京介「うっわ。やべえ・・・俺傘持ってねえよ。くそ!お袋から買い出し頼まれて行った矢先に・・・」
京介「天気予報大外れじゃん!!雨マークついてなかったぞ!!」
京介「自分は濡れてもいいがなあ・・・ん?」
京介「なんだ桐乃か。」
桐乃「なんだって何よなんだって。」
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桐乃「あんたの為にわざわざ傘持って来てやったのよ。」
京介(はいはいムカつく言い方アザース)
桐乃「・・・?あ、ああああ!?」
京介「?」
桐乃「あ、あたしの分しか持って来てなかった・・・」
京介「ぶほぉっwwwwwだwwwwせえwwww」
桐乃「う、うるさい!あたしだってミスするわ!!」ボコ!
京介「あ痛痛。」
桐乃「仕方ない。あたし の傘に入る。」
京介(・・・あいあいがさ?)
ビュー・・・ビュー
桐乃「ああ!もう!!風強すぎるんですケド!!」
京介「まあ頑張れ頑張れwwww」
桐乃「あんたさぁ、少しはか弱い妹を助けたりしようとしない訳?」
京介「?か弱い?何の事かな?」
桐乃「〜〜〜〜〜!くっそうっざぁあああああ!!!」
バキッ・・・
2人「あっ・・・」
桐乃「・・・お陰でこのザマ。偶然公園に屋根ある遊具あったから良かったものの・・・」
京介「まあまあ、過ぎた事は仕方ない仕方ない。」
桐乃「て言って何分経ったと思う?」
京介「60分だな。」
桐乃「分かる!?あんたのせいでこうなったんだから!!そもそもあんたがちゃんと準備万端ならあたしが来る必要無かったのよ!!」ユサユサ
京介「だー。お前だってカッパかなんか持ってくりゃ良かったじゃねえか」
桐乃「まさかこんな粗大ゴミ担いで帰るとは思いもしませんでしたよはい!!」
京介「おい!俺粗大ゴミてそらねえよ!!」
桐乃「あったりまえじゃん!!人不幸にさせる粗大ゴミだよあんたは!!!」
京介「はいー?俺は一度もそんな事ありませんでしたよー?」
桐乃「何回もあります〜!この前なんか・・・」
桐乃「はあ・・・本当最っ悪!!」
京介「・・・」
桐乃「・・・」
京介「ひひ」ニッ
桐乃「何笑ってんのチョーキモいんですケド。」
京介「いや?ただお前とこんな二人っきりってのもそうそう無いなと思って・・・」
桐乃「・・・」
京介「昔のお前と一緒にじゃれあってたのを思い出してたんだ。」
桐乃「おいロリコン。」
京介「酷っ!!ちょっと!?」
京介「確かにお前子供ん時はすっげえ可愛いかったよ。うん。」
京介「今でも十分くっそ可愛いんだよくそっ。」ボソッ
桐乃「・・・」
桐乃「やっぱあんた重度のシスコンだね?」
桐乃「お陰であたしも重度のブラコンになっちゃったよハァ・・・」ボソッ
京介 桐乃(だから気まずいんだよ・・・)
桐乃「なんとか雨止んで良かったあ。」
京介「これでやっと帰れるな。もう夕方だ。」
テクテク・・・
桐乃「なんであたしにくっつくの。」
京介「えー?なんとなく。」
桐乃「・・・もう傘の中はいる必要無いからいいでしょ。」
京介「俺の自由だよ。」
桐乃「割とマジでキモいからやめてくんない?」
京介「(・ω・)」
桐乃「まあ・・・」
桐乃「手を繋ぐぐらいなら・・・その・・・許す・・・・」
京介「じゃあそれで我慢するわ」ギュッ
桐乃「・・・バカ兄貴の手・・・あったかい・・・」
京介「・・・・・」
京介(やっぱ俺の妹はこんなに可愛いわけが・・・いや可愛いな。)
あやせの場合〜
あやせ「あ、お兄さん。こんにちは。」
京介「あやせ。お前も来てたのか。」
あやせ「はい。今から帰ろうと・・・てお兄さんまさか傘・・・」
京介「ない」(キリッ
あやせ「はあ。濡れたら風邪ひきますよ。仕方ありませんね。私が傘・・・て一本だけか・・・」
あやせ「すいませんね。少し狭くて・・・」
京介(いやいや、俺にとってはあやせたんとの愛愛傘というご褒美でだな・・・」
あやせ「お兄さん?声が漏れてますよー?」シャキ
京介「わーさすがあやせさん護身用のナイフ持ってんだー」
あやせ「ず、随分激しくなりましたね・・・」
京介「これじゃ家に辿り着かねえーー。」
あやせ「やむを得ません。私の家が近くなのでそこに今日h
京介「え?マジで?よっしゃキタァァ!!あやせたんの部屋ハァハ
バキッ
あやせ「お兄さん?くれぐれもいかがわしい行動はしてはいけませんよ?したら・・・」
京介「分かった分かったまずそのロケットランチャー置け。落ち着け。」痛いよー ヒリヒリ
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