まゆ「あなたのいないこの世界で」 (17)

プロデューサーさんがいなくなってしまったら、まゆの世界は変わってしまうんじゃないか。

あるいは終わってしまうんじゃないか。


ずっとそう思っていました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437576345

けれど実際には、何にも変わりはしませんでしたし、終わりもしませんでした。

みんなが心配していた、後を追って死ぬようなことも無かったですし、泣いて泣いて泣きじゃくるなんてこともありませんでした。



まゆの世界は変わらず回っていました。

プロデューサーさんが亡くなって悲しかったのは本当です。

けれどそれよりも。

まゆは嬉しかったんです。

ふふっ、こう言うと勘違いされちゃいますかね?


プロデューサーさんは最期の瞬間、まゆを抱きしめてこう言ってくれました。
「ごめんな。愛してた」って。

嬉しかった。

とっても、とっても嬉しかったんです。

好きな人が最期の瞬間に、まゆだけのことを考えてくれていたのが。



まゆにはそれだけで充分だったんです。


好きな人はまゆのことを考えて逝ってしまった。
好きな人はもう他の誰のことを考えることも、無い。
好きな人はまゆだけの。

これから先、誰かを好きになることも愛することも無いでしょう。
だってまゆの世界は完結してしまっているんですから。

これからの世界は、あの人が見ていた「トップアイドル」という夢を一人で見て生きていきます。

「ずっと、ずぅーっと愛してますよ。プロデューサーさん

読んでいただき、ありがとうございました。


まゆ、可愛いよ、まゆ

なんというか、まゆだなあとしみじみ思った

いいssだった、かけ値なしに

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