの」
未央「ほうほう、そうしてしぶりんの躊躇いを解こうと……んーおほん。ミオチャントッテモオシトヤカー、アンゼンヨー」
凛「ダウト」
未央「なんでぇ!?」
凛「……冗談」クス
未央「むむむーっ、よし、いまだしまむー!」
卯月「えい、隙ありっ」ダキッ
凛「ひゃっ!?」
未央「おっ?しぶりんから乙女チックな声が」
凛「うっさい未央…」
卯月「凛ちゃん耳まで真っ赤ですー」クス
凛「言わなくていいから…!」
未央「ライブ終わりとかなら、しぶりんもスムーズに抱きつけるのにねー」
凛「……うう」
未央「しぶりんってさ、かしこまるよりサラって流す方が得意な感じしない?」
凛「…そうかな?」
卯月「はい。分かる気がします!」
卯月「というか、この体勢…」
凛「ん?」
未央「……あ!エボレボ?」
卯月「はい!フリにそっくりです!」
凛「まあ、未央も卯月も後ろから抱きついてるから、三人向いてる方向同じだもんね…でも、未央と卯月、場所逆だよ?」
未央「あははっ、細かいことは気にしないっ!ちーいさーくっ?」
うづりん『まーえならえっ!』
未央「よし!良くできましたー!」
凛「それに、こんな密着してないでしょ…」
未央「気にしない気にしない!」
卯月「…こういう振り付けもアリですかね?」
凛「事故の元だよ、ダメ」
卯月「むむう、それにしても、私、いつか生ハムメロンを言える日は来るんでしょうか…」
未央「来る来る!しまむーの風は必ず吹くよ!まあでも、次はフライドチキンがいいから、譲る気はないけどね」
凛「チョコレート、楽しかったし。次もできるならそれがいいな」
卯月「むーっ、二人とも羨ましいですー!」
未央「まあ、掛け声にしたいなら、まずはじゃんけんに勝たないとだね!レッツファイトしまむー!」
卯月「じゃんけんなんて、鍛えようがないですよー!」
未央「じゃあじゃん拳を鍛えよう!じゃん拳…それは中国何千年の歴史から生まれ、その強さゆえに封印されし禁じられた拳法…!」
卯月「す、スゴく強そうです…!」ゴクリ
凛「…じゃんけんだかドーナツだかウサミンだか知らないけどさ、そろそろ離れようよ…クーラーあっても暑いよ」
未央「……。ゆけ、しまむー」
卯月「ぎゅーっ」ギューッ
凛「だから暑いってば!」ジタバタ
未央「私も前からー!」ギューッ
凛「あーもうー!!」ジタバタジタバタ
凛「……うー…」ボーッ
未央「アイドルの抱擁を嫌がるなんてするから、バチが当たったのです!」
卯月「です!」
凛「すきにして…もう…」グッタリ
未央「ありゃ、しぶりんリタイア?…でもさ、掛け声と言えば…他のユニットっでもそういうのやってるのかな?」ナデナデ
凛「…むぅ」ナデラレ
卯月「うーん、どうなんでしょう?あんまり聞いたことないですね。でも、Asteriskの二人は、合わせるなんてとんでもない!みたいなこと、前に言ってました」
未央「…ロックじゃないのかな?」
卯月「ネコチャンでもないのかも…」
未央「あ、でも…凸レーションの三人は、やってたりして!デコ、レー、ションッ!って!」
卯月「わあ、すっごく語呂がいいですね!わ、私たちも…ニュー、ジェネ、」
未央「レー!…ション?…ちょっと長いか」
凛「…非常食じゃないんだからさ」
未央「そういや、ニュージェネも凸レーも、終わりはレーションなんだね!」
卯月「本当ですね、レーション仲間!」
凛「なんか、サバゲーじみてる…!」
未央「今度、チームレーションズでも組んでみたいねぇ」
凛「…うん、それは面白そう。とっても疲れそうだけど」
卯月「あはは…とっても元気ですからね…三人とも」
凛「莉嘉とみりあと、それに智絵里足したら…うん、ちょうど良さそうな気がする」
未央「確かに!ちえりんはちょっとおどおどしすぎだからねー…あ、でも、最近は変わってきたかも?」
凛「うん、あればっかりは、杏のお陰かもね?かな子じゃ、智絵里の後押しには弱い気もするし…でも、具体的に杏が何かしてるところは、まだあんまり見たことないんだよね」
卯月「うーん…働く杏ちゃん…かぁ。テレビとかだとスゴいですけど…」
未央「……。んーん、杏ちゃん、やるときはやる子だよ。大丈夫、大丈夫!」ニッ
凛「…そう?」
未央「うん!」
未央「でもプロデューサーもさ、うまいユニット組合せ作るよね~!CIもAsteriskも普通じゃ考えつかないよ!てっきり仲良しなきらりんと杏ちゃんは、一緒になるもんだって思ってたし」
卯月「……二人とユニット組めて、良かったです…!他の人とだったら、もう、どうなってたか…」ウルウル
未央「しまむーなら、きっと誰とでもうまくやれると思うけどなー?」
卯月「そんなことないですよう…CPの人達なら大丈夫ですけど、もう…」
凛「それは、このメンバーなら、私の台詞だと思うよ?卯月」
卯月「うーっ…」
未央「んー…しまむーはどこでだってレッスン頑張るよね?」
卯月「?はい、私に出来ることなんて、それくらいですし。というか、それは当たり前じゃ…」
未央「ん、なら平気だよ。後、しまむーに出来ることは沢山あるからね!」
卯月「そ、そうですかね?」
凛「うん。当たり前を当たり前に出来るなら、大丈夫だよ。みんな、きっと」
卯月「で、でも、当たり前を当たり前にするのは当たり前じゃ……ん?当たり前が当たり前?ふええ?えっ?当たり前?当たり前って何ですかぁぁぁ……」グルグル
未央「わーっ!しまむー帰ってきてーっ!」
凛「ああっ、いつぞやのマジックアワーみたいに……」
卯月「きゅう……」
凛「はぁ、落ち着いた?」
卯月「んん…はい、ありがとうございます、凛ちゃん。…うー、ついつい深く考えすぎちゃいます…」
未央「あはは、そういやみなみんが前、あーにゃんに質問攻めにあってしまむーみたいになってたなぁ」
凛「アーニャは知りたがりだからね…というか、アーニャって同い年なんだよね?大人っぽいから時々忘れそうになるよ…」
卯月「美波ちゃんもとっても大人びてて、LOVELAIKAは大人なユニットですよね!」
未央「でも、時々子供っぽいところは、ギャップ萌えを狙ってて高評価だよ!うむ、未央審査委員長はLOVELAIKAに300万点をつけよう!」
凛「狙ってはないと思うけど、それも魅力だよね。元気がウリの凸レーションに、大人びてるLOVELAIKA」
未央「解散芸のAsteriskに、芸人のCI、闇に飲まれるローゼンブルク…ごった煮のニュージェネ?」
卯月「何で後半につれてイロモノ…というか奇抜さが増していくんでしょう…後未央ちゃん、私たち他にもっと何か無いんですか!?」
未央「がめ煮のニュージェネ…!」
卯月「だれも夕飯のメニューにしろなんて言ってないですー!」
凛「プロデューサーのプロデュース方針、一度確認しておいた方がいいのかな…」
未央「あ、じゃあさ、デビュー一緒だしさ、大人びてる枠の対抗馬になれないかな?ニュージェネ。そうすれば別のカッコいい呼び方、つけられるんと思うんだけどさ!」
凛「いや、発想はともかく、無理でしょ…」
卯月「せ、せめて凛ちゃんだけでも……!」
凛「何で私だけ!?」
未央「ニュージェネのクール担当はしぶりんだしね!」
凛「む、むりむり、担った覚えもないし…」
未央「えー?じゃあらんらんをニュージェネの代理で!レッツ代理戦争だ!」
凛「それは蘭子が困るからだめ!そもそもユニット違うし…てか、蘭子は大人びてるの?なんか…違う気がするけど」
卯月「どちらかと言えばカッコいい……不思議、とかですかね?」
未央「クックック…らんらんの力を持ってすれば、かの美しき青の歌姫、LOVELAIKAの殲滅など容易いことよ!」
卯月「目的変わってないですか…?後蘭子ちゃんの口調移ってますよ、未央ちゃん?」
凛(蒼……ううん何でもない)
未央「わーっ、いつの間にか移ってた!…んー、ならしまむーにはね、きらりんな口調になる呪いをかけようぞ!ナーッハッハッハ!」
卯月「え、ええっ!?あ、えと、頑張ります…にょわ!」
未央「しぶりんは…みくにゃんなり!」
凛「えっ」
未央「ククク…祝祭の始まりっ!闇に飲まれよーっ!」
卯月「にょ、にょわっ!えと、は、はぴはぴー!ですっ!」
凛「しかも二人ともあんまり上手くない…!何これ…」
未央「じーっ」
卯月「わくわく」
凛「……。はぁ………何これ、にゃあ」
未央「しぶにゃんだ!」
卯月「しぶにゃんだー!」
凛「うう…もうやだ…!」
未央「これはネコミミ欲しくなるね…」
卯月「今からでもみくちゃんから…」
凛「止めて、というか今みくは季衣菜といっしょでしょ」
未央「デートか!」
卯月「デ、デデデッ、デートッ!?」
凛「仕事に決まってるでしょ…」
未央「そういや聞いたかね?あーにゃんとみなみんもきゅーじつでーとって話!」
凛「聞いたも何も、マジックアワーで話してたじゃん。後、『も』じゃないから」
未央「……ノリの悪いしぶりんは置いといて、デートしよっかしまむー」
卯月「え、あ……お、お手柔らかに……?えへへ」ニコー
未央「ぐはぁっ!?」
凛「未央!?」
未央「ふ、不覚にもときめいた…心臓が…痛い…っ!これが……恋か!」
凛「いや不整脈でしょ。病院行く?」
未央「しーぶーりーんーー!!!」ポカポカ
卯月「ん?未央ちゃんと凛ちゃんが病院デートですか?」
凛「縁起でもない…」
未央「でもそう捉えると、しぶりんが私をデートに誘ってくれたことに、な…」
凛「…らないから、ね?…というか、一人のけ者、よくないと思う」
卯月「?」
未央「そうだよね、うん、三人で幸せになるべきだよね、やっぱ。私達は一心同体だもん!」
凛「それは大袈裟じゃ…」
卯月「…はい!じゃあ三人でデートですね!」
凛「あんまりデートデート言うのも良くないと思うけどね。うん、三人でお出掛け、いいんじゃない?」
未央「はーいっ、どこいこっか!」
卯月「みくちゃんオススメの猫カフェとかどうですか?私、住所もらってるんです!」
凛「うん、それ、賛成。楽しそう」
未央「えー?LOVELAIKAデートコース辿りは?」
凛「未央飽きるでしょ、きっと」
卯月「途中で寝ちゃいそうですね、未央ちゃん」
未央「……二人の私の認識について、ふかーく語り合いたいなぁ……」ジトー
卯月「じょ、冗談ですよ?」
未央「むーっ」
凛「……ふふ」クス
卯月「んーと、じゃあ何時にしましょうか?」
凛「次の仕事は明日ので、あ、でも、レッスンがこことここだから…」
卯月「でも、その後に確か、次の仕事の説明するって…プロデューサーさん言ってましたよ?」
未央「ミニライブの後、お休みあるっていってなかったっけ?」
凛「あ、ごめん。そこ私がダメだ…」
未央「んんん…みんな忙しいっ!」
卯月「あはは、良いことなんですけどね…あ、夜なら開いてますよ!」
未央「私もだ!」
凛「そりゃそうでしょ…寝なきゃいけないんだから」
未央「………!」ピコーン
未央「じゃあさ!じゃあさ私さ!」
卯月「?何か良い案でもありましたか?」
未央「しぶりんの家にお泊まりしたいっ!」
凛「私の家?いきなり何言ってるのさ、未央…ん?」
卯月「………あれ?」
凛「……戻った……」
未央「……さっきも言った気がする」
卯月「む、無限ループ……?」
凛「会話の終着点が見えないよ…」
未央「てか!私達が何でここで駄弁ってるかってプロデューサー待ってるからじゃん!」
卯月「時間、とっくに過ぎてますね…」
凛「うーん、呼んでくる…?」
ガチャ
武内P「お早うございま…す…?」
未央「あ、噂をすればプロデューサー!」
凛「ちょっと、遅いよ」
武内P「…。何故、皆さんがこちらに…」
卯月「何故、って…お、お仕事では?」
武内P「?」
武内P「それでは…もし双葉さんを見掛けられたら、宜しくお願いします」バタン
未央「…まさかの勘違い…来週とか…」ズーン
凛「ハァ、何で誰も気づけなかったのかな…」
卯月「ま、まあ、こういう日もありますよ!」
未央「次からは気を付けないとだね…ま、ともかくとして、午後の結構な時間が手に入ったわけだけど…今から家に帰って荷物をまとめれば…ねえしぶりん?」チラッ
凛「…そんなに泊まりたい?」
未央「うん」コクコク
卯月「私も出来れば…!あ、でも、ご迷惑なら、その」
凛「……。あーもう、分かったから…ちょっと待って」トントン
未央「しぶりん…?」
凛「……もしもしお母さん?」
うづみお『!』
凛「うん、あー、仕事はなくなったんだけど…そのね、未央と卯月が、私の家に泊まりたいって…うん、明日は学校無いし、レッスンは午後からだから…」
凛「ん、それなら…え?うん、うん。分かってる。…そっか、ありがと。じゃあ、もう少しで帰るね。うん、それじゃ」
凛「………ふぅ」
卯月「り、凛ちゃん…?」
未央「……ごくり…」
凛「……。いいってさ」
未央「………!ぃやったー!!」
卯月「ほ、本当にいいんですか!?」ワタワタ
凛「た、ただし!結構狭いのと、私、少しは店の手伝いしなきゃいけないから…」
卯月「あ、お手伝いします!」ハイッ
未央「そういや、しぶりんの家ってお花屋さんだったっけ……うん、手伝う、手伝いたい!頑張ろ、しまむー!」
凛「あ、ありがと。…それじゃあ、早く帰ろうか」
未央「はーい!」
卯月「はいっ!…って凛ちゃん、鞄!」
凛「え?…あ、本当だ、忘れるところだった」
未央「…んん?しぶりーん、もしかして、結構楽しみだったり…」
凛「……っ、じゃあ!」ダッ
未央「って、あ、ちょっ、下まで一緒に行こうってば!しまむー、先行くよ!」ダッ
卯月「えええっ!?ま、待ってください二人ともー!」ダッ
キャイキャイ
杏「………」ヌッ
杏「気付くかと思ったけど…行っちゃった…」
杏「…ふぁあ、ニュージェネは元気だなぁ。別に杏、そりゃやる時はやるけど、出来る子認識されても……まあいっか。というか、お泊まりとかめんどくさそーだなぁ…んー、レッスン行きたくないし、もう少しここで隠れて…」
かな子「あ!杏ちゃん!」
杏「…んぇっ」
智絵里「さ、探したよ…?」
杏「か、かな子ちゃん、智絵里ちゃん…あーと、その、杏は…」
かな子「あのね!杏ちゃんに折り入ってお願いがあるの!」
杏「…へ?」
智絵里「その、えっと、杏ちゃんのお部屋で、今度、お泊まりしたいなって…」
かな子「Asteriskの二人がちょっと羨ましくて、…って、杏ちゃん、なんでそんな…同じ話を何回も聞かされてるみたいな顔…?」
杏「……あーもう、なんでやねん」ペチッ
おしまい。ニュージェネずっと仲良し、島村さん元気でいて欲しいです
ささっと依頼だしてきます
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