お嬢様「お風呂に入れて頂戴、執事」(413)

執事「はっ、しかし…」

お嬢様「あなたがこの私に意見?」

執事「恐縮ながら、私も男でございます」

お嬢様「はぁ。それが?」

執事「男である私がお嬢様の裸を見るというのは、お嬢様にとってあまりよろしくないことであるかと」

お嬢様「私が恥ずかしがるのではないか、ということ?」

執事「左様でございます」

お嬢様「笑わせないで。私が家具の視線を一々気にすると思って?」

執事「申し訳ございません」

お嬢様「話はそれだけ?なら早く行きましょう」

執事「お待ちくださいお嬢様」

お嬢様「まだ何かあるの?」

執事「先ほども申した通り、私も男でございます」

お嬢様「だから?何か問題でもあるというの?」

執事「いえ、その…」

お嬢様「まさかとは思うけど」

お嬢様「主であるこの私に、しもべであるあなたが劣情を抱くなんて」

お嬢様「そんなことないわよね?」

執事「………」

お嬢様「さあ、早くして」

執事「いつもお世話をしているメイドはどうされたのですか」

お嬢様「今日は外せない仕事があって遅くなる、他を当たれ、だそうよ」

執事「それで私に、ですか。もっと他にいらっしゃるでしょう」

お嬢様「他のメイドや使用人のことなど信用できないわ」

執事「左様でございますか」

お嬢様「それで、いつまでこうさせているつもり?」

執事「と、言いますと」

お嬢様「早く脱がせて」

俺「早く脱がせて」

執事「…失礼致します」

お嬢様「ぎこちない手つきね」

執事「申し訳ございません」

お嬢様「本当、あなたは要領が悪いわ。一体何年この仕事をしていると思っているの?」

執事「はっ。お嬢様が十二のときからですから、五年で御座います」

お嬢様「五年経っても失敗がまだ目立つなんて、使えない証拠ね」

執事「申し訳ございません」

回想入りましたー





回想入りましたー

執事「お嬢様」

お嬢様「何かしら」

執事「下着の留め金はどちらにあるのでしょうか」

お嬢様「前よ。分からないの?」

執事「申し訳ございません」

執事「………」

お嬢様「……ねえ、ふざけてるの?」

執事「いえ、そんなつもりは」

お嬢様「そんなつねるような手つきで外せるわけがないでしょう」

大好物だから支援してるとっても支援してる応援してる好き

執事「しかし、お嬢様」

お嬢様「こうして、下着の中に手を入れなければ外しにくいに決まってるじゃない」ムニュ

執事「お嬢様」

お嬢様「何?」

執事「…何でもありません」

お嬢様「無駄口を叩いてる暇があるなら手を動かして」

執事「はい」

お嬢様「いつもならとっくにお風呂に入ってる頃よ」

執事「申し訳ございません。不慣れなもので」

こんな就職先があるなら俺も本気出せるのに・・・

お嬢様「執事、具合でも悪いの?」

執事「いえ。何故急にそんな」

お嬢様「あなたの顔が少し赤かった気がしたから、熱でもあるのかと」

執事「赤いですか」

お嬢様「ええ、私が下着姿になったときから特に」

執事「左様でございますか」

お嬢様「ねえ、まさかとは思うけど、私の体を見て欲情なんてしてないわよね?」

執事「そんな、お戯れを」

お嬢様「ふふっ、そうよね」

執事「………」

お嬢様「やっと脱がせ終わった。遅すぎよ」

執事「申し訳ありません。…お嬢様、おタオルを」

お嬢様「は?何に使うの?」

執事「これで体をお隠しに」

お嬢様「いつもはそんなことしていないわ。だから今日もいらない」

執事「左様でございますか。では入りましょうか」

お嬢様「待って」

執事「はっ。何でございましょうか」

お嬢様「あなた、いつも服を着たままお風呂に入っているの?」

執事「いえ。しかし今はお嬢様のお体をお流しするだけなので」

お嬢様「ではこの後にまた一人でお風呂に入るの?」

執事「はっ、そのつもりですが」

お嬢様「だからあなたは要領が悪いのよ。あなたも一緒に体を洗えばいいじゃない」

執事「しかし、しもべたる私がお嬢様と一緒になど…」

お嬢様「あら、メイドはいつもそうしているわよ」

執事「………」

お嬢様「文句ないでしょう?」

じいやでいいじゃん

執事「では、失礼させていただきます」

お嬢様「ええ」

執事「………」ヌギヌギ

お嬢様「………」ジー

執事「あの、お嬢様」

お嬢様「何かしら」

執事「あまりじっと見られるのは…」

お嬢様「あら、家具が一丁前に羞恥心を抱いているの?生意気ね」

執事「申し訳ございません」

お嬢様「ねえ、残ったその下着ただ一枚を脱ぐのにあと何時間かかるの?」

執事「申し訳ございません。すぐ、脱ぎます」

四肢欠損お嬢様かと思った

>>49
よし、お前スレ立ててこい

早く!







早く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

執事「……」ビンビン

お嬢様「………………………」

執事「お嬢様、これは、その」

お嬢様「何をもたもたしているの?早く入るわよ。風邪をひいてしまうわ」

執事「かしこまりました」パッ

お嬢様「ちょっと、何タオルで隠そうとしているのよ」

執事「いえ、しかし」

お嬢様「メイドはいつもタオルなんて巻いていないわよ」

執事「左様でございますか」

お嬢様「だからあなたも必要ないでしょう?」

執事「……はい」

俺「……」ビンビン

お嬢様「姿勢が悪いわよ、執事」

執事「申し訳ございません、お嬢様」

お嬢様「主の前でそんなにだらしなく背を丸めて、失礼だとは思わないの?」

執事「はっ、とんだ御無礼を」

お嬢様「ほら、シャキッとして」

執事「………」ビンビン

お嬢様「そうそう、手は横に、背筋は伸ばして」

執事「…宜しいですか」

お嬢様「ええ、もう結構よ」

執事「………」

お嬢様「さ、洗って頂戴」

「!」と「?」を無駄に多用しない、エリートの書くSSです。

執事「お湯加減はいかがですか」

お嬢様「丁度いいわ」

執事「左様でございますか」

お嬢様「ねえ、手は使わないの?」

執事「いえ、お嬢様のお綺麗なお髪に私のような者の手で必要以上に触れるのは…」

お嬢様「効率が悪いと言っているのよ。こののろま、役立たず、能無し」

執事「申し訳ございません。…それでは失礼させていただきます」

お嬢様「ん」

執事「……」ナデナデ

お嬢様「…執事、寒いの?」

執事「いえ。何故ですか」

お嬢様「私の髪を撫でる手が震えていたから」クスッ

執事「………」

執事「髪を濡らすのはこのくらいでもういいでしょうか」

お嬢様「それくらいのことを一々私に確認しないで」

執事「申し訳ございません」

執事「シャンプーはこちらの容器のものでよろしいでしょうか」

お嬢様「ええ」

執事「それでは、お髪の方を洗わせていただきます」

お嬢様「ん」

執事「…………」シャコシャコ

お嬢様「メイドと違って指が力強いわね」

執事「痛かったでしょうか」

お嬢様「いいえ、とても気持ちがいいわ」

ジャーー

執事「お嬢様」

お嬢様「何かしら」

執事「その…お体も私が洗うのでしょうか」

お嬢様「当然よ。それがあなたの仕事でしょう?何を寝ぼけたことを言っているの」

執事「申し訳ございません」

お嬢様「さっきからどうしたと言うの?顔色が変よ」

執事「何でもございません。どうか起きになさらず…」

お嬢様「ふーん…まあ、いいけど」

花輪くん「ふーん…まあ、いいけど」

起きになさらず→お気になさらず

お嬢様「執事、何よその洗い方。ふざけてるの?」

執事「そんなつもりはございません」

お嬢様「指先でくすぐるように背中を洗われても綺麗になんてならないわ」

執事「申し訳ございません。しかし」

お嬢様「もっとこう、撫でるようにして洗いなさい」

執事「はっ」

お嬢様「……んっ」

執事「これで宜しいですか」

お嬢様「そうそう。やればできるじゃない」

お嬢様は金髪

執事「お嬢様の体は柔らかいですね」

お嬢様「はぁ。だから何?」

執事「いえ、それだけですが…」

お嬢様「また無駄口ばかり叩いて」

お嬢様「それにもういい加減腕と背はいいわ。他の所を洗って頂戴」

執事「他と言いますと」

お嬢様「脇とか、前の方とか」

執事「宜しいのですか」

お嬢様「何度も言わせないで。仕事でしょう」

執事「かしこまりました」

執事「かしこまりました」


 ↑
もうノリノリじゃねーか

ためらいが殆どなくなってるじゃない
内心はノリノリよ

執事「お嬢様、腕を上げてもらえますか」

お嬢様「自分で持ち上げなさい」

執事「…失礼させていただきます」

お嬢様「ふぁっ…」

執事「お嬢様?」

お嬢様「くすぐったくないように洗って」

執事「そう言われましても」

お嬢様「やっ…んっ……」

お嬢様「し、執事ぃ…くすぐったいってば……あっ…」

執事「も、申し訳ございません」ビンビン

お嬢様「ハァ、ハァ…本当つかえない使用人だわ」

執事「申し訳ございません」

お嬢様「もういいわ。前の方を洗って」

執事「はっ」

お嬢様「………」

執事「どうかなされましたか?」

お嬢様「メイドとは違った洗い方をするのね」

執事「メイドはいつもどのように?」

お嬢様「後ろから優しく抱きしめながら洗ってくれるの」

執事「それは…私にはちょっと…」

お嬢様「いいわ、そこまであなたの仕事っぷりに期待していないから」

執事「……」

お嬢様「ねえ、もう肩はいいから。もっと下の方を」

執事「はっ。下と言いますと…」

お嬢様「本当に使えないわ。のろま。…ほら、こことか」ムニュ

執事「お嬢様。お手をどけてください」

お嬢様「ふふっ…こうして優しく洗って」ムニュムニュ

執事「………」ビクンビクン

お嬢様「どうかしたの?執事」クスッ

執事「いえ、何でもございません」ムニュ

お嬢様「そう。ならいいわ。…んっ」

執事「………」

お嬢様「そうそう、手で包むようにして洗って」

執事「はっ」

お嬢様「………」

執事「………」ビクンビクン

お嬢様「……私の胸、柔らかくて気持ちいいでしょう?」

執事「お嬢様、急に何を」

お嬢様「メイドが胸を洗ってくれているときにいつも言ってくれるのよ。なのにあなたは何も言わないから」

執事「私からそういうことを申し上げるのは…」

お嬢様「主を立てるのもあなたの仕事でしょう」

執事「….お嬢様、今日も大変お美しゅうございます」

お嬢様「逃げたわね、根性なし」

お嬢様「何よ、背中はあんなに長い間洗っていたのに、胸はもう終わり?」

執事「もう十分お綺麗になったと思われますので」

お嬢様「いるのよね。ペース配分のできない人が。この能無し」

執事「申し訳ございません」

お嬢様「だいたいあなたはいつもそうよね。部屋の掃除だって、床は丁寧に綺麗にするのに、窓拭きはいい加減で……」クドクド

執事(……お嬢様の乳首が…)

お嬢様「ちょっと、聞いてるの?」

執事「はっ、聞いております」

お嬢様「…もういいわ。続けて」

執事「…………」

お嬢様「どうしたの?手が止まってるわ。そこを洗えば終わりでしょう?」

執事「いえ、でもここは、いくら仕事と言えど…」

お嬢様「早くして」

執事「ですが……」

お嬢様「何を躊躇しているの?私の家具でしょう?」

執事「…かしこまりました」

執事「足、開かせていただきますね」

お嬢様「そうそう、優しくね」

お嬢様「どう?自分で言うのも何だけど、結構綺麗な形をしているでしょう」

執事「お嬢様、はしたないです」

お嬢様「ふふっ…まだ男性を受け入れるどころか、見せたことだってないのよ」

執事「…左様でございますか」

お嬢様「ええ。…ほら、何をしているの。早く洗いなさい」

執事「………」

お嬢様「ふふっ…手が震えているわよ。…んっ」

執事「………」ナデナデ

お嬢様「どうしたの?さっきと手つきが違うけど」

執事「も、申し訳ございません。自覚していなかったのですが…」

お嬢様「嫌なときのメイドの手つきとそっくりだわ」

執事「メイドはそんなことをしていたのですか」

お嬢様「たまによ。本当にたまに」

執事「左様でございますか」ビクビク

お嬢様「ねえ、本当にどこか具合でも悪いんじゃないの?」クスッ

執事「お嬢様、顔が近いです」

お嬢様「あら、近くちゃいけないの?」

執事「…………」ビクンビクン

お嬢様「熱でもあるのかしら」

執事「大丈夫です、健康ですから」

お嬢様「ふふっ…私が測ってあげる」

執事「お嬢様」

執事(額と額、鼻と鼻がくっついて……)ビクンビクンビクン

お嬢様「んーー?よく分からないわ。熱はないってことなのかしら?」

執事「お嬢様、おやめください」

お嬢様「何よ、善意でやってあげてるんじゃない」クスッ

執事(唇が……)

お嬢様「…ねえ、執事……?」

執事「い、いけません、お嬢様!」

お嬢様「……!」

執事「…急に大声をあげて申し訳ございません」

執事「お体の方も十分お綺麗になったでしょう。さ、石鹸をお流ししますので」

お嬢様「……ふんっ」

執事「…………」ドキドキ

執事(危なかった、流されてしまうところだった……)

お嬢様「………」

執事「お嬢様、湯船には入られないのですか」

お嬢様「入るわよ。あなたもね」

執事「は、いえ、私は」

お嬢様「何を言っているの。メイドもいつも一緒に入ってるのだから」

執事「ですが、私はまだ体を洗っていませんし」

お嬢様「ならすぐに洗いなさい。一分以内よ」

執事「一分でございますか。それはいくらなんでも」

お嬢様「よーい、スタート」

執事「洗い終わりました」

お嬢様「遅いわ、5分もかかった」

執事「申し訳ございません」

お嬢様「いいわ。それじゃあ先にあなたが入って」

執事「私が先、ですか?」

お嬢様「ええ。足も伸ばして」

執事「お嬢様より先に入ってこんなにくつろぐなど、何だか申し訳ない気持ちでございます」

お嬢様「いいのよ。メイドにもいつもそうさせてるから」

お嬢様「そして、私は足の間に座って、メイドに背もたれてるの」チャプン

執事「……!」

お嬢様「こうしてもたれかかると、私の背中にメイドの大きくて柔らかい胸が当たって気持ちいいのだけれど」

お嬢様「あなたの胸は固いのね」

執事「申し訳ございません」

お嬢様「たまにはこんなのもいいわ」

執事「左様でございますか」

お嬢様「~~♪」

執事「お嬢様」

お嬢様「何かしら」

執事「非常に申し上げにくいのですが」

執事「…そこに座るのはやめていただけないでしょうか」

お嬢様「そこ、とはどこのことかしら」

執事「それは…」

お嬢様「私はいつも通りの場所に座っているだけだけど」

執事「いえ、こればっかりはいつも通りでは困るというか」

お嬢様「歯切れが悪いわね。何が言いたいの?」

執事「だから、私の、その…」

お嬢様「わけわかんない」

執事(お嬢様の大事なところが、私の……)

お嬢様「ねえ執事、聞いてよ。今日抜き打ちのテストがあったの」

執事「それはそれは…結果の方はいかがでしたか?」

お嬢様「それが抜き打ちの癖になかなか難しかったのよ。一応全部埋めてはみたけれど」

執事「聡明なお嬢様なら大丈夫ですよ」

お嬢様「だといいけれどね」グリグリ

執事「………」

お嬢様「どうかしたの?」

執事「いえ、何でも」

お嬢様「そういえば、今日、退屈だったから授業中に少し居眠りしてしまったの」

執事「いけませんよ、お嬢様」

お嬢様「仕方ないじゃない。本当に退屈だったんだから。でも先生に見つかって当てられてしまったわ」グリグリ

執事「…それはご不運な」

お嬢様「全くよ。それで教科書の音読をさせられたの」

執事「居眠りの罰ですか。お厳しい方ですね」

お嬢様「意地悪な先生なのよ。私なんかまだ良かった方だわ」グリグリ

執事「…と、言いますと」

お嬢様「たまに居眠りしてた生徒を当てて問題を解かせようとするのよ」

執事「それはそれは」

お嬢様「もちろん寝起きの頭では突然の質問に対応できないし、たいてい答えられないわ。そしたら凄い剣幕で起こるのよ」

執事「生徒に非がないわけではないですが、少し理不尽ですね」

お嬢様「嫌らしいでしょう」グリグリ

執事「…ええ」

執事「あの、お嬢様」

お嬢様「何かしら」

執事「指を絡めるのはおやめになっていただけないでしょうか」

お嬢様「どうして?」

執事「少なくとも私とこういうことをするのはよくありません」

お嬢様「言わんとしていることがよくわからないわ」

執事「ですから…」

お嬢様「んん…」グリグリ

執事「………」

執事「お嬢様、あまり無闇に体を動かされるのは…」

お嬢様「どうして?いつまでも同じ体制でいるのってすごく疲れるのよ」グリグリ

執事「確かにそうですが」

お嬢様「寝ているときだって寝返りを打たなければ苦痛で仕方がないのに」グリグリ

執事「しかしですね、そこに座られながら動かれるのはまずいと言いますか…」

お嬢様「ああ、わかった。あなたも体が痛いのね。いいわよ、遠慮せず動かして」グリグリ

執事「いえ、私は大丈夫ですから」

お嬢様「…ふーん」グリグリ

お嬢様「ふふっ…心臓の鼓動が私の背中まで伝わってくるわ」

執事「申し訳ございません。不快ならどうかお離れになってください」

お嬢様「胸も、お腹も、手の指も、足も…いろんな場所の筋肉が緊張しているのが、私の肌を通して分かるわ」

執事「お嬢様」

お嬢様「なによ、言いたいことがあるならハッキリと言えばいいじゃない」グリグリ

執事「………」ビクンビクン

お嬢様「どうしたの?執事」

執事「……おやめください、お嬢様」

お嬢様「言葉に心が篭っていないわよ」クスッ

お嬢様「執事、息が荒いわよ?どうかしたの?」

執事「何でもございません」

お嬢様「そう、何でもないんだ」グリグリ

執事「………」

お嬢様「ふふっ。そうだ、執事。今度お友達を家に呼びたいのだけど」

執事「……」

お嬢様「執事?聞こえてる?」グリグリ

執事「は、はい。ご友人ですね、いつ頃でしょうか。おもてなしの準備をしなければ…」

お嬢様「今週末よ。向こうがよければお泊りになるかも」グリグリ

執事「さ、左様でございますか」

お嬢様「覚えているかしら。以前も連れてきたことのあるのだけど」グリグリ

執事「あ、あの、背が低くて可愛らしいお方ですか?存じております」

お嬢様「そうそう。他にも連れてくる予定なのだけど」

執事「……くっ…」

お嬢様「執事?」

執事「な、何でもございません」

お嬢様「嫌だ、すごい汗。大丈夫?」クスッ

執事「お嬢様、おどきなって…くぅっ…!」ビクッビクッ

お嬢様「……クスッ」

お嬢様「どうしたの?体が急に震え出したわよ?」グリグリグリグリ

執事「お嬢様、それ以上動かないでください」ビクッビクッ

お嬢様「使用人が私に命令?いいご身分ね」グリグリ

執事「申し訳…ございません…。しかし…」

お嬢様「これ以上私に失礼なことをしたら、どうなるか分かっているわね?クビよクビ」グリグリグリ

執事「以後、気をつけ…くっ……」ビクビクビク

お嬢様「声が震えてよく聞こえないわ」

執事「あっ……くっ……」

お嬢様「ほら、何か言いたいことがあるんじゃないの?言ってみなさい」

執事「や……め……っ」

お嬢様「え?なぁに?」グリグリグリグリ

執事「あっ……あっ……!」ガクガク

お嬢様「ふふっ…震えが一層増してきたけど」

執事「お嬢…様……っ」

お嬢様「何かしら?」

執事「お嬢様、お許しください……っ」

ドンッ

お嬢様「え?」

執事「あっ…あっ……!」シコシコシコ

執事「くっ……ぅあっ……!」シコシコシコ

お嬢様「……」

執事「も、で、出る……っ」シコシコシコシコ

執事「お嬢様、申し訳ございません、申し訳ございませんっ」シコシコシコシコ

執事「お嬢様、お嬢様……っ!」シコシコシコシコ

執事「ぅあっ……くぅっ……!」

執事「あっ、あっ、あっ……!」ビュービュービュー

執事「すごい、こんな……っ!」ビュービュービュー

執事「と、止まらな……あっ、あっ!」ビュービュー

執事「ふぁっ…あっ……」ビュルッビュルッ

執事「んっ…はぁっ……」ビュッビュッビュッ

執事「くっ……ハァ、ハァ……」ピュッ…ピュッ…

執事「…はぁん」ビュルッ

お嬢様「…………………………」

執事「…………………」

お嬢様「何、このむせ返るような臭い」

執事「…………………」

お嬢様「執事」

執事「…はい」

お嬢様「主を突然突き飛ばしたかと思えば、突然浴槽から立ち上がり」

お嬢様「主の部屋の風呂の床を排泄物まみれにするとは」

お嬢様「一体どういうことかしら」

執事「………申し訳ございません」

執事「今すぐにお掃除致しますので…」

お嬢様「動くな」

執事「……!」ビクッ

お嬢様「背筋伸ばして、シャキッとして」

執事「…はっ」ピシッ

お嬢様「誰が喋っていいと言った」

執事「…………」

お嬢様「ふふっ…さっきまで幸せそうに恍惚とした表情を浮かべたいたのに、今は真っ青」

お嬢様「…さて、お風呂の呼び出しボタンは…っと」ポチッ

執事「………!!」

お嬢様「今彼女は来れるかしら」

メイド「はいはーい。お嬢様、お呼びいたしましたか?」

お嬢様「ええ、今大丈夫かしら?入って」

メイド「結局一人で入ったんですね。やっぱり私なしじゃ寂しかったんですかぁ?」

メイド「待っててくださいね。すぐ服を脱いで入りますから!」

執事「………!」

メイド「それじゃ、失礼しま~す♪」ガチャッ

メイド「……えっ?」

執事「…………」

メイド「やっ…こ、これ、どういうことですか……?」ネチョ

メイド「きゃっ、何か踏んだ…石鹸……?」

執事「…………」

お嬢様「石鹸じゃないわよ、それ」

メイド「えっ?じゃあ…」

お嬢様「ん」

執事「………」デローン

メイド「ま、まさか、執事さんの……?」

お嬢様「そうよ」

メイド「なっ…どうして……」

お嬢様「突然立ち上がって、私の見ている横で一人で始めたの」

お嬢様「そうよね?執事」

執事「………」

お嬢様「一瞬だけなら首を動かしていいわよ」

執事「………」コクン

メイド「そんな…どうして…」

執事「………」

メイド「お嬢様もお嬢様ですよ!何で執事さんなんかと一緒に…」

お嬢様「そんなことより、メイド。床に撒かれてるその汚いの、掃除してくれないかしら」

メイド「えっ、私がですか!?」

執事「お嬢様、自分で掃除しますので、どうか…」

お嬢様「誰が喋っていいと言った、誰が動いていいと言った」

執事「………」

お嬢様「そういうことだから、メイド、宜しく頼むわ」

メイド「うっ…はい……」

メイド「とりあえずシャワーで…」ジャー

執事「いけません、お湯を使われては」

お嬢様「喋るな」

執事「…………」

メイド「あ、あれ?何だか固まっちゃって…剥がれない?」

メイド「仕方ない…手で……」

メイド「イヤッ!にゅるにゅるする…」

執事「…………」ムクムクムク

メイド「えっ…し、執事さん…っ!?」

執事「…………」ビンビン

お嬢様「自分の排泄物を裸のメイドに処理されてるのを見て、興奮してしまったのかしら?」

メイド「そんな…違いますよね?執事さん」

執事「…………」ビンビン

メイド「…………」

お嬢様「執事、背が丸まってきているわ。しっかりして」

執事「…………」ピシッ

メイド「やっ…そんな、見せつけるように……」

執事「…………」ビンビン

メイド「…ぅ……」

ジャーー

メイド「あ、あれ?排水口が詰まって……やっ…!」

お嬢様「どうかしたの?」

メイド「ネットに白いのが…これ、執事さんのですよね…?」

執事「………」

お嬢様「……クスッ」

メイド「あの、替えのネット、取ってきますね」

執事「………」

メイド「お掃除、終わりました」

お嬢様「ふふっ、ご苦労様」

メイド「あの、私はこれで…」

お嬢様「え?折角だから一緒に入りましょうよ」

メイド「えっ…でも執事さんが…」

お嬢様「これはただの家具よ。気にしないで」

メイド「で、でも…」

お嬢様「命令よ」

メイド「……はい」

執事「……………」

お嬢様「メイド、久しぶりに洗いっこしましょう?」

メイド「え?お嬢様、もうお体は洗われたのでは」

お嬢様「いいわよ、もう一度くらい」

メイド「で、でも、執事さんがぁ…」

執事「………」ビンビンビン

お嬢様「だから気にしないで」

メイド「ぅぅ……」

お嬢様「ほら、いつもなら飛びついてくるじゃない」

メイド「そ、それは…」

メイド「お嬢様、気持ちいいですか?」

お嬢様「ええ。やはりメイドの洗い方は上手ね」

メイド「ありがとうございます」

お嬢様「私も洗ってあげる」

メイド「ちょっと、お嬢様、そこは…」

執事「…………」

メイド「し、執事さんも見てますって…」

お嬢様「ふふっ…やっぱりメイドの胸は大きくて気持ちがいいわ」

メイド「あぅっ……」

メイド「やっ…お嬢様…っ」

お嬢様「なぁに?」

メイド「し、執事さんがぁ~…」

執事「………」ビクンビクン

お嬢様「……執事」

執事「………」

お嬢様「右手だけなら動かしてもいいわよ」

執事「………!」

メイド「お、お嬢様!」

お嬢様「さ、洗いっこの続き、しましょう?」

お嬢様「ふふっ…このっ、このっ」

メイド「もう、お嬢様」

お嬢様「なによ、いつもなら仕返しとばかりに胸を揉んでくるくせに」

メイド「そ、それはぁ~…」

執事「………」

お嬢様「どうしたの、執事?右手だけなら動かしてもいいのよ?」

執事「………」

お嬢様「ふふっ…我慢しちゃって。偉いわよ」

執事「………」ビクン

お嬢様「ねえ、メイド」

メイド「何ですか?」

お嬢様「私、さっきから疼きっぱなしなの」

メイド「えっ!?」

お嬢様「ね、久しぶりに、アレ、して頂戴」

メイド「ア、アレですか!?いくらなんでもそれはマズイんじゃ…」

お嬢様「早くぅ~」モジモジ

メイド「も、もう知りませんからね!」

お嬢様「ふふっ……」

執事「…………」

お嬢様「あっ…はぁっ…!」

メイド「んっ……」ペロペロ

お嬢様「あんっ…指もぉ…」

メイド「んっ…指はダメですよぉ…傷つけちゃいます」ペロペロ

お嬢様「もう…固いんだから……あっ…!」

執事「…………」

お嬢様「あっ!そこは舐めちゃっ…あぁっ!」

お嬢様「ダメっ…メイドぉ……っ!」

メイド「んふっ……」ペロペロ

執事「……………」

お嬢様「ひゃっ…なんか来ちゃうっ…」

メイド「イッちゃいそうですか?」ペロペロ

お嬢様「うんっ、イッちゃう…あっ…あっ!」

執事「………」

お嬢様「ダメっ、あっ、ああぁぁぁっ!プシャッ

執事「………」

お嬢様「ああぁっ!イヤッ!あぁぁ…」ビクビク

メイド「ふふっ…今日も潮吹いちゃいましたね。癖になっちゃいましたか?」

お嬢様「ダメ、言わないで…」

メイド「お嬢様」チュッ

お嬢様「んっ…ちゅぱっ…ちゅっ…れろっ…」

メイド「ちゅぷっ、ちゅぱっ、ちゅうぅっ…」

執事「………………」

執事長「お疲れ様、執事君。今日、君は見回りの当番はないよね?」

執事「はい」

執事長「よろしい、上がっていいよ」

執事「お先に失礼します」

執事長「……走っていっちゃったよ。便所でも我慢していたのかね」

メイド「……はい、相当我慢していたみたいで」

執事長「わっ、いたのかね。君ももう上がりかね」

メイド「はい、そうです」

執事長「そうかね、お疲れ様」

メイド「はい、失礼します」

メイド「執事さんの部屋……」

「っく!ハァ、ハァ…」

メイド「………!」

メイド「やっぱり、我慢してたんだ」

「あっ…出るっ、また出るっ……!」

「ああっ!」

メイド「…………」

「…これだけしたのに、何故収まらないのでしょうか」

「……っく」

メイド「まだしばらくかかりそうかな…」

「ハァ…ハァ…ハァ……」

メイド「終わったのかな?」

メイド「……執事さん」コンコン

「め、メイドさん!?待ってください、開けないで」

メイド「ここでいいです、大した話じゃありませんから」

「………」

メイド「お嬢様が執事さんに意地悪しちゃったみたいで…」

メイド「その、私は全然気にしてませんからね!執事さんのこと」

「すみません…」

メイド「そ、そんな!私の方こそはしたない姿を見せてしまって…」

「私は多分クビになると思います…」

メイド「そんな、大丈夫ですよ!」

「そうでしょうか…いや、仮にクビを言い渡されなくても、旦那様に合わせる顔がありません」

メイド「気にしすぎですって。私もあれくらい…」

「…明日、辞表を出そうと思います」

メイド「……そうですか」

「メイドさんとは同期でしたが、長い間お世話になりました」

メイド「そんな、私の方こそ…」

「私はもう疲れました。もう休ませてください」

メイド「はい、おやすみなさい…」

執事長「本当にやめてしまうのかね」

執事「はい、もう決めたことですから」

執事長「そうか…残念だ。君みたいな元気な使用人がいなくなってしまうとは…」

執事長「旦那様には?」

執事「これから挨拶と…謝罪に……」

執事長「謝罪?」

執事「ええ。では、私はこれで…」

バタン

執事長「ふぅむ…また寂しくなるな……」

コンコン

執事長「ん?誰かね。どうぞ」

執事「………」

お嬢様「執事」

執事「お嬢様。何の御用でしょうか」

お嬢様「あなたの方こそ、こんな所でなにをしているの」

執事「ご主人様の帰りを待っているのです」

お嬢様「お父さんと会って、何を話すの?」

執事「…色々と」

お嬢様「あなた、やめるつもりなんですってね」

執事「誰からそれを」

お嬢様「何故急に?」

執事「お嬢様にも旦那様にも顔向けができないからです」

お嬢様「へえ」

執事「それに、元々仕事でも迷惑をかけてばかりでしたし…」

お嬢様「まるで、仕方が無いからやめてやる、とでも言っているようね」

執事「そんなつもりは」

お嬢様「これ、な~んだ」

執事「……!」

執事「それは、私の辞表…何故お嬢様が」

お嬢様「あなたが私から簡単に逃げられると思って?」

お嬢様「あなたはね、私の家具なの」

お嬢様「一度買った家具はボロボロになるまで使い倒すわ」

お嬢様「家具として使い物にならなくなっても、別の用途でこき使ってやるわ」

お嬢様「そう、あなたは一生私の奴隷よ」

執事「お嬢様…」

お嬢様「分かったなら早く仕事に戻りなさい」

執事「しかし……」


父「ただいま」

お嬢様「お父さん」

執事「だ、旦那様!お帰りなさいませ」

父「ただいま。二人ともこんな所で何をしているのかね」

執事「旦那様、実は私、話があって…」

お嬢様「お父さん、私、これから執事にお風呂に入れてもらおうと思ってたのだけど」

父「え!?」

執事「お嬢様!またそんな」

お嬢様「いいわよね?」

父「学校でも男友達は一人もいない、家でも執事以外の男の使用人とは話さないあの子が」

メイド「宜しかったのでしょうか」

父「いいんだ、愛しい一人娘が信用した男なら…しかし……」

メイド「だ、旦那様」

父「うおー…お父さんは寂しいぞーん」

メイド「旦那様、泣かないでください!」ギュー

父「うう……メイド」

メイド「…はい」ポンポン

お嬢様「執事、昨日とは打って変わって元気がないみたいだけど」

執事「はい」

お嬢様「昨晩、あの後一人で排泄したの?」

執事「お嬢様、お下品でございます」

お嬢様「答えなさい」

執事「……しました」

お嬢様「そう。そんな汚いものを触った手で、私の体を洗うんだ」

執事「申し訳ございません」

お嬢様「いいわ、今日の所は許してあげる」

執事「はっ」

お嬢様「でも、今後は必要以上に陰茎に触ることは禁止するわ」

執事「お嬢様」

お嬢様「特に、私の許可なく出しては駄目よ」

執事「………」ムクムク

お嬢様「返事は?」

執事「かしこまりました」


そんなに似てたかな…
確かにぼっしぃのにもお風呂に入れる話はあったけど

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