承太郎「がっこうぐらし?やれやれだぜ…」 (73)

胡桃「ゾンビを吹き飛ばして学校まで歩いてくる生徒が…」

悠里「」

美紀「」

承太郎「ふぅ、ここら辺も既に奴の手が伸びていたか…やれやれだぜ」

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由紀「遅刻だよー!君はどこのクラスの生徒かな?」

承太郎「おい、何をのんきな事言ってやがる、それより他に無事な生徒は居るのか?」

由紀「え?無事って…皆元気に授業受けてるよ?」

承太郎「(こいつ…ひょっとしてこんな状況下のせいで気がふれたのか…)」

胡桃「こんのぉ!」

ブォン(スコップ

承太郎「ん…」パシ

胡桃「受け止めた!?…ぐっ、スコップがうごかない…こんなに強いゾンビが居たなんて…!」

承太郎「安心しろ、俺はゾンビじゃねえ、取って食ったりしねえから安心しろ…」

胡桃「ゾ…ゾンビが喋った?!?!?!」

美紀「どう見ても普通の人間ですよ…」

由紀「背が高い~!かっくいい~~~!」

承太郎「やれやれだぜ…」

学園生活部 部室

一同「えええ!?助けにきた!?」

承太郎「ああ、このままだとお前らもゾンビの仲間入りか、はてまた『奴』の餌にされるかのどっちかだ」

胡桃「餌ってどういうことさ…あんた…やっぱりゾンビの仲間とかじゃ」

悠里「それはないは…だってゾンビを蹴散らして学校へ来たんだから…それにこんな素敵な殿方が…ね?///」

由紀「りーさん顔がまっかっか…」

承太郎「(大した腕力もないこいつらが、どうして今まで学校の中とは言えゾンビの襲撃から無事でいたのか…ひっかかるぜ)」

由紀「あ…お話聞いていたいけど授業いかなきゃだ!また後でお話聞かせてね!」

承太郎「おい…お前…ふざk」

美紀「お兄さん…」フルフル

承太郎「ん…」

………

……



承太郎「なるほどな…ゾンビに襲われたショックであーなった訳か…」

美紀「はい…私たちに話せることはすべて話しました…次はお兄さんの番です…」

胡桃「ゾンビの仲間じゃないんなら、あんたが何者なのかきちんとあたしらに説明しなよね」

悠里「外から来たお客さんにきつい言い方をしては駄目よ…?」

承太郎「かまわねぇさ、こんな状況にもなれば気も変になる…」

承太郎「承太郎だ、空条承太郎…それが俺の名前だ…俺はこのゾンビどもの根源を追ってここまで来た」

悠里「ま、まあ素敵なお名前////」

美紀「ゾンビを追ってきたって事は…もう外の世界はすべて…」

承太郎「いいや、ゾンビが蔓延ってるのはこの街全体だけだ…他は普通に人々が生活している」

胡桃「ほ、本当に!?で、でもそれじゃあ私たちの家族ももう…」グス…

承太郎「…」

美紀「お兄さ…いえ、承太郎先輩の追ってる根源って一体何者なんですか…?」

承太郎「…吸血鬼だ…」

一同「きゅ…吸血鬼!?」

承太郎「ああ、そうだ…奴の名前はDIO、俺が倒さなきゃならねぇ邪悪の根源だ」

ナレーション

承太郎は彼女達に事情を説明した!
スタンドパワーの事
一度はエジプトでDIOを倒した事
しかし何らかが原因でDIOがしぶとく生きていた事

もしDIOが生きているのなら100%完璧な状態ではないために何処かに身を潜めていることを…!

胡桃「そ…そんなことがあるなんて…」

承太郎「他の生徒達を救えなかったことはすまねぇ…だが必ずお前らだけでも助けて見せる」

美紀「その…スタンドパワーっていうのでですか?」

悠里「どのような力なのでしょう…」

太郎丸「ぐるる…わんわん!」

美紀「た…太郎丸…どうしたの…?」

胡桃「や…やばい…廊下にゾンビが…こっちの音に反応して近づいてくる…」

ゾンビ「ううぅぅ…」

承太郎「丁度いい…見せてやる…これがスタンドパワーだ…」

承太郎&スタープラチナ「オラァ!!!」

バキィ

ゾンビ「あんぎゃあああ!!!」

木っ端微塵になるゾンビ

美紀「ゾ、ゾンビが木っ端微塵に…」

胡桃「す…凄すぎる…」

悠里「す…素敵…承太郎さん////」ウットリ

胡桃「ゾンビの原因はウイルスとかじゃなくて吸血鬼が原因だったのか…」

承太郎「ああ、間違いないな」

承太郎「しかし、奴はおそらく一度俺に敗れてから何らかの理由でこっそりと復活している、まだ完全に回復していない筈だ…その証拠にゾンビ自体大した戦闘能力がないからな」

美紀「そっか…完全じゃないうちにそのDIOをやっつけるんですね?」

承太郎「ああ、完全に復活されたら次は俺でも勝てるかわからん、だから早いうちに蹴りをつけれるならそれに越した事はない」

悠里「承太郎さん…私たちに出来る事ならなんでも言ってください…!私たち、なんでもやります///」

胡桃「あたしだって戦えるよ!空条!」ブオンブオン

美紀「たぶん承太郎先輩の足手まといになるだけかと…」

ガラガラ

由紀「ただいま~今戻ったよー!お兄さん、さっきのお話の続きしてほしいな!」

承太郎「やれやれだぜ…」

校内地下室にて

???「ちぃ…承太郎のやつめ…もうここに嗅ぎつけおって…」

???「まあいい、餌である女を数匹校内に残してある…奴らの血を吸ってから、あの承太郎のやつめを今度こそ始末してやるわ…」

???「既に俺には部下が殆ど残っていない…増やしたゾンビのパワーもたかが知れている…偶然にも生きていた貴様を復活させ連れてきてやった…」

????「つ、次こそはDIO様のお役に立って見せます…!」

DIO「行け、ヌケサクよ、不意をついても良い、女を人質にしても良い、承太郎をかならずや始末するのだ…!」

ヌケサク「はい!DIO様、かならず汚名返上いたします!」

次回へ続く

そろそろバイト行きますので今日はここまでで

前回までのあらすじ

地域住民のグール化…謎の組織?謎のウイルス?否!そんなものはカムフラージュに過ぎなかった!
その実態は…

DIO「おのれ承太郎…この学校が貴様の墓場だ…おとなしく[ピーーー]ぃ!

そして…

ヌケサク「んぎゃぁ!スコップが顔面に突き刺さったー!死ぬぅぅぅ!と言うか何故俺が男だってわかったぁ!」

胡桃「あんた、真後ろに鏡があるのわかんなかったの?」

ヌケサク「あ…あれ?しょ…しょんな…」

美紀「ヌケサクですね…馬鹿みたい…」

ヌケサク「なぁ!?なんでお前俺の名前を知ってるーーー!!!」

承太郎「ったく…次こそはあの世へいきな…ヌケサク…」

承太郎&スタープラチナ「オラオラオラオラオラ!!!!」ガスガスガスガス

ヌケサク「アジャパー!!!」

悠里「あぁ、なんて素敵なの…///承太郎さん////」

地下にて

DIO「やはりヌケサクでは時間稼ぎにもならんか…」

……





生徒ゾンビ「この女は俺が食うぜ!軟骨がうめーんだよ軟骨が!」

由紀「きゃ…!」

承太郎「オラァ!」ボゴォ

生徒ゾンビ「おんぎゃあああ」バタン

由紀「今のなあに?ジョジョ君…」

承太郎「悪い妖怪みたいなもんだ、お前が気にする事じゃない」

承太郎「(あまりこいつの前でスタンドは使わないほうが良さそうだ…)」

由紀「今、ジョジョ君の体からかっこいい守り神さんが出てきたよ!」

承太郎「!?見えるのか…お前…」

由紀「うん!はっきりと見えたよ~!」

承太郎「ゾンビの能力が向上している…DIOが徐々に力を取り戻している…早めになんとかしねーと…お前ら全員ゾンビの餌になっちまうぞ」

悠里「ふふ、大丈夫よ、だって貴方が居るもの…///」

由紀「りーさん最近ずっと顔が真っ赤だけど…」

胡桃「こりゃ完全に女の顔だね…」

美紀「わ、わからなくもないです…お兄ちゃんみたいで…///」

承太郎「花京院…イギー…アヴドゥル…今度こそ仇はとる…お前ら、俺の周りを離れるなよ?」

一同「はーい!」



DIO「血だ…五体満足に動くにはもう少し血が必要だ…」

慈「だ…誰か…誰か居るの…?」カタカタ

DIO「丁度良い…餌が居たか…貴様の血…貰うぞ…」

慈「え…いや…来ないで…いやぁぁぁ!」

……





DIO「ふぅ…以前ほどではないがこれで五体満足に動けるようになったぞ…ふむ…」キョロキョロ

DIO「ザ・ワールド!」ブィン!

DIO「ふふふ、出せる…スタンドも出せる、以前ほどではないが時も止められる…これで今度こそ承太郎を…」

慈「み…ん…な…どうか…無事で…」ガクン

由紀「ジョジョ君、それなあに?」

承太郎「あぁ、俺のジジ、いや祖父から貰った宝石だ、エイジャの赤石って言うらしい」

由紀「えっと…少しつけさせてもらっていい…?」

承太郎「別に構わんが…?」

由紀「わぁ…綺麗…うっとりー…」

胡桃「まっかっかだなぁ…心を奪われちゃいそうだよ」

悠里「由紀ちゃんずるいわ…私もつけたい~…」

承太郎「欲しいならお前にやる、俺はそう言うのは趣味じゃないんでな」

由紀「え…?えええ!?でも大事なものじゃ?」

承太郎「ジジイに強引に押し付けられたもんだ、別に俺には必要じゃあない」

由紀「あ、あ、ありがとーー!」キラキラ

悠里「あぅ~~~承太郎さぁぁぁん」うるうる

由紀「はぁ、やれやれだぜ…」

地下室にて

DIO「俺が100年眠っている間の事、色々調べさせてもらったぞ…」

DIO「何が柱の男だ…生意気な連中よ、俺はいずれそんな奴らさえも凌駕する存在になってやる…ジョースターの血統を根絶やしにしてなぁ!」

……




承太郎「それは俺の台詞だぜ由紀…」

由紀「えへへ、承太郎さんの真似…」

由紀「ねえ、ジョジョ君~承太郎さんって呼ぶのとジョジョ君って呼ぶのどっちがいい?」

承太郎「自分の学校じゃあジョジョって呼ばれてた、だから別にジョジョでかまわないが?」

由紀「じゃ…じゃあジョジョ君でー!」

悠里「わ…私もジョジョさんって呼びます!」

美紀「よ、よろしくお願いしますジョジョ先輩」

胡桃「よろしくなっジョジョ!」

承太郎「割と鬱陶しいぞお前ら…ん…」

由紀「どうしたの?ジョジョ君」

承太郎「奴が…動き出したようだ…」

夜の屋上にて

DIO「ふん…」


今日はここまで…寝ます!

承太郎「お前たち…俺から離れるんじゃねーぞ」

悠里「はい…ジョジョさん///」

胡桃「なんかあっというまに最終決戦って感じだな…」

美紀「でもこの戦いが終れば私たちは外に…」

由紀「え?え?何々?ヒーローごっこでもするの?」

承太郎「ついてこい…」

………

……



由紀「めぐ…ねぇ…どうして…」

胡桃「嘘でしょ…しっかりして…しっかりしてくださいよぉ!」

承太郎「一足遅かったか…DIOの野郎に血を吸い取られちまってる…」ギリギリ…

美紀「酷い…こんなのって…」

承太郎「DIO相変わらずテメェは俺を怒らせることが好きなようだ…」

悠里「め…めぐねぇ…?」

慈「生…きて…どうか…皆…」

由紀「ひぐ…ぐす…めぐ…ねぇ…」ポロポロ

承太郎「今度こそ必ずあいつをぶっ飛ばす…必ず…!」

屋上

DIO「くっくっく…来たか…承太郎」

承太郎「DIO…テメェが生きてるなんてよ…」

DIO「確かにあの時、俺はお前との一騎打ちで敗れた…しかしな承太郎…俺はお前に体を破壊される際になんとか首を切り離し、その場を去ることに成功していたのだ!」

承太郎「野郎…つくづくしぶといぜ…」

DIO「俺は顔の破損をなんとか回復させ、再び世界を彷徨った…そして…あの時以上の体を手に入れることに成功したのだよ…」

承太郎「新しい体…だと?」

DIO「俺は世界を回り、とある組織に進入することに成功した…」

DIO「そう、あの忌まわしきジョジョの同胞が作り上げたスピードワゴン財団に…」

DIO「旅をしている最中に調べたのだ…柱の男の事をな…!俺が眠っている最中にあのような連中が調子こいてのさばっていた事は非常に腹立たしい事だが俺は考えた」

DIO「偶然にも柱の男の一人、サンタナのボディが今だ財団によって保管されている事にな…!」

承太郎「(柱の男…たしか昔ジジイが戦ったと言っていた奴らの事か…)」

DIO「俺は財団の警備の目を盗み、保管されているサンタナの体を持ち出し接触を試みた…」

DIO「するとどうだ…石化しているはずの奴の体が俺を取り込もうとするではないか…」

DIO「俺は焦った…取り込もうとする筈が逆に餌になってしまうのではないかと、このDIOがこんなあっけない屈辱的な終わりで幕を閉じるのかと…」

DIO「しかし天は俺に味方した!サンタナの体に取り込まれた後、俺は俺の意思で、この体を自由に動かせるではないか!俺は今まで以上のパワーを手に入れたのだと!」

承太郎「そういやじじいが言っていたな…保管していた筈の柱の男の亡骸が姿を消したと…紫外線で劣化して消滅したと言う事で話がついてたはずだが…」

DIO「柱の男の意思より俺の意思のほうが強かった…それだけのことよ!しかぁし!足りなかったのだ…サンタナのボディは衰弱しきっていた」

DIO「そう、血だ、肉だ…餌が足りなかった…そこで俺は考えたのだ…何かいい策はないかと…」

DIO「そこで俺が目をつけたのはランダルコーポレーションと呼ばれる組織だ…奴らは石仮面の研究を個人で進めているちんけな組織だった」

DIO「やつらはひょんなことから研究の実験とやらでこの街にバイオハザード(生物災害)を引き起こし街の半分以上の人口をゾンビ化させたのだ」

DIO「俺はその災害に弁上し、ドサクサに紛れ生き残っている人間の血肉を餌とし身を潜め回復していたのだ…この学校でなぁ!」

承太郎「そうか…そうすれば俺達やSPW財団から目を逸らす事ができる…だがよ、俺の目までは誤魔化せなかったわけだ」

承太郎「この学校周りのゾンビだけ、やたら戦闘能力が向上してるやつがまぎれていた…それはテメェが作ったゾンビだからだ!」

DIO「察しがいいな!承太郎…!だが期は熟した!今度こそ貴様を葬ってやるぞ!この新しいボディでな!」

胡桃「許せない…あんたのせいで…あたしの大切な家族も…想い人も…あぁぁぁぁ!!!!!」

スコップを振り回しDIOに特攻する胡桃

承太郎「止せ胡桃!お前がどうにかできる相手じゃあない!」

ザク

胡桃「やった…刺さった…!!!!」

DIO「貧弱貧弱ゥ…!」

胡桃「嘘…刺さったスコップが…びくともしない…」ガチガチ

DIO「小娘が」ドゴン

胡桃「きゃああああ!」ドンガラガラガッシャーン

美紀「先輩!!!!」

DIO「このDIOに挑んだ勇気は褒めてやろう小娘、承太郎を葬ったらまずは貴様の血液から頂いてやるとしようか」


胡桃「ぅ…ぁ…」
由紀「しっかりして…!しっかりしてよくるみちゃん!!!」

承太郎「DIO…てめぇ…!」

DIO「さあはじめよう承太郎…エジプトでの戦いの続きを…!」

承太郎「スタープラチナ!!!」

DIO「ザ・ワールド!!!」

承太郎「オラオラオラオラオラァ!!!!」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァ!!!」

ズガガガガガガガガ!!!!!


悠里「す…すごい…なんなのこれ…」

美紀「夢でも…見てるようです…」

由紀「ジョジョ君…がんばって…!まけないで!」

胡桃「ジョジョ…」

DIO「驚異的なペースで体が馴染んでいる…素晴らしい体だ…しかし…時を止める時間がリセットされてしまった…承太郎のスタープラチナの1/3の時間を維持するのがやっとだな…しかし…」

承太郎「どうやら貴様の能力…体が変わった事で最初からリセットされたようだな…今なら俺に勝機があるぜ…オラァ!」ドゴォ

DIO「ぐおお!」

承太郎「頭を砕いてやった…これで身動きが取れないはず…」

DIO「それはどうかな承太郎…」

承太郎「何…!?あっという間に再生しやがった…」

DIO「さすがは柱の男の体…再生能力も身体能力もなにもかも、以前の体とは比較にならないようだ!」

承太郎「ぐっ…やばいぜ…奴のスタンド能力が向上する前に止めをささねーと…」

昼飯食ってきます

DIO「フン!エシディシだぁ?ワムウだぁ?カーズだぁ?違うな!最強はこのDIOだ!」

承太郎「やばいぜ…スタンド能力がどんなに上でも一瞬で再生しやがる…ジジイはこんな奴らと昔戦ってやがったのか…」

美紀「ジョジョ先輩…あきらめないで…!」

由紀「ジョジョ君負けるなー!」

胡桃「あんな化け物…どうやって倒せっていうのよ…」

悠里「動かないで…傷に響くわ…」

承太郎「(時間を停めて奴を木っ端微塵にしたところで再生しやがる…日が出るまで体力も持ちそうにねぇ…どうする…)」

DIO「くくく、焦り始めているな承太郎…体力が落ちてきているぞ…ザ・ワールド!!!」

承太郎「オラァ!!!!」

ガキィ!(拳と拳がぶつかり合う)

DIO「無駄無駄ぁ…俺を[ピーーー]事など、もう不可能なんだよ承太郎ぉぉぉ!」

ゲシ

承太郎「ぐふ…」

胡桃「ジョジョー!」

由紀「そんな…ジョジョ君が…」

悠里「押されているわ…ジョジョさん…負けないで…私のジョジョさん!」

美紀「こんな時に何言ってるんですかあなたは…」

承太郎「(ぐっ…なんとか持ち直したがこりゃやばいな…奴の弱点が見当たらねー…このまま戦い続けたらきりがねー…それに俺の体力がなくなっちまう…)」

DIO「ふむ、1秒時を止められる時間が増えたぞ…以前とは比べ物にならないほどの成長力だ…」

承太郎「(しかもDIOのスタンドの力が徐々に戻ってきている…本当にどうすりゃいい…)」

と、その時であった!

???「承太郎…!待たせたのう!」

由紀「え…誰…校庭に誰か居るよー!」

胡桃「ゾンビじゃない…よな…」

???「ええい貴様ら邪魔じゃ!オーバードライブ!」

突如吹き飛ぶゾンビの群れ

そこに現れたのはなんと!

ジョセフ「待たせたの承太郎!加勢にきたぞ!」

承太郎「ジジイ!下がってろ…今更加勢に来たところでどうにも…」

DIO「はっ、老いぼれ、貴様、生きていたとはなぁ!だがもう遅いわ!このDIOは柱の男の体と融合した最強の存在なのだ!老いぼれが一人増えただけで何が出来る!」

ジョセフ「そんなものとっくに熟知しておるわ…!お前たち…あれを準備だ!」

財団員「はっ!」

SPW財団の構成員達は校庭に謎の機材を設置し始めた…そうこの機械はまさかのあれだ…!

承太郎「ジジイ…一体何を…」

ジョセフ「DIO!貴様のたくらみもここで終る!」

DIO「何の兵器か知らんが、武器なんぞでこのDIOは倒せん!あきらめるんだな!」

ジョセフ「それはどうかな…この機械は…紫外線照射装置じゃ!」

承太郎「紫外線…まさか!?」

ジョセフ「そうとも!柱の男と何度渡り合ったと思ってるんじゃ!DIO貴様の命運もここまで!さぁ!紫外線照射じゃー!」

一同「はっ!紫外線、同時照射!」

由紀「わっまぶしい!」

胡桃「ジョジョ…まぶしい…」

承太郎「少し我慢してくれ、吸血鬼や柱の男の弱点…それは太陽の光、および紫外線だ…あっけないが奴はこれで終る…」

悠里「これで私たちは…救われるのね」

ジョセフ「おい、早く照射しろ!」

財団員「だめです…スイッチがはいらな…かは」バタン

ジョセフ「な…なに…装置が壊されてる…まさか…」

承太郎「しまった…!一足遅かったか…!」

DIO「ふん、このDIOがこのような状況に至ることを握手せずに居たと思ったか馬鹿めぇ!」

握手×
把握○

DIO「俺は柱の男のようなヘマはしない!究極生命体とやらになったカーズとやらは結局やられてしまったそうだな…その地点で奴は結局究極でもなんでもなかった!やはり最強はこのDIOだったと言うわけだ…ふははははは!」

DIO「さあ、余興もそろそろ終わりだ…承太郎、ジョセフ…貴様らを吸収した後にそこの小娘どもの血肉を頂く!覚悟しろ!無駄ぁぁぁぁぁ!」

屋上のど真ん中に拳を突き入れるDIO
すさまじい威力で校舎は真っ二つになる

由紀「きゃあああってあれ…」

美紀「ジョジョ先輩に抱きかかえられてる///」

胡桃「ごめんねジョジョ…迷惑ばかりかけて…」

悠里「ああ、結婚したいわ////」

承太郎「お前ら、しっかりつかまってろ!」

>>50
親切にすみませぬ

少しトイレに

スタッ

ジョセフ「おお承太郎、その娘達は生還者じゃな…!」

承太郎「ああ、SPW財団の開発したゾンビのワクチンを偶然投与してたらしい…だから全員大丈夫なようだ…」

由紀「ジョジョ君ありがとー!暖かかったよ抱っこ!」

美紀「なんかお兄さんにみたいでした///」

胡桃「ジョジョ…どうする、なんか奥の手も通じなかったんだよね…?」

悠里「鼻血が…ワクチンの副作用かしら」

美紀「いい加減にしなさい貴女は…」

ジョセフ「承太郎…時間は稼げるか?」

承太郎「せいぜいもってあと30分が限界だろうな…俺もこれ以上は体力がもたん…」

ジョセフ「十分じゃ、それくらい時間があれば一つくらい装置を修復できる…さあ急ぐぞ!」

美紀「私たちも手伝います!」

胡桃「あたしも…修理中に邪魔しにきたゾンビをやっつける!」

由紀「私も治すの手伝いたい~!」

美紀「余計ややこしくなるので応援だけしててください」

由紀「うぅ…ごみん」

DIO「さあ続きをはじめるぞ承太郎…!」

承太郎「と言うわけで後は頼んだぜ…オラァ!」

ズガガーン!!!

ジョセフ「よーし!総力をもって紫外線照射装置修理開始じゃー!」

一同「ラジャー!」

承太郎「今頭を吹き飛ばした…」

DIO「無駄だぁ!」

承太郎「すぐさま再生か…本当やっかいな敵になって帰ってきやがったぜDIO!」

DIO「さて…だいぶ馴染んできたところで…ザ・ワールド!」

承太郎「ぐっ!?時間を停めて…どこへ行きやがったDIO!?」

DIO「ふははは!タンクローリーだぁぁぁぁぁぁ!ぶっつぶれよぉ!」

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラ!」
タンクローリー
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!!」

ドカーン(大爆発)


承太郎「っこそくな真似を…!」

DIO「爆風を上手く抜け出したか承太郎!」

承太郎「DIO!どこだ!?煙で姿が見えねえ…」

DIO「さて…弱った承太郎を探すとするか…ん…あの小娘…」

由紀「ジョジョ君がんば!がんばだよ~!」

DIO「あの小娘がしているネックレス…あれはたしか俺の調べが確かならエイジャの赤石…カーズとやらが究極生命体となる際に用いた宝石か!」

ザッザッザッ

由紀「みんな~!?煙で見えないよ~?どこいったの?」

ザッザッザ

DIO「おいそこの小娘、その宝石を俺によこせ」

由紀「え…」

由紀「やだ!ジョジョ君が私にくれたんだもん!私の宝ものだもん!」

DIO「良いからよこせ!」ガシ

由紀「やぁ!」ガシ

DIO「このガキィ!頭蓋骨を勝ち割ってへたった瞬間にこの宝石を奪ってくれるぞ…!」

胡桃「由紀を傷つけるなぁぁぁぁ!!!それとジョジョを傷つけた分も!!!!」スコップズシャ!

DIO「ちぃ!人間ごときが俺の体を二度も傷つけるか!このガキィ!」

胡桃「はっ殺せば?自分より弱いものをいたぶって喜んで、あんたって結局三流なんだね、自分より強いものには弱気なヘタレって感じがするわ」

DIO「このDIOを、クズの立場で餌でしかない存在のお前らが愚弄するか…良いだろう!二匹まとめて消してやる!」

ドゴ

胡桃「げほぉ!」

吹き飛ばされた胡桃が由紀に命中する

由紀「くるみちゃん!しっかりして!」

胡桃「由紀、あんただけでも逃げな…」

DIO「その宝石を用いて俺がもう一度石仮面を被れば…俺こそ究極生命体DIOになるのだ…さぁ…渡してもらうぞ…」

由紀「や…宝物だもん…」

胡桃「ゆき…」

ジョセフ「お嬢ちゃん!DIOの言うとおりその宝石をかかげるんじゃ!」

由紀「おじいさん…どうして…!」

ジョセフ「承太郎の奴がいっておった…もし言うとおりにしたら毎日好きなお菓子を奢ってやるって…」

由紀「え!?!?!?!?ほんと、ほんと!?」

承太郎「ジジイ…何を訳のわからん事を…」

ジョセフ「ふ…」

由紀「えへへ、ジョジョ君、大好きぃ////」

エイジャの赤石をDIOの前に掲げる由紀

DIO「そうだ…それでいい…これでこのDIOは更なる高みn」

ジョセフ「今じゃ!赤石に紫外線照射装置をオン!」

財団員「はっ!」

カチ!

あたり一面が光に包まれ、エイジャの赤石からすさまじい光が放たれる

DIO「なぁぁぁぁぁ!?!?!?か…体が粉々にぃぃぃぃぃ!?!?!?!?ジョセフ…貴様ぁぁぁぁ!?」

ジョセフ「結局お前も柱の男と同じ運命を共にする…奴らとなんら変わらなかったという事じゃな」

DIO「おのれええええ承太郎!ジョセフぅぅぅぅぅう!!!!!」

最後のあがきでDIOは承太郎に喰らいつこうとする…しかし

承太郎「DIO、今度こそテメェの最後だ…スタープラチナ!!!!!」

承太郎&スタープラチナ「オラオラオラオラオラオラァ!!!!」

DIO「んぎゃあああああああああ!!!!!」

赤石の効力と承太郎のスタープラチナ、二つの力でDIOは今度こそ100%消滅した

美紀「終ったんですね…すべて…」

胡桃「うん…でもめぐねぇが…」

ジョセフ「安心せい、今のうちにSPW財団の用意した血液を彼女に輸血すれば彼女はすぐに復活するわい!」

悠里「ジョジョさん…//私一生貴方についていくわ…///」ダキ!

承太郎「ええい鬱陶しいぞこの!」

悠里「もっと!もっと言って頂戴!」

由紀「だめー!私もジョジョ君ともっと仲良くなるのー!」ダキ!

帝王の復活劇はあっけなく終った

後日談へと続く

SPW財団の取り計らいで彼女達は承太郎と同じ街へ引っ越す事となり、同じ高校へ通う事になった!

新学園生活部 部室にて

悠里「ゆきちゃん駄目よ?今日は私とジョジョさんがデートする番なんだから」

由紀「だぁめ!私がジョジョ君のお嫁さんになるの!」

胡桃「まぁたやってるよあいつら…」

美紀「それより胡桃さん…波紋、どうです?スタンドは仕えないけどジョセフさんのおかげで少しは戦えるようになりました…!」

胡桃「あたしもスコップを使って波紋を発動させれるようになったわ…!」


………

……



ジョセフ「色々とすまなかったの…助けるのが遅くなってしまって」

慈「いいえ、私もこの学校で再び教師をさせてもらえる事になって…御礼言いたいくらいです…」

ジョセフ「ついでを持って言うのもなんじゃが…承太郎を生徒としてよろしく頼みたい…」

慈「ええ、もちろんです、貴方は私の恩人なんですから////ジョセフさん////」

ジョセフ「あ、ああ…」

由紀「ジョジョ君、帰りにクレープ食べてかえろ?」ダキ

承太郎「…」

悠里「ジョジョさん、元気の無い時はすっぽんが効果的なのよ?良かったら私と一緒に食べに行きませんか?」ダキ

承太郎「…」


美紀「ジョセフさん…!もっと強くなりたいです!更なる指導を…!」

胡桃「今のあたし達ならどんな特訓だって耐えてみせれるよ!おじーさん!」

ジョセフ「せ…成長が早いなお前たち…」

慈「ダンディで素敵ですジョセフさん///」


ジョセフ「はぁ…やれやれ」

承太郎「だぜ…       ////」


美紀「それより胡桃さん…」×
美紀「それよりくるみ先輩」○

誤字多すぎですみませんorz

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