提督「だからさ～　お前等みたいな兵器と結婚したいなんて思う物好きがいると思うか？」

電「…………」

提督「お前らみたいな使い捨て兵器なんてヤるだけやってっぽいするだけの、ただのオナホールだろ」

電「へ～……」

提督「そんなお前らとこんな指輪一個で結婚してなんのメリットがあるんだよ」

電「でも、この指輪で私達の能力が今までより限界値を超えて向上するらしいですよ」

提督「はぁ～～～……そんなことしなくても、こんな海域楽勝なのにな、どんだけの無能がそんな物に手を出すんだか」

電「でも、今までより途中大破のリスクが減って楽に進めるようになるならメリットはとても多いと思うのです！！」

提督「いきなり大声出すなようるさいな、そんなもの大破しなければいいだけじゃないか」

電「そんなこと言っても当たるものは当たるのです、痛いのは嫌なのです」

提督「でも大破するぐらいなら服脱げるだけじゃん、お前らしかもお前なんて痛いより先に『恥ずかしいよぉ』……なんて言ってるじゃん」

電「……きも」

提督「ん？　今なんか言ったか？」

電「なにも言ってないのです」

提督「っふん、そもそも攻撃を受けて服が脱げるだけってのも可笑しな話だよな、まるでこの戦いが見世物みたいなそんな感じがするんだよ」

電「それはこの服がただの服だからですよ、体が丈夫でも服はただの服ですから」

提督「なら、裸のままでいいじゃんどうせ破けるんだし、一々代わりの服を用意する必要がなくなって一石二鳥じゃん」

電「……なにが一石二鳥なのか……提督は私たちの体に興味がないのでは？」

提督「ははは、お前らは兵器の癖に見た目だけはいいからな、見てる分には構わないんだよ」

電「へー」

提督「よっし、早速このコトを本部に連絡しようこんな画期的なっこと誰も思い浮かばなかったんだろ！！」

電「こんな馬鹿みたいなことそりゃ誰も思い浮かばないのです……」

提督「その為にうちの鎮守府が他よりも先駆けて見本となるように今日から衣服の着用を禁止にしよう」

電「はぁ～まぁいいですけど……でも」

提督「でも？」

電「今現在この鎮守府に着任しているのは私とあなたぐらいじゃないですか……あと妖精さん」

提督「……そうだった」

電「で？　やるのですか？」

提督「う～ん……そうだ！！　間宮や明石、大淀がいるじゃないか！！」

電「彼女たちなら内地に戻ったのです」」

提督「はあ！？　なんで！？」

電「あなたが嫌いだからだそうです」

提督「なんだそりゃ……さすがに軍に所属しておいてそれは……」

電「解体覚悟だそうです」

提督「……なぜ報告しなかった」

電「あなたが嫌いなのと別に問題なかったからですよ」

提督「問題ない？」

電「アイテムを買う気も無ければ私達にアイスを贈る気もない、最近なんてデイリー任務すらやってない、ね？ 問題ないのです」

提督「っぐ……で、でもそれはお前が決めることじゃないだろ」

電「私は初期艦兼秘書艦なのです、私(艦娘)にもその権利があります」

提督「っち、権利権利うるさいなどっかの団体がお前らの権利なんて主張しなかったらお前なんて来なかったのに」

電「私はあなたと同等なのですよ、えっへんなのです」

提督「うぜー」

電「で？」

提督「あ？」

提督「あ？」

電「どうするのです？　さっきの提案は服を脱ぐのならあなたにも脱いで貰うのですが」

提督「はああ！？　なんでだよ！！　別に俺は戦わないだろ！！」

電「だってそれだと不平等ですからねーそれに」

提督「それになんだよ」

電「いえ、何でもないのです、それではどうしますか？」

提督「何でもないってなんだよそれじゃ納得出来るわけないだろ、お前だけぬ」

電「え～なになに……艦娘相談電話、無料で一報すぐ憲兵が駆けつけます……これなのです！!」

提督「よしっ、分かった俺も脱ごう」

電「脱がないって選択肢もあるのですよ」

提督「うっさい、こっちはもう本部に電話しっちゃったんだよ結果を出せずに戻れるか！！」

電「……本当に馬鹿なのです」

提督「それじゃあ、明日からこの裸で経費削減計画を開始するからちゃんとやれよ、明日俺一人で全裸になってたら泣くからな」

電「……そのままのネーミングですね……分かりました、その代わりボーナスに色を付けてもらいますね」

提督「っち、欲深いやつだな。いいだろうだがそれなりの結果が出せたらだからな」

電「電の裸が見れるなら十分じゃないですか？」

提督「誰が金を使ってまで真っ黒なお腹を見たがるんだよ」

電「青いお尻よりはマシなのです」

提督「あ？」

電「あれ？　ピンク色の頭の方が良かったですか？　あ、でも～それは普段から丸見えですよー」ﾆﾔﾆﾔ

提督「ははは、予定変更だ計画は今日からにする、おら！！　全裸に向いてやるからこっちにこいや！！」

電「はわわわ、顔を真っ赤にしたチェリーボーイが襲ってきたのです」

提督「こら逃げんな！！」

電「変態に追われて逃げない少女はいないのです」

次の日

提督「本当に上層部は本当に何を考えているのか分からないな」

電「その格好のあなたに上層部も言われたくないでしょうね」

提督「うるさい、その薄い胸を手で隠すなまな板が、隠すほどないだろうが」

電「……見ないでください通報するのですよ、それに成長途中なのです」

提督「お前の粗末な体見ても興奮も何もないだろ」

電「へー……」ﾁﾗ

提督「な？」

電「まぁ、いいのです」

提督「っふ」

電「イラッと来る笑い方ですね電の本気見せましょうか？」

提督「ぜひとも見たいねその粗末な体で」

電「あなたの粗末な物で私の体を汚したくないので止めておきます」

提督「はっ、結局怖いのか艦娘も大したことないなぁ」

電「なんとでもいうのですね 私は絶対にあなたの」

ｺﾝｺﾝ

提督「？」

電「？」

？？？「新着した者よ入れなさい」

提督「……入れ」

？？？「対応がノロマね、こんなのが提督で大丈夫………」

提督「…………」

電「…………」

叢雲「……………」

提督「っふ、ようこそわがちん」

叢雲「ぎゃあああ！！！ 変態！！」

提督「ぐはぁ！！」