京太郎「早漏がひどい」 (325)

更新は遅めかつ気まぐれ

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京太郎「ハア、昨日の夜もまた駄目だった…」

京太郎「このままじゃ俺女の子に対して一生…」

咲「あ!京ちゃんおはよー」

京太郎「!!」

スタタ

咲「今日一限から体育だよね?一限からあるのって私…」

京太郎「さ…咲ィ…これ以上俺に近づくじゃねぇ!!」

咲「え?どうしたの京ちゃん?…まさかまた変なアニメにハマったんじゃ…」

京太郎「いいから寄るな!!咲オメーはおもちはねーが可愛いし、部員の中じゃ一番いい匂いがする!匂いフェチの俺にとっては刺激が…!」

咲「何さっきから変なコト言ってるの?」

ズイ!

京太郎「だから近づくな!!あ…さ…咲のいい匂いが…!」

京太郎「も…う俺…!」

ドプュッ…

咲「へ…?」

生徒A「おーい須賀!お前なんで、学ランの下ジャージなの〜?」

京太郎「えっ!?い…いや朝ちょっと転んでさズボンがさ」

生徒B「おいおい京太郎そりゃ鈍臭すぎんぜ〜!!」

生徒C「それでも元ハンドボール選手かよ〜」

ハハハハハ!!


咲「……」コソコソ

京太郎「……」

京太郎「おい咲!」

ガシッ!

咲「ひゃう!!いや今朝のことはね京ちゃん…!……って何?そのマジックハンド…?」

京太郎「また今朝の様に暴発すんのは、ごめんだからな、俺はおっぱい星人だが、同時に匂いフェチでもあるのだ」

咲「匂いフェチって…」

京太郎「まあそれはともかく咲話がある」


〜体育館裏〜

京太郎「早速咲にバレちまったか…いや寧ろ、部員メンバーの中ではまだ…」

咲「あ…あの京ちゃん、なんでそんな遠くから…」

京太郎「そりゃお前の甘い女の子の匂いにまた興奮して射精しちまうのはごめんだからな」

咲「しゃ…しゃせ…!」

京太郎「咲!俺とお前の仲だから恥を捨ててきっぱりと言うぜ!俺は早漏だ!それも重度の!」

咲「………」

咲「早漏って…その…早く絶頂しちゃう人のこと…?」

京太郎(さすが耳年増文学少女、猥談には抵抗があるが、性知識は人並みにあるな。ていうか上目遣いで聞いてくるのが可愛いすぎ。ヤ…ヤバイ…!)



咲「ど…どうしたの京ちゃん。いきなり前屈みになってお腹痛いの?」

スタスタ

京太郎「ひ…ひとの話聞いてなかったのかお前は!近寄るなって……アッ!…」




ドピュ…








生徒A「おい須賀!今度は短パンかよ!学ランに短パンって…だせぇなんてレベルじゃねーぜ!」

京太郎「………」

生徒B「ていうか寒くねーの?お前?」

京太郎「………」

咲「……」←流石に今度はちゃんと距離を取る咲さん

京太郎「咲ィ……」

咲「うん…」

京太郎「…正直俺はここまで早漏野郎だったわけじゃないんだ。まあ別段、アソコに自信があるわけでもなかったが」

咲「う…うん」(は…反応に困るよ…)

京太郎「俺がこんなに敏感早漏体質になったのは、一週間くらい前のときだった。」

咲「そういえば、そのくらいの時から妙に京ちゃんの皆への態度がよそよそしかったような…」

京太郎「そうさ!その一週間前までには俺の身体にはなんの異常もなかった!だが朝起きると急にだそ!俺の身体はこんなことになっていたんだ!」

京太郎「いまやかわいい女の子はもちろん!酷い時にはペットのカピー(♀)にさえ反応しちまう始末!」

京太郎「サプリやチントレって奴も色々試してみたが、効果はゼロ…寧ろ敏感体質は悪化するばかりだ。もう俺このままじゃ無機物にも反応しちまう身体になっちまう…例えば牌とか…」

咲「京ちゃん…」

京太郎「まあ…そんなわけだからよ…今度からあまり俺に近づくなよ。心配しなくても部活の雑用はちゃんとこなすからさ…」

咲「あ…京ちゃん待ってよぉ!私は…」

京太郎「………」スタスタ

咲「………」

咲「京ちゃん…」









……
………

部室


久「咲から聞いたわよ須賀くん。いまあなた早漏でお悩みのご様子なのね」

京太郎「さ〜〜〜き〜〜〜!!」

咲「ご…ごめん!京ちゃん!でも京ちゃんの早漏さんは部長たちの力なら治せると思って」

京太郎「ああ…俺の一週間の努力が水の泡に…」

久「いや咲。いくら私でも須賀くんの早漏を治せる保証なんてどこにもないわよ。そういう知識も特にないし」

久「でもね須賀くん!」

ガシッ!!

京太郎「はあう!」

咲「部長!?」

久「咲経由からでもそういう男の子として恥ずかしいことを打ち明けたのは立派だと私は思うわ。心配しなくてもこのことを誰かに広めたりなんかはしないし、軽蔑も…」

咲「部長!京ちゃんの肩を離してください!」

久「え?…なに言って…」

京太郎「あ…あああああ!部長の…女の子の柔肌の手の感触が肩越しにぃ!……部長!…俺もう!!」




ドピュ……



久「………は?」

久「まさか咲が言っていた日常生活に支障をきたすレベルの早漏が大袈裟でなく本当だったとは…」

咲「だ…だから言ったじゃないですかぁ!」

久「寧ろ男の子の肩に触れただけで、イカせた私のテクが凄いのかしら?」

ガチャ…

京太郎「………」

咲「あっ京ちゃん、ズボン…」

京太郎「…俺はもう下の替えは持ってないからな…お袋に頼んでここまで持って来てもらったよ…どんな事情があったのか…明らかに俺の股間が湿っていることにも指摘せずに…何も聞かず黙って持って来てくれたよ…」

咲「京ちゃん…」

久「優しいお母さんを持ったわね…須賀くん…」

京太郎「はい…だから俺は…」


ガチャ!!

優希「おいーす!えーと1…2……4番乗りだじぇ!…あ、京太郎!!そうだ!私はここ最近のお前に文句があるんだったじぇ!!」

ドスドス!!

京太郎「ゆ…優希!」

優希「そりゃぁー!!今日は逃がさないじょ!!京太郎!!」

ガバッ!

京太郎「!!」

優希「最近お前妙によそよそしくなってないか?膝の上にも乗せてくれなくなったし、のどちゃんのおっぱいもガン見しなくなったし、ん〜?何か悩みがあるんならこの優希様にお願いをすれば、タコス50個献上で手を貸してやらんことも…」

咲「ゆ…優希ちゃん!今すぐ京ちゃんから離れて!!」

久「ま…まずいわ…ロリ特有の無邪気かつ大胆なスキンシップは今の須賀くんには相当毒だわ!須賀くん、何とか耐えなさい!」

京太郎「む…むりです!部長!ぉあああ!優希のロリ柔肌の感触がもろにぃいいい!!」






ドピュ…



優希「…じょ?………」




京太郎「あ、お袋?…うん、わりーんだけどまたズボン持って来てくんねーか?うん…うん…そうだよ…うん」




咲「優希ちゃんが悪い」

久「優希が悪いわね」

優希「な…なんの話だじぇ!?ただ京太郎に抱きついただけで悪者扱いなんて酷いじょ二人とも…」

咲「部長優希ちゃんにもこの話は…」

久「ん…そうね…というか部員みんなにもこの話はしましょ」

優希「なんの話だじょ?」


……
………

優希「は〜京太郎が急に敏感早漏体質に目覚めてそれを私たちに悟られないためにあんなよそよそしい態度を…」

咲「目覚めたって…言い方は可笑しいけど大体そんな感じかな…」

優希「まあこの優希ちゃんの男を狂わすダイナマイトボディの前では京太郎を抱きついただけでイカせることなど朝飯前だじぇ!」

咲「優希ちゃん!京ちゃんは今本気で悩んでるんだよ!」

優希「じょ!?」

久「そうよ優希今のはあなたが悪いわ。
女の私たちにはよくわからないこもかもしれないけど、須賀くんくらいの年頃の男の子はそういうこと一番気にするんだから」

優希「あうう…すまんじぇ…」



〜部室外〜

まこ「何?京太郎が早漏体質になった?」

優希「そうだじょ!しかも性に目覚めた男子中学生より敏感になってるじょ!」

まこ「そんでここ最近あんなによそよそしかったんか…」

久「そうよ。しかも私はもちろん、優希の様なお子様体型にさえ反応してしまう始末」

優希「部長!お子様体型とは聞きづてならんじぇ!」

咲「その…京ちゃん日常生活もままならないレベルでひどいんです」

まこ「まあどう酷いかは京太郎に会ってみんとわからんからのぉ。京太郎はどこじゃ?」

咲「それが…すっかり落ち込んで今は一人にして欲しいと…」


久「まああんなことがあれば無理もないわね…」




和「…どうしたんですか?みなさん、部室の前に集まって……?入らないんですか?」


優希(…きたな真打ち) 久(今日ものどっぱいは健在ねぇ) まこ(流石に和はやばいじゃろ…) 咲(のどちゃんはねえ…)

和「何ですか…みなさん、ジロジロ見ないでください。どうしたんですか?」

久「…………」カキカキ

久「和、早速で悪いんだけど、この用紙に書かれてあるのを今すぐ買ってきてくれないかしら?私の財布で」

和「え?いやでも」

久「いいから!いいから!ほら!」


和「ちょっと押さないでください!というかなんですか、ジャージの下とトランクスを買えるだけって…」

優希「和ちゃん行っちゃったじぇ…」

久「…皆…須賀くんの早漏体質、勿論……治って欲しいのよね?」

優希「勿論だじぇ!」咲「勿論ですよ!」まこ「勿論じゃ」

優希(だって京太郎の膝の上で食うタコスが一番美味しいのに…それが味わえなくなるなんていやだじょ…)

咲(もし治らなかったら…一生朝登校するときに京ちゃんにおはようって頭ナデナデしてくれたり、ホッペぷにぷにしてくれなくなるなんて嫌だよぉ)

まこ(わしも男のアレコレには詳しくないが…京太郎には随分苦労かけたけん…恩返しとして協力してやりたいのおぉ)

久「無論私もよ。というか須賀くんには治ってもらわないと非常に困るのよ」

〜昨日の夜〜

イーマーヲーヌケ…

ピッ

久「ふわぁ…なによ靖子…こんな夜遅くに…」

靖子「いや悪いな久。ちょっと四校合同合宿の件で…お前が普段話してる男子部員の、え〜と確か…」

久「須賀くんのこと?彼がどうしたの?」

靖子「そう須賀くんだったな、いや実は相当前に貴子と相談して彼にも四校合同合宿に参加させようと思うんだ」

久「須賀くんを!?」

靖子「ああ、聞いた話じゃお前、いつもその須賀くんに雑用ばかりさせてるようじゃないか」

久「雑用ばかりって別に…たまには麻雀も教えてあげてるわよ。ていうか誰から聞いたのよその話…」

靖子「まあそれでな、貴子を通じて他の三校の部長達にそのことを伝えたがみな異存がないと言っていたから、後はその須賀くん次第なんだが…」

久「ちょっと!何私の知らないところで勝手に話進めてんのよ!それは私の専売特許よ」

靖子「お前がいつもそれをやってるからささやかな仕返しだよ、察しろ。それでどうなんだ?」

久「もう…ってあー須賀くんね…」

久(…なんか最近須賀くんの態度が妙におかしいのよね〜…まあでも大丈夫よね)

久「須賀くんならその日はお留守番する予定だから、勿論大丈夫よ」

靖子「本当に大丈夫なのか?言っとくがもう合宿まで5日とないんだからやっぱり行けなくなったなんてまたキャンセルすることは絶対できないぞ?」

久「ハイハイ。て言うかちゃんと須賀くんの部屋とかも用意してるの?」

靖子「その辺は既に抜かりないさ。それに万が一間違いが起きないように後で監督の私も来るからな」

久「や〜ね〜須賀くんが間違いなんか起こさないわよ〜!それじゃあね!」

ピッ

久「というわけでさ…」

咲「ええ!合宿に京ちゃんに参加することになっているんですかぁ!?」

まこ「というかあんたぁ、京太郎に了承をとってから、藤田プロに行けると言うのが普通じゃろおがぁ。」

久「しっ仕方ないじゃない。まさか須賀くんが早漏に悩まされてたなんて知らなかったんだし」

優希「そんなことより、それが本当なら大変なことになるじょ!…例えば……」

ゆみ「やあ須賀くん…と言ったね。今日はよろしく頼む」

ガシッ!

ゆみ「男子は君一人だけというわけだが、何も遠慮することはない。勿論私たちは君に雑用のためだけで…」


京太郎「んぁぁあああああ!」

ゆみ「!?ど…どうした!?どこか悪いのか?!」

京太郎「うああぁああ!!加治木さんのその凛とした顔つきとは裏腹に意外とやわっこい手がダイレクトにぃぃぃ!意外なギャップ萌えと手の感触がああああ!!」

ゆみ「お…おい!本当にどうしたんだ?ていうか君の…その下腹部が…」

京太郎「も…もう出…!」


ドピュ…





優希「とか!」





美穂子「須賀くんだったかしら?」

美穂子「先鋒戦の時に片岡さんにタコスを渡していた子ね。よく覚えているわ」

ギュッ…

美穂子「その…あなたは日々の雑用をなんの文句も言わずこなしていると聞いたわ。当たり前のように見えてそれってすごく偉いこ…」

京太郎「うああぁああ!!」

美穂子「す…須賀くん!?」

京太郎「うわあぁあああ!!福路さんがああああああ!憧れの福路さんが俺の手をおおおおおお!優しくうううううう!」

美穂子「す…須賀くん!どこかお腹とかが痛いの?!それとも…」

京太郎「うわあぁ阿ああ亜ああああ嗚呼嗚ああ!!福路さんがぁ!俺の手をおおお!両手で優しく包むようにィいい胃いい位いいい!!み…美穂子ぉおおおお!!美穂子ぉぉぁおおおおおあああおあおおお!!!…も………もう!」



ドピュ…





優希「とかってなるに決まっているじぇ!」





まこ「まああの二人があんなに男子に対してスキンシップ過多かは知らんが、実際危ないのぉ」

まこ「そんなことが起きたら、京太郎は恐らく、皆から間違いなく変態のレッテルを貼られる」

咲「そ…そんなことになったら京ちゃんは…!」

久「女性不信に陥るか…最悪自殺を考えたりも…」

優希「ぜ…絶対にさせないじぇ!そんなことは!」

久「そうよ。そんなことはさせないわ。でも恐らく私たちでは須賀くんの早漏体質は治せないわ。前も言ったけどそういう知識は皆無だからね私たち」

久「かといってやっぱり須賀くんは行けませんでしたなんて今更言うのものも不可能…」

久「だから私たちのすべきことはただ一つ!須賀くんの早漏体質を皆に隠し通しこの四校合同合宿を切り抜けるのよ!!」

ガチャ…

咲「京ちゃん…」

京太郎「ふっ…咲か…わりーが一人にしてくんねーかな。軽蔑したろ?こんな早漏野郎が幼馴染なんて…」

咲「軽蔑なんてしてないよぉ!それより京ちゃんね…」

京太郎「下手な同情もよしてくれよ!!」

咲「ど…同情なんて…」久「そうよ須賀くん今私たちはあなたを同情も軽蔑もする暇なんてないわ。あなたにはある試練を乗り越えてもらいます」


……

京太郎「はあ!?俺が四校合同合宿に参加するぅ?!なんでそんなこと急に」

まこ「まあこれもあんたを介さんで勝手に決めた部長の責任じゃからな」ジロッ

久「いい?須賀くんそのためにも私たちは貴方の今の早漏がどれ程酷いのか詳しく明確に調べる必要があるわ」

まこ(ちゃっかり無かったことにしとるなこいつ…)

久「すべてこの合宿を無事に乗り切るためよ」

京太郎「し…調べるって…」

久「話変わるけど須賀くん。貴方自分の早漏はご両親に話したのかしら?」

京太郎「いえまだですけど」

久「そう。私たちは貴方のご両親も知らない貴方の恥辱の秘密を知ったわ。もう私達に下手な遠慮なんていらない。つまり何が言いたいかというと、貴方に文字通り全ての情報を教えてもらうわ。」

京太郎「へ?つまりどういう…」

まこ「あ〜つまりな、あんたの性癖とか、他の三校で一番好みの女の子を順番にわしらに言っていくとかそんなんじゃ」

優希「そしてそのデータを元に解決策を見つけるわけだじぇ!」

久「そういうわけよ。時間がないから、早速、今からする質問に全て正直に答えてもらうわ。嘘を付くことは絶対ダメよ」

京太郎「いや何いって…」

久「 自分は短小や早漏、包茎と女の子に罵られて興奮するタイプだ、 1 当てはまる 2 やや当てはまる 3 どちらでもない
4 多分当てはまらない 5 当てはまらない」

咲「…………」\\\\

京太郎「いや、本当何なんすか、てかいきなり、ぶっ飛び過ぎでしょその質問!!」

久「いいから答えなさい…時間がないのよ今は」

京太郎(いやんなこと言われても…ていうかこういう質問の答えを急かしてくる部長が妙にエロいというのが…てか足組んで質問しないで完全にそういうのしか見えなく…!不味い…!)

京ちゃん「スタンダープッ、アーンド…」

久「まずいわ優希!」

優希「あいあいだじぇ!そりゃあ!」

バシッ!!

京太郎「うぎゃあああ!!な…なんだぁ!?」

優希「ふふふ、聞いて驚くなよ京太郎。こいつはこないだ麻雀用品店で買った1万点棒をそのまま巨大化させた棒だじょ!」

咲「つまり、その…京ちゃんがHなこと考えて、で…でそうになった時はこれで引っぱたいて」

久「痛みで射精感を打ち消すというわけよ。心配しなくても、股間は狙ったりはしないから」

久「と言っても、我慢しすぎるのは身体に毒だからせめて、和がジャージのズボンと下着を持ってくるまでは耐えてね」

京太郎「の…和にも俺が早漏になったことを打ち明けたんですかぁー!?」

久「まあね…まだ言ってはないけど、和が帰って来たら言う予定よ。この件に関しては部員全員が協力しないと、乗り越えられないことだからね」

京太郎「ああぁ…和にだけは知られたくなかったのにぃ」

咲「む…京ちゃん…私達には良くて和には知られたくなかったんだね…」

まこ「まあ京太郎。あんたぁこれから、和にこの体質を隠し続けるより、いっそ打ち明けたほうが気が楽になりゃあせんか。心配せんでもわしらが後でちゃんとフォローしちゃるけん」

訂正→咲「和ちゃん

京太郎「それじゃ、質問を続けるわよ次は…」




……
………

京太郎「ハアハア…ようやく全部終わったのか、身体中が痛いぜ…」

優希「さ…流石に叩き疲れたじぇ」

バタッ…

咲「わわ!優希ちゃん!」

久「お疲れ様優希。須賀くんも何度も射精しそうになってもよく耐えたわね。偉いわ。でももう少し我慢してもらうわよ」




訂正 京太郎→久「それじゃ〜

久「それじゃあとりあえず、須賀くんの性癖や四校の誰が一番の好みか、その他etc…良いデータが取れたわ。これも須賀くんが正直に答えてくれたおかげよ。」

京太郎「もうチンケなプライドなんざドブに捨てちまう覚悟ですよ。でも他の三校のみなさんにまでこの事がばれちまうのだけは絶対に嫌っす」

久「そうね…須賀くんの覚悟確かに受けとったわ…それじゃあ早速須賀くんのデータを簡単に纏めてみるわね」

データその一

[四校で一番タイプな女子ランキング(和を除く)

1 福路美穂子 2 妹尾佳織 3 東横桃子

この三人が京太郎にとっての要注意人物しかし勿論、貧乳やロリの女の子でも油断すると暴発する可能性が十分にある]


優希「我が犬ながらシンプルな性癖だじぇ…」

久「まあ和は味方サイドだから大丈夫として…まず風越の福路さん、確かに男の子の女性理想像を体現したような子だけど、具体的にどれくらいやばいの?」

京太郎「この人が一番ヤバイですね。例えば「京太郎くん。一緒に合宿頑張りましょうね」とか「おにぎり作ってみたけどどうかしら」なんて優しく言われただけでもう射精ものですよ…ってウッ…!ヤバイ…」

久「優希!」優希「煩悩退散!!」

バシッ!!

京太郎「あひぃ!!」

咲「京ちゃん…」

久「もう…それじゃ福路さんは要注意人物として、あとは鶴賀の東横さんは…加治木さんにべったりのようだから、須賀くんが加治木さんに近寄らなければ必然的に解決されるわけで…妹尾さんも不味いの?」

京太郎「イタタ……ええ彼女もヤバイですね。優しそうだし、オモチ大きいし、初心者というのも親近感わくし、オモチ大きいし」

久「あーもうわかったわ。それじゃとりあえず危険なのはその2人ね。その2人は私が後で探りをいれてみるわ」





データその2

[オモチ耐久時間 触れると即暴発は勿論、和のおもちの場合、5秒ほど凝視しただけで暴発する自信がある、特に揺れたり、水着姿、私服姿など胸を強調する姿の場合は2〜3秒が限界、美穂子、佳織、桃子の耐久時間はいまだ不明だが和とそう大差はないと認識してもらえれば良い]

データその3

[匂いフェチ 巨乳好きの他に匂いフェチであることが判明、その中で特に宮永咲が一番不味いようだ。キツイ香水などをつけずとも清潔感溢れる香りと彼女の穏やかな性格を体現したようなフローラルな香りは京太郎にとっては一番の好きな匂い。耐久時間は2〜3秒ほどである。射程距離(匂いの)1〜2mほど(目安) しかし、逆をつけば咲を超える良香使い(造語)がいなければ、京太郎は匂いに対しては暴発だけならなんとか防ぐこと(咲に近づきすぎないことが前提だが)が出来るかもしれない]

京太郎「俺の性癖が次々と暴露されていく。しかもこんな詳しく…」

優希「しかし京太郎め〜お前おっぱい好きの他に匂いフェチだったとは!しかも咲ちゃんが一番の好みだとぉ〜ということは咲ちゃんの匂いは京太郎に無惨にもレイ○されたというわけだじぇ!!」

まこ「こりゃ優希ぃ。女の子がそんな事いうもんじゃ…それにその言い方は少し間違っておらんかのぉ」

咲「え…えっとでも私は別に…その…って優希ちゃん!?」

優希「スンスン…でも本当に咲ちゃんって京太郎の言う通りいい匂いがするじょ。正直ずっと嗅いでいたい程だじぇ。」

まこ「スンスン…確かにのお。咲はええ匂いじゃ…」

咲「ちょっと二人とも恥ずかしいよぅ。でも自分の匂いなんて自分じゃよくわかんないからなぁ。スンスン…特に体臭に気を使ったこともないけど…」

久「ほらほら三人とも今は遊んでる暇なんて無いのよ。引き続き次のゲータ行くわよ」

データその3

[おもちの定義 某奈良県在住のMK氏と同じくサイズ史上主義の京太郎にとっておもちというものはC以上がジャスティスであり、それ以外に価値などないと思いこんでいる。したがってCカップ以下のおもちはどれだけ凝視しても彼はまったく反応しない。しかし超敏感早漏体質になった今、接触をした場合は流石に暴発する恐れがある。まったく現金な息子だ]


データその4

[肌接触 乳首、息子などの、その他諸々の性感帯は弄られると即暴発は勿論である。肌通しが直に触れ合えば部位にもよるが持って3秒が限界だろう。服越しでも5秒と持つかわからない。これについては久も後で特訓で少しは耐久時間を増やす予定である。]

訂正→データ4、5

久「正直まだまだ掘り下げるデータはたくさんあるけどこれくらいにして…須賀くん今から特訓をするわよ!」

京太郎「へっ…特訓って?」

久「3人とも!」

優希「ラジャー!」 咲「ご…ごめんね京ちゃん」まこ「すまんのう京太郎」



京太郎「いやちょっと…何し…ていうかそんなにさわんないで!」


……

久「さて須賀くん…あなたを椅子に括り付けて、目隠しをしているこの状況からこれから何をされるのか大体想像がつくわね?」

京太郎「ま…まさか」

久「そう…これから貴方は私たち三人のお触りに射精しないよう耐えてもらいます!目隠しをしたのは、視覚を封じることによって皮膚感覚をより鋭敏にさせるためよ」

京太郎「そ…そんなぁ耐えられるわけないじゃないすかぁ!」

久「嘆く気持ちはわかるけど、これは絶対必要な特訓なの。合宿中他校の女の子に急に肩でも触れられて、それだけで射精した…なんてことになったらシャレになんないでしょそのためにちょっと荒っぽいことさせてもらうけど…我慢してね」

もし京太郎が宮守にいたら(部員は京太郎のことを早漏だとしらないという設定)

〜胡桃の場合〜

胡桃「あ!京太郎!こんなところにいたの!」

京太郎「く…胡桃先輩…どうしたんですか?」

胡桃「もう!ずっと探したんだから!とりあえずそこの座布団に胡坐をかいて座って!ほら早く!」

京太郎「はあ…こうすか?」

胡桃「うんうん!それじゃあ充電充電!」

ストン

京太郎「!!」

胡桃「う〜んやっぱりまだシロには遠く及ばないけど、これからもしょ…」

京太郎「んほあああああああああ!!!」

胡桃「ど…どうしたの?!京太郎!…ッて!ひゃあ!腰が浮いてぇ…!」

京太郎「く…胡桃先輩!!そんな…!お尻を動かされると俺…もう!!…」


ドピュ…

京太郎「塞さん……うっ……そろそろ……」

塞「ふふふ……まだだーめ」

塞「私が許可するまで、射精を塞ぐよ」パンパン

京太郎「お願いです……そろそろ限界なんです!」

塞「ふふふ。じゃあみっともなくおねだりしてごらん?できなきゃずっとこのままだよ」

京太郎「そんな……」

小ネタは他の部員たちシロ達やトシさんは気が向いたら書くかもしれません。胡桃ちゃんのを一番先に書きたかっただけですので、次からは本編です

久「それじゃ…いくわよ須賀くんまずは軽く肩から…」

サワサワ…

京太郎「はああう!!視覚を封じられてるからより感覚が鋭敏にぃ!!くう!!」

ボッキーン!!

咲「はわわっ!!京ちゃんのがもうこんなに大きくなって\\\」

まこ「こりゃ…もうイッちまったんかあ?」

優希「いやよく見るじょ!先輩!確かに先っちょが湿ってるけど、あれはDAしたんじゃなくて、先走りでなんとか、堪えてるじょ!あの特訓の成果が早速出たんだ!」

まこ「いやいや、どっちにしろ勃っとることに変わりはせんじゃろうがあ。射精さんことなんて当然のことじゃろ」

久「まこの言う通りよ。射精さないことは当然。須賀くんこれから貴方には肩なら触られてもぼ…勃起しないよう鍛えてもらうわ」

優希「うええ?!部長!それは無理臭いと思うじぇ!京太郎の敏感早漏は筋金入りだじょ!」

まこ「無理くさくても頑張るしかないけぇのお。もし合宿中にわしら清澄以外の女子に京太郎が勃っとるところなんて目撃されたら、京太郎はもちろんしまいにゃ京太郎を連れてきたわしらも変態扱いされるぞ」

咲「た…確かに合宿中何が起きるか分からないから、せめて触れられても我慢できるくらいにならないと…」

京太郎「そ…そんな…もしこのことが他校の女子にバレたら…」

ポワンポワン…

佳織「同じ初心者として、仲良くなりたいと思っていたのに、こんな変態な人だったなんて……ごめんなさい!」

美穂子「須賀くん…貴方はそんな邪な考えでこの合宿に来たの?信用してたのに…」

桃子「所詮男なんて下半身の欲求に支配されたケダモノっす」





京太郎「なんてことにぃぃ〜〜〜!!」

京太郎「部長!!ヤりましょう!俺!どんなことにも耐えてみせます。お触りなんかに絶対負けない!」→目隠し中です

久「よく言ったわ!須賀くん。それじゃもう遠慮することはないわね…優希!まこ!咲!みんな一斉にいくわよ!」

京太郎「え…ちょ…4人全員は聞いてな…」

まこ「ほんじゃいくぞ京太郎」

優希「覚悟しろ!京太郎!」

咲「京ちゃん!がんばってね!」



京太郎(じ…地獄だ…)→咲さん対策のため鼻栓



優希「ホレホレ!こんなんでへばったら話にもならんじぇ!京太郎!」サワサワ

まこ「なんとか耐えんしゃい京太郎。せめて和が帰ってくるまでは 」サワサワ

咲「ど…どう?京ちゃん?くすぐったい?」サワサワ

久「…確かに前よりかは幾分マシになったけど…」サワサワ

ボッキーン

咲「\\\\\\」

久「そうやっておっ勃ててるようじゃあ、まだまだあなたを合宿に連れて行くわけには行かないわねぇ」

京太郎「しょ…しょうがないでしょ!てかこのシュチュエーションは敏感体質じゃなくても普通の男子高生なら勃起ものですよ!」

優希「いいわけするな!犬!」




咲(うう…部長達、京ちゃんのをそんな間近に見てよく平気でいられるなぁ。私は恥ずかしすぎて、顔から火が出そうだよぉ)

サワサワサワサワサワササワサワ

お触り続行中〜

サワサワサワサワサワサワクサワサワミサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワモミモミサワサワサワサワサワサワ


京太郎(ああ…もう駄目だ…これ以上はもう耐えれん…というかよくここまで耐えれたよ俺…)


サワサワサワサワサワサワサワサワ…

京太郎(ん…?ちょっと待てよ?)

京太郎「ぶ…部長!ちょっといいですか?!」

久「何よ?須賀くん?」サワサワサワサワ

咲「どうしたの?京ちゃん?」サワサワサワサワ

京太郎「いや…だから…あっ!…一旦触るのをやめて…!」

優希「どうした?!京太郎!」

久「何よ須賀くん?」


京太郎「ハアハア…いや…あのですね。みんなで触るんじゃなくて、一人一人順番に触ってみてください!」



久「?まあいいけど?それじゃ、私からね」サワサワ

京太郎「ハアゥ!」

久「次は咲ね」

咲「は…はい!」サワサワ

京太郎「ポアウ!!」

優希「次は私がいくじょ!」サワサワ

京太郎「WRYYY!!」

まこ「ほいじゃあ次はわしかあ」サワサワ

京太郎「………!」

久「本当にどうしたの?須賀くん?」

京太郎「も…もっとエロティックにお願いします!」

まこ「こ…こうか?」サワリサワリ

京太郎「…!やっぱりそうだ…!」

久「本当にどうしたのよ?須賀くん?」

京太郎「…染谷先輩」

まこ「な…なんじゃ?」


京太郎「大好きだー!」ガバッ!

まこ「うひゃあ!?」


久「は!?」優希「じょ?!」咲「ふえ!?」

京太郎「ああ!やっとだ!この一週間ようやく、何をされても反応しない、母親のように安心できる女性に会えた!そうだ!これは波や風にすら反応する性に目覚めた中学生でも、自分の母親にだけは欲情しない!そうだ!きっと染谷先輩はみんなのおかあ…」

まこ「ええ加減に離さんかー!!ボケー!!」

バキャ!!

京太郎「ブベ!!」

久「え…え〜とつまり…調査の結果わかったことはうちの麻雀部員の須賀くんがなんとか射精さずに耐えられる女の子の順はまこ→優希→咲→わたし→和ってところで、しかし咲の場合は匂いに関しては和と同じくらい…」

優希「和ちゃんが一番なのは調べなくても、わかりきったことだじぇ!」

京太郎「ああ…この一週間のどっぱいを凝視して部活中に暴発するのを抑えるので大変だったぜ…」

咲「京ちゃん…」まこ「いやまずあんたは和の胸を凝視する癖を治しんさい」

ガチャ!

和「ハアハア只今戻りました。部長…人使いが荒すぎますよ…こんなに大量に男の人のジャージズボンとトランクスを買ってこいだなんて…」

久「ハハ、ごめんなさいね和。でも須賀くんは大事な特訓があるから彼に…」


京太郎「ホアアアアイアアアアア!!」


和「す…須賀くん?!」優希「しまった!」



まこ「ワカクリじゃ。過程を飛ばして結果だけが残る。京太郎が和の前でお漏らしした結果だけがな」


………
……

和「須賀くんが早漏体質に?」

優希「そうだじょのどちゃん。あ、ちなみに早漏というのはな…」

和「ど…どういった事なのかは大体解りますので、説明しなくていいです!」

まこ「京太郎もあんたにだけは知られとうなかったけんのう」

咲「あの…ところで京ちゃんは?」

久「須賀くんはショックでまたベッドで寝込んだわ。あと和は今の須賀くんには相当毒だから、なるべく彼の前で胸を強調したポーズとかとらないでね」

和「す…須賀くんの前で…そんなはしたない真似した覚えはありません!」

優希「無自覚で男を絶頂に導く魔性の女だな!のどちゃんは!」


            _ノ|_/L
         __,,/lll _, ----`ヽ  :.
     :.  / _     ___ lll 、\

       「/ .   illl     \   \\ :.
     :. ,'./ lll   /ヽへヽ:.llll ヽ:.:.. ヽ.ヽ
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     :. |i .i illll.i ! /\、 |/\、:.:.:. ',:.',:.:.lヽ}
       |illl.i l  :N_, -弋 \弌弋ナ:}:.:}  ・  キ…キ、『キング・クリムゾン』!
    :. |i∧ ', :{ ,ィjモト \  イjミトイイV :.
       .|  :メヽ.', `ozZ}      izN。ハ::{
      :. |  :ヾ_! ゝ "゙゙    '  `゙ ハ.:', :.
      |lll:.:_イ .:.ヽ.   (二フ , イ :.:.:!:.ヽ

   :.  / rィイ┃||(|`` >r/`<.=キキヽ、\:.
      / ∧l;l.┃||(.ー.//{二 ̄ .} //ハハハ.:\
 :.  / .{. XXXXiキ:{ /(^`  |.:.:.:./〉XX)}:: . ヽ.:.
   / /lll)ヽー- ,.ハヘ= ヤ:{   ∧/XXXXX|:.:.lli! i',
  ./ .,イ .:..} <i l7:ヾレ'ハ ∧__ノノハ`ー- -、l:.:.: .ハ ',
  {ll/|lllll:ハ <i i7i Y {ヾ`Yヽニン'ノ} .<( (、il/lll.:/ }:.}
  V | .:.:/:.:|_,ィ' ̄  ヽ三{`=ー-ノ l  <) )/:.:i.:{  リ
    ヽ:.:{、.:.Vヾゞ  |i!: ヘ  || |   irャ<i/、:∧|
     ヽ! )人、\_r、||ii:, ハ/ | ヽ  `=/ノ\  :.
      "  ヽ`==='ii/イ{/ハ !   ./ (_,) .\ :.
       :.  \__/   \_l_l___/   ○ ヽ
          rイ ,ノ   ○   ○ /   O__ト、
       :.   /. ヾ=、  ○  r―┴―==/  〈
        /o::`Y;{.i^「 ̄ ̄i^!::o[二二二二):: .:|i

久「それじゃ和も揃ったことだし、明日からメインのあれにかかるわよ!」

まこ「なんじゃあ?そのメインのあれって?」

久「…なにってそりゃ他校の偵察に行って、彼女たちの須賀くんについて……色々と調査するのよ。」

和「色々って何ですか。抽象的すぎます」

優希「勿論オモチーズの三人だけじゃなく、出来るだけ全員を調査するじぇ。京太郎は巨乳フェチだけじゃなくて、匂いフェチだから、もし他校に咲ちゃんを超えるフレグランスマスターがいたら事前に対策が取れるし」

久「優希は部の中で一番鼻がきくからね。もしいたら長野オモチ四天王(和、美穂子、佳織、桃子)と同じくらい危険な存在になるやもしれないわ」

~次の日~

……



ゆみ「…一応、鶴賀にようこそ…と言いたいところだが、何故今来たんだ?合宿はあと3日後なんだから、用ならがあるならその時言えばいいだろうに。竹井」

久「久でいいわ…久で、いやね……今回のその合宿にウチの男子部員の須賀くんが来るでしょ?私そのことを一週間前まで知らされていなかったのよ。それで確認し忘れたけど、ほら女子の合宿に男子が来るのよ?そのことについてみんなどう思ってるのかなって?もしいやなら…」

ゆみ「なんだそんなことか、私はもちろん、他のみんなも気にしてないぞ。そんなこと」

智美「ワハハー。ゆみちんの言う通り気にしてなんかないぞー。それに男子なら力仕事とか任せそうだしなー」

睦月「男の子なら、プロ麻雀カード集めてそうだし、貴重な同士が増えるかもしれない!」

まこ(…まあ…この二人は別に脅威にはならんけんのう、問題は本命の二人じゃな…)


久「なるほど…それじゃどこにいるのかわからないけど東横さんはどう思う?」

和「部長。東横さんなら加治木さんの後ろです。」

久、桃子「!」

ゆみ(…そういえば、原村にはモモが見えていたな…)

ユラ…

久「東横さんいるのね?貴方としては、賛成かしら?反対かしら?」

桃子「…正直言うと、反対っす…」

ゆみ「コラ!モモ!」

桃子「でも、私がギャーギャー嫌だって騒いでも、取り消せるわけないっすから、
くれぐれもその男子に変なことをさせないよう見張っといてくれっすよ。清澄のみなさん」

ゆみ「モモ!全くお前は…すまない。後の方からよく私から言っておくから…ってどうした?竹…久。
何か顔がニヤついてないか?」

久「へ…?い…いや!東横さんの気持ちはよくわかるから彼女を責めることはないわ。だから私も須賀くんにはよーく釘刺しとくから」

久(よし!キタわ!まあ予想はしてたけど、これで最も脅威となる
オモチ四天王の東横さんは少なくとも彼女の方から須賀くんに接触してくることは絶対にない!あと鶴賀の問題は妹尾さんか…)

久「ええっと…後は妹尾さんかしら?貴女としては、反対?賛成?」

佳織「ふえ!?…いや私は数少ない初心者仲間の人が来てくれるなら、賛成ですけど…」

久「けど?」

佳織「その男の人って私少し苦手だから…そこまで仲良くはできないかもしれません…」

智美「ワハハ、ウチは女子校でかおりんは根っからのお嬢様だからなー」

佳織「その…だから…」

久「いえ…いいのよ妹尾さん。貴重な意見をありがと。心配しなくても須賀くんには変なことさせないように監視の目を光らせておくから」






久「……………」グッ!

まこ(これで厄介な四人のうちの二人は大丈夫か…いまんとこは順調な滑り出しか…今んとこはのう…)





久「それじゃあ、私達は忙しいから後で合宿でよろしくね〜♪みんな〜♪」

ゆみ「あ…あぁ」


久「次は風越ね。まこ」

まこ「風越で要注意なのは福路キャプテンじゃったか」





桃子「何だったんすかね…一体…」

智美「さあなー、だけど、清澄の部長あんなキャラだったかー?」




一方その頃…

京太郎「ああああ!ハ……ハギヨシさん!!俺…俺…!もう…!」

ハギヨシ「ふ…京太郎くん、いくらあなたが早漏体質でもこれくらいは耐えてもらわないと困りますねえ」

京太郎「そ…そんな…ご無体な…ああああ!!アアアアああああ!!!ハギヨシさーーーん!!!!」




















智紀「……ふう………」







ハギヨシ「聞き耳とは感心しませんね。沢村さん」

ガチャ

智紀「ひっ!萩原さん!あっいや、別に聞き耳を立ててたわけでも、次の同人のネタにしようとも、色々解消しようとも思ってないから!」アセアセ



純「…少なくともまあ、お前が妄想していたようなことはあの部屋では起きてないはずだから安心しろよ。アレだろ。ヨッシー秘伝の京太郎の早漏が少しでも治るツボみてーなのを押してたんだろ?」

ハギヨシ「……………」スタスタ

純「お…おいシカトかよ。てかそうなんだよな?」

ハギヨシ「お嬢様たった今終了しましたが京太郎くんのアレは私ごときの手ではどうにかできる問題ではないようです。」

透華「そうですの…ハギヨシでも….それで京太郎は?」

ハギヨシ「疲れて寝ていますが、恐らく効果は気休めにもならないでしょう」

一「ハギヨシさんでも治せないんだね…京太郎くんの早漏は…」

衣「…そうろうというのがどんな物か衣は知らないが、それのせいで今京太郎は今苦しんでいるんだな…」



京太郎「ハアハア…す…すごかった…ハギヨシさんの…」

…何故俺が今モンブチ邸にいて、そしてこんな広い部屋の広いベッドの上で横たわっているのか…

それは遡ること約三時間前…




ハギヨシ「ふふ、随分お久しぶりですね。京太郎くん。最近、中々会いに来てくれないので、透華お嬢様達は勿論、特に衣様が寂しがっていましたよ。」

京太郎「ハア…すいません。最近色々バタバタしてて…」

そう。早漏体質になる前、俺はハギヨシさんに優希のタコス作りの縁でよくモンブチ邸に出入りしていたのだ。それで、よくモンブチメンバーとは顔を合わせしていたのだが、最初はたかが清澄の雑用である俺のことなど皆眼中になかったようだ。

だが何日も何日も通い詰めるようになり、だんだん透華さんたちとも仲良くなっていったのだ

透華さんとは部活中の和はどんな風なのか根掘り葉掘り聞かれたり、純さんとは一緒に大食い競争をしたり、一さんには手品を見せてくれたり、沢村さんは…俺とハギヨシさんとの絡みをもっと見せてくれと要求されたり、特に衣さんとは、義姉弟になるほどの仲良くなり、(無論早漏体質になる前だが)膝の上で絵本を読んであげたり、添い寝して昼寝をしてあげたり、一緒に料理をしたり、風呂に一緒に入るほど仲良くなったのだ

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