兄「妹を驚かせたい」(158)

6時までに仕上げたいと思います

兄「と言うわけで、友には案を出してほしい」

友「そんな下らないことで俺を呼んだのか……もう帰っていいかな?」

兄「へー、じゃあこの写真いらないんだな?」

友「なっ……!妹ちゃんが、アイスを食べている写真だと……」

兄「協力してくれたら、これをやるよ。勿論、作戦が成功したら追加報酬はあるぜ?」

友「くっ、くそっ!そんなの断れるわけないだろ!」

兄「交渉成立だな。ほらよ」

友「っと、乱暴に扱うなよ。汚れるだろ」

兄「……そうかい。じゃあ早速作戦を考えようか」

兄「んじゃ、第一回妹を驚かせる会議を始めまーす」

友「わー!」パチパチ

兄「最初の議題はこれです」

議題①:どうやって驚かせるか

友「お前……これ、わざわざ用意してたの?」

兄「当たり前だろ?口で言うのめんどくさいし」

友「フリップボード用意する方がめんどくさいと思うんだけど……」

兄「うるさいなぁ。てか、それよりも議題について話そうぜ?」

友「それなんだけど……夏だしお化け屋敷的なのでいいんじゃないか?」

兄「言っとくが遊園地に連れていく金はないぞ」

友「いや、そんなんじゃなくてさ……お前の両親って今海外旅行でいないんだろ?」

兄「そうだけど?……てか何で知ってるんだよ、怖っ」

友「今朝お前が言ったことだろーが」

兄「あ、そうだっけ?忘れてたわ」

友「……話を続けるぞ。親がいないってことはつまり……何でもできるってことだ」

兄「何でもできる?」

友「ああ、いくら汚そうと痕跡を消せば怒られない。つまり散らかし放題ってことだ」

兄「片付けするのは俺だぞ?」

友「それくらい我慢しろ。驚かせれるんだからさ」

兄「はあ……仕方ないな。じゃあ、方法はお化け屋敷で確定ってことで」

議題②:何を使うか

男「これは簡単だよな。まずはこんにゃくだろ?氷、芋虫、蛇、友……」

友「ちょっと待て!俺も参加するのか!?」

男「……あ?当たり前だろ。一人じゃお化け屋敷なんてできねえよ」

友「てっきり案を出すだけだと……」

男「諦めろ。てか生の表情見れるんだからよくねえか?」

友「バレたら色々大変だと思ぞ?」

男「別にやめてもいいんだぜ?」

友「本当か?それなら……」

男「そのかわりにお前が写真持ってることを、お前の親にバラすけどな」

友「喜んで協力しましょう」

男「よし、じゃあまずは買い出ししてくるか。友、行くぞ」

※ここからはダイジェストでお送りします

男「ビニール袋まだあったかなぁ」

友「一応買っとけよ」


男「ボイスチェンジャーだって。使えるかな」

友「不気味な声なら出せるぜ」


男「…………」

友「……なんでエロ本見てんの?」

男「……いいこと思い付いた!」

友「エロ本見ながらねぇ……」

男「ふー、疲れたな」

友「準備の方がもっと疲れるぞ?」

男「もう一頑張りだな。気合いいれていこう!」

友「おう!」

そして時間は過ぎ……



「夕飯できたぞー!」

妹「はーい!今行くー!」

妹(今日はお兄ちゃんと二人きりかぁ……って、なに考えてるの私!)

妹「今朝からずっとこんな感じだなぁ……」

妹「……お?この匂い、今日の夕飯はカレーかな?」

兄「大正解だ。ほら、早く席につけ」

妹「はいはい」

兄「座ったな?それじゃあ……」

兄妹「いただきまーす!」

兄「……うん。美味いな」

妹「……!っ、っー!」

兄「どうした?水ならそこにあるぞ」

妹「んぐっ、んぐっ……ぷはぁ!辛いよお兄ちゃん!」

兄「お兄ちゃんは辛くありません」

妹「むー……お兄ちゃんがこんなに辛党だとは思わなかったよ」

兄「そんなに辛いか?嫌なら残してもいいんだぞ」

妹「せっかく作ってくれたのに残せないよ。全部食べる!」

兄「そっか、がんばー」

三十分後

妹「……うへぇー、お腹一杯だよぉー」

兄「残していいって言ったのに。これじゃしばらく動けないな」

妹「まだお風呂入りたくないからいいもーん。……それに完食した方がお兄ちゃんも嬉しいでしょ?」

兄「それはそうだけどさ……。まあ妹がそれでいいなら、俺は何も言わないよ」

妹「うんうん。聞き分けのいい兄を持って、私は幸せだ」

兄「偉そうに言ってんじゃねぇよ、まったく……。風呂沸かしてくるからテレビでも見てろ」

妹「わかったー。何見よっかなー」

すまん妹被った

風呂場

兄「よっ、気分はどうだ?」

友「やることなくて暇だったよ」

兄「それは結構。じゃあ俺は今から風呂沸かすから、音に気をつけて二階の俺の部屋に行け」

友「了解」

兄「深夜まで待ち遠しいな」

友「同感だ。俺は少し緊張してるけどな」  

兄「実質仕掛けを動かすのはお前だもんな。ま、頑張ってくれよ」

友「言われなくても」

>>15
よくわからんがわかった

リビング

妹「つまんないなー。早くお兄ちゃん帰ってこないかなー」

兄「帰ってきましたよー」

妹「わっ!ビックリしたー!」

兄「そんな驚くことでもないだろ?俺はお化けじゃねーんだから」

妹「お化け……そういうこと言わないでよー」

兄「お化けが怖いのか?その年で?」

妹「まだ中学生だよ?立派な子供です!」

兄「そんなんだから体が成長しないんだっての」

妹「体は関係ないでしょ!?それに怖いのは仕方ないと思うけど!」

兄「仕方ないって言われてもなぁ……お化けなんていないし」

妹「そんなの分かってるけど……なんか、怖いんだもん」

兄「……ちょっと待ってろ」

妹「?」

兄の部屋

兄「よっ、借りたDVDあるか?」

友「そこにあるけど」

兄「おう、ありがと。ゆっくりしてけよ」

友「はいはい」

リビング

兄「待ったか?」

妹「ううん。今来たとこ」

兄「カップルの待ち合わせかよ……ほら、これ一緒に見ようぜ」

妹「なにこれ。サマーウォーズ?」

兄「おう、見ようと思って借りてきたやつ。プレーヤーにセットしておいてくれ」

妹「オッケー」

兄「じゃあ俺はお湯止めてくるわ」

妹「いってらー」

妹「……よし、セット完了!お兄ちゃん待と」

妹「……トイレ行きたくなってきた……早く行ってこよ」

兄「あれ、妹どっか行くの?」

妹「トイレだよー。すぐ帰ってくる」

兄「じゃあ飲み物用意して待ってるわ」

妹「うん!」

兄「……言ったか。よし、じゃあ飲み物用意しますかね」

兄「えーっと……カルピス安定かな」

兄「うーん……よし、俺のに利尿剤入れるか」

兄「映画中にトイレ行かれてもこまるし」

あ、誤字った
兄「……行ったか。よし、じゃあ飲み物用意しますかね」

妹「お兄ちゃーん、帰ったよー」

兄「お、来たか。じゃあ……俺の膝の上にでも座るか?」

妹「ひ、膝!?……別に座ってもいいけど……」

兄「そうかそうか、じゃあ早くこっち来い。飲み物もあるぞ」

妹「うん……し、失礼します」

兄「ぷっ、なに改まってんだよ。妹らしくないな」

妹「仕方ないじゃん……こういうの久しぶりで、ドキドキしちゃうんだもん」

兄「確かにこれやったの小四くらいか。お前、途中から恥ずかしいってやんなかったもんな」

妹「そだね、でも今は大丈夫だから……もっと誘ってほしい、かも?」

兄「ん、じゃあ空いてたら座らせてやるよ」

妹「ぷっ、基本空いてるくせに」

兄「なんだと?……まあいいや、映画見ようぜ」

妹「うん。じゃあ再生するね」

兄「始まったなー」

妹「うん、楽しみだねー」

兄「……主人公はOLか。よくある設定だな」

妹「……え?なんかおかしくない?」

兄「ん?おかしくないだろ。だってこれは……」

兄「ホラー映画だからな!」

妹「い、いやあああああああ!!」

兄「おっと、行かせるかよ!」

妹「お兄ちゃん離して!わたし見たくないよぉー!」

兄「……絶対に逃がさないよ」

妹「ふぇっ……ぅぅぅ……」

兄「あれ?妹は耳が弱いのかな?」

妹「べ、別にそんなこと……」

兄「ふーん……じゃあ、ちゃんと見なかったら耳に息吹き掛けるね」

妹「ええっ!?やめてよお兄ちゃん!」

兄「ふーっ」

妹「ぁっ……ゃ、やめて……」

兄「じゃあテレビ見よっか」

妹「わ、わかった……」

※ここからはダイジェストでお送りします

妹「か、体が……真っ二つにぃ……」

兄「よくできてるよな」


妹「もうだめぇ……むりだよぉ……」

兄「……ふーっ」

妹「ぁんっ……ふぇぇ……」
 

妹「きゃああああああああああ!」

兄「ふーっ」

妹「ひぁっ……なんでぇ……」


妹「怖いよぉ……」

兄「……」

妹「ひっ、お化けの顔がぁ……!」

兄「……ぺろっ」

妹「んにゃああああ!?」

ま、間に合わない……仕方ないな

映画視聴後

妹「うえええん……もう無理ぃ……」

兄「よしよし、頑張ったな」

妹「……半分以上お兄ちゃんのせいだけどね」

兄「?俺が何かしたか?」

妹「したじゃん!耳に息吹き掛けたり!」

兄「それはルールだから仕方ないだろ」

妹「で、でもルール以外のこともしたじゃん!み、耳を……舐めたり……とか」

兄「いやぁ、つい出来心でさ。あれは謝るよ」

妹「もう!耳舐められるなんて初めてだよ!!」

兄「マジか?それは嬉しいなぁ。妹の初めて貰っちゃった」

妹「なっ、なっ、ば、バカっ!お風呂入ってくる!」

兄「……あ、カルピス……後で妹に渡せばいいか」

兄「よし、後は妹が寝てからだな」

風呂場

妹「もう……なんでお兄ちゃんはあんなに……」

妹「……私が単純なだけかな……いやいや、耳舐められて意識しない人はいないよね」

妹「…………あー、もう!さっさとお風呂入ろ!」

妹「よーし!一番風呂だー!」

妹「よいしょ、っと」

妹「ふぅー……気持ちいいー……」

妹「……はぁー……お兄ちゃんの舌、気持ちよかったなぁ……」

妹「……ここでやっても……バレないよね……」

妹「んっ……ぁっ……おにい……ちゃ……ぁん……」

兄の部屋

兄「おい、友。配置に付け」

友「えー、もう?めんどくさいなー」

兄「早く行け。今がチャンスなんだ」

友「はいはい……よっこらせっと。妹ちゃんの為に頑張りますかね」

兄「完全に自分の為だろ……」

友「うるせー。とっとと行くぞー」

お風呂場

妹「あっ……くっ……おにいちゃんっ……いっちゃう……っ!」

妹「……はあ……はあ……」

妹「う……うわああああ……!お兄ちゃんでしちゃった……」

妹「今まで我慢してたのに……もうまともに顔見れないよぉ……」

妹「……うぅー……体洗わないと……」

妹「……お兄ちゃんのバカ」

リビング

兄「いいか、カーテンに隠れたまま動くなよ。音もたてるな」

友「わかってるよ。ここまでやったのにミスなんかできるかっての」

兄「その意気だ。俺は自然に妹を追い払うから、次に妹がトイレに行く時にトラップを発動しろ」

友「はいはい。手順通りに、だろ?」

兄「分かってるじゃないか。……そろそろこっちに来る、隠れろ」

妹「お、おにいちゃん。お風呂あいたよ」

兄「ああ、ありがとう。あ、そうだ。ほら、カルピス飲まなかっただろ?部屋で飲んどけ」

妹「ありがと……じゃあ、おやすみ」

兄「おう、おやすみ」

兄「……さて、風呂に入ってきますか」

友「……なあ、兄。質問があるんだけど」

兄「ん?どうした」

友「俺って風呂入れない?」

兄「勿論。気づかれるかもしれないし、お前ならお湯を飲み干しそうだからな」

友「俺は変態じゃないからな?」

兄「前にパンツ盗もうとしてたくせに……」

友「ぐっ……仕方ないだろ。手に届く所に置いてあったんだから」

兄「黙れ。その言い訳聞き飽きたぞ」

友「……ふん。お前に俺の気持ちなんてわからないさ」

兄「一生わからねぇよ。じゃ、俺は風呂入ってくるわ」

友「どうぞごゆっくり」

妹の部屋

妹「うぅ……顔熱い。凄く恥ずかしいよぉ……」

妹「……お兄ちゃんと少し話しただけなのに……」

妹「あああー……お兄ちゃんともっと色んなことができたらなぁ」

妹「デートとか……キスとか……あれ、とかも……」

妹「はぁ……何で兄妹なんだろ」

風呂場

兄「……ふう、やっぱり風呂はいいな。癒される」

兄「……てか、今回のドッキリって何でやろうと思ったんだっけ?」

兄「んー…………妹の驚く顔が見たいと思ったのと……」

兄「……あれ、他にねぇや」

兄「ははっ、俺はその為だけにこんなことやってたのか。全く気づかなかったぜ」

兄「……もしかしてシスコンってやつなのか?俺は」

兄「いや、まさかな。確かに顔は可愛いとは思うけど恋愛対象には入んないだろ」

兄「……入んない、よな……?」

兄「……あー!くそっ!やめやめ!風呂から出て頭冷やそう!」

リビング

友「……お帰りー。いい風呂だった?」

兄「まあな……じゃあ俺は部屋に戻るから、電気消すぞ」

友「わかった、そっちの準備がんばれよ」

兄「ああ、俺の全力をつぎ込むよ」

友「じゃあな、また後で」

兄「おう、また後でな」

そして夜は更け……

妹「んー……おしっこ……」

妹「ふあああ……早く行こっと……」

妹「……ううっ、廊下暗い……でも行かなきゃ……」

妹「階段も暗い……電気つけたいけど……トイレ行くだけだし……」

妹「……いいや、つけないで行こ……」

妹「……………………」

妹「……よし、トイレまでもう少し……頑張れ私」

ピチャッ……ピチャッ……

妹「……っ!?」

妹「み、水の音?……ビックリしたぁ」

妹「蛇口閉めておかないと……」

妹「……あれ?音、水道の方じゃない……」

妹「…………う、しろ……?」

友「ぅ……あ……あ……」

妹「い、いやあああああああ!」

友「えっ、ぐぶっ……!」

妹「お兄ちゃああああああああん!!助けてええええええええ!!」

友「予定と……ちが……」

友「」

妹「お兄ちゃん!開けて!開けて!」

妹「って、あれ……?開いてる?」

妹「入るね、お兄ちゃん」

妹「お兄ちゃ……ん……?」

兄「ぁ……?」

妹「い、いや……いや……」

兄「ぐああああ!!」

妹「きゃあっ!いやっ!やめて!」

兄「うあああああ!」

妹「ひぐっ……やめ、てよぉ……」

兄(え……妹、泣いてる?)

妹「助けて……お兄ちゃん……ぐすっ……」

兄(……くそっ……こんな顔見たかったわけじゃないのに……)

妹「ううっ……ふぇっ……」

兄(こんなときは……そうだ……)

兄「ごめん、妹」

妹「おにい、ちゃん……?」

兄(昔みたいに抱き締めてみたが……妹やわらけえええ!)

妹「……おにいちゃんのばか……っ!ばかばかばか!なんでこんなこと……!」

兄「いや、その、これはちょっとしたドッキリでな……?」

妹「……ドッキリ?もう!変な事ばっかしないでよ!」

兄「なっ、なんだと!トラップを仕掛けた俺達の苦労をなんて言い方しやがる!」

妹「本当のことじゃない!てか何で抱きついてるの!?恥ずかしいからやめてよ!」

兄「う、うるさい!別にいいだろ!」

妹「よくないっ!てか太股に何かが当たってるんだけど!」

兄「は、はあ?別に興奮してねえし!」

妹「興奮?……なっ、なっ……!?」

兄「あ、あれ?」

妹「このバカ!変態っ!キモ兄貴!」

兄「痛え!?お前が振ってきたんじゃねえか!」

妹「そういう意味で言ったんじゃないよ!もう知らないっ!」

兄「ま、待って!俺が悪かったから……」

バタン!

兄「う、うわあああああああ!!」

廊下

妹「もう!お兄ちゃんってば変態なんだから……」

妹「で、でも私で興奮してくれてたんだよね……あの硬いのって……お、おち……ん、ちんだと……思うし……」

妹「……だったら、ちょっと嬉しい……かも……」

妹「……って、何言ってるんだろ私……!これじゃ変態じゃない……」

妹「うう……全部お兄ちゃんのせいだ」

兄の部屋

兄「ああああ……くそっ……あの柔らかさは反則だろ……!」

兄「……股間が収まらねえ……抜いてくるか?」

兄「いや、妹で抜くなんて兄として……」

兄「……でもこのままじゃ寝れる気がしねぇ……」

兄「……よし、抜こう。生理現象だから仕方ないよな」

リビング

友「……う、うぅ……痛い……」

友「ど、どうなったんだ……?妹ちゃんは……」

友「あ、兄ー!」

兄「ひっ……なんだ、友じゃないか。大丈夫か?」

友「大丈夫だけど……何で前屈み?」

兄「いや、ちょっとな……」

友「ふーん…………くんくん」

兄「な、何だ?」

友「……妹ちゃんの匂いがする」

兄「なっ、お前変態過ぎだろ……」

友「ああ……!ヤバイ、興奮してきた!」

兄「は、はあ?お前なに言って……」

友「兄、ヤらない?」

兄「ぶっ!マジでなに言ってんだよ!?」

友「なー、いいだろ?兄ー」

兄「俺はお前の事を女として見れない!ただの友達だ!」

友「……私じゃ、だめ?」

兄「うっ……だ、ダメだ!お前じゃ反応しねえよ!」

友「……嘘つき。知ってるんだよ?兄がいっつも私の胸見てるの」

兄「み、見てないし……」

友「そっかー……でも兄がヤってもいいって言うなら、私の事を好きにしていいんだよ?」

兄「ぐっ……てか、そもそもお前レズだろ?何で俺なんかと……」

友「んー、なんかお酒飲んでから気持ちいいんだよねー。多分そのせい?」

兄「お酒って……なに勝手に飲んでんだよ!?」

友「えへへー、ごめんなさい。お詫びに気持ちよくしてあげるから」

兄「だ、だからやめろって……」

友「そんなこと言っても、おちんちんは正直だよ?ほらほらー」

兄「ぅ……や、やめ……」

友「兄かわいー、それに兄妹だから妹ちゃんとも似てるし。いじめたくなっちゃうなー」

兄「ぅ、ぁ……やめろよ……」

妹の部屋

妹「……トイレ行きたくなってきた」

妹「トイレ行くの忘れちゃってたよ……お兄ちゃんめ……」

妹「てか、下にいた人って誰だったんだろ?」

妹「お兄ちゃんの友達かな?……私突き飛ばしちゃったけど、大丈夫だよね?」

妹「ついでに見てかないと……」

妹「……よし、行こっと」

妹「う……暗いなぁ。まあ、もう怖くないけど」

妹「…………一階から声が聞こえる?」

妹「……お兄ちゃんだよね。そうに違いない」

「……う?…………い……?……に」

妹「女の人の声……まさか……お化け……?」

「…………よぉ………………ぅぅ……」

妹「!お兄ちゃんの声。まさか襲われて……?大変!」

妹「お兄ちゃーん!大丈夫ー!」

友「あれ?妹ちゃん?本物?」

兄「ぅ……ぐすっ、いもうと……?」

妹「あ、あ……」

友「妹ちゃんも混ざろ!ほら、こっち来て!」

妹「な、何してるのーーー!!!」

友「あれー?何でそんなに怖い顔して……へぶっ!」

妹「お兄ちゃん!どういうこと!?」

兄「いもうとおおおお!!」

妹「きゃっ!お、お兄ちゃん?」

兄「こわかったよぉ……」

妹「よ、よしよし。もう大丈夫だからね?」

友「ぅぅ……酷いよ、妹ちゃん……」

妹「友さん……?まさか協力してたのって……」

友「うん、私だけど?」

友「いや、ちょっとね?少し間違いが起こっただけでね?私は妹ちゃん一筋なんだよ?」

妹「訳のわからないことを言わないでください…………とりあえず友さんは帰ってくれませんか?」

友「え……でも今深夜……」

妹「帰ってくれませんか?」

友「すいません……帰ります」

妹「はぁ……お兄ちゃん。落ち着いた?」

兄「うん……大丈夫……」

妹「じゃあまず……ズボン、履いて?」

兄「あ、ごめん……」

妹「……えっと、何があったの?」

兄「妹と別れた後にトイレに行こうとしたら、友に襲われました……」

妹「そんなことが……ちなみに、その、どこまでやったの?」

兄「どこまで、って?」

妹「ほ、本番までしたかってこと!」

兄「や、やってない!手でされただけだ!」

妹「……よかった」

兄「え?何?」

妹「な、なんでもない。ほら、お兄ちゃん部屋に戻っていいよ!」

兄「あ、うん。わかった」

妹「……ふぅ、びっくりしたぁ。まさかこんなことになるなんて……」

妹「……お兄ちゃんのあれ……見ちゃったなぁ……」

妹「……ああああ……頭から離れないよぉ……」

妹「……とりあえずトイレ行こ……」

兄の部屋

兄「はぁ……」

兄「友の手……柔らかかったなぁ……」

兄「……妹の手はどうなんだろ……」

兄「……ヤバイ……抜きたい……」

兄「……トイレ行ってくるか」

トイレ

妹「……んっ……はぁ……ぁぁ……」

妹「……おにい……ちゃ……んぁ……」

ガチャ

兄「……え?」

妹「ぁ……?」

兄「う、うわっ!あああ!?」

妹「み、見ないでー!あっち行ってー!」

兄「み、見ないっ!行く!見ないよ!」

妹「ううううう!!」

妹「…………」

兄「……ごめん」

妹「……うん。いいよ」

兄「……ありがとう」

妹「…………」

兄「…………」

妹「……ねえ」

兄「……なんだ?」

妹「お兄ちゃんがトイレに来たのって……オナニーするため?」

兄「は、はぁ!?」

妹「正直に答えて」

兄「…………そうだけど」

妹「じゃあ……私が手伝おっか?」

兄「ぶっ!!お前いきなり何を……」

妹「私じゃ、だめ?」

兄(猛烈な既視感が……)

妹「私じゃ友さんの代わりになれない?」

兄「…………」

妹「……ごめん、変なこと言っちゃって……忘れて……」

兄「……本当に頼んでいいのか?妹に」

妹「!……うん。私、お兄ちゃんのこと……大好きだから」

兄「そっか、じゃあ頼んだ。ちゃんと気持ちよくしてくれよ?」

妹「そんなに期待されると緊張しちゃうよ。ズボン脱がすね?」

兄「おう。まあ、妹が触るだけでも気持ちいいと思うけどな」

妹「ありがと……わっ、おっきい……」

兄「やり方、わかるか?」

妹「うん。握って擦るんだよね?こうかな」

兄「……っ!冷たっ!」

妹「えっ、本当?ど、どうしよ……」

兄「い、いや大丈夫。続けていいよ」

妹「そういう訳にはいかないよ。じゃあ……あむっ……んっ……んむ……」

兄「うっ……き、汚いぞ?」

妹「ほんらことらいよ?ひょっぱくへおいひいはも」

兄「く、咥えながらしゃべんないで……」

妹「おっへー。んむ……ん……あっ……む……っ」

兄「はぁっ……妹の口、ヤバイかも……」

妹「んっ……ぅん……れろ……ぁ……」

兄「い、妹……で、でるっ……!」

妹「んぶっ!?ん、んぐっ、んぐっ……ぷはっ……はあ……はあ……」

兄「大丈夫か?別に飲まなくてもよかったんだぞ?」

妹「い、いいの。少し苦かったけど……お兄ちゃんのだから、美味しかったし……」


兄「……妹はかわいいなぁ。よし、今日は一緒に寝よう!」

妹「えっ!?何でそうなったの!?」

兄「何でって……一緒に寝たくなったからだけど、ダメか?」

妹「い、いいよ?私もお兄ちゃんと一緒に寝たい」

兄「……妹が言うと卑猥に聞こえるなぁ」

妹「ひ、酷い!一緒に寝てあげないよ?」

兄「ごめんごめん。じゃ、行こっか」

妹「うん!」


兄の部屋

兄「疲れたー。よいしょっと」

妹「…………」

兄「どうした?早く寝ようぜ?」

妹「う、うん。お邪魔します……」

兄「ぷっ、なに敬語使ってんだよ」

妹「は、恥ずかしいからだよ……」

兄「俺のを頬張ってた妹は、どこに行ったのかな?」

妹「うー!忘れてー!」


兄「今更冷静になっても無駄だっての。えいっ」

妹「んっ……な、なに?」

兄「妹抱き枕。おやすみー」

妹「えっ、ちょっと……」

兄「すぅ……すぅ……」

妹「うぅー……恥ずかしいよ……」

妹「んっ……寝息が耳にあたるし……」

妹「が、がんばって寝ないと」

翌朝

兄「おはよー……うわっ、妹大丈夫?」

妹「大丈夫じゃない……眠い……」

兄「何で寝なかったんだよ……ほら、ベッド貸してやるから寝てろ」

妹「ありがと……お兄ちゃんのせいだけど……」


兄「何か言ったか?」

妹「……なんでもなーい。おやすみ」

兄「おう、朝食作っておくから起きたら来いよ」

妹「ん……あ、そうだ」

兄「なんだ?」

妹「今日の夜は、一緒にお風呂入ろ?」

兄「……わかった。楽しみにしてる」

おしまいです
走り過ぎた感満載ですが、腋が痛くて……
見てくれた方がいたらありがとうございました


下校途中

兄「……おーい、友聞いてるか?」

友「ん?ああ、ごめん。何の話だっけ?」

兄「だから……しばらく親いないから今日どうしよっかなーって話」

友「え?マジ?お前んち、今日親いないの?」

兄「あ、ああ。なんだよいきなり」

友「いや、実は俺んちも親いないんだよね。……そうだ!今日俺んち来ない?一人じゃ寂しいからさー」

兄「え、お前んち?いいのかよ、一応男だぜ俺」

その次はハーレムもオネシャス

>>84
が、がんばる!

友「お前がチキンって事は知ってるっつーの。それに俺みたいなの襲ったってつまんないだろ?」

兄「お前は口調以外かなり女っぽいぞ?」

友「えっ?」

男「顔もクラスの中じゃ一番かわいいと思うし……って、どうした?いきなり俯いて」

友「いや、そんなこと言われたことないからさ……結構恥ずかしいんだな」

兄「……ぷっ、あははは!俺の言葉で照れるなんて、お前レズじゃなかったのかよ!?もしかして男もイケる口かぁ?」

友「…………」

兄「はははは!以外と女々しいんだな、かっわいー!」


友「……殺す」

兄「えっ?ぐえっ!ぐ、ぐるじい……!」

友「好き勝手言いやがって!セクハラで訴えるぞ!」

兄「ご、ごめん……」

兄(でもこれ胸があたって気持ちいいかも……)

友「……チッ、これくらいで許してやるよ」

兄「げほっ、げほっ!きもち……苦しかった……」

友「はぁ……話逸れたけど、結局来るの?」

兄「行くよ。妹も誘おうか?」

友「誘ってくれんの!?やったー!」

兄「すごい喜びようだな。言っとくけど絶対来るとは限らないからな?」

友「えー……まあ、その時はお前だけで妥協するわ」

兄「俺の重要性低いんだな……」

友「そんなことないって!妹ちゃんだけに来られても困るしな」

兄「まあ妹と二人きりでも気まずいだろうからなー」


友「いや、そうじゃなくて恥ずかしい」

兄「ああ……そういうね」

友「あ、もうお前んちに着いちゃったか。じゃあ、またな」

兄「おう、またな」


兄「……ただいまー」

妹「お帰りお兄ちゃん!あのね、今日友達の家に泊まりにいくの!」

兄「へー、そうなのか。実は俺も友の家に遊びに行ってくるんだぜ」

妹「まさか……泊まりに行くんじゃないよね?」

兄「はあ?あるわけないだろ。あいつ女だぞ?」

妹「そうだよね……びっくりしたぁ」

兄「てか、準備したんだろ?早く行ったらどうだ?」

妹「うん!いってきまーす!」

兄「いってらっしゃい。さて、俺も準備するかな」


兄「……よし、こんなもんか」

兄「……泊まらないよな……うーん、嫌な予感がする……」

兄「いや、大丈夫なはず。……多分」

兄「あー、もう!待たせるのも悪いし早く行こう!」

ピンポーン

『……兄だけか。今開ける』

ガチャ

友「ほら、入れよ」

兄「俺だけで悪かっ……た…………」

友「あ?どうした?バカみたいに口開いて」

兄「……いいいいや、なんでもない!お邪魔します!」


友「家には俺しかいないから言わなくてもいいのに」

兄「いや、でも一応な」

友「ふーん……飲み物出すからソファーにでも座っててよ」

兄「……おう」

兄「ふー……」

兄(や、ヤバイ。友の部屋着エロ過ぎじゃね?)

兄(胸のところが開いて思いっきり谷間見えてるし……)

兄(パンツも……ショート過ぎじゃね?太股やべぇ……)


友「兄ー。カルピスしかなかったけどいいかー?……きゃあっ!」

兄「と、友!大丈夫か!?」

友「だ、大丈夫。転んだだけだから……うええ、びちょびちょ……」

兄(……ヤバイ)

友「ちょっと着替えてくるな。悪いけどそれ片付けといてくんね?雑巾は冷蔵庫の近くにあるから」

男「……おう」

友「……?頼んだぞ」

あ、あぶね。男で投下するとこだった……
訂正
>>93
兄「……おう」


兄「……さて、どうしたもんか」

兄「抜くの時間かかるし……やっぱ自然に待つしかないか」

兄「とりあえずこれ、片付けないとな」

兄「ぐっ……いてぇ。雑巾雑巾……っと」

兄「どこだ……?…………あった!よし、とっとと拭いて座ろう」

兄「……あんまりこぼれてないな、よかった」

友「あれ?まだ終わんない?手伝おっか?」


兄「いや、もう終わ…………はあ?かわいすぎだろ」

友「なっ!?おまっ、何言って……!」

兄「や、やべっ……嘘!今の嘘!」

友「……ま、また!?いい加減にしろよ、兄!」

兄「ちょっ、ぐえええっ!」

友「一度だけでなく二度までも!許さん!」

兄(こ、こいつ……ブラ着けてない!?ぐうう……我慢我慢……)

友「ったく、これで許してやる。ほら、座ってろ」

兄「げほっ……あ、ああ」

投下数少ない……
ポケモンやって気分転換しようと思います
お前らお休みなさい

兄(口に出しちまうとは……迂闊だったな)

兄(月桂冠的にはよかったけど)

友「はら、新しいカルピス」

兄「おう、ありがとな。……うん、美味しい」

友「よかった。俺が割ったやつだから口に合わないかと思った」

兄「いや、正直割ってあるやつより俺は美味しいと思う。友はすげーな」

友「……おう。そこまでじゃないけどな」

兄「まあまあ、謙遜すんなって」

友「そうか?まあ、そんなことより……何する?」

兄「うーん……ゲーム機なら持ってきたけど」

友「マジ?じゃあポケモンやろうぜ!」

兄「ポケモン?……いいぜ、どうせなら罰ゲームも決めとくか」

友「お、いいじゃん。そうしようぜ」

兄「よし、じゃあ……勝った方が負けた方に命令するってのは?」

友「ん、オッケー。命令どんなのにしようかなー」

なぜID変わったし……


兄「まだ戦ってないのに、もう考えてんのか?」

友「兄が相手なら負ける気がしないからなー」

兄「……少しイラっときたわ。本気で行くからな」

友「はいはい、わかったわかった」


兄「……準備はいいか?友」

友「おう、いつでもオッケーだ」

兄「よし、始めるぞ」

友「ふふん。俺のパーティーに勝てるかな?」


※ダイジェストでお送りします

兄「リザードンか……」

友「んー……どうしよ」


兄「ちっ、フシギバナに変えてきやがったか」

友「がんせきふうじか……やられてたかもしれねーな」


兄「よし、まず一匹」

友「……まあフシギバナはどうでもいいし」


兄「ふーん、ギルガルドねぇ」

友「本番はこっからだぜ」


友「眠らせてボーマンダに交換か」

兄「どうだ?」


兄「またリザードンか」

友「ひひひ、じしん効かないよー」


友「おっ、ガッサに戻した」

兄「勝負をつけてやる」


友「ぷぷぷ、がんせきふうじは半分しか削れなかったねー」

兄「くっそ、ニトロチャージで加速しやがって……二ターン目先制できたかもしれなかったのに」


友「ラッキー?きせき持ちか」

兄「逆に持ってないラッキーってなんだよ……」


友「ギルガルドに毒は効かないんですよねー」

兄「ぐぬぬ……」


友「ねえ、どんな気持ち?せっかく交代したボーマンダをもろはのずつきでワンパンされてどんな気持ち?」

兄「ぐうう……」


友「あれ、降参?まだラッキーいるじゃーん」

兄「く、くっそぉぉ!」


友「じゃあ命令するぞ……」

兄「お、おう」

友「命令の内容は……俺と命令権二回分を賭けた勝負だ!」

兄「はあ!?またやんのかよ!」

友「お前に拒否権はない。それに、お前にとってもいい条件だと思うけど?」

兄「……確かに。わかった、やる」

友「そうこなくっちゃ!さ、勝負!」


兄「う、うわああああああ!!」

友「よっしゃああああ!俺の勝ちい!」

兄「……もう好きにしろ」

友「じゃあ一個目の命令は……明日の朝九時まで、この家から出るな」

兄「そ、それってまさか……」

友「お泊まりだな」

兄「おおおお俺は男だぞ!?襲うかもしれないぞ!?」

友「前に言ったけど、チキンのお前にそんな勇気があるとは思えないわ」

兄「い、言い返せない……!」


友「ま、拒否権ないし確定だな。二つ目の命令は保留ってことで」

兄「なにそれ怖い……一体いつ使うんだよ」

友「お楽しみだな。まだ考えてないから」

兄「忘れてくれることを祈るわ……」

友「忘れてるといいな。さ、他のゲームやろうぜ」


友「……ん、もうこんな時間か。何か食べたい料理とかある?」

兄「え、お前が作るの?イメージわかないんだけど」

友「……失礼なやつだな。お前の飯は残飯でいいか?」

兄「ごめんごめん!そうだな……」

友「大体の料理は作れるぞ。まあ、材料無かったら違うのになるけど」

兄「んー……友を食べたいかな」

友「また冗談かよ。いい加減に……」

兄「冗談じゃなかったとしたら?」


友「えっ……?」

兄「なあ、いいだろ?友」

友「か、顔近いよ?」

兄「……目、閉じて」

友「……うぅ……本当にするの?」

兄「早く」

友「わ、わかったよ……」

兄「……行くぞ、友」


友「…………痛っ!」

兄「あっははははは!楽しいー!」

友「こ、この野郎……!」

兄「もう覚悟はできてるぜ!早く首を絞めろ!」

友「……おらあっ!!」

兄「はあがういぐぁ!!??」

友「……死んどけ、クズ!」

兄「ぁぁぁぁ……た……たま……がぁ…………」


友「…………なんだ。まだ転がってんのか」

兄「ぅぐぁぁ……いたいよぉ……」

友「なんか、ごめん……やり過ぎた」

兄「ぅぅぅぁぁぁ……」

友「立てるか?」

兄「もう二度とたたないかも……」

友「下ネタを言える元気があるなら大丈夫だな。ほら、肩貸してやるよ」

兄「あ、ありがとう……」


友「そこの椅子に座って」

兄「おう……ふぅ、落ち着いた」

友「そりゃ、よかった。飯持ってくるな」

兄「……そういえば俺の飯は何を作ったんだろ」

友「はい、お待たせー」

兄「パン?」

友「シュガーバタートーストです。どうぞお召し上がりください」

兄「え、三個だけ?てか何でお前はオムライス?」

友「三個だけなのはめんどくさかったから。なんでオムライスなのかは、俺が食べたかったから」


兄「あのー、友さん。もう少し食べ物を増やしていただけませんでしょうか?」

友「えー……じゃあ俺でも食べる?」

兄「は?」

友「……真顔で返すなよ。痴女みたいじゃん……」

兄「わりとマジのほうで追加作ってくれないの?」

友「うーん……あ、そうだ。はい、あーん」

兄「えっ?」

友「半分わけてあげるよ。ほら、あーん」

兄「……仕方ないな。あむっ……お!すごく美味い!」

友「だろ?見直したか?」

兄「おう!もっとくれ!」


友「はいはい。ほら、あーん」

兄「あむっ……あー、いいなこういうの」

友「何が?はい、あーん」

兄「あむっ……いや、ほらカップルみたいでさ」

友「ばっ……!何言ってんだよ!」

兄「いや、ただの率直な感想だよ。実際、お前は俺の事好きじゃないだろ?」

友「……嫌いではないよ」

兄「え、じゃあ好きなの?」

友「あー……なんて言えばいいんだろ。友達以上恋人未満?」

兄「ふーん……微妙な位置付けだな」

友「俺もいまいちわかんないんだよね。お前に対しての感情がさ」


兄「よくわかんねえけど……ご飯の続き頂戴」

友「お前……折角シリアスな雰囲気だったのに。あーん」

兄「あむっ……いいじゃんいいじゃん。シリアスは似合わねえからな」

友「確かに。はい、この一口で終わり」

兄「あむっ……えー、まだ半分いってないじゃん」

友「腹減ったんだよ。お前はパンもあるんだからいいだろ?」


兄「ちぇっ……あ、間接キスだな」

友「ぐっ、げほっげほっ!!」

兄「だ、大丈夫か?ほら、カルピス」

友「ん、んぐっんぐっ……」

兄「あ、それ俺の……」

友「ぶーーっ!!」

兄「……すげえ……噴水みたい」

友「げほっごほっ!……はぁ、死ぬかと思った」

兄「また服塗れちまったな。大丈夫か?」

友「い、いきなり変な事を言ったお前のせいだからな!」

兄「え?友って間接キスで照れちゃう純粋っ子なの?かわいー」

友「ぐぐぐ……ふん!風呂沸かしてくる!」

兄「あ、友……遂に逃げたか」


友「はぁ……今日で塗れるの二回目……ついてないなぁ」

友「しかも今日の兄おかしくね?いつもより煽ってくるし」

友「あー、なんかイライラする。兄驚かしてやろ」


友(……よし、気づいてないな。どうやって驚かせるか)

兄「……友、か」

友(お、俺がなんだ?)

兄「帰り道の時からずっとこれだなぁ……友の事考えるともやもやする」

友(それってまさか……)

兄「……友の事、好きなのかなぁ」

友(え、ええー!?えっ、え?)

兄「どうしよ……」

友(とととりあえず驚かせて空気をなんとかしよう!)


兄「なあ、どう思う?と……」

友「ふーっ……」

兄「ひぁんっ!」

友「……かわいい」

兄「死んでやる!!」

友「な、何で!?とりあえずテーブルに頭打ち付けるのやめて!」

兄「こ、殺せええええ!!いっそのこと殺してくれええええ!!」

友「落ち着けー!!」


兄「はあっ……はあっ……」

友「もう大丈夫?」

兄「おう……ちょっと錯乱してたわ」

友「世話をかけるやつだな」

兄「いやぁ、友が驚かせようとしてるみたいだからカウンターしようと思ったんだけどなぁ……」

友「……へ?」

兄「あれ、気づかなかった?最後に『どう思う?友』って言ったんだけど……」

友「あははは、そっかー」

兄「……友さん?目から光が消えてますよ」

友「さっき死にたいって言ってたよな?願いを叶えよう!」

兄「や、やめぐぶあ!!」


友「ふぅ……すっきりした」

兄「いやぁ……途中から耳引っ張られたり噛まれたりした時は変な世界が見えましたよ」

友「兄の耳触り心地いいな。耳たぶなんか餅みたいだし」

兄「耳褒められるとか初めてだわ。……あ、友に問題」

友「ん?何だよ、いきなり」

兄「友は忘れていることがあります。さあ、一体なんでしょう」

友「忘れてること?命令権は忘れてないし……」

兄「……なんで忘れてないし」


友「重要な事は覚えてるからな。えーと……ヒントある?」

兄「これがゆとり世代か……仕方ない、ヒントを出してやろう。風呂」

友「……もっと早く言えよ!!間に合うか!?」

兄「いやー、忘れてるほうが悪いっすからね」

友『うわああああああ!溢れてるうううううう!」

兄「自業自得ってやつだな」

友「……はぁ……先風呂入るぞ」

兄「どうぞー」


友「……まさか兄を弄るのに夢中で忘れてるとは……兄、恐るべしだな」

友「……うーん、服にカルピスの臭いが染み付いてる気がする……早く選択しよ」

友「…………よし、完了。早く風呂入ろー…………あれ?」

友「そういえば兄って……にひひひひ!黙ってよーっと」

友「さ、お風呂お風呂♪」


男「……なんか寒気がした。同時にとてつもなく嫌な予感も」

男「あれ……俺も何か忘れてる?……なんだっけ」

男「まるで虫歯があるのを忘れてお菓子を食べるような……」

男「……いいや、忘れてるってことは大したことないんだろ。うん、そうに決まってる」

男「……多分」


ふぅ……今日はもう終わりです。
いやー、書き貯め無くなるの早いですねー
では、おやすみなさい

うむむ……エロ書くべきなのか


友「兄ー、風呂あいたぞー」

兄「おう、んじゃ入ってくるわ」

友「ふふっ、う、うん。ゆっくり入ってこいよ」

兄「な、なんだよ……おかしなやつ」

友「な、なんでもない!あと脱いだ服は洗濯機に入れといて。今使ってるから別々に洗うのもったいないし」

兄「おう」


兄「……人んちの風呂なんて数年振りだなー」

兄「服は洗濯機、と」

兄「よーし、入ろ」


友「んー、これと……スカートがいいかな?後ニーソもプラスしよっと」

友「あー、楽しみだなー!」

友「早速着替え持ってこっと」


兄「……うぁー……」

友『男ー、着替えここに置いとくな』

兄「りょーかーい……」

兄「…………ん?」

兄「あれ?今、どっかおかしな所なかったか?」

兄「…………あー!!」


兄「俺の着替えは……!」

兄「じ、女子の服じゃねえか!」

兄「……ん?メモがある……」

『二個目の命令は、明日の九時まで女装していること。ちゃんとウィッグも着けろよ?』

兄「くっそおおおお!!」


兄「……あがったよ」

友「うわぁ……!超かわいい!」

兄「……何でウィッグまであるんだよ」

友「実は文化祭の出し物がもう決まってんだ。女装喫茶やるから、その為に色々準備してんの」

兄「じゃあまた女装やんないとじゃねーか……」

友「心配すんなって。兄は肌白いし無駄毛もないし、ウィッグ被れば完璧女だし」

兄「そういう問題じゃねえんだよぉ……」


友「まあまあ」

兄「おい!さりげなく撮ってんじゃねー!」

友「わあー、兄ちゃんが怒ったー」

兄「こいつ!スマホ寄越せ!」

友「兄ちゃーん。走るとパンツ見えちゃうよー?」

兄「なっ……!?」

友「争いはよくないって。ほら、落ち着いて」

兄「…………はぁ……もういいや。撮るなら好きにしろ」


友「ごめん、もう撮んないよ。それよりもう寝ようぜ」

兄「え?あー、もうこんな時間か。じゃあ俺はソファー使うな?」

友「何言ってんの?一緒に寝ようぜ」

兄「はあ!?」

友「お前の見た目なら、一緒に寝ても気にならないからな。ほら、行こう」

兄「ちょっ、引っ張んな!」


友「ほら、入れ」

兄「押すなよ……おっ、意外と女っぽい部屋」

友「そりゃ女だからなー。さ、ベッドに入れ」

兄「……俺床で寝るわ」

友「別にいいぞ?お姫様だっこでベッドに移すけど」

兄「やっぱりベッドで寝るわ」

友「懸命な判断だ」


兄「じゃあ失礼して……」

兄(……甘い香りがする)

友「ほら、壁の方に詰めて。俺が入るから」

兄「友が床で寝てくれるのかと期待してたんだけど……」

友「床硬いからやだよ。……ふぅ、兄いい匂い」

兄「そうか。じゃあ俺寝るから」

友「おう、おやすみー……」


兄「……なあ、友。何で抱きついてくるんだ?」

友「え?……兄が好きだから」

兄「冗談はいいから……」

友「冗談でこんなことすると思うか?」

兄「……騙されないぞ。そうやって油断させて……」

友「兄」

兄「……何だよ」


友「兄は俺……ううん、私の事が嫌いなの?」

兄「私とかキャラ合ってないぞ」

友「……男っぽい私は普通の恋をしちゃダメかな」

兄「……」

友「大好きなの、兄が。いつの間にか恋をして、やっと今日気づけた」

兄「本当、なんだな?」

友「私がこんなに器用に嘘をつけると思う?」

兄「……思わない」


友「だったら、兄の気持ち……教えて?」

兄「……手、離してくれるか?」

友「うん……」

兄「ありがと、よいしょっ……と」

友「あ……」

兄「ちゃんと顔を見て答えないとな」

友「なんか……恥ずかしい」


兄「我慢しろ。いいか?俺は友の事が…………」

友「……んむっ……!んっ……ん……」

兄「…………ぷはっ……わかったか?」

友「うんっ、うんっ……!」

兄「……大好きだよ、友」

友「私も……兄の事好き……大好き」


兄「キスしていい?」

友「聞かなくてもいいのに」

兄「じゃあ遠慮なく……」

友「んっ……んんー……」

兄「……ん……れろ……」

友「……ぁ……くちゅ……んぁ……」

兄「……友、エロい」

友「……うるさい……兄だってここおっきくしてるじゃん」

兄「友がかわいすぎるのが悪いんだよ……」

友「……そっか、じゃあ責任とるね?」


兄「それって……ぁっ……」

友「どう?気持ちいい?」

兄「うん……友の手、暖かくてヤバイ」

友「えへへ、嬉しい。でも……どうせなら手じゃなくて……」

兄「と、友?」


友「んしょ……どう?私のおまんこ。キスだけでこんなにびちょびちょになっちゃった」

兄「……少しも汚れてなくて、綺麗だよ」

友「そ、そこまで言わなくてもいいよ……えと、いれるね?……んっ……」

兄「あ……入って……」

友「……っ!ちょっときついかも……」

兄「む、無理しなくてもいいんだぞ?また今度やれば……」

友「……ううん、今じゃないと……やだっ……うっ、ぐぅ……ああっ!」

兄「ぜ、全部入ったけど……大丈夫か?友……」


友「痛……いっ……ぐすっ……ひっく……うぅ……痛いよぉ……」

男「……やっぱ抜こう?友が気持ちよくないんじゃ俺も嬉しくないよ」

友「だいじょ……ぶ……だから……キス……して……」

男「……んっ……んむっ……くちゅ……」

友「はぁっ……ん……ぅ……ぷはぁ……ありがと……」

男「……落ち着いたか?」

友「うん……うごかす、ね?……ぁっ……んんっ……はぁっ……」

男「……と、友のなか……ヤバい……」

友「お、おとこのも……んぁっ……きもちいいとこ、あたって……いいかも……あんっ……!」


男「……っ、と、友……もう……でるかも……」

友「わたしも……ふぁっ……い、いっちゃう……」

男「……な、なかに、出すぞ……!」

友「出してっ……おとこのせーし……たくさん……!」

男「で、でるっ!ああっ……!」

友「んんんんっ……!ぁ……おとこの……でてる……」

男「はあっ、はあっ……抜くぞ」

友「あ……待って!抜かないで!」

男「え……なんで?」

友「あの……お、男と……繋がってたいから……」

男「……全く、本当にかわいくなったよな……」

友「そ、そう?私変わったつもりないんだけど……」

男「自分じゃ気づかないもんだよ。じゃ、おやすみ」

友「うん、おやすみ……」


翌朝

友母「ふぅ、二日ぶりの我が家ね」

友父「友びっくりするだろうなぁ。三泊四日って行って旅行に行ったから」

友母「あなたの手違いで二泊三日だもんねぇ?」

友父「あ、謝っただろう?許してくれよ……」

友母「はいはい。……弟!まだお姉ちゃん寝てるみたいだから、起こしに行ってきなさい」

弟「うん!」


兄「……ん、もう朝か。ふぁぁぁ……とりあえず抜いて、と」

兄「……起こさないように……」

兄「よし、じゃあ朝飯でも作っといてやるか……」

弟「お姉ちゃーん!おき……て?」

兄「…………?」

弟「……お母さーん!すごく綺麗な人がお姉ちゃんの部屋にいるー!!」

友「……ぅん……うるさいな。なにぃ……?」

兄「……ヤバい事になったぞ」

終わりです
エロはリアルでやったことがない自分にとってはかなり難しく感じますね
できればハーレムルートを書いてみたいと思います
では

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