【艦これ】瑞鶴「熱でもあるのかなぁ・・・?」 (13)

初投稿です。色々不安ですが少しずつやっていきます
(トリップでこれでいいんかな・・・間違ってたらちょっと訂正します)


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合ってたので続けます。

よし
期待してる

>>1にそういうの書くと変なの来るけど気にしないで続けてな

>>4
荒らしはそういうフリを書けば書くほど寄ってくる
藪蛇って奴だな

>>3ありがとうございます

>>4分かりました。ありがとうございます

>>5恐ろしいですね…注意します

駄作になりそうな予感しかしませんがよろしくです

キャラ紹介(キャラ崩壊多め&口調変になりそうですが)

赤城(19)・・・大食い。でもやる時はやる艦娘。

加賀(19)・・・赤城に勝るとも劣らない大食い。冷静そうに見えて沸点は低め。

翔鶴(18)・・・比較的小食。温厚な雰囲気を持っており、瑞鶴のなだめ役。

瑞鶴(17)・・・食べる量は翔鶴と同じくらい。加賀とは犬猿の仲で何か有るごとに口論している。

川内(17)・・・瑞鶴とは訓練していた頃からの親友。夜戦バカだがそれには理由があるらしい。

まだ増えてく予定ですが一応これくらいは

ベッドの仕切りのカーテンが開いて、朝日が窓から差し込んでなお、私は目を覚まさなかった。
すると、聞きなれた声が、耳から入ってくる。視覚の次は聴覚ですか・・・

翔鶴「瑞鶴ー!もう朝よ!起きなさい!」

今日はなんだか朝から体がだるい。
どうしてかは分からないけど。
ただ、月一のそういうのでは無いのは確実…
まぁ少し熱っぽいけど大丈夫だと思う。
取り敢えずこれ以上寝ていると翔鶴姉が怒るので起き上がる。

翔鶴「ここに着替え置いておくからねー」

そういって部屋から出て行く。翔鶴姉はこの鎮守府の料理をしているので、朝が早いのだ。
お陰様でこちらはまだ朝日が低い内から叩き起こされるのだ。ただ、この時間帯は嫌いではない。
理由は幾つかある。私はこの時間帯に起きる楽しみを味わいに、着替えと身支度をしてから部屋を出た。
するとあちらから自分より少し背の低めの艦娘が歩いてくる。とても眠そう。ちゃんと夜は寝たほうがいいと何度も言っているのだが、聞いてはくれない。
彼女も彼女で私の言うことを受け入れようとしているようだが、あの夜戦バカは衝動に駆られて徹夜ばかりする。
そう、あれは私の親友にして夜戦バカの川内。夜間くらいは静かにしていて欲しいものだがこればかりは仕方が無い。

瑞鶴「おはよう『かわうち』」

川内「あ、瑞鶴おはようってかわうちじゃないよ!川内だよ!」

瑞鶴「ちょっとからかっただけよ。今から寝るの?」

川内「うん、まぁね。おやすみー」

瑞鶴「朝食になったら起きなさいよ?おやすみー」

そしてもう一つの楽しみは別のところにあるのでそこまで他の子を起こさないように静かに廊下を歩く。

弓道場

瑞鶴「・・・・・・」

加賀「・・・何か用かしら?」

瑞鶴「え?あ、あぁ、私も練習しようと思いまして・・・」

加賀「そう」

な、なんて人なんだ本当に・・・話しかけられただけで背中が震え上がってしまった。
加賀さんは元々横須賀鎮守府に居た。しかし、ある戦闘で敵の潜水艦の雷撃を赤城さんが食らって、それに激怒し加賀さんが撤退命令を無視して潜って、無防備な潜水ヨ級flagshipを殴り殺した結果、軍法会議に掛けられて、解体は避けられたものの、この鎮守府に異動となったため、練度は非常に高いが、ここに来てまだ1ヶ月ほど。
こんな感情的ともいえる人の反感を買ったら、何をされるか分からない。いつもは私が提督に爆撃しているが、今度は私の番かもしれない。
そう考えると、少し怖かった。
私はそんなことを考えながら弓を引いた。

瑞鶴「・・・っ」

放たれた矢は、的の中央を大きく外れ、辛うじて端に命中した程度だった。

それに対して、

加賀「・・・。」

加賀さんの放った矢は、的の中心を貫いた。
私には何が違うのかが分からない。構え方は同じ所で教わったのだから、同じはず。
狙っている位置は同じはずなのに、どう違うのだろう…?
こんなことを考えていた私は、横から呼ばれていることに気が付かなかった。

赤城「瑞鶴さん、あなたと加賀さんの違い、分かりませんか?」

瑞鶴「はい」

赤城「それはですね・・・」

そうやって教わっているうちに、段々と分かってくる。

赤城「何も考えず、ただ的の中心を打ち抜く自分をイメージして、後は放つだけです」

瑞鶴「…こう、ですか?ほぉ・・・凄いです!流石赤城さん!」

赤城「いえいえ、私もまだまだですよ」

加賀「確かに、練習中に朝食はなんだろう・・・って考えてしまうと前言っていましたからね」

赤城「はっ!加賀さん!それは秘密にして置いてくださいとあれほど言ったのに!」

瑞鶴「そうなんですか?」

流石に赤城さんに悪いと感じたのか、加賀さんが私のほうに近づいてくる。

加賀「あなた、少し顔が赤いわよ。体調が悪いの?」

瑞鶴「ひゃぁっ!?」

あんた何勝手に触ってんのよ!って言いそうになったが、相手は加賀さん。額を触られたからっていえる訳が無い。
しかしすぐに加賀さんは驚いた表情になって、こちらを心配そうに見てきた。

加賀「よくこれで練習なんてしようとしたわね。凄い熱よ。寝ていたほうが良いわ。」

そうか、朝のあのだるさと熱っぽさはこれだと思った。
実際、その後に測ったら、38.5℃あった。

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