伊織(そっ、そそそ、それ、それは…エロ本じゃないの!?)
伊織(でも私エロ本買った記憶は無いわよ!?あるわけないじゃない!!)
やよい「伊織ちゃん?」
伊織「うぇっ!?あ、あぅ、や、やよい…」
やよい「漫画なのかな?でも、この女の人、男の人にこんなにくっついて…///」
伊織(ど、どうしよう…やよいが興味を持ち始めているわ…どうにかしないと)
伊織「わ、私も知らないわ…お兄様が置いていったかもしれないし、私が預かっておくわよ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437886962
やよい「…ねぇ、ちょっとだけ、読んでもいいかな?」
伊織「えっ!?」
やよい「や、やっぱりダメかな?」
伊織「ぇ、えっと…そ…うぅ……」
伊織(ど、どうしよ…やばい…)
伊織「で、でも、それは変な本かも、だから、読むのはやめましょう?」
やよい「で、でも、最初の方だけ…どーしても読みたいの、ダメ?」
伊織(今ここで読ませたら、やよいが将来小鳥みたいになっちゃうじゃない!)
伊織「…ダメ!や、やよいにはまだ早いわ」
やよい「わっ、私もう大人だもん!これが、え、えっちな本ぐらい、分かるよ…」
伊織「」
やよい「私だって…こういう事、ちょっとだけ、興味あるもん…///」
伊織「」
やよい「ちょっとだけ、読みたいの…」
伊織「……わ、分かったわ。でも、今日ここで見た事、聞いた事は他言しないでね?」
やよい「えっ、う、うん」
伊織(こうなったら…ちゃんと、やよいに性の指導をするしかないわ…)
伊織「これは、保険の勉強にも出てくるから…そうよ、これは勉強よ。いい?」
やよい「うん…」
伊織「えーと、まず…」ペラ
伊織「……」
伊織(生えてる……)
やよい「わ、わぁ…///」
伊織(…女なのに、アレが生えちゃってる……)
伊織(訳わかんない…)
やよい「ねぇ、この人、女の人なのに、その、アレが…///」
伊織「えぇ…」
やよい「これって、どういう事なの?この人は男にも女にもなれるの?」
伊織「…私も分からないわ……」
やよい「うぅーん…いつか習うのかな?」
伊織「ま、まあ、ここのページは飛ばして、他の所を見ましょうか」
伊織(もしかして、私の知識って間違ってる…?)
伊織(いいえ、そんなはずは…でも、女の人が…)
やよい「伊織ちゃん、他のページは?」
伊織「えっ、えぇ…何ページか飛ばして…」ペラ
伊織「……あ、ここは普通のページ…」
やよい「あれ?」
伊織「………えっ?」
やよい「こ、今度は女の人同士で…///」
伊織(何なの…理解出来ない…胸すごくでかいし…)
やよい「これも…どういう事なのかな…どっちかが女の人のふりした男の人なのかな…?」
伊織「いや…でも、そういう訳ではないと思うわ…」
やよい「うーん…?」
伊織(女同士だと子孫を残せないし…あっ、それでさっきの女の人が…)
やよい「うわぁ…わぁ、こんなに…///」
伊織(やよいがこれ以上になく食い付いてる…)
やよい「この人、あずささん以上あるかも…///」
伊織(そういえば、あずさに似てる…こっちの人は律子っぽい…)
伊織(………)
伊織(って、何を考えてるのよ私は!///)
やよい「あっ、これで終わりかな?」
伊織「…も、もう片付けましょうか」ゴソゴソ
やよい「う、うん」
伊織「……」
やよい「……」
やよい「…女の人同士でも、気持ちいい、のかな」
伊織「そ、そりゃまあ…気持ち良さそう、だったし…」
やよい「………」
やよい「…わ、私、トイレ行ってくるねっ」
伊織「え、えぇ、どうぞ?」
伊織(……)
伊織(…私、さっきまともに会話出来てたかしら)
伊織(ドキドキして、顔が熱くなって…)
伊織(大体、何で私の部屋にエロ本があるのよ!?)
伊織(おかげでやよいがちょっと目覚めちゃったじゃない!!)
伊織(……)
伊織(……やよいが戻ってきたら、私もトイレ行こ)
休憩
やよい「……」
やよい「…私、おかしくなっちゃったのかな」
やよい「あんな…女の人同士なのに…えっちな気分になっちゃった」
やよい「…伊織ちゃんはどう思ってるのかな」
やよい「……」
やよい「…っ…ん……」クチュ
やよい「…はあっ…伊織ちゃん…伊織ちゃん…っ」
やよい「…ん…ぁん……伊織ちゃん…だめっ…」
やよい(だめ、だめ、なのに…手が、止まらないよ…っ)
伊織「……やよい、遅いわね」
伊織(前も迷ってたし、今回も迷ってるのかしら)
伊織「探しに行きましょ…」ガチャ
伊織「………」スタスタ
伊織(まず、やよいを探す前にトイレに行こうかしら)
伊織(もしかしたらやよいもいるかもしれないし…)
伊織(それにしても、さっきの本は後で燃やしておきましょう)スタスタ
伊織(お父様とかに聞くのも恥ずかしいし…)
伊織(…私だって、そういう気分になっちゃうし)
伊織(………あれ、鍵が閉まってる…)
伊織(今は誰もいない筈だし…やよいかしら……あれ?)
……リチャンッ…イオリチャン…ッ
伊織(やよい…?)
伊織「…やよい、いるの?」
<ヤヨイ、イルノ?
やよい「!?」ビクッ
やよい(い、伊織ちゃんだ)
やよい(私が遅いから、様子を見に来たんだ)
やよい(声、聞かれてたかも…)
<ヤヨイ?
やよい「へっ!?い、伊織ちゃんっ!」
<ナンカコエガキコエタンダケド…ダイジョウブ?
やよい「う、ううん、大丈夫だよ」
<ソウ…ダイジョウブナノネ?
やよい「う、うん」
やよい「まだ、ちょっと掛かるかも……部屋で待ってて」
やよい(まだ途中だし…うぅ、むずむずするよ…)キュンキュン
やよい(だめ…だめ…)クチュ
やよい「んっ…!…っ……んぁ…」
<ヤヨイ…?
やよい「い、伊織ちゃん、あぅ…!はあっ、何でも、ないから」
やよい(音、立てちゃだめなのにっ…)クチュクチュ
やよい「ぁっ…ん…!」
<ヤヨイ…ドコカグアイデモワルイノ?
やよい「やっ…だいじょ、ぶっ…!」
<ホントウニ、ダイジョウブナノ…?
やよい「うんっ…!ん、はぁっ…」
<……ヘヤニ、モドッテルワネ?
やよい「んん…!…っ…あっ…」
やよい(伊織ちゃん、行ったのかな…?)
やよい「はぁっ…伊織ちゃんっ、伊織ちゃんっ…!」
やよい「伊織ちゃん…っ…伊織ちゃ__!」ビクビクッ
やよい「ん__っはぁ…」
やよい「はぁ…はぁ…い、今までより、すご…はぁ……」
やよい(後片付けして、早く行かないと…)
やよい「何であんなに、いつもより気持ちよかったんだろう…」
やよい「……」
やよい(何か、すっごく嫌な気持ち…)
伊織「………」
伊織(さっきのやよいの声と音からして、多分、アレ、よね…)
伊織(ここは、気付かないフリをしておくのが一番だけど)
伊織(……やよいが…私の名前を呼びながら…)
伊織(…うぅ~///考えれば考えるほど想像しちゃうじゃない!///)
伊織(やよいも、そういうのに興味があったなんて…)
伊織(……家でもしてるのかしら)
伊織(な、何考えてんのよ!やよいだって年頃の女の子なのよ、少しは興味があるに決まってるじゃない…)
やよい「伊織ちゃん…」
伊織「あっ、や、やよい…だ、大丈夫だった?」
やよい「う、うん、ごめんね?ちょ、ちょっとお腹が痛かっただけ、だからっ」
伊織「……」
やよい「……」
伊織「…な、何する!?そろそろオセロにも飽きてきたところじゃないかしら!!」
やよい「う、うん!他の遊びがしたいかも!…な、何する!?」
伊織「……」
やよい「……」
伊織(き、気まずい…)
やよい(うぅ…何話していいかわかんないよ)
伊織「……プ、プロレスごっこ?」
やよい「う、うーん…プロレスごっこは、ちょっと…」
伊織「……」
やよい「……」
伊織(どうしよう…)
やよい(どうしよう…)
休憩
疲れるのが早くてごめんなさい
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません