卯月「人狼ゲーム」 (101)

モバマス、人狼ゲームのssです

人狼Xをベースにしています
基本的なルールで書いていきます
間違いなどあれば突っ込んでもらって大丈夫です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438083298

「……づき」

卯月「ん……」

「卯月!」

卯月「ふゃっ!」ビクッ

未央「もー、しまむーってば全然起きないんだから」

卯月「うぅ……ごめん。……ってここは?」

凛「わかんない。私たちも気づいたらここにいたから」

未央「他のみんなはもう起きてるんだからちゃんと起きなきゃー」

卯月「他のみんな?私たちだけじゃないの?」

凛「うん。杏やきらり、それにプロデューサーまでいるよ」

卯月「プロデューサーさんまで!?」

未央「プロデューサーはみんなをまとめてもらってるよ」

卯月「ここってどこかわからないの?」

凛「みたいだね。それに出口もなかったし」

卯月「じゃあ携帯で!」

未央「それもダメ。全員もってなかったよ」

卯月「八方塞がりじゃないですか……」

モバP「あ、卯月。よかった、起きたんだな」

卯月「……どういう状況なんですか?」

モバP「それが……わからん。探索しようにもドアはあるんだが全く開かないんだ」

卯月「ドア?」

未央「とりあえずみんなと合流しようよ」

凛「そうだね」ガチャッ

みく「あ、Pチャン!見て見て!」

モバP「どうしたんだ?」

みく「他の部屋に行けるドアが開いたにゃ!」

モバP「本当か!?」

未央「おっ!これで帰れるかな」

凛「…………」

みく「とりあえず杏チャンときらりチャンが探索に行ってるにゃ」




モバP「なんで勝手な行動をしてるんだ……危ないだろ」

みく「杏チャンが歩いて行ったのをきらりチャンがついていった感じにゃ」

モバP「はぁ……少し待っててくれ。俺は二人を探しにいく」

卯月「あ、あの!私も行きます!」

未央「あたしもー!なんか楽しそうだし」

モバP「駄目だ。どんな危険があるかわから……」

杏「あっちになんか変な機械があったよ。あとはみんなに割り振られた部屋」

モバP「おい杏……危ないから勝手な行動はやめてくれ………」

きらり「ごめんだにぃ……」

モバP「きらりは杏に着いていったんだろ?きらりが謝ることじゃないよ」

杏「そうだよきらり、悪いのは私なんだから」

モバP「お前が威張ることじゃない」


杏「でもそれなりの戦果は上げたよ?」

モバP「戦果とかじゃなくて杏が危険な目にあって欲しくないから言ってるんだ!」

杏「…………ごめん」

モバP「いや……すまん。でも無事でなによりだ」

みりあ「せんせぇ!行こー!」グイッ

莉嘉「いこーよ、Pくん!」グイッ

モバP「わかったから!引っ張らないでくれ」

卯月「私たちもいく?」

凛「いこっか」

<投票室>

モバP「みんないるか?」

美波「いますよ。確認しました」

モバP「ありがとう。とりあえずさっき部屋を探したら手紙があった」

李衣菜「なんて書いてんのー?」

モバP「とりあえず俺たちは人狼ゲームというものをやらなければならないらしい」

かな子「人狼……」

智絵里「ゲーム?」

モバP「簡単に言うと犯人当てゲームみたいなものだ。この中から3人の狼を探し出すゲームみたいだな。それをクリアしたら出られるらしい」

杏「じゃあ今その人たちが白状したらみんな出られるじゃん」





モバP「それがな……村人と人狼チームに別れてやるんだが……負けたほうは出られないって書いてるんだ………」

凛「……どういうこと?」

モバP「……たぶんそのままの意味だろう……」

みく「そんにゃ!」

美波「……」

「はーい、みなさん。注目してください!」

モバP「誰だ!」

「誰でもいいじゃないですかー。とりあえずルール説明をしてもいいですか?」

モバP「いいわけないだろ!早くここから出せ!」

みく「そうにゃそうにゃ!」

未央「そうだー!」

「………………うっせーんだよ。今すぐスタドリ漬けにすんぞ」

みりあ「ひっ」

アーニャ「ダイジョーブ、怖くないですよ」

「ということで、スタドリ漬けにされたくなかったら大人しく人狼ゲームをしてくださいな」

「ルールを説明しまーす」

「ここにいる15人の中に3匹の狼が混じっています。みなさんはその3匹を見事正解させればいいだけです。毎日一人づつ吊っていってください」

「ですが村人のみなさんはなんの能力もない普通の人です。そこで役職の登場ですよー!」

「役職・占い師は毎日一人占って、その人が人狼か、そうでないかを知れます。その人の役職まではわかりませんよ。あくまで白か黒かだけわかります」

「霊能力者は吊られた人間が人狼かそうでないかを知れる能力を持っています!これも人狼か、そうでないかだけわかります」

杏「それだけだと狼側が不利じゃない?数少ないんだし」

「ところがどっこい、村人の中にも狼側に味方する人がいるんですよねー。それが狂人です」

「狂人は村人なのに狼側の人間です。この人は狼側が勝利すれば勝ちです!」

美波「狂人の役割は?」

「場をしっちゃかめっちゃかに混乱させることです」


「これだけでも狼側は不利ですが狼側は毎日一人村人を食べることができるんですよー」

モバP「食べる?」

「賢い人間を消し去るんですよ」

「だから最大二人まで人はいなくなります」

杏「……じゃあ占い師は名乗り出ないほうがいいの?」

「まだ役職は残ってますよ。それが騎士です」

蘭子「騎士!魔王を討ち滅ぼさん者!」

「この場合の騎士はそんな格好いいものじゃないですよ。他の人を狼の襲撃を守ることができるんですよー。自分は無理ですけどね」

「役職はそれくらいですね。15人の内、村人が8人、人狼が3人、占い師が1人、霊能力者が1人、騎士が1人、狂人が1人」

「他に質問はあります?」

モバP「……負けたらどうなる」

「ちゃんと書いてたでしょー?」

「ここから永遠に出られません」

「他に質問はあります?ないなら頑張ってくださいね」ブツッ

卯月「プロデューサーさん……」

モバP「…………とりあえず部屋に戻ろう……みんなもそれでいいか?」



卯月ルーム

卯月「はぁ」

結局解散となった。30分後にスタートするらしい。

卯月「なにこれ?役職?」

机の上に置かれていた紙にはそう書かれていた。

卯月「なんだろ……村人?」

村人ってたしか……

卯月「なにも能力なかったよね……」

これは……気負わなくていいのかどうなんだろ……

「では、人狼ゲームをスタートします。みなさんは投票ルームに集まってください」

なにも能力のない村人だけど……

卯月「島村卯月、がんばります!」

〈投票ルーム〉

モバP「占い師は誰だ?」

凛「そうだね、占い師は名乗り出てほしい」

智絵里「名乗り出たら狼に咬まれるんじゃないですか?」

凛「それを守るための騎士でしょ」

蘭子「ならば我のや……」

アーニャ「あー……ワタシ、占いです」

みく「ちょーと待つにゃ!占い師はみくにゃ!アーニャンは偽者にゃ!」

蘭子「うぇ!?」

李衣菜「え?どっちが本物なの?」

杏「どっちかが狂人か人狼なんでしょ」

きらり「きらりも言うー!きらりは霊能力者だったよぉ!」

凛「どうしたの?蘭子」

蘭子「あ、あぅぅ……我も霊能力者である……」

モバP「つまり占い師はアーニャとみく。霊能力者はきらりと蘭子か」




モバP「他にはいないな?ならとりあえず今日吊る人を決めるか」

モバP「さっきの四人を除いた11人の中から1人だな」

モバP「誰か言いたいことはあるか?」

「………………」

モバP「みんなないのか?」

未央「一応……」

モバP「なんだ?」

未央「なんでプロデューサーが仕切ってるの?」

モバP「俺が一番年上だからだが……」

未央「普通は占い師とか霊能力者とか役職に進行を任せるもんじゃないの?」

杏「ま……それが普通だよね」

モバP「狼かもしれない人間に進行を任せるのか?」

未央「みんなからしたらプロデューサーも狼かもしれない人間だよ」

卯月「じゃ、じゃあ今から役職の人に進行してもらえば……」

未央「そうじゃないんだよなぁ」

卯月「え?」

未央「なんでプロデューサーは進行したがったのか、それは狼側に有利のなるようにじゃないの?」

モバP「いや、有利もなにも俺は村人だ!」

未央「そんなのわかんないじゃん」

モバP「っ!そうだな……俺が狼でないという証明はできないな……」

凛「…………それはそうだけどなんか未央って必死すぎない?」

未央「進行のこと?そりゃ必死にもなるよ。負けたら出られなくなるんだし狼かもしれない人に任すよりは役職に進行任せたほうがいいよ」

凛「ふーん……」

未央「あ、さてはこの未央ちゃんを疑ってるな!」

凛「あぁもうわかったから。話が進まない」

杏「みんなはどう思う?霊能か占いに進行を任せるっていう案」

かな子「わ、私は賛成です」

智絵里「私も……」

李衣菜「私もそれでいいよ」

卯月「私もそれで……」

莉嘉「アタシもダイジョーブ!」

みりあ「さんせーい!」

モバP「俺もそれでいい」

杏「じゃあどっちがいい?占い師と霊能力者」

モバP「俺は霊能力者に任せたいな」

杏「なんで?」

モバP「すぐに咬まれる可能性のある占い師よりも霊能力者のほうがいいと思っただけだ」

みりあ「私もプロデューサーさんに賛成だよ」

凛「私も賛成かな」

杏「もうめんどうだから霊能に任せていい?」

卯月「はい!」

未央「いいんじゃない?」

杏「けってーい。じゃああとは任せたよ。杏はもう疲れたよ……」

きらり「お疲れ様だにぃ。じゃあ蘭子ちゃん、どうしたい?」

蘭子「私は……仮初めの生け贄に我が友、智絵里ちゃん、杏ちゃんを選ぶぞ」

きらり「きらりは仮指定にPちゃんと李衣菜ちゃんと未央ちゃんを指定するにぃ」

卯月「…………」

モバP「そうか……じゃあ今日は俺を吊ろう。俺は村人だから騎士を無駄に吊らなくていいしな」




緑色の悪魔「では一日目を終了します。今日吊りたい人に投票してください」

緑色の悪魔「ではお疲れ様でした。また一時間後にここに集合してくださいね」

卯月「投票数とかはわからないんですか?」

緑色の悪魔「それは明日の朝に自己申告してください」

悪魔「ではでは」

とりあえず今日はここまでです

一応
初日ベグ、ギドラ、スラはなしにしてます

初心者という設定なので

人狼3
占い師1
霊能力者1
騎士1
狂人1
ですね

誰が人狼かはもうすでに決めています

卯月ルーム

卯月「はぁ…………」ボフッ

自分が村人か狼かの証明なんて…………

卯月「……そうだ!この役職が書かれてる紙を持っていけば!」

緑色の悪魔「それは禁止ですよ」

卯月「ひゃっ!?」

緑色の悪魔「それをするとゲームが成り立ちませんからねー」

卯月「で、でも……」

緑色の悪魔「もしその紙をこの部屋から持ち出した時点でその人はここから出しませんから」

卯月「うぅ……」

緑色の悪魔「……そろそろ集合時間なので集まってくださいね」

卯月「……はい」

〈投票ルーム〉

緑色の悪魔「えーとですね、モバPさんが14票、未央さんが1票でモバPさんが吊られましたね」

緑色の悪魔「そして狼の生贄になったのは智絵里ちゃんです。ではゲームスタートです!」

杏「ねー、占いと霊能の結果聞いていい?」

李衣菜「そうだねー。で、みくとアーニャちゃん、結果よろしく」

みく「……みくは李衣菜ちゃんを占ったにゃ。同じユニットのメンバーだし、この中なら一番信用できるからにゃ」

みく「結果は村人だったにゃ」

アーニャ「ワタシも同じ理由でミナミを占いました」

アーニャ「結果は村人でした」

凛「そっか……でも次からはちゃんと疑わしい人とか占ってね」

未央「それって占い先誘導かな~?」

凛「私はそんなつもりじゃっ!」

卯月「れ、霊能力者さんの結果も聞きません
か!?」

きらり「結果は村人だったよぉ。Pちゃんごめんなさいだにぃ……」

蘭子「我の結果も同等のことを示していたぞ」

杏「じゃあプロデューサーは村人だったんだね」

未央「そうなんだ……ごめん、プロデューサー!」

かな子「あ、謝っても仕方ないですよ!みんなの総意なんだし……」

きらり「どうするにぃ?もう情報は無くなっちゃったけど……」

蘭子「ふむ……」

かな子「あ、あの……!」

みりあ「どうしたのー?」

かな子「投票の仕方なんだけど……みんなが怪しいと思った人に投票なんてどうかな?」

凛「それって……」

未央「みんなに任せるってこと?」

かな子「うん……だってまたプロデューサーさんのときみたいに喧嘩にならないで済むしこれならっ!」

杏「却下」

卯月「な、なんでですか!?いい案だと思いますけど……」

みく「みくも反対にゃ……」

みりあ「なんでなんでー!」

杏「たぶんわかってる人もいると思うけどそれってかなり狼側が有利なんだよね」

卯月「え?……どういう……」



特に見せ場もあまり喋ることなく智絵里が退場したった
余裕あがれば退場組は狼の正体知る描写とか見たい

杏「だからさぁ……めんどい……誰か説明任せた」

凛「ランダムで投票しちゃったら狼側は三人いるんだから口裏合わせて固定票で三票入るよね?」

卯月「うん……」

未央「にぶいなー、しまむーは。三票も入っちゃったらほとんどその人で決定しちゃうでしょ?それだと狼に吊る人を操られるんだよ」

かな子「…………そう、かもしれないけど」

未央「まだなにかあるの?」

かな子「責任の押し付けあいみたいなこと……もうしたくない……から……」

未央「あのさ……」

美波「かな子ちゃん、それはあなただけじゃないのよ」

かな子「…………」グスッ

美波「誰も好きでこんなことしてるんじゃないの。ごめんなさい。でもそれだけはわかってね?」

かな子「はい……ごめんなさい」

>>36
わかりました
本編終了後でいいですか?

今日はここまでです

明日また更新します

今回は違うけど、投票先が開示性の場合だったなら、寧ろかな子の言う通り、バンバン怪しい人をランダムで自由に指すべきだけどね。
開示性なら狼の固定票なんて簡単に露呈するし。投票先を判断材料にした推理も楽しい。所詮は疑心暗鬼のゲームだし。
狐がいた場合なら、占い予告銃殺で、翌日犠牲者2になったら、偽占い共の必死こいた言い訳合戦とかも見応えがある。

人狼X? は、よく知らんけど、普通の人狼と何か違うんか?

>>41
人狼Xでは誰が誰に投票したかわからない仕組みです

すべて自己申告なので誰かが虚偽の申告をしたりとかありますし潜伏占いする人もいますから(笑)

未央「じゃあ今日はどうするつもりなの?」

美波「それは……」

かな子「なら私が吊られます」

凛「…………」

かな子「私は騎士じゃないですし、それに……私じゃみんなの役に立ちそうにないから……」

莉嘉「それならアタシだって全然喋ってないよ!」

かな子「これは騎士保護でもあるから……大丈夫だよ」

杏「…………」

未央「なにそれ………」

かな子「え?」


未央「みんなのためなら自分を犠牲にできるって言いたいの?そんなの全然かっこよくないよ!」

かな子「未央ちゃん……?」

未央「そんなのって……」

悪魔「はーい、夜になりましたー。今日はもう終了です」

卯月「待って!まだなにもっ……」

悪魔「では投票時間ですよ」

凛「卯月……投票して」

卯月「だってこのままじゃかな子ちゃんが!」

凛「卯月!」

卯月「ッ……!」ビクッ

凛「私たちが騒いだところでなにもできないの。だから今は……悔しいけどゲームに従って」

卯月「…………」

かな子「卯月ちゃん」

卯月「…………」

かな子「私は大丈夫だから……ね?」

卯月「…………ごめんなさい」カチッ

悪魔「投票が出揃ったので今日は終了です。また明日から頑張ってくださいね」

<卯月ルーム>

卯月「………………」

なにが正しかったのか。どうすれば正解だったのか。全然わかんない

卯月「かな子ちゃん、智絵里ちゃん…………プロデューサーさん」

卯月「ごめんなさい……」

なにもできない私が残ってしまって……

卯月「だけど……」

卯月「島村卯月は……みんなのために頑張ります!」



<投票ルーム>

悪魔「まず投票ですが、かな子さんが12票、李衣菜さんが1票で、かな子さんが吊られました」

悪魔「そして狼の生贄になったのは莉嘉さんです。ではゲームスタート!」

凛「占いの結果は?」

みく「みくは卯月ちゃんを占ったにゃ。最後のあれがなんとなく嘘っぽかったからにゃ。結果は白だったけどね」

アーニャ「ワタシも卯月を占いました。凛か卯月で迷ったのですが、卯月にしました。結果は白です」

杏「ふーん。これで卯月は正真正銘の村人ってわけなんだ」

卯月「え?……え?」

未央「どっちかは本物なんだからしまむーは村人ってわけね」

卯月「あ、そっか!」

凛「一応霊能も結果お願い」

きらり「結果は白だったよぅ」

蘭子「同じく白だったぞ」

凛「そっか……」

きらり「進行は卯月ちゃんでいいと思うんだけど……どうかな?」

卯月「なんで私なんですか!?」

李衣菜「村人だからでしょ。霊能はどっちかが狼側なんだし半分くらいしか信用できないからね」

卯月「……わかりました。頑張ります!」

アーニャ「おー」パチパチ

美波「じゃあ卯月ちゃん、お願いね?」

卯月「はい!」

杏「まぁ時間もないし卯月頑張って」


卯月「ええっと……えと……あのね、仮指定なんだけど……みりあちゃん、杏ちゃん、凛ちゃんなんだけど……」

みりあ「私も入ってるのー!?」

杏「まぁそうなるよねー」

凛「…………」

未央「その三人かー……」

美波「理由はあるの?」

卯月「理由はまずみりあちゃんだけど全然喋ってないしどっちかわからないから入れたの」

卯月「杏ちゃんはけっこう喋って進行の手助けしてくれてるよね?だけど杏ちゃんが狼なら怖いなって思って」

卯月「凛ちゃんも同じだよ。だから仮指定に上げるならこの三人かなって」



杏「あいよー」

卯月「どうかな?みんなはこの三人なら誰が怪しいと思う?」

未央「んー、みりあちゃんは喋ってないだけだしこれから期待したいかなー。だから吊るなら杏ちゃんかしぶりん」

美波「私は杏ちゃんと凛ちゃんは占ってほしいかな」

李衣菜「私も美波さんの意見に賛成。だから吊るならみりあちゃんかなー」

卯月「他のみんなはどうかな」

きらり「いいと思うよー」

卯月「今日はその三人の中から決めるつもりだけど………」


みりあ「わ、私はちゃんと喋れるようにがんばるよ!」

凛「私はみりあがいい。杏はよくも悪くもよく喋るからボロが出たらわかるよ」

杏「んー……杏もみりあかなー」

みりあ「なんでーなんでー!」

杏「わかりにくいから?」

みりあ「もー!みりあもちゃんとがんばるのに!」

卯月「うん、わかったよ」

悪魔「はい、今から投票タイムですよー」

カチッ

悪魔「集計しました。今日はこれで終了です。じゃあ、一時間後にまた集まってくださいね。お疲れ様でした」





すみません、今日はここまでです

<人狼ルーム>

「ねぇ……本当に大丈夫かな?」

「わかってる……」

「だから次は賭けに出るよ」

「うん……」

「絶対勝つよ」

<投票ルーム>

悪魔「票ですが、みりあさんが7票、凛さんが3票、杏さんが1票でみりあさんが吊られました」

悪魔「今日の犠牲者ですがみくさんが犠牲になりましたよ」

悪魔「ではゲームスタートですよ」

凛「みくが犠牲になったみたいだね」

李衣菜「結局どっちが本物だったの?やっぱりみく?」

未央「んー……考えられるのはアーニャが本物で狼がどっちか適当に咬んだ、アーニャは偽物だと判断して狼がみくにゃんを咬んだのどっちかでしょ?」

卯月「アーニャちゃんが狼だっていう可能性は?」

凛「考えにくいかも。そうだとしたらみくを咬んだらすぐに吊られちゃうかもしれないし」

杏「ねー、とりあえず結果聞かない?」

卯月「あ……忘れてました」




美波「アーニャちゃん、誰を占ったの?」

アーニャ「ワタシは凛を占いました。結果は白でした」

凛「じゃあきらりと蘭子もお願い」

蘭子「結果は潔白であったぞ」

きらり「みりあちゃんは狼だったよぉ」

未央「ここで別れるんだ」

凛「…………最悪まだ三人いるってことだよね」

きらり「きらり信用されてないのかなぁ……」

凛「まだ私達にはどっちか本物かわからないからね」

杏「ま、狼側にはもうどっちか本物かわかってるんだろうけどね

未央「んー…………」

卯月「どうしたの?」

未央「どっちが本物なんだろって思ってさ」

卯月「んー……」

未央「あとアーニャをこれからどうするかだね」

杏「偽物だったらどうするの?」

未央「どうせ狼の可能性は低いしあとでもいいんじゃない?」

凛「それもそうだね」

未央「アーニャが占った人って誰だっけ?」

アーニャ「ミナミと卯月と凛です」

杏「卯月以外は一旦また疑う対象になったわけだね」

美波「私は村人でした!」

凛「私もそうだったよ」

杏「だってさ。みくが本物と仮定するなら吊る人は杏か未央、美波に凛だね」

李衣菜「そういえば杏と未央は占われてすらなかったね」

卯月「凛ちゃん、未央ちゃん、美波ちゃん、杏ちゃん、お互いに怪しいと思うのは誰かな?」

凛「私は未央か美波だと思う。美波は喋らなさすぎるし未央は誘導してるように見えるから」

未央「私はみなみんかなー。かな子ちんのときから急に話し始めたし」

美波「私は杏ちゃんが怪しいと思います。あんまり議題に乗ろうとしませんし」

杏「杏も未央か美波さんだね。この二人のどっちかに一人はいると思うよ」

卯月「……だったら今日は美波さんでお願いします」

美波「そう」

悪魔「そろそろ時間ですよー。投票してくださいね」

美波「……頑張ってね」

悪魔「全員の投票を確認しました。お疲れ様です。ではまた一時間後に戻ってきてください」









今日はここまでです

<卯月ルーム>

卯月「はぁ……」

結局誰が人狼なんだろう

卯月「残ってるのって……凛ちゃんと未央ちゃん、杏ちゃんにきらりちゃん、アーニャちゃん、美波さんに李衣菜ちゃんかぁ……」

みんな信用したいけど……

卯月「誰かが人狼なんだし……」

悪魔「そろそろ集合時間なので集まってくださいね」

卯月「はい」


<投票ルーム>

悪魔「投票結果ですが美波さんが8票、杏さんが1票で美波さんが吊られました」

悪魔「今日の犠牲者はいません!よかったですね」

卯月「やった!騎士が守ってくれたんだ!」

杏「でも縄の変動はないんだから意味ないよね」

凛「そうだね。早く見つけないと……」

未央「とりあえず占いと霊能の結果が聞きたいかなー」

アーニャ「杏を占ったのですが結果は黒でした」

未央「黒出しだね」

杏「へぇ」

きらり「結果は白だったにぃ」

蘭子「我の結果結果も同じだったぞ」

凛「今日はどうするの?」

未央「杏ちゃんを吊れば確実に一人は吊れたことになるね」

杏「んー……ねぇ」

凛「どうしたの?」

杏「杏、騎士だよ」

卯月「うん?」

未央「え?」

李衣菜「……んーと、杏ちゃんが騎士なの?」




杏「うん」

未央「いやいやいやいや、そんなわけないでしょ。騎士が自分から名乗り出るなんてあり得ないよ!」

杏「だってここで出ないと負けちゃうし」

凛「……じゃあ今まで誰を守ってたの?」

杏「きらり」

凛「いつから?」

杏「初日から」

きらり「杏ちゃん……」

凛「なんで占い師を守らなかったの?」

杏「えっとね、初日の反応からかな」

未央「初日の反応?」

杏「どっちの占いが本物かわからなかったけど霊能の真偽は付いてたからね」

杏「初め蘭子ちゃんは「我の……」って言いかけたんだよね。それをアーニャが占いに出て、みくが出た」

杏「それからきらりが霊能に出たあとで蘭子ちゃんは「我も霊能である」って言ってたんだよ」

杏「しかもしょうがなく言ったみたいに」

未央「それは……出鼻を挫かれたからじゃないかな?」

杏「ない。というより占い出てって言ったのに蘭子ちゃんが自分の役職を言おうとしたのっておかしくない?」

杏「初め蘭子ちゃんは占いに出ようとしたんじゃないかな?」

蘭子「あぅぅ……」

杏「それをアーニャちゃんに遮られて出るに出れなくなったから霊能になった、っていうのが見立てなんだけど」

凛「じゃあアーニャが狼なの?」

杏「そこまではわかんないよ。アーニャちゃんが狂人で蘭子ちゃんの出番を奪ったのかもしれないし」

杏「でも蘭子が狂人でアーニャが人狼だと思うよ」

卯月「あの……本当に杏ちゃんが騎士なの?」

悪魔「投票時間ですよ。投票してください」

杏「そうだよ。まぁ、信用するかどうかはみんなが決めてよ。こんなの悪魔の証明みたいなもんだし」

杏「杏はもう言いたいことは言ったし。あと杏はアーニャに入れるから」

卯月「えと……」

凛「……」

未央「そんなの信用できるわけないよ……」カチッ

卯月「私は……」カチッ

悪魔「はい、全員投票し終わりましたね。ではまた一時間後にここへ集合してください。お疲れ様でした」




<?>

「もうゲームも終盤ですねぇ」

「どっちが勝つのかまだわかりませんけど」

「………まぁどっちが買っても私が儲かることに変わりないですし」

「どっちもがんばってくださいね、私のために♪」

一応私が初心者のときに似たようなことが初心者村でありましたよ

霊能は進行任されたりするから(震え声)

<投票ルーム>

悪魔「投票結果ですがアーニャさんが6票、杏さん2票でアーニャさんが吊られました」

悪魔「今日の犠牲者ですが杏さんでした」

凛「一応霊能の結果も聞くよ」

蘭子「うぅぅぅ……」

きらり「バッチリ黒だったよぉ!杏ちゃんが守ってくれたおかげだにぃ☆」

蘭子「……白であったぞ」

凛「ん、ありがと。とりあえず杏が咬まれたってことは杏は人狼じゃなかった。つまり杏の仮説は正しかったってことだね」

未央「みたいだね」

李衣菜「じゃあみくが本物の占いだったってこと?」

凛「そうなるかな」

すみません、眠すぎて今日はここで終わりにします

李衣菜「なら凛ちゃん、未央ちゃんのどっちかが人狼ってこと?」

凛「…………」

未央「…………」

卯月「うそ…………」

きらり「どっちが狼さんなのかなぁ……」

李衣菜「そうだ!今日今日と明日で二人を吊れば……」

未央「今日失敗すれば狂人、人狼、村人、村人になるね。同票のときはどうなるの?」

悪魔「抽選になりますよ」

未央「抽選でもいいならそれでもいいんじゃない?私は反対だけど」

凛「私も未央に賛成。さすがにここまで来て運に任せるのは嫌だよ」

卯月「…………うん。今日は蘭子ちゃんに入れてください」

きらり「わかったにぃ」

李衣菜「りょーかい」

卯月「蘭子ちゃん……」

蘭子「…………なにを申し訳なさそうな顔をしている」

卯月「え?」

蘭子「これはラグナロクであるぞ!我らか貴様らが大地に還るまで闘い続けよ!それが宿命である!」

蘭子「…………悪いのは卯月ちゃんではない。黒幕なのだ、責任を感じなくてよい……」

卯月「…………ごめん」

蘭子「だから謝るなと……自分の思う通りにやればよい……」

悪魔「では時間ですよ。投票してください」

蘭子「ではな……」カチッ

悪魔「はい、全員投票し終わりましたね。次が最後になります。また一時間後、集まってくださいね」

〈卯月ルーム〉

卯月「どっちが狼なのかな……」

卯月「どっちも……選べないよ………」

悪魔「そろそろ時間なので集まってください」

卯月「……はい」


〈投票ルーム〉

悪魔「今日が最終日ですね。では投票数から。蘭子さん5票、きらりさん1票で蘭子さんが吊られました」

悪魔「そして犠牲者はきらりさんです。それでは今日もがんばってください」

李衣菜「ねぇ、卯月。今日はお互いに怪しい点を言わせたほうがいいと思うんだけど。もしかしたらボロが出るかもしれないし」

卯月「わかった」

凛「未央の怪しい点………」

未央「んー……」

凛「……初日のプロデューサーを吊り推ししたときとかかな……」

凛「あとはみりあと杏と私が仮指定に入ったときにみりあを吊り推しから外したのも怪しい」

未央「それは結果論でしょ?それならアーニャんだって人狼だったよね。それを狂人じゃないかって言ったのはしぶりんだよ?」

凛「誰だってそう思うでしょ」

未央「でもきらりのことだって信用してなかったじゃん」

凛「それも結果論でしょ!それに未央もアーニャを放っておこうとしてたでしょ」

未央「私はちゃんと後で対処しようって思ってたし実際あのときはアーニャンより霊能の真偽のが大切だったからだよ」

凛「それに杏が騎士だって言ったときかなり食いついてたよね」

未央「占い師に黒出しされてから騎士のcoなんて信用できないよ。むしろ反応しないほうがおかしくない?」



凛「揚げ足取ってばっかり……っ」

卯月「…………」オロオロ

凛「……落ち着かなきゃね」

未央「それにそう言う割にかなり杏ちゃんに興味津々だったよねー。いろいろ聞いてたし」

凛「私は杏が信用できるかどうか質問してただけだよ」

未央「じゃあなんでアーニャンに占われた人をグレーに戻すって言ったとき「私は村人だった」ってアピールしたのかなぁ?」

未央「それにみなみんを推したときなんか喋らなさすぎるから。あのときはそんなことで吊り推しできるときじゃかったよねぇ?」

未央「無駄に縄を使わせたかったからじゃないの?」

凛「…………………」

未央「なんでなにも言わないの?これは認めるってことでいいのかな?」

卯月「…………」

未央「これで決着じゃない?しぶりんも黙っちゃったし」

李衣菜「私は卯月に任せるよ」

未央「じゃあしまむー、ちゃっちゃと決めちゃってよ」

卯月「…………うん、今日は凛ちゃんに入れてください」

凛「ちょっと待って!まだ……」

未央「負けたんだよ、しぶりんは」

未央「私たちの勝ちなんだよ」

卯月「…………」

未央「私を信じてくれてありがとね、しまむー」

悪魔「では投票時間です。投票してください」

未央「はーい。じゃあね、しぶりん」カチッ

卯月「……今日の投票は未央ちゃんにお願いします」

未央「は?」

凛「え?」

未央「いやいや、さっきしぶりんに決まったじゃん。ここにきて変更する!?」

卯月「初めは本当に凛ちゃんだと思ってたけど」

未央「じゃあなんで!?」

卯月「必死すぎたから」

未央「それだけ……?」

卯月「…………ごめん」カチッ

未央「それだけで私を吊るの?負けてもいいの?ねぇ、しまむー!」

悪魔「投票受付終了です」

悪魔「お疲れ様でした。では結果発表です」

悪魔「未央さん3票、凛さん1票で未央さんが吊られました」

「全ての人狼を退治した……人狼に怯える日々は去ったのだ!」

悪魔「村人の勝利です。おめでとうございます!」

凛「最後………信用してくれてありがとう」

卯月「ううん、こっちこそごめんね」

李衣菜「村人が勝ったってことは……」

モバP「俺たちは解放されたみたいだな」

卯月「プロデューサーさん!みんなも!」

凛「いや、杏ときらりがいないみたいだけど……」

モバP「あの二人はな……ちょっと……まぁ心配しなくていい」

悪魔「今から村人を解放します………え?なんで出てきてるんですか?」

たぶんこっちだきらり

にょわー

悪魔「あ、嘘、それはダメですって、ああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

モバP「というわけだ」

卯月「あー……」

凛「というか初めからきらりが壁壊してればよかったんじゃ……」

モバP「壊せるのはドアだけみたいだぞ」

李衣菜「そういう問題じゃないんじゃ……」

モバP「きらりがアーニャたちも解放してくれたみたいだしここから出るか」

卯月「はい!」


終わりです

見返すとかなり間違ってたりわけわからないとこ多いですね(笑)

次からはそんなことがないように気を付けます

ここまで読んでくださりありがとうございます

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