ガイル×SAOの俺です
そっち書けやとか叩かれる気がしてならないけど、ふとにょた八幡を書きたくなったので許して。
尚、失踪の可能性大
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「どういう事だ……」
「まー、なっちゃったからには、どうすることもできないんじゃない?」
「いやそうだけどさ」
我ながら、随分と呑気な気がするが、取り乱したところでどうとなる訳ではない。
あ、どうも八幡です。朝起きたら女になってました。
別に魔法をかけられた訳でも、人体改造をされたわけでも、変な薬を飲まされた訳ではない(と思う)んだが、ともかく簡潔に言うとするならば、目が覚めたら女になっていた。
身長は男の時よりも10cm程縮み(とは言えど、男の時に175cmだったから、充分デカい)、体つきも女のそれだ。遠目で見ても、男だと間違えられる事は無いだろう。
顔は、自分で言うのも何だが、中々可愛いと思う(目以外)。詳しい事は面倒臭いから各自のご想像にお任せするが。
髪は肩辺りまで伸びていて、アホ毛は比企ヶ谷家の遺伝子によってか、女になっても健全だ。正直要らねぇんだけどな。
補足、胸は雪ノ下程の鉄板っぷりではないが、全国平均と比較すると小さめな気がする。全国女子高校生の平均胸囲数値なんて知らんが。
以上、説明終わり。
「ほんと、どうしたもんかなー……」
「さぁねー」
八幡 「とりあえず、平塚先生辺りにでも連絡するか」
小町 「平塚先生って、担任の先生の?」
八幡 「そうか、小町には話してなかったっけか……。部活の顧問の先生だよ」ルルル
平塚 「もしもし、比企谷か?」
八幡 「はい、朝早くすいません」
平塚 「……? 私の知っている比企谷は男なんだが、妹さんか何かか?」
……まぁ、そうなるわな。
八幡 「いや、俺は比企谷八幡ですよ。ただ、ちょっと面倒な事になりまして」
カクカクシカジカ
平塚 「ふむ……にわかには信じられん話だが、お前の事だ、嘘では無いんだろうな」
あれ、案外あっさり信じたな。もっと手間かかると思ってたが。
平塚 「それで、学校はどうするつもりだ? 制服だの何だの、買い換えなければいけない物が多くあるが」
八幡 「まぁ、そこは親と相談しますよ。俺一人でどうこうなる話じゃあないんで」
と言うか、それ以前に戸籍とか書き換えなきゃいけないんだけどな。面倒臭ぇ……。
平塚 「うむ、いい判断だ。それじゃあ、もう少し話を聞きたいところではあるんだが、生憎仕事が残っててな。また困ったときは素直に相談してくれ」
八幡 「はい、ありがとうございました」ブツッ
小町 「どうだった?」
八幡 「とりあえずは報告だけ、ってとこだな。俺達だけじゃどうしようもならん事ばっかだし、親が帰ってきてからじゃないと何もできん」
小町 「そっかー、母さんにメール送っとこうか?」
八幡 「いや、どうせ送ったところで携帯なんぞ見ないだろ、あの人は。ってか父さんには送らんのな」
小町 「第一にメアドを知らないからねー」
可愛そうな父……。
小町 「ところでさー、服とかどうするの? そのパジャマも結構ブカブカだし、男物とか着れなくない?」
八幡 「今日はとりあえず母さんのを借りるしか無さそうだな。小町のじゃ小さすぎるだろうし」
小町 「ぐぬぬ、さり気無い高身長アピール……」
まぁ、女にしてはデカいんだろうな、170cm代は。5cm縮んだと言えど、小町との身長差は結構あるし。
八幡 「母さんも身長高い方だし、服のサイズ丁度いいだろ。なんか適当にTシャツとズボン引っ張り出してくるか」
小町 「下着とかどうする?」
八幡 「うわ、下着か……、どうすっかな」
小町 「うーん……しょうがない、今日だけ小町の貸してあげるよ」
八幡 「おう、サンキュー」
小町 「べ、別にお礼を言って欲しいとか、そういうのじゃないんだからねっ! お兄ちゃんが可愛いから、仕方なく貸してあげるだけなんだからねっ!」
八幡 「なんだその安っぽいツンデレは……」
てか誉めるなら素直に誉めろよ。
八幡 「着れたぞ」
小町 「お疲れ様ー。んで、下着ちっちゃかったりする? 身長差からして、サイズが合わないのは明確だけどさ」
八幡 「おう、ちょっとケツに食い込むが、別に問題は無いぞ」
小町 「そっか、なら良かった。胸も苦しかったりしない?」
八幡 「生憎、苦しくなる程の胸がないからな、大丈夫だぞ」
小町 「ははは……何も言い返せない自分を情けなく思うよ」
このSSまとめへのコメント
続きよみたいな(>_<)
頑張れ