勇者「よろしくお願いします」魔王「此方こそ」 (51)

王様「魔王殿にはお手紙を出しましたので」

勇者「私も先日。魔王さんの所に行って契約書にサインし、打ち合わせもして来ました。怖い人じゃなくて良かったですw」

王様「まあ、旅の途中で倒れたら元も子もありませんがw」

勇者「やめてください。縁起でもない」

王様「すみません」

勇者「それでは、必ずお役目を果たします」

王様「此方で面接した皆さんが居ますので、協力してくださいね」

勇者「ありがとうございます」

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格闘家「格闘家です。趣味は本を読むことです。最近の関心を持った出来事は邪神の涙会見です」

魔法使い「魔法使い……です……趣味はスポーツ……関心……大きな橋が出来たこと……」

僧侶「僧侶です。趣味といいますか……神様へのお祈りは欠かしません」

勇者「私以外女性とは、緊張しますねw」

僧侶「とりあえず、準備をしてから出かけましょうか……後、お祈り」

勇者「お祈りはともかく……準備は私の方でしておきました。皆さんは?」

格闘家「自分も問題ありません」

魔法使い「私も……」

僧侶「お祈り……」

勇者「……教会に寄ってから行きますか」

町の外。

勇者「とりあえず東の街に行きましょうか」

格闘家「勇者様。前方から魔物の皆さんが」

スライム「どうも。一応、リーダーのスライムです」

勇者「初めまして」

スライム「襲いかかってもいいですか?」

勇者「どうぞ」

スライム「それでは……」

スライム達が現れた!

スライムA「素早さ的に格闘家さんからですね」

格闘家「はい。行きます」

格闘家の攻撃。スライムBに5のダメージ。

スライムB「お見事!」

スライムBを倒した。

スライムA「次は勇者さん、魔法使いさん、私、
僧侶さん……ですかね」

勇者「行きます……てや!」

勇者の攻撃。スライムCに4のダメージ。

スライムC「お見事なお手並み!」

スライムCを倒した。

スライムA「私の番ですね。勇者さんに攻撃します」

スライムの攻撃! 勇者に2のダメージ。

魔法使い「私の番……火炎……」

魔法使いの火炎! スライムAに10のダメージ!

スライム達を倒した!

勇者達&スライム達「「ありがとうございました」」

旅の心得

礼を忘れるべからず。

スライム「まあ、こうなりますよねw」

勇者「経験値ありがとうございます」

スライム「いえいえ。私たちらこの辺りをうろうろしてますので、経験値を稼ぐなら是非」

勇者「ありがとうございます」

スライム「後、この先は少し強くなりますので気をつけてくださいね」

勇者「はい。わざわざありがとうございます」

東の街

勇者「着きましたね……おや」

盗賊ボス「おや、勇者様ですか」

勇者「初めまして」

盗賊ボス「初めまして」

勇者「私は旅の途中でして……」

盗賊ボス「私はここを襲う予定ですので打ち合わせと挨拶回りに」

勇者「ああ。そうですか」

盗賊ボス「宿で休んで頂くと攻め込みますので、準備は怠らないでください」

勇者「レベル上げした方が良いかな……」

盗賊ボス「それでしたら、私達はそちらに合わせますので、ごゆっくり」

勇者「ありがとうございます」

盗賊ボス「いえいえ……私。最初の敵にしては強いので、正体は魔物ですし」

勇者「なんと」

盗賊ボス「ふふふ。それでは失礼します」

勇者「はい。それでは」

レアスライム「初めまして」

勇者「初めまして」

レアスライム「奇襲……先制攻撃よろしいでしょうか」

勇者「どうぞ」

レアスライム「ありがとうございます。後、私を倒すと高めの経験値が入りますので」

勇者「わざわざご丁寧に」

レアスライム「では」

レアスライムが現れた!

レアスライム「さようなら」

レアスライムは逃げ出した!

勇者「さようなら」

旅の心得

仕様です。

勇者「これぐらいにしておきましょう」

格闘家「そうですね」

魔法使い「MPが無い……」

僧侶「お祈りの時間ですし……」

勇者「町に戻りましょうか」

町へ

住人「盗賊ボスさんが襲撃ひ来れなくなったらしいですよ」

勇者「え?」

住人「帰る途中に子供を助けて大怪我をしたそうです……あんなに楽しみにしてたのに」

町長「……困りましたな」

勇者「……私がお見舞いに行って来ても良いですか?」

町長「おおっ……勇者様なら盗賊ボスさんもお喜びになられるでしょう。花束と果物のお詰め合わせをお持ちください」

勇者「すみません」

見張り盗賊「? 落とし物ですか? それとも道に迷いましたか?」

勇者「いえ。盗賊ボスさんのお見舞いに……私たちは勇者のパーティでして」

見張り盗賊「わざわざご丁寧に……少し時間を頂けますか?」

……。

見張り盗賊「どうぞ。ボスがお待ちです……スリッパをどうぞ」

勇者「これはご丁寧に」

盗賊ボス「せっかく来て頂いたというのに、こんな見苦しい姿で申し訳ないです……ボスとして戦うことも出来ないことをお許しください」

勇者「いえ……僧侶さん」

僧侶「あなたは神を信じますか?」

盗賊ボス「生まれて今まで祈りを欠かしたことはありません」

僧侶「素晴らしい」

勇者「僧侶さん」

僧侶「光よ。この者を癒したまえ……」

盗賊ボス「おお。見る見るうちに痛みが引いていく……」

僧侶「自然治癒の促進を促しただけですので……一瞬で治すより、時間をかけた方が身体には負担は少ないですから」

盗賊ボス「しかし……勇者様のパーティと戦うのが私の仕事でーー」

勇者「ボスとしての仕事より、ご自身のお身体を労って下さい」

盗賊ボス「……わかりました。今は早く身体を治して盗賊の仕事に戻りたいと思います」

勇者「皆さんが悪さをした頃にまた戻って来ますので」

盗賊ボス「ありがとうございます……後、これを……本来なら私を倒して手に入れて貰う鍵なんですが」

勇者「ああ。これで山にある砦の門を開けられるのですね」

盗賊ボス「あそこを越えないと次の街に進めませんから」

勇者「ありがとうございます。それではお大事に」

盗賊ボス「良い旅を」

格闘家「お大事に」

魔法使い「……お大事に」

僧侶「良いお祈りを!」

魔王「……」そわそわ

魔王「……!」ちらちら

側近「魔王様。勇者殿はまだかと」

魔王「……そうですか。順調そうですか?」

側近「今、山を越えているところです」

魔王「……あそこに配置した四天王は大地の魔人さんでしたか」

側近「はい。今頃勇者殿を歓迎する準備でもしている頃でしょう」

魔王「そうですか」

側近「はい」

魔王「……」

側近「……」

魔王「……」そわそわ

魔王「……」ちらちら

側近「魔王様」

魔王「わかっています」

酉を間違えていました。こちらでいきます。

大地の魔人「えーと、その宝箱はこっちに、正面から開けようとすると落とし穴……っという感じで」

大地の魔人「ミミックさん。その宝箱の間に入って貰えますか?」

大地の魔人「道を切り替えるスイッチはわかりやすく……そうですね。白骨死体のレプリカと遺書を置きましょう」

大地の魔人「私の部屋の前には回復の魔法陣と発動することで、入り口と直通ができる魔法陣を設置しましょう」

大地の魔人「こんなところでしょうか……それでは皆さん。今日も頑張っていきましょう」

大地の魔人「ご安全に!」

魔物達「ご安全に!」

1〜2レスしか更新しない場合はsageで行きます。

格闘家「……ぜえ……ぜえ……」

勇者「大丈夫ですか、格闘家さん」

僧侶「日頃からお祈りしないからですよ?」

格闘家「……昔から本しか読んでなかったので……普通の道ならともかく……山道は……」

魔法使い「~♪」

勇者「魔法使いさんは大丈夫そうですね」

僧侶「お祈りの成果ですね」

魔法使い「祈ってはいないよ……昔から……山で良く遊んでいた……」

勇者「あそこに小屋がありますね。休めるようならやすみましょう」

〜小屋〜

僧侶「魔法使いさん喉が渇きませんか? お水ならありますよ?」

魔法使い「ありがとう」

僧侶「格闘家さん。汗を拭いてから寝て下さいね」

格闘家「……」

僧侶「もう、仕方ないですね……私が拭きますから」

〜小屋の外ー

勇者(僧侶さんは面倒見が良いですね)

勇者(……男は自分だけて後は女性で最初はどうなるかと思いましたが)かきかき

勇者(良い人たちばかりで上手くやっていけそいです……っと)かきかき

〜次の日〜

朝の始まりは体操から、まだ起きたばかりの体に新しい空気と力を取り入れましょう。

体操が終わったら挨拶。1日の始まりですのでしっかりと!

勇者「おはようございます!」

全員「おはようございます!」

勇者「旅が始まってまだそんなに日が経っていないですけど、皆さんのお陰で大きな怪我もなく旅は順調です」

勇者「前衛は私と格闘家さん。後衛は魔法使いさんと僧侶さん。魔法使いさんは状況を見て前衛と後衛を切り替えて下さい」

魔法使い「はい」

勇者「なるべく指示は出しますが魔法使いさんの判断で構いませんので、万が一の時は私たちが失敗にさせませんから」

魔法使い「はい」

勇者「今日も安全最優先でよろしくお願いします……他に何かありますか?」

全員「……」

勇者「それでは今日もご安全に!」

全員「ご安全に!」

勇者「大きな岩が道をふさいでますね」

僧侶「勇者様。此方に洞窟が……上手くすればそのまま山を下りられるかと」

格闘家「……まだ歩きますか。そうですか」

魔法使い「探検は……好き」

『洞窟内は薄暗くなっております。足下にご注意下さい』

『雨の日は床が大変滑りやすくなっております。足下にご注意下さい』

勇者「行きましょう。灯は魔法使いさんにお願いしますね」

魔法使い「……任せて」


勇者「てや!」

ゴブリン達を倒した!

ゴブリン「参りました」

オーク「相当レベルを上げたようですね」

勇者「まあ……それなりに」

オーク「勇者さん達がいくら強くても戦いを挑むのが我々の仕事ですが……こうなるとお互い大変ですね」

勇者「いえいえ」

ゴブリン「私たちは次の階で待ち伏せしなくてはならないので、これで」

勇者「……」

僧侶「……勇者様?」

勇者「これを見て下さい」

僧侶「レバー……ですか?」

勇者「この遭難者の方の遺書によるとこれで通路がある一定の法則で切り替わるようです……」

魔法使い「……私には無理……魔法以外で考えるのは苦手」

格闘家「私に任せて下さい! パズル系は得意なんです!」

勇者「わかりました。正解以外の道も調べたいのですが」

格闘家「任せて下さい!」

勇者「格闘家さんのお陰で助かりました」

格闘家「あはは……こんな時にしか役に立てませんので」

僧侶「……勇者様」

魔法使い「凄い魔力を感じる……」

勇者「……行きましょう」

全員「はい!」

大地の魔人「……人は大地から離れることは出来ない」

大地の魔人「それは大地から常に守られている……と同時に大地の恐怖からは逃げられないという事だ」

大地魔人「勇者よ」

大地の魔人「貴公が同じ地を踏む限り、この大地の魔人には敵わない、という事を知るが良い」

ゴブリン(やった! 噛まずに言えましたね!)

オーク(やりましたね!)

大地の魔人(皆さんのお陰です)

大地の魔人「行くぞ勇者よ!」

勇者「……!」

大地の魔人「よろしくお願いします」ぺこり

勇者「よろしくお願いします」ぺこり

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