芳乃「アァン?」 P「よし、世界の終わりだ」(130)

モバマスssです。
意味を考えるだけ無駄だと思います

ガチャッ

頭皮が気になる年頃のモバP(以後P表記)「只今戻りました」

P「…よし、今日は誰もダンソンしてないな」

P「って、誰もいないのか?」

P(珍しい、いつもアホみたいに賑やかな事務所なのに)

ソナターソナター

P(ちひろさんまでいないとは。まあ昼時だし、ランチにでも行ってるのかもしれないけど)

ソナターソナター

P「まあいいや、俺も昼飯にしようかな」

P「さて、社畜らしくちゃっちゃと食って仕事に戻るとしますか」ドサドサッ

フヒッ! アウッ!

P(今日のランチはモスバーガーのフィレオフィッシュですよ)

P(たまに無性に食べたくなるよね、この手のジャンクフードって)

ソナター

P(ちなみにフィレオに関してはマックよりモス派です)

ソナタァーサミシイノデシテー

P(まゆや響子に見付かるとまた栄養バランスが~とか怒られるだろうけど)

デシテー

P「では、いただきま「聞いてましてー?」ポムッ

P「ぐぇっ」ギシッ

P(フィレオに齧り付こうとした瞬間膝の上に乗られた…食えぬ)

「無視されるのは寂しいものがありましてー」

「そなたの昼餉の邪魔をするのは心苦しいですがー」

P「お、おぅ…すまなんだ。無視していた訳ではないのだよ」

P「まあ、何と言うか」



P「心の準備にまだ時間が必要だったんだよ」

時子「ほー?」クビカシゲ

P「どうした時子、新手の精神攻撃か?だとしたら安心しろ、効果は抜群だ」

時子「これはこれは異な事をー」

P「異なのはお前な。どうした、普段のヤンチャなお前はどこいった」

時子「そう申されましてもー。わたくしとしても、目が覚めたらこうなっていた訳でしてー」

P(椅子に座った俺の膝に乗っかった時子が小首を傾げて目をパチクリさせとる)

P(かわいい、という感情の前に脳が本能的な拒否反応を起こしている…)

P(あと、どうでもいいけど昼飯食えねえ)

時子「そなたー?」

P「おう、取り合えず降りてくれ。話を聞こう」

時子「はいー」イソイソ

P(事務所に誰もいなくてよかった…時子を膝に乗っけるとかどんなプレイだよ。45分幾らだよオプション何があるんだよ…)

フヒッ… アゥ、アゥゥ・・・

ゴハンハヨクカムノデシテー

___________________________


P「…要するに、お前は芳乃で目が覚めたら時子の体と入れ替わっていたと?」

時子「あまりに面妖なる話でしてー、信じてもらえないとは思いますがー」

P「いや信じるよ」

P「芳乃が信じてくれというなら、誰が何と言おうが俺は信じる」

時子(芳乃)「そなたぁ…」パァァ

P「ドッキリだとしても時子がこんな事する筈ないしな」

時子(芳乃)「そなたぁ…」フクザツデシテー

P「さてと、ならまずは…」ピッ プルルルル

?『…もしもP「ああ、事情は聞いた今日は休んで良いぞむしろ元に戻るまで休んでいてくれ部屋でゆっくりしていてくれお大事にな」ブッ

時子(芳乃)「そなたー?」

P「時子入り芳乃のほうに連絡しておいた。この有様じゃ両方仕事出来ないだろ。幸いしばらくレッスンぐらいしか予定はないしな」

時子(芳乃)「そなたー、電話が鳴っているのでしてー」

P「ああ、今の扱われ方がよほど不服だったらしい」

P「だが出ない」

時子(芳乃)「意地悪はよろしくないのでしてー」

P「芳乃ボイスで「アァン?」なんて言われた日には俺は世界を呪いながら憤死する」

時子(芳乃)「それは大袈裟なのでしてー」

P「芳乃は自分の神力…もとい魅力をもう少し自覚した方がいい。とりあえず元凶を突き止めるぞ」

P「こんな事をしでかすのは志希か、一ノ瀬か、もしくは志希ぐらいなもんだろうけどな」

時子(芳乃)「選択の余地がないのでしてー」

腹がゴロゴロいってるのでそろそろ寝る
入れ替わりネタなんて陳腐だよなあ・・・でもやらずにはいられんかったんじゃあ…
俺は悪くねぇ、俺は悪くねぇ!

P「志希のスケジュールは、と…。あれ、ボードに書いてねぇ」

P「参ったな…ちひろさんに聞かないと分からんぞ」

時子(芳乃)「まあまあ、急いては事を仕損じると言いましてー」ズズー

P「うん、椅子の上に正座してお茶を啜る時子はあまり直視出来ないからね。早く解決したいんだよ」


ガチャリ

?「賑やかだと思ったら戻ってたんですね、プロデューサーさん」

P「あれ、出掛けてたと思ったら休憩室にいたんですね、ちひろさん」

ちひろ「ええ、ちょっとお昼を取っていたもので」

P「…そうですか」

ちひろ「えっと…何かあったんですか?」

P「ええ、ちょっと宇宙の法則が乱れてしまいまして…」

ちひろ「ごめんなさい。その説明の説明をお願いします」

P「ようするにこういう事です」ズイッ

時子(芳乃)「ほー」

ちひろ「」

P(おう、あまりのショッキング映像に立ったまま気絶しおった)パシャパシャ

ちひろ「…なるほど。時子さんと芳乃さんが入れ替わってしまった、と」

P「ある意味凄まじい視覚の暴力です。今頃芳乃ボディの時子が何かやらかしてるんじゃないかと思うだけで…」

時子(芳乃)「そなたー、顔色が悪いのでしてー」サスサス

P「すまない大丈夫だ。埼玉県民はこれぐらいでへこたれない」

P「で、こんな事やらかしそうな容疑者筆頭ハスハス星人を問い詰めたいんで志希のスケジュールを聞きたいんですけど…」

ちひろ「え、えーっと…志希さ、志希ちゃんのスケジュールですか?」

P「…いや、やっぱりいいや」

P「質問を変えよう。お前と入れ替わったちひろさんは、今どこだ?」

ちひろ「!」

時子(芳乃)(構ってもらえないのは寂しい訳でしてー)クイクイッ

ちひろ?「な、何ですかいきなり…私は私ですよ。事務員千川ちひろじゃないですか」

P「本物のちひろさんなら2言目にはスタドリを売りつけてきたりガチャを回させようとしてくる筈だ」

ちひろ?「そ、そんなの…毎回必ず課金させようとするとは限らないじゃないですか」

P「鬼と悪魔すら避けて通る通称「346のカネゴン」にそんな気まぐれがあるとでも?」

P「演技力はまだまだだな。レッスン不足だな、橘さん」

ちひろ?「ありすですっ」

P「…」

ちひろ?「あっ」

時子(芳乃)(ちょろいのでしてー)

P「やれやれ、マヌケは見付かったようだぜ」

ちひろ(ありす)「…いつ気付いたんですか?」

P「お前が休憩室から出てきた時から、かな」

ちひろ(ありす)「会った瞬間からじゃないですか。…ヤマ勘の可能性があるので納得の出来る論理的な説明をお願いできますか?」

ちひろ(ありす)「愛の力ですか?」

P「論理どこ行った。論理戻って来い」

P「説明も何も、アレを見れば一目瞭然だろ」ユビサシ

ちひろ(ありす)「アレ…?」

ちひろ(ありす)(プロデューサーが指で示したのは、開いたままのドアから見える休憩室のテーブル上の、私が食べていた昼食のお皿…)

P「この事務所でランチにイチゴパスタを啜る人物は橘さんしかいないだろ」ロンパッ

ちひろ(ありす)「意義有りっ!私以外にもイチゴパスタを愛する人はこの事務所にいます!」

ちひろ(ありす)「まず柚さんとかっ!」

P「本人の前では絶対言うなよ。長いリハビリの末にようやく目のハイライト戻ったんだから」

ちひろ(ありす)「あ、あと巴さんとかっ!」

P「巴もあれから禁断症状に苦しむようになってるじゃねえか」

P「ついさっきまで普通にしていた娘が、いきなりチャンネル変えたように「イチゴパスタァァアアア!!」って錯乱するんだぞ?」

P「その度にワカメで縛って、村上さん家のお若い衆に巴を預けて回復を待つ」

P「俺がどんな気持ちでそれを繰り返しているか分かるか?」

ちひろ(ありす)「」

時子(芳乃)(闇が深すぎましてー)

P「で、悪魔超人センカワは今どこに居るか知らないか?」

ちひろ(ありす)「…ちひろさんなら、私の体で学校にいきました」

ちひろ(ありす)「折角の機会なので小学生気分を楽しみたい、だそうです」

P「コナン気分かあのカネゴン」

ちひろ(ありす)「仕事は終わらせてあるそうなので。あ、これ皆さんのスケジュールです」

P「…まあ、仕事ほったらかして逃げなかっただけ良しとしよう」

P「志希の今日の予定は…お、あったあった」

P「よし、ちょっとハスハス狩ってくるから留守番頼むぞ、ちりす」

ちひろ(ありす)「ちょっ、何ですかその呼び方」

時子(芳乃)「わたくしも参りましてー」

ヒトカリイコウゼェー デシテー

ドタバタ


輝子?(気付かれませんでした…?いえ、気付かれてたけど無視されたんですけど…)

森久保?(フヒッ…)

P「へい、タクシー」バッ

キャクヲノセルノガニンゲンノルールダロウ

P「○○の撮影スタジオまで。フルスロットルで」

オレニマカセロ

ブロロロロ…

P「この調子だと他にも入れ替わってる娘がいそうだな…」

時子(芳乃)「真、面妖なのでしてー」

P「それは四条さんのネタだからやめなさい」

P「志希はこの時間だと丁度収録中だ。番組中なら逃げられまい」

時子(芳乃)「でしてー」

P「…着いたぞ。待ってろハスハスお前の罪を数えさせてやるからな!」あ、リョウシュウショオネガイシマス

イッテイーヨ

相変わらず腹がゴロゴロしてるから寝る。
仕事したくないでござる。1日で良いからハムスターになりたいでござる

シュウロクオワッターヨ

カエッテイーヨ


スタッフ1「お疲れ様でしたー」

スタッフ2「またよろしくお願いしますね」

スタッフ3「シキニャン!シキニャン!」ハァハァ

志希「にゃーっはっは!こちらこそーまたヨロシクー♪」

オツカレッシター オツカレサマデスー シキニャンシキニャン!


ガチャ、バタンッ

志希「…」キョロキョロ

志希「ふぅ…」

志希「よかった…無事に終わって」

志希「一時はどうなるかと思ったけど」

志希?「…ちゃんと志希さんらしく振舞えてたよね?」

志希「後で放送をチェックしないと…」

P「ほう、その高いプロ意識。そしてスタッフにも気付かれない演技力…」

志希?「っ!?」ガタッ

P「懸念していた通り、やはり既に入れ替わっていたか…」

P「泰葉」

志希(泰葉)「ぷ、プロデューサーさんっ?どうして私の楽屋に…」

志希(泰葉)「って言うか何故テーブルの下に?」

P「きの子の気持ちになるでごぜーますよ!」

時子(芳乃)「ごぜーますでしてー」

志希(泰葉)「」

P「まあ、2割冗談だ」

P「あ、パンツ見えるぞ岡崎先輩」

志希(泰葉)「っ!!」バッ

P「ふう…流石に良い歳こいた神奈川県民がテーブルの下に潜ると狭いな」モゾモゾ

時子(芳乃)「そなたー、つっかえたのでしてー」ジタバタ

P「はっはっは、テーブルの下に詰まる時子とか珍百景レベルだな」パシャパシャ

時子(芳乃)「そなたぁー、ねーねー」バタバタ

志希(泰葉)「なんだこれ」

志希(泰葉)「あ、あのプロデューサーさん?」

P「おう、どうしたやすにゃん」

志希(泰葉)「やすにゃ…」

志希(泰葉)「いえ、色々聞きたいことがあるんですが…」

P「アイドル中身入れ替わり事件の事か?」

P「それともコレの事か?」

時子(芳乃〕「ほー?」

志希(泰葉)「両方ですね」

P「時子ボディに芳乃ソウルがインストールされた。犯人はおそらくハスハス星のシッキーだと決め付けてここに来たら先輩が生放送でカメラの前で志希ってた」

P「と、言う訳だ」

志希(泰葉)「相変わらず身も蓋も無いですね…」

P「で、にゃはは笑いを上げているであろう岡崎先輩ボディは今どこだ?」

志希(泰葉)「やめてください…想像しちゃうじゃないですか」

P「まあ、そういう泰葉も見てみたい気がするから捕まえたら元に戻す前に1時間ほど鑑賞するか」

P「…冗談だって。だから黒目に光を戻そう」

寝る。深夜にしか書く時間がねえよ助けてチェイス・・・
あんまし夜更かししてると嫁とハムスターが怒るんだよ・・・

----------------------------

P「結局志希の中身の行方は泰葉も知らないみたいだな…どうするよ、八方塞りじゃねえか」

時子(芳乃)「そなたー、落ち込まないでくださいましー」ヨシヨシ

P「時子に頭撫でられるとか胃がキリキリするな。中身は芳乃なんだけどさ」

時子(芳乃)「ほー?」

P「スタジオでも大変だったもんな」

P「顔見知りのスタッフさんと挨拶する度にこの時子を二度見され」

P「挙句時子の姿のままにこやかに小首を傾げて「いかがしましてー」なんて言うたびに泡吹いて失神する人は出るわ何故かその場で号泣する人もいるわ、あまりのショックでムナンチョヘペトナス教に入信するスタッフさんまで出てくるわ…」

時子(芳乃)「逃げるようにスタジオから出てきてしまいましたのでー」

P「そうだね、本人に自覚が無いまま被害が広がり続けてるよ」

P「ヘルヘイムの森も真っ青だよ。ここが動物の森だったらよかったのにな」

時子(芳乃)「そなたーそなたー、落ち着いたまま錯乱しないでくださいましー」

P「そうだ、落ち着け俺…川越市民はうろたえない」

P「こんな時は素数を数えると良いってクラリスが言ってたな。よーし1、2、4、8、16、32、64…」

フーン、アンタガワタシノプロデューサー? フーン、アンタガワタシノプロデューサー?

時子(芳乃)「そなたー、そなたー?」クイクイッ

P「3.14159265358979323846264338327…ん、どうした時乃」

フーン、アンタガワタシノプロデューサー?フーン、アンタガワタシノプロフェッサー?

時子(芳乃)「お電話が鳴っていましてー」

P「おお、いかんいかん電話に気付かないとは社会人失格だよな」

P「…って、珍しい相手からの電話だな」

ハハッ、ゼンブワタシノセイダ ピッ

P「Pでごぜーますよ」

?『今度は何をやらかしたんだっ!』

P「」キーン

P「いきなりご挨拶ですね聖(せい)さん」

ベテトレ『仕事中に名前で呼ぶな!…い、今はそんな事はどうでもいい!』

P「どうしました。武内君が爆笑でもしましたか?」

ベテトレ『ある種同じような状況だ。…いいからさっさとレッスンルームに来い。どうせ一枚噛んでるんだろうっ?』ブツッ

P「…相変わらず押しの強い人だなぁ…俺、押されるより押し倒したい派なんだが」

時子(芳乃)「ほー?」

P「ああ、気にしないでくれ。ケダモノの妄言だから。…さてと、宛もない事だし、とりあえず顔を出してみますか」

P(誰が誰とになっていてどんな事になってるのか、正直面白そうだし見てみたいという気持ちも9割ほど)

時子(芳乃)「邪な気を感じるのでしてー」

P「よーし、一端戻るぞ。ヘイッタクシー」

イマ、オレヲワラッタナ…? キキッ

P「346プロまで。クロックアップでお願いします」

ワラエ、ワラエヨ…ワラウナァーーッ!! ブロロロ…

キキーッ イイヨナァ、ドウセオレナンテ・・・

P「あ、領収書お願いします。『346の緑の悪魔』で」

P「さて、一体どんな事になってることやら・・・ワクワクさん半分ドキドキ半分ってところだな」

時子(芳乃)「もとにもどらねば、お仕事に差し支えてしまいますゆえー」

P「芳乃は真面目だなぁ。…よし行くぞ。覚悟はいいか?俺は出来ている」

ガチャッ

?「にょわーっ☆」

ガチャッ バタンッ

時子(芳乃)「そなたー?」

P「落ち着け自分落ち着け自分落ち着け自分落ち着け自分、完璧だぞ…よし!」

ガチャッ

雪美「にょわーっ☆」ダキッ

P「よりにもよって!よりにもよって!」

雪美?「Pちゃんどうしたにぃ?ドア閉めちゃったりして」

P「ああ、ごめんきらり。心の鳩尾に木場さんパンチを食らったような気分になってな」

雪美(きらり)「うーん?よくわかんないけどPちゃんお疲れかにぃ?ハピハピすぅ?」

P「今の姿でハピハピされると絵面的に早苗さんあたりに物理ハピハピされそうだなぁ…」

雪美「にょわーっ☆」ダキッ

P「言ってる側から」

時子(芳乃)「微笑ましき光景でしてー」

P「通報されても文句言えない光景でもありましてー」

雪美(きらり)「にょわー?…うきゃーっ☆きらりんぱわーが出ないにぃ?」

P「そりゃ雪美ボディじゃなぁ」

P(普段は軽々と抱え上げられるもんなぁ…時々事務所の天井に突き刺さるし)

P(荒木には「控え室でアレクサンダー・ガーレンにやられた柴千春みたいな光景っスね」なんて言われるし)

雪美(きらり)「きらりんふるぱわぁあ~っ…!」ギュゥゥゥ

P(只の熱い抱擁だ、これ)

よし寝る。

…何書いてるんだろ、俺…。

ベテトレ「…到着早々幼女と戯れているとは、良い度胸だ」

P「中身がきらりなのでギリギリセーフかと」

雪美(きらり)「にょわぁぁぁぁ~…」ギュウウウ

時子(芳乃)「微動だにしないのでしてー」

ベテトレ「…まあいい。とにかくこの有様を見てくれ」

P「はいはい。…ごめんなきらりー。怖いお姉ちゃんが呼んでるねん」ヒョイッ

雪美(きらり)「うきゃー☆抱えられちゃったにぃ♪」

時子(芳乃)「あー、そなたーそなたー、わたくしもーわたくしもぉー」グイグイ

P「時子芳乃は流石に無理だよ」スタスタ

P「あれ、そう言えば他のトレーナーズは?」

ベテトレ「…それもレッスンルームの有様を見ればわかる」

雪美(きらり)「高ーい!ヤバいにぃー☆」キャッキャッ

時子(芳乃)「そなたーだっこー、だっこでしてー」クイクイ

ベテトレ「…こっちもこっちで大概だな」

P「Exactly(そのとおりでございます)」

ガチャッ

P「どれどれ…」


きらり?「…」

ルキトレ、トレ、ベテトレ「」チーン

P「oh…」

P(無表情で座っているきらり(中身は雪美)の膝枕で残りのトレーナーズが失神している)

P(とてもじゃないが、年頃の娘さんとしては人様に見せられない顔である)パシャパシャ

きらり?「…P…?」

P「おう、ちょっと見ないうちに随分成長したな雪美」

きらり(雪美)「…P…、ちゃんと…私が…わかる…」

P「そりゃあな」

P(お前の体のきらりがいるんだから、当然逆はこうだもんな)

きらり(雪美)「ふふ…Pと私…やっぱり…繋がってるから…」

P「できれば自分の心と体を繋げておいてほしかったな」

P(ほとんど無表情のきらり、か…。何でだろ、漬物食べたくなるのは)

P「なあ雪美。今日やけにテンションの高い泰葉を見たりしなかったか?」

きらり(雪美)「…?」フルフル

P「まあ、やっぱりここに来る訳無いか…」

P「しかし…何と言うか」


留美?「ふぇぇ…ぷろでゅーしゃー…ぐすっ」メソメソ

のあ?「あーっ、せんせぇー!」

飛鳥?「はぁ~いプロデューサー♪どうした、目ぇ死んでるぞ☆」


P「うわぁ…うわぁ…」

時子(芳乃)「なんともまぁー」

雪美(きらり)「うきゃーっ☆Pちゃん白目むいちゃったにぃ」

P「…はっ!あやうく気絶するところだった」

飛鳥?「いやいや数秒気絶してたろ☆」

P「その別方向に痛々しくなった姿は…シュガーハート26歳か」

飛鳥(心)「おい何で歳まで言った☆」

P「そして…」チラッ

のあ?「どうしたの、せんせぇ」キョトン

P「分かりやすいな…、薫か」

のあ(薫)「えへへ、そうだよー薫だよー?」

P(無邪気な笑顔でしがみついて来るのあさん…)グッ

P「…で、猫を抱いた後みたいな顔になっちゃってるのは…くるみか」

留美(くるみ)「ぐすっ…ぷろでゅーしゃぁ~…」ギュゥ

P(わくわくさんに抱き疲れて危機感を感じない日が来るとは…)ヨシヨシナデナデ

ベテトレ「ちなみにこの3人もそうだが、入れ替わっても何とか仕事をこなせそうなメンバーは既に仕事に向かっている」

P「みんなプロ意識高くて有難いよ」グスッ…


心(飛鳥)「す、スゥィーティー…」プルプル

くるみ(留美)「く、くるみ…がんばりましゅ…」プルプル

薫(のあ)「やっほー! かおるだよーっ!!」


----------------------------

P(のあさん、恐ろしい子…!)


まゆ?「はぁ…凄い事になったよねぇ、これじゃあまともに仕事出来ないよ。休みにしよう?」

菜々?「駄目にゃー!何とか仕事できる人はしてるんだから、せめてレッスンぐらいはするにゃあ!」


P(あぐら掻いてダラけてるまゆと、ニャーニャー騒いでるウサミン…)

P(…むーりぃー…)

P「お前らまで…特にまゆは酷いなこれ」

奈々(前川)「杏ちゃんの体になったまゆちゃんも流石にこんな自分の姿を見ていられなくなってお仕事行ったにゃあ」

P(…割と打たれ弱いんだよなぁ、まゆって)

まゆ(杏)「ねぇプロデューサー。まゆの体でレッスンしても杏には何のメリットもないじゃん。休んでいいよね?」

P「まゆはお前の体で一生懸命働いてるんだろうが。あとスカートなんだから足閉じろ。頭を掻くな、転がるな」

まゆ(杏)「まゆだっていつも頑張ってるんだから体だけでも休ませてあげようよ」

P「飴ちゃんやるから、只でさえ大混乱してるんだからこれ以上引っ掻き回すな」ポム

まゆ(杏)「…仕方ないなぁ…最近仕事増えすぎなんだから、ちゃんと休ませてよねー?週8ぐらいで」ヨイショット アーヤレヤレ…

P「まったく…ブレない奴め」

菜々(前川)「Pチャン、ちょっと甘やかしすぎじゃないかにゃあ」

P「そうか?」

奈々(前川)「そうにゃ。今だって杏ちゃんのワガママに飴ちゃん上げて…」

P「ああ、サルミアッキだけどな、あれ」

ギャァァァァァァ!! マユチャンガ!イヤ、アンズチャン? レイナゼッタイユルサネェ!! アタシジャナイワヨ!

菜々(前川)「え、ひどくない?」

P「死にはしないから大丈夫だろ。杏だし」

菜々(前川)「Pチャンて時々底知れないにゃあ…」

P「で、みくはどうした?安部さんとキャラ被ってるしお前も仕事いけそうだろ」

菜々(前川)「被ってないにゃあ!…行こうとはしたのにゃ。…でも…」シュン


菜々(前川)「肩が上がらないし膝も曲げ辛くて思うように動けないのにゃ。菜々さん何か病気だったりするのかにゃ…?」

P「病気じゃないから安心しろ、ソレは将来お前も通る道だから」

菜々(前川)「こんなに体が重いのに…?」

P「それ以上はいけない」

P「菜々さんボディになってしまったからと言ってウサミンの闇に触れてはいけない。例え衣装の下が湿布にまみれていようが、四十肩だろうが腰痛持ちだろうがゲームと言えばPCエンジン世代だろうが、あえて黙っていてあげる優しさというのも時には大事なんだ、わかるな?」

菜々(前川)「Pチャンのほうがよっぽど酷い言い草なのは分かったにゃ」

P「人聞きの悪い事を言いなさんな。人生の大先輩だぞ。ちゃんと尊敬している」

菜々(前川)「本人の前で言ったらギルティされるにゃ、その発言」

P「それはともかく、ハスハス泰葉を見なかったか?ネコミン星人」

菜々(前川)「見たにゃ」

P「そうか見たか…ってノコノコ事務所に来たんかい。で、何処行った?」

菜々(前川)「Pチャンに怒られるから逃げるって」

P「やはりアイツの仕業か一之瀬ぇぇぇぇぇえ!!」

P「毎度毎度騒動引き起こす珍発明しやがって阿笠博士かアイツは!」プンスカ

菜々(前川)「自業自得だからフォローの言葉が見付からないにゃ…」

P「畜生、犯人は追跡を察して既に逃亡済みか…どうすりゃいいんだ」

菜々(前川)「Pチャン、みく達も今の状況で出来る限りの事はするつもりにゃ」

菜々(前川)「だからPちゃんも諦めないでほしいにゃ」

P「…そうだな、ありがとうみく。お前が信じてくれている限り俺は二度と折れないぞ」

P「見直しました、前川さんのファンやめます」

菜々(前川)「え、この流れで?」

P「よーし本気出していくぞー。みく、お礼に今度魚介食べ歩き番組のロケ居れてるからなー」

菜々(前川)「Pチャンはみくが嫌いなのかにゃっ!?嫌いなのかにゃ!?」チョットマツニャアー


P「さてと。次はどこを探すか…」

時子(芳乃)「手がかりもありませんのでー」

P(あ、普通についてくるのね…)

P「とりあえず情報収集してみるか…」カチカチ


・346掲示板・

・今日のプロデューサー(2147)
・まあまあ眼鏡どうぞ(207)
・仕事、Pへの不満part4(133)
・結局世界レベルって何さ(46)
・泰葉ボディの志希誰か知らね?(1)
・みく嫌われてるにゃ?(1)

よし寝る
雫ボディのみりあが空から降ってくれば良いのに・・・

P「さてと、目撃情報を待つ間何していようかね」

P(とりあえずみくのスレにフォローしておくか…『わかるわ』、っと…)カチカチ

時子(芳乃)「そなたー、そなたー」クイクイッ

P「ん?」

時子(芳乃)「お腹がすきましてー」グゥ

P「そうだな、ドタバタしてたしあちこち歩き回って俺もちょっと小腹が空いたわ」

P「カフェで何か軽く食べるか」ナニタベタイ?

時子(芳乃)「はいー」オセンベイガー


?「ふっふ~♪」

P「我が職場ながらここまで本格的なカフェがあるなんて変な会社だよなぁ…」ズズッ

時子(芳乃)「品揃えも豊富でしてー。よきかなよきかなー」ポリポリ

P(椅子の上に正座して両手で煎餅持って小刻みに食べてる…)

P(昔実家で飼ってたハムスター思い出すなぁ…)

時子(芳乃)「そなたー?」

P(毛色が黒っぽかったから『こしあん」って名前つけたら翌冬真っ白に生え変わってなぁ…)

P(「しろあん」になってしもうた!って大騒ぎしたっけ…)シミジミ

時子(芳乃)「そなたー、遠い目をして如何しましてー?」フリフリ

P「ん、ああ。大丈夫だよこしあん」

時子(芳乃)「ほー?」


?「おやぁ?随分珍しい組み合わせですなぁ」

?「あ、本当ですね」

?「…」

P「…そっちこそ、随分珍しい…と言うか異様な組み合わせだな」

智絵里?「そう?私達って大体いつも3人一緒だよねぇ。何たってチームだし」

P(やたら明るくて元気のいいチエリエル…)

拓海?「そうですよ。私達仲良しトリオですから。ねぇ?」

P(何故かブルマ姿の拓海…っつーかピッチピチやないかい。撮るぞ、撮って永久保存するぞ)

ブリッツェン「ブモッ…」

P(そしてやたらテンションの低いブリッツェン…)

P(…嫌な汗出てきたぞぉ?)

智絵里?「ふっふっふ~、さてはプロデューサー。私達が誰なのか判ってないなぁ?」ニヤニヤ

拓海?「仕方ないですよ、こんなの誰だってビックリしますし。私達だって最初は大パニックだったじゃないですか」

P(え、ブルマのままで歩いてるお前はパニック収まってるの?正気でそれなの?」

ブリッツェン?「ブモ…」スリスリ

P(そしてやたらと懐っこいブリッツェン…スーツに鼻水ついてるのですが…)

智絵里?「さあてプロデューサーにクイズです。私は一体誰でしょう?」

P「天使」

智絵里?「それは外見、ボディの話!私が聞いてるのは中身だよ中身。ハードじゃなくてソフトだよ!」

拓海?「あ、じゃあ私はわかりますか?」

P「ちょろすぎ3号」

拓海?「えーっと…それも、この体の持ち主さんの事、ですよね?」ニガワライ

P(ちなみに2号は現在緑の悪魔と入れ替わっております)


悪魔(ありす)「クシュンッ! ん~…今プロデューサーさんに求婚されたような気が…」


智絵里?「プロデューサー、本当はもう分かっててボケてるでしょ」

P「人聞きの悪い…そんなことする訳あるだろ」

拓海?「わぁ、素直です」

智絵里?「じゃあも一回聞くよ?さあ、私は一体誰でしょう?」ドンッ

P「もうアイドルやめ子」

智絵里?「」ススッ…

拓海?(まるでスイッチが切り替わったように無表情に…)

P(流れるような、無駄のない動きで膝をついてカフェの床の上で正座した…)

智絵里?「その節は大変失礼致しました。関係者各位に多大なご迷惑をお掛けした事は重々反省しております」ドゲザ

P(トラウマになっているであります)

智絵里?「何卒、何卒…」

P「すまん、ただのジークだ、346ジョーク。みんなもう気にしてないよ」

智絵里?「…本当ですか?」

P「キャラ誰だよ。愛故のいじりって奴じゃないか。みくとか前川がよくやられてる奴だよ」

拓海?「そうだよ未央ちゃん。みんなあの時の事は責めたりしませんよ?だからほら、ハイライト戻して、ね?」

P(答え合わせする前に未央ちゃん言っちゃったにゃ)

智絵里(未央)「グスン…うん、私強く生きる…」グスッ

ブリッツェン?「ブモッ…」ポンポン

さて寝るか・・・
みくと未央とウサミンってどうして虐めたくなるんだろ・・・わからない、わからないな・・・

P「入れ替わっても元気だなぁ、お前ら。まぁ元凶は判明してるし、すぐに解決するからもうしばらく我慢しててくれ」

智絵里(未央)「ってプロデューサー。こっちの2人(?)に対してツッコミないの?お前は誰なんだー、とかさぁ」

P「平然とブルマ姿で事務所の中ウロウロ出来る胆力の持ち主は島村さん以外にいるのか?」

智絵里(未央)「そうだね、愚問だったね」

拓海(卯月)「え、えっ?」

P「346プロが誇るベストブルマニストだもんな」

智絵里(未央)「765の四条、346の島村と言えばアイドル業界では有名だもんね」

拓海(卯月)「私、どっちも初耳ですよっ!?」

ブリッツェン?「ブモ…」ウンウン

拓海(卯月)「あれ、味方がいない!?」

P「…で」

P「コレについても俺は触れなければならないのだろうか?」ナデナデ

ブリッツェン?「ブモッ、ブモッ」スリスリ

智絵里(未央)「あっはっはっ…ね、ねぇプロデューサー?…もうわかってるんだよね?」

P「何のことかな」

拓海(卯月)「それ、絶対わかってる人のセリフですよ?」

P「そう言えばNGが1人足りないよなぁ。花屋の娘の渋谷凛ナントカちゃんの姿が見えないんだが」

拓海(卯月)「ナントカが完全に余計ですよ」

智絵里(未央)「絶対判っててトボけてるよ、タチ悪いなぁ~。ほらプロデューサー、3代目だよ3代目っ!」

P「346組3代目?」

智絵里(未央)「巴ちゃん家や萩原さんトコじゃないんだから!」

ブリッツェン?「ブモッ…」ゴツッ、ゴツッ

P「あだだだ…何だか急にハリケーンミキサーし始めたんだが」ジミニイタイヨ

智絵里(未央)「プロデューサーが自分をほったらかして私たちとイチャついてるからヤキモチ焼いてるんだよ、きっと」

P「え、これイチャついてるの?いたたた、痛い、痛いって」ゴスゴスドスドス

ブリッツェン?「ブモッ、ブモッ!」

P「冗談だっての。…お前がどんな姿になろうが、俺が気づかない訳ないだろ?」

ブリッツェン?「ブモ…」

P「お前は、デビューの時からずっと一緒にやってきた大事なパートナーだろ、違うか?」

ブリッツェン?「ブモォ…」

智絵里(未央)(良い話なんだろうけど…)

拓海(卯月)(相手がトナカイだと絵面が…)

P「すぐにみんな元に戻してやるからな、もう少しだけ辛抱してくれよ」

P「しぶりっツェン」ププ…

智絵里(未央)「ブフォッww」

拓海(卯月)「ぶっww」

P「言いたかったんじゃ、どうしても言いたかったんじゃ!」

智絵里(未央)「私だって我慢してたのに…」プクク…

拓海(卯月)「だ、ダメですよぉ…凛ちゃんに悪っ…ブフッ」プルプル

しぶりッツェン「」

P「三代目シンデレラガールおめでとうございます。今の気持ちをお聞かせください」

智絵里(未央)「ブモッ」キリッ

拓海(卯月)「ちょっw」ヤダ、オナカイタイ…

しぶりッツェン「ブモーッ!!」バキィッ

P「ハリケーン・ギガブラスターっ!?」ナンデオレダケ

しぶりっツェン「ブモッ…!」フー、フーッ

智絵里(未央)「調子に乗りすぎました」ススッ

拓海(卯月)「反省しました。みくちゃんのファンやめます」


菜々(前川)「え、ひどくない?」

----------------------------
P「よしのんヒーリングが時子ボディでも使えて助かったわ」

時子(芳乃)「すきんしっぷの一環とは言えー、あまり年頃の娘をからかわないことでしてー」

P「年頃のトナカイだったけど」プッ

時子(芳乃)「そなたー?」

P「めんご」

ハッハッハッハッハッ

P「…ん?足元が生暖かい…って、何じゃこりゃ」

時子(芳乃)「白くてほわほわでしてー」

P「自立稼動する白いポンポンなんて俺はこの事務所で1つしか心当たりがないぞ」ヒョイ

P「相変わらずホワンホワンだな。レノア使ってる?」モフモフモフモフ

時子(芳乃)(動物好きでしてー)ホノボノ

?「ああ、いたいた。…あ、プロデューサーさんこんにちは。随分大変な事になってますね」

P「ああ、もう大分慣れたけどな」モフモフ スリスリクンカクンカ

?「プロデューサーさんに抱きかかえられて大喜びですね、優さん」

P「…これ優?」マジデ? ハッハッハッハッ スリスリスリスリ

P「…じゃあ君は?」

優?「え?嫌だなぁ決まってるじゃないですか」クスクス

優(アッキー)「アッキーですよ」

P「飼い主よりまともじゃねぇか」

P「と言うか、さっきのしぶりッツェンと言い動物とも入れ替わるのかよ地味に凄ぇなハスハスクオリティ」

優(アッキー)「いつも抱きかかえられてばっかりですから、新鮮で楽しいですよ?」ヒョイ

優(アッキー)「ご主人もこの姿じゃあ何も出来ませんし、まあいつもと変わらないですね」ナデナデ

P(こういうパターンもアリだとすると、益々カオスになってくる気がするぞぉ…?)

P「すまん優ッキー、嫌な予感がするから他の娘達の様子も見てくる」シュタッ

アー、ワタクシモモフモフシタカッタノデシテー モフモフズルイノデシテー

優(アッキー)「相変わらず忙しそうな人だなぁ…」

優(アッキー)「ふふ、元に戻ったらまたいっぱい撫でてもらえるよね…?」

小春?「こんにちはプロデューサーさん。…?小春ちゃんですか?嫌だなぁ、目の前にいるじゃないですか」ズイッ

小春?「これはヒョウくんだろって…、あはは、そうですよ。小春ちゃんと入れ替わっちゃったんです」

小春(ヒョウくん)「最初はビックリしましたけど、よく考えたら別に普段と変わらないかなぁ、って」

小春(ヒョウくん)「…それはそうと、ペロペロしてもいいですか?」ニコッ


聖來?「あーっ!プロデューサーさんプロデューサーさんっ」ガバッ

聖來?「こんにちは久しぶりですねっ…え?ああ違いますよ、わんこです、わんこ」

聖來(わんこ)「ご主人なら今は藍子さんになった伊吹さんと中庭で走り回ってますよ」

聖來(わんこ)「お陰で置き去りにされちゃって暇なんですよぉ…ちょっと遊んでくれません?」

聖來(わんこ)「…ほら、今の体なら、プロデューサーさんの事思い切り楽しませてあげられると思いますよ…」ペロ

>>61に先読みされたので幸子の清書ノートと蘭子のスケッチノートを摩り替えておきます

と言う訳で俺は寝る。良い子は早く寝ないと「一生ガチャからフェイフェイしか出ない」呪いにかかっちゃうぞー

先生「では課題の問3の解答を読め輿水ー」

幸子「傷ついた悪姫第二形態ーー我が名はブリュンヒルデ!」

幸子「!?」

P「…」

P「幼女にペロペロされたりナイスバディな23歳に野生のままに押し倒されたり」

P「俺が埼玉県民じゃなかったら一線越えてたね」

時子(芳乃)「お顔がベタベタでしてー」フキフキ

P「磨り減るんじゃないかってぐらい舐め回されたからな」

P「早苗さんにしこたま怒られちまったし」

時子(芳乃)「仁奈殿のお体になっていましたがー」

P「仁奈ボディじゃシメられまい、と油断したのが敗因だった…」

P「まさか片足を取ってドラゴンスクリューを決めてくるとは…」

P「まあ、幼女に馬乗りになられてお説教されるとか、ある業界ではただのご褒美なんだけどな」

時子(芳乃)「そなたの闇はとことん深いのでしてー?」

P「さて、小腹も満たされたところでどうしたものか…」

P「マキノ、泉、晶葉の「346の科学力は世界一ィィィトリオ」に頼ろうともしたんだが」

P「それぞれ志乃さん、礼子さん、友紀と入れ替わっていたとは、なんたる不運」

時子(芳乃)「皆々様、ふつかよい、だそうでしてー」

P「貴重な体験だよな、酒も飲めない未成年のうちから二日酔いの地獄を体験出来るとか」

P「って言うか飲酒アイドル勢は後日マジでお説教だな」

P「他に宛てになりそうなのは…」

P「…駄目元で呼んでみるか」パチンッ

?「お呼びですかっ?」ニンッ

ガコッ ギュムッ

?「ぎゃんっ!?」

P(開いた天井の一部から下半身だけぶら下がってる…)

P(…本当は格好良く天井から着地して参上したかったんだろうなぁ…)

?「ニンッ!?んっ、う~…!ふ、不覚っ…!」ジタバタ

P(天井からぶら下がる下半身がジタバタもがいとる…)

P「お前ももれなく入れ替わり被害者か。このツナギも見覚えあるな…」

?「P殿っ?申し訳ありません。…む、胸が閊えて…」ニンッ、ニンッ!

P「よりによってそのボディで天井裏に潜むなよ…忍者スキル完封されてるじゃねぇか」ヨイショット グイッ

?「あだだだだっ!P殿っ、引っ張らないでくだされっ胸が、胸が千切れあだだだだっ!」ツブレルッ、モゲルッ!

P「我慢しろ。このまま事務所の愉快なオブジェでいたくはないだろ?」ソイヤッ グイイッ

?「い゛だだだだだだだだっ!!」モウヤダーニンジャヤメルー

----------------------------

P「よかったな、無事出られて」

?「うぅ…本気でちぎれるかと思いましたぞ…うぅ、ヒリヒリする…」サスリサスリ

P(バスト105cmボディにインした忍者か…流石ニンジャ、あざとい。チョイスがあざとい)

雫(あやめ)「?」ニンッ?

あやめは当初入れ替わってもPにすぐ分かってもらえるように忍装束姿になろうとしてたけど雫ホボディでくのいちコスになったらトンデモ無い事になったので流石に自重したという裏話があるトカ無いトカ

ワイルドアームズの続編がいつになっても発売されないので不貞寝します

P「ところで牛忍あやめ、キャラが崩壊している泰葉を見なかったか?」

雫(あやめ)「その呼称は甚だ心外なのですが…。いえ、わたくしは見かけておりませぬ」

雫(あやめ)「何せ先程まで事務所の屋根裏に潜んでおりました故」

P「やだこの忍者、役に立たない」

雫(あやめ)「なんたるお言葉っ!?」ブンブンッ

P(腕をブンブン振って抗議しとる)カワイイ

P(まあ、腕以上に胸がブルンブルンいっちゃっとりますが)エロイ

P「閃乱○グラといい、D○Aといい、女忍者って巨乳じゃないとアカンてルールでもあるのかね」ハイチーズ

雫(あやめ)「そんな定義は聞いた事がありませぬが…ハッ、だとすると今の姿がくの一として理想の姿…?」ニンッ? カシャッ

P「そこ認めると本来の自分のアイデンティティ全面否定になるぞ」

P「まあ、くの一と言えばお色気だからなぁ。その点あやめに色気は…」

雫(あやめ)「押し黙らないで下さいっ!一思いにハッキリと、ハッキリと仰ってくだされ!」

P「色気云々以前にアホさが先立ってなぁ」

雫(あやめ)「」

P「ほら、裕子が良い例だろ」

P「歳の割りに出るトコ出てるし色気路線で十分売れるスタイルなのに」

P「そんな要素を見事に台無しにするアホキャラぶり」

雫(あやめ)「あ、アホキャラ…」

P「ちなみに同じタイプに某ブリュンヒルデさんやキャラぶれ猫娘がいます」

雫(あやめ)「」

P「キャラクターというか個性が強すぎて隠れた長所が隠され続けてしまってるパターンだな。かと言って売り出したキャラの路線がブレるとグダグダになる」

P「業界用語でそういうのを「だりーな現象」って言われてるんだけどな?」

?「なんですとーっ!」ブンッ

P「!?」

雫(あやめ)「きゃいんっ!?」ボムッ

P(危ない…とっさに身代わりの術を使わなかったらどうなっていた事か…)

詰まってぶら下がってた状況の雫あやめを脱がしてお触りしまくりたい

P「いきなりギターで殴りかかってくるとは危ないじゃないか」

雫(あやめ)「そ、その危ないことにわたくしを躊躇無く盾になさらないでくださいっ!」

P「あやめの忍タリティを信頼してこそだよ。実際見事に魔乳白羽取りでガードしたじゃないか」

雫(あやめ)「偶然そうなっただけの結果論に思えますが…」マア、シンライシテクダサッテイルノナラ…

P(ちょろすぎ4号)

P「で、そっちの中身は誰だ?」

紗枝?「プロデューサーさんを見かけたら挨拶しようとしたら良いタイミングだったみたいですねぇ」

P(着物姿で片手にギター構えてる紗枝…またまたシュールな)

P(そうだ、また和風ロックフェスやりたいなぁ…)

紗枝?「どーも、巷で評判の「だりーな現象」です!」プンスカ

紗枝(李衣菜)「って言うかみんなして裏で私のことアホだと思ってたんですかっ!?」

P「それは誤解だ」

紗枝(李衣菜)「本当ですかぁ…?」ジトッ

P「裏どころか表立ってアホだなアイツって言ってるよ」

雫(あやめ)「そう言いながらまたわたくしを盾にしないでくだされP殿っ!」アワアワ

>>82
どちらかと言うと天井裏に上ってつっかえてる乳袋をぷにぷにしたい

P「落ち着け李衣菜。ロック気取ってるくせに本格的な知識は全く無いにわかぶりがお前の持ち味だろっ?」

紗枝(李衣菜)「にわかじゃないですーっ!ほらっ、こうやってギターを叩き壊すのもロックじゃないですかぁ!?」

P「お前それよく見たら柑奈のアコギじゃねぇか。それ壊したらラブ&ピースのアイツもデス&ヘルになるぞ?」グイグイッ

雫(あやめ)「ですからっ、わたくしを盾にするのはおやめくだされP殿っ!」

P「にわかじゃない李衣菜なんて李衣菜じゃないだろ!アスタリスクのにわか担当エセロック。それが多田李衣菜というアイドルではないのかっ!?」カッ

紗枝(李衣菜)「おちょくってるのか貶しているのかどっちなんですかプロデューサーのバカァ!」ブンッ

P「両方でごぜーますよ!」

雫(あやめ)「ひゃあああっ!」

グッ ズルッ 

紗枝(李衣菜)「べにゃっ!」ビタンッ!

P「着物の裾踏んでコケやがった」

P「こ れ が ロ ッ ク か」

雫(あやめ)「た、助かりました…」

紗枝(李衣菜)「うぐっ…えぐ、ぐすっ…うぅぅぅ~…!」

紗枝(李衣菜)「うわぁぁあんっ!!なつきちー、なつきちぃーっ!!この際みくでもいいーーっ!!」ダダッ

P(ベソかきながら走り去ってしまった…)

雫(あやめ)「泣かしたですなー」ジトッ

時子(芳乃)「泣かせたのでしてー」ジトッ

P「ちゃんとフォローしておくって。…『ドジこいて泣きながら逃げるってロックだよな』、と…」 ミツザネェ!メールガソウシンサレタゾ!

P(しかし時子はともかく雫のジト目とかレアリティ高すぎるな…普段乳枕にしてもニコニコしてるような娘のこんな表情…)ハイ、チーズ

雫(あやめ)「お戯れの一環なのでしょうが、P殿は時々意地悪がすぎますぞ?」ニンッ? ピース カシャッ

P「そうやって、戯れだってちゃんと理解してくれてるんだな、流石あやめ」ヨシヨシ

雫(あやめ)「わ、わたくしは今P殿にご忠告を…あっ、あっ…」

P(将来が不安になるぐらいちょろい)

時子(芳乃)「あっという間にお顔がふにゃんふにゃんになりましてー」

暑くて寝付けなかったから眠い・・・エアコンつけて寝るわ

お腹出して寝ると翌朝首から上がアッキーになっちゃうぞ?

P「さて、あやめが蕩けたので次にいくか」

時子(芳乃)「そなたはやるだけやって後片付けをしないのでしてー」

P「ハハッ(裏声)」

P「そうだ、そろそろ目撃情報が来てるかチェックしてみるか」カチカチ

・346掲示板・

・今日のプロデューサー(7841)
・エンドカードに画太郎はズルい(12)
・ブリッツェンが凶暴すぎる件(47)
・仕事、Pへの不満part4(230)
・泰葉ボディの志希誰か知らね?(17)
・みく嫌われてるにゃ?(2)
・イチゴパスタァァァァァァァ!!(1)


P「おお、レス来てるじゃないか、どれどれ」

P「…半分以上が「なにそれ怖い」「よりによってその組み合わせ」系の書き込みだよ…」

時子(芳乃)「文明の利器でも、ままならぬものでしてー」

P「うーむ、どうしたものか…」

P「おや、あそこにいるのは…」

?「あ、プロデューサーさん」

?「プロデューサー♪」

?「ふわぁ~…」

P「ジーザス…」

時子(芳乃)「そう言いつつ、すまほのかめらを構えるのは何ゆえにー?」

?「良かった…プロデューサーはプロデューサーのままなんですね」

?「本当だよねー、安心したよ!」

?「ふわぁ…」ウツラウツラ

P「段々神経衰弱みたいな気分になってきたぞ」

時子(芳乃)「言いえて妙でしてー」

P「とりあえず…まずは一番分かりやすいところから…みりあか?」

美波(みりあ)「そうだよー☆美波さんになっちゃっても分かってくれるんだねー、嬉しいなぁ♪」ギュム

P(天真爛漫無邪気な美波…死者が出るレベルですよー)

暑い…暑すぎる。誰に断って勝手に夏になってんだよチクショウ・・・

明後日ぐらいには完結させたいトカ

?「それじゃあ、私は誰かわかりますか?プロデューサーさん」

P(両手を後ろで組んで上目遣いで覗き込んでくる…)

P(雫や拓海には劣るものの、それでも在籍アイドルトップレベルの胸元をアピールするようなポーズを取りながらあざとさを感じさせない、この無意識か意識的か見定めさせないギリギリのところを突いてくるのは…)

P「千枝だろ?」

沙理奈(千枝)「わぁ、どうして分かるんですか?他のみんなは全然わからなかったのに」

P「プロデューサーだからだよ」

時子(芳乃)「考えるのではなく、感じるのでしてー?」

美波(みりあ)「プロデューサー♪」ギュムッ

沙理奈(千枝)「プロデューサーさん♪」ムギュ

P(両手をそれぞれ取られてもうた)

P(無自覚に二人とも胸を思い切り押し付けて来ます。大人ボディにロリ枠入ると凶悪です。凶器です)

?「ほわぁ~…」ウトウト

P「ああほら2人とも。もう1人いるから。ツッコまざるを得ない絵面してる人がそこで居眠りしてるから」ババッ

P(いかんいかん、このままフヒヒしては姉ヶ崎と同類になってしまう…)

美波(みりあ)「え~?せっかく大きくなったのに~」

沙理奈(千枝)「千枝達、今は大人なんですよ…?」

P「大人と入れ替わっただけでお前達が大人になった訳じゃないからな」

P(だからダブル上目遣いはやめてくれ・・・いつまでもソレに抗えるほど賢者ではないのだよ…)

P(…もう、フヒヒでもいいかもしれない)

?「ふわぁ~…?」カクンッ、カクンッ

P(アカン、振り子のように前後にバランスよく揺れながら寝ぼけとる)

P「うぉい立ったまま寝るなこずえっ。寝るならせめてソファーにいけ」

?(こずえ)「えぇー…」スタスタスタ

?(こずえ)「ぷろでゅーさー…」ギュウ

P「わふん」

?(こずえ)「だっこー…」

P(…まあ、こずえを抱きかかえて寝かしつけるなんて何度もやってるんですけどね…?」

あい(こずえ)「ふわぁ~…」ウツラウツラ

P(このあいさん、持って帰っちゃダメかな…ちゃんとお世話するから)

あい(こずえ)「ぷろでゅーさー…」zzz

P(結局寝ちまったよ…こんな無防備なあいさんの顔初めて見るかもな…)

P(まあ、中身はこずえなんだけど。…逆パターンを想像すると恐ろしいな)

美波(みりあ)「プロデューサーっ、こずえちゃんばっかりズルいよぉ~」グイグイッ

P「引っ張るな落ちる、こずえが落ちる」

沙理奈(千枝)「こずえちゃんだけ贔屓するのはダメですよ、プロデューサーさん」クイックイッ

P「だから落としちゃうっちゅーねん」グラグラッ

P(こずえをソファに運ぼうと抱き上げたら残りの2人からこの有様であります)

P(最初はいつものようにおんぶで運ぼうとしたんだが、既に寝こけて全身から力が抜けてる状態のあいさんボディは非常に担ぎ難かった)

P「なのでこうしてお姫様抱っこで運搬しているのだが…」

美波「次はみりあー、みりあもーっ!」ギュゥゥ

沙理奈(千枝)「じゃあ、千枝はその次にお願いしますね」ギュッ

P「アトラクションではないんだが…」ヨイショット ボスンッ

あい(こずえ)「ふわぁ~…」ギュッ

P「っ!?」グイッ

PCの調子がクッソ悪いから不貞寝する・・・
何故Pではなく俺が痛い目にあわねばならぬのだ・・・

あい(こずえ)「ぶろでゅーさーも…ねるの~…」ギュウッ

P「待て待て待て待て、これはマズい流石にマズい」

P(ソファに寝かせた途端引きずり込まれて抱きかかえられた…あいさんボディの腕力には勝てなかったよ…)

美波(みりあ)「じゃあみりあも寝る~♪」ポフッ

P「ぐぇっ」メキッ

P(無邪気にボディプレスしてきますけどみりあさん…アナタ今大人ボディなのですよ)ゲホッ

沙理奈(千枝)「じゃあ、千枝も…いいですか?」ポムッ

P「もふっ」グハッ

P(いいですか、って応える前に乗っかってるじゃないですかヤダー)グェェ

P(あいさんボディのこずえに抱きかかえられた上から美波ボディのみりあと、沙理奈ボディの千枝に圧し掛かられてる…)

P(せめて、元の体なら…)

P(アカン、そっちのほうがもっとアカン)

----------------------------
P「腰が痛い…」

時子(芳乃)「お疲れ様なのでしてー」サスサス

P(誤解の無いように言っておくが、腰が痛いのは美波ボディと沙理奈ボディに圧し掛かられたからである。決してよからぬ腰運動をしたせいではないので間違えないように)

P(…もう、ゴール(間違い)しちゃってもいいかな…って思ったのも事実だけど)

時子(芳乃)「そなたー、随分お疲れなのでしてー?」

P「肉体的にはどうってことないんだが、精神的疲労がハンパ無いからなぁ・・・この騒動は」

P「…仮眠室でちょっと一休みするか」

時子(芳乃)「今日は一日、混沌極まりなき出来事ばかりでしたのでー」

P「数多の星々を導きし運命の先駆者とて苛烈なる煉獄の業火にその身を焼かれ闇色に輝きし魂はその仄暗き灯火を揺らし冥府へと誘われん(流石に少し疲れた)」

ほたる?「っ!?」ガタッ

P「同胞よ、その身に宿りし異霊の魂の在り処は存ぜぬがこの宿業、刹那に撃ち払わん。その真名今暫く虚空の闇に眠らせん(おうお疲れ様。蘭子はほたるになってたのか。すぐにこんな珍騒動終わらせるからもうちょっと我慢していてくれな)」

ほたる(蘭子)「あ、はい」

ほたる(蘭子)「えっと…お疲れ様です」

P「ククク…メタルジェノサイダー…(ちゃんと宿題してから寝るんだぞー)

時子(芳乃)「闇にのまれましてー(お疲れ様です)」


ほたる(蘭子)「…」クスン



P「駄目だ…もう眠くなってきたわ」

時子(芳乃)「そなたー、寝るならばべっどの上で、でしてー」

P「おー…大丈夫、どこぞの25歳児じゃあるまいし寝たくなったところで適当に寝たりしないから」

P「一応上着とシャツは脱いでおくか…うっわ、あちこち走り回ったりしたから汗くっせ」ポイッ

P「じゃあちょっと仮眠取るから、芳乃も適当に寛いでていいからなー」モソモソ

時子(芳乃)「ゆっくりお休みくださりましてー」

P(羊が1匹、羊が2…ぐぅ)zzz


?「ふっふー…♪)コソコソ

台風とかやめてくれよ・・・連勤なんだからさぁ・・・
夕飯代わりのラフテー入りカレーパン超旨かったからこれを励みに働くよ・・・

GANGSTAとモン娘を楽しみに働いてるよヒャッハァーー!!!

?「にゃっはっはー…お疲れみたいだねぇ。もう熟睡しちゃったよ」コソコソ

?「時子インザヨッシーは給湯室でお茶の用意中・・・つまり、今ここには2人だけ。しかもこんな無防備なキミが」

?「ふっふー♪それじゃあ、いっただきま~す♪」


ブォォーー ブォォーー

?「っ!?」

P「まんまと罠にかかったなハスハス星人」

?「あれっ、起きてたのっ?」

P「あちこち歩き回った上に行く先々でドタバタしてたからなぁ、正直気を抜いたら即熟睡出来るわ」

P「でも、お前がずっと俺の事尾行してたのは分かってたしな」

?「にゃっはっは…まんまと引っかかっちゃったって訳かぁ」モフモフ クンスカクンスカ

P「こんな簡単な罠にかかるなんて、らしくなかったな。油断でもしてたか?」

P「あと俺のシャツ返せ、志希」

泰葉(志希)「それは出来ない相談だねぇ~キミを直ハスハス出来なかったのは残念だけど、今日一日の汗がたんまり染み込んだこのシャツは戦利品として頂いていくよっ!」

P(泰葉が俺のシャツ両手で抱えて襟元咥えてモグモグしている光景なんて見たくなかったんだけどなぁ…) REC

P「逃がすと思うか?諸悪の根源を、みすみすここまで追い詰めて」

泰葉(志希)「んっふっふー、この程度で逃げられないとでも思う?」

P「…いいや、お前の事だから何か企んでいるんだろうよ。逃走手段の1つや8つ用意していてもおかしくない」

泰葉(志希)「さっすが、あたしの事よく分かってるねぇ~。んじゃ、ご期待通りに…」

P「でもな志希?」

P「逃げられる前に、逃げられなくする手段もあるんだぞ?」クイッ

ドサササササッ

泰葉(志希)「おっとぉ物理的なトラップまで用意してたなんてねぇ。でもこれぐらい…」

P(ちなみに、今紐を引っ張ったことにより予め天井に吊るして置いた篭が傾き、中身が志希目掛けて降り注いでおります)

P「ま、よっぽどトロくさくなければ避けられるだろうよ」

P「けど、お前は避けないよなぁ」

P「プロデューサー自家製、ここ1週間の激務で溜まった洗う暇も無かった洗濯物の雨だっ!お前はもうチェスや将棋で言う『詰み』なのだよ志希ぃ!」

泰葉(志希)「な、なんですとぉー!?」ニャァーーッ ドサドサドサドサ ハスハスゥーー

騒動の元凶とのラストバトル。ぴにゃこら太と入れ替わった幸子とか杏のぬいぐるみと入れ替わった輿水とかシメジと入れ替わったさっちゃんとか書きたかったけどダラダラ続けるのもアレだよなぁ

暑いので寝る。雇い主の事故相手はほぼ無傷だったがキチり気味のクレーマー親子だったらしいので弁護士に丸投げしたそうな。
被害者の言い分を鵜呑みにすると「停止から発進2.3秒で時速50キロを超える車」があるらしい。
そして時速50キロでぶつけられてかすり傷1つつかない小学生もいるらしい


凄いね

P「どうだ、日頃の激務の結晶。汗と涙とスタドリの染み込んだ良い歳こいた男の衣服地獄は」

泰葉(志希)「ぷはっ…!むっふ~、ちょっとは驚いたけど、この程度であたしをどうにかしようなんて…」

泰葉(志希)「どうにか、この程度でどうにかしよう、なん、て…」ウズウズ プルプル

P(1週間前のシャツ両手で掴んで思い切り鼻に押し付けながら強がられても…)

P(あと、それを泰葉の体でやられるのは直視に耐えないんですが…)

泰葉(志希)「にゃふっふーっ!こんな程度でっこんな程度でぇぇ!」ハムハムモフモフ モキュモキュ

P(散乱した衣服をかき集めて埋もれだした…)

P(これ、アレだ。ハムスターの巣作り光景だ)

泰葉(志希)「にゃっふー!んふーっ、んふーっ!」モゾモゾ クンスカクンスカ

P(すっげぇ興奮してトリップしてる…これ、逆に捕まえられなくね?)

泰葉(志希)「悔しいっ、でも興奮しちゃう!」ビクンビクンッ

P「結構余裕そうじゃねぇか」

P「ほれハスハス。観念して白状しろ。どうしてこんなことした?っつーか元に戻せ。これじゃあ仕事にならん」

泰葉(志希)「ハスハスーッハスハスゥゥーーっ!!」ハァハァ ゴロゴロゴロゴロ

P(聞いちゃいねぇ…目一杯俺の服抱え込んで転がりまわってやがる…)

P(この光景、泰葉本人が見たら一生ハイライト消えそうだな…)カシャッ

P「おい、話を聞け。そして服を返せ。洗ったらまた着るんだからな、それ。嗅ぐな舐めるなしゃぶるなスカートの中に入れるな」

泰葉(志希)「ハスハスっ!ハスハスっ!」モフモフスンスンモゾモゾスリスリ

P「…ファブリーズするぞ」チャキッ ミツザネェ!

泰葉(志希)「にゃーっ!それはストーップ!!そんなことしたら折角ここまで熟成されたスメルが台無しになっちゃうよ~!」

P「自分の服と匂いで狂喜乱舞してる担当アイドルを眺めていなければならない俺の気持ちも考えろ」

泰葉(志希)「はふぅ…思わずトリップしすぎちゃったよ。こんな上物久しぶりだったからちょっと興奮しすぎちゃったみたいだねぇ~」

P(数秒前までアヘ顔でラリってましたがな、アンタ)

P「さぁ、どうしてこんな事をした。お父さん怒らないから言ってごらんなさい」

泰葉(志希)「にゃっはっは~、それって絶対怒られるパターンだよねぇ」

P「せやね」

泰葉(志希)「怒られるのは嫌だし~…黙秘権っていうのは?」

P「ファブリーズその口にねじ込んでゼロ距離噴射してやろうか」

泰葉(志希)「にゃっはっは…目が笑ってないから本当に怖いよ~?大事なアイドルなんだから大切にしてよ~」

P「お前の所業で他の大事なアイドルたちが大勢カオスな事になってるんだが?」チャキッ

泰葉(志希)「それは不可抗力、って言うか事故だよ~、あたしのせいじゃないってば」

P「ほほう?」チャキッ

泰葉(志希)「ちょっ、本当だって!だからその手のファブリーズは一旦置いて、ね、ね?」

P「デタラメこいてるとファブリーズからゴキジェットに変わるからな」

泰葉(志希)「やめてくださいしんでしまいます」

P「なら吐け。あ、毛玉じゃなくて自白しろって意味だからな」

泰葉(志希)「みくちゃんじゃないんだから吐かないって、そんなの」

P(流石にみくも毛玉は吐かないと思うが)

菜々(前川)「カッ、カッ! ぺっ、ぺっ…うぅ~…喉がイガイガするにゃあ」


泰葉(志希)「ホントはねぇ、中身が入れ替わるなんてトンデモなクスリじゃなかったんだよ」

泰葉(志希)「いつも通り良い感じにトリップできる匂いを調合してたんだけどさぁ」

泰葉(志希)「ついつい夢中になって徹夜続きになっちゃってねぇ」

泰葉(志希)「んで、眠気覚ましにとちひろさんから貰ったスタドリでも飲もうとして…」

泰葉(志希)「調合途中のクスリの上にバシャーッて」ニャッハッハー

P「ほう」チャキッ

泰葉(志希)「待って待って!それぐらいでこんな事にはならないってば!確かに緑色の煙とか立ち始めてヤバいなぁ~って思ったから何かで蓋しようと思ってさぁ」

泰葉(志希)「事務所で手ごろに何か被せられるようなもの無いかなぁ、って探してたら丁度良いモノがあったからビチャッ、て」

P「…何をぶっかけた」

泰葉(志希)「イチゴパスタ」

P「便利だなぁイチゴパスタ!」

P「要するにアレか、今回の騒動は志希の怪しいクスリ+ちひろのスタドリ+橘さんのイチゴパスタによる暗黒錬金術って訳か」

泰葉(志希)「Exactly(そのとおりでございます)」

6連勤は疲れるさね・・・寝る。
明日には完結させたいにゃあ・・・まだ二期14話見てねぇよ、まゆぅ・・・

泰葉(志希)「いやぁ~、まさか会社全体にまで広まるとは思わなかったよ~」ニャッハッハッ

泰葉(志希)「で、バレたらどうせ怒られると思ったからさ~」

P「だから逃げてた訳だ」

泰葉(志希)「バレないと思ったのになぁ…ねぇ、いつからあたしがずっと後を付けてたって気づいてたの?」

P「ずっと誰かに見られているような気配はしてたんだけどな、決定的だったのはコレだ」スッ

泰葉(志希)「ん~?ネットの掲示板?」

P「目撃情報を募ってたんだよ。そしたらコレだ」


『泰葉さんなら、Pさんの後ろに居ますよ』


P「最初は怖っ!って思ったけどな」

P「そりゃ、自分を追いかけている相手を逆尾行していればある意味一番安全だもんなぁ」

泰葉(志希)「で、疲れて帰ってきて仮眠室で力尽きたってフリをしてたプロデューサーにまんまと誘き寄せられちゃった訳かぁ~」

P「そろそろハスハス成分が不足して来る頃合だろうと思ってたしな。普段のお前ならこんな露骨な罠にかかったりしなかったろうに」

泰葉(志希)「にゃっはっは…してやられちゃったねぇ~」

P&泰葉(志希)「「AHAHAHAHAHAHAHA」」

泰葉(志希)「では、そういうことで」

P「んな訳いくか」ガシッ

P「この騒動が偶然の産物によるものだとすると、元に戻す方法は知らなさそうだよなぁ」

泰葉(志希)「は、離してくれたら全力で解毒薬作るよ~…?」ダラダラ

P「信用ならん」

泰葉(志希)「酷いっ!アナタの大事な大事なアイドルなのにっ」メソメソ

P「今まで自分がしでかして来た罪を数えろ」

P「まあ安心しろ。今お仕置きしても被害は泰葉の体に及んでしまう。それは避けるべきだ」

P「だから…元に戻ってからギルティすることにする」パチンッ

時子(芳乃)「でしてー」ガチャッ

雫(あやめ)「ニンッ…ニンッ!?」ガッ

P「芳乃、志希を拘束、後にきらりんハウスに隔離」

時子(芳乃)「御意のままにー」

P「あやめは…後でまた引き摺り下ろしてやるから、ちょっと待ってろ」

雫(あやめ)「か、かたじけありませんっ!ふんっ、ふんっ!ぬ、抜けない…」プラーン

泰葉(志希)「えっ、ちょっ・・・マジ?ほら、よくあるパターンじゃない?志希ちゃんだけは何だかんだでお仕置き逃れてにゃっはっはー、ってさぁ」

P「他所は他所、ウチはウチです」

時子(芳乃)「誰もが一度は母君から言われたことのあるお言葉でしてー」

P「安心しろ。レアメダルにされるよりかはマシな筈だ」

泰葉(志希)「にゃあ~っ!へるぷっ、へるぷみーっ!!」ズルズル

時子(芳乃)「さあさあ、しまっちゃうのでしてー」ズリズリズリズリ

翌日

P(1日経ったらみんな元に戻った…正直いつまで効果が続くか分からなかったので不安だったので本当に安心した)

P(今回の騒動の原因達には相応のペナルティを課すことになった)

P(まずは千川ちひろ。彼女には罰として1週間デスクの下で事務仕事をしてもらうことになった)

P(机の下住人の気持ちになるでごぜーますよの刑だそうだ。そのせいで森久保が居場所を奪われてしまったので仕方なく俺のデスクの下に居させている)

P(あくまで仕方なく、である。ちかたないよね)

P(続いて暗黒物質(イチゴパスタ)を放置していた罪に問われた橘さんだが)

P(ドリーム対決花火大会の掛け声編の例の謎の自己紹介光景をゴールデンタイムに放映する事で放免になった)


P(そして、諸悪の根源ハスハスであるが…)

ちひろ「そろそろ志希ちゃんを開放してあげても良いんじゃないですか?プロデューサーさん」

P「まだお仕置き部屋に入れてから1日しか経っていませんよ」

ちひろ「熱海ちゃんと二人きりで狭い個室に監禁刑なんて、思いつくことが鬼畜ですよね…」

P「橘さんの体で小学校行って人生2週目プレイを満喫していた金の亡者に鬼畜呼ばわりされるのは心外ですな」

P「それにちゃんと志希は両手両足を縛ってありますし目隠ししていますから大丈夫ですよ」

ちひろ「それ絶対人には見せられないことになりません!?」

P「本当は全身にシロップぶちまけてブリッツェンと二人きりにさせるつもりでしたが」

ちひろ「そういうのは薄い本でやってください」

P「ウィ」

ちひろ「しかし…本当に大変な一日でしたね、昨日は」

P「まだ入れ替わりの影響が残っている娘が何人もいますしね」

P「雫は天井裏に上りたがるし」

P「凛は時々「ブモッ」って言っちゃうし」プッ

ちひろ「雪美ちゃんは時々プロデューサーさんのこと持ち上げようとしますし、きらりちゃんは不意に無表情になっちゃいますし・・・」

P「泰葉はやたら俺に刷りついて匂い嗅いできますし、まゆは昼食にポテチなんて食べてますし…」

P「前川は何故か菜々さん相手にぎこちないし、李衣菜はにわかだし、かな子は中までチョコたっぷりだし…」

ちひろ「一部今回の騒動と関係ない風評が混ざってますね」

ガチャッ

時子「…いたわね」

ちひろ「あ、その声は時子ちゃん?おはようございます」

P「おぅ、本物の時子か、1日ぶりだな」

時子「…ちひろはそんなところで何やってるのよ」

ちひろ「あはは…聞かないで下さい」

P「で、どうした?時子は今日オフだろ?」

時子「貴方に聞きたいことがあったのよ。わざわざこうして出向いてあげたのだから感謝なさい」

P「聞きたいこと?最近買ったゲームは「龍が如く0」だが」

時子「知っちこっちゃあないわよ、そんなもの」

時子「本当は昨日のちに問い詰めたかったのだけれどね」

時子「志希のせいでそれどころじゃなかったから」

P「割と気を使うよなあ、時子って。女王キャラの癖に」

時子「アァン?」ギロッ

P「めんご」

時子「チッ…まあいいわ。で、聞きたいのだけれど」

P「何なりと」


時子「昨日は目が覚めたら芳乃の体だったのだけれど、どうして貴方の部屋で目が覚めたのかしら?」

ちひろ「は?」

P「え、なんだって?」

時子「それで誤魔化せると思ってるのかしら?」スチャ

P「時子、それ鞭ちゃう、それは法螺貝や」

時子「何故か荷物の中に入っていたのよ。豚の頭カチ割るにはピッタリよねぇ」

P(いかん、ここにいたら殺られる…)ススッ

ポンッ

P「?」 ガチャッ

早苗「ハァイ」 

P「oh…」テジョウガ…

時子「言い残すことは?最後にそれぐらいの慈悲は与えてあげるわ」

P「……イ」

時子「アァ?」

P「アニメ第2期よしのんボイス入りバンザーイ!!」

時子「幻聴聞いてるんじゃないわよこの豚ぁ!」バキッ



芳乃「今日はお帰りが遅いのでしてー…」ションボリ


その後Pへのペナルティとして1日中熱海にワキワキされ続けた志希の前に四肢を拘束された状態で差し出されるという処罰が下されたが、それはまた別のお話・・・

ちひろ「それ、むしろご褒美なのでは…?」

とりあえずこれで完です。色々ゴタついててこんな時間かかっちまったよ・・・
アニメ2期も始まりましたねえ、まさかOPを芳乃がソロで歌うとは・・・。

志希にゃんの逆襲を受けてデロデロにされるPとかも書いてみたいトカみたくないトカ・・・


オツカーレ

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