担任｢おぅ……わ、分かった｣ｶｷｶｷ

男｢ー……｣ｶﾞｸｯ …zzz

お嬢様｢……ちょっと｣ｼﾞﾄ

男｢…｣ｸﾙｯ

お嬢様｢！｣

男｢…sっ気たっぷりの素敵なジト目だな｣b ｸﾞｯ

お嬢様｢ふざけた事言ってないで起きなさい｣ｽﾞﾋﾞｼｯ

男｢てっ……はいはい、分かりましたよ……｣ｻｽｻｽ

…

―一限目、数学―

数学教師｢…で、あるからして。この式はこのように解く事ができる｣

男｢……｣ﾎｵﾂﾞｴ


お嬢様(……今日はちゃんと授業を聞いているようですわね)

男｢……｣

お嬢様｢……？｣

男｢……zzz｣

お嬢様(目を開いてると思ったら、まぶたに目が描いてありましたわ……)

お嬢様｢こら｣ﾂﾈｯ

男｢いぎっ！？｣ﾊﾟﾁｯ

お嬢様｢真面目に授業を聞きなさい！ またテスト範囲が分からなくなっても知りませんわよ？｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

男｢おぉおぉ……｣ｻｽｻｽ

お嬢様｢(ちょっと強くつねり過ぎたかしら……)だ、大丈夫？ 男？｣

男｢ぉ…ぉ、ぉ……zzz｣ｸﾞｰ

お嬢様｢……｣

<いぎゃっ！！

…

―三時限目、体育―

男｢しゃあ！ ボール回せっ！｣

クラスメイト｢ホーイ！｣ｽﾊﾟｰ

男｢ミラクルゴールデンシュゥッ！！｣ﾊﾞｯｷｰ！



お嬢様(寝起きであんなに動きまわって……転んで怪我しても知りませんわよ？！)ｱｾｯ

嬢友｢おーいお嬢様ー。よそ見しないでよー｣

お嬢様｢あっ！ ご、ごめんなさいっ……｣※テニス中

嬢友｢いやーアツアツですなー。そんなに気になる？ 男の事｣ﾆﾏｯ

お嬢様｢なっ……何を言ってますの！？ そんな訳無いでしょう！｣

嬢友｢じょ、冗談……でもさ、いっつも気にしてんじゃん。男の事｣

お嬢様｢それは学級委員として不良を見過ごせないだけです！ 勘違いしないでくださる？｣ﾂｲｯ

嬢友｢……｣ﾊｧ